JP2004504687A - 光走査デバイス及びこのような走査デバイスを含む光再生器 - Google Patents

光走査デバイス及びこのような走査デバイスを含む光再生器 Download PDF

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Abstract

本発明は、光軸(41)を有する対物レンズ(45)を含む光走査デバイス(15)に関する。走査デバイスは、対物レンズを少なくとも光軸と平行な方向に変位させることができるアクチュエーター(57)を含む。アクチュエーターは、磁気ユニット(61)及び磁気ユニットと協働する電気コイルユニット(63)を含む。本発明に従って、磁気ユニットは、その全体において、光軸に垂直なX方向に平行な方向で見たとき、コイルユニットの隣及び外側に位置決めされ、コイルユニットの一部分(95、97、101、103、107、109)は、磁気ユニットの漂遊磁界(113、117)中に存在する。結果として、コイルユニット及び対物レンズを運ぶ走査デバイスの動く部分の寸法及び質量を、比較的小さく保つことができる。

Description

【0001】
本発明は、光学的に走査可能な情報担体の情報層を走査する為の光走査デバイスに関し、その走査デバイスには、放射源、動作中に放射源によって供給される放射ビームを情報層における走査スポットへ収束させる為の光軸を有する光学レンズ系、及び少なくとも光軸に平行な方向において走査デバイスの静止部分に対してレンズ系を変位させることができるアクチュエーターが提供され、アクチュエーターには、レンズ系に対して固定された位置に配置される電気コイル系、及び静止部分に対して固定された位置に配置される磁気系が提供される。
【0002】
本発明は、また、光学的に走査可能な情報担体の情報層を走査する為の光走査デバイス(前記走査デバイスには放射源が提供される)、回転軸のまわりに回転することができるテーブル(テーブルには情報担体を置くことができる)、動作中に放射源によって供給される放射ビームを情報層における走査スポットへ収束させる為の光軸を有する光学レンズ系、及び、レンズ系を走査デバイスの静止部分に対して少なくとも光軸に平行な方向で変位させることができるアクチュエーター、及び、少なくとも走査デバイスのレンズ系を、回転軸に対して主として放射方向に変位させることができる変位デバイスを含む光再生器にも関する。
【0003】
開始の段落で述べたタイプの光走査デバイスは、米国特許第5,657,172号から知られている。既知の走査デバイスを適切に使用して、例えばCDを読み取る及び/又は書き込むことができる。アクチュエータによって、走査デバイスの静止部分に対する情報層の位置の逸脱にもかかわらず、レンズ系と情報層との間に存在する距離は、できる限り一定であり、放射ビームを、できる限り正確に情報層に収束させるように、走査デバイスのレンズ系を、動作中に、光軸に平行な方向に変位させることができる。既知である走査デバイスのアクチェータの磁気系は、磁化の方向が光軸に垂直に延びる永久磁石を含む。永久磁石は、磁気系の基体部分を介して第二のヨークに接続される磁気系の第一のヨークに提供される。第二のヨークと永久磁石との間には、永久磁石の磁化の方向と実質的に平行に向く、磁界が存在する空隙がある。その空隙においては、光軸に垂直及び磁化の方向に垂直に延びるワイヤの部分を含む、コイル系における第一の電気コイルの部分、並びに光軸に平行に延びるワイヤの部分を含む、コイル系における第二及び第三の電気コイルの部分がある。磁界と第一のコイルを通る電流との間の相互作用は、光軸に平行に向くローレンツ力を引き起こし、その影響下で、レンズ系が光軸に平行な方向に変位して放射ビームを情報層に収束させる。磁界と第二及び第三のコイルを通る電流との間の相互作用は、光軸に垂直に向くローレンツ力を引き起こし、その影響下で、レンズ系がトラッキング方向に変位し情報層に存在する情報トラックをたどる。
【0004】
既知の光走査デバイスのアクチュエータにおいて、第一のヨーク及び永久磁石は、第一のコイルのコイルホルダーによって囲まれる。レンズ系は、磁化の方向に平行な方向で見るとコイルホルダーの隣に配置されてコイルホルダーに固定される、レンズホルダーに固定される。結果として、レンズ系、レンズホルダー、コイルホルダー、及び三つのコイルを含む、アクチュエータによって動き得る既知の走査デバイスの部分は、比較的大きな寸法を有し、また可動部分の質量も比較的大きい。
【0005】
本発明の目的は、開始の段落で述べたタイプの光走査デバイスを提供することであり、ここでアクチュエータによって動かされ得る走査デバイスの部分の寸法及び質量は制限される。
【0006】
この目的を達成する為に、本発明に一致する光走査デバイスは、磁気系は、光軸に垂直に延びるX方向に平行に見ると、それの全体においてコイル系の隣及び外側に配置され、コイル系の少なくとも一部分は、磁気系の漂遊磁界中に置かれることを特徴とする。“漂遊磁界”という表現は、磁気系における二つの極の間に延びる磁界を意味すると解釈され、前記極は、相互に直接向かい合っており、磁界を実質的に真っ直ぐにさせる空隙を囲む代わりに、例えば相互に隣に置かれ、二つの極の間における磁界を相当な程度にまで曲げることを引き起こす。本発明に一致する走査デバイスにおいて、磁気系がそれの全体においてコイル系の隣及び外側に置かれるので、極のこのような互いの位置が必要である。レンズ系を変位させることに必要なローレンツ力は、動作中に、前記漂遊磁界とコイル系の電流との間の相互作用によって発生する。磁気系が、それの全体において、コイル系の隣及び外側に置かれると、コイル系内に存在する空間を使用して、レンズ系のような、走査デバイスの可動部分における他の構成要素を収容することができる。走査デバイスの可動部分の寸法は、実質的にそれによって制限される。レンズ系及びコイル系に対する必要なホルダー又はキャリアの寸法も実質的に制限されると、走査デバイスの可動部分の質量も実質的に制限される。
【0007】
本発明に一致した光走査デバイスの特定の実施例は、磁気系が、それらの全体において、それぞれレンズ系の第一の側面、及びX方向に平行な方向で見ると第一の側面と反対側にあるレンズ系の第二の側面に近いコイル系の隣及び外側に各々配される第一の部分及び第二の部分を含み、第一の側面の近くに配置されるコイル系の第一の部分、及び第二の側面の近くに配置されるコイル系の第二の部分は、少なくとも部分的に、それぞれ磁気系の第一の部分及び第二の部分における漂遊磁界中に置かれることを特徴とする。コイル系の前記二つの部分と協働するレンズ系の二つの向かい合う側面に配置される前記二つの部分が磁気系に提供されると、レンズ系のアクチュエーターに用いられ得る力は、走査デバイスの変位可能な部分の寸法及び質量の増加無しに、実質的に増加する。
【0008】
本発明に一致する光走査デバイスのさらなる実施例は、磁気系の第一の部分及び第二の部分、並びにコイル系の第一の部分及び第二の部分が、X方向に平行な方向で見ると、光軸に対して対称的に配置されることを特徴とする。その効力によって、レンズ系のアクチュエーターに用いられる力が、走査デバイスの変位可能な部分の質量中心にできるだけ多く一致し、その結果としてアクチュエータの動的作用を改善することを達成する。
【0009】
本発明に一致する光走査デバイスの更に別の実施例は、磁気系の第一の部分及び第二の部分は、各々、光軸に平行な方向で見ると相互に隣に配置され、それぞれX方向に平行及びX方向と反対向きのX’方向に平行に延びる磁化の方向を有する、第一及び第二の永久磁石を少なくとも含むと共に、コイル系の第一の部分及び第二の部分は、各々、X方向に垂直及び光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する電気コイルを少なくとも含み、コイル系の第一の部分におけるコイルの前記第一及び前記第二の部分は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系の第一の部分における第一及び第二の磁石と直接向かい合って配置され、コイル系の第二の部分におけるコイルの前記第一及び前記第二の部分は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系の第二の部分における第一及び第二の磁石と直接向かい合って配置されることを特徴とする。第一及び第二の永久磁石が相互に隣に配置されると、弧状の漂遊磁界が、第一及び第二の磁石の極の間における磁気系の両方の部分に存在する。コイル系の各々の部分におけるコイルの第一及び第二の部分が、磁気系の関連した部分の第一及び第二の磁石と直接向かい合って配置されると、コイルの二つの部分は、磁力線が実質的に磁石の磁化の方向に平行である前記漂遊磁界の部分に置かれる。漂遊磁界のこの部分とコイルを通る電流との間の相互作用は、コイル系の両方の部分で発生する比較的大きなローレンツ力を引き起こし、そのローレンツ力は、光軸に平行に向き、レンズ系は、前記ローレンツ力の影響下で光軸に平行な方向に変位可能である。
【0010】
本発明に一致する光走査デバイスの特定の実施例は、磁気系の第一の部分及び第二の部分が、各々、光軸に平行な方向で見ると相互に隣に配置され、それぞれX方向に平行及び前記X方向と反対側のX’方向に平行に延びる磁化の方向を有する少なくとも二つの永久磁石を含むと共に、コイル系は、X方向に垂直及び光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する少なくとも一つの電気コイルを含み、コイルの前記第一の部分及び前記第二の部分は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系の第一の部分の二つの磁石の一つ及び磁気系の第二の部分の二つの磁石の一つと直接向かい合って配置されることを特徴とする。この特定の実施例において、コイルの第一の部分及び第二の部分は、それぞれ、磁気系の二つの部分の一つの永久磁石の漂遊磁界の一部分に置かれる。漂遊磁界の前記部分において、磁力線は、磁石の磁化の方向に実質的に平行に向く。漂遊磁界のこの部分とコイルを通る電流との間の相互作用は、また光軸と平行に延びる、コイル系の両方の部分で発生する比較的大きなローレンツ力を引き起こし、レンズ系は、前記ローレンツ力の影響下で光軸に平行な方向に変位可能である。
【0011】
本発明に一致して光走査デバイスのさらなる実施例は、X軸が情報層に存在する情報トラックに対して横に延びること、並びに磁気系の第一の部分と第二の部分が、各々、光軸に平行に見ると相互に隣に配置され、それぞれX方向に平行及びX方向と反対向きのX’方向に平行に延びる磁化の方向を有する少なくとも二つの永久磁石を含むと共に、コイル系は、X方向に垂直及び光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する電気コイルを含み、コイルの部分は、光軸に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系の第一の部分及び第二の部分の二つの磁石の遷移領域に配置されることを特徴とする。第一及び第二の永久磁石が相互に隣に配置されると、弧状の漂遊磁界は、第一及び第二の磁石の極の間における磁気系の両方の部分に存在する。コイルの第一及び第二の部分が、それぞれ磁気系の第一及び第二の部分における二つの磁石の遷移領域に配置されると、コイルの両方の部分は、磁力線が磁石の磁化の方向におおよそ垂直及び光軸に実質的に平行に向く、磁気系の二つの部分の漂遊磁界の一部分に置かれる。漂遊磁界のこの部分とコイルを通る電流との間の相互作用は、X方向に平行に向く比較的大きなローレンツ力が発生することを引き起こし、そのローレンツ力の影響下で、レンズ系を情報トラックに対して横方向に変位させることができるので、レンズ系を、情報トラックの上で真っ直ぐであるように位置決めすることができる。
【0012】
更に、本発明に一致する光走査デバイスの更なる実施例は、X方向が、情報層に存在する情報トラックに少なくとも実質的に平行に延びること、コイル系の第一の部分及び第二の部分が、各々、光軸に平行に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する少なくとも一つの更なる電気コイルを含み、コイル系の第一の部分におけるさらなるコイルの第一の部分及び第二の部分は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ第一の磁石及び磁気系の第一の部分の磁化可能な部分に直接向い合って配置され、その磁化可能な部分は、光軸に垂直及びX方向に垂直に見ると、第一の磁石の隣に置かれ、コイル系の第二の部分におけるさらなるコイルの第一の部分及び第二の部分は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ第一の磁石及び磁気系の第二の部分の磁気可能な部分に直接向かい合って配置され、その磁気可能な部分は、光軸に垂直及びX方向に垂直に見ると、第一の磁石の隣に置かれることを特徴とする。第一の永久磁石及び前記磁化可能な部分が、相互に隣に配置されると、弧状の漂遊磁界は、第一の永久磁石の極の間における磁気系と前記磁化可能な部分との両方の部分に存在する。コイル系の各々の部分における更なるコイルの第一及び第二の部分が第一の永久磁石及び磁気系の関連した部分の磁気可能な部分に直接向かい合って配置されると、更なるコイルの両方の部分は、磁力線が永久磁石の磁化の方向に実質的に平行に延びる前記漂遊磁界の一部分に置かれる。漂遊磁界のこの部分と更なるコイルを通る電流との間の相互作用は、比較的大きなローレンツ力がコイル系の両方の部分に発生することを引き起こし、そのローレンツ力は、X方向に垂直及び光軸に垂直に向き、レンズ系は、前記ローレンツ力の影響下で情報トラックに対して横方向に変位可能であるので、レンズ系を、情報トラックの上で真っ直ぐであるように位置決めすることができる。
【0013】
開始の段落に述べたタイプの光再生器は、本発明に一致して、その中で使用される光走査デバイスは、本発明に一致する光走査デバイスであることを特徴とする。
【0014】
本発明に一致する光走査デバイス及び光再生器の多くの実施例を、以後図面を参照してより詳細に説明するつもりである。
【0015】
図1は、回転軸3の周囲で回転させてフレーム7に固定された電気モータ5によって駆動させることができるテーブル1を含む、本発明に一致する光再生器を図で示す。CDのような光学的に走査可能な情報担体9をテーブル1に置くことができ、その情報担体には、スパイラル形状の情報トラックを有する情報層13が存在するディスク形状の基板11が提供される。情報層13は、透明な保護層14で覆われる。光再生器は、情報担体9の情報層13に存在する情報トラックを光学的に走査する為の、本発明に一致する光走査デバイス15をさらに含む。走査デバイス15を、光再生器の変位デバイス17によって、主として二つの向かい合う半径方向Y及びY’に回転軸3に対して変位させることができる。この目的の為に、走査デバイス15は、変位デバイス17のスライド19へ固定され、変位デバイス17には、フレーム7に提供されY方向に平行に延びる直線ガイド21が更に提供され、そのガイド上でスライド19が変位可能でガイドされ、また、スライド19をガイド21上で変位させることができる電気モータ23が提供される。動作中に、図1に示してない光再生器の電気制御ユニットが、モーター5及び23を制御して、情報担体9の情報層13に存在するスパイラル形状の情報トラックを走査デバイス15で走査する様式で、情報担体9を回転の軸3の周囲で回転させ、同時に走査デバイス15をY方向に平行に変位させる。走査の間に、情報トラックに存在する情報を、走査デバイス15によって読み出すことができるか、又は情報を、走査デバイス15によって情報トラックに書き込むことができる。
【0016】
本発明に一致する光再生器に使用される本発明に一致する光走査デバイス15を、図2に示す。走査デバイス15には、光軸27を有する半導体レーザーのような、放射源25が提供される。走査デバイス15は、放射源25の光軸27に対して45°の角度で配置される透明板31を含み、その透明板が放射源25に面する反射面33を含む、放射ビームスプリッター29をさらに含む。走査デバイス15は、光軸37を有するコリメータレンズユニット35及び光軸41を有する光レンズ系39を更に含み、コリメーターレンズユニット35は、放射ビームスプリッター29及びレンズ系39の間に配置される。示した例において、コリメータレンズユニット35は、一個のコリメーターレンズ43を含むと共に、レンズ系39は、一個の対物レンズ45を含む。示した例において、コリメーターレンズユニット35の光軸37及びレンズ系39の光軸41は一致し、放射源25の光軸27と90°の角度を含む。走査デバイス15は、コリメーターレンズ35に対して放射ビームスプリッターの後に配置されそれて自体既知であり通常使用されるタイプである光検出器49をさらに含む。動作中に、放射源25は、放射ビームスプリッター29の反射面33によって反射してレンズ系39によって情報担体9の情報層13における走査スポット53に収束する放射ビーム51を発生させる。放射ビーム51は、レンズ系39、コリメータレンズユニット35、及び放射ビームスプリッター29を介して光検出器49に収束する、反射した放射ビーム55を形成する為の情報層13によって反射される。情報担体9に存在する情報を読み出す為に、放射源25は、連続的な放射ビーム51を発生させ、光検出器49は、情報担体9の情報トラックにおける一連の基本的な情報の特徴に対応する検出信号を供給し、前記基本的な情報の特徴は、走査スポット53に連続して存在する。情報担体9に情報を書き込む為に、放射源25は、書き込まれる情報に対応する放射ビーム51を発生させ、情報担体9の情報トラックにおける一連の連続的な基本的な情報の特徴は、走査スポット53に発生する。本発明は、また光走査デバイスを含むことを述べることになり、ここで放射源25、コリメーターレンズユニット35、及びレンズ系39は、相互に対して異なって配置される。例えば、本発明は、また、コリメーターレンズユニット35の光軸37及びレンズ系39の光軸41が相互に90°の角度を含み、更なるミラーがコリメーターレンズユニット35及びレンズ系39の間に配置される実施例を含む。これらの実施例において、光走査デバイスは、レンズ系39の光軸41に平行な方向で見ると、減少した寸法を有する。本発明は、また例えば、放射源25及びコリメーターレンズユニット35をスライド19でなくフレーム7に対して固定された位置に配置し、コリメーターレンズユニット35の光軸37を、半径方向Y、Y’に平行に向ける実施例を含む。これらの実施例に、レンズ系39及びさらなるミラーのみを、スライド19に提供するので、スライド19の変位可能な質量を減少させる。
【0017】
図2にさらに示すように、光走査デバイス15は、以後より詳細に議論することになるアクチュエータ57を含み、それによってレンズ系39を、光軸41に平行な方向における比較的小さな距離に亘って、またY方向に平行な方向における比較的小さな距離に亘って、走査デバイス15の静止部分59に対して変位させることができる。アクチュエーター57により光軸41に平行な方向にレンズ系39を変位させることによって、走査スポット53を、情報担体9の情報層13において所望の正確さで収束させることができる。レンズ系39を、アクチュエータ57によってY方向に平行な方向で変位させることによって、走査スポット53を、所望の正確さで、後に続く情報トラックにおいて維持する。この目的の為に、アクチュエータ57を、光検出器49からのトラッキング誤差信号もフォーカシング誤差信号も受ける、光再生器の前記制御ユニットによって制御する。
【0018】
図3a及び3bは、アクチュエータ57を図で示す。簡単の為に、図3aは、アクチュエータ57の磁気系61及び電気コイル系63のみを示す。図3bは、アクチュエータ57の断面図であり、対物レンズ45も、前記図に示す。磁気系61は、走査デバイス15の静止部分59に対して固定された位置に配置されると共に、電気コイル系63は、図3bにも示した走査デバイス15のレンズホルダー65に対して固定された位置に配置される。レンズホルダー65は、それ自体既知で通常適用される様式で、例えば図3a及び3bに示してない四つの伸縮自在な金属棒によって静止部分59に対してぶらさげられ、レンズホルダー65は変位可能であると共に、棒を光軸41に平行及び半径のY方向に平行な方向における小さな距離に亘って伸縮自在に変形し、伸縮自在な棒は電流をコイル系63に供給する為にも使用される。
【0019】
磁気系61は、第一の部分67及び第二の部分69を含む。磁気系61の第一の部分67及び第二の部分69は、それらの全体において、電気コイル系63及びレンズホルダー65の隣及び外側に各々配置され、それぞれレンズホルダー65の第一の側面83及び第二の側面85の近くにあり、第二の側面は、X方向に平行な方向で見ると、第一の側面と反対側にある。ここに示すアクチュエータ57の例において、X方向は、以後に説明することになる理由、即ちX方向が情報担体9の情報層13に存在する情報トラックに垂直であるように向くことの為に、半径のY方向に平行であるように向く。第一の部分67は、光軸41に平行な方向で見ると、磁化可能な材料から製造される密閉ヨーク75に相互に隣に配置される第一の永久磁石71及び第二の永久磁石73を含み、前記永久磁石は、それぞれX方向に平行に向く磁化Mの方向、X方向と反対向きのX’方向に平行に向く磁化M’の方向を有する。第二の部分69は、光軸41に平行な方向で見ると、磁化可能な材料から製造される密閉ヨーク81において相互に隣に配置される第一の永久磁石77及び第二の永久磁石79を含み、その第一及び第二の永久磁石は、それぞれ、X方向に平行に向く磁化Mの方向、及び、X方向に反対向きのX’方向に平行に延びる磁化M’の方向を有する。電気コイル系63は、第一の電気コイル87、第二の電気コイル89、及び第三の電気コイル91を含む。第一の電気コイル87は、レンズホルダー65の第一の側面83に置かれ、レンズホルダー65と共に統合された第一のコイルホルダー83に巻かれる。第一のコイル87は、実質的にX方向に垂直に広がる仮想平面に延び、X方向に垂直で光軸41に垂直に延びるワイヤの部分95を含み、ワイヤの部分97は、X方向に垂直で光軸41に垂直に延びる。第二の電気コイル89は、レンズホルダー65の第二の側面85に置かれ、レンズホルダー65と共に統合された第二のコイルホルダー89に巻かれる。第二のコイル89もまた、実質的にX方向に垂直に向く仮想平面に延び、X方向に垂直で光軸41に垂直に延びるワイヤの部分101を含み、ワイヤの部分103は、X方向に垂直で光軸41に垂直に延びる。第三の電気コイル91を、レンズホルダー65と統合された第三のコイルホルダー105内に巻き、前記第三の電気コイルは、実質的に光軸41に垂直に向く仮想平面に延びる。第三のコイル91は、X方向に垂直で光軸41に垂直に向くワイヤの部分107を含み、ワイヤの部分109は、X方向に垂直で光軸41に垂直に向く。第一のコイル87、及び第三のコイル91のワイヤの部分107は、磁気系61の第一の部分67の漂遊磁界113中に置かれる、電気コイル系63の第一の側面83に配置される第一の部分111を形成する。第二のコイル89、及び第三のコイル91のワイヤの部分109は、磁気系61の第二の部分69の漂遊磁界117中に置かれる、電気コイル系63の第二の側面85に配置される第二の部分115を形成する。
【0020】
図3bに示すように、第一のコイル87のワイヤの部分95及び97は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系61の第一の部分67における第一の永久磁石71及び第二の永久磁石73の向こう側に、実質的に真っ直ぐに配置される。第二のコイル89のワイヤの部分101、103は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ磁気系61の第二の部分69における第一の永久磁石77及び第二の永久磁石79と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置される。磁石71及び73、並びに磁石77及び79が、相互に隣に配置され、アクチュエータ57の可動部分、即ち対物レンズ45、レンズホルダー65、及びコイル87、89、91が磁化可能な材料から作られる構成要素を含まないとき、磁石の極71、73及び77、79の間に存在する漂遊磁界113、117は、図3bで図示するように実質的に弧状である。ワイヤの部分95、97、101、103が、磁石71、73、77、79と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置されると、ワイヤの部分95、97、101、103は、各々、磁力線が磁石71、73、77、79の磁化M、M’の方向に実質的に平行に向く、関連する漂遊磁界113、117の一部分に置かれる。漂遊磁界のこれらの部分113、117とX方向に垂直で光軸41に垂直に向くワイヤの部分95、97、101、103を通る電流との間の相互作用は、ローレンツ力F、F、F及びFをワイヤの部分95、97、101、103に及ぼすことを引き起こし、そのローレンツ力は、光軸41に実質的に平行に向く。第一のコイル87及び第二のコイル89は、ローレンツ力F、F、F、及びFが等しい方向に延びる様式で、直列に配置されるので、対物レンズ45を、ローレンツ力F、F、F、及びFの影響下で、光軸41に平行な方向に変位させることができる。図3bにおいてさらに示すように、第三のコイル91のワイヤの部分107は、光軸41に平行な方向で見ると、磁気系61の第一の部分67における永久磁石71、73の遷移領域119に存在する。同様に、第三のコイル91のワイヤの部分109は、光軸41に平行な方向で見ると、磁気系61の第二の部分69における永久磁石77、79の遷移領域121に存在する。ワイヤの部分107、109が、前記遷移領域119、121に配置されると、ワイヤの部分107、109は、各々、実質的に磁力線が磁石71、73、77、79の磁化M、M’の方向に垂直、即ち光軸41に平行に向く、関連する漂遊磁界113、117の一部分に置かれる。漂遊磁界113、117のこれらの部分とX方向に垂直で光軸41に垂直に向く第三のコイル91のワイヤの部分107、109を通る電流との間の相互作用は、ローレンツ力F、Fをワイヤの部分107、109に及ぼすことを引き起こし、そのローレンツ力はX方向に実質的に平行に向く。X方向が半径のY方向に平行に向くと、対物レンズ45を、Y方向に平行な方向において、即ち情報担体9の情報層13に存在する情報トラックに垂直に、比較的小さな距離に亘るローレンツ力F、Fの影響下で、変位させることができる。ワイヤの部分107と磁気系61の第一の部分67との間、ワイヤの部分109と磁気系61の第二の部分69との間の空間は、Y方向に平行な方向における対物レンズ45の前記変位を可能とするには十分である。
【0021】
磁気系61の第一の部分67及び第二の部分69が、それら全体において、電気コイル系61の隣及び外側に配置されると、コイル系61の内側に存在する空間を使用して、走査デバイス15の可動部分の他の構成要素を収容する。図3a及び3bに示す例において、コイル系61内に存在する空間を使用して、対物レンズ45及びレンズホルダー65を収容する。結果として、走査デバイス15の可動部分の寸法を実質的に減少させる。対物レンズ45をコイル系61の内側に配置すると、走査デバイス15は、前述したように、対物レンズ45及びコイル系61の両方で、小型で軽量な統合されたホルダーを含む。結果として、走査デバイス15の可動部分の質量もまた実質的に制限される。両方の部分67及び69は、電気コイル系61と協働する為の漂遊磁界113、117を有すると、コイル87、89、91の比較的大きな部分は、前記漂遊磁界113、117に置かれる。結果として、コイル87、89、91の比較的大きな部分を使用してローレンツ力を発生させるので、比較的大きな力を、アクチュエータ57によって、対物レンズ45に及ぼすことができ、前記アクチュエータ57は、高い効率を有する。図3a及び3bが更に示すように、磁気系61の第一の部分67及び第二の部分69、並びに電気コイル系63の第一の部分111及び第二の部分115は、X方向に平行な方向で見ると、光軸41に対して実質的に対称的に配置される。その効力によって、対物レンズ45においてアクチュエータ57によって及ぼされる合計の力は、走査デバイス15の可動部分の質量中心と実質的に一致するので、アクチュエータ57の動的な作用を改善することが達成される。
【0022】
図4は、上述の走査デバイス15におけるアクチュエータ57の代わりに使用することができるアクチュエータ123の第二の実施例を図で示す。図3aのように、図4は、簡単の為に、磁気系61’及びアクチュエータ123の電気コイル系125のみを示す。上述のアクチュエータ57の構成要素に対応するアクチュエータ123の構成要素を、対応する参照番号によって示す。以後、アクチュエータ123とアクチュエータ57との間のわずかな差のみを議論する。
【0023】
図4に示すように、アクチュエータ123の磁気系61’は、アクチュエータ57の磁気系61に実質的に対応する。アクチュエータ123の電気コイル系125は、第一の電気コイル127、第二の電気コイル129、及び第三の電気コイル91’を含む。第三のコイル91’は、アクチュエータ57の第三のコイル91に実質的に対応し、第三のコイル91’には、アクチュエータ57の第三のコイル61のように、磁気系61’の第一の部分67’の近くに配置されるワイヤの部分107’、磁気系61’の第二の部分69’の近くに配置されるワイヤの部分109’を提供し、動作中にローレンツ力を、Y方向に平行な方向でこれらのワイヤの部分に及ぼす。第一の電気コイル127は、X方向に垂直で光軸41に垂直に向くワイヤの部分95’を含み、そのワイヤの部分は、X方向に平行な方向で見ると、磁気系61’の第一の部分67’における第一の永久磁石71’と向かい合って真っ直ぐに配置され、ワイヤの部分103’は、X方向に垂直で光軸41’に垂直に向き、そのワイヤの部分は、X方向に平行な方向で見ると、磁気系61’の第二の部分69’における第二の永久磁石79’と向き合って真っ直ぐに配置される。第二の電気コイル129は、X方向に垂直で光軸41’に垂直に向く、ワイヤの部分97’を含み、そのワイヤの部分は、X方向に平行な方向で見ると、磁気系61’の第一の部分67’における第二の永久磁石73’と向かい合って真っ直ぐに配置され、ワイヤの部分101’は、X方向に垂直で光軸41’に垂直に向き、そのワイヤの部分は、X方向に平行な方向で見ると、磁気系61’の第二の部分69’における第一の永久磁石77’と向かい合って真っ直ぐに配置される。第一のコイル127のワイヤの部分95’及び103’は、ワイヤの部分131及び133によって相互に接続され、それらは、それぞれワイヤの部分135及び137に対して交差するように配置され、それらによって第二のコイル129のワイヤの部分97’及び101’が相互に接続される。第一のコイル127及び第二のコイル129は、コイル系125を通る電流が第一のコイル127のワイヤの部分95’及び第二のコイル129のワイヤの部分97’に相互に反対向きの電流を導く様式で、直列に配置される。第一のコイル127及び第二のコイル129が相互に交差するように配置されると、ワイヤの部分95’及び101’における電流が調整され、ワイヤの部分97’及び103’における電流もまた調整され、その結果として、調整されたローレンツ力を、光軸41’と平行な方向で、ワイヤの部分95’、97’、101’、103’に及ぼす。
【0024】
図5a、5b、及び5cは、上述の走査デバイス15においてアクチュエータ57の代わりに適用できる、アクチュエータ139の第三の実施例を図示する。簡単の為に、図5aは、アクチュエータ139の磁気系141及び電気コイル系143のみを示す。図5b及び5cは、アクチュエータ139の断面図であり、また対物レンズ45”も示す。上述のアクチュエータ57の構成要素に対応するアクチュエータ139の構成要素を、対応する参照番号によって示す。
【0025】
アクチュエータ139の磁気系141は、走査デバイスの静止部分59”に対して固定された位置に配置される、第一の部分145及び第二の部分147を含む。電気コイル系143は、図5b及び5cに見られる、レンズホルダー153に対して固定された位置に配置される第一の部分149及び第二の部分151も含み、ここで対物レンズ45”は固定される。レンズホルダー153は、図5a、5b、及び5cに示してない四つの伸縮自在な金属棒によって、静止部分59”に対してぶらさげられ、その伸縮自在な金属棒は、またコイル系143へ電流を供給する為にも使用される。磁気系141の第一の部分145及び第二の部分147は、各々、それら全体において電気コイル系143及びレンズホルダー153の隣及び外側に、並びにX方向に平行な方向で見ると、それぞれ、レンズホルダー153の第一の側面155及び第一の側面155と反対側の第二の側面153に配置される。アクチュエータ139の場合において、X方向は、以下で説明することになる理由の為に、半径のY方向に垂直で光軸41に垂直に、即ち情報担体9の情報層13に存在する情報トラックに実質的に平行に向く。簡単の為に、図5b及び5cは、磁気系141の第一の部分145及びコイル系143の第一の部分149のみを示し、以後、これらの第一の部分145、及び149のみを議論する。第二の部分147及び151は、第一の部分145、及び149と同一であり、第一の部分145及び第二の部分147は、第一の部分149及び第二の部分151のように、X方向に平行な方向で見て、光軸41”に対して対称的に配置される。
【0026】
磁気系141の第一の部分145は、光軸41”に平行な方向で見て、磁化可能な材料から製造される密閉ヨーク159において相互に隣に配置される第一の永久磁石71”及び第二の永久磁石73”を含み、前記永久磁石は、それぞれX方向に平行に向く磁化Mの方向、及びX’方向に平行に向く磁化M’の方向を有する。密閉ヨーク159は、基体部分161、第一の脚部163、及び第二の脚部165を含み、第一の永久磁石71”は、Y方向に平行に見て、二つの脚部163及び165の間に配置される。電気コイル系143の第一の部分149は、第一の電気コイル167、第二の電気コイル169、及び第三の電気コイル171を含む。第一の電気コイル167は、レンズホルダー153と共に統合された第一のコイルホルダー173に巻かれ、主にX方向に垂直に向く仮想平面内に延び、Y方向に平行に向くワイヤの部分175、及びY方向に平行に向くワイヤの部分177を含む。第二及び第三の電気コイル169及び171は、それぞれ、レンズホルダー153とも統合されてコイルホルダー173と磁気系141の第一の部分145との間に配置される、第二のコイルホルダー179及び第三のコイルホルダー181に巻かれる。また、第二及び第三のコイル169及び171は、各々、主にX方向に垂直に向く仮想平面内に延び、それぞれ、光軸41”に平行に向くワイヤの部分181及び183、並びに光軸41”に平行に向くワイヤの部分185及び187を含む。
【0027】
図5bに示すように、第一のコイル167のワイヤの部分175及び177は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ、磁気系141の第一の部分の第一の永久磁石71”及び第二の永久磁石73”と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置される。上述のアクチュエータ57と共通して、弧状の漂遊磁界189は、永久磁石71”及び73”の極との間に存在する。第一のコイル167のワイヤの部分175及び177が、永久磁石71”及び73”と向かい合っておおよそ真っ直ぐ配置されると、ワイヤの部分175及び177は、各々、磁力線が実質的に磁石71”、73”の磁化M、M’の方向と平行に向く漂遊磁界189の一部分に置かれる。
【0028】
漂遊磁界189のこれらの部分と、Y方向に平行に向く第一のコイル167のワイヤの部分175及び177を通る電流との間の相互作用は、ローレンツ力F及びFをワイヤの部分175及び177に及ぼすことを引き起こし、そのローレンツ力は、光軸41”に平行に向き、対物レンズ45”は、前記ローレンツ力の影響下で、光軸41”に平行な方向で変位可能である。図5cに見られるように、第二のコイル169のワイヤの部分181及び183は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ密閉ヨーク159の第一の脚部163及び第一の永久磁石71”と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置され、第三のコイル171のワイヤの部分185及び187は、X方向に平行な方向で見ると、それぞれ、第一の永久磁石71”及び密閉ヨーク159の第二の脚部165と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置される。弧状の漂遊磁界191は、第一の永久磁石71”の極と第一の脚部163との間に存在すると共に、弧状の漂遊磁界193は、第一の永久磁石71”の極と第一の脚部165との間に存在する。第二のコイル169のワイヤの部分181及び183が、それぞれ、第一の脚部163及び第一の永久磁石71”と向かい合って実質的に真っ直ぐに配置されると、ワイヤの部分181及び183は、各々、磁力線が第一の永久磁石71”の磁化Mの方向に実質的に平行に延びる漂遊磁界191の一部分に置かれる。同じ理由の為に、第三のコイル171のワイヤの部分185及び187は、各々、磁力線が実質的に第一の永久磁石71”の磁化Mの方向に平行に向く漂遊磁界193の一部分に置かれる。漂遊磁界191及び193のこれらの部分と、光軸41”に平行に広がる第二のコイル169のワイヤの部分181、183を通る電流、及び光軸41”に平行に延びる第三のコイル171のワイヤの部分185、187を通る電流、との間の相互作用は、ローレンツ力F、F、F、及びFをワイヤの部分181、183、185、187に及ぼすことを引き起こし、そのローレンツ力は、半径Y方向に平行に向く。第二のコイル169及び第三のコイル171は、ローレンツ力F、F、F、及びFを調整する様式で、直列に配置されるので、対物レンズ45”を、ローレンツ力F、F、F、及びFの影響下で、半径Y方向に平行な方向に変位させることができる。
【0029】
アクチュエータ139の場合において、X方向は、Y方向に垂直に向き、ここで磁気系141の第一の部分145及び第二の部分147が相互に向かい合って配置され、その結果として、半径のY方向に平行な方向で見ると、アクチュエータ139の構成要素は、電気コイル系143及びレンズホルダー153の隣に置かれない。その効力によって、アクチュエータ139を、図6に図示する本発明に一致する光走査デバイス195の代替実施例において、特に適切に使用することができる。図6は、アクチュエータ139の磁気系141の第一の部分145及び第二の部分147を図示し、その部分は、半径のY方向に垂直に向くX方向に平行な方向で見ると、電気コイル143及びレンズホルダー197の両側で相互に向かい合って配置される。図6は、コイル系143の第一の部分149及び第二の部分151、走査装置195が一部を形成する本発明に一致する光再生器のターンテーブル199、ターンテーブル199の半径213に沿って示してない光再生器の変位デバイスによって比較的大きな距離に亘って変位させることができる走査デバイス195の静止部分201、レンズホルダー197が静止部分201に対してぶらさげられる伸縮自在のサスペンション素子203をさらに図示する。アクチュエータ139によって、レンズホルダー197を、半径213に沿って比較的小さな距離に亘って変位させることができ、それによって、サスペンション素子203を伸縮自在に変形する。図6にさらに示すように、光軸207を有する第一の対物レンズ205、光軸211を有する第二の対物レンズ209は、レンズホルダー197に提供され、光軸207、211は、両方ともターンテーブル199の半径213と交差する。二つの対物レンズ205、209を使用することによって、走査デバイス195を、例えばCDとDVD又はDVDとDVRのような、少なくとも二つの異なるタイプ又は規格の情報担体を走査する為に、適切に使用することができる。二つの対物レンズ205、209が半径213に置かれると、対物レンズ205、209を、光再生器の前記変位デバイスによって前記走査位置において交換することができるので、走査デバイス195は、半径213において定義される走査位置で対物レンズ205、209を交換する為の追加のアクチュエータを含む必要がない。対物レンズ205、209が両方とも、ターンテーブル199の回転軸からの最小半径Rminに置かれる位置を読み出すことが可能であるとき、図6に示す状況において、半径のY方向に平行な方向で見ると、ターンテーブル199と第一の対物レンズ205との間の空間はほとんど無く、ここで第二の対物レンズは、最小半径Rminに置かれる。アクチュエータ139は、半径のY方向に平行な方向で見ると、第一の対物レンズ205とターンテーブル199との間の構成要素を持たないので、アクチュエータ139は、特に走査デバイス195における使用に適切である。
【0030】
本発明と一致した上述の光再生器によって、情報担体9の情報層13を走査する間、情報層13に存在する情報を読み出すこと、又は情報層13に情報を書き込むことは可能である。本発明は、光再生器及び光走査デバイスにも関係し、それによって、情報担体の情報層に存在する情報のみを読み出すことができることを述べることになる。
【0031】
最後に、本発明は、光走査デバイスの実施例も含み、ここで磁気系及び電気コイル系が、後述の走査デバイスの実施例と異なる様式で構成されることを述べる。例えば、本発明は、レンズホルダーの片側にのみ、磁気系がコイル系の隣及び外側に配置される実施例も含む。図3aに示すアクチュエータ57の場合において、このような実施例は、例えば、磁気系61の第二の部分69及び電気コイル系63の第二のコイル89を省くことによって、又は、図5aに示すアクチュエータ139の場合において、磁気系141の第二の部分147及び電気コイル系143の第二の部分151を省くことによって、得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に一致する光再生器を示す図である。
【図2】図1に一致する光再生器に使用される本発明に一致する光走査デバイスを示す図である。
【図3a】図2に一致する光走査デバイスにおけるアクチュエータの第一の実施例を示す図である。
【図3b】図3aに一致するアクチュエータの断面図である。
【図4】図2に一致する光走査デバイスにおけるアクチュエータの第二の実施例を示す図である。
【図5a】図2に一致する光走査デバイスにおけるアクチュエータの第三の実施例を示す図である。
【図5b】図5aに一致するアクチュエータの断面図である。
【図5c】図5bにおける線Vc−Vcで切り取った断面図である。
【図6】本発明に一致する光走査デバイスの代替実施例を示す図であり、ここで図5aに一致するアクチュエータを使用する。

Claims (8)

  1. 光学的に走査可能な情報担体の情報層を走査する光走査デバイスであって、
    該走査デバイスには、放射源、動作中に前記放射源によって供給される放射ビームを前記情報層における走査スポットへ収束させる、光軸を有する光学レンズ系、及び少なくとも前記光軸に平行な方向において前記走査デバイスの静止部分に対して前記レンズ系を変位させることができるアクチュエーターが提供され、
    前記アクチュエーターには、前記レンズ系に対して固定された位置に配置される電気コイル系、及び前記静止部分に対して固定された位置に配置される磁気系が提供され、
    前記磁気系は、前記光軸に垂直に延びるX方向に平行に見ると、その全体において前記コイル系の隣及び外側に配置され、
    前記コイル系の少なくとも一部分は、前記磁気系の漂遊磁界中に置かれることを特徴とする光走査デバイス。
  2. 前記磁気系は、それらの全体において、それぞれ前記レンズ系の第一の側面、及び前記X方向に平行な方向で見ると前記第一の側面と反対側にある前記レンズ系の第二の側面に近い前記コイル系の隣及び外側に各々配置される第一の部分及び第二の部分を含み、
    前記第一の側面の近くに配置される前記コイル系の第一の部分、及び前記第二の側面の近くに配置される前記コイル系の第二の部分は、少なくとも部分的に、それぞれ前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分における漂遊磁界中に置かれることを特徴とする請求項1記載の光走査デバイス。
  3. 前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分、並びに前記コイル系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、前記光軸に対して対称的に配置されることを特徴とする請求項2記載の光走査デバイス。
  4. 前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、各々、前記光軸に平行な方向で見ると相互に隣に配置され、それぞれ前記X方向に平行及び前記X方向と反対向きのX’方向に平行に延びる磁化の方向を有する、第一及び第二の永久磁石を少なくとも含むと共に、
    前記コイル系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、各々、前記X方向に垂直及び前記光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する電気コイルを少なくとも含み、
    前記コイル系の前記第一の部分における前記コイルの前記第一及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、それぞれ前記磁気系の前記第一の部分における前記第一及び前記第二の磁石と直接向かい合って配置され、
    前記コイル系の前記第二の部分における前記コイルの前記第一及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、それぞれ前記磁気系の前記第二の部分における前記第一及び前記第二の磁石と直接向かい合って配置されることを特徴とする請求項2又は3記載の光走査デバイス。
  5. 前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、各々、前記光軸に平行な方向で見ると相互に隣に配置され、それぞれ前記X方向に平行及び前記X方向と反対向きのX’方向に平行に延びる磁化の方向を有する少なくとも二つの永久磁石を含むと共に、
    前記コイル系は、前記X方向に垂直及び前記光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する少なくとも一つの電気コイルを含み、
    前記コイルの前記第一の部分及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、それぞれ前記磁気系の前記第一の部分の前記二つの磁石の一つ及び前記磁気系の前記第二の部分の前記二つの磁石の一つと直接向かい合って配置されることを特徴とする請求項2又は3記載の光走査デバイス。
  6. 前記X軸は、前記情報層に存在する情報トラックに対して横に延びること、並びに、
    前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、各々、前記光軸に平行に見ると相互に隣に配置され、それぞれ前記X方向に平行及び前記X方向と反対向きの前記X’方向に平行に延びる磁化の方向を有する少なくとも二つの永久磁石を含むと共に、
    前記コイル系は、前記X方向に垂直及び前記光軸に垂直に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する電気コイルを含み、
    前記コイルの前記部分は、前記光軸に平行な方向で見ると、それぞれ前記磁気系の前記第一の部分及び前記第二の部分の前記二つの磁石の遷移領域に配置されることを特徴とする請求項2又は3記載の光走査デバイス。
  7. 前記X方向は、前記情報層に存在する情報トラックに少なくとも実質的に平行に延びること、並びに、
    前記コイル系の前記第一の部分及び前記第二の部分は、各々、前記光軸に平行に延びるワイヤの部分が提供される第一の部分及び第二の部分を有する少なくとも一つの更なる電気コイルを含み、
    前記コイル系の前記第一の部分における前記さらなるコイルの前記第一の部分及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、それぞれ前記第一の磁石及び前記磁気系の前記第一の部分の磁化可能な部分と直接向かい合って配置され、
    前記磁化可能な部分は、前記光軸に垂直及び前記X方向に垂直に見ると、前記第一の磁石の隣に置かれ、
    前記コイル系の前記第二の部分における前記さらなるコイルの前記第一の部分及び前記第二の部分は、前記X方向に平行な方向で見ると、それぞれ前記第一の磁石及び前記磁気系の前記第二の部分の磁気可能な部分に直接向かい合って配置され、
    前記磁気可能な部分は、前記光軸に垂直及び前記X方向に垂直に見ると、前記第一の磁石の隣に置かれることを特徴とする請求項4又は5記載の光走査デバイス。
  8. 光学的に走査可能な情報担体の情報層を走査する光走査デバイス、回転軸のまわりに回転できるテーブルを含む光再生器であって、
    前記テーブルに前記情報担体を置くことができ、
    前記走査デバイスには、放射源、動作中に前記放射源によって供給される放射ビームを前記情報層における走査スポットに収束する光軸を有する光学レンズ系、前記レンズ系を前記走査デバイスの静止部分に対して少なくとも前記光軸に平行な方向で変位させることができるアクチュエータ、及び前記走査デバイスの少なくとも前記レンズ系を前記回転軸に対して主として半径方向に変位させることができる変位デバイス、が提供され、
    前記光走査デバイスは、請求項1、2、3、4、5、6、又は7記載の光走査デバイスであることを特徴とする光再生器。
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