JP2004502350A - オブジェクト・カルーセルの効率的な記録 - Google Patents
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Abstract
送信システムは、送信機(10)と、そこから送信された信号を受信するよう形成された少なくとも1つの受信機(14)とを有する。カルーセル形成データ・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトが、好ましくはMPEG−2DSM−CCプロトコルに従って、前記送信機における各々のモジュールに形成されたファイルおよびディレクトリの所定のグループに関するサイクルで送信される。各モジュールは全体として送信され、前記受信機は、受信したファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトを、基本ストリームまたはモジュール・レベルにおける所定のグループの形式に基づいて格納するよう形成される。
Description
【0001】
本発明は、ディジタル放送内容を記録する方法および装置に関し、特に、テレビジョン放送に伴うマルチメディア・アプリケーションの記録に関する。
【0002】
放送者は、可能であればディジタル・テレビジョン番組と共に、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーション(multimedia platform−specific application)を放送することが可能である。適切に装備されたマルチメディア・プラットフォーム固有セット・トップ・ボックスは、これらのアプリケーションを受信し、それらを局所的に(ローカルに)走らせることが可能である。アプリケーション例は、電子プログラム・ガイド、遊戯用ゲーム(play−along games)、テレ・バンキング、テレ・ショッピング、電子新聞その他同様な情報サービスである。テレビジョン番組は記録可能であり、そのようなテレビジョン番組がそれに関連するアプリケーションを有するならば、その後にアプリケーションも記録されるべきである。一般に、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーションは、オブジェクト・カルーセル(object carousel)で放送され、総てのアプリケーション・コードおよびデータが周期的に放送される。これは、テレテクスト(teletext)データに類似し、これもカルーセルにおいて放送される。
【0003】
このようなアプリケーション配信に適切なシステムは、1996年7月12日付けのISO/IEC国際規格13816−6, “MPEG−2 Digital Storage Media Command and Control”(以下、DSM−DCという。)により知られている。最近のディジタル放送システムは、一般に多数のサービス(チャネル)を複数の受信機に送信し、これは例えば、テレビジョン・セットやセット・トップ・ボックスに見受けられる。このようなサービスは、音響/映像ストリーム、相互的アプリケーション(例えばMHEG−5フォーマットにおけるもの)、他の種類のデータまたはこれらの組み合わせを包含する。MPEG−2転送ストリームは、多数のサービスの多重通信であり、一般に送信機はいくつかの転送ストリームをセット・トップ・ボックスに送信する。適切に構成されたセット・トップ・ボックスは、次々に、特定の転送ストリームに調整することが可能であり、その転送ストリームから情報を導出することが可能である。
【0004】
上述したように、相互的なマルチメディア・アプリケーションは、一般に、周期的に反復される連続データ部分を有するカルーセル状の形式(carousel−like fashion)で、転送ストリームにおいて連続的に放送される。例えば、DVBおよびDAVICの両者は、上述したような特定のDSM−CCカルーセル対象を有し、相互アプリケーションを放送する。
【0005】
本願と共通して譲渡された国際出願WO99/65230で述べられているように、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの対象は、モジュール内で放送され、パーソナル・コンピュータ(PC)ファイル・システムの形式でファイルおよび階層オブジェクトより成る「仮想的な(virtual)」ファイル・システムを提供する。このようなモジュールは、オブジェクトの収容手段であり、複数のダウンロードデータブック・メッセージ(MPEG−2規格において私用部分として特定される。)より成る。セット・トップ・ボックスがDSM−CCオブジェクトを予め取得する(プリフェッチ)ことを望む場合は、どのモジュール内にそのオブジェクトがあるかを(特に)知る必要がある。適切なモジュールを抽出した後に、セット・トップ・ボックスはそのモジュールを分解し、オブジェクトそれ自身を取得する。DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層構造的な属性により、オブジェクトは下位の階層に包含され得る。この場合、セット・トップ・ボックスは、中間的な階層と共にそのモジュールを抽出する必要があり、関心のあるオブジェクトに至る前にそれらを分解する必要がある。
【0006】
一般に、サービス・プロバイダは、圧縮した形式で対象カルーセルを放送する。この圧縮は通常はモジュール段階で行われる。したがって、オブジェクトの抽出は、総てのモジュールの圧縮解除をも必要とし、これは、セット・トップ・ボックスが関心のあるオブジェクトを抽出するために必要である。理解されるように、オブジェクトを予め取得するために、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層的な属性により、セット・トップ・ボックスにおける多くの処理を必要とする。その結果、ディジタル映像放送を捕捉する付属として記録する事項を考察する場合に、理解されるであろうことは、カルーセル対象を記録(および再生)する効率的な手法が欠如していることである。
【0007】
このような機構において、モジュールは送信の単位(ユニット)であり、モジュールの一部を送信することは不可能である;モジュール全体が送信されるか又は全く送信されないかの何れかである。さらに、モジュールは、一般に共に圧縮されるモジュール内のオブジェクトに関するパッキングの単位である。
【0008】
ファイルおよび階層オブジェクトは、時間と共に変化し得る。DSM−CCオブジェクト・カルーセルにおいて、バージョン化(versioning)は(ファイルおよびディレクトリ(directory))オブジェクト・レベルでは行われず、モジュール・レベルで行われる。モジュールのみがバージョン番号を有する。モジュール内の1つのオブジェクトのみが変化した場合であっても、完全なモジュールが新たなバージョン番号を取得する。
【0009】
モジュールおよびオブジェクトの特徴の中では、モジュールにおけるオブジェクトのグループ化は時間と共に一定である必要はない。オブジェクトはモジュール間で移動可能であり、オブジェクトは付加および削除されることが可能である。
【0010】
モジュールはMPEG−2転送ストリームで放送され、各モジュールは基本ストリームの私用データ部分で放送されるので、一般に、多数のモジュールが同一の基本ストリームを共有し、完全なオブジェクト・カルーセルは、限定された数の基本ストリームでしか搬送されないであろう(一般に5より少ない)。
【0011】
当業者により理解されるように、オブジェクト・カルーセルは3階層より成り、最上層はファイルおよびディレクトリ・オブジェクトより成り、その下位の階層はモジュールより成り、その下位の階層は基本ストリームにおける私用データ部分より成る。
【0012】
従って、本発明は、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーションの記録を支援することを目的とし、この場合において、オブジェクト・カルーセル(またはカルーセルの一部)を記録する必要があり、記録プロセスは、要求される格納スペースが最小であってその複雑さが管理可能であるように、管理され得るものである。
【0013】
本発明により提供される送信システムは、送信機と、そこから送信された信号を受信するよう形成された少なくとも1つの受信機とを有する送信システムであって、カルーセル形成データ・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトが、前記送信機における各々のモジュールに形成されたファイルおよびディレクトリの所定のグループに関するサイクルで送信され、各モジュールは全体として送信され、前記受信機は、受信したファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトを所定のグループの形式に基づいて格納するよう形成される送信システムである。
【0014】
更に本発明は、上記のシステムで使用される送信機であって、前記送信機が、送信用のデータのソースへの接続部と、送信ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトに関するモジュールに組み立てるよう設けられたデータ・フォーマット手段とを有する送信機を提供する。
【0015】
更に本発明は、上記のシステムで使用される受信機であって、前記受信機は、前記送信されたモジュールを受信し、所定のグループの形式に従って前記ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトをそこに格納する手段より成る受信機を提供する。
【0016】
送信システム、または送信機または受信要素において、上述したように、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、基本データ・ストリームにおいて搬送される別々のデータ部分より成り、格納に関する所定のグループ化形式が基本レベルにおけるものである。あるいは、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、基本データ・ストリームで搬送される別々のデータ・ストリームより成り、格納に関する所定のグループ化形式がモジュール・レベルにおけるものである。いずれにせよ、ファイルおよびディレクトリ・モジュールを含むデータは、更に、更新性を区別するバージョン指標を含み、そのモジュールは更に基本データ・ストリームで搬送される個別のデータ部分を有し、格納に関する所定のグループ化形式が基本レベルにおけるものである。
【0017】
送信システム、または送信機または受信要素において、上述したように、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、タイム・スタンプ・データにリンクされ、その送信時間はそのようなタイム・スタンプ・データを包含するよう定められ、受信要素はそのようなタイム・スタンプを復元するよう構成され、カルーセルの格納からの再生成においてそれらを使用する。そのようなカルーセルに関し、カルーセルの格納からの再生成は、前記タイム・スタンプにより指定されたもの以外のデータ・レートで適切に実行される。この後者の特徴に関し、カルーセルの格納からの再生成は、前記タイム・スタンプにより指定されたものより大きなデータ・レートで適切に実行され(すなわち、高速順送り(fast forward)が行われるようなトリック・モード)、これは、タイム・スタンプ・データにより指定されたデータ・レートでカルーセル・データを再生成し、再生成されたカルーセル・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトの付加的な複製を、当初再生成された複製を利用して選択的に補間することによって行われる。
【0018】
本発明による更なる特徴は各請求項に記載され、形成されるリファレンスは本願に組み込まれる。
【0019】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら例として説明する。
【0020】
図1は、本発明を具現化するのに適した送信システムのブロック図である。このような送信システムにおいて、複数のマルチプレクス信号12は送信機10により受信機14に送信される。送信システムは更に受信機14(図示せず)より成り、これは例えば、ケーブル・テレビジョン(CATV)ネットワーク環境において使用され、送信機10はCATVネットワークのヘッドエンドより成り、受信機14はエンド・ユーザのセット・トップ・ボックスまたはテレビジョン・セットより成る。エンド・ユーザは、例えばキーボードや遠隔制御のような入力装置15を利用して、受信機14を制御することが可能である。エンド・ユーザは、受信機14がテレビジョンである場合に、受信機14と統合される表示装置17で選択されたサービスを眺めることが可能である。
【0021】
マルチプレクス信号12はMPEG−2転送ストリームの形式で実現することが可能である。MPEG−2転送ストリームは、複数のいわゆるサービスを多重化したものである。このようなサービスは、音響/映像ストリーム、相互的なアプリケーション(例えば、MHEG−5形式)その他の種類のデータまたはこれらの組み合わせを包含することが可能である。一般に、ヘッドエンド10は、いくつかの転送ストリーム12をセット・トップ・ボックス14に送信する。このようにして、多数のサービス(またはチャネル)が、ヘッドエンド10によって複数のセット・トップ・ボックス14に放送されることが可能である。
【0022】
セット・トップ・ボックス14は、特定の転送ストリーム12に調整し、転送ストリーム12から情報を抽出することが可能である。このようなセット・トップ・ボックス14は、一般に、唯一のチューナを有し、一度に1つの転送ストリーム12を受信するに過ぎない。ユーザがテレビジョン番組を見ようとする場合に、または相互アプリケーションを走らせることを希望する場合に、または他の種類のデータにアクセスすることを希望する場合には、セット・トップ・ボックス14は対応する転送ストリーム12に調整し、その時点で放送されているサービスから必要なデータを抽出および/または処理する。
【0023】
テレ・バンキング、テレ・ショッピングまたは情報サービスのような相互アプリケーションは、一般に、カルーセル状の形式で放送され、すなわち、その方法で、対応するデータ部分が転送ストリーム12内で周期的に反復される。例えば、DVBおよびDAVIC両者は、相互アプリケーションを放送するために、DSM−CCオブジェクト・カルーセルを指定する。
【0024】
図2において、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層構造が示されている。DSM−CCオブジェクト・カルーセルの対象は、モジュールで放送される。そのようなモジュールはオブジェクトの収容部であり、複数のダウンロードデータブロック・メッセージ(これはMPEG−2私用部分である。)より成る。図2において、モジュール42は、オブジェクト32,36,40より成る。これらのオブジェクトは、いわゆるBIOPメッセージに含まれる。このようなBIOPメッセージにおいて、オブジェクトはメッセージ・ヘッダに続く。図2において、第1BIOPメッセージは、メッセージ・ヘッダ30とオブジェクト32より成り、オブジェクト32はディレクトリ情報を含み得る。第2BIOPメッセージは、ヘッダ34とオブジェクト36より成り、オブジェクト36はディレクトリ情報を含み得る。第3BIOPメッセージは、ヘッダ38とオブジェクト40より成り、オブジェクト40はディレクトリ情報を含み得る。
【0025】
さらに、モジュール42は5つのダウンロードデータブロック・メッセージを含む。ダウンロードデータブロック・メッセージは、ヘッダとデータ・ブロックより成る。第1ダウンロードデータブロック・メッセージは、データ・ブロック46と共にヘッダ44により形成され、第2ダウンロードデータブロック・メッセージは、データ・ブロック50と共にヘッダ48により形成され、第3はヘッダ52およびデータ・ブロック54により形成され、第4はヘッダ56およびデータ・ブロック58により形成され、第5はヘッダ60およびデータ・ブロック62により形成される。
【0026】
オブジェクト・カルーセルの階層に基づいて、オブジェクト・カルーセルの記録は3つの階層の各々で行われ得る。上位階層に記録することは、アプリケーションのファイルおよびディレクトリが(正規の)ファイル・システムに格納されることを意味する。これは、静的であるオブジェクト・カルーセルに対する簡潔な解である。しかしながら、オブジェクト・カルーセルの内容が変化した場合には、ファイルおよびディレクトリ・バージョンに追従するための管理は非常に複雑になる。なぜなら、カルーセルにおけるバージョン化は、ファイルおよびディレクトリ・レベルでは行われず、モジュール・レベルで行われるからである。この解の利点は、カルーセルの遅れなしに、ファイルおよびディレクトリが要求に応じてアプリケーションに提供され得ることである。しかしながら、バージョンの問題に起因して、この解は好ましいものではない。
【0027】
ある好適な手段では、オブジェクト・カルーセルの記録は、基本ストリーム・レベルで行われる。基本ストリーム・レベルでの記録は、それが一般に簡潔であり、オブジェクト・カルーセルの特性に独立しているという有利点を有する。しかしながらこの解の欠点は、格納容量の観点からコストがかかることであり、これはカルーセルのサイクルの各々が何度も繰り返して格納されるからである。多数のカルーセル内容がサイクルの間に変わらなかった場合は、その記録は極めて冗長な量を含むであろう。
【0028】
更なる好適な手段では、オブジェクト・カルーセルの記録がモジュール・レベルで行われる。この解の1つの利点は、モジュールのバージョンの一例のみが記録可能であり、必要な格納容量の顕著な減少をもたらす。これは以下の図3に関連して説明され、これはモジュールの1つの特定のバージョンが、どのようにして、記録Rに関する特定の期間においてのみ有効であるかを表現する。例えば、記録期間において、モジュールMは3つのバージョンM1,M2,M3を有し得る。第1バージョンは時刻=0(記録の開始)から時刻t1まで有効であり、第2はt1からt2まで、および第3はt2からt3(記録終了)まで有効である。この記録は、それらが有効である期間に関する指標と共に、モジュールの3つ総てのバージョンM1−3を格納することを要する。
【0029】
基本ストリームまたはモジュール・レベルにおけるカルーセル成分モジュールの捕捉および格納は、更に、アプリケーションの効率的な再生を支援し、これは、特に記録されるモジュールを含む装置が、走っているもの又は記録されたアプリケーションを走らせるものと相違する装置である場合に、モジュールに必要に応じてアプリケーションを提供することによって行われる。すなわち、オブジェクト・カルーセルは、再生中に再構成されず(確かにそれは有効な選択であるが)、マルチメディア・プラットフォーム固有装置がモジュールを求める場合に、モジュールがマルチメディア・プラットフォーム固有装置に送られるのみである。このことは、生のカルーセル放送に比較して、または格納装置が再生中にオブジェクト・カルーセルを再構成する場合に比較して、顕著な実行性の改善をもたらす。
【0030】
例として、マルチメディア・プラットフォーム固有装置が格納装置に対してモジュールXを求める場合に、格納装置は、その記録における現時点で有効なモジュールXのバージョンを返送する。
【0031】
上述したように、要求に応じてモジュールを提供することは、マルチメディア・プラットフォーム固有装置と格納装置との間で特殊なインターフェースを必要とする。マルチメディア・プラットフォーム固有装置はそのようなインターフェースを有しておらず、(部分的な)転送ストリーム入力を期待するに過ぎない。この場合、格納装置はオブジェクト・カルーセルを再構成する必要がある。アプリケーションの実行性(パフォーマンス)は、モジュールが送信される順序に依存し、および放送者は実行性に関して最適な順序でモジュールをおそらく配置するので、当初の放送と同じ相対的タイム・スタンプを有するモジュールを送出することは有意義である。装置は各モジュールの送信に関する(相対的な)タイム・スタンプの記録を支援し、これは、オブジェクト・カルーセルの再構成における記録の一部およびこれらのタイム・スタンプの用法である。タイム・スタンプは、(時間、モジュール、バージョン)より成る集合のリストとして格納され得る。この格納は、モジュール自身の格納に加えて行う(モジュールのバージョンの各々について1つの複製)。
【0032】
更なる特徴として、バージョン化ファイル・システム(オブジェクト・カルーセル)の動作(play−out)は、当初の放送よりも高いビット・レートで行われ得る。これは、図4に概略的に表現されるようにして行われ、モジュールM4,M5,M6の同一シーケンスを、それらが記録されたものよりも速く終了させることによって行われる(中央のものPB.1)。あるいは、当初の手をつけていない(intact)モジュールのタイミングを維持し、当初の時間計画におけるモジュールの終了までの間に一部または全部のモジュールの複製を挿入することによって(下側のものPB.2)、ビット・レートの増加を達成することができる。格納装置からマルチメディア・プラットフォーム固有装置に対する利用可能な帯域は、放送者から家庭へのものより高くなる傾向にあるので、高速ビット・レートを利用する動作が可能である。
【0033】
当業者が認めるであろうことは、以上の実施例がMPEG−2DSM−CCプロトコルを参考に説明されたが、本発明は特定のプロトコルまたはデータ放送の形式に限定されないことである。
【0034】
本願の説明により、当業者にとって他の変形も明らかであろう。例えば、オブジェクト・カルーセル(またはデータ放送の他の形式)からのバージョン化されたファイル・システムの抽出は、プレカーソル(precursor)としてそれを「帯域外」に格納され得る。その理由は、改善されたディスク用法(格納スペースをほとんど要しない)およびより速いランダム・アクセスである。このようなおよび他の変形は、マルチメディア・ホーム・プラットフォームおよびアプリケーションおよび装置に関する設計、製造および使用において組み込む既知の特徴と、上述したようなものに代えて又はそれに加えて使用される特徴とを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明を具現化するのに適した送信システムのブロック図である。
【図2】
図2は、DSM−CCオブジェクト・カルーセルにおいて使用される階層化の概略を示す。
【図3】
図3は、所与のモジュールに関するバージョン数を表現し、再生中の異なる時点においてそれぞれ有効なものである。
【図4】
図4は、カルーセル・データの再生中にビット・レートを増加させる2つの手法を概略を示す。
本発明は、ディジタル放送内容を記録する方法および装置に関し、特に、テレビジョン放送に伴うマルチメディア・アプリケーションの記録に関する。
【0002】
放送者は、可能であればディジタル・テレビジョン番組と共に、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーション(multimedia platform−specific application)を放送することが可能である。適切に装備されたマルチメディア・プラットフォーム固有セット・トップ・ボックスは、これらのアプリケーションを受信し、それらを局所的に(ローカルに)走らせることが可能である。アプリケーション例は、電子プログラム・ガイド、遊戯用ゲーム(play−along games)、テレ・バンキング、テレ・ショッピング、電子新聞その他同様な情報サービスである。テレビジョン番組は記録可能であり、そのようなテレビジョン番組がそれに関連するアプリケーションを有するならば、その後にアプリケーションも記録されるべきである。一般に、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーションは、オブジェクト・カルーセル(object carousel)で放送され、総てのアプリケーション・コードおよびデータが周期的に放送される。これは、テレテクスト(teletext)データに類似し、これもカルーセルにおいて放送される。
【0003】
このようなアプリケーション配信に適切なシステムは、1996年7月12日付けのISO/IEC国際規格13816−6, “MPEG−2 Digital Storage Media Command and Control”(以下、DSM−DCという。)により知られている。最近のディジタル放送システムは、一般に多数のサービス(チャネル)を複数の受信機に送信し、これは例えば、テレビジョン・セットやセット・トップ・ボックスに見受けられる。このようなサービスは、音響/映像ストリーム、相互的アプリケーション(例えばMHEG−5フォーマットにおけるもの)、他の種類のデータまたはこれらの組み合わせを包含する。MPEG−2転送ストリームは、多数のサービスの多重通信であり、一般に送信機はいくつかの転送ストリームをセット・トップ・ボックスに送信する。適切に構成されたセット・トップ・ボックスは、次々に、特定の転送ストリームに調整することが可能であり、その転送ストリームから情報を導出することが可能である。
【0004】
上述したように、相互的なマルチメディア・アプリケーションは、一般に、周期的に反復される連続データ部分を有するカルーセル状の形式(carousel−like fashion)で、転送ストリームにおいて連続的に放送される。例えば、DVBおよびDAVICの両者は、上述したような特定のDSM−CCカルーセル対象を有し、相互アプリケーションを放送する。
【0005】
本願と共通して譲渡された国際出願WO99/65230で述べられているように、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの対象は、モジュール内で放送され、パーソナル・コンピュータ(PC)ファイル・システムの形式でファイルおよび階層オブジェクトより成る「仮想的な(virtual)」ファイル・システムを提供する。このようなモジュールは、オブジェクトの収容手段であり、複数のダウンロードデータブック・メッセージ(MPEG−2規格において私用部分として特定される。)より成る。セット・トップ・ボックスがDSM−CCオブジェクトを予め取得する(プリフェッチ)ことを望む場合は、どのモジュール内にそのオブジェクトがあるかを(特に)知る必要がある。適切なモジュールを抽出した後に、セット・トップ・ボックスはそのモジュールを分解し、オブジェクトそれ自身を取得する。DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層構造的な属性により、オブジェクトは下位の階層に包含され得る。この場合、セット・トップ・ボックスは、中間的な階層と共にそのモジュールを抽出する必要があり、関心のあるオブジェクトに至る前にそれらを分解する必要がある。
【0006】
一般に、サービス・プロバイダは、圧縮した形式で対象カルーセルを放送する。この圧縮は通常はモジュール段階で行われる。したがって、オブジェクトの抽出は、総てのモジュールの圧縮解除をも必要とし、これは、セット・トップ・ボックスが関心のあるオブジェクトを抽出するために必要である。理解されるように、オブジェクトを予め取得するために、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層的な属性により、セット・トップ・ボックスにおける多くの処理を必要とする。その結果、ディジタル映像放送を捕捉する付属として記録する事項を考察する場合に、理解されるであろうことは、カルーセル対象を記録(および再生)する効率的な手法が欠如していることである。
【0007】
このような機構において、モジュールは送信の単位(ユニット)であり、モジュールの一部を送信することは不可能である;モジュール全体が送信されるか又は全く送信されないかの何れかである。さらに、モジュールは、一般に共に圧縮されるモジュール内のオブジェクトに関するパッキングの単位である。
【0008】
ファイルおよび階層オブジェクトは、時間と共に変化し得る。DSM−CCオブジェクト・カルーセルにおいて、バージョン化(versioning)は(ファイルおよびディレクトリ(directory))オブジェクト・レベルでは行われず、モジュール・レベルで行われる。モジュールのみがバージョン番号を有する。モジュール内の1つのオブジェクトのみが変化した場合であっても、完全なモジュールが新たなバージョン番号を取得する。
【0009】
モジュールおよびオブジェクトの特徴の中では、モジュールにおけるオブジェクトのグループ化は時間と共に一定である必要はない。オブジェクトはモジュール間で移動可能であり、オブジェクトは付加および削除されることが可能である。
【0010】
モジュールはMPEG−2転送ストリームで放送され、各モジュールは基本ストリームの私用データ部分で放送されるので、一般に、多数のモジュールが同一の基本ストリームを共有し、完全なオブジェクト・カルーセルは、限定された数の基本ストリームでしか搬送されないであろう(一般に5より少ない)。
【0011】
当業者により理解されるように、オブジェクト・カルーセルは3階層より成り、最上層はファイルおよびディレクトリ・オブジェクトより成り、その下位の階層はモジュールより成り、その下位の階層は基本ストリームにおける私用データ部分より成る。
【0012】
従って、本発明は、マルチメディア・プラットフォーム固有アプリケーションの記録を支援することを目的とし、この場合において、オブジェクト・カルーセル(またはカルーセルの一部)を記録する必要があり、記録プロセスは、要求される格納スペースが最小であってその複雑さが管理可能であるように、管理され得るものである。
【0013】
本発明により提供される送信システムは、送信機と、そこから送信された信号を受信するよう形成された少なくとも1つの受信機とを有する送信システムであって、カルーセル形成データ・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトが、前記送信機における各々のモジュールに形成されたファイルおよびディレクトリの所定のグループに関するサイクルで送信され、各モジュールは全体として送信され、前記受信機は、受信したファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトを所定のグループの形式に基づいて格納するよう形成される送信システムである。
【0014】
更に本発明は、上記のシステムで使用される送信機であって、前記送信機が、送信用のデータのソースへの接続部と、送信ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトに関するモジュールに組み立てるよう設けられたデータ・フォーマット手段とを有する送信機を提供する。
【0015】
更に本発明は、上記のシステムで使用される受信機であって、前記受信機は、前記送信されたモジュールを受信し、所定のグループの形式に従って前記ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトをそこに格納する手段より成る受信機を提供する。
【0016】
送信システム、または送信機または受信要素において、上述したように、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、基本データ・ストリームにおいて搬送される別々のデータ部分より成り、格納に関する所定のグループ化形式が基本レベルにおけるものである。あるいは、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、基本データ・ストリームで搬送される別々のデータ・ストリームより成り、格納に関する所定のグループ化形式がモジュール・レベルにおけるものである。いずれにせよ、ファイルおよびディレクトリ・モジュールを含むデータは、更に、更新性を区別するバージョン指標を含み、そのモジュールは更に基本データ・ストリームで搬送される個別のデータ部分を有し、格納に関する所定のグループ化形式が基本レベルにおけるものである。
【0017】
送信システム、または送信機または受信要素において、上述したように、ファイルおよびディレクトリ・モジュールは、タイム・スタンプ・データにリンクされ、その送信時間はそのようなタイム・スタンプ・データを包含するよう定められ、受信要素はそのようなタイム・スタンプを復元するよう構成され、カルーセルの格納からの再生成においてそれらを使用する。そのようなカルーセルに関し、カルーセルの格納からの再生成は、前記タイム・スタンプにより指定されたもの以外のデータ・レートで適切に実行される。この後者の特徴に関し、カルーセルの格納からの再生成は、前記タイム・スタンプにより指定されたものより大きなデータ・レートで適切に実行され(すなわち、高速順送り(fast forward)が行われるようなトリック・モード)、これは、タイム・スタンプ・データにより指定されたデータ・レートでカルーセル・データを再生成し、再生成されたカルーセル・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトの付加的な複製を、当初再生成された複製を利用して選択的に補間することによって行われる。
【0018】
本発明による更なる特徴は各請求項に記載され、形成されるリファレンスは本願に組み込まれる。
【0019】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら例として説明する。
【0020】
図1は、本発明を具現化するのに適した送信システムのブロック図である。このような送信システムにおいて、複数のマルチプレクス信号12は送信機10により受信機14に送信される。送信システムは更に受信機14(図示せず)より成り、これは例えば、ケーブル・テレビジョン(CATV)ネットワーク環境において使用され、送信機10はCATVネットワークのヘッドエンドより成り、受信機14はエンド・ユーザのセット・トップ・ボックスまたはテレビジョン・セットより成る。エンド・ユーザは、例えばキーボードや遠隔制御のような入力装置15を利用して、受信機14を制御することが可能である。エンド・ユーザは、受信機14がテレビジョンである場合に、受信機14と統合される表示装置17で選択されたサービスを眺めることが可能である。
【0021】
マルチプレクス信号12はMPEG−2転送ストリームの形式で実現することが可能である。MPEG−2転送ストリームは、複数のいわゆるサービスを多重化したものである。このようなサービスは、音響/映像ストリーム、相互的なアプリケーション(例えば、MHEG−5形式)その他の種類のデータまたはこれらの組み合わせを包含することが可能である。一般に、ヘッドエンド10は、いくつかの転送ストリーム12をセット・トップ・ボックス14に送信する。このようにして、多数のサービス(またはチャネル)が、ヘッドエンド10によって複数のセット・トップ・ボックス14に放送されることが可能である。
【0022】
セット・トップ・ボックス14は、特定の転送ストリーム12に調整し、転送ストリーム12から情報を抽出することが可能である。このようなセット・トップ・ボックス14は、一般に、唯一のチューナを有し、一度に1つの転送ストリーム12を受信するに過ぎない。ユーザがテレビジョン番組を見ようとする場合に、または相互アプリケーションを走らせることを希望する場合に、または他の種類のデータにアクセスすることを希望する場合には、セット・トップ・ボックス14は対応する転送ストリーム12に調整し、その時点で放送されているサービスから必要なデータを抽出および/または処理する。
【0023】
テレ・バンキング、テレ・ショッピングまたは情報サービスのような相互アプリケーションは、一般に、カルーセル状の形式で放送され、すなわち、その方法で、対応するデータ部分が転送ストリーム12内で周期的に反復される。例えば、DVBおよびDAVIC両者は、相互アプリケーションを放送するために、DSM−CCオブジェクト・カルーセルを指定する。
【0024】
図2において、DSM−CCオブジェクト・カルーセルの階層構造が示されている。DSM−CCオブジェクト・カルーセルの対象は、モジュールで放送される。そのようなモジュールはオブジェクトの収容部であり、複数のダウンロードデータブロック・メッセージ(これはMPEG−2私用部分である。)より成る。図2において、モジュール42は、オブジェクト32,36,40より成る。これらのオブジェクトは、いわゆるBIOPメッセージに含まれる。このようなBIOPメッセージにおいて、オブジェクトはメッセージ・ヘッダに続く。図2において、第1BIOPメッセージは、メッセージ・ヘッダ30とオブジェクト32より成り、オブジェクト32はディレクトリ情報を含み得る。第2BIOPメッセージは、ヘッダ34とオブジェクト36より成り、オブジェクト36はディレクトリ情報を含み得る。第3BIOPメッセージは、ヘッダ38とオブジェクト40より成り、オブジェクト40はディレクトリ情報を含み得る。
【0025】
さらに、モジュール42は5つのダウンロードデータブロック・メッセージを含む。ダウンロードデータブロック・メッセージは、ヘッダとデータ・ブロックより成る。第1ダウンロードデータブロック・メッセージは、データ・ブロック46と共にヘッダ44により形成され、第2ダウンロードデータブロック・メッセージは、データ・ブロック50と共にヘッダ48により形成され、第3はヘッダ52およびデータ・ブロック54により形成され、第4はヘッダ56およびデータ・ブロック58により形成され、第5はヘッダ60およびデータ・ブロック62により形成される。
【0026】
オブジェクト・カルーセルの階層に基づいて、オブジェクト・カルーセルの記録は3つの階層の各々で行われ得る。上位階層に記録することは、アプリケーションのファイルおよびディレクトリが(正規の)ファイル・システムに格納されることを意味する。これは、静的であるオブジェクト・カルーセルに対する簡潔な解である。しかしながら、オブジェクト・カルーセルの内容が変化した場合には、ファイルおよびディレクトリ・バージョンに追従するための管理は非常に複雑になる。なぜなら、カルーセルにおけるバージョン化は、ファイルおよびディレクトリ・レベルでは行われず、モジュール・レベルで行われるからである。この解の利点は、カルーセルの遅れなしに、ファイルおよびディレクトリが要求に応じてアプリケーションに提供され得ることである。しかしながら、バージョンの問題に起因して、この解は好ましいものではない。
【0027】
ある好適な手段では、オブジェクト・カルーセルの記録は、基本ストリーム・レベルで行われる。基本ストリーム・レベルでの記録は、それが一般に簡潔であり、オブジェクト・カルーセルの特性に独立しているという有利点を有する。しかしながらこの解の欠点は、格納容量の観点からコストがかかることであり、これはカルーセルのサイクルの各々が何度も繰り返して格納されるからである。多数のカルーセル内容がサイクルの間に変わらなかった場合は、その記録は極めて冗長な量を含むであろう。
【0028】
更なる好適な手段では、オブジェクト・カルーセルの記録がモジュール・レベルで行われる。この解の1つの利点は、モジュールのバージョンの一例のみが記録可能であり、必要な格納容量の顕著な減少をもたらす。これは以下の図3に関連して説明され、これはモジュールの1つの特定のバージョンが、どのようにして、記録Rに関する特定の期間においてのみ有効であるかを表現する。例えば、記録期間において、モジュールMは3つのバージョンM1,M2,M3を有し得る。第1バージョンは時刻=0(記録の開始)から時刻t1まで有効であり、第2はt1からt2まで、および第3はt2からt3(記録終了)まで有効である。この記録は、それらが有効である期間に関する指標と共に、モジュールの3つ総てのバージョンM1−3を格納することを要する。
【0029】
基本ストリームまたはモジュール・レベルにおけるカルーセル成分モジュールの捕捉および格納は、更に、アプリケーションの効率的な再生を支援し、これは、特に記録されるモジュールを含む装置が、走っているもの又は記録されたアプリケーションを走らせるものと相違する装置である場合に、モジュールに必要に応じてアプリケーションを提供することによって行われる。すなわち、オブジェクト・カルーセルは、再生中に再構成されず(確かにそれは有効な選択であるが)、マルチメディア・プラットフォーム固有装置がモジュールを求める場合に、モジュールがマルチメディア・プラットフォーム固有装置に送られるのみである。このことは、生のカルーセル放送に比較して、または格納装置が再生中にオブジェクト・カルーセルを再構成する場合に比較して、顕著な実行性の改善をもたらす。
【0030】
例として、マルチメディア・プラットフォーム固有装置が格納装置に対してモジュールXを求める場合に、格納装置は、その記録における現時点で有効なモジュールXのバージョンを返送する。
【0031】
上述したように、要求に応じてモジュールを提供することは、マルチメディア・プラットフォーム固有装置と格納装置との間で特殊なインターフェースを必要とする。マルチメディア・プラットフォーム固有装置はそのようなインターフェースを有しておらず、(部分的な)転送ストリーム入力を期待するに過ぎない。この場合、格納装置はオブジェクト・カルーセルを再構成する必要がある。アプリケーションの実行性(パフォーマンス)は、モジュールが送信される順序に依存し、および放送者は実行性に関して最適な順序でモジュールをおそらく配置するので、当初の放送と同じ相対的タイム・スタンプを有するモジュールを送出することは有意義である。装置は各モジュールの送信に関する(相対的な)タイム・スタンプの記録を支援し、これは、オブジェクト・カルーセルの再構成における記録の一部およびこれらのタイム・スタンプの用法である。タイム・スタンプは、(時間、モジュール、バージョン)より成る集合のリストとして格納され得る。この格納は、モジュール自身の格納に加えて行う(モジュールのバージョンの各々について1つの複製)。
【0032】
更なる特徴として、バージョン化ファイル・システム(オブジェクト・カルーセル)の動作(play−out)は、当初の放送よりも高いビット・レートで行われ得る。これは、図4に概略的に表現されるようにして行われ、モジュールM4,M5,M6の同一シーケンスを、それらが記録されたものよりも速く終了させることによって行われる(中央のものPB.1)。あるいは、当初の手をつけていない(intact)モジュールのタイミングを維持し、当初の時間計画におけるモジュールの終了までの間に一部または全部のモジュールの複製を挿入することによって(下側のものPB.2)、ビット・レートの増加を達成することができる。格納装置からマルチメディア・プラットフォーム固有装置に対する利用可能な帯域は、放送者から家庭へのものより高くなる傾向にあるので、高速ビット・レートを利用する動作が可能である。
【0033】
当業者が認めるであろうことは、以上の実施例がMPEG−2DSM−CCプロトコルを参考に説明されたが、本発明は特定のプロトコルまたはデータ放送の形式に限定されないことである。
【0034】
本願の説明により、当業者にとって他の変形も明らかであろう。例えば、オブジェクト・カルーセル(またはデータ放送の他の形式)からのバージョン化されたファイル・システムの抽出は、プレカーソル(precursor)としてそれを「帯域外」に格納され得る。その理由は、改善されたディスク用法(格納スペースをほとんど要しない)およびより速いランダム・アクセスである。このようなおよび他の変形は、マルチメディア・ホーム・プラットフォームおよびアプリケーションおよび装置に関する設計、製造および使用において組み込む既知の特徴と、上述したようなものに代えて又はそれに加えて使用される特徴とを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、本発明を具現化するのに適した送信システムのブロック図である。
【図2】
図2は、DSM−CCオブジェクト・カルーセルにおいて使用される階層化の概略を示す。
【図3】
図3は、所与のモジュールに関するバージョン数を表現し、再生中の異なる時点においてそれぞれ有効なものである。
【図4】
図4は、カルーセル・データの再生中にビット・レートを増加させる2つの手法を概略を示す。
Claims (9)
- 送信機と、そこから送信された信号を受信するよう形成された少なくとも1つの受信機とを有する送信システムであって、カルーセル形成データ・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトが、前記送信機における各々のモジュールに形成されたファイルおよびディレクトリの所定のグループに関するサイクルで送信され、各モジュールは全体として送信され、前記受信機は、受信したファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトを所定のグループの形式に基づいて格納するよう形成されることを特徴とする送信システム。
- 請求項1記載のシステムで使用される送信機であって、前記送信機が、送信用のデータのソースへの接続部と、送信ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトに関するモジュールに組み立てるよう設けられたデータ・フォーマット手段とを有することを特徴とする送信機。
- 請求項1記載のシステムで使用される受信機であって、前記受信機は、前記送信されたモジュールを受信し、所定のグループの形式に従って前記ファイル・データおよびディレクトリ・オブジェクトをそこに格納する手段より成ることを特徴とする受信機。
- 請求項1,2または3にそれぞれ記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記ファイルおよびディレクトリ・モジュールが、基本データ・ストリームで実行される個別のデータ部分より成り、格納のための前記所定のグループの形式は基本レベルにおけるものであることを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
- 請求項1,2または3にそれぞれ記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記ファイルおよびディレクトリ・モジュールが、基本データ・ストリームで実行される個別のデータ部分より成り、格納のための前記所定のグループの形式はモジュール・レベルにおけるものであることを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
- 請求項1,2または3にそれぞれ記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記ファイルおよびディレクトリ・モジュールを含むデータが更に更新性を区別するバージョン指標を含み、前記モジュールが更に基本データ・ストリームにおいて実行される個別のデータ部分を有し、格納のための前記所定のグループの形式は基本レベルにおけるものであることを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
- 請求項1,2または3にそれぞれ記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記ファイルおよびディレクトリ・モジュールがタイム・スタンプ・データにリンクされ、前記送信機がそのようなタイム・スタンプ・データを含むよう形成され、前記受信機が、そのようなタイム・スタンプ・データを受信し、前記カルーセルの内容からの再生成においてそれらを使用することを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
- 請求項1,2または3にそれぞれ記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記カルーセルの内容からの再生成が、前記タイム・スタンプにより指定されるものとは異なるデータ・レートで実行されることを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
- 請求項8に記載された送信システム、送信機または受信機であって、前記タイム・スタンプにより指定されるデータ・レートでカルーセルを再生成し、当初に再生成した複製を利用して再生されたカルーセル・ファイルおよびディレクトリ・オブジェクトの付加的な複製を選択的に配置することによって、前記カルーセルの内容からの再生成が、前記タイム・スタンプにより指定されるものより大きなデータ・レートで実行されることを特徴とする送信システム、送信機または受信機。
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