JP2004501704A - 前面投入型ドラム式洗濯機のための丸窓 - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
丸窓が、円形の底面区分(5)と側壁区分(4)とから成っており、底面区分(5)は、ほぼ扁平な内面(12)と、縁部領域(14)とを有した覗きガラス(10)から成っている。深皿状部材の、底面区分(5)に向かって減径する側壁区分(4)は硬質的なプラスチックから成っており、覗きガラス(10)は、底面区分(5)の縁部領域(14)全体では、側壁区分(4)の方向で屈曲されており、底面区分(5)の縁部領域(14)が、丸みをつけられたガラス肩部(16)を形成している。覗きガラス(10)は、ガラス肩部(16)の外側の縁部で、底面区分(5)の内面(12)に対して傾斜して延びる環状の結合区分(6)を有しており、該結合区分(6)のヘッド端部(18)は、側壁区分(4)の内側の端部(20)に堅固に係合している。
Description
【0001】
本発明は、前面投入型ドラム式洗濯機のための丸窓であって、該丸窓が、洗濯機の内部に対して閉じられた深皿状の形状を有しており、円形の底面区分(5)と側壁区分とを有しており、底面区分は覗きガラスから成っており、該覗きガラスは、ほぼ扁平な内面と、縁部領域とを有しており、深皿の、底面区分に向かって減径する側壁区分がプラスチックから成っている形式のものに関する。
【0002】
前面投入型ドラム式洗濯機では、前面に舷窓状の窓が取り付けられている。この舷窓は主として円形に形成されており、前面投入型ドラム式洗濯機のための、透明な材料から成る丸窓として、覗きガラスを有している。これにより使用者は、洗濯機ドラムの内部を見ることができる。丸窓が開放されている場合には、洗濯物を直接にドラム内に投入し、再び取り出すことができる。洗濯機の内部に対して閉じられた深皿状の形状を有した丸窓を、前面投入型ドラム式洗濯機のために使用するのが通常である。これにより、ケーシング周面と洗濯機ドラムとの間の領域が丸窓によって埋められるので、洗濯機のケーシング外面と、回転する洗濯機ドラムとの間の死空間を回避できる。前面投入型ドラム式洗濯機のための相応の丸窓は、目下のところ主として、ガラスまたは透明なプラスチック材料から成る深皿状エレメントから成っている。丸窓は、洗濯機ドラムの開口側の制限部を直接に形成しているので、回転するドラムとドラムと洗濯機の不動の部分との間に適切なシールを形成するのが重要である。
【0003】
このような丸窓は例えばドイツ連邦共和国実用新案第9014622号明細書により公知である。この明細書には、ほぼ半球状の形状の、透明の深皿状のエレメントと、環状のフレームエレメントとが示されている。このフレームエレメントは、深皿状のエレメントの外側の周縁部に取り付けられている。深皿状のエレメントは有利にはガラスから成っているが、透明のプラスチック材料から成っていてもよい。
【0004】
ドイツ連邦共和国実用新案第9014622号明細書により公知の丸窓における欠点は、透明のプラスチックを使用する場合、洗濯機ドラム内部への良好な視界が得られないことである。何故ならば、特に、化学的な作用と、回転する洗濯物による摩擦により、長い使用期間の後には視界が曇るからである。深皿状のエレメントのためのガラスを使用すると、丸窓がこれにより比較的重くなり、扱いにくくなるので不都合である。
【0005】
この欠点は、ドイツ連邦共和国特許出願公告第1083219号明細書により公知の装置では克服されている。この明細書によれば、ドラム式洗濯機のための丸窓が公知であって、この丸窓は装置外面と洗濯機ドラムとの間の領域で内部に向かって凹んでいて、こののくぼみは、軟弾性的な材料から成るカラーによって形成される。このカラーは、ドラムに面した内面に、透明なガラスを収容するための、内部に向けられたシールリップを有している。
【0006】
この公知の窓の欠点は、洗濯機ドラムに面した、軟弾性的なカラーのシールリップが、比較的長期間使用する場合に、石鹸液と絶え間なく接触することにより多孔質になる恐れがあることにある。回転する洗濯物によりさらに、軟弾性的なシールリップがずらされる恐れがある。比較的長期にわたる使用においてはさらに、回転する洗濯物により、軟弾性的なシールリップが削られて摩耗されることは回避できない。このような作用は、長期にわたると洗濯機ドラムの所望のシール性を損なう。さらに、ガラスプレートをシールリップの間に確実に保持することすら危うくなる。さらに、洗濯物の一部が、この軟弾性的なシールリップにぶつかる際に、この部分は突然に制動される。このことは過負荷、場合によっては洗濯物の引き裂きを生ぜしめる恐れがある。
【0007】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の丸窓を改良して、洗濯機の長期間の使用にわたって、ケーシングの確実なシール性が保証されていて、さらには洗濯物の付加的な負荷を回避するような比較的軽量で扱いやすい丸窓を提供することである。
【0008】
この課題を解決するために本発明の構成では、プラスチックが硬弾性的な材料であって、覗きガラスが底面区分の縁部領域全体で、側壁区分の方向に屈曲されており、この場合、丸みをつけられたガラス肩部が形成されていて、覗きガラスがガラス肩部の外縁部に、底面区分の内面に対して傾斜して延びる環状の結合区分を有しており、該結合区分はヘッド端部で、側壁区分の内側の端部に堅固に係合するようにした。本発明による手段により、洗濯物に対して制動力をかけず、摩擦作用を及ぼさないような、耐摩耗性の比較的軽量な丸窓が得られる。
【0009】
特に有利には、プラスチックから成る側壁区分は、この個所におけるガラスの注型よりも狭い製造誤差範囲で維持できる(ガラスの製造誤差の約1/3)。これにより丸窓と、窓を取り囲むスリーブシールとの間のシール作用は良好に得られる。
【0010】
有利には、結合区分のヘッド端部が、側壁区分の内側端部の相応の溝に係合するための延長部を有していて、これにより確実な結合が保証される。
【0011】
有利には結合区分のヘッド端部は、射出成形により側壁区分に一体に結合される。これにより個々の構成部分の総数は減じられる。このことは組み付けコストおよび支承コストを減じるのに寄与する。
【0012】
構成部分の総数をさらに減じるために、有利には、側壁区分の外側の端部を、環状のドアフレームとして一体に形成することができる。
【0013】
有利な構成では、覗きガラスの内面が、深皿開口部に対して湾曲されていて、これによりガラスの破損防止性が高められる。
【0014】
次に図面につき本発明の詳細、特徴、利点を説明する。
【0015】
図1は、開放された丸窓を備えた前面投入型洗濯機を示す正面斜視図であって、
図2は、本発明による丸窓の第1実施例を図1のA−A線に沿って断面し、90°回転させて示した図であって、
図3は、本発明による丸窓の第2実施例を図2の細部IIIで示した図である。
【0016】
図1には、洗濯機1が前方から示されており、この洗濯機1には、投入・取り出し開口3を閉鎖するための、開放された丸窓2が設けられている。
【0017】
図2には、本発明による丸窓2の有利な構成が示されている。この丸窓2は、硬質的なプラスチック材料から成る側壁区分4と、鉱物質の覗きガラス10から成る底面区分5とから成っている。覗きガラス10は、深皿状部材開口に対して幾分湾曲されている内面12を有している。覗きガラス10は、底面区分5の縁部領域14で、側壁区分4の方向に湾曲されており、これにより丸くされたガラス肩部16が形成される。覗きガラス10は、ガラス肩部16の外縁部に、底面区分5の内面12に対して傾斜して延びている環状の結合区分6を有している。結合区分6はヘッド端部18へと開口している。このヘッド端部18は、底面区分5の内面12に対してほぼ平行に延びる環状の延長部22を有している。
【0018】
この延長部22は、側壁区分4のヘッド端部20に係合しており、この場合、延長部22は、側壁区分4の内側端部11に相応に成形された溝24に堅固に係合している。この結合は有利には、延長部22を備えた、予め成形された覗きガラス10のヘッド端部18が、側壁区分4を射出成形する際に、側壁区分4のヘッド端部20に射出成形により、一体になるように埋め込まれることにより製造される。これに対して選択的に、プラスチックの側壁区分4が、熱軟性的な状態で、覗きガラス10の延長部22上に被せ嵌められてもよい。側壁区分4の形状は、側壁区分4の外側の端部30が環状のドアフレーム32として一体に形成されるように選択することができる。
【0019】
本発明による丸窓2の類似した有利な第2の構成は、図3で断面した細部IIIによって示されている。この細部IIIは、覗きガラス10の縁部区分と側壁区分4の縁部区分である。ここでは、覗きガラス10の結合区分6のヘッド端部18が、環状の延長部26を有していて、この延長部26は、最初は、底面区分5の内面12に対してほぼ平行に延びており、次いでこれに対してほぼ垂直に延びている。この実施例では、ガラス質のヘッド端部18が射出成形の際に、側壁区分4に射出成形によって埋め込まれており、これにより極めて確実な結合部が得られる。
【0020】
洗濯機の運転のために、閉じられた丸窓2が、装置外側と洗濯機ドラムとの間の充填開口の空間を埋める。従って洗濯機ドラムは、前面で、丸窓2の覗きガラス10によって制限される。これにより同時に、洗濯機の使用者のために、洗濯機ドラム内への自由な視界が保証される。洗濯物の回転は、覗きガラス10に対しては無害である。何故ならば、覗きガラス10はケイ酸塩ガラスから成っているからである。ケイ酸塩ガラスと洗濯物との接触は、回転する洗濯物に対して無害である。何故ならば丸みをつけられたガラス肩部16が、ソフトで滑らかな構造を有しているからである。
【0021】
説明した2つの有利な構成の他に、覗きガラス10の、特にヘッド端部18の、ジオメトリックな別の形状も考えられる。例えば、射出成形された延長部22,26がT字形に形成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】
開放された丸窓を備えた前面投入型洗濯機を示す正面斜視図である。
【図2】
本発明による丸窓の第1実施例を図1のA−A線に沿って断面し90°回転させて示した図である。
【図3】
本発明による丸窓の第2実施例を図2の細部IIIで示した図である。
本発明は、前面投入型ドラム式洗濯機のための丸窓であって、該丸窓が、洗濯機の内部に対して閉じられた深皿状の形状を有しており、円形の底面区分(5)と側壁区分とを有しており、底面区分は覗きガラスから成っており、該覗きガラスは、ほぼ扁平な内面と、縁部領域とを有しており、深皿の、底面区分に向かって減径する側壁区分がプラスチックから成っている形式のものに関する。
【0002】
前面投入型ドラム式洗濯機では、前面に舷窓状の窓が取り付けられている。この舷窓は主として円形に形成されており、前面投入型ドラム式洗濯機のための、透明な材料から成る丸窓として、覗きガラスを有している。これにより使用者は、洗濯機ドラムの内部を見ることができる。丸窓が開放されている場合には、洗濯物を直接にドラム内に投入し、再び取り出すことができる。洗濯機の内部に対して閉じられた深皿状の形状を有した丸窓を、前面投入型ドラム式洗濯機のために使用するのが通常である。これにより、ケーシング周面と洗濯機ドラムとの間の領域が丸窓によって埋められるので、洗濯機のケーシング外面と、回転する洗濯機ドラムとの間の死空間を回避できる。前面投入型ドラム式洗濯機のための相応の丸窓は、目下のところ主として、ガラスまたは透明なプラスチック材料から成る深皿状エレメントから成っている。丸窓は、洗濯機ドラムの開口側の制限部を直接に形成しているので、回転するドラムとドラムと洗濯機の不動の部分との間に適切なシールを形成するのが重要である。
【0003】
このような丸窓は例えばドイツ連邦共和国実用新案第9014622号明細書により公知である。この明細書には、ほぼ半球状の形状の、透明の深皿状のエレメントと、環状のフレームエレメントとが示されている。このフレームエレメントは、深皿状のエレメントの外側の周縁部に取り付けられている。深皿状のエレメントは有利にはガラスから成っているが、透明のプラスチック材料から成っていてもよい。
【0004】
ドイツ連邦共和国実用新案第9014622号明細書により公知の丸窓における欠点は、透明のプラスチックを使用する場合、洗濯機ドラム内部への良好な視界が得られないことである。何故ならば、特に、化学的な作用と、回転する洗濯物による摩擦により、長い使用期間の後には視界が曇るからである。深皿状のエレメントのためのガラスを使用すると、丸窓がこれにより比較的重くなり、扱いにくくなるので不都合である。
【0005】
この欠点は、ドイツ連邦共和国特許出願公告第1083219号明細書により公知の装置では克服されている。この明細書によれば、ドラム式洗濯機のための丸窓が公知であって、この丸窓は装置外面と洗濯機ドラムとの間の領域で内部に向かって凹んでいて、こののくぼみは、軟弾性的な材料から成るカラーによって形成される。このカラーは、ドラムに面した内面に、透明なガラスを収容するための、内部に向けられたシールリップを有している。
【0006】
この公知の窓の欠点は、洗濯機ドラムに面した、軟弾性的なカラーのシールリップが、比較的長期間使用する場合に、石鹸液と絶え間なく接触することにより多孔質になる恐れがあることにある。回転する洗濯物によりさらに、軟弾性的なシールリップがずらされる恐れがある。比較的長期にわたる使用においてはさらに、回転する洗濯物により、軟弾性的なシールリップが削られて摩耗されることは回避できない。このような作用は、長期にわたると洗濯機ドラムの所望のシール性を損なう。さらに、ガラスプレートをシールリップの間に確実に保持することすら危うくなる。さらに、洗濯物の一部が、この軟弾性的なシールリップにぶつかる際に、この部分は突然に制動される。このことは過負荷、場合によっては洗濯物の引き裂きを生ぜしめる恐れがある。
【0007】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の丸窓を改良して、洗濯機の長期間の使用にわたって、ケーシングの確実なシール性が保証されていて、さらには洗濯物の付加的な負荷を回避するような比較的軽量で扱いやすい丸窓を提供することである。
【0008】
この課題を解決するために本発明の構成では、プラスチックが硬弾性的な材料であって、覗きガラスが底面区分の縁部領域全体で、側壁区分の方向に屈曲されており、この場合、丸みをつけられたガラス肩部が形成されていて、覗きガラスがガラス肩部の外縁部に、底面区分の内面に対して傾斜して延びる環状の結合区分を有しており、該結合区分はヘッド端部で、側壁区分の内側の端部に堅固に係合するようにした。本発明による手段により、洗濯物に対して制動力をかけず、摩擦作用を及ぼさないような、耐摩耗性の比較的軽量な丸窓が得られる。
【0009】
特に有利には、プラスチックから成る側壁区分は、この個所におけるガラスの注型よりも狭い製造誤差範囲で維持できる(ガラスの製造誤差の約1/3)。これにより丸窓と、窓を取り囲むスリーブシールとの間のシール作用は良好に得られる。
【0010】
有利には、結合区分のヘッド端部が、側壁区分の内側端部の相応の溝に係合するための延長部を有していて、これにより確実な結合が保証される。
【0011】
有利には結合区分のヘッド端部は、射出成形により側壁区分に一体に結合される。これにより個々の構成部分の総数は減じられる。このことは組み付けコストおよび支承コストを減じるのに寄与する。
【0012】
構成部分の総数をさらに減じるために、有利には、側壁区分の外側の端部を、環状のドアフレームとして一体に形成することができる。
【0013】
有利な構成では、覗きガラスの内面が、深皿開口部に対して湾曲されていて、これによりガラスの破損防止性が高められる。
【0014】
次に図面につき本発明の詳細、特徴、利点を説明する。
【0015】
図1は、開放された丸窓を備えた前面投入型洗濯機を示す正面斜視図であって、
図2は、本発明による丸窓の第1実施例を図1のA−A線に沿って断面し、90°回転させて示した図であって、
図3は、本発明による丸窓の第2実施例を図2の細部IIIで示した図である。
【0016】
図1には、洗濯機1が前方から示されており、この洗濯機1には、投入・取り出し開口3を閉鎖するための、開放された丸窓2が設けられている。
【0017】
図2には、本発明による丸窓2の有利な構成が示されている。この丸窓2は、硬質的なプラスチック材料から成る側壁区分4と、鉱物質の覗きガラス10から成る底面区分5とから成っている。覗きガラス10は、深皿状部材開口に対して幾分湾曲されている内面12を有している。覗きガラス10は、底面区分5の縁部領域14で、側壁区分4の方向に湾曲されており、これにより丸くされたガラス肩部16が形成される。覗きガラス10は、ガラス肩部16の外縁部に、底面区分5の内面12に対して傾斜して延びている環状の結合区分6を有している。結合区分6はヘッド端部18へと開口している。このヘッド端部18は、底面区分5の内面12に対してほぼ平行に延びる環状の延長部22を有している。
【0018】
この延長部22は、側壁区分4のヘッド端部20に係合しており、この場合、延長部22は、側壁区分4の内側端部11に相応に成形された溝24に堅固に係合している。この結合は有利には、延長部22を備えた、予め成形された覗きガラス10のヘッド端部18が、側壁区分4を射出成形する際に、側壁区分4のヘッド端部20に射出成形により、一体になるように埋め込まれることにより製造される。これに対して選択的に、プラスチックの側壁区分4が、熱軟性的な状態で、覗きガラス10の延長部22上に被せ嵌められてもよい。側壁区分4の形状は、側壁区分4の外側の端部30が環状のドアフレーム32として一体に形成されるように選択することができる。
【0019】
本発明による丸窓2の類似した有利な第2の構成は、図3で断面した細部IIIによって示されている。この細部IIIは、覗きガラス10の縁部区分と側壁区分4の縁部区分である。ここでは、覗きガラス10の結合区分6のヘッド端部18が、環状の延長部26を有していて、この延長部26は、最初は、底面区分5の内面12に対してほぼ平行に延びており、次いでこれに対してほぼ垂直に延びている。この実施例では、ガラス質のヘッド端部18が射出成形の際に、側壁区分4に射出成形によって埋め込まれており、これにより極めて確実な結合部が得られる。
【0020】
洗濯機の運転のために、閉じられた丸窓2が、装置外側と洗濯機ドラムとの間の充填開口の空間を埋める。従って洗濯機ドラムは、前面で、丸窓2の覗きガラス10によって制限される。これにより同時に、洗濯機の使用者のために、洗濯機ドラム内への自由な視界が保証される。洗濯物の回転は、覗きガラス10に対しては無害である。何故ならば、覗きガラス10はケイ酸塩ガラスから成っているからである。ケイ酸塩ガラスと洗濯物との接触は、回転する洗濯物に対して無害である。何故ならば丸みをつけられたガラス肩部16が、ソフトで滑らかな構造を有しているからである。
【0021】
説明した2つの有利な構成の他に、覗きガラス10の、特にヘッド端部18の、ジオメトリックな別の形状も考えられる。例えば、射出成形された延長部22,26がT字形に形成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】
開放された丸窓を備えた前面投入型洗濯機を示す正面斜視図である。
【図2】
本発明による丸窓の第1実施例を図1のA−A線に沿って断面し90°回転させて示した図である。
【図3】
本発明による丸窓の第2実施例を図2の細部IIIで示した図である。
Claims (6)
- 前面投入型ドラム式洗濯機(1)のための丸窓(2)であって、該丸窓(2)が、洗濯機の内部に対して閉じられた深皿状の形状を有しており、円形の底面区分(5)と側壁区分(4)とを有しており、底面区分(5)は覗きガラス(10)から成っており、該覗きガラス(10)は、ほぼ扁平な内面(12)と、縁部領域(14)とを有しており、深皿状部材の、底面区分(5)に向かって減径する側壁区分(4)がプラスチックから成っている形式のものにおいて、
該プラスチックが硬弾性的な材料であって、覗きガラス(10)が底面区分(5)の縁部領域(14)全体で、側壁区分(4)の方向に屈曲されており、この場合、底面区分(5)の縁部領域(14)が丸みをつけられたガラス肩部(16)を形成していて、覗きガラス(10)がガラス肩部(16)の外縁部に、底面区分(5)の内面(12)に対して傾斜して延びる環状の結合区分(6)を有しており、該結合区分(6)は、ヘッド端部(18)で、側壁区分(4)の、底面区分(5)に隣接した内側の端部(20)に堅固に係合することを特徴とする、前面投入型ドラム式洗濯機のための丸窓。 - 結合区分(6)のヘッド端部(18)が、側壁区分(4)の内側端部(11)に形成された対応する溝(24)に係合するために、底部区分(5)の内面(12)に対してほぼ平行に延びる延長部(22)を有している、請求項1記載の丸窓。
- 結合区分(6)のヘッド端部(18)が、最初は、底面区分(5)の内面(12)に対してほぼ平行に延び、次いで、これに対してほぼ垂直に延びる延長部(26)を有している、請求項1記載の丸窓。
- プラスチックから成る側壁区分(4)が、ガラスから成る結合区分(6)のヘッド端部(18)に射出成形によって一体に結合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の丸窓。
- 側壁区分(4)の外側の端部(30)が、環状のドアフレーム(32)として一体に形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の丸窓。
- 覗きガラス(10)の内面(12)が、深皿状部材開口に対して湾曲した形状を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の丸窓。
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