JP2004362794A - 加熱調理器 - Google Patents

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貴宏 宮内
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Abstract

【課題】複数の加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分差が大きく、電源スイッチを閉じる際に加熱部に対応した接続端に流れる突入電流量の不平衡を抑制し、使い勝手が良く、信頼性の高い加熱調理器を提供すること。
【解決手段】第1のコンデンサ5bの静電容量が第2のコンデンサ7bの静電容量より大きいことにより、電源スイッチ2を導通状態にする時の、各接続端に流れる突入電流の不平衡をバイパス手段11によりバイパスすることにより抑制し、第1の接続端2aの性能劣化や溶着等を防止できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭やレストラン及びオフィス等で使用される複数の加熱部を有する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器の動作を誘導加熱調理器を例に取り上げ、図面を用いて説明する。図2は従来例の構成を示すブロック図である。
【0003】
図2において、21は交流電源、22は2つの接点22a、22bから成る電源スイッチ、23は接点22aの開閉により交流電源21と接続の断続が成されると共に、交流電源21を整流するブリッジ接続されたダイオードから成る第1の整流回路24、第1のチョークコイル25a及び第1のコンデンサ25bから成る第1の平滑回路25、第1の加熱コイル(図示せず)と第1のスイッチング素子(図示せず)を含む第1のインバータ回路26から成る第1の加熱部、27は接点22bの開閉により交流電源21と接続の断続が成されると共に、交流電源21を整流するブリッジ接続されたダイオードから成る第2の整流回路28、第2のチョークコイル29a及び第2のコンデンサ29bから成る第2の平滑回路29、第2の加熱コイル(図示せず)と第2のスイッチング素子(図示せず)を含む第2のインバータ回路30から成る第2の加熱部である。
【0004】
上記構成において動作を説明する。使用者が本機器を使用する時には、まず、電源スイッチ22を操作することにより、第1の接点22a並びに第2の接点22bを閉じる。この時、第1の接点22aには主に第1のコンデンサ25bへ電荷充電のための突入電流、第2の接点22bには主に第2のコンデンサ29bへ電荷充電のための突入電流がそれぞれ流れる。第1の接点22a並びに第2の接点22bの開閉は、電源スイッチ22の操作によって略同時に成される。
【0005】
この後、使用者の操作部(図示せず)のキー操作等により、第1の加熱部23または第2の加熱部27の動作が開始され、第1の接点22aまたは第2の接点22bには、最大で、対応する加熱部の定格電流がそれぞれ流れる。この時、第1のインバータ回路26または第2のインバータ回路30は交流電源21を対応する第1の整流回路24または第2の整流回路28、及び第1の平滑回路25または第2の平滑回路29で整流、平滑した直流(第1のコンデンサ25bまたは第2のコンデンサ29bの静電容量が10〜数十μFの場合は略全波整流の脈流)を高周波交流に変換し、対応する加熱コイル(図示せず)に高周波電流を流すことで、加熱コイルと磁気結合した鍋等の被加熱体(図示せず)に渦電流を発生させて、そのジュール熱で被加熱体を誘導加熱するものである。
【0006】
本従来例では第1の加熱部23と第2の加熱部27の定格消費電流が同等で、また第1の加熱部23及び第2の加熱部27の入力インピーダンスの静電容量成分の大半を占める第1のコンデンサ25b及び第2のコンデンサ29bの静電容量も多くとも数十μFで同等であるので、電源スイッチ22の各加熱部に対応した第1の接点22a及び第2の接点22bに流れる、突入電流及び定格電流レベルも同等となり、第1の接点22a及び第2の接点22bの材質や形状は同等で良く、これらで構成する電源スイッチ22の構造も簡潔にできると共に、電源スイッチ22と第1の加熱部23及び第2の加熱部27との電気的接続に用いるリード線(図示せず)の接続関係を敢えて規定する必要がないので、機器組み立て時やサービス時の制約が緩和されると言う利点がある(例えば、構成においては特許文献1、突入電流対策においては特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特許第3309821号公報(第5−8頁、第1図)
【特許文献2】
特開平5−290965号公報(第3−4頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来の加熱調理器では、第1の加熱部23と第2の加熱部27の定格消費電流が同等であっても、加熱対象とする負荷材質の相違等に起因する、第1のインバータ回路26及び第2のインバータ回路30の回路構成差や必要入力電圧形態の差(例えば脈流成分の大小等)等による第1の平滑回路25及び第2の平滑回路29のインダクタンス値及び静電容量値が大きく異なる場合、電源スイッチ22の第1の接点22a及び第2の接点22bが閉じる際の第1のコンデンサ25b及び第2のコンデンサ29bに流入する突入電流の振る舞いも大きく異なることになる。
【0009】
従って、例えば第1のコンデンサ25bの静電容量(約1000μF)が第2のコンデンサ29bのそれ(約10μF)より甚だ大きい場合には、第1のチョークコイル25aと第2のチョークコイル29aとにインダクタンス値にも差を設けて突入電流のピーク値を抑えるにしろ、機器の実装スペースに制限があり、チョークコイル自体を大型化するには限界があり、十分なインダクタンス値を得られないため、第1の接点22aに流れる突入電流値の時間積は第2の接点22bのそれより大きくなり、従来数百μFの静電容量への突入電流に耐えるように設計された接点を持つ電源スイッチでは、耐えきれずに溶着してしまうと言う課題があった。
【0010】
また、これに対応するため、この場合第1の接点22aの許容電流を大きくするということも考えられるが、特殊仕様の接点となるため汎用性に欠け、通常大型化、或いはコストアップが予想されると共に、コストアップ抑制のため第2の接点22bを現状のままの接点容量のものとしたりすると、電源スイッチ22と第1の加熱部23及び第2の加熱部27との電気的接続に用いるリード線(図示せず)の接続関係を規定する必要が生じ、機器組み立て時やサービス時の制約が発生すると言う課題を有していた。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するもので、1つの加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分が大きく、電源スイッチを閉じる際の突入電流が大きくなり、それぞれの加熱部に対応した接続端に流れる突入電流量に不平衡が発生する場合でも、その不平衡を抑制し、それぞれの加熱部に対応した接続端の許容電流容量は従来並み、或いは、汎用性の有る範疇での増加に留め、使い勝手が良く、信頼性の高い加熱調理器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、入複数の加熱部を有し、前記複数の加熱部の入力の一端は各々共通電位として交流電源の一端に接続し、前記複数の加熱部のうち入力インピーダンスの静電容量成分が他と異なる加熱部を少なくともひとつ有する加熱調理器ものであって、前記複数の加熱部の入力の他端各々と前記交流電源の他端とを前記複数の加熱部各々に対応して設けた複数の接続端を介して接続する電源スイッチと、前記電源スイッチの前記複数の加熱部側の各々の電位端を、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部側から入力インピーダンスの静電容量成分の小なる加熱部側へバイパスするバイパス手段と、前記バイパス手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記電源スイッチの各接続端が導通する際に、前記複数の加熱部に流入する電流量の偏りを抑制すべく、前記バイパス手段を動作させ、流入する電流量の少ない側の加熱部と前記交流電源とを接続する前記電源スイッチの接続端に電流を一部分配して流入させる構成としているので、少なくとも1つの加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分が大きく、電源スイッチを閉じる際に対応する接続端への突入電流が大きくなり、それぞれの加熱部に対応した接続端に流れる突入電流量に不平衡が発生する場合でも、バイパス手段がその不平衡成分を他の接続端に分配して、その不平衡を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、複数の加熱部を有し、前記複数の加熱部の入力の一端は各々共通電位として交流電源の一端に接続し、前記複数の加熱部のうち入力インピーダンスの静電容量成分が他と異なる加熱部を少なくともひとつ有する加熱調理器ものであって、前記複数の加熱部の入力の他端各々と前記交流電源の他端とを前記複数の加熱部各々に対応して設けた複数の接続端を介して接続する電源スイッチと、前記電源スイッチの前記複数の加熱部側の各々の電位端を、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部側から入力インピーダンスの静電容量成分の小なる加熱部側へバイパスするバイパス手段と、前記バイパス手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記電源スイッチの各接続端が導通する際に、前記複数の加熱部に流入する電流量の偏りを抑制すべく、前記バイパス手段を動作させ、流入する電流量の少ない側の加熱部と前記交流電源とを接続する前記電源スイッチの接続端に電流を一部分配して流入させる構成としているので、この手段により、電源スイッチの複数の接続端が導通・非導通となることで、複数の加熱部への電源の供給・非供給を選択することができる。これにより、複数の加熱部はそれぞれ対応する接続端を介して交流電源より電力供給を受け、この電力によって非加熱体を加熱することができる。
【0014】
また、複数の接続端が導通する際に発生する突入電流は各加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分や抵抗成分、インダクタンス成分に依り、その大きさや持続時間が異なるので、各加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分や抵抗成分、インダクタンス成分がほぼ同等、例えば各々、静電容量成分が数十μF、インダクタンス成分が数百μH、抵抗成分数百mΩ程度の場合には、交流電源が商用電源であれば、接続端個々の定格許容実効電流が十数〜20A程度(加熱部の定格実効電流に対しても十分満足している)のもので、機器の耐用年数に見合った耐久性は確保される。
【0015】
しかし、ある加熱部の入力インピーダンスの静電容量成分が上記の約十〜数十倍以上にもなると、この静電容量成分を充電するために発生する突入電流のエネルギーは膨大となり、動作時の定格実効電流を連続的に流すことによる発熱等の問題から抵抗成分を大きくできない機器においては、インダクタンス値を増加させる方策をとるが、機器への実装上の制約から十分な値を得ることができない(せいぜい約数mH)ことに加え、この方策では突入電流のエネルギー自体は大きく抑制できないので、結果としてこの加熱部と交流電源を接続する接続端は上記の定格実効電流のものでは耐えきれずに性能劣化、最悪破壊に至ってしまう。
【0016】
更に、該当の接続端の定格実効電流容量を大きくする方策でも、形状的な機器実装の制約や、コストアップ抑制のため他の接続端を上記した接点容量のものとすると、電源スイッチと該当の加熱部及び他の加熱部との電気的接続に用いるリード線の接続関係を規定する必要が生じ、機器組み立て時やサービス時の制約が発生したり、或いは機構的に接続端を断続する形式の接続端(タンブラースイッチ等)では、操作性に支障が発生する場合がある。
【0017】
この様な場合において、バイパス手段が電源スイッチの各接続端が導通する際、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部を交流電源と接続する接続端の当該加熱部側から入力インピーダンスの静電容量成分が小なる加熱部を交流電源と接続する接続端へとバイパスし、この接続端にも一部、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部を交流電源と接続する接続端に流れる突入電流を分流するので、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部を交流電源と接続する接続端の許容電流容量を極端に大きくしたり、当該加熱部の入力インピーダンスのインダクタンス成分を極端に大きくすることなく、突入電流の不平衡を抑制できるという作用を有する。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、電源スイッチの複数の接続端各々が、金属等の導電物質から成る接点で、且つ前記接点各々が前記電源スイッチの開閉動作に連動して略同時に開閉するよう構成しているので、この手段により、タンブラースイッチ等、既存の多極電源スイッチで、使用者の意志に応じて、交流電源から複数の加熱部への電源供給を行うことができるという作用を有する。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、複数の接点の開閉を電気励磁で行う駆動回路を有する構成としているので、この手段により、使用者は、タッチ式キーを押すなどの簡単、軽微な動作で交流電源から複数の加熱部への電源供給を行うことができるという作用を有する。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、接点の開閉状態を検知する接点検知手段を有し、駆動回路が前記接点の駆動信号の有無に応じた前記接点検知手段の入力が得られない場合に、対応する加熱部の動作を停止する構成としたものであり、この手段により、万一接点が溶着或いは閉じない等の故障を生じ、加熱部が使用者の意図とは関係なく加熱動作を継続する事態になっても、加熱部の動作を停止することにより、安全性を確保することができるという作用を有する。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、報知手段を有し、駆動回路が接点の駆動信号の有無に応じた接点検知手段の入力が得られない場合に、加熱部の動作を停止していることを報知する構成としているので、この手段により、使用者に機器の異常状態を認知させて、適切な処置を講じることを促すことができるという作用を有する。
【0022】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に記載の構成に加え、複数の接続端の導通開始タイミング差が、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部に流入する電流の流入時間未満である構成としているので、この手段により、各接続端の導通開始直後の突入電流の不平衡を確実に抑制することができるという作用を有する。
【0023】
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、電源スイッチの複数の接続端各々が、半導体スイッチから成る構成としているので、この手段により、各半導体スイッチを同タイミングで駆動すれば、これら半導体スイッチの導通タイミングの個体差は数〜数十μ秒であり、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部に流入する電流の流入時間未満に容易にすることができるので、各接続端の導通開始直後の突入電流の不平衡をより確実に抑制することができるという作用を有する。
【0024】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7に記載の構成に加え、バイパス手段は電源スイッチの接続端が導通する際にバイパスし、少なくとも1つの加熱部が動作開始する際には非導通となる構成としているので、この手段により、突入電流の不平衡を抑制後に機器が動作可能になった時点で、バイパス手段のバイパス動作(導通状態)を停止して、非導通にすることで、各加熱部が同時動作する時に、各加熱部に対応する各接続端に流れる電流においては、接続端個々に対応加熱部の消費電流のみを負担するので、接続端の接触抵抗、導通抵抗、導通電圧の個体差等による接続端に流れる電流の不平衡を皆無にして、接続端の許容定格電流を超えることを防止するという作用を有する。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8に記載の構成に加え、バイパス手段は、金属等の導電物質から成る接点を備えると共に、前記接点の開閉を電気励磁で行う駆動回路が前記接点の開閉タイミングを制御する構成としているので、この手段により、駆動回路が所望のタイミングでこの接点の開閉を制御できるので、突入電流の不平衡を抑制後に、このバイパス手段の接点の導通状態を容易に非導通にし、各加熱部が同時動作する時に、各加熱部に対応する各接続端に流れる電流においては、接続端個々に対応加熱部の消費電流のみを負担するので、接続端の接触抵抗、導通抵抗、導通電圧の個体差等による接続端に流れる電流の不平衡を皆無にして、接続端の許容定格電流を超えることを防止するという作用を有する。
【0026】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜8に記載の構成に加え、バイパス手段は、所定の導通電圧または所定の導通抵抗を有する両導通型半導体素子で構成しているので、この手段により、比較的小型、安価で突入電流耐性に優れる素子でバイパス手段を構成でき、バイパス手段搭載に関して、スペース制約のある機器においては、比較的容易に搭載できるという作用を有する。
【0027】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の構成とすると共に、両導通半導体素子は、互いに逆接続した2つのダイオードで構成としているので、この手段により、ダイオードの持つ導通電圧の存在により、突入電流の不平衡を抑制後に機器が動作可能になった時点で、バイパス手段のバイパス動作(導通状態)を停止して、非導通にすることで、各加熱部が同時動作する時に、各加熱部に対応する各接続端に流れる電流においては、接続端個々に対応加熱部の消費電流のみを負担するので、接続端の接触抵抗、導通抵抗、導通電圧の個体差等による接続端に流れる電流の不平衡を皆無にして、接続端の許容定格電流を超えることを防止すると共に、バイパス手段搭載に関して、駆動回路等が不要であるので、スペース制約のある機器においては、更に容易に搭載できるという作用を有する。
【0028】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の実施例を誘導加熱調理器を例に取り上げ、図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【0029】
図1において、1は交流電源、2は2つの接続端2a、2b(定格実効電流容量16A)から成る電源スイッチ、3は第1の接続端2aの開閉により交流電源1と接続の断続が成されると共に、交流電源1を整流するブリッジ接続されたダイオードから成る第1の整流回路4、第1のチョークコイル5a(インダクタンス大、約3mH)及び第1のコンデンサ5b(静電容量大、約1000μF)から成る第1の平滑回路5、第1の加熱コイル(図示せず)と第1のスイッチング素子(図示せず)を含む第1のインバータ回路6から成る第1の加熱部、7は第2の接続端2bの開閉により交流電源1と接続の断続が成されると共に、交流電源1を整流するブリッジ接続されたダイオードから成る第2の整流回路8、第2のチョークコイル9a(インダクタンス小、約200μH)及び第2のコンデンサ9b(静電容量小、約10μF)から成る第2の平滑回路9、第2の加熱コイル(図示せず)と第2のスイッチング素子(図示せず)を含む第2のインバータ回路10から成る第2の加熱部、11は電源スイッチ2の第1の加熱部3及び第2の加熱部7側各々の電位端を、第1の加熱部側から第2の加熱部7側へバイパスするバイパス手段、12は、電源スイッチ2を電磁式リレー或いは半導体スイッチとした場合、これを導通・非導通にするための第1の駆動回路、13は電源スイッチ2を電磁リレーとした場合に、第1の接続端(接点)2a及び第2の接続端(2b)の対応する各加熱部側の電位を検出し、各接続端(接点)の導通・非導通状態を検知する接点検知手段、14は電源スイッチ2を電磁リレーとした場合に、接点検知手段13の出力を基に所望の情報を使用者に報知する報知手段、15はバイパス手段11が電磁リレーとした場合のリレー接点を導通・非導通にするための第2の駆動回路、16は使用者が第1の加熱部3並びに第2の加熱部7を所望の動作状態に設定すると共に、これに応じて第1の加熱部3及び第2の加熱部7を動作させる信号を出力したり、第1の駆動回路12及び第2の駆動回路15を動作させる信号を出力たり、或いは接点検知手段13の出力に応じて報知手段に所望の情報を使用者に報知する信号の出力を行う操作・制御回路(制御手段)である。
【0030】
上記構成において動作を説明する。使用者が本機器を使用する時には、まず、電源スイッチ2がタンブラースイッチ等であれば、これを操作することにより、第1の接点2a並びに第2の接点2bを略同時に閉じる。
【0031】
また、電源スイッチ2が電磁リレー或いは半導体スイッチの場合は、操作・制御回路16のタクトスイッチを操作して第1の駆動回路12に電磁リレー或いは半導体スイッチを導通状態にさせる。電源スイッチ2がタンブラースイッチ等であれば、使用者はある程度の操作力を必要とするが、電磁リレー或いは半導体スイッチであれば、上記のようにタクトスイッチを押すという簡単な操作で電源スイッチ2を動作させることができる。
【0032】
この時、第1の接続端2aには第1のコンデンサ5bへ電荷充電のための突入電流、第2の接続端2bには第2のコンデンサ9bへ電荷充電のための突入電流がそれぞれ流れようとするが、バイパス手段11により、第1の接続端2aと第2の接続端2bは各加熱部側から見て並列接続となることで、第1の接続端2aと第2の接続端2bにそれぞれ流れるべき突入電流を略均等に分担する。これにより、バイパス手段11が無ければ、静電容量大の第1のコンデンサ5bによる突入電流は第1の接続端2aにのみ流れる所を、第1の接続端2a及び第2の接続端2bに分配することができる。このため、所望の耐久回数を満足せず溶着したり、破壊する等、1つの接続端では耐えられないような突入電流でも2つの接続端の並列接続により耐えるようにすることができる。
【0033】
また、第1の接続端2aの定格実効電流容量を大きくして(20A超)突入電流に対する耐性を向上せず、形状的な機器実装の制約や、コストアップ抑制のため第2の接続端2bと同じ上記した定格実効電流容量(16A)のものとできるので、電源スイッチと該当の加熱部及び他の加熱部との電気的接続に用いるリード線の接続関係を規定する必要もなく、機器組み立て時やサービス時の制約は発生しない。更に、第1の加熱部3の入力インピーダンスの静電容量成分は第2の加熱部7のそれの約100倍にもなると、この静電容量成分を充電するために発生する突入電流のエネルギーは膨大であり、動作時の定格実効電流を連続的に流すことによる発熱等の問題から抵抗成分を大きくできない機器においては、インダクタンス値を増加させるにも、機器への実装上の制約から十分な値を得ることはできないし、突入電流のエネルギー自体は大きく抑制できないが、本実施例では、この状態においても、2つの接続端の並列接続により耐えるようにすることができる。
【0034】
バイパス手段11が電磁リレーである場合は、電源スイッチ2が導通状態になった直後或いは導通状態になる以前に第2の駆動回路15により導通状態にされている。また、突入電流が流れ終わった後、例えば、本実施例では突入電流は約百m秒以下で流れ終わるので、電源スイッチ2が導通してから500m秒後にバイパス手段11の電磁リレーを非導通にして、第1の加熱部3または第2の加熱部7が動作する時に流れる定常電流は対応する第1の接続端2aまたは第2の接続端2bそれぞれに流れるようにして、第1の加熱部3と第2の加熱部7が同時動作する時に、対応する第1の接続端2aと第2の接続端2bに流れる電流においては、接続端個々に対応加熱部の消費電流のみを負担するので、接続端の接触抵抗、導通抵抗、導通電圧の個体差等による接続端に流れる電流の不平衡を皆無にして、接続端個々の許容定格電流を超えることを防止している。
【0035】
バイパス手段11が所定の導通電圧または所定の導通抵抗を有する両導通型半導体素子、本実施例では、互いに逆接続した2つのダイオードで形成、である場合は、電源スイッチ2が導通状態になった直後、突入電流が流れ出した瞬間にこの突入電流のエネルギーによって、第1の接続端2aの第1の加熱部3側の電位端電圧と第2の接続端2bの第2の加熱部7側電位端電圧との差が、このダイオードの導通電圧略1Vを容易に超えるので、ダイオードが導通状態になり突入電流を第1の接続端2aと第2の接続端2bに分配する。
【0036】
また、突入電流のエネルギーが流れながら減衰していくので、第1の接続端2aの第1の加熱部3側の電位端電圧と第2の接続端2bの第2の加熱部7側電位端電圧との差が、このダイオードの導通電圧略1Vを超えなくなると、バイパス手段11のダイオードは非導通になる。これにより、第1の加熱部3または第2の加熱部7が動作する時に流れる定常電流は対応する第1の接続端2aまたは第2の接続端2bそれぞれに流れるようにして、第1の加熱部3と第2の加熱部7が同時動作する時に、対応する第1の接続端2aと第2の接続端2bに流れる電流においては、接続端個々に対応加熱部の消費電流のみを負担するので、接続端の接触抵抗、導通抵抗、導通電圧の個体差等による接続端に流れる電流の不平衡を皆無にして、接続端個々の許容定格電流を超えることを防止している。
【0037】
第1の加熱部3または第2の加熱部7が動作する時には、第1の接続端2aの第1の加熱部3側の電位端電圧と第2の接続端2bの第2の加熱部7側電位端電圧との差が、バイパス手段11のダイオードの導通電圧略1Vを超えることはなく、バイパス手段11の非導通状態は保たれる。この場合、バイパス手段11が電磁リレーである時のように、第2の駆動回路15を必要とせず、簡単な構成で、バイパス手段11の導通・非導通を制御することができる。
【0038】
バイパス手段11が突入電流を第1の接続端2aと第2の接続端2bに分配する際、第1の接続端2aと第2の接続端2bとの導通開始タイミングが突入電流が流れている時間以上あると、突入電流の分配はできないが、突入電流が流れている時間未満、本実施例では第1の加熱部3への突入電流が流れている時間は略交流電源1の周期の略半分(略πラジアン)であり、第1の加熱部3への突入電流ピークはその略半分のπ/2ラジアン付近に発生するので、このピークを抑制するため第1の接続端2aと第2の接続端2bとの導通開始タイミング差をπ/2ラジアン以下に設定している。これにより、各接続端の導通開始直後の突入電流の不平衡を確実に抑制することができる。
【0039】
第1の加熱部3及び第2の加熱部7への突入電流流入後、電源スイッチ2が電磁リレーまたは半導体スイッチである時は、操作・制御回路16が第1の駆動回路12に出力している信号の状態と接点検知手段13からの第1の接続端2a及び第2の接続端2bの導通状態の信号とを比較して、第1の駆動回路12が第1の接続端2a及び第2の接続端2bを導通状態にしている信号を出しているにも関わらず、接点検知手段13からの信号が非導通状態であったり、またその逆で第1の駆動回路12が第1の接続端2a及び第2の接続端2bを非導通状態にしている信号を出しているにも関わらず、接点検知手段13からの信号が導通状態であった場合は、故障であると判断して、該当する接続端側の加熱部を動作停止すると共に、報知手段14によりその旨を使用者に報知する。
【0040】
故障でないと判断すれば、使用者の操作・制御回路16へのキー操作等により、第1の加熱部3または第2の加熱部7の動作が開始され、第1の接点2aまたは第2の接点2bには、最大で、対応する加熱部の定格電流がそれぞれ流れる。この時、第1のインバータ回路6または第2のインバータ回路10は交流電源1を対応する第1の整流回路4または第2の整流回路8、及び第1の平滑回路5または第2の平滑回路9で整流、平滑した直流(第1のコンデンサ5bまたは第2のコンデンサ9bの静電容量値により、脈流成分を持っている)を高周波交流に変換し、対応する加熱コイル(図示せず)に高周波電流を流すことで、加熱コイルと磁気結合した鍋等の被加熱体(図示せず)に渦電流を発生させて、そのジュール熱で被加熱体を誘導加熱するものである。
【0041】
尚、本実施例では、加熱部を2つの入力インピーダンスの静電容量成分が異なる誘導加熱方式の構成で説明してあるが、3つ以上有する構成であっても同様の効果が得られるのは言うまでもないことである。また、すべての加熱部が入力インピーダンスの静電容量成分を有する必要もなく、抵抗成分のみのヒーターが含まれていても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1〜11記載の発明によれば、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部のインダクタンス成分や抵抗成分を機器実装不可能なまで大きくすることなく、また、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部に対応する接続端の許容実効電流も大きくせず、機器組み立て時やサービス時の制約を発生させずに、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部への突入電流に耐えうる電源スイッチを形成した加熱調理器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
【図2】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 交流電源
2 電源スイッチ
2a 第1の接続端
2b 第2の接続端
3 第1の加熱部
7 第2の加熱部
11 バイパス手段
12 第1の駆動回路
13 接点検知手段
14 報知手段
15 第2の駆動回路

Claims (11)

  1. 複数の加熱部を有し、前記複数の加熱部の入力の一端は各々共通電位として交流電源の一端に接続し、前記複数の加熱部のうち入力インピーダンスの静電容量成分が他と異なる加熱部を少なくともひとつ有する加熱調理器ものであって、前記複数の加熱部の入力の他端各々と前記交流電源の他端とを前記複数の加熱部各々に対応して設けた複数の接続端を介して接続する電源スイッチと、前記電源スイッチの前記複数の加熱部側の各々の電位端を、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部側から入力インピーダンスの静電容量成分の小なる加熱部側へバイパスするバイパス手段と、前記バイパス手段の動作を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記電源スイッチの各接続端が導通する際に、前記複数の加熱部に流入する電流量の偏りを抑制すべく、前記バイパス手段を動作させ、流入する電流量の少ない側の加熱部と前記交流電源とを接続する前記電源スイッチの接続端に電流を一部分配して流入させる加熱調理器。
  2. 電源スイッチは、複数の接続端各々が、金属等の導電物質から成る接点で、且つ前記接点各々が前記電源スイッチの開閉動作に連動して略同時に開閉するよう構成された請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 複数の接点の開閉を電気励磁で行う駆動回路を有する請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 接点の開閉状態を検知する接点検知手段を有し、制御手段は、駆動回路が前記接点の駆動信号の有無に応じた前記接点検知手段の入力が得られない場合に、対応する加熱部の動作を停止する請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 報知手段を有し、制御手段は、駆動回路が接点の駆動信号の有無に応じた接点検知手段の入力が得られない場合に、加熱部の動作を停止していることを報知する請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 複数の接続端の導通開始タイミングの時間差が、入力インピーダンスの静電容量成分が大なる加熱部に流入する電流の流入時間未満である請求項1〜5に記載の加熱調理器。
  7. 電源スイッチの複数の接続端各々が、半導体スイッチから成る請求項1に記載の加熱調理器。
  8. バイパス手段は電源スイッチの接続端が導通する際にバイパスし、少なくとも1つの加熱部が動作開始する際には非導通となる構成の請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. バイパス手段は、金属等の導電物質から成る接点を備えると共に、前記接点の開閉を電気励磁で行う駆動回路が前記接点の開閉タイミングを制御する構成の請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. バイパス手段は、所定の導通電圧または所定の導通抵抗を有する両導通型半導体素子で構成した請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  11. 両導通半導体素子は、互いに逆接続した2つのダイオードで構成した請求項10に記載の加熱調理器。
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