JP2004362054A - 設計情報管理装置および設計情報管理方法 - Google Patents

設計情報管理装置および設計情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設計情報のデータとは別に付加情報を管理するデータを設けることで、改ざんの危険性を排除すると共に付加情報の変更を容易とし、かつ、設計業務において作成した設計情報を再利用および共有可能とする。
【解決手段】設計者が作成した設計情報を格納する設計情報格納部10と、設計情報の付加情報を格納する付加情報格納部20と、設計情報を検索する検索制御部30と、設計情報の付加情報を更新する更新制御部40と、設計情報格納部10に格納されている設計情報の実態と付加情報格納部20に格納されている付加情報とを整合する情報管理部50と、検索制御部30や更新制御部40へ指示する操作部60と、利用者の操作内容に応じた応答を出力する表示部70とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改ざんが望ましくない設計情報に対し、設計変更の情報を付加することにより、設計情報の改ざんを防止して設計情報の信頼性を高めるとともに、設計情報の共有再利用を支援することのできる設計情報管理装置および設計情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
設計情報には、設計業務を行う上で必要な規定や基準、設計業務の中で作成する検討レポートや実験レポート、設計業務を行う上で蓄えられるノウハウやアイデアなどが含まれる。
【0003】
このうち規定や基準は、変更履歴を記録として管理し、承認された最新の情報を共有閲覧することが望まれる。また、検討レポートや実験レポートは、設計の記録として管理することに重点が置かれるため、いちど登録された設計情報を書き換えることは望ましくない。また、ノウハウやアイデアは、広く活用することに重点が置かれ、如何に蓄積、活用されるかが望まれるため、それぞれ異なる情報として管理されている。
【0004】
このような設計情報に対して、設計業務の中で必要な規定や基準、設計業務の中で作成する検討レポートや実験レポート等の成果物、設計者が作成したノウハウやアイデアといった電子データに、それぞれ管理情報を付加することで、異なる管理形態の設計情報を一括して管理する技術情報管理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−3357号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、設計業務の中で作成した設計の記録として管理する必要のある検討レポートや実験レポート等の設計情報には、設計の意図や検証内容等、設計業務を行う上で必要な情報が記載されている。また、設計業務は、設計が進むに連れて、コストや性能等の関係で設計変更の必要が生じるが、この場合、設計者が作成した検討レポートや実験レポート等の設計情報に設計変更の情報を付加することで、設計情報の信頼性を高めることができる。
【0007】
しかしながら、上記した従来の技術では、電子データを登録する際に電子データの管理情報を付加し、登録後は登録した電子データである設計情報を閲覧するだけである。従って、設計情報である電子データの改ざんは防止されるものの、電子データの管理情報を変更することができない。そのため、登録されている電子データである設計情報が、登録以降に設計変更の影響を受けていないかを確認することができないため(つまり、信頼できる情報かを確認することができないため)、なかなか共有活用に至らないといった問題があった。
【0008】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、設計業務の中で作成した設計の記録として管理する必要のある検討レポートや実験レポート等の設計情報とは別に、設計の経緯である設計変更情報を付加情報として管理することにより、改ざんの危険性を排除するとともに、設計者自身を含む設計関係者が必要に応じて付加情報を変更することで、設計情報の信頼性を保つことのできる設計情報管理装置および設計情報管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の設計情報管理装置は、作成した設計情報を格納する設計情報格納部と、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の付加情報を格納する付加情報格納部と、作成した設計情報を検索する検索制御部と、前記付加情報格納部に格納されている付加情報を更新登録する更新制御部と、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の実態と前記付加情報格納部に格納されている付加情報とを整合する情報管理部と、前記検索制御部や前記更新制御部への指示を入力する操作部と、利用者の操作内容に応じた応答を出力する表示部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
この場合、前記検索制御部は、前記操作部から指示された検索条件に従って、前記設計情報格納部と前記付加情報格納部から該当する設計情報を抽出するようにしてもよい。また、前記更新制御部は、前記操作部から指示された設計変更の情報を前記付加情報格納部へ格納するようにしてもよい。さらに、前記情報管理部は、あらかじめ設定されている時間ごとに、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の追加・削除を、前記付加情報格納部に格納されている付加情報に追加・削除するようにしてもよい。
【0011】
また、本発明によれば、前記付加情報格納部へ格納された情報を履歴として格納する履歴情報格納部をさらに備えた構成としてもよい。さらに、前記付加情報格納部への情報更新を、あらかじめ設定されている利用者にのみ許可するセキュリティ管理部をさらに備えた構成としてもよい。
【0012】
また、前記履歴情報格納部は、更新履歴から通知が必要な変更内容を抽出し、あらかじめ設定されている利用者へ電子メールで案内するための更新案内部を備えた構成としてもよい。
【0013】
また、本発明の設計情報管理方法は、上記構成の設計情報管理装置を用いて、前記検索制御部により、前記操作部から指示された検索条件に従って、前記設計情報格納部と前記付加情報格納部から該当する設計情報を抽出する段階と、前記更新制御部により、前記操作部から指示された設計変更の情報を前記付加情報格納部へ格納する段階と、前記情報管理部により、あらかじめ設定されている時間ごとに、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の追加・削除を、前記付加情報格納部に格納されている付加情報に追加・削除する段階と、前記付加情報格納部へ格納された情報を履歴として履歴情報格納部へ格納する段階とを備えている。
【0014】
ここで、本発明を実現するには、例えば、外部記憶装置等の周辺機器を持つコンピュータを、本発明の設計情報管理方法に従った命令を組み合わせることで作成されるソフトウェア(設計情報管理プログラム)で制御することによって可能となる。また、ソフトウェアは、プログラムコードだけでなく、プログラムコードを実行する際に使用するデータも含むものとする。そして、ソフトウェアは、CPU等の処理装置、キーボード、マウスといった入力装置、主メモリや補助記憶装置といった記憶装置、ディスプレイやプリンタといった出力装置などの物理的な資源を活用することで実現できる。ただし、本発明を実現する具体的なハードウェアやソフトウェアの構成は固定的なものではなく自由に変更することができる。例えば、ここで言うコンピュータの構成は、パーソナルコンピュータ等をネットワークを介して接続するサーバー/クライアントシステムでも実現可能である。
【0015】
このように、本発明を実現するシステム構成は、様々な構成が考えられるので、次の発明の実施の形態では、本発明に含まれる機能を実現する仮想的な機能ブロックを使用して説明を行うものとする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る設計情報管理装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【0018】
この設計情報管理装置は、大別すると、設計者が作成した検討レポートや実験レポート等の設計情報を電子データとして格納する記憶装置である設計情報格納部10と、設計情報格納部10に格納する電子データの付加的な情報を格納する記憶装置である付加情報格納部20と、作成した設計情報を検索する検索制御部30と、付加情報格納部20に格納されている付加情報を更新登録する更新制御部40と、設計情報格納部10に格納されている設計情報の実態と付加情報格納部20に格納されている付加情報とを整合する情報管理部50と、検索制御部30や更新制御部40への指示を入力する入力装置である操作部60と、利用者の操作内容に応じた応答を出力する液晶モニター等の出力装置である表示部70と、付加情報格納部20へ格納された情報を履歴として格納する履歴情報格納部80と、付加情報を変更する権限を有するかを確認するセキュリティ管理部90と、付加情報の更新内容を利用者へ案内する更新案内部100と、指定された付加情報の変更を許可されている利用者の情報を格納しているセキュリティ格納部110とを備えている。
【0019】
検索制御部30は、検索対象を格納する検索対象格納部31と、検索条件を格納する検索条件格納部32と、検索結果を格納する検索結果格納部33とを備えている。
【0020】
更新制御部40は、後述する図13に示すようなデータ構造の変更前の付加情報を格納する更新前情報格納部41と、後述する図14に示すようなデータ構造の変更後の付加情報を格納する変更後情報格納部42と、後述する図15に示すようなデータ構造の変更の前後を含む付加情報を格納する変更情報格納部43とを備えている。
【0021】
情報管理部50は、設計情報格納部10である記憶装置のディレクトリやフォルダのサイズとサイズ取得日時を格納するサイズ格納部51と、付加情報格納部20へ追加した付加情報を格納する追加情報格納部52と、付加情報格納部20から削除した付加情報を格納する削除情報格納部53とを備えている。
【0022】
セキュリティ管理部90は、更新対象とする付加情報を格納する更新対象格納部91を備えており、操作部60から更新対象が入力されると処理が開始される。
【0023】
更新案内部100は、変更・追加・削除された付加情報の案内を利用者にメール送信102するための各種案内用フォーマットを格納する案内情報格納部101を備えている。
【0024】
次に、上記構成の設計情報管理装置による設計情報の管理処理について説明する。
【0025】
作成した設計情報を検索する検索制御部30は、操作部60からの検索条件を検索対象格納部31と検索条件格納部32とで受け付け、設計情報格納部10への検索結果および付加情報格納部20への検索結果を、検索結果格納部33に格納し、表示部70に出力する。
【0026】
表示部70に出力された検索結果から、利用者が操作部60を通じて変更する付加情報を指定すると、付加情報を変更する権限を有するかを確認するセキュリティ管理部90は、この付加情報の指定を更新対象格納部91で受け付ける。そして、変更する付加情報を指定した利用者が、付加情報の変更を許可されている利用者であるかをセキュリティ格納部110に確認する。その結果、許可された利用者である場合には、更新対象格納部91に格納されている付加情報を更新制御部40に移す。
【0027】
付加情報格納部20に格納された付加情報を変更する更新制御部40は、更新対象格納部91から移された付加情報に対応する付加情報を付加情報格納部20から読み出して更新前情報格納部41に格納するとともに、操作部60からの変更情報を更新後情報格納部42で受け付け、付加情報格納部20に対して更新登録を行う。変更情報格納部43は、変更された付加情報データを抽出し、履歴情報格納部80に格納する。
【0028】
設計情報格納部10に格納されている設計情報と付加情報格納部20に格納されている付加情報とを整合する情報管理部50は、設計情報格納部10である記憶装置のデータサイズを取得してサイズ格納部51に格納し、データサイズの違いに応じて設計情報と付加情報とを整合する。そして、付加情報格納部20に追加される付加情報を追加情報格納部52に格納するとともに、付加情報格納部20から削減される付加情報を削除情報格納部53に格納し、履歴情報格納部80に格納する。
【0029】
付加情報の更新内容を利用者へ案内する更新案内部100は、履歴情報格納部80から変更・追加・削除された付加情報を抽出し、案内情報格納部101に格納する。そして、この案内情報格納部101の内容を、セキュリティ格納部110にあらかじめ登録されている利用者へメール送信102により電子メールで自動送信する。
【0030】
図2は、設計情報格納部10に格納されている設計情報と付加情報格納部20に格納されている付加情報のデータ構造を示している。
【0031】
設計情報は、検討レポートや実験レポート等の文書情報、実験結果や計算結果等の数値情報、解析情報および図面情報等の電子データであり、この電子データは記憶装置の「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」の各データ201を情報として持つ。
【0032】
一方、付加情報は、設計情報自体が持っている設計情報データである「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」の各データ201と、付加情報で設定されるデータである「管理番号」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データ202と、情報管理部50で設計情報と付加情報とを整合する際に使用する「整合チェック」のデータ203とを持つ。なお、付加情報データの「管理番号」202aは、付加情報格納部20に格納された順に自動採番される。
【0033】
図3は、履歴情報格納部80に格納されている履歴情報のデータ構造を示している。
【0034】
履歴情報は、「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」の各データ301、更新制御部40で設定される付加情報である「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データの更新前と更新後とのデータ302と、更新案内部100での更新案内が済んでいるかの情報を格納する「更新案内」のデータ303と、更新制御部40からの変更および情報管理部50からの追加・削除の情報を格納する「変更内容」のデータ304とを持つ。
【0035】
作成した設計情報の検索対象として、設計情報格納部10を検索する方法と、付加情報格納部20を検索する方法と、利用者が設計情報格納部10を検索するか付加情報格納部20を検索するかを選択する方法とがある。
【0036】
設計情報を検索対象とすると、設計情報の実態を漏れなく検索できるが、検索条件として設定できる範囲にかなりの制約を持つ。一方、付加情報を検索対象とすると、設計情報の実態と必ず一致しているという保証はないが、検索条件として設定できる範囲は大きい。
【0037】
図4は、検索対象を利用者が選択する場合の検索制御部30の処理の流れを示している。
【0038】
検索制御部30は、操作部60から検索対象が入力されると処理が開始される。
【0039】
利用者は、検索対象を設計情報とするか、付加情報とするかを選択して、操作部60から入力する(ステップS401)。入力された検索対象は、検索対象格納部31に格納される(ステップS402)。この後、検索対象によって検索の処理が異なる(ステップS403)。
【0040】
設計情報を検索対象とする場合は、検索条件として、設計情報の「ファイル格納場所(ディレクトリ名)」、「ファイル名」、「ファイル登録日時」を組み合わすことが可能な検索条件入力画面を表示部70出力する(ステップS404)。図9は、表示部70に表示される検索条件入力画面901の一例を示している。
【0041】
利用者は、操作部60を操作して、この検索条件入力画面901に検索条件を入力する(ステップS405)。検索制御部30は、入力された検索条件である「ファイル格納場所(ディレクトリ名)」、「ファイル名」、「ファイル登録日時」を検索条件格納部32に格納し(ステップS406)、次に、設計情報格納部10に格納されている設計情報から検索条件に該当する設計情報の「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」を抽出して(ステップS407)、検索結果格納部33に格納する(ステップS408)。
【0042】
次に、検索結果格納部33に格納されている設計情報の「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」と一致する付加情報を付加情報格納部20から検索し、その一致する付加情報の「管理番号」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データ202を読み出し(ステップS409)、検索結果格納部33に格納する(ステップS410)。
【0043】
そして、検索結果用に設けられている表示フォーマットに従って、検索結果格納部33に格納されている情報を表示部70に出力する(ステップS411)。図11は、表示部70に表示される検索結果表示画面1101の一例を示している。
【0044】
一方、付加情報を検索対象とする場合は、検索条件として「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「ファイル登録日時」を組み合わすことが可能な図10に示す検索条件入力画面1001を表示部70に出力する(ステップS412)。
【0045】
利用者は、操作部60を操作して、この検索条件入力画面1001に検索条件を入力する(ステップS413)。検索制御部30は、操作部60から入力された検索条件を検索条件格納部32に格納し(ステップS414)、次に、付加情報格納部20に格納されている付加情報から検索条件に該当する付加情報の「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「管理番号」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データを抽出して(ステップS415)、検索結果格納部33に格納する(ステップS410)。
【0046】
そして、検索結果用に設けられている表示フォーマットに従って、検索結果格納部33に格納されている情報を図11に示す検索結果表示画面1101として表示部70に出力する(ステップS411)。
【0047】
なお、利用者が図11のタイトル「 ×××××××× 」を操作部60から指示すると、検索結果格納部33に格納されている「ファイル格納場所」と「ファイル名」に該当する設計情報を、設計情報格納部10から抽出し、表示部70に出力する。
【0048】
図5は、セキュリティ管理部90の制御によって動作する処理の流れを示している。
【0049】
セキュリティ管理部90は、操作部60から更新対象が入力されると処理が開始される。
【0050】
すなわち、利用者は、図4のステップS411の検索結果である図11に示す検索結果表示画面1101が表示されている表示部70から、操作部60を操作して更新対象とする付加情報を選択、入力する(ステップS501)。セキュリティ管理部90は、入力された更新対象となる付加情報の「管理番号」、「製品名称・番号」、「要素技術の分類」を更新対象格納部91に格納する(ステップS502)。
【0051】
この後、セキュリティ管理部90は、操作部60から入力している利用者が、更新対象格納部91に格納されている付加情報の更新が許可されている利用者かをセキュリティ格納部110に対して確認する(ステップS503)。
【0052】
その結果、情報更新が許可されている利用者である場合は、更新対象格納部91に格納されている情報を更新制御部40に移す(ステップS504)。一方、情報更新が許可されていない利用者である場合は、メッセージを表示部70に出力し(ステップS505)、更新権限がないことを利用者に知らせる。
【0053】
図6は、更新制御部40の制御によって動作する処理の流れを示している。ただし、図13は、変更前の付加情報を格納する更新前情報格納部41のデータ構造、図14は、変更後の付加情報を格納する更新後情報格納部42のデータ構造、図15は、変更した付加情報を格納する変更情報格納部43のデータ構造を示している。
【0054】
更新制御部40は、セキュリティ管理部90から更新対象とする付加情報の「管理番号」が移されると処理が開始される。
【0055】
すなわち、セキュリティ管理部90から移された「管理番号」と一致する付加情報の「管理番号」を検索し、その「管理番号」に含まれる「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データを、付加情報格納部20から読み出し(ステップS601)、更新前情報格納部41の「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データに格納する(ステップS602)。そして、情報更新用に設けられている表示フォーマットに従って、図12に示す更新情報入力画面1201を表示部70に出力する(ステップS603)。
【0056】
利用者は、図12に示す更新情報入力画面1201に表示された「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」の各データの中から変更するデータを選択し、操作部60からそのデータに変更する情報を入力する(ステップS604)。そして、操作部60から入力された更新後の情報である「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」の各データを、更新後情報格納部42に格納する(ステップS605)。
【0057】
この際、更新後情報格納部42の「更新者」1401に利用者名を、「更新日時」1402に現在日時を格納する(ステップS606)。
【0058】
次に、更新前情報格納部41に格納されている付加情報のうち、ステップS604で変更することができない「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」の各データ1301を、変更情報格納部43に格納(図15では、符号1501で示している)する(ステップS607)。
【0059】
次に、更新前情報格納部41と更新後情報格納部42の「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」をそれぞれ比較し(ステップS608)、異なるデータは更新前情報格納部41のデータと更新後情報格納部42のデータの両方を変更情報格納部43に格納する(ステップS609)。
【0060】
ステップS608の各データの比較が終了すると、変更情報格納部43に格納された変更情報を、「変更内容」が「変更」であるという情報と共に履歴情報格納部80に格納する(ステップS610)。
【0061】
図16は、図6に示すステップS602において更新前情報格納部41にデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0062】
セキュリティ管理部90から「管理番号:021」が移されると、付加情報格納部20に対して、「管理番号:021」を持つ付加情報の「管理番号:021」、「ファイル格納場所:/report」、「ファイル名:011221_4.doc」、「ファイルサイズ:379392」、「ファイル登録日時:01.12.21 09:52:25」、「タイトル:△△形状解析」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:検討情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:詳細設計」、「情報の重要度:A」、「関連設計情報:015」、「コメント:材料○○であれば強度的に問題なし」、「更新者:担当A」、「更新日時:01.12.25 00:00:00」の各データ1601を抽出し、この抽出したデータ1601を、更新前情報格納部41に、「管理番号:021」、「ファイル格納場所:/report」、「ファイル名:011221_4.doc」、「ファイルサイズ:379392」、「ファイル登録日時:01.12.21 09:52:25」、「タイトル:△△形状解析」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:検討情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:詳細設計」、「情報の重要度:A」、「関連設計情報:015」、「コメント:材料○○であれば強度的に問題なし」、「更新者:担当A」、「更新日時:01.12.2500:00:00」として格納する(符号1602により示す)。
【0063】
図17は、図6に示すステップS605とステップS606において更新後情報格納部42にデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0064】
更新前情報格納部41に格納された情報は、情報更新用に設けられている表示フォーマットである「設計付加情報更新」画面1701として表示部70に表示される。利用者は、操作部60からこの「設計付加情報更新」画面1701の「タイトル」、「製品名」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術」、「設計段階」、「重要度」、「関連情報」、「コメント」の各項目欄に入力が可能である。ここでは、「重要度:A」1701aを「重要度:B」1702aに変更し、「関連設計情報:015」1701bに「関連設計情報:025」を追加して「関連設計情報:015,025」1702bとした後、[更新]ボタン1703を指示した場合について説明する。
【0065】
すなわち、表示部70に表示されている「設計付加情報更新」画面1702の「タイトル:△△の形状解析」、「製品名:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:検討情報」、「要素技術:フレーム」、「設計段階:詳細設計」、「重要度:B」、「関連情報:015,025」、「コメント:材料○○であれば強度的に問題なし」の各データを、更新後情報格納部42の「タイトル:△△の形状解析」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:検討情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:詳細設計」、「情報の重要度:B」、「関連設計情報:015,025」、「コメント:材料○○であれば強度的に問題なし」の各データ1704に格納し、「更新者」1705に利用者である「担当B」を、「更新日時」1706に現在日である「02.01.11 15:46:51」をそれぞれ格納する。
【0066】
図18は、ステップS609の処理において変更情報格納部43へデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0067】
更新前情報格納部41に格納されている「管理番号:021」、「ファイル格納場所:/report」、「ファイル名:011221_4.doc」、「ファイルサイズ:379392」、「ファイル登録日時:01.12.21 09:52:25」の各データ1801を、変更情報格納部43の「管理番号:021」、「ファイル格納場所:/report」、「ファイル名:011221_4.doc」、「ファイルサイズ:379392」、「ファイル登録日時:01.12.21 09:52:25」の各データ1802に格納する。
【0068】
そして、更新前情報格納部41と更新後情報格納部42の「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」の各データ1803,1804を比較する。
【0069】
その結果、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「コメント」の各データ1804,1805は、更新前情報格納部41と更新後情報格納部42とで同じであり、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「更新者」、「更新日時」の各データ1806,1807は、更新前情報格納部41と更新後情報格納部42とで異なる。
【0070】
従って、更新前情報格納部41の「情報の重要度:A」1806aを変更情報格納部43の「前情報の重要度:A」1811aに格納し、更新後情報格納部42の「情報の重要度:B」1807aを変更情報格納部43の「後情報の重要度:B」1812aに格納する。
【0071】
同様に、更新前情報格納部41の「関連設計情報:015」1806b、「更新者:担当A」1806c、「更新日時:01.12.25 00:00:00」1806dの各データを、変更情報格納部43の「前関連設計情報:015」1811b、「前更新者:担当A」1811c、「前更新日時01.12.25 00:00:00」1811dに格納し、更新後情報格納部42の「関連設計情報:015,025」1807b、「更新者:担当B」1807c、「更新日時:02.01.11 12:46:51」1807dの各データを、変更情報格納部43の「後関連設計情報:015,025」1812b、「後更新者:担当B」1812c、「後更新日時:02.01.11 12:46:51」1812dに格納する。
【0072】
なお、これら以外のデータは、更新前および更新後共に同じデータを格納する。
【0073】
図7は、情報管理部50の制御によって動作する処理の流れを示している。ただし、図19は、設計情報格納部10である記憶装置のディレクトリやフォルダのサイズとサイズ取得日時を格納するサイズ格納部51のデータ構造、図20は、付加情報格納部20へ追加した付加情報を格納する追加情報格納部52のデータ構造、図21は、付加情報格納部20から削除した付加情報を格納する削除情報格納部53のデータ構造を示している。
【0074】
情報管理部50は、あらかじめ設定されている時間になると処理が開始される。なお、設定時間は、例えば、毎日の一定時刻や毎週の特定の曜日の一定時刻など予め決められた時刻の他、設計情報の追加・削除の頻度などによって所望の時刻に変更可能である。
【0075】
まず、設計情報格納部10である記憶装置のディレクトリやフォルダのサイズを呼出し(ステップS701)、呼出したサイズと現在の日時のデータを、サイズ格納部51の「現在サイズ」1903と「現在日時」1904に格納する(ステップS702)。
【0076】
そして、前回呼出した設計情報格納部10のサイズが格納されている「前回サイズ」1901と、ステップS702で格納した「現在サイズ」1903の各データを比較する(ステップS703)。
【0077】
その結果、サイズが異なる場合は、設計情報格納部10に格納されている設計情報が追加・削除されていると判断し、設計情報格納部10に格納されている設計情報の格納場所とファイル名が、付加情報格納部20に格納されている付加情報に存在するかを確認する(ステップS704)。
【0078】
この確認の結果、設計情報の格納場所とファイル名が付加情報に存在しない場合(ステップS704でNoと判断された場合)は、当該設計情報自体が持っている設計情報データの「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」の各データを、付加情報格納部20の「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」にそれぞれ格納するとともに、設計情報のファイル名を「タイトル」に、現在日時を「更新日時」にそれぞれ格納し、さらに、「管理番号」に自動採番の番号を格納する(ステップS705)。そして、ステップS705で追加した付加情報を追加情報格納部52に格納する(ステップS706)。また、ステップS705で追加した付加情報の「整合チェック」にチェックマークを格納する(ステップS707)。
【0079】
一方、設計情報の格納場所とファイル名が付加情報に存在する場合(ステップS704でYesと判断された場合)は、当該付加情報の「整合チェック」にチェックマークを格納する(ステップS707)。
【0080】
この後、全ての設計情報に対して付加情報が存在するかの確認が終了すると、付加情報格納部20の「整合チェック」にチェックマークが格納されていない全ての付加情報を、削除情報格納部53に格納し(ステップS708)、付加情報格納部20の当該付加情報データを削除する(ステップS709)。そして後、付加情報格納部20の「整合チェック」のチェックマークを削除する(ステップS710)。
【0081】
次に、追加情報格納部52に格納された「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「タイトル」、「更新日時」の各データを、履歴情報格納部80の「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「後タイトル」、「後更新日時」にそれぞれ格納し、「変更内容」に「追加」を格納する。
【0082】
また、削除情報格納部53に格納された「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「タイトル」、「製品名称・番号」、「報告者」、「情報の種類」、「要素技術の分類」、「報告時の設計段階」、「情報の重要度」、「関連設計情報」、「コメント」、「更新者」、「更新日時」のデータを、履歴情報格納部80の「管理番号」、「ファイル格納場所」、「ファイル名」、「ファイルサイズ」、「ファイル登録日時」、「前タイトル」、「前製品名称・番号」、「前報告者」、「前情報の種類」、「前要素技術の分類」、「前報告時の設計段階」、「前情報の重要度」、「前関連設計情報」、「前コメント」、「前更新者」、「前更新日時」にそれぞれ格納し、「変更内容」に「削除」を格納する(ステップS711)。
【0083】
最後に、サイズ格納部51の「現在サイズ」1903と「現在日時」1904に格納されているサイズとサイズ取得日時を、サイズ格納部51の「前回サイズ」1901と「前回日時」1902に格納する(ステップS712)。
【0084】
なお、ステップS703で比較したサイズが同じ場合は、設計情報データの追加・削除はないものと判断し、ステップS712の処理を行う。
【0085】
また、設計情報格納部10である記憶装置が複数ある場合や、記録装置のディレクトリやフォルダが複数ある場合は、全ての記録装置のディレクトリやフィルダに対してサイズ格納部を備え、全ての記録装置のディレクトリやフィルダに対して情報管理部50の制御を行う。
【0086】
図22は、図7に示すステップS701からステップS703の処理において、サイズ格納部51へデータを格納するとともに設計情報格納部10に格納されている設計情報の追加・削除を確認する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0087】
あらかじめ設定されている時間になると、設計情報格納部10のディレクトリのサイズを呼出す。ここでは、設計情報格納部10にはディレクトリが1つ存在するとし、ディレクトリ名「patent」のデータサイズ「195916Byte」を呼出し、サイズ格納部51の「現在サイズ」2201にデータ「195916」を格納する。また、情報管理部50が起動しているコンピュータから現在の時刻「02年01月25日 00時00分00秒」を取得し、サイズ格納部51の「現在日時」2202にデータ「02.01.25 00:00:00」を格納する。さらに、サイズ格納部51の「現在サイズ:195916」2201のデータと「前回サイズ:183385」2203のデータとを比較する。ここでは、「現在サイズ」と「前回サイズ」の値が異なるので、設計情報格納部10に格納されている設計情報が追加もしくは削除されていると判断する。
【0088】
図23は、図7に示すステップS704からステップS707の処理において、設計情報と付加情報の比較と追加情報格納部52へデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0089】
設計情報格納部10に格納されている左側の設計情報2301の「ファイル格納場所:/patent」と「ファイル名:011221_3.doc」が、付加情報格納部20に格納されている付加情報の「ファイル格納場所」2302と「ファイル名」2303に存在するかを確認すると、「管理番号:020」の付加情報2304の「ファイル格納場所:/patent」2305と「ファイル名:011221_3.doc」2306とが一致するので、「管理番号:020」の付加情報2304の「整合チェック」2307にチェックマーク「○」を格納する。
【0090】
次に、設計情報格納部10に格納されている右側の設計情報2310の「格納場所:/patent」と「ファイル名:020124_2.doc」が、付加情報格納部20に格納されている付加情報の「ファイル格納場所」2302と「ファイル名」2303に存在するかを確認すると、該当する付加情報は存在しないので、付加情報格納部20の「管理番号」に自動採番の番号「025」を格納し、設計情報2310の「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」の各データを、「管理番号:025」の付加情報2311の「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」の各データ2312にそれぞれ格納し、「タイトル」2313には設計情報2310の「ファイル名:020124_2.doc」を格納し、「更新日時」2314には情報管理部50が起動しているコンピュータから取得した現在時刻「02.01.25 00:00:00」を格納する。
【0091】
次に、付加情報格納部20に追加した付加情報2311の「管理番号:025」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」、「タイトル:020124_2.doc」、「更新日時:02.01.2500:00:00」の各データ2312,2313,2314を、追加情報格納部52の「管理番号:025」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」、「タイトル:020124_2.doc」、「更新日時:02.01.2500:00:00」の各データ2321にそれぞれ格納し、付加情報格納部20の「管理番号:025」の付加情報2311の「整合チェック」2315にチェックマーク「○」を格納する。
【0092】
図24は、図7に示すステップS708の処理において削除情報格納部53へデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0093】
付加情報格納部20の付加情報の中で、「整合チェック」2401にチェックマーク「○」が格納されていない付加情報を検索し、「管理番号:019」で管理される付加情報2402を抽出する。そして、この付加情報2402の「管理番号:019」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:011110_1.doc」、「ファイルサイズ:25461」、「ファイル登録日時:01.11.10 14:25:56」、「タイトル:△△構造特許調査」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:特許情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:構想設計」、「情報の重要度:B」、「関連設計情報: 」、「コメント:該当なし」、「更新者:担当A」、「更新日時;01.11.15 00:00:00」の全データを、削除情報格納部53に削除情報2403として格納する。すなわち、格納された削除情報2403は、「管理番号:019」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:011110_1.doc」、「ファイルサイズ:25461」、「ファイル登録日時:01.11.10 14:25:56」、「タイトル:△△構造特許調査」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:特許情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:構想設計」、「情報の重要度:B」、「関連設計情報: 」、「コメント:該当なし」、「更新者:担当A」、「更新日時;01.11.15 00:00:00」となる。
【0094】
図25は、図7に示すステップS711の処理において履歴情報格納部80へデータを格納する具体例を示している。以下、この具体例について説明する。
【0095】
まず、追加情報格納部52に格納されたデータを履歴情報格納部80に格納(符号2501)する。
【0096】
すなわち、履歴情報格納部80の「変更内容」2502に「追加」を格納し、追加情報格納部52の「管理番号:025」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」の各データ2503を、履歴情報格納部80に追加履歴情報2504として格納する。すなわち、格納された追加履歴情報2504は、「管理番号:025」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:020124_2.doc」、「ファイルサイズ:37992」、「ファイル登録日時:02.01.24 16:45:30」となる。また、追加情報格納部52の「タイトル:020124_2.doc」2503aと「更新日時:02.01.2500:00:00」2503bは、履歴情報格納部80の「後タイトル:020124_2.doc」2504aと「後更新日時:02.01.2500:00:00」2504bにそれぞれ格納する。
【0097】
次に、削除情報格納部53に格納されたデータを履歴情報格納部80に格納(符号2511)する。
【0098】
すなわち、履歴情報格納部80の「変更内容」2512に「削除」を格納し、削除情報格納部53の「管理番号:019」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:011110_1.doc」、「ファイルサイズ:25461」、「ファイル登録日時:01.11.10 14:25:56」の各データ2513aを、履歴情報格納部80に削除履歴情報2514aとして格納する。すなわち、格納された削除履歴情報2514aは、「管理番号:019」、「ファイル格納場所:/patent」、「ファイル名:011110_1.doc」、「ファイルサイズ:25461」、「ファイル登録日時:01.11.10 14:25:56」となる。また、削除情報格納部53の「タイトル:△△構造特許調査」、「製品名称・番号:SA−05」、「報告者:担当A」、「情報の種類:特許情報」、「要素技術の分類:フレーム」、「報告時の設計段階:構想設計」、「情報の重要度:B」、「関連設計情報: 」、「コメント:該当なし」、「更新者:担当A」、「更新日時;01.11.15 00:00:00」の各データ2513bを、履歴情報格納部80に削除履歴情報2514bとして格納する。すなわち、格納された削除履歴情報2514bは、「前タイトル:△△構造特許調査」、「前製品名称・番号:SA−05」、「前報告者:担当A」、「前情報の種類:特許情報」、「前要素技術の分類:フレーム」、「前報告時の設計段階:構想設計」、「前情報の重要度:B」、「前関連設計情報: 」、「前コメント:該当なし」、「前更新者:担当A」、「前更新日時;01.11.15 00:00:00」となる。
【0099】
図8は、更新案内部100の制御によって動作する処理の流れを示している。
【0100】
更新案内部100は、あらかじめ設定されている時間になると処理が開始される。なお、設定時間は、付加情報の変更・追加・削除の頻度や利用者の希望などによって変更可能である。
【0101】
更新案内部100は、履歴情報格納部80に格納されている履歴情報の「更新案内」にチエックマークが格納されているかを確認する(ステップS801)。その結果、チェックマークが格納されていない場合(ステップS801で「無し」と判断された場合)には、履歴情報の「変更内容」が「変更」の場合は更新案内用に設けられているフォーマットに従って、「変更内容」が「追加」の場合は追加案内用に設けられているフォーマットに従って、「変更内容」が「削除」の場合は削除案内用に設けられているフォーマットに従って、図26に示すように案内情報格納部101に格納し(ステップS802)、履歴情報格納部80に格納されている履歴情報の「更新案内」にチェックマークを格納する(ステップS803)。そして後、あらかじめ設定されている利用者に対して、案内情報格納部101の内容をメール送信102により電子メールで自動送信する(ステップS804)。
【0102】
電子メールには、案内情報格納部101に格納される情報を表示して送信する方法や、案内情報格納部101の閲覧先を送信し利用者が案内情報格納部101の格納されている情報を閲覧する方法などがある。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、改ざんが望ましくない設計情報に対して、設計変更の情報を付加することによって、設計情報が改ざんされることがなく、設計情報の信頼性を高めることができるとともに、設計情報の共有再利用を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】設計支援システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】付加情報のデータ構造を示す説明図である。
【図3】履歴情報のデータ構造を示す説明図である。
【図4】検索対象を利用者が選択できる検索制御部の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】セキュリティ管理部の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】更新制御部の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】情報管理部の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】更新案内部の動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】設計情報格納部用の検索条件入力画面の一例を示す説明図である。
【図10】付加情報格納部用の検索条件入力画面の一例を示す説明図である。
【図11】検索結果画面の一例を示す説明図である。
【図12】更新情報入力画面の一例を示す説明図である。
【図13】更新前情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図14】更新後情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図15】変更情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図16】更新前情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図17】更新後情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図18】変更情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図19】サイズ格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図20】追加情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図21】削除情報格納部のデータ構造を示す説明図である。
【図22】サイズ格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図23】設計情報と付加情報の比較と追加情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図24】削除情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図25】履歴情報格納部へのデータ格納の一例を示す説明図である。
【図26】案内情報格納部のデータ構造の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 設計情報格納部
20 付加情報格納部
30 検索制御部
31 検索対象格納部
32 検索条件格納部
33 検索結果格納部
40 更新制御部
41 更新前情報格納部
42 更新後情報格納部
43 変更情報格納部
50 情報管理部
51 サイズ格納部
52 追加情報格納部
53 削除情報格納部
60 操作部
70 表示部
80 履歴情報格納部
90 セキュリティ管理部
91 更新対象格納部
100 更新案内部
101 案内情報格納部
102 メール送信
110 セキュリティ格納部

Claims (8)

  1. 作成した設計情報を格納する設計情報格納部と、
    前記設計情報格納部に格納されている設計情報の付加情報を格納する付加情報格納部と、
    作成した設計情報を検索する検索制御部と、
    前記付加情報格納部に格納されている付加情報を更新登録する更新制御部と、
    前記設計情報格納部に格納されている設計情報の実態と前記付加情報格納部に格納されている付加情報とを整合する情報管理部と、
    前記検索制御部や前記更新制御部への指示を入力する操作部と、
    利用者の操作内容に応じた応答を出力する表示部とを備えたことを特徴とする設計情報管理装置。
  2. 前記検索制御部は、前記操作部から指示された検索条件に従って、前記付加情報格納部から該当する設計情報を抽出することを特徴とする請求項1記載の設計情報管理装置。
  3. 前記更新制御部は、前記操作部から指示された設計変更の情報を前記付加情報格納部へ格納することを特徴とする請求項1記載の設計情報管理装置。
  4. 前記情報管理部は、あらかじめ設定されている時間ごとに、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の追加・削除を、前記付加情報格納部に格納されている付加情報に追加・削除することを特徴とする請求項1記載の設計情報管理装置。
  5. 前記付加情報格納部へ格納された情報を履歴として格納する履歴情報格納部をさらに備えたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の設計情報管理装置。
  6. 前記付加情報格納部への情報更新を、あらかじめ設定されている利用者にのみ許可するセキュリティ管理部をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の設計情報管理装置。
  7. 前記履歴情報格納部は、更新履歴から通知が必要な変更内容を抽出し、あらかじめ設定されている利用者へ電子メールで案内するための更新案内部を備えたことを特徴とする請求項5記載の設計情報管理装置。
  8. 作成した設計情報を格納する設計情報格納部と、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の付加情報を格納する付加情報格納部と、作成した設計情報を検索する検索制御部と、前記付加情報格納部に格納されている付加情報を更新登録する更新制御部と、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の実態と前記付加情報格納部に格納されている付加情報とを整合する情報管理部と、前記検索制御部や前記更新制御部への指示を入力する操作部とを備えた設計情報管理装置を用いて設計情報の管理を行う方法において、
    前記検索制御部により、前記操作部から指示された検索条件に従って、前記付加情報格納部から該当する設計情報を抽出する段階と、
    前記更新制御部により、前記操作部から指示された設計変更の情報を前記付加情報格納部へ格納する段階と、
    前記情報管理部により、あらかじめ設定されている時間ごとに、前記設計情報格納部に格納されている設計情報の追加・削除を、前記付加情報格納部に格納されている付加情報に追加・削除する段階と、
    前記付加情報格納部へ格納された情報を履歴として履歴情報格納部へ格納する段階とを備えたことを特徴とする設計情報管理方法。
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