JP2004357745A - 走行ベルト制御システム - Google Patents

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JP2004357745A JP2003156297A JP2003156297A JP2004357745A JP 2004357745 A JP2004357745 A JP 2004357745A JP 2003156297 A JP2003156297 A JP 2003156297A JP 2003156297 A JP2003156297 A JP 2003156297A JP 2004357745 A JP2004357745 A JP 2004357745A
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Sadahiko Takigawa
定彦 瀧川
Kazuyoshi Takeda
和芳 武田
Akira Kobayashi
旭 小林
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Toshiba Engineering Sevice Corp
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Abstract

【課題】プレーヤーの安全が確保され、さらに、球技に適した走行ベルトの制御が可能な走行ベルト制御システムを提供すること。
【解決手段】フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト2上で、プレーヤー1がボール3を使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、前記走行ベルト2上に、その中央部に位置する基準位置エリアAと、その基準位置エリアAの前方に位置する加速エリアBと、また、後方に位置する減速エリアCとをそれぞれ予め設定し、さらに、これら加速エリアBおよび減速エリアCそれぞれにはプレーヤー1のプレー位置を検知するプレー位置検知センサー4および5を設置し、このプレー位置検知センサー4および5がプレーヤー1のプレー位置を検知することにより、プレー中、プレーヤー1のプレー位置を自動的に前記基準位置エリアAに戻すよう、走行ベルト2の移動速度を調整制御する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内運動器具の一種である走行マシンに係り、特に、サッカーなどの球技シュミレーションゲーム装置における走行ベルト制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の走行ベルトを使用した室内運動器具は、人の運動や障害者のリハビリなどのために、人や障害者が走行ベルト上を歩行または走行するのを前提として作られていて、走行ベルトの細かい制御がされておらず、制御されていても、せいぜい走行者の走行速度が速いか遅いかの制御がされているにすぎなかった(特許文献1〜4参照)。
【0003】
また、走行者の歩幅と歩行者の位置とを加味した制御技術も知られているが、どちらにしても、これら既知の技術は、単に人の歩行および走行運動だけを目的にしたものであった(特許文献5参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−233464号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平9−313638号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2001−187166号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2001−198234号公報
【0008】
【特許文献5】
特開平10−71216号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、球技のように、プレーヤーの走行速度や動きの変化が激しく、また、走行ベルト上にプレーヤー以外にボールも存在していることから、このボールとプレーヤーとの区別も認識する必要があり、従来のこの種装置ではサッカーなどの球技シュミレーションゲーム装置としては不向きで、特に、プレーヤーの安全面に問題があった。このような理由から、従来、サッカーなどの球技シュミレーションゲーム装置として走行ベルトを用いたものは存在していなかった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、プレーヤーの安全が確保され、さらに、球技に適した走行ベルトの制御が可能な走行ベルト制御システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の走行ベルト制御システムにおいては、フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、前記走行ベルト上に、その中央部に位置する基準位置エリアと、その基準位置エリアの前方に位置する加速エリアと、また、後方に位置する減速エリアとをそれぞれ予め設定し、さらに、これら加速エリアおよび減速エリアそれぞれにはプレーヤーのプレー位置を検知するプレー位置検知センサーを設置し、このプレー位置検知センサーがプレーヤーのプレー位置を検知することにより、プレー中、プレーヤーのプレー位置を自動的に前記基準位置エリアに戻すよう、走行ベルトの移動速度を調整制御することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーを、前記加速エリアの側面および前記減速エリアの側面それぞれに設置したことを特徴とするものである。
【0013】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーが、プレーヤーが前記加速エリアに移動したことを検知した場合は走行ベルトの移動速度を加速制御し、また、プレーヤーが前記減速エリアに移動したことを検知した場合は走行ベルトの移動速度を減速制御することを特徴とするものである。
【0014】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーは、前記加速エリアおよび減速エリアそれぞれに、複数個を設置し、走行ベルトの移動速度を段階的に加速または減速制御させたことを特徴とするものである。
【0015】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記減速エリア後方に位置する転倒検知エリアであって、前記プレーヤー位置検知センサーより低位置にプレーヤーが転倒したことを検知する転倒検知センサーを設けたことを特徴とするものである。
【0016】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記転樹検知センサーは前記走行ベルトに平行に複数設け、この転倒検知センサーからの信号に応じて前記走行ベルトを停止させることを特徴とするものである。
【0017】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記複数の転倒検知センサーの内、走行方向前方に設置されたセンサーにて転倒を検知した場合には前記走行ベルトを減速停止させ、走行方向後方に設置されたセンサーにて転倒を検知した場合には前記走行ベルトを緊急停止させることを特徴とするものである。
【0018】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーは、光投光器と光受光器とからなる光電センサーであることを特徴とするものである。
【0019】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーは、プレーに使用されるボールの通過スペース以上のクリアランスを確保して複数個設置したことを特徴とするものである。
【0020】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記クリアランスの設定は、使用するボールの大きさに応じて調整可能であることを特徴とするものである。
【0021】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーは、プレーヤーの映像を画像処理するプレー位置検知カメラであることを特徴とするものである。
【0022】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知カメラは、プレーヤーのプレー姿勢を画像処理して、走行ベルト上のプレーヤーのプレー位置、およびプレーヤーが転倒したか否かを検知することを特徴とするものである。
【0023】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記プレー位置検知センサーは、プレーヤーの転倒を検知した位置により走行ベルトを減速後停止させるか、または緊急停止させるかの信号を制御装置に送ることを特徴とするものである。
【0024】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、プレーヤーとの距離を検知するプレー位置検知センサーを前記走行ベルトの前面に設置し、このプレー位置検知センサーによりプレーヤーとの距離を検知して、プレーヤーのプレー位置を認識することを特徴とするものである。
【0025】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記検知センサーとプレーヤーとの距離により段階的に走行ベルトの移動速度を段階的に加速または減速制御することを特徴とするものである。
【0026】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記走行ベルトの前面に設置した検知センサーを複数個設置し、プレーヤーの左右移動を検知することを特徴とするものである。
【0027】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記検知センサーを走行ベルトの左右両側面に設置させて、プレーヤーが走行ベルトから逸脱したことを検知し、その検知結果により走行ベルトの移動を停止させることを特徴とするものである。
【0028】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記検知センサーは、走行ベルトの移動速度を加速した後、一定時間経過しても、プレーヤーが前記加速エリアで検知された場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を加速させ、また、走行ベルトの移動速度を減速した後、一定時間経過しても、プレーヤーが減速エリアで検知された場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を減速させることを特徴とするものである。
【0029】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、前記走行ベルト面に、この走行ベルトに加わる荷重を検知する荷重センサーを設置させたことを特徴とするものである。
【0030】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーは、走行ベルト上のプレーヤーの荷重を検知することによって、プレーヤーのプレー位置を認識し、プレー中は常にプレーヤーを走行ベルトの基準位置エリアに位置させるよう、走行ベルトの移動速度を調整制御することを特徴とするものである。
【0031】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーは、前記走行ベルト面における過重分布パターンの荷重を検知することを特徴とするものである。
【0032】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーによる過重分布パターンの検知により、プレーヤーが正常なプレー状態か転倒状態かを認識することを特徴とするものである。
【0033】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーの検知により、走行ベルトの移動速度を加速させた後一定時間経過しても、プレーヤーが加速エリアで検知される場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を加速させ、また、走行ベルトの移動速度を減速させた後一定時間経過しても、プレーヤーが減速エリアで検知される場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を減速させるように制御することを特徴とするものである。
【0034】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーにより検知された過重分布パターンが、プレーヤーの転倒状態で、その検知位置が走行ベルトの端まで距離のある転倒検知エリアであれば、走行ベルトの移動速度を減速後停止させるように、また、その検知位置が走行ベルトの端に近い転倒検知エリアであれば、走行ベルトの移動速度を緊急停止させるように、それぞれ制御させることを特徴とするものである。
【0035】
さらに、本発明の走行ベルト制御システムにおいては、前記荷重センサーは、検知する荷重の仕切り値を設定可能とし、設定した仕切り値以下の荷重を有するボールを検知させないことを特徴とするものである。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態、すなわち、サッカーを模擬した場合の実施形態を図1乃至図14について説明する。
【0037】
なお、図1乃至図14において、プレーヤー、走行ベルト、およびボールや基準位置エリア、加速エリア、および減速エリアなどの符号は、同一符号を付して示してある。
【0038】
図1は、本発明による実施形態の概念を示した斜視図で、プレーヤー1が走行ベルト2上でボール3を蹴ってプレーをしている様子を示している。
【0039】
図2は、本発明による走行ベルトを断面的に示し、その走行ベルトに対して設置したプレーヤーのプレー位置検知センサーの設置位置を示した説明図で、本実施形態ではプレー位置検知センサーとして光電センサーが用いられている。
【0040】
同図において、矢示方向に動いている走行ベルト2はプレーヤー1がプレーをする基準位置エリアAを中心として、その前方には加速エリアB、また、後方には減速エリアCおよび転倒検知エリアDに概念上区分けされていて、この加速エリアBと減速エリアCとには加速エリア光電センサー4および減速エリア光電センサー5がそれぞれ設置されている。
【0041】
この加速エリア光電センサー4および減速エリア光電センサー5は、上面から見た平面図として示した図3のように、加速エリア光電センサー投光器4Aと加速エリア光電センサー受光器4B、および減速エリア光電センサー投光器5Aと減速エリア光電センサー受光器5Bとから、それぞれ構成されていて、走行ベルト2を挟んで対向させて設置されている。
【0042】
このようなシステム構成において、まず、プレーヤー1は、プレーを行う走行速度に応じた走行ベルトの移動速度を不図示のスイッチなどを介して設定し、さらに、走行ベルト2上にボール3をセットして、走行ベルト2内でプレーを開始する。
【0043】
プレーを開始すると、走行ベルト2が停止状態から後方に移動し始め、その移動速度は徐々に加速しプレー開始前に予め設定した移動速度で一定となる。
【0044】
プレーヤー1は走行ベルト2の移動速度に合わせて走行ベルト2から出ないように走行しながら、また、走行ベルト2の外にボール3を出さないようにボール3をコントロールしながら、プレーを行う。
【0045】
通常、プレーヤー1が設定した走行ベルト2の移動速度(以下、設定速度と呼ぶ)でプレーしている場合、走行ベルト2の移動速度は設定速度を保っており、プレーヤー1は走行ベルト2の基準位置エリアA(図2)に位置してプレーをしている。
【0046】
そして、走行ベルト2の基準位置エリアA(図2)でプレー中、プレーヤー1の走行速度が走行ベルト2の設定速度より速くなると、プレーヤー1は加速エリアB(図2)内に入ってプレーをする状態になる。
【0047】
この状態になると、図3のように、プレーヤー1が加速エリア第1光電センサー投光器4Aと加速エリア第1光電センサー受光器4B間の光軸6を遮断し、プレーヤー1が加速エリアAに位置していることが検知される。
【0048】
この検知結果は加速命令として制御装置(図示せず)に伝達され、走行ベルト2の速度が加速され、プレーヤー1は基準位置エリアA(図2)に戻る。
【0049】
一方、走行ベルト2の基準位置エリアAでプレー中に、プレーヤー1が走行ベルト2の設定速度より遅くなると、プレーヤー1は減速エリアC(図2)に入ってプレーする状態になる。
【0050】
この状態になると、プレーヤー1が減速エリア第1光電センサー投光器5Aと減速エリア第1光電センサー受光器5B間の光軸6を遮断し、プレーヤー1が減速エリアBに位置していることが検知される。
【0051】
この検知結果は減速命令として制御装置(不図示)へ伝達されて走行ベルト2の移動速度が減速され、プレーヤー1は基準位置エリアAに戻る。
【0052】
図4乃至図5は、本発明による他の第1の実施形態を示した図で、図4は側面図として、図5は上面から見た平面図として、それぞれ示されている。
【0053】
図4には、加速エリアBに3個の光電センサー、すなわち、加速エリア第1光電センサー7,加速エリア第2光電センサー8,および加速エリア第3光電センサー9等が設置されている。
【0054】
また、減速エリアCにも、3個の光電センサー、すなわち、減速エリア第1光電センサー10,減速エリア第2光電センサー11,および減速エリア第3光電センサー12等が設置されている。
【0055】
そして、これらの加速エリア第1〜第3光電センサー7〜9、および減速エリア第1〜第3光電センサー10〜12それぞれは、図5のように、投光器と受光器とからなっている。
【0056】
すなわち、同図において、加速エリア第1光電センサー7(図4)は、加速エリア第1光電センサー投光器7Aと加速エリア第1光電センサー受光器7Bとからなり、また、加速エリア第2光電センサー8は、加速エリア第2光電センサー投光器8Aと加速エリア第2光電センサー受光器8Bとからなり、さらに、加速エリア第3光電センサー9(図4)は、加速エリア第3光電センサー投光器9Aと加速エリア第3光電センサー受光器9Bとからなっていて、これら各投光器7A〜9Aと各受光器7B〜9Bとはそれぞれが走行ベルト2を挟んで対向させた状態で設置されている。
【0057】
一方、減速エリア第1光電センサー10(図4)は、減速エリア第1光電センサー投光器10Aと減速エリア第1光電センサー受光器10Bとからなり、また、減速エリア第2光電センサー11(図4)は減速エリア第2光電センサー投光器11Aと減速エリア第2光電センサー受光器11Bとからなり、さらに、減速エリア第3光電センサー12(図4)は減速エリア第3光電センサー投光器12Aと減速エリア第3光電センサー受光器12Bとからなっており、これら各投光器10A〜12Aと各受光器10B〜12Bとは、それぞれが走行ベルト2を挟んで対向させた状態で設置されている。
【0058】
このように、加速エリアA(図4)および減速エリアB(図4)それぞれに、複数個の光電センサーを設置することによって、変化の激しいプレーヤー1の走行速度に応じて走行ベルト2の移動速度をきめ細かく制御でき、プレーをより実戦的に展開できるようになっている。
【0059】
すなわち、図5において、プレーヤー1が走行ベルト2の設定速度より早い走行速度でプレーをすると、まず、プレーヤー1は加速エリア第1光電センサー投光器7Aと加速エリア第1光電センサー受光器7B間の光軸13を遮断する。
【0060】
この遮断を加速エリア第1光電センサー受光器7Bが検知して、その検知結果が加算命令として制御装置(不図示)に送られ、走行ベルト2の移動速度は加速される。
【0061】
その加速後、さらに、プレーヤー1が加速エリア第2光電センサー投光器8Aと加速エリア第2光電センサー受光器8B間の光軸13を遮断すると、同じく、加速エリア第2光電センサー受光器8Bによる検知結果が加速命令として制御装置(不図示)に送られ、走行ベルト2の移動速度は、さらに、加速される。
【0062】
そして、プレーヤー1が加速エリア第3光電センサー投光器9Aと加速エリア第3光電センサー受光器9B間の光軸13を遮断すると、上記の場合と同様に、走行ベルト2の移動速度は、さらに、加速されることになる。
【0063】
一方、プレーヤー1の走行速度が走行ベルトの設定速度より遅くなった場合も同様に、プレーヤー1が減速エリア第1光電センサー投光器10Aと減速エリア第1光電センサー受光器10B間の光軸13を遮断し、この遮断を減速エリア第1光電センサー受光器10Bが検知して、その検知結果が減速命令として制御装置(不図示)に送られ、走行ベルト2の移動速度は減速される。
【0064】
この減速後、さらに、プレーヤー1が減速エリア第2光電センサー投光器11Aと減速エリア第2光電センサー受光器11B間の光軸13を遮断すると、その遮断は減速エリア第2光電センサー受光器11Bによって検知され、その検知結果が減速命令として制御装置(不図示)に送られ、走行ベルト2の移動速度は、さらに、減速される。
【0065】
このさらに減速された後、さらに、プレーヤー1が減速エリア第3光電センサー投光器12Aと減速エリア第3光電センサー受光器12B間の光軸13を遮断すると、同様に、検知後の制御装置(不図示)による減速命令によって、走行ベルト2の移動速度は、さらに、減速されることになる。
【0066】
このように、走行ベルト2の移動速度が加速および減速それぞれで複数段階に制御されるので、プレーヤー1は走行ベルト2の移動速度を気にせずに、より実戦的なプレーを行うことができる。
【0067】
なお、本実施形態では加速エリアおよび減速エリアそれぞれに3台の光電センサーを設置しているが、光電センサーの設置台数は本発明を限定するものではない。
【0068】
次に、プレーヤーとボールとの誤検知防止技術について図6に基づき説明する。
【0069】
図6は、本発明による第2の実施形態を示した側面図で、プレーヤーとボールとの誤検知防止センサーを設置した実施形態である。
【0070】
同図において、プレーヤー1とボール3の誤検知防止のために、加速エリアBにおいては、プレーヤー1を検知する加速エリア第1光電センサー7,加速エリア第2光電センサー8,および加速エリア第3光電センサー9に対して、加速エリア検知判断第1光電センサー14,加速エリア検知判断第2光電センサー15,および加速エリア検知判断第3光電センサー16がそれぞれ設置されている。
【0071】
また、減速エリアCにおいても、プレーヤー1を検知する減速エリア第1光電センサー10,減速エリア第2光電センサー11,および減速エリア第3光電センサー12に対して、減速エリア検知判断第1光電センサー17,減速エリア検知判断第2光電センサー18,および減速エリア検知判断第3光電センサー19が設置されている。
【0072】
この場合、ボール3を検知するボール加速エリア第1〜第3光電センサー14〜16およびボール減速エリア第1〜第3光電センサー17〜19それぞれの設置幅はボール3の通過スペース以上のクリアランスを確保して設置されており、さらに、これらボール加速エリア第1〜第3光電センサー14〜16およびボール減速エリア第1〜第3光電センサー17〜19それぞれの設置は、使用するボール3の大きさによりクリアランス調整20が可能なようになっている。
【0073】
したがって、使用するボール3の大きさに応じたクリアランスを確保して設置できるので、ボール3を検知したのかプレーヤー1を検知したのかの判断が可能となる。
【0074】
図7乃至図8は、本発明による他の第3の実施形態、すなわち、プレーヤーの転倒巻込み防止センサーを設置した実施形態の図で、図7は側面図、図8は上面から見た平面図である。図7において、プレー中に誤って転倒したプレーヤー1が走行ベルト2に巻込まれるのを防止するために、プレーヤー1を検知するための転倒検知エリア第1光電センサー21と転倒検知エリア第2光電センサー22とが転倒検知エリアDに、或る間隔をあけて、設置されており、このうち、転倒検知エリア第1光電センサー21は走行ベルト2の端23まで、ある程度の距離がある位置に、一方の転倒検知エリア第2光電センサー22は走行ベルト2の端23まで距離のない位置に、それぞれ設置されている。
【0075】
そして、図8に示すように、転倒検知エリア第1光電センサー21は、転倒検知エリア第1光電センサー投光器21Aと転倒検知エリア第1光電センサー受光器21Bとから、また、転倒検知エリア第2光電センサー22は、転倒検知エリア第2光電センサー投光器22Aと転倒検知エリア第2光電センサー受光器22Bとから、それぞれ構成されていて、走行ベルト2を挟んで対向させて設置されている。
【0076】
このように、転倒検知エリア光電センサー21および22を設置することによって、プレー中にプレーヤー1が転倒すると、まず、走行ベルト2の端23まで距離がある転倒検知エリア第1光電センサー21がプレーヤー1を検知する。
【0077】
この検知は、図8のように、プレーヤー1が転倒検知エリア第1光電センサー投光器21Aと転倒検知エリア第1光電センサー受光器21B間の光軸24を遮断することによって行われ、その検知により走行ベルト2の減速停止命令が制御装置(図示せず)に伝達され、走行ベルト2は減速後停止する。
【0078】
一方、走行ベルト2の端23まで距離がない位置に設置されている転倒検知エリア第2光電センサー22(図7)が、転倒検知エリア第2光電センサー投光器22Aと転倒検知エリア第2光電センサー受光器22B間の光軸24をプレーヤー1が遮断することによって、プレーヤー1を検知すると、走行ベルト2の緊急停止命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2は緊急停止する。
【0079】
図9乃至図10は、本発明による他の第4の実施形態、すなわち、プレーヤー位置検出センサーを走行ベルトの前面に設置した実施形態を示した図で、図9は側面図、図10は上面から見た平面図である。
【0080】
図9において、プレーヤー検知光電センサー25が走行ベルト2の前面に、また、走行ベルト2の左側面(プレーヤー1に対して)には左側面光電センサー投光器26Aと左側面光電センサー受光器26Bとが対向して、設置されている。
【0081】
このうち、プレーヤー検知光電センサー25は、図10のように、走行ベルト2の前面に、例えば、5個のプレーヤー検知光電センサー25A〜25Eそれぞれが設置されており、また、走行ベルト2の右側面(プレーヤー1に対して)にも、右側面光電センサー投光器27Aと右側面光電センサー受光器27Bとが互いに対向させて設置されている。
【0082】
このような構成において、いま、プレーヤー1が加速エリアB(図9)の位置でプレーヤー検知光電センサー25(図9)により検知されると、加速命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2の速度は加速される。
【0083】
一方、プレーヤー1が減速エリアC(図9)の位置でプレーヤー検知光電センサー25(図9)により検知されると、減速命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2の速度は減速される。
【0084】
このように、プレーヤー検知光電センサー25とプレーヤー1との距離を検知することにより、その検知した距離に応じて段階的に走行ベルト2の移動速度を加速または減速させることができる。
【0085】
また、プレーヤー検知光電センサー25を、図10のように、複数個、すなわち、プレーヤー検出第1光電センサー25A〜プレーヤー検出第5光電センサー25Eを、走行ベルト2の正面に設置することにより、プレーヤー1が左右どちらの方向へ移動してもプレーヤー検知光電センサー25〜25A〜プレーヤー検出第5光電センサー25Eとプレーヤー1との距離を検知することが可能なので、プレーヤー1がどのエリア、すなわち、基準位置エリアAか、加速エリアBか、或いは減速エリアCに位置しているかが検知される。
【0086】
さらに、プレーヤー1がプレー中に左右(プレーヤーに対して)どちらかに寄って、プレーヤー1が左側面光電センサー投光器26Aと左側面光電センサー受光器26B間の光軸28を遮断するか、或いは、右側面光電センサー投光器27Aと右側面光電センサー受光器27B間の光軸28を遮断すると、停止命令が制御装置(不図示)に伝達され走行ベルト2は停止する。
【0087】
なお、本実施形態では走行ベルト2の前面に5台の光電センサーを設置させたが、この設置台数は本発明を限定するものではない。
【0088】
また、上記した実施形態ではセンサーとして光電センサーを用いたが、他のセンサーでもよく、センサーの種類は本発明を限定するものではない。
【0089】
図11乃至図12は、本発明による他の第5の実施形態を示した斜視図で、図11はプレーヤー1が基準位置エリアAでプレーをしている状態を、また、図12はプレーヤ1が転倒している状態を、それぞれ示していて、プレーヤー1の左側面(プレーヤー1に対して)には、プレー位置検知カメラ29が設置されている。
【0090】
このような構成において、走行ベルト2の側面に設置したプレー位置検知カメラ29により、プレーヤー1の映像が画像処理され、プレーヤー1のプレー位置が検知される。
【0091】
すなわち、映像の画像処理によりプレーヤー1を加速エリアB(図11)で検知した場合は、加速命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2の速度は加速される。
【0092】
そして、プレーヤー1が一定時間を経過しても基準位置エリアAに移動しない場合は、段階的に走行ベルト2の速度を加速する。
【0093】
一方、画像処理によりプレーヤー1を減速エリアC(図11)で検知した場合は、減速命令が制御装置に伝達され、走行ベルト2の移動速度は減速される。
【0094】
そして、プレーヤー1が一定時間を経過しても基準位置エリアAに移動しない場合は、段階的に走行ベルト2の移動速度を減速する。
【0095】
また、図12のように、プレーヤー1がプレー中に誤って転倒した場合は、プレー位置検知カメラ29により、走行ベルト2上のプレーヤー1の映像を画像処理することにより、プレーヤー1の転倒位置を検知する。
【0096】
このプレーヤー1が転倒した場合、プレーヤー1が走行ベルト2に巻込まれるのを防止するため、走行ベルト2の端30まで距離がある転倒検知エリアD−1でプレーヤー1を検知した時は、走行ベルト2の減速停止命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2は減速後停止する。
【0097】
また、走行ベルト2の端30まで距離がない転倒検知エリアD−2で転倒したプレーヤー1を検知した場合は、走行ベルト2の緊急停止命令が伝達され、走行ベルト2は緊急停止する。
【0098】
なお、本実施形態では、プレー位置検知カメラを左側面(プレーヤー1に対して)に設置したが、本発明においてはプレー位置検知カメラの設置側を限定するものではない。
【0099】
図13乃至図14は、本発明による他の第6の実施形態を示した斜視図で、図13はプレーヤー1がプレー中の状態を、図14はプレーヤー1が転倒した状態を、それぞれ示している。
【0100】
図13乃至図14においては、荷重センサー31をプレーヤー1が走行ベルト2に接している部分だけで示したが、実際は走行ベルト2の全面に取り付けられていて、この荷重センサー31によって走行ベルト2上に加わる荷重を検知する構成になっている。
【0101】
そして、この荷重センサー31によって、プレーヤー1がプレー中に転倒したかを検知し、さらに、プレーヤー1とボール3との区別も検知するようになっている。
【0102】
このように構成された走行ベルト2において、プレーヤー1のプレー位置は走行ベルト2に加わることで荷重が荷重センサー31によって検知され、走行ベルト2の移動速度は制御される。
【0103】
すなわち、図13のように、プレーヤー1が走行ベルト2の設定速度でプレーしている場合は走行ベルト2の速度は設定速度を保っており、プレーヤー1は走行ベルト2の基準位置エリアAに位置しているが、このことは、プレーヤー1による荷重が基準位置エリアA内の荷重センサー31によって検知されることで認識される。
【0104】
そして、この基準位置エリアAでプレ−中、プレーヤー1の走行速度が走行ベルト2の設定速度より速くなると、プレーヤー1は加速エリアB(図13)に位置するが、このことは、加速エリアB内の荷重センサー31で、プレーヤー1の荷重が検知されることによって認識される。
【0105】
この検知結果により、加速命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2の移動速度は加速される。
【0106】
そして、プレーヤー1が、一定時間を経過しても、基準位置エリアAに移動しない場合、走行ベルト2の移動速度は段階的に加速される。
【0107】
一方、プレー中、プレーヤー1のプレー走行速度が走行ベルト2の設定速度より遅くなると、プレーヤー1は減速エリアCに位置するが、このことはプレーヤー1の荷重が減速エリアCの荷重センサー31により検知され、検知されると、減速命令が制御装置(不図示)に伝達され、走行ベルト2の移動速度は減速される。
【0108】
ここで、プレーヤー1が、一定時間を経過しても、基準位置エリアAに移動しない場合には、走行ベルト2の移動速度は段階的に減速される。
【0109】
また、プレーヤー1とボール3との誤検知防止も、荷重センサー31による荷重の仕切り値を設定することによって可能であり、設定した仕切り値より軽いボール3は検知されず、仕切り値より重いプレーヤー1のみが検知されることになる。
【0110】
また、図14に示したように、プレーヤー1がプレー中に誤って転倒した場合、プレーヤー1が走行ベルト2に巻込まれるのを防止する必要がある。
【0111】
同図において、この走行ベルト2への巻込み防止は、転倒検知エリアD−1、すなわち、プレーヤー1が巻込まれる走行ベルト2の端32まで距離のあるエリアにおいて、プレーヤー1が転倒した姿勢状態の過重分布パターン(以下、転倒過重分布パターンと呼ぶ)33の荷重が荷重センサー34により検知される。
【0112】
この転倒過重分布パターン33の荷重によりプレーヤー1が転倒したと判断され、この判断結果により、制御装置(不図示)に走行ベルト2の減速停止命令が伝達され、走行ベルト2は減速後停止する。
【0113】
一方、走行ベルト2の端32まで距離がない転倒検知エリアD−2において、荷重センサー34が転倒過重分布パターン33の荷重を検知すると、走行ベルト2の緊急停止命令が制御装置(不図示)に伝達されて、走行ベルト2は緊急停止する。
【0114】
【発明の効果】
上記した本発明によれば、予め設定した走行ベルトの設定速度に対し、プレーヤーの走行速度が変化しても、走行ベルトの移動速度は自動的に調整され、さらに、例えば、荷重センサーの荷重仕切り値を設定させることなどの手段により、プレーヤーとボールとの区別も検知されるので、プレーヤーは走行ベルトの移動速度を気にすることなく実戦にそったプレーを継続的に行うことができる。
【0115】
また、本発明によれば、プレーヤーがプレー中に誤って転倒した場合にも、プレーヤーの転倒位置により、走行ベルトを減速後停止、或いは緊急停止などの制御が可能なので、プレーヤーが走行ベルトのどこで転倒しても走行ベルトに巻込まれることがなく、プレーヤーの安全が完全に確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の概念を示した斜視図である。
【図2】本発明によるプレー位置検知センサーの設定位置を示した説明図である。
【図3】本発明による光電センサーを設置した実施形態の上面から見た平面図である。
【図4】本発明による他の第1の実施形態を示した側面図である。
【図5】本発明による他の第1の実施形態を上面から見た平面図である。
【図6】本発明による他の第2の実施形態を示した側面図である。
【図7】本発明による他の第3の実施形態を示した側面図である。
【図8】本発明による他の第3の実施形態を上面から見た平面図である。
【図9】本発明による他の第4の実施形態を示した側面図である。
【図10】本発明による他の第4の実施形態を上面から見た平面図である。
【図11】本発明による他の第5の実施形態を示した斜視図である。
【図12】本発明による他の第5の実施形態を示した斜視図である。
【図13】本発明による他の第6の実施形態を示した斜視図である。
【図14】本発明による他の第6の実施形態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 プレーヤー
2 走行ベルト
3 ボール
4 加速エリア光電センサー
4A 加速エリア光電センサー投光器
4B 加速エリア光電センサー受光器
5 減速エリア光電センサー
5A 減速エリア光電センサー投光器
5B 減速エリア光電センサー受光器
6、13、24、28 光軸
7 加速エリア第1光電センサー
7A 加速エリア第1光電センサー投光器
7B 加速エリア第1光電センサー受光器
8 加速エリア第2光電センサー
8A 加速エリア第2光電センサー投光器
8B 加速エリア第2光電センサー受光器
9 加速エリア第3光電センサー
9A 加速エリア第3光電センサー投光器
9B 加速エリア第3光電センサー受光器
10 減速エリア第1光電センサー
10A 減速エリア第1光電センサー投光器
10B 減速エリア第1光電センサー受光器
11 減速エリア第2光電センサー
11A 減速エリア第2光電センサー投光器
11B 減速エリア第2光電センサー受光器
12 減速エリア第3光電センサー
12A 減速エリア第3光電センサー投光器
12B 減速エリア第3光電センサー受光器
14 加速エリア検知判断第1光電センサー
15 加速エリア検知判断第2光電センサー
16 加速エリア検知判断第3光電センサー
17 減速エリア検知判断第1光電センサー
18 減速エリア検知判断第2光電センサー
19 減速エリア検知判断第3光電センサー
20 クリアランス調整
21 転倒検知エリア第1光電センサー
21A 転倒検知エリア第1光電センサー投光器
21B 転倒検知エリア第1光電センサー受光器
22 転倒検知エリア第2光電センサー
22A 転倒検知エリア第2光電センサー投光器
22B 転倒検知エリア第2光電センサー受光器
23、30,32 走行ベルトの端
25,25A〜25E プレーヤー検知光電センサー
26A 左側面光電センサー投光器
26B 左側面光電センサー受光器
27A 右側面光電センサー投光器
27B 右側面光電センサー受光器
29 プレー位置検知カメラ
31 荷重センサー
33 転倒過重分布パターン
A 基準位置エリア
B 加速エリア
C 減速エリア
D、D−1、D−2 転倒検知エリア

Claims (25)

  1. フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、前記走行ベルト上に、その中央部に位置する基準位置エリアと、その基準位置エリアの前方に位置する加速エリアと、また、後方に位置する減速エリアとをそれぞれ予め設定し、さらに、これら加速エリアおよび減速エリアそれぞれにはプレーヤーのプレー位置を検知するプレー位置検知センサーを設置し、このプレー位置検知センサーがプレーヤーのプレー位置を検知することにより、プレー中、プレーヤーのプレー位置を自動的に前記基準位置エリアに戻すよう、走行ベルトの移動速度を調整制御することを特徴とする走行ベルト制御システム。
  2. 前記プレー位置検知センサーを、前記加速エリアの側面および前記減速エリアの側面それぞれに設置したことを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  3. 前記プレー位置検知センサーが、プレーヤーが前記加速エリアに移動したことを検知した場合は走行ベルトの移動速度を加速制御し、また、プレーヤーが前記減速エリアに移動したことを検知した場合は走行ベルトの移動速度を減速制御することを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  4. 前記プレー位置検知センサーは、前記加速エリアおよび減速エリアそれぞれに、複数個を設置し、走行ベルトの移動速度を段階的に加速または減速制御させることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  5. 前記減速エリア後方に位置する転倒検知エリアであって、前記プレーヤー位置検知センサーより低位置にプレーヤーが転倒したことを検知する転倒検知センサーを設けたことを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  6. 前記転樹検知センサーは前記走行ベルトに平行に複数設け、この転倒検知センサーからの信号に応じて前記走行ベルトを停止させることを特徴とする請求項5記載の走行ベルト制御システム。
  7. 前記複数の転倒検知センサーの内、走行方向前方に設置されたセンサーにて転倒を検知した場合には前記走行ベルトを減速停止させ、走行方向後方に設置されたセンサーにて転倒を検知した場合には前記走行ベルトを緊急停止させることを特徴とする請求項6記載の走行ベルト制御システム。
  8. 前記プレー位置検知センサーは、光投光器と光受光器とからなる光電センサーであることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  9. 前記プレー位置検知センサーは、プレーに使用されるボールの通過スペース以上のクリアランスを確保して複数個設置したことを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  10. 前記クリアランスの設定は、使用するボールの大きさに応じて調整可能であることを特徴とする請求項9記載の走行ベルト制御システム。
  11. 前記プレー位置検知センサーは、プレーヤーの映像を画像処理するプレー位置検知カメラであることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  12. 前記プレー位置検知カメラは、プレーヤーのプレー姿勢を画像処理して、走行ベルト上のプレーヤーのプレー位置、およびプレーヤーが転倒したか否かを検知することを特徴とする請求項11記載の走行ベルト制御システム。
  13. 前記プレー位置検知センサーは、プレーヤーの転倒を検知した位置により走行ベルトを減速後停止させるか、または緊急停止させるかの信号を制御装置に送ることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  14. フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、プレーヤーとの距離を検知するプレー位置検知センサーを前記走行ベルトの前面に設置し、このプレー位置検知センサーによりプレーヤーとの距離を検知して、プレーヤーのプレー位置を認識することを特徴とする走行ベルト制御システム。
  15. 前記検知センサーとプレーヤーとの距離により段階的に走行ベルトの移動速度を段階的に加速または減速制御することを特徴とする請求項11記載の走行ベルト制御システム。
  16. 前記走行ベルトの前面に設置した検知センサーを複数個設置し、プレーヤーの左右移動を検知することを特徴とする請求項14記載の走行ベルト制御システム。
  17. 前記検知センサーを走行ベルトの左右両側面に設置させて、プレーヤーが走行ベルトから逸脱したことを検知し、その検知結果により走行ベルトの移動を停止させることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  18. 前記検知センサーは、走行ベルトの移動速度を加速した後、一定時間経過しても、プレーヤーが前記加速エリアで検知された場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を加速させ、また、走行ベルトの移動速度を減速した後、一定時間経過しても、プレーヤーが減速エリアで検知された場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を減速させることを特徴とする請求項1記載の走行ベルト制御システム。
  19. フィールドを模した無限軌道により後方に移動する走行ベルト上で、プレーヤーがボールを使用しながら走行および歩行する球技シュミレーションゲーム装置において、前記走行ベルト面に、この走行ベルトに加わる荷重を検知する荷重センサーを設置させたことを特徴とする走行ベルト制御システム。
  20. 前記荷重センサーは、走行ベルト上のプレーヤーの荷重を検知することによって、プレーヤーのプレー位置を認識し、プレー中は常にプレーヤーを走行ベルトの基準位置エリアに位置させるよう、走行ベルトの移動速度を調整制御することを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
  21. 前記荷重センサーは、前記走行ベルト面における過重分布パターンの荷重を検知することを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
  22. 前記荷重センサーによる過重分布パターンの検知により、プレーヤーが正常なプレー状態か転倒状態かを認識することを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
  23. 前記荷重センサーの検知により、走行ベルトの移動速度を加速させた後一定時間経過しても、プレーヤーが加速エリアで検知される場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を加速させ、また、走行ベルトの移動速度を減速させた後一定時間経過しても、プレーヤーが減速エリアで検知される場合は、さらに、走行ベルトの移動速度を減速させるように制御することを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
  24. 前記荷重センサーにより検知された過重分布パターンが、プレーヤーの転倒状態で、その検知位置が走行ベルトの端まで距離のある転倒検知エリアであれば、走行ベルトの移動速度を減速後停止させるように、また、その検知位置が走行ベルトの端に近い転倒検知エリアであれば、走行ベルトの移動速度を緊急停止させるように、それぞれ制御させることを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
  25. 前記荷重センサーは、検知する荷重の仕切り値を設定可能とし、設定した仕切り値以下の荷重を有するボールを検知させないことを特徴とする請求項19記載の走行ベルト制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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