JP2004357667A - 業務用小型珈琲焙煎機 - Google Patents

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敏和 三上
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Abstract

【課題】従来のコーヒー焙煎機で問題となっている、熱量の消費が大きく、焙煎時の温度を安定に保つことが困難であり、生豆の含有水分の除去が不十分で安定した品質が保証されないと言う問題を、比較的簡単な装置で解決することが課題である。
【解決手段】側面に熱風の入る間隙を有するように複数の平板を重ね合わせて成る回転ドラムを覆う片開きするドーム状蓋を有する底部が開口するカーバーとで構成し、回転ドラムの一端側を多数の小孔が開口するテーパー面とし、その中央部には原料の導入管を設けると共に逆面側には回転軸を配し、前記蓋の頂部にダンパー付き排気管を設けたことを特徴とする小型の業務用珈琲焙煎機として課題を解決するものである。
【選択図】 図 1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒー生豆を焙煎する業務用の小型焙煎装置に関わるものであり、特には、生豆を煎るための適温維持と生豆に含有されている水分の除去及び煎上の3工程を分離して行うことの出来るコーヒー生豆の小型焙煎装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型コーヒー焙煎機は、直火式或いは熱風式の、いずれも単純な形状の筒状の回転ロースターを用るもので、ドラム筒軸を中心に加熱するだけの装置であり、熱量の消費が大きく、ドラム内温度の安定を保つことが出来ず、コーヒー豆の芯まで煎じることが出来難たく且つ生豆の種類と保存状態の差により異なる含有水分の除去が困難である等々の問題が有るために、煎り上がった豆の品質上のばらつきが生じ、例えば、香り或いは風味が安定しないと云う欠点を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明に於いては、上記問題点を解決し、焙煎後のコーヒー豆の品質安定を図れる、構造の比較的簡単な小型のコーヒー生豆の焙煎装置を提供する事を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
基本的には、自動或いは手動でも可能な、複数枚の平板を互いに数ミリメートルの間隙を有するように多角形に組む筒状の生豆が収納され煎られる回転ドラムと、これを覆い、適個所でヒンジ結合する片開きの蓋を形成する底部が開口するケースから成り、前記回転ドラムの一端面中央部に固定し、前記ケースの蓋と本体との境目から外部に突出する回転軸を設けると共に、他端面を、ドラム内部に通じ熱風が入り込む小孔を開口し、中央部の前記ケースと本体との境目から前記ケースの外部に突出する導入管を設けるテーパー面とし、該導入管の先端の原料投入部にキャップを設けると共に、該蓋をドーム状に形成し、最頂部にダンパーの付属する排気管を設けて、前記ケースの底部開口部の角部数カ所に高さを調節するための調整用ネジ部を備え、ケース底部の開口部から適宜手段の熱源により造り出される熱風を、前記回転ドラム内に送り込んで煎ることの出来る小型のコーヒー焙煎機として課題を解決するものである。
【0005】
実用的には、蓋部内及びドラム内に温度感知器を設置して温度の計測を行い、ドラムの回転を歯車付きインダクションモーターで行い、フィードバック回路によるタイマーのオンオフ操作で設定値での定常的運転を行う装置として稼働するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例のもとづき実施の形態を詳述する。
図1から図4に示す本発明に於ける一実施例に於いて、蝶番16等でヒンジ結合し把手17の操作に拠って開閉する事のできる半円筒形の蓋10を上方に設けるケース1の底板2に、加熱コンロ34により発生する熱風35が供給される小孔による底部開口部3を形成し、ケース1の側面に観測用の窓4を設けるとともに、ケース1と蓋10の接合部から外方に向けて、ケース1内に収容される回転ドラム18の回転軸25と導入管23を突出させ、導入管23の先端部にはキャップ29を設け、回転軸25は軸受11で支持され軸歯車26及びモーター歯車9を介してインダクションモーター8に連結されて回転出来るように構成し先端部に手動ハンドルが設けられている。更に、半円筒形の蓋10の頂部にはダンパー13を有する排気管12を設け、ケース1に形成される低板2の隅には、電熱コンロ34上で、高さを調節する或いは水平を維持するための調整用ネジ5を設けてある。
【0007】
ケース1の上方部の蓋10内に、排気温を測定するための排気温度計15を配置し、導入管25の先端部に設けるキャップ29を通してドラム用温度計30を回転ドラム18内に挿入してそれぞれの気体温度を測定し、最適設定温度で運転出来るようフィードバック回路を通じて付属するタイマー(図示せず)のオンオフに拠り運転するものである。尚、ケース1の側面に設けるL字金具6に温度計取付金具32を蝶ネジ33で固定し、ドラム用温度計を支持している。
【0008】
図3及び図4は、ケース1の側面外観を示したものであり、半円筒形の蓋10が蝶番16によケースとのヒンジ結合及び蝶番16を設ける反対側側面に備える把手10で開閉出来る状態を示すと共に、回転ドラム18を支持する導入管23と回転軸25が支持される状態を示すものである。導入管23は二カ所に設ける軸受7により支持され、回転軸25が軸受11で支持されインダクションモーター8にモーター歯車9を介して回転可能に連結している。
排気管12内に設けるダンパー13はダンパーハンドル14により作動するものである。
【0009】
図5、図6、図7及び図8に示す回転ドラム18の実施例において、回転ドラム18は8枚のプレート19の一側面を部分的に折り曲げ且つ部分的に結合して角部に間隙21が生ずるように断面が8角形の筒状に形成され、内部に均等角度で突出する撹拌用羽板28が立設され、その筒状の一端面を多数の小孔22を有する平板状にして、その中心部に軸歯車26を備える回転軸25を設け、他端面を多数の小孔22を開口するテーパー面20に形成して、その中央部に導入口24を設けて、この導入口24に導入管23が挿入されて全体が構成されているものである。
【0010】
図9及び図10は、導入管23の先端部に設けるキャップ29部の実施例を示すものである。キャップ29の中央部にドラム用温度計30の回転ドラム18内に届く長さの感温部31を挿入し、ドラム用温度計30を、回転ドラム18の側面に固定するL字金具6に蝶ネジ33で固定する温度計取付金具32に依ってされるものである。
【0011】
以上、実施例で示した本発明に係わる装置に依ってコーヒー生豆を焙煎する場合に、先ず回転ドラム18を加熱し、内部温度が80℃から100℃程度に保ち、その後に生豆を投入して、更に加熱してドラム内温度が、加熱後約10分で250℃程度を上限として焙煎を行う事ができるが、この水分を除去する工程及び加熱焙煎工程を連続すしての実行が容易に、加熱時間とドラム内及びケース内の温度調節に依り可能となる。
LP等のガスの燃焼或いは電熱を利用して生ずる熱風35をケース1の底板2の底開口部3からケース1内に送り、ケース1内に収納されている回転ドラム18内を加熱するもので、この場合に、断面8角形の回転ドラム18に設ける小孔22及び側壁部に形成される間隙21からドラム内に効率良く熱風35がほぼ一応に行き届き加熱が短時間で行われ、回転ドラム18内に設ける撹拌用羽板28に依り、生豆を一様に煎る事ができるものとなる。
また、焙煎温度が頂点に達した時点で、排気管12内のダンパー13を開き、コーヒー豆から発生するガス等の煙の排気を行い、ダンパー13の開口度により、 ケース1及び回転ドラム18内の温度を調節することも可能となる。
【0012】
更に、本装置に於いては、温度計測とタイマーとの組み合わせに依るオンオフ操作で最適設定値での自動運転が可能であり、浅煎り、中煎り或いは中深煎り、深煎り等の原料或いは嗜好に適する焙煎が容易に可能となり、亦、手動ハンドル27による手動運転も可能となる。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明した本装置に依り、目的とした水分を十分に除去し且つ品質の安定したコーヒー豆の焙煎を行う事が充分に達成される特有の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の概念を示す横断面図である。
【図2】ケースの横断面図である。
【図3】ケースの側面図である。
【図4】ケースの他側面図である。
【図5】回転ドラムの側面図である。
【図6】回転ドラムの他の側面図である。
【図7】回転ドラムの他の側面図である。
【図8】図5に於けるA−A断面図である。
【図9】キャップ部の構成図ぜある。
【図10】図9の側面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 底板
3 底部開口部
4 窓
5 調整用ネジ
6 L字金具
7 軸受
8 インダクションモーター
9 モーター歯車
10 蓋
11 軸受
12 排気管
13 ダンパー
14 ダンパーハンドル
15 排気温度計
16 蝶番
17 把手
18 回転ドラム
19 プレート
20 テーパー面
21 間隙
22 小孔
23 導入管
24 導入口
25 回転軸
26 軸歯車
27 手動ハンドル
28 撹拌用羽板
29 キャップ
30 ドラム用温度計
31 感温部
32 温度計取付金具
33 蝶ネジ
34 電熱コンロ
35 熱風

Claims (2)

  1. 回転ドラムと、該ドラムを囲う底部が多数開口し、上方部がヒンジ結合に拠り片開きする蓋となるケースと、適当な熱源とで構成されるコーヒー焙煎機に於いて、前記ケース内中間部に横向きに配置される前記回転ドラムは複数枚のプレートを部分的に結合させて、側面部が互いに数ミリメートルの間隙を生ずるように重ね合わせて成る多角形の筒状ドラムとして構成し、該ドラムの内側面に均等角度で数個の攪拌用羽板を設けると共に、多角形状一端面に小孔を穿つとともに中心部に固定する回転軸を前記ケースの外側に突出させ、他端面を多数の小孔を有するテーパー面に形成し、該テーパー面の略中心に前記ケースの外方に突出する導入管で開口し、原料が投入される該導入管の先端部にキャップを設け、前記ケースの底部開口部に於ける数カ所の隅部に高さ調整用ネジ部を設け、前記蓋は半円筒状に形成し上部にダンパー付き排気管を配置して成り、該ケースの開口部から適宜手段に拠る熱源からの熱風を吹き込むことのできる業務用小型珈琲焙煎機。
  2. 回転ドラムを回転させるインダクションモーターと減速用歯車を備え、排気温度を測定するための温度計を前記蓋内部に、回転ドラム内の温度計測のための温度計を回転ドラム内に各配置し、フィードバック回路によるタイマーのオンオフで最適設定値での定常運転を行うことの出来る請求項1記載の業務用小型珈琲焙煎機。
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