JP2004357557A

JP2004357557A - Bilberry-mixed food and method for producing the same

Info

Publication number: JP2004357557A
Application number: JP2003158876A
Authority: JP
Inventors: Kazuya Sunamoto; 一也砂本
Original assignee: GLOBE SCIENCE Inc
Current assignee: GLOBE SCIENCE Inc
Priority date: 2003-06-04
Filing date: 2003-06-04
Publication date: 2004-12-24

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bilberry-mixed food which is good for asthenopia recovery and skin activation. <P>SOLUTION: The bilberry-mixed food is characterized by adding an anthocyanin-containing bilberry undiluted liquid extracted from bilberry fruits and collagen and/or one or more other protein nutrients. The bilberry undiluted liquid is obtained by stirring and dissolving bilberry extract (containing anthocyanidin in an amount of about 25%) powder extracted from the bilberry fruits and then standardized, in 85 to 95°C hot water, and contains the bilberry extract in an amount of ≥10,000 mg/100 ml. The collagen is soluble collagen, and the other protein nutrients are selected from chondroitin, elastin, and amino acids. The bilberry-mixed food contains yogurt, ice cream, and gummi candy. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビルベリー配合食品（ビルベリー配合飲料を含む）およびその製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
古来より、特に婦人の美容の一貫として、その皮膚のしわやたるみを防止乃至修復することの大命題に対し、色々の手段が試行錯誤されてきた。近年この皮膚に対する研究も進み、マッサージなどの物理的手段に対し、化粧水やクリームによりある程度の効果が期待できるまでになってきた。特にコラーゲンを配合した化粧品が注目されている。また、コラーゲンは皮膚ばかりでなく脈管内膜の増殖などにも効果があると云われている。しかしながら、化粧品などは価格や使用時間の点を含めて安易に使用できる日常的なものとは必ずしも言えないものでもある。
もし、これが趣向食品としての対策が可能であれば、比較的に安易に楽しみながら対処でき、特に女性にとっては好ましいものと思われる。
【０００３】
一方、ヨーロッパ等で主として栽培されてきたビルベリーは、古くから鮮やかな赤色や紫色等いわゆるビルベリー色の色素特性を利用することに多く用いられてきた。また、近年はその薬効に関する論文（例えば、非特許文献１参照）が発表され、主として、眼精疲労回復、視力回復や血管の透過性等に有効であるとするこの種の研究も進んでいる。
【０００４】
また、前記薬効もビルベリーから抽出されたアントシアニンの含有量によりその効果が異なり、視力治療、回復や毛細血管の浸透性の低減などには、かなり高濃度のアントシアニンが必要であることがわかっている。
しかしながら、従来ビルベリーエキスはその溶解度に難があるため、その処方は粉末乃至粉末を固めた錠剤の形で服用されているのが現実である。従って、より服用し易い高濃度アントシアニンを含む液体処方としてのものが強く要求されていた。
一方、ビルベリーエキスは、独特の強い苦みを有しており、しかもその濃度が高ければ高い程その苦み度も増し、これがまた、高濃度アントシアニンの液体服用を妨げる理由の一つでもあった。
【０００５】
従って、従来食品のためのビルベリー成分、ビルベリーエキスの含有量は、この溶解度と苦み度の点から、その濃度を許容な限りに低下せしめる必要があり、せいぜい１００ｍｌ当たりビルベリーエキスの含有量は７０〜１４０ｍｇ程度を含有の限度として使用されていた。（例えば、特許文献１参照）
【０００６】
【特許文献１】
特開平１１−１７８５５３号公報（第２頁、左欄２〜９行、同右欄４３〜４５行）
【非特許文献１】
ＲＥＶＵＥＤＥＭＥＤＥＣＩＮＥＡＥＲＯＮＡＵＴＩＱＵＥＥＴＳＰＡＴＩＡＬＥＮｏ．１８「ビルベリーエキスがパイロットの夜間視力に与える影響についての研究」（訳文）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の要求に鑑み、皮膚や視力に対して好ましい、コラーゲンやアントシアニンを日常的に安易に摂取できる趣向食品を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明のビルベリー配合食品は、
１．ビルベリー果実より抽出したアントシアニンを含むビルベリー原液とコラーゲンおよび／または他の蛋白質栄養成分を添加してなるビルベリー配合食品であり、
２．脱臭豆乳をベースとし、ビルベリー果実より抽出したアントシアニンを含むビルベリー原液とコラーゲンおよび／または他の蛋白質栄養成分を添加してなるものであり、
３．ビビルベリー果実より抽出したアントシアニンを含むビルベリー原液とコラーゲンおよび／または他の蛋白質栄養成分を添加したグミ菓子よりなるものである。
【０００９】
また、４．上述の１乃至３におけるビルベリー原液を、ビルベリー果実より抽出、標準化されたビルベリーエキス（アントシアニジン約２５％含有）粉末を８５〜９５℃の高温水にて攪拌溶解し、ビルベリーエキスを１００ｍｌ当たり１０，０００ｍｇ以上含有するものとしたものであり、
５．上述の１乃至４におけるコラーゲンを可溶性コラーゲンとしたものであり、
６．上述の１乃至５におけるビルベリー配合食品を、さらにヨーグルト菌により熟成したヨーグルトとしたものであり、
７．上述の１乃至５におけるビルベリー配合食品を、さらに甘味料または／および香料を添加してなるアイスクリームとしたものであり、
８．上述の１乃至７における他の蛋白質栄養成分は、コンドロイチン、エラスチン、アミノ酸より選ばれた少なくとも１としたものである。
【００１０】
本発明のビルベリー配合食品の製造方法は、
９．可溶性コラーゲンを０．２〜０．５％、ビルベリー原液を０．１〜１．０％、さらに痕跡量の甘味料および／または香料、またはヨーグルト菌、および残部脱臭豆乳よりなる原料をＰＨ値３．５〜６．８として調整攪拌し、その後食品に仕上げることを特徴とするものである。
【００１１】
前記のごとく、他の蛋白質栄養成分としてコンドロイチン、エラスチン、アミノ酸より選ばれた少なくとも１を加えることにより、ビルベリー配合の趣向食品としての外に、皮膚の活性化を図り、肌の栄養成分としての効果を期待することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
［実施の形態１］
図１は、本発明の実施の形態１に係るビルベリー配合ヨーグルトの製造方法の概要流れ工程図である。
図において、１は脱臭豆乳、２はビルベリー原液、３は可溶性コラーゲン、４は酸性溶液、５はヨーグルト原液、６はビルベリー配合ヨーグルト、ＯＰ１は乳酸菌（ヨーグルト菌）添加処理、ＯＰ２はＰＨ調整処理、ＯＰ３は熟成処理を示す。
また、図２は上記図１において使用されるビルベリー原液の製造方法を示す説明図である。図において、１００はビルベリー果実、２００はビルベリーエキス（粉体）、２はビルベリー原液（エキストラクト）、ＯＰ１００は圧縮、粉砕工程、ＯＰ２００は抽出、標準化による粉体のビルベリーエキス生成工程、ＯＰ３００は前記ビルベリーエキスを高温水（８５〜９５℃）にて溶解し攪拌する工程を示す。
【００１３】
図２の工程は特願２００２−３４４４２０号の記載のビルベリー原液（エキストラクト）の生成工程に準じるものであり、ビルベリーエキスの含有量が１００ｍｌ当たり１００００ｍｇ以上、飽和含有量未満を含有するものである。
【００１４】
本実施の形態１における工程において、原料としての豆乳１は、特許第１６８７９５３号（特公平３−５８２６３号）の脱臭大豆粉の水溶液であり、その脱臭処理が何らの化学添加物を加えることなしに脱臭処理された脱臭大豆粉を使用するものであるところに特徴がある。これは本実施の形態における、ビルベリーおよび可溶性コラーゲンの添加物による効果に微妙なものがあり、前記化学添加物（例えば、ヘキサン）による影響を極力避けるため、化学添加物に因らないで脱臭処理をしたものを適用するところに特徴がある。
【００１５】
ＯＰ１において、該脱臭豆乳に乳酸菌を添加する。乳酸菌は近年盛んに用いられるグルジア地方のカスピ海ヨーグルト菌を使用することが望ましい。これは通常のヨーグルト菌に比較して基本的に生成されたヨーグルトは酸性が少なく、後述のＰＨ調整がやり易いことによる。ヨーグルト菌の添加量は、脱臭豆乳１０００ｍｌ当たり凍結乾燥粉末として２〜５ｇ程度である。
【００１６】
ヨーグルトにおいては、ヨーグルト１００ｍｌに対して、ビルベリー原液が０．２以下では、目視的にアントシアニンによる発色性（赤色）が比較的弱く好ましくない。また、ビルベリー原液が１．０ｍｌ以上では趣向食品としての色彩に合わないものとなる。
【００１７】
コラーゲン３をさらに添加する。コラーゲンには１０種類以上のタイプがあることが報告されている。この内活性に富んだ端末にテロペチドを有する可溶性のコラーゲンを添加する。可溶性のコラーゲンは皮膚の再生、活性化に役立つものである。
添加に当たってはＯＰ２におけるＰＨ調整のために、ビルベリー原液中のビルベリーエキスとの兼ね合いにより若干の酸性溶液を加え、該ＰＨ値を３．５〜６．５程度に調整する。また酸性にすることによって可溶性コラーゲンが容易に溶解することができる。酸性溶液は、安全性、取扱性やコスト面においてクエン酸塩による溶液が好ましい。該ＰＨ値は前記アントシアニンによる発色性（赤色）に極めて敏感であり、適宜好みの色相との関係で調整される。
調整されたヨーグルト原液５は、温度２０〜３５℃（湿度３０〜６０）程度でＯＰ３の熟成処理を行う。熟成時間は約２４ｈｒｓである。
【００１８】
本実施の形態における脱臭豆乳の主要成分の１例は次のようなものである。

【００１９】
また、本実施の形態における各要素の配合の１例は次のようなものである。
ビルベリー原液０．５（１００ｌ当たりｖｏｌ％）
可溶性コラーゲン０．５
クエン酸溶液（ＰＨ５）０．４
脱臭豆乳残部
【００２０】
本実施の形態により得られたビルベリー配合ヨーグルトは、色彩としては、マンセル色相環１０ＲＰ６／８程度の明るい赤紫色を呈しており、薄い酸味のあるトロリとした滑らかな性状を有しており、趣向食品として極めて好ましいものとなった。
本実施の形態によるビルベリー配合ヨーグルトは、通常のヨーグルトに比し牛乳、クリームの代わりに脱臭豆乳を使用することにより、栄養素バランスのよい、極めてヘルシーなヨーグルトとして提供できるものである。
なお、好みにより、本実施の形態のものにさらに甘味料、香料等を加えることもでき、また色彩や性状は、図１における脱臭豆乳１の濃度、ＯＰ１乳酸菌配合処理の乳酸菌の量およびビルベリー原液の量を変えることにより、好みのものを得ることができる。
【００２１】
［実施の形態２］
図３は本実施の形態２におけるビルベリー配合アイスクリームの製造工程の説明図である。
ＯＰ１０は脱臭豆乳の濃度調整処理、ＯＰ４０は攪拌による発泡処理、ＯＰ５０は冷凍処理であり、このＯＰ４０とＯＰ５０とは併合して処理される。また、６０はアイスクリーム原液、７０は界面活性剤などの安定剤、８０はビルベリー配合アイスクリームである。なお、図において図１と同一のものは同一の符号を付し、その説明は省略する。
【００２２】
ＯＰ１における脱臭豆乳の濃度調整処理は、濃度調整後の乳固形分が１５％以上２５％以下に調整される。１５％以下では我が国の成分規格を満足しない。また２５％以上では別途添加される可溶性コラーゲンの溶解が思わしくない。
ビルベリー原液の量は実施の形態１に準じる。さらに、若干の甘味料および香料が好みに応じて添加される。また、ソフトクリームの場合には安定剤として界面活性剤を添加されるが、その安定剤およびその量は従来通常の実施範囲のものとなる。
【００２３】
ＯＰ２においてＰＨが調整される。酸性溶液、主としてクエン酸溶液を添加してＰＨ値６〜６．８の弱酸に調整される。調整は実施の形態１に比べ弱酸範囲とされる。かれは本実施の形態においては、酸味を極力抑えることが必要であることによる。
ＯＰ２により調整されて生成されたアイスクリーム原液６０は、適度に可溶性コラーゲン３が原液中に均一溶解し、またビルベリー色彩と豆乳色彩とが混色されて淡い赤紫の色彩を有したものとなっている。
【００２４】
アイスクリーム原液６０を、ＯＰ４０の攪拌発泡処理およびＯＰ５０の冷凍処理を併合して処理する。処理温度は約（−５）〜（−３０）℃程度であり、ソフトクリームの場合は（−５）〜（−７）℃程度となる。攪拌発泡処理は冷凍処理雰囲気にて処理できるものであれば通常の如何なるミキシング手段をも使用することができる。
本実施の形態において、冷凍能力Ｑ約２００Ｋｃａｌ／ｈｒｓ．の冷凍器にて容量１リットル相当分を（−２０）℃まで処理し、処理時間は約１２ｍｉｎ．にて所定のビルベリー配合アイスクリームを得た。
【００２５】
本実施の形態の主要要素の配分の１例は次のようなものである。
ビルベリー原液０．５％（１００ｌ当たりｖｏｌ％）
可溶性コラーゲン０．５％
ゼラチン１．０％
砂糖２０ｋｇ
脱臭豆乳残部
【００２６】
生成されたビルベリー配合アイスクリームは、色彩としては、マンセル色相環５ＲＰ８／４程度の薄い赤紫色を呈しており、酸味も殆どなく、歯触りも滑らかな性状を有しており、趣向食品として極めて好ましいものとなった。
本実施の形態によるビルベリー配合アイスクリームは、通常の牛乳、クリームの代わりに脱臭豆乳を使用することにより、良質の植物性たんぱく質よりなる、ビタミン（Ｂ１、Ｂ２、Ｂ６、Ｅ等）、ミネラルに富む極めてヘルシーな、且つコラーゲン含有による美容要素を含むアイスクリームを提供することができる。
【００２７】
［実施の形態３］
図４は本実施の形態３のビルベリー配合グミ菓子の製造工程を示す説明図である。
４０は粘料、３００はビルベリー配合グミ食品、ＯＰ３１０は攪拌処理、ＯＰ３２０はグミ食品化処理である。なお、図において図１〜図３と同一のものは同一の符号を付し、その説明は省略する。
【００２８】
本実施の形態３においては、従来通称グミと称せられるガム状の菓子食品にビルベリーの薬効と色彩、および可溶性コラーゲンの美容要素を相乗的に加味した食品を提供するものである。
【００２９】
前記図２の方法により得られたビルベリー原液２と、可溶性コラーゲン３および好みにより若干の甘味料および香料５０を混合攪拌する。この場合コラーゲンの溶解性を促進するために、酸性溶液好ましくはクエン酸溶液４を加えＰＨ値を３．５〜６．５に調整する。
【００３０】
本実施の形態における配合は下記のとおりである。

【００３１】
ＰＨ調整処理ＯＰ２を経たものに若干の粘料４０を加え静かに攪拌処理ＯＰ３１０を施すことにより粘性を上げる。これによりグミ食品用原液９０が生成される。該グミ食品用原液９０を中華料理における豆板醤（トーバンジャン）の如く各種食品に混合してグミ食品加工処理ＯＰ３２０を施しビルベリー配合グミ食品４００を得ることができる。
【００３２】
上記の如く、本発明は基本的にビルベリーのアントシアニンの効果とコラーゲンの皮膚の再生、活性化効果の相乗効果を期待するための健康食品としてのビルベリー配合食品を提供せんとするものであり、これらの組み合わせ配合を基本とする多くのビルベリー配合食品の提供を可能とする。すなわち、ビルベリー配合豆腐、ビルベリー配合ケーキ、ビルベリー配合和菓子、ビルベリー配合チューインガム等の提供が可能である。
【００３３】
【発明の効果】
本発明のビルベリー配合食品は次のような効果を有する。
（１）ビルベリ原液とコラーゲンおよび／または他の蛋白質栄養成分を添加することにより、色彩が鮮やかな眼精疲労回復、視力回復や血管の透過性等、また皮膚の再生、活性化を期待し得る健康食品としてのビルベリー配合食品を提供することができる。
（２）脱臭豆乳をベースとし、ビビルベリー果実より抽出したアントシアニンを含むビルベリー原液とコラーゲンおよび／または他の蛋白質栄養成分を添加することにより、健康食品としてのヨーグルトやアイスクリームなどを提供することができる。
（３）ビビルベリー果実より抽出したアントシアニンを含むビルベリー原液とコラーゲンを添加することにより、グミ菓子の風味を増し、且つ健康食品としてのビルベリー配合グミ菓子食品を提供することができる。
【００３４】
本発明のするビルベリー配合食品の製造方法は、
（４）可溶性コラーゲンを０．２〜０．５％、ビルベリー原液を０．１〜１．０％、さらに痕跡量の甘味料および／または香料、またはヨーグルト菌、および残部脱臭豆乳よりなる原料をＰＨ値３．５〜６．８として調合攪拌し、その後食品に仕上げることにより、色彩、風味豊かな、且つ健康食品としての各種ビルベリー配合食品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１に係る施の形態１に係るビルベリー配合ヨーグルトの製造方法の概要流れ工程図である。
【図２】本発明のビルベリー原液の製造方法を示す説明図である。
【図３】本発明の実施の形態２におけるビルベリー配合アイスクリームの製造工程の説明図である。
【図４】本発明の実施の形態３におけるビルベリー配合グミ食品の製造工程を示す説明図である。
【符号の説明】
１脱臭豆乳、２ビルベリー原液、３可溶性コラーゲン、４酸性溶液（クエン酸溶液、５ヨーグルト原液、６ビルベリー配合ヨーグルト、４０粘料（ゼラチン、寒天、アルギン酸等）、５０甘味料、香料、６０アイスクリーム原液、７０安定剤、８０ビルベリー配合アイスクリーム、２００ビルベリーエキス（粉体）、３００ビルベリー配合グミ菓子食品、ＯＰ１乳酸菌配合処理、ＯＰ２希釈処理、ＯＰ３ＰＨ調整処理、ＯＰ４熟成処理、ＯＰ１０濃度調整処理、ＯＰ４０攪拌、発泡処理、ＯＰ５０冷凍処理、ＯＰ１００圧縮粉砕工程、ＯＰ２００ビルベリーエキス生成工程、Ｐ３００攪拌溶解工程、ＯＰ３１０攪拌処理、ＯＰ３２０グミ菓子食品加工処理。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bilberry-containing food (including a bilberry-containing beverage) and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Since ancient times, various means have been tried and error with respect to the great proposition of preventing or repairing wrinkles and sagging of the skin, especially as a part of the beauty of women. In recent years, research on this skin has progressed, and it has become possible to expect some effect of lotions and creams on physical means such as massage. In particular, cosmetics containing collagen are attracting attention. It is also said that collagen is effective not only for skin but also for proliferation of intima. However, cosmetics and the like are not always easy-to-use everyday items including price and use time.
If this could be taken as a food of choice, it would be relatively easy and enjoyable to deal with it, especially for women.
[0003]
On the other hand, bilberries, which have been mainly cultivated in Europe and the like, have been often used for a long time to utilize the so-called bilberry pigment properties such as bright red and purple. In recent years, a paper on the medicinal properties thereof (for example, see Non-Patent Document 1) has been published, and studies of this type that are effective mainly for recovery from eye strain, visual acuity recovery, blood vessel permeability, and the like are progressing. .
[0004]
In addition, the effect also differs depending on the content of anthocyanins extracted from bilberries, and it is known that a considerably high concentration of anthocyanins is necessary for visual acuity treatment, recovery, reduction of capillary permeability, and the like. .
However, since the solubility of bilberry extract is conventionally difficult, it is the reality that the formulation is taken in the form of a powder or a tablet in which the powder is hardened. Therefore, a liquid formulation containing a high concentration of anthocyanin, which is easier to take, has been strongly demanded.
Bilberry extract, on the other hand, has a unique strong bitterness, and the higher its concentration, the greater its bitterness, which was also one of the reasons that hindered the taking of high-concentration anthocyanins in liquids.
[0005]
Therefore, the content of bilberry component and bilberry extract for conventional foods must be reduced as much as possible from the viewpoint of solubility and bitterness, and the content of bilberry extract per 100 ml is at most 70 to 100 ml. About 140 mg was used as the content limit. (For example, see Patent Document 1)
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-11-178553 (page 2, left column 2-9 lines, right column 43-45 lines)
[Non-patent document 1]
REVUE DE MEDECINE AERONAUTIQUE ET SPATIAL No. 18 “A Study on the Effect of Bilberry Extract on Night Vision of Pilots”
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide, in view of the above-mentioned requirements, a food which is preferable for skin and visual acuity and can easily and easily ingest collagen and anthocyanin on a daily basis.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Bilberry-containing food of the present invention,
1. A bilberry-containing food product obtained by adding a bilberry undiluted solution containing anthocyanins extracted from bilberry fruits and collagen and / or other protein nutritional components,
2. Based on deodorized soymilk, a bilberry undiluted solution containing anthocyanins extracted from bilberry fruits and collagen and / or other protein nutrients are added,
3. It consists of an undiluted bilberry solution containing anthocyanins extracted from bibiruberry fruit and gummy confectionery to which collagen and / or other protein nutrients are added.
[0009]
Also, 4. The above-mentioned bilberry stock solution in 1 to 3 was extracted from bilberry fruit, and a standardized bilberry extract (containing about 25% anthocyanidin) powder was stirred and dissolved in high-temperature water at 85 to 95 ° C, and 10,000 mg of the bilberry extract was added per 100 ml. Above.
5. The collagen according to 1 to 4 above is a soluble collagen,
6. The bilberry-containing food according to any one of the above 1 to 5, wherein the yogurt is further aged with yogurt bacteria,
7. The bilberry-containing food according to any one of the above 1 to 5, wherein the food is an ice cream to which a sweetener and / or a flavor is further added,
8. The other protein nutrients in 1 to 7 above are at least one selected from chondroitin, elastin, and amino acids.
[0010]
The method for producing the bilberry-containing food of the present invention,
9. A raw material consisting of 0.2-0.5% of soluble collagen, 0.1-1.0% of undiluted bilberry solution, and a trace amount of a sweetener and / or flavor, or a yogurt bacterium, and a balance of deodorized soybean milk having a PH value of 3 It is characterized in that it is adjusted to 0.5 to 6.8 with stirring and then finished into food.
[0011]
As described above, by adding at least one selected from chondroitin, elastin, and amino acid as other protein nutritional components, in addition to a bilberry-containing food, the skin is activated and the effect as a skin nutritional component is achieved. Can be expected.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a schematic flowchart showing a method for producing a bilberry-containing yogurt according to Embodiment 1 of the present invention.
In the figure, 1 is deodorized soy milk, 2 is a bilberry stock solution, 3 is a soluble collagen, 4 is an acidic solution, 5 is a yogurt stock solution, 6 is a bilberry-containing yogurt, OP1 is a lactic acid bacterium (yogurt bacterium) addition treatment, OP2 is a PH adjustment treatment, OP3 indicates an aging treatment.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a method for producing the bilberry stock solution used in FIG. In the figure, 100 is a bilberry fruit, 200 is a bilberry extract (powder), 2 is a bilberry undiluted solution (extract), OP100 is a compression and pulverization step, OP200 is an extraction and a bilberry extract production step by standardization, and OP300 is the aforementioned. 4 shows a step of dissolving bilberry extract in high-temperature water (85 to 95 ° C.) and stirring.
[0013]
The process of FIG. 2 conforms to the process of producing a bilberry stock solution (extract) described in Japanese Patent Application No. 2002-344420, in which the content of bilberry extract is 10,000 mg or more per 100 ml and less than the saturated content. .
[0014]
In the process of the first embodiment, the soymilk 1 as a raw material is an aqueous solution of deodorized soybean powder of Japanese Patent No. 1687953 (Japanese Patent Publication No. 3-58263), and the deodorizing treatment does not add any chemical additives. It is characterized by the use of deodorized soybean powder that has been deodorized. This has a subtle effect due to the additive of bilberry and soluble collagen in the present embodiment. To minimize the effect of the chemical additive (for example, hexane), the deodorizing treatment is performed independently of the chemical additive. There is a feature in applying what has been done.
[0015]
In OP1, lactic acid bacteria are added to the deodorized soymilk. As lactic acid bacteria, it is desirable to use Caspian Sea yogurt bacteria from Georgia, which has been widely used in recent years. This is due to the fact that yogurt produced basically has less acidity than ordinary yogurt bacteria, and the pH adjustment described later is easy to perform. The amount of the yogurt bacterium to be added is about 2 to 5 g as a lyophilized powder per 1000 ml of deodorized soymilk.
[0016]
In the case of yogurt, if the bilberry stock solution is 0.2 or less with respect to 100 ml of yogurt, the color development (red color) by anthocyanins is relatively weak visually, which is not preferable. Further, if the bilberry stock solution is 1.0 ml or more, it does not match the color as the food of interest.
[0017]
Collagen 3 is further added. It has been reported that there are 10 or more types of collagen. Among them, a soluble collagen having telopetide is added to a terminal having a high activity. Soluble collagen is useful for skin regeneration and activation.
Upon the addition, in order to adjust the pH in OP2, a slight acidic solution is added in consideration of the bilberry extract in the bilberry stock solution, and the PH value is adjusted to about 3.5 to 6.5. In addition, by making it acidic, soluble collagen can be easily dissolved. The acidic solution is preferably a citrate solution in terms of safety, handling, and cost. The PH value is extremely sensitive to the coloring property (red) of the anthocyanin, and is appropriately adjusted in relation to a desired hue.
The adjusted yogurt stock solution 5 is subjected to an aging treatment of OP3 at a temperature of about 20 to 35 ° C (humidity of 30 to 60). The aging time is about 24 hrs.
[0018]
One example of the main components of the deodorized soymilk in the present embodiment is as follows.

[0019]
Further, one example of the combination of each element in the present embodiment is as follows.
Bilberry stock solution 0.5 (vol% per 100 l)
Soluble collagen 0.5
Citric acid solution (PH5) 0.4
Deodorized soy milk remainder [0020]
The bilberry-containing yogurt obtained according to the present embodiment has a bright red-purple color with a Munsell hue circle of about 10RP6 / 8, and has a light sour trolley and smooth properties. It became very favorable as food.
The bilberry-containing yogurt according to the present embodiment can be provided as a very healthy yogurt with a good balance of nutrients by using deodorized soymilk instead of milk and cream as compared with ordinary yogurt.
If desired, sweeteners, flavors, and the like can be further added to the present embodiment, and the color and properties are determined by the concentration of deodorized soymilk 1 in FIG. 1, the amount of lactic acid bacteria in the OP1 lactic acid bacteria blending treatment, and the bilberry stock solution. By changing the amount of, a desired one can be obtained.
[0021]
[Embodiment 2]
FIG. 3 is an explanatory diagram of a manufacturing process of bilberry-containing ice cream according to the second embodiment.
OP10 is a concentration adjustment process of deodorized soymilk, OP40 is a foaming process by stirring, and OP50 is a freezing process. These OP40 and OP50 are combined and processed. Further, 60 is an ice cream stock solution, 70 is a stabilizer such as a surfactant, and 80 is a bilberry-containing ice cream. In the drawing, the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted.
[0022]
In the concentration adjustment processing of the deodorized soymilk in OP1, the milk solid content after the concentration adjustment is adjusted to 15% or more and 25% or less. If it is less than 15%, it does not satisfy the composition standards of Japan. On the other hand, if it is 25% or more, dissolution of separately added soluble collagen is not good.
The amount of the bilberry stock solution conforms to the first embodiment. In addition, some sweeteners and flavors are added as desired. In the case of a soft ice cream, a surfactant is added as a stabilizer, and the stabilizer and the amount thereof are within the usual range of the conventional practice.
[0023]
In OP2, the PH is adjusted. The pH is adjusted to a weak acid having a pH value of 6 to 6.8 by adding an acidic solution, mainly a citric acid solution. The adjustment is in a weak acid range as compared with the first embodiment. This is because in this embodiment, it is necessary to minimize acidity.
The ice cream stock solution 60 prepared by OP2 has a moderately soluble collagen 3 uniformly dissolved in the stock solution, and has a pale reddish purple color due to a mixture of bilberry color and soy milk color. I have.
[0024]
The ice cream stock solution 60 is processed by combining the stirring foaming process of OP40 and the freezing process of OP50. The processing temperature is about (−5) to (−30) ° C., and about (−5) to (−7) ° C. for soft cream. For the stirring and foaming treatment, any ordinary mixing means can be used as long as it can be treated in a freezing treatment atmosphere.
In the present embodiment, the refrigerating capacity Q is about 200 Kcal / hrs. 1 liter of capacity was processed to (-20) ° C in a refrigerator, and the processing time was about 12 min. Thus, a predetermined bilberry-containing ice cream was obtained.
[0025]
One example of the distribution of the main elements of the present embodiment is as follows.
Bilberry stock solution 0.5% (vol% per 100l)
Soluble collagen 0.5%
Gelatin 1.0%
20kg sugar
Deodorized soy milk balance [0026]
The resulting bilberry-containing ice cream has a pale red-purple color with a Munsell hue circle of about 5RP8 / 4, has almost no sourness, has a smooth texture, and is extremely suitable as a taste food. It became favorable.
The bilberry-containing ice cream according to the present embodiment is rich in vitamins (B1, B2, B6, E, etc.) and minerals made of high-quality vegetable protein by using deodorized soymilk instead of ordinary milk and cream. It is possible to provide an ice cream that is extremely healthy and contains a cosmetic element containing collagen.
[0027]
[Embodiment 3]
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a manufacturing process of the bilberry-containing gummy confectionery of the third embodiment.
Reference numeral 40 denotes a viscosity agent, 300 denotes a bilberry-containing gummy food, OP310 denotes a stirring process, and OP320 denotes a gummy food conversion process. In the drawings, the same components as those in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0028]
In the third embodiment, a food is provided in which the medicinal properties and color of bilberry and the cosmetic element of soluble collagen are synergistically added to gum-like confectionery food conventionally called gummy.
[0029]
The bilberry stock solution 2 obtained by the method of FIG. 2 is mixed with soluble collagen 3 and, if desired, some sweeteners and flavors 50 and stirred. In this case, in order to promote the solubility of collagen, an acidic solution, preferably a citric acid solution 4, is added to adjust the PH value to 3.5 to 6.5.
[0030]
The composition in the present embodiment is as follows.

[0031]
The viscosity is increased by adding a slight amount of the viscous agent 40 to the mixture after the pH adjustment treatment OP2 and gently performing the stirring treatment OP310. Thereby, the gummy food stock solution 90 is generated. The undiluted solution for gummy food 90 is mixed with various foods such as bean plate sauce (Tobanjang) in Chinese cuisine and subjected to gummy food processing OP320 to obtain a bilberry-containing gummy food 400.
[0032]
As described above, the present invention basically provides a bilberry-containing food as a health food for expecting a synergistic effect of bilberry anthocyanin and collagen skin regeneration and activation. It is possible to provide many bilberry-containing foods based on a combination of bilberry. That is, it is possible to provide bilberry-containing tofu, bilberry-containing cake, bilberry-containing Japanese confectionery, bilberry-containing chewing gum, and the like.
[0033]
【The invention's effect】
The bilberry-containing food of the present invention has the following effects.
(1) By adding the undiluted solution of bilberry and collagen and / or other protein nutrients, it can be expected that the eyes will recover vivid colors, recover eyesight and permeate blood vessels, and regenerate and activate the skin. A bilberry-containing food as a health food can be provided.
(2) It is possible to provide yogurt or ice cream as a health food by adding a bilberry stock solution containing anthocyanins extracted from Bibiruberry fruit and collagen and / or other protein nutrition components based on deodorized soymilk. it can.
(3) By adding the undiluted bilberry solution containing anthocyanins extracted from the bilberry fruit and collagen, the flavor of the gummy confection can be increased and a bilberry-containing gummy confectionery food as a health food can be provided.
[0034]
The method for producing a bilberry-containing food according to the present invention,
(4) A raw material consisting of 0.2-0.5% of soluble collagen, 0.1-1.0% of undiluted bilberry solution, and trace amounts of sweeteners and / or flavors, or yogurt bacteria, and the remaining deodorized soymilk. By mixing and agitating to a pH value of 3.5 to 6.8 and then finishing the food, it is possible to provide various bilberry-containing foods that are rich in color and flavor and as health foods.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic flow chart of a method for producing a bilberry-containing yogurt according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a method for producing a bilberry stock solution of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a process for producing bilberry-containing ice cream according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a production process of a bilberry-containing gummy food according to Embodiment 3 of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Deodorized soy milk, 2 bilberry stock solution, 3 soluble collagen, 4 acidic solution (citric acid solution, 5 yogurt stock solution, 6 bilberry-containing yogurt, 40 viscosity agent (gelatin, agar, alginic acid, etc.), 50 sweetener, flavor, 60 ice cream Undiluted solution, 70 stabilizer, 80 bilberry-containing ice cream, 200 bilberry extract (powder), 300 bilberry-containing gummy confectionery food, OP1 lactic acid bacteria-containing treatment, OP2 dilution, OP3 PH adjustment, OP4 ripening, OP10 concentration adjustment, OP40 stirring, foaming, OP50 freezing, OP100 compression and crushing, OP200 bilberry extract production, P300 stirring and dissolving, OP310 stirring, OP320 gummy confectionery food processing.

Claims

A bilberry-containing food, comprising a bilberry stock solution containing anthocyanins extracted from bilberry fruits and collagen and / or other protein nutrients.

A bilberry-containing food, comprising deodorized soymilk as a base, and adding a bilberry stock solution containing anthocyanins extracted from bilberry fruits and collagen and / or other protein nutritional components.

A bilberry-containing food, which is a gummy confectionery to which a bilberry stock solution containing anthocyanins extracted from bilberry fruits and collagen and / or other protein nutritional components are added.

The above-mentioned bilberry undiluted solution is obtained by stirring and dissolving bilberry extract (containing about 25% of anthocyanidin) powder extracted and standardized from bilberry fruit with high-temperature water at 85 to 95 ° C, and containing at least 10,000 mg of bilberry extract per 100 ml. The bilberry-containing food according to any one of claims 1 to 3, wherein

The bilberry-containing food according to any one of claims 1 to 4, wherein the collagen is soluble collagen.

The bilberry-containing food according to any one of claims 1 to 5, wherein the bilberry-containing food is yogurt further aged with a yogurt bacterium.

The bilberry-containing food according to any one of claims 1 to 5, wherein the bilberry-containing food is an ice cream to which a sweetener and / or a flavor is further added.

The bilberry-containing food according to any one of claims 1 to 7, wherein the other protein nutritional component is at least one selected from chondroitin, elastin, and an amino acid.

0.1-1.0% of bilberry extract containing 0.2-0.5% of soluble collagen, 300-500 mg of bilberry stock solution containing 100 mg or more of bilberry extract per 100 ml, and trace amount of bilberry extract A method for producing a bilberry-containing food, comprising mixing and stirring a raw material consisting of a sweetener and / or a flavoring agent, or a yogurt bacterium, and the balance of soymilk to a pH value of 3.5 to 6.8, and then finishing the food.