JP2004357192A - 画像処理方法、画像処理装置及び移動体端末装置 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及び移動体端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】移動体端末装置の利用者にとっての画像処理の利便性を向上させる。
【解決手段】アプリケーション33が、実行環境部32を介して、撮像処理を基本処理部31に要求すると、基本処理部31が、撮像を行い、撮像された画像を、基本処理部31が管理するデータホルダ内に格納する。そして、基本処理部31が、撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置をアプリケーション33に通知する。このため、アプリケーション31の要求に応じて撮像された画像が、アプリケーション33及び基本処理部31にとって利用可能となる。そして、アプリケーション33が消去されたとしても、当該画像は、アプリケーション33以外にとって利用可能な状態で、データホルダ内に残ることになる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理方法、画像処理装置及び移動体端末装置に係り、より詳しくは、撮像処理を管理する基本処理部とは異なるアプリケーションの要求による撮像を行う画像処理方法及び画像処理装置、並びに当該画像処理装置を備える移動体端末処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話等の移動体端末装置が広く普及している。こうした移動体端末装置の機能や性能の向上は目覚しく、移動体端末装置としての必須機能である通話機能や文字メールの送受信機能に加えて、移動体端末装置に備えられた撮像装置を使用した撮像機能も一般化している。
【0003】
こうした移動体端末装置における撮像機能は、移動体端末装置の必須機能を果たすための処理、及び、移動体端末が備える各種ハードウエア資源を管理する基本処理部によって管理されている。そして、移動体端末装置の利用者が、基本処理部に対して直接的に撮像指令を通知すると、基本処理部が撮像装置を制御して撮像し、その撮像結果である画像データを、基本処理部が管理するデータホルダ内に格納するようになっている。
【0004】
また、移動体端末装置の利用者が、ダウンロード等されて移動体端末装置に実装されたアプリケーションに対して撮像指令を通知すると、アプリケーションは、基本処理部に対して撮像処理の実行を要求する。この要求を受け取った基本処理部は、撮像装置を制御して撮像し、その撮像結果を当該アプリケーションへ通知する。そして、アプリケーションは、基本処理部から通知された撮像結果である画像データを管理するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、移動体端末装置における従来の撮像処理には、利用者による基本処理部に対する指令に応じた撮像処理と、利用者によるアプリケーションに対する指令に応じた撮像処理という2種類の撮像処理があり、撮像処理の種類ごとに撮像結果の管理をするものが異なっていた。このため、例えば、利用者によるアプリケーションに対する指令に応じた撮像処理の結果である画像データを基本処理部は利用することができなかった。また、撮像処理を基本処理部に要求したアプリケーションが消去されると、当該アプリケーションの要求により行われた撮像処理の結果は、利用できなくなってしまっていた。
【0006】
このため、利用者によるアプリケーション対する指令に応じて、たまたま利用者の趣向にあった撮像画像が得られた場合には、その撮像画像を利用できるのは当該アプリケーションのみであった。また、その画像を利用するためには、当該アプリケーションを消去することができなかった。
【0007】
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動体端末装置の利用者にとって利便性を向上させることができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、利用者にとって画像処理の利便性を向上させることができる移動体端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理方法は、撮像処理を管理する基本処理部を備える移動体端末装置における画像処理方法であって、前記基本処理部とは異なるアプリケーションが、撮像処理を前記基本処理部に要求する撮像要求工程と;前記基本処理部が撮像を行い、撮像結果を前記基本処理部が管理するデータホルダ内に格納する撮像実行工程と;前記基本処理部が、前記撮像結果が格納された前記データホルダ内の位置を前記アプリケーションに通知する撮像結果通知工程と;を備える画像処理方法である。
【0010】
この画像処理方法では、撮像要求工程において、アプリケーションが、撮像処理を前記基本処理部に要求する。この要求を受け取った基本処理部は、撮像実行工程において、撮像を行い、その撮像結果を基本処理部が管理するデータホルダ内に格納する。そして、撮像結果通知工程において、基本処理部が、撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置をアプリケーションに通知する。この後、アプリケーションが、基本処理部から通知された撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置を参照して、データホルダ内から撮像結果を読み出して利用する。
【0011】
すなわち、この画像処理方法によれば、アプリケーションの要求に応じた撮像の結果が、基本処理部により、基本処理部が管理するデータホルダ内に格納されて、その格納位置がアプリケーションに通知される。この結果、当該撮像結果は、アプリケーションによって利用可能であることは勿論のことであるが、基本処理部によっても利用可能な状態でデータホルダ内に格納される。このため、アプリケーションの要求に応じた撮像結果が、当該アプリケーション及び基本処理部にとって利用可能となる。そして、アプリケーションが消去されたとしても、当該撮像結果は、基本処理部にとって利用可能な状態で、データホルダ内に残ることになる。
【0012】
したがって、本発明の画像処理方法によれば、利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができる。
【0013】
本発明の画像処理方法では、前記撮像要求工程において、前記アプリケーションが、撮像の際の画像サイズ、保存データ形式及び画質を指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求することとすることができる。この場合には、アプリケーションの実行中に利用者が設定した撮像条件で撮像を行うことができる。
【0014】
ここで、前記撮像要求工程においては、前記アプリケーションが、フレーム画像を更に指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求することとすることができる。フレーム画像は、基本処理部が管理しているものであってもよいし、アプリケーションが管理しているものであってもよい。この場合には、アプリケーションの実行中に利用者がその趣味感に応じて設定したフレーム画像付の撮像結果が得られる。
【0015】
なお、フレーム画像をアプリケーションが管理しているものとするときには、前記撮像要求工程において、前記アプリケーションが、前記アプリケーションがそのフレーム画像のデータをバイナリデータ形式で指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求することとすることができる。この場合には、基本処理部が管理するフレーム画像の数の増大を抑制することができるので、基本処理部が管理するフレーム画像のための記憶容量の増大を抑制することができる。
【0016】
本発明の画像処理装置は、移動体端末装置に搭載される画像処理装置であって、撮像装置と;前記撮像装置を用いる撮像処理を管理し、自らが管理するデータホルダ内に撮像結果を格納する基本処理部と;前記基本処理部とは異なるアプリケーションの実行のための実行環境を提供し、前記アプリケーションによる撮像処理の要求を前記基本処理部に伝達するとともに、前記基本処理部による前記撮像結果が格納された前記データホルダ内の位置を前記アプリケーションに伝達する実行環境部と;を備える画像処理装置である。
【0017】
この画像処理装置では、実行環境部が、アプリケーションが発した撮像処理要求を受けると、その撮像処理要求を基本処理部へ伝達する。撮像処理要求を受け取った基本処理部は、撮像装置を制御して撮像を行い、その撮像結果を基本処理部が管理するデータホルダ内に格納するとともに、撮像が終了した旨及び撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置(以下、総称するときは「撮像結果情報」と呼ぶ)を実行環境部へ通知する。そして、基本処理部による撮像結果情報を受信した実行環境部は、その撮像結果情報をアプリケーションに通知する。
【0018】
すなわち、本発明の画像処理装置によれば、上述した本発明の画像処理方法を使用して、画像を処理する。したがって、本発明の画像処理装置によれば、利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができる。
【0019】
本発明の移動体端末装置は、基地局との間で無線通信を行う無線通信手段と;本発明の画像処理装置と;を備える移動体端末装置である。この移動体端末装置によれば、上述した本発明の画像処理装置により画像処理を行うことができるので、利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照しつつ説明する。
【0021】
図1及び図2には、一実施形態に係る移動体端末装置である携帯電話10の構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話10の外観の裏面図が示されている。また、図2には、携帯電話10の機能ブロック構成が示されている。
【0022】
図1及び図2において総合的に示されるように、携帯電話10は、(a)制御部21、送受信部22及び記憶装置23を備える携帯電話本体11と、(b)電話番号を制御部21へ入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を制御部21へ入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)制御部21による指令に応じて、操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、携帯電話10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、通話時に音声を入力するためのマイクロフォン15と、(e)制御部21による指令に応じて、着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(f)送受信部22と接続され、基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。また、携帯電話10は、(g)制御部21による指令に応じて、その視野内の像を撮像する撮像部18を備えている。
【0023】
上記の制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成は、図3に示されるようになっている。
【0024】
すなわち、制御部21におけるソフトウエアは、(i)携帯電話としての基本機能である通話機能及びメール機能を実現するとともに、上述した各種のハードウエア資源の制御を行う基本処理部31と、(ii)様々なコンテンツを利用者に提供するためのアプリケーション33と、(iii)基本処理部31とアプリケーション33との間に位置し、アプリケーション33の実行環境を提供する実行環境部32とから構成されている。ここで、実行環境部32は、アプリケーション33と基本処理部31との間のコマンド変換、アプリケーション33の管理等のアプリケーション実行のためのソフトウエア資源を提供する一組のプログラムである。
【0025】
なお、基本処理部31及び実行環境部32は、携帯電話10の工場出荷時から携帯電話に実装されている。一方、アプリケーション33は、操作者による操作部12の操作によって送受信部22等からダウンロードされた後に実装される。また、携帯電話10におけるアプリケーションの数は1つに限られる訳ではないが、図3においては、模式的に1つのアプリケーション33のみが示されている。
【0026】
基本処理部31と実行環境部32との間では、アプリケーション33に関連して、要求、応答、イベント発生等の情報が適宜やり取りされるようになっている。また、実行環境部32とアプリケーション33との間では、アプリケーション33からの各種の要求が実行環境部32に通知されるとともに、実行環境部32から応答やイベント発生が通知されるようになっている。
【0027】
図2に戻り、記憶装置23は、読出専用領域及び書換可能領域を含んでいる。ここで、書換可能領域は、携帯電話10の電源がオフとなっても格納されたデータ内容が破壊されない不揮発性領域と、携帯電話10の電源がオフとなると格納されたデータ内容が破壊される揮発性領域とを含んでいる。そして、不揮発性領域に、撮像部18による撮像結果や、基本処理部31が管理するフレーム画像が格納される、基本処理部31によって管理されるデータホルダ25が設けられている。なお、本実施形態では、基本処理部31によるデータホルダ25への撮像結果である画像データの格納は、JPEG(Joint Photograph Expert Group)形式又はPNG(Portable Network Graphics)形式に則ったデータ形式で行われるようになっている。
【0028】
次に、以上のように構成された携帯電話10における、アプリケーション33の要求による撮像部18を用いた撮像処理について説明する。
【0029】
アプリケーション33の動作中に、操作者(利用者)による操作部12の操作によって指令がされると、撮像部18を用いた撮像が行われる。かかる撮像は、図4に示されるシーケンスに従って行われる。なお、図4は、縦軸を時間軸とした時系列に表したシーケンス図である。
【0030】
アプリケーション33の要求による撮像部18を用いた撮像では、図4に示されるように、まず、アプリケーション33が実行環境部32に対して撮像要求を通知する。なお、この撮像要求の際には、アプリケーション33は、撮像条件として、撮像画像のサイズ、撮像結果の画像の保存時のデータ形式、画質を指定した撮像要求を行う。ここで、画質としては、ノーマル、ファイン及びスーパーファインのいずれか1つを指定することができる。
【0031】
また、アプリケーション33は、撮像条件として、フレーム画像を更に指定することができる。ここで、フレーム画像としては、基本処理部31が管理するものを指定してもよいし、また、アプリケーション33が管理するものを指定してもよい。アプリケーション33は、撮像条件として基本処理部31が管理するフレーム画像を指定する場合には、そのフレーム画像の識別子を指定する。また、アプリケーション33は、撮像条件としてアプリケーション33が管理するフレーム画像を指定する場合には、そのフレーム画像のバイナリデータを撮像要求の撮像条件とする。
【0032】
アプリケーション33から撮像要求及び撮像条件を受け取った実行環境部32は、基本処理部31に対して撮像要求及び撮像条件を通知する。この通知と同時に、実行環境部32は、アプリケーション33からの要求を受け付けないブロック状態となる。
【0033】
撮像要求及び撮像条件を受け取った基本処理部31は、ステップS10において、撮像条件に従った撮像処理を行う。この撮像処理では、図5に示されるように、まず、ステップS11において、基本処理部31が、撮像条件である指定された画像サイズ(以下、「指定サイズ」ともいう)が基本処理部31にとって対応可能か否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、ステップS10における撮像処理がエラー終了する。
【0034】
ステップS11における判定が肯定的であった場合には、処理はステップS12へ移行する。このステップS12では、基本処理部31が、撮像条件である指定された保存時のデータ形式(以下、「指定データ形式」ともいう)が基本処理部31にとって対応可能か否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、ステップS10における撮像処理がエラー終了する。
【0035】
ステップS12における判定が肯定的であった場合には、処理はステップS13へ移行する。このステップS13では、基本処理部31が、撮像条件である指定された画質(以下、「指定画質」ともいう)が基本処理部31にとって対応可能であるか否かを判定する。この判定が肯定的であった場合には、処理はステップS15へ移行する。
【0036】
一方、ステップS13において否定的な判定がなされた場合には、処理はステップS14へ移行する。このステップS14では、基本処理部31が、対応可能な画質のうちから、指定画質にもっとも近似すると推定されるものを撮像画質として選択する。例えば、基本処理部31が対応可能な画質がノーマル又はファインであるときに、スーパーファインが指定画質であった場合には、基本処理部31は、ファインを撮像画像として選択する。こうして、ステップS14において撮像画質が選択されると、処理はステップS15へ移行する。
【0037】
ステップS15においては、基本処理部31が、撮像条件である指定されたフレーム画像が基本処理部31にとって設定可能か否かが判定される。この判定が否定的であった場合には、ステップS10における撮像処理がエラー終了する。
【0038】
ステップS15における判定が肯定的であった場合には、処理はステップS16へ移行する。このステップS16では、基本処理部31が、撮像部18を制御して撮像を行う。かかる撮像では、まず、基本処理部31が撮像部18を起動して、モニタ画像を表示部13へ表示する。かかるモニタ画像の表示においては、撮像用の画面(すなわち、ファインダ領域)にアプリケーション33が指定したフレーム画像が重ねて表示される。こうした表示の一例が図6に示されている。このモニタ画像を見ながら、操作者が携帯電話10全体を適宜移動させることにより、撮像部18の視野を変化させて、撮像すべき画像内容の視野とする。こうして決定された視野に固定したうえで、操作者が操作部12を操作して撮像指令(すなわち、通常のカメラにおけるシャッタを切るのと同様の操作)を行うと撮像が行われる。
【0039】
図5に戻り、次に、ステップS17において、基本処理部31が、自らが管理するデータホルダ25内に撮像された画像を格納する。こうして、撮像された画像の格納が終了すると、ステップS10における基本処理部31による撮像処理が正常終了する。
【0040】
図4に戻り、ステップS10における基本処理部31による撮像処理が終了すると、基本処理部31は、撮像処理が終了した旨及び撮像結果を実行環境部32へ通知する。ここで、ステップS10における撮像処理が正常終了した場合には、撮像された画像の格納位置が撮像結果として実行環境部32へ通知される。一方、ステップS10における撮像処理がエラー終了した場合には、エラー情報が撮像結果として実行環境部32へ通知される。
【0041】
撮像処理が終了した旨及び撮像結果の通知を受け取った実行環境部32は、これらをアプリケーション33へ通知する。また、実行環境部32は、上述したブロック状態を解除する。
【0042】
アプリケーション33は、表示部に撮像処理が終了した旨及び撮像結果を表示部13に表示して、操作者へそれらを知らせる。この後、操作者からの指令にしたがって、撮像された画像を読み出す等して、撮像された画像を利用する。
【0043】
また、基本処理部31も、以上のようにアプリケーション33からの要求により撮像された画像を適宜読み出して、画像メール等に利用する。
【0044】
また、アプリケーション33が、自らが関与せずに基本処理部31により撮像された画像を利用しようとする場合には、図7に示されるシーケンスによって、所望の画像を取得する。なお、図7は、図4と同様に、縦軸を時間軸とした時系列に表したシーケンス図である。
【0045】
この場合には、図7に示されるように、まず、アプリケーション33が、実行環境部32に対して撮像済情報要求を通知する。この要求を受け取った実行環境部32は、基本処理部31に対して撮像済情報要求を通知する。
【0046】
撮像済情報要求を受け取った基本処理部31は、データホルダ25内を検索し、それまでに撮像された画像の識別子及びデータホルダ内の位置を撮像済情報として実行環境部32へ通知する。この通知を受けた実行環境部32は、撮像済情報をアプリケーションへ通知する。
【0047】
撮像済情報を受け取ったアプリケーション33は、撮像済情報のうちの撮像された画像の識別子の一覧を表示部13に表示する。操作者は、この表示を見ながら、所望の画像を選択し、その画像の取得をアプリケーション33に対して指令する。この指令を受けたアプリケーション33は、通知された撮像済情報を参照して、取得指令がされた画像の格納位置を特定する。そして、アプリケーション33は、特定されたデータホルダ25内の位置から取得指令がされた画像を読出して、表示部13に表示する。
【0048】
この後、アプリケーション33は、操作者の指令に従って画像加工を行う等して、取得した画像を利用する。
【0049】
以上説明したように、本実施形態では、アプリケーション33が、実行環境部32を介して、撮像処理を基本処理部31に要求すると、基本処理部31が、撮像を行い、撮像された画像を、基本処理部31が管理するデータホルダ内に格納する。そして、基本処理部31が、撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置をアプリケーションに通知する。この後、アプリケーション33が、基本処理部31から通知された撮像結果が格納されたデータホルダ内の位置を参照して、データホルダ内から撮像結果を読み出して利用する。
【0050】
このため、アプリケーション33の要求に応じて撮像された画像は、アプリケーション33によって利用可能であることは勿論のことであるが、基本処理部31によっても利用可能な状態でデータホルダ内に格納される。このため、アプリケーション33の要求に応じて撮像された画像が、アプリケーション33及び基本処理部31にとって利用可能となる。そして、アプリケーション33が消去されたとしても、当該画像は、アプリケーション33以外にとって利用可能な状態で、データホルダ内に残ることになる。したがって、利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができる。
【0051】
また、アプリケーション33が、撮像の際の画像サイズ、データ形式及び画質を指定して、撮像処理を基本処理部31に要求することとすることができる。このため、アプリケーション33の実行中に利用者が設定した撮像条件で撮像を行うことができる。
【0052】
また、アプリケーション33が、アプリケーション33又は基本処理部が管理するフレーム画像を更に指定して、撮像処理を基本処理部31に要求することとすることができる。このため、アプリケーション33の実行中に利用者がその趣味感に応じて設定したフレーム画像付の撮像結果が得られる。
【0053】
また、アプリケーション33が、撮像処理要求に際して指定するフレーム画像をアプリケーションが管理しているものとするときには、そのフレーム画像のデータをバイナリデータ形式で基本処理部31へ通知する。このため、基本処理部31が管理するフレーム画像の数の増大を抑制しつつ、様々なフレーム画像を利用することができる。
【0054】
なお、上記の実施形態ではアプリケーション33と基本処理部31との間で、撮像された画像の相互利用を可能とする場合を説明した。これに対して、アプリケーション33以外のアプリケーションが、アプリケーション33又は基本処理部31への操作者の指令により撮像された画像を利用する場合には、図7に示されるシーケンスと同様のシーケンスで、所望の画像を取得するようにすればよい。
【0055】
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話に適用したが、携帯電話以外の移動体端末装置に本発明を適用することができるのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の画像処理方法によれば、移動体端末装置の利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【0057】
また、本発明の画像処理装置によれば、本発明の画像処理方法を使用するので、移動体端末装置の利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【0058】
また、本発明の移動体端末装置によれば、本発明の画像処理装置を備えるので、利用者にとっての画像処理の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話の外観構成を概略的に示す図である。
【図2】図1の携帯電話の機能ブロック図である。
【図3】図2の制御部で動作するソフトウエアの構成を概略的に示す図である。
【図4】図1の装置におけるアプリケーションからの要求に応じた撮像動作を説明するためのシーケンス図である。
【図5】図4における基本処理部による撮像処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図5における撮像ステップにおける表示例を説明するための図である。
【図7】アプリケーションによる撮像済情報及び撮像済画像の取得動作を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
10…携帯電話(移動体端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ(無線通信手段の一部)、18…撮像部(撮像装置)、21…制御部、22…送受信部(無線通信手段の一部)、23…記憶装置、25…データホルダ、31…基本処理部、32…実行環境部、33…アプリケーション。

Claims (7)

  1. 撮像処理を管理する基本処理部を備える移動体端末装置における画像処理方法であって、
    前記基本処理部とは異なるアプリケーションが、撮像処理を前記基本処理部に要求する撮像要求工程と;
    前記基本処理部が撮像を行い、撮像結果を前記基本処理部が管理するデータホルダ内に格納する撮像実行工程と;
    前記基本処理部が、前記撮像結果が格納された前記データホルダ内の位置を前記アプリケーションに通知する撮像結果通知工程と;を備える画像処理方法。
  2. 前記撮像要求工程では、前記アプリケーションが、撮像の際の画像サイズ、保存データ形式及び画質を指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記撮像要求工程では、前記アプリケーションが、フレーム画像を更に指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記フレーム画像は、前記基本処理部及び前記アプリケーションのいずれか一方が管理しているものである、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 前記撮像要求工程では、前記アプリケーションが、前記アプリケーションが管理するフレーム画像のデータをバイナリデータ形式で指定して、前記撮像処理を前記基本処理部に要求する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 移動体端末装置に搭載される画像処理装置であって、
    撮像装置と;
    前記撮像装置を用いる撮像処理を管理し、自らが管理するデータホルダ内に撮像結果を格納する基本処理部と;
    前記基本処理部とは異なるアプリケーションの実行のための実行環境を提供し、前記アプリケーションによる撮像処理の要求を前記基本処理部に伝達するとともに、前記基本処理部による前記撮像結果が格納された前記データホルダ内の位置を前記アプリケーションに伝達する実行環境部と;を備える画像処理装置。
  7. 基地局との間で無線通信を行う無線通信手段と;
    請求項6に記載の画像処理装置と;を備える移動体端末装置。
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