JP2004356824A - 画像送信装置 - Google Patents

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Hitoshi Asaka
均 浅香
Shigehiko Suese
成彦 末瀬
Toshihide Higashimori
敏英 東森
Daisaku Nagano
大策 長野
Sachiko Fujita
幸子 藤田
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Abstract

【課題】高速な送信を行うことの出来る画像送信装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2つ以上の回線を使用するための2つ以上のポートを有する画像送信装置1において、送信相手先画像送信装置が有するポートの数を判断し、各ポートの情報を取得する相手先回線情報判断手段47と、上記送信相手先画像送信装置が有するポートの数が複数である場合には、使用する回線の数と同数に送信原稿の総ページ数を分割するページ分割手段48と、上記分割された各送信原稿を上記画像送信装置の各ポートから上記送信相手先画像送信装置の各ポートへ上記各ポートの情報を使用して送信する送信制御手段49とを有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つ以上の回線を使用するための2つ以上のポートを有する画像送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信制御装置にはモデムと接続される2つのシリアル・ポートを有するものがある。上記通信制御装置では、接続されたモデムが単一のポートを有するモデムか複数ポートを有するモデムかを判断し、単一のポートを有するモデムである場合には、当該モデムがデータ通信中か否かを判断し、データ通信中でない場合は当該モデムを介して受信したデータを制御データとして扱い、データ通信中である場合は当該モデムを介して受信したデータを通信データとしてアプリケーションに提供し、上記モデムが複数ポートを有するモデムである場合には、通信データと制御データの通信をそれぞれ異なるシリアル・ポートを用いて行うもの(例えば、特許文献1参照)がある。
【0003】
また、複数のポートを有することにより複数の回線を使用することが可能なファクシミリ装置がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−313690号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のうち前者の技術では、2つのシリアル・ポートを制御データ用と通信データ用にそれぞれ使用しているので、制御データや通信データをそれぞれ同時に2つのシリアル・ポートを使用して送受信してはいない。このため制御データのみや通信データのみを送受信しているときには一方のポートが未使用であった。また、上記従来技術のうち後者の技術では、複数の回線を使用することが可能なファクシミリ装置においても、1回の読み込み操作で行った送信は1つの回線のみを使用して送信される。このため、上記の送信に使われた回線以外の回線は上記送信時に使用されていないケースが多く、上記複数のポートが有効に使われているとは言い難かった。また、多量のデータを送信する際には多くの送信時間がかかっていた。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、1回の読み込み操作で行った送信に対し上記複数の回線を同時に使用することで、送信時間を短縮することが出来る画像送信装置を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る画像送信装置は、少なくとも2つ以上の回線を使用するための2つ以上のポートを有する画像送信装置において、送信相手先画像送信装置が有するポートの数を判断し、各ポートの情報を取得する相手先回線情報判断手段と、上記送信相手先画像送信装置が有するポートの数が複数である場合には、使用する回線の数と同数に送信原稿を分割するページ分割手段と、上記分割された各送信原稿を上記画像送信装置の各ポートから上記送信相手先画像送信装置の各ポートへ上記各ポートの情報を使用して送信する送信制御手段とを有する。この構成によれば、送信原稿が複数に分割され、上記分割された各送信原稿がそれぞれ別の回線を使用して相手先に並行に送信されるので、送信原稿を高速に送信できる。
【0008】
請求項2に係る画像送信装置は、上記の構成に加えて更に、ユーザが上記分割を行うことを指示するための分割指示手段を更に有する。この構成によれば、ユーザが分割送信を行いたい場合にだけ分割送信が行われるので、ユーザの要求をより反映させることが出来る。
【0009】
請求項3に係る画像送信装置は、上記の構成において、上記ページ分割手段は上記送信原稿の総ページ数が所定のページ数以上である場合に上記分割を行う。この構成によれば、送信原稿のページ数が比較的多い場合には上記分割送信が行われ、比較的少ない場合には通常の単一回線による送信が行われるので、他のポートを他の原稿の送信に使用できる。
【0010】
請求項4に係る画像送信装置は、上記の構成に加えて更に、ユーザが上記所定のページ数を設定するためのページ数設定手段を有する。この構成によれば、上記の所定のページ数をユーザが決定できるため、上記画像送信装置が使用される環境に応じた分割送信を行うことが出来る。
【0011】
請求項5に係る画像送信装置は、上記の構成において、上記送信制御手段は上記ページ分割手段により分割された送信原稿間で各ページが連続するようにページ番号を付与して上記送信相手先画像送信装置へ送信する。この構成によれば、受信先において上記送信原稿に連番が付されて出力されるので、送信相手先において各回線に対する送信原稿の順序が逆転されて出力された場合にも上記送信原稿の順序に関して混乱をきたすことがない。
【0012】
請求項6に係る画像送信装置は、上記の構成において、上記送信制御手段は上記分割された各送信原稿を識別するための情報を上記各送信原稿に付加して上記送信相手先画像送信装置へ送信する。この構成によれば、受信先において上記分割された各送信原稿に表紙が付され上記表紙には上記各送信原稿の順序等の情報が付されて出力されるので、送信相手先において各回線に対する送信原稿の順序が逆転されて出力された場合にも上記送信原稿の順序に関して混乱をきたすことがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態による画像送信装置としてのファクシミリ装置の一例としてデジタル複合機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるファクシミリ機能が組み込まれたデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
【0014】
デジタル複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びコピー機能等の複合機能を備えたデジタル方式の複写機である。デジタル複合機1では、上記の各機能を組み合わせて種々の機能が実現される。
【0015】
デジタル複合機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
【0016】
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザがコピー実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、コピー部数等を入力するために用いられる。
【0017】
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
【0018】
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206、定着ローラ207、排出口208、及び排出トレイ209等を備える。
【0019】
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置205は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に静電潜像を形成する。現像装置206は、所定の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
【0020】
一方、給紙ローラ202は、用紙が収納された給紙カセット201から用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ207は、転写されたトナー像を加熱して用紙に定着させる。その後、用紙は、本体部200の排出口208から用紙後処理部300に搬入される。また、用紙は、必要に応じて排出トレイ209へも排出される。
【0021】
用紙後処理部300は、搬入口301、用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
【0022】
図2は、図1に示すデジタル複合機1の電気的構成を主に示すブロック図である。デジタル複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F(インターフェース)部62、パラレルI/F部63、シリアルI/F部64及びHDD(ハードディスクドライブ)65を備える。
【0023】
スキャナ部11、画像処理部21、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部62は、図1に示す操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりスキャナ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びファクシミリ通信部61は、図1に示す本体部200、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりファクシミリ機能が実現される。画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部62及びパラレルI/F部63は、図1に示す本体部200及び操作部400に相当し、これらの各部によりプリンタ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部62は、図1に示す本体部200、用紙後処理部300、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりコピー機能が実現される。
【0024】
操作パネル部51は、図1に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部52、及び図1に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。タッチパネル部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、印刷部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザがコピー実行指令等を入力するために用いられる。
【0025】
制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44及びコピーコントローラ45として機能する。制御部41は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウエア回路等から構成され、装置全体の動作を制御する。スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。コピーコントローラ45は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。
【0026】
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。
【0027】
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理し、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61又はネットワークI/F部62等へ出力する。補正部22は、読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0028】
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ207等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部62を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された印刷データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は用紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を用紙に転写し、定着部35はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
【0029】
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
【0030】
ネットワークI/F部62は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等に対する種々のデータの送受信を制御し、例えば、クライアントPC等から送信された印刷データ等を受信する。パラレルI/F部63は、高速双方向パラレルインターフェイス(IEEE1284準拠)等を用い、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送により外部機器等から印刷データ等を受信等する。シリアルI/F部64は、シリアルインターフェイス(RS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送により外部機器等から種々のデータ等を受信等する。
【0031】
HDD65は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDD65に記憶されている画像データは、デジタル複合機1内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部62を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPC等の所定のフォルダへ転送される。
【0032】
上記のように、デジタル複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の種々の機能を実行可能なように構成されており、ファクシミリ装置として使用することが出来る。本実施例においては、デジタル複合機1を特にファクシミリ装置として使用する。
【0033】
図3は、図2に示す電気的構成のうち特にファクシミリ送信機能に係る部分である操作パネル部51、スキャナ部11、画像処理部21、ファクシミリ通信部61、および制御部41と、上記制御部41内のファクシミリコントローラ43に係る機能構成を示すブロック図である。以下に上記制御部内の各機能に係る説明を行う。
【0034】
操作パネル部51は、ファクシミリ送信において、FAX番号等の送信相手先に関する登録情報の入力、分割送信を行うか否かを決定するための閾値としてのページ数(以下、単に閾値という。)の入力、分割送信を行うか否かの指示の入力、分割送信を行う場合にページ番号を付加する機能(以下、ページ番号付加機能という。)を使用する指示の入力、分割送信を行う場合に各分割に表紙を付加する機能(以下、表紙付加機能という。)を使用する指示の入力、送信時における送信先の選択の入力、およびFAX送信指示の入力に主に使用される。
【0035】
番号設定部47は、送信相手先情報の登録のために送信先FAX番号等の情報を記憶する。FAX送信先の情報を登録しておくとFAX送信時にFAX番号を入力する必要がなく、操作パネル部51から送信先を選択するだけでFAX送信が行えるので、頻繁にFAX送信を行うであろうFAX送信先がある場合に便利である。上記送信相手先情報登録はユーザにより操作パネル部51を使用して行われる。ユーザは図4のテーブル70に示す送信先の情報を登録することが出来る。送信先名71の欄には、FAX番号を選択する際に使用される送信相手の名称が登録される。回線数72の欄には、送信相手先ファクシミリ装置が有する回線数が登録される。FAX番号73の欄には、上記回線数の各回線に対応する各FAX番号が登録される。
【0036】
分割送信閾値設定部46は、分割送信を行うか否かを表すフラグ(以下、分割送信フラグという。)および上記閾値を記憶する。スキャナ部11から読み込まれた送信原稿の枚数が上記閾値以上であり、かつ全ての分割送信の条件が満たされると分割送信が行われ、上記送信原稿枚数が上記閾値未満であると通常の単一回線による送信(以下、一括送信という。)が行われる。上記分割送信フラグおよび閾値の設定はユーザにより操作パネル部51を使用して行われる。デフォルト値としては、分割送信フラグが一括送信に、閾値が100に設定されている。ユーザは分割送信を行うか否かの指示として、分割送信または一括送信を選択し、入力結果は上記分割送信フラグとして記憶される。また、上記閾値として例えば任意の999以下の自然数を入力する。ここで、本デジタル複合機1は読み込んだ送信原稿をメモリに取り込んでから送信するメモリ送信機能を有しているので読み込んだ送信原稿の枚数(ページ数)の情報を取得することが出来る。
【0037】
ページ分割部48は、送信制御部49から指示があった場合に、スキャナ部11により読み込まれた送信原稿の枚数を分割送信に使用する回線数と同数に分割する。以下に分割方法を示す。上記送信原稿枚数を上記回線数で割り、割り切れれば当該除算結果数を一分割分のページ数とする。割り切れなければ、当該余りの数だけの分割に対する枚数は上記除算結果に1を加えたものとする。スキャナ部11への送信原稿の各ページの読み込み順序に従って上記スキャナ部により上記各ページに1ページから連続して割り当てられたページ番号を、ページ分割部48は上記枚数ごとに分割する。上記割り当てたページ番号は当該ページが何番目の分割に含まれるかを示す情報とともに各ページの画像データの属性となる。例えば、送信原稿枚数が100枚で、回線数が6の場合、100÷6=16余り4であるので、上記送信原稿枚数は6分割され最初の4分割は17枚で、残りの2分割は16枚となる。従って分割結果は、スキャナ部への読み込み順に1ページから17ページが第1分割、18ページから34ページが第2分割、35ページから51ページが第3分割、52ページから68ページが第4分割、69ページから84ページが第5分割、85ページから100ページが第6分割となる。上記ページ分割を行うために、ページ分割部48はスキャナ部11から読み込まれた送信原稿の枚数を取得し、番号設定部47から送信に使用する回線数を取得する。
【0038】
送信制御部49は、分割送信を行うか否かを判定し、使用する回線数に応じた送信制御をファクシミリ通信部61を使用して行う。より具体的には、上記送信制御部49はユーザの送信指示入力に対応した操作パネル部51からの送信指示信号を受けると、分割送信を行うか否かの判定を行う。分割送信を行うか否かの判定は、(1)送信相手先ファクシミリ装置が複数の回線を使用していること、(2)読み込まれた送信原稿の枚数が上記閾値以上であること、(3)分割送信が選択されていることの3条件により行われる。上記(1)、(2)、(3)全てが満たされた場合に分割送信が行われ、それ以外の場合は一括送信が行われる。
【0039】
この判定を行うために上記送信制御部49は、操作パネル部51から受信した送信先名71を上記番号設定部47に送信し上記番号設定部から送信相手先ファクシミリ装置の回線数72を取得する。また、分割送信閾値設定部46から上記分割送信フラグと上記閾値を、スキャナ部11から送信原稿の枚数を取得する。
【0040】
分割送信を行うと判定した場合には、ページ分割部48から各ページ番号が何番目の分割に属するかという情報(以下、ページ属性という。)を取得する。
【0041】
分割送信を行う場合にページ番号を付加する機能である上記ページ番号付加機能を使用することが指示されているならば、読み込まれた送信原稿の画像データの各ページ内に画像データの一部として上記送信原稿が読み込まれた順番をページ番号として付加することを画像処理部21の画像加工部23に対し指示する。例えばページの右上部にページ番号を付加する。
【0042】
分割送信を行う場合に各分割に表紙を付加する機能である上記表紙付加機能を使用することが指示されているならば、上記ページ属性を画像加工部23に送信し例えば送信原稿の各分割の先頭に当該分割を表す情報を表示することを指示する。例えば、図5の80に示すように分割送信を行っている旨の表示(81)、送信元の名称(82)、送信日時(83)、当該分割が何分割目あるかの情報と当該分割に含まれるページの枚数とスキャナに読み取られた際の順番に従った先頭ページ番号および末尾ページ番号(84)を表示したページを上記各分割の先頭に付加する。
【0043】
上記ページ番号付加機能と上記表紙付加機能は分割送信による各分割原稿の順序の混乱を防ぐための機能である。複数の回線を使用して同時に送信を行った場合、送信相手先において各回線による送信原稿の順序が逆転されて出力される可能性がある。このため、スキャナ部11に読み込まれた順序とは違う順序で送信相手先ファクシミリ装置に出力される可能性がある。上記のようにスキャナ部11に読み込まれた順序によるページ番号の付加や各回線毎の分割に表紙を付加し当該分割が全体のどの部分に当たるかがわかるような情報を上記表紙に表示することにより、上記順序の混乱を防ぐことが出来る。
【0044】
送信原稿の上記各分割と、ファクシミリ通信部61の各ポートと、上記番号設定部47から取得した各FAX番号73とを対応させ、ファクシミリ通信部61に対し上記各分割を各FAX番号に対応する送信相手先ファクシミリ装置の各ポートに対し送信することを指示する。これで、送信原稿は送信相手先ファクシミリ装置に分割送信される。
【0045】
一括送信を行うと判定した場合は、画像処理部21から送信原稿の画像データを受信し番号設定部47から取得したFAX番号を使用して通常の方法でファクシミリ通信部61を使用して送信相手先ファクシミリ装置に送信する。
【0046】
次に図6および図7のフローチャートに従い、送信元ファクシミリ装置(デジタル複合機)の有する回線数が2で送信相手先ファクシミリ装置の有する回線数が4の場合に73枚の送信原稿を送信する場合の上記デジタル複合機1における処理の流れを説明する。図6には、送信前のファクシミリ装置への送信条件設定処理、図7には、ファクシミリ装置による送信原稿の送信処理を示す。まず図6を説明する。
【0047】
S10では、操作パネル部51を使用してユーザにより図4に示す情報(送信先名71、回線数72、各回線に対応するFAX番号73)が入力され、送信先情報として番号設定部47により記憶される。S12では、操作パネル部51を使用してユーザにより閾値が入力され上記閾値は分割送信閾値設定部46により記憶される。
【0048】
S14では、操作パネル部51を使用してユーザにより選択された分割送信か一括送信かの指示が分割送信フラグとして分割送信閾値設定部46により記憶される。S16では、操作パネル部51を使用してユーザにより上記ページ番号付加機能を使用するか否かが選択される。選択された結果情報は送信制御部49により記憶される。S18では、操作パネル部51を使用してユーザにより上記表紙付加機能を使用するか否かが選択される。選択された情報は送信制御部49により記憶される。
【0049】
次に、図7を説明する。S20では、登録されている送信先一覧の中から送信先がユーザにより操作パネル部51を使用して選択される。希望の送信先が登録されていない場合には直接FAX番号を入力することも可能である。分割送信が選択されていれば複数のFAX番号を直接入力することも出来る。以下のフローにおいてはすでに設定された送信先をユーザが選択する場合について説明する。S22では、操作パネル部51を使用してユーザにより送信指示が行われ、送信を開始する旨を示す信号および上記送信先名を示す情報が送信制御部49に送られる。
【0050】
S24では、S22の送信指示を受けた送信制御部49からスキャナ部11に送信原稿の読み取りを行うことが指示され、スキャナ部11により送信原稿の読み取りが行われる。原稿載置部601に置かれた送信原稿は順に引き込まれスキャナ部11によって読み込まれ画像処理部21の画像メモリ24に画像データとして記憶される。また、読み込んだ各ページの順番に関する情報も同時に取得され上記各ページの画像データのページ番号として記憶される。S26では、送信制御部49により上記送信先名をもとに送信相手先ファクシミリ装置の有する回線数および各回線のFAX番号(以下、相手先回線情報という。)が番号設定部47から取得される。
【0051】
S28では、上記送信制御部49において送信相手先ファクシミリ装置の回線数が番号設定部48に問い合わされ複数の回線を有するか否かが判定される。回線を1つのみ有していれば(S28でNO)、S52の一括送信処理が行われる。複数の回線を有していれば(S28でYES)、S30へ進む。S30では、S14で設定された上記分割送信フラグを確認して分割送信が指示されているか否かのチェックが行われる。一括送信が指示されていれば(S30でNO)、S52の一括送信処理が行われる。分割送信が指示されていれば(S30でYES)、S32へ進む。
【0052】
S32では、送信制御部49により、上記送信相手先ファクシミリ装置の有する回線数が番号設定部48から取得され、送信元のファクシミリ装置と送信相手先ファクシミリ装置の有する回線数が比較され分割送信に使用する回線数が決定される。ここでは、例えば送信元ファクシミリ装置の使用回線数が2で送信相手先ファクシミリ装置の使用回線数が4であるので分割送信に使用する回線数は2となる。
【0053】
S34では、送信制御部49により、上記閾値が分割送信閾値設定部46から取得され、送信原稿枚数がスキャナ部11から取得される。S36では、上記送信原稿枚数と上記閾値との比較が行われ、上記送信原稿枚数が上記閾値未満であれば(S36でNO)、S52の一括送信処理が行われる。上記送信原稿枚数が上記閾値以上であれば(S36でYES)、S38へ進む。
【0054】
S38では、ページ分割部48により、スキャナ部11から送信原稿枚数が取得され、上記送信原稿枚数は上記使用回線数と同数に分割される。ここでは、例えば送信原稿枚数が73枚で使用回線数は2であるので、第1分割は37枚、第2分割は36枚となる。S40では、送信制御部49により、ページ分割部48から各ページ属性が取得され、画像加工部23に渡される。
【0055】
S42では、送信制御部49においてページ番号付加機能使用が設定されているかがチェックされ、設定されていれば(S42でYES)、S44で、画像加工部23において各ページの画像データにページ番号が組み込まれる。設定されていなければ(S42でNO)、S46の分岐へ進む。S46では、表紙付加機能使用が設定されているかがチェックされ、設定されていれば(S46でYES)、S48で、画像加工部23において各分割原稿の先頭に表紙が挿入される。設定されていなければ(S46でYES)、S50に進む。
【0056】
S50では、送信制御部49において、番号設定部48から各使用回線のFAX番号が取得され、送信原稿の各分割が上記FAX番号に割り当てられ、上記画像データが画像処理部21からファクシミリ通信部61に送信されるように指示され、ファクシミリ通信部61に相手先へ上記画像データを送信することが指示されることにより、上記ファクシミリ通信部61によって使用されるポートから送信相手先に送信される。
【0057】
S28、S30、S36の分岐において一括送信を行うことになった場合には(S28、S30、S36でNO)、S52では、送信制御部49において、画像処理部21の画像データを番号設定部48から取得されたFAX番号により送信することが指示され、上記画像データはファクシミリ通信部61において送信相手先に送信される。
【0058】
このように本実施形態によればユーザによりあらかじめデジタル複合機1に設定されたFAX番号により送信相手先ファクシミリ装置が複数回線を有するか否かを判定し、複数回線を有していれば送信原稿を分割して複数の回線を使用して送信することが出来る。このため1回の読み込みで送信される送信原稿が複数に分割されて並行に送信されるので、送信時間を短縮することが可能である。
【0059】
次に、本発明の第2の実施形態を図面を用いて説明する。本実施形態は送信相手先ファクシミリ装置の有する回線の情報を、ユーザが送信元ファクシミリ装置に設定した情報ではなく、自動的に送信相手先ファクシミリ装置から取得するというものである。本機能を使用するには送信相手先ファクシミリ装置も上記機能に対応したファクシミリ装置でなければならない。本実施形態は第1の実施形態と比較して、番号設定部41には一送信先につき1つのFAX番号しか設定されないこと、および相手先回線情報取得部50により送信相手先ファクシミリ装置から複数回線使用に関する送信先の回線情報が取得されるという部分のみが異なる。従って第1の実施形態と異なる部分のみについて説明し、同じ部分の説明については省く。
【0060】
図8は、第1の実施形態の図3に対応する本実施形態における図で、デジタル複合機1のファクシミリ送信機能に係る電気的構成部と制御部41内のファクシミリコントローラ43に係る機能構成を示すブロック図である。図3と比較して相手先回線情報取得部50が追加されている。本実施形態において番号設定部47はユーザが操作パネル部を使用して登録する相手先回線情報としてのFAX番号を一送信先につき1つ記憶し、送信相手先ファクシミリ装置が複数回線を有しているか否かは記憶されない。
【0061】
相手先回線情報取得部50は、回線情報として送信相手先ファクシミリ装置が有する回線数と各回線に割り当てられたFAX番号を上記送信相手先ファクシミリ装置から取得する。これにはまず上記相手先回線情報取得部は送信制御部49から送信先名71を受け取り上記番号設定部46から上記送信先名71に対するFAX番号73を取得する。次に上記相手先回線情報取得部は上記送信制御部を介してファクシミリ通信部61を使用して上記FAX番号を有する送信相手先ファクシミリ装置から上記送信相手先ファクシミリ装置が有する回線数と複数回線数を有する場合には上記のFAX番号以外のFAX番号を取得する。
【0062】
次に本実施形態における送信処理のうち特に本実施形態に特有の部分を図9に基づいて説明する。送信条件設定処理については第1の実施形態と同じであるので説明を省く。S60からS64およびS74からS96の処理はそれぞれ図7におけるS20からS24およびS30からS52の処理に対応する同じ処理であるので説明を省き、S66からS72について説明する。
【0063】
S66では、送信制御部49により上記送信先名をもとに上記相手先回線情報を取得することが相手先回線情報取得部50に指示され、上記相手先回線情報取得部50により番号設定部47から上記FAX番号が取得される。
【0064】
S68では、相手先回線情報取得部50により送信制御部49を介して上記FAX番号のファクシミリ装置に対して複数回線を有しているか否かが問い合わされる。相手先回線情報取得部50は上記問い合わせに対する返信が上記送信相手先ファクシミリ装置から受信されたら上記返信を解析し送信相手先ファクシミリ装置が複数の回線を有しているかを判定する。複数の回線を有していない場合は(S68でNO)、S96の一括送信の処理が行われる。有している場合には(S68でYES)、S70で上記複数の回線に対応するFAX番号が上記送信相手先ファクシミリ装置から取得される。
【0065】
S72では、上記FAX番号の取得において複数回線に対応するFAX番号が取得できなかった場合(S72でNO)にはS96の一括送信の処理が行われる。取得できた場合には(S72でYES)、上記回線数と各FAX番号が上記相手先回線情報取得部50に記憶される。
【0066】
次に本実施形態において送信相手先ファクシミリ装置(FAX受信側)としての処理を説明する。上述したように本実施形態における機能を使用するためには送信相手先ファクシミリ装置も上記機能に対応したファクシミリ装置でなければならず、以下の機能を有する。本機能を実施するため送信相手先ファクシミリ装置は自ファクシミリ装置が複数回線を有しているかを示す複数回線使用フラグと複数回線を有している場合には回線数に対応したFAX番号を保持しておく。上記S26におけるように送信元ファクシミリ装置から複数回線を有しているか否かが問い合わされた場合には上記複数回線使用フラグを見て複数回線を有しているか否かを送信元ファクシミリ装置に返信する。複数回線を有している旨を返信した場合にはFAX番号を問い合わせてくるので、上記保持している回線数に対応したFAX番号を全て送信元ファクシミリ装置に返信する。
【0067】
このように第2の実施形態によればユーザはあらかじめデジタル複合機1に各送信先に対して1つのFAX番号を設定しておき、デジタル複合機1が自動的に送信相手先ファクシミリ装置から複数回線を有するか否かの情報およびそのFAX番号を取得するので、送信相手先ファクシミリ装置が複数回線を有していることをユーザが知らない場合でも分割送信により送信時間を短縮することが出来る。
【0068】
上記の実施形態で説明した各処理の実現はハードウェアまたはソフトウェアのどちらかにおける実現を特に限定するものではなくハードウェアおよびソフトウェアのどちらでも実現可能である。
【0069】
上記の実施形態においてユーザは閾値の設定および分割送信か一括送信かの選択を行い、分割送信を選択した場合には閾値に従って分割送信が行うか否かが決定されたが、分割送信を選択した場合には閾値に関わらず分割送信が行われる指示の入力手段を設けてもよい。
【0070】
上記の実施形態においては分割送信を行う場合の各分割の順序の混乱を回避するためにページ番号付加機能と表紙付加機能を設けたが、このほかに各分割を送信元ファクシミリ装置への読み込み順序が早い順に時差を設けて送信し送信相手先ファクシミリ装置に読み込み順序どおりの順番で出力されるようにしても良い。
【0071】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、送信原稿が複数に分割され、上記分割された各送信原稿がそれぞれ別の回線を使用して相手先に並行に送信されるので、送信原稿を高速に送信できる。
【0072】
請求項2に記載の発明によれば、ユーザが分割送信を行いたい場合にだけ分割送信が行われるので、ユーザの要求をより反映させることが出来る。
【0073】
請求項3に記載の発明によれば、送信原稿のページ数が比較的多い場合には上記分割送信が行われ、比較的少ない場合には通常の単一回線による送信が行われるので、送信原稿のページ数が少なく送信時間が特に気にならないような場合に、ユーザが望まない余分な処理を行うことがない。
【0074】
請求項4に記載の発明によれば、上記の所定のページ数をユーザが決定できるため、画像送信装置が使用される環境に応じた分割送信を行うことが出来る。
【0075】
請求項5に記載の発明によれば、受信先において上記送信原稿に連番が付されて出力されるので、各回線による送信が任意の順序に行われた場合にも上記送信原稿の順序に関して混乱をきたすことがない。
【0076】
請求項6に記載の発明によれば、受信先において上記分割された各送信原稿に表紙が付され上記表紙には上記各送信原稿の順序等の情報が付されて出力されるので、各回線による送信が任意の順序に行われた場合にも上記送信原稿の順序に関して混乱をきたすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による分割送信機能を用いたデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
【図2】図1に示すデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。
【図3】図2に示すブロック図のうち特にファクシミリ送信にかかるデジタル複合機の電気的構成と制御部内の機能構成を示すブロック図である。
【図4】相手先回線情報を示す図表である。
【図5】分割送信の場合に各分割の表紙として付加するページの例を示す図である。
【図6】本デジタル複合機のファクシミリ送信に係る送信指示設定時の処理の流れを示すフローチャートを示す図である。
【図7】本デジタル複合機のファクシミリ送信時の処理の流れを示すフローチャートを示す図である。
【図8】図2に示すブロック図のうち特にファクシミリ送信にかかるデジタル複合機の電気的構成と第2の実施形態における制御部内の機能構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施形態における本デジタル複合機のファクシミリ送信時の処理の流れを示すフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 デジタル複合機(画像送信装置)
11 スキャナ部
21 画像処理部
41 制御部
46 分割送信閾値設定部(ページ数設定手段)
47 番号設定部(相手先回線情報判断手段)
48 ページ分割部(ページ分割手段)
49 送信制御部(送信制御手段)
50 相手先回線情報取得部(相手先回線情報判断手段)
51 操作パネル部(分割指示手段)
61 ファクシミリ通信部

Claims (6)

  1. 少なくとも2つ以上の回線を使用するための2つ以上のポートを有する画像送信装置において、
    送信相手先画像送信装置が有するポートの数を判断し、各ポートの情報を取得する相手先回線情報判断手段と、
    上記送信相手先画像送信装置が有するポートの数が複数である場合には、使用する回線の数と同数に送信原稿を分割するページ分割手段と、
    上記分割された各送信原稿を上記画像送信装置の各ポートから上記送信相手先画像送信装置の各ポートへ上記各ポートの情報を使用して送信する送信制御手段とを有することを特徴とする画像送信装置。
  2. ユーザが上記分割を行うことを指示するための分割指示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 上記ページ分割手段は上記送信原稿の総ページ数が所定のページ数以上である場合に上記分割を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信装置。
  4. ユーザが上記所定のページ数を設定するためのページ数設定手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の画像送信装置。
  5. 上記送信制御手段は上記ページ分割手段により分割された送信原稿間で各ページが連続するようにページ番号を付与して上記送信相手先画像送信装置へ送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像送信装置。
  6. 上記送信制御手段は上記分割された各送信原稿を識別するための情報を上記各送信原稿に付加して上記送信相手先画像送信装置へ送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像送信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009271254A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、プログラム

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