JP2004356574A - 基板情報作成方法および基板情報作成装置 - Google Patents

基板情報作成方法および基板情報作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品を基板に搭載する装置で用いられる、搭載する部品の種類や搭載位置などの情報を容易に作成できる基板情報作成方法および基板情報作成装置を提供する。
【解決手段】各基板300,400の画像から搭載部品画像500を生成する。任意の部品(選択部品)501が選択されると、図8(b)に示すように、選択部品501をモニタ103に表示する。選択部品501の登録が更新登録である場合、選択部品501の画像と部品ライブラリに登録済みの部品の画像とを比較して、選択部品501の形状に近い順に登録済み部品の部品名称を図8(c)に示すようにリスト600を表示する。リスト600から部品名称601〜606のいずれかが指定されて、部品名称が確定されると部品の名称を選択部品501の画像とともに部品ライブラリに格納する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品を基板に搭載する装置で用いられる、搭載する部品の種類や搭載位置などの情報の作成に関する。
【0002】
【従来の技術】
クリームハンダを塗布した基板に電子部品を搭載してリフロー炉でハンダ付けをする表面実装工法が知られている。この工法では主に、クリームハンダを塗布する印刷機と、電子部品を基板に搭載するマウンタと、ハンダ付けをするリフロー炉とによって生産ラインを構成している。マウンタには、電子部品を基板に搭載するため、基板の設計データに基づいて作成された電子部品の種類や基板への搭載位置などのデータが入力されている。マウンタは、これらのデータに基づいて電子部品を基板に搭載する(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第01/024597号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
基板の設計データがない場合、マウンタに入力される電子部品の種類や基板への搭載位置などのデータは、電子部品が実装された基板を撮像した画像を基に、実装された部品を1つずつ指定して、部品の種類と搭載位置を入力してデータを作成する必要があった。そのため、実装された電子部品の数が多い基板では、データの作成に多大な時間を要した。
【0005】
本発明は、電子部品を基板に搭載する装置で用いられる、搭載する部品の種類や搭載位置などの情報を容易に作成できる基板情報作成方法および基板情報作成装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明による基板情報作成方法は、複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して電子部品の画像を抽出し、抽出した複数の電子部品の画像を表示し、表示されている複数の電子部品のいずれかを選択し、選択した電子部品の名称を含む情報を入力し、選択した電子部品の画像と前記情報とを対にして記録することを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による基板情報作成方法は、複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して電子部品の画像を抽出し、抽出した複数の電子部品の画像を表示し、表示されている複数の電子部品のいずれかを選択し、電子部品の名称を含む情報の一覧表を表示し、一覧表の中から情報を選択し、選択した電子部品の画像と一覧表から選択した情報とを対にして記録することを特徴とする。
(3) 請求項9の発明による基板情報作成装置は、複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して電子部品の画像を抽出する抽出手段と、抽出した複数の電子部品の画像を表示する表示手段と、表示されている複数の電子部品のいずれかを選択する選択手段と、選択した電子部品の名称を含む情報を入力する入力手段と、選択した電子部品の画像と情報とを対にして記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
(4) 請求項10の発明による基板情報作成装置は、複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して電子部品の画像を抽出する抽出手段と、抽出した複数の電子部品の画像を表示するとともに、電子部品の名称を含む情報の一覧表を表示する表示手段と、表示されている複数の電子部品のいずれかを選択するとともに、表示されている情報の一覧表の中から選択された電子部品に関する情報を選択する選択手段と、選択した電子部品の画像と一覧表から選択した情報とを対にして記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
―――第1の実施の形態―――
図1〜13を参照して、本発明による基板情報作成装置の第1の実施の形態を説明する。図1は、クリームハンダを塗布した基板に電子部品を搭載してリフロー炉でハンダ付けをする表面実装工法のライン構成の一例を示す図である。表面実装工法の生産ラインは、ローダ11と、ハンダ印刷機12と、接着剤塗布機13と、高速マウンタ14と、異形マウンタ15と、リフロー炉16と、外観検査機17と、アンローダ18とがそれぞれ搬送コンベア19で接続されている。高速マウンタ14と異形マウンタ15とには、基板情報作成装置1が接続されている。
【0008】
電子部品が実装されていない基板(生基板)は、ローダ11に投入されると、搬送コンベア19によってハンダ印刷機12そして接着剤塗布機13へ搬送される。ハンダ印刷機12で所定箇所にクリームハンダが塗布され、接着剤塗布機13で所定箇所に接着剤が塗布される。次いで基板には、高速マウンタ14でチップ部品などの小型の電子部品が搭載され、異形マウンタ15でICやコネクタなどの大型部品が搭載される。部品が搭載された基板は、リフロー炉16で搭載部品がハンダ付けされる。部品が実装された基板(部品搭載基板)は搬送コンベア19で外観検査機17に搬送されて外観の検査が行われた後、アンローダ18のラックへ収納される。
【0009】
基板情報作成装置1は、後述する基板情報を作成する機能とともに、各マウンタ14,15の稼働状況や各種生産情報等を入出力する機能を有する。以下、基板情報を作成する機能を中心に詳述する。
【0010】
図2は、基板情報作成装置1の全体構成を示す図である。基板情報作成装置1は、パーソナルコンピュータ100と、撮像部200とによって構成されている。パーソナルコンピュータ100は、CPUやROM、RAMなどのメモリや、ハードディスクなどの記憶媒体を搭載した本体101と、キーボードやマウスなどの入力装置102と、表示のためのモニタ103とを備えている。パーソナルコンピュータ100には、当該生産ラインで生産される基板ごとにそれぞれ作成された部品ライブラリと実装座標情報とが格納されている。また、パーソナルコンピュータ100には、上述のように、各マウンタ14,15の稼働状況や各種生産情報等が入出力される。部品ライブラリは電子部品の名称を部品の画像とともに記憶した情報であり、実装座標情報は高速マウンタ14および異形マウンタ15において基板に搭載する部品の搭載位置に関する情報である。後述するように、実装座標情報には、各マウンタ14,15で部品を基板に搭載するために必要な、部品の名称と基板上の搭載位置の情報が含まれている。基板情報作成装置1で作成された実装座標情報は、各マウンタ14,15で用いられるファイル(マシンファイル)に変換されて用いられる。以下の説明では、部品ライブラリと実装座標情報とを合わせて基板情報と呼ぶ。
【0011】
撮像部200は、撮像装置201と撮像装置201を支持する支持台202とを有する。撮像装置201は、撮像素子により対象物を撮像する、いわゆる電子カメラである。撮像装置201は、後述する画像処理において複数の基板の画像を比較するため、撮像環境を一定にすることが望ましい。そのため、撮像装置201は所定の支持台202に固定されて使用される。パーソナルコンピュータ100は撮像装置201で撮像した基板300,400の画像を取り込んで記憶し、後述する画像処理を行う。
【0012】
図3は、基板情報作成の基準となる基板(基準基板)であって、電子部品を実装する前の生基板300の一例を示す図である。図4は、基板情報作成の対象となる基板(対象基板)であって、図3の生基板300に電子部品を実装した部品搭載基板400の一例を示す図である。生基板300は、基板301の表面および内部に電気回路が設けられている。基板301の表面には、電子部品を実装するための接点302が露出しており、搭載された電子部品は接点302にハンダ付けされる。基板301には、基板上の位置を特定するための基準点となる認識点303が設けられている。認識点303は、各装置12〜17に対する基板301の位置を特定するための基準点としての役割を果たすとともに、基板301に対する接点302や搭載部品の位置を特定する基準点としての役割を果たす。
【0013】
図4に示すように、部品搭載基板400には、チップ状の電子部品450やIC460、コネクタ類470などが表面に多数実装されている。
【0014】
―――部品ライブラリの作成―――
上述した表面実装工法の生産ラインで、新たな部品搭載基板400を生産する際、部品搭載基板400に実装される電子部品の画像や部品名称などを部品ライブラリとして新たに作成する必要がある。部品搭載基板400の設計データがある場合、この設計データに基づいて部品ライブラリを作成すればよい。部品搭載基板400の設計データがない場合、基板情報作成装置1では、生基板300と部品搭載基板400の画像とを基に、以下のようにして部品ライブラリを作成する。
【0015】
図5は、第1の実施の形態の基板情報作成装置1による部品ライブラリ作成処理の動作を示すフローチャートである。入力装置102から図5に示す部品ライブラリ作成処理を行うプログラムの起動が指示されると、このプログラムが起動される。ステップS11において、撮像装置200で撮像した生基板300および部品搭載基板400の画像がパーソナルコンピュータ100に読み込まれるまで待機する。ステップS11が肯定判断されるとステップS13へ進み、ステップS11で読み込んだ各基板300,400の画像を比較して画像処理することで、搭載基板400の画像から搭載部品のみの画像を生成する。この画像処理は、図6に示すように、認識点303を基準に生基板300の画像と部品搭載基板400の画像とを比較して、同一箇所で色の一致している部分を除去する公知の技術である。これにより、図7(a)に示す搭載基板400の画像から図7(b)に示す搭載部品のみの画像(以下、搭載部品画像と呼ぶ)500が生成される。
【0016】
ステップS15において、ステップS13で得られた搭載部品画像500の中から、図8(a)に示すように任意の部品(以下、選択部品と呼ぶ)501が選択されるまで待機する。ステップS15が肯定判断されるとステップS16へ進み、図8(b)に示すように、選択部品501をモニタ103に表示する。そして、選択部品501の登録が新規の登録であるか更新登録であるかの指示が入力されるまで待機する。ステップS16において更新登録であると指示されるとステップS17へ進み、ステップS15で選択された選択部品501の画像と、当該部品搭載基板400を含む他の基板の部品ライブラリに登録されている部品(以下、登録済み部品と呼ぶ)の画像とを比較して、選択部品501の形状に近い順に、登録済み部品の部品名称を図8(c)に示すようにリスト600として表示する。ステップS19において、図8(c)に示すようにステップS17で表示されたリスト600から部品名称601〜606のいずれかが指定されるまで待機する。
【0017】
ステップS19が肯定判断されるとステップS21へ進み、部品ライブラリ更新入力画面をモニタ103に表示して部品名称の入力が完了するまで待機する。ステップS21で表示される部品ライブラリ更新入力画面は、図9(a)に示すように、選択部品501の画像がモニタ103に表示されるとともに、ステップS19で指定された部品名称601〜606のいずれかが入力された部品入力欄650が表示される。
【0018】
ステップS16において新規登録であると指示されるとステップS20へ進み、部品ライブラリ新規入力画面をモニタ103に表示して部品名称が入力されるまで待機する。ステップS20で表示される部品ライブラリ新規入力画面は、図9(b)に示すように、選択部品501の画像とともに、部品入力欄650が表示される。部品入力欄650は空欄であり、部品名称の入力待機の状態となっている。
【0019】
ステップS20またはステップS21で部品名称が確定されるとステップS23へ進み、部品入力欄650に入力されている部品の名称を選択部品501の画像とともに当該部品搭載基板400の部品ライブラリに格納する。そして、同一部品の重複登録防止のため、図7(b)に示す搭載部品画像500から、選択部品501の画像を消去してステップS25へ進む。
【0020】
ステップS25において、ステップS21で選択部品501が消去された搭載部品画像500の中に、選択部品501と同じ部品が他にあるか否かを判断する。部品搭載基板400には、同じ部品が複数使用されていることが多いので、ステップS21で選択部品501を搭載部品画像500から消去しても、選択部品501と同じ部品が搭載部品画像500に残っている可能性が高い。そこで、ステップS21で選択部品501が消去された搭載部品画像500の中に、ステップS21で消去した選択部品501の画像と、外観の形状、寸法、色調などがある値より高い一致率を示す部品の画像があるか否かを判断することで、選択部品501と同じ部品の有無を判断する。判断基準となる上記一致率の値は、誤認識排除の観点から高い値が求められるが、あまり高い値では同じ部品であっても認識されない場合も生じるため、これらを勘案して適宜決められる。ステップS25が肯定判断されると、ステップS27へ進み、一致率が高いと判断された部品の画像を図7(b)に示す搭載部品画像500から消去する。
【0021】
ステップS25が否定判断されるか、ステップS27が実行されるとステップS29へ進む。ステップS29において、搭載部品画像500の中のすべての部品について登録が終了したか否か、すなわち、図7(b)に示した搭載部品画像500からすべての部品が消去されたか否かを判断する。ステップS29が否定判断されるとステップS15へ戻る。ステップS29が肯定判断されると本プログラムを終了する。
【0022】
上述した第1の実施の形態の基板情報作成装置1では、以下のようにして、部品搭載基板400の部品ライブラリを作成できる。生基板300および部品搭載基板400を撮像装置200で撮像し、その画像をパーソナルコンピュータ100に読み込む(ステップS11)。各基板300,400の画像は、基板の認識点303を基準に、基板の向きおよび基板上の位置が特定される。そして、各基板300,400の画像を比較して同一箇所で色の一致している部分を除去する画像処理が行われ、図7(b)に示す搭載部品画像500が生成される(ステップS13)。
【0023】
図7(b)に示す搭載部品画像500について、図8(a)に示すように任意の部品が選択されると、選択部品501の画像をモニタ103に表示するとともに、選択部品501の登録が更新登録であるか新規登録であるかをユーザに問い合わせる(ステップS16)。
【0024】
更新登録が指示された場合(ステップS16で更新登録指示)、当該部品搭載基板400を含む他の基板の部品ライブラリに登録されている登録済み部品の中から、選択部品501の形状に近いものについて、図8(c)に示すように、選択部品501の形状に近いものから順に部品名称をリスト表示する(ステップS17)。図8(c)に示すリスト600には、登録済み部品の部品名称601〜606が表示される。選択部品501に該当する部品名称601〜606のいずれかについて選択されると、図9(a)に示す部品ライブラリ更新入力画面が表示される。部品ライブラリ更新入力画面には、選択部品501の画像とともに、リスト600から選択された部品名称601〜606のいずれかが入力された部品名称入力欄650が表示される。表示された部品名称に間違いがなければ表示内容の確定指示により(ステップS21肯定判断)、選択部品501の画像と部品名称入力欄650に入力された部品名称とが当該部品搭載基板400の部品ライブラリに登録される(ステップS23)。
【0025】
新規登録が指示された場合(ステップS16で更新登録指示)、図9(b)に示す部品ライブラリ新規入力画面が表示される。部品ライブラリ新規入力画面には、選択部品501の画像とともに、部品名称入力欄650が表示される。部品入力欄650は空欄であり、部品名称の入力待機の状態となっている。選択部品501の部品名称が入力されると、選択部品501の画像と部品名称入力欄650に入力された部品名称とが当該部品搭載基板400の部品ライブラリに登録される(ステップS23)。
【0026】
選択部品501の画像が部品名称とともに部品ライブラリに登録されると図7(b)に示した搭載部品画像500から、この選択部品501の画像を消去する(ステップS23)。その後、選択部品501が消去された搭載部品画像500の中に、選択部品501の画像と高い一致率を示す部品の画像がある場合、同一の部品の重複登録を防止するため、この部品の画像を消去する。このように、図7(c)に示した各部品の画像がすべて消去されるまで部品の選択と登録を繰り返すことで、すべての部品がもれなく当該部品搭載基板400の部品ライブラリに登録できる。
【0027】
―――実装座標情報の作成―――
上述した表面実装工法のラインで、新たな部品搭載基板400を生産する際、基板301に搭載される電子部品の種類と搭載位置に関するデータ、すなわち実装座標情報を新たに作成する必要がある。部品搭載基板400の設計データがある場合、この設計データに基づいて実装座標情報を作成すればよい。部品搭載基板400の設計データがない場合、基板情報作成装置1では、生基板300と部品搭載基板400の画像とを基に、以下のようにして実装座標情報を作成する。なお、実装座標情報を作成するためには、上述の部品ライブラリが作成されていることが必要である。以下の説明では、実装座標情報の作成対象である部品搭載基板400の部品ライブラリは作成されているものとする。また、実装座標情報の作成で用いられる部品ライブラリは、当該部品搭載基板400の部品ライブラリだけである。
【0028】
図10は、第1の実施の形態の基板情報作成装置1による実装座標情報作成処理の動作を示すフローチャートである。なお、上述した部品ライブラリ登録処理の動作を示すフローチャート(図5)と同じ動作については同じステップ番号を付して、詳細な説明を省略する。入力装置102から図10に示す実装座標情報作成処理を行うプログラムの起動が指示されると、このプログラムが起動される。ステップS11からステップS15は、図5のステップS11からステップS15と同じ動作である。ステップS15が肯定判断されるとステップS47へ進み、ステップS15で選択された選択部品501の画像と部品ライブラリに登録されている登録済み部品の画像とを比較して、選択部品501の形状に近い順に登録済み部品の部品名称を図11に示すようにリスト表示する。
【0029】
ステップS49において、ステップS47で表示されたリスト800から、図12(a)に示すように、部品名称801〜806のいずれかが指定されるまで待機する。ステップS49が肯定判断されると、ステップS53へ進み、図12(b)に示すように、選択部品501の画像と、ステップS49で指定された部品名称801〜806のいずれかと、搭載部品画像500における選択部品501の読みとり位置820とを一定時間モニタに表示して登録する。
【0030】
選択部品501の読みとり位置820とは、搭載部品画像500における選択部品501の位置と向きである。搭載部品画像500における選択部品501の位置は、選択部品501の画像から判断される部品の外形の輪郭に基づいて求められる。たとえば矩形形状の部品であれば、矩形形状の四隅の位置である。搭載部品画像500における選択部品501の向きは、選択部品501の画像から判断される部品の外形の輪郭や部品の表面に印刷された文字などに基づいて求められる。たとえばチップ抵抗のように向きが180度反転しても問題がない部品の場合、外形の輪郭から向きが求められる。部品の上下左右を判断する必要がある正方形形状のICの場合、向き識別用打刻などのマークや表面に印刷された文字の向きなどに基づいて部品の向きが求められる。
【0031】
選択部品501の画像と部品名称801〜806のいずれかと、読みとり位置820とが登録されると、同一部品の重複登録防止のため、図7(b)に示した画像500から、選択部品501の画像を消去してステップS55へ進む。
【0032】
ステップS55において、ステップS53で選択部品501が消去された搭載部品画像500の中に、選択部品501と同じ部品が他にあるか否かを判断する。部品搭載基板400に複数使用されている同じ種類の部品について一括して登録するためである。そこで、上述した部品ライブラリの作成処理における図5のステップS25と同様に、搭載部品画像500の中に、選択部品501の画像と、ある値より高い一致率の部品の画像があるか否かを判断する。ステップS55が肯定判断されると、ステップS57へ進み、一致率が高いと判断された部品の読みとり位置820を、ステップS53で登録された選択部品501の読みとり位置820とともに登録する。
【0033】
ステップS55が否定判断されるか、ステップS57が実行されるとステップS59へ進み、図7(b)に示した搭載部品のみの画像の中のすべての部品について読みとり位置820の登録が終了したか否かを判断する。ステップS59が否定判断されるとステップS15へ戻る。ステップS59が肯定判断されるとステップS61へ進み、ステップS53,S57で登録した読みとり位置820から基板301における実装位置の座標と向き(実装座標情報)を算出する。上述のように、読みとり位置820は、部品の画像から判断される部品の外形の輪郭などに基づいて求められる搭載部品画像500上の位置と向きである。部品を各マウンタ14,15で実装するためには、読みとり位置820を基板301における実装位置の座標と向きに変換する必要がある。たとえば、矩形形状の部品の実装座標が基板301における部品中央位置の座標であるならば、読みとり位置820である部品の四隅の位置から基板301における部品中央位置の座標を算出する。算出結果を登録して、本プログラムを終了する。
【0034】
上述の第1の実施の形態の基板情報作成装置1は、次のように実装座標情報を作成できる。搭載部品画像500が生成されて、任意の部品が選択されるまでは、上述の部品ライブラリ登録処理と同じである(ステップS11〜S15)
【0035】
図7(b)に示す搭載部品画像500から選択部品501が選択されると、選択部品501の形状に近い登録済み部品について、図11に示すように、選択部品501の形状に近いものから順に部品名称をリスト表示する(ステップS47)。部品ライブラリには、すでに部品搭載基板400に搭載された部品名称などの情報が格納されているので、リスト800に表示された部品名称801〜806のいずれかは、選択部品501の部品名称に該当する。また、ここで用いられる部品ライブラリは、当該部品搭載基板400の部品ライブラリであるので、部品搭載基板400に搭載されない部品についてのデータはない。図12(a)に示すように、該当する部品名称801〜806のいずれかについて指定されると、図12(b)に示すように、選択部品の画像501と、指定された部品名称801〜806のいずれかと、搭載部品画像500における選択部品501の読みとり位置820とを一定時間モニタに表示して登録するとともに、図13に示すように、搭載部品画像500から、選択部品501の画像を消去する(ステップS49〜S53)。
【0036】
選択部品501が消去された搭載部品画像500の中に、選択部品501の画像と、ある値より高い一致率の部品の画像がある場合、この部品の読みとり位置820についても、選択部品501の読みとり位置820とともに登録する。すなわち同じ種類の複数の部品について、搭載部品画像500における部品の読みとり位置820を一括して登録する。
【0037】
このように、すべての搭載部品について、部品の選択と読みとり位置820の登録をした後(ステップS59肯定判断)、登録した部品の読みとり位置820から基板301における実装位置の座標(実装座標情報)を算出して登録する(ステップS61)。
【0038】
上述した第1の実施の形態の基板情報作成装置1は次の作用効果を奏する。
(1) 生基板300と部品搭載基板400との画像を基に基板301に搭載された電子部品のみの画像(搭載部品画像500)を抽出し、その画像の中から任意の部品を選択可能に構成した。これにより、基板情報を作成する電子部品が選択しやすくなり、容易に基板情報を作成できる。
(2) 基板情報は、部品の画像と関連付けて記憶されるよう構成した。これにより、新たな基板情報を作成する際に、登録の対象となる部品の画像を指示するだけで既に登録済みの部品ライブラリから部品名のリスト600,800を表示できるので、効率的に基板情報を作成できる。
(3) 部品搭載基板を撮像した画像から実装された部品の実装座標が算出できる。これにより、多数の部品が実装されている部品搭載基板であっても、正確な実装座標情報を作成できる。
(4) 基板情報作成の際、選択部品501の画像と一致率の高い画像の部品について、当該選択部品501ともに基板情報に登録されるよう構成した。これにより、同じ部品が数多く実装されている部品搭載基板に関する基板情報を迅速に作成できる。
(5) 基板情報作成の際、基板情報に登録済みの部品の画像は、基板301に搭載された搭載部品画像500から消去するよう構成した。これにより、同じ部品の重複登録を防止できるので、正確な実装座標情報を作成できる。
【0039】
―――第2の実施の形態―――
図14,15を参照して、本発明による基板情報作成装置の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の基板情報作成装置では、実装座標情報の作成方法が第1の実施の形態と異なる。したがって、以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。
【0040】
―――実装座標情報の作成―――
第2の実施の形態の基板情報作成装置1では、実装座標情報作成において、部品の選択操作を省略可能にすべく、搭載部品画像500の中の各部品の画像と部品ライブラリに登録されている登録済み部品の画像とを比較して、仮登録のリストを自動的に作成して表示する。以下、詳述する。
【0041】
図14は、第2の実施の形態の基板情報作成装置1による実装座標情報作成処理の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態の実装座標情報作成処理の動作を示したフローチャート(図10)と同じ動作については同じステップ番号を付して、詳細な説明を省略する。入力装置102から図14に示す実装座標情報作成処理を行うプログラムの起動が指示されると、このプログラムが起動される。ステップS11〜S13は、図10のステップS11〜S13と同じ動作である。
【0042】
ステップS13で搭載部品画像500(図7(b))が得られるとステップS73へ進み、搭載部品画像500に含まれるそれぞれの部品の画像と一致する画像を、部品ライブラリから検索する。そして、搭載部品画像500に含まれるそれぞれの部品について、検索の結果一致した登録済み部品の名称を付す。そして、搭載部品画像500のそれぞれの部品の画像と、これに付された部品名称と、搭載部品画像500における読みとり位置820とを関連付けた実装座標情報を仮登録し、ステップS75へ進む。ステップS75において、図15(a)に示すように、ステップS73で仮登録された部品をハーフトーンで表示するとともに、図15(b)に示すように、ステップS75で仮登録した内容をリスト表示する。
【0043】
すなわちステップS75では、図15(a)に示した搭載部品画像500、および図15(b)に示す仮登録リスト900がモニタ103の一画面に同時に表示される。搭載部品画像500に表示された各部品511a〜513aは、仮登録リスト900の部品画像511b〜513bにそれぞれ対応している。ここで、
仮登録リストの部品画像511b〜513bのいずれかが指示されると、指示された部品画像511b〜513bに対応する搭載部品画像500の各部品511a〜513aが強調表示される。同様に、搭載部品画像500の各部品511a〜513aのいずれかが指示されると、指示された各部品511a〜513aに対応する仮登録リスト900の部品画像511b〜513bと、部品名称521〜523と、搭載部品画像500における読みとり位置820の情報531〜533とがそれぞれ強調表示される。
【0044】
ステップS77において、ステップS75で表示した仮登録の内容について修正が必要か否かの判断が入力されるまで待機する。上述したステップS75で表示された仮登録の内容を確認したユーザによって、修正が必要であるとの指示が入力されるとステップS79へ進み、修正の必要があると指示された部品について、個別に仮登録内容の修正処理を行う。仮登録内容の修正処理は、上述した第1の実施の形態の実装座標情報作成における図10のステップS15〜ステップS59と同様であるので、詳細な説明は省略する。但し上述のステップS57における「登録」は、ステップS79においては「仮登録」である。ステップS79で、仮登録内容の修正処理が行われるとステップS77へ戻る。
【0045】
ステップS77で仮登録の内容で修正の必要がないと指示されると、ステップS81へ進み、仮登録の内容から基板301における実装位置の座標(実装座標)を算出して登録し、本プログラムを終了する。
【0046】
上述の第2の実施の形態の基板情報作成装置1は、次のように実装座標情報を作成できる。撮像装置200で撮像した画像を基に搭載部品画像500(図7(b))が生成されるまでは、第1の実施の形態の実装座標作成処理、すなわち部品ライブラリへの登録処理と同じである(ステップS11〜S13)
【0047】
図7(b)に示す搭載部品画像500が生成されると、搭載部品画像500に含まれるそれぞれの部品の画像と一致する画像を、部品ライブラリから検索する。そして、搭載部品画像500に含まれるそれぞれの部品について、検索の結果一致した登録済み部品の名称を付す。そして、搭載部品画像500のそれぞれの部品の画像と、これに付された部品名称と、搭載部品画像500における読みとり位置820とを関連付けた実装座標情報を仮登録する(ステップS73)。搭載部品画像500に同じ種類の部品が複数含まれている場合、1つの部品名称に、搭載部品画像500における当該複数の部品の読みとり位置820の情報が関連付けられて仮登録される。
【0048】
仮登録された内容はモニタ103に表示されて(ステップS75)、ユーザに仮登録の内容が正しいか否かの判断を仰ぐ。モニタ103には、図15(a)に示した搭載部品画像500、および図15(b)に示す仮登録リスト900が一画面に同時に表示される。搭載部品画像500に表示された各部品511a〜513aは、仮登録リスト900の部品画像511b〜513bにそれぞれ対応している。仮登録の内容が正しいか否かを判断するために、ユーザによって入力装置102が操作され、仮登録リストの部品画像511b〜513bのいずれかが指示されると、指示された部品画像511b〜513bに対応する搭載部品画像500の各部品511a〜513aが強調表示される。これにより、ユーザは、搭載部品画像500に表示された各部品と仮登録リスト900との対応関係を一目で判断できる。
【0049】
同様に、搭載部品画像500の各部品511a〜513aのいずれかが指示されると、指示された各部品511a〜513aに対応する仮登録リスト900の部品画像511b〜513bと、部品名称521〜523と、搭載部品画像500における読みとり位置820の情報531〜533とがそれぞれ強調表示される。なお、指示された各部品511a〜513aと同じ種類の部品が搭載部品画像500に複数含まれる場合でも、強調表示される読みとり位置820の情報531〜533は、実際にユーザによって指示された部品の位置に対応する、1つだけである。
【0050】
仮登録された内容の修正は、上述した第1の実施の形態の実装座標情報作成における図10のステップS15〜ステップS59と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0051】
仮登録の内容が修正の必要がないと指示されると、仮登録の内容から基板301における実装位置の座標(実装座標情報)を算出して登録する(ステップS81)。
【0052】
上述した第2の実施の形態の基板情報作成装置1は、第1の実施の形態の作用効果に加え、次の作用効果を奏する。
(1) 搭載部品画像500の中の各部品の画像と部品ライブラリに登録されている登録済み部品の画像とを比較して、仮登録のリストを表示するよう構成した。これにより、実装座標情報作成において、個々の部品を選択する操作が省略可能となり、効率的に実装座標情報を作成できる。
(2) 仮登録された内容は、ユーザが修正可能となるよう構成した。これにより、正確な実装座標情報を作成できる。
【0053】
―――変形例―――
(1) 上述の説明では、画像300,400から部品ライブラリを作成した後、再び画像300,400を用いて実装座標情報を作成するようにしたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、選択部品501の画像と部品名称とを部品ライブラリに登録する際、当該選択部品の読みとり位置から実装座標を算出して登録するようにしてもよい。これにより、部品ライブラリへの登録と実装座標情報の作成が一度にできるので、効率的に基板情報を作成できる。
(2) 第1の実施の形態では、選択部品の基板情報を登録する際、選択部品の画像と高い一致率を示す部品の画像について、ユーザに確認を行うことなく処理しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、搭載部品画像500の中に、選択部品501の画像と、高い一致率を示す部品の画像がある場合、この部品の画像を他の部品の画像と区別できるよう、ハーフトーン表示する。そして、ハーフトーン表示された部品が選択部品501と同じ種類の部品であるか否かユーザの確認を求めるよう構成することもできる。
【0054】
(3) 上述の説明では、選択部品の基板情報を登録する際、選択部品の画像と高い一致率を示す部品の画像について、ユーザに確認を行うことなく処理する場合とユーザに確認を求める場合とを説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第1の実施の形態のように、選択部品501の画像と、高い一致率を示す部品の画像自動的に消去するモードと、上述の変形例のように、ユーザに確認を求めるモードとを選択可能に構成することもできる。
(4) 上述の説明では、実装座標情報は、各マウンタ14,15で用いられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、作成された実装座標情報に含まれる搭載部品の位置と画像の情報を表面実装工法ラインの外観検査機17において、検査用データの一部として使用してもよい。また、作成された実装座標情報に含まれる搭載部品の位置の情報を、接着剤塗布機13において、生基板300への接着剤塗布位置と塗布量のデータに利用してもよい。
(5)上述した実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
【0055】
上述の説明において、抽出手段、選択手段、および記録手段は、本体101に搭載されたCPUやROM、RAMなどのメモリや、ハードディスクなどの記憶媒体によってそれぞれ構成される。表示手段はモニタ103に、入力手段は入力装置102にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、部品を搭載した基板の画像から画像処理によって部品の画像を抽出し、抽出された部品の画像から、さらに選択された部品について、当該部品の情報と当該部品の画像とを記憶するよう構成した。これにより、基板の設計データがない場合であっても、電子部品を基板に搭載する装置で用いられる、搭載する部品の種類や搭載位置などの情報を容易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面実装工法のライン構成の一例を示す図である。
【図2】基板情報作成装置1の全体構成を示す図である。
【図3】電子部品を実装する前の基板である生基板300の一例を示す図である。
【図4】図3の生基板300に電子部品を実装した部品搭載基板400の一例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態の基板情報作成装置1による部品ライブラリ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】生基板300の画像と部品搭載基板400の画像との比較について説明する図である。
【図7】生基板300の画像と部品搭載基板400の画像との比較によっって搭載部品のみの画像を生成する過程を説明する図であり、(a)は搭載基板400の画像であり、(b)搭載部品画像500である。
【図8】搭載部品画像500をもとに、部品ライブラリを作成する過程を説明する図であり、(a)は搭載部品画像500から選択部品501が選択される様子を示し、(b)は選択部品501を示し、(c)は、選択部品501の形状に近い登録済み部品の部品名称に関するリスト600を示す。
【図9】搭載部品画像500をもとに、部品ライブラリを作成する過程を説明する図であり、(a)は部品ライブラリ更新入力画面を示し、(b)は部品ライブラリ新規入力画面を示す。
【図10】実装座標情報作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】選択部品501の形状に近い順に並べて表示した登録済み部品の部品名称に関するリスト800を示す。
【図12】図10のフローチャートに基づいて実装座標情報作成する過程を説明する図であり、(a)は、リスト800から部品名称が指定される状態を説明する図であり、図10のステップS53で表示される内容を示す図である。
【図13】搭載部品画像500から、選択部品501の画像が消去された状態を示す図である。
【図14】第2の実施の形態の基板情報作成装置1による実装座標情報作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートに基づいて実装座標情報作成する過程を説明する図であり、(a)は仮登録された搭載部品画像500の各部品がハーフトーン表示される様子を示し、(b)は仮登録リスト900を示す。
【符号の説明】
1 基板情報作成装置 14 高速マウンタ
15 異形マウンタ 100 パーソナルコンピュータ
101 本体 102 入力装置
103 モニタ 200 撮像部
201 撮像装置 202 支持台
300 生基板 301 基板
303 認識点 400 部品搭載基板
450 チップ状電子部品 460 IC
470 コネクタ類 500 搭載部品画像
501 選択部品 600,800 リスト
650 部品入力欄 820 読みとり位置
900 仮登録リスト

Claims (10)

  1. 複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して前記電子部品の画像を抽出し、
    前記抽出した複数の電子部品の画像を表示し、
    前記表示されている複数の電子部品のいずれかを選択し、
    前記選択した電子部品の名称を含む情報を入力し、
    前記選択した電子部品の画像と前記情報とを対にして記録することを特徴とする基板情報作成方法。
  2. 複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して前記電子部品の画像を抽出し、
    前記抽出した複数の電子部品の画像を表示し、
    前記表示されている複数の電子部品のいずれかを選択し、
    前記電子部品の名称を含む情報の一覧表を表示し、
    前記一覧表の中から前記情報を選択し、
    前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とを対にして記録することを特徴とする基板情報作成方法。
  3. 請求項2に記載の基板情報作成方法において、
    前記一覧表には、電子部品の画像と対にして記憶されている情報が前記選択した電子部品の画像から判断される形状が近いものから順に抽出されて並べられていることを特徴とする基板情報作成方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の基板情報作成方法において、
    前記対にして記録した前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とに加え、前記選択した電子部品の前記基準基板に対する搭載位置の情報をさらに関連付けて記憶することを特徴とする基板情報作成方法。
  5. 請求項4に記載の基板情報作成方法において、
    前記選択した電子部品の搭載位置の情報は、対象基板の画像と基準基板の画像とに基づいて生成されることを特徴とする基板情報作成方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかの項に記載の基板情報作成方法において、
    前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とを対にして記録すると、前記抽出した複数の電子部品の画像から前記選択した電子部品の画像を消去することを特徴とする基板情報作成方法。
  7. 請求項6に記載の基板情報作成方法において、
    前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とを対にして記録すると、前記選択した電子部品と同一の部品と判断される画像も前記抽出した複数の電子部品の画像から消去することを特徴とする基板情報作成方法。
  8. 請求項6に記載の基板情報作成方法において、
    前記対にして記録した前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とに加え、前記選択した電子部品の前記基準基板に対する搭載位置の情報をさらに関連付けて記憶し、
    前記選択した電子部品と同一の部品と判断される電子部品の前記基準基板に対する搭載位置の情報をさらに関連付けて記憶して、当該関連付けて記憶した電子部品の画像を前記抽出した複数の電子部品の画像から消去することを特徴とする基板情報作成方法。
  9. 複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して前記電子部品の画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した複数の電子部品の画像を表示する表示手段と、
    前記表示されている複数の電子部品のいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択した電子部品の名称を含む情報を入力する入力手段と、
    前記選択した電子部品の画像と前記情報とを対にして記録する記録手段とを備えることを特徴とする基板情報作成装置。
  10. 複数の電子部品が搭載されている対象基板の画像と基準基板の画像とを比較して前記電子部品の画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した複数の電子部品の画像を表示するとともに、前記電子部品の名称を含む情報の一覧表を表示する表示手段と、
    前記表示されている複数の電子部品のいずれかを選択するとともに、前記表示されている情報の一覧表の中から前記選択された電子部品に関する情報を選択する選択手段と、
    前記選択した電子部品の画像と前記一覧表から選択した情報とを対にして記録する記録手段とを備えることを特徴とする基板情報作成装置。
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