JP2004355671A - 演算機能付き記憶装置および演算記憶方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メモリセルMCは、DRAMデータ(揮発性データ)およびFeRAMデータ(不揮発性データ)という2つの独立したデータを記憶することができる。このため、メモリセルMCの数を半減できる。さらに、最初の演算のために読み出した2つのデータのうち、次の演算にも使用するDRAMデータを、演算ユニットOUの保持回路21に一時的に保持した後、次の演算に備えて、新たなFeRAMデータとして、メモリセルMCに不揮発的に書き戻すようにしている。このため、たとえば不測のトラブルで電源が遮断された場合でも、次の演算に必要なデータが失われることはない。
【選択図】 図14
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は演算機能付き記憶装置および演算記憶方法、すなわち、演算機能を併せ持つ記憶装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像データなどを記憶するための装置として、機能メモリが知られている。機能メモリは、データを記憶するのみならず、記憶しているデータに対して簡単な演算を行う機能をも備えている。すなわち、機能メモリの内部で演算を行い、その結果を、メモリセルに書き戻すことができる。このため、たとえば、膨大な画像データの処理を、外部のメインプロセッサに負担をかけることなく実行できるので、好都合である。
【0003】
このような機能メモリとして、強誘電体コンデンサを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1の第1図参照。)。この機能メモリを用いれば、使用するトランジスタや配線の数を少なくすることができる。また、電源のトラブルなどが生じたとしても処理中の大量のデータが消失してしまうことがないので、電源復帰後速やかに処理を続行することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−39883号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような機能メモリには、次のような問題点があった。すなわち、従来の機能メモリにおいては、演算対象となる一対のデータを記憶するために一対のメモリセルが必要となる(特許文献1の第1図参照。)ことから、画像データのような多量のデータを処理するためには、多数のメモリセルが必要であった。このため、装置の小型化、製造コストの低減には限界があった。
【0006】
この発明は、このような従来の機能メモリの問題点を解決し、占有スペースが小さく、コストが低く、かつ、電源復帰後、速やかに電源遮断前の処理を続行することが可能な演算機能付き記憶装置および演算記憶方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
請求項1の演算機能付き記憶装置は、メモリセルを有するメモリ部と、演算記憶制御部と、を備えている。メモリセルは、第1のデータを不揮発的に記憶するとともに第2のデータを揮発的に記憶する。演算記憶制御部は、メモリセルに記憶されている第1および第2のデータを読み出して演算を行うとともに、読み出した第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに不揮発的に書き込む、よう制御する。
【0008】
請求項7の演算記憶方法は、メモリセルを有するメモリ部を用いてデータの演算および記憶を行う演算記憶方法である。メモリセルは、第1のデータを不揮発的に記憶するとともに第2のデータを揮発的に記憶する。この演算記憶方法は、メモリセルに記憶されている第1および第2のデータを読み出して演算を行うステップと、読み出した第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに不揮発的に書き込むステップと、を備えている。
【0009】
したがって、請求項1の演算機能付き記憶装置または請求項7の演算記憶方法によれば、相互に独立した2つのデータを1つのメモリセルに記憶できるので、メモリセルの数を半減できる。
【0010】
また、読み出した第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに不揮発的に書き込むようにしている。すなわち、たとえばデータ“A”、“B”、“C”、“D”・・・をこの順に取り込みながら、“A”と“B”、“B”と“C”、“C”と“D”・・・というように順次演算を行うような場合、最初の演算のために読み出した第1のデータ“A”および第2のデータ“B”のうち、次の演算にも用いる第2のデータ“B”を、次の演算に備えてメモリセルに不揮発的に記憶させるようにしている。このため、たとえば不測のトラブルで電源が遮断された場合でも、次の演算に必要なデータ“B”が失われることはない。したがって、電源が復帰したときに、データ“B”の再取り込みを行うことなく、引き続き次の演算から処理を再開することができる。
【0011】
すなわち、占有スペースが小さく、コストが低く、かつ、電源復帰後、速やかに電源遮断前の処理を続行することが可能な演算機能付き記憶装置および演算記憶方法を実現することができる。
【0012】
請求項2の演算機能付き記憶装置においては、演算記憶制御部は、第1および第2のデータの演算結果を、新たな第2のデータとしてメモリセルに揮発的に書き込むよう制御することを特徴とする。
【0013】
請求項8の演算記憶方法においては、演算結果を新たな第2のデータとしてメモリセルに揮発的に書き込むステップを備えたこと、を特徴とする。
【0014】
したがって、請求項2の演算機能付き記憶装置または請求項8の演算記憶方法によれば、演算後不要となった揮発性の記憶領域を利用して当該演算結果を記憶させることができる。このため、たとえば、ビット数に対応した数のメモリセルを用意して、ビット直列で順次演算を行い、その結果を順次記憶して行き、後でまとめて取り出すような場合であっても、ビット数に対応した数の演算結果用のメモリを別途準備する必要がない。すなわち、占有スペースおよびコストをさらに低減することができる。
【0015】
請求項3の演算機能付き記憶装置においては、演算記憶制御部は、メモリセルから前記第2および第1のデータをこの順に読み出し、その後、メモリセルに新たな第1および第2のデータをこの順に書き込む、よう制御することを特徴とする。
【0016】
したがって、不揮発性の第1のデータを読み出す際に破壊されるおそれの高い揮発性の第2のデータを、第1のデータを読み出す前に読み出しておくとともに、第1のデータを書き込む際に破壊されるおそれの高い第2のデータを、第1のデータを書き込んだ後に書き込むことで、いずれのデータも破壊することなく、1つのメモリセルに2つの独立したデータを書き込んだり、読み出したりすることができる。
【0017】
請求項4の演算機能付き記憶装置においては、メモリ部は、複数のメモリセルにより構成されたワードユニットを、1以上備えている。演算記憶制御部は、各ワードユニットに対応する同数の演算ユニットを備えている。演算記憶制御部は、各演算ユニットが、対応するワードユニットを構成する複数のメモリセルのうち処理対象となる1つのメモリセルを順次変更しながら、演算を行うよう制御する。
【0018】
したがって、画像処理などで行われるビット直列、かつ、ワード並列の演算処理を実現することができる。この場合、演算ユニットを1ワードにつき1つ設ければよいから、占有スペースおよびコストをさらに低減することができる。
【0019】
請求項5の演算機能付き記憶装置においては、演算ユニットは、第1の保持回路と、演算回路と、第2の保持回路とを備えている。第1の保持回路は、処理対象となっているメモリセルから読み出した第2のデータを一時的に保持する。演算回路は、メモリセルから読み出した第1および第2のデータの演算を行う。第2の保持回路は、メモリセルから読み出した第1のデータ、または、演算回路の演算結果を一時的に保持する。演算記憶制御部は、第1の保持回路に保持されている第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに不揮発的に書き込むよう制御する。
【0020】
したがって、第1の保持回路を用いることで、第1のデータを読み出す前に読み出しておいた第2のデータを、第1のデータの読み出し動作中も保持することができる。このため、第1のデータの読み出し動作終了後に第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに書き戻すことが可能となる。
【0021】
また、第2の保持回路を用いることで、第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに書き戻す前に読み出しておいた第1のデータ、または、演算回路の演算結果を、第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに書き戻す動作中も保持することができる。このため、第2のデータを新たな第1のデータとしてメモリセルに書き戻す動作の終了後に、演算結果を新たな第2のデータとしてメモリセルに書き戻すことが可能となる。
【0022】
請求項6の演算機能付き記憶装置においては、メモリセルは、強誘電体コンデンサにより構成されている。強誘電体コンデンサの分極方向の相違に対応して第1のデータを不揮発的に記憶するとともに、強誘電体コンデンサの分極反転を伴わない分極状態の相違に対応して第2のデータを揮発的に記憶するよう構成されている。
【0023】
メモリセルを強誘電体コンデンサにより構成することで、高速かつ低電圧の書き込みが可能となる。また、強誘電体コンデンサの抗電圧が電源電圧の1/2より大きくなるよう構成すれば、不揮発性の第1のデータの読み書き時に強誘電体コンデンサにかかる電圧の絶対値の最大値を電源電圧と同一とするとともに、揮発性の第2のデータの読み書き時に強誘電体コンデンサにかかる電圧の絶対値の最大値を電源電圧の1/2とすることができるので、回路構成を簡素化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態による演算機能付き記憶装置である機能メモリ1を示す回路図である。機能メモリ1は、メモリ部3と、演算記憶制御部5とを備えている。機能メモリ1は、画像データの処理、たとえば、動画の画像圧縮のために、連続する2つの画像における画像データの差分を検出するような用途に用いることができる。
【0025】
メモリ部3は、複数のワードユニットWU1、WU2、・・・(WU2以下は図示せず。)を備えている。各ワードユニットWU1、WU2、・・・は、それぞれ、1ワードに相当する複数のメモリセルを備えている。たとえば、ワードユニットWU1は、メモリセルMC11,MC12,・・・を備えている。
【0026】
このように、メモリ部3には、多数のメモリセルMC11、・・・が行列配置されている。この実施形態においては、1つのワードユニット、たとえばワードユニットWU1を構成する複数のメモリセルMC11,MC12、・・・が、上記行列配置された多数のメモリセルの行を構成するものとする。
【0027】
機能メモリ1は、同一行を構成する複数のメモリセルに接続される信号線として、ワードラインWL1,WL2,・・・(WL2以下は図示せず。)、データラインDL1,DL2,・・・(DL2以下は図示せず。)、および、プレートラインPL1,PL2,・・・(PL2以下は図示せず。)を備えている。
【0028】
機能メモリ1は、また、同一列を構成する複数のメモリセルに接続される信号線として、ビットラインBL1,BL2,・・・、および、セレクトラインSL1,SL2,・・・を備えている。
【0029】
メモリセルMC11は、1つの強誘電体コンデンサFCと、第1および第2のスイッチ手段であるトランジスタTR1,TR2とを備えている。この実施形態においては、強誘電体コンデンサFCの抗電圧Vcが、電源電圧VDDの1/2よりも大きく、かつ、電源電圧VDDよりも小さくなるようにしている。
【0030】
さらに、第1のデータである不揮発性データの読み書き時に強誘電体コンデンサFCにかかる電圧の絶対値の最大値(最大絶対電圧)を電源電圧VDDと同一になるよう設定するとともに、第2のデータである揮発性データの読み書き時に強誘電体コンデンサFCにかかる電圧の絶対値の最大値(最大絶対電圧)を電源電圧VDDの1/2に設定するようにしている。
【0031】
このようにすると、不揮発性データの書き込み動作において、強誘電体コンデンサFCを分極反転させることが可能となる一方、揮発性データの読み書き動作において、強誘電体コンデンサFCが分極反転を起こさないので不揮発性データが破壊されることはない。
【0032】
なお、不揮発性データの書き込み動作において、強誘電体コンデンサFCを分極反転させることが可能となる一方、揮発性データの読み書き動作において、強誘電体コンデンサFCが分極反転を起こさないという条件を満足するのであれば、強誘電体コンデンサFCの抗電圧Vc、不揮発性データの読み書き時に強誘電体コンデンサFCにかかる最大絶対電圧、および、揮発性データの読み書き時に強誘電体コンデンサFCにかかる最大絶対電圧は、とくに限定されるものではない。
【0033】
図1に示すように、強誘電体コンデンサFCの一端は、プレートラインPL1に接続されている。強誘電体コンデンサFCの他端は、トランジスタTR1を介して、データラインDL1に接続されている。トランジスタTR1のゲート端子はセレクトラインSL1に接続されている。強誘電体コンデンサFCの他端は、また、トランジスタTR2を介して、ビットラインBL1に接続されている。トランジスタTR2のゲート端子はワードラインWL1に接続されている。
【0034】
機能メモリ1の外部と、メモリセルMC11と、の間のデータの授受は、ワードラインWL1に与えられる行選択信号を制御信号として、ビットラインBL1を介して行われる。メモリセルMC11と、後述する演算ユニットOU1と、の間のデータの授受は、セレクトラインSL1に与えられる列選択信号を制御信号として、データラインDL1を介して行われる。プレートラインPL1には、メモリセルMC11からデータを読み出したり、書き込んだりするための基準信号が与えられる。
【0035】
他のメモリセルMC12,・・・も、メモリセルMC11と同様の構成である。
【0036】
演算記憶制御部5は、制御ユニット9、および、複数の演算ユニットOU1,OU2,・・・(OU2以下は図示せず。)を備えている。
【0037】
各演算ユニットOU1,OU2,・・・は、それぞれ、メモリ部3のワードユニットWU1、WU2、・・・に対応している。すなわち、各演算ユニットOU1,OU2,・・・は、それぞれ、データラインDL1,DL2,・・・を介して、メモリ部3のワードユニットWU1、WU2、・・・と接続されている。なお、各データラインDL1,・・・の寄生容量を、負荷容量(負荷用コンデンサ)CBとして利用している。
【0038】
演算ユニットOU1は、規格化回路としてのセンスアンプSA、演算回路である排他的論理和回路7,第1および第2の保持回路であるフリップフロップ回路FF1,FF2、および、第3および第4のスイッチ手段であるトランジスタTR3,TR4を備えている。
【0039】
センスアンプSAは、データラインDL1に接続されており、データラインDL1の信号を規格化する。すなわち、センスアンプSAは、データラインDL1の信号が所定のしきい値より大きいか小さいかを判断し、その大小に応じて、データラインDL1の電圧を、強制的に、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDにする。
【0040】
フリップフロップ回路FF1は、クロックラインCL1の制御にしたがって、データラインDL1を介して、ワードユニットWU1を構成するメモリセル、たとえばメモリセルMC11、から読み出した2値データである揮発性データを保持する。
【0041】
排他的論理和回路7は、フリップフロップ回路FF1に保持されている揮発性データと、メモリセルMC11から読み出した2値データである不揮発性データとの排他的論理和を算出して出力する。
【0042】
フリップフロップ回路FF2は、クロックラインCL2の制御にしたがって、排他的論理和回路7の演算結果を保持する。
【0043】
トランジスタTR3は、クロックラインCL3の制御にしたがって、フリップフロップ回路FF1に保持されている揮発性データをデータラインDL1に伝達する。後述のように、この揮発性データは、新たな不揮発性データとして、メモリセルMC11に書き込まれる。
【0044】
トランジスタTR4は、クロックラインCL4の制御にしたがって、フリップフロップ回路FF2に保持されている演算結果をデータラインDL1に伝達する。後述のように、この演算結果は、新たな揮発性データとして、メモリセルMC11に書き込まれる。
【0045】
他の演算ユニットOU2,・・・も、演算ユニットOU1と同様の構成である。
【0046】
制御ユニット9は、メモリ部3に対するデータの読み書き動作、演算ユニットOU1、・・・における演算動作等を制御する。具体的には、各制御ライン、たとえば、ワードラインWL1、・・・、プレートラインPL1、・・・、データラインDL1,DL2、・・・、ビットラインBL1,BL2,・・・、セレクトラインSL1、・・・、センスアンプSAの制御線、クロックラインCL1,CL2,CL3,CL4を制御する。
【0047】
図2は、制御ユニット9の制御下で実行される機能メモリ1の動作、を示すタイミングチャートの一例である。図3〜図6は、機能メモリ1の動作を説明するための回路図である。図7〜図10は、機能メモリ1の動作中における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。図2〜図10に基づいて、機能メモリ1の動作を説明する。
【0048】
図2に示すように、機能メモリ1においては、データの読み出し動作RO、書き込み動作WOが交互に行われる。読み出し動作ROにおいては、まず、揮発モードDMでのデータ読み出しが行われ、続いて、不揮発モードFMでのデータ読み出しが行われる。
【0049】
なお、揮発モード、不揮発モードを、それぞれ、DRAMモード、FeRAMモードと呼び、揮発性データ、不揮発性データを、それぞれ、DRAMデータ、FeRAMデータと呼ぶことがある。
【0050】
一方、書き込み動作WOにおいては、まず、不揮発モードFMでのデータ書き込みが行われ、続いて、揮発モードDMでのデータ書き込みが行われる。
【0051】
図2、図3、図7に基づいて、まず、揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作について説明する。図7は、この動作における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。図3は、この動作における図2の(1)で表される時点における機能メモリ1の回路の状態を示す図面である。
【0052】
図2、図3に示すように、揮発モードDMにおいては、プレートラインPL1の電圧は電源電圧VDDの1/2すなわちVDD/2に保たれている。ここで、まず、データラインDL1にVDD/2を与え、つぎに、セレクトラインSL1にON信号(電源電圧VDD)を与える。続いて、センスアンプSAの制御端子にON信号(電源電圧VDD)を与える。
【0053】
上述の一連の動作によって、データラインDL1の電圧は、電源電圧VDD(たとえば5ボルト)または接地電圧GND(0ボルト)になる。これが、読み出された揮発性データを表している。この揮発性データを“B”(“H”または“L”)で表す。ここで、“H”、“L”は、それぞれ、電源電圧VDD、接地電圧GNDに対応している。
【0054】
つぎに、クロックラインCL1にON信号(電源電圧VDD)を与える。これによって、データラインDL1に読み出された揮発性データ“B”がフリップフロップ回路FF1に保持される。
【0055】
図7に示すように、強誘電体コンデンサFCの分極状態は、直前の揮発モードDMにおけるデータ書き込み動作(後述)直後には、分極状態P3,P4,P13,P14のいずれかとなっている。
【0056】
なお、強誘電体コンデンサFCに記憶されている不揮発性データを“A”(“H”または“L”)、揮発性データを“B”(“H”または“L”)とすると、分極状態P3,P4,P13,P14は、それぞれ、(A,B)=(H,H),(A,B)=(H,L),(A,B)=(L,H),(A,B)=(L,L)を表す。すなわち、強誘電体コンデンサFCは、データ(A,B)として、(H,H),(H,L),(L,H),(L,L)のいずれかを記憶していることになる。
【0057】
たとえば、強誘電体コンデンサFCがデータ(A,B)=(H,H)を記憶していたとすると、この揮発モードDMでのデータ読み出し動作によって、その分極状態は、図7のP5を経てP3に至る。
【0058】
同様に、強誘電体コンデンサFCがデータ(A,B)=(H,L)を記憶していたとすると、この読み出し動作によって、その分極状態は、P6を経てP4に至る。また、強誘電体コンデンサFCがデータ(A,B)=(L,H)を記憶していたとすると、この読み出し動作によって、その分極状態は、P15を経てP13に至る。強誘電体コンデンサFCがデータ(A,B)=(L,L)を記憶していたとすると、この読み出し動作によって、その分極状態は、P16を経てP14に至る。
【0059】
図7におけるVDHは、強誘電体コンデンサFCの記憶していた揮発性データ“B”が“H”であった場合に、図2に示すセンスアンプSAをONにする直前にデータラインDL1が示す電圧である。VDLは、強誘電体コンデンサFCの記憶していた揮発性データ“B”が“L”であった場合に、センスアンプSAをONにする直前にデータラインDL1が示す電圧である。
【0060】
この後、センスアンプSAがONになると、センスアンプSAの働きにより、直前の電圧がVDHであったか、VDLであったかによって、データラインDL1の電圧は、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDとなる。なお、このとき、プレートラインPL1の電圧はVDD/2であるから、強誘電体コンデンサFCに印加される電圧は+VDD/2または−VDD/2となる。
【0061】
したがって、図7からも分かるように、強誘電体コンデンサFCに書き込まれていた不揮発性データ“A”が、この揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作によって破壊されることはない。
【0062】
つぎに、図2、図4、図8に基づいて、不揮発モードFMにおけるデータ読み出し動作について説明する。図8は、この動作における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。図4は、この動作における図2の(2)で表される時点における機能メモリ1の回路の状態を示す図面である。
【0063】
図2、図4に示すように、不揮発モードFMにおいては、プレートラインPL1の電圧はいったん接地電圧GNDに落とされる。ここで、セレクトラインSL1にON信号(電源電圧VDD)を与え、続いて、プレートラインPL1にON信号(電源電圧VDD)を与え、続いて、センスアンプSAの制御端子にON信号(電源電圧VDD)を与える。
【0064】
上述の一連の動作によって、データラインDL1の電圧は、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDになる。これが、読み出された不揮発性データ“A”を表している。図4に示すように、排他的論理和回路7は、読み出された不揮発性データ“A”と、フリップフロップ回路FF1に保持されていた揮発性データ“B”との排他的論理和の演算を行い、演算結果を出力する。
【0065】
つぎに、クロックラインCL2にON信号(電源電圧VDD)を与える。これによって、上記演算結果がフリップフロップ回路FF2に保持される。
【0066】
図8に示すように、強誘電体コンデンサFCの分極状態は、上記一連の動作によって、分極状態P2またはP19となる。すなわち、前述の揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作において分極状態P3,P4(図7参照)を示していた場合、今回の不揮発モードFMにおけるデータ読み出し動作において、その分極状態はP4,P7,P8を経てP2に至る。
【0067】
一方、前述の揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作において分極状態P13,P14(図7参照)を示していた場合、今回の不揮発モードFMにおけるデータ読み出し動作において、その分極状態はP14,P17,P18を経てP19に至る。
【0068】
図8におけるVFHは、強誘電体コンデンサFCの記憶していた不揮発性データ“A”が“H”であった場合に、図2に示すセンスアンプSAをONにする直前にデータラインDL1が示す電圧である。VFLは、強誘電体コンデンサFCの記憶していた揮発性データ“A”が“L”であった場合に、センスアンプSAをONにする直前にデータラインDL1が示す電圧である。
【0069】
この後、センスアンプSAがONになると、センスアンプSAの働きにより、直前の電圧がVFHであったか、VFLであったかによって、データラインDL1の電圧は、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDとなる。
【0070】
つぎに、図2、図5、図9に基づいて、不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作WOについて説明する。図9は、この動作における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。図5は、この動作における図2の(3)で表される時点における機能メモリ1の回路の状態を示す図面である。
【0071】
図2、図5に示すように、不揮発モードFMにおいては、プレートラインPL1の電圧はいったん接地電圧GNDに落とされる。ここで、クロックラインCL3にON信号(電源電圧VDD)を与えることによってトランジスタTR3をONにする。これによって、フリップフロップ回路FF1に保持されていた揮発性データ“B”が、データラインDL1に与えられる。
【0072】
この後、セレクトラインSL1にON信号(電源電圧VDD)を与え、続いて、プレートラインPL1にON信号(電源電圧VDD)を与える。データラインDL1に与えられた揮発性データ“B”が、この動作によって、新たな不揮発性データとして、強誘電体コンデンサFCに書き込まれる。
【0073】
図9に示すように、強誘電体コンデンサFCの分極状態は、上記一連の動作によって、分極状態P2またはP11となる。
【0074】
すなわち、データラインDL1に与えられた揮発性データ“B”が“H”であった場合、今回の不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作において、その分極状態はP1を経てP2に至る。なお、この場合、時間の経過とともに分極状態は再びP1に戻る。
【0075】
一方、データラインDL1に与えられた揮発性データ“B”が“L”であった場合、今回の不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作において、その分極状態はP12を経てP11に至る。
【0076】
したがって、図9の分極状態P1(またはP2)が不揮発性データ“H”に対応し、図9の分極状態P11が不揮発性データ“L”に対応する。
【0077】
つぎに、図2、図6、図10に基づいて、揮発モードDMにおけるデータ書き込み動作について説明する。図10は、この動作における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。図6は、この動作における図2の(4)で表される時点における機能メモリ1の回路の状態を示す図面である。
【0078】
図2、図6に示すように、揮発モードDMにおいては、プレートラインPL1の電圧はVDD/2に保たれている。ここで、クロックラインCL4にON信号(電源電圧VDD)を与えることによってトランジスタTR4をONにする。これによって、フリップフロップ回路FF2に保持されていた演算結果すなわちデータ“A”とデータ“B”との排他的論理和が、データラインDL1に与えられる。
【0079】
この後、セレクトラインSL1にON信号(電源電圧VDD)を与える。データラインDL1に与えられた上記演算結果が、この動作によって、新たな揮発性データとして、強誘電体コンデンサFCに書き込まれる。
【0080】
図10に示すように、強誘電体コンデンサFCの分極状態は、上記一連の動作によって、P3,P4,P13,P14のいずれかとなる。すなわち、直前に行われた不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作で新たに書き込まれた不揮発性データが“H”であった場合、今回、データラインDL1に与えられた上記演算結果が“H”であるか“L”であるかによって、分極状態は、P3またはP4となる。
【0081】
一方、直前に行われた不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作で新たに書き込まれた不揮発性データが“L”であった場合、今回、データラインDL1に与えられた上記演算結果が“H”であるか“L”であるかによって、分極状態は、P13またはP14となる。
【0082】
このようにして、1つのメモリセルMC11について、1サイクルの読み書き動作、すなわち、揮発モードDMでのデータ読み出し、不揮発モードFMでのデータ読み出し、不揮発モードFMでのデータ書き込み、揮発モードDMでのデータ書き込み、が終了すると、図1に示す次のメモリセルMC12の読み書き動作に移る。
【0083】
このようにして、1つのワードユニットWU1に属するメモリセルMC11,MC12、・・・に対して、順次、読み書き動作が行われる。上述のように、機能メモリ1は、各ワードユニットWU1、・・・に対応して、複数の演算ユニットOU1、・・・を備え、各演算ユニットOU1、・・・は、並列処理を行っている。したがって、機能メモリ1は、ビット直列、かつ、ワード並列の演算処理を行っていることになる。
【0084】
つぎに、図11に、この発明の他の実施形態による演算機能付き記憶装置である機能メモリ11の回路構成を示す。機能メモリ11は、メモリ部13と、演算記憶制御部15とを備えている。
【0085】
メモリ部13は、図1に示すの機能メモリ1のメモリ部3と同様の構成であるので説明を省略する。機能メモリ11が、ワードラインWL1,WL2,・・・、データラインDL1,DL2,・・・、プレートラインPL1,PL2,・・・、ビットラインBL1,BL2,・・・、および、セレクトラインSL1,SL2,・・・を備えていることも、機能メモリ1の場合と同様である。
【0086】
演算記憶制御部15は、制御ユニット19、および、複数の演算ユニットOU1,OU2,・・・を備えている。制御ユニット19、および、演算ユニットOU1,OU2,・・・は、それぞれ、機能メモリ1における制御ユニット9、および、複数の演算ユニットOU1,OU2,・・・に対応するが、機能メモリ1のそれらとは、その構成が一部異なる。
【0087】
図11に基づいて、機能メモリ11の演算記憶制御部15の説明をする。図11に示す各演算ユニットOU1,OU2,・・・は、それぞれ、メモリ部13のワードユニットWU1、WU2、・・・に対応している。すなわち、各演算ユニットOU1,OU2,・・・は、それぞれ、データラインDL1,DL2,・・・を介して、メモリ部13のワードユニットWU1、WU2、・・・と接続されている。なお、各データラインDL1,・・・の寄生容量を、負荷容量(負荷用コンデンサ)CBとして利用している。
【0088】
演算ユニットOU1は、規格化回路としてのセンスアンプSA、演算回路である排他的論理和回路17,第1および第2の保持回路であるラッチ回路LT1,LT2、および、第3および第4のスイッチ手段であるトランジスタTR3,TR4を備えている。
【0089】
センスアンプSAは、データラインDL1に接続されており、データラインDL1の信号を規格化する。すなわち、センスアンプSAは、データラインDL1の信号が所定のしきい値より大きいか小さいかを判断し、その大小に応じて、データラインDL1の電圧を、強制的に、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDにする。
【0090】
データラッチ回路LT1は、クロックラインCLaの制御にしたがって、データラインDL1を介して、ワードユニットWU1を構成するメモリセル、たとえばメモリセルMC11、から読み出した2値データである揮発性データ(第2のデータ)を保持する。
【0091】
データラッチ回路LT2は、クロックラインCLbの制御にしたがって、データラインDL1を介して、ワードユニットWU1を構成するメモリセルMC11から読み出した2値データである不揮発性データ(第1のデータ)を保持する。
【0092】
排他的論理和回路17は、データラッチ回路LT1に保持されている揮発性データと、データラッチ回路LT2に保持されている不揮発性データとの排他的論理和を算出して出力する。
【0093】
トランジスタTR3は、クロックラインCLcの制御にしたがって、データラッチ回路LT1に保持されている揮発性データをデータラインDL1に伝達する。後述のように、この揮発性データは、新たな不揮発性データとして、メモリセルMC11に書き込まれる。
【0094】
トランジスタTR4は、クロックラインCLdの制御にしたがって、排他的論理和回路17から出力された演算結果をデータラインDL1に伝達する。後述のように、この演算結果は、新たな揮発性データとして、メモリセルMC11に書き込まれる。
【0095】
他の演算ユニットOU2,・・・も、演算ユニットOU1と同様の構成である。
【0096】
制御ユニット19は、メモリ部13に対するデータの読み書き動作、演算ユニットOU1、・・・における演算動作等を制御する。具体的には、各制御ライン、たとえば、ワードラインWL1、・・・、プレートラインPL1、・・・、データラインDL1,・・・、ビットラインBL1,・・・、セレクトラインSL1、・・・、センスアンプSAの制御線、クロックラインCLa,CLb,CLc,CLdを制御する。
【0097】
図13は、制御ユニット19の制御下で実行される機能メモリ11の動作、を示すタイミングチャートの一例である。図12は、機能メモリ11の動作を説明するために、その回路の一部を抜粋して表した図面である。なお、説明の便宜上、一部の符号を簡略化して表している。図12および図13に基づいて、適宜、図7〜図10を参照しつつ、機能メモリ11の動作を説明する。
【0098】
図13に示すように、機能メモリ11においては、データの読み出し動作RO、書き込み動作WOが交互に行われる。読み出し動作ROにおいては、まず、揮発モードDMでのデータ読み出しが行われ、続いて、不揮発モードFMでのデータ読み出しが行われる。
【0099】
一方、書き込み動作WOにおいては、まず、不揮発モードFMでのデータ書き込みが行われ、続いて、揮発モードDMでのデータ書き込みが行われる。
【0100】
まず、揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作について説明する。図13に示すように、揮発モードDMにおいては、プレートラインPLの電圧は電源電圧VDDの1/2すなわちVDD/2に保たれている。ここで、まず、データラインDLにVDD/2を与え、つぎに、セレクトラインSLにON信号(電源電圧VDD)を与える。続いて、センスアンプSAの制御端子にON信号(電源電圧VDD)を与える。
【0101】
上述の一連の動作によって、データラインDLの電圧は、電源電圧VDD(たとえば5ボルト)または接地電圧GND(0ボルト)になる。これが、読み出された揮発性データを表している。この揮発性データを“B”(“H”または“L”)で表す。ここで、“H”、“L”は、それぞれ、電源電圧VDD、接地電圧GNDに対応している。
【0102】
つぎに、クロックラインCLaにON信号(電源電圧VDD)を与える。これによって、データラインDLに読み出された揮発性データ“B”が、図12に示すデータラッチ回路LT1に保持される。なお、図13に示すSNは、図12に示すメモリセルMCにおける記憶ノードSNの電圧の変化を表している。
【0103】
図13の(1)で示される時点における強誘電体コンデンサFCの分極状態は、強誘電体コンデンサFCに書き込まれていた不揮発性データを“A”とするとき、その記憶していた揮発性データ“B”の内容および不揮発性データ“A”の内容の組み合わせによって、図7に示す分極状態P3,P4,P13,P14のいずれかとなる。
【0104】
なお、不揮発性データ“A”が、この揮発モードDMにおけるデータ読み出し動作によって破壊されないことは、機能メモリ1の場合と同様である。
【0105】
つぎに、不揮発モードFMにおけるデータ読み出し動作について説明する。図13に示すように、不揮発モードFMでのデータ読み出し動作においては、プレートラインPLの電圧は接地電圧GNDに固定されている。
【0106】
ここで、まず、データラインDLに電源電圧VDDを与え、つぎに、セレクトラインSLにON信号(電源電圧VDD)を与える。続いて、センスアンプSAの制御端子にON信号(電源電圧VDD)を与える。
【0107】
上述の一連の動作によって、データラインDLの電圧は、電源電圧VDDまたは接地電圧GNDになる。これが、読み出された不揮発性データ“A”を表している。
【0108】
つぎに、クロックラインCLbにON信号(電源電圧VDD)を与える。これによって、読み出された不揮発性データ“A”が、図12に示すデータラッチ回路LT2に保持される。図12に示すように、排他的論理和回路17は、データラッチ回路LT2に保持されている不揮発性データ“A”と、データラッチ回路LT1に保持されている揮発性データ“B”との排他的論理和の演算を行い、演算結果を出力する。
【0109】
図13の(2)で示される時点における強誘電体コンデンサFCの分極状態は、その記憶していた不揮発性データ“A”の内容によって、図8に示す分極状態P2またはP19のいずれかとなる。
【0110】
なお、この機能メモリ11においては、上述のように、不揮発モードFMでのデータ読み出し動作において、プレートラインPLに読み出しパルス(電源電圧VDD)を与えるのではなく、データラインDLに読み出しパルス(電源電圧VDD)を与えるようにしている。これは、一般に、プレートラインPLに比べ、データラインDLの方がドライブ静電容量が小さく、ドライブ速度を上げることが容易だからである。
【0111】
つぎに、不揮発モードFMにおけるデータ書き込み動作WOについて説明する。図13に示すように、不揮発モードFMの初期においては、プレートラインPLの電圧は接地電圧GNDのままである。ここで、クロックラインCLcにON信号(電源電圧VDD)を与えることによって、図12に示すトランジスタTR3をONにする。これによって、データラッチ回路LT1に保持されていた揮発性データ“B”が、データラインDLに与えられる。
【0112】
この後、プレートラインPLにON信号(電源電圧VDD)を与える。データラインDLに与えられた揮発性データ“B”が、この動作によって、新たな不揮発性データとして、強誘電体コンデンサFCに書き込まれる。
【0113】
図13の(3)で示される時点における強誘電体コンデンサFCの分極状態は、新たに書き込まれた不揮発性データ(データラインDLに与えられた揮発性データ“B”)の内容によって、図9に示す分極状態P1またはP11のいずれかとなる。
【0114】
つぎに、揮発モードDMにおけるデータ書き込み動作について説明する。図13に示すように、揮発モードDMにおいては、プレートラインPLの電圧はVDD/2に保たれている。ここで、クロックラインCLdにON信号(電源電圧VDD)を与えることによって、図12に示すトランジスタTR4をONにする。
【0115】
これによって、排他的論理和回路17から出力された演算結果すなわちデータ“A”とデータ“B”との排他的論理和が、データラインDLに与えられる。これによって、上記演算結果が、新たな揮発性データとして、強誘電体コンデンサFCに書き込まれる。
【0116】
図13の(4)で示される時点における強誘電体コンデンサFCの分極状態は、前に実行された不揮発モードFMでのデータ書き込み動作において新たに書き込まれた不揮発性データ(この実施例では、データ“B”)の内容、および、直前に実行された揮発モードDMでのデータ書き込み動作において新たに書き込まれた揮発性データ(この実施例では、データ“A”とデータ“B”との排他的論理和)の内容の組み合わせによって、図10に示す分極状態P3,P4,P13,P14のいずれかとなる。
【0117】
このようにして、1つのメモリセルMCについて、1サイクルの読み書き動作、すなわち、揮発モードDMでのデータ読み出し、不揮発モードFMでのデータ読み出し、不揮発モードFMでのデータ書き込み、揮発モードDMでのデータ書き込みが行われる。機能メモリ11が、このような動作を繰り返すことで、ビット直列、かつ、ワード並列の演算処理を行うのは、機能メモリ1の場合と同様である。
【0118】
図14は、上述の各実施形態における機能メモリ1または機能メモリ11を概念的に説明するための図面である。すなわち、上述の各実施形態においては、機能メモリは、メモリセルMCおよび演算ユニットOUを備えている。メモリセルMCは、DRAMデータ(揮発性データ)およびFeRAMデータ(不揮発性データ)という2つの独立したデータを記憶することができる。演算ユニットOUは、センスアンプSA、少なくとも1つの保持回路21,および、演算回路(この例では排他的論理和回路)を備えている。
【0119】
まず、メモリセルMCからDRAMデータが読み出され、保持回路21に一時的に保持される。つぎに、メモリセルMCからFeRAMデータが読み出される。続いて、保持回路21に保持されていたDRAMデータを、新たなFeRAMデータとして、メモリセルMCに書き込む。この後、先に読み出されたFeRAMデータと保持回路21に保持されていたDRAMデータとの演算結果である排他的論理和を、新たなDRAMデータとして、メモリセルMCに書き込む。
【0120】
このように構成すれば、相互に独立した2つのデータを1つのメモリセルに記憶できるので、メモリセルの数を半減できる。
【0121】
また、読み出したDRAMデータを新たなFeRAMデータとしてメモリセルに不揮発的に書き込むようにしている。すなわち、たとえばデータ“A”、“B”、“C”、“D”・・・をこの順に取り込みながら、“A”と“B”、“B”と“C”、“C”と“D”・・・というように順次演算を行うような場合、最初の演算のために読み出したFeRAMデータ“A”およびDRAMデータ“B”のうち、次の演算にも用いるDRAMデータ“B”を、次の演算に備えてメモリセルに不揮発的に記憶させるようにしている。
【0122】
このため、たとえば不測のトラブルで電源が遮断された場合でも、次の演算に必要なデータ“B”が失われることはない。したがって、電源が復帰したときに、データ“B”の再取り込みを行うことなく、引き続き次の演算から処理を再開することができる。
【0123】
このため、占有スペースが小さく、コストが低く、かつ、電源復帰後、速やかに電源遮断前の処理を続行することが可能な機能メモリを実現することができる。
【0124】
また、図14のように構成すれば、演算後不要となったDRAMデータ用の記憶領域(概念的な領域)を利用して、上記演算結果(排他的論理和)を記憶させることができる。このため、たとえば、ビット数に対応した数のメモリセルMCを用意して、ビット直列で順次演算を行い、その結果を順次記憶して行き、後でまとめて取り出すような場合であっても、ビット数に対応した数の演算結果用のメモリを別途準備する必要がない。すなわち、占有スペースおよびコストをさらに低減することができる。
【0125】
なお、上述の各実施形態においては、機能メモリを画像データの処理に用いる場合を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。画像データ以外に、たとえば、音声データや、その他データ一般の処理に適用することができる。
【0126】
また、上述の各実施形態においては、演算回路として排他的論理和回路を用いたが、この発明はこれに限定されるものではない。演算回路として、たとえば、排他的論理和回路以外の論理演算回路を用いたり、加算回路などの算術演算回路を用いたりすることもできる。また、複数種の演算要素を組み合わせた複雑な回路を用いることもできる。
【0127】
また、上述の各実施形態においては、第1および第2の保持回路として、フリップフロップ回路やデータラッチ回路を用いたが、この発明はこれらに限定されるものではない。第1および/または第2の保持回路として、または、これらの替わりに、たとえば、コンデンサや遅延回路等を用いて実質的にデータを保持させるようにしてもよい。もちろん、これらを任意に組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0128】
また、上述の各実施形態においては、いわゆる、ビット直列、かつ、ワード並列による演算記憶処理を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、全てのデータを同時に処理するようにしてもよいし、全てのデータを1つずつ処理するようにしてもよい。
【0129】
また、上述の各実施形態においては、第1および第2のデータの演算結果を、新たな第2のデータとしてメモリセルに揮発的に書き込むようにしたが、この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、第1および第2のデータの演算結果をメモリセルに書き戻す代わりに、次の新たなデータをメモリセルに揮発的に書き込むようにしてもよい。この場合、上記演算結果はメモリセルに保持されることなく出力される。このように構成すれば、たとえば、1ワード分のメモリセルを用意し、ビット並列、かつ、ワード直列でデータ処理を行う場合に、待ち時間なく次々とデータ処理を実行して行くことができる。
【0130】
また、上述の各実施形態においては、1つのメモリセルが1つの強誘電体コンデンサと2つのトランジスタを備えた場合を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。たとえば、1つのメモリセルが、2以上の強誘電体コンデンサを備えたり、1つまたは3つ以上のトランジスタを備えたりするよう構成することもできる。
【0131】
さらに、上述の各実施形態においては、メモリセルが強誘電体コンデンサにより構成された場合を例に説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。メモリセルを、強誘電体コンデンサ以外の記憶素子、たとえば、TMR(Tunnel Magnetoresistance)素子(トンネル磁気抵抗素子)により構成するようにしてもよい。メモリセルを構成する記憶素子としては、一般的には、ヒステリシス特性を有する不揮発性の記憶素子を用いることができる。
【0132】
なお、本願に添付された回路図やタイミングチャート等の図面は、本発明の具体的態様を例示するために用いたものであって、本発明はこれらの回路図やタイミングチャート等に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による演算機能付き記憶装置である機能メモリ1を示す回路図である。
【図2】機能メモリ1の動作を示すタイミングチャートの一例である。
【図3】機能メモリ1の動作を説明するための回路図である。
【図4】機能メモリ1の動作を説明するための回路図である。
【図5】機能メモリ1の動作を説明するための回路図である。
【図6】機能メモリ1の動作を説明するための回路図である。
【図7】機能メモリ1の動作中における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。
【図8】機能メモリ1の動作中における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。
【図9】機能メモリ1の動作中における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。
【図10】機能メモリ1の動作中における強誘電体コンデンサFCの分極状態を説明するための図面である。
【図11】この発明の他の実施形態による演算機能付き記憶装置である機能メモリ11の回路構成を示す図面である。
【図12】機能メモリ11の動作を説明するために、その回路の一部を抜粋して表した図面である。
【図13】機能メモリ11の動作を示すタイミングチャートの一例である。
【図14】機能メモリ1または機能メモリ11を概念的に説明するための図面である。
【符号の説明】
21・・・・保持回路
MC ・・・メモリセル
OU・・・・演算ユニット
特許出願人 ローム株式会社
出願人代理人 弁理士 田川 幸一
Claims (8)
- 第1のデータを不揮発的に記憶するとともに第2のデータを揮発的に記憶するメモリセル、を有するメモリ部と、
前記メモリセルに記憶されている前記第1および第2のデータを読み出して演算を行うとともに、読み出した前記第2のデータを新たな第1のデータとして前記メモリセルに不揮発的に書き込む、よう制御する演算記憶制御部と、
を備えた演算機能付き記憶装置。 - 請求項1の演算機能付き記憶装置において、
前記演算記憶制御部は、前記第1および第2のデータの演算結果を、新たな第2のデータとして前記メモリセルに揮発的に書き込むよう制御すること、
を特徴とするもの。 - 請求項1ないし2のいずれかの演算機能付き記憶装置において、
前記演算記憶制御部は、前記メモリセルから前記第2および第1のデータをこの順に読み出し、その後、前記メモリセルに新たな第1および第2のデータをこの順に書き込む、よう制御すること、
を特徴とするもの。 - 請求項1ないし3のいずれかの演算機能付き記憶装置において、
前記メモリ部は、複数のメモリセルにより構成されたワードユニットを、1以上備え、
前記演算記憶制御部は、各ワードユニットに対応する同数の演算ユニットを備え、
当該演算記憶制御部は、各演算ユニットが、対応するワードユニットを構成する複数のメモリセルのうち処理対象となる1つのメモリセルを順次変更しながら、前記演算を行うよう制御すること、
を特徴とするもの。 - 請求項4の演算機能付き記憶装置において、
前記演算ユニットは、
処理対象となっている前記メモリセルから読み出した第2のデータを一時的に保持する第1の保持回路と、
前記メモリセルから読み出した第1および第2のデータの演算を行う演算回路と、
前記メモリセルから読み出した第1のデータ、または、前記演算回路の演算結果を一時的に保持する第2の保持回路と、
を備え、
前記演算記憶制御部は、前記第1の保持回路に保持されている第2のデータを新たな第1のデータとして前記メモリセルに不揮発的に書き込むよう制御すること、
を特徴とするもの。 - 請求項1ないし5のいずれかの演算機能付き記憶装置において、
前記メモリセルは、強誘電体コンデンサにより構成され、前記強誘電体コンデンサの分極方向の相違に対応して第1のデータを不揮発的に記憶するとともに、前記強誘電体コンデンサの分極反転を伴わない分極状態の相違に対応して第2のデータを揮発的に記憶するよう構成されたこと、
を特徴とするもの。 - 第1のデータを不揮発的に記憶するとともに第2のデータを揮発的に記憶するメモリセル、を有するメモリ部を用いてデータの演算および記憶を行う演算記憶方法であって、
前記メモリセルに記憶されている前記第1および第2のデータを読み出して演算を行うステップと、
読み出した前記第2のデータを新たな第1のデータとして前記メモリセルに不揮発的に書き込むステップと、
を備えた演算記憶方法。 - 請求項7の演算記憶方法において、
さらに、前記演算結果を新たな第2のデータとして前記メモリセルに揮発的に書き込むステップを備えたこと、
を特徴とするもの。
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