JP2004355453A - マーケティング用情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができるマーケティング用情報取得システムを提供すること。
【解決手段】マーケティング用情報取得システム10は、店に設置された監視カメラ21〜25と、監視カメラ21〜25によって撮像された映像から映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理部31と、画像処理部31によって抽出された人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する学習部32とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】マーケティング用情報取得システム10は、店に設置された監視カメラ21〜25と、監視カメラ21〜25によって撮像された映像から映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理部31と、画像処理部31によって抽出された人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する学習部32とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーケティング用の情報を取得するマーケティング用情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マーケティング用の情報を取得するマーケティング用情報取得システムとして、客が携帯する非接触型ICカードと、店内の複数の箇所に設置されたリーダライタ装置との間の通信に基づいて客の移動情報を求め、求めた移動情報と、POS(Point of Sales)端末によって得られる客の購入情報とに基づいてマーケティング用の情報を取得するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−109123号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のマーケティング用情報取得システムにおいては、非接触型ICカードを携帯している特定の客に関するマーケティング用の情報を取得することができるものの、非接触型ICカードを携帯していない客に関するマーケティング用の情報を取得することができないという問題が有った。
【0005】
そこで、本発明は、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができるマーケティング用情報取得システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えた構成を有している。
【0007】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、従来と比較して詳細なマーケティング用の情報を取得することができる。
【0008】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記撮像装置は、監視カメラである構成を有している。
【0009】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、マーケティング用の情報の取得のためだけでなく、店の監視のためにも撮像装置が利用されるので、マーケティング用の情報の取得のために利用される撮像装置と、店の監視のために利用される撮像装置とが別々に備えられる場合と比較して小型になることができる。
【0010】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段は、前記画像処理手段によって抽出された前記人物に関する特徴の情報に基づいて監視用の情報を取得する構成を有している。
【0011】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、監視システムとしても機能することができるので、マーケティング用情報取得システム自体とは別に監視システムが備えられる場合と比較して、利用者による導入費用を軽減することができる。
【0012】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記店に情報端末が設置され、前記情報取得手段は、前記情報端末からの情報に基づいて前記マーケティング用の情報を取得する構成を有している。
【0013】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、画像処理手段によって取得された人物に関する特徴の情報だけでなく、情報端末からの情報に基づいてもマーケティング用の情報を取得することができるので、画像処理手段によって取得された人物に関する特徴の情報だけに基づいてマーケティング用の情報を取得する場合と比較して、詳細なマーケティング用の情報を取得することができる。
【0014】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報を検索する情報検索手段とを備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に検索させることができるので、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に検索させることができない場合と比較して、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に容易に利用させることができる。
【0016】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報の中に所定の情報が有るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて通知を行う通知手段とを備えた構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報の中に所定の情報が有るときに、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報の中に所定の情報が有るということを利用者に認識させることができる。
【0018】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段が前記マーケティング用の情報を取得する条件を設定する条件設定手段を備えた構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段がマーケティング用の情報を取得する条件を利用者に設定させることができる。
【0020】
また、本発明のマーケティング用情報取得装置は、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えた構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得装置は、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。
【0022】
また、本発明のマーケティング用情報取得プログラムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とをコンピュータに実行させる構成を有している。
【0023】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得プログラムを実行するコンピュータは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0025】
まず、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システムの構成について説明する。
【0026】
図1に示すように、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システム10は、撮像装置としての監視カメラ21〜25と、通信網11を介して監視カメラ21〜25と接続されてマーケティング用の情報(以下「マーケティング用情報」という。)を取得するマーケティング用情報取得装置30と、マーケティング用情報取得装置30と接続された情報端末としてのPOS端末40と、通信網12を介してマーケティング用情報取得装置30と接続されたデータベース50とを備えている。
【0027】
ここで、図2に示すように、監視カメラ21は、フランチャイズチェーンの加盟店である店1の出入口2の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、監視カメラ22〜24は、店1の商品棚3の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、監視カメラ25は、店1のレジ4の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、POS端末40は、店1のレジ4の中に設置されている。なお、図示していないものの、マーケティング用情報取得装置30(図1参照)も店1に設置されている。また、データベース50(図1参照)は、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部など、店1とは別の図示していない場所に設置されている。
【0028】
また、図1に示すように、マーケティング用情報取得装置30は、監視カメラ21〜25によって撮像された映像の情報(以下「映像情報」という。)に対して画像処理を行って映像中の人物に関する特徴の情報(以下「人物特徴情報」という。)を取得する画像処理手段としての画像処理部31と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報に基づいて監視用の情報(以下「監視用情報」という。)やマーケティング用情報を取得する情報取得手段としての学習部32と、画像処理部31によって画像処理が行われた映像情報をMPEG(Motion Picture Experts Group)7の形式で蓄積する映像蓄積部33と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報、及び、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報をMPEG7の形式で蓄積する情報蓄積部34と、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報又は監視用情報をMPEG7の形式で検索する情報検索手段としての検索部35と、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るか否かを判定する判定手段としての判定部36と、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有ると判定部36が判定したときに利用者に通知を行う通知手段としての通知部37と、通信網12を介して情報の送受信を行う送受信部38と、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を設定する条件設定手段としての設定部39とを備えている。
【0029】
なお、情報蓄積部34は、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件の情報(以下「条件情報」という。)をMPEG7の形式で蓄積している。ここで、情報蓄積部34によって蓄積される条件情報には、設定部39によって設定された条件情報と、通信網12を介してデータベース50から送受信部38によって受信した顧客情報などの条件情報とがある。
【0030】
また、学習部32は、情報蓄積部34によって蓄積された条件情報と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報とに基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得するようになっている。更に、学習部32は、POS端末40からの情報、即ち、商品の販売情報にも基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得することができるようになっている。
【0031】
なお、人物特徴情報には、例えば、人物の状態に関する情報、人物の瞬間的な動作に関する情報などがある。人物の状態に関する情報には、例えば、映像中に人物が居るか否かを表す情報、映像中の人物の肌の色の情報、映像中の人物の衣服の模様の情報、映像中の人物の顔の特徴の情報、映像中の人物の視線の情報、映像中の人物の身長の情報、映像中の人物の体型の情報、映像中の人物が向いている方向の情報、映像中の人物の姿勢の情報などがある。また、人物の瞬間的な動作に関する情報には、例えば、映像中の人物が座ったという情報、映像中の人物が商品を手に取ったという情報、映像中の人物が立ち止まったという情報、映像中の人物が歩き始めたという情報などがある。
【0032】
また、マーケティング用情報や監視用情報には、例えば、人物の分類に関する情報、人物の行動に関する情報、店1内の人物の存在に関する情報などがある。人物の分類に関する情報には、例えば、人物がサラリーマンであるという情報がある。なお、人物の分類には、サラリーマンの他に、例えば、高校生、お年寄り、男性、女性、指名手配犯、過去に店1に来たことがない客、常連客などの分類がある。また、人物の行動に関する情報には、例えば、人物がキャンディー及びチョコレートを商品棚3から手に取ったがキャンディーを商品棚3に戻してチョコレートだけを購入したというような情報などがある。また、店1内の人物の存在に関する情報には、例えば、本が置かれた商品棚3の近傍が人物で混雑しているという情報、日用品が置かれた商品棚3の近傍に人物が1人も居ないという情報、レジ4の近傍に人物が居るという情報などがある。
【0033】
次に、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システムの動作について説明する。
【0034】
監視カメラ21〜25が通信網11を介してマーケティング用情報取得装置30に映像情報を送信すると、マーケティング用情報取得装置30の画像処理部31は、監視カメラ21〜25から送信された映像情報に対して画像処理を行って人物特徴情報を取得し、取得した人物特徴情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させるとともに、映像情報を映像蓄積部33にMPEG7の形式で蓄積させる。なお、画像処理部31は、人物特徴情報が取得された映像情報の映像が撮影された時間の情報も人物特徴情報に対応付けて情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0035】
また、POS端末40は、商品の販売情報を、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部に設置された図示していない装置に通信網12を介して送信するとともに、マーケティング用情報取得装置30の情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。更に、マーケティング用情報取得装置30の送受信部38は、通信網12を介してデータベース50から情報を受信し、受信した情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0036】
そして、マーケティング用情報取得装置30の学習部32は、情報蓄積部34に蓄積された人物特徴情報、条件情報及び販売情報に基づいて、マーケティング用情報や監視用情報を取得し、取得したマーケティング用情報や監視用情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0037】
学習部32は、店1内の三次元の空間の複数の位置61〜90(図3参照)における客の行動に関する情報を取得するようになっている場合、例えば、1人の客の店1内における行動に関して図4に示すようなマーケティング用情報を取得することができる。図4に示すマーケティング用情報によれば、例えば、「8時30分59秒から監視カメラ21によって撮影された客は、店1に入るために位置61に1秒間滞在した。」ということなどを利用者は認識することができる。
【0038】
したがって、図4に示すマーケティング用情報を利用することができる図示していない装置は、図4に示すマーケティング用情報に基づいて、例えば、図5に示すように客の移動の軌跡91を表示することや、図6に示すように客の行動の軌跡92を表示することなどができる。
【0039】
なお、図6に示す行動の軌跡92によれば、「店1に入った客は、まず、10分20秒間かけて本を吟味したが本を購入せず、次に、2分1秒間かけてソフトドリンクを吟味して商品Aを購入し、次に、3分間かけてアルコール飲料を吟味したがアルコール飲料を購入せず、次に、15分1秒間かけて惣菜を吟味して商品Bを購入し、最後に、2分1秒間かけて現金で支払いを済ませて店1から出た。」ということを利用者は認識することができる。
【0040】
なお、学習部32は、客の店1内における行動に関するマーケティング用情報として上述した情報以外の情報を取得することもできる。
【0041】
例えば、学習部32は、客が所定の商品を購入するためにどの位の時間を費やしたかというマーケティング用情報を取得することができる。また、店1内のどの位置にどの商品が置かれているのかという情報を情報蓄積部34が条件情報として蓄積している場合、学習部32は、店1内のどの位置にどの商品が置かれているのかという情報と、店1内の複数の位置における客の滞在時間の情報とに基づいて、どの商品とどの商品とを客が比較したのかというマーケティング用情報を取得することができる。また、客が特定の商品を吟味するときに必要とする一般的な時間の情報と、その特定の商品が店1内のどの位置に置かれているのかという情報とを情報蓄積部34が条件情報として蓄積している場合、学習部32は、客が特定の商品を吟味するときに必要とする一般的な時間の情報と、その特定の商品が店1内のどの位置に置かれているのかという情報と、店1内の位置毎の客の滞在時間の情報とに基づいて、特定の商品の購入を客が迷ったか否かというマーケティング用情報を取得することができる。また、学習部32は、画像処理部31が映像中の人物の顔の特徴の情報を取得する場合、画像処理部31によって取得された人物の顔の特徴の情報に基づいて、客が店1での買物に満足したか否かというマーケティング用情報を取得することができる。
【0042】
以上においては、1人の客の店1内における行動に関するマーケティング用情報を学習部32が取得することについて説明したが、学習部32は、1人の客の店1内における行動に関するマーケティング用情報以外にも様々なマーケティング用情報を取得することができる。例えば、学習部32は、店1における客の平均滞在時間の情報、店1内の所定の位置の客の平均滞在時間の情報、店1内の所定の位置の客の混雑具合の情報、店1内の所定の位置の客層の情報、所定の時間帯における客の混雑具合の情報、所定の時間帯における客層の情報などをマーケティング用情報として取得することができる。
【0043】
なお、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報が情報蓄積部34に蓄積されると、判定部36は、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るか否かを所定の閾値に基づいて判定する。そして、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有ると判定部36が判定すると、通知部37は、例えば、音声、サイレン、回転灯、画面上のテロップやスーパーインポーズなどによって利用者に通知する。
【0044】
また、マーケティング用情報取得装置30は、所定の時間が経過した時点や利用者によって要求があった時点などの所定の時点で、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報を、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部に設置された図示していない装置に送受信部38によって通信網12を介して送信することができる。
【0045】
また、マーケティング用情報取得装置30の検索部35は、利用者から所定の条件での検索が要求されると、利用者から要求された条件に基づいて、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報をMPEG7の形式で検索し、検索結果を利用者に提供する。したがって、利用者は、例えば、店1内の所定の位置に5分間以上滞在した客に関するマーケティング用情報や、レジ4の周囲をうろうろした不審な客の映像情報や、アルコール飲料を購入した客の映像情報などを検索することができる。なお、検索部35は、利用者から要求された条件のみに基づいて検索を行うようになっていても良いし、利用者から要求された条件に加えて利用者から要求された条件に類似する条件にも基づいて検索を行うようになっていても良い。
【0046】
また、マーケティング用情報取得装置30の設定部39は、利用者からの指示に応じて情報蓄積部34によって蓄積される条件情報を設定する。ここで、設定部39によって設定される条件情報には、例えば、店1の店舗形態の情報、店1の顧客情報、店1の周辺の地域環境に関する情報、店1の客の年齢層に関する情報、店1に必要なセキュリティの度合いの情報、店1において監視の対象となる商品の情報などがある。また、設定部39によって設定される条件情報には、例えば、学習部32がマーケティング用情報を取得するときに使用される人物特徴情報の種類の情報や、学習部32が取得するマーケティング用情報の種類の情報などもある。
【0047】
また、マーケティング用情報取得装置30の設定部39は、判定部36によって使用される閾値を利用者からの指示に応じて設定することもできる。したがって、利用者は、店1の店舗形態や利用者自身の負荷の程度などの条件に応じて、通知部37による通知の条件を設定することができる。
【0048】
なお、監視カメラ21〜25は、本実施の形態において、フランチャイズチェーンの加盟店である店1に設置されているが、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート、宝石店、眼鏡屋、銀行など様々な店舗形態の店に設置されていても良い。
【0049】
以上に説明したように、マーケティング用情報取得システム10が上述したようなマーケティング用情報を取得するので、マーケティング用情報取得システム10の利用者は、マーケティング用情報に基づいて、例えば、他の商品と比較されたものの客に購入されなかった商品を店1内の目立つ位置に配置するなど、より効果的な商品の陳列方法や配置方法を考案することや、実際には客に購入されなかったものの客の興味を惹いている商品の販売に力を入れることができる。
【0050】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像から取得した人物特徴情報に基づいてマーケティング用情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用情報を取得することができる。
【0051】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像から取得した人物特徴情報に基づいてマーケティング用情報を取得するので、従来と比較して詳細なマーケティング用情報を取得することができる。
【0052】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1の監視のために利用される監視カメラ21〜25がマーケティング用情報の取得のためにも利用されるので、マーケティング用情報の取得のために利用される撮像装置を監視カメラ21〜25とは別に備える場合と比較して小型になることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、マーケティング用情報の取得のために利用される撮像装置を監視カメラ21〜25とは別に備えるようになっていても良い。
【0053】
また、マーケティング用情報取得システム10は、監視システムとしても機能することができるので、マーケティング用情報取得システム10自体とは別に監視システムが備えられる場合と比較して、利用者による導入費用を軽減することができる。
【0054】
また、マーケティング用情報取得システム10は、画像処理部31によって取得された人物特徴情報だけでなく、POS端末40からの情報に基づいてもマーケティング用情報や監視用情報を取得することができるので、画像処理部31によって取得された人物特徴情報だけに基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得する場合と比較して、詳細なマーケティング用情報や監視用情報を取得することができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、POS端末40からの情報に基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得するようになっていなくても良い。
【0055】
また、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、情報端末としてPOS端末40を備えているが、マルチメディア端末やキヨスク端末など、POS端末以外の端末を情報端末として備えていても良い。
【0056】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を検索部35によって利用者に検索させることができるので、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に検索させることができない場合と比較して、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に容易に利用させることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に検索させることができないようになっていても良い。
【0057】
また、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、全ての情報の蓄積や検索をMPEG7の形式で行うように統一されているが、情報の蓄積や検索をMPEG7以外の形式で行うようになっていても良い。
【0058】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得された情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るときに、学習部32によって取得された情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るということを利用者に認識させることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得された情報の中に所定の情報が有るということを利用者に通知するようになっていなくても良い。
【0059】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を設定部39によって利用者に設定させることができるが、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を利用者に設定させることができないようになっていても良い。
【0060】
また、マーケティング用情報取得装置30は、コンピュータによって構成されていても良い。なお、コンピュータをマーケティング用情報取得装置30として機能させるプログラム、即ち、マーケティング用情報取得プログラムは、電気通信回線や記録媒体を介してコンピュータに提供されるようになっていても良い。
【0061】
なお、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像に基づいてマーケティング用情報を取得するようになっているが、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像に加えて、例えば、マイク、温度センサ、赤外線センサ、距離センサなどによって店1で検出された音声や温度などの各種の検出値に基づいてマーケティング用情報を取得するようになっていても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができるマーケティング用情報取得システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るマーケティング情報取得システムのブロック図
【図2】図1に示すマーケティング情報取得システムの監視カメラが設置された店の概略上面図
【図3】図2に示す店の所定の位置を示す図
【図4】図1に示すマーケティング情報取得システムによって取得されたマーケティング用の情報を示す図
【図5】図4に示すマーケティング用の情報に基づいた表示を示す図
【図6】図4に示すマーケティング用の情報に基づいた表示であって図5に示す表示とは異なる表示を示す図
【符号の説明】
1 店
10 マーケティング用情報取得システム
21〜25 監視カメラ(撮像装置)
30 マーケティング用情報取得装置
31 画像処理部(画像処理手段)
32 学習部(情報取得手段)
35 検索部(情報検索手段)
36 判定部(判定手段)
37 通知部(通知手段)
39 設定部(条件設定手段)
40 POS端末(情報端末)
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーケティング用の情報を取得するマーケティング用情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マーケティング用の情報を取得するマーケティング用情報取得システムとして、客が携帯する非接触型ICカードと、店内の複数の箇所に設置されたリーダライタ装置との間の通信に基づいて客の移動情報を求め、求めた移動情報と、POS(Point of Sales)端末によって得られる客の購入情報とに基づいてマーケティング用の情報を取得するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−109123号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のマーケティング用情報取得システムにおいては、非接触型ICカードを携帯している特定の客に関するマーケティング用の情報を取得することができるものの、非接触型ICカードを携帯していない客に関するマーケティング用の情報を取得することができないという問題が有った。
【0005】
そこで、本発明は、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができるマーケティング用情報取得システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えた構成を有している。
【0007】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、従来と比較して詳細なマーケティング用の情報を取得することができる。
【0008】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記撮像装置は、監視カメラである構成を有している。
【0009】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、マーケティング用の情報の取得のためだけでなく、店の監視のためにも撮像装置が利用されるので、マーケティング用の情報の取得のために利用される撮像装置と、店の監視のために利用される撮像装置とが別々に備えられる場合と比較して小型になることができる。
【0010】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段は、前記画像処理手段によって抽出された前記人物に関する特徴の情報に基づいて監視用の情報を取得する構成を有している。
【0011】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、監視システムとしても機能することができるので、マーケティング用情報取得システム自体とは別に監視システムが備えられる場合と比較して、利用者による導入費用を軽減することができる。
【0012】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記店に情報端末が設置され、前記情報取得手段は、前記情報端末からの情報に基づいて前記マーケティング用の情報を取得する構成を有している。
【0013】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、画像処理手段によって取得された人物に関する特徴の情報だけでなく、情報端末からの情報に基づいてもマーケティング用の情報を取得することができるので、画像処理手段によって取得された人物に関する特徴の情報だけに基づいてマーケティング用の情報を取得する場合と比較して、詳細なマーケティング用の情報を取得することができる。
【0014】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報を検索する情報検索手段とを備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に検索させることができるので、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に検索させることができない場合と比較して、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報を利用者に容易に利用させることができる。
【0016】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報の中に所定の情報が有るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて通知を行う通知手段とを備えた構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報の中に所定の情報が有るときに、情報取得手段によって取得されたマーケティング用の情報の中に所定の情報が有るということを利用者に認識させることができる。
【0018】
また、本発明のマーケティング用情報取得システムは、前記情報取得手段が前記マーケティング用の情報を取得する条件を設定する条件設定手段を備えた構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得システムは、情報取得手段がマーケティング用の情報を取得する条件を利用者に設定させることができる。
【0020】
また、本発明のマーケティング用情報取得装置は、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えた構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得装置は、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。
【0022】
また、本発明のマーケティング用情報取得プログラムは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とをコンピュータに実行させる構成を有している。
【0023】
この構成により、本発明のマーケティング用情報取得プログラムを実行するコンピュータは、店に設置された撮像装置によって撮像された映像から取得した人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0025】
まず、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システムの構成について説明する。
【0026】
図1に示すように、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システム10は、撮像装置としての監視カメラ21〜25と、通信網11を介して監視カメラ21〜25と接続されてマーケティング用の情報(以下「マーケティング用情報」という。)を取得するマーケティング用情報取得装置30と、マーケティング用情報取得装置30と接続された情報端末としてのPOS端末40と、通信網12を介してマーケティング用情報取得装置30と接続されたデータベース50とを備えている。
【0027】
ここで、図2に示すように、監視カメラ21は、フランチャイズチェーンの加盟店である店1の出入口2の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、監視カメラ22〜24は、店1の商品棚3の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、監視カメラ25は、店1のレジ4の近傍の状況を撮ることが可能な位置に設置されており、POS端末40は、店1のレジ4の中に設置されている。なお、図示していないものの、マーケティング用情報取得装置30(図1参照)も店1に設置されている。また、データベース50(図1参照)は、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部など、店1とは別の図示していない場所に設置されている。
【0028】
また、図1に示すように、マーケティング用情報取得装置30は、監視カメラ21〜25によって撮像された映像の情報(以下「映像情報」という。)に対して画像処理を行って映像中の人物に関する特徴の情報(以下「人物特徴情報」という。)を取得する画像処理手段としての画像処理部31と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報に基づいて監視用の情報(以下「監視用情報」という。)やマーケティング用情報を取得する情報取得手段としての学習部32と、画像処理部31によって画像処理が行われた映像情報をMPEG(Motion Picture Experts Group)7の形式で蓄積する映像蓄積部33と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報、及び、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報をMPEG7の形式で蓄積する情報蓄積部34と、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報又は監視用情報をMPEG7の形式で検索する情報検索手段としての検索部35と、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るか否かを判定する判定手段としての判定部36と、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有ると判定部36が判定したときに利用者に通知を行う通知手段としての通知部37と、通信網12を介して情報の送受信を行う送受信部38と、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を設定する条件設定手段としての設定部39とを備えている。
【0029】
なお、情報蓄積部34は、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件の情報(以下「条件情報」という。)をMPEG7の形式で蓄積している。ここで、情報蓄積部34によって蓄積される条件情報には、設定部39によって設定された条件情報と、通信網12を介してデータベース50から送受信部38によって受信した顧客情報などの条件情報とがある。
【0030】
また、学習部32は、情報蓄積部34によって蓄積された条件情報と、画像処理部31によって取得された人物特徴情報とに基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得するようになっている。更に、学習部32は、POS端末40からの情報、即ち、商品の販売情報にも基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得することができるようになっている。
【0031】
なお、人物特徴情報には、例えば、人物の状態に関する情報、人物の瞬間的な動作に関する情報などがある。人物の状態に関する情報には、例えば、映像中に人物が居るか否かを表す情報、映像中の人物の肌の色の情報、映像中の人物の衣服の模様の情報、映像中の人物の顔の特徴の情報、映像中の人物の視線の情報、映像中の人物の身長の情報、映像中の人物の体型の情報、映像中の人物が向いている方向の情報、映像中の人物の姿勢の情報などがある。また、人物の瞬間的な動作に関する情報には、例えば、映像中の人物が座ったという情報、映像中の人物が商品を手に取ったという情報、映像中の人物が立ち止まったという情報、映像中の人物が歩き始めたという情報などがある。
【0032】
また、マーケティング用情報や監視用情報には、例えば、人物の分類に関する情報、人物の行動に関する情報、店1内の人物の存在に関する情報などがある。人物の分類に関する情報には、例えば、人物がサラリーマンであるという情報がある。なお、人物の分類には、サラリーマンの他に、例えば、高校生、お年寄り、男性、女性、指名手配犯、過去に店1に来たことがない客、常連客などの分類がある。また、人物の行動に関する情報には、例えば、人物がキャンディー及びチョコレートを商品棚3から手に取ったがキャンディーを商品棚3に戻してチョコレートだけを購入したというような情報などがある。また、店1内の人物の存在に関する情報には、例えば、本が置かれた商品棚3の近傍が人物で混雑しているという情報、日用品が置かれた商品棚3の近傍に人物が1人も居ないという情報、レジ4の近傍に人物が居るという情報などがある。
【0033】
次に、本実施の形態に係るマーケティング用情報取得システムの動作について説明する。
【0034】
監視カメラ21〜25が通信網11を介してマーケティング用情報取得装置30に映像情報を送信すると、マーケティング用情報取得装置30の画像処理部31は、監視カメラ21〜25から送信された映像情報に対して画像処理を行って人物特徴情報を取得し、取得した人物特徴情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させるとともに、映像情報を映像蓄積部33にMPEG7の形式で蓄積させる。なお、画像処理部31は、人物特徴情報が取得された映像情報の映像が撮影された時間の情報も人物特徴情報に対応付けて情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0035】
また、POS端末40は、商品の販売情報を、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部に設置された図示していない装置に通信網12を介して送信するとともに、マーケティング用情報取得装置30の情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。更に、マーケティング用情報取得装置30の送受信部38は、通信網12を介してデータベース50から情報を受信し、受信した情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0036】
そして、マーケティング用情報取得装置30の学習部32は、情報蓄積部34に蓄積された人物特徴情報、条件情報及び販売情報に基づいて、マーケティング用情報や監視用情報を取得し、取得したマーケティング用情報や監視用情報を情報蓄積部34にMPEG7の形式で蓄積させる。
【0037】
学習部32は、店1内の三次元の空間の複数の位置61〜90(図3参照)における客の行動に関する情報を取得するようになっている場合、例えば、1人の客の店1内における行動に関して図4に示すようなマーケティング用情報を取得することができる。図4に示すマーケティング用情報によれば、例えば、「8時30分59秒から監視カメラ21によって撮影された客は、店1に入るために位置61に1秒間滞在した。」ということなどを利用者は認識することができる。
【0038】
したがって、図4に示すマーケティング用情報を利用することができる図示していない装置は、図4に示すマーケティング用情報に基づいて、例えば、図5に示すように客の移動の軌跡91を表示することや、図6に示すように客の行動の軌跡92を表示することなどができる。
【0039】
なお、図6に示す行動の軌跡92によれば、「店1に入った客は、まず、10分20秒間かけて本を吟味したが本を購入せず、次に、2分1秒間かけてソフトドリンクを吟味して商品Aを購入し、次に、3分間かけてアルコール飲料を吟味したがアルコール飲料を購入せず、次に、15分1秒間かけて惣菜を吟味して商品Bを購入し、最後に、2分1秒間かけて現金で支払いを済ませて店1から出た。」ということを利用者は認識することができる。
【0040】
なお、学習部32は、客の店1内における行動に関するマーケティング用情報として上述した情報以外の情報を取得することもできる。
【0041】
例えば、学習部32は、客が所定の商品を購入するためにどの位の時間を費やしたかというマーケティング用情報を取得することができる。また、店1内のどの位置にどの商品が置かれているのかという情報を情報蓄積部34が条件情報として蓄積している場合、学習部32は、店1内のどの位置にどの商品が置かれているのかという情報と、店1内の複数の位置における客の滞在時間の情報とに基づいて、どの商品とどの商品とを客が比較したのかというマーケティング用情報を取得することができる。また、客が特定の商品を吟味するときに必要とする一般的な時間の情報と、その特定の商品が店1内のどの位置に置かれているのかという情報とを情報蓄積部34が条件情報として蓄積している場合、学習部32は、客が特定の商品を吟味するときに必要とする一般的な時間の情報と、その特定の商品が店1内のどの位置に置かれているのかという情報と、店1内の位置毎の客の滞在時間の情報とに基づいて、特定の商品の購入を客が迷ったか否かというマーケティング用情報を取得することができる。また、学習部32は、画像処理部31が映像中の人物の顔の特徴の情報を取得する場合、画像処理部31によって取得された人物の顔の特徴の情報に基づいて、客が店1での買物に満足したか否かというマーケティング用情報を取得することができる。
【0042】
以上においては、1人の客の店1内における行動に関するマーケティング用情報を学習部32が取得することについて説明したが、学習部32は、1人の客の店1内における行動に関するマーケティング用情報以外にも様々なマーケティング用情報を取得することができる。例えば、学習部32は、店1における客の平均滞在時間の情報、店1内の所定の位置の客の平均滞在時間の情報、店1内の所定の位置の客の混雑具合の情報、店1内の所定の位置の客層の情報、所定の時間帯における客の混雑具合の情報、所定の時間帯における客層の情報などをマーケティング用情報として取得することができる。
【0043】
なお、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報が情報蓄積部34に蓄積されると、判定部36は、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るか否かを所定の閾値に基づいて判定する。そして、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有ると判定部36が判定すると、通知部37は、例えば、音声、サイレン、回転灯、画面上のテロップやスーパーインポーズなどによって利用者に通知する。
【0044】
また、マーケティング用情報取得装置30は、所定の時間が経過した時点や利用者によって要求があった時点などの所定の時点で、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報を、例えばフランチャイズチェーンのチェーン本部に設置された図示していない装置に送受信部38によって通信網12を介して送信することができる。
【0045】
また、マーケティング用情報取得装置30の検索部35は、利用者から所定の条件での検索が要求されると、利用者から要求された条件に基づいて、映像蓄積部33に蓄積された映像情報や、情報蓄積部34に蓄積されたマーケティング用情報や監視用情報をMPEG7の形式で検索し、検索結果を利用者に提供する。したがって、利用者は、例えば、店1内の所定の位置に5分間以上滞在した客に関するマーケティング用情報や、レジ4の周囲をうろうろした不審な客の映像情報や、アルコール飲料を購入した客の映像情報などを検索することができる。なお、検索部35は、利用者から要求された条件のみに基づいて検索を行うようになっていても良いし、利用者から要求された条件に加えて利用者から要求された条件に類似する条件にも基づいて検索を行うようになっていても良い。
【0046】
また、マーケティング用情報取得装置30の設定部39は、利用者からの指示に応じて情報蓄積部34によって蓄積される条件情報を設定する。ここで、設定部39によって設定される条件情報には、例えば、店1の店舗形態の情報、店1の顧客情報、店1の周辺の地域環境に関する情報、店1の客の年齢層に関する情報、店1に必要なセキュリティの度合いの情報、店1において監視の対象となる商品の情報などがある。また、設定部39によって設定される条件情報には、例えば、学習部32がマーケティング用情報を取得するときに使用される人物特徴情報の種類の情報や、学習部32が取得するマーケティング用情報の種類の情報などもある。
【0047】
また、マーケティング用情報取得装置30の設定部39は、判定部36によって使用される閾値を利用者からの指示に応じて設定することもできる。したがって、利用者は、店1の店舗形態や利用者自身の負荷の程度などの条件に応じて、通知部37による通知の条件を設定することができる。
【0048】
なお、監視カメラ21〜25は、本実施の形態において、フランチャイズチェーンの加盟店である店1に設置されているが、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート、宝石店、眼鏡屋、銀行など様々な店舗形態の店に設置されていても良い。
【0049】
以上に説明したように、マーケティング用情報取得システム10が上述したようなマーケティング用情報を取得するので、マーケティング用情報取得システム10の利用者は、マーケティング用情報に基づいて、例えば、他の商品と比較されたものの客に購入されなかった商品を店1内の目立つ位置に配置するなど、より効果的な商品の陳列方法や配置方法を考案することや、実際には客に購入されなかったものの客の興味を惹いている商品の販売に力を入れることができる。
【0050】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像から取得した人物特徴情報に基づいてマーケティング用情報を取得するので、全ての客に関するマーケティング用情報を取得することができる。
【0051】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像から取得した人物特徴情報に基づいてマーケティング用情報を取得するので、従来と比較して詳細なマーケティング用情報を取得することができる。
【0052】
また、マーケティング用情報取得システム10は、店1の監視のために利用される監視カメラ21〜25がマーケティング用情報の取得のためにも利用されるので、マーケティング用情報の取得のために利用される撮像装置を監視カメラ21〜25とは別に備える場合と比較して小型になることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、マーケティング用情報の取得のために利用される撮像装置を監視カメラ21〜25とは別に備えるようになっていても良い。
【0053】
また、マーケティング用情報取得システム10は、監視システムとしても機能することができるので、マーケティング用情報取得システム10自体とは別に監視システムが備えられる場合と比較して、利用者による導入費用を軽減することができる。
【0054】
また、マーケティング用情報取得システム10は、画像処理部31によって取得された人物特徴情報だけでなく、POS端末40からの情報に基づいてもマーケティング用情報や監視用情報を取得することができるので、画像処理部31によって取得された人物特徴情報だけに基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得する場合と比較して、詳細なマーケティング用情報や監視用情報を取得することができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、POS端末40からの情報に基づいてマーケティング用情報や監視用情報を取得するようになっていなくても良い。
【0055】
また、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、情報端末としてPOS端末40を備えているが、マルチメディア端末やキヨスク端末など、POS端末以外の端末を情報端末として備えていても良い。
【0056】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を検索部35によって利用者に検索させることができるので、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に検索させることができない場合と比較して、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に容易に利用させることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得されたマーケティング用情報や監視用情報を利用者に検索させることができないようになっていても良い。
【0057】
また、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、全ての情報の蓄積や検索をMPEG7の形式で行うように統一されているが、情報の蓄積や検索をMPEG7以外の形式で行うようになっていても良い。
【0058】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得された情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るときに、学習部32によって取得された情報の中に利用者にとって重要な所定の情報が有るということを利用者に認識させることができる。なお、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32によって取得された情報の中に所定の情報が有るということを利用者に通知するようになっていなくても良い。
【0059】
また、マーケティング用情報取得システム10は、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を設定部39によって利用者に設定させることができるが、学習部32がマーケティング用情報や監視用情報を取得する条件を利用者に設定させることができないようになっていても良い。
【0060】
また、マーケティング用情報取得装置30は、コンピュータによって構成されていても良い。なお、コンピュータをマーケティング用情報取得装置30として機能させるプログラム、即ち、マーケティング用情報取得プログラムは、電気通信回線や記録媒体を介してコンピュータに提供されるようになっていても良い。
【0061】
なお、マーケティング用情報取得システム10は、本実施の形態において、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像に基づいてマーケティング用情報を取得するようになっているが、店1に設置された監視カメラ21〜25によって撮像された映像に加えて、例えば、マイク、温度センサ、赤外線センサ、距離センサなどによって店1で検出された音声や温度などの各種の検出値に基づいてマーケティング用情報を取得するようになっていても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、全ての客に関するマーケティング用の情報を取得することができるマーケティング用情報取得システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るマーケティング情報取得システムのブロック図
【図2】図1に示すマーケティング情報取得システムの監視カメラが設置された店の概略上面図
【図3】図2に示す店の所定の位置を示す図
【図4】図1に示すマーケティング情報取得システムによって取得されたマーケティング用の情報を示す図
【図5】図4に示すマーケティング用の情報に基づいた表示を示す図
【図6】図4に示すマーケティング用の情報に基づいた表示であって図5に示す表示とは異なる表示を示す図
【符号の説明】
1 店
10 マーケティング用情報取得システム
21〜25 監視カメラ(撮像装置)
30 マーケティング用情報取得装置
31 画像処理部(画像処理手段)
32 学習部(情報取得手段)
35 検索部(情報検索手段)
36 判定部(判定手段)
37 通知部(通知手段)
39 設定部(条件設定手段)
40 POS端末(情報端末)
Claims (9)
- 店に設置された撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって抽出された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えたことを特徴とするマーケティング用情報取得システム。
- 前記撮像装置は、監視カメラであることを特徴とする請求項1に記載のマーケティング用情報取得システム。
- 前記情報取得手段は、前記画像処理手段によって抽出された前記人物に関する特徴の情報に基づいて監視用の情報を取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマーケティング用情報取得システム。
- 前記店に情報端末が設置され、
前記情報取得手段は、前記情報端末からの情報に基づいて前記マーケティング用の情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のマーケティング用情報取得システム。 - 前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報を検索する情報検索手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のマーケティング用情報取得システム。
- 前記情報取得手段によって取得された前記マーケティング用の情報の中に所定の情報が有るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて通知を行う通知手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載のマーケティング用情報取得システム。
- 前記情報取得手段が前記マーケティング用の情報を取得する条件を設定する条件設定手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載のマーケティング用情報取得システム。
- 店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とを備えたことを特徴とするマーケティング用情報取得装置。
- 店に設置された撮像装置によって撮像された映像から前記映像中の人物に関する特徴の情報を取得する画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって取得された前記人物に関する特徴の情報に基づいてマーケティング用の情報を取得する情報取得手段とをコンピュータに実行させることを特徴とするマーケティング用情報取得プログラム。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060309 |
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