JP2004355097A - 宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法 - Google Patents

宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法 Download PDF

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亮 高巣
Tadashi Tanigawa
忠 谷川
Yosuke Fujii
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Abstract

【課題】人件費の削減を図りつつ、宿泊施設利用者の利便性や安全性を向上させることができる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供する。
【解決手段】宿泊施設利用者は、モバイル端末1により、インターネット3を介して、ホテルのPC2にアクセスし、予約状況等の情報を得る。宿泊予約は、PC2からモバイル端末1へ宿泊に関する情報が送信され、モバイル端末1からPC2へ宿泊施設利用者の情報が送信されることにより行われる。チェックインは、モバイル端末1からPC2へ宿泊施設利用者の情報と予約情報を送信し、PC2がそれらの情報を確認後、モバイル端末1へ客室のルームキー情報を送信することにより行われる。また、モバイル端末1からPC2へルームキー情報を送信し、PC2がそのルームキー情報を解析して、客室のドアの開錠及び/または施錠を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法に関し、特に、ホテル等の様々なサービスをユーザ端末を用いて行なう宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、インターネットの普及により、ホテル等の宿泊施設の予約は、インターネットを介してパーソナルコンピュータや携帯端末により行えるようになってきた。
【0003】
しかし、チェックイン・チェックアウトの方法は、依然として従来と変わらず、宿泊施設のフロント係が終日待機していなければならないので、宿泊施設側の経営において人件費の増大の要因となっている。すなわち、一般的な宿泊施設の場合、フロントなどに常に複数の人員を配置しなければならないため、人件費を大幅に削減することが難しい。
【0004】
また、宿泊施設へのチェックインおよびチェックアウトが電子化されていないことによる宿泊施設利用者の待ち時間の増加、宿泊施設周辺の案内が電子化されていないことによる案内の不徹底、精算手続きの煩雑さといった問題もあった(提供サービスの媒体が統一されていないことによるサービス品質または顧客満足度の低下)。
【0005】
そこで、フロント係がフロントにいなくても宿泊施設の予約、チェックイン及び入室を可能とするための方法等が提案されている(特許文献1参照。)。これは、客の氏名、宿泊期間等の予約情報を携帯端末から受信することにより予約を受け付け、これに対応してチェックイン受付用ページのURLを携帯端末に送信し、携帯端末から要求があれば、そのページを携帯端末に送信し、このページにより本人認証を行った後、チェックイン実行用ページを送信し、客は、そのページのサブミット釦が押すことによりチェックインを行うという方法である。
【0006】
また、ホテルのチェックアウト等の手続を簡便におこなうためのホテル宿泊手続きシステムも提案されている(特許文献2参照。)。これは、チェックイン時に携帯電話を使用して自己認識情報をホテルに連絡すると、ホテル側から、携帯電話に暗証番号を渡すことにより、携帯電話から暗証番号をホテルの受付センターに発信することで宿泊客の部屋の扉を施錠または開錠でき、宿泊代金を電子決済できるというシステムである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−312501号公報
【特許文献2】
特開2002−312502号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によっても、宿泊施設利用者の安全性の問題は解消されない。すなわち、チェックイン後の宿泊施設利用者が外出する際に預けたルームキーを再び受け取る際に、宿泊施設側が、宿泊施設利用者について細かく確認することは稀であるため、第3者がルームキーを受け取る可能性があるので、宿泊施設利用者の安全性が必ずしも守られているとは言い難いが、上記従来の技術によってもこの問題は解消されない。
【0009】
そこで、本発明は、効率的な人件費の削減と、サービス品質または顧客満足度の向上を図りつつ、しかも宿泊施設利用者の安全性を向上させることができる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0010】
すなわち、第1に、本発明は、により、チェックイン・チェックアウトのために、宿泊施設のフロント係が終日待機する必要ないし常に複数の人員を配置する必要をなくして、宿泊施設側の経営における人件費を大幅に削減できる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0011】
第2に、ユーザ端末をルームキー代わりとするサービスを提供することにより、ルームキーを持たずに済む宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0012】
第3に、本発明は、チェックイン時のフロントでの宿泊施設利用者の確認作業をユーザ端末と宿泊施設設置端末との情報の送受信で行なうサービスを提供することにより、宿泊施設利用者の待ち時間の短縮が図れる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0013】
第4に、本発明は、チェックアウト時の精算作業をユーザ端末と宿泊施設設置端末との情報の送受信で行なうサービスの提供することにより、宿泊施設利用者の待ち時間の短縮を図れる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0014】
第5に、本発明は、ユーザ端末をルームキー代わりとするサービスを提供することにより、一時外出の際にルームキーを預ける必要がなくなるため、第3者が宿泊施設利用者になりすますことができなくなり、宿泊施設利用者の安全性(セキュリティ)を向上させることができる宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法を提供することを目的とする。
【0015】
以上のように、本発明の目的は、効率的な人件費の削減と、宿泊施設が提供するサービス品質の向上と、宿泊施設利用者の利便性や安全性の向上と、を図れる宿泊施設向け統合サービスを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、ユーザ端末をルームキーの代わりとなるサービスの提供や、ユーザ端末と宿泊施設設置端末の通信を用いた様々なサービスを提供する。
【0017】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、宿泊施設のサービスに関する情報を提供する宿泊施設端末と、宿泊施設端末が提供している情報にアクセスし、情報を画面に表示するユーザ端末と、を有し、宿泊施設端末と、ユーザ端末と、がネットワーク及び/または通信手段を介して接続される宿泊施設サービスシステムであって、宿泊施設のサービスに関する情報は、宿泊施設の予約状況に関する情報、宿泊施設による宿泊にかかる費用に関する情報、及び宿泊施設への交通手段に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とするものである。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、宿泊施設のサービスを提供する宿泊施設端末と、宿泊施設端末が提供しているサービスを受けるユーザ端末と、を有し、宿泊施設端末と、ユーザ端末と、がネットワーク及び/または通信手段を介して接続される宿泊施設サービスシステムであって、宿泊施設のサービスは、宿泊施設への宿泊の予約、宿泊施設へのチェックイン、宿泊施設からのチェックアウト、宿泊施設における客室のドアの開錠、宿泊施設における客室のドアの施錠、客室の照明機器の点灯、客室の照明機器の消灯、及び宿泊施設周辺の案内図の提供の少なくとも1つを含むことを特徴とするものである。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、宿泊施設端末は、パーソナルコンピュータである請求項1または2記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、宿泊施設端末は、専用端末である請求項1から3のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0021】
請求項5記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末と、宿泊施設に設置されている電気機器及び/または電子機器と、がネットワークまたは通信手段を介して接続された宿泊施設サービスシステムであって、ユーザ端末は、電気機器及び/または電子機器を制御することを特徴とする宿泊施設サービスシステム。
【0022】
請求項6記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末は、ユーザ情報を電気機器及び/または電子機器へ送信する機能と、電気機器及び/または電子機器により提供されうるサービスに関する情報を電気機器及び/または電子機器から受信する機能と、サービスに関する情報を解析して、表示手段に表示する機能と、サービス利用者により選択されたサービスの情報を電気機器及び/または電子機器へ送信する機能と、サービスの料金に関する情報を電気機器及び/または電子機器から受信する機能と、料金に関する情報を解析して、表示手段に表示する機能と、料金支払い情報を電気機器及び/または電子機器へ送信する機能と、施設利用情報を電気機器及び/または電子機器から受信する機能と、施設利用情報を解析し、表示手段に表示する機能と、を有する請求項5記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0023】
請求項7記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、電気機器及び/または電子機器は、ユーザ情報を受信し、解析する機能と、電気機器及び/または電子機器により提供されうるサービスに関する情報をユーザ端末へ送信する機能と、サービス利用者により選択されたサービスの情報を受信し、解析する機能と、を有し、サービス利用者にサービスを提供する請求項5または6記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0024】
請求項8記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、電気機器及び/または電子機器は、サービスの情報の解析の結果、サービス利用者により選択されたサービスが有料サービスであれば、ユーザ端末へ料金に関する情報を送信する機能をさらに有する請求項7記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0025】
請求項9記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、電気機器及び/または電子機器は、ユーザ端末から料金支払い情報を受信する機能をさらに有し、料金支払い情報を受信すると、サービス利用者により選択されたサービスを開始する請求項8記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0026】
請求項10記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、サービスの開始にともない、施設利用情報を更新し、更新された施設利用情報をユーザ端末へ送信する機能、をさらに有する請求項9記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0027】
請求項11記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、電気機器及び/または電子機器は、テレビ受信機である請求項5から9のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0028】
請求項12記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、ネットワークは、インターネットである請求項1から11のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0029】
請求項13記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、通信手段は、赤外線を用いた通信手段である請求項1から12のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0030】
請求項14記載の発明によれば、宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末は、モバイル端末である請求項1から13のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステムであることを特徴とするものである。
【0031】
請求項15記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末を用いて、ネットワーク及び/または通信手段を介して、宿泊施設による宿泊の予約、宿泊施設へのチェックイン、宿泊施設からのチェックアウト、宿泊施設における客室のドアの開錠、宿泊施設における客室のドアの施錠、客室の照明機器の点灯、客室の照明機器の消灯、及び宿泊施設周辺の案内図の提供の少なくとも1つを含むサービスを、宿泊施設端末から受けることを特徴とするものである。
【0032】
請求項16記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末を用いてネットワーク及び/または通信手段を介して宿泊施設端末から宿泊施設のサービスに関する情報を入手するステップを有することを特徴とする宿泊施設サービス方法であって、サービスに関する情報は、宿泊施設の予約状況に関する情報、宿泊施設による宿泊にかかる費用に関する情報、及び宿泊施設への交通手段に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とするものである。
【0033】
請求項17記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末を用いてネットワーク及び/または通信手段を介して宿泊施設端末へアクセスし、宿泊予約をするステップ、を有する請求項16記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0034】
請求項18記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊予約がなされた場合、宿泊施設端末からユーザ端末へ予約情報が送信されるステップと、ユーザ端末から宿泊施設端末へ宿泊施設利用者情報が送信されるステップと、をさらに有する請求項17記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0035】
請求項19記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末からネットワークまたは通信手段を介して宿泊施設端末へ宿泊施設利用者情報を送信してチェックインするステップ、をさらに有する請求項16から18のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0036】
請求項20記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊予約がなされた場合には、チェックインの際に宿泊施設端末へ予約情報を送信するステップ、を有する請求項19記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0037】
請求項21記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊施設端末が、受信した宿泊施設利用者情報及び/または予約情報を解析し、ネットワーク及び/または通信手段を介して、ユーザ端末へ所定の客室のルームキー情報を送信するステップ、をさらに有する請求項19または20記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0038】
請求項22記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末が、ネットワーク及び/または通信手段を介して宿泊施設端末へルームキー情報を送信するステップと、宿泊施設の端末が、受信したルームキー情報を解析し、所定の客室のドアの開錠及び/または施錠を行うステップと、をさらに有する請求項21記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0039】
請求項23記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末が、ネットワーク及び/または通信手段を介して、宿泊施設端末へ、宿泊施設利用者情報及び/または宿泊施設利用情報を送信するステップと、宿泊施設端末が受信した宿泊施設利用者情報及び/または宿泊施設利用情報とを解析し、ユーザ端末へ宿泊施設利用明細及び/またはルームキー削除情報を送信するステップと、をさらに有する請求項19から22のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0040】
請求項24記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末がルームキー削除情報を自動で実行し、ルームキー情報を削除するステップ、をさらに有する請求項23記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0041】
請求項25記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊施設利用情報は、宿泊施設利用者が宿泊施設の提供する有料サービスを利用した際に、宿泊施設端末からユーザ端末へ送信されたサービス利用情報であることを特徴とする請求項23または24記載の宿泊施設サービス方法。
【0042】
請求項26記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊施設端末は、パーソナルコンピュータである請求項15から25のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0043】
請求項27記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、宿泊施設端末は、専用端末である請求項15から26のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0044】
請求項28記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末と宿泊施設に設置されている電気機器及び/または電子機器との間でネットワーク及び/または通信手段を介して通信を行うことにより、電気機器及び/または電子機器の制御を行うことを特徴とするものである。
【0045】
請求項29記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末から電気機器及び/または電子機器へネットワーク及び/または通信手段を介してユーザ情報を送信するステップと、電気機器及び/または電子機器が、受信したユーザ情報を解析し、ネットワーク及び/または通信手段を介してユーザ端末へ提供できるサービスに関する情報を送信するステップと、ユーザ端末が、電気機器及び/または電子機器から受信したサービスに関する情報を解析し、ユーザ端末の表示機能により表示するステップと、サービスに関する情報の中からサービス利用者により選択された特定のサービスの情報を、ユーザ端末から、ネットワーク及び/または通信手段を介して、電気機器及び/または電子機器へ送信するステップと、電気機器及び/または電子機器が、受信したサービスの情報を解析するステップと、を有し、サービス利用者にサービスを提供することを特徴とするものである。
【0046】
請求項30記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、サービスの情報の解析の結果、サービス利用者により選択されたサービスが有料サービスであれば、電気機器及び/または電子機器からユーザ端末へ料金に関する情報を送信するステップ、をさらに有する請求項29記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0047】
請求項31記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末が、受信した料金に関する情報を解析し、ユーザ端末の表示機能を用いて料金に関する情報を表示するステップと、ユーザ端末から、ネットワーク及び/または通信手段を介して、電気機器及び/または電子機器へ料金支払い情報を送信するステップと、電気機器及び/または電子機器が、受信した料金支払い情報を解析し、サービスを開始するステップと、を有する請求項30記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0048】
請求項32記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、サービスの開始にともない、電気機器及び/または電子機器が施設利用情報を更新し、更新された施設利用情報をユーザ端末へ送信するステップと、ユーザ端末が、受信した施設利用情報を解析し、ユーザ端末の表示機能を用いて施設利用情報を表示するステップと、をさらに有する請求項31記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0049】
請求項33記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、電気機器及び/または電子機器が提供できるサービスに年齢による制限がかけられている場合は、サービスに関する情報については、サービス利用者の年齢が所定の条件を満たされていない限り、電気機器及び/または電子機器からユーザ端末へ送信されない請求項29から32のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0050】
請求項34記載の発明によれば、情報の送受信の際に広告情報を付加して送信するステップをさらに有する請求項15から33のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0051】
請求項35記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、電気機器及び/または電子機器は、テレビ受信機である請求項28から34のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0052】
請求項36記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、通信手段は、赤外線を用いた通信手段である請求項15から35のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0053】
請求項37記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ネットワークは、インターネットである請求項15から36のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0054】
請求項38記載の発明によれば、宿泊施設サービス方法は、ユーザ端末は、モバイル端末である請求項15から37のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法であることを特徴とするものである。
【0055】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0056】
まず、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態について説明する。
【0057】
本実施形態は、前述のようにように、ユーザ端末がルームキーの代わりとなること、ユーザ端末と宿泊施設設置端末間のチェックイン時における宿泊施設利用者情報の送受信、チェックアウト時の精算サービスの提供、および、ユーザ端末への情報配信を特徴とする。
【0058】
まず、本実施形態の構成について説明する。
【0059】
図1には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態におけるシステム構成図が示されている。
【0060】
図1において、宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末1と、宿泊施設端末2と、ネットワーク3と、通信手段4と、を有して構成される。
【0061】
ユーザ端末1は、宿泊施設利用者が有するコンピュータであり、PC、携帯電話、PHS、PDA等何でもよい。宿泊施設端末2は、宿泊施設提供者側が有するコンピュータであり、PC、専用端末いずれでもよい。ネットワーク3は、通信ネットワークであり、LAN、WAN、インターネット等何でもよい。通信手段4は、現時点では、赤外線通信を予定しているが、将来これに代わる通信手段が開発されば、それら何でもよい。
【0062】
ユーザは、自分のユーザ端末1を用いて、様々なサービスを受けるために必要なユーザ情報をネットワーク3または赤外線などの通信手段4を介して宿泊施設端末2へ送信する。宿泊施設端末2はユーザ情報を受け取ると、提供するサービスを判断し、対応するサービスを提供または、ユーザ端末1へ、ユーザが対応するサービスを受けるためのサービス情報を送信する。
【0063】
図1を参照すると、本実施形態における宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末1と、宿泊施設端末2と、ネットワーク3と、通信手段4とから構成されている。
【0064】
ユーザ端末1は、携帯電話、PHS、PDAなどのモバイル端末である。ユーザ端末1は、宿泊施設端末2がネットワーク3上に提供しているサービス情報(サービスに関する情報)にアクセスし、サービス情報を画面に表示する機能を備えている。
【0065】
サービス情報(サービスに関する情報)としては、例えば、宿泊施設の予約状況、宿泊にかかる費用または宿泊施設への交通手段などの宿泊に関する情報である。
【0066】
ユーザ端末1は、宿泊施設端末2が提供しているサービスをネットワーク3または通信手段4を介して受ける機能を備えている。
【0067】
サービスとしては、例えば、宿泊の予約、ドアなどの開錠・施錠、照明機器の点灯・消灯、周辺案内図の表示などである。
【0068】
宿泊施設端末2は、パーソナルコンピュータや専用端末である。宿泊施設端末2は、ネットワーク3または通信手段4を介して、宿泊に関するサービスやその他付加価値サービスを提供する機能を有している。
【0069】
次に、本実施形態の動作について説明する。
なお、以降の説明では、便宜上、ネットワーク3はインターネットであるとし、通信手段4は赤外線を用いた通信であるとする。
【0070】
図2には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態における宿泊情報入手・宿泊予約・チェックインのフローチャートが示されている。
【0071】
本実施形態における宿泊情報入手と宿泊予約とは、以下のように行われる。
まず、宿泊希望者は、ユーザ端末1を用いて宿泊施設端末2へネットワーク3を介してアクセスし、宿泊に関する情報(サービスに関する情報)ないし予約するために必要な情報を入手する(ステップS21)。
【0072】
ユーザ端末1から宿泊予約を行なうことも可能である。予約する場合は(ステップS22でYES)、ユーザ端末1から宿泊施設端末2へ人数、氏名、連絡先等の宿泊施設利用者の情報(宿泊施設利用者情報)が送信される(ステップS23)。
これに対して、予約が可能であれば、宿泊施設端末2からユーザ端末1へ当該予約が完了した旨を認証する情報(予約情報)が送信される(ステップS24)。
【0073】
本実施形態におけるチェックインは、以下のように行われる。
まず、通信手段4を介して、ユーザ端末1から宿泊施設端末2へ人数、氏名、連絡先等の宿泊施設利用者の情報(宿泊施設利用者情報)を送信する(ステップS24)。宿泊を予約してある場合は、これと同時に、ステップS23で受信した予約情報(当該予約が完了している旨を認証する情報)を送信する。
【0074】
次に、宿泊施設端末2は受信した上記の宿泊施設利用者情報や予約情報等の情報を解析し、それらの真正が確認でき、チェックインが可能であれば、通信手段4を介して、ユーザ端末1へ客室のルームキーの代わりとなる後述のルームキー情報を送信する(ステップS27)。
【0075】
図3には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態における客室のドアの開錠・施錠のフローチャートが示されている。
【0076】
本実施形態における客室のドアの開錠(施錠)は、以下のように行われる。
まず、通信手段4を介して、ユーザ端末1から客室のドアに設置されている宿泊施設端末2へ前述のルームキー情報を送信する(ステップS31)。
【0077】
次に、宿泊施設端末2は受信したルームキー情報を解析し(ステップS32)、真正が確認できれば(ステップS34でYES)、特に問題がないかぎり、ドアの開錠または施錠を行なう(ステップS35)。
【0078】
図4には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態におけるチェックアウトのフローチャートが示されている。
【0079】
本実施形態におけるチェックアウトは、以下のように行われる。
まず、通信手段4を介して、ユーザ端末1から宿泊施設端末2へ、前述の宿泊施設利用者情報と宿泊施設利用情報とを送信する(ステップS41)。
宿泊施設利用情報は、宿泊施設利用者が宿泊施設の提供する有料サービスを利用した際に、宿泊施設端末2からユーザ端末1へ送信されたサービスの利用に関する情報である。例えば、有料番組の視聴の事実や冷蔵庫のドリンクの利用の事実を証する情報等がこれにあたる。
【0080】
次に、宿泊施設端末2は受信した宿泊施設利用者情報、宿泊施設利用情報等の情報を解析し(ステップS42)、真正が確認できれば、ユーザ端末1へ宿泊施設利用明細、ルームキー削除情報を送信する(ステップS43)。
宿泊施設利用明細は、通常の利用明細と同様の内容のデータであり、形式は特に問わない。ルームキー削除情報は、後述のように、これが実行されると、ルームキー情報を無効にさせる情報である。
【0081】
次に、ユーザ端末1はルームキー削除情報を自動で実行し、ルームキー情報を削除する(ステップS44)。
【0082】
なお、ユーザ端末1と宿泊施設端末2との間の情報の送受信時に広告その他の情報を送受信することも可能である。この点も企業にとって本発明を利用するメリットとなる。
【0083】
次に、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の他の実施形態について説明する。
【0084】
本実施形態は、電気機器や電子機器の制御を行うものである。ユーザ端末と電気機器や電子機器とで赤外線などを用いて通信を行なうことにより、これらの制御を行なう。有料サービスの制御もできる。
【0085】
まず、本実施形態の構成について説明する。
【0086】
図5には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の他の実施形態におけるシステム構成図が示されている。
【0087】
図5において、宿泊施設サービスシステムは、ユーザ端末1と、ネットワーク3と、通信手段4と、電気機器又は電子機器5と、を有して構成される。
【0088】
ユーザ端末1は、宿泊施設利用者が有するコンピュータであり、PC、携帯電話、PHS、PDA等何でもよい。ネットワーク3は、通信ネットワークであり、LAN、WAN、インターネット等何でもよい。通信手段4は、現時点では、赤外線通信を予定しているが、将来これに代わる通信手段が開発されば、それら何でもよい。電気機器又は電子機器5は、宿泊施設などに設置されている機器であり、テレビないしラジオの受信機、カセット、MD、ビデオないしDVD機器、照明機器、冷蔵庫、電気ポット、PC等何でもよい。
【0089】
次に、本実施形態の動作について説明する。
なお、説明を簡単にするため、以降、宿泊施設などに設置されている機器(電気機器又は電子機器5)をテレビ受信機(以下、テレビという)とし、通信手段4を赤外線を用いた通信手段(赤外線通信)とするが、本発明における電気機器や電子機器は、テレビ等に限定されず、通信手段も赤外線通信に限定されない。
【0090】
図6には、本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の他の実施形態のフローチャートが示されている。
【0091】
まずは、ユーザ端末1から宿泊施設などに設置されているテレビ5またはそれに付随する機器へ赤外線通信4を介して氏名、連絡先、年齢等のユーザ情報を送信する(ステップS61)。
【0092】
次に、テレビ5は受信したユーザ情報を解析し、赤外線通信4を介してユーザ端末1へ提供できるサービス情報(サービスに関する情報)を送信する(ステップS62)。例えば、テレビ5が提供できる番組内容やその時刻・料金等に関する情報等が送信される。ここでは、年齢による制限がかけられているサービスの情報については、サービス利用者の条件が満たされていない限り送信しないという構成とする。ただし、本発明はかかる構成に限定されない。
【0093】
次に、ユーザ端末1はテレビから受信したサービス情報を解析し、ユーザ端末1の表示機能(表示手段)を用いて表示する(ステップS63)。ここでは、例えば、テレビ5が提供できる番組内容やその時刻・料金等が、ユーザ端末1が有するLCD画面等に表示される。
【0094】
サービス利用者は、表示された提供可能なサービスの中から利用したいサービスを選択し、ユーザ端末1から赤外線通信4を介して、テレビ5へ選択されたサービスに関する情報を送信する(ステップS64)。ここでは、例えば、番組の一覧表から見たい番組をカーソル等で選択し、実行することにより、当該番組が選択された旨の情報がテレビ5に送信される。
【0095】
次に、選択されたサービスに関する情報を受信したテレビ5は、その情報を解析し、当該サービスが無料サービスであれば(ステップS65でNO)、サービスを提供し(ステップS70)、有料サービスであれば(ステップS65でYES)、赤外線通信4を介してユーザ端末1へ料金に関する情報を送信する(ステップS66)。
【0096】
料金に関する情報を受信したユーザ端末1は、その情報を解析し、ユーザ端末1の表示機能を用いて表示する(ステップS67)。例えば、選択された番組が無料であれば、直ちにその番組を供給し、有料であれば、その番組を視聴するのに何円かかるかといった情報をユーザ端末1へ送信する。
【0097】
サービス利用者は、赤外線通信4を介して、ユーザ端末1からテレビ5へ料金支払い情報を送信する(ステップS68)。料金支払い情報とは、サービス利用者がいつ、いくら、どうやって支払うといった内容の情報であり、これが送信されることにより、料金の支払いが確定する。
【0098】
次に、テレビ5は、受信した料金支払い情報を解析し(ステップS69)、施設利用情報を更新するとともにサービスを開始し、ユーザ端末1へ施設利用情報を送信する(ステップS70、71)。
【0099】
次に、ユーザ端末1は、受信した施設利用情報を解析し、ユーザ端末1の表示機能を用いて表示する(ステップS72)。これにより、サービス利用者は、サービスを利用する度に、それまでに課金されている料金をすべて知ることができるので、サービス利用者にとっては無駄な出費を抑制することができる。
【0100】
なお、施設利用情報とは、当該サービス利用者によるこのシステムによるサービスの利用状況を示すデータである。例えば、あるサービス利用者が、テレビ5により、既に視聴し終わるか又はこれから視聴することが確定した番組とその日時・料金等の一覧表のようなものがこれにあたる。
【0101】
以上説明したすべての実施形態において、情報の送受信の際に広告などの情報を付加して送信することが可能である。この点も、特に企業にとっては、本発明を利用するメリットとなる。
【0102】
【発明の効果】
第1の効果は、ユーザ端末を用いたサービス工数の削減による効率的な人件費の削減である。すなわち、一般的な宿泊施設の場合、フロントなどに常に複数の人員を配置しなければならないため、人件費を大幅に削減することが難しかった。これに対して、請求項1から38記載の発明によれば、従来は人手に頼っていた様々なサービスを端末間のデータのやりとりだけで提供することができるので、宿泊施設側は、人員の削減を図ることができ、その結果人件費が削減できる。
【0103】
第2の効果は、提供サービス媒体の統一による宿泊施設が提供するサービスの品質や顧客満足度の向上である。すなわち、請求項2から4、12から15、19から27、34、36から38記載の発明によれば、宿泊施設へのチェックインを電子化し、チェックイン時のフロントでの宿泊施設利用者の確認作業をユーザ端末と宿泊施設設置端末との情報の送受信で行えるので、宿泊施設利用者のチェックイン時の待ち時間の短縮を図れる。また、請求項2から4、12から15、23から27、34、36から38記載の発明によれば、チェックアウト時の精算作業をユーザ端末と宿泊施設設置端末との情報の送受信で行なえるので、宿泊施設利用者のチェックアウト時の待ち時間の短縮を図れる。さらに、請求項34から38記載の発明によれば、情報の通信時に付加情報を送信することもできる。
したがって、宿泊施設が提供するサービスの品質や宿泊施設利用者の満足度を向上させることができる。
【0104】
第3の効果は、宿泊施設利用者の安全である。すなわち、従来の一般的な宿泊施設の場合、チェックイン後の外出の際に預けたルームキーを再び受け取る際に宿泊施設利用者について細かく確認することは稀であるため、第3者がルームキーを受け取る可能性があり、宿泊施設利用者の安全性が必ずしも守られているとは言い難いかった。これに対して、請求項2から4、12から15、21から27、34、36から38記載の発明によれば、ルームキーとしてユーザ端末を用いるため、ユーザ端末を用いた認証によるセキュリティを強化することができ、宿泊施設利用者の安全が守られる。つまり、ユーザ端末をルームキー代わりとするサービスを提供することにより、一時外出の際にルームキーを預ける必要がなくなるため、第3者が宿泊施設利用者になりすますことができなくなるので、宿泊施設利用者の安全性(セキュリティ)が向上する。
【0105】
また、請求項2から4、12から15、21から27、34、36から38記載の発明によれば、ユーザ端末をルームキー代わりとするサービスを提供することにより、宿泊施設利用者はルームキーを持たずに済むので、宿泊施設利用者の利便性を向上させることができる。
【0106】
さらに、請求項5から14、28から38記載の発明によれば、宿泊施設利用者は、端末により客室内の電子機器又は電気機器を遠隔操作できるので、宿泊施設利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態におけるシステム構成図である。
【図2】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態における宿泊情報入手・宿泊予約・チェックインのフローチャートである。
【図3】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態における客室のドアの開錠・施錠のフローチャートである。
【図4】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の一実施形態におけるチェックアウトのフローチャートである。
【図5】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の他の実施形態におけるシステム構成図である。
【図6】本発明による宿泊施設サービスシステム及び宿泊施設サービス方法の他の実施形態のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 宿泊施設端末
3 ネットワーク
4 通信手段(赤外線通信)
5 電気機器又は電子機器(テレビ受信機)

Claims (38)

  1. 宿泊施設のサービスに関する情報を提供する宿泊施設端末と、
    前記宿泊施設端末が提供している前記情報にアクセスし、該アクセスした情報を画面に表示するユーザ端末と、を有し、前記宿泊施設端末と、前記ユーザ端末と、がネットワーク及び/または通信手段を介して接続される宿泊施設サービスシステムであって、
    前記宿泊施設のサービスに関する情報は、
    前記宿泊施設の予約状況に関する情報、前記宿泊施設による宿泊にかかる費用に関する情報、及び前記宿泊施設への交通手段に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする宿泊施設サービスシステム。
  2. 宿泊施設のサービスを提供する宿泊施設端末と、
    前記宿泊施設端末が提供している前記サービスを受けるユーザ端末と、を有し、前記宿泊施設端末と、前記ユーザ端末と、がネットワーク及び/または通信手段を介して接続される宿泊施設サービスシステムであって、
    前記宿泊施設のサービスは、
    前記宿泊施設への宿泊の予約、前記宿泊施設へのチェックイン、前記宿泊施設からのチェックアウト、前記宿泊施設における客室のドアの開錠、前記宿泊施設における客室のドアの施錠、前記客室の照明機器の点灯、前記客室の照明機器の消灯、及び前記宿泊施設周辺の案内図の提供の少なくとも1つを含むことを特徴とする宿泊施設サービスシステム。
  3. 前記宿泊施設端末は、
    パーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1または2記載の宿泊施設サービスシステム。
  4. 前記宿泊施設端末は、
    専用端末であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステム。
  5. ユーザ端末と、宿泊施設に設置されている電気機器及び/または電子機器と、がネットワークまたは通信手段を介して接続された宿泊施設サービスシステムであって、
    前記ユーザ端末は、
    前記電気機器及び/または前記電子機器を制御することを特徴とする宿泊施設サービスシステム。
  6. 前記ユーザ端末は、
    ユーザ情報を前記電気機器及び/または前記電子機器へ送信する機能と、
    前記電気機器及び/または前記電子機器により提供されうるサービスに関する情報を前記電気機器及び/または前記電子機器から受信する機能と、
    該サービスに関する情報を解析して、表示手段に表示する機能と、
    サービス利用者により選択されたサービスの情報を前記電気機器及び/または前記電子機器へ送信する機能と、
    該サービスの料金に関する情報を前記電気機器及び/または前記電子機器から受信する機能と、
    該料金に関する情報を解析して、前記表示手段に表示する機能と、
    料金支払い情報を前記電気機器及び/または前記電子機器へ送信する機能と、
    施設利用情報を前記電気機器及び/または前記電子機器から受信する機能と、
    該施設利用情報を解析し、前記表示手段に表示する機能と、
    を有することを特徴とする請求項5記載の宿泊施設サービスシステム。
  7. 前記電気機器及び/または前記電子機器は、
    前記ユーザ情報を受信し、解析する機能と、
    前記電気機器及び/または前記電子機器により提供されうるサービスに関する情報を前記ユーザ端末へ送信する機能と、
    前記サービス利用者により選択されたサービスの情報を受信し、解析する機能と、
    を有し、
    前記サービス利用者に該サービスを提供することを特徴とする請求項5または6記載の宿泊施設サービスシステム。
  8. 前記電気機器及び/または前記電子機器は、
    前記サービスの情報の解析の結果、前記サービス利用者により選択されたサービスが有料サービスであれば、前記ユーザ端末へ料金に関する情報を送信する機能をさらに有することを特徴とする請求項7記載の宿泊施設サービスシステム。
  9. 前記電気機器及び/または前記電子機器は、
    前記ユーザ端末から料金支払い情報を受信する機能をさらに有し、
    該料金支払い情報を受信すると、前記サービス利用者により選択されたサービスを開始することを特徴とする請求項8記載の宿泊施設サービスシステム。
  10. 前記サービスの開始にともない、施設利用情報を更新し、更新された前記施設利用情報を前記ユーザ端末へ送信する機能、
    をさらに有することを特徴とする請求項9記載の宿泊施設サービスシステム。
  11. 前記電気機器及び/または前記電子機器は、
    テレビ受信機であることを特徴とする請求項5から9のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  12. 前記ネットワークは、
    インターネットであることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステム。
  13. 前記通信手段は、
    赤外線を用いた通信手段であることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステム。
  14. 前記ユーザ端末は、
    モバイル端末であることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の宿泊施設サービスシステム。
  15. ユーザ端末を用いて、ネットワーク及び/または通信手段を介して、宿泊施設による宿泊の予約、前記宿泊施設へのチェックイン、前記宿泊施設からのチェックアウト、前記宿泊施設における客室のドアの開錠、前記宿泊施設における客室のドアの施錠、前記客室の照明機器の点灯、前記客室の照明機器の消灯、及び前記宿泊施設周辺の案内図の提供の少なくとも1つを含むサービスを、宿泊施設端末から受けることを特徴とする宿泊施設サービス方法。
  16. ユーザ端末を用いてネットワーク及び/または通信手段を介して宿泊施設端末から宿泊施設のサービスに関する情報を入手するステップを有することを特徴とする宿泊施設サービス方法であって、
    前記サービスに関する情報は、
    前記宿泊施設の予約状況に関する情報、前記宿泊施設による宿泊にかかる費用に関する情報、及び前記宿泊施設への交通手段に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする宿泊施設サービス方法。
  17. 前記ユーザ端末を用いて前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して前記宿泊施設端末へアクセスし、宿泊予約をするステップ、
    を有することを特徴とする請求項16記載の宿泊施設サービス方法。
  18. 前記宿泊予約がなされた場合、
    前記宿泊施設端末から前記ユーザ端末へ予約情報が送信されるステップと、
    前記ユーザ端末から前記宿泊施設端末へ宿泊施設利用者情報が送信されるステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項17記載の宿泊施設サービス方法。
  19. 前記ユーザ端末から前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して前記宿泊施設端末へ前記宿泊施設利用者情報を送信してチェックインするステップ、
    をさらに有することを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  20. 前記宿泊予約がなされた場合には、前記チェックインの際に前記宿泊施設端末へ前記予約情報を送信するステップ、
    を有することを特徴とする請求項19記載の宿泊施設サービス方法。
  21. 前記宿泊施設端末が、受信した前記宿泊施設利用者情報及び/または前記予約情報を解析し、前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して、前記ユーザ端末へ所定の客室のルームキー情報を送信するステップ、
    をさらに有することを特徴とする請求項19または20記載の宿泊施設サービス方法。
  22. 前記ユーザ端末が、前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して前記宿泊施設端末へ前記ルームキー情報を送信するステップと、前記宿泊施設の端末が、受信した前記ルームキー情報を解析し、前記所定の客室のドアの開錠及び/または施錠を行うステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項21記載の宿泊施設サービス方法。
  23. 前記ユーザ端末が、前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して、前記宿泊施設端末へ、前記宿泊施設利用者情報及び/または宿泊施設利用情報とを送信するステップと、
    前記宿泊施設端末が受信した前記宿泊施設利用者情報及び/または前記宿泊施設利用情報を解析し、前記ユーザ端末へ宿泊施設利用明細及び/またはルームキー削除情報を送信するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項19から22のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  24. 前記ユーザ端末が前記ルームキー削除情報を自動で実行し、前記ルームキー情報を削除するステップ、
    をさらに有することを特徴とする請求項23記載の宿泊施設サービス方法。
  25. 前記宿泊施設利用情報は、
    前記宿泊施設利用者が前記宿泊施設の提供する有料サービスを利用した際に、前記宿泊施設端末から前記ユーザ端末へ送信されたサービス利用情報であることを特徴とする請求項23または24記載の宿泊施設サービス方法。
  26. 前記宿泊施設端末は、
    パーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項15から25のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  27. 前記宿泊施設端末は、
    専用端末であることを特徴とする請求項15から26のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  28. ユーザ端末と宿泊施設に設置されている電気機器及び/または電子機器との間でネットワーク及び/または通信手段を介して通信を行うことにより、前記電気機器及び/または前記電子機器の制御を行うことを特徴とする宿泊施設サービス方法。
  29. ユーザ端末から電気機器及び/または電子機器へネットワークまたは通信手段を介してユーザ情報を送信するステップと、
    前記電気機器及び/または前記電子機器が、受信した前記ユーザ情報を解析し、前記ネットワーク及び/または通信手段を介して前記ユーザ端末へ提供できるサービスに関する情報を送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記電気機器及び/または前記電子機器から受信した前記サービスに関する情報を解析し、前記ユーザ端末の表示機能により表示するステップと、
    前記サービスに関する情報の中からサービス利用者により選択された特定のサービスの情報を、前記ユーザ端末から、前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して、前記電気機器及び/または前記電子機器へ送信するステップと、前記電気機器及び/または前記電子機器が、受信した該サービスの情報を解析するステップと、
    を有し、
    前記サービス利用者に該サービスを提供することを特徴とする宿泊施設サービス方法。
  30. 前記サービスの情報の解析の結果、前記サービス利用者により選択されたサービスが有料サービスであれば、前記電気機器及び/または前記電子機器から前記ユーザ端末へ料金に関する情報を送信するステップ、
    をさらに有することを特徴とする請求項29記載の宿泊施設サービス方法。
  31. 前記ユーザ端末が、受信した前記料金に関する情報を解析し、前記ユーザ端末の前記表示機能を用いて該料金に関する情報を表示するステップと、
    前記ユーザ端末から、前記ネットワーク及び/または前記通信手段を介して、前記電気機器及び/または前記電子機器へ料金支払い情報を送信するステップと、
    前記電気機器及び/または前記電子機器が、受信した前記料金支払い情報を解析し、サービスを開始するステップと、
    を有することを特徴とする請求項30記載の宿泊施設サービス方法。
  32. 前記サービスの開始にともない、前記電気機器及び/または前記電子機器が施設利用情報を更新し、更新された該施設利用情報を前記ユーザ端末へ送信するステップと、
    前記ユーザ端末が、受信した前記施設利用情報を解析し、前記ユーザ端末の前記表示機能を用いて該施設利用情報を表示するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項31記載の宿泊施設サービス方法。
  33. 前記電気機器及び/または前記電子機器が提供できるサービスに年齢による制限がかけられている場合は、該サービスに関する情報については、サービス利用者の年齢が所定の条件を満たされていない限り、前記電気機器及び/または前記電子機器から前記ユーザ端末へ送信されないことを特徴とする請求項29から32のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  34. 情報の送受信の際に広告情報を付加して送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項15から33のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  35. 前記電気機器及び/または前記電子機器は、
    テレビ受信機であることを特徴とする請求項28から34のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  36. 前記通信手段は、
    赤外線を用いた通信手段であることを特徴とする請求項15から35のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  37. 前記ネットワークは、
    インターネットであることを特徴とする請求項15から36のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
  38. 前記ユーザ端末は、
    モバイル端末であることを特徴とする請求項15から37のいずれか1項に記載の宿泊施設サービス方法。
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