JP2004354425A - リフレクタおよびリフレクタを有する画像投影装置 - Google Patents

リフレクタおよびリフレクタを有する画像投影装置 Download PDF

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志芳 張
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Abstract

【課題】光源からの光漏れを防止する遮光と、光源が破裂した場合に生じるリフレクタの破壊を防止する防爆とを両立させたリフレクタを提供する。
【解決手段】このリフレクタ10は、コールドミラーを用いたリフレクタであって、リフレクタ基材10b、金属材料11、リフレクタ基材10cとの順に、リフレクタ母材内に狭持された金属材料11を少なくとも1つ備えている。この金属材料11は、リフレクタ10に近接配置されたランプが破裂したときのエネルギーに応じ、防爆にたる厚みを有する金属膜とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パソコンからの出力信号やビデオ等の映像をスクリーンに拡大投影する液晶プロジェクタ等の画像投影装置に関し、詳しくは、光源からの光漏れ防止および、ランプが破裂し反射鏡に亀裂が入った場合の、超高圧ショートアーク放電ランプや反射鏡の破片の飛散防止、光源部の冷却効率向上および冷却ファンによる風きり音の静音化に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶表示素子に代表されるライトバルブに形成される光学的映像信号を投射手段により照射し、その光学像を投射手段によりスクリーン上に投射する画像投影装置がある。
このような画像投影装置は、ビデオ信号などの映像表示のみならず、パソコンの画像出力などの表示を行ない、プレゼンテーションとして活用する用途が拡大している。
【0003】
これら画像投影装置を用いたプレゼンテーションは、視聴者の前方に画像投影装置を置いて行われるが、光源からの光漏れはスクリーン上の画質(コントラスト)を低下させたり、光が直接視聴者の目に射し込み不快感を与える。
また光源が発熱する熱は光源の寿命ばかりでなく、画像投影装置内各部の部品に対しても弊害をもたらす。
更に、光源に使用される超高圧水銀ランプ等が破裂した場合、一般に知られている様に、点灯時ランプ内の圧力は200気圧近くに達しているため、リフレクタを破壊し、リフレクタの破片が飛び散る危険がある。
【0004】
光源は、その発光部と光源から発光された光を目的とする照射面に照射するためのリフレクタから構成されるが、不要な光である可視光以外の赤外光は、リフレクタで反射させずにリフレクタを透過するようなコールドミラータイプのリフレクタが一般的に用いられている。
【0005】
しかしながら、コールドミラータイプのリフレクタでは発光管から出る光束が高いため、赤外光のみならず可視光の一部もリフレクタから外側へ透過してしまう。
そのため従来は、遮光の目的でリフレクタに黒色塗料を塗ったり(特許文献1参照)、又防爆の目的でリフレクタに網状の金属や難燃繊維を混入したりしていた(特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−296607号公報
【特許文献2】
特開2001−242544号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1のように黒色塗装では防爆を目的とすることが困難であり、また、特許文献2のように、金属や難燃繊維では遮光を目的とすることが困難という問題を有している。
【0008】
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、光源からの光漏れを防止する遮光と、光源が破裂した場合に生じるリフレクタの破壊を防止する防爆とを両立させたリフレクタおよびリフレクタを有する画像投影装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のリフレクタを次のように構成する。
このリフレクタは、コールドミラーを用いたリフレクタであって、リフレクタ基材、金属材料、リフレクタ基材との順に、リフレクタ母材内に狭持された金属材料を少なくとも1つ備えている。
この金属材料は、リフレクタに近接配置されたランプが破裂したときのエネルギーに応じ、防爆にたる厚みを有する金属膜とする。
【0010】
上記構成により、光源から発光されリフレクタの反射面を透過した不要な光はリフレクタ内の金属板で遮断されるので、光が直接或いは間接に視聴者の目に射し込むようなことがなくなり、不快感がなくなる。
また、万が一ランプが破裂しても、ランプの破片は遮光防爆金属板で止まり、リフレクタの破片が飛び散らない防爆構造を実現できる。
さらに、ランプハウスのルーバー等遮光、防爆を目的とした部材を削除することができる。
したがって、光源から発光された光の漏れ防止と防爆による危険防止、光源部の冷却効率向上ならびにルーバー等による風きり音の低減を図ることが可能となる。
さらに、光源に本発明のリフレクタを用いた光源部を使用することによって、遮光および防爆を兼ね備えた画像投影装置を作成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明によるリフレクタを有する光源部の構成の一例であり、リフレクタ10、遮光防爆金属板11、光源(発光管、ランプ)12から構成されている。
なお、リフレクタ10の反射面10aは、コールドミラーで形成されている。
図2は、図1に示した本発明によるリフレクタを有する光源部をランプハウスに組み込んだ例である。
【0012】
図1において、発光管12からでた光1は、リフレクタの反射面10aで反射される光成分2と、透過する光成分3に分かれる。
一般的なコールドミラーでは発光管12から出る光束が高いため、赤外光のみならず可視光の一部もリフレクタ10から外側へ透過してしまうので、漏れた光が視聴者の目8(図2参照)に直接或いは間接に射し込み不快感を与えている。
【0013】
しかし、本発明では、リフレクタ10の内に遮光防爆金属板11を設けたために、透過した光成分3は、この遮光防爆金属板11に当って遮断されてしまい、リフレクタ10の外部に透過しないので、漏れた光が視聴者の目8(図2参照)に直接或いは間接に射し込み不快感を与えることがない。
【0014】
また、現在一般的に使用されている光源である超高圧水銀ランプは、点灯時には、内部圧力が約200気圧にも達し、万が一ランプが破裂した際に、リフレクタの反射鏡に亀裂が入った場合の超高圧ショートアーク放電や、ランプの破片がリフレクタを破壊し、リフレクタの破片が外周に飛散する可能性もあり大変危険である。
【0015】
本発明では、遮光防爆金属板11をランプの破片でリフレクタ10が破砕されるのを防ぐ程度の厚みにして、万が一ランプが破裂しても、ランプの破片がこの遮光防爆金属板11で止まり、リフレクタ破片の飛散を防止できる。
【0016】
この時の遮光防爆金属板11は、例えばモリブデンやアルミ等の薄い板を予めリフレクタ10の形状に合せて成型し、リフレクタ基材(10b,10c)の間に、例えば合せガラスの様に挟み込んで作成する。
このモリブデンやアルミ等の薄い板は、従来、多層膜に使用されるような薄膜ではなく十分防爆手段たりうる厚み、例えば0.1mm以上の厚みを持つ。但しランプによって含有するエネルギーが異なるため、必要最低限の厚みを随時設定するものとする。
さらに、遮光防爆金属板11が1枚では防爆にたる厚さでなくても、2枚以上重ねてリフレクタ基材(10b,10c)の間に挟み込むようにして、防爆にたる厚みとしてもよい。
【0017】
上記構成によれば、リフレクタ10そのもので遮光することが可能となるため、従来漏れた光を遮断するためにランプハウス5後方に必要であったルーバー6や遮光用の部材を用いる必要がなくなった。
また、リフレクタ10そのもので防爆することが可能となるため、ランプハウス5に防爆のための部材を用いる必要がなくなった。
【0018】
したがって、リフレクタ10内を通る冷却風4aまたはリフレクタ10外表面を通る冷却風4bがルーバー6等の部材によって妨げられることがなくなるため、冷却ファン7による、装置およびランプの冷却効率の低下を防止することができ、これにより冷却ファン7への印加電圧も低下させることができる。
さらに、渦流の発生要因となるルーバー6等がないことから風きり音による騒音も低下する。
【0019】
本発明は、画像投影装置、例えば、液晶プロジェクタ、DLPプロジェクタ等のような光源を備えて画像を投影する装置すべてに応用可能である。
光源に本発明のリフレクタを用いた光源部を使用することによって、遮光および防爆を兼ね備えた画像投影装置を作成することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、光源から発光されリフレクタの反射面を透過した不要な光はリフレクタ内の金属板で遮断されるので、光が直接或いは間接に視聴者の目に射し込むようなことがなくなり、不快感がなくなる。
【0021】
また、万が一ランプが破裂しても、ランプの破片は遮光防爆金属板で止まり、リフレクタの破片が飛び散らない防爆構造を実現できる。
さらに、ランプハウスのルーバー等遮光、防爆を目的とした部材を削除することができる。
【0022】
したがって、光源から発光された光の漏れ防止と防爆による危険防止、光源部の冷却効率向上ならびにルーバー等による風きり音の低減を図ることが可能となる。
【0023】
さらに、光源に本発明のリフレクタを用いた光源部を使用することによって、遮光および防爆を兼ね備えた画像投影装置を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリフレクタを有する光源部の構成例である。
【図2】本発明によるリフレクタを有する光源部をランプハウスに組み込んだ例である。
【符号の説明】
1…ランプから出る光、2…リフレクタに反射される光成分、3…反射面を透過する光成分、4a,4b…冷却風、5…ランプハウス、6…ルーバー、7…冷却ファン、8…目、10…リフレクタ、10a…反射面、10b,10c…リフレクタ基材、11…遮光防爆金属板、12…光源(発光管、ランプ)。

Claims (3)

  1. コールドミラーを用いたリフレクタであって、リフレクタ基材、金属材料、リフレクタ基材との順に、リフレクタ母材内に狭持された金属材料を少なくとも1つ備えたことを特徴とするリフレクタ。
  2. 請求項1に記載のリフレクタにおいて、前記金属材料が、リフレクタに近接配置されたランプが破裂したときのエネルギーに応じ、防爆にたる厚みを有する金属膜であることを特徴とするリフレクタ。
  3. 請求項1または2に記載のリフレクタを有する画像投影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101911382A (zh) * 2008-01-10 2010-12-08 松下电器产业株式会社 无线移动装置

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