JP2004353684A - ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、漏れ磁束の発生を少なくしたブレーキ装置を提供することにある。
【解決手段】ヨーク11及び励磁コイル12を有する電磁石1と、永久磁石13,14を備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石13,14の吸引力によって、前記ヨーク11の制動部側の表面に設けられたライニング15を制動部に圧接させて制動すると共に、前記電磁石1の電磁吸引力によって、前記ライニング15を前記制動部から離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨーク11の前記制動部側の内部に前記永久磁石13,14を埋設したことを特徴とするブレーキ装置を構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】ヨーク11及び励磁コイル12を有する電磁石1と、永久磁石13,14を備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石13,14の吸引力によって、前記ヨーク11の制動部側の表面に設けられたライニング15を制動部に圧接させて制動すると共に、前記電磁石1の電磁吸引力によって、前記ライニング15を前記制動部から離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨーク11の前記制動部側の内部に前記永久磁石13,14を埋設したことを特徴とするブレーキ装置を構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキ装置に係り、例えば、エレベーターの巻上機のブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベーターのブレーキ装置として、ヨーク(継鉄体)及び励磁コイル(励磁巻線)を有する電磁石とは別に、永久磁石を備えたものが提案されている。このブレーキ装置では、無励磁状態のとき、永久磁石の磁束により制動し、励磁状態のとき、電磁石の磁束が永久磁石の磁束を打消して制動を解除するような構成になっている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭56−101433号公報(第2頁−第3頁、第2図)
【特許文献2】
特開2000−186724号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたブレーキ装置では、永久磁石が制動面から遠い位置にあるため、漏れ磁束による影響が大きくなってしまう。また、上記特許文献2に記載のブレーキ装置においても、回転体と同期して回転するアーマチュアの内部に永久磁石が埋設されているため、漏れ磁束が発生しやすい。
【0005】
したがって、本発明の目的は、漏れ磁束の発生を少なくしたブレーキ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石を備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークの制動部側の表面に設けられたライニングを制動部に圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記制動部から離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記制動部側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置を構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のブレーキ装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。まず電磁石1が、制動部となるディスク2を挟んで磁性体の外プレート3と相対している。この電磁石1は、励磁コイル12を巻回し、磁路中に永久磁石13と14を配置した磁性体であるヨーク11からなり、ヨーク11のディスク2側の表面にライニング15が埋設されている。尚、永久磁石13と14は、ディスク2側の位置、すなわちヨーク11表面に近接した位置において、ヨーク11の内部に埋設されている。
【0009】
一方、外プレート3のディスク2側の表面には、ライニング31が埋設されている。尚、ディスク2は、シャフト4に軸方向には摺動可能で、回転方向に対して固定するように歯(図示せず)を設けて固定されている。また、電磁石1と外プレート3は、それぞれ固定部材10,30にて、ロッド6によりモータフランジ等の非回転部位5に固定されている。ただし、電磁石1は、軸方向に摺動可能であり、外プレート3はナット7により軸方向の動きを固定されている。
【0010】
ここで、ヨークに内蔵されている永久磁石13,14は、ディスク2に対して逆極性となるように設けられているので、図1に示すように、磁束φmが作用する。この磁束φmにより、電磁石1と外プレート3の間には磁気吸引力が働き、この磁気吸引力によってディスク2は電磁石1側のライニング15と外プレート3側のライニング31に挟まれて圧接されて、ディスク2とライニング間の摩擦により制動力を発生する。
【0011】
図2は、本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。図2に示す通り、永久磁石13,14は、それぞれ点線で示す形状で分割されて埋め込まれている。永久磁石13,14の周囲のヨーク部は、永久磁石が入る部分に空間を有し、いわゆるはしご形状をなしており、永久磁石13,14が移動しないように固定されている。
【0012】
次に、ブレーキの制動を解除する場合の動作を、図1を用いて説明する。まず電磁石1の励磁コイル12に電流を通電し、上述の永久磁石の磁束φmと逆方向で同じ大きさの磁束φcを発生させる。この磁束φcにより、電磁石1と外プレート3との間の磁束が打消されるので、磁気吸引力が消滅し、制動部であるディスク2とライニング15,31とが離れ、これらの間の制動力が消滅し、ディスク2はフリーとなり、シャフト4が回転可能となる。
【0013】
このように、永久磁石13,14の吸引力によって、ライニングを制動部に圧接させて制動すると共に、電磁石1の電磁吸引力によって、ライニングを制動部から離間させて制動を解除させ、ブレーキとして動作する。
【0014】
本実施例によれば、永久磁石13,14をヨーク11のディスク2側に近接した部位の内部に埋め込むので、空隙までの距離が短く、漏れ磁束の発生も小さくなる。また、図2のように永久磁石を埋め込み、はしご形状のヨークで囲むことにより、制動力はヨークを介して伝達され、永久磁石に直接作用することがないので、永久磁石での不要な応力を抑制できる。
【0015】
更に、制動力を確保するライニングの押し付け力を、永久磁石の磁気吸引力で賄うため、必要な制動力を生じせしめるために大きな力を要する、バネなどの構造物を電磁石の磁気回路内に設ける必要がないので、電磁石の構造を簡素化できる。
【0016】
また、永久磁石自体は、焼結したものやプラスチックで充填したものであるので、外力が直接加わると欠けたり割れたりする場合があるが、本実施例のように永久磁石を直接露出させないでヨークに埋め込むことで、その危険性が少なくなる。
【0017】
尚、永久磁石は透磁率が空気と同程度であり、電磁石の磁路に設けると磁気抵抗が増加するので、コイルの巻き数を増やす等、コイルの起磁力を増加させねばならない。しかしながら、永久磁石としてネオジウムなどの希土類を用いた高性能磁石を用いることにより、永久磁石の厚さを薄くすることができるので、電磁石の起磁力の増加を抑えることができる。
【0018】
図3は、本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の断面図、図4は、図3のブレーキ装置の電磁石の正面図である。ここでは、第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0019】
本実施例では、ドーナツ形状の電磁石がシャフト4を中心に周囲に配置され、1個あたりの永久磁石が発生させる磁束と、電磁石による磁束が低減されている。したがって、機器の小型化が可能になる。
【0020】
図5は、本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと平行に切断した断面図である。図6は、本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと垂直に切断した断面図である。
【0021】
本実施例では、固定ボス8に対して回転自在に装着され、制動部となるドラム9の内側に、電磁石1を設け、この電磁石1が、固定ボス8に対して、摺動部材81により径方向に移動自在に固定されている。上述の実施例の構成と異なるのは、永久磁石13,14によるドラム9自体への吸引力により制動力を得ることと、ドラム9の湾曲にあわせて、ヨーク11,ライニング15を湾曲形状としていることである。
【0022】
本実施の形態では、ドラム形状とした内面にブレーキ装置を配置しているので、軸方向の寸法を小さくできるという効果がある。
【0023】
図7は、本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと平行に切断した断面図、図8は、本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと垂直に切断した断面図を示す。
【0024】
本実施例では、図5,図6のブレーキ電磁石1が、制動部となるドラム9の内側に配置され、内周面に制動面が設けられているのに対して、ドラム9の外面にブレーキ電磁石1を配置し、外周側に制動面を設けたものである。
【0025】
本実施例によれば、ドラム形状の外面にブレーキ装置を配置しているので、第3の実施例に比べて、電磁石部が露出しており、組み立て,調整がしやすいという効果がある。
【0026】
尚、このブレーキ装置は、エレベーター,自動車など種々の用途に利用できる。
【0027】
更に、上述の実施例にはないが、磁石の磁気吸引力に対して反発する力を発生させるバネなどの機械品を設けることも可能である。これにより、電磁石コイル通電により磁石磁束が打消され、磁気吸引力が小さくなったときにも、確実に制動面に空隙が生まれる。つまり、ブレーキ解放状態で、ブレーキライニングがディスク,ドラム等に摺動することなく機器が動作することが可能である。尚、この機械品は、ブレーキの可動部を移動させるだけの力でよいので、従来のブレーキで用いられる制動力に見合った力を要求される機械品よりはるかに小さく、簡素化されることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、永久磁石の漏れ磁束を少なくできるので、永久磁石自体も小型化でき、結果として、ブレーキ装置全体の小型化簡素化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと平行に切断した断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと垂直に切断した断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと平行に切断した断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと垂直に切断した断面図である。
【符号の説明】
1…電磁石、2…ディスク、9…ドラム、11…ヨーク、12…励磁コイル、13…永久磁石、14…永久磁石(13とは逆極性)、15…ライニング。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキ装置に係り、例えば、エレベーターの巻上機のブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベーターのブレーキ装置として、ヨーク(継鉄体)及び励磁コイル(励磁巻線)を有する電磁石とは別に、永久磁石を備えたものが提案されている。このブレーキ装置では、無励磁状態のとき、永久磁石の磁束により制動し、励磁状態のとき、電磁石の磁束が永久磁石の磁束を打消して制動を解除するような構成になっている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭56−101433号公報(第2頁−第3頁、第2図)
【特許文献2】
特開2000−186724号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたブレーキ装置では、永久磁石が制動面から遠い位置にあるため、漏れ磁束による影響が大きくなってしまう。また、上記特許文献2に記載のブレーキ装置においても、回転体と同期して回転するアーマチュアの内部に永久磁石が埋設されているため、漏れ磁束が発生しやすい。
【0005】
したがって、本発明の目的は、漏れ磁束の発生を少なくしたブレーキ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石を備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークの制動部側の表面に設けられたライニングを制動部に圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記制動部から離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記制動部側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置を構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のブレーキ装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0008】
図1は、本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。まず電磁石1が、制動部となるディスク2を挟んで磁性体の外プレート3と相対している。この電磁石1は、励磁コイル12を巻回し、磁路中に永久磁石13と14を配置した磁性体であるヨーク11からなり、ヨーク11のディスク2側の表面にライニング15が埋設されている。尚、永久磁石13と14は、ディスク2側の位置、すなわちヨーク11表面に近接した位置において、ヨーク11の内部に埋設されている。
【0009】
一方、外プレート3のディスク2側の表面には、ライニング31が埋設されている。尚、ディスク2は、シャフト4に軸方向には摺動可能で、回転方向に対して固定するように歯(図示せず)を設けて固定されている。また、電磁石1と外プレート3は、それぞれ固定部材10,30にて、ロッド6によりモータフランジ等の非回転部位5に固定されている。ただし、電磁石1は、軸方向に摺動可能であり、外プレート3はナット7により軸方向の動きを固定されている。
【0010】
ここで、ヨークに内蔵されている永久磁石13,14は、ディスク2に対して逆極性となるように設けられているので、図1に示すように、磁束φmが作用する。この磁束φmにより、電磁石1と外プレート3の間には磁気吸引力が働き、この磁気吸引力によってディスク2は電磁石1側のライニング15と外プレート3側のライニング31に挟まれて圧接されて、ディスク2とライニング間の摩擦により制動力を発生する。
【0011】
図2は、本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。図2に示す通り、永久磁石13,14は、それぞれ点線で示す形状で分割されて埋め込まれている。永久磁石13,14の周囲のヨーク部は、永久磁石が入る部分に空間を有し、いわゆるはしご形状をなしており、永久磁石13,14が移動しないように固定されている。
【0012】
次に、ブレーキの制動を解除する場合の動作を、図1を用いて説明する。まず電磁石1の励磁コイル12に電流を通電し、上述の永久磁石の磁束φmと逆方向で同じ大きさの磁束φcを発生させる。この磁束φcにより、電磁石1と外プレート3との間の磁束が打消されるので、磁気吸引力が消滅し、制動部であるディスク2とライニング15,31とが離れ、これらの間の制動力が消滅し、ディスク2はフリーとなり、シャフト4が回転可能となる。
【0013】
このように、永久磁石13,14の吸引力によって、ライニングを制動部に圧接させて制動すると共に、電磁石1の電磁吸引力によって、ライニングを制動部から離間させて制動を解除させ、ブレーキとして動作する。
【0014】
本実施例によれば、永久磁石13,14をヨーク11のディスク2側に近接した部位の内部に埋め込むので、空隙までの距離が短く、漏れ磁束の発生も小さくなる。また、図2のように永久磁石を埋め込み、はしご形状のヨークで囲むことにより、制動力はヨークを介して伝達され、永久磁石に直接作用することがないので、永久磁石での不要な応力を抑制できる。
【0015】
更に、制動力を確保するライニングの押し付け力を、永久磁石の磁気吸引力で賄うため、必要な制動力を生じせしめるために大きな力を要する、バネなどの構造物を電磁石の磁気回路内に設ける必要がないので、電磁石の構造を簡素化できる。
【0016】
また、永久磁石自体は、焼結したものやプラスチックで充填したものであるので、外力が直接加わると欠けたり割れたりする場合があるが、本実施例のように永久磁石を直接露出させないでヨークに埋め込むことで、その危険性が少なくなる。
【0017】
尚、永久磁石は透磁率が空気と同程度であり、電磁石の磁路に設けると磁気抵抗が増加するので、コイルの巻き数を増やす等、コイルの起磁力を増加させねばならない。しかしながら、永久磁石としてネオジウムなどの希土類を用いた高性能磁石を用いることにより、永久磁石の厚さを薄くすることができるので、電磁石の起磁力の増加を抑えることができる。
【0018】
図3は、本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の断面図、図4は、図3のブレーキ装置の電磁石の正面図である。ここでは、第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0019】
本実施例では、ドーナツ形状の電磁石がシャフト4を中心に周囲に配置され、1個あたりの永久磁石が発生させる磁束と、電磁石による磁束が低減されている。したがって、機器の小型化が可能になる。
【0020】
図5は、本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと平行に切断した断面図である。図6は、本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと垂直に切断した断面図である。
【0021】
本実施例では、固定ボス8に対して回転自在に装着され、制動部となるドラム9の内側に、電磁石1を設け、この電磁石1が、固定ボス8に対して、摺動部材81により径方向に移動自在に固定されている。上述の実施例の構成と異なるのは、永久磁石13,14によるドラム9自体への吸引力により制動力を得ることと、ドラム9の湾曲にあわせて、ヨーク11,ライニング15を湾曲形状としていることである。
【0022】
本実施の形態では、ドラム形状とした内面にブレーキ装置を配置しているので、軸方向の寸法を小さくできるという効果がある。
【0023】
図7は、本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと平行に切断した断面図、図8は、本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置の、シャフトと垂直に切断した断面図を示す。
【0024】
本実施例では、図5,図6のブレーキ電磁石1が、制動部となるドラム9の内側に配置され、内周面に制動面が設けられているのに対して、ドラム9の外面にブレーキ電磁石1を配置し、外周側に制動面を設けたものである。
【0025】
本実施例によれば、ドラム形状の外面にブレーキ装置を配置しているので、第3の実施例に比べて、電磁石部が露出しており、組み立て,調整がしやすいという効果がある。
【0026】
尚、このブレーキ装置は、エレベーター,自動車など種々の用途に利用できる。
【0027】
更に、上述の実施例にはないが、磁石の磁気吸引力に対して反発する力を発生させるバネなどの機械品を設けることも可能である。これにより、電磁石コイル通電により磁石磁束が打消され、磁気吸引力が小さくなったときにも、確実に制動面に空隙が生まれる。つまり、ブレーキ解放状態で、ブレーキライニングがディスク,ドラム等に摺動することなく機器が動作することが可能である。尚、この機械品は、ブレーキの可動部を移動させるだけの力でよいので、従来のブレーキで用いられる制動力に見合った力を要求される機械品よりはるかに小さく、簡素化されることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、永久磁石の漏れ磁束を少なくできるので、永久磁石自体も小型化でき、結果として、ブレーキ装置全体の小型化簡素化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブレーキ装置の電磁石の正面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと平行に切断した断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと垂直に切断した断面図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと平行に切断した断面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示すブレーキ装置のシャフトと垂直に切断した断面図である。
【符号の説明】
1…電磁石、2…ディスク、9…ドラム、11…ヨーク、12…励磁コイル、13…永久磁石、14…永久磁石(13とは逆極性)、15…ライニング。
Claims (4)
- ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石を備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークの制動部側の表面に設けられたライニングを制動部に圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記制動部から離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記制動部側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置。
- ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石を備え、ディスクを用いて制動するブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークの前記ディスク側表面及び磁性体からなるプレートの前記ディスク側表面にそれぞれ設けられたライニングを前記ディスクの両面に圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記ディスクからそれぞれ離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記ディスク側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置。
- ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石と、内周面に制動面を有するドラムを備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークのドラム側の表面に設けられたライニングを前記ドラムに圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記ドラムから離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記ドラム側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置。
- ヨーク及び励磁コイルを有する電磁石と、永久磁石と、外周面に制動面を有するドラムを備えたブレーキ装置であって、前記永久磁石の吸引力によって、前記ヨークのドラム側の表面に設けられたライニングを前記ドラムに圧接させて制動すると共に、前記電磁石の電磁吸引力によって、前記ライニングを前記ドラムから離間させて制動を解除し、かつ、前記ヨークの前記ドラム側の内部に前記永久磁石を埋設したことを特徴とするブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003148501A JP2004353684A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003148501A JP2004353684A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004353684A true JP2004353684A (ja) | 2004-12-16 |
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ID=34044849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003148501A Pending JP2004353684A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | ブレーキ装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004353684A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007120132A1 (en) | 2006-04-17 | 2007-10-25 | Otis Elevator Company | Permanent magnet elevator disk brake |
| JP2009008264A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Stabilus Gmbh | 駆動装置 |
| JP2011506225A (ja) * | 2007-12-10 | 2011-03-03 | オーチス エレベータ カンパニー | 制動力を印加する永久磁石バイアスを有するエレベータブレーキ装置 |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003148501A patent/JP2004353684A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009533301A (ja) * | 2006-04-17 | 2009-09-17 | オーチス エレベータ カンパニー | 永久磁石式エレベータディスクブレーキ |
| US8151950B2 (en) | 2006-04-17 | 2012-04-10 | Otis Elevator Company | Permanent magnet elevator disk brake |
| EP2013055A4 (en) * | 2006-04-17 | 2013-04-03 | Otis Elevator Co | PERMANENT MAGNET LOAD DISC BRAKE |
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| US9376295B2 (en) | 2007-12-10 | 2016-06-28 | Otis Elevator Company | Elevator brake device including permanent magnet bias to apply a braking force |
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