JP2004351095A - Game machine - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a game machine which can issue a novel previous notice exhibiting rich amusement. <P>SOLUTION: When presence of a previous notice of interlocking is determined in a Pachinko machine (2), a previous notice starting command (R) is outputted from the Pachinko machine (2) to a Pachinko machine (1), a previous notice starting command (L) is outputted from the Pachinko machine (2) to a Pachinko machine (3), and the previous notice starting command (L) is outputted from the Pachinko machine (3) to a Pachinko machine (4). When no held ball occurs in the Pachinko machine (3) but held balls occur in the Pachinko machines (1) and (4), previous notices of interlocking are simultaneously started in the Pachinko machines (1), (2), (4). In such a configuration, the same previous notices of interlocking can be simultaneously generated in a plurality of Pachinko machines including the present Pachinko machine, so that a new amusement of expecting whether a big win occurs in the present Pachinko machine or the big win occurs in the other Pachinko machine can be given to a player. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球が始動口に有効に入賞することに基いて表示器に識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する可変表示を行い、識別図柄の可変停止状態での態様に基いて大当りおよび外れの判定結果を報知する構成の遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記遊技機には、パチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に演出パターンを設定する構成のものがある。この演出パターンとは識別図柄の可変表示内容を示すものであり、識別図柄の可変表示中には演出パターンに基いてキャラクタ図柄を出現させることで大当り等の特定状態の発生を予告することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記遊技機の場合、パチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件にランダムカウンタの現在の計測値を取得し、複数の演出パターンの中から計測値の取得結果に応じたものを選択している。このため、予告のバリエーションに限度があり、趣向性に富んだ斬新な予告を行うことが困難だった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、趣向性に富んだ斬新な予告を行うことができる遊技機を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
＜請求項１に係る発明について＞
請求項１に係る発明は複数の遊技機間で予告を一斉に行うことを可能にしたものである。具体的には内部で予告有りを判定したことを条件に予告情報の外部出力および予告を実行し、外部から予告情報が入力されたときにも外部入力を条件に予告を実行するものである。
▲１▼始動口：パチンコ球を遊技盤から回収するポケットおよびパチンコ球が通過するゲートの双方を含む用語である。
▲２▼表示器：液晶表示器およびＬＥＤ表示器等の電気的な表示器に限定解釈されるものではなく、回転ドラム等の機械的な表示器をも含む用語である。
▲３▼可変表示：識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示し、識別図柄の可変停止状態での態様に基いて大当りおよび外れの判定結果を報知するものであり、識別図柄とは大当りおよび外れの判定結果を遊技者に報知する組合せ図柄および単一図柄を称する。この可変表示はパチンコ球が可変表示を開始することができないタイミングで始動口に入賞したときには保留されるものである。具体的には可変表示中および大当り表示中にパチンコ球が始動口に入賞したときには保留カウンタを加算することでパチンコ球の入賞が記録され、パチンコ球の入賞が記録されているときには可変表示の終了後および大当り表示の終了後に可変表示が再び開始される。この保留カウンタが加算される入賞をパチンコ球の有効な入賞と称する。
▲４▼予告判定手段：予告を行うか否かを判定するものである。この予告は識別図柄が大当りおよびリーチ等の特定状態になることを大当りおよびリーチ等が発生する前に報知するものであり、予告が行われたときには特定状態が１００％の確率で発生する確定的なものであっても良く、予告が行われたにも拘らず特定状態が発生しないこともある非確定的なものであっても良い。尚、大当りとは遊技者に大当りが判定されたことを報知する識別図柄の態様を称し、リーチとは大当りになる可能性が視覚的に存在する手前の態様を称する。
▲５▼出力手段：外部の制御装置に予告情報を出力するものであり、予告情報の出力処理を予告判定手段が予告有りを判定したことを条件に行うものである。この外部の制御装置とは外部の遊技機に搭載された制御装置であっても良く、台島等に設置された制御装置であっても良い。
▲６▼入力手段：外部から予告情報が入力されるものである。この予告情報は外部の遊技機に搭載された制御装置から入力されるものであっても良く、台島等に設置された制御装置から入力されるものであっても良い。
▲７▼予告手段：映像・音・光・振動・これらの組合せ等で予告を実際に行うものである。この予告は演出パターン等の内部情報だけに基いて行われるものではなく、予告判定手段が予告有りを判定したこと・外部から予告情報が入力されたことのいずれかを条件に行われるものである。この予告の発生タイミングは大当りおよびリーチ等の特定状態が発生する今回の可変表示中であっても良く、今回の可変表示前であっても良く、要は特定状態が実際に発生する前であれば良い。
請求項１に係る発明によれば、ある遊技機で予告有りが判定されたときには当該遊技機から別の遊技機に予告情報が出力される。このため、自らを含んだ複数の遊技機で予告を一斉に発生させる趣向性に富んだ斬新な予告を行うことが可能になり、自らの遊技機で特定状態が発生するか別の遊技機で特定状態が発生するかを期待する新たな楽しみを遊技者に与えることができる。
【０００５】
＜請求項２に係る発明について＞
請求項２に係る発明は大当り遊技の停止状態で保留が発生しているときには外部からの予告情報を検出することに基いて予告を行い、大当り遊技の実行時または保留の非発生時には外部からの予告情報を検出しても予告を行わないものである。
▲１▼大当り判定手段：大当りおよび外れを判定するものである。この判定処理はパチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に行われるものであり、具体的にはパチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に乱数値を取得し、乱数値を大当り値と比較することに基いて行うことが好ましい。
▲２▼大当り遊技手段：大当りが判定されたことを条件に可変入賞口を遊技者に有利な状態にする大当り遊技を行うものであり、可変入賞口の遊技者に有利な状態とは大当り遊技の停止状態に比べてパチンコ球の入賞が容易な状態を称する。
▲３▼保留手段：可変表示中および大当り表示中にパチンコ球が始動口に入賞したときには保留カウンタを加算することでパチンコ球の入賞を記録しておくものであり、パチンコ球の入賞が記録されているときには可変表示の終了後および大当り表示の終了後に可変表示が再び開始される。
請求項２に係る発明によれば、可変表示が即座に開始される予定があることを条件に予告が行われるので、予告に対する信憑性が高まる。
【０００６】
＜請求項３に係る発明について＞
請求項３に係る発明は複数の遊技機間で予告を連鎖的に行うものであり、具体的には外部から予告情報が入力されたときには予告情報を外部に転送するものである。
請求項３に係る発明によれば、ある遊技機で予告有りが判定されたときには当該遊技機から別の遊技機に予告情報が出力され、別の遊技機から次々に予告情報が転送されるので、多数の遊技機間で予告を連鎖的に行う趣向性に富んだ斬新な予告を行うことが可能になる。
【０００７】
＜請求項４に係る発明について＞
請求項４に係る発明は大当り遊技の実行時または保留の非発生時には外部からの予告情報を検出しても予告を行わず、外部に予告情報を転送するものである。
【０００８】
請求項４に係る発明によれば、大当り遊技の実行状態および保留球の発生状態に拘らず予告情報が複数の遊技機に連鎖的に伝わり、複数の遊技機のうち可変表示を即座に開始する予定があるものだけで予告が抽出的に行われるので、予告に対する信憑性が高まる。
【０００９】
＜請求項５に係る発明について＞
請求項５に係る発明は多数の遊技機のうちの一部に予告情報を限定的に送信し、限定的な一部の遊技機間で予告を一斉に行うものである。具体的には予告情報を転送するか否かを示す転送情報を予告情報と共に出力し、予告情報を転送するか否かを指令するものである。
請求項５に係る発明によれば、自らを含んだ数台程度で予告を限定的に行うことができる。このため、いずれの台で特定状態が実際に発生したかを容易に確認することができるので、特定状態の発生台を確認する楽しみができる。
【００１０】
＜請求項６および７に係る発明について＞
請求項６に係る発明は予告の発生時に特定状態を「５０％」を超える高確率で発生させるものであり、具体的には特定状態の判定時には高確率で予告有りを判定し、特定状態の非判定時には低確率で予告有りを判定するものである。ここで高確率および低確率とは相手側に対する相対的な値である。
請求項７に係る発明は予告の発生時に特定状態を「１００％」の確率で発生させるものであり、具体的には特定状態の判定時にのみ予告の有無を判定するものである。
【００１１】
＜請求項８に係る発明について＞
請求項８に係る発明は複数の遊技機間で一斉に行う予告と内部の演出パターンに基いて行う予告との間で態様を相違させたものである。この態様の相違とは両予告が五感で認識できる程度に相違していることを称するものであり、例えば両予告を別部材を用いて異なるパターンで行うこと・両予告を別部材を用いて同一パターンで行うこと・両予告を同一部材を用いて異なるパターンで行うこと等が該当する。
請求項８に係る発明によれば、複数の遊技機間で一斉に行う予告と内部の演出パターンに基いて行う予告との間で態様が相違するので、遊技者が両予告を明確に識別することが可能になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明の第１実施例を図１〜図３６に基づいて説明する。パチンコホールの台島には、図４の（ａ）に示すように、外枠１が設置されている。この外枠１は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠１の前面には、図２に示すように、前面扉２が左側辺部の垂直な軸（図示せず）を中心に回動可能に装着されている。この前面扉２は外枠１の前面開口部を開閉する枠状をなすものであり、前面扉２の前面には横長な長方形状の皿板３が装着されている。この皿板３の前面には上皿４が固定されており、上皿４内にはパチンコ球が貯溜されている。また、上皿４の左端部には複数のスリット５が形成されている。これら複数のスリット５の後方にはスピーカ６が固定されており、スピーカ６の駆動時にはスピーカ６から複数のスリット５を通して前方の遊技者に遊技音が出力される。
【００１３】
前面扉２の前面には右下部に位置してハンドル台７が固定されており、ハンドル台７には発射ハンドル８が回動可能に装着されている。この発射ハンドル８の後方には、図４の（ａ）に示すように、発射モータ９が装着されており、発射モータ９の回転軸には、図２に示すように、打球槌１０が連結されている。この発射モータ９は打球槌１０の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル８が図２の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ９に駆動電源が与えられ、打球槌１０が駆動することに基づいて上皿４内のパチンコ球を上皿４内から弾き出す。
【００１４】
前面扉２の前面には矩形状の窓枠１１が左側辺部の垂直な軸（図示せず）を中心に回動可能に装着されており、窓枠１１の内周面には透明なガラス窓１２が保持されている。また、前面扉２の後面には額縁状の機構盤（図示せず）が固定されている。この機構盤には、図３に示すように、遊技盤１３が保持されており、遊技盤１３は窓枠１１のガラス窓１２により前方から覆われている。
【００１５】
前面扉２の前面には、図２に示すように、右側部に位置して枠鍵１４が装着されており、枠鍵１４は前面扉２を外枠１に密着した閉鎖状態にロックし、窓枠１１を前面扉２の開口部の内周面に嵌合した閉鎖状態にロックしている。また、遊技盤１３の前面には、図３に示すように、外レール１５および内レール１６が固定されており、打球槌１０が弾いたパチンコ球は外レール１５および内レール１６間の発射通路１７を通って上昇し、発射通路１７の出口１８から放出される。また、遊技盤１３の前面には複数の障害釘１９が打込まれており、出口１８から放出されたパチンコ球は障害釘１９に当りながら落下する。
【００１６】
遊技盤１３の前面には左上隅部および右上隅部に位置して三角形状のコーナランプカバー２０が固定されている。これら各コーナランプカバー２０の後方には複数のコーナランプ２１（図５参照）が固定されており、各コーナランプカバー２０は後方のコーナランプ２１が点灯することに基づいて発光する。
【００１７】
遊技盤１３の前面には、図３に示すように、左側部および右側部に位置してサイドランプカバー２２が固定されている。これら各サイドランプカバー２２の後方には複数のサイドランプ２３（図５参照）が固定されており、各サイドランプカバー２２は後方のサイドランプ２３が点灯することに基づいて発光する。
【００１８】
前面扉２の前面には、図２に示すように、上端部に位置して枠ランプカバー２４が固定されている。この枠ランプカバー２４の後方には複数の枠ランプ２５（図５参照）が固定されており、枠ランプカバー２４は枠ランプ２５が点灯することに基づいて発光する。
【００１９】
遊技盤１３の前面には、図３に示すように、表示台板２６が固定されており、表示台板２６の上端部には４個の保留球ランプ２７が固定されている。これら４個の保留球ランプ２７は保留球表示器２８を構成するものであり、横一列に配置されている。また、表示台板２６にはカラー液晶表示器からなる図柄表示装置２９が固定されている。この図柄表示装置２９は表示器に相当するものであり、図柄表示装置２９には特別図柄が横３列に表示される。これら特別図柄は大当りおよび外れを識別する識別図柄として機能するものであり、数字図柄から構成されている。
【００２０】
遊技盤１３には図柄表示装置２９の下方に位置して特別図柄始動口３０が固定されている。この特別図柄始動口３０は上面が開口するポケット状をなすものであり、特別図柄始動口３０内には特別図柄始動センサ３１（図５参照）が固定されている。この特別図柄始動センサ３１は近接スイッチからなるものであり、特別図柄始動口３０内にパチンコ球が入賞したことを検出して特別図柄始動信号を出力する。尚、特別図柄始動口３０は始動口および入賞口に相当するものである。また、特別図柄始動センサ３１は始動センサおよび入賞センサに相当するものである。
【００２１】
遊技盤１３の前面には、図３に示すように、特別図柄始動口３０の下方に位置して入賞口台板３２が固定されており、入賞口台板３２には前面が開口する四角筒状の大入賞口（図示せず）が固定されている。また、入賞口台板３２には扉３３が下端部の水平な軸３４を中心に回動可能に装着されており、大入賞口の前面は扉３３が垂直な閉鎖状態に回動することに基づいて閉鎖され、扉３３が前方へ水平に倒れた開放状態に回動することに基づいて開放される。尚、大入賞口は可変入賞口に相当するものである。
【００２２】
入賞口台板３２の後面には大入賞口ソレノイド３５（図５参照）が固定されている。この大入賞口ソレノイド３５のプランジャには扉３３が機械的に連結されており、扉３３は大入賞口ソレノイド３５のプランジャが進退することに基づいて開放状態および閉鎖状態に回動操作される。また、大入賞口内にはカウントセンサ３６（図５参照）が固定されている。このカウントセンサ３６は近接スイッチからなるものであり、大入賞口内にパチンコ球が入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
【００２３】
前面扉２の後面には、図４の（ａ）に示すように、矩形枠状のメインセット３７が着脱可能に装着されており、メインセット３７の内周部には正方形状のセンタカバー３８が着脱可能に装着されている。このセンタカバー３８は前面が開口する容器状をなすものであり、遊技盤１３の後方に配置されている。また、遊技盤１３の後面には集合樋（図示せず）が固定されており、集合樋はセンタカバー３８によって後方から覆われている。この集合樋は特別図柄始動口３０および大入賞口に接続されており、特別図柄始動口３０内に入賞したパチンコ球および大入賞口内に入賞したパチンコ球は共通の集合樋内に転がり込み、集合樋からメインセット３７の入賞球通路（図示せず）を通して機外へ排出される。
【００２４】
メインセット３７の後面には上端部に位置して球タンク３９が固定されている。この球タンク３９は上面が開口する容器状をなすものであり、球タンク３９内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット３７の後面にはタンクレール４０が固定されている。このタンクレール４０は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール４０の右端部は球タンク３９内に接続されている。
【００２５】
メインセット３７の左側部には賞球払出装置４１が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置４１は払出しモータ４２（図６参照）を駆動源とするものであり、パチンコ球が特別図柄始動口３０内および大入賞口内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
【００２６】
メインセット３７には下皿通路（図示せず）が設けられている。この下皿通路の上端部は賞球払出装置４１に接続されており、賞球払出装置４１から放出されるパチンコ球は下皿通路内を落下する。また、下皿通路の途中部分には上皿通路（図示せず）が設けられている。この上皿通路は上皿４に接続されており、賞球払出装置４１から放出されるパチンコ球は下皿通路内から上皿通路内に転がり込み、上皿通路内を通して上皿４内に払出される。
【００２７】
前面扉２の前面には、図２に示すように、上皿４の下方に位置して下皿４３が固定されている。この下皿４３は下皿通路の下端部に接続されたものであり、パチンコ球が上皿４内から溢れて上皿通路内に充満した状態では下皿通路の下端部を通して下皿４３内に払出される。
【００２８】
メインセット３７の後面には、図４の（ａ）に示すように、下端部に位置して横長な長方形状のメイン基板ボックス４４が固定されている。このメイン基板ボックス４４内には、図５に示すように、メイン基板４５が収納されており、メイン基板４５にはワンチップ型のマイクロコンピュータを主体に構成されたメイン制御装置４６が搭載されている。このメイン制御装置４６はＣＰＵ４７，ＲＯＭ４８，ＲＡＭ４９，Ｉ／Ｏ５０を有するものであり、ＲＯＭ４８には制御プログラムおよび制御データが記録されている。尚、メイン制御装置４６は大当り判定手段・大当り遊技手段・保留手段，予告判定手段・図柄設定手段・変動パターン設定手段に相当するものである。
【００２９】
特別図柄始動センサ３１およびカウントセンサ３６はセンサ出力回路５１を介してメイン制御装置４６に電気的に接続されている。このセンサ出力回路５１はメイン基板４５に搭載されたものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は特別図柄始動センサ３１からの特別図柄始動信号およびカウントセンサ３６からのカウント信号をセンサ出力回路５１を介して検出する。
【００３０】
大入賞口ソレノイド３５はソレノイド駆動回路５２を介してメイン制御装置４６に電気的に接続されている。このソレノイド駆動回路５２はメイン基板４５に搭載されたものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は大入賞口ソレノイド３５をソレノイド駆動回路５２を通して通断電制御し、大入賞口の扉３３を回動操作する。
【００３１】
４個の保留球ランプ２７はランプ駆動回路５３を介してメイン制御装置４６に電気的に接続されている。このランプ駆動回路５３はメイン基板４５に搭載されたものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は４個の保留球ランプ２７をランプ駆動回路５３を通して点灯制御する。
【００３２】
メインセット３７の後面には、図４の（ａ）に示すように、メイン基板ボックス４４の前方に位置して払出基板ボックス５４が固定されている。この払出基板ボックス５４内には、図６に示すように、払出基板５５が収納されており、払出基板５５にはワンチップ型のマイクロコンピュータを主体に構成された払出制御装置５６が搭載されている。この払出制御装置５６はＣＰＵ５７，ＲＯＭ５８，ＲＡＭ５９，Ｉ／Ｏ６０を有するものであり、ＲＯＭ５８には制御プログラムおよび制御データが記録されている。この払出制御装置５６にはメイン制御装置４６が電気的に接続されており、払出制御装置５６にはメイン制御装置４６から賞球コマンドおよび賞球データが単方向で送信される。
【００３３】
払出制御装置５６にはモータ駆動回路６１を介して払出モータ４２が電気的に接続されている。このモータ駆動回路６１は払出基板５５に搭載されたものであり、払出制御装置５６のＣＰＵ５７はモータ駆動回路６１を通して払出モータ４２の回転量を制御する。この回転量は払出制御装置５６のＣＰＵ５７がメイン制御装置４６からの賞球データに基づいて調節するものであり、ＣＰＵ５７は払出モータ４２の回転量を制御することに基づいて賞球払出装置４１から上皿４内に賞球データに応じた個数のパチンコ球を賞品球として払出す。
【００３４】
センタカバー３８の後面には統合基板ケース（図示せず）が固定されている。この統合基板ケース内には、図７に示すように、統合基板６２が収納されており、統合基板６２にはサブ制御装置６３が搭載されている。このサブ制御装置６３はＣＰＵ６４，ＲＯＭ６５，ＲＡＭ６６，ＶＤＰ６７，ＶＲＯＭ６８，ＶＲＡＭ６９，Ｉ／Ｏ７０を有するものであり、ＲＯＭ６５には制御プログラムおよび制御データが記録され、ＶＲＯＭ６８には表示プログラムおよび表示データが記録されている。尚、サブ制御装置６３は予告手段・出力手段・入力手段・演出パターン設定手段・演出制御手段・表示制御手段・ランプ制御手段・スピーカ制御手段に相当するものである。
【００３５】
サブ制御装置６３にはメイン制御装置４６が電気的に接続されている。このサブ制御装置６３はメイン制御装置４６から演出コマンドおよび演出データが単方向で送信されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はメイン制御装置４６からの演出コマンド等に基づいて表示コマンドを設定し、ＶＤＰ６７に出力する。また、統合基板６２にはＬＣＤ駆動回路７１が搭載されており、ＶＤＰ６７は表示コマンドに応じた表示データをＶＲＯＭ６８から検出し、ＬＣＤ駆動回路７１を通して図柄表示装置２９に表示コマンドに応じた演出内容の動画面および静止画面を表示する。
【００３６】
サブ制御装置６３にはスピーカ駆動回路７２を介してスピーカ６が電気的に接続されている。このスピーカ駆動回路７２は統合基板６２に搭載されたものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はスピーカ駆動回路７２を通してスピーカ６から遊技音を出力する。この遊技音の出力はサブ制御装置６３のＣＰＵ６４がメイン制御装置４６からの演出コマンドおよび演出データに基づいて行うものであり、スピーカ６の駆動時にはスピーカ６から演出データに応じた遊技音が出力される。
【００３７】
サブ制御装置６３にはランプ駆動回路７３を介して複数のコーナランプ２１および複数のサイドランプ２３が電気的に接続されている。このランプ駆動回路７３は統合基板６２に搭載されたものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はランプ駆動回路７３を通して複数のコーナランプ２１および複数のサイドランプ２３を点灯制御する。この点灯制御はサブ制御装置６３のＣＰＵ６４がメイン制御装置４６からの演出コマンドおよび演出データに基づいて行うものであり、コーナランプ２１およびサイドランプ２３の駆動時にはコーナランプカバー２０およびサイドランプカバー２２が演出データに応じた態様で電飾される。
【００３８】
メインセット３７の後面には、図４の（ａ）に示すように、上隅部に位置して外部端子基板７４が固定されている。この外部端子基板７４の後面には、図４の（ｂ）に示すように、情報入力手段に相当する左入力端子７５および右入力端子７６が搭載されており、左入力端子７５および右入力端子７６はハーネスを介してサブ制御装置６３の割込み入力端子に電気的に接続されている。また、外部端子基板７４の後面には情報出力手段に相当する左出力端子７７および右出力端子７８が搭載されており、左出力端子７７および右出力端子７８はサブ制御装置６３の出力端子に電気的に接続されている。
【００３９】
左入力端子７５および左出力端子７７には左方のサブ制御装置６３の出力端子および左方のサブ制御装置６３の割込み入力端子がハーネスを介して電気的に接続されている。この左方のサブ制御装置６３は位置的に隣接する左方のパチンコ機に搭載されたサブ制御装置を称するものであり、サブ制御装置６３の割込み入力端子には左方のサブ制御装置６３の出力端子から左入力端子７５を通して演出コマンドが与えられ、左方のサブ制御装置６３の割込み入力端子にはサブ制御装置６３の出力端子から左出力端子７７を通して演出コマンドが与えられる。
【００４０】
右入力端子７６および右出力端子７８には右方のサブ制御装置６３の出力端子および右方のサブ制御装置６３の割込み入力端子が電気的に接続されている。この右方のサブ制御装置６３は位置的に隣接する右方のパチンコ機に搭載されたサブ制御装置を称するものであり、サブ制御装置６３の割込み入力端子には右方のサブ制御装置６３の出力端子から右入力端子７６を通して演出コマンドが与えられ、右方のサブ制御装置６３の割込み入力端子にはサブ制御装置６３の出力端子から右出力端子７８を通して演出コマンドが与えられる。即ち、隣接する３台のパチンコ機はサブ制御装置６３間で演出コマンドが双方向通信される。
【００４１】
サブ制御装置６３には、図７に示すように、ランプ駆動回路７３を介して複数の枠ランプ２５が電気的に接続されており、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はランプ駆動回路７３を通して複数の枠ランプ２５を点灯制御する。この点灯制御はサブ制御装置６３のＣＰＵ６４がメイン制御装置４６からの演出コマンド・左方のサブ制御装置６３からの演出コマンド・右方のサブ制御装置６３からの演出コマンドを検出することに基づいて行うものであり、枠ランプ２５の駆動時には枠ランプカバー２４が演出データに応じた態様で電飾される。
【００４２】
次に上記構成の作用について説明する。
＜特別図柄遊技機能＞
遊技者が上皿４内にパチンコ球を投入して発射ハンドル８を時計回り方向へ回動操作すると、遊技盤１３内にパチンコ球が発射され、障害釘１９に当りながら落下する。このパチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞すると、賞球払出装置４１から設定個数のパチンコ球が上皿４内に賞品球として払出され、しかも、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は図柄表示装置２９にアニメーション画面を表示し、スピーカ６から図柄表示装置２９の表示内容に連動して遊技音を出力し、コーナランプ２１およびサイドランプ２３を図柄表示装置２９の表示内容に連動して発光させることで行われるものであり、特別図柄遊技の概略は次の通りである。
【００４３】
図柄表装置２９には左列の特別図柄・中列の特別図柄・右列の特別図柄として「１，２，３，４，５，６，７，８」のいずれかの数字図柄が静止状態で表示されており、パチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞すると、各列の特別図柄が変動開始する。この変動とは各列の特別図柄が移動しながら変化することを称するものであり、各列の特別図柄の移動方向は上から下に設定され、各列の特別図柄の変化順序は「１」……「７」→「８」→「１」→…のループ状に設定されている。尚、変動表示は可変表示に相当するものである。
【００４４】
各列の特別図柄の変動開始から所定時間が経過すると、左特別図柄および右特別図柄が当該順序で仮停止し、左特別図柄および右特別図柄の仮停止状態での組合せに応じてリーチの発生の有無が報知される。この仮停止状態では左特別図柄および右特別図柄が上下方向に揺れ、再変動する可能性が残っていることが視覚的に表現される。
【００４５】
リーチ図柄は大当りが発生する視覚的な可能性が存在する２個の特別図柄（左特別図柄および右特別図柄）の組合せを称するものであり、リーチはリーチ図柄が仮停止することによって発生する。このリーチ図柄には下記の８種類が設定されており、「↓」は中特別図柄が変動中であることを示している。
「１ ↓ １」，「２ ↓ ２」，「３ ↓ ３」，「４ ↓ ４」，「５ ↓５」，「６ ↓ ６」，「７ ↓ ７」，「８ ↓ ８」
リーチの発生状態では図柄表示装置２９に複数種のリーチアクション画面が選択的に表示される。このリーチアクション画面は最終の中特別図柄が何で仮停止するかを演出するアニメーション画面を称するものであり、どのような種類のリーチアクション画面が出現するかに応じて大当りに対する異なる信頼度が設定されている。
【００４６】
左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄の変動開始から別の所定時間が経過すると、左特別図柄および右特別図柄に続けて最終の中特別図柄が仮停止した後、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄が１本の仮想的な有効ラインに沿って静止した確定状態になる。これら３列の特別図柄の変動開始から確定に至る経過時間は変動表示時間（可変表示時間）と称されるものであり、３列の特別図柄の確定状態での組合せによって大当りおよび外れの判定結果が遊技者に報知される。
【００４７】
左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄はサブ制御装置６３がメイン制御装置４６からの演出コマンドを検出することに基づいて仮停止状態から静止表示するものであり、当該静止表示を確定停止表示と称する。仮停止はサブ制御装置６３がメイン制御装置４６からの演出データに基いて自ら設定した特別図柄遊技パターンに基づいて確定停止前に左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄を停止させることを称する。尚、確定停止表示は可変停止表示に相当するものである。
【００４８】
大当り図柄は大当りを報知する３列の特別図柄の組合せを称するものであり、大当り図柄には下記の８種類が設定されている。
「１ １ １」，「２ ２ ２」，「３ ３ ３」，「４ ４ ４」，「５ ５５」，「６ ６ ６」，「７ ７ ７」，「８ ８ ８」
完全外れ図柄はリーチすら発生しない３列の特別図柄の組合せを称するものであり、具体的には左特別図柄および右特別図柄が相違するものである。また、外れリーチ図柄はリーチは発生するものの大当りとならない３列の特別図柄の組合せを称するものであり、具体的には左特別図柄および右特別図柄が同一で中特別図柄が相違するものである。
【００４９】
＜大当り遊技機能＞
図柄表示装置２９に大当り図柄が確定表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は大入賞口の扉３３を開放し、大入賞口内にパチンコ球が入賞すること許容する遊技者に有利な状態を発生させるものであり、大入賞口は上限個のパチンコ球が入賞する個数条件または開放時間が上限値に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。
【００５０】
大入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開放動作は大当りラウンドと称されるものであり、個数条件および時間条件のいずれかが満足されたときには大当りラウンドが再開される。この大当りラウンドの繰返し回数には上限値が設定されており、大当りラウンドの繰返し回数が上限値に達したときには大当り遊技が無条件に終了する。これら１回目の大当りラウンド〜最終回の大当りラウンドを大当り遊技と称する。
【００５１】
大当りラウンド中には図柄表示装置２９に大当りラウンド表示が行われる。この大当りラウンド表示は現在の大当りラウンド数に応じた画面を表示するものであり、大当りラウンド表示時にはスピーカ６から図柄表示装置２９の表示内容に応じた遊技音が出力され、コーナランプ２１およびサイドランプ２３が図柄表示装置２９の表示内容に応じて発光する。これら１回目の大当りラウンド表示〜最終回の大当りラウンド表示を大当り表示と称する。
【００５２】
＜保留機能＞
特別図柄の変動表示を即座に開始できない特別図柄遊技時および大当り遊技時にパチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞したときには特別図柄の変動表示（特別図柄遊技）が４回を上限に保留される。保留球表示器２８は特別図柄遊技の保留回数を保留球ランプ２７の点灯個数によって表示するものであり、特別図柄遊技が開始されたときには保留球ランプ２７が消灯することに基いて保留回数の減少が報知される。
【００５３】
＜保留球判定機能＞
パチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞したときには大当りおよび外れが入賞直後に判定され、大当りおよび外れの判定結果が保管される。そして、特別図柄遊技の開始時には大当りおよび外れの先の判定結果に応じた特別図柄遊技用の演出データが設定され、特別図柄遊技が演出データの設定結果に応じた内容で実行される。即ち、大当りおよび外れは特別図柄遊技の開始に先立って判定されるものであり、特別図柄遊技の保留時には大当りおよび外れの判定結果が保留データとして保管される。
【００５４】
＜連動予告機能＞
パチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞したときには連動予告の有無が無作為に判定され、連動予告有りが判定されたときには当該パチンコ機で連動予告が開始され、図１に示すように、主体のパチンコ機から客体となる左側のパチンコ機および右側のパチンコ機に演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）が送信される。これら演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）は左側のパチンコ機および右側のパチンコ機に連動予告の実行を指令するものであり、左側のパチンコ機および右側のパチンコ機は演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）を検出すると、保留球が存在し且つ大当り遊技が停止中であることを条件に連動予告を開始し、客体となる左側のパチンコ機および右側のパチンコ機に演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）を送信する。
【００５５】
即ち、演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）は連動予告の実行に加え、左側のパチンコ機および右側のパチンコ機に演出コマンド（Ｌ）および演出コマンド（Ｒ）を送信することを指令するものであり、複数のパチンコ機のいずれかで連動予告有りが判定されたときには電気的に接続された複数の全てのパチンコ機に連動予告の実行が連鎖的に指令され、保留球が存在し且つ大当り遊技が停止中であるパチンコ機で連動予告が抽出的に一斉開始される。
【００５６】
連動予告は保留球のいずれかで大当りが発生することを予告するものであり、枠ランプ２４を点滅させることで行われる。この連動予告は大当りの判定時に相対的な高確率で実行され、外れの判定時に相対的な低確率で実行されるものであり、連動予告の発生時には大当りが高確率で発生し、外れが低確率で発生する。即ち、連動予告は枠ランプ２４が点滅するパチンコ機のいずれかで大当りが発生することを非確定的に予告するものであり、いずれかのパチンコ機で大当り図柄が確定表示されたときには全てのパチンコ機で連動予告が一斉に終了する。
【００５７】
次にメイン制御装置４６およびサブ制御装置６３の内部処理を図８〜図３６に基づいて説明する。
＜メイン制御装置４６の内部処理＞
メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は電源が投入されると、図８のメインプログラムを起動する。このメインプログラムはステップＳ１〜Ｓ３の実行後にステップＳ４〜Ｓ８を無限ループ状に繰返すものであり、ＣＰＵ４７はステップＳ１へ移行すると、割込み禁止を設定することに基づいてタイマ割込みプログラムの起動を禁止する。
【００５８】
ＣＰＵ４７は割込み禁止を設定すると、ステップＳ２へ移行し、ランダムカウンタＲ１〜Ｒ７の計測値，ノーマルカウンタＮ１〜Ｎ４の計測値，タイマＴ１〜Ｔ３の計測値，各種フラグの設定結果，大当りの判定結果，特別図柄の設定結果，変動パターンの設定結果等のＲＡＭ４９の全データおよびＩ／Ｏ５０を初期設定する。そして、ステップＳ３で割込み許可を設定することに基づいてタイマ割込みプログラムの起動を許容し、タイマ割込みプログラムの残余時間でステップＳ４〜Ｓ８を無限ループ状に繰返す。
【００５９】
ＣＰＵ４７はステップＳ４へ移行すると、ランダムカウンタＲ７を更新する。このランダムカウンタＲ７は、図９の（ａ）に示すように、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄を「１〜８」の特別図柄群の中から選択するものであり、完全外れおよび外れリーチの判定時にのみ活用される。このランダムカウンタＲ７は３桁のカウンタからなるものであり、１桁目は、図１０に示すように、「０」から「７」に加算された後に「０」に戻ってリング状に加算される。この１桁目の加算処理はメインプログラムの１ループ毎に「１」ずつ行われるものであり、２桁目は１桁目が「７」から「０」に戻される桁上げ毎に「１」ずつ加算され、３桁目は２桁目が「７」から「０」に戻される毎に「１」ずつ加算される。
【００６０】
ＣＰＵ４７は図８のステップＳ４でランダムカウンタＲ７を加算すると、ステップＳ５でランダムカウンタＲ７の１桁目と３桁目とを比較する。ここで両者が相違していることを検出すると、ステップＳ６でランダムカウンタＲ７をＲＡＭ４９の完全外れ図柄エリア（図１１参照）に格納する。即ち、ランダムカウンタＲ７が完全外れ図柄の組合せであるときには完全外れ図柄エリアに格納される。
【００６１】
ＣＰＵ４７は図８のステップＳ５でランダムカウンタＲ７の１桁目と３桁目とが同一であることを検出すると、ステップＳ７でランダムカウンタＲ７の１桁目と２桁目とを比較する。ここで両者が相違していることを検出すると、ステップＳ８でランダムカウンタＲ７をＲＡＭ４９の外れリーチ図柄エリア（図１１参照）に格納する。即ち、ランダムカウンタＲ７が外れリーチ図柄の組合せであるときには外れリーチ図柄エリアに格納される。
【００６２】
図１２のタイマ割込みプログラムは４ｍｓｅｃが経過する毎に起動するものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７はタイマ割込みプログラムの起動時にはメインプログラムを実行位置で一時停止させ、タイマ割込みプログラムの終了時にはメインプログラムを一時停止位置から再開する。このタイマ割込みプログラムはステップＳ１１の出力監視処理〜ステップＳ２１の大当り遊技処理を有するものであり、ステップＳ１１の出力監視処理〜ステップＳ１７の保留球情報処理はタイマ割込みプログラムが起動する毎に実行され、ステップＳ１８の制御データ設定処理〜ステップＳ２１の大当り遊技処理はメイン制御フラグの設定状態に基づいて選択的に実行される。
【００６３】
（１）出力監視処理
メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は特別図柄始動センサ３１からの特別図柄始動信号の有無およびカウントセンサ３６からのカウント信号の有無をセンサ出力回路５１を介して検出し、検出結果をＲＡＭ４９の出力監視エリアの特別図柄始動信号記録部およびカウント信号記録部（いずれも図１１参照）に格納する。この出力監視処理はタイマ割込が発生する４ｍｓｅｃ毎に必ず行われるものであり、出力監視エリアの各格納データは４ｍｓｅｃ毎に更新される。
【００６４】
（２）カウンタ更新処理
図１２のステップＳ１２のカウンタ更新処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７はステップＳ１２のカウンタ更新処理へ移行すると、ランダムカウンタＲ１〜Ｒ６を更新する。
【００６５】
ランダムカウンタＲ１は、図９の（ａ）に示すように、変動パターンを選択するパラメータとして機能するものであり、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄の変動開始から確定停止に至る間は図柄表示装置２９に変動パターンの選択結果に応じた内容のアニメーション画面が表示される。このアニメーション画面の表示状態ではスピーカ６から変動パターンの選択結果に応じた内容の遊技音が出力され、コーナランプ２１およびサイドランプ２３が変動パターンの選択結果に応じた内容で発光し、図柄表示装置２９の表示内容が音および光によって演出される。このランダムカウンタＲ１はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「１００」に加算された後に「０」に戻って加算される。ランダムカウンタＲ２は外れの判定時に判定結果を完全外れおよび外れリーチに振分けるものである。このランダムカウンタＲ２はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「２２２」に加算された後に「０」に戻って加算される。
【００６６】
ランダムカウンタＲ３は大当りの発生の有無を判定するものである。このランダムカウンタＲ３はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「９５２」に加算された後に「０」に戻って加算される。ランダムカウンタＲ４は大当りの判定時に大当り図柄を大当り図柄群「１〜８」の中から選択するものである。このランダムカウンタＲ４はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「７」に加算された後に「０」に戻って加算される。
【００６７】
ランダムカウンタＲ５は連動予告の有無を判定するものである。このランダムカウンタＲ５はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「９０」に加算された後に「０」に戻って加算される。ランダムカウンタＲ６は連動予告の開始時間を抽選するものであり、連動予告有りが判定されたときにはランダムカウンタＲ６の現在の計測値に応じた開始時間が取得され、開始時間の取得時から開始時間が経過した時点で連動予告が一斉に開始される。このランダムカウンタＲ６はタイマ割込みプログラムの起動毎に「１」ずつ加算されるものであり、初期値「０」から上限値「３」に加算された後に「０」に戻って加算される。
【００６８】
（３）賞球信号処理
図１２のステップＳ１３の賞球信号処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は出力監視エリアの格納データに基づいて特別図柄始動信号の有無およびカウント信号の有無を判断する。ここで特別図柄始動信号またはカウント信号を検出したときには払出制御装置５６に賞球コマンドおよび賞球データを出力し、賞品球の払出しを行う。
【００６９】
（４）データ取得処理
図１２のステップＳ１４のデータ取得処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７はデータ取得処理でパチンコ球が特別図柄始動口３０内に有効に入賞したことを条件にランダムカウンタＲ１〜Ｒ４の現在の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタＲ３の取得結果に基いて大当りおよび外れを判定し、大当りを判定したときには連動予告を高確率で判定し、外れを判定したときには連動予告を低確率で判定する。
【００７０】
ＣＰＵ４７は図１３のステップＳ３１へ移行すると、特別図柄始動センサ３１からの特別図柄始動信号の有無を検出する。この特別図柄始動信号の有無はＲＡＭ４９の出力監視エリアを参照することに基づいて行われるものであり、ＣＰＵ４７は出力監視エリアに特別図柄始動信号有りが記録されていることを検出したときにはステップＳ３２へ移行し、カウンタＮ１を上限値「４」と比較する。このカウンタＮ１はパチンコ球の特別図柄始動口３０に対する有効な入賞個数を計測するものであり、ＣＰＵ４７は「Ｎ１＜４」を検出したときにはステップＳ３３でランダムカウンタＲ１〜Ｒ４の現在の計測値を取得し、ステップＳ３４でカウンタＮ１に「１」を加算する。尚、パチンコ球の特別図柄始動口３０に対する有効な入賞とはカウンタＮ１に「１」が加算される入賞を称する。
【００７１】
カウンタＮ１には、図１４に示すように、計測値「１」〜「４」に対応してカウンタデータエリアの保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ４が割付けられており、ＣＰＵ４５は図１３のステップＳ３５へ移行すると、保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ４のうちカウンタＮ１の計測値に対応する記録部にランダムカウンタＲ１〜Ｒ４の取得結果を格納する。例えばカウンタＮ１の計測値が「１」であるときにはランダムカウンタＲ１〜Ｒ４の取得結果が計測値「１」に対応する保留データ記録部Ｅ１に格納される。また、計測値が「３」であるときにはランダムカウンタＲ１〜Ｒ４の取得結果が計測値「３」に対応する保留データ記録部Ｅ３に格納される。
【００７２】
ＣＰＵ４７はランダムカウンタＲ１〜Ｒ４をカウンタデータエリアに格納すると、ステップＳ３６でカウンタＮ１の計測値に対応する記録部からランダムカウンタＲ３の取得結果を検出し、５個の大当り値「１０３，３６７，５２３，７２７，９４１」と比較する。例えばカウンタＮ１の計測値が「２」であるときにはランダムカウンタＲ３の取得結果が計測値「２」に対応する保留データ記録部Ｅ２から検出され、５個の大当り値と比較される。
【００７３】
ＣＰＵ４７はステップＳ３６でランダムカウンタＲ３が５個の大当り値のいずれかと同一であることを検出したときには大当りと判定し、ランダムカウンタＲ３が５個の大当り値のいずれとも同一でないことを検出したときには外れと判定する。即ち、大当りは「５／９５３」の固定的な一定確率で判定される。
【００７４】
カウンタＮ１には、図１４に示すように、計測値「１」〜「４」に対応して判定データエリアの判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１４が割付けられており、ＣＰＵ４７は図１３のステップＳ３７へ移行すると、判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１４のうちカウンタＮ１の現在の計測値に対応する記録部に大当りおよび外れの判定結果を格納する。例えばカウンタＮ１の計測値が「３」であるときには判定結果が計測値「３」に対応する判定データ記録部Ｅ１２に格納される。
【００７５】
ＣＰＵ４７は大当りおよび外れの判定結果を格納すると、ステップＳ３８で先の判定データを検出し、先の判定データに大当りが含まれているか否かを判断する。この先の判定データとは判定データエリアの格納データのうち今回を除く以前の格納データを称するものであり、例えば今回の判定データが「カウンタＮ１＝３」に対応するものであるときには先の判定データとして判定データ記録部Ｅ１１の格納データおよび判定データ記録部Ｅ１２の格納データが検出され、両格納データが大当りであるか否かが判断される。
【００７６】
ＣＰＵ４７は先の判定データに大当りが含まれていないことを検出すると、ステップＳ３９で予告終了カウンタＮ４の計測値を検出し、「Ｎ４＝０」を検出したときにはステップＳ４０へ移行する。この予告終了カウンタＮ４は連動予告の終了タイミングを検出するためのものであり、連動予告の設定状態では「１〜４」のいずれかに加算され、連動予告の非設定状態では「０」にリセットされている。即ち、ＣＰＵ４７はステップＳ３９で連動予告の実行の有無を検出し、連動予告が実行されていないことを検出したときにはステップＳ４０へ移行する。
【００７７】
ＣＰＵ４７はステップＳ４０へ移行すると、大当り遊技フラグの設定状態を判断する。この大当り遊技フラグは大当り遊技の実行状態を示すものであり、ＣＰＵ４７は大当り遊技フラグが停止状態にセットされていることを検出したときには大当り遊技が停止中であると判断し、ステップＳ４０からＳ４１へ移行する。
【００７８】
ＣＰＵ４７はステップＳ４１へ移行すると、ランダムカウンタＲ５およびＲ６の現在の計測値を取得する。そして、ステップＳ４２へ移行し、判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１４のうちカウンタＮ１の現在の計測値に対応する今回の記録部から大当りおよび外れの判定結果を検出する。例えばカウンタＮ１の現在の計測値が「３」であるときには今回の判定データ記録部Ｅ１３から大当りおよび外れの判定結果が検出される。
【００７９】
ＣＰＵ４７はステップＳ４２で今回の判定データが大当りであることを検出すると、ステップＳ４３でランダムカウンタＲ５の取得結果を４個の連動予告値「２０，４０，６０，８０」と比較し、ランダムカウンタＲ５の取得結果が４個の連動予告値のいずれかと同一であるときには連動予告有りと判定する。また、ステップＳ４２で今回の判定データが外れであることを検出すると、ステップＳ４４でランダムカウンタＲ５の取得結果を１個の連動予告値「６０」と比較し、ランダムカウンタＲ５の取得結果が１個の連動予告値と同一であるときには連動予告有りと判定する。
【００８０】
即ち、連動予告の抽選処理は保留中の先の判定データに大当りがないこと・連動予告が停止中であること・大当り遊技が停止中であること・保留球が存在することを条件に行われるものであり、大当りの判定時には連動予告有りが相対的な高確率「４／９１」で抽選され、外れの判定時には連動予告有りが相対的な低確率「１／９１」で抽選される。
【００８１】
ＣＰＵ４７はステップＳ４３またはステップＳ４４で連動予告の有無を判定すると、ステップＳ４５で連動予告の判定結果を検出する。ここで連動予告有りが判定されたことを検出したときにはステップＳ４６でランダムカウンタＮ１の現在の計測値を検出し、カウンタＮ４にセットする（Ｎ４←Ｎ１）。このカウンタＮ４は連動予告の終了タイミングを示すものであり、後述するように、特別図柄の変動表示が終了する毎に「１」ずつ減算され、「カウンタＮ４＝０」が検出されることに基いて連動予告が終了する。即ち、連動予告は連動予告有りが判定された判定データの結果報知に連動して終了するものであり、連動予告の当該終了タイミングを保留球の消化タイミングと称する。
【００８２】
ＣＰＵ４７は連動予告の終了タイミングを設定すると、ステップＳ４７でランダムカウンタＲ６の取得結果を検出する。このランダムカウンタＲ６の計測値「０」，「１」，「２」，「３」には開始時間「２５（１００ｍｓｅｃ）」，「５０（２００ｍｓｅｃ）」，「７５（３００ｍｓｅｃ）」，「１００（４００ｍｓｅｃ）」が割付られており、ＣＰＵ４７はランダムカウンタＲ６の取得結果「０」，「１」，「２」，「３」に応じた開始時間を検出してタイマＴ３にセットする。このタイマＴ３は連動予告の開始タイミングを示すものであり、ＣＰＵ４７はタイマＴ３が「０」に減算されたことを検出することに基いて連動予告の開始を指令する。即ち、連動予告の開始タイミングはランダムカウンタＲ６の計測値に基いて無作為に設定されるものである。
【００８３】
（５）予告開始処理
図１２のステップＳ１５の予告開始処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は予告開始処理でタイマＴ３を減算し、タイマＴ３が「０」に減算されたことを検出することに基いて連動予告の開始を指令する。
【００８４】
ＣＰＵ４７は図１５のステップＳ５１へ移行すると、タイマＴ３の現在の計測値を「０」と比較する。ここで「Ｔ３＞０」を検出したときにはステップＳ５２でタイマＴ３の計測値から「１」を減算し、ステップＳ５３でタイマＴ３の減算結果を「０」と比較する。
【００８５】
ＣＰＵ４７はステップＳ５３で「Ｔ３＝０」を検出すると、ステップＳ５４でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ５５で予告開始コマンドを出力する。前者のＩＮＴ信号はサブ制御装置６３のＣＰＵ６４にＩＲＱ割込みプログラムの起動を指令する割込み要求信号に相当するものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はＩＮＴ信号を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンドを検出することに基いて連動予告を開始し、両隣のサブ制御装置６３に予告開始コマンドを転送する。
【００８６】
（６）保留球処理
図１２のステップＳ１６の保留球処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は保留球処理でカウンタＮ１の計測値を検出し、検出結果に基づいて保留球ランプ２７を点灯・消灯することに基づいて遊技者に特別図柄遊技の保留回数を報知する。
【００８７】
保留球ランプ２７には図３の左から順にランプナンバー「ＲＰ１」，「ＲＰ２」，「ＲＰ３」，「ＲＰ４」が割付けられている。カウンタＮ１の計測値「１」〜「４」には、図１４に示すように、ランプナンバー「ＲＰ１」〜「ＲＰ４」が割付けられており、ＣＰＵ４７は保留球処理へ移行すると、カウンタＮ１の計測値を検出し、計測値の検出結果に対応するランプナンバーの保留球ランプ２７を点灯する。
【００８８】
例えばカウンタＮ１の計測値が「３」の状態では「Ｎ１＝３」に対応する３個の保留球ランプ２７が点灯している。この状態で特別図柄始動口３０内に１個のパチンコ球が有効に入賞したときにはカウンタＮ１が「３」から「４」に加算され、「Ｎ１＝４」に対応する４個の保留球ランプ２７が点灯する。従って、１個の保留球ランプ２７が新たに点灯することになり、遊技者に保留回数が「３」から「４」に増えたことが報知される。この状態で特別図柄の変動表示が開始されたときには、後述するように、カウンタＮ１が「４」から「３」に減算されるので、減算直後のタイマ割込み処理で「Ｎ１＝３」に対応する３個の保留球ランプ２７が点灯する。従って、１個の保留球ランプ２７が消灯することになり、遊技者に特別図柄遊技の保留回数が「４」から「３」に減ったことが報知される。
【００８９】
（７）保留球情報処理
図１２のステップＳ１７の保留球情報処理はタイマ割込みが発生する４ｍｓｅｃ毎に行われるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は保留球情報処理で保留球の発生状態および大当り遊技の実行状態を検出する。そして、大当り遊技の停止状態で保留球が存在していることを検出したときにはサブ制御装置６３に予告許可コマンドを送信し、外部からの予告開始コマンドに応じて連動予告を行って良いことを知らせる。
【００９０】
ＣＰＵ４７は図１６のステップＳ６１へ移行すると、大当り遊技フラグの設定状態を検出する。この大当り遊技フラグは大当り遊技の実行状態を示すものであり、ＣＰＵ４７は大当り遊技フラグが停止状態にセットされていることを検出したときには大当り遊技が停止中であると判断し、ステップＳ６２へ移行する。
【００９１】
ＣＰＵ４７はステップＳ６２へ移行すると、カウンタＮ１の現在の計測値を検出する。このカウンタＮ１は、上述したように、特別図柄遊技の保留回数を示すものであり、ＣＰＵ４７は「カウンタＮ１＞０」を検出したときには特別図柄遊技の保留が存在していると判断し、ステップＳ６３で保留球フラグの設定状態を判断する。この保留球フラグはサブ制御装置６３に予告許可コマンドを出力することに基いて有効状態にセットされ、予告禁止コマンドを出力することに基いて無効状態にセットされるものであり、ＣＰＵ４７はステップＳ６３で保留球フラグが無効状態にセットされていることを検出したときにはステップＳ６４へ移行する。
【００９２】
ＣＰＵ４７はステップＳ６４へ移行すると、サブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力する。そして、ステップＳ６５でサブ制御装置６３に予告許可コマンドを出力し、ステップＳ６６で保留球フラグを有効状態にセットする。即ち、大当り遊技の停止中に保留球が発生したときにはＣＰＵ４７からサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告許可コマンドが出力される。そして、サブ制御装置６３がＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）で予告許可コマンドを検出し、外部からの予告開始コマンドを検出することで連動予告を行う予告許容モードを有効化する。
【００９３】
ＣＰＵ４７はステップＳ６２で「カウンタＮ１＝０」を検出すると、特別図柄遊技の保留回数が存在していないと判断し、ステップＳ６７で保留球フラグの設定状態を判断する。ここで保留球フラグが有効状態にセットされていることを検出したときにはステップＳ６８でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ６９で予告禁止コマンドを出力し、ステップＳ７０で保留球フラグを無効状態にセットする。即ち、大当り遊技の停止中に保留球が消滅したときにはＣＰＵ４７からサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告禁止コマンドが出力される。そして、サブ制御装置６３がＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）で予告禁止コマンドを検出し、外部からの予告開始コマンドを検出して連動予告を行う予告許容モードを無効化する。
【００９４】
（８）制御データ設定処理
図１２のステップＳ１８の制御データ設定処理はメイン制御フラグが制御データ設定処理にセットされている場合に実行されるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は制御データ設定処理で大当りおよび外れの格納データを検出し、格納データの検出結果に基いて確定図柄の設定処理・変動パターンの設定処理等を行う。尚、メイン制御フラグは制御データ設定処理に初期設定されるものであり、電源投入直後の１回目のタイマ割込み処理では制御データ設定処理が実行される。
【００９５】
ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７１でカウンタＮ１を「０」と比較する。このカウンタＮ１は大当りおよび外れの判定データの格納状態を示すものであり、ＣＰＵ４７は「Ｎ１＞０」を検出したときには判定データがＲＡＭ４９に格納されていると判断し、ステップＳ７２へ移行する。
【００９６】
ＣＰＵ４７はステップＳ７２へ移行すると、ＲＡＭ４９の判定データ記録部Ｅ１１から大当りおよび外れの判定結果を検出する。ここで判定結果として大当りが格納されていることを検出したときにはＲＡＭ４９の大当りエリア（図１１参照）に判定結果として大当りを格納する。そして、ステップＳ７３へ移行し、ＲＡＭ４９の保留データ記録部Ｅ１からランダムカウンタＲ４の取得結果を検出する。
【００９７】
メイン制御装置４６のＲＯＭ４８には図柄テーブルが記録されている。この図柄テーブルは、図１８に示すように、ランダムカウンタＲ４と大当り図柄との関係を示すものであり、ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７３で保留データ記録部Ｅ１からランダムカウンタＲ４の取得結果を検出すると、図柄テーブルからランダムカウンタＲ４の取得結果に応じた図柄を検出し、左特別図柄と中特別図柄と右特別図柄とを同一の検出図柄に設定する（大当り図柄の設定）。例えばランダムカウンタＲ４が「６」であるときには数字図柄「７」が検出され、大当り図柄「７ ７ ７」が設定される。
【００９８】
メイン制御装置４６のＲＯＭ４７には、図１９に示すように、大当り用の変動パターンテーブルが記録されている。この変動パターンテーブルはランダムカウンタＲ１と変動パターンとの対応関係を示すものであり、ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７４へ移行すると、ＲＡＭ４９の保留データ記録部Ｅ１からランダムカウンタＲ１の取得結果を検出し、大当り用の変動パターンテーブルからランダムカウンタＲ１の取得結果に応じた変動パターンを選択的に設定する。例えばランダムカウンタＲ１が「１０」であるときには変動パターン「３４」が検出され、変動パターンが「３４」に設定される。
【００９９】
ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７２でＲＡＭ４９の判定データ記録部Ｅ１１に判定結果として外れが格納されていることを検出すると、ＲＡＭ４９の大当りエリアに判定結果として外れを格納する。そして、ステップＳ７５へ移行し、ＲＡＭ４９の保留データ記録部Ｅ１からランダムカウンタＲ２の取得結果を検出し、１９個の外れリーチ値「５，１１，２３，３１，４３，５３，６１，７９，８９，９７，１１３，１２７，１３９，１４９，１５７，１６３，１７３，１８１，１９３」と比較する。
【０１００】
ＣＰＵ４７はランダムカウンタＲ２が１９個の外れリーチ値のいずれかと同一であることを検出したときには外れリーチと判定し、ＲＡＭ４９の外れリーチエリア（図１１参照）に判定結果として外れリーチを格納する。そして、図１７のステップＳ７６で外れリーチエリアから判定結果として外れリーチを検出し、ステップＳ７７へ移行する。
【０１０１】
ＣＰＵ４７はステップＳ７７へ移行すると、ＲＡＭ４９の外れリーチ図柄エリアからランダムカウンタＲ７の格納結果を検出する。そして、ＲＯＭ４８の図柄テーブル（図１８参照）からランダムカウンタＲ７の１桁目に対応する図柄，２桁目に対応する図柄，３桁目に対応する図柄を検出し、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄に設定する（外れリーチ図柄の設定）。例えばランダムカウンタＲ７の格納結果が「０ １ ０」であるときには左特別図柄「１」，中特別図柄「２」，右特別図柄「１」が検出され、外れリーチ図柄「１ ２ １」が設定される。
【０１０２】
メイン制御装置４６のＲＯＭ４８には、図２０に示すように、外れリーチ用の変動パターンテーブルが記録されている。この変動パターンテーブルは停止図柄の差分ΔＳとランダムカウンタＲ１と変動パターンとの対応関係を示すものであり、停止図柄の差分ΔＳとは外れリーチ図柄の設定結果のうち「中特別図柄−左特別図柄（＝中特別図柄−右特別図柄）」を称する。
【０１０３】
ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７７で外れリーチ図柄を設定すると、ステップＳ７８でＲＡＭ４９の保留データ記録部Ｅ１からランダムカウンタＲ１の取得結果を検出し、外れリーチ用の変動パターンテーブルからランダムカウンタＲ１および差分ΔＳに応じた変動パターンを選択的に設定する。例えばランダムカウンタＲ１が「１０」で、外れリーチ図柄の設定結果が「８ ２ ８」であるときには変動パターン「３」が設定される。
【０１０４】
ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ７５でランダムカウンタＲ２の取得結果が１９個の外れリーチ値のいずれとも同一でないことを検出したときには完全外れと判定し、ＲＡＭ４９の外れリーチエリアに判定結果として完全外れを格納する。そして、ステップＳ７６で外れリーチエリアから判定結果として完全外れを検出し、ステップＳ７９へ移行する。
【０１０５】
ＣＰＵ４７はステップＳ７９へ移行すると、ＲＡＭ４９の完全外れ図柄エリアからランダムカウンタＲ７の格納結果を検出する。そして、ＲＯＭ４８の図柄テーブル（図１８参照）からランダムカウンタＲ７の１桁目に対応する図柄，２桁目に対応する図柄，３桁目に対応する図柄を検出し、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄に設定する（完全外れ図柄の設定）。例えばランダムカウンタＲ７の格納結果が「２ ２ ３」であるときには左特別図柄「３」，中特別図柄「３」，右特別図柄「４」が検出され、完全外れ図柄「３ ３ ４」が設定される。
【０１０６】
ＣＰＵ４７はステップＳ７９で完全外れ図柄を設定すると、ステップＳ８０で変動パターン「１」を設定する。即ち、完全外れの判定時には変動パターンの選択的な設定処理が行われず、変動パターンが特定値に一義的に設定される。
【０１０７】
変動パターンには、図１９および図２０に示すように、変動表示時間が個別に設定されている。これら各変動表示時間は特別図柄遊技の所要時間に相当するものであり、左特別図柄〜右特別図柄の変動開始から確定停止に至る所要時間を称する。ＣＰＵ４７は図１７のステップＳ８１へ移行すると、変動パターンの設定結果に応じた変動表示時間を選択的に設定する。そして、ステップＳ８２へ移行し、メイン制御フラグを特別図柄遊技開始処理に設定する。尚、変動パターン「１」の設定時には変動表示時間「Ｔ１」が設定される。
【０１０８】
（９）特別図柄遊技開始処理
図１２のステップＳ１９の特別図柄遊技開始処理はメイン制御フラグが特別図柄遊技開始処理にセットされている場合に実行されるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は特別図柄遊技開始処理でサブ制御装置６３に演出コマンドおよび演出データを出力することに基づいて特別図柄遊技を開始する。
【０１０９】
ＣＰＵ４７は図２１のステップＳ９１でタイマＴ１を「０」にリセットする。このタイマＴ１は変動表示の経過時間を計測するものであり、ＣＰＵ４７はタイマＴ１をリセットすると、ステップＳ９２でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ９３で変動開始コマンドおよび変動開始データを出力する。すると、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はＩＮＴ信号を検出することに基づいてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動し、変動開始コマンドおよび変動開始データをＩＲＱ割込みプログラムで受信することに基づいて変動表示を開始する。
【０１１０】
変動開始データは変動パターンの設定結果と左特別図柄〜右特別図柄の設定結果とを有するものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は変動開始データに基づいて特別図柄遊技を下記の▲１▼〜▲２▼の態様で制御する。
▲１▼左特別図柄〜右特別図柄の設定結果：左列，中列，右列の確定停止図柄を示すものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は各列の特別図柄を設定図柄で確定停止させる。
▲２▼変動パターンの設定結果：変動表示の映像的演出内容・音的演出内容・電飾的演出内容を示すものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は変動表示を変動パターンに応じた内容で演出する。
【０１１１】
ＣＰＵ４７は変動開始コマンド等を出力すると、図２１のステップＳ９４でＲＡＭ４９の判定データエリアおよびカウンタデータエリアを整理する。この処理は判定データエリアの判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１３に判定データ記録部Ｅ１２〜Ｅ１４の格納データを上書きし、カウンタデータエリアの保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ３に保留データ記録部Ｅ２〜Ｅ４の格納データを上書きするものである。
【０１１２】
例えば判定データ記録部Ｅ１１だけに判定データが格納されているときには判定データ記録部Ｅ１１に判定データ記録部Ｅ１２のデフォルトデータが記録され、判定データ記録部Ｅ１１の判定データが消去される。また、判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１４の全てに判定データが格納されているときには判定データ記録部Ｅ１２〜Ｅ１４の判定データが前段の判定データ記録部Ｅ１１〜Ｅ１３に移動され、判定データ記録部Ｅ１４にデフォルトデータが記録される。
【０１１３】
保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ２にランダムカウンタＲ１〜Ｒ４が格納されているときには保留データ記録部Ｅ１に保留データ記録部Ｅ２のランダムカウンタＲ１〜Ｒ４が移動され、保留データ記録部Ｅ２にデフォルトデータが記録される。また、保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ３にランダムカウンタＲ１〜Ｒ４が格納されているときには保留データ記録部Ｅ２〜Ｅ３のランダムカウンタＲ１〜Ｒ４が前段の保留データ記録部Ｅ１〜Ｅ２に移動され、保留データ記録部Ｅ３にデフォルトデータが記録される。
【０１１４】
即ち、次回の制御データ設定処理では判定データ記録部Ｅ１２および保留データ記録部Ｅ２に格納されていた判定データおよびカウンタデータに基づいて特別図柄設定処理・変動パターン設定処理等が行われ、次々回の制御データ設定処理では判定データ記録部Ｅ１３および保留データ記録部Ｅ３に格納されていた判定データおよびカウンタデータに基づいて特別図柄設定処理・変動パターン設定処理等が行われる。
【０１１５】
ＣＰＵ４７は判定データエリアおよびカウンタデータエリアを整理すると、ステップＳ９５でカウンタＮ１から「１」を減算し、ステップＳ９６でメイン制御フラグに特別図柄遊技終了処理をセットする。このカウンタＮ１は、上述したように、特別図柄遊技の保留回数を計測するものであり、次のタイマ割込み処理ではカウンタＮ１の減算結果が検出され、カウンタＮ１の減算結果に基づいて保留球ランプ２７が点灯制御される。従って、特別図柄遊技の開始直後に保留球ランプ２７が消灯し、保留回数の減少が遊技者に報知される。
【０１１６】
（１０）特別図柄遊技終了処理
図１２のステップＳ２０の特別図柄遊技終了処理はメイン制御フラグが特別図柄遊技終了処理にセットされている場合に実行されるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は特別図柄遊技終了処理でサブ制御装置６３に演出コマンドを出力し、特別図柄遊技を終了させる。
【０１１７】
ＣＰＵ４７は図２２のステップＳ１０１へ移行すると、変動表示時間用のタイマＴ１に「１」を加算することに基いて変動表示時間を４ｍｓｅｃ単位で計測する。そして、ステップＳ１０２でタイマＴ１の計測値を変動表示時間の設定結果と比較する。ここでタイマＴ１の計測値が変動表示時間の設定結果に達していることを検出したときにはステップＳ１０３でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ１０４で変動停止コマンドを出力する。この変動表示時間の経過時点では左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄が必ず仮停止状態にあり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はＩＮＴ信号を受信することに基づいてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）で変動停止コマンドを検出し、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄を仮停止状態から静止した確定状態に切換える。
【０１１８】
ＣＰＵ４７は変動停止コマンドを出力すると、ステップＳ１０５で予告終了カウンタＮ４の現在の計測値を「０」と比較する。ここで予告終了カウンタＮ４が「０」にリセットされていないことを検出したときには連動予告が実行中であると判断し、ステップＳ１０６で予告終了カウンタＮ４から「１」を減算し、ステップＳ１０７へ移行する。
【０１１９】
ＣＰＵ４７はステップＳ１０７へ移行すると、予告終了カウンタＮ４の減算結果を「０」と比較する。ここで予告終了カウンタＮ４が「０」であることを検出したときにはステップＳ１０８でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ１０９で予告終了コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はＩＮＴ信号を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンドを検出することに基いて連動予告の停止・予告終了コマンドの外部出力を行う。
【０１２０】
ＣＰＵ４７はステップＳ１１０へ移行すると、ＲＡＭ４９の大当りエリアから判定結果を検出する。ここで大当りエリアに判定結果として外れが格納されていることを検出したときにはステップＳ１１１へ移行し、メイン制御フラグに制御データ設定処理をセットする。
【０１２１】
ＣＰＵ４７はステップＳ１１０で大当りエリアに判定結果として大当りが格納されていることを検出すると、ステップＳ１１２で大当り遊技フラグを実行状態にセットすることに基いて大当り遊技の実行を記録する。そして、ステップＳ１１３へ移行し、メイン制御フラグに大当り遊技処理をセットする。
【０１２２】
（１１）大当り遊技処理
図１２のステップＳ２１の大当り遊技処理はメイン制御フラグが大当り遊技処理にセットされている場合に実行されるものであり、メイン制御装置４６のＣＰＵ４７は大当り遊技処理で大入賞口を開閉制御する。そして、サブ制御装置６３に演出コマンドおよび演出データを出力し、大入賞口の開閉を映像的・音的・電飾的に演出する。
【０１２３】
ＣＰＵ４７は図２３のステップＳ１２１へ移行すると、大入賞口の開放状態を判断する。この判断処理は大入賞口フラグの設定状態に基いて行われるものであり、ＣＰＵ４７は大入賞口フラグが閉鎖状態にセットされていることを検出したときには大入賞口が閉鎖されていると判断する。そして、ステップＳ１２２へ移行し、カウンタＮ２を上限値「１４」と比較する。このカウンタＮ２は大入賞口の開放回数（大当りラウンド回数）を計測するものであり、ＣＰＵ４７は「Ｎ２≦１４」を検出したときにはステップＳ１２３へ移行する。
【０１２４】
ＣＰＵ４７はステップＳ１２３へ移行すると、カウンタＮ２に「１」を加算し、ステップＳ１２４でタイマＴ２を「０」にリセットする。このタイマＴ２は大入賞口の開放時間（大当りラウンドの継続時間）を計測するものであり、ＣＰＵ４７はタイマＴ２を「０」にリセットすると、ステップＳ１２５へ移行する。
【０１２５】
ＣＰＵ４７はステップＳ１２５へ移行すると、サブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ１２６でラウンド開始コマンドおよびラウンドデータ（カウンタＮ２の計測値）を出力する。すると、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はＩＮＴ信号を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムでラウンド開始コマンドおよびラウンドデータを検出することに基いて大当りラウンドの演出動作を開始する。
【０１２６】
ＣＰＵ４７はラウンド開始コマンド等を出力すると、ステップＳ１２７で大入賞口ソレノイド３５に駆動電源を印加することに基いて大入賞口を開放し（大当りラウンド動作の開始）、ステップＳ１２８で大入賞口フラグを開放状態にセットすることに基づいて大入賞口の開放を記録する。これにより、パチンコ球が大入賞口内に入賞することを許容する大当り状態を発生させ、遊技者に有利な状態を生成する。
【０１２７】
ＣＰＵ４７は大入賞口の開放状態でタイマ割込みが発生すると、ステップＳ１２１で大入賞口フラグが開放状態にセットされていることを検出し、ステップＳ１２９でタイマＴ２に「１」を加算することに基いて大入賞口の開放時間を４ｍｓｅｃ単位で計測する。
【０１２８】
ＣＰＵ４７は大入賞口の開放時間を計測すると、ステップＳ１３０でカウント信号の有無を判断する。このカウント信号はパチンコ球が大入賞口内に入賞することに基づいてカウントセンサ３６から出力されるものであり、ＣＰＵ４７はＲＡＭ４９の出力監視エリアにカウント信号有りが記録されていることを検出したときにはカウント信号有りと判断し、ステップＳ１３１でカウンタＮ３に「１」を加算する。このカウンタＮ３は１回の大当りラウンド動作中に何個のパチンコ球が大入賞口内に入賞したかを計測するものであり、ＣＰＵ４７はパチンコ球の入賞個数を計測すると、ステップＳ１３２へ移行する。
【０１２９】
ＣＰＵ４７はステップＳ１３２へ移行すると、カウンタＮ３の計測値を上限値「１０個」と比較し、ステップＳ１３３で開放時間用のタイマＴ２の計測値を上限値「２７秒」と比較する。ここで「Ｎ３≧１０個」および「Ｔ２≧２７秒」のいずれかを検出したときにはステップＳ１３４で大入賞口ソレノイド３５を断電することに基づいて大入賞口を閉鎖し、大当りラウンドを終える。即ち、大当りラウンドは規定個数のパチンコ球が大入賞口内に入賞するか、大入賞口の開放時間が上限値に達することに基づいて終了する。
【０１３０】
ＣＰＵ４７はステップＳ１３４で大当りラウンドを終えると、ステップＳ１３５で入賞個数用のカウンタＮ３を「０」にリセットし、ステップＳ１３６で大入賞口フラグを閉鎖状態にセットすることに基づいて大入賞口の閉鎖を記録する。そして、ステップＳ１３７でサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ１３８でラウンド停止コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はＩＮＴ信号を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムでラウンド停止コマンドを検出することに基いて大当りラウンドの演出動作を停止する。
【０１３１】
ＣＰＵ４７は大入賞口の閉鎖状態でタイマ割込みが発生すると、ステップＳ１２１からＳ１２２へ移行し、大当りラウンド回数用のカウンタＮ２を上限値「１４」と比較する。ここで「Ｎ２＞１４」を検出したときにはステップＳ１３９へ移行し、大当り遊技フラグを停止状態にセットすることに基いて大当り遊技の停止を記録する。そして、ステップＳ１４０で大当りラウンド回数用のカウンタＮ２を「０」にリセットし、ステップＳ１４１でメイン制御フラグを制御データ設定処理にセットする。即ち、大当りラウンドの繰返し回数には上限値「１５回」が設定されており、大当りラウンドの継続回数が１５回に達したときには大当り遊技が終了する。
【０１３２】
＜サブ制御装置６３の内部処理＞
サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は電源が投入されると、図２４のステップＳ２０１で割込み禁止を設定し、ステップＳ２０２でランダムカウンタＲ１０およびタイマＴ１０等のＲＡＭ６６の全データおよびＩ／Ｏ７０を初期設定する。そして、ステップＳ２０３でＶＤＰ６７にデモ表示コマンドを出力し、ステップＳ２０４で割込み禁止の設定を解除することに基づいて割込みの発生を許可する。
【０１３３】
ＶＤＰ６７はデモ表示コマンドを検出すると、ＶＲＯＭ６８から必要な表示データを検出し、図柄表示装置２９に初期画面に相当するデモンストレーション画面を表示する（デモ表示と称する）。このデモ表示は遊技者に客待ち状態にあることを報知するものであり、具体的にはデモ背景の前方に製造社名および機種名等を表示することで行われる。
【０１３４】
ＣＰＵ６４はステップＳ２０４で割込みを許可すると、ステップＳ２０５のカウンタ更新処理へ移行し、カウンタ更新処理を無限ループ状に繰返す。このカウンタ更新処理は特別図柄遊技パターンを無作為に選択するためのランダムカウンタＲ１０を「１」ずつ加算するものであり、ランダムカウンタＲ１０の加算処理は「０」から上限値「１９１」に加算された後に「０」に戻ってリング状に行われる。
【０１３５】
メイン制御装置４６からサブ制御装置６３にＩＮＴ信号が出力されると、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は図２５のＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）を起動する。そして、ステップＳ２１１でメイン制御装置４６からのコマンドおよびデータを検出し、ＲＡＭ６６のコマンドエリアおよびデータエリアに格納する。
【０１３６】
ＣＰＵ６４はメイン制御装置４６からのコマンドおよびデータを格納すると、ステップＳ２１２でコマンドエリアに予告許可コマンドが格納されているか否かを判断する。この予告許可コマンドはメイン制御装置４６が大当り遊技の停止状態で保留球が存在することを検出した外部予告有効状態で出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアに予告許可コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２１３で予告許容フラグを有効状態にセットする。この予告許容フラグの有効状態は外部からの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出することに基いて連動予告を実行する状態であり、ＣＰＵ６４はステップＳ２１３で予告許容フラグを有効状態にセットすると、ステップＳ２１４でコマンドエリアの予告許可コマンドを消去する。尚、予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）は外部からの予告情報に相当するものである。
【０１３７】
ＣＰＵ６４はステップＳ２１２でコマンドエリアに予告許可コマンドが格納されていないことを検出すると、ステップＳ２１５で予告禁止コマンドが格納されているか否かを判断する。この予告禁止コマンドはメイン制御装置４６が大当り遊技の実行および保留球の非発生のいずれかを検出した外部予告無効状態で出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアに予告禁止コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２１６で予告許容フラグを無効状態にセットする。この予告許容フラグの無効状態は外部からの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出しても連動予告を実行しない状態であり、ＣＰＵ６４はステップＳ２１６で予告許容フラグを無効状態にセットすると、ステップＳ２１７でコマンドエリアの予告禁止コマンドを消去する。
【０１３８】
ＣＰＵ６４はステップＳ２１８へ移行すると、コマンドエリアにメイン制御装置４６からの予告開始コマンドが格納されているか否かを判断する。この予告開始コマンドは連動予告の開始を指令するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアに予告開始コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２１９で連動予告フラグを有効状態にセットする。この連動予告フラグの有効状態ではタイマ割込みプラグラムで連動予告フラグが有効状態であることが検出され、枠ランプ２４が点滅することに基いて連動予告が実行される。
【０１３９】
ＣＰＵ６４は連動予告フラグを有効状態にセットすると、ステップＳ２２０で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）を出力し、ステップＳ２２１で予告開始コマンド（Ｌ）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３はＩＮＴ信号（Ｌ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（外部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｌ）を検出する。そして、予告許容フラグが有効状態にセットされていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットし、左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｌ）を出力する。また、予告許容フラグが無効状態にセットされていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットせず、左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｌ）を出力する。
【０１４０】
ＣＰＵ６４はステップＳ２２１で左側のサブ制御装置６３に予告開始コマンド（Ｌ）を出力すると、ステップＳ２２２で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）を出力する。そして、ステップＳ２２３で右側のサブ制御装置６３に予告開始コマンド（Ｒ）を出力し、ステップＳ２２４でコマンドエリアの予告開始コマンドを消去する。すると、右側のサブ制御装置６３はＩＮＴ信号（Ｒ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（外部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｒ）を検出する。そして、予告許容フラグが有効状態にセットされていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットし、右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力する。また、予告許容フラグが無効状態にセットされていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットせず、右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力する。
【０１４１】
ＣＰＵ６４はステップＳ２２５へ移行すると、コマンドエリアにメイン制御装置４６からの予告終了コマンドが格納されているか否かを判断する。この予告終了コマンドは連動予告の終了を指令するものであり、ＣＰＵ６４は予告終了コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２２６で連動予告フラグを無効状態にセットする。この連動予告フラグの無効状態ではタイマ割込みプラグラムで連動予告フラグが有効状態であることが検出されず、枠ランプ２４が消灯状態に保持されることに基いて連動予告が終了する。
【０１４２】
ＣＰＵ６４は連動予告フラグを無効状態にセットすると、ステップＳ２２７で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）を出力し、ステップＳ２２８で予告終了コマンド（Ｌ）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３はＩＮＴ信号（Ｌ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（外部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｌ）を検出する。そして、連動予告フラグを無効状態にセットし、左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告終了コマンド（Ｌ）を出力する。
【０１４３】
ＣＰＵ６４はステップＳ２２８で左側のサブ制御装置６３に予告終了コマンド（Ｌ）を出力すると、ステップＳ２２９で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）を出力する。そして、ステップＳ２３０で右側のサブ制御装置６３に予告終了コマンド（Ｒ）を出力し、ステップＳ２３１でコマンドエリアの予告終了コマンドを消去する。すると、右側のサブ制御装置６３はＩＮＴ信号（Ｒ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラム（外部割込み要求）を起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｒ）を検出する。そして、連動予告フラグを無効状態にセットし、右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告終了コマンド（Ｒ）を出力する。
【０１４４】
図２６のＩＲＱ割込みプログラム（外部割込み要求）はＣＰＵ６４が外部のサブ制御装置６３からのＩＮＴ信号（Ｌ）またはＩＮＴ信号（Ｒ）を検出することに基いて起動するものであり、外部のサブ制御装置６３からのＩＮＴ信号（Ｌ）およびＩＮＴ信号（Ｒ）は外部端子基板７４の左入力端子７５および右入力端子７６を通してＣＰＵ６４の割込み入力端子に与えられる。
【０１４５】
ＣＰＵ６４はＩＲＱ割込みプログラムを起動すると、ステップＳ２４１で外部からのコマンドを検出してＲＡＭ６６の外部コマンドエリアに格納する。そして、ステップＳ２４２で移行し、外部コマンドエリアに左側のサブ制御装置６３からの予告開始コマンド（Ｌ）が格納されているか否かを判断する。
【０１４６】
ＣＰＵ６４はステップＳ２４２で外部コマンドエリアに左側のサブ制御装置６３からの予告開始コマンド（Ｌ）が格納されていることを検出すると、ステップＳ２４３で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）を出力し、ステップＳ２４４で予告開始コマンド（Ｌ）を出力する。即ち、ＣＰＵ６４は左側のサブ制御装置６３に対するＩＮＴ信号（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｌ）の出力処理を内部のメイン制御装置４６から予告開始コマンドを検出した場合・外部のサブ制御装置６３から予告開始コマンド（Ｌ）を検出した場合の双方で実行する。
【０１４７】
ＣＰＵ６４はステップＳ２４２で外部コマンドエリアに左側のサブ制御装置６３からの予告開始コマンド（Ｌ）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ２４５で右側のサブ制御装置６３からの予告開始コマンド（Ｒ）が格納されているか否かを検出する。ここで外部コマンドエリアに右側のサブ制御装置６３からの予告開始コマンド（Ｒ）が格納されていることを検出すると、ステップＳ２４６で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）を出力し、ステップＳ２４７で予告開始コマンド（Ｒ）を出力する。即ち、ＣＰＵ６４は右側のサブ制御装置６３に対するＩＮＴ信号（Ｒ）および予告開始コマンド（Ｒ）の出力処理を内部のメイン制御装置４６から予告開始コマンドを検出した場合・外部のサブ制御装置６３から予告開始コマンド（Ｒ）を検出した場合の双方で実行する。
【０１４８】
ＣＰＵ６４は予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を出力すると、ステップＳ２４８で外部コマンドエリアの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を消去し、ステップＳ２４９で予告許容フラグの設定状態を判断する。ここで予告許容フラグが有効状態にセットされていることを検出したときにはステップＳ２５０へ移行し、連動予告フラグを有効状態にセットする。この予告許容フラグは大当り遊技の停止状態で保留球が存在することを条件にＩＲＱ割込みプログラム（内部割込み要求）で有効状態にセットされるものであり、大当り遊技の停止状態で保留球が存在するときには外部からの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出することに基いて連動予告フラグが有効状態にセットされ、連動予告が実行される。
【０１４９】
ＣＰＵ６４はステップＳ２５１へ移行すると、外部コマンドエリアに左側のサブ制御装置６３からの予告終了コマンド（Ｌ）が格納されているか否かを判断する。ここで予告終了コマンド（Ｌ）が格納されていることを検出したときにはステップＳ２５２で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｌ）を出力し、ステップＳ２５３で予告終了コマンド（Ｌ）を出力する。即ち、ＣＰＵ６４は左側のサブ制御装置６３に対するＩＮＴ信号（Ｌ）および予告終了コマンド（Ｌ）の出力処理をメイン制御装置４６から予告終了コマンドを検出した場合・外部のサブ制御装置６３から予告終了コマンド（Ｌ）を検出した場合の双方で実行する。
【０１５０】
ＣＰＵ６４はステップＳ２５１で外部コマンドエリアに左側のサブ制御装置６３からの予告終了コマンド（Ｌ）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ２５４で右側のサブ制御装置６３からの予告終了コマンド（Ｒ）が格納されているか否かを検出する。ここで外部コマンドエリアに右側のサブ制御装置６３からの予告終了コマンド（Ｒ）が格納されていることを検出すると、ステップＳ２５５で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号（Ｒ）を出力し、ステップＳ２５６で予告終了コマンド（Ｒ）を出力する。即ち、ＣＰＵ６４は右側のサブ制御装置６３に対するＩＮＴ信号（Ｒ）および予告終了コマンド（Ｒ）の出力処理をメイン制御装置４６から予告終了コマンドを検出した場合・外部のサブ制御装置６３から予告終了コマンド（Ｒ）を検出した場合の双方で実行する。
【０１５１】
ＣＰＵ６４は予告終了コマンド（Ｌ）または予告終了コマンド（Ｒ）を出力すると、ステップＳ２５７で外部コマンドエリアの予告終了コマンド（Ｌ）または予告終了コマンド（Ｒ）を消去し、ステップＳ２５８で連動予告フラグを無効状態にセットする。即ち、外部からの予告終了コマンド（Ｌ）または予告終了コマンド（Ｒ）を検出したときには連動予告フラグが無効状態にセットされ、連動予告が終了する。
【０１５２】
例えば図１のパチンコ機▲２▼で連動予告有りが判定されたときにはパチンコ機▲２▼からパチンコ機▲１▼に予告開始コマンド（Ｒ）が出力され、パチンコ機▲２▼からパチンコ機▲３▼に予告開始コマンド（Ｌ）が出力され、パチンコ機▲３▼からパチンコ機▲４▼に予告開始コマンド（Ｌ）が出力される。このとき、パチンコ機▲３▼で保留球が発生しておらず、パチンコ機▲１▼およびパチンコ機▲４▼で保留球が発生しているときにはパチンコ機▲３▼で連動予告フラグが有効状態にセットされず、パチンコ機▲１▼および▲４▼で連動予告フラグが有効状態にセットされ、パチンコ機▲２▼の連動予告に同期してパチンコ機▲１▼および▲４▼で連動予告が一斉にスタートする。
【０１５３】
パチンコ機▲２▼で大当り図柄が確定表示されたときにはパチンコ機▲２▼からパチンコ機▲１▼に予告終了コマンド（Ｒ）が出力され、パチンコ機▲２▼からパチンコ機▲３▼に予告終了コマンド（Ｌ）が出力され、パチンコ機▲３▼からパチンコ機▲４▼に予告終了コマンド（Ｌ）が出力される。すると、パチンコ機▲１▼，▲２▼，▲３▼，▲４▼で連動予告フラグが無効状態にセットされ、パチンコ機▲２▼で連動予告が終了するのに同期してパチンコ機▲１▼および▲４▼で連動予告が一斉に停止する。
【０１５４】
図２７のタイマ割込みプログラムは４ｍｓｅｃが経過する毎に起動するものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はタイマ割込みプログラムの起動時にはメインプログラムを実行位置で一時停止させ、タイマ割込みプログラムの終了時にはメインプログラムを一時停止位置から再開する。このタイマ割込みプログラムはステップＳ２６１の連動予告処理〜ステップＳ２６６の大当り遊技処理を有するものであり、ステップＳ２６１の連動予告処理はタイマ割込みプログラムが起動する４ｍｓｅｃ毎に実行され、ステップＳ２６２のコマンド待ち処理〜ステップＳ２６６の大当り遊技処理はサブ制御フラグの設定状態に基いて選択的に実行される。このサブ制御フラグは電源投入に基いてコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、電源投入直後の１回目のタイマ割込み処理ではコマンド待ち処理が実行される。
【０１５５】
（１）連動予告処理
図２７のステップＳ２６１の連動予告処理は連動予告フラグの設定状態に応じて連動予告を選択的に実行するものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は図２８のステップＳ２７１へ移行すると、連動予告フラグの設定状態を判断する。ここで連動予告フラグが有効状態にセットされていることを検出したときにはステップＳ２７２へ移行し、複数の枠ランプ２５を点滅させることで連動予告を実行する。
【０１５６】
（２）コマンド待ち処理
図２７のステップＳ２６２のコマンド待ち処理はサブ制御フラグがコマンド待ち処理にセットされている場合に実行されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４はコマンド待ち処理で変動開始コマンドの有無およびラウンド開始コマンドの有無を検出し、変動開始コマンドおよびラウンド開始コマンドを検出したときには特別図柄遊技遊技パターンおよび大当り遊技遊技パターンを設定する。
【０１５７】
ＣＰＵ６４は図２９のステップＳ２８１へ移行すると、ＲＡＭ６６のコマンドエリアに変動開始コマンドが格納されているか否かを検出する。この変動開始コマンドはメイン制御装置４６がパチンコ球の特別図柄始動口３０に対する有効な入賞を検出することに基いて特別図柄の設定結果および変動パターンの設定結果と共に出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアに変動開始コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２８２へ移行する。
【０１５８】
ＣＰＵ６４はステップＳ２８２へ移行すると、ランダムカウンタＲ１０の現在の計測値を取得し、ステップＳ２８３で特別図柄遊技パターンを設定する。そして、ステップＳ２８４でコマンドエリアの変動開始コマンドを消去し、ステップＳ２８５でサブ制御フラグに特別図柄遊技開始処理をセットする。
【０１５９】
特別図柄遊技パターンは特別図柄の可変速度，特別図柄の仮停止タイミング，背景の種類，背景の切換えタイミング，遊技音の出力タイミング，コーナランプ２１およびサイドランプ２３の発光タイミング等を示すシーケンスデータからなるものであり、変動パターンに応じた変動表示時間内で終了するように設定される。以下、特別図柄遊技パターンの設定処理および設定内容について説明する。
【０１６０】
サブ制御装置６３のＲＯＭ６５には、図３０に示すように、特別図柄遊技用の遊技パターンテーブルが記録されている。この遊技パターンテーブルは変動パターンおよびランダムカウンタＲ１０から特別図柄遊技パターンを選択するためのものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は図２９のステップＳ２８２でランダムカウンタＲ１０を取得すると、ステップＳ２８３へ移行する。ここでＲＡＭ６６のデータエリアから変動パターンを検出し、変動パターンの検出結果およびランダムカウンタＲ１０の取得結果に応じた特別図柄遊技パターンを遊技パターンテーブルから選択的に設定する。尚、特別図柄遊技パターンは演出パターンに相当するものである。
【０１６１】
図３１は特別図柄遊技パターン「１−１」の設定内容を示すものである。この特別図柄遊技パターン「１−１」は完全外れが判定された変動パターン「１」の検出時にランダムカウンタＲ１０の取得結果に応じて選択されるものであり、特別図柄遊技パターン「１−１」の選択時には左，中，右の特別図柄が同時に変動開始する。この変動開始時には変動用背景が表示され、コーナランプ２１およびサイドランプ２３が点滅する。
【０１６２】
３列の特別図柄の変動開始から設定時間が経過したときには左特別図柄および右特別図柄が当該順序で仮停止し、左特別図柄および右特別図柄の仮停止に連動してスピーカ６から「ドン」の仮停止音が出力される。そして、中特別図柄が右特別図柄の仮停止後に仮停止し、中特別図柄の仮停止に連動して変動用背景の表示が終了する。これら左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄の仮停止はＲＡＭ６６のデータエリアに格納されているメイン制御装置４６からの特別図柄の設定結果で行われるものであり、３列の仮停止状態では３列の特別図柄が完全外れの組合せになる。
【０１６３】
特別図柄遊技パターン「１−２」は完全外れが判定された変動パターン「１」の検出時にランダムカウンタＲ１０の取得結果に応じて選択されるものであり、特別図柄遊技パターン「１−２」の設定時には、図３１に示すように、３列の特別図柄の変動開始直後にリーチ予告キャラクタの表示が行われる。このリーチ予告キャラクタはリーチの発生を知らせる虚偽の予告であり、具体的には変動用背景の前方に飛行機の絵柄を表示することで行われる。
【０１６４】
図３２は特別図柄遊技パターン「２−１」の設定内容を示すものである。この特別図柄遊技パターン「２−１」は外れリーチが判定された変動パターン「２」の検出時にランダムカウンタＲ１０に応じて選択されるものであり、特別図柄遊技パターン「２−１」の設定時には右特別図柄の仮停止後に中特別図柄の変動速度が遅くなり、スピーカ６から「リーチ」の遊技音が出力される。そして、変動用背景に換えてリーチ用背景が表示され、中特別図柄の仮停止に連動してリーチ用背景の表示が終了する。これら左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄の仮停止はＲＡＭ６６のデータエリアに格納されているメイン制御装置４６からの特別図柄の設定結果で行われるものであり、３列の仮停止状態では３列の特別図柄が外れリーチの組合せになる。
【０１６５】
特別図柄遊技パターン「２−２」は外れリーチが判定された変動パターン「２」の検出時にランダムカウンタＲ１０の取得結果に応じて選択されるものであり、特別図柄遊技パターン「２−２」の設定時には、図３２に示すように、３列の特別図柄の変動開始直後にリーチ予告キャラクタの表示が行われる。このリーチ予告キャラクタはリーチの発生を知らせる真実の予告であり、具体的には変動用背景の前方に飛行機の絵柄を表示することで行われる。
【０１６６】
特別図柄遊技パターン「２６」は大当りが判定された変動パターン「２６」の検出時にランダムカウンタＲ１０の取得結果に拘らず選択されるものであり、特別図柄遊技パターン「２６」の設定時には、図３３に示すように、外れリーチ用の特別図柄遊技パターン「２−１」および「２−２」と同一展開の「ノーマルリーチアクション」が設定され、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄が大当りの組合せで仮停止する。この特別図柄遊技パターン「２６」の設定時にはコーナランプ２１およびサイドランプ２３がリーチ状態で点滅し、大当りの発生が予告される。即ち、連動予告は特別図柄遊技パターンに基いて行われる全てのリーチ予告および全ての大当り予告とは別の枠ランプ２５を用いて行われるものである。
【０１６７】
ＣＰＵ６４は図２９のステップＳ２８１でＲＡＭ６６のコマンドエリアに変動開始コマンドが格納されていないことを検出すると、ステップＳ２８６でラウンド開始コマンドが格納されているか否かを判断する。このラウンド開始コマンドはメイン制御装置４６が大当りラウンドの開始時にラウンドデータ（今回の大当りラウンド回数）と共に出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアにラウンド開始コマンドが格納されていることを検出したときにはステップＳ２８７で大当り遊技パターンを設定する。
【０１６８】
大当り遊技パターンはラウンドデータＮ２に応じた静止画面を表示し、スピーカ６から図柄表示装置２９の表示内容に応じた遊技音を出力し、コーナランプ２１およびサイドランプ２３を静止画面に応じて発光させるシーケンスデータからなるものであり、ＣＰＵ６４は大当り遊技パターンを設定すると、ステップＳ２８８でコマンドエリアのラウンド開始コマンドを消去し、ステップＳ２８９でサブ制御フラグに大当り遊技開始処理をセットする。
【０１６９】
（３）特別図柄遊技開始処理
図２７のステップＳ２６３の特別図柄遊技開始処理はサブ制御フラグが特別図柄遊技開始処理にセットされている場合に実行されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は図３４のステップＳ２９１へ移行すると、タイマＴ１０を「０」にリセットする。このタイマＴ１０は特別図柄の変動表示時間を計測するものであり、ＣＰＵ６４はタイマＴ１０をリセットすると、ステップＳ２９２でサブ制御フラグに特別図柄遊技処理をセットする。
【０１７０】
（４）特別図柄遊技処理
図２７のステップＳ２６４の特別図柄遊技処理はサブ制御フラグが特別図柄遊技処理にセットされている場合に実行されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は特別図柄遊技処理でスピーカ６・コーナランプ２１・サイドランプ２３・図柄表示装置２９を制御し、特別図柄遊技パターンの設定結果に応じた演出内容で特別図柄遊技を実行する。
【０１７１】
ＣＰＵ６４は図３５のステップＳ３０１へ移行すると、タイマＴ１０に「１」を加算することに基いて変動表示時間を４ｍｓｅｃ単位で計測する。そして、ステップＳ３０２へ移行し、ＲＡＭ６６のコマンドエリアに変動停止コマンドが格納されているか否かを判断する。この変動停止コマンドはメイン制御装置４６が変動パターンに応じた変動表示時間の経過を検出することに基いて出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアに変動停止コマンドが格納されていないことを検出したときにはステップＳ３０３へ移行する。ここで特別図柄遊技パターンの設定結果からタイマＴ１０の計測値に応じたイベントを検出し、イベントを実行することで特別図柄遊技を特別図柄遊技パターンの設定結果に応じた内容で進行させる。
【０１７２】
ＣＰＵ６４はステップＳ３０２でコマンドエリアに変動停止コマンドが格納されていることを検出すると、ステップＳ３０４でＶＤＰ６７に図柄確定コマンドを出力することに基いて特別図柄遊技を終える。そして、ステップＳ３０５でコマンドエリアの変動停止コマンド・データエリアの特別図柄の設定結果・データエリアの変動パターンの設定結果を消去し、ステップＳ３０６でサブ制御フラグにコマンド待ち処理をセットする。
【０１７３】
変動停止コマンドはメイン制御装置４６が変動パターンに応じた変動表示時間の経過時に出力するものである。また、特別図柄遊技パターンはサブ制御装置６３が変動パターンに基づいて独自に設定するものであり、変動パターンに応じた変動表示時間内で終了するように設定される。サブ制御装置６３のＣＰＵ６４が変動停止コマンドを検出してＶＤＰ６７に図柄確定コマンドを出力するときには左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄が必ず仮停止状態にある。この仮停止状態ではＶＤＰ６７が左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄を上下に揺らしており、ＶＤＰ６７は図柄確定コマンドを検出すると、左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄を仮想的な有効ライン上に静止した確定状態で表示する。即ち、特別図柄遊技は３列の特別図柄が確定表示されることによって終了するものである。
【０１７４】
（５）大当り遊技開始処理
図２７のステップＳ２６５の大当り遊技開始処理はサブ制御フラグが大当り遊技開始処理にセットされている場合に実行されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は大当り遊技開始処理で大当り遊技を開始し、サブ制御フラグに大当り遊技処理をセットする。
【０１７５】
（６）大当り遊技処理
図２７のステップＳ２６６の大当り遊技処理はサブ制御フラグが大当り遊技処理にセットされている場合に実行されるものであり、サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は大当り遊技処理でスピーカ６・コーナランプ２１・サイドランプ２３・図柄表示装置２９を制御し、大入賞口の開閉を大当り遊技パターンの設定結果に応じた態様で演出する。
【０１７６】
ＣＰＵ６４は図３６のステップＳ３１１へ移行すると、ＲＡＭ６６のコマンドエリアにラウンド停止コマンドが格納されているか否かを判断する。このラウンド停止コマンドはメイン制御装置４６が各回の大当りラウンドの終了を検出することに基いて出力するものであり、ＣＰＵ６４はコマンドエリアにラウンド停止コマンドが格納されていないことを検出したときにはステップＳ３１２へ移行し、大当り遊技を大当り遊技パターンの設定結果に応じた内容で演出する。
【０１７７】
ＣＰＵ６４はステップＳ３１１でコマンドエリアにラウンド停止コマンドが格納されていることを検出すると、ステップＳ３１３でスピーカ６・コーナランプ２１・サイドランプ２３・図柄表示装置２９の大当り遊技パターンに応じた制御を停止する。そして、ステップＳ３１４でコマンドエリアのラウンド停止コマンドおよびデータエリアのラウンドデータを消去し、ステップＳ３１５でサブ制御フラグにコマンド待ち処理をセットする。
【０１７８】
上記第１実施例によれば次の効果を奏する。
連動予告を内部で行うか否かを判定し、連動予告有りを判定したときには外部に予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力するように構成した。このため、自身を含んだ複数のパチンコ機で同一の連動予告を同時に発生させる趣向性に富んだ斬新な予告を行うことが可能になり、自らのパチンコ機で大当りが発生するか、両隣のパチンコ機で大当りが発生するかを期待する新たな楽しみを遊技者に与えることができる。
【０１７９】
大当り遊技の停止状態で保留球が発生しているときには外部からの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出することに基いて連動予告を行い、大当り遊技の実行時または保留球の非発生時には外部からの予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出しても連動予告を行わないように構成した。このため、変動表示が即座に開始される予定があることを条件に連動予告が行われるので、連動予告に対する信憑性が高まる。
【０１８０】
外部からの予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）を検出したときには外部に予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力するように構成した。このため、多数のパチンコ機に予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）が連鎖的に出力されるようになるので、多数のパチンコ機で同一の連動予告を同時に発生させることができる。
【０１８１】
大当り遊技の実行時または保留球の非発生時には外部からの予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）を検出しても連動予告を行わず、外部に予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を出力するように構成した。このため、大当り遊技の実行状態および保留球の発生状態に拘らず予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）が多数のパチンコ機に連鎖的に伝わり、多数のパチンコ機のうち変動表示を即座に開始する予定があるものだけで連動予告が抽出的に行われるようになるので、連動予告に対する信憑性が高まる。
【０１８２】
大当りの判定時には相対的な高確率で連動予告有りを判定し、外れの非判定時には相対的な低確率で連動予告有りを判定したので、連動予告の発生時に大当りを「５０％」を超える高確率で発生させることができる。
外部からの予告開始コマンド（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｒ）に基いて連動予告を行うときには枠ランプ２５を使用し、内部の特別図柄遊技パターンに基いて予告を行うときにはコーナランプ２１・サイドランプ２３・図柄表示装置２９を使用したので、遊技者が連動予告であるか否かを明確に認識できる。
【０１８３】
次に本発明の第２実施例を図３７に基いて説明する。メイン制御装置４６は外部端子基板７４の左入力端子７５および左出力端子７７を介して左側のパチンコ機のメイン制御装置４６に電気的に接続されており、メイン制御装置４６は予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを左側のメイン制御装置４６に左出力端子７７を通して送信し、左側のメイン制御装置４６からの予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを左入力端子７５を通して受信する。
【０１８４】
メイン制御装置４６は外部端子基板７４の右入力端子７６および右出力端子７８を介して右側のパチンコ機のメイン制御装置４６に電気的に接続されており、メイン制御装置４６は予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを右側のメイン制御装置４６に右出力端子７８を通して送信し、右側のメイン制御装置４６からの予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを右入力端子７６を通して受信する。
【０１８５】
メイン制御装置４６は連動予告の開始を自ら判定すると、左側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｌ）を出力し、右側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力し、サブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告開始コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンドを検出し、連動予告フラグを有効状態にセットして連動予告を実行する。
【０１８６】
メイン制御装置４６は外部からのＩＮＴ信号（Ｌ）またはＩＮＴ信号（Ｒ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラムを起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｌ）または予告開始コマンド（Ｒ）を検出する。そして、左側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告開始コマンド（Ｌ）を出力し、右側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告開始コマンド（Ｒ）を出力する。次に、大当り遊技の実行状態および保留球の発生状態を検出し、大当り遊技の停止状態で保留球が発生していることを検出したときにはサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告開始コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンドを検出し、連動予告フラグを有効状態にセットして連動予告を実行する。
【０１８７】
メイン制御装置４６は連動予告の終了を自ら判定すると、左側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告終了コマンド（Ｌ）を出力し、右側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告終了コマンド（Ｒ）を出力し、サブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告終了コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンドを検出し、連動予告フラグを無効状態にセットして連動予告を終える。
【０１８８】
メイン制御装置４６は外部からのＩＮＴ信号（Ｌ）またはＩＮＴ信号（Ｒ）を検出することに基いてＩＲＱ割込みプログラムを起動し、ＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｌ）または予告終了コマンド（Ｒ）を検出する。そして、左側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｌ）および予告終了コマンド（Ｌ）を出力し、右側のメイン制御装置４６にＩＮＴ信号（Ｒ）および予告終了コマンド（Ｒ）を出力し、サブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告終了コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンドを検出し、連動予告フラグを無効状態にセットして連動予告を終える。
【０１８９】
次に本発明の第３実施例を図３８に基いて説明する。パチンコホールの台島には集中管理ボックス（図示せず）が設置されている。この集中管理ボックス内には集中管理基板８０が収納されており、集中管理基板８０には集中管理装置８１が搭載されている。この集中管理装置８１はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，Ｉ／Ｏを有している。
【０１９０】
外部端子基板８２はメインセット３７の後面に固定されたものであり、外部端子基板８２には外部出力端子８３および外部入力端子８４が搭載されている。サブ制御装置６３は外部出力端子８３および外部入力端子８４を介して集中管理装置８１に電気的に接続されており、サブ制御装置６３は外部出力端子８３を通して集中管理装置８１に予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを送信し、外部入力端子８４を通して集中管理装置８１からの予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを受信する。
【０１９１】
メイン制御装置４６は連動予告の開始を自ら判定すると、サブ制御装置６３に予告開始コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はメイン制御装置４６からの予告開始コマンドを検出し、集中管理装置８１に予告開始コマンドを出力する。そして、連動予告フラグを有効状態にセットし、連動予告を実行する。
集中管理装置８１はサブ制御装置６３からの予告開始コマンドを検出すると、予告開始コマンドを出力したサブ制御装置６３を除く残りのサブ制御装置６３に対して予告開始コマンドを出力する。すると、残りのサブ制御装置６３は集中管理装置８１からの予告開始コマンドを検出し、予告許容フラグの設定状態を検出する。そして、予告許容フラグが有効状態にセットされていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットし、連動予告を実行する。
【０１９２】
メイン制御装置４６は連動予告の終了を自ら判定すると、サブ制御装置６３に予告終了コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３はメイン制御装置４６からの予告終了コマンドを検出し、集中管理装置８１に予告終了コマンドを出力する。そして、連動予告フラグを無効状態にセットし、連動予告を終える。
集中管理装置８１はサブ制御装置６３からの予告終了コマンドを検出すると、予告終了コマンドを出力したサブ制御装置６３を除く残りのサブ制御装置６３に対して予告終了コマンドを出力する。すると、残りのサブ制御装置６３は集中管理装置８１からの予告終了コマンドを検出し、連動予告フラグを無効状態にセットして連動予告を終える。
【０１９３】
次に本発明の第４実施例を図３９に基いて説明する。メイン制御装置４６は外部端子基板８２の外部出力端子８３および外部入力端子８４を介して集中管理装置８１に電気的に接続されており、メイン制御装置４６は外部出力端子８３を通して集中管理装置８１に予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを送信し、外部入力端子８４を通して集中管理装置８１からの予告開始コマンドおよび予告終了コマンドを受信する。
【０１９４】
メイン制御装置４６は連動予告の開始を自ら判定すると、サブ制御装置６３および集中管理装置８１に予告開始コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３は予告開始コマンドを検出し、連動予告フラグを有効状態にセットして連動予告を実行する。
集中管理装置８１はメイン制御装置４６からの予告開始コマンドを検出すると、予告開始コマンドを出力したメイン制御装置４６を除く残りのメイン制御装置４６に対して予告開始コマンドを出力する。すると、残りのメイン制御装置４６は集中管理装置８１からの予告開始コマンドを検出し、大当り遊技の実行状態および保留球の発生状態を検出する。ここで大当り遊技の停止状態で保留球が発生していることを検出したときにはサブ制御装置６３に予告開始コマンドを出力し、サブ制御装置６３に連動予告を実行させる。
【０１９５】
メイン制御装置４６は連動予告の終了を自ら判定すると、サブ制御装置６３および集中管理装置８１に予告終了コマンドを出力する。すると、サブ制御装置６３は予告終了コマンドを検出し、連動予告フラグを無効状態にセットして連動予告を終える。
集中管理装置８１はメイン制御装置４６からの予告終了コマンドを検出すると、予告終了コマンドを出力したメイン制御装置４６を除く残りのメイン制御装置４６に対して予告終了コマンドを出力する。すると、残りのメイン制御装置４６は予告終了コマンドを検出し、サブ制御装置６３に予告終了コマンドを出力することに基いて連動予告を終える。
【０１９６】
上記第３〜第４実施例においては、集中管理基板８０を台島の集中管理ボックス内に収納したが、これに限定されるものではなく、例えば一つのパチンコ機に装着しても良い。この場合、メインセット３７の後面に集中管理ボックスを固定し、集中管理ボックス内に集中管理基板８０を収納すると良い。
【０１９７】
上記第１〜第４実施例においては、電気的に接続された全ての遊技機で連鎖的に連動予告を行う構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば連動予告が判定された主体となる遊技機を含んだ複数台のみで連動予告を限定的に行う構成としても良い。以下、連動予告を複数台の遊技機で限定的に行う本発明の第５実施例を図４０〜図４３に基いて説明する。
【０１９８】
サブ制御装置６３のＣＰＵ６４は内部からのＩＮＴ信号を検出すると、図４０のＩＲＱ割込みプログラムを起動する。そして、ステップＳ２１１で内部からのコマンドを検出し、ＲＡＭ６６のコマンドエリアに格納する。
【０１９９】
ＣＰＵ６４はステップＳ２１８でコマンドエリアにメイン制御装置４６からの予告開始コマンドが格納されていることを検出すると、ステップＳ２１９で連動予告フラグを有効状態にセットし、ステップＳ２２４でコマンドエリアの予告開始コマンドを消去する。この状態ではタイマ割込みプログラムで連動予告フラグの有効化が検出され、連動予告が実行される。
【０２００】
ＣＰＵ６４はステップＳ２２４でコマンドエリアの予告開始コマンドを消去すると、ステップＳ３２１でランダムカウンタＲ１１の現在の計測値を取得する。このランダムカウンタＲ１１はＣＰＵ６４がメインプログラムのループ毎に「０」，「１」，「２」，「０」・・の順序で循環的に加算するものであり、ＣＰＵ６４はステップＳ３２１でランダムカウンタＲ１１を取得すると、ランダムカウンタＲ１１の取得結果に基いて予告パターンを設定する。この予告パターンは連動予告をいずれの遊技機の組合せで行うかを示すものであり、ランダムカウンタＲ１１が「０」のときには予告パターン「１」が選択され、ランダムカウンタＲ１１が「１」のときには予告パターン「２」が選択され、ランダムカウンタＲ１１が「２」のときには予告パターン「３」が選択される。
【０２０１】
ＣＰＵ６４はステップＳ３２１で予告パターンを選択すると、ステップＳ３２２で予告パターンの選択結果を「１」と比較する。ここで予告パターンが「１」であることを検出したときにはステップＳ３２３で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３２４で予告開始コマンド（Ｌ１）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｌ１）を検出し、左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告開始コマンド（Ｌ０）を出力する。次に、予告許容フラグの設定状態を判断し、予告許容フラグが有効化されていることを検出したときには連動予告フラグを有効化する。
【０２０２】
ＣＰＵ６４はステップＳ３２２で予告パターンの選択結果が「１」でないことを検出すると、ステップＳ３２５で予告パターンの選択結果を「２」と比較する。ここで予告パターンが「２」であることを検出したときにはステップＳ３２６で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３２７で予告開始コマンド（Ｌ０）を出力する。そして、ステップＳ３２８で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３２９で予告開始コマンド（Ｒ０）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３および右側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｌ０）および予告開始コマンド（Ｒ０）を検出し、予告許容フラグが有効化されているときには連動予告フラグを有効状態にセットする。
【０２０３】
ＣＰＵ６４はステップＳ３２５で予告パターンの選択結果が「２」でないことを検出すると、予告パターンの選択結果が「３」であると判断する。そして、ステップＳ３３０で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３３１で予告開始コマンド（Ｒ１）を出力する。すると、右側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告開始コマンド（Ｒ１）を検出し、右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告開始コマンド（Ｒ０）を出力する。次に、予告許容フラグの設定状態を判断し、予告許容フラグが有効化されていることを検出したときには連動予告フラグを有効状態にセットする。
【０２０４】
ＣＰＵ６４は図４１のステップＳ２２５でコマンドエリアにメイン制御装置４６からの予告終了コマンドが格納されていることを検出すると、ステップＳ２２６で連動予告フラグを無効状態にセットする。この状態ではタイマ割込みプログラムで連動予告フラグの無効化が検出され、連動予告が停止する。
【０２０５】
ＣＰＵ６４はステップＳ２２６で連動予告フラグを無効化すると、ステップＳ３３２で直前の予告パターンの選択結果を「１」と比較する。ここで予告パターンが「１」であることを検出したときにはステップＳ３３３で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３３４で予告終了コマンド（Ｌ１）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｌ１）を検出し、左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告終了コマンド（Ｌ０）を出力する。次に、連動予告フラグを無効化し、連動予告を行っているときには連動予告を停止する。
【０２０６】
ＣＰＵ６４はステップＳ３３２で直前の予告パターンの選択結果が「１」でないことを検出すると、ステップＳ３３５で予告パターンの選択結果を「２」と比較する。ここで予告パターンが「２」であることを検出したときにはステップＳ３３６で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３３７で予告終了コマンド（Ｌ０）を出力する。そして、ステップＳ３３８で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３３９で予告終了コマンド（Ｒ０）を出力する。すると、左側のサブ制御装置６３および右側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｌ０）および予告終了コマンド（Ｒ０）を検出することに基いて連動予告フラグを無効化し、連動予告を行っているときには連動予告を停止する。
【０２０７】
ＣＰＵ６４はステップＳ３３５で予告パターンの選択結果が「２」でないことを検出すると、予告パターンの選択結果が「３」であると判断する。そして、ステップＳ３４０で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３４１で予告終了コマンド（Ｒ１）を出力する。すると、右側のサブ制御装置６３はＩＲＱ割込みプログラムで予告終了コマンド（Ｒ１）を検出し、右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号および予告終了コマンド（Ｒ０）を出力する。次に、連動予告フラグを無効化し、連動予告を行っているときには連動予告を停止する。
【０２０８】
ＣＰＵ６４はステップＳ３３４・Ｓ３３９・Ｓ３４１のいずれかで予告終了コマンドを出力すると、ステップＳ２３１でコマンドエリアの予告終了コマンドを消去する。そして、ステップＳ３４２へ移行し、予告パターンの選択結果を消去する。
【０２０９】
ＣＰＵ６４は外部からのＩＮＴ信号を検出すると、図４２のＩＲＱ割込みプログラムを起動する。そして、ステップＳ２４１で外部からのコマンドを検出し、ＲＡＭ６６のコマンドエリアに格納する。
【０２１０】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５１へ移行すると、コマンドエリアに予告開始コマンド（Ｌ１）が格納されているか否かを検出する。ここで予告開始コマンド（Ｌ１）を検出したときにはステップＳ３５２で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３５３で予告開始コマンド（Ｌ０）を出力する。次に、ステップＳ２４８でコマンドエリアの予告開始コマンド（Ｌ１）を消去し、ステップＳ２４９で予告許容フラグの設定状態を判断する。例えば予告許容フラグが有効化されていることを検出したときにはステップＳ２５０で連動予告フラグを有効化し、タイマ割込みプログラムで連動予告を実行する。
【０２１１】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５１でコマンドエリアに予告開始コマンド（Ｌ１）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３５４で予告開始コマンド（Ｒ１）が格納されているか否かを判断する。ここで予告開始コマンド（Ｒ１）を検出したときにはステップＳ３５７で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３５８で予告開始コマンド（Ｒ０）を出力する。次に、ステップＳ２４８でコマンドエリアの予告開始コマンド（Ｒ１）を消去し、ステップＳ２４９で予告許容フラグが有効化されていることを検出したときにはステップＳ２５０で連動予告フラグを有効化する。
【０２１２】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５４でコマンドエリアに予告開始コマンド（Ｒ１）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３５５で予告開始コマンド（Ｌ０）が格納されているか否かを判断する。ここで予告開始コマンド（Ｌ０）を検出したときにはステップＳ２４８でコマンドエリアの予告開始コマンド（Ｌ０）を消去し、ステップＳ２４９で予告許容フラグが有効化されていることを検出したときにはステップＳ２５０で連動予告フラグを有効化する。
【０２１３】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５５でコマンドエリアに予告開始コマンド（Ｌ０）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３５６で予告開始コマンド（Ｒ０）が格納されているか否かを判断する。ここで予告開始コマンド（Ｒ０）を検出したときにはステップＳ２４８でコマンドエリアの予告開始コマンド（Ｒ０）を消去し、ステップＳ２４９で予告許容フラグが有効化されていることを検出したときにはステップＳ２５０で連動予告フラグを有効化する。
【０２１４】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５９へ移行すると、コマンドエリアに予告終了コマンド（Ｌ１）が格納されているか否かを検出する。ここで予告終了コマンド（Ｌ１）を検出したときにはステップＳ３６０で左側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３６１で予告終了コマンド（Ｌ０）を出力する。次に、ステップＳ２５７でコマンドエリアの予告終了コマンド（Ｌ１）を消去し、ステップＳ２５８で連動予告フラグを無効化することに基いて連動予告を行っているときには停止する。
【０２１５】
ＣＰＵ６４はステップＳ３５９でコマンドエリアに予告終了コマンド（Ｌ１）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３６２で予告終了コマンド（Ｒ１）が格納されているか否かを判断する。ここで予告終了コマンド（Ｒ１）を検出したときにはステップＳ３６５で右側のサブ制御装置６３にＩＮＴ信号を出力し、ステップＳ３６６で予告終了コマンド（Ｒ０）を出力する。次に、ステップＳ２５７でコマンドエリアの予告終了コマンド（Ｒ１）を消去し、ステップＳ２５８で連動予告フラグを無効化する。
【０２１６】
ＣＰＵ６４はステップＳ３６２でコマンドエリアに予告終了コマンド（Ｒ１）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３６３で予告終了コマンド（Ｌ０）が格納されているか否かを判断する。ここで予告終了コマンド（Ｌ０）を検出したときにはステップＳ２５７でコマンドエリアの予告終了コマンド（Ｌ０）を消去し、ステップＳ２５８で連動予告フラグを無効化する。
【０２１７】
ＣＰＵ６４はステップＳ３６３でコマンドエリアに予告終了コマンド（Ｌ０）が格納されていないことを検出すると、ステップＳ３６４で予告終了コマンド（Ｒ０）が格納されているか否かを判断する。ここで予告終了コマンド（Ｒ０）を検出したときにはステップＳ２５７でコマンドエリアの予告終了コマンド（Ｒ０）を消去し、ステップＳ２５８で連動予告フラグを無効化する。
【０２１８】
図４３は図４０〜図４２の処理内容を具体的に説明するものである。
【０２１９】
＜予告パターン１の選択時＞
例えば遊技機▲３▼で連動予告が判定されたときには、図４３の（ａ）に示すように、遊技機▲３▼から左側の遊技機▲２▼に予告開始コマンド（Ｌ１）が出力され、遊技機▲２▼から左側の遊技機▲１▼に予告開始コマンド（Ｌ０）が出力される。このとき、遊技機▲１▼および▲２▼で予告許容フラグの設定状態が判断され、予告許容フラグが有効化されているときには連動予告が実行される。従って、遊技機▲１▼〜▲３▼の３台で連動予告が遊技状態に応じて発生することになる。
【０２２０】
＜予告パターン２の選択時＞
例えば遊技機▲３▼で連動予告が判定されたときには、図４３の（ｂ）に示すように、遊技機▲３▼から左側の遊技機▲２▼に予告開始コマンド（Ｌ０）が出力され、遊技機▲３▼から右側の遊技機▲４▼に予告開始コマンド（Ｒ０）が出力される。このとき、遊技機▲２▼および▲４▼で予告許容フラグの設定状態が判断され、予告許容フラグが有効化されているときには連動予告が実行される。従って、遊技機▲２▼〜▲４▼の３台で連動予告が遊技状態に応じて発生することになる。
【０２２１】
＜予告パターン３の選択時＞
例えば遊技機▲３▼で連動予告が判定されたときには、図４３の（ｃ）に示すように、遊技機▲３▼から右側の遊技機▲４▼に予告開始コマンド（Ｒ１）が出力され、遊技機▲４▼から右側の遊技機▲５▼に予告開始コマンド（Ｒ０）が出力される。このとき、遊技機▲４▼および▲５▼で予告許容フラグの設定状態が判断され、予告許容フラグが有効化されているときには連動予告が実行される。従って、遊技機▲３▼〜▲５▼の３台で連動予告が遊技状態に応じて発生することになる。
【０２２２】
上記第５実施例によれば、予告開始コマンドを転送するか否かを示す転送情報を予告開始コマンドと共に出力し、予告開始コマンドを転送するか否かを指令したので、自らを含んだ数台程度の遊技機で連動予告を限定的に行うことができる。このため、いずれの遊技機で大当りが実際に発生したかを容易に確認することができるので、大当りの発生台を確認する楽しみができる。
【０２２３】
上記第１〜第５実施例においては、始動口としてパチンコ球を遊技盤１３から回収するポケット形の特別図柄始動口３０を用いたが、これに限定されるものではなく、パチンコ球が通過する特別図柄始動ゲートを用いても良い。
【０２２４】
上記第１〜第５実施例においては、図柄表示装置２９として液晶表示器を用いたが、これに限定されるものではなく、例えばＬＥＤ表示器等の電気的な表示器を用いたり、回転ドラム等の機械的な表示器を用いても良い。
上記第１〜第５実施例においては、枠ランプ２５を点滅させることに基いて連動予告を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば図柄表示装置２９の表示内容によって連動予告を行ったり、コーナランプ２１の点灯内容によって連動予告を行ったり、サイドランプ２３の点灯内容によって連動予告を行ったり、スピーカ６の鳴動内容によって連動予告を行っても良い。特に図柄表示装置２９・コーナランプ２１・サイドランプ２３のいずれかを用いて連動予告を行うときにはリーチ予告および大当り予告を行う場合と駆動パターンを相違させることが好ましい。
【０２２５】
上記第１〜第５実施例においては、連動予告を発生させることで大当りの発生を非確定的に予告したが、これに限定されるものではなく、例えば大当りの発生を「１００％」の確率で確定的に予告しても良い。この場合、図１３のステップＳ４２で今回の判定データが大当りである場合にのみ連動予告の有無を判定すると良い。
【０２２６】
上記第１〜第５実施例においては、連動予告を発生させることで大当りの発生を確定的または非確定的に予告したが、これに限定されるものではなく、例えばリーチの発生を確定的または非確定的に予告しても良い。即ち、図１３のデータ取得処理で大当りに加えて外れリーチの有無を判定し、大当りが判定された場合に加えて外れリーチが判定された場合にも連動予告の有無を判定する。この場合、データ取得処理で確定図柄および変動パターンを設定し、特定の変動パターンが設定された場合にランダムカウンタＲ５の取得結果に応じて連動予告の有無を判定したり、特定の確定図柄が設定された場合にランダムカウンタＲ５の取得結果に応じて連動予告の有無を判定しても良く、特定の変動パターンとしては信頼度が高いものを選定することが好ましい。この信頼度とは「ノーマルリーチアクション」等の展開が同一のリーチアクションが「１００回」出現した場合に何回のリーチアクションで大当りが発生するかを百分率「％」で示すものであり、下記に示すように、大当りの判定確率Ｘｏ・外れリーチの判定確率Ｘｈ・大当り判定時のリーチアクションの選択確率Ｘｏｒ・外れリーチ判定時のリーチアクションの選択確率Ｘｈｒから算出されるものである。
Ｘ＝１００＊｛Ｘｏ＊Ｘｏｒ／Ｘｏ＊Ｘｏｒ＋Ｘｈ＊Ｘｈｒ｝
上記第１〜第５実施例においては、サブ制御装置６３がスピーカ６・コーナランプ２１・サイドランプ２３・枠ランプ２５・図柄表示装置２９を統括的に制御する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えばスピーカ６を制御するスピーカ制御装置・コーナランプ２１とサイドランプ２３と枠ランプ２５とを制御するランプ制御装置・図柄表示装置２９を制御する図柄制御装置を個別に設けても良い。
【０２２７】
上記第１〜第５実施例においては、特別図柄遊技用の保留球数を４個を上限に計測したが、これに限定されるものではなく、例えば４個以外の複数値を上限に計測したり、上限値を設定しない構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例を示す図（連動予告の発生状態を説明するための図）
【図２】パチンコ機の全体構成を示す前面図
【図３】遊技盤を示す前面図
【図４】（ａ）はパチンコ機の全体構成を示す後面図、（ｂ）が外部端子基板に対する配線状態を示す図
【図５】メイン制御装置の電気的構成を示す図
【図６】払出制御装置の電気的構成を示す図
【図７】サブ制御装置の電気的構成を示す図
【図８】メイン制御装置のメインプログラムを示すフローチャート
【図９】（ａ）はメイン制御装置が保有するランダムカウンタの一覧を示す図、（ｂ）はメイン制御装置が保有するノーマルカウンタの一覧を示す図、（ｃ）はメイン制御装置が保有するタイマの一覧を示す図
【図１０】ランダムカウンタの加算方法を説明するための図
【図１１】メイン制御装置のＲＡＭのデータ格納エリアを示す図
【図１２】メイン制御装置のタイマ割込み処理を示すフローチャート
【図１３】メイン制御装置のデータ取得処理を示すフローチャート
【図１４】カウンタと保留データ記録部と判定データ記録部とランプナンバーとの関係を示す図
【図１５】メイン制御装置の予告開始処理を示すフローチャート
【図１６】メイン制御装置の保留球情報処理を示すフローチャート
【図１７】メイン制御装置の制御データ設定処理を示すフローチャート
【図１８】ランダムカウンタと大当り図柄，左特別図柄，中特別図柄，右特別図柄との関係を示す図
【図１９】大当り用の変動パターンテーブルを示す図
【図２０】外れリーチ用の変動パターンテーブルを示す図
【図２１】メイン制御装置の特別図柄遊技開始処理を示すフローチャート
【図２２】メイン制御装置の特別図柄遊技終了処理を示すフローチャート
【図２３】メイン制御装置の大当り遊技処理を示すフローチャート
【図２４】サブ制御装置のメインプログラムを示すフローチャート
【図２５】サブ制御装置のＩＲＱ割込み処理（内部割込み要求）を示すフローチャート
【図２６】サブ制御装置のＩＲＱ割込み処理（外部割込み要求）を示すフローチャート
【図２７】サブ制御装置のタイマ割込み処理を示すフローチャート
【図２８】サブ制御装置の連動予告処理を示すフローチャート
【図２９】サブ制御装置のコマンド待ち処理を示すフローチャート
【図３０】特別図柄遊技用の遊技パターンテーブルを示す図
【図３１】特別図柄遊技パターンの設定内容を説明するための図（完全外れ用）
【図３２】特別図柄遊技パターンの設定内容を説明するための図（外れリーチ用）
【図３３】特別図柄遊技パターンの設定内容を説明するための図（大当り用）
【図３４】サブ制御装置の特別図柄遊技開始処理を示すフローチャート
【図３５】サブ制御装置の特別図柄遊技処理を示すフローチャート
【図３６】サブ制御装置の大当り遊技処理を示すフローチャート
【図３７】本発明の第２実施例を示す図（パチンコ機相互間の接続状態を示す図）
【図３８】本発明の第３実施例を示す図３７相当図
【図３９】本発明の第４実施例を示す図３７相当図
【図４０】本発明の第５実施例を示す図２５相当図
【図４１】図２５相当図
【図４２】図２６相当図
【図４３】図１相当図
【符号の説明】
２９は図柄表示装置（表示器）、３０は特別図柄始動口（始動口）、４６はメイン制御装置（大当り判定手段，大当り遊技手段，保留手段，予告判定手段）、６３はサブ制御装置（予告手段，出力手段，入力手段，演出パターン設定手段，演出制御手段）を示している。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a variable display in which the identification symbol is displayed in a variable state and a variable stop state on a display based on a pachinko ball effectively winning the starting port, and is based on an aspect in which the identification symbol is in a variable stop state. And a gaming machine having a configuration for notifying the determination result of the big hit and the miss.
[0002]
[Prior art]
Some of the gaming machines have a configuration in which an effect pattern is set on the condition that a pachinko ball has effectively won a starting port. The effect pattern indicates the variable display content of the identification symbol. During the variable display of the identification symbol, it is possible to foresee the occurrence of a specific state such as a big hit by displaying a character symbol based on the effect pattern. Has been done.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the above-mentioned gaming machine, the current measured value of the random counter is acquired on condition that the pachinko ball has effectively won the starting port, and the one corresponding to the acquired result of the measured value is selected from a plurality of effect patterns. ing. For this reason, there are limits to the variations of the notice, and it has been difficult to make a novel notice rich in interest.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a gaming machine capable of giving a novel notice rich in interest.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
<About the invention according to claim 1>
The invention according to claim 1 makes it possible to simultaneously give a notice between a plurality of gaming machines. Specifically, an external output and advance notice of the advance notice information are executed on the condition that it is determined that the advance notice is internally provided, and the advance notice is executed on the condition of the external input when the advance notice information is input from the outside.
(1) Starting port: a term that includes both a pocket for collecting pachinko balls from a game board and a gate through which pachinko balls pass.
{Circle around (2)} Display: The term is not limited to an electrical display such as a liquid crystal display and an LED display, but includes a mechanical display such as a rotating drum.
{Circle around (3)} Variable display: The identification symbol is displayed in order of the variable state and the variable stop state, and the determination result of the big hit and the miss is notified based on the mode of the variable symbol in the variable stop state. And a combination symbol and a single symbol for notifying the player of the determination result of the deviation. This variable display is suspended when the pachinko ball wins the starting port at a timing when the variable display cannot be started. Specifically, when the pachinko ball wins the starting port during the variable display and the big hit display, the pachinko ball win is recorded by adding the hold counter, and when the pachinko ball win is recorded, the variable display ends. The variable display is started again after the end of the big hit display. The winning to which the reservation counter is added is called an effective winning of the pachinko ball.
{Circle around (4)} Notice determining means: Determines whether or not to give a notice. This notice is to notify before the occurrence of the jackpot and the reach that the identification symbol will be in the specific state such as the jackpot and the reach. When the notice is given, the specific state occurs with a probability of 100%. It may be a non-deterministic one in which a specific state may not occur despite the notice being given. In addition, the big hit refers to an aspect of an identification symbol that informs a player that a big hit has been determined, and the reach refers to a state before the possibility that a big hit is visually present.
(5) Output means: Outputs notice information to an external control device, and performs output processing of the notice information on condition that the notice determination means determines that there is notice. The external control device may be a control device mounted on an external gaming machine, or may be a control device installed in Taishima or the like.
{Circle around (6)} Input means: for inputting notice information from outside. This notice information may be input from a control device mounted on an external gaming machine, or may be input from a control device installed in Taishima or the like.
{Circle around (7)} Notice means: The notice is actually given by video / sound / light / vibration / combination thereof. This notice is not made based only on the internal information such as the effect pattern or the like, but is made on the condition that the notice judgment means judges that there is a notice or that the notice information is inputted from the outside. . The timing of occurrence of this notice may be during the current variable display in which a specific state such as a big hit or a reach occurs, or may be before the current variable display, that is, before the specific state actually occurs. Good.
According to the first aspect of the present invention, when it is determined that there is a notice in a certain gaming machine, the notice information is output from the gaming machine to another gaming machine. For this reason, it is possible to perform a novel notice rich in interest that simultaneously generates a notice on multiple gaming machines including itself, and whether a specific state occurs on one's own gaming machine or another gaming machine It is possible to give the player a new pleasure that expects a specific state to occur.
[0005]
<About the invention according to claim 2>
The invention according to claim 2 provides an advance notice based on detection of external notice information when a jackpot game is stopped and a hold occurs, and an external notice is given when a jackpot game is executed or no hold occurs. Even if the notice information is detected, no notice is given.
{Circle around (1)} Big hit judging means: for judging a big hit or a miss. This determination process is performed on the condition that the pachinko ball has effectively won the starting opening. Specifically, the random number value is obtained on condition that the pachinko ball has effectively won the starting opening, and the random number value is obtained. Is preferably compared with the jackpot value.
{Circle around (2)} Big hitting game means: a big hit game in which a variable winning opening is made to be in an advantageous state for the player on condition that the big hit is determined. Is a state where winning of a pachinko ball is easier than in the stopped state.
(3) Reserving means: When a pachinko ball wins the starting port during variable display and big hit display, the pachinko ball winning is recorded by adding a retaining counter, and the winning of the pachinko ball is recorded. , The variable display is started again after the end of the variable display and after the end of the big hit display.
According to the second aspect of the present invention, the advance notice is given on condition that the variable display is to be started immediately, so that the credibility of the advance notice is enhanced.
[0006]
<About the invention according to claim 3>
The invention according to claim 3 is to perform a notice in a chain between a plurality of gaming machines, and specifically, to transfer the notice information to the outside when the notice information is input from outside.
According to the third aspect of the present invention, when it is determined that a given game machine has a notice, the notice information is output from the game machine to another game machine, and the notice information is sequentially transferred from another game machine. In addition, it is possible to perform a novel and highly informative advance notification in which a series of advance notices are performed among a large number of gaming machines.
[0007]
<About the invention according to claim 4>
According to a fourth aspect of the present invention, when a jackpot game is executed or no hold occurs, the notice information is transferred to the outside without performing the notice even if the notice information is detected from the outside.
[0008]
According to the invention according to claim 4, the advance notice information is sequentially transmitted to the plurality of gaming machines regardless of the execution state of the big hit game and the generation state of the reserved ball, and the variable display of the plurality of gaming machines is immediately started. Since the notice is extracted selectively only on the scheduled one, the credibility of the notice is enhanced.
[0009]
<About the invention according to claim 5>
According to a fifth aspect of the present invention, advance notice information is transmitted to a limited number of gaming machines in a limited manner, and a notice is simultaneously broadcast among a limited number of the gaming machines. More specifically, transfer information indicating whether or not to transmit the advance notice information is output together with the advance notice information, and an instruction is made as to whether or not to forward the advance notice information.
According to the fifth aspect of the present invention, the notice can be limitedly provided by about a few vehicles including itself. For this reason, it is possible to easily confirm on which of the tables the specific state has actually occurred, so that it is possible to enjoy checking the occurrence of the specific state.
[0010]
<About the invention according to claims 6 and 7>
The invention according to claim 6 is to generate a specific state with a high probability exceeding "50%" when a notice is generated. Specifically, when a specific state is determined, it is determined with a high probability that a notice is present, and the specific state is determined. At the time of non-judgment, it is judged with a low probability that there is a notice. Here, the high probability and the low probability are values relative to the other party.
The invention according to claim 7 is to generate a specific state with a probability of "100%" at the time of occurrence of a notice, and specifically, to judge the presence or absence of the notice only when determining the specific state.
[0011]
<About the invention according to claim 8>
The invention according to claim 8 is a mode in which a mode is different between a notice performed simultaneously among a plurality of gaming machines and a notice performed based on an internal effect pattern. The difference in this mode means that both notices are different to the extent that they can be recognized by the five senses.For example, both notices are performed in different patterns using different members. Performing in a pattern, performing both notices in different patterns using the same member, and the like correspond to the present invention.
According to the invention according to claim 8, the mode is different between a notice performed simultaneously among a plurality of gaming machines and a notice performed based on an internal effect pattern, so that a player can clearly identify both the notices. It becomes possible.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 4A, an outer frame 1 is installed on the island of the pachinko hall. The outer frame 1 has a rectangular cylindrical shape with open front and rear surfaces, and a front door 2 is provided on the front surface of the outer frame 1 with a vertical axis (not shown) on the left side as shown in FIG. It is mounted so as to be rotatable around. The front door 2 has a frame shape for opening and closing the front opening of the outer frame 1, and a horizontally long rectangular plate 3 is mounted on the front surface of the front door 2. An upper plate 4 is fixed to a front surface of the plate 3, and pachinko balls are stored in the upper plate 4. A plurality of slits 5 are formed at the left end of the upper plate 4. A speaker 6 is fixed behind the plurality of slits 5, and a game sound is output from the speaker 6 to the player in front through the plurality of slits 5 when the speaker 6 is driven.
[0013]
A handlebar 7 is fixed to the front of the front door 2 at a lower right position, and a firing handle 8 is rotatably mounted on the handlebar 7. A firing motor 9 is mounted behind the firing handle 8 as shown in FIG. 4A, and a hitting hammer 10 is connected to a rotating shaft of the firing motor 9 as shown in FIG. Have been. The firing motor 9 corresponds to a driving source of the hitting hammer 10. When the firing handle 8 is rotated clockwise in FIG. 2, a driving power is supplied to the firing motor 9 and the hitting hammer 10 is driven. The pachinko ball in the upper plate 4 is flipped out of the upper plate 4 based on the operation.
[0014]
A rectangular window frame 11 is mounted on the front surface of the front door 2 so as to be rotatable around a vertical axis (not shown) on the left side, and a transparent glass is provided on the inner peripheral surface of the window frame 11. The window 12 is held. Further, a frame-shaped mechanism panel (not shown) is fixed to the rear surface of the front door 2. As shown in FIG. 3, a game board 13 is held on the mechanism board, and the game board 13 is covered by a glass window 12 of a window frame 11 from the front.
[0015]
As shown in FIG. 2, a frame key 14 is mounted on the front surface of the front door 2 on the right side, and the frame key 14 locks the front door 2 in a closed state in close contact with the outer frame 1. The window frame 11 is locked in a closed state fitted to the inner peripheral surface of the opening of the front door 2. As shown in FIG. 3, an outer rail 15 and an inner rail 16 are fixed on the front surface of the game board 13, and the pachinko ball hit by the ball-hitting hammer 10 has a firing path between the outer rail 15 and the inner rail 16. It rises through 17 and is discharged from the outlet 18 of the firing passage 17. A plurality of obstacle nails 19 are driven into the front of the game board 13, and the pachinko balls released from the exit 18 fall while hitting the obstacle nails 19.
[0016]
A triangular corner lamp cover 20 is fixed to the front surface of the game board 13 at the upper left corner and the upper right corner. A plurality of corner lamps 21 (see FIG. 5) are fixed behind each of the corner lamp covers 20, and each of the corner lamp covers 20 emits light when the rear corner lamp 21 is turned on.
[0017]
As shown in FIG. 3, side lamp covers 22 are fixed to the front surface of the game board 13 at the left and right sides. A plurality of side lamps 23 (see FIG. 5) are fixed behind each of the side lamp covers 22, and each side lamp cover 22 emits light when the rear side lamp 23 is turned on.
[0018]
As shown in FIG. 2, a frame lamp cover 24 is fixed to the front surface of the front door 2 at the upper end. A plurality of frame lamps 25 (see FIG. 5) are fixed behind the frame lamp cover 24, and the frame lamp cover 24 emits light when the frame lamp 25 is turned on.
[0019]
As shown in FIG. 3, a display board 26 is fixed to the front surface of the game board 13, and four retaining ball lamps 27 are fixed to an upper end of the display board 26. These four holding ball lamps 27 constitute a holding ball indicator 28, and are arranged in a horizontal line. Further, a symbol display device 29 composed of a color liquid crystal display is fixed to the display base plate 26. The symbol display device 29 corresponds to a display device, and special symbols are displayed on the symbol display device 29 in three horizontal rows. These special symbols function as identification symbols for discriminating a big hit and a miss, and are composed of numeral symbols.
[0020]
A special symbol starting port 30 is fixed to the game board 13 below the symbol display device 29. The special symbol starting port 30 has a pocket shape whose upper surface is open, and a special symbol starting sensor 31 (see FIG. 5) is fixed in the special symbol starting port 30. The special symbol start sensor 31 is formed of a proximity switch, and detects that a pachinko ball has won in the special symbol start port 30 and outputs a special symbol start signal. In addition, the special symbol starting port 30 corresponds to a starting port and a winning port. The special symbol start sensor 31 corresponds to a start sensor and a winning sensor.
[0021]
As shown in FIG. 3, on the front surface of the game board 13, a winning port base plate 32 is fixed below the special symbol starting port 30, and the winning port base plate 32 has a square cylinder having an open front surface. A large winning opening (not shown) is fixed. A door 33 is attached to the winning opening base plate 32 so as to be rotatable about a horizontal shaft 34 at a lower end portion. The front of the big winning opening is such that the door 33 rotates in a vertically closed state. The door 33 is closed when the door 33 is turned to the open state in which the door 33 is horizontally inclined forward. It should be noted that the special winning opening corresponds to a variable winning opening.
[0022]
A special winning opening solenoid 35 (see FIG. 5) is fixed to the rear surface of the winning opening base plate 32. A door 33 is mechanically connected to the plunger of the special winning opening solenoid 35, and the door 33 is rotated to an open state and a closed state based on the plunger of the special winning opening solenoid 35 moving forward and backward. Further, a count sensor 36 (see FIG. 5) is fixed in the special winning opening. The count sensor 36 is formed of a proximity switch, and detects that a pachinko ball has won in the special winning opening and outputs a count signal.
[0023]
As shown in FIG. 4A, a rectangular frame-shaped main set 37 is detachably mounted on the rear surface of the front door 2, and a square center cover 38 is provided on an inner peripheral portion of the main set 37. Is detachably mounted. The center cover 38 has a container shape with an open front surface, and is disposed behind the game board 13. A collecting gutter (not shown) is fixed to the rear surface of the game board 13, and the collecting gutter is covered by a center cover 38 from behind. The gathering gutter is connected to the special symbol starting port 30 and the special winning opening, and the pachinko ball that has won in the special symbol starting port 30 and the pachinko ball that has won in the special winning opening roll into the common collecting gutter, and are gathered. It is discharged from the gutter through the winning ball passage (not shown) of the main set 37 to the outside of the machine.
[0024]
A ball tank 39 is fixed to the rear surface of the main set 37 at the upper end. The ball tank 39 is in the form of a container having an open upper surface. Pachinko balls are stored in the ball tank 39. A tank rail 40 is fixed to the rear surface of the main set 37. The tank rail 40 has an inclined gutter shape, and the right end of the tank rail 40 is connected to the inside of the ball tank 39.
[0025]
On the left side of the main set 37, a prize ball payout device 41 is detachably mounted. The prize ball payout device 41 uses a payout motor 42 (see FIG. 6) as a driving source, and uses the pachinko ball as a prize ball based on the fact that the pachinko ball wins in the special symbol starting port 30 and the special winning port. discharge.
[0026]
The main set 37 is provided with a lower plate passage (not shown). The upper end of the lower dish passage is connected to the prize ball payout device 41, and the pachinko balls released from the prize ball payout device 41 fall in the lower dish passage. In addition, an upper plate passage (not shown) is provided at an intermediate portion of the lower plate passage. The upper plate passage is connected to the upper plate 4, and the pachinko balls released from the prize ball dispensing device 41 roll from the lower plate passage into the upper plate passage, and are discharged into the upper plate 4 through the upper plate passage. Is done.
[0027]
As shown in FIG. 2, a lower plate 43 is fixed below the upper plate 4 on the front surface of the front door 2. The lower plate 43 is connected to the lower end of the lower plate passage. When the pachinko balls overflow from the upper plate 4 and fill the upper plate passage, the lower plate 43 passes through the lower end of the lower plate passage into the lower plate 43. Will be paid out.
[0028]
As shown in FIG. 4A, a horizontally long rectangular main board box 44 is fixed to the rear surface of the main set 37 at the lower end. As shown in FIG. 5, a main board 45 is housed in the main board box 44, and a main controller 46 mainly composed of a one-chip microcomputer is mounted on the main board 45. I have. The main control device 46 has a CPU 47, a ROM 48, a RAM 49, and an I / O 50, and a control program and control data are recorded in the ROM 48. The main controller 46 corresponds to a big hit determining means, a big hit game means, a holding means, a notice determining means, a symbol setting means, and a variation pattern setting means.
[0029]
The special symbol start sensor 31 and the count sensor 36 are electrically connected to the main controller 46 via a sensor output circuit 51. The sensor output circuit 51 is mounted on the main board 45, and the CPU 47 of the main control device 46 receives the special symbol start signal from the special symbol start sensor 31 and the count signal from the count sensor 36 via the sensor output circuit 51. To detect.
[0030]
The special winning opening solenoid 35 is electrically connected to the main controller 46 via a solenoid drive circuit 52. The solenoid drive circuit 52 is mounted on the main board 45, and the CPU 47 of the main control device 46 controls the turning-on / off of the special winning opening solenoid 35 through the solenoid driving circuit 52, and rotates the large winning opening door 33. Manipulate.
[0031]
The four holding ball lamps 27 are electrically connected to a main controller 46 via a lamp driving circuit 53. The lamp driving circuit 53 is mounted on the main board 45, and the CPU 47 of the main control device 46 controls the lighting of the four reserved ball lamps 27 through the lamp driving circuit 53.
[0032]
As shown in FIG. 4A, a payout board box 54 is fixed to the rear surface of the main set 37 in front of the main board box 44. As shown in FIG. 6, a payout board 55 is accommodated in the payout board box 54, and a payout control device 56 mainly composed of a one-chip microcomputer is mounted on the payout board 55. I have. The payout control device 56 has a CPU 57, a ROM 58, a RAM 59, and an I / O 60. The ROM 58 stores a control program and control data. The payout control device 56 is electrically connected to the main control device 46. The payout control device 56 receives a prize ball command and prize ball data from the main control device 46 in one direction.
[0033]
The payout motor 42 is electrically connected to the payout control device 56 via a motor drive circuit 61. The motor drive circuit 61 is mounted on the payout board 55, and the CPU 57 of the payout control device 56 controls the rotation amount of the payout motor 42 through the motor drive circuit 61. This rotation amount is adjusted by the CPU 57 of the payout control device 56 based on the winning ball data from the main control device 46. The CPU 57 controls the rotation amount of the payout motor 42 to A number of pachinko balls according to the prize ball data are paid out in the upper plate 4 as prize balls.
[0034]
An integrated board case (not shown) is fixed to the rear surface of the center cover 38. As shown in FIG. 7, an integrated board 62 is accommodated in the integrated board case, and a sub-control device 63 is mounted on the integrated board 62. The sub-controller 63 has a CPU 64, a ROM 65, a RAM 66, a VDP 67, a VROM 68, a VRAM 69, and an I / O 70. A control program and control data are recorded in the ROM 65, and a display program and display data are recorded in the VROM 68. ing. The sub-control device 63 corresponds to a notice unit, an output unit, an input unit, an effect pattern setting unit, an effect control unit, a display control unit, a lamp control unit, and a speaker control unit.
[0035]
The main control device 46 is electrically connected to the sub control device 63. The sub-control device 63 is for transmitting the effect command and the effect data in one direction from the main control device 46. The CPU 64 of the sub-control device 63 sets the display command based on the effect command and the like from the main control device 46. And outputs it to the VDP 67. An LCD drive circuit 71 is mounted on the integrated board 62, and the VDP 67 detects display data corresponding to the display command from the VROM 68, and displays the effect contents corresponding to the display command on the symbol display device 29 through the LCD drive circuit 71. Display a movie screen and a still screen.
[0036]
The speaker 6 is electrically connected to the sub-control device 63 via a speaker drive circuit 72. The speaker drive circuit 72 is mounted on the integrated board 62, and the CPU 64 of the sub-control device 63 outputs game sounds from the speakers 6 through the speaker drive circuit 72. The output of the game sound is performed by the CPU 64 of the sub-control device 63 based on the effect command and the effect data from the main control device 46. When the speaker 6 is driven, the game sound corresponding to the effect data is output from the speaker 6. You.
[0037]
A plurality of corner lamps 21 and a plurality of side lamps 23 are electrically connected to the sub-control device 63 via a lamp driving circuit 73. The lamp driving circuit 73 is mounted on the integrated board 62, and the CPU 64 of the sub-control device 63 controls the lighting of the plurality of corner lamps 21 and the plurality of side lamps 23 through the lamp driving circuit 73. This lighting control is performed by the CPU 64 of the sub control device 63 based on the effect command and effect data from the main control device 46. When the corner lamp 21 and the side lamp 23 are driven, the corner lamp cover 20 and the side lamp cover 22 It is illuminated in a mode according to the effect data.
[0038]
As shown in FIG. 4A, an external terminal board 74 is fixed to the rear surface of the main set 37 at the upper corner. As shown in FIG. 4B, on the rear surface of the external terminal board 74, a left input terminal 75 and a right input terminal 76 corresponding to information input means are mounted. Reference numeral 76 is electrically connected to an interrupt input terminal of the sub-control device 63 via a harness. On the rear surface of the external terminal board 74, a left output terminal 77 and a right output terminal 78 corresponding to information output means are mounted, and the left output terminal 77 and the right output terminal 78 are electrically connected to output terminals of the sub-control device 63. Connected.
[0039]
An output terminal of the left sub-control device 63 and an interrupt input terminal of the left sub-control device 63 are electrically connected to the left input terminal 75 and the left output terminal 77 via a harness. The left sub-control device 63 refers to a sub-control device mounted on the left pachinko machine adjacent in position, and an interrupt input terminal of the sub-control device 63 is connected to the left sub-control device 63. An effect command is given from the output terminal through the left input terminal 75, and an effect command is given to the interrupt input terminal of the left sub-control device 63 from the output terminal of the sub-control device 63 through the left output terminal 77.
[0040]
The output terminal of the right sub-control device 63 and the interrupt input terminal of the right sub-control device 63 are electrically connected to the right input terminal 76 and the right output terminal 78. The right sub-control device 63 refers to a sub-control device mounted on the right pachinko machine adjacent in position, and the interrupt input terminal of the sub-control device 63 is connected to the right sub-control device 63. An effect command is given from the output terminal through the right input terminal 76, and an effect command is given to the interrupt input terminal of the right sub-control device 63 from the output terminal of the sub-control device 63 through the right output terminal 78. That is, the effect commands are bidirectionally communicated between the sub-control devices 63 between the three adjacent pachinko machines.
[0041]
As shown in FIG. 7, a plurality of frame lamps 25 are electrically connected to the sub-control device 63 via a lamp driving circuit 73. The lighting of the lamp 25 is controlled. This lighting control is based on the CPU 64 of the sub-control device 63 detecting an effect command from the main control device 46, an effect command from the left sub-control device 63, and an effect command from the right sub-control device 63. When the frame lamp 25 is driven, the frame lamp cover 24 is illuminated in a manner corresponding to the effect data.
[0042]
Next, the operation of the above configuration will be described.
<Special design game function>
When the player puts the pachinko ball into the upper plate 4 and rotates the firing handle 8 clockwise, the pachinko ball is fired into the game board 13 and falls while hitting the obstacle nail 19. When this pachinko ball is effectively won in the special symbol starting port 30, a set number of pachinko balls are paid out from the prize ball payout device 41 as a prize ball in the upper plate 4, and the special symbol game is started. In this special symbol game, an animation screen is displayed on the symbol display device 29, a game sound is output from the speaker 6 in conjunction with the display content of the symbol display device 29, and the corner lamp 21 and the side lamp 23 are displayed on the symbol display device 29. It is performed by emitting light in conjunction with the content, and the outline of the special symbol game is as follows.
[0043]
In the symbol table device 29, any one of the numeric symbols of "1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8" as a special symbol in the left column, a special symbol in the middle column, and a special symbol in the right column is in a stationary state. When the pachinko ball is effectively awarded in the special symbol starting port 30, the special symbols in each row start to fluctuate. This fluctuation means that the special symbol in each column changes while moving, the moving direction of the special symbol in each column is set from top to bottom, and the changing order of the special symbol in each column is “1”. ... Are set in a loop of “7” → “8” → “1” →. The variable display corresponds to the variable display.
[0044]
When a predetermined time elapses from the start of the change of the special symbol in each row, the left special symbol and the right special symbol are temporarily stopped in that order, and reach occurs according to the combination of the left special symbol and the right special symbol in the temporarily stopped state. Is reported. In this temporary stop state, it is visually expressed that the left special symbol and the right special symbol swing in the vertical direction, and the possibility of re-variation remains.
[0045]
The reach symbol refers to a combination of two special symbols (left special symbol and right special symbol) having a visual possibility of generating a big hit, and reach is caused by a temporary stop of the reach symbol. The following eight types are set for the reach symbol, and “↓” indicates that the middle special symbol is changing.
"1 ↓ 1", "2 ↓ 2", "3 ↓ 3", "4 ↓ 4", "5 ↓ 5", "6 ↓ 6", "7 ↓ 7", "8 ↓ 8"
In the state of occurrence of reach, a plurality of types of reach action screens are selectively displayed on the symbol display device 29. This reach action screen refers to an animation screen that directs what the final special symbol temporarily stops, and different degrees of reliability for the big hit are set according to what kind of reach action screen appears. .
[0046]
When another predetermined time has elapsed from the start of the change of the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol, the final middle special symbol is temporarily stopped following the left special symbol and the right special symbol, and then the left special symbol, the middle special symbol The symbol and the right special symbol are fixed along one virtual effective line. The elapsed time from the start of the change of the special symbols in the three rows to the determination is referred to as the variable display time (variable display time). Is notified to the player.
[0047]
The left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol are to be statically displayed from the temporary stop state based on the detection of the effect command from the main control device 46 by the sub-control device 63, and the static display is determined and stopped. Called. The temporary stop refers to stopping the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol before the final stop based on the special symbol game pattern set by the sub control device 63 based on the effect data from the main control device 46. . Note that the fixed stop display corresponds to the variable stop display.
[0048]
The big hit symbol refers to a combination of three rows of special symbols that notify the big hit, and the following eight types are set for the big hit symbol.
“1 1 1”, “2 2 2”, “3 3 3”, “4 4 4”, “555”, “66 6”, “7 7 7”, “8 8 8”
A completely off symbol refers to a combination of three rows of special symbols that do not even generate a reach, and specifically differs from a left special symbol and a right special symbol. In addition, the off-reach design refers to a combination of three rows of special designs that generate a reach but does not cause a big hit. Specifically, the left special design and the right special design are the same and the middle special design is different. .
[0049]
<Big hit game function>
When the big hit symbol is definitely displayed on the symbol display device 29, the big hit game is started. This jackpot game is to open the door 33 of the special winning opening, and to generate a state advantageous to a player who allows a pachinko ball to enter in the special winning opening, and the large winning opening is the upper limit of pachinko balls. The open state is maintained until the number condition or the time condition for the open time to reach the upper limit is satisfied.
[0050]
The opening operation based on the number condition and the time condition of the special winning opening is called a big hit round, and when either the number condition or the time condition is satisfied, the big hit round is restarted. An upper limit value is set for the number of repetitions of the jackpot round, and when the number of repetitions of the jackpot round reaches the upper limit, the jackpot game ends unconditionally. The first big hit round to the last big hit round are referred to as big hit games.
[0051]
During the big hit round, the big hit round is displayed on the symbol display device 29. The big hit round display is for displaying a screen according to the current number of big hit rounds. At the time of the big hit round display, a game sound corresponding to the display content of the symbol display device 29 is output from the speaker 6, and the corner lamp 21 and the side lamps are displayed. 23 emits light in accordance with the display content of the symbol display device 29. The first big hit round display to the last big hit round display are referred to as big hit display.
[0052]
<Hold function>
When the pachinko ball effectively wins in the special symbol starting port 30 at the time of the special symbol game and the big hit game in which the special symbol variation display cannot be started immediately, the special symbol variation display (special symbol game) is held up to four times. Is done. The reserved ball display 28 indicates the number of times the special symbol game is reserved by the number of lighting of the reserved ball lamp 27. When the special symbol game is started, the number of reservations is reduced based on the fact that the reserved ball lamp 27 is turned off. Will be notified.
[0053]
<Hold ball judgment function>
When the pachinko ball effectively wins in the special symbol starting port 30, the jackpot and the loss are determined immediately after the winning, and the determination result of the jackpot and the loss is stored. Then, at the start of the special symbol game, the effect data for the special symbol game is set according to the result of the determination of the big hit and the loss, and the special symbol game is executed with the contents according to the result of setting the effect data. That is, the big hit and the miss are determined prior to the start of the special symbol game, and the result of the big hit and the miss determination is stored as the holding data when the special symbol game is held.
[0054]
<Linked notice function>
When the pachinko ball has effectively won the special symbol starting port 30, it is determined at random whether or not there is a linked advance notice, and when it is determined that there is a linked notice, the linked notice is started by the pachinko machine, as shown in FIG. An effect command (L) and an effect command (R) are transmitted from the main pachinko machine to the left and right pachinko machines as objects. These production commands (L) and production commands (R) instruct the left and right pachinko machines to execute interlocking notices, and the left and right pachinko machines perform production commands (L) and (L). When the effect command (R) is detected, the linked announcement is started on condition that the reserved ball exists and the big hit game is stopped, and the effect command (L) is issued to the left and right pachinko machines as the objects. And an effect command (R) are transmitted.
[0055]
That is, the production command (L) and the production command (R) instruct the transmission of the production command (L) and the production command (R) to the left-handed pachinko machine and the right-handed pachinko machine in addition to the execution of the interlocking notice. When it is determined that any of the plurality of pachinko machines has the linked advance notice, the execution of the linked notice is sequentially commanded to all of the plurality of electrically connected pachinko machines, and the presence of the reserved ball and the big hit Interlocking notices are started all at once on pachinko machines where the game is stopped.
[0056]
The linked announcement is to announce that a big hit will occur at any of the reserved balls, and is performed by blinking the frame lamp 24. This interlocking notice is executed with a relatively high probability when judging a jackpot, and is executed with a relatively low probability when judging a departure. When an interlocking notice occurs, a jackpot occurs with a high probability and the departure is low. Occurs with probability. That is, the linked announcement is a non-deterministic notice that a big hit will occur in one of the pachinko machines whose frame lamp 24 is blinking. The linked notice ends at once on the machine.
[0057]
Next, the internal processing of the main control device 46 and the sub-control device 63 will be described with reference to FIGS.
<Internal Processing of Main Controller 46>
When the power is turned on, the CPU 47 of the main control device 46 starts the main program of FIG. This main program repeats steps S4 to S8 in an infinite loop after execution of steps S1 to S3. When the CPU 47 proceeds to step S1, the CPU 47 prohibits the activation of the timer interrupt program based on the setting of interrupt prohibition. .
[0058]
When the CPU 47 sets the interrupt inhibition, the process proceeds to step S2, in which the measured values of the random counters R1 to R7, the measured values of the normal counters N1 to N4, the measured values of the timers T1 to T3, the setting results of various flags, and the result of the jackpot determination , And all the data of the RAM 49 such as the setting result of the special symbol and the setting result of the variation pattern and the I / O 50 are initialized. Then, the start of the timer interrupt program is permitted based on the setting of the interrupt permission in step S3, and steps S4 to S8 are repeated in an infinite loop with the remaining time of the timer interrupt program.
[0059]
When the process proceeds to step S4, the CPU 47 updates the random counter R7. As shown in FIG. 9A, the random counter R7 selects a left special symbol, a middle special symbol, and a right special symbol from a special symbol group of "1 to 8". It is used only when judging out-of-reach. This random counter R7 is a three-digit counter. As shown in FIG. 10, the first digit is added from "0" to "7" and then returned to "0" and added in a ring shape. You. The addition process of the first digit is performed by "1" for each loop of the main program, and the second digit is "1" for each carry in which the first digit is returned from "7" to "0". The third digit is incremented by "1" each time the second digit returns from "7" to "0".
[0060]
After adding the random counter R7 in step S4 of FIG. 8, the CPU 47 compares the first digit and the third digit of the random counter R7 in step S5. Here, when it is detected that both are different, the random counter R7 is stored in the completely off symbol area (see FIG. 11) of the RAM 49 in step S6. That is, when the random counter R7 is a combination of completely missing symbols, it is stored in the completely missing symbol area.
[0061]
When detecting that the first digit and the third digit of the random counter R7 are the same in step S5 of FIG. 8, the CPU 47 compares the first digit and the second digit of the random counter R7 in step S7. Here, when the difference is detected, the random counter R7 is stored in the off-reach symbol area (see FIG. 11) of the RAM 49 in step S8. That is, when the random counter R7 is a combination of the off-reach symbols, it is stored in the off-reach symbol area.
[0062]
The timer interrupt program of FIG. 12 is started every time 4 msec elapses. The CPU 47 of the main control device 46 causes the main program to be temporarily stopped at the execution position when the timer interrupt program is started, and the main program is terminated when the timer interrupt program ends. Resumes from the paused position. The timer interrupt program has an output monitoring process of step S11 to a jackpot game process of step S21. The output monitoring process of step S11 to the pending ball information processing of step S17 is executed every time the timer interrupt program is started. The control data setting process of step S18 to the big hit game process of step S21 are selectively executed based on the setting state of the main control flag.
[0063]
(1) Output monitoring processing
The CPU 47 of the main control device 46 detects the presence or absence of a special symbol start signal from the special symbol start sensor 31 and the presence or absence of a count signal from the count sensor 36 via the sensor output circuit 51, and detects the detection result in the output monitoring area of the RAM 49. These are stored in the special symbol start signal recording section and the count signal recording section (see FIG. 11). This output monitoring process is always performed every 4 msec when a timer interrupt occurs, and each data stored in the output monitoring area is updated every 4 msec.
[0064]
(2) Counter update processing
The counter updating process in step S12 in FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs. When the CPU 47 of the main control device 46 shifts to the counter updating process in step S12, it updates the random counters R1 to R6.
[0065]
As shown in FIG. 9A, the random counter R1 functions as a parameter for selecting a variation pattern, and is used during a period from the start of the variation of the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol to the final stop. The symbol display device 29 displays an animation screen having contents corresponding to the result of selecting the variation pattern. In the display state of the animation screen, a game sound having a content corresponding to the selection result of the variation pattern is output from the speaker 6, and the corner lamp 21 and the side lamp 23 emit light with the content corresponding to the selection result of the variation pattern. 29 display contents are produced by sound and light. The random counter R1 is incremented by "1" every time the timer interrupt program is started. The random counter R1 is incremented from the initial value "0" to the upper limit value "100", and then is incremented back to "0". The random counter R2 distributes the judgment result to a complete deviation and a deviation reach when the deviation is determined. This random counter R2 is incremented by "1" each time the timer interrupt program is started. The random counter R2 is incremented from the initial value "0" to the upper limit value "222", and then is incremented back to "0".
[0066]
The random counter R3 determines whether a big hit has occurred. The random counter R3 is incremented by "1" every time the timer interrupt program is started. After the initial value "0" is added to the upper limit value "952", the random counter R3 returns to "0" and is added. The random counter R4 selects a big hit symbol from the big hit symbol group "1 to 8" when determining the big hit. The random counter R4 is incremented by "1" each time the timer interrupt program is started. The random counter R4 is incremented from the initial value "0" to the upper limit value "7", and then is incremented back to "0".
[0067]
The random counter R5 determines whether or not there is an interlock notice. The random counter R5 is incremented by "1" every time the timer interrupt program is started. The random counter R5 is incremented from the initial value "0" to the upper limit value "90" and then returned to "0". The random counter R6 is for randomly selecting the start time of the linked notice. When it is determined that the linked notice is present, the start time according to the current measured value of the random counter R6 is obtained. When the time has elapsed, the linked announcement is started all at once. This random counter R6 is incremented by "1" every time the timer interrupt program is started. The random counter R6 is incremented from the initial value "0" to the upper limit value "3" and then returned to "0".
[0068]
(3) Prize ball signal processing
The prize ball signal processing in step S13 of FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs. The CPU 47 of the main control device 46 determines whether or not a special symbol start signal is present and a count signal based on data stored in the output monitoring area. Is determined. Here, when the special symbol start signal or the count signal is detected, the prize ball command and the prize ball data are output to the payout control device 56, and the prize ball is paid out.
[0069]
(4) Data acquisition processing
The data acquisition process of step S14 in FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs, and the CPU 47 of the main control device 46 determines that the pachinko ball has effectively won the special symbol starting port 30 in the data acquisition process. , The current measured values of the random counters R1 to R4 are acquired. Then, based on the result obtained by the random counter R3, a big hit and a miss are determined. When a big hit is determined, the linked announcement is determined with a high probability, and when the big hit is determined, the linked announcement is determined with a low probability.
[0070]
When the CPU 47 proceeds to step S31 in FIG. 13, the CPU 47 detects the presence or absence of a special symbol start signal from the special symbol start sensor 31. The presence or absence of the special symbol start signal is performed based on the reference to the output monitoring area of the RAM 49. When the CPU 47 detects that the special symbol start signal is recorded in the output monitoring area, the process proceeds to step S32. The process proceeds to compare the counter N1 with the upper limit value “4”. This counter N1 measures the number of effective winnings of the pachinko ball to the special symbol starting port 30. When detecting "N1 <4", the CPU 47 acquires the current measured values of the random counters R1 to R4 in step S33. Then, "1" is added to the counter N1 in step S34. The effective winning of the pachinko ball with respect to the special symbol starting port 30 refers to a winning in which "1" is added to the counter N1.
[0071]
As shown in FIG. 14, the hold data recording units E1 to E4 of the counter data area are allocated to the counter N1 corresponding to the measurement values "1" to "4", and the CPU 45 proceeds to step S35 in FIG. Upon shifting, the acquisition results of the random counters R1 to R4 are stored in the recording unit corresponding to the measurement value of the counter N1 among the suspension data recording units E1 to E4. For example, when the measurement value of the counter N1 is "1", the acquisition results of the random counters R1 to R4 are stored in the hold data recording unit E1 corresponding to the measurement value "1". When the measured value is "3", the acquisition results of the random counters R1 to R4 are stored in the hold data recording unit E3 corresponding to the measured value "3".
[0072]
When storing the random counters R1 to R4 in the counter data area, the CPU 47 detects the acquisition result of the random counter R3 from the recording unit corresponding to the measured value of the counter N1 in step S36, and obtains five big hit values “103, 367, 523”. , 727, 941 ”. For example, when the measured value of the counter N1 is "2", the acquisition result of the random counter R3 is detected from the pending data recording unit E2 corresponding to the measured value "2", and is compared with five big hit values.
[0073]
When the CPU 47 detects in step S36 that the random counter R3 is equal to any one of the five jackpot values, it determines that it is a jackpot, and when the random counter R3 detects that it is not equal to any of the five jackpot values, it is disconnected. Is determined. That is, the big hit is determined with a fixed fixed probability of “5/953”.
[0074]
As shown in FIG. 14, the determination data recording units E11 to E14 in the determination data area are allocated to the counter N1 corresponding to the measurement values "1" to "4", and the CPU 47 proceeds to step S37 in FIG. After the shift, the determination result of the big hit and the miss is stored in the storage unit corresponding to the current measured value of the counter N1 among the determination data storage units E11 to E14. For example, when the measurement value of the counter N1 is "3", the determination result is stored in the determination data recording unit E12 corresponding to the measurement value "3".
[0075]
After storing the determination result of the big hit and the miss, the CPU 47 detects the previous determination data in step S38, and determines whether or not the big data is included in the previous determination data. The preceding determination data refers to the storage data before the present data out of the storage data in the determination data area. For example, when the current determination data corresponds to “Counter N1 = 3”, the previous determination data As a result, the storage data of the determination data recording unit E11 and the storage data of the determination data recording unit E12 are detected, and it is determined whether both the stored data are a big hit.
[0076]
When the CPU 47 detects that the determination data does not include the big hit, the CPU 47 detects the measurement value of the advance notice end counter N4 in step S39, and shifts to step S40 when "N4 = 0" is detected. The notice end counter N4 is for detecting the end timing of the linked notice, and is added to any of "1 to 4" in the set state of the linked notice, and is reset to "0" in the non-set state of the linked notice. Have been. That is, the CPU 47 detects in step S39 whether or not the linked advance notice has been executed. If the CPU 47 detects that the linked advance notice has not been executed, the process proceeds to step S40.
[0077]
When the CPU 47 proceeds to step S40, the CPU 47 determines the setting state of the big hit game flag. The big hit game flag indicates the execution state of the big hit game. When the CPU 47 detects that the big hit game flag is set to the stop state, it determines that the big hit game is stopped, and proceeds from step S40 to S41. Transition.
[0078]
When the process proceeds to step S41, the CPU 47 obtains the current measured values of the random counters R5 and R6. Then, the process shifts to step S42 to detect the judgment result of the big hit and the departure from the present recording unit corresponding to the current measured value of the counter N1 among the judgment data recording units E11 to E14. For example, when the current measurement value of the counter N1 is "3", the present determination data recording unit E13 detects a big hit or miss determination result.
[0079]
When the CPU 47 detects in step S42 that the current determination data is a big hit, in step S43 the CPU 47 compares the obtained result of the random counter R5 with the four linked advance notice values “20, 40, 60, 80”, and When the acquisition result is the same as any of the four linked advance notice values, it is determined that the linked advance notice is present. If it is detected in step S42 that the current determination data is out of order, the obtained result of the random counter R5 is compared with one interlock notice value "60" in step S44, and the obtained result of the random counter R5 is one. When the interlocking notice value is the same, it is determined that there is interlocking notice.
[0080]
That is, the lottery process of the linked announcement is performed on the condition that there is no big hit in the previous determination data being held, that the linked announcement is stopped, that the big hit game is stopped, and that a reserved ball exists. When the jackpot is determined, the linked announcement is drawn with a relatively high probability of “4/91”, and when the deviation is determined, the linked announcement is drawn with a relatively low probability of “1/91”.
[0081]
When the CPU 47 determines in step S43 or step S44 whether or not there is an interlock notice, in step S45, it detects the judgment result of the interlock notice. Here, when it is detected that the linked advance notice is present, in step S46, the current measured value of the random counter N1 is detected and set to the counter N4 (N4 ← N1). This counter N4 indicates the end timing of the interlocking notice. As described later, the counter N4 is decremented by "1" each time the change display of the special symbol ends, and based on the detection of "counter N4 = 0". And the linked notice ends. In other words, the linked announcement ends in response to the notification of the result of the determination data indicating that the linked announcement is present, and the end timing of the linked announcement is referred to as the timing of using the reserved ball.
[0082]
After setting the end timing of the linked announcement, the CPU 47 detects an acquisition result of the random counter R6 in step S47. For the measured values “0”, “1”, “2”, and “3” of the random counter R6, the start times “25 (100 msec)”, “50 (200 msec)”, “75 (300 msec)”, “100 ( 400 msec) ", and the CPU 47 detects a start time corresponding to the obtained result" 0 "," 1 "," 2 ", or" 3 "of the random counter R6 and sets it in the timer T3. The timer T3 indicates the start timing of the linked advance notice, and the CPU 47 instructs the start of the linked advance notice based on detecting that the timer T3 has been reduced to "0". That is, the start timing of the linked announcement is randomly set based on the measurement value of the random counter R6.
[0083]
(5) Notice start processing
The notice start process in step S15 in FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs. The CPU 47 of the main control device 46 subtracts the timer T3 in the notice start process, and the timer T3 is reduced to “0”. The start of interlocking notice is instructed based on the detection of the fact.
[0084]
When the process proceeds to step S51 in FIG. 15, the CPU 47 compares the current measured value of the timer T3 with “0”. Here, when "T3>0" is detected, "1" is subtracted from the measured value of the timer T3 in step S52, and the subtraction result of the timer T3 is compared with "0" in step S53.
[0085]
When detecting "T3 = 0" in step S53, the CPU 47 outputs an INT signal to the sub-control device 63 in step S54, and outputs a notice start command in step S55. The former INT signal corresponds to an interrupt request signal for instructing the CPU 64 of the sub-control device 63 to start an IRQ interrupt program, and the CPU 64 of the sub-control device 63 detects the INT signal and outputs the IRQ interrupt program ( An internal interrupt request) is started, an interlocking notice is started based on the detection of the notice start command by the IRQ interruption program, and the notice start command is transferred to the sub-control units 63 on both sides.
[0086]
(6) Reserving ball processing
The holding ball processing in step S16 of FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs. The CPU 47 of the main control device 46 detects the measurement value of the counter N1 in the holding ball processing and holds based on the detection result. Based on turning on and off the ball lamp 27, the player is notified of the number of times the special symbol game is suspended.
[0087]
The lamp numbers "RP1,""RP2,""RP3," and "RP4" are assigned to the holding ball lamp 27 in order from the left in FIG. As shown in FIG. 14, the lamp numbers "RP1" to "RP4" are assigned to the measurement values "1" to "4" of the counter N1, and the CPU 47 starts the measurement of the counter N1 when shifting to the holding ball processing. The value is detected, and the reserved ball lamp 27 of the lamp number corresponding to the detection result of the measured value is turned on.
[0088]
For example, when the measured value of the counter N1 is "3", the three reserved ball lamps 27 corresponding to "N1 = 3" are lit. In this state, when one pachinko ball is effectively won in the special symbol starting port 30, the counter N1 is incremented from "3" to "4", and the four reserved ball lamps 27 corresponding to "N1 = 4". Lights up. Therefore, one holding ball lamp 27 is newly turned on, and the player is notified that the number of holdings has increased from “3” to “4”. When the special symbol change display is started in this state, the counter N1 is decremented from "4" to "3" as described later, so that the timer interrupt processing immediately after the subtraction corresponds to "N1 = 3". The three holding ball lamps 27 are turned on. Accordingly, one holding ball lamp 27 is turned off, and the player is notified that the number of times of holding the special symbol game has been reduced from “4” to “3”.
[0089]
(7) Reservation ball information processing
The reserved ball information processing in step S17 in FIG. 12 is performed every 4 msec when a timer interrupt occurs, and the CPU 47 of the main control device 46 detects the generation state of the reserved ball and the execution state of the big hit game in the reserved ball information processing. I do. Then, when it is detected that the retained ball is present in the stop state of the big hit game, a notice permission command is transmitted to the sub-control device 63 to inform that the linked notice may be performed in response to a notice start command from the outside. .
[0090]
When the CPU 47 proceeds to step S61 in FIG. 16, the CPU 47 detects the setting state of the big hit game flag. This big hit game flag indicates the execution state of the big hit game. When the CPU 47 detects that the big hit game flag is set to the stop state, it determines that the big hit game is stopped, and proceeds to step S62. .
[0091]
When the process proceeds to step S62, the CPU 47 detects the current measurement value of the counter N1. As described above, this counter N1 indicates the number of times a special symbol game is held. When detecting "counter N1>0", the CPU 47 determines that the special symbol game is held, and determines in step S63. Determines the setting state of the pending ball flag. The pending ball flag is set to an effective state based on outputting a notice permission command to the sub-control device 63, and is set to an invalid state based on outputting a notice prohibition command. When it is detected that the pending ball flag is set to the invalid state, the process proceeds to step S64.
[0092]
When the process proceeds to step S64, the CPU 47 outputs an INT signal to the sub control device 63. Then, in step S65, a notice permission command is output to the sub-control device 63, and in step S66, the pending ball flag is set to a valid state. That is, when a reserved ball is generated while the big hit game is stopped, the CPU 47 outputs an INT signal and a notice permission command to the sub control device 63. Then, the sub-control device 63 detects a notice permission command by an IRQ interrupt program (internal interruption request), and activates a notice permission mode in which an interlock notice is performed by detecting a notice start command from the outside.
[0093]
When detecting "counter N1 = 0" in step S62, the CPU 47 determines that the number of times of holding the special symbol game does not exist, and determines the setting state of the holding ball flag in step S67. Here, when it is detected that the pending ball flag is set to the valid state, an INT signal is output to the sub-control device 63 in step S68, a notice prohibition command is output in step S69, and the pending ball flag is invalidated in step S70. Set to state. That is, when the retained ball disappears during the stoppage of the big hit game, the CPU 47 outputs an INT signal and a notice prohibition command to the sub control device 63. Then, the sub-control unit 63 detects a notice prohibition command in the IRQ interrupt program (internal interrupt request), and detects a notice start command from the outside to invalidate the notice permission mode in which the linked notice is performed.
[0094]
(8) Control data setting processing
The control data setting process of step S18 in FIG. 12 is executed when the main control flag is set in the control data setting process, and the CPU 47 of the main control device 46 stores the big hit and the miss in the control data setting process. Data is detected, and based on the detection result of the stored data, a process of setting a fixed symbol, a process of setting a variation pattern, and the like are performed. The main control flag is initially set in the control data setting process, and the control data setting process is executed in the first timer interrupt process immediately after the power is turned on.
[0095]
The CPU 47 compares the counter N1 with "0" in a step S71 in FIG. This counter N1 indicates the storage state of the big hit and miss judgment data. When detecting "N1>0", the CPU 47 judges that the judgment data is stored in the RAM 49, and shifts to step S72.
[0096]
When the CPU 47 proceeds to step S72, the CPU 47 detects a determination result of a big hit and a miss from the determination data recording unit E11 of the RAM 49. Here, when it is detected that the big hit is stored as the judgment result, the big hit is stored as the judgment result in the big hit area (see FIG. 11) of the RAM 49. Then, the flow shifts to step S73, where the result of obtaining the random counter R4 from the reserved data recording unit E1 of the RAM 49 is detected.
[0097]
A symbol table is recorded in the ROM 48 of the main control device 46. As shown in FIG. 18, the symbol table indicates the relationship between the random counter R4 and the big hit symbol. When the CPU 47 detects the result of acquiring the random counter R4 from the hold data recording unit E1 in step S73 in FIG. Then, a symbol corresponding to the acquisition result of the random counter R4 is detected from the symbol table, and the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol are set to the same detected symbol (big hit symbol setting). For example, when the random counter R4 is "6", the numeric symbol "7" is detected, and the big hit symbol "7 7 7" is set.
[0098]
As shown in FIG. 19, a variation pattern table for a big hit is recorded in the ROM 47 of the main control device 46. This variation pattern table shows the correspondence between the random counter R1 and the variation pattern. When the CPU 47 proceeds to step S74 in FIG. 17, the CPU 47 detects the result of acquiring the random counter R1 from the reserved data recording unit E1 of the RAM 49, A variation pattern corresponding to the result of obtaining the random counter R1 is selectively set from the variation pattern table for the big hit. For example, when the random counter R1 is "10", the fluctuation pattern "34" is detected, and the fluctuation pattern is set to "34".
[0099]
When the CPU 47 detects in step S72 of FIG. 17 that a deviation is stored in the determination data recording unit E11 of the RAM 49 as a determination result, the CPU 47 stores the deviation as a determination result in the big hit area of the RAM 49. Then, the processing shifts to step S75, where the acquisition result of the random counter R2 is detected from the reserved data recording unit E1 of the RAM 49, and the 19 outreach values "5, 11, 23, 31, 43, 53, 61, 79, 89" are obtained. , 97, 113, 127, 139, 149, 157, 163, 173, 181, 193 ".
[0100]
When the CPU 47 detects that the random counter R2 is equal to any one of the 19 outreach values, the CPU 47 determines that the outreach is reachable, and stores the outreach as a determination result in the outreach area (see FIG. 11) of the RAM 49. Then, in step S76 of FIG. 17, a departure reach is detected from the departure reach area as a determination result, and the process proceeds to step S77.
[0101]
When the CPU 47 proceeds to step S77, the CPU 47 detects the storage result of the random counter R7 from the off-reach symbol area of the RAM 49. Then, a symbol corresponding to the first digit, a symbol corresponding to the second digit, and a symbol corresponding to the third digit of the random counter R7 are detected from the symbol table (see FIG. 18) of the ROM 48, and the left special symbol, the middle special symbol, and the like are detected. , Set to the right special symbol (setting of out-of-reach reach symbol). For example, when the storage result of the random counter R7 is "0 1 0", the left special symbol "1", the middle special symbol "2", and the right special symbol "1" are detected, and the outreach reach symbol "1 2 1" is set. Is done.
[0102]
As shown in FIG. 20, a variation pattern table for out-of-reach is recorded in the ROM 48 of the main controller 46. This fluctuation pattern table shows the correspondence between the stop symbol difference ΔS, the random counter R1, and the fluctuation pattern. The stop symbol difference ΔS is out of the reach symbol setting result and “Middle special symbol-left special symbol”. (= Middle special symbol-right special symbol) ".
[0103]
When the CPU 47 sets the off-reach symbol in step S77 of FIG. 17, the CPU 47 detects the acquisition result of the random counter R1 from the on-hold data recording unit E1 of the RAM 49 in step S78, and obtains the random counter R1 and the difference ΔS from the variation pattern table for the off-reach. And selectively set the fluctuation pattern according to. For example, when the random counter R1 is “10” and the setting result of the out-of-reach reach symbol is “8 28”, the variation pattern “3” is set.
[0104]
When the CPU 47 detects in step S75 of FIG. 17 that the obtained result of the random counter R2 is not the same as any of the 19 outreach values, it determines that the outlier is complete and stores the outlier as the determination result in the outreach area of the RAM 49. I do. Then, in step S76, a complete departure from the departure reach area is detected as a determination result, and the routine goes to step S79.
[0105]
When the CPU 47 proceeds to step S79, the CPU 47 detects the storage result of the random counter R7 from the completely off symbol area of the RAM 49. Then, a symbol corresponding to the first digit, a symbol corresponding to the second digit, and a symbol corresponding to the third digit of the random counter R7 are detected from the symbol table (see FIG. 18) of the ROM 48, and the left special symbol, the middle special symbol, and the like are detected. , Set the right special symbol (setting of completely off symbol). For example, when the storage result of the random counter R7 is "2 2 3", the left special symbol "3", the middle special symbol "3", and the right special symbol "4" are detected, and the completely off symbol "3 3 4" is set. Is done.
[0106]
When the CPU 47 sets a completely off symbol in step S79, the CPU 47 sets a fluctuation pattern "1" in step S80. In other words, when determining the complete departure, the selective setting process of the variation pattern is not performed, and the variation pattern is uniquely set to the specific value.
[0107]
As shown in FIG. 19 and FIG. 20, the fluctuation display time is individually set in the fluctuation pattern. Each of these fluctuation display times corresponds to the time required for a special symbol game, and refers to the time required from the start of the fluctuation of the left special symbol to the right special symbol to the final stop. When the CPU 47 proceeds to step S81 in FIG. 17, the CPU 47 selectively sets the fluctuation display time according to the result of setting the fluctuation pattern. Then, the flow shifts to step S82, where the main control flag is set to a special symbol game start process. When the fluctuation pattern “1” is set, the fluctuation display time “T1” is set.
[0108]
(9) Special symbol game start processing
The special symbol game start process of step S19 in FIG. 12 is executed when the main control flag is set to the special symbol game start process, and the CPU 47 of the main control device 46 executes the sub-control in the special symbol game start process. The special symbol game is started based on the output of the effect command and the effect data to the device 63.
[0109]
The CPU 47 resets the timer T1 to “0” in a step S91 in FIG. When the timer T1 is reset, the CPU 47 outputs an INT signal to the sub-control device 63 in step S92, and outputs a fluctuation start command and fluctuation start data in step S93. I do. Then, the CPU 64 of the sub-control device 63 starts the IRQ interrupt program (internal interrupt request) based on detecting the INT signal, and displays the fluctuation based on the reception of the fluctuation start command and the fluctuation start data by the IRQ interrupt program. To start.
[0110]
The change start data includes the result of setting the change pattern and the result of setting the left special symbol to the right special symbol. The CPU 64 of the sub-control device 63 executes the special symbol game based on the change start data in the following (1) to Control is performed in the mode of (2).
{Circle around (1)} Special results of left special symbol to right special symbol: These show the fixed stop symbols of the left, middle and right columns. The CPU 64 of the sub-control unit 63 fixes and stops the special symbols of each column with the set symbols. Let it.
{Circle around (2)} Variation pattern setting result: Indicates the visual effect contents, sound effect contents, and illumination effect contents of the fluctuation display, and the CPU 64 of the sub-control device 63 changes the fluctuation display with the contents corresponding to the fluctuation pattern. To direct.
[0111]
When the CPU 47 outputs the change start command and the like, the CPU 47 sorts the determination data area and the counter data area of the RAM 49 in step S94 in FIG. This processing overwrites the judgment data recording units E11 to E13 in the judgment data area with the data stored in the judgment data recording units E12 to E14 and stores the reservation data recording units E2 to E4 in the reservation data recording units E1 to E3 in the counter data area. It overwrites data.
[0112]
For example, when the judgment data is stored only in the judgment data recording unit E11, the default data of the judgment data recording unit E12 is recorded in the judgment data recording unit E11, and the judgment data in the judgment data recording unit E11 is deleted. When the judgment data is stored in all of the judgment data recording units E11 to E14, the judgment data of the judgment data recording units E12 to E14 are moved to the preceding judgment data recording units E11 to E13, and are stored in the judgment data recording unit E14. Default data is recorded.
[0113]
When the random counters R1 to R4 are stored in the reserved data recording units E1 to E2, the random counters R1 to R4 of the reserved data recording unit E2 are moved to the reserved data recording unit E1, and the default data is recorded in the reserved data recording unit E2. Is done. When the random counters R1 to R4 are stored in the reserved data recording units E1 to E3, the random counters R1 to R4 of the reserved data recording units E2 to E3 are moved to the preceding retained data recording units E1 to E2, and the reserved data are stored. Default data is recorded in the recording unit E3.
[0114]
That is, in the next control data setting process, a special symbol setting process, a variation pattern setting process, and the like are performed based on the determination data and the counter data stored in the determination data recording unit E12 and the reserved data recording unit E2, and the control is performed one after another. In the data setting process, a special symbol setting process, a variation pattern setting process, and the like are performed based on the determination data and the counter data stored in the determination data recording unit E13 and the reserved data recording unit E3.
[0115]
After arranging the determination data area and the counter data area, the CPU 47 subtracts "1" from the counter N1 in step S95, and sets a special symbol game end process in the main control flag in step S96. As described above, this counter N1 counts the number of times a special symbol game is held, and in the next timer interrupt processing, the subtraction result of the counter N1 is detected, and based on the subtraction result of the counter N1, the holding ball lamp 27 is used. Is controlled to be turned on. Therefore, the holding ball lamp 27 is turned off immediately after the start of the special symbol game, and the decrease in the number of holdings is notified to the player.
[0116]
(10) Special symbol game end processing
The special symbol game ending process of step S20 in FIG. 12 is executed when the main control flag is set to the special symbol game ending process, and the CPU 47 of the main control device 46 performs the sub-control in the special symbol game ending process. An effect command is output to the device 63 to end the special symbol game.
[0117]
When the CPU 47 proceeds to step S101 in FIG. 22, the CPU 47 measures the variable display time in units of 4 msec based on adding “1” to the timer T1 for the variable display time. Then, in step S102, the measured value of the timer T1 is compared with the result of setting the variable display time. Here, when it is detected that the measured value of the timer T1 has reached the setting result of the fluctuation display time, an INT signal is output to the sub-control device 63 in step S103, and a fluctuation stop command is output in step S104. At the elapse of the variable display time, the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol are always in a temporary stop state, and the CPU 64 of the sub-control device 63 receives the INT signal and executes the IRQ interrupt program (internal interrupt request). ) Detects a fluctuation stop command, and switches the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol from the temporary stop state to the stationary fixed state.
[0118]
Upon outputting the fluctuation stop command, the CPU 47 compares the current measurement value of the notice end counter N4 with "0" in step S105. Here, when it is detected that the notice end counter N4 has not been reset to "0", it is determined that the linked notice is being executed, and "1" is subtracted from the notice end counter N4 in step S106, and the process proceeds to step S107. I do.
[0119]
When the process proceeds to step S107, the CPU 47 compares the subtraction result of the notice end counter N4 with “0”. Here, when it is detected that the notice end counter N4 is "0", an INT signal is outputted to the sub-control device 63 in a step S108, and a notice end command is outputted in a step S109. Then, the sub-control device 63 starts the IRQ interrupt program (internal interrupt request) based on the detection of the INT signal, and stops / predicts the interlocking notice based on the detection of the notice end command by the IRQ interrupt program. External output.
[0120]
When the CPU 47 proceeds to step S110, the CPU 47 detects a determination result from the big hit area of the RAM 49. Here, when it is detected that the deviation has been stored as the determination result in the big hit area, the process proceeds to step S111, and the control data setting process is set in the main control flag.
[0121]
When the CPU 47 detects that the big hit is stored in the big hit area as the determination result in step S110, the CPU 47 records the execution of the big hit game based on setting the big hit game flag to the execution state in step S112. Then, the flow shifts to step S113, where a big hit game process is set in the main control flag.
[0122]
(11) Jackpot game processing
The big hit game process of step S21 in FIG. 12 is executed when the main control flag is set to the big hit game process, and the CPU 47 of the main control device 46 controls opening and closing of the big winning opening in the big hit game process. Then, an effect command and effect data are output to the sub-control device 63, and the opening and closing of the special winning opening is image-wise, sound-wise, and illuminated.
[0123]
When the CPU 47 proceeds to step S121 in FIG. 23, it determines the open state of the special winning opening. This determination process is performed based on the setting of the special winning opening flag. When the CPU 47 detects that the special winning opening flag is set to the closed state, the CPU 47 determines that the special winning opening is closed. . Then, the process shifts to step S122 to compare the counter N2 with the upper limit value "14". The counter N2 counts the number of times of opening the special winning opening (number of big hit rounds). When the CPU 47 detects “N2 ≦ 14”, the process proceeds to step S123.
[0124]
When the process proceeds to step S123, the CPU 47 adds “1” to the counter N2, and resets the timer T2 to “0” in step S124. The timer T2 measures the opening time of the special winning opening (duration of the big hit round). When the CPU 47 resets the timer T2 to "0", the CPU 47 proceeds to step S125.
[0125]
When the process proceeds to step S125, the CPU 47 outputs an INT signal to the sub-control device 63, and outputs a round start command and round data (measured value of the counter N2) in step S126. Then, the CPU 64 of the sub-control device 63 starts the IRQ interrupt program (internal interrupt request) based on the detection of the INT signal, and based on the detection of the round start command and the round data by the IRQ interrupt program, the big hit round. Start the production operation.
[0126]
When the CPU 47 outputs a round start command or the like, the large winning opening is opened (start of the big hit round operation) based on application of driving power to the special winning opening solenoid 35 in step S127, and the large winning opening flag is set in step S128. The opening of the special winning opening is recorded based on the setting of the opening state. As a result, a big hit state that allows the pachinko ball to enter the big winning opening is generated, and a state advantageous to the player is generated.
[0127]
When the timer interrupt occurs while the special winning opening is open, the CPU 47 detects in step S121 that the special winning opening flag is set to the open state, and based on adding “1” to the timer T2 in step S129. The opening time of the special winning opening is measured in units of 4 msec.
[0128]
After measuring the opening time of the special winning opening, the CPU 47 determines whether or not there is a count signal in step S130. This count signal is output from the count sensor 36 based on the fact that the pachinko ball has entered the special winning opening. When the CPU 47 detects that the presence of the count signal is recorded in the output monitoring area of the RAM 49, the count signal is counted. It is determined that there is a signal, and "1" is added to the counter N3 in step S131. The counter N3 measures the number of pachinko balls that have won the special winning opening during one big hit round operation, and the CPU 47 proceeds to step S132 after measuring the number of winning pachinko balls.
[0129]
When the process proceeds to step S132, the CPU 47 compares the measured value of the counter N3 with the upper limit value “10”, and compares the measured value of the opening time timer T2 with the upper limit value “27 seconds” in step S133. If any one of “N3 ≧ 10” and “T2 ≧ 27 seconds” is detected, the special winning opening is closed based on the power cut off of the special winning opening solenoid 35 in step S134, and the big hit round ends. In other words, the jackpot round ends when the specified number of pachinko balls wins in the special winning opening or when the opening time of the special winning opening reaches the upper limit value.
[0130]
After finishing the big hit round in step S134, the CPU 47 resets the winning number counter N3 to "0" in step S135, and closes the big winning port based on setting the big winning port flag to the closed state in step S136. Record Then, an INT signal is output to the sub-control device 63 in step S137, and a round stop command is output in step S138. Then, the CPU 64 of the sub-control device 63 starts the IRQ interrupt program (internal interrupt request) based on the detection of the INT signal, and performs the operation of the big hit round based on the detection of the round stop command by the IRQ interrupt program. Stop.
[0131]
When a timer interrupt occurs while the special winning opening is closed, the CPU 47 proceeds from step S121 to S122, and compares the counter N2 for the number of big hit rounds with the upper limit value "14". Here, when "N2>14" is detected, the process proceeds to step S139, and the stop of the big hit game is recorded based on setting the big hit game flag to the stop state. Then, in step S140, the counter N2 for the number of big hit rounds is reset to "0", and in step S141, the main control flag is set in the control data setting process. That is, the upper limit value “15” is set for the number of repetitions of the big hit round, and the big hit game ends when the number of times of the big hit round reaches 15 times.
[0132]
<Internal processing of sub-control device 63>
When the power is turned on, the CPU 64 of the sub-control device 63 sets the interrupt prohibition in step S201 in FIG. 24, and initializes all data in the RAM 66 such as the random counter R10 and the timer T10 and the I / O 70 in step S202. In step S203, a demonstration display command is output to the VDP 67, and in step S204, the generation of an interrupt is permitted based on the release of the setting of prohibition of the interrupt.
[0133]
Upon detecting the demo display command, the VDP 67 detects necessary display data from the VROM 68 and displays a demonstration screen corresponding to the initial screen on the symbol display device 29 (referred to as a demo display). This demonstration display informs the player that the player is waiting for a customer, and is specifically performed by displaying a manufacturer name and a model name in front of the demonstration background.
[0134]
When permitting the interruption in step S204, the CPU 64 shifts to the counter updating process in step S205, and repeats the counter updating process in an infinite loop. This counter updating process is to add “1” to a random counter R10 for randomly selecting a special symbol game pattern, and the adding process of the random counter R10 is added from “0” to the upper limit value “191”. After that, it returns to "0" and is performed in a ring shape.
[0135]
When the INT signal is output from the main control device 46 to the sub control device 63, the CPU 64 of the sub control device 63 activates the IRQ interrupt program (internal interrupt request) in FIG. Then, in step S211, the command and data from the main control device 46 are detected and stored in the command area and data area of the RAM 66.
[0136]
After storing the command and data from the main control device 46, the CPU 64 determines in step S212 whether or not a notice permission command is stored in the command area. The notice permission command is output in the external notice valid state in which the main control device 46 detects the presence of the reserved ball while the big hit game is stopped, and the CPU 64 stores the notice permission command in the command area. Is detected, the notice permission flag is set to a valid state in step S213. The valid state of the notice permission flag is a state in which the linked notice is executed based on detection of an external notice start command (L) or notice start command (R) from the outside, and the CPU 64 sets the notice permission flag to valid in step S213. When the state is set, the notice permission command in the command area is deleted in step S214. The notice start command (L) and the notice start command (R) correspond to external notice information.
[0137]
When the CPU 64 detects in step S212 that the notice permission command is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S215 whether the notice prohibition command is stored. This notice prohibition command is output in an external notice invalid state in which the main control device 46 detects either execution of the big hit game or non-occurrence of the reserved ball, and the CPU 64 stores the notice prohibition command in the command area. If it is detected, the notice permission flag is set to an invalid state in step S216. This invalid state of the notice permission flag is a state in which the linked notice is not executed even if the notice start command (L) or the notice start command (R) from outside is detected, and the CPU 64 sets the notice permission flag to the invalid state in step S216. When set, the notice prohibition command in the command area is deleted in step S217.
[0138]
When proceeding to step S218, the CPU 64 determines whether or not a notice start command from the main control device 46 is stored in the command area. This notice start command instructs the start of the linked notice. When the CPU 64 detects that the notice start command is stored in the command area, the CPU 64 sets the linked notice flag to an effective state in step S219. In the valid state of the interlock notice flag, the timer interrupt program detects that the interlock notice flag is valid, and the interlock notice is executed based on the blinking of the frame lamp 24.
[0139]
When the CPU 64 sets the link notice flag to the valid state, the CPU 64 outputs an INT signal (L) to the left sub-control device 63 in step S220, and outputs a notice start command (L) in step S221. Then, the left sub-control device 63 starts the IRQ interrupt program (external interrupt request) based on detecting the INT signal (L), and detects the notice start command (L) by the IRQ interrupt program. When it is detected that the notice permission flag is set to the valid state, the linked notice flag is set to the valid state, and an INT signal (L) and a notice start command (L) are output to the left sub-control device 63. . When it is detected that the notice permission flag is set to the invalid state, the interlock notice flag is not set to the valid state, and the INT signal (L) and the notice start command (L) are output to the left sub-control device 63. I do.
[0140]
When outputting the notice start command (L) to the left sub-control device 63 in step S221, the CPU 64 outputs an INT signal (R) to the right sub-control device 63 in step S222. Then, in step S223, a notice start command (R) is output to the right sub-control device 63, and in step S224, the notice start command in the command area is deleted. Then, the sub-control device 63 on the right side activates an IRQ interrupt program (external interrupt request) based on detecting the INT signal (R), and detects a notice start command (R) in the IRQ interrupt program. When it is detected that the notice permission flag is set to the valid state, the linked notice flag is set to the valid state, and an INT signal (R) and a notice start command (R) are output to the right sub-control device 63. . When it is detected that the notice permission flag is set to the invalid state, the interlock notice flag is not set to the valid state, and the INT signal (R) and the notice start command (R) are output to the right sub-control device 63. I do.
[0141]
When the CPU 64 proceeds to step S225, the CPU 64 determines whether or not a notice end command from the main control device 46 is stored in the command area. The notice end command instructs the end of the linked notice, and when detecting that the notice end command is stored, the CPU 64 sets the linked notice flag to an invalid state in step S226. In the invalid state of the interlock notice flag, the timer interrupt program does not detect that the interlock notice flag is valid, and the interlock notice ends when the frame lamp 24 is kept turned off.
[0142]
When the CPU 64 sets the interlock notice flag to the invalid state, the CPU 64 outputs an INT signal (L) to the left sub-control device 63 in step S227, and outputs a notice end command (L) in step S228. Then, the left sub-control device 63 activates an IRQ interrupt program (external interrupt request) based on detecting the INT signal (L), and detects the notice end command (L) in the IRQ interrupt program. Then, the link notice flag is set to an invalid state, and an INT signal (L) and a notice end command (L) are output to the left sub-control device 63.
[0143]
Upon outputting the notice end command (L) to the left sub-control device 63 in step S228, the CPU 64 outputs an INT signal (R) to the right sub-control device 63 in step S229. Then, in step S230, a notice end command (R) is output to the right sub-control device 63, and in step S231, the notice end command in the command area is deleted. Then, the right sub-control device 63 activates an IRQ interrupt program (external interrupt request) based on detecting the INT signal (R), and detects a notice end command (R) in the IRQ interrupt program. Then, the link notice flag is set to an invalid state, and an INT signal (R) and a notice end command (R) are output to the right sub-control device 63.
[0144]
The IRQ interrupt program (external interrupt request) in FIG. 26 is started based on the detection of the INT signal (L) or the INT signal (R) from the external sub-control device 63 by the CPU 64. The INT signal (L) and the INT signal (R) from the device 63 are given to the interrupt input terminal of the CPU 64 through the left input terminal 75 and the right input terminal 76 of the external terminal board 74.
[0145]
When activating the IRQ interrupt program, the CPU 64 detects an external command in step S241 and stores it in the external command area of the RAM 66. Then, the process shifts to step S242 to determine whether or not a notice start command (L) from the left sub-control device 63 is stored in the external command area.
[0146]
When the CPU 64 detects in step S242 that the notice start command (L) from the left sub-control device 63 is stored in the external command area, the CPU 64 outputs an INT signal (L) to the left sub-control device 63 in step S243. Then, a notice start command (L) is output in step S244. That is, the CPU 64 performs the output processing of the INT signal (L) and the notice start command (L) to the left sub-control unit 63 when the notice start command is detected from the internal main control unit 46. This is executed both when the start command (L) is detected.
[0147]
When the CPU 64 detects in step S242 that the notice start command (L) from the left sub-control device 63 is not stored in the external command area, in step S245, the notice start command (R) from the right sub-control device 63. Is detected whether or not is stored. Here, when it is detected that the notice start command (R) from the right sub-control device 63 is stored in the external command area, an INT signal (R) is output to the right sub-control device 63 in step S246, and At S247, a notice start command (R) is output. That is, the CPU 64 performs the output processing of the INT signal (R) and the notice start command (R) to the right sub-control device 63 when the notice start command is detected from the internal main control device 46. This is executed both when the start command (R) is detected.
[0148]
Upon outputting the notice start command (L) or the notice start command (R), the CPU 64 deletes the notice start command (L) or the notice start command (R) in the external command area in step S248, and sets the notice permission flag in step S249. Determine the setting status. If it is detected that the notice permission flag is set to the valid state, the process proceeds to step S250, and the linked notice flag is set to the valid state. The notice permission flag is set to an effective state by an IRQ interrupt program (internal interrupt request) on condition that a reserved ball is present in a stop state of the big hit game, and a reserved ball is present in a stop state of the big hit game. At times, the interlocking notice flag is set to an effective state based on detection of an external notice starting command (L) or a notice starting command (R) from the outside, and the linked notice is executed.
[0149]
When proceeding to step S251, the CPU 64 determines whether or not a notice end command (L) from the left sub-control device 63 is stored in the external command area. Here, when it is detected that the notice end command (L) is stored, an INT signal (L) is output to the left sub-control device 63 in step S252, and an notice end command (L) is output in step S253. That is, the CPU 64 outputs the INT signal (L) and the notice end command (L) to the left sub-control unit 63 when the notice end command is detected from the main control unit 46. This is executed in both cases when (L) is detected.
[0150]
When the CPU 64 detects in step S251 that the notice end command (L) from the left sub-control device 63 is not stored in the external command area, in step S254, the notice end command (R) from the right sub-control device 63. Is detected whether or not is stored. Here, when detecting that the notice end command (R) from the right sub-control device 63 is stored in the external command area, an INT signal (R) is output to the right sub-control device 63 in step S255, and At S256, a notice end command (R) is output. That is, the CPU 64 outputs the INT signal (R) and the notice end command (R) to the right sub-control device 63 when the notice end command is detected from the main control device 46. This is executed both when (R) is detected.
[0151]
When outputting the notice end command (L) or the notice end command (R), the CPU 64 deletes the notice end command (L) or the notice end command (R) in the external command area in step S257, and sets the linked notice flag in step S258. Set to invalid state. That is, when an external notice end command (L) or advance notice end command (R) is detected from outside, the interlock notice flag is set to an invalid state, and the interlock notice ends.
[0152]
For example, when the pachinko machine (2) shown in FIG. 1 determines that there is an interlocking notice, a notice start command (R) is output from the pachinko machine (2) to the pachinko machine (1), and the pachinko machine (2) is turned on from the pachinko machine (3). The notice start command (L) is outputted at ▼, and the notice start command (L) is outputted from the pachinko machine (3) to the pachinko machine (4). At this time, when the pending ball is not generated in the pachinko machine (3) and the pending ball is generated in the pachinko machine (1) and the pachinko machine (4), the linked notice flag is enabled in the pachinko machine (3). Is not set, the interlocking notice flag is set to the valid state in the pachinko machines (1) and (4), and the interlocking notice is set in the pachinko machines (1) and (4) in synchronization with the interlocking notice of the pachinko machine (2). Start all at once.
[0153]
When the big hit symbol is confirmed and displayed on the pachinko machine (2), a notice end command (R) is output from the pachinko machine (2) to the pachinko machine (1), and the notice is ended from the pachinko machine (2) to the pachinko machine (3). A command (L) is output, and a notice end command (L) is output from the pachinko machine (3) to the pachinko machine (4). Then, the interlock notice flag is set to an invalid state in the pachinko machines (1), (2), (3), and (4), and the pachinko machine (1) is synchronized with the end of the interlock notice in the pachinko machine (2). At ▼ and ▲ 4 ▼, the linked announcement stops all at once.
[0154]
The timer interrupt program of FIG. 27 is started every time 4 msec elapses. The CPU 64 of the sub-controller 63 causes the main program to be temporarily stopped at the execution position when the timer interrupt program is started, and the main program is terminated when the timer interrupt program ends. Resumes from the paused position. This timer interrupt program has an interlocking advance notice process of step S261 to a jackpot game process of step S266. The interlocking advance notice process of step S261 is executed every 4 msec when the timer interrupt program starts, and a command waiting process of step S262. The big hit game process in step S266 is selectively executed based on the setting state of the sub control flag. This sub-control flag is initially set in a command waiting process based on power-on, and a command waiting process is executed in a first timer interrupt process immediately after power-on.
[0155]
(1) Linked notice processing
The linked advance notice processing in step S261 of FIG. 27 selectively executes linked notice according to the setting state of the linked notice flag. When the CPU 64 of the sub control device 63 proceeds to step S271 of FIG. Is determined. Here, when it is detected that the interlock notice flag is set to the valid state, the process proceeds to step S272, and the interlock notice is executed by blinking the plurality of frame lamps 25.
[0156]
(2) Command wait processing
The command waiting process of step S262 in FIG. 27 is executed when the sub control flag is set to the command waiting process. The CPU 64 of the sub control device 63 determines whether or not there is a variation start command and the round start in the command waiting process. The presence / absence of a command is detected, and when a fluctuation start command and a round start command are detected, a special symbol game pattern and a big hit game pattern are set.
[0157]
When the CPU 64 proceeds to step S281 in FIG. 29, the CPU 64 detects whether or not a change start command is stored in the command area of the RAM 66. This variation start command is output together with the special symbol setting result and the variation pattern setting result based on the main controller detecting a valid winning of the pachinko ball to the special symbol starting port 30. When it is detected that the change start command is stored in the area, the flow shifts to step S282.
[0158]
When the CPU 64 proceeds to step S282, the CPU 64 acquires the current measured value of the random counter R10, and sets a special symbol game pattern in step S283. Then, in step S284, the command to start changing the command area is deleted, and in step S285, a special symbol game start process is set in the sub control flag.
[0159]
The special symbol game pattern includes sequence data indicating the variable speed of the special symbol, the temporary stop timing of the special symbol, the type of background, the timing of switching the background, the output timing of the game sound, the light emission timing of the corner lamp 21 and the side lamp 23, and the like. And is set to end within the fluctuation display time according to the fluctuation pattern. Hereinafter, the setting process and the setting content of the special symbol game pattern will be described.
[0160]
As shown in FIG. 30, a game pattern table for special symbol games is recorded in the ROM 65 of the sub control device 63. This game pattern table is for selecting a special symbol game pattern from the fluctuation pattern and the random counter R10. When the CPU 64 of the sub control device 63 acquires the random counter R10 in step S282 in FIG. 29, the process proceeds to step S283. . Here, a fluctuation pattern is detected from the data area of the RAM 66, and a special symbol game pattern corresponding to the detection result of the fluctuation pattern and the acquisition result of the random counter R10 is selectively set from the game pattern table. Note that the special symbol game pattern corresponds to an effect pattern.
[0161]
FIG. 31 shows the setting contents of the special symbol game pattern “1-1”. The special symbol game pattern “1-1” is selected according to the result of the acquisition of the random counter R10 when the variation pattern “1” determined to be completely off is detected, and the special symbol game pattern “1-1” is selected. When is selected, the left, middle and right special symbols start to fluctuate simultaneously. At the start of the change, the background for the change is displayed, and the corner lamp 21 and the side lamp 23 blink.
[0162]
When the set time elapses from the start of the change of the special symbol in the three rows, the left special symbol and the right special symbol are temporarily stopped in this order, and "don" is transmitted from the speaker 6 in conjunction with the temporary stop of the left special symbol and the right special symbol. Is output. Then, the middle special symbol is temporarily stopped after the right special symbol is temporarily stopped, and the display of the changing background is terminated in conjunction with the temporary stop of the middle special symbol. The temporary stop of the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol is performed based on the special symbol setting result from the main control device 46 stored in the data area of the RAM 66. Three rows of special symbols are completely out of order.
[0163]
The special symbol game pattern “1-2” is selected according to the result of the acquisition of the random counter R10 when detecting the fluctuation pattern “1” determined to be completely off, and the special symbol game pattern “1-2” is selected. At the time of setting, as shown in FIG. 31, the reach announcement character is displayed immediately after the start of the change of the special symbol in three columns. The reach announcement character is a false announcement notifying of the occurrence of the reach, and is specifically performed by displaying a picture of an airplane in front of the background for fluctuation.
[0164]
FIG. 32 shows the setting contents of the special symbol game pattern “2-1”. This special symbol game pattern “2-1” is selected according to the random counter R10 when detecting the fluctuation pattern “2” in which the out-of-reach is determined, and when the special symbol game pattern “2-1” is set. After the temporary stop of the right special symbol, the fluctuation speed of the middle special symbol becomes slow, and the game sound of “reach” is output from the speaker 6. Then, the background for reach is displayed in place of the background for fluctuation, and the display of the background for reach ends in conjunction with the temporary stop of the middle special symbol. The temporary stop of the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol is performed based on the special symbol setting result from the main control device 46 stored in the data area of the RAM 66. Three rows of special symbols come off and reach combinations.
[0165]
The special symbol game pattern “2-2” is selected according to the result of the acquisition of the random counter R10 when the variation pattern “2” in which the out-of-reach is determined is detected, and the special symbol game pattern “2-2” is selected. At the time of setting, as shown in FIG. 32, the display of the reach announcement character is performed immediately after the start of the change of the special symbol in three columns. The reach announcement character is a true announcement that informs of the occurrence of the reach, and is specifically performed by displaying a picture of an airplane in front of the fluctuation background.
[0166]
The special symbol game pattern “26” is selected regardless of the result of the acquisition of the random counter R10 when the fluctuation pattern “26” in which the big hit is determined is detected. As shown in the figure, "Normal reach action" which is the same development as the special pattern game patterns "2-1" and "2-2" for the off-reach is set, and the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol have the big hit. Stop temporarily in combination. When the special symbol game pattern "26" is set, the corner lamp 21 and the side lamp 23 blink in the reach state, and the occurrence of a big hit is announced. That is, the linked announcement is performed using a frame lamp 25 different from all the reach announcements and all the big hit announcements performed based on the special symbol game pattern.
[0167]
When the CPU 64 detects in step S281 of FIG. 29 that the change start command is not stored in the command area of the RAM 66, the CPU 64 determines in step S286 whether or not the round start command is stored. This round start command is output by the main control device 46 together with the round data (the current number of the big hit rounds) at the start of the big hit round. When the CPU 64 detects that the round start command is stored in the command area, the CPU 64 proceeds to step S1. In S287, a big hit game pattern is set.
[0168]
The big hit game pattern displays a still screen according to the round data N2, outputs a game sound according to the display content of the symbol display device 29 from the speaker 6, and causes the corner lamp 21 and the side lamp 23 to emit light according to the still screen. When the big hit game pattern is set, the CPU 64 deletes the round start command in the command area in step S288 and sets the big hit game start process in the sub control flag in step S289.
[0169]
(3) Special symbol game start processing
The special symbol game start process of step S263 in FIG. 27 is executed when the sub control flag is set to the special symbol game start process. When the CPU 64 of the sub control device 63 proceeds to step S291 in FIG. , Reset the timer T10 to “0”. The timer T10 measures the fluctuation display time of the special symbol. When the timer T10 is reset, the CPU 64 sets the special symbol game process to the sub control flag in step S292.
[0170]
(4) Special symbol game processing
The special symbol game process of step S264 in FIG. 27 is executed when the sub control flag is set to the special symbol game process, and the CPU 64 of the sub control device 63 performs the speaker 6 / corner lamp in the special symbol game process. The special symbol game is executed with the effect contents according to the setting result of the special symbol game pattern by controlling 21, the side lamp 23 and the symbol display device 29.
[0171]
When the CPU 64 proceeds to step S301 in FIG. 35, the CPU 64 measures the variable display time in units of 4 msec based on adding “1” to the timer T10. Then, the process shifts to step S302 to determine whether or not the fluctuation stop command is stored in the command area of the RAM 66. This fluctuation stop command is output based on detection of the elapse of the fluctuation display time according to the fluctuation pattern by the main control device 46, and the CPU 64 detects that the fluctuation stop command is not stored in the command area. Sometimes, the process proceeds to step S303. Here, an event corresponding to the measured value of the timer T10 is detected from the setting result of the special symbol game pattern, and the event is executed to cause the special symbol game to proceed with the content according to the setting result of the special symbol game pattern.
[0172]
When the CPU 64 detects that the fluctuation stop command is stored in the command area in step S302, the CPU 64 ends the special symbol game based on outputting the symbol fixing command to the VDP 67 in step S304. Then, in step S305, the command to stop the change of the command area, the setting result of the special symbol in the data area, and the setting result of the change pattern of the data area are deleted, and in step S306, the command waiting process is set in the sub control flag.
[0173]
The fluctuation stop command is output by the main control device 46 when the fluctuation display time according to the fluctuation pattern has elapsed. The special symbol game pattern is set independently by the sub-control device 63 based on the fluctuation pattern, and is set so as to end within the fluctuation display time according to the fluctuation pattern. When the CPU 64 of the sub-control unit 63 detects the fluctuation stop command and outputs the symbol confirmation command to the VDP 67, the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol are always in the temporary stop state. In the temporary stop state, the VDP 67 swings the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol up and down. When the VDP 67 detects the symbol confirmation command, the VDP 67 virtually activates the left special symbol, the middle special symbol, and the right special symbol. It is displayed on the line in a stationary state. In other words, the special symbol game ends when three columns of special symbols are definitely displayed.
[0174]
(5) Jackpot game start processing
The big hit game start process of step S265 in FIG. 27 is executed when the sub control flag is set to the big hit game start process, and the CPU 64 of the sub control device 63 starts the big hit game in the big hit game start process. , The big hit game process is set in the sub control flag.
[0175]
(6) Jackpot game processing
The big hit game process of step S266 in FIG. 27 is executed when the sub control flag is set to the big hit game process, and the CPU 64 of the sub control device 63 executes the speaker 6 / corner lamp 21 / side in the big hit game process. By controlling the lamp 23 and the symbol display device 29, the opening and closing of the special winning opening is effected in a manner according to the setting result of the big hit game pattern.
[0176]
When proceeding to step S311 in FIG. 36, the CPU 64 determines whether or not a round stop command is stored in the command area of the RAM 66. This round stop command is output based on detection of the end of each big hit round by the main control device 46. When the CPU 64 detects that the round stop command is not stored in the command area, the process proceeds to step S312. The process is shifted to a big hit game with a content according to the setting result of the big hit game pattern.
[0177]
When detecting that the round stop command is stored in the command area in step S311, the CPU 64 stops the control of the speaker 6, the corner lamp 21, the side lamp 23, and the symbol display device 29 according to the big hit game pattern in step S313. . Then, in step S314, the round stop command in the command area and the round data in the data area are erased, and in step S315, a command waiting process is set in the sub control flag.
[0178]
According to the first embodiment, the following effects can be obtained.
It is configured to determine whether or not to perform the interlocking notice internally, and to output the notice start command (L) and the notice start command (R) to the outside when it is determined that there is the interlocking notice. For this reason, it is possible to perform a novel and rich advance notice in which the same interlocking notice is simultaneously generated on a plurality of pachinko machines including itself, and whether a jackpot occurs on one's own pachinko machine or a pachinko machine on both sides. It is possible to give the player a new pleasure of expecting a jackpot at the machine.
[0179]
When a reserve ball is generated while the jackpot game is stopped, a linked announcement is made based on the detection of an external notice start command (L) or a notice start command (R) from the outside. In the case where no notification occurs, an interlocking notification is not performed even if an external notification start command (L) or a notification start command (R) is detected. For this reason, the linked announcement is performed on condition that the variable display is to be started immediately, so that the credibility of the linked announcement is enhanced.
[0180]
When an external notice start command (L) and an advance notice start command (R) are detected, an external notice start command (L) and an advance notice start command (R) are output to the outside. For this reason, the notice start command (L) or the notice start command (R) is sequentially output to a number of pachinko machines, so that the same linked notice can be simultaneously generated in a number of pachinko machines.
[0181]
When a jackpot game is executed or a reserved ball is not generated, an interlocking notice is not performed even if an external notice start command (L) and a notice start command (R) are detected from outside, and an outside notice start command (L) or notice start is externally provided. It is configured to output a command (R). For this reason, the notice start command (L) or the notice start command (R) is transmitted to many pachinko machines in a chain regardless of the execution state of the jackpot game and the state of occurrence of the reserved ball, and the fluctuation display among the many pachinko machines is displayed. Since the linked announcement is selectively performed only for those scheduled to start immediately, the credibility of the linked announcement is enhanced.
[0182]
When a jackpot is determined, the linked announcement is determined with a relatively high probability. When the deviation is not determined, the linked announcement is determined with a relatively low probability. Can be generated with probability.
The frame lamp 25 is used when the linked announcement is made based on the external notice start command (L) and the notice start command (R), and the corner lamp 21 and the side lamp are used when the notice is made based on the internal special symbol game pattern. 23. Since the symbol display device 29 is used, the player can clearly recognize whether or not the linked advance notice is given.
[0183]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The main control device 46 is electrically connected to the left pachinko machine main control device 46 via a left input terminal 75 and a left output terminal 77 of the external terminal board 74, and the main control device 46 executes a notice start command and a notice. The end command is transmitted to the left main controller 46 through the left output terminal 77, and the notice start command and the notice end command from the left main controller 46 are received through the left input terminal 75.
[0184]
The main control device 46 is electrically connected to the main control device 46 of the right-hand pachinko machine via the right input terminal 76 and the right output terminal 78 of the external terminal board 74. The end command is transmitted to the right main controller 46 through the right output terminal 78, and the notice start command and the notice end command from the right main controller 46 are received through the right input terminal 76.
[0185]
When the main control device 46 determines the start of the linked announcement by itself, it outputs an INT signal (L) and a notice start command (L) to the left main control device 46, and outputs an INT signal (R) and an INT signal (R) to the right main control device 46. A notice start command (R) is output, and an INT signal and a notice start command are output to the sub-control device 63. Then, the sub-control device 63 detects the notice start command by the IRQ interrupt program, sets the linked notice flag to a valid state, and executes the linked notice.
[0186]
The main controller 46 activates an IRQ interrupt program based on detection of an external INT signal (L) or INT signal (R), and a notice start command (L) or a notice start command (R) is issued by the IRQ interrupt program. Is detected. Then, an INT signal (L) and a notice start command (L) are output to the left main control device 46, and an INT signal (R) and a notice start command (R) are output to the right main control device 46. Next, the execution state of the big hit game and the generation state of the reserved ball are detected, and when it is detected that the reserved ball is generated in the stopped state of the big hit game, an INT signal and a notice start command are output to the sub-control device 63. . Then, the sub-control device 63 detects the notice start command by the IRQ interrupt program, sets the linked notice flag to a valid state, and executes the linked notice.
[0187]
When the main controller 46 determines the end of the linked announcement by itself, it outputs an INT signal (L) and a notice end command (L) to the left main controller 46, and outputs an INT signal (R) and an INT signal (R) to the right main controller 46. A notice end command (R) is output, and an INT signal and a notice end command are output to the sub-control device 63. Then, the sub-control device 63 detects the notice end command by the IRQ interrupt program, sets the interlock notice flag to an invalid state, and ends the interlock notice.
[0188]
The main controller 46 activates an IRQ interrupt program based on detection of an external INT signal (L) or INT signal (R), and a notice end command (L) or notice end command (R) is issued by the IRQ interrupt program. Is detected. Then, an INT signal (L) and a notice end command (L) are output to the left main control device 46, and an INT signal (R) and a notice end command (R) are output to the right main control device 46, and the sub control An INT signal and a notice end command are output to the device 63. Then, the sub-control device 63 detects the notice end command by the IRQ interrupt program, sets the interlock notice flag to an invalid state, and ends the interlock notice.
[0189]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. A centralized management box (not shown) is installed on the island of Pachinko Hall. A central management board 80 is housed in the central management box, and a central management device 81 is mounted on the central management board 80. The centralized management device 81 is mainly composed of a microcomputer, and has a CPU, a ROM, a RAM, and an I / O.
[0190]
The external terminal board 82 is fixed to the rear surface of the main set 37, and the external terminal board 82 has an external output terminal 83 and an external input terminal 84 mounted thereon. The sub-control device 63 is electrically connected to the central control device 81 via an external output terminal 83 and an external input terminal 84. The sub-control device 63 sends a notice start command and a notice to the central control device 81 through the external output terminal 83. An end command is transmitted, and a notice start command and a notice end command from the central control device 81 are received through the external input terminal 84.
[0191]
When the main controller 46 determines the start of the linked announcement by itself, it outputs an announcement start command to the sub controller 63. Then, the sub control device 63 detects a notice start command from the main control device 46 and outputs a notice start command to the central management device 81. Then, the link notice flag is set to a valid state, and the link notice is executed.
When detecting the notice start command from the sub-control device 63, the central management device 81 outputs the notice start command to the remaining sub-control devices 63 except the sub-control device 63 that has output the notice start command. Then, the remaining sub-control devices 63 detect the notice start command from the central management device 81 and detect the setting state of the notice permission flag. When it is detected that the notice permission flag is set to the valid state, the linked notice flag is set to the valid state, and the linked notice is executed.
[0192]
When the main controller 46 determines the end of the linked announcement by itself, it outputs an announcement end command to the sub controller 63. Then, the sub-control device 63 detects the notice end command from the main control device 46 and outputs the notice end command to the central management device 81. Then, the link notice flag is set to an invalid state, and the link notice is ended.
When detecting the notice end command from the sub-control device 63, the central management device 81 outputs the notice end command to the remaining sub-control devices 63 except the sub-control device 63 that has output the notice end command. Then, the remaining sub-control devices 63 detect the notice end command from the central management device 81, set the interlock notice flag to an invalid state, and end the interlock notice.
[0193]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The main control device 46 is electrically connected to the central control device 81 via the external output terminal 83 and the external input terminal 84 of the external terminal board 82, and the main control device 46 is connected to the central control device 81 through the external output terminal 83. A notice start command and a notice end command are transmitted, and a notice start command and a notice end command from the central management device 81 are received through the external input terminal 84.
[0194]
When the main control device 46 determines the start of the linked notice by itself, it outputs a notice start command to the sub-control device 63 and the central management device 81. Then, the sub-control device 63 detects the notice start command, sets the linked notice flag to a valid state, and executes the linked notice.
When detecting the notice start command from the main control device 46, the central management device 81 outputs a notice start command to the other main control devices 46 other than the main control device 46 that has output the notice start command. Then, the remaining main control devices 46 detect the notice start command from the central management device 81, and detect the execution state of the big hit game and the generation state of the reserved ball. Here, when it is detected that a reserved ball is generated in the stop state of the big hit game, a notice start command is output to the sub-control device 63 to cause the sub-control device 63 to execute the linked notice.
[0195]
When the main control device 46 determines the end of the linked notice by itself, it outputs a notice end command to the sub control device 63 and the central management device 81. Then, the sub-control device 63 detects the notice end command, sets the interlock notice flag to an invalid state, and ends the interlock notice.
When detecting the notice end command from the main control device 46, the central management device 81 outputs the notice end command to the other main control devices 46 except for the main control device 46 that has output the notice end command. Then, the remaining main control devices 46 detect the notice end command and output the notice end command to the sub-control device 63 to end the linked notice.
[0196]
In the third and fourth embodiments, the central management board 80 is housed in the central management box in Taishima. However, the present invention is not limited to this. For example, the board 80 may be mounted on one pachinko machine. In this case, it is preferable that the central management box is fixed to the rear surface of the main set 37 and the central management board 80 is stored in the central management box.
[0197]
In the first to fourth embodiments, the linked announcement is performed in a chained manner for all the gaming machines electrically connected. However, the present invention is not limited to this. For example, the linked announcement is determined. A configuration in which the linked announcement is limitedly performed by only a plurality of units including the main gaming machine may be adopted. Hereinafter, a fifth embodiment of the present invention in which a linked announcement is limitedly performed by a plurality of gaming machines will be described with reference to FIGS.
[0198]
When the CPU 64 of the sub-control device 63 detects the internal INT signal, it activates the IRQ interrupt program of FIG. Then, in step S211, a command from inside is detected and stored in the command area of the RAM 66.
[0199]
When the CPU 64 detects in step S218 that the notice start command from the main control device 46 is stored in the command area, the CPU 64 sets the linked notice flag to an effective state in step S219, and sets the notice start command in the command area in step S224. to erase. In this state, the validity of the interlock notice flag is detected by the timer interrupt program, and the interlock notice is executed.
[0200]
After erasing the notice start command in the command area in step S224, the CPU 64 acquires the current measurement value of the random counter R11 in step S321. This random counter R11 is a counter that the CPU 64 cyclically adds in the order of "0", "1", "2", "0", etc. for each loop of the main program. The CPU 64 sets the random counter R11 in step S321. Is obtained, a notice pattern is set based on the result obtained by the random counter R11. This notice pattern indicates which combination of gaming machines performs the linked notice. When the random counter R11 is “0”, the notice pattern “1” is selected, and when the random counter R11 is “1”, the notice pattern is notified. When the pattern “2” is selected and the random counter R11 is “2”, the notice pattern “3” is selected.
[0201]
Upon selecting the notice pattern in step S321, the CPU 64 compares the result of the notice pattern selection with “1” in step S322. Here, when it is detected that the notice pattern is "1", an INT signal is outputted to the left sub-control device 63 in a step S323, and a notice start command (L1) is outputted in a step S324. Then, the left sub-control device 63 detects the notice start command (L1) by the IRQ interrupt program, and outputs an INT signal and the notice start command (L0) to the left sub-control device 63. Next, the setting state of the notice permission flag is determined, and when it is detected that the notice permission flag is activated, the linked notice flag is activated.
[0202]
If the CPU 64 detects in step S322 that the selection result of the preview pattern is not “1”, the CPU 64 compares the selection result of the preview pattern with “2” in step S325. Here, when it is detected that the notice pattern is "2", an INT signal is output to the left sub-control device 63 in step S326, and an notice start command (L0) is output in step S327. Then, in step S328, an INT signal is output to the right sub-control device 63, and in step S329, a notice start command (R0) is output. Then, the left sub-control device 63 and the right sub-control device 63 detect the notice start command (L0) and the notice start command (R0) by the IRQ interrupt program, and when the notice permission flag is enabled, the linked notice flag is set. Set to valid state.
[0203]
If the CPU 64 detects in step S325 that the result of the selection of the notice pattern is not “2”, the CPU 64 determines that the result of the selection of the notice pattern is “3”. Then, an INT signal is output to the right sub-control device 63 at step S330, and a notice start command (R1) is output at step S331. Then, the right sub-control device 63 detects the notice start command (R1) by the IRQ interrupt program, and outputs an INT signal and the notice start command (R0) to the right sub-control device 63. Next, the setting state of the notice permission flag is determined, and when it is detected that the notice permission flag is activated, the linked notice flag is set to the valid state.
[0204]
When the CPU 64 detects in step S225 of FIG. 41 that the notice end command from the main control device 46 is stored in the command area, the CPU 64 sets the linked notice flag to an invalid state in step S226. In this state, the invalidation of the interlock notice flag is detected by the timer interrupt program, and the interlock notice is stopped.
[0205]
After invalidating the linked advance notice flag in step S226, the CPU 64 compares the result of selecting the immediately preceding notice pattern with "1" in step S332. Here, when it is detected that the notice pattern is "1", an INT signal is outputted to the left sub-control device 63 in a step S333, and a notice end command (L1) is outputted in a step S334. Then, the left sub-control device 63 detects the notice end command (L1) by the IRQ interrupt program, and outputs an INT signal and the notice end command (L0) to the left sub-control device 63. Next, the linked notice flag is invalidated, and the linked notice is stopped when the linked notice is performed.
[0206]
If the CPU 64 detects in step S332 that the result of the previous notice pattern selection is not "1", the CPU 64 compares the result of the notice pattern selection with "2" in step S335. Here, when it is detected that the notice pattern is "2", an INT signal is output to the left sub-control device 63 in step S336, and an notice end command (L0) is output in step S337. Then, an INT signal is output to the right sub-control device 63 in step S338, and a notice end command (R0) is output in step S339. Then, the left sub-control device 63 and the right sub-control device 63 invalidate the interlock notice flag based on the detection of the notice end command (L0) and the notice end command (R0) by the IRQ interrupt program, and execute the interlock notice. Stop the interlocking notice when performing.
[0207]
If the CPU 64 detects in step S335 that the result of the selection of the notice pattern is not “2”, the CPU 64 determines that the result of the selection of the notice pattern is “3”. Then, in step S340, an INT signal is output to the right sub-control device 63, and in step S341, a notice end command (R1) is output. Then, the right sub-control device 63 detects the notice end command (R1) by the IRQ interrupt program, and outputs an INT signal and the notice end command (R0) to the right sub-control device 63. Next, the linked notice flag is invalidated, and the linked notice is stopped when the linked notice is performed.
[0208]
When outputting the notice end command in any of steps S334, S339, and S341, the CPU 64 deletes the notice end command in the command area in step S231. Then, the flow shifts to step S342, in which the result of selecting the notice pattern is deleted.
[0209]
When detecting the INT signal from the outside, the CPU 64 activates the IRQ interrupt program shown in FIG. Then, in step S241, an external command is detected and stored in the command area of the RAM 66.
[0210]
When the CPU 64 proceeds to step S351, the CPU 64 detects whether or not a notice start command (L1) is stored in the command area. Here, when the notice start command (L1) is detected, an INT signal is output to the left sub-control device 63 in step S352, and the notice start command (L0) is output in step S353. Next, in step S248, the notice start command (L1) in the command area is deleted, and in step S249, the setting state of the notice permission flag is determined. For example, when it is detected that the notice permission flag is activated, the linked notice flag is activated in step S250, and the linked notice is executed by the timer interrupt program.
[0211]
When the CPU 64 detects in step S351 that the notice start command (L1) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S354 whether the notice start command (R1) is stored. If the notice start command (R1) is detected here, an INT signal is output to the right sub-control device 63 in step S357, and the notice start command (R0) is output in step S358. Next, in step S248, the notice start command (R1) in the command area is deleted, and when it is detected in step S249 that the notice permission flag is activated, the linked notice flag is activated in step S250.
[0212]
When the CPU 64 detects in step S354 that the notice start command (R1) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S355 whether or not the notice start command (L0) is stored. If the notice start command (L0) is detected here, the notice start command (L0) in the command area is deleted in step S248, and if it is detected in step S249 that the notice permission flag is enabled, the linked notice is issued in step S250. Activate the flag.
[0213]
When the CPU 64 detects in step S355 that the notice start command (L0) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S356 whether the notice start command (R0) is stored. If the notice start command (R0) is detected here, the notice start command (R0) in the command area is deleted in step S248, and if it is detected in step S249 that the notice permission flag is activated, the linked notice is issued in step S250. Activate the flag.
[0214]
When the CPU 64 proceeds to step S359, the CPU 64 detects whether or not a notice end command (L1) is stored in the command area. Here, when the notice end command (L1) is detected, an INT signal is output to the left sub-control device 63 in step S360, and an notice end command (L0) is output in step S361. Next, in step S257, the notice end command (L1) in the command area is deleted, and in step S258, the interlock notice is stopped based on the invalidation of the interlock notice flag to stop.
[0215]
When the CPU 64 detects in step S359 that the notice end command (L1) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S362 whether or not the notice end command (R1) is stored. Here, when the notice end command (R1) is detected, an INT signal is output to the right sub-control device 63 in step S365, and the notice end command (R0) is output in step S366. Next, in step S257, the notice end command (R1) in the command area is deleted, and in step S258, the linked notice flag is invalidated.
[0216]
When the CPU 64 detects in step S362 that the notice end command (R1) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S363 whether or not the notice end command (L0) is stored. If the notice end command (L0) is detected here, the notice end command (L0) in the command area is deleted in step S257, and the linked notice flag is invalidated in step S258.
[0219]
When the CPU 64 detects in step S363 that the notice end command (L0) is not stored in the command area, the CPU 64 determines in step S364 whether or not the notice end command (R0) is stored. If the notice end command (R0) is detected here, the notice end command (R0) in the command area is deleted in step S257, and the linked notice flag is invalidated in step S258.
[0218]
FIG. 43 specifically explains the processing contents of FIGS.
[0219]
<When notice pattern 1 is selected>
For example, when the linked advance notice is determined for the gaming machine (3), a notice start command (L1) is output from the gaming machine (3) to the left gaming machine (2) as shown in FIG. A notice start command (L0) is output from gaming machine (2) to gaming machine (1) on the left side. At this time, the setting state of the notice permission flag is determined by the gaming machines (1) and (2), and the linked notice is executed when the notice permission flag is activated. Accordingly, an interlocking advance notice is generated for the three gaming machines (1) to (3) according to the gaming state.
[0220]
<When the notice pattern 2 is selected>
For example, when the linked announcement is determined in the gaming machine (3), as shown in (b) of FIG. 43, the announcement starting command (L0) is output from the gaming machine (3) to the left gaming machine (2), A notice start command (R0) is output from gaming machine (3) to gaming machine (4) on the right side. At this time, the setting state of the notice permission flag is determined by the gaming machines (2) and (4), and the linked notice is executed when the notice permission flag is activated. Accordingly, an interlocking advance notice is generated for the three gaming machines (2) to (4) according to the gaming state.
[0221]
<When the notice pattern 3 is selected>
For example, when the linked advance notice is determined for the gaming machine (3), a notice start command (R1) is output from the gaming machine (3) to the right gaming machine (4) as shown in (c) of FIG. A notice start command (R0) is output from the gaming machine (4) to the gaming machine (5) on the right side. At this time, the setting state of the notice allowance flag is determined by the gaming machines (4) and (5), and the linked notice is executed when the notice allowance flag is enabled. Therefore, an interlocking advance notice is generated for the three gaming machines (3) to (5) according to the gaming state.
[0222]
According to the fifth embodiment, the transfer information indicating whether or not to transmit the notice start command is output together with the notice start command, and whether or not to transfer the notice start command is instructed. Interlocking notice can be limitedly performed with a small number of gaming machines. For this reason, it is possible to easily confirm which of the gaming machines has actually generated the jackpot, and thus it is possible to enjoy checking the jackpot occurrence table.
[0223]
In the first to fifth embodiments, the pocket-shaped special symbol starting port 30 for collecting the pachinko balls from the game board 13 is used as the starting port. However, the present invention is not limited to this, and the pachinko balls pass through. A special symbol starting gate may be used.
[0224]
In the first to fifth embodiments, a liquid crystal display is used as the symbol display device 29. However, the present invention is not limited to this. For example, an electric display such as an LED display may be used, or a rotating drum may be used. A mechanical display such as the above may be used.
In the above-described first to fifth embodiments, the interlocking advance notice is performed based on the blinking of the frame lamp 25. However, the present invention is not limited to this. Alternatively, a linked advance notice may be given based on the lighting content of the corner lamp 21, a linked notice may be given based on the lighting content of the side lamp 23, or a linked notice may be given based on the sounding content of the speaker 6. In particular, it is preferable to make the driving pattern different when performing the linked advance notice using any of the symbol display device 29, the corner lamp 21 and the side lamp 23 from the case where the reach announcement and the big hit announcement are performed.
[0225]
In the above-described first to fifth embodiments, the occurrence of a jackpot is indefinitely notified by generating an interlocking notice. However, the present invention is not limited to this. May be announced in a definite manner. In this case, it is preferable to determine whether or not there is a linked advance notice only when the current determination data is a big hit in step S42 in FIG.
[0226]
In the above-described first to fifth embodiments, the occurrence of a jackpot is notified in a definite or non-deterministic manner by generating a linked notice. However, the present invention is not limited to this. It may be announced indefinitely. That is, in the data acquisition process of FIG. 13, the presence or absence of the out-of-reach is determined in addition to the big hit, and the presence or absence of the interlocking notice is also determined in the case of the out-of-reach being determined in addition to the case of determining the big hit. In this case, a fixed symbol and a variation pattern are set in the data acquisition process, and when a specific variation pattern is set, it is determined whether or not there is an interlocking notice according to the acquisition result of the random counter R5, or a specific fixed symbol is set. In this case, the presence / absence of interlocking notice may be determined according to the result of the acquisition of the random counter R5, and it is preferable to select a specific variation pattern having high reliability. The reliability is a percentage “%” indicating how many reach actions will cause a big hit when the reach action having the same development as “normal reach action” appears “100 times”, as shown below. Is calculated from the jackpot determination probability Xo, the outreach determination probability Xh, the reach action selection probability Xor in the hit determination, and the reach action selection probability Xhr in the outreach determination.
X = 100 * {Xo * Xor / Xo * Xor + Xh * Xhr}
In the first to fifth embodiments, the sub-control device 63 controls the speaker 6, the corner lamp 21, the side lamp 23, the frame lamp 25, and the symbol display device 29 in an integrated manner. However, the present invention is not limited to this. For example, a speaker control device for controlling the speaker 6, a lamp control device for controlling the corner lamp 21, the side lamp 23 and the frame lamp 25, and a symbol control device for controlling the symbol display device 29 may be provided individually. good.
[0227]
In the first to fifth embodiments, the number of reserved balls for the special symbol game is measured with the upper limit of four. However, the present invention is not limited to this. For example, a plurality of values other than four are measured with the upper limit. Alternatively, the upper limit may not be set.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of the present invention (a diagram for explaining a state of occurrence of an interlock notice).
FIG. 2 is a front view showing the entire configuration of the pachinko machine.
FIG. 3 is a front view showing a game board;
FIG. 4A is a rear view showing the entire configuration of the pachinko machine, and FIG. 4B is a diagram showing a state of wiring to an external terminal board;
FIG. 5 is a diagram showing an electrical configuration of a main control device.
FIG. 6 is a diagram showing an electrical configuration of a payout control device.
FIG. 7 is a diagram showing an electrical configuration of a sub control device.
FIG. 8 is a flowchart showing a main program of a main control device.
9A is a diagram showing a list of random counters held by the main controller, FIG. 9B is a diagram showing a list of normal counters held by the main controller, and FIG. 9C is held by the main controller. Diagram showing a list of timers
FIG. 10 is a diagram for explaining a method of adding a random counter;
FIG. 11 is a diagram showing a data storage area of a RAM of the main control device.
FIG. 12 is a flowchart showing a timer interrupt process of the main control device.
FIG. 13 is a flowchart showing a data acquisition process of the main control device.
FIG. 14 is a diagram illustrating a relationship among a counter, a pending data recording unit, a determination data recording unit, and a lamp number.
FIG. 15 is a flowchart showing a notice start process of the main control device.
FIG. 16 is a flowchart showing the pending ball information processing of the main control device.
FIG. 17 is a flowchart showing control data setting processing of the main control device.
FIG. 18 is a diagram showing a relationship between a random counter, a big hit symbol, a left special symbol, a middle special symbol, and a right special symbol.
FIG. 19 is a diagram showing a fluctuation pattern table for a big hit.
FIG. 20 is a diagram showing a variation pattern table for off-reach.
FIG. 21 is a flowchart showing a special symbol game start process of the main control device.
FIG. 22 is a flowchart showing a special symbol game end process of the main control device.
FIG. 23 is a flowchart showing a jackpot game process of the main control device.
FIG. 24 is a flowchart showing a main program of the sub control device.
FIG. 25 is a flowchart showing an IRQ interrupt process (internal interrupt request) of the sub control device.
FIG. 26 is a flowchart showing an IRQ interrupt process (external interrupt request) of the sub control device.
FIG. 27 is a flowchart showing timer interrupt processing of the sub control device.
FIG. 28 is a flowchart showing an interlocking notice process of the sub control device.
FIG. 29 is a flowchart showing a command waiting process of the sub control device.
FIG. 30 is a view showing a game pattern table for a special symbol game.
FIG. 31 is a view for explaining setting contents of a special symbol game pattern (for complete departure)
FIG. 32 is a view for explaining setting contents of a special symbol game pattern (for out-of-reach).
FIG. 33 is a diagram for explaining setting contents of a special symbol game pattern (for a big hit)
FIG. 34 is a flowchart showing a special symbol game start process of the sub control device.
FIG. 35 is a flowchart showing a special symbol game process of the sub control device.
FIG. 36 is a flowchart showing a jackpot game process of the sub control device.
FIG. 37 is a view showing a second embodiment of the present invention (a view showing a connection state between pachinko machines);
FIG. 38 is a view corresponding to FIG. 37 showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 39 is a view corresponding to FIG. 37, showing a fourth embodiment of the present invention;
FIG. 40 is a view corresponding to FIG. 25 showing a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 41 is a diagram corresponding to FIG. 25;
FIG. 42 is a diagram corresponding to FIG. 26;
FIG. 43 is a view corresponding to FIG. 1;
[Explanation of symbols]
29 is a symbol display device (display), 30 is a special symbol starting port (starting port), 46 is a main control device (big hit determination means, big hit game means, holding means, notice determination means), 63 is a sub control device (notice) Means, output means, input means, effect pattern setting means, effect control means).

Claims (8)

パチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に表示器に識別図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する可変表示を行い、識別図柄の可変停止状態での態様に基いて大当りおよび外れの判定結果を報知する構成のものにおいて、
識別図柄が特定状態になることを遊技者に事前報知する予告を行うか否かを判定する予告判定手段と、
前記予告判定手段が予告有りを判定したことを条件に外部に予告情報を出力する出力手段と、
外部から予告情報が入力される入力手段と、
前記予告判定手段が予告有りを判定したこと、および、前記入力手段に外部から予告情報が入力されたことのいずれかを条件に前記予告を行う予告手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。On the condition that the pachinko ball has effectively won the starting opening, a variable display is displayed on the display in which the identification symbol is displayed in the variable state and the variable stop state in order. In the configuration that notifies the judgment result of
Notice determination means for determining whether or not to give a notice to notify the player in advance that the identification symbol is in a specific state;
Output means for outputting notice information to the outside on condition that the notice determination means has determined that there is notice;
An input means for inputting notice information from outside,
A gaming machine comprising: an advance notice means for making an advance notice on condition that the advance notice judging means judges that an advance notice has been made, and that advance notice information has been input to the input means from outside. . パチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に大当りおよび外れを判定する大当り判定手段と、
大当り判定手段が大当りを判定したことを条件に可変入賞口を遊技者に有利な状態にする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
識別図柄の可変表示を開始できないタイミングでパチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に可変表示の実行を保留する保留手段とを備え、
予告手段は、大当り遊技の実行時または保留の非発生時には入力手段に外部から予告情報が入力されても予告を行わないことを特徴とする請求項１記載の遊技機。A jackpot determining means for determining a jackpot and a miss on condition that the pachinko ball has effectively won the starting opening;
A jackpot game means for performing a jackpot game in which the variable winning opening is in a state advantageous to the player on condition that the jackpot determination means has determined the jackpot;
Holding means for holding the execution of the variable display on condition that the pachinko ball has effectively won the starting port at a timing at which the variable display of the identification symbol cannot be started,
2. The gaming machine according to claim 1, wherein the notice means does not make a notice when a jackpot game is executed or no hold occurs, even if notice information is inputted from the outside to the input means. 出力手段は、入力手段に外部から予告情報が入力されたことを条件に外部に予告情報を転送することを特徴とする請求項１〜２のいずれかに記載の遊技機。3. The gaming machine according to claim 1, wherein the output means transfers the advance notice information to the outside on condition that the advance notice information is input to the input means from outside. 出力手段は、入力手段に外部から予告情報が入力されたときには大当り遊技の実行状態および保留の発生状態に拘らず外部に予告情報を転送することを特徴とする請求項２〜３に記載の遊技機。4. The game according to claim 2, wherein the output means transfers the advance notice information to the outside regardless of the execution state of the jackpot game and the state of occurrence of the hold when the advance notice information is inputted to the input means from the outside. Machine. 出力手段は、予告情報を転送するか否かを示す転送情報を予告情報と共に外部に出力することを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の遊技機。The gaming machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the output means outputs transfer information indicating whether or not to transfer the advance notice information to the outside together with the advance notice information. 予告判定手段は、特定状態の判定時には高確率で予告有りを判定し、特定状態の非判定時には低確率で予告有りを判定することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の遊技機。The game according to any one of claims 1 to 5, wherein the notice determination means determines the presence of the notice with a high probability when the specific state is determined, and determines the presence of the notice with a low probability when the specific state is not determined. Machine. 予告判定手段は、特定状態の判定時にのみ予告の有無を判定することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の遊技機。The gaming machine according to any one of claims 1 to 5, wherein the notice determining means determines the presence or absence of the notice only when the specific state is determined. パチンコ球が始動口に有効に入賞したことを条件に演出パターンを設定する演出パターン設定手段と、
演出パターンの設定結果に応じた内容で識別図柄の可変表示を行う演出制御手段とを備え、
演出パターン設定手段は、予告手段が行う予告とは異なる態様の予告を含んだ演出パターンを設定することを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の遊技機。Effect pattern setting means for setting an effect pattern on the condition that the pachinko ball has effectively won the starting opening,
With effect control means for variably displaying the identification symbol with the content according to the setting result of the effect pattern,
The gaming machine according to any one of claims 1 to 7, wherein the effect pattern setting means sets an effect pattern including a notice in a mode different from the notice performed by the notice means.
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