JP2004349174A - 電池およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】寸法あるいは重量を増加させることなく、高出力の電池を製造する。
【解決手段】電池の製造方法は、蓋部材と電極群とを接合するステップ(S302)と、電極群をケースに挿入するステップ(S304)と、電極群に歪みがある場合には(S306にてYES)、歪みを修正するステップ(S308)と、電極板のリード部と集電板兼ケース底板とを溶接するステップ(S310)と、集電板兼ケース底板とケースの溶接部とを溶接するステップ(S320)とを含む。
【選択図】 図3
【解決手段】電池の製造方法は、蓋部材と電極群とを接合するステップ(S302)と、電極群をケースに挿入するステップ(S304)と、電極群に歪みがある場合には(S306にてYES)、歪みを修正するステップ(S308)と、電極板のリード部と集電板兼ケース底板とを溶接するステップ(S310)と、集電板兼ケース底板とケースの溶接部とを溶接するステップ(S320)とを含む。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池およびその電池を製造する技術に関し、特に、高出力電池およびその電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッド車両、電気自動車等に駆動力を供給するための電源として、高出力の二次電池が必要とされている。このような二次電池は、高出力に加えて、小型化や軽量化も望まれている。
【0003】
図4を参照して、従来の製造方法により製造された二次電池における電極板とケースとの位置関係について説明する。図4(A)は、電極板430に平行な断面により切断された二次電池400の概略図である。図4(B)は、電極板430に垂直な断面により切断された二次電池400の概略図である。
【0004】
図4(A)に示すように、ケース410と電極板430との間に公差が少ない場合には、電極板430が適切に挿入されず、電極板430の端部がケース410から離れることがある。この状態で電極板430をケース410に挿入すると、電極板430は、ケース410に対して一部しか接触することができない。
【0005】
図4(B)に示すように、電極板をケース410に挿入したとき、挿入後の電極板は、たとえば電極板432,434のように、ケース410の底と接触していない状態になる場合(図4における接触不良部440)、あるいは、電極板438が折れ曲がることにより電極板436と438とが接触状態になる場合がある(図4における接触部450)。そのため、従来の製造方法により製造された電池は、所定の性能が得られない場合があった。
【0006】
また、このように電極板をケースに挿入することにより電極板とケースとを接触状態にする電池の場合、その電池が強い振動や衝撃を受けたとき、その接触部分が非接触の状態になる場合もあり、結果として、内部抵抗が増加し、出力が低下することもあった。
【0007】
そこで、このような問題を解決するために、たとえば特開2000−243433号公報(特許文献1)は、大電流放電特性に優れ、かつ対振動性や耐衝撃性に優れた円筒型アルカリ蓄電池の製造方法を開示する。この製造方法は、極板群を金属ケースの内部へ収納するステップと、負極板の突出部分を金属ケースの底部に電気的に接続するステップと、金属封口板を正極板の突出部分に電気的に接続する接続ステップと、金属ケースの上部開口部を金属封口板およびこれと金属ケースとの間に介在するガスケットにより密閉するステップとを含む。接続ステップは、金属封口板を金属ケース内の正極板の突出部分に直接またはニッケルロウを介して接触させ、封口板の上方から封口板にレーザを照射することにより、正極板の突出部分を封口板の下面に接続するステップを含む。
【0008】
特許文献1に開示された円筒型アルカリ蓄電池の製造方法によると、金属封口板と正極板の突出部分とはレーザ溶接により接合されるため、極板群が金属ケースの内部で移動しない。また、レーザ溶接による接合力は抵抗溶接などによる接合力を上回るため、耐振動性や耐衝撃性が向上する。さらに、正極板の突出部と封口板の下部、負極板の突出部と金属ケースの底部が直接接合されるため、リード板などの接続部品が不要となる。このようにして、円筒型アルカリ蓄電池の製造方法によると、大電流放電特性に優れ、かつ対振動性や耐衝撃性に優れた円筒型アルカリ蓄電池を製造することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−243433号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された電池の製造方法によると、極板群を金属ケースの内部へ収納するときに、金属ケースと極板群との位置関係が適切でない場合には、極板群が所定の状態を維持したまま金属ケースの内部に収納されない場合があった。この場合、金属ケースの底部と極板との接合状態を接合後に確認することができないため、各極板と金属ケースとの間の接合が不十分な電池、あるいは一部の極板と金属ケースとが接合されていない電池が製造される場合もあった。
【0011】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、寸法あるいは重量を増加させることなく、極板とケースとの接合を確実にすることにより出力が増加する電池およびその製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る電池は、両端に開口部を有するケースと、ケースに収容される電極群と、第1の蓋部材と第2の蓋部材とを含む。第1の蓋部材および第2の蓋部材は、ケースと別体である。電極群は、第1の蓋部材および第2の蓋部材にそれぞれ接合される。
【0013】
第1の発明によると、第1の蓋部材および第2の蓋部材はそれぞれ、ケースと別体であるため、電極群と各蓋部材とを確実に接合した上で、各蓋部材とケースとを接合することができる。ここで、別体とは、電池の各構成要素が別個であることをいう。このようにすると、確実に接合したことにより電池の内部抵抗が低減されるため、電池の出力を高めることができる。これにより、高出力な電池を提供することができる。
【0014】
第2の発明に係る電池は、第1の発明の構成に加えて、第1の蓋部材および第2の蓋部材の少なくとも一方は、溶接によりケースに接合される。
【0015】
第2の発明によると、少なくとも一方の蓋部材は、溶接によりケースに接合されるため、構成前に別体である蓋部材とケースとの接合を確実にすることができる。
【0016】
第3の発明に係る電池は、第1の発明の構成に加えて、第1の蓋部材および第2の蓋部材と電極群とは、溶接により接合される。
【0017】
第3の発明によると、電池の内部に収容される電極群は、各蓋部材と確実に接合されるため、接触の不良などによる内部抵抗の増加を抑制することができる。
【0018】
第4の発明に係る電池は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、各蓋部材は集電板である。
【0019】
第4の発明によると、電極群に接合される蓋部材は集電板の機能も有するため、専用の集電板を使用する場合に比べて、電池の内部抵抗を小さくすることができる。その結果、電池の出力を高めることができる。
【0020】
第5の発明に係る電池の製造方法は、両端に開口部を有するケースに、電極群を挿入する挿入ステップと、挿入された電極群と第1の蓋部材とを接合する第1の接合ステップと、第1の蓋部材とケースの開口部とを接合する第2の接合ステップとを含む。
【0021】
第5の発明によると、挿入ステップにて、電極群が両端に開口部を有するケースに挿入されると、第1の接合ステップにて、その電極群と電池の第1の蓋部材とが接合される。これにより、ケースに挿入された電極板と蓋部材とは、確実に接合される。第2の接合ステップにて、第1の蓋部材とケースの開口部とが接合されると、電極板とケースとの間の導通が確保される。このようにすると、電極板と蓋部材とケースとの間の接合を確実にすることができるため、電池の内部抵抗が低減される。これにより、寸法あるいは重量を増加させることなく、極板とケースとの接合を確実にすることにより、高出力な電池の製造方法を提供することができる。
【0022】
第6の発明に係る電池の製造方法は、第5の発明の構成に加えて、挿入された電極群の歪みを矯正する矯正ステップをさらに含む。
【0023】
第6の発明によると、ケースに格納される電極群には、歪みがなくなるため、電極群を所定の状態にしてケースに格納することができる。このようにすると、内部抵抗が低減されるため、電池を高出力化することができる。
【0024】
第7の発明に係る電池の製造方法は、第6の発明の構成に加えて、矯正ステップは、第1の蓋部材とケースの開口部との接合前に、挿入された電極群の歪みを矯正するステップを含む。
【0025】
第7の発明によると、挿入された電極群の歪みは、第1の蓋部材とケースの開口部との接合前に矯正されるため、歪みがない電極群を有する電池を確実にケースに格納することができる。
【0026】
第8の発明に係る電池の製造方法は、第5〜7のいずれかの発明の構成に加えて、第2の蓋部材と電極群とを予め接合するステップをさらに含む。挿入ステップは、ケースに、第2の蓋部材が接合された電極群を挿入するステップを含む。
【0027】
第8の発明によると、電極板は、ケースに挿入される前に、第2の蓋部材(たとえば正極板を兼用した蓋部材)と接合されるため、接合状態を予め確認することができる。したがって、電極板と蓋部材との接合状態が良好な電池を製造することができる。
【0028】
第9の発明に係る電池の製造方法は、第5〜8のいずれかの発明の構成に加えて、第1の接合ステップは、挿入された電極群と第1の蓋部材とを、溶接により接合するステップを含む。
【0029】
第9の発明によると、ケースに挿入された電極群と第1の蓋部材とを、より確実に接合することができるため、電池の耐振動性あるいは耐衝撃性を高めることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0031】
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る製造方法により製造された二次電池100の構造について説明する。この二次電池100は、たとえばハイブリッド車両あるいは電気自動車などに搭載され、モータジェネレータ(図示しない)に所定の電力を供給するとともに、回生時には、モータジェネレータから供給される電力により充電される。なお、本実施の形態に係る製造方法により製造される電池は、車両に搭載される電池に限られず、他の民生用の電池であってもよい。
【0032】
この二次電池100は、ケース110と、複数の正極板120と、複数の負極板130と、複数のセパレータ140と、蓋部材150とを含む。正極板120と負極板130とは、セパレータ140により互いに接触しないように配置される。正極板120は、ケース110に片当りしたり、負極板130に接触することなく配置される。負極板130は、ケース110に片当りしたり、正極板120に接触することなく配置される。
【0033】
正極板120および負極板130の大きさあるいは枚数は特に限られず、たとえば二次電池100に求められる容量あるいは寸法等に基づいて定められる。また、ケース110の断面形状は、たとえば方形であるが、これに限られず、円筒形その他の断面形状を有する電池であってもよい。
【0034】
図2を参照して、本実施の形態に係る製造方法により製造された二次電池100の構造について、さらに説明する。図2は、二次電池100の構成要素を展開した図である。
【0035】
この二次電池100は、ケース110と、電極群220と、蓋部材150と、集電板兼ケース底板180とを含む。図2に示すように、二次電池100を製造する前には、蓋部材150および集電板兼ケース底板180は、ケース110とは一体ではなく別体(すなわち別個)の状態である。電極群220は、正極板120、負極板130およびセパレータ140を積層することにより構成される。
【0036】
ケース110の開口部には、溶接部170が設けられる。この溶接部170は、後述するように、集電板兼ケース底板180と溶接される部分である。この溶接部170においてケース110と集電板兼ケース底板180とを溶接することにより、別体であったケース110と集電板兼ケース底板180とは一体になる。
【0037】
電極群220の両端部には、リード部222,224が設けられる。リード部222の溶接部260は、後述するように、蓋部材150の所定の位置にて溶接される部分である。リード部224は、同様に、集電板兼ケース底板180の所定の位置にて溶接される。
【0038】
このような構成を含む二次電池100では、たとえば、蓋部材150が正極であり、ケース110の底部(すなわち、集電板兼ケース底板180)が負極である。
【0039】
図3を参照して、本実施の形態に係る電池の製造方法について説明する。なお、この方法により製造される電池の大きさ等は、特に限られない。
【0040】
ステップ(以下、ステップをSと表わす。)302にて、蓋部材150と電極群220のリード部222とは、溶接により接合される。この溶接は、ケース110に挿入する前に行なわれるため、リード部222を蓋部材150に密着させることができる。なお、このときの溶接方法は、特に限られない。
【0041】
S304にて、蓋部材150と接合された電極群220が、ケース110の開口部から挿入される。このとき、電極群220は、ケース110の内部に押し込まれるようにして挿入される。なお、この挿入の方法は、これに限られず、電極群220を損傷することなくケース110の内部に挿入することができる方法であればよい。
【0042】
S306にて、電極群220に歪みがあるか否かが検査される。この検査方法は、特に限られず、たとえば目視による検査、あるいは赤外線の照射による検査等を行なってもよい。歪みがある場合には(S306にてYES)、処理はS308に移される。そうでない場合には(S306にてNO)、処理はS310に移される。
【0043】
S308にて、電極群220の歪みが修正される。電極群220の歪みの修正方法は特に限られず、たとえば、挿入方向に電極群220を引っ張ることにより、修正してもよい。これにより、電極群220をケース110に挿入したときに発生した歪みが修正される。
【0044】
S310にて、リード部224と集電板兼ケース底板180とが溶接される。このときの溶接方法は、特に限られない。
【0045】
S320にて、集電板兼ケース底板180とケース110の溶接部170とが溶接により接合される。これにより、二次電池に注入される電解液(図示しない)は、集電板兼ケース底板180の周辺部から漏出しなくなる。
【0046】
以上のようにして、本実施の形態に係る電池の製造方法によると、電極群220をケース110に挿入した(S304)後に、電極群220と集電板兼ケース底板180との溶接(S310)、および集電板兼ケース底板180と溶接部170との溶接(S320)が、それぞれ行なわれる。このようにすると、電極群220の歪みを防止しつつ、専用の集電板を使用することなく電極群220と集電板兼ケース底板180とを確実に接合することができる。これにより、二次電池100の内部抵抗が小さくなるため、専用の集電板と電極群とをケースの外部から溶接した従来の電池に比べて、出力の高い電池を製造することができる。
【0047】
また、この電極群220と集電板兼ケース底板180とは溶接により確実に接合されるため、電池に加速度が作用しても接合部は、容易に接触不良にならない。したがって、耐振動性あるいは耐衝撃性が向上した電池を提供することができる。
【0048】
また、電極群220をケース110に挿入した時に、あるいは電極群220と溶接部とを溶接した時に、歪みが電極群220に生じた場合には、その歪みを修正することができるため(S308)、歪みのない電極群220をケース110に格納することできる。
【0049】
また、電極群220をケース110に直接に接続し、ケース110の内部の最大寸法を集電部分の領域とすることにより、電池の内部抵抗値を引き下げることができる。これにより、電極板120の枚数を増やすことなく、あるいは電極板120を大きくすることなく、高出力の電池を製造することができる。
【0050】
さらにまた、集電板兼ケース底板180を集電部材としても使用することにより、専用の集電部材が不要となるため、その集電部材に係る部品コストあるいは集電部材の組立コストが低減される。これにより、軽量化および小型化された電池を製造することができる。
【0051】
なお、本実施の形態に係る電池の製造方法において、リード部224と集電板兼ケース底板180との溶接(S310)と、集電板兼ケース底板180とケース110との溶接(S320)との間に、電極群220と蓋部材150との溶接状態の検査あるいは電極群220の歪みの検査を行なってもよい。このようにすると、溶接状態が基準を満足しない電池、あるいは、電極群の歪みが生じた電池を検出する精度をさらに向上させることができる。
【0052】
また、本発明の実施の形態に係る電池の製造方法においては、電極板の挿入方向は特に限られないが、たとえば、ケースの開口部が垂直方向を向くようにケースを配置して、電極板を開口部の上方から内部に挿入するようにしてもよい。このようにすると、電極板の自重により、引っ張り力が下方向に発生するため、挿入時における歪みの発生を抑制することができる。したがって、歪みを修正するための工数を削減することができるため、電池の製造コストをさらに低減することができる。
【0053】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る二次電池の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る二次電池の構成要素を表わす図である。
【図3】図2に示す電池の製造方法を表わすフローチャートである。
【図4】従来の電池の構成を表わす概略図である。
【符号の説明】
100,400 二次電池、110,410 ケース、120 正極板、130 負極板、140 セパレータ、150 蓋部材、260,170 溶接部、180 集電板兼ケース底板、220 電極群、222,224 リード部、430,432,434,436,438 電極板、440 接触不良部、450接触部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池およびその電池を製造する技術に関し、特に、高出力電池およびその電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッド車両、電気自動車等に駆動力を供給するための電源として、高出力の二次電池が必要とされている。このような二次電池は、高出力に加えて、小型化や軽量化も望まれている。
【0003】
図4を参照して、従来の製造方法により製造された二次電池における電極板とケースとの位置関係について説明する。図4(A)は、電極板430に平行な断面により切断された二次電池400の概略図である。図4(B)は、電極板430に垂直な断面により切断された二次電池400の概略図である。
【0004】
図4(A)に示すように、ケース410と電極板430との間に公差が少ない場合には、電極板430が適切に挿入されず、電極板430の端部がケース410から離れることがある。この状態で電極板430をケース410に挿入すると、電極板430は、ケース410に対して一部しか接触することができない。
【0005】
図4(B)に示すように、電極板をケース410に挿入したとき、挿入後の電極板は、たとえば電極板432,434のように、ケース410の底と接触していない状態になる場合(図4における接触不良部440)、あるいは、電極板438が折れ曲がることにより電極板436と438とが接触状態になる場合がある(図4における接触部450)。そのため、従来の製造方法により製造された電池は、所定の性能が得られない場合があった。
【0006】
また、このように電極板をケースに挿入することにより電極板とケースとを接触状態にする電池の場合、その電池が強い振動や衝撃を受けたとき、その接触部分が非接触の状態になる場合もあり、結果として、内部抵抗が増加し、出力が低下することもあった。
【0007】
そこで、このような問題を解決するために、たとえば特開2000−243433号公報(特許文献1)は、大電流放電特性に優れ、かつ対振動性や耐衝撃性に優れた円筒型アルカリ蓄電池の製造方法を開示する。この製造方法は、極板群を金属ケースの内部へ収納するステップと、負極板の突出部分を金属ケースの底部に電気的に接続するステップと、金属封口板を正極板の突出部分に電気的に接続する接続ステップと、金属ケースの上部開口部を金属封口板およびこれと金属ケースとの間に介在するガスケットにより密閉するステップとを含む。接続ステップは、金属封口板を金属ケース内の正極板の突出部分に直接またはニッケルロウを介して接触させ、封口板の上方から封口板にレーザを照射することにより、正極板の突出部分を封口板の下面に接続するステップを含む。
【0008】
特許文献1に開示された円筒型アルカリ蓄電池の製造方法によると、金属封口板と正極板の突出部分とはレーザ溶接により接合されるため、極板群が金属ケースの内部で移動しない。また、レーザ溶接による接合力は抵抗溶接などによる接合力を上回るため、耐振動性や耐衝撃性が向上する。さらに、正極板の突出部と封口板の下部、負極板の突出部と金属ケースの底部が直接接合されるため、リード板などの接続部品が不要となる。このようにして、円筒型アルカリ蓄電池の製造方法によると、大電流放電特性に優れ、かつ対振動性や耐衝撃性に優れた円筒型アルカリ蓄電池を製造することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−243433号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された電池の製造方法によると、極板群を金属ケースの内部へ収納するときに、金属ケースと極板群との位置関係が適切でない場合には、極板群が所定の状態を維持したまま金属ケースの内部に収納されない場合があった。この場合、金属ケースの底部と極板との接合状態を接合後に確認することができないため、各極板と金属ケースとの間の接合が不十分な電池、あるいは一部の極板と金属ケースとが接合されていない電池が製造される場合もあった。
【0011】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、寸法あるいは重量を増加させることなく、極板とケースとの接合を確実にすることにより出力が増加する電池およびその製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る電池は、両端に開口部を有するケースと、ケースに収容される電極群と、第1の蓋部材と第2の蓋部材とを含む。第1の蓋部材および第2の蓋部材は、ケースと別体である。電極群は、第1の蓋部材および第2の蓋部材にそれぞれ接合される。
【0013】
第1の発明によると、第1の蓋部材および第2の蓋部材はそれぞれ、ケースと別体であるため、電極群と各蓋部材とを確実に接合した上で、各蓋部材とケースとを接合することができる。ここで、別体とは、電池の各構成要素が別個であることをいう。このようにすると、確実に接合したことにより電池の内部抵抗が低減されるため、電池の出力を高めることができる。これにより、高出力な電池を提供することができる。
【0014】
第2の発明に係る電池は、第1の発明の構成に加えて、第1の蓋部材および第2の蓋部材の少なくとも一方は、溶接によりケースに接合される。
【0015】
第2の発明によると、少なくとも一方の蓋部材は、溶接によりケースに接合されるため、構成前に別体である蓋部材とケースとの接合を確実にすることができる。
【0016】
第3の発明に係る電池は、第1の発明の構成に加えて、第1の蓋部材および第2の蓋部材と電極群とは、溶接により接合される。
【0017】
第3の発明によると、電池の内部に収容される電極群は、各蓋部材と確実に接合されるため、接触の不良などによる内部抵抗の増加を抑制することができる。
【0018】
第4の発明に係る電池は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、各蓋部材は集電板である。
【0019】
第4の発明によると、電極群に接合される蓋部材は集電板の機能も有するため、専用の集電板を使用する場合に比べて、電池の内部抵抗を小さくすることができる。その結果、電池の出力を高めることができる。
【0020】
第5の発明に係る電池の製造方法は、両端に開口部を有するケースに、電極群を挿入する挿入ステップと、挿入された電極群と第1の蓋部材とを接合する第1の接合ステップと、第1の蓋部材とケースの開口部とを接合する第2の接合ステップとを含む。
【0021】
第5の発明によると、挿入ステップにて、電極群が両端に開口部を有するケースに挿入されると、第1の接合ステップにて、その電極群と電池の第1の蓋部材とが接合される。これにより、ケースに挿入された電極板と蓋部材とは、確実に接合される。第2の接合ステップにて、第1の蓋部材とケースの開口部とが接合されると、電極板とケースとの間の導通が確保される。このようにすると、電極板と蓋部材とケースとの間の接合を確実にすることができるため、電池の内部抵抗が低減される。これにより、寸法あるいは重量を増加させることなく、極板とケースとの接合を確実にすることにより、高出力な電池の製造方法を提供することができる。
【0022】
第6の発明に係る電池の製造方法は、第5の発明の構成に加えて、挿入された電極群の歪みを矯正する矯正ステップをさらに含む。
【0023】
第6の発明によると、ケースに格納される電極群には、歪みがなくなるため、電極群を所定の状態にしてケースに格納することができる。このようにすると、内部抵抗が低減されるため、電池を高出力化することができる。
【0024】
第7の発明に係る電池の製造方法は、第6の発明の構成に加えて、矯正ステップは、第1の蓋部材とケースの開口部との接合前に、挿入された電極群の歪みを矯正するステップを含む。
【0025】
第7の発明によると、挿入された電極群の歪みは、第1の蓋部材とケースの開口部との接合前に矯正されるため、歪みがない電極群を有する電池を確実にケースに格納することができる。
【0026】
第8の発明に係る電池の製造方法は、第5〜7のいずれかの発明の構成に加えて、第2の蓋部材と電極群とを予め接合するステップをさらに含む。挿入ステップは、ケースに、第2の蓋部材が接合された電極群を挿入するステップを含む。
【0027】
第8の発明によると、電極板は、ケースに挿入される前に、第2の蓋部材(たとえば正極板を兼用した蓋部材)と接合されるため、接合状態を予め確認することができる。したがって、電極板と蓋部材との接合状態が良好な電池を製造することができる。
【0028】
第9の発明に係る電池の製造方法は、第5〜8のいずれかの発明の構成に加えて、第1の接合ステップは、挿入された電極群と第1の蓋部材とを、溶接により接合するステップを含む。
【0029】
第9の発明によると、ケースに挿入された電極群と第1の蓋部材とを、より確実に接合することができるため、電池の耐振動性あるいは耐衝撃性を高めることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0031】
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る製造方法により製造された二次電池100の構造について説明する。この二次電池100は、たとえばハイブリッド車両あるいは電気自動車などに搭載され、モータジェネレータ(図示しない)に所定の電力を供給するとともに、回生時には、モータジェネレータから供給される電力により充電される。なお、本実施の形態に係る製造方法により製造される電池は、車両に搭載される電池に限られず、他の民生用の電池であってもよい。
【0032】
この二次電池100は、ケース110と、複数の正極板120と、複数の負極板130と、複数のセパレータ140と、蓋部材150とを含む。正極板120と負極板130とは、セパレータ140により互いに接触しないように配置される。正極板120は、ケース110に片当りしたり、負極板130に接触することなく配置される。負極板130は、ケース110に片当りしたり、正極板120に接触することなく配置される。
【0033】
正極板120および負極板130の大きさあるいは枚数は特に限られず、たとえば二次電池100に求められる容量あるいは寸法等に基づいて定められる。また、ケース110の断面形状は、たとえば方形であるが、これに限られず、円筒形その他の断面形状を有する電池であってもよい。
【0034】
図2を参照して、本実施の形態に係る製造方法により製造された二次電池100の構造について、さらに説明する。図2は、二次電池100の構成要素を展開した図である。
【0035】
この二次電池100は、ケース110と、電極群220と、蓋部材150と、集電板兼ケース底板180とを含む。図2に示すように、二次電池100を製造する前には、蓋部材150および集電板兼ケース底板180は、ケース110とは一体ではなく別体(すなわち別個)の状態である。電極群220は、正極板120、負極板130およびセパレータ140を積層することにより構成される。
【0036】
ケース110の開口部には、溶接部170が設けられる。この溶接部170は、後述するように、集電板兼ケース底板180と溶接される部分である。この溶接部170においてケース110と集電板兼ケース底板180とを溶接することにより、別体であったケース110と集電板兼ケース底板180とは一体になる。
【0037】
電極群220の両端部には、リード部222,224が設けられる。リード部222の溶接部260は、後述するように、蓋部材150の所定の位置にて溶接される部分である。リード部224は、同様に、集電板兼ケース底板180の所定の位置にて溶接される。
【0038】
このような構成を含む二次電池100では、たとえば、蓋部材150が正極であり、ケース110の底部(すなわち、集電板兼ケース底板180)が負極である。
【0039】
図3を参照して、本実施の形態に係る電池の製造方法について説明する。なお、この方法により製造される電池の大きさ等は、特に限られない。
【0040】
ステップ(以下、ステップをSと表わす。)302にて、蓋部材150と電極群220のリード部222とは、溶接により接合される。この溶接は、ケース110に挿入する前に行なわれるため、リード部222を蓋部材150に密着させることができる。なお、このときの溶接方法は、特に限られない。
【0041】
S304にて、蓋部材150と接合された電極群220が、ケース110の開口部から挿入される。このとき、電極群220は、ケース110の内部に押し込まれるようにして挿入される。なお、この挿入の方法は、これに限られず、電極群220を損傷することなくケース110の内部に挿入することができる方法であればよい。
【0042】
S306にて、電極群220に歪みがあるか否かが検査される。この検査方法は、特に限られず、たとえば目視による検査、あるいは赤外線の照射による検査等を行なってもよい。歪みがある場合には(S306にてYES)、処理はS308に移される。そうでない場合には(S306にてNO)、処理はS310に移される。
【0043】
S308にて、電極群220の歪みが修正される。電極群220の歪みの修正方法は特に限られず、たとえば、挿入方向に電極群220を引っ張ることにより、修正してもよい。これにより、電極群220をケース110に挿入したときに発生した歪みが修正される。
【0044】
S310にて、リード部224と集電板兼ケース底板180とが溶接される。このときの溶接方法は、特に限られない。
【0045】
S320にて、集電板兼ケース底板180とケース110の溶接部170とが溶接により接合される。これにより、二次電池に注入される電解液(図示しない)は、集電板兼ケース底板180の周辺部から漏出しなくなる。
【0046】
以上のようにして、本実施の形態に係る電池の製造方法によると、電極群220をケース110に挿入した(S304)後に、電極群220と集電板兼ケース底板180との溶接(S310)、および集電板兼ケース底板180と溶接部170との溶接(S320)が、それぞれ行なわれる。このようにすると、電極群220の歪みを防止しつつ、専用の集電板を使用することなく電極群220と集電板兼ケース底板180とを確実に接合することができる。これにより、二次電池100の内部抵抗が小さくなるため、専用の集電板と電極群とをケースの外部から溶接した従来の電池に比べて、出力の高い電池を製造することができる。
【0047】
また、この電極群220と集電板兼ケース底板180とは溶接により確実に接合されるため、電池に加速度が作用しても接合部は、容易に接触不良にならない。したがって、耐振動性あるいは耐衝撃性が向上した電池を提供することができる。
【0048】
また、電極群220をケース110に挿入した時に、あるいは電極群220と溶接部とを溶接した時に、歪みが電極群220に生じた場合には、その歪みを修正することができるため(S308)、歪みのない電極群220をケース110に格納することできる。
【0049】
また、電極群220をケース110に直接に接続し、ケース110の内部の最大寸法を集電部分の領域とすることにより、電池の内部抵抗値を引き下げることができる。これにより、電極板120の枚数を増やすことなく、あるいは電極板120を大きくすることなく、高出力の電池を製造することができる。
【0050】
さらにまた、集電板兼ケース底板180を集電部材としても使用することにより、専用の集電部材が不要となるため、その集電部材に係る部品コストあるいは集電部材の組立コストが低減される。これにより、軽量化および小型化された電池を製造することができる。
【0051】
なお、本実施の形態に係る電池の製造方法において、リード部224と集電板兼ケース底板180との溶接(S310)と、集電板兼ケース底板180とケース110との溶接(S320)との間に、電極群220と蓋部材150との溶接状態の検査あるいは電極群220の歪みの検査を行なってもよい。このようにすると、溶接状態が基準を満足しない電池、あるいは、電極群の歪みが生じた電池を検出する精度をさらに向上させることができる。
【0052】
また、本発明の実施の形態に係る電池の製造方法においては、電極板の挿入方向は特に限られないが、たとえば、ケースの開口部が垂直方向を向くようにケースを配置して、電極板を開口部の上方から内部に挿入するようにしてもよい。このようにすると、電極板の自重により、引っ張り力が下方向に発生するため、挿入時における歪みの発生を抑制することができる。したがって、歪みを修正するための工数を削減することができるため、電池の製造コストをさらに低減することができる。
【0053】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る二次電池の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る二次電池の構成要素を表わす図である。
【図3】図2に示す電池の製造方法を表わすフローチャートである。
【図4】従来の電池の構成を表わす概略図である。
【符号の説明】
100,400 二次電池、110,410 ケース、120 正極板、130 負極板、140 セパレータ、150 蓋部材、260,170 溶接部、180 集電板兼ケース底板、220 電極群、222,224 リード部、430,432,434,436,438 電極板、440 接触不良部、450接触部。
Claims (9)
- 両端に開口部を有するケースと、
前記ケースに収容される電極群と、
第1の蓋部材と第2の蓋部材とを含み、
前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材は、前記ケースと別体であり、
前記電極群は、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材にそれぞれ接合される、電池。 - 前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材の少なくとも一方は、溶接により前記ケースに接合される、請求項1に記載の電池。
- 前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材と前記電極群とは、溶接により接合される、請求項1に記載の電池。
- 各前記蓋部材は集電板である、請求項1〜3のいずれかに記載の電池。
- 両端に開口部を有するケースに、電極群を挿入する挿入ステップと、
前記挿入された電極群と第1の蓋部材とを接合する第1の接合ステップと、
前記第1の蓋部材と前記ケースの開口部とを接合する第2の接合ステップとを含む、電池の製造方法。 - 前記製造方法は、前記挿入された電極群の歪みを矯正する矯正ステップをさらに含む、請求項5に記載の電池の製造方法。
- 前記矯正ステップは、前記第1の蓋部材と前記ケースの開口部との接合前に、前記挿入された電極群の歪みを矯正するステップを含む、請求項6に記載の電池の製造方法。
- 前記製造方法は、第2の蓋部材と前記電極群とを予め接合するステップをさらに含み、
前記挿入ステップは、前記ケースに、前記第2の蓋部材が接合された電極群を挿入するステップを含む、請求項5〜7のいずれかに記載の電池の製造方法。 - 前記第1の接合ステップは、前記挿入された電極群と前記第1の蓋部材とを、溶接により接合するステップを含む、請求項5〜8のいずれかに記載の電池の製造方法。
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JP2011054555A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Samsung Sdi Co Ltd | 電極群及びこれを適用した2次電池 |
JP4884472B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2012-02-29 | コバシス, エルエルシー | レーザ溶接されたバッテリモジュール筐体部品の赤外線熱画像化 |
JP2015173041A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | トヨタ自動車株式会社 | 電池用ケースのうねり検査方法 |
-
2003
- 2003-05-23 JP JP2003146726A patent/JP2004349174A/ja not_active Withdrawn
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