JP2004348877A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱板とレーザダイオードとの熱的結合のための別部材を不要にする。
【解決手段】光源としてのレーザダイオード2と、そのレーザダイオード2が固定される樹脂製のベースフレーム3と、レーザダイオード2に固定され該レーザダイオード2から発生する熱を放散する放熱板4とを備えた光ピックアップ装置1において、放熱板4に弾性変形部5を設け、その弾性変形部5の弾性力によりレーザダイオード2と放熱板4とが熱的に結合される。
【選択図】 図1
【解決手段】光源としてのレーザダイオード2と、そのレーザダイオード2が固定される樹脂製のベースフレーム3と、レーザダイオード2に固定され該レーザダイオード2から発生する熱を放散する放熱板4とを備えた光ピックアップ装置1において、放熱板4に弾性変形部5を設け、その弾性変形部5の弾性力によりレーザダイオード2と放熱板4とが熱的に結合される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVDなどの光ディスクに情報を読み書きするための光ピックアップ装置に関する。さらに詳述すると、本発明は、光ピックアップ装置の光源の放熱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップ装置の構成部品を保持するベースフレームの材質としては従来はアルミダイカストが採用されていたが、近年ではコスト低減のためにプラスチックが採用されることが多い。プラスチックは一般に熱伝導率が低い。このため、ベースフレームに圧入等によって直接固定されたレーザダイオードから発生する熱が外部に放散されにくい。レーザダイオードはそれ自身から発する熱により消費電力が上がったりレーザ発振が不安定になるという特性劣化を引き起こすことがある。
【0003】
これを回避するために、熱伝導率の高い銅やアルミニウム等の金属材料からなる放熱板を使用するようにしている。この場合、レーザダイオードと放熱板との熱的結合を確実にする必要がある。このため、図3に示すようにレーザダイオード100と放熱板101との間に仲介部材102として熱伝導率の高い変形自在なシリコンゴムを介在させることがある。また、仲介部材102を使用せずにレーザダイオード100と放熱板101とをねじ部材等で強固に押し付けあうこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した放熱板101を使用する光ピックアップ装置では、放熱板101とレーザダイオード100とを熱的結合するために仲介部材102やねじ部材といった別部材を使用しているので、部品点数が増えてしまうと共に組立時の作業工程が増えてしまう。このため、光ピックアップ装置のコストアップを招いていた。
【0005】
そこで、本発明は、放熱板とレーザダイオードとの熱的結合のための別部材を不要にできる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源としてのレーザダイオードと、そのレーザダイオードが固定される樹脂製のベースフレームと、レーザダイオードに固定され該レーザダイオードから発生する熱を放散する放熱板とを備えた光ピックアップ装置において、放熱板に弾性変形部を設け、その弾性変形部の弾性力によりレーザダイオードと放熱板とが熱的に結合されるようにしている。
【0007】
したがって、放熱板とレーザダイオードとを熱的結合する仲介部材やねじ部材などの別部材が不要に成るので、部品点数を削減できると共に組立時の作業工程を減らすことができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ピックアップ装置において、放熱板は、弾性変形部でレーザダイオードに固定されるようにしている。したがって、弾性変形部がレーザダイオードに接触するので熱的結合を確実なものにすることができる。しかも、放熱板のレーザダイオードへの接触部位と弾性変形部とを兼用することができるので、放熱板の構成を簡易にすることができる。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の光ピックアップ装置において、弾性変形部は、レーザダイオードが挿通される放熱板の開口部の縁からその開口部の中心方向に延出して設けられた複数の弾性変形部であるようにしている。したがって、レーザダイオードに対して複数の弾性変形部が接触するので放熱の効率を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1及び図2に本発明の光ピックアップ装置1の実施の一形態を示す。この光ピックアップ装置1は、光源としてのレーザダイオード2と、そのレーザダイオード2が固定される樹脂製のベースフレーム3と、レーザダイオード2に固定され該レーザダイオード2から発生する熱を放散する放熱板4とを備えたものである。そして、放熱板4に弾性変形部5を設け、その弾性変形部5の弾性力によりレーザダイオード2と放熱板4とが熱的に結合されるようにしている。
【0012】
放熱板4は、底部6と、該底部6に対して直交すると共にレーザダイオード2に接触する側に設けられた接触側部7と、その反対側に設けられてベースフレーム3に係止するための係止側部8とを備えている。
【0013】
弾性変形部5は接触側部7に形成されている。そして、弾性変形部5は係止側部8に向けて突出するよう折り曲げられている。これにより、放熱板4は、弾性変形部5でレーザダイオード2に固定され接触している。
【0014】
接触側部7には、レーザダイオード2が挿通される放熱板4の開口部9が形成されている。そして、弾性変形部5は、開口部9の縁からその開口部9の中心方向に延出して設けられた複数の弾性変形部5であるようにしている。各弾性変形部5は開口部9の中心に対して約30度側方を向いて延出した形状にしている。これにより、各弾性変形部5の長さを十分に確保できるので、高いばね性を得ることができる。
【0015】
放熱板4の接触側部7の先端部には係止穴10が形成されている。この係止穴10はベースフレーム3に形成された係止爪11に係止される。開口部9からはレーザダイオード2の端子12が突出する。この端子12にはフレキシブルプリント基板13が取り付けられている。
【0016】
上述した光ピックアップ装置1を組み立てる際は、レーザダイオード2をベースフレーム3に圧入する。そして、放熱板4の接触側部7の係止穴10をベースフレーム3の係止爪11に引っ掛けて(図1(B)中、二点鎖線)、レーザーダイオード2の端子12を開口部9に通す。さらに、放熱板4の係止側部8をベースフレーム3のレーザダイオード2とは反対側に引っ掛ける(図1(B)中、実線)。これにより、放熱板4がベースフレーム3に固定される。
【0017】
このとき、各弾性変形部5は係止側部8に向けて突出しているので、レーザダイオード2の金属製のパッケージ2aに接触するようになる。ピックアップの動作中はレーザダイオード2の熱はパッケージ2aから各弾性変形部5を介して接触側部7に伝導され、放熱板4の全体に伝わって放熱される。
【0018】
本実施形態によれば、放熱板4は弾性変形部5でレーザダイオード2に固定されているので、弾性変形部5がレーザダイオード2に接触して熱的結合を確実なものにできる。また、放熱板4のレーザダイオード2への接触部位と弾性変形部5とを兼用することができるので、放熱板4の構成を簡易にすることができる。
【0019】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では放熱板4の接触側部7に弾性変形部5を設けているが、これには限られず係止側部8に設けるようにしても良い。すなわち、接触側部7は単にレーザダイオード2に接触するだけであると共に、係止側部8に設けられた弾性変形部5が接触側部7をレーザダイオード2に押圧するようにする。あるいは、接触側部7および係止側部8の両方に弾性変形部5を設けるようにしても良い。
【0020】
また、本実施形態では弾性変形部5は複数設けられているが、これには限られず1つであっても良い。さらに、本実施形態では接触側部7にレーザダイオード2が挿通される大きさの開口部9を設けているが、これには限られずレーザダイオード2が挿通されない大きさであっても良く、あるいは開口部9が無くても良い。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の光ピックアップ装置によれば、放熱板とレーザダイオードとを熱的結合する仲介部材やねじ部材などの別部材が不要に成るので、部品点数を削減できると共に組立時の作業工程を減らすことができる。よって、光ピックアップ装置の低コスト化を図ることができる。
【0022】
また、請求項2記載の光ピックアップ装置によれば、弾性変形部がレーザダイオードに接触するので熱的結合を確実なものにすることができる。しかも、放熱板のレーザダイオードへの接触部位と弾性変形部とを兼用することができるので、放熱板の構成を簡易にすることができる。
【0023】
さらに、請求項3記載の光ピックアップ装置によれば、レーザダイオードに対して複数の弾性変形部が接触するので放熱の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の主要部を示す図であり、(A)は正面図、(B)は(A)のI−I線で切断した状態を示す縦断面側面図である。
【図2】光ピックアップ装置の全体を示す側面図である。
【図3】従来の光ピックアップ装置を示す縦断面側面図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置
2 レーザダイオード
3 ベースフレーム
4 放熱板
5 弾性変形部
9 開口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVDなどの光ディスクに情報を読み書きするための光ピックアップ装置に関する。さらに詳述すると、本発明は、光ピックアップ装置の光源の放熱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップ装置の構成部品を保持するベースフレームの材質としては従来はアルミダイカストが採用されていたが、近年ではコスト低減のためにプラスチックが採用されることが多い。プラスチックは一般に熱伝導率が低い。このため、ベースフレームに圧入等によって直接固定されたレーザダイオードから発生する熱が外部に放散されにくい。レーザダイオードはそれ自身から発する熱により消費電力が上がったりレーザ発振が不安定になるという特性劣化を引き起こすことがある。
【0003】
これを回避するために、熱伝導率の高い銅やアルミニウム等の金属材料からなる放熱板を使用するようにしている。この場合、レーザダイオードと放熱板との熱的結合を確実にする必要がある。このため、図3に示すようにレーザダイオード100と放熱板101との間に仲介部材102として熱伝導率の高い変形自在なシリコンゴムを介在させることがある。また、仲介部材102を使用せずにレーザダイオード100と放熱板101とをねじ部材等で強固に押し付けあうこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した放熱板101を使用する光ピックアップ装置では、放熱板101とレーザダイオード100とを熱的結合するために仲介部材102やねじ部材といった別部材を使用しているので、部品点数が増えてしまうと共に組立時の作業工程が増えてしまう。このため、光ピックアップ装置のコストアップを招いていた。
【0005】
そこで、本発明は、放熱板とレーザダイオードとの熱的結合のための別部材を不要にできる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源としてのレーザダイオードと、そのレーザダイオードが固定される樹脂製のベースフレームと、レーザダイオードに固定され該レーザダイオードから発生する熱を放散する放熱板とを備えた光ピックアップ装置において、放熱板に弾性変形部を設け、その弾性変形部の弾性力によりレーザダイオードと放熱板とが熱的に結合されるようにしている。
【0007】
したがって、放熱板とレーザダイオードとを熱的結合する仲介部材やねじ部材などの別部材が不要に成るので、部品点数を削減できると共に組立時の作業工程を減らすことができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ピックアップ装置において、放熱板は、弾性変形部でレーザダイオードに固定されるようにしている。したがって、弾性変形部がレーザダイオードに接触するので熱的結合を確実なものにすることができる。しかも、放熱板のレーザダイオードへの接触部位と弾性変形部とを兼用することができるので、放熱板の構成を簡易にすることができる。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の光ピックアップ装置において、弾性変形部は、レーザダイオードが挿通される放熱板の開口部の縁からその開口部の中心方向に延出して設けられた複数の弾性変形部であるようにしている。したがって、レーザダイオードに対して複数の弾性変形部が接触するので放熱の効率を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1及び図2に本発明の光ピックアップ装置1の実施の一形態を示す。この光ピックアップ装置1は、光源としてのレーザダイオード2と、そのレーザダイオード2が固定される樹脂製のベースフレーム3と、レーザダイオード2に固定され該レーザダイオード2から発生する熱を放散する放熱板4とを備えたものである。そして、放熱板4に弾性変形部5を設け、その弾性変形部5の弾性力によりレーザダイオード2と放熱板4とが熱的に結合されるようにしている。
【0012】
放熱板4は、底部6と、該底部6に対して直交すると共にレーザダイオード2に接触する側に設けられた接触側部7と、その反対側に設けられてベースフレーム3に係止するための係止側部8とを備えている。
【0013】
弾性変形部5は接触側部7に形成されている。そして、弾性変形部5は係止側部8に向けて突出するよう折り曲げられている。これにより、放熱板4は、弾性変形部5でレーザダイオード2に固定され接触している。
【0014】
接触側部7には、レーザダイオード2が挿通される放熱板4の開口部9が形成されている。そして、弾性変形部5は、開口部9の縁からその開口部9の中心方向に延出して設けられた複数の弾性変形部5であるようにしている。各弾性変形部5は開口部9の中心に対して約30度側方を向いて延出した形状にしている。これにより、各弾性変形部5の長さを十分に確保できるので、高いばね性を得ることができる。
【0015】
放熱板4の接触側部7の先端部には係止穴10が形成されている。この係止穴10はベースフレーム3に形成された係止爪11に係止される。開口部9からはレーザダイオード2の端子12が突出する。この端子12にはフレキシブルプリント基板13が取り付けられている。
【0016】
上述した光ピックアップ装置1を組み立てる際は、レーザダイオード2をベースフレーム3に圧入する。そして、放熱板4の接触側部7の係止穴10をベースフレーム3の係止爪11に引っ掛けて(図1(B)中、二点鎖線)、レーザーダイオード2の端子12を開口部9に通す。さらに、放熱板4の係止側部8をベースフレーム3のレーザダイオード2とは反対側に引っ掛ける(図1(B)中、実線)。これにより、放熱板4がベースフレーム3に固定される。
【0017】
このとき、各弾性変形部5は係止側部8に向けて突出しているので、レーザダイオード2の金属製のパッケージ2aに接触するようになる。ピックアップの動作中はレーザダイオード2の熱はパッケージ2aから各弾性変形部5を介して接触側部7に伝導され、放熱板4の全体に伝わって放熱される。
【0018】
本実施形態によれば、放熱板4は弾性変形部5でレーザダイオード2に固定されているので、弾性変形部5がレーザダイオード2に接触して熱的結合を確実なものにできる。また、放熱板4のレーザダイオード2への接触部位と弾性変形部5とを兼用することができるので、放熱板4の構成を簡易にすることができる。
【0019】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では放熱板4の接触側部7に弾性変形部5を設けているが、これには限られず係止側部8に設けるようにしても良い。すなわち、接触側部7は単にレーザダイオード2に接触するだけであると共に、係止側部8に設けられた弾性変形部5が接触側部7をレーザダイオード2に押圧するようにする。あるいは、接触側部7および係止側部8の両方に弾性変形部5を設けるようにしても良い。
【0020】
また、本実施形態では弾性変形部5は複数設けられているが、これには限られず1つであっても良い。さらに、本実施形態では接触側部7にレーザダイオード2が挿通される大きさの開口部9を設けているが、これには限られずレーザダイオード2が挿通されない大きさであっても良く、あるいは開口部9が無くても良い。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の光ピックアップ装置によれば、放熱板とレーザダイオードとを熱的結合する仲介部材やねじ部材などの別部材が不要に成るので、部品点数を削減できると共に組立時の作業工程を減らすことができる。よって、光ピックアップ装置の低コスト化を図ることができる。
【0022】
また、請求項2記載の光ピックアップ装置によれば、弾性変形部がレーザダイオードに接触するので熱的結合を確実なものにすることができる。しかも、放熱板のレーザダイオードへの接触部位と弾性変形部とを兼用することができるので、放熱板の構成を簡易にすることができる。
【0023】
さらに、請求項3記載の光ピックアップ装置によれば、レーザダイオードに対して複数の弾性変形部が接触するので放熱の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の主要部を示す図であり、(A)は正面図、(B)は(A)のI−I線で切断した状態を示す縦断面側面図である。
【図2】光ピックアップ装置の全体を示す側面図である。
【図3】従来の光ピックアップ装置を示す縦断面側面図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置
2 レーザダイオード
3 ベースフレーム
4 放熱板
5 弾性変形部
9 開口部
Claims (3)
- 光源としてのレーザダイオードと、そのレーザダイオードが固定される樹脂製のベースフレームと、前記レーザダイオードに固定され該レーザダイオードから発生する熱を放散する放熱板とを備えた光ピックアップ装置において、前記放熱板に弾性変形部を設け、その弾性変形部の弾性力により前記レーザダイオードと前記放熱板とが熱的に結合されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
- 前記放熱板は、前記弾性変形部で前記レーザダイオードに固定されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
- 前記弾性変形部は、前記レーザダイオードが挿通される前記放熱板の開口部の縁からその開口部の中心方向に延出して設けられた複数の弾性変形部であることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145146A JP2004348877A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003145146A JP2004348877A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004348877A true JP2004348877A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33532403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003145146A Withdrawn JP2004348877A (ja) | 2003-05-22 | 2003-05-22 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004348877A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7558182B2 (en) | 2005-08-30 | 2009-07-07 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical head and optical disc device provided therewith |
JP2012230741A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Funai Electric Co Ltd | 光ピックアップ |
-
2003
- 2003-05-22 JP JP2003145146A patent/JP2004348877A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7558182B2 (en) | 2005-08-30 | 2009-07-07 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical head and optical disc device provided therewith |
JP2012230741A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Funai Electric Co Ltd | 光ピックアップ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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