JP2004348646A - 電子ドキュメントに関する質問回答方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが参照する電子ドキュメントについて質問が生じたとき、その問合せ及び回答業務の迅速化及び省力化を実現する。
【解決手段】クライアント101は、QAセンタ107から取得した電子ドキュメントの内容を表示し、利用者が指定した電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを作成し、この質問メールをQAセンタ107へ送信する。QAセンタ107は、質問メールを受信して表示し、その電子ドキュメント内の位置情報に基づいて質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、その回答メールをクライアント101へ送信する。
【選択図】図1
【解決手段】クライアント101は、QAセンタ107から取得した電子ドキュメントの内容を表示し、利用者が指定した電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを作成し、この質問メールをQAセンタ107へ送信する。QAセンタ107は、質問メールを受信して表示し、その電子ドキュメント内の位置情報に基づいて質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、その回答メールをクライアント101へ送信する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ドキュメントについての質問回答業務に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが参照した文書についての問い合わせを行いたい場合に、特開平7−219866号公報(特許文献1)は、電子メールのメール配信機能を利用することにより、相手に問い合わせたい文書を送付して、相手の情報処理装置に同じ文書の内容を表示する。特許文献1の方式は、簡単な操作で問い合わせたい相手を呼び出す手段と、呼び出した相手に問い合わせたい文書をメールとして送信することを電子メールに要求できる手段を設けるものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−219866号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、ユーザが参照した文書についての問い合わせをする場合に、問い合わせたい相手を呼び出すために、電話で呼び出したり、メールを起動したりという操作が別途必要であり、問い合わせたい文書をメール本文中に貼り付けて送信する必要があった。昨今はユーザが参照する文書は電子ドキュメントとしてWeb画面上に表示されることが多い。
【0005】
本発明の目的は、電子ドキュメントに関する質問回答業務の迅速化及び省力化を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムにおいて、利用者端末は、利用者が電子ドキュメント内の質問箇所を指示すると、質問事項を記入するためのメール画面を準備する。利用者がこのメール画面に質問内容を入力すると、この質問内容と電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報とを含む質問メールを作成して計算機へ送信する。計算機は、この質問メールを受信して表示し、電子ドキュメント内の位置情報に基づいてその質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、この回答メールを利用者端末へ送信する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。以下、電子ドキュメントとしてオンラインドキュメントを例にとって説明するが、本発明はオフラインドキュメントにも適用可能である。
【0008】
図1は、実施例のオンラインドキュメント問い合わせ及び回答システムの構成を示す図である。本実施例は、互いにネットワーク106で接続されたクライアント101とQA(Question and Answer)センタ107から構成される。クライアント101は、パソコンなどの計算機であり、表示装置及び入力装置を備え、QAセンタ107に対して利用者端末として機能する。QAセンタ107は、サーバ(計算機)であり、表示装置及び入力装置を備える。クライアント101は、その計算機によって実行されるドキュメント表示・操作部102のプログラムを備える。ドキュメント表示・操作部102は、オンラインドキュメント表示部103、メール起動部104及び添付ファイル生成部105によって構成される。QAセンタ107は、ドキュメント閲覧システム108を備える。ドキュメント閲覧システム108は、顧客認証部109、オンラインドキュメント認証部110、オンラインドキュメント処理部111、回答処理部112、顧客DB(データベース)113、顧客・ドキュメント対応DB114、オンラインドキュメントDB115およびFAQ(Frequently Asked Questions) DB116から構成される。
【0009】
顧客認証部109、オンラインドキュメント認証部110、オンラインドキュメント処理部111および回答処理部112は、その計算機によって実行されるプログラムである。顧客DB(データベース)113、顧客・ドキュメント対応DB114、オンラインドキュメントDB115およびFAQ DB116は、その計算機の記憶装置に格納されるDBである。クライアント101側には、電子ドキュメントのユーザである顧客が存在する。またQAセンタ107側には、顧客からの質問に回答する回答担当者が存在する。クライアント101側顧客及びQAセンタ107側回答担当者が操作する計算機は、Webブラウザ及びメール送受信機能を備える。
【0010】
図2は、クライアント101に表示される画面の例である。画面は、オンラインドキュメント表示例201、質問メール202及び添付ファイル表示例203を表示する。オンラインドキュメント表示例201は、Web画面上に表示される電子ドキュメントの例を示す。質問メール202は、顧客がオンラインドキュメント表示例201をマウスでドラッグしたとき、自動的に作成されるQAセンタ107行きの質問事項を入力するための電子メール画面である。質問メール202にはQAセンタ107に対する質問事項が記入される。添付ファイル表示例203は、質問メールの作成とともに自動的に生成され、質問メール202と一緒にQAセンタ107に送付される添付ファイルの表示例である。
【0011】
図3は、QAセンタ107に表示される画面の例である。画面は、質問メール202、添付ファイル表示例203、オンラインドキュメント表示例201、回答画面301及び回答メール302を表示する。質問メール202は、クライアント101から送付される電子メール本文である。添付ファイル表示例203は、質問メール202に添付されるファイルの表示例である。オンラインドキュメント表示例201は、添付ファイル表示例203の情報を利用してオンラインドキュメントDB115から引き出された電子ドキュメントの内容である。回答画面301は、当該質問と類似する質問とその回答を表示する。回答メール302は、質問メール202に対するQAセンタ107側回答担当者からの回答を示す。
【0012】
図4は、クライアント101側に作成される添付ファイル401の内容構成を示す。添付ファイル401は、顧客番号402と、顧客名403と、オンラインドキュメント番号404と、オンラインドキュメント名405と、質問箇所406と、日付407から構成される。添付ファイル401の内容を質問メール202内のメール本文として作成してもよい。
【0013】
図5は、顧客・ドキュメント対応DB114に格納されるテーブルのデータ構成図を示す。顧客・ドキュメント対応DB114のテーブルは、顧客番号402、顧客名403、契約オンラインドキュメント番号501および契約オンラインドキュメント名502のカラムから構成される。
【0014】
図6は、オンラインドキュメントDB115中に格納されているオンラインドキュメント600の内容構成を示す。オンラインドキュメント600は、オンラインドキュメント番号404と、オンラインドキュメント名405と、目次のHTML(Hypertext Markup Language)ファイル601と、「はじめに」のHTMLファイル602と、1章のHTMLファイル603と、2章のHTMLファイル604と、付録のHTMLファイル605と、索引のHTMLファイル606から構成される。図6は、3章以降付録の前までのHTMLファイルを中略する。オンラインドキュメントDB115は、多量のオンラインドキュメント600を蓄積して保存する。
【0015】
クライアント101側顧客が契約顧客として認証され、かつ表示を要求するオンラインドキュメント600が契約ドキュメントとして認証されると、オンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404、オンラインドキュメント名405及び目次のHTMLファイル601がクライアント101に表示される。クライアント101側顧客は、目次のHTMLファイル601の内容を検索し、参照したい章にジャンプする。目次のHTMLファイル601から参照先の章を構成するHTMLファイルへリンクが張られている。また各HTMLファイルからは、他のすべてのHTMLファイルへのリンクが張られている。また「はじめに」のHTMLファイル602にオンラインドキュメント600の関連オンラインドキュメント一覧が格納されている。
【0016】
FAQ DB116は、電子ドキュメントごとに区分され、各電子ドキュメントについて1つの質問回答を1レコードに対応させている。レコードは、識別番号、関連する章、節、項、検索のためのキーワード、質問内容、回答内容および関連する別の質問回答レコードを参照するための識別番号を含んでいる。
【0017】
図7は、クライアント101の処理の流れを示すフローチャートである。最初にクライアント101は、顧客の指示によりQAセンタ107の顧客認証部109に対して顧客認証を依頼する(ステップ701)。クライアント101側の顧客が顧客認証部109によって認証されると、クライアント101側顧客に対応する顧客番号402が取得され、オンラインドキュメント600の一覧をクライアント101側顧客に提示する。なおQAセンタ107のオンラインドキュメント認証部110は、その顧客の契約オンラインドキュメントの一覧のみをクライアント101へ送信してもよい。クライアント101側顧客は、オンラインドキュメント600の一覧から、閲覧したいオンラインドキュメント600を選択する(ステップ702)。次にクライアント101のオンラインドキュメント表示部103は、QAセンタ107に対して選択されたオンラインドキュメント600の閲覧要求を送信する(ステップ703)。オンラインドキュメント認証部110は、クライアント101側顧客の閲覧要求するオンラインドキュメント600が、クライアント101側顧客の契約ドキュメントであるか否か認証する。指定されたオンラインドキュメント600の閲覧が許可されると、QAセンタ107のオンラインドキュメント処理部111は、指定されたオンラインドキュメント600をクライアント101へ送信し、オンラインドキュメント表示部103がこれを表示する(ステップ704)。クライアント101側顧客が参照しているオンラインドキュメント600以外の関連オンラインドキュメントを参照する場合は、再度、QAセンタ107の顧客認証部109及びオンラインドキュメント認証部110による認証が必要である。
【0018】
クライアント101側顧客は、オンラインドキュメント600の参照中に不明点が発生した場合に、質問箇所406をマウスでドラッグして選択する(ステップ705)。この操作に応答してメール起動部104は、メールシステムを起動し、QAセンタ107行きのメール画面を表示する(ステップ706)。次に添付ファイル生成部105は、添付ファイル401を自動生成する(ステップ707)。クライアント101側顧客は、メール画面を介してQAセンタ107行きの質問メール202を手入力する(ステップ708)。最後にクライアント101は、添付ファイル401が付帯する質問メール202をQAセンタ107に送信する(ステップ709)。
【0019】
図8は、添付ファイル生成部105の処理の流れを示すフローチャートであり、ステップ707の処理を展開して示すものである。添付ファイル生成部105は、QAセンタ107に顧客認証を依頼した際に取得済みの顧客番号402と顧客名403を添付ファイル401に書き込む(ステップ801)。次に添付ファイル生成部105は、表示が許可されたオンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405を、添付ファイル401に書き込む(ステップ802)。次に添付ファイル生成部105は、オンラインドキュメント600の中の顧客がマウスでドラッグした箇所の位置情報を質問箇所406として添付ファイル401に書き込む(ステップ803)。
【0020】
位置情報とは、オンラインドキュメント600中でクライアント101側顧客がマウスでドラッグした箇所の始まりの位置を示す。位置情報の特定については後述する。QAセンタ107側の回答担当者は、この位置情報を用いてクライアント101側顧客とまったく同一のオンラインドキュメント600を表示画面上に復元できる。最後に添付ファイル生成部105は、クライアント101側顧客の使用マシンのクロックから日付を取得し、添付ファイル401の日付407に書き込む(ステップ804)。
【0021】
図9は、クライアント101側顧客がマウスでドラッグした質問箇所406の位置情報を特定する方法を示す。クライアント101に表示される画面は、オンラインドキュメント表示例201とHTMLソース表示例1101を含む。本例ではHTMLソース表示例1101としてオンラインドキュメント600の「2章のHTMLファイル」604のHTMLソースを表示する。クライアント101側顧客がオンラインドキュメント表示例201中で下線を付してある箇所を質問対象としてマウスでドラッグして選択すると、添付ファイル生成部105は、直前の章タイトルを示すヘッダの終了位置からマウスでドラッグした箇所の開始位置までのバイトカウントによって位置情報を特定する。
【0022】
図10は、QAセンタ107の認証処理の流れを示すフローチャートである。最初に顧客認証部109は、クライアント101側顧客が顧客DB113に登録されているか否か、すなわち契約顧客であるか否かを判断する(ステップ901)。契約顧客であればクライアント101側顧客の顧客番号402を取得する。オンラインドキュメント認証部110は、オンラインドキュメント600の一覧を取得し、顧客番号402とオンラインドキュメント600の一覧をクライアント101へ送信する(ステップ902)。なおオンラインドキュメント認証部110は、顧客・ドキュメント対応DB114を参照し、その顧客の契約オンラインドキュメントの一覧のみをクライアント101へ送信してもよい。契約契約顧客でなければエラーを返信する(ステップ906)。
【0023】
次にオンラインドキュメント認証部110は、クライアント101からの閲覧要求を受け付ける(ステップ903)。オンラインドキュメント認証部110は、顧客・ドキュメント対応DB114を参照し、クライアント101側顧客が閲覧を要求するオンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404が、顧客番号402の契約オンラインドキュメント番号501に含まれているか判定する(ステップ904)。含まれていれば、オンラインドキュメント認証部110は、オンラインドキュメント番号404で特定されるオンラインドキュメント600が顧客番号402で特定されるクライアント101側顧客の契約ドキュメントであることを認証し、クライアント101にオンラインドキュメント番号404を返し、オンラインドキュメント600の表示を許可する(ステップ905)。契約ドキュメントでなければ、エラーを返信する(ステップ906)。
【0024】
図11は、QAセンタ107の回答処理の流れを示すフローチャートである。最初にQAセンタ107側回答担当者は、表示装置の表示画面上にクライアント101側顧客から送付された質問メール202を開く(ステップ1001)。オンラインドキュメント処理部111は、QAセンタ107側回答担当者が質問メール202を開くと同時に、添付ファイル401を自動的に開く(ステップ1002)。オンラインドキュメント処理部111は、添付ファイル401のオンラインドキュメント番号404、オンラインドキュメント名405および質問箇所406をキー情報として、オンラインドキュメントDB115を検索し、オンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405で特定されるオンラインドキュメント600の質問箇所406を自動的に表示する(ステップ1003)。
【0025】
次に回答処理部112は、FAQ DB116にアクセスする(ステップ1004)。次にQAセンタ107側回答担当者は、オンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405で特定されるオンラインドキュメント600の質問箇所406に対して、クライアント101側顧客からの質問メール202中に記載されている質問と類似する質問が存在するか否か、FAQ DB116を検索する(ステップ1005)。検索は、回答担当者が指定するオンラインドキュメント番号、章番号、フリーキーワードなどをキーとして実行される。類似質問が存在する場合、回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示に従って類似質問とその回答画面301を表示する(ステップ1006)。類似質問が存在しない場合は、ステップ1007に遷移する。
【0026】
次に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、表示画面上にクライアント101側顧客からの質問メール202に対する回答メール302の領域を開く。回答担当者は、質問に対する回答を入力する(ステップ1007)。その際、QAセンタ107側回答担当者は、類似質問とその回答画面301が表示されていれば、その内容を参照しながら回答する。類似質問とのその回答画面301が表示されておらず、そのオンラインドキュメント600中に回答が見付けられない場合は、QAセンタ107側回答担当者は、はじめにのHTMLファイル602に格納されているオンラインドキュメント600の関連オンラインドキュメント一覧を参照し、必要であれば、関連オンラインドキュメントを参照する。次に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、回答メール302に記載されている質問と回答を、添付ファイル401の情報と一緒にFAQ DB116に登録する(ステップ1008)。最後に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、回答メール302をクライアント101に返信し、回答処理は完了する(ステップ1009)。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、電子ドキュメントに関する質問回答業務の迅速化及び省力化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のオンラインドキュメント問い合わせ及び回答システムの構成図である。
【図2】クライアント側に表示される画面の例である。
【図3】QAセンタ側に表示される画面の例である。
【図4】添付ファイルの内容例を示す図である。
【図5】顧客・ドキュメント対応DBに格納されるテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図6】オンラインドキュメントの内容構成例を示す図である。
【図7】実施例のクライアントの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施例の添付ファイル生成部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】クライアント側がマウスでドラッグした質問箇所の位置情報を示す図である。
【図10】実施例のQAセンタの認証処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】実施例のQAセンタの回答処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101:クライアント、103:オンラインドキュメント表示部、104:メール起動部、105:添付ファイル生成部、107:QAセンタ、111:オンラインドキュメント処理部、112:回答処理部、114:顧客・ドキュメント対応DB、115:オンラインドキュメントDB、116:FAQ DB。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ドキュメントについての質問回答業務に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが参照した文書についての問い合わせを行いたい場合に、特開平7−219866号公報(特許文献1)は、電子メールのメール配信機能を利用することにより、相手に問い合わせたい文書を送付して、相手の情報処理装置に同じ文書の内容を表示する。特許文献1の方式は、簡単な操作で問い合わせたい相手を呼び出す手段と、呼び出した相手に問い合わせたい文書をメールとして送信することを電子メールに要求できる手段を設けるものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−219866号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、ユーザが参照した文書についての問い合わせをする場合に、問い合わせたい相手を呼び出すために、電話で呼び出したり、メールを起動したりという操作が別途必要であり、問い合わせたい文書をメール本文中に貼り付けて送信する必要があった。昨今はユーザが参照する文書は電子ドキュメントとしてWeb画面上に表示されることが多い。
【0005】
本発明の目的は、電子ドキュメントに関する質問回答業務の迅速化及び省力化を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムにおいて、利用者端末は、利用者が電子ドキュメント内の質問箇所を指示すると、質問事項を記入するためのメール画面を準備する。利用者がこのメール画面に質問内容を入力すると、この質問内容と電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報とを含む質問メールを作成して計算機へ送信する。計算機は、この質問メールを受信して表示し、電子ドキュメント内の位置情報に基づいてその質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、この回答メールを利用者端末へ送信する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。以下、電子ドキュメントとしてオンラインドキュメントを例にとって説明するが、本発明はオフラインドキュメントにも適用可能である。
【0008】
図1は、実施例のオンラインドキュメント問い合わせ及び回答システムの構成を示す図である。本実施例は、互いにネットワーク106で接続されたクライアント101とQA(Question and Answer)センタ107から構成される。クライアント101は、パソコンなどの計算機であり、表示装置及び入力装置を備え、QAセンタ107に対して利用者端末として機能する。QAセンタ107は、サーバ(計算機)であり、表示装置及び入力装置を備える。クライアント101は、その計算機によって実行されるドキュメント表示・操作部102のプログラムを備える。ドキュメント表示・操作部102は、オンラインドキュメント表示部103、メール起動部104及び添付ファイル生成部105によって構成される。QAセンタ107は、ドキュメント閲覧システム108を備える。ドキュメント閲覧システム108は、顧客認証部109、オンラインドキュメント認証部110、オンラインドキュメント処理部111、回答処理部112、顧客DB(データベース)113、顧客・ドキュメント対応DB114、オンラインドキュメントDB115およびFAQ(Frequently Asked Questions) DB116から構成される。
【0009】
顧客認証部109、オンラインドキュメント認証部110、オンラインドキュメント処理部111および回答処理部112は、その計算機によって実行されるプログラムである。顧客DB(データベース)113、顧客・ドキュメント対応DB114、オンラインドキュメントDB115およびFAQ DB116は、その計算機の記憶装置に格納されるDBである。クライアント101側には、電子ドキュメントのユーザである顧客が存在する。またQAセンタ107側には、顧客からの質問に回答する回答担当者が存在する。クライアント101側顧客及びQAセンタ107側回答担当者が操作する計算機は、Webブラウザ及びメール送受信機能を備える。
【0010】
図2は、クライアント101に表示される画面の例である。画面は、オンラインドキュメント表示例201、質問メール202及び添付ファイル表示例203を表示する。オンラインドキュメント表示例201は、Web画面上に表示される電子ドキュメントの例を示す。質問メール202は、顧客がオンラインドキュメント表示例201をマウスでドラッグしたとき、自動的に作成されるQAセンタ107行きの質問事項を入力するための電子メール画面である。質問メール202にはQAセンタ107に対する質問事項が記入される。添付ファイル表示例203は、質問メールの作成とともに自動的に生成され、質問メール202と一緒にQAセンタ107に送付される添付ファイルの表示例である。
【0011】
図3は、QAセンタ107に表示される画面の例である。画面は、質問メール202、添付ファイル表示例203、オンラインドキュメント表示例201、回答画面301及び回答メール302を表示する。質問メール202は、クライアント101から送付される電子メール本文である。添付ファイル表示例203は、質問メール202に添付されるファイルの表示例である。オンラインドキュメント表示例201は、添付ファイル表示例203の情報を利用してオンラインドキュメントDB115から引き出された電子ドキュメントの内容である。回答画面301は、当該質問と類似する質問とその回答を表示する。回答メール302は、質問メール202に対するQAセンタ107側回答担当者からの回答を示す。
【0012】
図4は、クライアント101側に作成される添付ファイル401の内容構成を示す。添付ファイル401は、顧客番号402と、顧客名403と、オンラインドキュメント番号404と、オンラインドキュメント名405と、質問箇所406と、日付407から構成される。添付ファイル401の内容を質問メール202内のメール本文として作成してもよい。
【0013】
図5は、顧客・ドキュメント対応DB114に格納されるテーブルのデータ構成図を示す。顧客・ドキュメント対応DB114のテーブルは、顧客番号402、顧客名403、契約オンラインドキュメント番号501および契約オンラインドキュメント名502のカラムから構成される。
【0014】
図6は、オンラインドキュメントDB115中に格納されているオンラインドキュメント600の内容構成を示す。オンラインドキュメント600は、オンラインドキュメント番号404と、オンラインドキュメント名405と、目次のHTML(Hypertext Markup Language)ファイル601と、「はじめに」のHTMLファイル602と、1章のHTMLファイル603と、2章のHTMLファイル604と、付録のHTMLファイル605と、索引のHTMLファイル606から構成される。図6は、3章以降付録の前までのHTMLファイルを中略する。オンラインドキュメントDB115は、多量のオンラインドキュメント600を蓄積して保存する。
【0015】
クライアント101側顧客が契約顧客として認証され、かつ表示を要求するオンラインドキュメント600が契約ドキュメントとして認証されると、オンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404、オンラインドキュメント名405及び目次のHTMLファイル601がクライアント101に表示される。クライアント101側顧客は、目次のHTMLファイル601の内容を検索し、参照したい章にジャンプする。目次のHTMLファイル601から参照先の章を構成するHTMLファイルへリンクが張られている。また各HTMLファイルからは、他のすべてのHTMLファイルへのリンクが張られている。また「はじめに」のHTMLファイル602にオンラインドキュメント600の関連オンラインドキュメント一覧が格納されている。
【0016】
FAQ DB116は、電子ドキュメントごとに区分され、各電子ドキュメントについて1つの質問回答を1レコードに対応させている。レコードは、識別番号、関連する章、節、項、検索のためのキーワード、質問内容、回答内容および関連する別の質問回答レコードを参照するための識別番号を含んでいる。
【0017】
図7は、クライアント101の処理の流れを示すフローチャートである。最初にクライアント101は、顧客の指示によりQAセンタ107の顧客認証部109に対して顧客認証を依頼する(ステップ701)。クライアント101側の顧客が顧客認証部109によって認証されると、クライアント101側顧客に対応する顧客番号402が取得され、オンラインドキュメント600の一覧をクライアント101側顧客に提示する。なおQAセンタ107のオンラインドキュメント認証部110は、その顧客の契約オンラインドキュメントの一覧のみをクライアント101へ送信してもよい。クライアント101側顧客は、オンラインドキュメント600の一覧から、閲覧したいオンラインドキュメント600を選択する(ステップ702)。次にクライアント101のオンラインドキュメント表示部103は、QAセンタ107に対して選択されたオンラインドキュメント600の閲覧要求を送信する(ステップ703)。オンラインドキュメント認証部110は、クライアント101側顧客の閲覧要求するオンラインドキュメント600が、クライアント101側顧客の契約ドキュメントであるか否か認証する。指定されたオンラインドキュメント600の閲覧が許可されると、QAセンタ107のオンラインドキュメント処理部111は、指定されたオンラインドキュメント600をクライアント101へ送信し、オンラインドキュメント表示部103がこれを表示する(ステップ704)。クライアント101側顧客が参照しているオンラインドキュメント600以外の関連オンラインドキュメントを参照する場合は、再度、QAセンタ107の顧客認証部109及びオンラインドキュメント認証部110による認証が必要である。
【0018】
クライアント101側顧客は、オンラインドキュメント600の参照中に不明点が発生した場合に、質問箇所406をマウスでドラッグして選択する(ステップ705)。この操作に応答してメール起動部104は、メールシステムを起動し、QAセンタ107行きのメール画面を表示する(ステップ706)。次に添付ファイル生成部105は、添付ファイル401を自動生成する(ステップ707)。クライアント101側顧客は、メール画面を介してQAセンタ107行きの質問メール202を手入力する(ステップ708)。最後にクライアント101は、添付ファイル401が付帯する質問メール202をQAセンタ107に送信する(ステップ709)。
【0019】
図8は、添付ファイル生成部105の処理の流れを示すフローチャートであり、ステップ707の処理を展開して示すものである。添付ファイル生成部105は、QAセンタ107に顧客認証を依頼した際に取得済みの顧客番号402と顧客名403を添付ファイル401に書き込む(ステップ801)。次に添付ファイル生成部105は、表示が許可されたオンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405を、添付ファイル401に書き込む(ステップ802)。次に添付ファイル生成部105は、オンラインドキュメント600の中の顧客がマウスでドラッグした箇所の位置情報を質問箇所406として添付ファイル401に書き込む(ステップ803)。
【0020】
位置情報とは、オンラインドキュメント600中でクライアント101側顧客がマウスでドラッグした箇所の始まりの位置を示す。位置情報の特定については後述する。QAセンタ107側の回答担当者は、この位置情報を用いてクライアント101側顧客とまったく同一のオンラインドキュメント600を表示画面上に復元できる。最後に添付ファイル生成部105は、クライアント101側顧客の使用マシンのクロックから日付を取得し、添付ファイル401の日付407に書き込む(ステップ804)。
【0021】
図9は、クライアント101側顧客がマウスでドラッグした質問箇所406の位置情報を特定する方法を示す。クライアント101に表示される画面は、オンラインドキュメント表示例201とHTMLソース表示例1101を含む。本例ではHTMLソース表示例1101としてオンラインドキュメント600の「2章のHTMLファイル」604のHTMLソースを表示する。クライアント101側顧客がオンラインドキュメント表示例201中で下線を付してある箇所を質問対象としてマウスでドラッグして選択すると、添付ファイル生成部105は、直前の章タイトルを示すヘッダの終了位置からマウスでドラッグした箇所の開始位置までのバイトカウントによって位置情報を特定する。
【0022】
図10は、QAセンタ107の認証処理の流れを示すフローチャートである。最初に顧客認証部109は、クライアント101側顧客が顧客DB113に登録されているか否か、すなわち契約顧客であるか否かを判断する(ステップ901)。契約顧客であればクライアント101側顧客の顧客番号402を取得する。オンラインドキュメント認証部110は、オンラインドキュメント600の一覧を取得し、顧客番号402とオンラインドキュメント600の一覧をクライアント101へ送信する(ステップ902)。なおオンラインドキュメント認証部110は、顧客・ドキュメント対応DB114を参照し、その顧客の契約オンラインドキュメントの一覧のみをクライアント101へ送信してもよい。契約契約顧客でなければエラーを返信する(ステップ906)。
【0023】
次にオンラインドキュメント認証部110は、クライアント101からの閲覧要求を受け付ける(ステップ903)。オンラインドキュメント認証部110は、顧客・ドキュメント対応DB114を参照し、クライアント101側顧客が閲覧を要求するオンラインドキュメント600のオンラインドキュメント番号404が、顧客番号402の契約オンラインドキュメント番号501に含まれているか判定する(ステップ904)。含まれていれば、オンラインドキュメント認証部110は、オンラインドキュメント番号404で特定されるオンラインドキュメント600が顧客番号402で特定されるクライアント101側顧客の契約ドキュメントであることを認証し、クライアント101にオンラインドキュメント番号404を返し、オンラインドキュメント600の表示を許可する(ステップ905)。契約ドキュメントでなければ、エラーを返信する(ステップ906)。
【0024】
図11は、QAセンタ107の回答処理の流れを示すフローチャートである。最初にQAセンタ107側回答担当者は、表示装置の表示画面上にクライアント101側顧客から送付された質問メール202を開く(ステップ1001)。オンラインドキュメント処理部111は、QAセンタ107側回答担当者が質問メール202を開くと同時に、添付ファイル401を自動的に開く(ステップ1002)。オンラインドキュメント処理部111は、添付ファイル401のオンラインドキュメント番号404、オンラインドキュメント名405および質問箇所406をキー情報として、オンラインドキュメントDB115を検索し、オンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405で特定されるオンラインドキュメント600の質問箇所406を自動的に表示する(ステップ1003)。
【0025】
次に回答処理部112は、FAQ DB116にアクセスする(ステップ1004)。次にQAセンタ107側回答担当者は、オンラインドキュメント番号404とオンラインドキュメント名405で特定されるオンラインドキュメント600の質問箇所406に対して、クライアント101側顧客からの質問メール202中に記載されている質問と類似する質問が存在するか否か、FAQ DB116を検索する(ステップ1005)。検索は、回答担当者が指定するオンラインドキュメント番号、章番号、フリーキーワードなどをキーとして実行される。類似質問が存在する場合、回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示に従って類似質問とその回答画面301を表示する(ステップ1006)。類似質問が存在しない場合は、ステップ1007に遷移する。
【0026】
次に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、表示画面上にクライアント101側顧客からの質問メール202に対する回答メール302の領域を開く。回答担当者は、質問に対する回答を入力する(ステップ1007)。その際、QAセンタ107側回答担当者は、類似質問とその回答画面301が表示されていれば、その内容を参照しながら回答する。類似質問とのその回答画面301が表示されておらず、そのオンラインドキュメント600中に回答が見付けられない場合は、QAセンタ107側回答担当者は、はじめにのHTMLファイル602に格納されているオンラインドキュメント600の関連オンラインドキュメント一覧を参照し、必要であれば、関連オンラインドキュメントを参照する。次に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、回答メール302に記載されている質問と回答を、添付ファイル401の情報と一緒にFAQ DB116に登録する(ステップ1008)。最後に回答処理部112は、QAセンタ107側回答担当者の指示により、回答メール302をクライアント101に返信し、回答処理は完了する(ステップ1009)。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、電子ドキュメントに関する質問回答業務の迅速化及び省力化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のオンラインドキュメント問い合わせ及び回答システムの構成図である。
【図2】クライアント側に表示される画面の例である。
【図3】QAセンタ側に表示される画面の例である。
【図4】添付ファイルの内容例を示す図である。
【図5】顧客・ドキュメント対応DBに格納されるテーブルのデータ構成例を示す図である。
【図6】オンラインドキュメントの内容構成例を示す図である。
【図7】実施例のクライアントの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施例の添付ファイル生成部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】クライアント側がマウスでドラッグした質問箇所の位置情報を示す図である。
【図10】実施例のQAセンタの認証処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】実施例のQAセンタの回答処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101:クライアント、103:オンラインドキュメント表示部、104:メール起動部、105:添付ファイル生成部、107:QAセンタ、111:オンラインドキュメント処理部、112:回答処理部、114:顧客・ドキュメント対応DB、115:オンラインドキュメントDB、116:FAQ DB。
Claims (10)
- 複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した前記電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムにおける質問回答方法であって、
前記利用者端末は、前記計算機から取得した前記電子ドキュメントの内容を表示し、利用者が指定した前記電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と前記利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを作成し、前記質問メールを前記計算機へ送信し、
前記計算機は、前記質問メールを受信して表示し、前記電子ドキュメント内の位置情報に基づいて前記質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、前記回答メールを前記利用者端末へ送信することを特徴とする電子ドキュメントに関する質問回答方法。 - 前記電子ドキュメントの番号及び前記電子ドキュメント内の位置情報を前記質問メールの添付ファイルとして送信することを特徴とする請求項1記載の電子ドキュメントに関する質問回答方法。
- 前記計算機は、前記質問箇所と前記質問内容に基づいて類似質問と回答を格納するデータベースを検索し、該当する類似質問と回答を表示することを特徴とする請求項1記載の電子ドキュメントに関する質問回答方法。
- 複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した前記電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムのうち前記利用者端末による質問回答方法であって、
前記利用者端末は、前記計算機から取得した前記電子ドキュメントの内容を表示し、利用者が指定した前記電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と前記利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを作成し、前記質問メールを前記計算機へ送信し、前記計算機から回答メールを受信して表示することを特徴とする電子ドキュメントに関する質問回答方法。 - 前記電子ドキュメントの番号及び前記電子ドキュメント内の位置情報を前記質問メールの添付ファイルとして送信することを特徴とする請求項4記載の電子ドキュメントに関する質問回答方法。
- 複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した前記電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムのうち前記計算機による質問回答方法であって、
前記計算機は、利用者が指定した前記電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と前記利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを受信して表示し、前記電子ドキュメント内の位置情報に基づいて前記質問箇所を表示し、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成し、前記回答メールを前記利用者端末へ送信することを特徴とする電子ドキュメントに関する質問回答方法。 - 前記電子ドキュメントの番号及び前記電子ドキュメント内の位置情報を前記質問メールの添付ファイルとして送信することを特徴とする請求項6記載の電子ドキュメントに関する質問回答方法。
- 前記計算機は、前記質問箇所と前記質問内容に基づいて類似質問と回答を格納するデータベースを検索し、該当する類似質問と回答を表示することを特徴とする請求項6記載の電子ドキュメントに関する質問回答方法。
- 複数の電子ドキュメントを蓄積し利用者から要求された電子ドキュメントを提供する計算機と、要求した前記電子ドキュメントを表示する利用者端末とを有するシステムにおいて、
前記利用者端末は、前記計算機から取得した前記電子ドキュメントの内容を表示する手段と、利用者が指定した前記電子ドキュメント内の質問箇所を示す位置情報と前記利用者が入力する質問内容とを含む質問メールを作成する手段と、前記質問メールを前記計算機へ送信する手段とを有し、
前記計算機は、前記質問メールを受信して表示する手段と、前記電子ドキュメント内の位置情報に基づいて前記質問箇所を表示する手段と、回答担当者が入力する回答内容を含む回答メールを作成する手段と、前記回答メールを前記利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とするシステム。 - 前記計算機は、さらに前記質問箇所と前記質問内容に基づいて類似質問と回答を格納するデータベースを検索する手段と、該当する類似質問と回答を表示する手段とを有することを特徴とする請求項9記載のシステム。
Priority Applications (1)
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JP2003147761A JP2004348646A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 電子ドキュメントに関する質問回答方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003147761A Pending JP2004348646A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 電子ドキュメントに関する質問回答方法及びシステム |
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2003
- 2003-05-26 JP JP2003147761A patent/JP2004348646A/ja active Pending
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