JP2002328830A - リンク情報表示のためのシステム、方法、プログラム - Google Patents

リンク情報表示のためのシステム、方法、プログラム

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JP2002328830A
JP2002328830A JP2001282623A JP2001282623A JP2002328830A JP 2002328830 A JP2002328830 A JP 2002328830A JP 2001282623 A JP2001282623 A JP 2001282623A JP 2001282623 A JP2001282623 A JP 2001282623A JP 2002328830 A JP2002328830 A JP 2002328830A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハイパーテキスト情報の中に複数のリンク情報
が存在している場合に、ユーザーが、どのリンク情報が
自分にとって有益なものかを容易に知ることができるリ
ンク情報の表示システム及び方法を提供する。 【構成】ハイパーテキスト情報記録手段から送信された
ハイパーテキスト情報の中に存在する「現在表示されて
いるハイパーテキスト情報とは別のハイパーテキスト情
報を取得するためのリンク先アドレスを導き出すための
各リンク情報」と、前記ハイパーテキスト情報を利用す
る各ユーザー側に関する情報である「ユーザーID、ユ
ーザー属性、又は、ユーザー側から入力されたキーワー
ドなどの各ユーザー情報」との間の関連性を判定し、こ
の判定結果に基づいて、前記ハイパーテキスト情報の中
の前記各リンク情報の表示態様を制御するようにした、
リンク情報表示システム及び方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(1)インターネット
やイントラネット(企業が社内で構築又はグループ企業
間で構築するネットワーク)などのネットワーク上のホ
ームページの情報や(2)電子メールの中のホームペー
ジアドレスや電子メールアドレスなどのような、ハイパ
ーテキスト情報の中に含まれるリンク情報の表示システ
ム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットやイントラネ
ットなどのネットワーク上でWWW(ワールドワイドウ
ェブ)と呼ばれるマルチメディア情報(文字、画像、音
声など)を含むハイパーテキストによる情報の提供が行
われている。このWWW上の情報は、インターネットに
接続されたWWWサーバーに蓄積・管理され、インター
ネットに接続されたクライアント端末のWWWブラウザ
(ハイパーテキストのビューワー機能を有するソフトウ
ェア)を使用して参照されている。WWWブラウザは、
WWWサーバーに対して、http get requ
estメッセージを送信する。WWWサーバーは、WW
Wブラウザからのhttpget requestメッ
セージで指定されたURL(Uniform Reso
urce Locators)に位置するWebページ
の情報(HTML(Hiper Text Marku
p Language)で記述されたWWW情報)を取
得し、これを、http responseメッセージ
を用いて、WWWブラウザに送信する。前記のhttp
responseメッセージを受信したWWWブラウ
ザは、HTMLを解釈してレイアウト画面を構成し、ク
ライアント端末のディスプレイにレイアウト画面を表示
する。前記WWW情報すなわちハイパーテキスト情報に
は、テキストデータ(文字情報)、音声情報、画像情
報、レイアウト情報(レイアウトのための各種のタ
グ)、リンク情報(イメージデータへのリンク記述、他
のWWW情報へのリンク記述(アンカー)。URL形式
などで記述されたリンク先アドレスを導き出すための情
報。)が含まれている。クライアント端末を操作するユ
ーザーは、WWWブラウザでWWW情報を表示させてい
るとき、その中のリンク情報をマウスなどのポインティ
グデバイスでクリックすることにより、瞬時に、そのリ
ンク情報に対応するリンク先アドレスにジャンプして、
そのリンク先アドレスのWWW情報を表示させることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、ホ
ームページや電子メールの中のリンク情報は、ユーザー
が探し易いように、他の部分とは異なる表示態様、例え
ば、他の部分とは異なる色(青色が多い)で表示されて
いる。しかしながら、最近は、リンク情報の設定が容易
になったため、文章中の専門用語や固有名称(特定の会
社名など)などの多数の個所がリンク情報として設定さ
れている。そのため、一つのページの中に多数のリンク
情報が表示され、これを閲覧するユーザーは、どのリン
ク情報が自分にとって有益なのか判断に迷うのが実情で
ある。つまり、一つのWebページの中のリンク情報が
2〜3個程度に止まる場合は、ユーザーはどのリンク情
報にクリックするか又はクリックしないかの選択に迷う
ことは無い。しかし、一つのWebページの中のリンク
情報が6〜10個以上などの多数に上る場合は、ユーザ
ーはどのリンク情報にクリックするか又はクリックしな
いかの選択に迷うことになってしまう。本発明はこのよ
うな従来技術の問題点に着目してなされたものであっ
て、ハイパーテキスト情報の中に複数のリンク情報が存
在している場合に、ユーザーが、どのリンク情報が自分
にとって有益なものかを容易に知ることができるリンク
情報の表示システム及び方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】(本発明での用語説明)
本発明において「リンク情報」は、「他のドメイン名を
有するサイトのWWW情報を取得するためのリンク情報
(他のサイト(コンピュータ、サーバー)にジャンプす
るためのリンク先アドレス)」だけでなく、「同じドメ
イン名を有するWWW情報の中の他の情報を取得するた
めのリンク情報(同じサイト(コンピュータ、サーバ
ー)の中の他の情報のアドレスにジャンプするためのリ
ンク先アドレス)」をも含む。また、本発明において
「リンク情報」は、「インターネットのホームページと
して表示されるハイパーテキスト情報の中のリンク情
報」だけでなく、「メールマガジンその他の電子メール
の本分(の一部)として表示されるハイパーテキスト情
報としてのリンク先アドレス」をも含む(例えば、電子
メールの中に表示されるホームページアドレス、電子メ
ールアドレスの部分などは、本発明の「リンク情報」に
該当しうる)。本発明において、「リンク情報」とは、
現在表示されているハイパーテキスト情報以外の他のハ
イパーテキスト情報を取得するためのリンク先アドレス
の情報を含む情報(そのようなリンク先アドレスの情報
を導き出せる情報)、である。また、本発明において
「リンク情報」は、ユーザーが閲覧するときは、「文字
情報」として表示される場合だけでなく、アイコンやリ
ンクボタンなどの「画像」又は「画像の一部」として表
示されるものをも含む。本発明において、前記「リンク
情報表示制御のための手段(又はステップ)」は、WW
Wサーバー側に備えられてもよい(WWWサーバー側で
行われてもよい)し、ユーザー側すなわちクライアント
端末側に備えられていてもよい(クライアント端末側で
行われてもよい)。本発明において、前記「判定のため
の手段(又はステップ)」は、WWWサーバー側に備え
られてもよい(WWWサーバー側で行われてもよい)
し、ユーザー側すなわちクライアント端末側に備えられ
ていてもよい(クライアント端末側で行われてもよ
い)。また、本発明において、「ユーザー属性」とは、
「各ユーザーの年齢・年齢層、性別、職業・職種、趣味
・嗜好、年収、家族構成、居住地域(地名)、居住地域
の属性(学生街、田園地帯、中堅都市、寒冷地帯、温暖
地帯など)などのような、ユーザーの個人情報(ユーザ
ーを個人として特定するプライバシー情報)とは異な
る、ユーザーの属性に関する情報(企業が商品の企画・
開発のためのマーケティングデータなどに利用できる情
報)」である。また、本発明において、「ハイパーテキ
スト情報記録手段」と「判定手段」と「リンク情報表示
制御手段」とは、インターネットなどのネットワークに
接続されたサーバー側かネットワークに接続された各ユ
ーザー端末側かの一方又は双方に、備えられている。ま
た、本発明において、「ハイパーテキスト情報表示手
段」は、ユーザーが保有するユーザー側端末に備えられ
ている。
【0005】(本発明の内容)本発明の内容は、本明細
書の特許請求の範囲に記載したとおりのものである。よ
って、本明細書の特許請求の範囲の内容を、ここに援用
することとする(前記特許請求の範囲の記載をここに転
写することによる重複記載は省略する)。なお、本発明
においては、本明細書の特許請求の範囲の中に記載され
ているシステム(装置)のアイデアは、全て、「方法」
としても捉えることができる。すなわち、本発明におい
ては、本明細書の特許請求の範囲の中において「システ
ム(装置)」の形で記載された発明の内容は、全て、
「方法やプログラム」の形でも記載することができ、
「方法やプログラム」の形でも実現することができる。
すなわち、本発明においては、本明細書の特許請求の範
囲の中において、末尾に「システム(装置)」という文
字が記載された発明は、その全てが、末尾に「方法やプ
ログラム」という文字で把握・記載される発明とするこ
とができる。すなわち、本明細書の特許請求の範囲の内
容は、その全てが「方法又はプログラムの発明」として
も構成することができ、そのように「方法又はプログラ
ムの発明」として構成される発明も、本発明の範囲内で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示すブロック図である。図1において、1はイ
ンターネット(1つの企業が社内で構築する又はグルー
プ企業間で構築するイントラネットなどのネットワーク
でもよい)、2はインターネット1に接続されWWW情
報(Webページ情報=ホームページ情報。「ハイパー
テキスト情報」の一つ)を蓄積・管理するためのWWW
サーバー、3は前記WWWサーバーが管理するWWW情
報の検索のための検索エンジンを備えた検索サイト(例
えば、「yohoo!」「goo」「ライコス」「イン
フォシーク」などが有名である)、4はユーザーがWW
W情報を閲覧するためのWWWブラウザ(例えば、マイ
クロソフト社の「OutlookExpress」など
が有名である)を搭載しているクライアント端末、であ
る。本実施形態1では、前記WWサーバー2には、従来
のWWWサーバーに加えて、WWW情報解析部2aと、
リンク情報データベース2bと、が備えられている(前
記リンク情報解析部2aは、WWWサーバー2を動作さ
せるコンピュータプログラムの一部として、WWWサー
バー2を作動させるコンピュータプログラム用の記録媒
体に記録されている。また、前記リンク情報データベー
ス2b、はWWWサーバー2に接続されたハードディス
クなどの外部記録装置の中に記録されている)。
【0007】前記リンク情報データベース2bは、
(1)WWWサーバー2が蓄積しているWWW情報の中
にある各「リンク情報」(他のWWW情報のアドレスに
ジャンプ(アクセス)するためのリンク先アドレスを含
む情報)、(2)リンク情報の「表示態様データ」(W
WW情報がブラウザで表示されるときのリンク情報の文
字や画像の色、文字の太さ、文字列にアンダーラインを
引くかどうか、などの表示態様に関する情報。ブラウザ
へのリンク情報の表示態様に関する指示情報といっても
よい)、及び、(3)WWWサーバー2が蓄積している
WWW情報にアクセスする各ユーザー側に関する各「ユ
ーザー情報」と複数の「キーワード」(前記の「ユーザ
ー情報」とは、例えば、ユーザーID、ユーザー属性デ
ータ(各ユーザーの性別・年齢層・趣味の内容・興味の
内容・職業の内容・居住地域・家族構成の内容・収入金
額、などである)を、互いに関連付けて記録しているも
のである。本実施形態1において、前記リンク情報解析
部2aの機能は、次のようなものである。まず、(1)
リンク情報解析部2aは、WWWサーバー2から、ユー
ザー側(クライアント端末4側)に送信する(ユーザー
側から送信を要求された)WWW情報を受信して、それ
を解析してその中に存在する複数のリンク情報を抽出す
る。また、(2)リンク情報解析部2aは、WWWサー
バー2から、WWW情報の送信要求をしたユーザーに関
するユーザー情報(ユーザーID、又は、ユーザー属性
情報、又は、ユーザー側から入力・送信されてきたキー
ワードなど)を、受信する(前記の「ユーザーID、ユ
ーザー属性情報、及びキーワード」などユーザー情報
は、ユーザー側のWWWブラウザから、例えば「Coo
kie(HTTP Cookies)などの仕組みを利
用して、WWWサーバーに送信される)。そして、
(3)リンク情報解析部2aは、前記(1)で抽出した
各リンク情報について、前記(2)で取得した各ユーザ
ー情報に基づいて、前記リンク情報データベース2bに
アクセスして、前記各リンク情報と前記各ユーザー情報
との関連性を判定する。そして、(4)リンク情報解析
部2aは、この判定して得られた「関連性データ」に基
づいて、前記リンク情報データベース2bにアクセスし
て、前記の各リンク情報について、前記関連性に適合し
た「表示態様データ」を抽出する。そして、(5)リン
ク情報解析部2bは、以上により得られた各リンク情報
毎の表示態様データを、WWWサーバー2に送信する。
WWWサーバー2は、このリンク情報解析部2bからの
各リンク情報毎の表示態様データと蓄積している通常の
WWW情報とを組み合わせた「そのユーザーに適合させ
たWWW情報」を、ユーザー側(クライアント端末4
側)にインターネット経由で送信する。クライアント端
末側では、WWWブラウザにより、前記「そのユーザー
に適合させたWWW情報」を表示させるが、このとき、
WWWブラウザは、このWWW情報の中に含まれる「表
示態様データ」に基づいて、そのユーザーに関するユー
ザー情報(ID、属性、キーワードなど)と関連の強い
一つ又は複数のリンク情報については、他のリンク情報
とは異なる表示態様で表示させる。よって、ユーザー
は、一つのWWW情報を表示させるとき、その中に複数
又は多数のリンク情報が存在するときでも、自分(自分
の属性、自分が入力したキーワードなど)と関連の深い
リンク情報については特別な表示態様で表示されるの
で、そのリンク情報を容易に他のリンク情報と区別して
把握することができ、その自分と関連の深いリンク情報
をクリックして、その自分と関連の深いWWW情報のア
ドレスにジャンプすることが容易になる。次に、図2
(a)(b)は前記WWWサーバー2に接続されたハー
ドディスクに記録されているリンク情報データベース2
bのデータ構造を説明するための図である。リンク情報
データベース2bでは、例えば、図2(a)に示すよう
に、各リンク情報(WWWブラウザで表示されるときの
文字列やアイコンなどの画像の情報、Webページ中の
位置情報、及び、URL形式などで記述されたリンク先
アドレスなどの情報を含む)毎に、関連性の深いユーザ
ーID、関連性の深いユーザー属性、関連性の深いキー
ワードなどが、互いに関連付けて記録されている。ま
た、リンク情報データベース2bにおいては、例えば、
図2(b)に示すように、各ユーザー情報と関連性の深
いリンク情報(以下「特定リンク情報」と呼ぶ)と、各
表示態様データとを、互いに関連付けて記録している。
すなわち、例えば、「ユーザーID及びユーザー属性情
報と関連性の深いリンク情報」については「赤色の背景
色とし、二重線のアンダーラインを表示する」という表
示態様データを、また、「ユーザーから入力されたキー
ワードと関連性の深いリンク情報」については「緑色の
背景色とし、波線のアンダーラインを表示する」という
表示態様データを、記録している。
【0008】次に、図3を参照して、本実施形態1の動
作を説明する。ユーザー属性情報に基づいてリンク情報の表示態様を変
更する場合の動作 ユーザー端末4のWWWブラウザから、WWW情報(こ
の場合は、ホームページ情報)の送信要求がWWWサー
バー2に来たとき(図3のステップS1がYESのと
き)、WWWサーバー2は、WWWブラウザから、ユー
ザー属性情報が送信されたかどうかを判定し、送信され
たとき(ステップS2がYESのとき)、WWWサーバ
ー2は、このユーザー属性情報と、送信要求されたWW
W情報とを、WWW情報解析部2aに送信する。WWW
情報解析部2aでは、このWWW情報の中からリンク情
報を抽出する(図3のステップS3)。そして、WWW
情報解析部2aは、その抽出した各リンク情報とユーザ
ー属性情報との関連性をリンク情報データベース2bを
検索することにより判定する。そして、WWW情報解析
部2aは、前記の判定結果に基づいて、前記ユーザー属
性情報と関連性の深いリンク情報(以下、このユーザー
情報と関連性の深いリンク情報を「特定リンク情報」と
呼ぶ)を抽出・特定する(図3のステップS4)。そし
て、WWW情報解析部2aは、このステップS4で抽出
した「特定リンク情報」に基づいて、前記リンク情報デ
ータベース2bから、「特定リンク情報の表示態様デー
タ」を抽出する(図3のステップS5)。そして、WW
W情報解析部2aは、この抽出した「特定リンク情報の
表示態様データ」をWWWサーバー2に送信する。WW
Wサーバー2は、通常のWWW情報を、前記のステップ
S4でWWW情報解析部2aから送信された特定リンク
情報とその表示態様データに基づいて加工・変更し、そ
のユーザーに適合したWWW情報(以下、このように、
特定のユーザー情報に適合するように特定リンク情報の
表示態様データを変更したWWW情報を「特定WWW情
報」と呼ぶ)を、ユーザー側に送信する(図3のステッ
プS6)。例えば、今、「弁理士」というユーザー属性
を有し(前記リンク情報データベース2bにもそのよう
に登録されている)ユーザーが、WWWサーバー2にW
WW情報を要求したときは、WWWサーバー2は、その
WWW情報(図6(a)参照)と「弁理士」というユー
ザー属性情報(このユーザー属性情報は、例えば、ユー
ザーのWWWブラウザからキーボード入力されて又はク
ッキーなどを利用して送信される)を、WWW情報解析
部2aに送信する。WWW情報解析部2aは、送信され
たWWW情報の中にある複数のリンク情報を抽出し(図
3のステップS3)、その抽出した複数のリンク情報の
中に、今回のユーザーの「弁理士」という属性情報と関
連性の深いリンク情報があるかどうかを検索する。リン
ク情報データベース2bの中には、図2(a)の符号T
1で示すように、「弁理士」というユーザー属性と関連
性の高い「最近の特許法改正」というリンク情報(図2
(a)のT2参照)があるので、このリンク情報T2
を、「今回のユーザー属性情報と関連性の高いリンク情
報」として抽出する(図3のステップS4)。次に、W
WW情報解析部2aは、この抽出した「最近の特許法改
正」というリンク情報に対応する表示態様データを、リ
ンク情報データベース2bの中から抽出する。この場合
は、図2(b)に示すように、「ユーザー属性と関連性
の高いリンク情報の表示態様」として、「背景色が赤色
で二重線のアンダーライン」という表示態様データを抽
出する。そして、WWW情報解析部2aは、前記「最近
の特許法改正」という特定リンク情報と、その表示態様
データを、WWWサーバー2に送信する。WWWサーバ
ー2は、この送信されてきた特定リンク情報と表示態様
データに基づいてWWW情報を加工・変更した「特定W
WW情報」を、ユーザー側に送信する。ユーザー側のW
WWブラウザは、WWW情報を表示するとき、通常のリ
ンク情報については、図6(a)の符号Aで示すように
通常の青色で表示するが、「最近の特許法改正」という
リンク情報については、図6(a)のBで示すように、
背景色を赤色にし二重線のアンダーラインを引いた特別
の表示態様で表示させる。なお、ここで、上記の図3の
ステップS4の説明の中で触れた「Cookie(クッ
キー)」について説明する。クッキーは、WWWサーバ
ーとWWWブラウザとの間でやり取りされるデータをク
ライアント端末のハードディスクなどに有効期限付きで
保存するためのファイル(各WWWサーバー毎に別のク
ッキーが作成・保存されるファイル)である(なお、ク
ライアント端末のハードディスクに保存されないでWW
Wブラウザを終了すると消滅する一時的なクッキーもあ
る)。インターネット技術の標準化団体であIETF
は、クッキーの仕様をRFC2109として公開してい
る。ハードディスクに保存されるタイプのクッキーのフ
ァイルには、例えば、WWWサーバー側から各ユーザー
に発行・付与されたユーザーID、ユーザー属性情報、
及び、ユーザーの氏名・住所・クレジットカード番号な
どの個人情報・プライバシー情報などが保存される。ユ
ーザーがクッキーを使用したWebページにアクセスす
ると、WWWサーバーはHTTPヘッダの中にクッキー
の情報を書き込んで、WWWブラウザに送信し、WWW
ブラウザがクライアント端末のハードディスク内にクッ
キーというファイルを作成する(既にクライアント端末
側に保存されているクッキーの中に上書きすることも可
能)。このクッキーの情報は、WWWブラウザがWeb
ページにアクセスするとき、そのドメインから発行され
たクッキーがあるかどうかを調べて、該当するクッキー
があれば無条件にWWWサーバー側に送信する。サーバ
ー側には、クッキーはHTTP COOKIEという環
境変数に格納されて渡されるので、サーバー側は、クッ
キーを利用する場合はここから必要な情報を取り出すこ
とができる。
【0009】ユーザーIDに基づいてリンク情報の表示
態様を変更する場合の動作 次に、図4に基づいて、ユーザーIDに基づいてリンク
情報の表示態様を変更する場合の動作を説明する。ユー
ザー側のWWWブラウザからWWW情報の送信要求があ
ると(図4のステップS11がYESのとき)、WWW
サーバー2は、そのWWW情報と前記送信要求したユー
ザーのユーザーID(このユーザーIDは、例えば、ユ
ーザー側のWWWブラウザからキーボード入力され又は
クッキーなどを使用してWWWサーバー2側に送信され
る)をWWW情報解析部2aに送信する。WWW情報解
析部2aは、前記WWW情報から、複数のリンク情報を
抽出する(図4のステップS12)。そして、WWW情
報解析部2aは、前記ま複数の各リンク情報について、
前記ユーザーIDと関連性の高いものがあるかどうか
を、リンク情報データベース2bを参照して検索し、関
連性の高いリンク情報があればそれを「特定リンク情
報」として抽出する(図4のステップS13)。そし
て、WWW情報解析部2aは、この抽出した特定リンク
情報について、その表示態様データを前記リンク情報デ
ータベース2bから抽出する(図4のステップS1
4)。WWW情報解析部2aは、このようにして抽出し
た特定リンク情報とその表示態様データを、WWWサー
バー2に送信する。WWWサーバー2は、これらの情報
に基づいて加工したWWW情報を、つまり、「前記の特
定リンク情報について特別の表示態様データを付加して
作成した特定WWW情報」を、ユーザー側に送信する
(図4のステップS15)。例えば、今、「1103」
というユーザーIDを有するユーザーが、あるWWW情
報の送信をWWWサーバー2に要求したとする。する
と、WWWサーバー2は、このWWW情報をWWW情報
解析部2aに送信する。WWW情報解析部2aは、この
WWW情報からリンク情報を抽出する(ステップS1
3)。また、WWW情報解析部2aは、この抽出した複
数のリンク情報の中に、前記の「1103」というユー
ザーIDと関連性の強いリンク情報があるかどうかを、
リンク情報データベース2bから検索する。このリンク
情報データベース2bの中では、図2(a)のT3,T
4で示すように、「1103」というユーザーIDと関
連性の強い「東京大学」というリンク情報が存在してい
る。また、この「ユーザーIDと関連性の深いリンク情
報」の表示態様データは、図2(b)に示すように、
「背景色が赤色で、二重線のアンダーラインを引く」と
いうものである。そこで、WWW情報解析部2aは、
「東京大学」という特定リンク情報、及び、この特定リ
ンク情報の表示態様データを、リンク情報データベース
2bから抽出し(図4のステップS13,S14)、こ
れらをWWWサーバー2に送信する。WWWサーバー2
は、これらの送信された情報に基づいて、WWW情報を
加工し、この加工して得られた特定WWW情報(「東京
大学」という特定リンク情報についてのみ上記のような
特別の表示態様とするように加工したWWW情報)を、
ユーザー側に送信する(図4のステップS15)。ユー
ザー側のWWWブラウザは、前記の特定WWW情報を受
信してWWW情報を画面に表示させるが、この表示内容
は、図6(b)に示すように、図のAで示す通常のリン
ク情報が通常の青色で表示されているのに大して、図の
Bで示す「東京大学」のリンク情報だけが、背景が赤色
で二重線のアンダーラインが引かれた表示態様となって
いる。
【0010】ユーザー側から入力されたキーワードに基
づいてリンク情報の表示態様を変更する場合の動作 次に、ユーザー側から入力されたキーワードに基づいて
リンク情報の表示態様を変更する場合の動作を、図5に
基づいて説明する。今、あるユーザーが、例えば「yo
hoo!(ヤフー)」などの検索サイトを利用して、
「自動車」などのキーワードを入力して、そのキーワー
ドを含む複数のサイトのWWWアドレス(ホームページ
アドレス)を表示させ、その中の一つのWWWアドレス
を選択してクリックすることにより、そのWWW情報の
呼び出し要求(送信要求)を、そのWWW情報を管理す
るWWWサーバー2に送信したとする。本実施形態で
は、ユーザーが前記検索サイトでのWWW情報の検索の
ために入力したキーワードをユーザー側のWWWブラウ
ザが記録しておき、この一つ又は複数のキーワードを、
WWW情報の送信要求と共に、そのWWW情報を管理す
るWWWサーバー2に送信するように、WWWブラウザ
を設定しておく(このように、WWWブラウザから、キ
ーワード情報をWWWサーバーに送信するための方法
は、例えば、クッキーの仕組みを利用することなどで可
能である)。WWWサーバー2は、WWWブラウザから
の、あるWWW情報の送信要求とキーワードの送信を受
信すると(図5のステップS21,S22の判定がYE
Sのときは)、そのWWW情報とキーワードを、WWW
情報解析部2aに送信する。WWW情報解析部2aは、
まず、前記WWW情報から、その中に含まれる一つ又は
複数のリンク情報を抽出する(図5のステップS2
1)。次に、WWW情報解析部2aは、前記の抽出した
各リンク情報について、前記の一つ又は複数のキーワー
ドと関連性の強いリンク情報があるかどうかを検索し、
ある場合は、その関連性の強いリンク情報を「特定リン
ク情報」として抽出する(図5のステップS24)。次
に、WWW情報解析部2aは、前記の抽出した特定リン
ク情報について、リンク情報データベース2bから、そ
れに対応する表示態様データを抽出する(図5のステッ
プS25)。そして、WWW情報解析部2aは、このよ
うにして抽出した特定リンク情報とその表示態様データ
を、WWWサーバー2に送信する。WWWサーバー2
は、この送信されてきた特定リンク情報とその表示態様
データに基づいて、通常のWWW情報を加工して、その
加工して得られた「特定WWW情報(前記の特定リンク
情報についてのみは特別の表示態様で表示するようにし
たWWW情報)」をユーザー側に送信する(図5のステ
ップS26)。
【0011】今、例えば、あるユーザーが、検索サイト
の「yohoo!(ヤフー)」を利用して、「自動車」
などのキーワードを入力して、そのキーワードを含む複
数のサイトのWWWアドレス(ホームページアドレス)
を表示させ、その中の一つのWWWアドレスを選択して
クリックすることにより、そのWWW情報の呼び出し要
求(送信要求)を、そのWWW情報を管理するWWWサ
ーバー2に送信したとする(図5のステップS21,S
22の判定がYESとなる)。すると、この送信要求を
受けたWWWサーバー2は、このWWW情報と前記「自
動車」というキーワードをWWW情報解析部2aに送信
する。WWW情報解析部2aは、まず、WWW情報の中
から複数のリンク情報を抽出する(図5のステップS2
3)。次に、WWW情報解析部2aは、前記の抽出した
複数のリンク情報について、それぞれ、前記「自動車」
というキーワードとの関連性の強さを、前記リンク情報
データベース2bを参照して判定し、関連性の強いリン
ク情報があるかどうかを検索する。この例においては、
このWWW情報中の複数のリンク情報の中では、図2
(a)に示すように、自動車というキーワードと関連性
の強いリンク情報として、「トヨタ自動車」、「新型エ
ンジン」、及び「燃費効率」という3つのリンク情報が
存在している。そこで、WWW情報解析部2aは、これ
らの3のリンク情報を、前記「自動車」というキーワー
ドと関連性(関連度)の強い特定リンク情報として抽出
する(図5のステップS24)。次に、WWW情報解析
部2aは、前記の抽出した3つの特定リンク情報につい
て、その表示態様データを、リンク情報データベース2
bから、抽出する。ここでの例では、WWW情報解析部
2aは、図2(b)に示すようなリンク情報データベー
スから、「ユーザーからの入力されたキーワードと関連
性の強いリンク情報」に対応する表示態様データとし
て、「背景色を緑色とし、波線のアンダーラインを引
く」という表示態様データを抽出する(図5のステップ
S25)。そして、WWW情報解析部2aは、これらの
抽出した3つの特定リンク情報とそれらに対応する表示
態様データを、WWWサーバー2に送信する。WWWサ
ーバー2は、通常のWWW情報に、これらの送信された
データに基づいて加工して得られる「特定WWW情報
(前記の3つのリンク情報についてのみ、背景が緑色で
波線のアンダーラインが引かれているWWW情報)」を
ユーザー側に送信する(図5のステップS26)。以上
により、ユーザー側のクライアント端末4には、WWW
ブラウザにより、図6(c)に示すような、符号Aで示
す通常のリンク情報については通常の青色で表示され、
符号Bで示す「トヨタ自動車」、「燃費効率」、及び
「新型エンジン」については背景が緑色で波線のアンダ
ーラインが引かれた状態でWWW情報が表示される。
【0010】ユーザー側から入力されたユーザー属性情
報又はキーワードなどに基づいてリンク情報の表示態様
を変更する場合の他の動作の例 図5及び図6(c)を参照して説明した前記の例では、
ユーザー側から入力されたキーワードは、WWWブラウ
ザから、例えばクッキーの仕組みを利用して、WWW情
報の送信要求(http get request メ
ッセージ)と共に、WWWサーバー2に送信した場合に
ついて説明した。ここでは、ユーザーがWWW情報をW
WWブラウザで表示させているときに、その画面上でユ
ーザーが 入力したユーザー属性情報やキーワードなどの
情報に基づいて、そのユーザーが 入力した情報と関連性
の強いリンク情報(特定リンク情報)を、他のリンク情
とは異なる表示態様で表示するための動作を、図6
(d)を参照して説明する。この例では、WWWサーバ
ー2から送信される通常のWWW情報に、予め、図6
(d)に示すような、ユーザーがユーザー属性情報を入
力できる入力域(入力枠)Cや、キーワードを入力でき
る入力域(入力枠)Dが表示されるように設定されてい
る。ユーザーは、このようなWWW情報を取得して、W
WWブラウザで画面表示させる。この段階では、図6
(d)の中のリンク情報(符号A又はBで示す)は、全
て、緑色に着色されている。今、例えば、この状態で、
ユーザーが、前記の入力域Dの中に、環境問題というキ
ーワードを入力したとする。すると、この入力されたキ
ーワードの情報は、WWWブラウザからWWWサーバー
2に送信される。WWWサーバー2は、この入力された
キーワードをWWW情報解析部2aに送信する。後は、
前記と同様の動作(図5のステップS23,S24,S
25)により、特定リンク情報とその表示態様データが
抽出される。この例では、図2(a)に示すように、
「環境問題」というキーワードと関連性の強い「特定リ
ンク情報」として、「燃費効率」というリンク情報が抽
出される。そして、この特定リンク情報の表示態様デー
タとして、図2(b)のデータベースのテーブルから、
「背景が緑色に着色され、波線のアンダーラインが表示
される」という表示態様データが抽出される。そして、
WWWサーバー2は、この特定リンク情報とその表示態
様データとに基づいて、WWW情報を再構成(加工)
し、それをWWWブラウザ側に送信する(図5のステッ
プS26)。この結果、ユーザー側のブラウザ画面で
は、図6(d)の画面において、符号Bで示す「燃費効
率」のリンク情報のみが、背景が緑色に着色され、波線
のアンダーラインが引かれた状態に表示される。
【0012】実施形態2.次に、本発明の実施形態2を
説明する。本実施形態2では、本実施形態1でのWWW
情報解析部2aに相当する部分と、リンク情報データベ
ース2bに相当する部分とが、ユーザー側のクライアン
ト端末4側に備えられている。すなわち、本実施形態2
では、実施形態1のWWW情報解析部2aに相当する機
能を実現するためのコンピュータプログラムと、実施形
態1のリンク情報データベース2bに相当するデータを
蓄積するデータベースとが、クライアント端末4の内蔵
ハードディスクの中に記録されている。すなわち、本実
施形態2の構成を示す図7において、4はクライアント
端末、4cはWWWブラウザ、4dはキーボードなどの
入力部、4aはWWW情報解析部、4dはリンク情報デ
ータベース、4eはユーザーの属性情報などを記録する
ためのユーザー情報記録部(このユーザー情報記録部4
eは、クライアント端末4のハードディスクなどに備え
られている)、2はWWWサーバー、である。前記のW
WWブラウザ4c、入力部4d、ユーザー情報記録部4
e、WWW情報解析部4a、及び、リンク情報データベ
ース4bは、クライアント端末4側に備えられている。
本実施形態2では、前記WWW情報解析部4aの機能
は、実施形態1のWWW情報解析部2aと基本的に同様
である。また、本実施形態2のリンク情報データベース
4bの内容は、実施形態1のリンク情報データベース2
b(図2(a)(b)参照)と基本的に同様である。本
実施形態2の動作は、WWWブラウザ4cからのWWW
情報送信要求に基づいて、まず、WWWサーバー2から
WWW情報が送信され、WWWブラウザ4cにより画面
表示される。次に、WWWブラウザ4cから、このWW
W情報がWWW情報解析部4aに送信される。WWW情
報解析部4aは、このWWW情報の中にあるリンク情報
を抽出し、この抽出した複数のリンク情報の中で、この
ユーザーの属性情報(この属性情報は、クライアント端
末4のハードディスク中の所定のファイルに保存されて
いる)と関連性の高い「特定リンク情報」を、リンク情
報データベース4bを参照することにより、抽出する。
また、WWW情報解析部4aは、前記のWWW情報の中
から抽出した複数のリンク情報の中で、ユーザーが入力
部4bから入力したキーワード(例えば、ユーザーが、
WWWブラウザ画面の一部に表示された小窓状の入力域
の中に入力したキーワード)と関連性の高い「特定リン
ク情報」を、リンク情報データベース4bを参照するこ
とにより、抽出する。そして、WWW情報解析部4a
は、これらの抽出した特定リンク情報について、その表
示態様データをリンク情報データベース4bから抽出す
る。そして、WWW情報解析部4aは、このようにして
抽出した特定リンク情報及びその表示態様データを、W
WWブラウザ4cに送信する。WWWブラウザ4cは、
このWWW情報解析部4aから送信された特定リンク情
報とその表示態様データに基づいて、WWW情報の表示
内容を変更する(すなわち、それまで表示していたWW
W情報の中の、前記特定リンク情報についてのみ、その
表示態様を、前記WWW情報解析部4aから送信された
表示態様データに基づいて、変更する)。次に、この実
施形態2の動作を図8のフローチャートを参照して説明
する。WWWブラウザ4cは、WWWサーバー2からの
WWW情報を受信すると、それを画面表示すると共に、
そのWWW情報をWWW情報解析部4aに送信する(図
8のステップS31)。WWW情報解析部4aは、この
WWW情報の中から、リンク情報を抽出する(ステップ
S32)。次に、WWW情報解析部4aは、前記ユーザ
ー情報記録部4eにアクセスして、その中に記録されて
いるユーザー属性情報(ユーザーの趣味、職業、年齢、
性別など)を抽出する(ステップS33)。そして、W
WW情報解析部4aは、前記の抽出したリンク情報と前
記ユーザー属性情報とから、前記リンク情報データベー
ス4bを参照して、前記ユーザー属性情報と関連度の高
い「特定リンク情報」とその「表示態様データ」とを抽
出する(ステップS34)。そして、WWW情報解析部
4aは、この抽出した特定リンク情報とその表示態様デ
ータを、WWWブラウザ4cに送信する(ステップS3
5)。WWWブラウザ4cは、この送信された特定リン
ク情報とその表示態様データに基づいて、WWW情報の
表示内容を変更し、前記特定リンク情報についてのみ他
のリンク情報と異なる表示態様で表示させる。また、W
WW情報解析部4aは、WWW情報の表示画面上にWW
Wブラウザ4cが表示した入力域(入力枠。図6(d)
の符号C,D参照)の中に、ユーザーが入力部4dを使
用してキーワードを入力したかどうかを判定する(ステ
ップS36)。この判定がYESのときは、ステップS
36に進み、前記ステップS32で抽出したリンク情報
と前記キーワードとから、前記リンク情報データベース
4bを参照して、前記キーワードの関連性の高い「特定
リンク情報」とその「表示態様データ」を抽出する(ス
テップS37)。そして、WWW情報解析部4aは、こ
の抽出した特定リンク情報とその表示態様データとを、
WWWブラウザ4cに送信する(ステップS38)。W
WWブラウザ4cは、この送信された情報に基づいて、
WWW情報の表示内容を変更し、前記特定リンク情報に
ついてのみ他のリンク情報と異なる表示態様で表示させ
る。
【0013】実施形態3.次に、本発明の実施形態3を
説明する。本実施形態3では、本実施形態1のWWW情
報解析部2aに相当する部分はユーザー側のクライアン
ト端末4側に備えられていると共に、実施形態1のリン
ク情報データベース2bに相当する部分はWWWサーバ
ー2側に備えられている。すなわち、本実施形態3で
は、実施形態1のWWW情報解析部2aに相当する機能
を実現するためのコンピュータプログラムは、実施形態
1と異なって(実施形態2と同様に)クライアント端末
4の内蔵ハードディスクの中に記録されており、且つ、
実施形態1のリンク情報データベース2bは、実施形態
1と同様にWWWサーバー2に備えられている。すなわ
ち、本実施形態3の構成を示す図8において、4はクラ
イアント端末、4cはWWWブラウザ、4dはキーボー
ドなどの入力部、4aはWWW情報解析部、4eはユー
ザーの属性情報などを記録するためのユーザー情報記録
部、2はWWWサーバー、2bはリンク情報データベー
ス、である。前記のWWWブラウザ4c、入力部4d、
ユーザー情報記録部4e、及び、WWW情報解析部4a
は、クライアント端末4側に備えられている。また、リ
ンク情報データベース2bは、WWWサーバー2側に備
えられている。本実施形態3では、前記WWW情報解析
部4aの機能は、実施形態2のWWW情報解析部4aと
基本的に同様である。また、本実施形態3では、前記リ
ンク情報データベース2bの内容は、実施形態1のリン
ク情報データベース2b(図2(a)(b)参照)と基
本的に同様である。本実施形態3の動作は、基本的に、
実施形態2と同様であり、ただ、WWW情報解析部4a
がWWW情報から抽出した複数のリンク情報の中から、
ユーザー属性情報やキーワードと関連性の強い特定リン
ク情報を抽出したり、その特定リンク情報の表示態様デ
ータを抽出するときに、インターネット1を介してWW
Wサーバー2側のリンク情報データベース2bにアクセ
スする、という点が異なるだ
【0014】なお、以上の各実施形態では、いずれも、
インターネット上のホームページ情報をWWWブラウザ
で表示するときに、その中に含まれるリンク情報の中の
ユーザーにとって特別の価値を持つリンク情報(上記の
「特定リンク情報」)のみを他のリンク情報とは異なる
表示態様で表示する場合について説明したが、本発明
は、ホームページ情報を表示する場合以外の場合でも適
用できる。例えば、「ハイパーテキスト情報を含む電子
メールの情報」をメーラー(電子メールソフト)により
ディスプレイ画面に表示させているとき、その電子メー
ル情報の中にあるリンク情報について、そのユーザーに
とって特別の価値のあるリンク情報(上記の「特定リン
ク情報」)については他のリンク情報とは異なる表示態
様で表示させるようにするという場合などにも、本発明
を適用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットやイン
トラネット(1つの企業内またはグループ企業間で構築
するネットワーク)などのネットワーク上のハイパーテ
キスト情報の中に複数のリンク情報が存在している場合
に、ユーザーが、どのリンク情報が自分にとって有益な
ものかを容易に短時間内に知ることができ、ユーザー
は、自分にとって有益なWWW情報を有するリンク先ア
ドレスに、容易にジャンプする(辿りつく)ことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示すブロック図。
【図2】本実施形態1のリンク情報データベースを説明
するための図。
【図3】本実施形態1の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図4】本実施形態1の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図5】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図6】本実施形態の動作を説明するための表示画面
例。
【図7】本発明の実施形態2を示すブロック図。
【図8】本実施形態2の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図9】本発明の実施形態3を示すブロック図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月16日(2002.4.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図6】
【図2】
【図4】
【図7】
【図9】
【図5】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーテキスト情報を記録するハイパ
    ーテキスト情報記録手段と、 前記ハイパーテキスト情報記録手段からのハイパーテキ
    スト情報を表示するためのハイパーテキスト情報表示手
    段と、 前記ハイパーテキスト情報の中に存在する「現在表示さ
    れているハイパーテキスト情報とは別のハイパーテキス
    ト情報を取得するためのリンク先アドレスを導き出すた
    めの各リンク情報」と、前記ハイパーテキスト情報を利
    用する各ユーザー側に関する情報である「ユーザーI
    D、ユーザー属性、又は、ユーザー側から入力されたキ
    ーワードなどの各ユーザー情報」との間の関連性又は関
    連の度合いを判定する判定手段と、 前記判定手段からの出力に基づいて、前記ハイパーテキ
    スト情報の中の前記各リンク情報の表示態様を制御する
    ためのリンク情報表示制御手段と、を備えたことを特徴
    とするリンク情報表示システム。
  2. 【請求項2】 ユーザー側のコンピュータ端末とインタ
    ーネットやイントラネットなどのネットワークを介して
    接続されるコンピュータ端末に備えられた、ハイパーテ
    キスト情報を記録するためのハイパーテキスト情報記録
    手段と、 ユーザー側のコンピュータ端末に備えられた、前記ハイ
    パーテキスト情報記録手段からのハイパーテキスト情報
    を表示するためのハイパーテキスト情報表示手段と、 ユーザー側のコンピュータ端末に備えられ又はユーザー
    側のコンピュータ端末とインターネットやイントラネッ
    トなどのネットワークを介して接続されるコンピュータ
    端末に備えられた判定手段であって、前記ハイパーテキ
    スト情報の中に存在する「現在表示されているハイパー
    テキスト情報とは別のハイパーテキスト情報を取得する
    ためのリンク先アドレスを導き出すための各リンク情
    報」と、前記ハイパーテキスト情報を利用する各ユーザ
    ー側に関する情報である「ユーザーID、ユーザー属
    性、又は、ユーザー側から入力されたキーワードなどの
    各ユーザー情報」との間の関連性又は関連の度合いを判
    定する判定手段と、 ユーザー側のコンピュータ端末に備えられたリンク情報
    表示制御手段であって、前記判定手段からの出力に基づ
    いて、前記ハイパーテキスト情報の中の前記各リンク情
    報の表示態様を制御するためのリンク情報表示制御手段
    と、を備えたことを特徴とするリンク情報表示システ
    ム。
  3. 【請求項3】 ハイパーテキスト情報記録手段から送信
    されたハイパーテキスト情報の中に存在する「現在表示
    されているハイパーテキスト情報とは別のハイパーテキ
    スト情報を取得するためのリンク先アドレスを導き出す
    ための各リンク情報」と、前記ハイパーテキスト情報を
    利用する各ユーザー側に関する情報である「ユーザーI
    D、ユーザー属性、又は、ユーザー側から入力されたキ
    ーワードなどの各ユーザー情報」との間の関連性又は関
    連の度合いを判定するステップと、 この判定結果に基づいて、前記ハイパーテキスト情報の
    中の前記各リンク情報の表示態様を制御するステップ
    と、を含むことを特徴とするリンク情報表示方法。
  4. 【請求項4】 ハイパーテキスト情報記録手段から送信
    されたハイパーテキスト情報の中に存在する「現在表示
    されているハイパーテキスト情報とは別のハイパーテキ
    スト情報を取得するためのリンク先アドレスを導き出す
    ための各リンク情報」と、前記ハイパーテキスト情報を
    利用する各ユーザー側に関する情報である「ユーザーI
    D、ユーザー属性、又は、ユーザー側から入力されたキ
    ーワードなどの各ユーザー情報」との間の関連性又は関
    連の度合いを判定する機能と、 この判定結果に基づいて、前記ハイパーテキスト情報の
    中の前記各リンク情報の表示態様を制御する機能と、を
    実現するためのコンピュータプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121982A1 (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Nec Corporation 情報提供システム、方法、プログラム、情報通信端末、および情報表示切り替えプログラム
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