JP2004347101A - 止水バルブの構造 - Google Patents
止水バルブの構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004347101A JP2004347101A JP2003177306A JP2003177306A JP2004347101A JP 2004347101 A JP2004347101 A JP 2004347101A JP 2003177306 A JP2003177306 A JP 2003177306A JP 2003177306 A JP2003177306 A JP 2003177306A JP 2004347101 A JP2004347101 A JP 2004347101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- plate
- plates
- movable plate
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
【課題】従来の水栓構造では、使用の度に吐水量調節を行わざるを得ない。
これが頻繁に水を使う場合、煩雑な操作負担をとなり、水の垂れ流しなどの弊害を生んでいる。
【解決手段】操作事情を改善するために、20度程度の動作角で吐水と止水が出来る弁構造を設けて、機構的に操作の簡略化を図った。
【選択図】 図3
これが頻繁に水を使う場合、煩雑な操作負担をとなり、水の垂れ流しなどの弊害を生んでいる。
【解決手段】操作事情を改善するために、20度程度の動作角で吐水と止水が出来る弁構造を設けて、機構的に操作の簡略化を図った。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓の止水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の止水構造には、ハンドルを回転させると止水弁が浮き上がり、通水口が開く構造のものや、通水路の途中に導水孔を有する球状体を設け、球状体を回転させる事で水路を塞ぎ止水する機構などがある。
しかし、止水状態から除々に水量を増やし、水路が全開にする最大値まで、90度から180度の操作角度を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の様な止水構造では、使用の度に、吐水の適量を見定めながらの操作を繰り返す事になり、頻繁に水を使う飲食店などでは、煩雑な操作負担に依る弊害が生じている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
水使用時の操作事情は、従来の機構に基因しており、操作時の作業負担を軽減する手段としては、機構的な簡略化以外に改善の方法はなく、本発明はその手段のために考案した。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のバルブ機構は、20度程度の動作角度で吐水口の開閉を担う。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施を図に依って説明する。
【0007】
図1は、止水バルブの構成部品となるプレートの平面図であるが、複数の通水溝1が格子状に切り抜いてあり、同じ様なプレートが2枚で一対となりバルブ部を構成する。
即ち、2枚のプレート2と3の通水溝1が合致した状態で水を通たり、重なる位置がずれる事で通水溝1が塞がり、止水する構造原理を応用している。
【0008】
図2は、固定プレート2と可動プレート3を半円形に曲面加工した実施形態の断面図であるがその理由としては、
(イ)円形にする事で、プレートの長さが円直径の長さに縮尺される所から、立体的に小型化出来ること。
(ロ)可動プレート3を回転運動に依る目的構造にする事で、構成部品を少なくし、操作がダイレクトに行えること。
(ハ)矢印Dの方向から掛かる水圧を均等に受ける事で、2枚のプレート2と3の蜜着度が増し水漏れ防止になること。
などであるが、プレート2と3の接触面は鏡面仕上げを施してあり、部品自体の水漏れ防止対策は講じている。
【0009】
固定プレート2と可動プレート3の円形分度の中心点Cから放射した、A線とB線の内角は可動プレート3の作動範囲となる。
A線上に於いて、プレート2と3の通水溝は合致し、開口度は最大値の状態にあるが、可動プレート3のA線上の通水溝がB線まで回動した時、各通水溝1は完全に閉される状態になる。
【0010】
図3は、バルブ・ユニットの構成相関断面図であるが、固定プレート2の両端部は、ゴムパッキン6を介して、ユニットケース4の内壁に平行に切削された固定溝5に少し固めに収納固定させる。
【0011】
プレート2と3の中心点を同じくする操作軸7から突き出した、左右前後4本の支持アーム8に依り、可動プレート3は、固定プレート2の内側に密着保持される。
これにより可動プレート3は、操作軸7と支持アーム8と一体化を形成する事となり、ユニットケース4の外部に設けたレバー操作に依る回転運動は、可動プレート3に直結的に伝達される。
【0012】
【発明の効果】
本発明のバルブ機構は、既に当出願人に依る、特許公開2003−41637号公報における開閉弁に供するために考案したものである。
水栓基部と吐水口の中間に取り付けた場合に於いて、水使用の度に行っている、水量調節及び、温度調節を省略して、煩雑な開閉操作が“楽に、手早く”出来る様にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブ構成プレートの平面図
【図2】半円形に曲面加工したプレート2と3の断面図
【図3】バルブ・ユニットの構成断面図
【符号の説明】
1 通水溝
2 固定プレート
3 可動プレート
4 ユニット・ケース
5 プレート固定溝
6 ゴムパッキン
7 操作軸
8 プレート支持アーム
A線 通水溝が一致した状態
B線 プレート3の通水溝が塞がる回動角度
C点 プレートの円形中心点
D 水流方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓の止水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の止水構造には、ハンドルを回転させると止水弁が浮き上がり、通水口が開く構造のものや、通水路の途中に導水孔を有する球状体を設け、球状体を回転させる事で水路を塞ぎ止水する機構などがある。
しかし、止水状態から除々に水量を増やし、水路が全開にする最大値まで、90度から180度の操作角度を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の様な止水構造では、使用の度に、吐水の適量を見定めながらの操作を繰り返す事になり、頻繁に水を使う飲食店などでは、煩雑な操作負担に依る弊害が生じている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
水使用時の操作事情は、従来の機構に基因しており、操作時の作業負担を軽減する手段としては、機構的な簡略化以外に改善の方法はなく、本発明はその手段のために考案した。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のバルブ機構は、20度程度の動作角度で吐水口の開閉を担う。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施を図に依って説明する。
【0007】
図1は、止水バルブの構成部品となるプレートの平面図であるが、複数の通水溝1が格子状に切り抜いてあり、同じ様なプレートが2枚で一対となりバルブ部を構成する。
即ち、2枚のプレート2と3の通水溝1が合致した状態で水を通たり、重なる位置がずれる事で通水溝1が塞がり、止水する構造原理を応用している。
【0008】
図2は、固定プレート2と可動プレート3を半円形に曲面加工した実施形態の断面図であるがその理由としては、
(イ)円形にする事で、プレートの長さが円直径の長さに縮尺される所から、立体的に小型化出来ること。
(ロ)可動プレート3を回転運動に依る目的構造にする事で、構成部品を少なくし、操作がダイレクトに行えること。
(ハ)矢印Dの方向から掛かる水圧を均等に受ける事で、2枚のプレート2と3の蜜着度が増し水漏れ防止になること。
などであるが、プレート2と3の接触面は鏡面仕上げを施してあり、部品自体の水漏れ防止対策は講じている。
【0009】
固定プレート2と可動プレート3の円形分度の中心点Cから放射した、A線とB線の内角は可動プレート3の作動範囲となる。
A線上に於いて、プレート2と3の通水溝は合致し、開口度は最大値の状態にあるが、可動プレート3のA線上の通水溝がB線まで回動した時、各通水溝1は完全に閉される状態になる。
【0010】
図3は、バルブ・ユニットの構成相関断面図であるが、固定プレート2の両端部は、ゴムパッキン6を介して、ユニットケース4の内壁に平行に切削された固定溝5に少し固めに収納固定させる。
【0011】
プレート2と3の中心点を同じくする操作軸7から突き出した、左右前後4本の支持アーム8に依り、可動プレート3は、固定プレート2の内側に密着保持される。
これにより可動プレート3は、操作軸7と支持アーム8と一体化を形成する事となり、ユニットケース4の外部に設けたレバー操作に依る回転運動は、可動プレート3に直結的に伝達される。
【0012】
【発明の効果】
本発明のバルブ機構は、既に当出願人に依る、特許公開2003−41637号公報における開閉弁に供するために考案したものである。
水栓基部と吐水口の中間に取り付けた場合に於いて、水使用の度に行っている、水量調節及び、温度調節を省略して、煩雑な開閉操作が“楽に、手早く”出来る様にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブ構成プレートの平面図
【図2】半円形に曲面加工したプレート2と3の断面図
【図3】バルブ・ユニットの構成断面図
【符号の説明】
1 通水溝
2 固定プレート
3 可動プレート
4 ユニット・ケース
5 プレート固定溝
6 ゴムパッキン
7 操作軸
8 プレート支持アーム
A線 通水溝が一致した状態
B線 プレート3の通水溝が塞がる回動角度
C点 プレートの円形中心点
D 水流方向
Claims (1)
- 一定の間隔で切り抜いた、通水溝を有する二枚のプレートを重ねた状態にし、半円形に曲面加工して、一方を固定し他の一方を回動させて止水する弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003177306A JP2004347101A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 止水バルブの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003177306A JP2004347101A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 止水バルブの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004347101A true JP2004347101A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33534933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003177306A Pending JP2004347101A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 止水バルブの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004347101A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012031795A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Yutaka Giken Co Ltd | 排熱回収装置 |
WO2015119710A1 (en) * | 2014-02-07 | 2015-08-13 | Dresser-Rand Company | Grid valve assembly |
-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003177306A patent/JP2004347101A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012031795A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Yutaka Giken Co Ltd | 排熱回収装置 |
WO2015119710A1 (en) * | 2014-02-07 | 2015-08-13 | Dresser-Rand Company | Grid valve assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2729916B2 (ja) | 平板栓 | |
EP2480805A1 (en) | Flow control hemispherical wedge valve | |
KR20170045894A (ko) | 수문형 게이트밸브 | |
JP2004347101A (ja) | 止水バルブの構造 | |
JP2007100842A (ja) | 自動給水装置 | |
JP2001343075A (ja) | バタフライ弁 | |
JP2009511847A (ja) | 改良した回転弁 | |
JP2003194244A (ja) | Y字型三方ボールバルブ | |
CN201858392U (zh) | 一片式内螺纹球阀 | |
CN209084074U (zh) | 一种混水阀 | |
KR20160074192A (ko) | 버터플라이 밸브 | |
JP2004301184A (ja) | ディスク式バルブユニット | |
CN111059315B (zh) | 一种全焊接锻钢球阀 | |
RU2699453C1 (ru) | Пятиэксцентриковый запорный клапан | |
CN1786530A (zh) | 恒温淋浴水龙头分配器 | |
JP4266698B2 (ja) | 充水機能を備えたバタフライ弁 | |
JPH07269720A (ja) | 複合ちょう形弁装置 | |
KR101928063B1 (ko) | 원통형 회전 게이트밸브 | |
JP2004084694A (ja) | 偏芯バタフライ弁のシール構造 | |
JP2001241810A (ja) | ロータリー形弁構造 | |
KR200310697Y1 (ko) | 오리피스 밸브 | |
JPH0743558Y2 (ja) | 開閉弁を兼ねる逆止弁 | |
JP2013241982A (ja) | ロータリー弁 | |
KR101869422B1 (ko) | 중앙 개폐식 볼 밸브 | |
RU70699U1 (ru) | Кран шаровой |