JP2004345383A - 新システムの流出油回収船 - Google Patents
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Abstract
【課題】流出油を回収するのに、流出油を全部船に積み込んでたら一杯になるたびに、他の船に油を移し替えるか、港に戻るかして船倉を空にしなくてはならず、緊急の大事な時間に、回収船の能力を十分に発揮できない。
【解決手段】発明した流出油回収船は、流出油と水を直接接触させない為と流出油を拡げない為に、流出現場で流出油を容器や袋に入れ水面に戻し、それを別の船が運ぶ事により、流出油処理能力を現場で長時間十分に発揮し、迅速に油を処理できる。
【選択図】 図1
【解決手段】発明した流出油回収船は、流出油と水を直接接触させない為と流出油を拡げない為に、流出現場で流出油を容器や袋に入れ水面に戻し、それを別の船が運ぶ事により、流出油処理能力を現場で長時間十分に発揮し、迅速に油を処理できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、大量に生じた流出油を効率よく回収する技術である。
【0002】
【従来の技術】
流出油の量が大量であると、大型の油回収船では油を回収し一杯になると、港に帰り船倉を空にしたり、別の船に移し替えるか、小型の油回収船では回収しながらペアを組んだ別の船に移し替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大量の流出油があると、船倉がいっぱいになったり、ペアを組んだ船が満杯になると、回収作業を止めて油を処分しないとならず、回収作業時間にロスが生じ能率が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この改善策として発明した流出油回収船は、流出油が大量の時は、船に積み込むのでなく油を収容しやすいように密閉した容器や袋に入れて水面に戻すことで、現場でフルに流出油回収船が、油回収能力を十分に使える。
【0005】
水面に戻すときに、流出油の入った黄色い、容器や袋の一定量をバラバラにならないようにロープで結び、旗や発信機を付けた浮を結んで、容器や袋の発見を容易にする。
【0006】
流出油を入れる金属容器に穴のあいた金具を溶接し、ロープを結ぶのを容易にする
【0007】
流出油を入れるプラスチックの袋の端に穴をあけ、その穴が壊れないように金具で保護しロープで結ぶのを容易にする
【発明の実施の形態】
【0008】
発明した流出油回収船は、少量の流出油のときは油水分離機等に油を入れて船上に蓄えるが、大量のときは、現場で流出油の封入加工を行い、船上には蓄えないで水上に戻し、応援に集まってきた別の船が輸送を専門にを行い、その容器等は決められた場所で買い取られる。
【0009】
【発明の効果】
本発明は小型の油回収船が単独であっても長時間現場で活躍でき、大型船並み以上の仕事を期待できるものである。又大型の油回収船も今まで以上に、長時間現場で活躍できる。油回収装置を持たない普通の船は、水面の流出油の入った容器、袋を船に引き上げたり、そのまま曳航したりして、たいして汚れずに又、流出油から出るガスに長時間苦しまずに輸送に専念できる。そのことにより、あらゆる普通の船が応援に来やすく、しかもお金になるので応援の乗組員の士気高揚し、短時間で流出油の処理が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】流出油処理の実施方法を示した説明図である。(実施例)
【図2】流出油を入れる金属製の容器にロープを結ぶ金具を付けた説明図である(実施例)
【図3】流出油を入れるプラスチックの袋の端に穴をあけ、穴を保護する金具を付けた説明図である(実施例)
【符号の説明】
1 袋に入った流出油
2 油水分離機
3 油水移送ポンプ
4 パイプ
5 輸送に駆けつけた船
6 流出油
7 発明した流出油回収船
8 旗と発信機の付いた浮
9 旗の着いた竿
10 容器同士や浮を繋ぐロープ
21 ロープを結ぶ金具
22 蓋
23 金属製の容器
41 プラスチックの袋
42 流出油
43 熱で融着し密閉した部分
44 ロープで結ぶ穴
45 ロープで結ぶ穴の詳細図
46 穴を保護する金具
【発明が属する技術分野】
本発明は、大量に生じた流出油を効率よく回収する技術である。
【0002】
【従来の技術】
流出油の量が大量であると、大型の油回収船では油を回収し一杯になると、港に帰り船倉を空にしたり、別の船に移し替えるか、小型の油回収船では回収しながらペアを組んだ別の船に移し替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大量の流出油があると、船倉がいっぱいになったり、ペアを組んだ船が満杯になると、回収作業を止めて油を処分しないとならず、回収作業時間にロスが生じ能率が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この改善策として発明した流出油回収船は、流出油が大量の時は、船に積み込むのでなく油を収容しやすいように密閉した容器や袋に入れて水面に戻すことで、現場でフルに流出油回収船が、油回収能力を十分に使える。
【0005】
水面に戻すときに、流出油の入った黄色い、容器や袋の一定量をバラバラにならないようにロープで結び、旗や発信機を付けた浮を結んで、容器や袋の発見を容易にする。
【0006】
流出油を入れる金属容器に穴のあいた金具を溶接し、ロープを結ぶのを容易にする
【0007】
流出油を入れるプラスチックの袋の端に穴をあけ、その穴が壊れないように金具で保護しロープで結ぶのを容易にする
【発明の実施の形態】
【0008】
発明した流出油回収船は、少量の流出油のときは油水分離機等に油を入れて船上に蓄えるが、大量のときは、現場で流出油の封入加工を行い、船上には蓄えないで水上に戻し、応援に集まってきた別の船が輸送を専門にを行い、その容器等は決められた場所で買い取られる。
【0009】
【発明の効果】
本発明は小型の油回収船が単独であっても長時間現場で活躍でき、大型船並み以上の仕事を期待できるものである。又大型の油回収船も今まで以上に、長時間現場で活躍できる。油回収装置を持たない普通の船は、水面の流出油の入った容器、袋を船に引き上げたり、そのまま曳航したりして、たいして汚れずに又、流出油から出るガスに長時間苦しまずに輸送に専念できる。そのことにより、あらゆる普通の船が応援に来やすく、しかもお金になるので応援の乗組員の士気高揚し、短時間で流出油の処理が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】流出油処理の実施方法を示した説明図である。(実施例)
【図2】流出油を入れる金属製の容器にロープを結ぶ金具を付けた説明図である(実施例)
【図3】流出油を入れるプラスチックの袋の端に穴をあけ、穴を保護する金具を付けた説明図である(実施例)
【符号の説明】
1 袋に入った流出油
2 油水分離機
3 油水移送ポンプ
4 パイプ
5 輸送に駆けつけた船
6 流出油
7 発明した流出油回収船
8 旗と発信機の付いた浮
9 旗の着いた竿
10 容器同士や浮を繋ぐロープ
21 ロープを結ぶ金具
22 蓋
23 金属製の容器
41 プラスチックの袋
42 流出油
43 熱で融着し密閉した部分
44 ロープで結ぶ穴
45 ロープで結ぶ穴の詳細図
46 穴を保護する金具
Claims (4)
- 水面上の流出油を容器等(金属製やポリの容器、プラスチック袋)に入れて密閉し水面に戻す事で、流出油を広げず回収を容易にし、大きなタンカー事故にも対応できる仕組みを特徴とする流出油回収船。
- 流出油の入った多数の容器等をバラバラにならないようにロープでつなぎ、旗や発信機を付け、また容器を黄色にすることで流出油を見つけやすく、回収し易くする技術。
- 流出油を入れる容器等に、ロープを結ぶ為の穴を付ける技術
- 一度水面に戻した流出油を入れた容器等を、迅速に集める手段としてそれに賞金を賭け、決められた場所に持参した人から買い取るシステム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141773A JP2004345383A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 新システムの流出油回収船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141773A JP2004345383A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 新システムの流出油回収船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004345383A true JP2004345383A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33530046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003141773A Pending JP2004345383A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 新システムの流出油回収船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004345383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100970200B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2010-07-14 | 이예분 | 오일회수장치 및 오일회수방법 |
KR101299692B1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-09-17 | 박용수 | 유출원유 제거장치 |
KR20210027744A (ko) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 한국산업기술시험원 | 호소의 조류스컴 제거방법 |
-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003141773A patent/JP2004345383A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100970200B1 (ko) * | 2008-01-08 | 2010-07-14 | 이예분 | 오일회수장치 및 오일회수방법 |
KR101299692B1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-09-17 | 박용수 | 유출원유 제거장치 |
KR20210027744A (ko) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 한국산업기술시험원 | 호소의 조류스컴 제거방법 |
KR102232385B1 (ko) * | 2019-09-03 | 2021-03-25 | 한국산업기술시험원 | 호소의 조류스컴 제거방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051209 |
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