JP2004345014A - 研磨用パッドとそれを用いた研磨方法 - Google Patents

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雅雄 鈴木
Masato Yoshida
誠人 吉田
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Abstract

【課題】半導体デバイス表面に解像度を増大させた微細加工を容易に行うことを可能にするために、半導体デバイスの表面の平坦化を向上させることのできる研磨用パッドを提供する。
【解決手段】定盤に貼り付けて研磨対象物の研磨に使用する研磨用パッドにおいて、その表面に少なくとも二本以上の互いに交わらない曲線状の溝が形成されており、該曲線が閉曲線以外の曲線であることを特徴とする研磨用パッド;この研磨用パッドを回転する定盤上に貼り付け、前記定盤上方にて前記定盤の回転中心から偏倚して回転するホルダーにより研磨対象物をその表面を該研磨用パッドに対峙させた状態で保持すると共に、研磨剤を該研磨用パッド上に供給し、かつ該定盤及び該ホルダーを回転して、研磨対象物を研磨する方法。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子製造技術等に使用される化学的機械的研磨(CMP)に使用される精密研磨用パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハの表面を平坦化する技術のひとつに化学的機械的研磨(CMP)がある。これは、回転する定盤に貼り付けられた研磨用パッドにウエハを押し付け、研磨剤スラリーを供給しながら上記研磨用パッドでウエハの表面を研磨するものである。
【0003】
上記研磨用パッドの表面には、供給された研磨剤スラリーをパッド全体に均一に分散させたり、パッド上にできるだけ長い時間滞留させたり、あるいは研磨くずを効率的に排出する目的のため、貫通孔や格子状、あるいは同心円状等の溝が形成されるのが一般的である。また、特殊な例として渦巻き状(例えば、特許文献1参照)や放射状(例えば、特許文献2参照)放射状と他形状との組み合わせ(例えば、特許文献3、特許文献4参照)の例も提案されている。
【0004】
【特許文献1】
2001−018163号公報(特許請求の範囲)
【特許文献2】
特開2002−144219号公報(特許請求の範囲)
【特許文献3】
特開2000−198061号公報(特許請求の範囲)
【特許文献4】
特開2001−138212号公報(特許請求の範囲)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、半導体デバイスの製造における半導体のデバイスの表面が必ずしも平坦でないため、半導体デバイスの製造における微細加工の線幅が細くかつ複雑になるにつれ、半導体デバイスの表面に段差が生じるようになってきている。
上記段差の存在により、配線切れや局所的な抵抗値の増大をもたらしたり、耐圧劣化やリークの発生を招いたりすると言う問題が生じる。また、段差の存在により半導体露光装置の焦点深度が実質的に浅くなるため、歩留まり及び信頼性を向上するため解像度を増大させようとすると焦点深度がより浅くなり加工が困難になると言う問題を持っていた。
【0006】
上記平坦性を向上させるためには、研磨剤スラリー及び研磨用パッドの選定や研磨条件の適正化が不可欠である。研磨用パッドの面から言えば、一般的には高弾性率な材質を適用することにより、より高い平坦化が実現すると言われている。しかし、パッドの高弾性率化は表面硬度の増大を引き起こし、研磨面の傷発生の要因となる。特に、デュアルダマシン法におけるCu研磨のような、研磨面が主に柔らかく化学反応性の高い金属よりなる場合はこの問題は致命的となる。そのため、研磨用パッドの材質の許容範囲は非常に狭くなっていた。また、上記のような研磨用パッドへの高弾性率材質の適用は、該パッドのウエハのうねりやそりへの追随性を低下せしめ、ウエハレベルの不均一性を引き起こしていた。そのため、ウエハレベルの均一性を上げるために、下地に低弾性率の発泡体層等が必須となっており、研磨用パッド製作の工程が複雑になっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、解像度を増大させた微細加工を容易に行うため半導体デバイスの平坦化向上を目指し、研磨用パッドの溝形状を種々検討し見出されたものである。
【0008】
すなわち、本発明の第一は、定盤に貼り付けて研磨対象物の研磨に使用する研磨用パッドにおいて、その表面に少なくとも二本以上の互いに交わらない曲線状の溝が形成されており、該曲線が閉曲線以外の曲線であることを特徴とする研磨用パッドに関する。
【0009】
本発明の第二は、研磨用パッドを回転する定盤上に貼り付け、前記定盤上方にて前記定盤の回転中心から偏倚して回転するホルダーにより研磨対象物をその表面を該研磨用パッドに対峙させた状態で保持すると共に、研磨剤を該研磨用パッド上に供給し、かつ該定盤及び該ホルダーを回転して、研磨対象物を研磨する方法において、該研磨用パッドとして上記の研磨用パッドを使用することを特徴とする研磨方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の研磨用パッド表面に形成されている曲線状の溝は、互いに交わらない2本以上の閉曲線以外の曲線状であればその形状に特に制限はなく、例えば、円弧、放物線、楕円弧、双曲線、直線、直線と屈曲点をひとつ以上有する曲線、波形など複数の曲線終始点を有する曲線、これらの組み合わせ等が挙げられる。また、曲線状の溝は、研磨用パッドの表面内に両端があってもよく、一端が研磨用パッドの表面内、多端が研磨用パッドの外周まで至っていてもよく、また、両端が研磨用パッドの外周まで至っていてもよい。例えば、曲線状の溝が、各々、該研磨用パッドの外周の互いに異なる2点を結ぶ曲線状の溝であることが好ましい。
【0011】
また特に、上記研磨用パッドが円形である場合、その半径をr、表面に形成された曲線状の溝の曲率半径をRとしたとき、溝の形状は、R/r=0.1〜10の中から選ばれる任意の曲率半径を有する円弧からなることが望ましい。また、その一部あるいは全部が直線からなっていても良い。好ましくは、R/r=2〜5、さらにより好ましくは2〜3から選ばれる任意の曲率半径を有する円弧からなることが好ましい。
【0012】
表面に形成される溝の断面形状は、長方形、正方形等の矩形、半円形、楕円弧形、V字形、鳩尾形等、特に制限はない。曲線状の溝の開口部の幅は、0.1〜10mmが好ましく、0.3〜2mmがより好ましく、溝の深さは0.3〜1.0mmが好ましく、0.4〜0.9mmがより好ましい。曲線状の溝の間隔は、1.0〜50mmが好ましく、1.5〜20mmがより好ましく、等間隔であっても、等間隔でなくてもよいが、通常、等間隔であることが好ましい。
【0013】
本発明の、研磨用パッドの表面の曲線状の溝の形状についてその一例を図1に示す。なお、本発明はこの図に限定されるものではない。円形の研磨用パッドの表面に、研磨用パッド外周1の互いに異なる2点を結ぶ円弧状の溝2が、複数形成されている。全ての溝2は溝間隔を等しくする同心円の円弧状であり、いずれも、1aで示される研磨用パッドの半径rと2aで示される溝の曲率半径Rが、R/r=0.1〜10の関係の範囲内にある。
【0014】
使用する研磨用パッドの材質は、発泡あるいは均質なプラスチック系材料が広く使用できる。例えば、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、AS(アクリロニトリル−スチレン共重合体)、ABS(アクリロニトリル−ブタジエンゴム−スチレン共重合体)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、4−メチルペンテン−1、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアセタール等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン、エポキシ、不飽和ポリエステル、フェノール等の熱硬化性樹脂等、平板状に加工できる材質ならば制限されない。これらは、単一あるいは二種以上をアロイ化、あるいは張り合わせて使用しても良いし、さらに有機あるいは無機の繊維あるいは粒子状添加物を加えて使用しても良い。また、上記研磨用パッドと定盤の間に、研磨対象物のそりやうねりに対応するように、下地に低弾性率の不織布あるいは発泡体層をべつに接着あるいは形成して使用しても良い。
【0015】
上記の研磨用パッドの材質の引張弾性率は、0.01〜100GPaが好ましく、より好ましくは0.1〜10GPaである。引張弾性率が高ければ、平坦性は向上するが傷が発生しやすくなる。また、ウエハレベルの均一性を上げるためには、下地に低弾性層が必須となる。一方、反対に、弾性率が低くなれば、表面の硬度が低下し研磨速度が低下する。ここで、研磨用パッドの材質の引張弾性率は、JIS K 7113に準拠し、1号試験片を用いて測定する。
研磨用パッドの厚さは、0.5〜3.0mmが好ましく、0.9〜2.0mmがより好ましい。研磨用パッドの表面は、必要に応じ、溝の形成前又は後に、ドレッシング処理してもよい。
【0016】
研磨装置定盤への上記研磨用パッド固定は、両面接着テープ等の接着剤を研磨面の逆側に使用することができる。また、発泡ポリウレタンや不織布等からなる低弾性率のサブパッドを介してとりつけても良い。
【0017】
以下、本発明の研磨対象物の研磨方法の一例として、基板の研磨方法について説明する。
研磨基板として、例えば、半導体チップ上のビアホールと配線溝とをドライエッチングで形成した層間絶縁膜上に、開口部と内壁を完全に覆うようにバリア膜、さらにその上にCu膜を成長させて完全に開口部を埋め込んだ状態の基板が挙げられる。
【0018】
本発明に使用するCMP研磨剤は特に定めないが、例えば、Cu用研磨剤として、添加剤と防食剤を水に分散させ、さらに金属の酸化剤を添加した研磨剤が挙げられる。
上記添加剤とは、例えば、pHを調整し金属及び金属酸化物を水溶性のイオンへと変化せしめる金属溶解剤、及び水溶性ポリマー等が挙げられる。
【0019】
金属溶解剤は、水溶性のものであれば特に制限はないが、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、吉草酸、2−メチル酪酸、n−ヘキサン酸、3,3−ジメチル酪酸、2−エチル酪酸、4−メチルペンタン酸、n−ヘプタン酸、2−メチルヘキサン酸、n−オクタン酸、2−エチルヘキサン酸、安息香酸、グリコール酸、サリチル酸、グリセリン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、フタル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等の有機酸、これらの有機酸エステル及びこれら有機酸のアンモニウム塩等が挙げられる。また、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸、これら無機酸のアンモニウム塩類、例えば過硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム等、クロム酸等、及びアンモニア等が挙げられる。
【0020】
水溶性ポリマーとしては、例えばアルギン酸、ペクチン酸、カルボキシメチルセルロース、寒天、カードラン及びプルラン等の多糖類;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸、ポリリシン、ポリリンゴ酸、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸アンモニウム塩、ポリメタクリル酸ナトリウム塩、ポリアミド酸、ポリマレイン酸、ポリイタコン酸、ポリフマル酸、ポリ(p−スチレンカルボン酸)、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、アミノポリアクリルアミド、ポリアクリル酸アンモニウム塩、ポリアクリル酸ナトリウム塩、ポリアミド酸アンモニウム塩、ポリアミド酸ナトリウム塩及びポリグリオキシル酸等のポリカルボン酸、ポリカルボン酸エステル及びそれらの塩;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びポリアクロレイン等のビニル系ポリマー等が挙げられる。ただし、適用する基体が半導体集積回路用シリコン基板などの場合は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲン化物等による汚染は望ましくないため、酸若しくはそのアンモニウム塩が望ましい。水溶性ポリマーの重量平均分子量は、500以上とすることが好ましく、1500以上とすることがより好ましく、5000以上とすることが特に好ましい。重量平均分子量の上限は特に規定するものではないが、溶解性の観点から500万以下とすることが好ましい。重量平均分子量が500未満では高い研磨速度が発現しない傾向がある。
【0021】
本発明に使用できる防食剤としては特に制限はないが、例えばピリミジン、1,2,4−トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、1,3,6,7,8−ヘキサハイドロ−2H−ピリミド[1,2−a]ピリミジン、1,3−ジフェニル−ピリミジン−2,4,6−トリオン、1,4,5,6−テトラハイドロピリミジン、2,4,5,6−テトラアミノピリミジンサルフェイト、2,4,5−トリハイドロキシピリミジン、2,4,6−トリアミノピリミジン、2,4,6−トリクロロピリミジン、2,4,6−トリメトキシピリミジン、2,4,6−トリフェニルピリミジン、2,4−ジアミノ−6−ヒドロキシピリミジン、2,4−ジアミノピリミジン、2−アセトアミドピリミジン、2−アミノピリミジン、2−メチル−5,7−ジフェニル−(1,2,4)トリアゾロ(1,5−a)ピリミジン、2−メチルサルファニル−5,7−ジフェニル−(1,2,4)トリアゾロ(1,5−a)ピリミジン、2−メチルサルファニル−5,7−ジフェニル−4,7−ジヒドロ−(1,2,4)トリアゾロ(1,5−a)ピリミジン、4−アミノピラゾロ[3,4−d]ピリミジン等のピリジン類、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1H−1,2,4−トリアゾール、ベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−ジヒドロキシプロピルベンゾトリアゾール、2,3−ジカルボキシプロピルベンゾトリアゾール、4−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4−カルボキシ(−1H−)ベンゾトリアゾール、4−カルボキシ(−1H−)ベンゾトリアゾールメチルエステル、4−カルボキシ(−1H−)ベンゾトリアゾールブチルエステル、4−カルボキシ(−1H−)ベンゾトリアゾールオクチルエステル、5−ヘキシルベンゾトリアゾール、[1,2,3−ベンゾトリアゾリル−1−メチル][1,2,4−トリアゾリル−1−メチル][2−エチルヘキシル]アミン、トリルトリアゾール、ナフトトリアゾール、ビス[(1−ベンゾトリアゾリル)メチル]ホスホン酸等のトリアゾール類が挙げられる。これらは、2種以上を併用してもよい。
【0022】
本発明に用いられる金属の酸化剤としては、過酸化水素、硝酸、過ヨウ素酸カリウム、次亜塩素酸及びオゾン水から選ばれる少なくとも1種の化合物が挙げられる。上記の酸化性物質としては、過酸化水素が金属成分を含まず、かつ強酸ではないため最も好ましい。
金属の酸化剤の配合量は、酸化剤、金属溶解剤、金属防食剤、水溶性ポリマー及び水の総量100gに対して0.1〜50gとすることが好ましく、0.2〜40gとすることがより好ましく、0.3〜30gとすることが特に好ましい。配合量が0.1g未満では、金属の酸化が不十分で研磨速度が低く、50gを超えると、研磨面に荒れが生じる傾向がある。
【0023】
溶解剤成分の配合量は、金属の酸化剤、金属溶解剤、金属防食剤、水溶性ポリマー及び水の総量100gに対して0.001〜10gとすることが好ましく、0.01〜8gとすることがより好ましく、0.02〜5gとすることが特に好ましい。この配合量が0.001g未満になると研磨カスが増加する傾向があり、10gを超えると、エッチングの抑制が困難となる傾向がある。
金属防食剤の配合量は、金属の酸化剤、金属溶解剤、金属防食剤、水溶性ポリマー及び水の総量100gに対して0.001〜10gとすることが好ましく、0.01〜8gとすることがより好ましく、0.02〜5gとすることが特に好ましい。この配合量が0.001未満では、エッチングの抑制が困難となる傾向があり、10gを超えると研磨速度が低くなってしまう傾向がある。
【0024】
水溶性ポリマーの配合量は、金属の酸化剤、金属溶解剤、金属防食剤、水溶性ポリマー及び水の総量100gに対して0〜10gとすることが好ましく、0.01〜8gとすることがより好ましく、0.02〜5gとすることが特に好ましい。この配合量が10gを超えると、研磨速度が低下する傾向がある。
また、本発明に使用するCMP研磨剤は、シリカ、アルミナ、セリア、チタニア、ジルコニア及びゲルマニア等の砥粒を含んでいても良い。砥粒を使用する場合、コロイダルシリカ粒子あるいはアルミナ粒子が、特に好ましい。また、砥粒粒子含有量は、0.1〜20重量%のものが望ましい。該砥粒粒子はその製造方法を限定するものではないが、その平均径が、0.01〜1μmであることが好ましい。平均粒径が0.01μm以下では研磨速度が小さくなりすぎ、1.0μmを超えると傷になりやすい。
また、本発明に使用する研磨液には、上述した材料のほかに有機溶剤、界面活性剤、ビクトリアピュアブルー等の染料、フタロシアニングリーン等の含量等の着色剤を含有させてもよい。
【0025】
本発明の研磨用パッドは、上記の絶縁層の複合開口部を埋め込んでなる主にCu、Ta、TaNやAl等の金属を含む膜だけでなく、所定の配線板に形成された酸化珪素膜、ガラス、窒化珪素等の無機絶縁膜、ポリシリコンを主として含む膜、フォトマスク・レンズ・プリズムなどの光学ガラス、ITOなどの無機導電膜、ガラス及び結晶質材料で構成される光集積回路・光スイッチング素子・光導波路・光ファイバーの端面、シンチレータ等の光学用単結晶、固体レーザ単結晶、青色レーザLED用サファイア基板、SiC、GaP、GaAs等の半導体単結晶、磁気ディスク用ガラスあるいはアルミ基板、磁気ヘッド等を研磨することができる。
【0026】
研磨する装置に特に制限はないが、一例として、半導体基板を保持するホルダーと研磨用パッドを貼り付けた(回転数が変更可能なモータ等を取り付けてある)定盤を有する一般的な研磨装置がある。研磨条件に、特に制限はないが、研磨対象に応じて最適化を図ることが望ましい。研磨している間、研磨用パッドに研磨剤をポンプ等で連続的に供給する。この供給量には制限はないが、研磨用パッドの表面が常に研磨剤で覆われていることが好ましい。半導体基板研磨によるパッドの磨耗は、ドレッシングを行うことにより再生される。
研磨終了後の半導体基板は、流水中でよく水洗後、スピンドライア等を用いて半導体基板上に付着した水滴を払い落としてから乾燥させることが望ましい。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例及びその比較例によって本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜4
表1に研磨用パッドに使用した発泡及び非発泡ポリウレタン材質の硬度及び弾性率を示す。実施例1と比較例1、実施例2と比較例2、実施例3と比較例3、実施例4と比較例4においては、各々、同じ材料を用いて研磨用パッドを作製した。溝は、それぞれ厚さ2mm、直径380mmの円形の研磨用パッド上に、幅0.5mm、深さ0.4mm、溝の断面形状:長方形、ピッチ1.5mmで図1に示すような円弧状に形成した(溝は7本おきに図示した。)。円弧の曲率半径Rは、研磨用パッドの半径をrとすると、R/r=2〜3からえらばれた。研磨用パッドの材質の硬度は、高分子計器(株)製デュロメータD型を用いて、JIS K 7203に記載の硬質プラスチックの試験法により25℃で測定し、5回測定して平均値を求めた。
【0028】
比較例1〜4
比較例として、上記パッドと同じ材質について、最も一般的な形状である格子状溝を形成した。その溝の幅は2mm、深さは0.6mm、溝の断面形状:長方形、ピッチは15mmとした。
【0029】
なお、実施例1−3、比較例1−3で用いた非発泡ポリウレタンパッドは、以下の手順にて作成した。モノマーとしてのHEI−CAST3545A((株)エッチアンドケー製、ポリオール)と3400C((株)エッチアンドケー製、可塑剤)とをホモミキサーで混合した。さらにHEI−CAST3545B((株)エッチアンドケー製、イソシアネート)を加えホモミキサーで素早く撹拌分散し、減圧下において脱泡を行なった。原料成分の混合割合HEI−CAST3545A:3400C:3545Bは、重量比で、実施例1及び比較例1は、90:10:108、実施例2及び比較例2は、80:20:96、実施例3及び比較例3は、70:30:84で混合した。混合物を厚み2mm、650cm角のシートを成形できる金型に流し込み、80℃で1時間加熱し硬化させた。一方、実施例4及び比較例4では、市販の発泡ポリウレタンパッド((株)ロデール社製、商品名IC1000)を用いた。
【0030】
【表1】
Figure 2004345014
【0031】
上記パッドを研磨装置の定盤に取り付け、#70番手のダイヤモンド砥石をつけたφ178mm、重さ3.2kg、接触面積27.5cmのリング状ドレッサーを用い、30分間表面を粗した。定盤及びドレッサーの回転速度は、それぞれ50rpmで、定盤及びドレッサーの回転中心は110mm偏倚しており、回転方向は両者とも反時計回りである。その後、以下に示す研磨剤を使用して、以下に示す配線なしあるいは配線を形成したシリコンウエハ基板を研磨し、研磨速度、研磨傷、及び平坦性の指標としてディッシングを測定した。
【0032】
(基板の研磨)
半径190mmの定盤を備えた小型研磨装置を用い研磨を行った。ウエハ基板取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記ウエハをセットし、加工面を下にして研磨装置の定盤上に取り付けた研磨用パッド上にセットする。下記研磨剤を15cc/minで供給しながら研磨した。定盤及びホルダーの回転速度は、それぞれ50rpmで、定盤及びホルダーの回転中心は110mm偏倚しており、回転方向は両者とも反時計回りである。このときの加工荷重は4×10Paとした。
【0033】
(研磨剤)
銅用の研磨液として、砥粒フリー研磨液(日立化成工業(株)製 HS−C430スラリー)を使用した。使用時には、体積比で研磨液:過酸化水素水=7:3で混合した。
【0034】
(研磨速度の評価)
厚さ1μmの銅膜を形成した配線形成のない二酸化シリコン膜層付きシリコン基板(直径127mm、厚さ0.78mm)を用い、2分間研磨を行った。研磨前後の銅膜厚を、ナプソン(株)製Model RT−7を用いてシート抵抗値を測定し、抵抗率から膜厚を計算し、CMP前後での膜厚差を求め計算した。
【0035】
(研磨傷の評価)
研磨速度の評価を行った基板を用い、目視で傷の評価を行った。
【0036】
(ディッシング量)
厚さ0.78mm、直径127mmのシリコン基板上の厚さ2.2μmの二酸化シリコン膜中に深さ0.5μmの溝を形成して、公知のスパッタ法によってバリア層として厚さ0.1μmの窒化タンタル膜を形成し、同様にスパッタ法により厚さ1.5μmの銅膜を形成して公知の熱処理によって埋め込んだシリコン基板を基板として用いて銅膜の研磨とバリア層の研磨とからなる2段研磨を行い、触針式段差計(Veeco/Sloan社製Dektat3030)で配線金属部(銅)幅100μm、絶縁膜(二酸化シリコン)部幅100μmが交互に並んだストライプ状パターン部の表面形状から、絶縁膜部に対する配線金属部の膜減り量を測定した。
【0037】
実施例及び比較例の研磨用パッドを用いて、加工荷重4×10Paで研磨し評価した結果を表2に示す。実施例と比較例は、材質は同様で、溝形状のみ異なる。円弧状溝を形成した実施例では研磨面に傷の発生は認められず、ディッシングはいずれも同じ材質を使用し格子状溝を形成した比較例に比べ、低いレベルに抑えられている。また、格子状溝を形成した比較例の研磨用パッドの場合、弾性率が高くなるほどディッシングが小さくなる傾向にあるが、検討した中で最も高弾性率である比較例3では、研磨面に傷が多量に発生し、ディッシングの測定が不可能であった。
【0038】
【表2】
Figure 2004345014
【0039】
以上の検討から、本発明による特徴ある溝を形成した研磨用パッドを使用すれば、低弾性率域では、同じ弾性率あるいは硬度を有する材質を用いても通常の溝形状のものに比べディッシングをおさえ平坦性を向上することができる。また、高弾性率域では、研磨傷が発生しにくい。このため、通常の溝を形成したものよりも、研磨用パッド材質の適用領域が広くなる。また、低弾性域の材質を使用すれば、アンダーパッドが不必要となる。
【0040】
以下に、高弾性率でかつ本発明における溝を形成された研磨用パッドの例を示す。
実施例5
ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維(デュポン製「ケブラー」、繊維径12.5μm、繊維長3mm)、マトリックス樹脂としてABS樹脂ペレットを押し出し成型機にて溶融混合し、タブレット化する。ここで、ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド繊維含有率は、10重量%になるように調整した。タブレットを大型乾燥機にて120℃、5h乾燥した後、押し出し成型及びロールを用いて、厚さ1.2mm、幅1mのシート状成形品を作成した。この繊維含有樹脂シートの引張弾性率は、2.45GPaであった。
このシート状成型物に実施例1と同様の溝を形成した後、円形に切り出た。さらに、前記加工面の反対側に両面接着テープをはりつけ研磨用パッドとした。
【0041】
実施例6
パラ系アラミド繊維チョップ(繊維径:12.5μm、繊維長:5mm、帝人製「テクノーラ」)と、メタ系パラ系アラミド繊維チョップ(繊維径:25μm、繊維長:6mm、帝人製「コーネックス」)を混抄し、水溶性エポキシ樹脂バインダ(大日本インキ化学(株)製、「Vコート」)の20重量%水溶液をスプレーした後150℃、3分間加熱乾燥した。その結果、70g/mの不織布を得た。この不織布を300℃、線圧力196kN/mの熱ロール間に通して、加熱圧縮した。
【0042】
上記不織布に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル(株)製、EP−828SK)、100重量部に対し、ジシアンジアミドを20重量部、2−エチル−4−メチルイミダゾール0.1重量部、メチルエチルケトンを40重量部加えたワニスを含浸した。含浸後、不織布を170℃、5分間乾燥しプリプレグとした。前記プリプレグの樹脂付着量は、50重量%、厚さ0.1mmに調整した。
【0043】
上記プリプレグを15枚重ね、上下に離型フィルム(ポリプロピレン、50μm厚)を配置、鏡面板にはさむ。厚さ10mmクッション紙を介してプレス熱盤間で加熱加圧成形する。ここで、成形条件は、175℃、400kPa、120分間とした。結果、厚さ1.5mmの積層板を得た。積層板の引張弾性率は6.7GPaであった。これを、円形に切り出し、表面を、#70のダイヤモンド砥石を用いて実施例1〜4比較例1〜4と同様にして表面を削り込んだ後、実施例1と同様の溝を加工した。
【0044】
上記実施例5及び6に示される高弾性率パッドを用い、研磨液として、砥粒フリー研磨液(日立化成工業(株)製 HS−C430スラリー)及びこれに二次粒子の平均径が35nmのコロイダルシリカを加え0.37重量%に調整した砥粒入り研磨液を使用したほかは、実施例1〜4及び比較例1〜4と同様にして研磨を行った。研磨液は、使用時に、体積比で研磨液:過酸化水素水=7:3で混合した。表3にその結果を示す。
【0045】
【表3】
Figure 2004345014
【0046】
実施例5及び6から、比較例とくらべはるかに高弾性率なパッドでも、本発明による溝を表面に形成することにより傷の発生がおさえられかつディッシングを小さくすることが可能であることがわかる。
【0047】
実施例7
図2に示す複数の直線状溝3(溝は10本おきに図示した)を形成した他は、実施例4と同様にして研磨パッドを作成した。ここで、直線状溝3は、パッドの中心と外周1とを結ぶ一本の直線(以下、中心線4とよぶ)を選び、それと中心点で直角に交差するように形成した。得られた研磨用パッドを用いて、実施例1〜4及び比較例1〜4と同様にして研磨を行った。結果を表4に示す。
【0048】
実施例8
図3に示す一本の直線状溝3及び複数の楕円弧状溝5(溝は7本おきに図示した)を形成した他は、実施例4と同様にして研磨用パッドを作成した。直線状溝3は、中心線4とパッドの中心点で直角に交差するように形成した。楕円弧状溝5は、中心線4と直角に交わる直線上に楕円の焦点をおいて作成した。ここで、ピッチとは中心線4上における溝間隔のことである。得られた研磨用パッドを用いて、実施例1〜4及び比較例1〜4と同様にして研磨を行った。結果を表4に示す。
【0049】
実施例9
図4に示す複数の放物線状溝6(溝は7本おきに図示した)を形成した他は、実施例4と同様にして研磨用パッドを作成した。溝は中心線4上に各放物線状溝6のそれぞれの放物線の焦点及び準線をおいた。ここで、ピッチとは、中心線4上における溝間隔のことである。得られた研磨用パッドを用いて、実施例1〜4及び比較例1〜4と同様にして研磨を行った。結果を表4に示す。
【0050】
【表4】
Figure 2004345014
直線状溝のみ、直線状溝及び楕円弧状溝、放物線状溝を形成した場合でも、実施例1〜4に示される円弧状溝を形成した場合と同様に、平坦性に優れた研磨を行なうことができた。
【0051】
【発明の効果】
本発明の溝を形成したCMP用研磨用パッドを使用すれば、従来溝を形成したパッドに比べ、低弾性率低硬度パッドであっても平坦化が行える。また、反対に高弾性率高硬度パッドであっても、傷の発生をみない。その結果、研磨用パッド材質の採用領域が広くなる、あるいはアンダーパッドが不要で、といった効果が得られる。
本発明のCMP用研磨用パッドを用いた研磨方法をとれば、層間絶縁膜、BPSG、シャロー・トレンチ分離、金属薄膜の研磨及び平坦化が効果的に行うことができ、微細配線化、高多層化が容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨用パッドの一態様を示す平面図。
【図2】本発明の研磨用パッドの他の一態様を示す平面図。
【図3】本発明の研磨用パッドの他の一態様を示す平面図。
【図4】本発明の研磨用パッドの他の一態様を示す平面図。
【符号の説明】
1 研磨用パッド外周
1a 研磨用パッドの半径;r
2 溝
2a 溝の曲率半径のひとつ;R
3 直線状溝
4 中心線
5 楕円弧状溝
6 放物線状溝

Claims (8)

  1. 定盤に貼り付けて研磨対象物の研磨に使用する研磨用パッドにおいて、その表面に少なくとも二本以上の互いに交わらない曲線状の溝が形成されており、該曲線が閉曲線以外の曲線であることを特徴とする研磨用パッド。
  2. 該曲線状の溝が、各々、該研磨用パッドの外周の互いに異なる2点を結ぶ曲線状の溝であることを特徴とする請求項1記載の研磨用パッド。
  3. 研磨用パッドが半径rの円形であり、各溝が曲率半径Rを有し、R/r=0.1〜10である円弧状の溝であることを特徴とする請求項1又は2記載の研磨用パッド。
  4. 表面に形成された溝の少なくとも一本が直線状の溝であることを特徴とする請求項1又は2記載の研磨用パッド。
  5. 表面に形成された溝の少なくとも一本が放物線状の溝であることを特徴とする請求項1又は2記載の研磨用パッド。
  6. 表面に形成された溝が等間隔に配置されてなることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の研磨用パッド。
  7. 研磨用パッドを回転する定盤上に貼り付け、前記定盤上方にて前記定盤の回転中心から偏倚して回転するホルダーにより研磨対象物をその表面を該研磨用パッドに対峙させた状態で保持すると共に、研磨剤を該研磨用パッド上に供給し、かつ該定盤及び該ホルダーを回転して、研磨対象物を研磨する方法において、該研磨用パッドとして請求項1〜6いずれか記載の研磨用パッドを使用することを特徴とする研磨方法。
  8. 研磨対象物表面の主に金属よりなる層を研磨することを特徴とする請求項7記載の研磨方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231437A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nitta Haas Inc 研磨布および該研磨布の製造方法
JP2015160258A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 ニッタ・ハース株式会社 研磨パッド及び研磨パッドピース
JP2016525459A (ja) * 2013-07-31 2016-08-25 ネクスプラナー コーポレイション 低密度研磨パッド

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