JP2004344918A

JP2004344918A - Die fixing device

Info

Publication number: JP2004344918A
Application number: JP2003143671A
Authority: JP
Inventors: Shiro Hayashi; 史郎林
Original assignee: Amada Co Ltd
Current assignee: Amada Co Ltd
Priority date: 2003-05-21
Filing date: 2003-05-21
Publication date: 2004-12-09
Anticipated expiration: 2023-05-21
Also published as: JP4233921B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a die fixing device which can surely fix a die by using a fastening plate in an integrated structure, and which can be easily and quickly mounted and can eliminate the effects of clamping force on the processing accuracy of components. <P>SOLUTION: The die fixing device has the fastening plate 5 for fixing the die D in cooperation with a holder body 4. A plurality of slits S, S' are provided in the longitudinal direction of the fastening plate 5. In this case, the slits S, S' are provided to the upper part of the fastening plate 5. A cylinder 10 for rotationally driving the fastening plate is built in the position corresponding to the lower part of the fastening plate 5 in the holder body 4. Also, the intervals and depths of the slits S, S' are made uneven. As a result, the strength at the external gripping part T, which is formed between both ends of the external slits S' and the fastening plate 5, is made larger than that of at the internal gripping part t formed between the internal slits S. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は金型固定装置、特にプレスブレーキのような曲げ加工機に使用される金型固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
【０００３】
従来より、プレスブレーキの金型固定装置としては、例えば図１２又は特開２００２−２１９５１７に開示されたものがある。
【０００４】
このうち、図１２に示す金型固定装置２０１は、下部テーブル２０３上に、ベース２０５を介して取り付けられホルダ本体２０７を有し、該ホルダ本体２０７の前面２０７Ａには、ボルト２１７を介して締め板２１５が取り付けられている。
【０００５】
また、上記締め板２１５上部後面２１５Ｂには、複数のウレタンゴム２１９が若干突出した状態で埋設されている。
【０００６】
この構成により、ダイ２０９を、ホルダ本体２０７の水平な支持面２１１上に戴置させると共に、該ダイ２０９の後面２０９Ｂを、ホルダ本体２０７の垂直な当接面２１３に当接させ、ボルト２１７を締め付ければ、前記ウレタンゴム２１９の弾性により、締め板２１５とダイ２０９間の隙間が殆ど無くなる。
【０００７】
これにより、ダイ２０９は、ホルダ本体２０７に対して確実に固定される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上記図１２において、締め板２１５は、一体構造であり、そのため、一枚の締め板２１５でそれより短い長さ（Ｘ軸方向（紙面に垂直な方向））のダイ２０９を固定しようとすると、締め板２１５全体が撓んでしまい、均一なクランプ力が得られず、ダイ２０９を確実に固定できない。
【０００９】
そのために、既述したように、締め板２１５とダイ２０９との当接部分である上部後面２１５Ｂに、複数のウレタンゴム２１９を若干突出した状態で埋設することにより、前記締め板２１５とダイ２０９間の隙間を無くし、ダイ２０９を確実に固定できるようにした。
【００１０】
しかし、このウレタンゴム２１９は、ダイ２０９に付着した油により劣化し易く、劣化したウレタンゴム２１９のクランプ力は低下し、しかも複数のウレタンゴム２１９の劣化の程度はそれぞれ異なる。
【００１１】
その結果、ダイ２０９を、その長手方向（Ｘ軸方向）にわたって均等なクランプ力で固定することができない。
【００１２】
更に、上記一体構造の締め板２１５は、金型との当接部分である上部に、既述した複数のウレタンゴム２１９や、例えば特開２００１−３００１０に開示されているように、複数の弾性部材２３（例えば同公報の図２）を設けることにより、締め板と金型との間に隙間ができないようにしている。
【００１３】
その結果、従来の締め板は、部品点数が多く、そのため、各部品の加工精度が金型に対するクランプ力に影響を及ぼし、金型を確実に固定できない場合があり、また、多くの部品を取り付けなければならないため、その分だけ、ホルダ本体に対する締め板の取り付け時間が長くなり、更に、コスト高になるなど種々の弊害がある。
【００１４】
本発明の目的は、一体構造の締め板を用いることにより、金型を確実に固定すると共に、容易迅速に取り付け可能であり、部品による加工精度のクランプ力に対する影響を無くすことができる金型固定装置を提供する。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
ホルダ本体４と協働してダイＤを固定する締め板５を有し、該締め板５の長手方向に、複数のスリットＳ、Ｓ′を設けたことを特徴とする金型固定装置９という技術的手段を講じている。
【００１６】
上記本発明の構成によれば、一体構造の締め板５を（図１）用い、金型との当接部分である該締め板５の上部にスリットＳ、Ｓ′を設けたことにより、該締め板５の上部は、複数の把持部ｔ、Ｔに分割されるので、該締め板５の上部が（図９）、ダイの前面ＤＡに当接しようとすると、該締め板５上部の全体が（例えば図７）、ダイの前後方向（Ｙ軸方向）の厚さに応じて、弾性変形し、締め板５と金型との間に隙間を形成すること無く、該当するダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３に密着することにより、金型を確実に固定することができ、また、このように、締め板５上部を、複数の把持部ｔ、Ｔで分割したことにより、金型との隙間を無くすための従来のウレタンゴムのような部品が不要となったので、部品の取り付け時間が省略され、その分だけ、締め板５を、ホルダ本体４に対して容易迅速に取り付けることができると共に、部品による加工精度のクランプ力に対する影響を無くすことができる。
【００１７】
従って、本発明によれば、一体構造の締め板を用いることにより、金型を確実に固定すると共に、容易迅速に取り付け可能であり、部品による加工精度のクランプ力に対する影響を無くすことができる金型固定装置を提供することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図１は本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【００１９】
図１の金型固定装置９は、ダイＤを支持するホルダ本体４と、その前面４Ｂの締め板５により構成されている。
【００２０】
この場合、上記ダイＤは、よく知られているように、後述するパンチＰと（図９〜図１１）協働してワークＷ（図１１）に曲げ加工を施す。
【００２１】
上記ホルダ本体４は（図１）、ボルト７とナット８によりベース３に固定され、ベース３は、後述する下部テーブル２に取り付けられている。
【００２２】
また、ホルダ本体４は、長手方向（Ｘ軸方向）に一体的に設けられ、該ホルダ本体４には、長手方向に段差部４Ａが形成され、該段差部４Ａには、上記ダイＤが戴置される。
【００２３】
上記段差部４Ａには、ダイ当接面４Ｃが垂直状に設けられ、該ダイ当接面４Ｃには、ダイＤの後面ＤＣが当接するようになっている（図９）。
【００２４】
このホルダ本体４（図１）の段差部４Ａに平行して、該ホルダ本体４の前面４Ｂには、締め板５が長手方向に複数配置され、この場合、一枚の締め板５（図２）で複数のダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を固定する場合もあり、複数の締め板５で１つのダイＤを固定する場合もある。
【００２５】
上記複数配置された締め板５（図１）のそれぞれは、締め板回転支点用ボルト６Ａと締め板ストッパ用ボルト６Ｂを介して、ホルダ本体４の前面４Ｂに取り付けられ、該ホルダ本体４内であって締め板５の下部に対応する位置には、締め板回転駆動用シリンダ１０（例えば油圧シリンダ）が内蔵されている。
【００２６】
この構成により、上記締め板回転駆動用シリンダ１０を作動すれば、そのピストンロッド１０Ａが（図９）締め板５の下部を押圧することにより、該締め板５は、前記ボルト６Ａを支点として例えば時計方向αに回転する。
【００２７】
これにより、締め板５の上部が、前記ダイＤの前面ＤＡに当接するが、このとき、後述するように（例えば図７）、金型との当接部分である締め板５上部が弾性変形することにより、ダイＤとの間に隙間が形成されること無くそれに密着し、最適なクランプ力Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３で該当するダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を把持し、各ダイは確実に固定される。
【００２８】
即ち、上記締め板５は（図１）、金型との当接部分である上部に、従来のようなウレタンゴムなどの部品が取り付けられていない一体構造となっている。
【００２９】
そして、このような一体構造の締め板５は（図９）、既述したように、ホルダ本体４に内蔵された締め板回転駆動用シリンダ１０により、回転することにより、ダイＤを固定するが、この締め板回転駆動用シリンダ１０は、図３〜図５に示すように、ホルダ本体４内であって締め板５の下部両側に対応する位置に内蔵されている。
【００３０】
従って、ダイを固定する際には、締め板５の両側のみにクランプ力が強く働き、中央部が撓んでしまい、若しダイが締め板５の中央部に配置されたときには、このダイＤは、確実に固定されないことになる。
【００３１】
このため、本発明では、締め板５の金型当接部分である上部に、長手方向（Ｘ軸方向）に沿ってスリットＳ、Ｓ′を設けることにより、該締め板５上部を複数の把持部ｔ、Ｔに分割し、締め板５上部が、ダイに当接した場合に、該ダイＤの前後方向（Ｙ軸方向）の厚さに応じて、既述したように（例えば図７）、弾性変形するようにし、ダイに密着するようにしてそれを確実に固定している。
【００３２】
この場合、締め板５上部（例えば図３）に形成される各把持部ｔ、Ｔは、前記締め板回転駆動用シリンダ１０による押圧力との関係において、弾性限界内で一定の強度を有する必要があり、このような観点から、各把持部ｔ、Ｔを形成するためのスリットＳ、Ｓ′の間隔と深さを決定する。
【００３３】
例えば、１つの把持部の強度が大き過ぎると、他の把持部と共にダイを把持しようとしても、該ダイと締め板との間に隙間が形成されてしまい、最適なクランプ力が得られずに、金型を確実に固定できないことがある。
【００３４】
また、これとは反対に、１つの把持部の強度が小さ過ぎると、締め板回転駆動用シリンダ１０（図１）による押圧力に耐えることができず、締め板が破損することがある。
【００３５】
従って、把持部の強度が、大き過ぎることも、小さ過ぎることもなく、最適なクランプ力でダイを把持するためには、次のようにするのが好ましい。
【００３６】
即ち、若し、スリットの間隔と深さを全て均一にした場合には、全ての把持部の強度も均一になる。
【００３７】
従って、例えば図７に示すように、一枚の締め板５のみでダイを固定するようなときには、同じ強度の複数の把持部のそれぞれに、シリンダ１０からの押圧力が負荷されるので、各把持部は、破損することなく、最適なクランプ力Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３で該当するダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を把持することができる。
【００３８】
しかし、例えば図８に示すように、２枚の締め板５でダイを固定するようなときには、締め板５の左右端の把持部のみに、シリンダ１０からの押圧力が負荷される場合がある。
【００３９】
例えば、図８において、ダイＤの右端は、右側の締め板５で固定されるが、この場合には、該締め板５の左端の把持部Ｔだけが実際に作用し、該把持部Ｔには、シリンダ１０からの押圧力の全てが負荷され、このため、該把持部Ｔが破損するおそれがある。
【００４０】
このため、締め板５の左右端の把持部Ｔ、即ち外側の把持部Ｔの強度は、内側の把持部ｔの強度よりも大きくする必要がある。
【００４１】
このような考えに基づいて、図３に示すように、締め板５の上部にスリットを設ける場合には、外側のスリットＳ′の深さと内側のスリットＳの深さを等しくした状態で、外側のスリットＳ′と締め板５の両端との間の間隔Ｂを、内側のスリットＳ間の間隔Ａよりも大きくする。
【００４２】
これにより、外側の把持部Ｔの幅Ｂが内側の把持部ｔの幅Ａよりも大きくなるので、既述したように、外側把持部Ｔの強度は、内側把持部ｔの強度よりも大きくなる。
【００４３】
具体的には、図示するように、１２４．５ｍｍ×４７ｍｍの寸法の締め板５の上部にスリットＳ、Ｓ′を設ける場合には、外側のスリットＳ′の深さと内側のスリットＳの深さを、ｈ＝１０〜１５ｍｍで等しくし、内側のスリットＳ間の間隔Ａ＝５〜１０ｍｍとすれば、外側のスリットＳ′と締め板５の両端との間の間隔Ｂ＝Ａ×（１．２〜１．５）とする。
【００４４】
また、図４に示すように、締め板５の上部にスリットを設ける場合には、外側のスリットＳ′と締め板５の両端との間の間隔Ｂと、内側のスリットＳ間の間隔Ａとを等しくした状態で、外側のスリットＳ′の深さＨを、内側のスリットＳの深さｈより小さくし、これにより、外側把持部Ｔの強度を、内側把持部ｔの強度より大きくしてもよい。
【００４５】
更に、図５に示すように、締め板５の上部にスリットを設ける場合には、外側のスリットＳ′の深さＨを、内側のスリットＳの深さｈより小さくすると共に、外側のスリットＳ′と締め板５の両端との間の間隔Ｂを、内側のスリットＳ間の間隔Ａよりも大きくし、これにより、外側把持部Ｔの強度を、内側把持部ｔの強度より大きくしてもよい。
【００４６】
このように、本発明によれば、スリットＳ、Ｓ′の幅と深さを不均一にしたことにより、外側把持部Ｔの強度だけを大きくし、締め板５の破損を防止しているので、締め板５全体のクランプ力は、スリットＳ、Ｓ′の幅と深さを均一にした場合に比べて、若干低下する。
【００４７】
しかし、本発明によれば、図６に示すように、１枚の締め板５で最小のダイＤ′を固定する場合でも、外側把持部Ｔだけでなく、それと隣接する内側把持部ｔと共に該最小のダイＤ′を把持するように、予め把持部とダイの大きさを設定しておけば、金型は確実に固定できる。
【００４８】
このことは、内側把持部ｔだけでダイを把持する場合も、同様であり、少なくとも隣接する２つの内側把持部ｔで、最小のダイＤ′を把持するように、予め把持部とダイの大きさを設定しておく。
【００４９】
換言すれば、本発明による把持部ｔ、Ｔの幅、即ち、スリットＳ、Ｓ′の間隔（内側のスリットＳ間の間隔Ａ、又は外側のスリットＳ′と締め板５の両端との間の間隔Ｂ）は、最小のダイＤ′の長手方向（Ｘ軸方向）の幅Ｌよりも小さい。
【００５０】
上記構成を有する金型固定装置９は、例えばプレスブレーキに（図１０、図１１）適用される。
【００５１】
このプレスブレーキは、機械本体の両側に側板３０を有し、該側板３０の上部には、上部テーブル１が取り付けられ、該上部テーブル１には、ホルダを構成する中間板３２を介して、パンチＰが装着されている。
【００５２】
また、側板３０の下部前方には、下部テーブル２が配置され、該下部テーブル２には、既述したホルダ本体４と締め板５から成る本発明による金型固定装置９を介して、ダイＤが装着され、該下部テーブル２は、その両側の油圧シリンダ３４により上下動するようになっている。
【００５３】
この構成により、操作盤３１を操作してＮＣ装置（図示省略）を始動状態にし、下部テーブル２の後方に配置されたバックゲージの突当３３にワークＷを（図１１）突き当てて位置決めした後、油圧シリンダ３４を作動して下部テーブル２を上昇させれば、前記パンチＰとダイＤの協働により、該ワークＷに対して所定の曲げ加工が施される。
【００５４】
以下、上記構成を有する本発明の作用を図７、図８に基づいて説明する。
【００５５】
（１）一枚の締め板５で、複数のダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を固定する場合の作用（図７）。
【００５６】
この場合は、図７に示すように、ホルダ本体４の段差部４Ａに、複数のダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を戴置させると共に、各ダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３の後面ＤＣを、該段差部４Ａのダイ当接面４Ｃに当接させる。
【００５７】
この状態で、ホルダ本体４に（例えば図９）内蔵された締め板回転駆動用シリンダ１０を作動すれば、既述したように、そのピストンロッド１０Ａが締め板５の下部を押圧するので、該締め板５は、ボルト６Ａを支点として例えば時計方向αに回転し、これにより、締め板５の上部が、前記ダイＤの前面ＤＡに当接しようとする。
【００５８】
この場合、既述したように（例えば図３）、締め板５上部には、複数のスリットＳ、Ｓ′が設けられており、それらスリットＳ、Ｓ′により、締め板５上部は、複数の把持部ｔ、Ｔに分割されており、このため、図７に示すように、各金型の前後方向（Ｙ軸方向）の厚さに応じて、金型との当接部分である締め板５上部全体が弾性変形する。
【００５９】
従って、図示するように、締め板５は、各金型Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３との間に隙間を形成すること無く、各金型に密着し、最適なクランプ力Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３で該当するダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を把持し、各ダイは確実に固定される。
【００６０】
（２）複数の締め板５で、１つのダイＤを固定する場合の作用（図８）。
【００６１】
この場合は、図８に示すように、例えば２枚の締め板５で、１つのダイＤを固定するものとし、図示するように、左側の締め板５全体で、該ダイＤの右端を除く部分を、右側の締め板５の左端に形成された把持部Ｔで、該ダイＤの右端をそれぞれ把持するものとする。
【００６２】
先ず、ホルダ本体４の段差部４Ａに、１つのダイＤを戴置させると共に、該ダイＤの後面ＤＣを、該段差部４Ａのダイ当接面４Ｃに当接させる。
【００６３】
次に、ホルダ本体４に（例えば図９）内蔵された締め板回転駆動用シリンダ１０を作動すれば、既述したように、そのピストンロッド１０Ａが、前記２枚の締め板５の下部を押圧するので、各締め板５は、ボルト６Ａを支点として例えば時計方向αに回転し、これにより、各締め板５の上部が、前記ダイＤの前面ＤＡに当接しようとする。
【００６４】
この場合、既述したように（例えば図３）、締め板５上部には、複数のスリットＳ、Ｓ′が設けられており、それらスリットＳ、Ｓ′により、締め板５上部は、複数の把持部ｔ、Ｔに分割されている。
【００６５】
このため、図８に示すように、左側の締め板５は、１つのダイＤの右端を除く部分の前後方向（Ｙ軸方向）の厚さに応じて、金型との当接部分である締め板５上部全体が弾性変形して密着し、該左側の締め板５は、最適なクランプ力Ｆ４で該ダイＤの右端を除く部分を把持する。
【００６６】
また、既述したように（図３）、締め板５上部を分割する複数の把持部ｔ、Ｔのうち、外側把持部Ｔの強度は、内側把持部ｔの強度より大きく設定されている。
【００６７】
従って、図８に示すように、右側の締め板５上部を分割する左端の外側把持部Ｈのみが、ダイＤの右端を把持し、その際に、該外側把持部Ｔに対して、締め板回転駆動用シリンダ１０（図１）からの全押圧力が負荷されたとしても、該外側把持部Ｔは、破損すること無く、最適なクランプ力Ｆ４で、該ダイＤの右端を把持することができる。
【００６８】
これにより、２枚の締め板５は、それぞれ最適なクランプ力Ｆ４、Ｆ５で前記１つのダイＤを把持し、該ダイＤは確実に固定される。
【００６９】
前記（１）、（２）のようにして金型を固定した後、下部テーブル２（図１１）の後方の突当３３にワークＷを突き当てて位置決めした後、油圧シリンダ３４を作動して下部テーブル２を上昇させれば、前記パンチＰとダイＤの協働により、該ワークＷに対して所定の曲げ加工が施される。
【００７０】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、次のような効果を奏する。
（１）一体構造の締め板５を（図１）用い、金型との当接部分である該締め板５の上部にスリットＳ、Ｓ′を設けたことにより、該締め板５の上部は、複数の把持部ｔ、Ｔに分割されるので、該該締め板５上部の全体が（例えば図７）、ダイの前後方向（Ｙ軸方向）の厚さに応じて、弾性変形し、締め板５と金型との間に隙間を形成すること無く、該当するダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３に密着することにより、金型を確実に固定することができる。
【００７１】
（２）また、このように、締め板５上部を、複数の把持部ｔ、Ｔで分割したことにより、金型との隙間を無くすための部品が不要となったので、部品の取り付け時間を省略することができ、その分だけ、締め板５を、ホルダ本体４に対して容易迅速に取り付けることができる。
【００７２】
（３）更に、上記したように、金型との隙間を無くすための部品が不要となったので、このような部品による加工精度のクランプ力に対する影響を無くすことができるようになった。
【００７３】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す全体斜視図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】本発明を構成する締め板５の第１実施形態を示す図である。
【図４】本発明を構成する締め板５の第２実施形態を示す図である。
【図５】本発明を構成する締め板５の第３実施形態を示す図である。
【図６】本発明を構成する締め板５のスリットＳ、Ｓ′の間隔と、ダイの長手方向（Ｘ軸方向）の幅との関係を示す図である。
【図７】本発明の作用説明図である（一枚の締め板５で複数のダイＤ１、Ｄ２、Ｄ３を固定する場合）。
【図８】本発明の作用説明図である（複数の締め板５で１つのダイＤを固定する場合）。
【図９】本発明の対象であるダイＤと、該ダイＤに対応するパンチＰを示す図である。
【図１０】本発明の適用例を示す斜視図である。
【図１１】図１０の側面図である。
【図１２】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
１上部テーブル
２下部テーブル
３ベース
４ホルダ本体
５締め板
６Ａ締め板回転支点用ボルト
６Ｂ締め板ストッパ用ボルト
７ホルダ本体固定用ボルト
８ホルダ本体固定用ナット
９金型固定装置
１０締め板回転駆動用シリンダ
Ｄ、Ｄ′、Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３ダイ
Ｐパンチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mold fixing device, and more particularly to a mold fixing device used in a bending machine such as a press brake.
[0002]
[Prior art]
[0003]
Conventionally, as a mold fixing device for a press brake, for example, there is one disclosed in FIG. 12 or JP-A-2002-219517.
[0004]
12 includes a holder main body 207 mounted on a lower table 203 via a base 205, and is fastened to a front surface 207 A of the holder main body 207 via bolts 217. A plate 215 is attached.
[0005]
Also, a plurality of urethane rubbers 219 are embedded in the upper rear surface 215B of the fastening plate 215 in a state of slightly protruding.
[0006]
With this configuration, the die 209 is placed on the horizontal support surface 211 of the holder main body 207, the rear surface 209B of the die 209 is brought into contact with the vertical contact surface 213 of the holder main body 207, and the bolt 217 is attached. When tightened, there is almost no gap between the fastening plate 215 and the die 209 due to the elasticity of the urethane rubber 219.
[0007]
Thereby, the die 209 is securely fixed to the holder main body 207.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
In FIG. 12, the fastening plate 215 has an integral structure. Therefore, when trying to fix the die 209 having a shorter length (X-axis direction (direction perpendicular to the paper surface)) with a single fastening plate 215, The entire fastening plate 215 is bent, a uniform clamping force cannot be obtained, and the die 209 cannot be reliably fixed.
[0009]
For this purpose, as described above, a plurality of urethane rubbers 219 are embedded in the upper rear surface 215B, which is a contact portion between the fastening plate 215 and the die 209, so as to protrude slightly, so that the fastening plate 215 and the die 209 are embedded. The gap between them was eliminated so that the die 209 could be fixed securely.
[0010]
However, the urethane rubber 219 is easily deteriorated by the oil adhering to the die 209, the clamping force of the deteriorated urethane rubber 219 is lowered, and the degree of deterioration of the plurality of urethane rubbers 219 is different.
[0011]
As a result, the die 209 cannot be fixed with a uniform clamping force over the longitudinal direction (X-axis direction).
[0012]
Furthermore, the above-described fastening plate 215 has a plurality of urethane rubbers 219 described above, or a plurality of elastic members as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-30010. By providing the member 23 (for example, FIG. 2 of the same publication), a gap is not formed between the fastening plate and the mold.
[0013]
As a result, the conventional fastening plate has a large number of parts, so the processing accuracy of each part affects the clamping force against the mold, and the mold may not be fixed securely, and many parts are attached. Therefore, the attachment time of the fastening plate to the holder main body is increased correspondingly, and there are various adverse effects such as an increase in cost.
[0014]
An object of the present invention is to fix a mold by using a fastening plate of an integral structure, and to fix the mold easily and quickly, and to eliminate the influence of the machining accuracy by parts on the clamping force. Providing the device.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides:
A mold fixing device 9 having a fastening plate 5 for fixing the die D in cooperation with the holder body 4 and having a plurality of slits S and S ′ provided in the longitudinal direction of the fastening plate 5. Take technical measures.
[0016]
According to the configuration of the present invention, the fastening plate 5 having an integral structure (FIG. 1) is used, and the slits S and S ′ are provided in the upper part of the fastening plate 5 which is a contact portion with the mold. Since the upper part of the fastening plate 5 is divided into a plurality of gripping portions t and T, when the upper part of the fastening plate 5 (FIG. 9) tries to contact the front surface DA of the die, the entire upper part of the fastening plate 5 is (For example, FIG. 7), the corresponding die D1, D2 is elastically deformed according to the thickness of the die in the front-rear direction (Y-axis direction) without forming a gap between the fastening plate 5 and the mold. By adhering to D3, the mold can be securely fixed, and the upper part of the fastening plate 5 is divided by the plurality of gripping parts t and T in this way, so that a gap with the mold is obtained. Since parts such as conventional urethane rubber to eliminate are no longer necessary, the installation time of parts is omitted, and only that much The clamping plate 5, it is easily quickly attached to the holder main body 4, it is possible eliminate the effect against the clamping force of the machining accuracy by the component.
[0017]
Therefore, according to the present invention, by using an integrally structured fastening plate, the mold can be securely fixed and can be easily and quickly mounted, and the influence of the machining accuracy of the parts on the clamping force can be eliminated. A mold fixing device can be provided.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the accompanying drawings by embodiments.
FIG. 1 is an overall perspective view showing an embodiment of the present invention.
[0019]
The mold fixing device 9 shown in FIG. 1 includes a holder body 4 that supports the die D and a fastening plate 5 on the front surface 4B.
[0020]
In this case, as is well known, the die D bends the workpiece W (FIG. 11) in cooperation with a punch P described later (FIGS. 9 to 11).
[0021]
The holder body 4 (FIG. 1) is fixed to the base 3 by bolts 7 and nuts 8, and the base 3 is attached to the lower table 2 described later.
[0022]
The holder body 4 is integrally provided in the longitudinal direction (X-axis direction). The holder body 4 is formed with a stepped portion 4A in the longitudinal direction, and the die D is applied to the stepped portion 4A. Placed.
[0023]
A die contact surface 4C is vertically provided on the stepped portion 4A, and a rear surface DC of the die D is in contact with the die contact surface 4C (FIG. 9).
[0024]
A plurality of fastening plates 5 are arranged in the longitudinal direction on the front surface 4B of the holder body 4 in parallel with the stepped portion 4A of the holder body 4 (FIG. 1). In this case, one fastening plate 5 (FIG. 2) is arranged. ) May fix a plurality of dies D 1, D 2, D 3, and may fix a single die D with a plurality of fastening plates 5.
[0025]
Each of the plurality of fastening plates 5 (FIG. 1) is attached to the front surface 4B of the holder body 4 via fastening plate rotation fulcrum bolts 6A and fastening plate stopper bolts 6B. At a position corresponding to the lower portion of the fastening plate 5, a fastening plate rotation driving cylinder 10 (for example, a hydraulic cylinder) is incorporated.
[0026]
With this configuration, when the fastening plate rotation driving cylinder 10 is operated, the piston rod 10A presses the lower part of the fastening plate 5 (FIG. 9), and the fastening plate 5 uses, for example, the bolt 6A as a fulcrum. Rotate clockwise α.
[0027]
As a result, the upper portion of the fastening plate 5 contacts the front surface DA of the die D. At this time, as will be described later (for example, FIG. 7), the upper portion of the fastening plate 5 that is a contact portion with the mold is elastically deformed. By doing so, the die D is in close contact with the die D without forming a gap, and the corresponding die D1, D2, D3 is gripped by the optimum clamping force F1, F2, F3, and each die is securely fixed. The
[0028]
That is, the fastening plate 5 (FIG. 1) has an integral structure in which a conventional part such as urethane rubber is not attached to the upper part which is a contact part with the mold.
[0029]
The fastening plate 5 having such an integral structure (FIG. 9) fixes the die D by rotating by the fastening plate rotation driving cylinder 10 built in the holder body 4 as described above. As shown in FIGS. 3 to 5, the fastening plate rotation driving cylinder 10 is built in the holder main body 4 at positions corresponding to both lower sides of the fastening plate 5.
[0030]
Therefore, when the die is fixed, the clamping force acts strongly only on both sides of the fastening plate 5 and the central portion is bent. When the die is disposed at the central portion of the fastening plate 5, the die D is It will not be securely fixed.
[0031]
Therefore, in the present invention, the upper portion of the fastening plate 5 is gripped by providing slits S and S ′ along the longitudinal direction (X-axis direction) at the upper portion of the fastening plate 5 which is a mold contact portion. As described above (for example, FIG. 7) according to the thickness of the die D in the front-rear direction (Y-axis direction) when the upper portion of the fastening plate 5 is in contact with the die. It is elastically deformed and firmly fixed so as to be in close contact with the die.
[0032]
In this case, each gripping portion t, T formed on the upper portion of the fastening plate 5 (for example, FIG. 3) needs to have a certain strength within the elastic limit in relation to the pressing force by the fastening plate rotation driving cylinder 10. From such a viewpoint, the interval and depth of the slits S and S ′ for forming the grips t and T are determined.
[0033]
For example, if the strength of one gripping part is too high, a gap will be formed between the die and the clamping plate even when trying to grip the die together with the other gripping part, and the optimum clamping force will not be obtained. The mold may not be fixed securely.
[0034]
On the other hand, if the strength of one gripping part is too small, the pressing force by the fastening plate rotation driving cylinder 10 (FIG. 1) cannot be resisted, and the fastening plate may be damaged.
[0035]
Therefore, in order to grip the die with the optimum clamping force without the strength of the gripping portion being too large or too small, the following is preferable.
[0036]
That is, if all the gaps and the depths of the slits are made uniform, the strength of all the gripping parts becomes uniform.
[0037]
Therefore, for example, as shown in FIG. 7, when the die is fixed with only one fastening plate 5, the pressing force from the cylinder 10 is applied to each of the plurality of grip portions having the same strength. The gripping portion can grip the corresponding dies D1, D2, and D3 with the optimum clamping forces F1, F2, and F3 without being damaged.
[0038]
However, for example, as shown in FIG. 8, when the die is fixed with two fastening plates 5, the pressing force from the cylinder 10 may be applied only to the grip portions at the left and right ends of the fastening plates 5. .
[0039]
For example, in FIG. 8, the right end of the die D is fixed by the right fastening plate 5, but in this case, only the gripping portion T at the left end of the fastening plate 5 actually acts, All of the pressing force from the cylinder 10 is loaded, which may cause damage to the grip portion T.
[0040]
For this reason, it is necessary to make the strength of the gripping portion T at the left and right ends of the fastening plate 5, that is, the strength of the outer gripping portion T greater than the strength of the inner gripping portion t.
[0041]
Based on such an idea, as shown in FIG. 3, when a slit is provided on the upper portion of the fastening plate 5, the outer slit S ′ and the inner slit S have the same depth in the outer side. The distance B between the slit S ′ and the both ends of the fastening plate 5 is made larger than the distance A between the inner slits S.
[0042]
As a result, the width B of the outer gripping portion T is greater than the width A of the inner gripping portion t, and as described above, the strength of the outer gripping portion T is greater than the strength of the inner gripping portion t. .
[0043]
Specifically, as shown in the figure, when the slits S and S ′ are provided on the upper portion of the fastening plate 5 having a size of 124.5 mm × 47 mm, the depth of the outer slit S ′ and the depth of the inner slit S are provided. Are equal at h = 10 to 15 mm, and the distance A between the inner slits S is 5 to 10 mm, the distance B between the outer slit S ′ and both ends of the fastening plate 5 is B = A × (1. 2 to 1.5).
[0044]
In addition, as shown in FIG. 4, when a slit is provided in the upper portion of the fastening plate 5, a gap B between the outer slit S 'and both ends of the fastening plate 5 and a gap A between the inner slits S , The depth H of the outer slit S ′ is made smaller than the depth h of the inner slit S, thereby making the strength of the outer gripping portion T greater than the strength of the inner gripping portion t. Also good.
[0045]
Further, as shown in FIG. 5, when a slit is provided in the upper portion of the fastening plate 5, the depth H of the outer slit S ′ is made smaller than the depth h of the inner slit S, and the outer slit S ′ And the distance between both ends of the fastening plate 5 are made larger than the distance A between the inner slits S, so that the strength of the outer gripping portion T is made larger than the strength of the inner gripping portion t. Good.
[0046]
As described above, according to the present invention, since the widths and depths of the slits S and S ′ are made non-uniform, only the strength of the outer gripping portion T is increased and the fastening plate 5 is prevented from being damaged. The clamping force of the entire fastening plate 5 is slightly reduced as compared with the case where the widths and depths of the slits S and S ′ are made uniform.
[0047]
However, according to the present invention, as shown in FIG. 6, even when the smallest die D ′ is fixed by a single fastening plate 5, not only the outer gripping portion T but also the inner gripping portion t adjacent thereto are used. If the size of the gripping portion and the die is set in advance so as to grip the smallest die D ′, the mold can be securely fixed.
[0048]
This also applies to the case where the die is gripped only by the inner gripping portion t, and the size of the gripping portion and the die is previously set so that the smallest die D ′ is gripped by at least two adjacent inner gripping portions t. Set the size.
[0049]
In other words, the width of the gripping portions t and T according to the present invention, that is, the interval between the slits S and S ′ (the interval A between the inner slits S or the outer slit S ′ and the both ends of the fastening plate 5. The interval B) is smaller than the width L in the longitudinal direction (X-axis direction) of the smallest die D ′.
[0050]
The mold fixing device 9 having the above configuration is applied to, for example, a press brake (FIGS. 10 and 11).
[0051]
This press brake has side plates 30 on both sides of the machine body, and an upper table 1 is attached to the upper portion of the side plate 30. The upper table 1 is punched via an intermediate plate 32 constituting a holder. P is attached.
[0052]
A lower table 2 is disposed in front of the lower side of the side plate 30, and the lower table 2 is connected to the die D via the mold fixing device 9 according to the present invention including the holder body 4 and the fastening plate 5 described above. The lower table 2 is adapted to move up and down by hydraulic cylinders 34 on both sides thereof.
[0053]
With this configuration, the operation panel 31 is operated to bring the NC device (not shown) into a starting state, and the workpiece W is abutted against and positioned by the back gauge abutment 33 disposed behind the lower table 2 (FIG. 11). Thereafter, when the lower cylinder 2 is raised by operating the hydraulic cylinder 34, the workpiece W is subjected to a predetermined bending process by the cooperation of the punch P and the die D.
[0054]
The operation of the present invention having the above configuration will be described below with reference to FIGS.
[0055]
(1) Operation when a plurality of dies D1, D2, and D3 are fixed by a single fastening plate 5 (FIG. 7).
[0056]
In this case, as shown in FIG. 7, a plurality of dies D1, D2, and D3 are placed on the stepped portion 4A of the holder body 4, and the rear surface DC of each die D1, D2, and D3 is placed on the stepped portion 4A. Are brought into contact with the die contact surface 4C.
[0057]
In this state, if the fastening plate rotation driving cylinder 10 incorporated in the holder body 4 (for example, FIG. 9) is operated, the piston rod 10A presses the lower portion of the fastening plate 5 as described above. The fastening plate 5 rotates, for example, in the clockwise direction α with the bolt 6A as a fulcrum, so that the upper portion of the fastening plate 5 tends to contact the front surface DA of the die D.
[0058]
In this case, as already described (for example, FIG. 3), a plurality of slits S and S ′ are provided in the upper part of the fastening plate 5, and the upper part of the fastening plate 5 is provided with a plurality of slits S and S ′. For this reason, as shown in FIG. 7, the clamping plate is a contact portion with the mold according to the thickness in the front-rear direction (Y-axis direction) of each mold. 5 The entire top is elastically deformed.
[0059]
Therefore, as shown in the drawing, the fastening plate 5 is in close contact with each mold without forming a gap between the molds D1, D2, and D3, and corresponds to the optimum clamping force F1, F2, and F3. The dies D1, D2, and D3 are held, and each die is securely fixed.
[0060]
(2) Operation when one die D is fixed by a plurality of fastening plates 5 (FIG. 8).
[0061]
In this case, as shown in FIG. 8, for example, one die D is fixed by two fastening plates 5, and the right end of the die D is excluded from the entire left fastening plate 5 as shown in the figure. It is assumed that the right end of the die D is gripped by the gripping portion T formed at the left end of the right fastening plate 5.
[0062]
First, one die D is placed on the step portion 4A of the holder body 4, and the rear surface DC of the die D is brought into contact with the die contact surface 4C of the step portion 4A.
[0063]
Next, when the fastening plate rotation driving cylinder 10 incorporated in the holder body 4 (for example, FIG. 9) is operated, the piston rod 10A presses the lower part of the two fastening plates 5 as described above. Therefore, each fastening plate 5 rotates, for example, in the clockwise direction α with the bolt 6A as a fulcrum, so that the upper part of each fastening plate 5 tries to contact the front surface DA of the die D.
[0064]
In this case, as already described (for example, FIG. 3), a plurality of slits S and S ′ are provided in the upper part of the fastening plate 5, and the upper part of the fastening plate 5 is provided with a plurality of slits S and S ′. It is divided into gripping portions t and T.
[0065]
For this reason, as shown in FIG. 8, the left fastening plate 5 is a contact portion with the mold according to the thickness of the portion excluding the right end of one die D in the front-rear direction (Y-axis direction). The entire upper part of the fastening plate 5 is elastically deformed and brought into close contact, and the left fastening plate 5 grips a portion excluding the right end of the die D with an optimum clamping force F4.
[0066]
Further, as described above (FIG. 3), the strength of the outer gripping portion T is set larger than the strength of the inner gripping portion t among the plurality of gripping portions t and T that divide the upper portion of the fastening plate 5.
[0067]
Therefore, as shown in FIG. 8, only the left outer gripping portion H that divides the upper portion of the right clamp plate 5 grips the right end of the die D. Even if the full pressing force from the rotary drive cylinder 10 (FIG. 1) is applied, the outer gripping portion T can grip the right end of the die D with the optimum clamping force F4 without being damaged. it can.
[0068]
Thereby, the two clamping plates 5 hold the one die D with the optimum clamping forces F4 and F5, respectively, and the die D is securely fixed.
[0069]
After fixing the mold as described in (1) and (2) above, after positioning the work W against the abutment 33 at the rear of the lower table 2 (FIG. 11), the hydraulic cylinder 34 is operated. When the lower table 2 is raised, the workpiece W is subjected to a predetermined bending process by the cooperation of the punch P and the die D.
[0070]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the following effects.
(1) Using an integrally structured fastening plate 5 (FIG. 1) and providing slits S and S ′ at the top of the fastening plate 5 that is in contact with the mold, the top of the fastening plate 5 is The entire upper portion of the fastening plate 5 (for example, FIG. 7) is elastically deformed and tightened according to the thickness of the die in the front-rear direction (Y-axis direction). By closely contacting the corresponding dies D1, D2, and D3 without forming a gap between the plate 5 and the mold, the mold can be securely fixed.
[0071]
(2) Since the upper part of the fastening plate 5 is divided into a plurality of gripping parts t and T in this way, a part for eliminating a gap with the mold becomes unnecessary, so that the mounting time of the part can be reduced. The fastening plate 5 can be easily and quickly attached to the holder body 4 by that amount.
[0072]
(3) Further, as described above, since the part for eliminating the gap with the mold is not necessary, the influence of the machining accuracy by such a part on the clamping force can be eliminated.
[0073]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of FIG. 1;
FIG. 3 is a view showing a first embodiment of a fastening plate 5 constituting the present invention.
FIG. 4 is a view showing a second embodiment of a fastening plate 5 constituting the present invention.
FIG. 5 is a view showing a third embodiment of a fastening plate 5 constituting the present invention.
6 is a diagram showing the relationship between the distance between the slits S and S ′ of the fastening plate 5 constituting the present invention and the width in the longitudinal direction (X-axis direction) of the die. FIG.
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of the present invention (when a plurality of dies D1, D2, and D3 are fixed by a single fastening plate 5).
FIG. 8 is an operation explanatory view of the present invention (when one die D is fixed by a plurality of fastening plates 5).
FIG. 9 is a diagram showing a die D that is an object of the present invention and a punch P corresponding to the die D;
FIG. 10 is a perspective view showing an application example of the present invention.
11 is a side view of FIG.
FIG. 12 is a diagram illustrating a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Upper table 2 Lower table 3 Base 4 Holder main body 5 Fastening plate 6A Fastening plate rotation fulcrum bolt 6B Fastening plate stopper bolt 7 Holder main body fixing bolt 8 Holder main body fixing nut 9 Mold fixing device 10 Fastening plate rotation drive Cylinder D, D ', D1, D2, D3 Die P Punch

Claims

A mold fixing device comprising a fastening plate for fixing a die in cooperation with a holder body, and a plurality of slits provided in a longitudinal direction of the fastening plate.

The mold fixing device according to claim 1, wherein the slit is provided in an upper portion of the fastening plate, and a fastening plate rotation driving cylinder is incorporated in a position corresponding to the lower portion of the fastening plate in the holder main body.

The mold fixing device according to claim 1 or 2, wherein a distance between the slits is smaller than a width of a minimum die in a longitudinal direction.

By making the interval and depth of the slits non-uniform, the strength of the outer grip formed between the outer slit and both ends of the fastening plate is made stronger than the strength of the inner grip formed between the inner slits. 4. The mold fixing apparatus according to claim 1, 2, or 3, wherein the size is increased.

The distance between the outer slit and both ends of the fastening plate is made larger than the distance between the inner slits in a state where the depth of the outer slit is equal to the depth of the inner slit. 3. The mold fixing device according to 3 or 4.

The depth of the outer slit is made smaller than the depth of the inner slit in a state in which the distance between the outer slit and both ends of the fastening plate is equal to the distance between the inner slits. The mold fixing device according to 2, 3 or 4.

The depth of the outer slit is made smaller than the depth of the inner slit, and the distance between the outer slit and both ends of the fastening plate is made larger than the distance between the inner slits. 3. The mold fixing device according to 3 or 4.