JP2004344336A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥運転の後期の乾燥効率を高め、低いランニングコストで衣類を乾燥するための衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】衣類乾燥機100は、乾燥用空気を循環させるための送風機10と、乾燥用空気の除湿を行なうための熱交換器8と、乾燥用空気を加熱するためのヒータ12と、排気ダクトにおける乾燥用空気の排気温度を検知するための排気温度センサ20と、外部から冷却水の供給を行なうための給水弁14と、送風機10とヒータ12と給水弁14とを制御するための制御部24とを備え、制御部24は、ヒータ12による加熱を行ない、給水弁14による給水を停止させる加熱動作と、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を行なう冷却動作とを、検知される排気温度に応じて、選択的に実行させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類等から蒸発した水分を水で冷却し除湿する熱交換器を備えた水冷除湿式の衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の水冷除湿式の衣類乾燥機は、循環経路内の乾燥用空気を循環させるためのファンなどの送風機を備えている。循環経路内の乾燥用空気は、ヒータなどにより加熱される。加熱された後、乾燥用空気は、乾燥庫に送られる。乾燥庫にて乾燥用空気は、衣類などからの湿気を多量に含む。その後、湿気を含んだ乾燥用空気は、循環経路内に設けられた熱交換器に送られる。一方、熱交換器には、水道水を冷却水として通されている。すなわち、熱交換器にて乾燥用空気と冷却水との間で熱交換を行なうことにより、湿気を含んだ乾燥用空気中の水分は、凝縮して除去されるものである。この熱交換器への冷却水の供給は、水道水が通る冷却水経路の入口に設けられている電動の給水弁により行なわれている。そして、この給水弁を運転開始時あるいは運転開始から一定時間経過後に開き、以後、乾燥運転中は連続して給水する。一方、ヒータは、給水弁とは独立して制御され、衣類温度が高くなりすぎないように、乾燥空気の温度により制御されるのが一般的な構成であった。
【0003】
従来例としては、たとえば、ドラム式乾燥機について、以下のような構成が公知である(たとえば、特許文献1参照)。すなわち、従来例では、乾燥工程が開始されるとドラムモータによりドラムが回転され、ファンモータによる乾燥風の送風とヒータによる乾燥風の加熱を行ない、冷却水の流水を行なわない乾燥を設定時間、あるいは、布量に応じて決定された時間行ない、設定時間、あるいは、布量に応じて決定された時間経過後に、冷却水の給水用電磁弁により冷却水の流水を開始して、冷却除湿を伴う乾燥を行なうための制御部を備えるドラム式乾燥機の構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−225196号公報明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
乾燥運転の初期において、乾燥庫から排出される乾燥用空気に、ほぼ飽和水蒸気圧の水分を含んでいるため、熱交換器で効率よく水分が凝縮される。しかしながら、乾燥運転の後期になって、乾燥用空気中の湿度が低下してくると、熱交換器で凝縮される水分量が少なくなり、冷却水はもっぱら乾燥用空気の温度を低下させるために使われることになる。ゆえに、乾燥効率、すなわち、衣類の水分の蒸発熱量をヒータの電力量で除したものは、著しく低下する問題があった。さらに、乾燥効率が低下することから、不要に使用水量を増大させる問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、乾燥運転の後期の乾燥効率を高め、低いランニングコストで衣類を乾燥するための衣類乾燥機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のある局面に係る衣類乾燥機は、衣類を収容するための乾燥庫と、乾燥庫に接続し、乾燥庫を経由して乾燥用空気を循環させるための空気経路と、乾燥用空気を循環させるための送風手段と、空気経路中に設けられ、乾燥用空気を冷却水により冷却して除湿を行なうための除湿手段と、空気経路中に設けられ、除湿手段により除湿された乾燥用空気を加熱するための加熱手段と、空気経路中に設けられ、空気経路中の乾燥用空気の温度を検知するための温度検知手段と、外部から冷却水の供給を行なうための給水手段と、送風手段と加熱手段と給水手段とを制御するための制御手段とを備え、制御手段は、加熱手段による加熱を行ない、給水手段による給水を停止させる加熱動作と、加熱手段による加熱を停止させ、給水手段による給水を行なう冷却動作とを、温度検知手段により検知される温度に応じて、選択的に実行させる。
【0008】
好ましくは、温度検知手段は、乾燥用空気が乾燥庫から空気経路へと排気されるときの排気温度を検知するための排気温度検知手段を含み、制御手段は、排気温度検知手段により検知される排気温度が第1の設定温度以上となることに応じて、冷却動作を選択し、第1の設定温度よりも低い第2の設定温度以下となることに応じて、加熱動作を選択する。
【0009】
好ましくは、制御手段は、衣類の種類および外部からの指示のうち少なくとも一方に応じて、第1の設定温度および第2の設定温度とのうち少なくとも一方を変更するための設定変更手段を含む。
【0010】
好ましくは、温度検知手段は、乾燥用空気が乾燥庫から空気経路へと排気されるときの排気温度を検知するための排気温度検知手段を含み、制御手段は、排気温度検知手段により検知される排気温度が設定温度以上となることに応じて、冷却動作を選択し、所定の時間経過後に、加熱動作を選択する。
【0011】
好ましくは、制御手段は、衣類の種類および外部からの指示のうち少なくとも一方に応じて、設定温度を変更するための設定変更手段を含む。
【0012】
好ましくは、制御手段は、加熱動作における送風手段による送風量を、冷却動作における送風量よりも増加させる。
【0013】
好ましくは、制御手段は、加熱手段により繰り返される加熱動作の期間を計測するための時間計測手段を含み、時間計測手段により計測される最新の加熱期間と最新の加熱期間より前に計測された加熱期間との比較結果に応じて、少なくとも加熱手段による加熱を停止させる。
【0014】
好ましくは、制御手段は、給水手段により繰り返される冷却動作の期間を計測するための時間計測手段を含み、時間計測手段により計測される最新の冷却期間と最新の冷却期間より前に計測された冷却期間との比較結果に応じて、少なくとも加熱手段による加熱を停止させる。
【0015】
好ましくは、乾燥用空気の温度に応じて、加熱動作と冷却動作とを選択的に実行する制御モードを第1の制御モードとするとき、制御手段は、第1の制御モードに先行して行なう第2の制御モードにおいて、加熱手段による加熱と給水手段による給水とを並行して実行する。
【0016】
好ましくは、空気経路中に設けられ、乾燥用空気が乾燥庫から空気経路へと排気されるときの排気湿度を検知するための排気湿度検知手段をさらに備え、制御手段は、排気湿度検知手段により検知される排気湿度が所定の湿度となることに応じて、第2の制御モードから第1の制御モードに変更する。
【0017】
好ましくは、加熱動作と冷却動作とを選択的に実行する制御モードを第1の制御モードとするとき、制御手段は、第2の制御モードにおいて、加熱手段による加熱と給水手段による給水とを並行して実行し、外部からの指示に応じて、第1の制御モードと第2の制御モードとのうちのいずれかを選択する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態における衣類乾燥機について詳細に説明する。ただし、本発明の構成として、ドラム式の衣類乾燥機を例にとって説明するが、ドラム式の衣類乾燥機に特に限定されるものではない。たとえば、洗濯乾燥機であってもよいし、縦型の槽を備える乾燥機であってもよい。
【0019】
以下の説明では、同一の構成部分には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについて詳細な説明は繰り返さない。
【0020】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1における衣類乾燥機100の構成を示す模式図である。
【0021】
図1を参照して、衣類乾燥機100は、筐体2と筐体2内に支持された槽4と、槽4内に水平軸回りに回転自在に支持され、衣類を収容するためのドラム(乾燥庫)6と、ドラム6を回転駆動させるためのドラム駆動モータ(図示せず)と、槽4内の乾燥用空気を排気するための排気ダクト16と、排気された乾燥用空気の温度を検知するための排気温度センサ20と、排気された乾燥用空気の湿度を検知するための排気湿度センサ22と、排気された乾燥用空気の除湿を行なうための熱交換器8と、乾燥用空気を循環させるための送風機10と、除湿された乾燥用空気を加熱するためのヒータ12と、ヒータ12から槽4へとつながる吸気ダクト18と、熱交換器8に冷却水を通すための冷却水路26と、冷却水の供給を行なうための給水弁14と、衣類乾燥機100の動作を制御するための制御部24とを備える。
【0022】
上述したような衣類乾燥機100の構成において、乾燥運転が以下のように行なわれる。すなわち、送風機10によりヒータ12に送られる乾燥用空気は、ヒータ12により加熱される。そして、加熱により温度が上昇した乾燥用空気は、吸気ダクト18を介して、ドラム6へと送られる。そして、ドラム6内の衣類は、乾燥用空気により加熱される。このとき、加熱された衣類に含まれる水分は、蒸発していく。そのため、ドラム6内の乾燥用空気の湿度は、増加する。水分を含んだ乾燥用空気は、排気ダクト16を介して、熱交換器8へと送られる。熱交換器8には、冷却水経路26を通って冷却水が導かれる。そのため、乾燥用空気は、熱交換器8によって冷却・除湿される。除湿された乾燥用空気は、送風機10を介して、再びヒータ12へ送られる。
【0023】
ここで、冷却水経路26は、水道水が給水弁14から熱交換器8、排気ダクト16および槽4を通って、排水されるように設けられている。
【0024】
図2は、本発明の実施の形態1における衣類乾燥機100の構成を示す機能ブロック図である。
【0025】
図2を参照して、衣類乾燥機100は、乾燥用空気を循環させるための送風機10と、乾燥用空気を加熱するためのヒータ12と、冷却水の供給を行なうための給水弁14と、ドラム6を駆動させるためのドラム駆動モータ32と、排気された乾燥用空気の温度を検知するための排気温度検知部20と、排気された乾燥用空気の湿度を検知するための排気湿度検知部22と、衣類乾燥機100の動作を制御するための制御部24とを備える。
【0026】
制御部24は、時間を計測するためのタイマ部28と、計測された時間を記憶するための制御記憶部30とを含む。
【0027】
次に、後述する本発明の動作を説明する前提として、まず最初に乾燥運転の開始から乾燥運転の終了と判定されるまでの間に、ヒータ12の熱量と冷却水の流量を一定にした場合に排気温度がどのように変化するかを説明する。
【0028】
図3は、ヒータ12にて発生する熱量と給水弁14により供給される冷却水の流量を一定にして乾燥運転を行なう場合の排気温度の変化を示す図である。
【0029】
図3を参照して、ヒータ12にて発生する熱量と給水弁14により供給される冷却水の流量を一定にして乾燥運転を行なった場合は、乾燥運転の開始直後は、熱量のほとんどが衣類の温度を上げることに使用される。また、衣類温度の上昇に伴って排気温度も上昇する(昇温過程)。
【0030】
衣類温度が高くなると、衣類に含まれる水分の蒸発速度が大きくなる。その後、投入熱量と蒸発熱量がつりあうと排気温度は変化しなくなる(恒率乾燥過程)。
【0031】
衣類の乾燥が進み、水分の蒸発速度が小さくなってくると、再び排気温度は上昇する(減率乾燥過程)。
【0032】
乾燥運転の後期である減率乾燥過程において、乾燥用空気中の湿度が低下してくると、熱交換器で凝縮される水分量が少なくなる。このとき、冷却水は、もっぱら乾燥用空気の温度を低下させるために使われることになる。ゆえに、乾燥効率、すなわち、衣類の水分の蒸発熱量をヒータの電力量で除したものは、著しく低下する問題を有する。
【0033】
図4は、本発明の実施の形態1の衣類乾燥機100の乾燥運転における排気湿度と排気温度との関係を示す図である。
【0034】
図4(a)は、時間と排気湿度センサ22により検知される排気湿度との関係を示すタイムチャートである。
【0035】
図4(a)を参照して、乾燥運転の初期である昇温過程および恒率乾燥過程において、排気ダクト16に排気される空気の湿度は、衣類に含まれる水分量が多いため、90パーセント以上の高い湿度で推移する。そして、衣類の乾燥が進むと、排気空気の湿度は、衣類からの水分の蒸発速度が小さくなってくるために低下する。
【0036】
一方、図4(b)は、時間と排気温度センサ20により検知される排気温度との関係を示すタイムチャートである。
【0037】
図4(b)を参照して、恒率乾燥過程において、制御部24は、複数の制御モードの中から、ヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを並行して行なう制御モードを選択する。そして、制御部24は、乾燥用空気の温度および湿度のうち少なくとも一方に応じて、ヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを並行して行なう制御モードから、ヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを選択的に実行する制御モードに変更する。たとえば、制御部24は、排気湿度センサ22により検知される排気湿度が所定の湿度以下となることに応じて、制御モードの変更を行なう。あるいは、排気温度センサ20により検知される排気温度が所定の温度以上となることに応じて、制御モードの変更を行なってもよい。
【0038】
そして、制御部24は、制御モードが変更された後、排気温度センサ20により検知される排気温度を設定温度1から設定温度1よりも低い値である設定温度2までの温度範囲に入るように制御する。
【0039】
すなわち、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度1以上となることに応じて、制御部24は、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を行なう冷却動作を開始させる。このとき、制御部24は、送風機10の回転数を通常の値のまま回転させる。
【0040】
そして、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度2以下となることに応じて、制御部24は、ヒータ12による加熱を行ない、給水弁14による給水を停止させる加熱動作を開始させる。このとき、制御部24は、送風機10の回転数を冷却動作時の回転数よりも増加させる。すなわち、制御部24は、加熱動作時の送風量を冷却動作時の送風量よりも増加させる。
【0041】
このとき、制御部24は、図示しない衣類判別センサにより特定される衣類の種類および乾燥運転の開始時にユーザにより選択される運転コースのうち少なくとも一方に応じて、設定温度1および設定温度2のうち少なくとも一方を初期値よりも低い値を選択してもよい。
【0042】
また、制御部24は、加熱動作が行なわれる加熱期間に基づいて、乾燥運転終了の判定を行なう。すなわち、制御部24は、タイマ部28により計測される加熱動作を行なう最新の加熱期間が最新の加熱期間よりも前に計測された加熱期間との比較を行なう。そして、制御部24は、比較結果に応じて、乾燥運転終了の判定を行なう。このとき、制御部24は、乾燥運転が終了であると判定されると、少なくともヒータ12による加熱を停止させる。
【0043】
図4(b)を再び参照して、制御部24は、タイマ部28により設定温度2から設定温度1となるまでの加熱動作が行なわれる加熱期間を計測させる。そして、制御部24は、得られた計測時間Δt、Δt、Δtのそれぞれを制御記憶部30により記憶させる。そして、制御部24は、Δtが計測されたときから、Δtよりも前に計測された加熱期間との比較を行なう。たとえば、ΔtとΔtとの差が所定の値となるに応じて、乾燥運転終了と判定してもよいし、ΔtとΔtの比が所定の値となるに応じて、乾燥運転終了と判定してもよい。同様に、制御部24は、Δtが計測されたとき、Δtよりも前に計測された加熱期間との比較を行なう。本発明の実施の形態1において、乾燥運転終了の判定は、計測された加熱期間と、直前の加熱期間との差が所定の値となることに応じて、行なうこととする。
【0044】
なお、乾燥運転終了の判定は、加熱期間に基づいて行なわれることに特に限定されない。たとえば、冷却動作が行なわれる冷却期間に基づいて、制御部24が乾燥運転終了の判定を行なってもよい。
【0045】
次に、本発明の実施の形態1の衣類乾燥機100において、排気湿度センサ22により検知される排気湿度が所定の湿度となるに応じて、排気温度センサ20により検知される排気温度を設定温度1と設定温度2との範囲に入るに制御部24が行なう制御の動作について説明を行なう。
【0046】
図5は、本発明の実施の形態1の衣類乾燥機100において、検知される排気温度を設定温度1と設定温度2との範囲に入るように制御部24が行なう制御の動作のフローチャートである。
【0047】
図5を参照して、まず、排気湿度センサ22により検知される湿度が所定の湿度となるに応じて、制御部24は、n=0として制御記憶部30に記憶する(ステップS101)。
【0048】
そして、制御部24は、加熱動作を行なう(ステップS102)。
「加熱動作」とは、すなわち、ヒータ12による加熱を行ない、給水弁14による給水を停止させる動作を指すこととする。そして、制御部24は、送風機10による回転数を初期値よりも増加させる。すなわち、制御部24は、送風機10による送風量を増加させる。
【0049】
このとき、加熱動作において、乾燥用空気の熱交換器8における冷却が行なわれない。そのため、給水弁14による給水を行なうときよりも速やかに衣類の温度を上昇させることができる。また、送風量の増加は、衣類の水分を蒸発させることに寄与する。
【0050】
次に、制御部24は、加熱動作を行なった後に、タイマ部28により時間計測を開始させる(ステップS103)。
【0051】
つづいて、制御部24は、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度1以上となるか否かの判断を行なう(ステップS104)。
【0052】
ステップS104において、検知される排気温度が設定温度1以上でない場合、制御部24は、引き続き、排気温度の検知を続ける。
【0053】
一方、ステップS104において、検知される排気温度が設定温度1以上となる場合、制御部24は、タイマ部28で計測された時間Δtを制御記憶部30により記憶させる(ステップS105)。
【0054】
そして、制御部24は、冷却動作を行なう(ステップS106)。
「冷却動作」とは、すなわち、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を行なう動作を指すこととする。そして、制御部24は、送風機10による回転数を初期値に戻す。
【0055】
このとき、冷却動作において、ヒータ12による加熱を停止させるため、ヒータ12による加熱を行なうときよりも低い水蒸気圧の乾燥用空気によって衣類の水分を蒸発させるため、同じ衣類温度での蒸発速度は大きくなる。
【0056】
また、送風機10による送風量は、給水中に風量を増大させすぎると冷却水が送風機10に吸込まれる。そのため、乾燥に悪影響を及ぼす場合があるため、冷却動作において、制御部24は、送風機10による送風量を初期値に戻す。
【0057】
次に、制御部24は、制御記憶部30に記憶させたnが2より大きく、かつ、Δtn−1−Δtが所定の値t1より小さいか否かの判断を行なう(ステップS107)。
【0058】
ステップS107において、制御記憶部30に記憶させたnが2より大きく、かつ、Δtn−1−Δtが所定の値t1より小さい場合、制御部24は、乾燥運転終了と判定する。すなわち、制御部24は、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を停止させて、送風機10による送風を停止させる(ステップS108)。
【0059】
一方、ステップS107において、制御記憶部30に記憶させたnが2より小さい、または、Δtn−1−Δtが所定の値t1より大きい場合、制御部24は、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度2以下となるか否かの判断を行なう(ステップS109)。
【0060】
ステップS109において、検知される排気温度が設定温度2以下でない場合、制御部24は、引き続き、排気温度の検知を続ける。
【0061】
一方、ステップS109において、検知される排気温度が設定温度2以下となる場合、制御部24は、制御記憶部30に記憶させたnを1つ増加させて、再び制御記憶部30に記憶させる(ステップS110)。
【0062】
そして、制御部24は、処理をステップS102に戻す。
上述したように加熱動作と冷却動作とを選択的に実行させる乾燥運転において、乾燥効率は高くなる。しかしながら、乾燥運転の運転時間は、長くなる傾向になる。そのため、乾燥時間を優先させたい場合、ユーザは、複数の制御モードの中から、給水弁14を運転開始時あるいは、運転開始から一定時間経過後に開き、以後乾燥運転中は連続して給水し、ヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを並行して動作させる制御モードを選択することができることとしてもよい。
【0063】
以上説明したように、制御部24は、排気温度センサ20により検知される排気温度に応じて、排気温度を上昇させるための加熱動作と排気温度を低下させるための冷却動作とを選択的に実行することができる。そのため、制御部24は、排気温度を設定温度1から設定温度2までの範囲に入るように制御することにより、乾燥効率を高めることができる。
【0064】
このとき、衣類の種類またはユーザにより選択される運転コースに応じて、設定温度1および設定温度2のうち少なくとも一方を変更することにより、ユーザは、衣類に適した乾燥運転およびユーザの所望する乾燥運転を行なうことができる。
【0065】
そして、制御部24は、タイマ部28により、加熱動作が行なわれる加熱期間を測定させ、測定された加熱期間よりも前の加熱期間と比較することにより、乾燥運転終了の判定を行なうことができる。すなわち、衣類に含まれる水分量が減少するために、加熱期間Δtは、乾燥が進むにつれ、減少していく。乾燥が完了となるとき、加熱期間Δtは、減少しなくなるために、制御部24は、たとえば、計測された加熱期間ΔtとΔtの直前に測定された加熱期間Δtn−1との差に応じて、乾燥終了の判定を行なうことができる。
【0066】
また、加熱動作における送風機10の送風量を冷却動作における送風量よりも増加させることにより、衣類の水分の蒸発に寄与する。
【0067】
あるいは、排気湿度センサ22により検知される排気湿度に応じて、恒率乾燥過程におけるヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを並行に行なう制御モードから、加熱動作と冷却動作とを選択的に行なう制御モードに変更することにより、減率乾燥過程において、乾燥効率を高める制御を行なうことができる。
【0068】
そして、ユーザにより、ヒータ12による加熱と給水弁14による給水とを並行して行なう制御モードと、加熱動作と冷却動作とを選択的に行なう制御モードとのうちいずれかを選択することにより、ユーザは、乾燥運転時間と乾燥効率とのうちいずれかを優先させることができる。
【0069】
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2における衣類乾燥機についての説明を行なう。本発明の実施の形態2における衣類乾燥機の基本構成は、制御部24が行なう動作のソフトウェア構成を除いて、図1〜図2に示した実施の形態1における衣類乾燥機100の基本構成と同じである。そのため、構成の説明は繰り返さない。
【0070】
本発明の実施の形態2において、排気湿度センサ22により検知される湿度が所定の湿度となるに応じて、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度1を超えないように制御部24が行なう動作について説明を行なう。
【0071】
図6は、本発明の実施の形態2の衣類乾燥機100において、検知される排気温度が設定温度を超えないように制御部24が行なう制御の動作のフローチャートである。
【0072】
図6を参照して、まず、排気湿度センサ22により検知される湿度が所定の湿度となるに応じて、制御部24は、n=0として制御記憶部30に記憶する(ステップS201)。
【0073】
そして、制御部24は、加熱動作を行なう(ステップS202)。
「加熱動作」とは、すなわち、ヒータ12による加熱を行ない、給水弁14による給水を停止させる動作を指すこととする。そして、制御部24は、送風機10による回転数を初期値よりも増加させる。すなわち、制御部24は、送風機10による送風量を増加させる。
【0074】
このとき、加熱動作において、乾燥用空気の熱交換器8における冷却が行なわれない。そのため、給水弁14による給水を行なうときよりも速やかに衣類の温度を上昇させることができる。また、送風量の増加は、衣類の水分を蒸発させることに寄与する。
【0075】
次に、制御部24は、加熱動作を行なった後に、タイマ部28により時間計測を開始させる(ステップS203)。
【0076】
つづいて、制御部24は、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度以上となるか否かの判断を行なう(ステップS204)。
【0077】
このとき、衣類の種類またはユーザにより選択される運転コースに応じて、制御部24は、設定温度を変更できることとする。
【0078】
ステップS204において、検知される排気温度が設定温度1以上でない場合、制御部24は、引き続き、排気温度の検知を続ける。
【0079】
一方、ステップS204において、検知される排気温度が設定温度以上である場合、制御部24は、タイマ部28で計測されている時間Δtを制御記憶部30により記憶させる(ステップS205)。
【0080】
そして、制御部24は、冷却動作を行なう(ステップS206)。
「冷却動作」とは、すなわち、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を行なう動作を指すこととする。そして、制御部24は、送風機10による回転数を初期値に戻す。
【0081】
このとき、冷却動作において、ヒータ12による加熱を停止させるため、ヒータ12による加熱を行なうときよりも低い水蒸気圧の乾燥用空気によって衣類の水分を蒸発させるため、同じ衣類温度での蒸発速度は大きくなる。
【0082】
また、送風機10による送風量は、給水中に風量を増大させすぎると冷却水が送風機10に吸込まれる。そのため、乾燥に悪影響を及ぼす場合があるため、冷却動作において、制御部24は、送風機10による風量を初期値とする。
【0083】
次に、制御部24は、制御記憶部30に記憶させたnが2より大きく、かつ、Δtn−1−Δtが所定の値t1より小さいか否かの判断を行なう(ステップS207)。
【0084】
ステップS207において、制御記憶部30に記憶させたnが2より大きく、かつ、Δtn−1−Δtが所定の値t1より小さい場合、制御部24は、乾燥運転終了と判定する。すなわち、制御部24は、ヒータ12による加熱を停止させ、給水弁14による給水を停止させて、送風機10による送風を停止させる(ステップS208)。
【0085】
一方、ステップS207において、制御記憶部30に記憶させたnが2より小さい、または、Δtn−1−Δtが所定の値t1より大きい場合、制御部24は、タイマ部28により時間計測を開始させる(ステップS209)。
【0086】
そして、制御部24は、計測された時間が所定の値t2以上となるか否かの判断を行なう(ステップS210)。
【0087】
ステップS210において、計測された時間が所定の値t2以上とならない場合、制御部24は、タイマ部28により時間計測を継続させる。
【0088】
一方、ステップS210において、計測された時間が所定の値t2以上となる場合、制御部24は、制御記憶部に記憶させたnを1つ増加させて、再び制御記憶部30に記憶させる(ステップS211)。
【0089】
そして、制御部24は、処理をステップS202に戻す。
以上のような動作により、本発明の実施の形態2における衣類乾燥機100は、以下のように実施の形態1における衣類乾燥機100と同様な効果を有する。
【0090】
すなわち、制御部24は、排気温度センサ20により検知される排気温度が設定温度以上となることに応じて、制御部24は、所定の時間の間、冷却動作を行なう。そして、制御部24は、所定の時間経過後に、再び加熱動作を行なうことにより、排気温度が設定温度を超えないように制御することができる。そのため、減率乾燥過程において、乾燥効率を高めることができる。
【0091】
また、衣類の種類またはユーザにより選択される運転コースに応じて、設定温度を変更することにより、ユーザは、衣類に適した乾燥運転およびユーザの所望する乾燥運転を行なうことができる。
【0092】
このように、排気温度センサ20により検知される排気温度に応じて、送風機10、ヒータ12、および、給水弁14の動作を制御することにより、減率乾燥過程において、乾燥効率を高めることができる。
【0093】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0094】
【発明の効果】
加熱手段による加熱を行ない、給水手段による給水を停止させる加熱動作と、加熱手段による加熱を停止させ、給水手段による給水を行なう冷却動作とを、温度検知手段により検知される温度に応じて、選択的に実行させることにより、乾燥効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における衣類乾燥機100の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態1における衣類乾燥機100の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】ヒータ12にて発生する熱量と給水弁14により供給される冷却水の流量を一定にして乾燥運転を行なう場合の排気温度の変化を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の衣類乾燥機100の乾燥運転における排気湿度と排気温度との関係を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1の衣類乾燥機100において、検知される排気温度を設定温度1と設定温度2との間となるように制御部24が行なう動作のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2の衣類乾燥機100において、検知される排気温度が設定温度を超えないように制御部24が行なう制御の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
2 筐体、4 槽、6 ドラム(乾燥庫)、8 熱交換器、10 送風機、12 ヒータ、14 給水弁、16 排気ダクト、18 吸気ダクト、20 排気温度センサ、22 排気湿度センサ、24 制御部、26 冷却水経路、28 タイマ部、30 制御記憶部、32 ドラム駆動モータ、100 衣類乾燥機。

Claims (11)

  1. 衣類を収容するための乾燥庫と、
    前記乾燥庫に接続し、前記乾燥庫を経由して乾燥用空気を循環させるための空気経路と、
    前記乾燥用空気を循環させるための送風手段と、
    前記空気経路中に設けられ、前記乾燥用空気を冷却水により冷却して除湿を行なうための除湿手段と、
    前記空気経路中に設けられ、前記除湿手段により除湿された前記乾燥用空気を加熱するための加熱手段と、
    前記空気経路中に設けられ、前記空気経路中の前記乾燥用空気の温度を検知するための温度検知手段と、
    外部から前記冷却水の供給を行なうための給水手段と、
    前記送風手段と前記加熱手段と前記給水手段とを制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記加熱手段による加熱を行ない、前記給水手段による給水を停止させる加熱動作と、前記加熱手段による前記加熱を停止させ、前記給水手段による前記給水を行なう冷却動作とを、前記温度検知手段により検知される前記温度に応じて、選択的に実行させる、衣類乾燥機。
  2. 前記温度検知手段は、前記乾燥用空気が前記乾燥庫から前記空気経路へと排気されるときの排気温度を検知するための排気温度検知手段を含み、
    前記制御手段は、前記排気温度検知手段により検知される前記排気温度が第1の設定温度以上となることに応じて、前記冷却動作を選択し、前記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度以下となることに応じて、前記加熱動作を選択する、請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 前記制御手段は、前記衣類の種類および外部からの指示のうち少なくとも一方に応じて、前記第1の設定温度および前記第2の設定温度とのうち少なくとも一方を変更するための設定変更手段を含む、請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 前記温度検知手段は、前記乾燥用空気が前記乾燥庫から前記空気経路へと排気されるときの排気温度を検知するための排気温度検知手段を含み、
    前記制御手段は、前記排気温度検知手段により検知される前記排気温度が設定温度以上となることに応じて、前記冷却動作を選択し、所定の時間経過後に、前記加熱動作を選択する、請求項1記載の衣類乾燥機。
  5. 前記制御手段は、前記衣類の種類および外部からの指示のうち少なくとも一方に応じて、前記設定温度を変更するための設定変更手段を含む、請求項4記載の衣類乾燥機。
  6. 前記制御手段は、前記加熱動作における前記送風手段による送風量を、前記冷却動作における前記送風量よりも増加させる、請求項1記載の衣類乾燥機。
  7. 前記制御手段は、前記加熱手段により繰り返される前記加熱動作の期間を計測するための時間計測手段を含み、
    前記時間計測手段により計測される最新の加熱期間と前記最新の加熱期間より前に計測された加熱期間との比較結果に応じて、少なくとも前記加熱手段による前記加熱を停止させる、請求項1記載の衣類乾燥機。
  8. 前記制御手段は、前記給水手段により繰り返される前記冷却動作の期間を計測するための時間計測手段を含み、
    前記時間計測手段により計測される最新の冷却期間と前記最新の冷却期間より前に計測された冷却期間との比較結果に応じて、少なくとも前記加熱手段による前記加熱を停止させる、請求項1記載の衣類乾燥機。
  9. 前記乾燥用空気の前記温度に応じて、前記加熱動作と前記冷却動作とを選択的に実行する制御モードを第1の制御モードとするとき、
    前記制御手段は、前記第1の制御モードに先行して行なう第2の制御モードにおいて、前記加熱手段による加熱と前記給水手段による給水とを並行して実行する、請求項1記載の衣類乾燥機。
  10. 前記空気経路中に設けられ、前記乾燥用空気が前記乾燥庫から前記空気経路へと排気されるときの排気湿度を検知するための排気湿度検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記排気湿度検知手段により検知される前記排気湿度が所定の湿度となることに応じて、前記第2の制御モードから前記第1の制御モードに変更する、請求項9記載の衣類乾燥機。
  11. 前記加熱動作と前記冷却動作とを選択的に実行する制御モードを第1の制御モードとするとき、
    前記制御手段は、第2の制御モードにおいて、前記加熱手段による加熱と前記給水手段による給水とを並行して実行し、
    外部からの指示に応じて、前記第1の制御モードと前記第2の制御モードとのうちのいずれかを選択する、請求項1記載の衣類乾燥機。
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