JP2004343556A - 通信端末 - Google Patents
通信端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004343556A JP2004343556A JP2003139414A JP2003139414A JP2004343556A JP 2004343556 A JP2004343556 A JP 2004343556A JP 2003139414 A JP2003139414 A JP 2003139414A JP 2003139414 A JP2003139414 A JP 2003139414A JP 2004343556 A JP2004343556 A JP 2004343556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- identifier
- message
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【解決手段】携帯電話機100は、入力される音声から音声データを生成して記憶する。携帯電話機100は、音声データを記憶すると、音声データを記憶したことを示す電子メールを、予め記憶している電子メールアドレスを宛先として送信する。携帯電話機100は、音声通話回線の確立を要求するメッセージを受信すると、このメッセージの送信元との間で音声通話回線を確立する。携帯電話機100は、記憶した音声データを再生して音声信号を生成し、この音声信号を音声通話回線を介して携帯電話機100へ送信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字情報を受信可能な通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールを利用して情報を伝える場合、発信者は、相手が不在である時も情報を送ることができる。また、電話による会話では伝えにくいことも、電子メールを利用して文章で伝えると伝えやすくなる場合もあることから、電子メールは、気軽に情報を伝える手段として広く利用されている。
電子メールにより情報を伝える場合、情報の伝達は文字により行われるのが一般的である。しかし、全ての人が文字による情報の伝達を望んでいる訳ではない。例えば、ディスプレイに表示される文字は小さな場合が多く、高齢者の間では、大きな文字で情報が表示されることを望む者が多い。この文字の大きさを替えることは可能であるが、文字の大きさを替えるような操作は煩雑な作業を要するため、高齢者はこの作業を敬遠しがちである。また、目の不自由な者は、文字により情報が送られると、情報を得ること事態に困難を要する。また、文字の読み書きを十分に行うことができない幼児も、情報を得るのに困難を要する。このため、高齢者や幼児、目の不自由な者の間では文字を用いずに情報を伝達する技術が求められていた。
【0003】
このような要望に応える技術として、例えば、特許文献1に開示されている携帯端末がある。この携帯端末は、電子メールを受信すると、受信した電子メールの本文を表示すると共に、電子メールの本文に記述された文字列を音声に変換し、スピーカから発音する。特許文献1に開示されている技術によれば、情報の受け手となる者は、音声により情報を受け取ることができるので、高齢者や目の不自由な者、文字の読み書きを十分に行うことができない幼児でも容易に情報を得ることが可能となる。また、情報の送り手となる者は、普段利用している電子メールにより情報を送ることができるので、気軽に情報を送ることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−7937号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
高齢者や幼児、目の不自由な者も、電子メールを利用して情報を送りたい場合がある。しかしながら、特許文献1に開示されている携帯端末を用いた場合、情報の送り手となる際には、依然として送りたい情報を文字で入力しなければならない。高齢者の間では、キーを操作して文字を入力するという煩雑な作業に抵抗感を持つ者が多い。また、目の不自由な者や幼児にとって、キーを操作して文字を入力するというのは大変な作業である。このため、高齢者や幼児および目の不自由な者の間では、情報の送り手となる際、伝えたい情報を容易に入力することができる通信端末が要望されていた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、情報を送る場合、伝えたい情報を容易に入力することが可能な通信端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、通信網の利用者を特定する利用者識別子を記憶する記憶手段と、電子機器が再生可能な音声データを、入力される音声に基づいて生成する音声データ生成手段と、入力される指示に応じて、前記音声データを記憶する音声データ記憶手段と、音声データを記憶したことを示す記憶メッセージを、前記利用者識別子を宛先とし前記通信網を介して送信する記憶メッセージ送信手段と、音声通話回線の確立を要求する接続要求メッセージを受信し、前記接続要求メッセージの送信元との間で音声通話回線を確立する回線確立手段と、前記音声データ記憶手段が記憶した音声データを再生して音声信号を生成し、前記回線確立手段が確立した音声通話回線を介して前記音声信号を送信する音声送信手段とを有する通信端末を提供する。
【0008】
本発明によれば、通信端末は、入力される音声から音声データを生成して記憶する。通信端末は、音声データを記憶すると、音声データを記憶したことを示すメッセージを、予め記憶している利用者識別子を宛先として送信する。通信端末は、音声通話回線の確立を要求するメッセージを受信すると、このメッセージの送信元との間で音声通話回線を確立する。通信端末は、記憶した音声データを再生して音声信号を生成し、この音声信号を音声通話回線を介して通信端末へ送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0010】
[1.実施形態の構成]
[1−1.全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システムの全体構成を例示する図である。この通信システムには、多数の携帯電話機および電子ペットが存在するが、図面が繁雑になるのを防ぐために、携帯電話機100と電子ペット200のみを示す。
【0011】
移動体通信網300は、携帯電話機100や電子ペット200と無線通信を行う無線基地局と、無線基地局に接続された交換機と、交換機に接続された関門交換機と、加入契約者に関する情報を記憶し、各交換機に接続されたサービス制御局と(いずれも図示略)、関門交換局に接続されたメールサーバ装置400とを有している。この移動体通信網300は、ISDN(Integrated Services Digital Network)と同様に、サブアドレスが付加された電話番号を用いた発呼が行われると、このサブアドレスを着信先へ送る構成を備えている。この通信網を運用する通信事業者は、当該通信事業者との間で加入契約を結んだ加入契約者に対して電話番号と電子メールアドレスとを付与する。加入契約者は、この付与された電話番号や電子メールアドレスを利用して、移動体通信網300が提供する、音声通話サービスや電子メールの配信サービスを受けることができる。
メールサーバ装置400は、移動体通信網300を運用する通信事業者が運用するサーバ装置であり、電子メールを配信する機能を有している。このメールサーバ装置400は、加入契約者に付与された電子メールアドレスを宛先とした電子メールを受信すると、電子メールアドレスを付与された者が所有している携帯電話機100や電子ペット200へ電子メールを配信する。
【0012】
携帯電話機100は、移動体通信網300が提供する音声通話サービスやデータ通信サービスを受けることが可能な一般的な携帯電話機と同様の構成および機能を有しており、通信事業者が携帯電話機100の使用者へ付与した電話番号を記憶している。また、携帯電話機100は、電話番号に加えてサブアドレスを指定して発呼を行うことができる。
【0013】
電子ペット200は、携帯電話機100と同様に、移動体通信網300が提供する音声通話サービスやデータ通信サービスを受けることが可能な一般的な携帯電話機と同様の構成および機能を有しており、高齢者が電子機器を操作する際に抱く抵抗感を緩和するために、図1に示したように、動物の形状をしたぬいぐるみで覆われている。
【0014】
[1−2.電子ペットの構成]
図2は、電子ペット200のハードウェア構成を例示するブロック図である。図2に示した電子ペット200の各部は、各部に接続されたバス201を介してデータの授受を行う。
【0015】
通信部206は、通信インターフェースとしての機能を有しており、CPU(Central Processing Unit)202の制御の下、図示を省略したアンテナを介して、移動体通信網300の無線基地局との間で無線通信を行う。この通信部206は、CPU202の制御の下、無線基地局から送信された音声通話のための信号を受信すると、受信した信号をコミュニケーション部208へ供給し、データ通信のための信号を受信すると、受信した信号をCPU202へ供給する。また、通信部206は、CPU202の制御の下、CPU202から供給される信号や、コミュニケーション部208から供給される信号を無線基地局へ送信する。
【0016】
操作部207は、電子ペット200を操作するためのボタンやテンキー、人間が電子ペット200に触れたことを検知するためのセンサを有している(いずれも図示略)。ボタンは電子ペット200の胸の部分、センサは電子ペット200の左前足の部分に設けられている。操作部207は、具備しているボタンが押下されると、ボタンが押下されたことを示す信号をCPU202へ供給し、具備しているセンサが、人間が触れたことを検知すると、人間が触れたことを示す信号をCPU202へ供給する。
【0017】
コミュニケーション部208は、マイクと、スピーカと、複数のLED(Light Emitting Diode)とを具備している(いずれも図示略)。コミュニケーション部208は、マイクから供給されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号を音声通話のための信号として通信部206へ供給する。また、コミュニケーション部208は、CPU202の制御の下、マイクから供給されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号を音声データとして記憶部205へ供給する。また、コミュニケーション部208は、CPU202の制御の下、CPU202から供給される音声データをアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号をスピーカに供給して、スピーカから音を発生させる。また、コミュニケーション部208は、CPU202の制御の下、CPU202から供給される音声データをアナログ信号に変換し、このアナログ信号をデジタル信号に変換して音声通話のための信号として通信部206へ供給する。また、コミュニケーション部208は、通信部206から供給される音声通話のためのデジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカに供給し、スピーカから音を発生させる。
【0018】
記憶部205は、データを永続的に記憶する装置として、例えば、ハードディスク装置(図示略)を有しており、移動体通信網300を運用する通信事業者が電子ペット200の使用者に付与した電話番号を記憶する。また、記憶部205は、後述する音声データと、サブアドレスを管理するためのメッセージ管理テーブルTB1と、電子メールの宛先を格納した宛先テーブルTB2とを記憶している。
図3は、メッセージ管理テーブルTB1のフォーマットを例示する図である。メッセージIDフィールドには記憶部205が記憶する音声データを一意に識別するための識別子であるメッセージIDが格納される。また、パスワードフィールドには、音声データを再生するためのパスワードが格納される。保存先アドレスフィールドには、音声データが記憶されている記憶領域の先頭アドレスが格納される。
図4は、宛先テーブルTB2のフォーマットを例示する図である。図4に例示したように、宛先を一意に識別するための数字に対応付けて、電子メールアドレスが格納される。宛先テーブルTB2に格納されるデータは、電子ペット200の使用者が、操作部207を操作して格納してもよいし、電子ペット200を販売する販売店の店員が、販売時にデータを格納するようにしてもよい。
また、記憶部205は、電子メールの本文を読み上げる際に用いられる、文字データと発音データとを対応付けて記憶している。文字データは、文字を示すデータであり、発音データは文字データが示す文字を発音した場合の音声を示すデータである。
【0019】
ROM(Read Only Memory)203は、電子ペット200の各部を制御するための制御プログラムを記憶している。CPU202は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM203から制御プログラムを読み出して起動し、RAM(Random Access Memory)204を作業エリアとして電子ペット200の各部の制御を行う。制御プログラムを起動したCPU202は、CPU202に供給される信号に応じて処理を行う。以下、CPU202が行う処理について図5〜図7に例示したフローチャートを用いて説明する。
【0020】
図5は、電子ペット200の使用者が、電子メールを開封する旨の操作を行った際にCPU202が行う処理の流れを例示するフローチャートである。CPU202は、操作部207が具備するボタンが押されたことを検知すると、メールサーバ装置400から電子メールを取得する。CPU202は、電子メールを取得すると、受信した電子メールの本文を抽出し、この本文の文字と、記憶部205に記憶されている文字データおよび発音データをもとに、抽出した本文を読み上げるための発声データを生成する。CPU202は、この発声データをもとに、人間が電子メールの本文を読み上げた時の音声と同様の音声がスピーカから発せられるように、コミュニケーション部208を制御する。
【0021】
図6は、電子ペット200の使用者が、電子ペット200の左前足に触れた時に、CPU202が行う処理の流れを例示するフローチャートである。CPU202は、左前足が触られたことを検知すると、コミュニケーション部208を制御し、電子メールの送信先を指定するよう促す旨の音声を発して、電子メールの送信先が指定されるのを待つ。CPU202は、電子メールの送信先が指定されると、音声の記録開始を知らせる音声がスピーカから発せられるようにコミュニケーション部208を制御し、マイクから入力される音声をデジタルデータに変換して音声データを記録する。CPU202は、音声データの記録を始めてから、所定の時間(例えば30秒)が経過すると、音声データの記録を終了する。CPU202は、音声データの記録を終了すると、乱数と、この音声データを特定するためのメッセージIDとを生成する。CPU202は、生成したメッセージIDをメッセージ管理テーブルTB1のメッセージIDフィールドに格納し、生成した乱数を、このメッセージIDを再生するためのパスワードとして、メッセージ管理テーブルTB1のパスワードフィールドに格納する。CPU202は、記憶部205が記憶している電話番号に、このメッセージIDと乱数とをサブアドレスとして付加した電話番号を生成し、生成した電話番号を記述した電子メールを生成する(サブアドレスは、記憶部205が記憶した音声データを特定できるので、音声識別子と言うこともできる)。CPU202は、この電子メールを、記憶部205に記憶されている電子メールアドレスを宛先として送信する。
【0022】
図7は、CPU202が、音声通話回線を介して音声信号を送信する際の処理の流れを例示するフローチャートである。CPU202は、携帯電話機100から送信される、音声通話回線の確立を要求する旨の接続要求メッセージを受信すると、このメッセージにサブアドレスが内包されているか否か判断する。CPU202は、サブアドレスが内包されていないと判断した場合には、音声通話回線を確立しない。サブアドレスが内包されている場合には、サブアドレスが示すメッセージIDとパスワードとがメッセージ管理テーブルTB1に格納されているか否か判断する。CPU202は、サブアドレスが示すメッセージIDとパスワードとがメッセージ管理テーブルTB1に格納されている場合には、接続要求メッセージへの応答として応答メッセージを送信して音声通話回線の確立を試みる。CPU202は、応答メッセージを送信すると、接続要求メッセージに内包されていたサブアドレスで特定される音声データを記憶部205から読み出す。CPU202は、コミュニケーション部208を制御して、この音声データをもとに生成される音声信号を、音声通話回線を介して送信する。
【0023】
[1−3.携帯電話機の構成]
携帯電話機100は、電子メールを授受するためのアプリケーションプログラム(以下、電子メールAPと略称する)を記憶しており、この電子メールAPを実行すると、携帯電話機100の使用者の操作に基づいて作成した電子メールを送信したり、メールサーバ装置400から電子メールを取得して表示することが可能となる。また、携帯電話機100が電子メールAPを起動すると、PhoneTo機能と呼ばれる、発呼を行う機能が実現する。携帯電話機100は、電話番号とサブアドレスとが記述されている電子メールの本文を表示した後、この電話番号の部分をクリックする旨の操作が行われると、表示している電話番号と、サブアドレスとを内包し、音声通話回線の接続を要求する旨の接続要求メッセージを送信して、電話番号で特定される電話機との間で音声通話回線を確立することを試みる。
【0024】
[2.実施形態の動作例]
次に、図8を用い、携帯電話機100から電子ペット200へ電子メールが送信され、この電子メールへの応答として、電子ペット200から携帯電話機100へ音声メッセージが送信される場合を想定し、本実施形態の動作例を説明する。なお、以下に説明する動作例においては、通信事業者が、携帯電話機100の使用者に対して電話番号「090−XXXX−XXXX」と電子メールアドレス「aaa@aaaa.ne.jp」とを付与し、電子ペット200の使用者に対して電話番号「090−YYYY−YYYY」と電子メールアドレス「bbb@aaaa.ne.jp」とを付与した場合を想定する。また、電子ペット200の記憶部205は、電子メールの送信先として、携帯電話機100の使用者に付与された電子メールアドレスを記憶している場合を想定する。
【0025】
携帯電話機100の使用者が、携帯電話機100を操作し、電子ペット200の使用者に付与された電子メールアドレス「bbb@aaaa.ne.jp」を宛先とした電子メールを作成した後、この電子メールの送信を指示する旨の操作を行うと、携帯電話機100から電子メールが送信される。この電子メールは、移動体通信網300の無線基地局にて受信されると、交換機を介してメールサーバ装置400へ送られる(図8:ステップS101)。
【0026】
メールサーバ装置400は、この電子メールを受信すると、電子メールが送信されたことを通知するメール着信メッセージを生成する。メールサーバ装置400は、受信した電子メールの宛先として指定された電子メールアドレス「bbb@aaaa.ne.jp」を宛先として、メール着信メッセージを送信する。このメッセージは、移動体通信網300の交換機および無線基地局を介して電子ペット200へ送られる(ステップS102)。
【0027】
電子ペット200の通信部206が、メール着信メッセージを受信し、このメッセージをCPU202へ供給すると、CPU202は、コミュニケーション部208を制御し、コミュニケーション部208が具備するLEDを点滅させるとともに、スピーカから報知音を発生させる。報知音を聞いた電子ペット200の使用者が、電子ペット200の胸の部分に設けられているボタンを押下すると、ボタンが押下されたことを示す信号が操作部207からCPU202へ供給され、CPU202はボタンが押下されたことを検知する。CPU202は、ボタンが押されたことを検知すると、CPU202は、電子メールを要求する旨のメール要求メッセージを生成し、通信部206を制御して、メールサーバ装置400を宛先としてメール要求メッセージを送信する(ステップS103)。
【0028】
メールサーバ装置400は、このメール要求メッセージを受信すると、受信した電子メールを、電子ペット200を宛先として送信する(ステップS104)。電子ペット200の通信部206は、電子メールを受信し、受信した電子メールをCPU202へ供給する。この後、電子ペット200の使用者が、操作部207が有するキーを操作し、受信した電子メールの開封を指示する旨の操作を行うと、CPU202は、受信した電子メールの本文を抽出し(図5:ステップSA1)、この本文の文字と、記憶部205に記憶されている文字データおよび発音データをもとに、抽出した本文を読み上げるための発声データを生成する(ステップSA2)。CPU202が、この発声データをコミュニケーション部208へ供給し、コミュニケーション部208を制御すると、コミュニケーション部208は、発声データをアナログ信号に変換する。この変換された信号はスピーカへ供給され、人間が電子メールの本文を読み上げた時の音声と同様の音声がスピーカから発せられる(ステップSA3)。
【0029】
電子ペット200の使用者が、この電子メールの送信者に対して返事を返すために、電子ペットの左前足の部分を触ると、人間がセンサに触れたことを示す信号が操作部207からCPU202へ供給される。CPU202は、この信号をもとに、電子ペット200の使用者が電子ペットの左前足の部分に触れたことを検知すると、コミュニケーション部208を制御し、電子メールの送信先を指定するよう促す旨の音声を発して、電子メールの送信先が指定されるのを待つ(図6:ステップSB1)。電子ペット200の使用者が、操作部207が有するテンキーのうち、「1」キーを押下すると、CPU202は、押下されたテンキーの数字「1」を示すデータをRAM204に格納させる。
【0030】
CPU202は、電子メールの送信先が指定されると、音声の記録開始を知らせる旨の音声が発せられるようにコミュニケーション部208を制御した後、マイクから入力される音声をデジタルデータに変換して音声データの記録を始める(ステップSB2)。電子ペット200の使用者が、携帯電話機100の使用者へ伝えたいことを話すと、マイクに入力された音声がデジタルデータに変換され、CPU202の制御の下、音声データがコミュニケーション部208から記憶部205へ供給されて記憶される。CPU202は、音声データの記録を始めて所定の時間が経過すると(ステップSB3;YES)、CPU202は、音声データの記録を終了する(ステップSB4)。CPU202は、この後、この音声データを一意に識別する識別子としてメッセージID「00001」を生成し、このメッセージIDを特定される音声データを再生するためのパスワードとなる乱数「5312」を生成する。CPU202は、この生成したメッセージIDとパスワードおよび記憶部205における音声データの記憶領域の先頭アドレスとを、図3に例示したように、メッセージ管理テーブルTB1に格納する(ステップSB5)。
【0031】
次にCPU202は、RAM204に格納したテンキーの数字を検索キーとして、この数字に対応付けて宛先テーブルTB2に格納されている、電子メールアドレス「aaa@aaaa.ne.jp」を読み出す。次にCPU202は、記憶部205が記憶している電話番号「090−YYYY−YYYY」に、生成したメッセージIDとパスワードとをサブアドレスとして付加した電話番号「090−YYYY−YYYY*000015312」を生成し、音声データを記憶した旨を知らせる文章と、生成した電話番号とを記述した電子メールを生成する(ステップSB6)。CPU202は、この電子メールを、記憶部205から読み出した電子メールアドレス「aaa@aaaa.ne.jp」を宛先として送信する(ステップSB7)。CPU202が、通信部206を制御し、生成した電子メールを送信すると、この電子メールは、移動体通信網300の無線基地局および交換機を介して、メールサーバ装置400へ送信される(ステップS108)。
【0032】
メールサーバ装置400は、この電子メールを受信すると、電子メールが送信されたことを通知するメール着信メッセージを生成する。このメッセージは、移動体通信網300の交換機および無線基地局を介して、携帯電話機100へ送られる(ステップS109)。携帯電話機100は、メール着信メッセージを受信すると、報知音を発生させる。報知音を聞いた携帯電話機100の使用者が、携帯電話機100が有するキーを操作し、電子メールを取得する旨の操作を行うと、携帯電話機100は、電子メールを要求する旨のメール要求メッセージを生成し、メールサーバ装置400を宛先としてメール要求メッセージを送信する(ステップS110)。メールサーバ装置400は、このメール要求メッセージを受信すると、受信した電子メールを、携帯電話機100を宛先として送信する(ステップS111)。
【0033】
携帯電話機100が、この電子メールを受信した後、携帯電話機100の使用者が、この電子メールを開封する旨の操作を行うと、携帯電話機100は、例えば、図9に例示した画面を表示する。携帯電話機100の使用者が、表示された画面の電話番号の部分をクリックする旨の操作を行うと、携帯電話機100は、表示されている電話番号「090−YYYY−YYYY」と、サブアドレス「000015312」とを内包し、音声通話回線の確立を要求する旨の接続要求メッセージを送信する。このメッセージは、移動体通信網300を介して、このメッセージに内包された電話番号を付与された者が所有する電子ペット200へ送られる(ステップS112)。
【0034】
電子ペット200の通信部206が、接続要求メッセージを受信し、このメッセージをCPU202へ供給すると、CPU202は、この接続要求メッセージにサブアドレス(メッセージID+パスワード)が内包されているか否か判断する(図7:ステップSC1)。CPU202は、サブアドレスが含まれていると判断すると、サブアドレスで特定されるメッセージが記憶部205に記憶されているか否かを判断する。まずCPU202は、サブアドレスの上5桁(メッセージID)を抽出し、抽出したメッセージIDをキーにして、メッセージ管理テーブルTB1のメッセージIDフィールドを検索する(ステップSC2)。CPU202は、検索キーとしたメッセージIDと同じメッセージIDを見つけると(ステップSC2;YES)、このメッセージIDに対応付けてパスワードフィールドに格納されている数字を抽出し、抽出した数字とサブアドレスの下4桁(パスワード)とを比較する(ステップSC3)。図3に例示したように、メッセージ管理テーブルTB1に格納されている数字とサブアドレスの下4桁の数字とは同じ数字なので、CPU202は、この接続要求メッセージを送信してきた携帯電話機100の使用者は、記憶部205に記憶されている音声データを再生して得られる音声を聞くことができる者であると判断し(ステップSC3;YES)、応答メッセージを送信する(ステップSC4)。この応答メッセージは、移動体通信網300を介して携帯電話機100へ送られる(ステップS113)。携帯電話機100が、この応答メッセージを受信すると、携帯電話機100と電子ペット200との間で、音声通信のための音声通話回線が確立する(ステップS114)。
【0035】
電子ペット200のCPU202は、音声通話回線が確立されると(ステップSC5;YES)、接続要求メッセージから抽出したメッセージIDに対応付けて格納されている保存先アドレスを読み出し、この保存先アドレスを基に、記憶された音声データを記憶部205から読み出す(ステップSC6)。CPU202は音声データを読み出すと、音声データをコミュニケーション部208へ供給する。コミュニケーション部208は、この音声データをアナログ信号に変換し、このアナログ信号をデジタル信号に変換して音声通話のための音声信号として通信部206へ供給する。通信部206は、CPU202の制御のもと、この音声信号を、音声通話回線を介して携帯電話機100へ送信する(ステップSC7、ステップS116)。携帯電話機100が、この音声信号を受信すると、電子ペット200が記録した、電子ペット200の使用者の音声が、携帯電話機100が有するスピーカから発せられる。携帯電話機100の使用者が、電子ペット200が再生する音声を聞き終えた後、音声通話回線を切断する旨の操作を行うと、音声通話回線が切断される(ステップS117)。
【0036】
以上説明したように本実施形態によれば、電子ペット200は、メッセージを受信した時、即ち、電子メールを受信した時は、受信した電子メールの本文を読み上げるので、高齢者や幼児、目の不自由な者でも、容易に情報を得ることができる。また電子ペット200は、メッセージを送る時は、メッセージを音声で受け取り、受け取った音声を送信するので、複数のキーを操作してメッセージを入力するような煩雑な操作を行うことなく、容易に情報を送ることができる。
また本実施形態によれば、電子ペット200は、指定されたサブアドレス、即ち、メッセージIDと乱数とで特定される音声データを再生する。即ち、電子ペット200が生成したサブアドレスによって、音声データを聞くことができるか否かの認証が行われるので、このサブアドレスを知らない者は、電子ペット200に電話をかけても音声データは再生されず、メッセージを聞くことができない。
【0037】
また、携帯電話機100の使用者は、電子ペット200に記憶された音声を自身が所望する時刻に聞くことができるので、電子ペット200の使用者は、時刻を気にすることなく、音声でメッセージを送ることができる。また本実施形態によれば、電子ペット200の使用者は、ぬいぐるみに話かけるようにして話ができるので、抵抗感なくメッセージを送ることができ、留守番電話にメッセージを残すような抵抗感を感じることなく、メッセージを送ることができる。また本実施形態によれば、ボタンを押すことや電子ペットに触れるといった簡単な操作でメッセージの授受を行うことができ、高齢者や幼児、目の不自由な者でも容易に操作できる。
【0038】
[3.変形例]
本発明は、係る実施形態に限定されるものではない。以下、上述した実施形態の変形例について述べる。
【0039】
上述した実施形態では、サブアドレスとしてメッセージIDとパスワード(乱数)とを用いているが、パスワードのみをサブアドレスとするようにしてもよい。
【0040】
電子ペット200は、電子メールの送信先として、一つの電子メールアドレスのみを記憶するようにしてもよい。この場合、電子ペット200は、電子メールの宛先を電子ペット200の使用者に選択させることなく、この電子メールアドレスを宛先として、電子メールを送信する。このような態様によれば、電子ペット200の使用者は、電子メールの宛先を指定するための操作を行う必要がなくなるため、より操作が簡単になる。
【0041】
電子ペット200は、携帯型のPC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistance)などを通信可能とするための、無線通信インターフェースとしての機能を有している通信用モジュールを装着することにより、移動体通信網300との間で無線通信を行うようにしてもよい。
電子ペット200が送信した電子メールを受信するのは、携帯電話機100に限定されるものではなく、携帯型のPCやPDAなどの携帯端末であってもよい。携帯型のPCまたはPDAで電子メールを受信する場合、携帯型のPCまたはPDAで開封した電子メールに記述されている電話番号とサブアドレスとを携帯電話機100に入力して発呼を行うようにしてもよい。
また、このような態様の場合、電子ペット200が記憶する電子メールアドレスは、インターネットに接続されたメールサーバ装置の運用者が付与した電子メールアドレスであってもよい。このような態様によれば、電子メールをインターネットに接続されたPCで受信することが可能となる。
【0042】
電子ペット200に、一般的な電話機と同様の機能をもたせ、CPU202は、接続要求メッセージにサブアドレスが含まれていないと判断した場合には、音声データの再生を行わずに、電子ペット200の使用者が、携帯電話機100の使用者との間で通常の音声通話が行えるようにしてもよい。また、電子ペット200に留守番電話機能を持たせ、特定の数値を示すサブアドレスが含まれていた場合、例えば、パスワードが「0000」である場合や、メッセージIDが「00000」である場合、またはメッセージIDとパスワードの両者が「00000」と「0000」である場合に、留守番電話の処理を行い、携帯電話機100の使用者が発した音声を録音するようにしてもよい。もちろん、この数値は、「00000」や「0000」に限定されるものではなく、他の数字でもよい。また、サブアドレスは、数字に限定されるものではなく、アルファベットや他の記号など、他の文字であってもよい。
【0043】
CPU202は、音声データの記録を始めてから、所定の時間(例えば、30秒)、音声データを記録するが、所定の時間内に電子ペット200の使用者が伝えたいことを言い終えた後、操作部207のボタンを操作した場合、所定の時間が経過していなくとも音声データの記録を終了するようにしてもよい。
【0044】
電子ペット200の使用者が、受信した電子メールへの返信を行う旨の操作を行った場合、電子メールの送信元を電子メールの宛先とし、図6のステップSB2からの処理を実行するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、情報を送る場合、伝えたい情報を容易に入力することが可能な情報端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる通信システムの全体構成を例示する図である。
【図2】同実施形態に係わる電子ペット200のハードウェア構成を例示する図である。
【図3】同実施形態に係わる電子ペット200が記憶するメッセージ管理テーブルTB1のフォーマットを例示する図である。
【図4】同実施形態に係わる電子ペット200が記憶する宛先テーブルTB2のフォーマットを例示する図である。
【図5】同実施形態に係わる電子ペット200のCPU202が、電子メールを開封する時に行う処理の流れを例示するフローチャートである。
【図6】同実施形態に係わる電子ペット200のCPU202が、音声データを記憶する時に行う処理の流れを例示するフローチャートである。
【図7】同実施形態に係わる電子ペット200のCPU202が、音声データを再生する際に行う処理の流れを例示するフローチャートである。
【図8】同実施形態の動作例を説明するための図である。
【図9】同実施形態に係わる携帯電話機100に表示される画面を例示する図である。
【符号の説明】
100・・・携帯電話機
200・・・電子ペット、201・・・バス、202・・・CPU、203・・・ROM、204・・・RAM、205・・・記憶部、206・・・通信部、207・・・操作部、208・・・コミュニケーション部
300・・・移動体通信網
400・・・メールサーバ装置
Claims (5)
- 通信網の利用者を特定する利用者識別子を記憶する記憶手段と、
電子機器が再生可能な音声データを、入力される音声に基づいて生成する音声データ生成手段と、
入力される指示に応じて、前記音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
音声データを記憶したことを示す記憶メッセージを、前記利用者識別子を宛先とし前記通信網を介して送信する記憶メッセージ送信手段と、
音声通話回線の確立を要求する接続要求メッセージを受信し、前記接続要求メッセージの送信元との間で音声通話回線を確立する回線確立手段と、
前記音声データ記憶手段が記憶した音声データを再生して音声信号を生成し、前記回線確立手段が確立した音声通話回線を介して前記音声信号を送信する音声送信手段と
を有する通信端末。 - 前記音声データ生成手段が生成した音声データを特定するための音声識別子を生成する音声識別子生成手段をさらに具備し、
前記音声データ記憶手段は、前記音声データ生成手段が生成した音声データと前記音声識別子生成手段が生成した音声識別子とを対応付けて記憶し、
前記記憶メッセージ送信手段は、前記音声識別子をさらに送信し、
前記回線確立手段は、前記音声識別子を含む接続要求メッセージを受信し、受信した音声識別子と、前記音声データ記憶手段が記憶した音声識別子とを比較し、受信した音声識別子が前記音声データ記憶手段に記憶されていると判断した場合、音声通話回線を確立すること
を特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記音声送信手段は、前記回線確立手段が受信した音声識別子で特定される音声データを再生すること
を特徴とする請求項2に記載の通信端末。 - 入力される音声を、音声信号に変換する音声変換手段を具備し、
前記回線確立手段が受信した接続要求メッセージに前記音声識別子が含まれていない場合、音声通話回線を確立し、前記音声変換手段が変換した音声信号を、音声通話回線を介して送信すること、
を特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信端末。 - 音声通話回線を介して受信した音声信号を記憶する音声記憶手段を具備し、
前記回線確立手段が受信した接続要求メッセージが特定の音声識別子を含む場合、音声通話回線を確立し、前記音声通話回線を介して受信した音声信号を前記音声記憶手段が記憶すること
を特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003139414A JP3808844B2 (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003139414A JP3808844B2 (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 通信端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004343556A true JP2004343556A (ja) | 2004-12-02 |
JP3808844B2 JP3808844B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=33528511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003139414A Expired - Fee Related JP3808844B2 (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3808844B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10749834B2 (en) | 2014-12-15 | 2020-08-18 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, program, and information processing system for sending a message with an image attached thereto |
-
2003
- 2003-05-16 JP JP2003139414A patent/JP3808844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10749834B2 (en) | 2014-12-15 | 2020-08-18 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, program, and information processing system for sending a message with an image attached thereto |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3808844B2 (ja) | 2006-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102047647B (zh) | 用于将电话通话转录为文本的方法和系统 | |
WO2001059998A9 (en) | One-touch method and system for providing email to a wireless communication device | |
JP2001045047A (ja) | 簡易応答システム | |
JP2004312579A (ja) | 移動通信システム及び方法、移動通信端末並びにサーバ装置 | |
JP3974089B2 (ja) | 音情報提供システム | |
KR101365819B1 (ko) | 이동 단말기, 메일 통지 방법 및 메일 통지 프로그램이 수록된 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체 | |
JP2008092308A (ja) | 簡易メール通信機能を有する電話システム | |
JP2004363925A (ja) | メール送信機能を有する電話機 | |
JP2009033662A (ja) | インターホンシステム | |
JP3808844B2 (ja) | 通信端末 | |
JP2009147399A (ja) | 電話中継装置、電話中継方法、及び、電話中継用プログラム | |
US8498397B2 (en) | Call handling for incoming telephone calls | |
JP2006025020A (ja) | 電話機システム | |
JP2008258999A (ja) | メール応答機能を有する電話装置 | |
KR20070089480A (ko) | 이동통신 단말기 및 그의 메시지 답장 모드 진입 방법. | |
JP2003110732A (ja) | 発信端末、着信端末、仲介サーバおよびメッセージ出力方法 | |
KR20020065229A (ko) | 지능형 전화서비스 시스템 | |
JP2002232574A (ja) | 通信管理装置 | |
WO2007142027A1 (ja) | 携帯電話機 | |
JP2001127888A (ja) | 音声出力メールシステム | |
JP3997278B2 (ja) | 電話装置、音声合成システム、音素情報登録装置、音素情報登録・音声合成装置 | |
JP2009290533A (ja) | 通信装置、通信装置制御方法、及び通信装置制御プログラム | |
KR20060035728A (ko) | 선택적인 음성 메시지 전송이 가능한 통신 디바이스 | |
JP2007028266A (ja) | 電話サービス提供装置及びその方法 | |
JP2004056471A (ja) | 電話機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060518 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3808844 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |