JP2004342529A - ソケットコンタクト - Google Patents

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JP2004342529A
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Hiroshi Endo
宏 遠藤
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Abstract

【課題】金属板材に対するプレス打抜き加工時の材料の無駄が少く、曲げ加工時に寸法合わせの行い易い音叉状ソケットコンタクトの実現。
【解決手段】音叉状ソケットコンタクトに対する保護壁2をソケットコンタクトの2本の腕部3のそれぞれの腕部側の側辺部から腕部3の方向と直角をなす方向でU字形に折り返してそれぞれの腕部3に沿って腕部3よりも幅が広く長さをやや長く延伸するようにしたのでコンタクト部1がほぼ方形にまとまりプレス打抜き時の材料無駄が少く、折り返し時の辺9に対する辺6の位置合わせも2つの保護壁2それぞれで行えるので容易となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性金属板材から延伸する2本の腕で、挿入された相手方コンタクトを挟むことにより電気的接触を得るソケットコンタクトの保護の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
上記2本の腕の形成する形がU字形音叉の形状に似ているところから音叉状ソケットコンタクトと呼んでいる。
従来、音叉状ソケットコンタクトにコンタクト部分を保護する保護壁を設けたものとしては図2に示すようなものがある。
(a)は、弾性金属板材をプレス打ち抜きした平面状のものであり、電線接続部より右側部分と同じものが多数平行な状態でキャリアに繋がった状態で形成される。コンタクトとして形成されたのちはキャリアから切り離され1個のソケットコンタクトとなる。プレス打ち抜きされたのちコンタクトとしての成形は次のように行われる。
【0003】
まず、音叉状コンタクトの2箇所のC折り曲げ部17を点線に沿って手前側へ直角に折り曲げる。これにより腕部22が補強される。次にB折り曲げ部16を手前側へ、丁度、音叉状コンタクト19の左部分の平面部分と保護壁部20の左側部分の平面部分が向き合うようにほぼ180度折り曲げる。折り曲げ断面はU字型になる。その後、保護壁部20をD折り曲げ部18を手前側に折り曲げるようにして左へ、丁度既に左側に来ている音叉状コンタクト19を覆うように180度折り曲げる。保護壁部20には長穴21が形成されているので、音叉状コンタクト19へ、相手方コンタクトが挿入される場合に障害とはならない。
この他、電線接続部14のA折り曲げ部15でも手前側へほぼ直角の折り曲げを行う。
【0004】
こうして、折り曲げ加工を行った後の手前側から見た平面図が(b)である。(c)は側面から見た図であり、(d)は斜視図である。
【0005】
こうして、音叉状ソケットコンタクト19との2つの腕部22は、その両面から保護壁部20によって外部からの不正規接触から保護され変形を免れるようになっている。
【0006】
また、音叉状コンタクト19の内幅Dと長穴の幅DとではDの方が狭くなっており、図2の(b)で見るように長穴21の内周辺が音叉状コンタクト19の内側辺より内側寄りに出ており、これによって、右方から挿入された相手方コンタクトが接点部分を中心として斜めに傾いても相手方コンタクトの先端の変位は保護壁部20の長穴21の内周辺で受け止め、音叉状コンタクト19を押し開くような変形力が加わるのを抑制するようにしている。
【0007】
そして、この抑制が相手方コンタクトがどちらに傾いても同じように効果をもたらすように、保護壁部20の長穴21の内周辺が音叉状コンタクト19の内側辺より内側寄りに出る寸法は、(b)の場合上側も下側も同じになるようにしている(例えば特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2003−45537号公報([0014]〜「0024]、[0031]〜[0039]、図1〜図4)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術には以下のような問題点がある。
第1の問題点は、前述のように図2の(b)において保護壁部20の長穴21の内周辺が音叉状コンタクト19の内側辺より内側寄りに出る寸法を上下((b)の場合)或いは左右((b)を90度回転して見た場合)対称にしようとする加工精度についてである。
理論的には図2の(a)において、音叉状コンタクト19を含む平面部分をB折り曲げ部16で180度折り曲げた際に音叉状コンタクト19の中心線CL1が保護壁部20の長穴の中心線CL2を含む紙面に垂直な面上に来るように折り曲げなければならない。
【0010】
しかしながら、中心線CL1および中心線CL2はあくまでも仮想の線であり、これを頼りに位置決めをすることができず、結局、180度折り曲げた際に、音叉状コンタクト19の上下の2つの内側辺と保護壁部20の長穴21の上下2つの内周辺との間の寸法が等しくなるように折り曲げなければならない。
【0011】
これは、1箇所の折り曲げ調整で2箇所の寸法を調整するということであり、1箇所の折り曲げ調整で1箇所の寸法を調整するのに較べて調整がむずかしいという問題がある。
【0012】
このあと更に、保護壁部20をD折り曲げ部18で左へ180度折り返した際、D折り曲げ部より左側の長穴の内周辺と、折り返した方の長穴の内側辺ととは紙面に垂直な同一面上になければならない。
【0013】
第2の問題点は、図2の(a)において明らかなように保護壁部20は音叉状コンタクト19の先端よりも折り返し分だけ突出している。このような形状を上下方向に多数平行に並ぶように打ち抜いた場合、音叉状コンタクト19の右方、保護壁部の先端位置相当の部分迄は板材の無駄となってしまい、コスト高の原因になってしまうという問題である。
【0014】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、1つの折り曲げ部の折り曲げによる位置合わせ箇所は1箇所として位置調整が容易になる形状にするとともに、板材を打ち抜く際に材料無駄の少ない形状のソケットコンタクトを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のソケットコンタクトは以下の構成を有する。
即ち、弾性金属板材の1辺部分から所定幅の第1の腕部および第2の腕部が所定の間隔を置いて同じ方向へ平行に延伸しその先方同一長の部分において2つの腕部から互いに近づき合うような突部状の接点を有して挿入された導体を弾性的に挟んで電気的接触を得る挟持接点部を形成しており、前記弾性金属板材の第1の腕部側の側辺部から第1の腕部の方向と直角をなす方向でU字形に折れ曲り該腕部に沿って面平行に延伸する第1の保護壁と、同様に前記弾性金属板材の第2の腕部側の側辺部から第2の腕部と直角をなす方向で前記第1の保護壁と同じ面側にU字形に折れ曲り該腕部に沿って面平行に延伸する第2の保護壁とを有し、両保護壁の先端は第1および第2の腕部の先端より出ており、両保護壁の対向し合う側の各辺は第1および第2の腕部の対向し合う辺よりも間隔が狭くなる方向に出ており、両保護壁の外側の辺は第1および第2の腕部の外側の辺よりも外側に出ていることを特徴とするソケットコンタクトである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のソケットコンタクトは、弾性金属板材をプレス打抜き加工したものに対し折り曲げ加工を施して完成するものである点は従来のものと同様であるが、従来のものに較べて打ち抜き形状が材料の無駄が少なくなる形状であるとともに、折り曲げ加工時の寸法合せ箇所が、1折り曲げ箇所に対して1箇所になるような形状であるため、折り曲げ加工の調整が容易であるという点が相違する。
【0017】
【実施例】
以下、本発明のソケットコンタクトの構造を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のソケットコンタクトの構造を示す図である。(a)は弾性金属板材を打ち抜いた平面展開状のものである。(b)はコンタクト部1の折り曲げ部5,5を紙面の向う側へ180度反転折り返した状態の図である。電線保持部11および芯線圧着部10を電線を保持圧着するように向う側へ折り曲げてある。(c)は相手方コンタクトが接点4,4の間に挿入されて、正規の水平位置から何らかの外力Fにより傾斜したときの状況図である。(d)は(c)のA−A断面図である。
【0018】
(a)においてほぼ右半分の部分が本発明に係るコンタクト部1であり、左半分は電線接続部分であり、電線を被覆ごと巻き締めて保持する電線保持部11と、被服を剥がした芯線を巻き込み圧着する芯線圧着部10である。
【0019】
コンタクト部1は、折り曲げ部5,5の点線右端を上下に結んだ辺から腕部3,3が2本(第1の腕部と第2の腕部)が所定の間隔を置いて右方へ平行に延伸し、右方同一距離において2つの腕部3,3から互いに近づき合うような突部の接点4,4を有している。これにより2本の腕部3,3は音叉状ソケットコンタクトを形成している。
【0020】
その2本の腕部3,3の外側にそれぞれ腕部3,3よりも幅が広く長さのやや長い保護壁2,2が設けられている。このように、コンタクト部1はほぼ方形内に納まっているので、図2の(a)の保護壁部のような突出部分がないので打ち抜き加工における材料の無駄が少ない。
【0021】
各保護壁2,2はそれぞれ折り曲げ部5の点線部分で紙面の向う側へ180度反転するように折り返される。この折り返しは、折り返した結果が図1の(b)に示すように、保護壁2の辺7は腕部3の辺8よりも外側に出、保護壁2の辺6は腕部3の辺9よりも互いの間隔が狭くなる方向に出るように行われる。出すべき寸法は予め定められた寸法であり、それぞれの保護壁を折り返すときにその寸法になるように折り返す。
【0022】
このように、保護壁2の辺7が腕部3の辺8より外側に出ていることにより、外側方向から工具や他の部材等がぶつかって来ても保護壁の辺7がこれを受け止め腕部3には当たらないのでその変形や破損を防止することができる。
【0023】
また、保護壁2の先端部分は腕部3の先端部分よりも前方へ出ているので、前方から工具や他の部材等がぶつかることがあっても、保護壁2の先端がこれを受け止め腕部3の先端には当たらないので、その変形や破損を防止することができる。
【0024】
次に板状の相手方コンタクト12が接点4,4間に挿入されたときは、側面から見たときは(c)であり、そのA−A断面は(d)のようになる。(d)から分かるように、相手方コンタクト12は接点4,4に挟まれるとともに保護壁2,2の辺6,6の間隙部分にもかかっている。
【0025】
従って、相手方コンタクトが外力Fによって傾いてもこの傾きは、相手方コンタクトの先端が例えば下側の保護壁2の辺6に当接し、他方、相手方コンタクトの接点4,4で挟まれた点より右の部分が上側の保護壁2の先端角部に当接して、保護壁の強度範囲内の力では、それ以上傾かないので、腕部3,3を過度に開かないよう保護されることになる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のソケットコンタクトは、保護壁を、音叉状ソケットコンタクトの2つの腕部のそれぞれの腕部側の側辺部から腕部の方向と直角をなす方向でU字形に折り返してそれぞれの腕部に沿って面平行に延伸するようにしたので、平面展開状態ではコンタクト部がほぼ方形内に納まり、従来技術におけるような突出した保護壁部がなく打ち抜き時の金属板材の無駄が少ないという利点があるうえ、保護壁の折り返しの場合1つの折り返しにおける寸法合せ箇所が1つであるため、従来技術の1つの折り返しにおける寸法合せ箇所が2つである場合に較べて、折り返し加工の寸法合せが行い易いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ソケットコンタクトの実施例の構成を示す構造図である。
【図2】従来のソケットコンタクトの構造を示す構造図である。
【符号の説明】
1 コンタクト部
2 保護壁
3 腕部
4 接点
5 折り曲げ部
6 辺
7 辺
8 辺
9 辺
10 芯線圧着部
11 電線保持部
12 相手方コンタクト
13 キャリア
14 電線接続部
15 A折り曲げ部
16 B折り曲げ部
17 C折り曲げ部
18 D折り曲げ部
19 音叉状コンタクト
20 保護壁部
21 長穴
22 腕部

Claims (1)

  1. 弾性金属板材の1辺部分から所定幅の第1の腕部および第2の腕部が所定の間隔を置いて同じ方向へ平行に延伸しその先方同一長の部分において2つの腕部から互いに近づき合うような突部状の接点を有して挿入された導体を弾性的に挟んで電気的接触を得る挟持接点部を形成しており、前記弾性金属板材の第1の腕部側の側辺部から第1の腕部の方向と直角をなす方向でU字形に折れ曲り該腕部に沿って面平行に延伸する第1の保護壁と、同様に前記弾性金属板材の第2の腕部側の側辺部から第2の腕部と直角をなす方向で前記第1の保護壁と同じ面側にU字形に折れ曲り該腕部に沿って面平行に延伸する第2の保護壁とを有し、両保護壁の先端は第1および第2の腕部の先端より出ており、両保護壁の対向し合う側の各辺は第1および第2の腕部の対向し合う辺よりも間隔が狭くなる方向に出ており、両保護壁の外側の辺は第1および第2の腕部の外側の辺よりも外側に出ていることを特徴とするソケットコンタクト。
JP2003139743A 2003-05-19 2003-05-19 ソケットコンタクト Withdrawn JP2004342529A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016091767A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

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