JP2004341848A - 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム - Google Patents
情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有を容易化することができる情報共有システムを提供すること。
【解決手段】情報共有支援サーバ20では、共有スケジュール等の共有情報と、ユーザID及びサーバIDの組と、を受信すると、サーバIDに対応する電子メールアドレスを取得して、そこに宛てて共有情報とユーザIDとを電子メール形式で送信する。各情報サーバ16では、情報共有支援サーバ20から電子メールを受信すると、その内容に基づいて共有情報を記憶する。この共有情報は、ユーザIDを伴う参照要求があると、ユーザの閲覧に供される。
【選択図】 図1
【解決手段】情報共有支援サーバ20では、共有スケジュール等の共有情報と、ユーザID及びサーバIDの組と、を受信すると、サーバIDに対応する電子メールアドレスを取得して、そこに宛てて共有情報とユーザIDとを電子メール形式で送信する。各情報サーバ16では、情報共有支援サーバ20から電子メールを受信すると、その内容に基づいて共有情報を記憶する。この共有情報は、ユーザIDを伴う参照要求があると、ユーザの閲覧に供される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラムに関し、特に、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有(グループ間情報共有)を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ及び通信ネットワークの普及により、オフィス等を中心として、複数のユーザによる情報共有が益々容易化されている。コンピュータ及び通信ネットワークを用いて情報共有する場合、通常、通信ネットワークにサーバコンピュータ(以下、「情報サーバ」という。)及びクライアントコンピュータ(以下、「ユーザ端末」という。)を接続するとともに、情報サーバに複数のユーザで共有すべき情報、すなわち共有情報を記憶しておく。そして、各ユーザがユーザ端末から情報サーバにアクセスして、そこに記憶されている共有情報を読み出せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムは、同一の情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有、すなわちグループ内情報共有を実現するものであり、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有、すなわちグループ間情報共有を実現することが困難であった。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有を容易に実現することができる情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る情報共有システムは、通信ネットワークに各々接続された複数の情報サーバと、前記通信ネットワークに接続された情報共有支援サーバと、を含み、前記情報共有支援サーバは、当該情報共有システムを利用するユーザのグループを識別するグループ識別情報と、該グループのメンバーであるユーザの前記複数の情報サーバのうちいずれかにおけるユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、を関連づけて記憶するグループ情報記憶手段と、各情報サーバを識別するサーバ識別情報と、該情報サーバに係る前記通信ネットワークにおけるアドレスと、を関連づけて記憶するアドレス記憶手段と、ユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報を受信するとともに、該グループ識別情報に対応づけて前記グループ情報記憶手段に記憶されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組のうち全部又は一部の当該ユーザによる選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組に関連づけて、共有情報を受信する共有情報受信手段と、前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバ識別情報に対応づけて前記アドレス記憶手段に記憶されるアドレスを読み出すアドレス読み出し手段と、前記共有情報受信手段により受信される共有情報及び前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報を、前記アドレス読み出し手段により読み出されるアドレスに宛てて送信する情報送信手段と、を含む。
【0006】
本発明によれば、情報共有支援サーバにおいて、共有情報と、該共有情報を共有する各ユーザを情報サーバにおいて識別するユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、が取得される。情報共有支援サーバでは、各情報サーバに係る通信ネットワークにおけるアドレスを記憶しており、取得した共有情報及びユーザ識別情報を、該ユーザ識別情報に対応するアドレスに送信することができる。こうして、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士の情報共有を容易化できる。
【0007】
また、前記各情報サーバは、該情報サーバのユーザのユーザ識別情報と、共有情報と、を関連づけて記憶する共有情報記憶手段と、前記情報共有支援サーバから送信される共有情報及びユーザ識別情報を前記共有情報記憶手段に書き込む共有情報書き込み手段と、を含んで構成されてよい。こうすれば、各情報サーバにおいて、共有情報を、該共有情報に関連づけられたユーザ識別情報により識別されるユーザに配信することができる。
【0008】
また、本発明の一態様においては、前記グループ情報記憶手段は、各グループ識別情報に関連づけて認証情報をさらに記憶し、前記情報共有支援サーバは、いずれかのユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報とユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組とを受信する場合に、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段に記憶される認証情報に基づく認証処理の結果に応じて、受信されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組を、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段にさらに記憶するメンバー追加手段をさらに含む。こうすれば、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士で比較的容易に情報共有のためのグループを作成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報共有システムのネットワーク構成例を示す図である。同図に示すように、この情報共有システム10は、情報サーバ16a〜16d、情報共有支援サーバ20及びユーザ端末18a〜18dを含んで構成されている。情報サーバ16a〜16d及び情報共有支援サーバ20は、例えばCPU、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のサーバコンピュータシステムにより構成されている。また、ユーザ端末18a〜18dは、例えばCPU、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のパーソナルコンピュータにより構成されている。
【0011】
情報サーバ16aは、LAN(Local Area Network)14aによって複数のユーザ端末18aとデータ通信可能に接続されている。また、情報サーバ16bは、LAN14bによって複数のユーザ端末18bと相互にデータ通信可能に接続されている。また、情報サーバ16cは、LAN14cによって複数のユーザ端末18cと相互にデータ通信可能に接続されている。さらに、情報サーバ16dは、LAN14dによって複数のユーザ端末18dと相互にデータ通信可能に接続されている。また、LAN14a〜14dは、インターネット等の通信ネットワーク12に直接的又は間接的に接続されており、情報サーバ16a〜16d及びユーザ端末18a〜18dは、通信ネットワーク12に接続された情報共有支援サーバ20とデータ通信可能となっている。
【0012】
また、情報サーバ16aは、主にユーザ端末18aからアクセスされるサーバコンピュータであり、複数のユーザIDが記憶(登録)されるとともに、それらユーザIDが識別するユーザに対して、Web版グループウェアサービスを提供するようになっている。Web版グループウェアは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に則り、スケジュール管理サービス、掲示板管理サービス、アドレス帳管理サービス、ToDoリスト管理サービス等をユーザ端末18aに提供する公知のソフトウェアである。
【0013】
上記Web版グループウェアは、具体的には情報サーバ16aにインストールされているCGI(Common Gateway Interface)プログラムによって実現される。このプログラムは、例えばCD−ROM、DVD等の情報記憶媒体を介して情報サーバ16aに供給され、或いは通信ネットワーク12等の通信手段を介して情報サーバ16aに供給される。情報サーバ16aには、さらにHTTPD(HTTP Daemon)がインストールされており、一方、ユーザ端末18aには、公知のWebブラウザがインストールされている。そして、ユーザ端末18aにおいてWebブラウザを起動し、そこから上記CGIプログラムにアクセスすることにより、グループウェアサービスに係る各種画面が、CGIプログラムにより出力されるHTMLデータに基づき、ユーザ端末18aにおいて表示されるようになっている。
【0014】
情報サーバ16b及びユーザ端末18b、情報サーバ16c及びユーザ端末18c、情報サーバ16d及びユーザ端末18dの場合も、情報サーバ16a及びユーザ端末18aの場合と同様であり、情報サーバ16a〜16dは、それぞれ複数のユーザIDを独自に管理(登録)している。そして、HTTPに則り、ユーザ端末18a〜18dからのアクセスをそれぞれ受け付け、当該情報サーバ16a〜16dが管理しているユーザIDによって識別される各ユーザに対して、各種グループウェアサービスを提供するようになっている。
【0015】
また、情報共有支援サーバ20は、異なる情報サーバ16においてユーザ管理されているユーザ同士での情報共有を支援するサービスを提供するものであり、このサービスは、具体的には情報共有支援サーバ20にインストールされているCGIプログラムによって実現される。このプログラムは、例えばCD−ROM、DVD等の情報記憶媒体を介して情報共有支援サーバ20に供給され、或いは通信ネットワーク12等の通信手段を介して情報共有支援サーバ20に供給される。情報共有支援サーバ20には、さらにHTTPDがインストールされており、一方、ユーザ端末18a等には、上述のように公知のWebブラウザがインストールされている。そして、ユーザ端末18a等においてWebブラウザを起動し、そこから上記CGIプログラムにアクセスすることにより、情報共有の支援サービスに係る各種画面がユーザ端末18a等において表示されるようになっている。
【0016】
以下、情報共有支援サーバ20、情報サーバ16a〜16d及びユーザ端末18a〜18dの処理について、さらに詳細に説明する。なお、以下では情報サーバ16a〜16dでの共通処理を説明する場合、それらを単に情報サーバ16と記す。同様に、ユーザ端末18a〜18dでの共通処理を説明する場合、それらを単にユーザ端末18と記す。
【0017】
図2は、ユーザ端末18において表示されるメニュー画面の一例を示す図である。同図に示すメニュー画面は、ユーザ端末18から情報サーバ16にアクセスして、ユーザ認証を終えた場合に表示されるものである。すなわち、ユーザ端末18から情報サーバ16に最初にアクセスすると、ユーザID及びパスワードを要求する認証画面(図示せず)が表示されるようになっており、ここでユーザID及び真正なパスワードを入力すると、ユーザ端末18にユーザ認証済みの旨を表すクッキー(データ)が格納されるようになっている。このクッキーは、以後、ユーザ端末18から情報サーバ16にアクセスする度に自動送信される。これにより、ユーザ認証を省略できるようになっている。なお、情報サーバ16では、他の認証方式を採用してもよい。
【0018】
同図に示すメニュー画面では、「スケジュール」と「外部グループの作成・参加」の文字が表されたボタンが表示されており、前者をマウス等のポインティングデバイスでクリックすると、ユーザのスケジュール表示に画面遷移するようになっている。すなわち、「スケジュール」ボタンには、情報サーバ16にインストールされたスケジュール表示のためのCGIプログラムにアクセスするためのリンク情報が関連づけられている。一方、後者をクリックすると、異なる情報サーバ16のユーザと情報共有するためのグループを作成したり、既に作成されたグループに参加したりするための外部グループ管理画面に画面遷移するようになっている。すなわち、「外部グループの作成・参加」ボタンには、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、ユーザID、該ユーザが利用している情報サーバ16を識別するサーバID及びユーザの名前及び組織名を渡す(送信する)ためのリンク情報が関連づけられている。
【0019】
図3は、図2に示すメニュー画面において、ユーザがマウス等のポインティングデバイスで「外部グループの作成・参加」ボタンをクリックした場合に表示される外部グループ管理画面の一例を示す図である。同図に示す画面は、情報共有支援サーバ20から送信されるHTMLデータに基づいてユーザ端末18がディスプレイに表示するものであり、ユーザが現在参加している外部グループのリストを含んでいる。すなわち、情報共有支援サーバ20では、各グループの情報(グループIDやグループ名等)を、そのグループのメンバーの情報サーバ16におけるユーザID及び該情報サーバ16のサーバIDの組に対応づけて記憶しており(図13及び図15参照)、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDを伴った外部グループ管理画面の表示要求(「外部グループの参加・作成」ボタンのクリック)を受けると、そのユーザID及びサーバIDの組に対応づけて外部グループ情報記憶部40(図13及び図15参照)に記憶されているグループ情報を読み出し、それをリスト化してユーザ端末18に返信するようにしている。各リストの項目、すなわちグループ名はリンクボタンとして表示されており、それをクリックすることにより、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、グループのメンバー表示を要求するとともに、これに際してグループID、ユーザID及びサーバIDの組を渡すことができるようになっている。
【0020】
また、外部グループ管理画面には、「外部グループの新規作成」ボタンと「既存の外部グループに参加」ボタンも表示されている。そして、前者をクリックすると、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、外部グループの新規作成を要求するとともに、これに際してユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。一方、後者をクリックすると、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、既存の外部グループにメンバーを追加する要求をするとともに、これに際してユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。
【0021】
図4は、図3に表示された外部グループ管理画面において、リスト表示されたグループ名のうち1つをクリックした場合に表示される、メンバー表示画面の一例を示す図である。同図に示すように、メンバー表示画面には、ユーザにより指定されたグループのメンバー名と、「この外部グループから抜ける」ボタンと、「戻る」ボタンと、が表示されている。すなわち、外部グループ管理のためのCGIプログラムでは、ユーザ端末18からグループID、ユーザID及びサーバIDの組を受信すると、グループIDに関連づけて記憶されているメンバーの名前及び組織名を外部グループ情報記憶部40から読み出し、それをリスト化してユーザ端末18に返信するようにしている。また、このとき「この外部グループから抜ける」ボタンと「戻る」ボタンとをメンバー表示画面に含めるようにしている。そして、前者をクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、メンバー脱退を要求し、このときグループID、ユーザID及びサーバIDの組を渡すことができるうようになっている。これらのデータを受信した情報共有支援サーバ20では、受信したグループIDに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されているメンバーの情報から、受信したユーザID及びサーバIDの組、及びそれに関連づけて記憶されているユーザの名前及び組織名を削除する。また、後者、すなわち「戻る」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、図3に示す外部グループ管理画面の表示を要求するとともに、このときユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を送信することができるようになっている。
【0022】
図5は、図3に示される外部グループ管理画面において、「外部グループの新規作成」ボタンをクリックした場合に表示される、新規外部グループ名入力画面の一例を示す図である。「外部グループの新規作成」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20に、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名が送信されるようになっている。この場合、情報共有支援サーバ20では、外部グループ名を入力するためのフォームと「決定」ボタンとを含む新規外部グループ名入力画面をユーザ端末18において表示させるためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようにしている。このとき、「決定」ボタンには、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を、情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられる。
【0023】
同画面において、新規作成しようとする外部グループ名を入力し、「決定」ボタンをクリックすると、外部グループ名、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名が情報共有支援サーバ20に送信され、図6に示される認証情報通知画面が生成され、ユーザ端末18に返信されるようになっている。情報共有支援サーバ20では、これらの情報を受信した場合に、新規の外部グループを識別する外部グループIDを生成するとともに、例えば擬似乱数に基づいて外部グループコード及びパスワードを生成する。このとき、外部グループID及び外部グループコードについては、他の外部グループに関連づけられたものと一致しないようにして生成される。そして、外部グループ情報記憶部40に、新規生成された外部グループIDに関連づけて、同じく新規生成された外部グループコード及びパスワード、ユーザ端末18から受信した外部グループ名、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を記憶するようになっている。外部グループコード及びパスワードは、認証情報通知画面に表示され、ユーザに通知されるようになっている。また、認証情報通知画面には「戻る」ボタンが含められており、同ボタンをクリックすることにより、外部グループ管理画面(図3参照)に戻る(画面遷移する)ことができるようになっている。
【0024】
一方、図3の外部グループ管理画面において、「既存の外部グループに参加」ボタンをクリックすると、図7に示される認証情報入力画面がユーザ端末18で表示されるようになっている。上述したように、「既存の外部グループに参加」ボタンには、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられている。情報共有支援サーバ20では、これらの情報を受信すると、外部グループコード及びパスワードを入力するためのフォームを含み、且つ「OK」ボタンを含む認証情報入力画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようになっている。そして、「OK」ボタンをクリックすると、外部グループコード及びパスワード、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信することができるようになっている。情報共有支援サーバ20では、こうして送信される外部グループコード及びパスワード等の情報を受信すると、この外部グループコード及びパスワードの組が、外部グループ情報記憶部40に既に記憶されている、いずれかの外部グループに係る外部グループコード及びパスワードに一致するか否かを判断する。そして、一致するものがあれば、ユーザ端末18から受信したユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を、その外部グループに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶させる。こうして、外部グループのメンバー追加を実現するようになっている。
【0025】
一方、図8は、ユーザ端末18において表示されるスケジュール表示画面の一例を示す図である。同図に示すスケジュール表示画面は、図2に示されるメニュー画面において、「スケジュール」を選択した場合に表示されるものである。
【0026】
同図に示すスケジュール表示画面は、情報サーバ16にインストールされたスケジュール管理用のCGIプログラムによってユーザ毎に生成され、ユーザ端末18に送信されるHTMLデータに基づいて、該ユーザ端末18がディスプレイに表示するものである。このスケジュール表示画面は、ユーザの1週間分のスケジュールを表示しており、この表示はユーザ端末18から受信したユーザIDに関連づけてスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に記憶されているスケジュール情報に基づいて生成されるものである。その他、スケジュール表示画面には、当該ユーザと同じワークグループに所属する他ユーザの1週間分のスケジュールが併せて表示される。このスケジュール表示画面では、各ユーザに対応づけて7つのスケジュール枠が表示されている。各枠は日付に対応づけられており、枠内にはその日付のスケジュール及びスケジュール登録アイコンが表示されている。
【0027】
各スケジュールにはリンクボタンが設定されており、それをユーザがマウス等のポインティングデバイスでクリックすると、そのスケジュールの詳細内容がユーザ端末18のディスプレイに表示されるようになっている。すなわち、各スケジュールには、当該情報サーバ16においてそのスケジュールを識別する識別情報、すなわちグループ内スケジュールIDが関連づけられており、各スケジュールをクリックすると、そのスケジュールのグループ内スケジュールIDが情報サーバ16に送信されるようになっている。そして、情報サーバ16では、受信したグループ内スケジュールIDに対応づけてスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に記憶されているレコードを読み出し、該レコードに基づいてスケジュール確認画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようになっている。
【0028】
また、紙と鉛筆とが表されたスケジュール登録アイコンをクリックすると、その日付のグループ内スケジュール(同じ情報サーバ16で管理されるユーザのみをメンバーとするスケジュール)を登録するためのグループ内スケジュール登録画面が表示されるようになっている(図9参照)。すなわち、スケジュール登録アイコンには、そのアイコンが表された表示枠に対応する日付が関連づけられており、アイコンをクリックすると、その日付が情報サーバ16に送信されるようになっている。そして、情報サーバ16では、同日付のグループ内スケジュールを新規登録するためのスケジュール登録画面(正確にはHTMLデータ(他も同様))を返信するようになっている。
【0029】
図9は、スケジュール登録画面の一例を示す図である。同図に示すように、スケジュール登録画面では日付、開始時刻、終了時刻、件名、場所、メモ、公開又は非公開の別、さらにメンバーを設定入力できるようになっている。日付欄は、当該スケジュールの日付を設定するためのものであり、デフォルトでは、ユーザ端末18から受信した日付が設定される。開始時刻欄は、当該スケジュールの開始時刻を設定するためのものである。終了時刻欄は、当該スケジュールの終了時刻を設定するためのものである。また、件名欄は、当該スケジュールの件名を入力するためのものである。場所欄は、当該スケジュールが行われる場所を入力するためのものである。メモ欄は、当該スケジュールに関連するその他の事項を自由に入力するためのものである。公開又は非公開の別は、当該スケジュールを他ユーザに公開するか否かを設定するためのラジオボタンである。
【0030】
メンバー欄は、当該スケジュールの参加メンバーを同じ情報サーバ16により管理されるユーザの中から選ぶための欄であり、右枠に表示された同じ情報サーバ16の管理下にあるユーザ名を選択し、追加ボタンをクリックすると、そのユーザ名を左枠に移動させることができるようになっている。反対に、左枠に表示されたユーザ名を選択し、削除ボタンをクリックすることによって、そのユーザ名を右枠に移動させることができるようになっている。
【0031】
スケジュール登録画面をユーザ端末18のディスプレイに表示して、マウスやキーボード等の入力装置を用いて上記各項目を設定してから、画面最下部に表された「登録する」のボタンをクリックすると、日付、開始時刻、終了時刻、件名、場所、メモ及び公開又は非公開の別(スケジュール内容)と、メンバー欄の左枠にリストアップされたユーザのユーザID(スケジュールメンバー)と、が情報サーバ16に送信される。そして、情報サーバ16は、ユーザ端末18から受信したスケジュール内容及びスケジュールメンバーをスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に新規登録するようになっている。
【0032】
また、このスケジュール登録画面には、「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンがさらに表示されている。ユーザがこのボタンをマウス等でクリックすると、外部グループの構成員をメンバーとするスケジュール、すなわちグループ間スケジュールの登録に移行する。この場合、まず図10に示す外部グループを選択するための外部グループ選択画面がユーザ端末18で表示されるようになっている。すなわち、「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループメンバー選定のためのCGIプログラムにアクセスして、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。情報共有支援サーバ20では、受信したユーザID及びサーバIDの組に関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されている外部グループID及び外部グループ名を読み出し、外部グループ名をリスト表示するためのHTMLデータを生成・返信するようになっている。このとき、各外部グループ名はリンクボタンとして構成され、外部グループID、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられるようになっている。
【0033】
ユーザがいずれかの外部グループ名をクリックすると、次に情報共有支援サーバ20から、図11に示す外部グループメンバー選定画面が返信されるようになっている。同画面には、画面上側の選択候補メンバー表示欄と画面下側の選択済みメンバー表示欄とが含まれており、選択候補メンバー表示欄には、図10に示す外部グループ選択画面において選択された外部グループのメンバーの名前及び組織名(会社名)が表示されている。両欄の間には二つの矢印ボタンが表示されており、選択候補メンバー表示欄に表示された1又は複数のメンバーをクリックして一方(下向き矢印)をクリックすると、そのメンバーを特定するデータが情報共有支援サーバ20に送信され、それらのメンバーの名前及び組織名が選択済みメンバー表示欄に移るようになっている。逆に、選択済みメンバー表示欄に表示された1又は複数のメンバーをクリックして他方(上向き矢印)をクリックすると、そのメンバーを特定するデータが情報共有支援サーバ20に送信され、それらのメンバーの名前及び組織名が選択候補メンバー表示欄に戻るようになっている。外部グループメンバー選定画面には、「決定」ボタンも表示されており、このボタンをクリックすることで、ユーザ端末18から情報サーバ16にインストールされたスケジュール登録のためのCGIプログラムにアクセスして、そのとき選択済みメンバー表示欄に名前及び組織名が表示されているメンバーのユーザID及びサーバIDの組、外部グループ名、図9のスケジュール登録画面において登録しようとしていたスケジュールを識別する仮スケジュールIDを送信することができるようになっている。
【0034】
図12は、この「決定」ボタンをクリックした場合に、ユーザ端末18にて表示される(グループ間)スケジュール登録画面の一例を示す図である。同図に示すように、この場合にはスケジュールのメンバー欄に、図10に示す外部グループ選択画面において選択された外部グループ名と、図11に示す外部グループメンバー選定画面において選定されたメンバーの名前及び組織名が表示される。また、画面の下側には、「登録する」ボタンと「メンバー変更」ボタンとが表示されている。前者には、情報サーバ16にインストールされたスケジュール登録のためのCGIプログラムが関連づけられており、該プログラムに仮スケジュールIDが渡されるようになっている。この仮スケジュールIDを受信すると、情報サーバ16では仮スケジュールIDに対応づけて仮スケジュール情報記憶部62(図16及び図20参照)に記憶されているスケジュール内容をスケジュール情報記憶部64に登録するとともに、その内容を情報共有支援サーバ20に送信するようになっている。情報共有支援サーバ20では、受信したスケジュール内容を他のメンバーに係る情報サーバ16に電子メールで転送するようになっている。なお、情報共有支援サーバ20では、各サーバIDに関連づけて電子メールアドレスをサーバ情報記憶部46に記憶しており(図13及び図14参照)、スケジュールのメンバーのユーザ管理が行われている各サーバに対応する電子メールをそこから読み出すようにしている。一方、後者、すなわち「メンバー変更」ボタンには、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループメンバー変更のためのCGIプログラムが関連づけられており、メンバーを変更できるようになっている。
【0035】
各情報サーバ16では、電子メールの着信を監視するようになっており、外部グループに関するスケジュール、つまりグループ間スケジュールを新規登録するための上記電子メールを受信すると、同電子メールに基づいてグループ間スケジュールをスケジュール情報記憶部64に登録するようになっている。
【0036】
なお、スケジュールに変更を加える場合、その変更内容(ここでは変更後のスケジュール内容)及びグループ内スケジュールIDがユーザ端末18から情報サーバ16に送信されるようになっている。情報サーバ16では、ユーザ端末18から受信したグループ内スケジュールIDに対応するスケジュール内容を、受信した変更内容に基づいて更新する。
【0037】
このとき、同スケジュールがグループ間スケジュール(外部グループをメンバーとするスケジュール)であれば、情報共有支援サーバ20に、変更後のスケジュール(スケジュール内容、メンバーのユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名)を送信する。そして、情報共有支援サーバ20では、それらの情報を含むスケジュール変更要求を、各ユーザがユーザ管理されている情報サーバ16に電子メール形式で転送する。送信先の情報サーバ16の電子メールアドレスはサーバ情報記憶部46から読み出される。
【0038】
なお、情報サーバ16では、スケジュール情報記憶部64(図19参照)の各レコードを読み出し、メンバー欄に記録されたユーザIDに、当該情報サーバ16のサーバID以外のサーバIDと組み合わされたものが含まれていれば、当該レコードに係るスケジュールをグループ間スケジュールと判断している。また、そのようなユーザIDが含まれていなければ、当該レコードに係るスケジュールをグループ内スケジュールと判断している。
【0039】
その他、情報サーバ16は、スケジュール情報記憶部64に新規スケジュールのレコードを登録するとき、メンバー欄に記録すべきユーザIDに、当該情報サーバ16のサーバID以外のサーバIDと組み合わされたものが含まれていれば、当該レコードに係るスケジュールをグループ間スケジュールと判断し、その旨のフラグを当該レコードに対応づけて同スケジュール情報記憶部64に記憶しておくようにしてもよい。或いは、グループ間スケジュールに係るレコードにのみ、グループ間スケジュールIDを付与し、グループ間スケジュールID欄に記憶しておくようにしてもよい。こうすれば、フラグやグループ間スケジュールIDの有無により、各レコードがグループ間スケジュールであるかグループ内スケジュールであるかを直ちに判断することができるようになる。
【0040】
上述したように、各情報サーバ16では電子メールの着信を監視するようになっており、情報共有支援サーバ20からグループ間スケジュールID及び変更内容を含むスケジュール変更要求用の電子メールを受信すると、同電子メールに基づいてグループ間スケジュールの内容を変更するようになっている。
【0041】
ここで、情報共有支援サーバ20の機能ブロックについて説明する。図13に示すように、情報共有支援サーバ20は、機能的には大きく分けて制御部30と記憶部38を含んでいる。そして、制御部30は、外部グループ生成・更新処理部36、外部グループメンバー選定処理部34及びスケジュール転送部32を含んでいる。また、記憶部38は、サーバ情報記憶部46及び外部グループ情報記憶部40を含んでいる。これらの機能要素は、いずれも情報共有支援サーバ20を構成するサーバコンピュータが所定プログラムを実行することにより実現される。
【0042】
外部グループ生成・更新処理部36は、上述した外部グループ管理のためのCGIプログラムを中心に構成されており、図3乃至図7等の画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に送信する。こうして、外部グループの各種管理(例えば新規作成やメンバー変更等)に係る処理を実行するものである。外部グループメンバー選定処理部34は、グループ間スケジュールのメンバーを外部グループからユーザが選定するのを支援するためのCGIプログラムを中心に構成されており、上述した外部グループ選択画面及び外部グループメンバー選定画面等を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に送信する。こうして、スケジュールのメンバーとして外部グループのメンバーをユーザが選定するのを支援する。すなわち、外部グループメンバー選定処理部34は、ユーザ端末18からグループIDを受信するとともに、該グループIDに対応づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されるユーザID及びサーバIDの組のうち全部又は一部のユーザによる選択を受け付ける選択受付手段として機能するものである。
【0043】
スケジュール転送部32は、情報サーバ16において外部グループのスケジュールが新規登録されたとき、或いはいずれかの情報サーバ16において外部グループのスケジュールに変更が加えられたとき、ユーザ端末18から登録内容や変更内容を受信し、他のメンバーのユーザ管理が行われている情報サーバ16にそれの内容を電子メール形式で転送するものである。なお、このとき電子メールの宛先はサーバ情報記憶部46から取得する。すなわち、スケジュール転送部32は、選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザID及びサーバIDの組に関連づけて、スケジュール内容(共有情報)を受信する共有情報受信手段、選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバIDに対応づけてサーバ情報記憶部46に記憶される電子メールアドレスを読み出すアドレス読み出し手段、及び共有情報受信手段により受信されるスケジュール内容及び選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザID等を、アドレス読み出し手段により読み出される電子メールアドレスに宛てて送信する情報送信手段として機能するものである。
【0044】
一方、サーバ情報記憶部46は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、サーバ情報を記憶する。サーバ情報は、図14に示すように、各情報サーバ16を識別するサーバID、該情報サーバ16のURL(Uniform Resource Locator)及び電子メールアドレスを記憶している。URLは、情報共有支援サーバ20が、情報サーバ16のメニュー画面(図2)等にアクセスするためのリンクボタンを備えた画面のHTMLデータを生成する場合等に読み出される。また、電子メールアドレスは、当該情報サーバ16においてスケジュールの新規登録要求や変更要求のための電子メールを送信(転送)する際の宛先として参照される。
【0045】
また、外部グループ情報記憶部40も、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、外部グループ情報を記憶する。外部グループ情報は、図15に示すように、ユーザにより登録された各外部グループについて、それを識別する外部グループID、その名称である外部グループ名、乱数に基づいて生成される外部グループコード及びパスワード、メンバー情報を含んで構成されている。ここで、メンバー情報は、当該外部グループのメンバーのユーザ管理が行われている情報サーバ16を識別するサーバID、同情報サーバ16におけるメンバーのユーザID、及びメンバーの名前及び組織名を含んで構成されている。
【0046】
情報共有支援サーバ20では、以上の構成により、外部グループの新規作成、外部グループのメンバー変更、グループ間スケジュール設定の際のメンバー選定支援、スケジュールの登録要求及び変更要求の転送を行うことができる。
【0047】
次に、情報サーバ16の機能ブロックについて説明する。図16に示すように、情報サーバ16は、機能的には制御部50及び記憶部58を含んで構成されており、制御部50はスケジュール登録処理部56、電子メール受信部54、スケジュール自動更新部52を含んで構成されている。また、記憶部58はサーバ情報記憶部68、ユーザ情報記憶部66、スケジュール情報記憶部64、仮スケジュール情報記憶部62及び電子メール記憶部60を含んで構成されている。これらの機能要素は、情報サーバ16を構成するサーバコンピュータが所定プログラムを実行することにより実現されるものである。
【0048】
まず、サーバ情報記憶部68は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、サーバ情報を記憶するものである。サーバ情報は、図17に示すように、当該情報サーバ16を識別するためのサーバIDと、当該情報サーバ16によりグループウェアサービスが提供される組織の名称(組織名)と、を含んでいる。これらの情報は、ユーザがユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にアクセスする場合に、ユーザIDと共にサーバIDを送信し、名前と共に組織名を送信できるようにするために用いられる。
【0049】
ユーザ情報記憶部66は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、ユーザ情報を記憶するものである。ユーザ情報は、図18に示すように、当該情報サーバ16によりグループウェアサービスを提供している各ユーザについて、該ユーザを識別するユーザIDとその名前とを関連づけて記憶するものである。ユーザの名前は、認証済みのユーザがユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にアクセスする場合に、その名前を送信できるようにするために用いられる。
【0050】
スケジュール情報記憶部64は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、図19に示すように、各スケジュールについて、グループ間スケジュールID、グループ内スケジュールID、スケジュール内容、メンバーを関連づけて記憶するものである。ここで、グループ間スケジュールIDは、当該情報共有システム10の全体で各スケジュールを識別する情報である。グループ内スケジュールIDは、当該情報サーバ16において各スケジュール(グループ内スケジュール及びグループ間スケジュール)を識別する情報である。ここでは、スケジュールを新規登録する場合、スケジュール登録画面を提供した情報サーバ16において、新規登録しようとするスケジュールに対してグループ内スケジュールIDを付与する。そして、このグループ内スケジュールIDと当該情報サーバ16のサーバIDとに基づき、グループ間スケジュールIDを生成している。例えば、n桁の数値からなるグループ内スケジュールIDと、m桁の数値からなるサーバIDと、を組み合わせて、下n桁をグループ内スケジュールIDとし、上m桁をサーバIDとする(m+n)桁のグループ間スケジュールIDを生成すれば、情報共有システム10の全体で各スケジュールを識別することができるようになる。
【0051】
また、スケジュール内容は、スケジュール日時、件名、場所、メモ、公開/非公開の別である。さらに、メンバーは、当該スケジュールに参加予定であるユーザのユーザIDと、該ユーザIDにより識別されるユーザのユーザ管理が行われている情報サーバ16のサーバIDとの組、さらにユーザの名前及び組織名を含む。これらの情報は、当該情報サーバ16によってユーザに提供されるスケジュール登録画面において設定されたり、別の情報サーバ16によってユーザに提供されるスケジュール登録画面において設定され、当該情報サーバ16に電子メール形式で転送されたりするものである。また、これらの情報は、当該情報サーバ16又は他の情報サーバ16において変更可能となっている。
【0052】
仮スケジュール情報記憶部62は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成され、仮スケジュール情報を記憶するものである。仮スケジュール情報は、図20に示されるように、仮スケジュール情報を識別する仮スケジュールIDと仮スケジュール内容とを含んでいる。仮スケジュールIDは、スケジュール登録画面をユーザ端末18に送信した場合等、スケジュール登録作業をする場合に作業中のスケジュール内容(仮スケジュール内容)を識別するために生成されるデータである。また、仮スケジュール内容は、登録作業中のスケジュール内容であり、登録作業中にスケジュール登録画面に最後に表示されたスケジュール内容である。仮スケジュールIDは、スケジュールの登録中に、情報サーバ16とユーザ端末18と間で、外部グループによるスケジュールを登録する場合には、情報サーバ16とユーザ端末18と情報共有支援サーバ20との間で相互にやり取りされ、現在までに設定したスケジュール内容を特定するために用いられる。
【0053】
電子メール記憶部60は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成され、受信される電子メールを記憶するものである。この電子メールには、情報共有支援サーバ20から送信される、スケジュールの新規登録要求のための電子メール、スケジュールの内容変更要求のための電子メールが含まれる。
【0054】
スケジュール登録処理部56は、新規スケジュール、特に外部グループによるスケジュールを登録する処理を行うものであり、スケジュール登録のためのCGIプログラムを中心に構成され、図9及び図12に示されるスケジュール登録画面等を提供するものである。特に外部グループによるスケジュールを登録する場合、仮スケジュールIDを生成して、登録作業中のスケジュール内容を一時記憶しておくとともに、情報共有支援サーバ20スケジュールのメンバーが選定されると、その選定内容を受信する。そして、図12に示されるスケジュール登録画面において、登録ボタンがクリックされると、仮スケジュールIDに対応づけて仮スケジュール情報記憶部62に記憶されているスケジュール内容をスケジュール情報記憶部64に登録する。
【0055】
電子メール受信部54は、通信ネットワーク12を介して送信されてくる電子メールデータを受信し、それを電子メール記憶部60に記憶する。スケジュール自動更新部52は、電子メール記憶部60に記憶される電子メールの内容を監視して、その内容が外部グループによるスケジュールの新規登録要求、或いは内容変更要求に係るものであれば、それに基づいてスケジュール情報記憶部64の記憶内容を更新するものである。なお、スケジュール自動更新部52は、スケジュールの新規登録要求や内容変更要求に係る電子メールを受信した場合に、例えば情報共有支援サーバ20や送信元である情報サーバ16に真偽を問い合わせる等して、真正な新規登録要求又は内容変更要求に係る電子メールであると判断された場合にのみ、その電子メールに基づいてスケジュールを登録するようにすれば好適である。
【0056】
ここで、情報共有支援サーバ20による新規外部グループ作成処理について説明する。図21は、この新規外部グループ作成処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループ作成・更新処理部36が担い、外部グループ管理のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図2に示される「外部グループの新規作成」ボタンをユーザがクリックした場合に実行される。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を受信する(S101)。これらの情報は、「外部グループの新規作成」ボタンに関連づけられたリンク情報に含まれるものである。次に、これらの情報に基づいて図5に示される新規外部グループ名入力画面を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S102)。その後、ユーザが外部グループ名をフォームに入力し、「決定」ボタン(図5参照)をクリックすることにより送信される外部グループ名を受信する(S103)。そして、新規登録に係る外部グループを識別する外部グループIDを生成するとともに(S104)、乱数に基づいて外部グループコード及びパスワードを生成する。さらに、それらの情報を表す認証情報通知画面(図6参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信する(S105)。さらに、外部グループ情報記憶部40に対して、S104で生成された外部グループIDに関連づけて、S105で生成された外部グループコード及びパスワード、S101で受信されたユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名、S103で受信された外部グループ名を登録する(S106)。こうして、外部グループを新規登録することができる。
【0057】
次に、情報共有支援サーバ20によるメンバー追加処理について説明する。図22は、このメンバー追加処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループ作成・更新処理部36が担い、外部グループ管理のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図3に示される「既存の外部グループに参加」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を受信する(S201)。これらの情報は、「既存の外部グループに参加」ボタンに関連づけられたリンク情報に含まれるものである。そして、外部グループコード及びパスワードを入力するための認証情報入力画面(図7参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信する(S202)。その後、ユーザが外部グループコード及びパスワードをフォームに入力し、「OK」ボタンをクリックすることにより送信される外部グループコード及びパスワードを受信する(S203)。次に、情報共有支援サーバ20では、受信した外部グループコード及びパスワードの組と同じ外部グループコード及びパスワードの組に関連づけられた外部グループのレコードを、外部グループ情報記憶部40から検索する(S204)。この検索により、そのような外部グループのレコードが見つからなかった場合には、例えばユーザ端末18にエラー画面を表示するためのHTMLデータを返信する。一方、外部グループのレコードが見つかった場合には、S201で受信したユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を、同レコードに含まれる外部グループIDに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶する(S205)。そして、更新後の外部グループ情報記憶部40の記憶内容に基づいて、図3に示される外部グループ管理画面を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S206)。以上の処理によれば、外部グループの新規作成者等が外部グループコード及びパスワードを通知したユーザは、容易に自己を既存の外部グループのメンバーとして登録することができる。
【0058】
次に、情報共有支援サーバ20による外部グループメンバー選定処理について説明する。図23は、外部グループメンバー選定処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループメンバー選定処理部34が担い、外部グループメンバー選定のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図9に示される「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20がユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、仮スケジュールIDを受信する(S301)。仮スケジュールIDは、情報サーバ16によりスケジュール新規登録作業時に仮スケジュール情報記憶部62に記憶されるものである。次に、情報共有支援サーバ20は、受信したユーザID及びサーバIDの組をメンバー欄に含む外部グループのレコードを外部グループ情報記憶部40から検索する(S302)。そして、それら外部グループの名称を表示に含み、且つ各名称に外部グループIDをリンク情報として関連づけた外部グループ選択画面(図10参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S303)。
【0059】
ユーザが同画面に表示されている外部グループ名をクリックすると、その外部グループに対応する外部グループIDが情報共有支援サーバ20に送信される。情報共有支援サーバ20では、こうしてユーザ端末18から送信される外部グループIDを受信する(S304)。そして、受信した外部グループIDに対応づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されているユーザの名前及び組織名を読み出し、それらを表示に含む外部グループメンバー選定画面(図11参照)を表示するためのHTMLデータを生成する。そして、このHTMLデータをユーザ端末18に返信する(S305)。このとき、外部グループメンバー選定画面に「決定」ボタンが含まれるようにして、該ボタンをクリックすることにより、選択済みのメンバーのユーザID及びサーバIDの組、及びS301で受信した各情報が、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20に送信されるよう、同HTMLデータを生成する。
【0060】
その後、外部グループメンバー選定画面において追加又は削除を指示するためのボタンがクリックされたか否かを監視し(S306)、クリックされた場合には、それに応じて外部グループメンバー選定画面を更新し、更新後の外部グループメンバー選定画面を表示するためのHTMLデータをユーザ端末18に返信し(S307)、再び追加又は削除を指示するためのボタンがクリックされたか否かを監視する(S306)。以上の処理により、ユーザが指定した外部グループからスケジュールのメンバーを選択させることができる。
【0061】
次に、情報サーバ16によるグループ間スケジュール登録処理について説明する。図24は、このグループ間スケジュール登録処理を示すフロー図である。同処理は、主としてスケジュール登録処理部56が担い、スケジュール登録のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図11に示される「決定」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まずユーザにより選定されたスケジュールメンバーのユーザID及びサーバIDの組、各ユーザの名前及び組織名、外部グループ名及び仮スケジュールIDを受信する(S401)。次に、受信した仮スケジュールIDに関連する仮スケジュール内容を仮スケジュール情報記憶部62から読み出す(S402)。そして、この仮スケジュール内容及びS401で受信した各情報に基づいて、スケジュール登録画面(図12参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S403)。その後、このスケジュール登録画面においてスケジュール内容を更新する操作がされたか(S404)、登録ボタンがクリックされたかを監視する(S406)。スケジュール内容が更新される操作がされると、更新内容が情報サーバ16に送信される。情報サーバ16では、更新内容が送信されてきた場合(S404)、その内容に基づいて仮スケジュール内容を更新し、更新後の仮スケジュール内容に基づいてスケジュール登録画面を更新する(S405)。
【0062】
また、登録ボタンがクリックされると、ユーザ端末18から仮スケジュールIDを受信し、該仮スケジュールIDに関連づけて仮スケジュール情報記憶部に記憶されている仮スケジュール内容に基づき、スケジュール情報記憶部64に新規スケジュールを登録する(S407)。そして、仮スケジュール情報記憶部62から仮スケジュール情報を削除して、スケジュール情報記憶部64に記憶した内容を情報共有支援サーバ20に例えば電子メール形式で送信する(S409)。
【0063】
最後に、情報共有支援サーバ20によるスケジュール転送処理について説明する。図25は、このスケジュール転送処理を示すフロー図である。同処理は、主としてスケジュール転送部56が担い、スケジュール転送のための常駐型プログラムによって実現されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、図24のS409において情報サーバ16から送信されるデータを受信する(S501)。そして、このデータに含まれるスケジュールのメンバーのサーバIDに関連づけてサーバ情報記憶部46に記憶される電子メールアドレスを読み出し(S502)、そこに宛ててスケジュール内容を電子メール形式で転送する(S503)。以上の処理により、ある情報サーバ16において登録された外部グループのスケジュールを、そのメンバーの情報サーバ16に転送することができるようになる。
【0064】
以上説明した情報共有システム10によれば、各情報サーバ16でユーザ管理されているユーザ同士の情報共有(グループ内情報共有)を実現することができるとともに、特に、異なる情報サーバ16でユーザ管理されるユーザ同士での情報共有(グループ間情報共有)が必要となったとき、情報共有支援サーバ20の支援により、それら情報サーバ16間でスケジュールを転送することができる。このため、グループ間情報共有を容易に実現することができる。
【0065】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明により共有される情報はスケジュールに限定されず、他の情報、例えば掲示板情報や工程管理情報等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報共有システムのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】情報サーバにより提供されるメニュー画面の一例を示す図である。
【図3】情報共有支援サーバにより提供される外部グループ管理画面の一例を示す図である。
【図4】情報共有支援サーバにより提供されるメンバー表示画面の一例を示す図である。
【図5】情報共有支援サーバにより提供される新規外部グループ名入力画面の一例を示す図である。
【図6】情報共有支援サーバにより提供される認証情報通知画面の一例を示す図である。
【図7】情報共有支援サーバにより提供される認証情報入力画面の一例を示す図である。
【図8】情報サーバにより提供されるスケジュール画面の一例を示す図である。
【図9】情報サーバにより提供される(グループ内)スケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図10】情報共有支援サーバにより提供される外部グループ選択画面の一例を示す図である。
【図11】情報共有支援サーバにより提供される外部グループメンバー選定画面の一例を示す図である。
【図12】情報サーバにより提供される(グループ間)スケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図13】情報共有支援サーバの機能ブロック図である。
【図14】情報共有支援サーバに記憶されるサーバ情報を示す図である。
【図15】情報共有支援サーバに記憶される外部グループ情報を示す図である。
【図16】情報サーバの機能ブロック図である。
【図17】情報サーバに記憶されるサーバ情報を示す図である。
【図18】情報サーバに記憶されるユーザ情報を示す図である。
【図19】情報サーバに記憶されるスケジュール情報を示す図である。
【図20】情報サーバに一時記憶される仮スケジュール情報を示す図である。
【図21】情報共有支援サーバによる新規外部グループ作成処理を示すフロー図である。
【図22】情報共有支援サーバによる外部グループメンバー追加処理を示すフロー図である。
【図23】情報共有支援サーバによる外部グループメンバー選定処理を示すフロー図である。
【図24】情報サーバによるグループ間スケジュール登録処理を示す図である。
【図25】情報共有支援サーバによるスケジュール中継処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 情報共有システム、12 通信ネットワーク、14 LAN(Local Area Network)、16 ユーザ端末、18 情報サーバ、20 情報共有支援サーバ、30,50 制御部、32 スケジュール転送部、34 外部グループメンバー選定処理部、36 外部グループ生成・更新処理部、38,58 記憶部、40 外部グループ情報記憶部、46,68 サーバ情報記憶部、52 スケジュール自動更新部、54 電子メール受信部、56 スケジュール登録処理部、60 電子メール記憶部、62 仮スケジュール情報記憶部、64 スケジュール情報記憶部、66 ユーザ情報記憶部。
【発明の属する技術分野】
本発明は情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラムに関し、特に、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有(グループ間情報共有)を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ及び通信ネットワークの普及により、オフィス等を中心として、複数のユーザによる情報共有が益々容易化されている。コンピュータ及び通信ネットワークを用いて情報共有する場合、通常、通信ネットワークにサーバコンピュータ(以下、「情報サーバ」という。)及びクライアントコンピュータ(以下、「ユーザ端末」という。)を接続するとともに、情報サーバに複数のユーザで共有すべき情報、すなわち共有情報を記憶しておく。そして、各ユーザがユーザ端末から情報サーバにアクセスして、そこに記憶されている共有情報を読み出せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムは、同一の情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有、すなわちグループ内情報共有を実現するものであり、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有、すなわちグループ間情報共有を実現することが困難であった。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士での情報共有を容易に実現することができる情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る情報共有システムは、通信ネットワークに各々接続された複数の情報サーバと、前記通信ネットワークに接続された情報共有支援サーバと、を含み、前記情報共有支援サーバは、当該情報共有システムを利用するユーザのグループを識別するグループ識別情報と、該グループのメンバーであるユーザの前記複数の情報サーバのうちいずれかにおけるユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、を関連づけて記憶するグループ情報記憶手段と、各情報サーバを識別するサーバ識別情報と、該情報サーバに係る前記通信ネットワークにおけるアドレスと、を関連づけて記憶するアドレス記憶手段と、ユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報を受信するとともに、該グループ識別情報に対応づけて前記グループ情報記憶手段に記憶されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組のうち全部又は一部の当該ユーザによる選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組に関連づけて、共有情報を受信する共有情報受信手段と、前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバ識別情報に対応づけて前記アドレス記憶手段に記憶されるアドレスを読み出すアドレス読み出し手段と、前記共有情報受信手段により受信される共有情報及び前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報を、前記アドレス読み出し手段により読み出されるアドレスに宛てて送信する情報送信手段と、を含む。
【0006】
本発明によれば、情報共有支援サーバにおいて、共有情報と、該共有情報を共有する各ユーザを情報サーバにおいて識別するユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、が取得される。情報共有支援サーバでは、各情報サーバに係る通信ネットワークにおけるアドレスを記憶しており、取得した共有情報及びユーザ識別情報を、該ユーザ識別情報に対応するアドレスに送信することができる。こうして、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士の情報共有を容易化できる。
【0007】
また、前記各情報サーバは、該情報サーバのユーザのユーザ識別情報と、共有情報と、を関連づけて記憶する共有情報記憶手段と、前記情報共有支援サーバから送信される共有情報及びユーザ識別情報を前記共有情報記憶手段に書き込む共有情報書き込み手段と、を含んで構成されてよい。こうすれば、各情報サーバにおいて、共有情報を、該共有情報に関連づけられたユーザ識別情報により識別されるユーザに配信することができる。
【0008】
また、本発明の一態様においては、前記グループ情報記憶手段は、各グループ識別情報に関連づけて認証情報をさらに記憶し、前記情報共有支援サーバは、いずれかのユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報とユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組とを受信する場合に、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段に記憶される認証情報に基づく認証処理の結果に応じて、受信されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組を、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段にさらに記憶するメンバー追加手段をさらに含む。こうすれば、異なる情報サーバでユーザ管理されているユーザ同士で比較的容易に情報共有のためのグループを作成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報共有システムのネットワーク構成例を示す図である。同図に示すように、この情報共有システム10は、情報サーバ16a〜16d、情報共有支援サーバ20及びユーザ端末18a〜18dを含んで構成されている。情報サーバ16a〜16d及び情報共有支援サーバ20は、例えばCPU、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のサーバコンピュータシステムにより構成されている。また、ユーザ端末18a〜18dは、例えばCPU、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のパーソナルコンピュータにより構成されている。
【0011】
情報サーバ16aは、LAN(Local Area Network)14aによって複数のユーザ端末18aとデータ通信可能に接続されている。また、情報サーバ16bは、LAN14bによって複数のユーザ端末18bと相互にデータ通信可能に接続されている。また、情報サーバ16cは、LAN14cによって複数のユーザ端末18cと相互にデータ通信可能に接続されている。さらに、情報サーバ16dは、LAN14dによって複数のユーザ端末18dと相互にデータ通信可能に接続されている。また、LAN14a〜14dは、インターネット等の通信ネットワーク12に直接的又は間接的に接続されており、情報サーバ16a〜16d及びユーザ端末18a〜18dは、通信ネットワーク12に接続された情報共有支援サーバ20とデータ通信可能となっている。
【0012】
また、情報サーバ16aは、主にユーザ端末18aからアクセスされるサーバコンピュータであり、複数のユーザIDが記憶(登録)されるとともに、それらユーザIDが識別するユーザに対して、Web版グループウェアサービスを提供するようになっている。Web版グループウェアは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に則り、スケジュール管理サービス、掲示板管理サービス、アドレス帳管理サービス、ToDoリスト管理サービス等をユーザ端末18aに提供する公知のソフトウェアである。
【0013】
上記Web版グループウェアは、具体的には情報サーバ16aにインストールされているCGI(Common Gateway Interface)プログラムによって実現される。このプログラムは、例えばCD−ROM、DVD等の情報記憶媒体を介して情報サーバ16aに供給され、或いは通信ネットワーク12等の通信手段を介して情報サーバ16aに供給される。情報サーバ16aには、さらにHTTPD(HTTP Daemon)がインストールされており、一方、ユーザ端末18aには、公知のWebブラウザがインストールされている。そして、ユーザ端末18aにおいてWebブラウザを起動し、そこから上記CGIプログラムにアクセスすることにより、グループウェアサービスに係る各種画面が、CGIプログラムにより出力されるHTMLデータに基づき、ユーザ端末18aにおいて表示されるようになっている。
【0014】
情報サーバ16b及びユーザ端末18b、情報サーバ16c及びユーザ端末18c、情報サーバ16d及びユーザ端末18dの場合も、情報サーバ16a及びユーザ端末18aの場合と同様であり、情報サーバ16a〜16dは、それぞれ複数のユーザIDを独自に管理(登録)している。そして、HTTPに則り、ユーザ端末18a〜18dからのアクセスをそれぞれ受け付け、当該情報サーバ16a〜16dが管理しているユーザIDによって識別される各ユーザに対して、各種グループウェアサービスを提供するようになっている。
【0015】
また、情報共有支援サーバ20は、異なる情報サーバ16においてユーザ管理されているユーザ同士での情報共有を支援するサービスを提供するものであり、このサービスは、具体的には情報共有支援サーバ20にインストールされているCGIプログラムによって実現される。このプログラムは、例えばCD−ROM、DVD等の情報記憶媒体を介して情報共有支援サーバ20に供給され、或いは通信ネットワーク12等の通信手段を介して情報共有支援サーバ20に供給される。情報共有支援サーバ20には、さらにHTTPDがインストールされており、一方、ユーザ端末18a等には、上述のように公知のWebブラウザがインストールされている。そして、ユーザ端末18a等においてWebブラウザを起動し、そこから上記CGIプログラムにアクセスすることにより、情報共有の支援サービスに係る各種画面がユーザ端末18a等において表示されるようになっている。
【0016】
以下、情報共有支援サーバ20、情報サーバ16a〜16d及びユーザ端末18a〜18dの処理について、さらに詳細に説明する。なお、以下では情報サーバ16a〜16dでの共通処理を説明する場合、それらを単に情報サーバ16と記す。同様に、ユーザ端末18a〜18dでの共通処理を説明する場合、それらを単にユーザ端末18と記す。
【0017】
図2は、ユーザ端末18において表示されるメニュー画面の一例を示す図である。同図に示すメニュー画面は、ユーザ端末18から情報サーバ16にアクセスして、ユーザ認証を終えた場合に表示されるものである。すなわち、ユーザ端末18から情報サーバ16に最初にアクセスすると、ユーザID及びパスワードを要求する認証画面(図示せず)が表示されるようになっており、ここでユーザID及び真正なパスワードを入力すると、ユーザ端末18にユーザ認証済みの旨を表すクッキー(データ)が格納されるようになっている。このクッキーは、以後、ユーザ端末18から情報サーバ16にアクセスする度に自動送信される。これにより、ユーザ認証を省略できるようになっている。なお、情報サーバ16では、他の認証方式を採用してもよい。
【0018】
同図に示すメニュー画面では、「スケジュール」と「外部グループの作成・参加」の文字が表されたボタンが表示されており、前者をマウス等のポインティングデバイスでクリックすると、ユーザのスケジュール表示に画面遷移するようになっている。すなわち、「スケジュール」ボタンには、情報サーバ16にインストールされたスケジュール表示のためのCGIプログラムにアクセスするためのリンク情報が関連づけられている。一方、後者をクリックすると、異なる情報サーバ16のユーザと情報共有するためのグループを作成したり、既に作成されたグループに参加したりするための外部グループ管理画面に画面遷移するようになっている。すなわち、「外部グループの作成・参加」ボタンには、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、ユーザID、該ユーザが利用している情報サーバ16を識別するサーバID及びユーザの名前及び組織名を渡す(送信する)ためのリンク情報が関連づけられている。
【0019】
図3は、図2に示すメニュー画面において、ユーザがマウス等のポインティングデバイスで「外部グループの作成・参加」ボタンをクリックした場合に表示される外部グループ管理画面の一例を示す図である。同図に示す画面は、情報共有支援サーバ20から送信されるHTMLデータに基づいてユーザ端末18がディスプレイに表示するものであり、ユーザが現在参加している外部グループのリストを含んでいる。すなわち、情報共有支援サーバ20では、各グループの情報(グループIDやグループ名等)を、そのグループのメンバーの情報サーバ16におけるユーザID及び該情報サーバ16のサーバIDの組に対応づけて記憶しており(図13及び図15参照)、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDを伴った外部グループ管理画面の表示要求(「外部グループの参加・作成」ボタンのクリック)を受けると、そのユーザID及びサーバIDの組に対応づけて外部グループ情報記憶部40(図13及び図15参照)に記憶されているグループ情報を読み出し、それをリスト化してユーザ端末18に返信するようにしている。各リストの項目、すなわちグループ名はリンクボタンとして表示されており、それをクリックすることにより、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、グループのメンバー表示を要求するとともに、これに際してグループID、ユーザID及びサーバIDの組を渡すことができるようになっている。
【0020】
また、外部グループ管理画面には、「外部グループの新規作成」ボタンと「既存の外部グループに参加」ボタンも表示されている。そして、前者をクリックすると、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、外部グループの新規作成を要求するとともに、これに際してユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。一方、後者をクリックすると、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、既存の外部グループにメンバーを追加する要求をするとともに、これに際してユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。
【0021】
図4は、図3に表示された外部グループ管理画面において、リスト表示されたグループ名のうち1つをクリックした場合に表示される、メンバー表示画面の一例を示す図である。同図に示すように、メンバー表示画面には、ユーザにより指定されたグループのメンバー名と、「この外部グループから抜ける」ボタンと、「戻る」ボタンと、が表示されている。すなわち、外部グループ管理のためのCGIプログラムでは、ユーザ端末18からグループID、ユーザID及びサーバIDの組を受信すると、グループIDに関連づけて記憶されているメンバーの名前及び組織名を外部グループ情報記憶部40から読み出し、それをリスト化してユーザ端末18に返信するようにしている。また、このとき「この外部グループから抜ける」ボタンと「戻る」ボタンとをメンバー表示画面に含めるようにしている。そして、前者をクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、メンバー脱退を要求し、このときグループID、ユーザID及びサーバIDの組を渡すことができるうようになっている。これらのデータを受信した情報共有支援サーバ20では、受信したグループIDに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されているメンバーの情報から、受信したユーザID及びサーバIDの組、及びそれに関連づけて記憶されているユーザの名前及び組織名を削除する。また、後者、すなわち「戻る」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループ管理のためのCGIプログラムにアクセスして、図3に示す外部グループ管理画面の表示を要求するとともに、このときユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を送信することができるようになっている。
【0022】
図5は、図3に示される外部グループ管理画面において、「外部グループの新規作成」ボタンをクリックした場合に表示される、新規外部グループ名入力画面の一例を示す図である。「外部グループの新規作成」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20に、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名が送信されるようになっている。この場合、情報共有支援サーバ20では、外部グループ名を入力するためのフォームと「決定」ボタンとを含む新規外部グループ名入力画面をユーザ端末18において表示させるためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようにしている。このとき、「決定」ボタンには、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を、情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられる。
【0023】
同画面において、新規作成しようとする外部グループ名を入力し、「決定」ボタンをクリックすると、外部グループ名、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名が情報共有支援サーバ20に送信され、図6に示される認証情報通知画面が生成され、ユーザ端末18に返信されるようになっている。情報共有支援サーバ20では、これらの情報を受信した場合に、新規の外部グループを識別する外部グループIDを生成するとともに、例えば擬似乱数に基づいて外部グループコード及びパスワードを生成する。このとき、外部グループID及び外部グループコードについては、他の外部グループに関連づけられたものと一致しないようにして生成される。そして、外部グループ情報記憶部40に、新規生成された外部グループIDに関連づけて、同じく新規生成された外部グループコード及びパスワード、ユーザ端末18から受信した外部グループ名、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を記憶するようになっている。外部グループコード及びパスワードは、認証情報通知画面に表示され、ユーザに通知されるようになっている。また、認証情報通知画面には「戻る」ボタンが含められており、同ボタンをクリックすることにより、外部グループ管理画面(図3参照)に戻る(画面遷移する)ことができるようになっている。
【0024】
一方、図3の外部グループ管理画面において、「既存の外部グループに参加」ボタンをクリックすると、図7に示される認証情報入力画面がユーザ端末18で表示されるようになっている。上述したように、「既存の外部グループに参加」ボタンには、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられている。情報共有支援サーバ20では、これらの情報を受信すると、外部グループコード及びパスワードを入力するためのフォームを含み、且つ「OK」ボタンを含む認証情報入力画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようになっている。そして、「OK」ボタンをクリックすると、外部グループコード及びパスワード、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信することができるようになっている。情報共有支援サーバ20では、こうして送信される外部グループコード及びパスワード等の情報を受信すると、この外部グループコード及びパスワードの組が、外部グループ情報記憶部40に既に記憶されている、いずれかの外部グループに係る外部グループコード及びパスワードに一致するか否かを判断する。そして、一致するものがあれば、ユーザ端末18から受信したユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を、その外部グループに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶させる。こうして、外部グループのメンバー追加を実現するようになっている。
【0025】
一方、図8は、ユーザ端末18において表示されるスケジュール表示画面の一例を示す図である。同図に示すスケジュール表示画面は、図2に示されるメニュー画面において、「スケジュール」を選択した場合に表示されるものである。
【0026】
同図に示すスケジュール表示画面は、情報サーバ16にインストールされたスケジュール管理用のCGIプログラムによってユーザ毎に生成され、ユーザ端末18に送信されるHTMLデータに基づいて、該ユーザ端末18がディスプレイに表示するものである。このスケジュール表示画面は、ユーザの1週間分のスケジュールを表示しており、この表示はユーザ端末18から受信したユーザIDに関連づけてスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に記憶されているスケジュール情報に基づいて生成されるものである。その他、スケジュール表示画面には、当該ユーザと同じワークグループに所属する他ユーザの1週間分のスケジュールが併せて表示される。このスケジュール表示画面では、各ユーザに対応づけて7つのスケジュール枠が表示されている。各枠は日付に対応づけられており、枠内にはその日付のスケジュール及びスケジュール登録アイコンが表示されている。
【0027】
各スケジュールにはリンクボタンが設定されており、それをユーザがマウス等のポインティングデバイスでクリックすると、そのスケジュールの詳細内容がユーザ端末18のディスプレイに表示されるようになっている。すなわち、各スケジュールには、当該情報サーバ16においてそのスケジュールを識別する識別情報、すなわちグループ内スケジュールIDが関連づけられており、各スケジュールをクリックすると、そのスケジュールのグループ内スケジュールIDが情報サーバ16に送信されるようになっている。そして、情報サーバ16では、受信したグループ内スケジュールIDに対応づけてスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に記憶されているレコードを読み出し、該レコードに基づいてスケジュール確認画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信するようになっている。
【0028】
また、紙と鉛筆とが表されたスケジュール登録アイコンをクリックすると、その日付のグループ内スケジュール(同じ情報サーバ16で管理されるユーザのみをメンバーとするスケジュール)を登録するためのグループ内スケジュール登録画面が表示されるようになっている(図9参照)。すなわち、スケジュール登録アイコンには、そのアイコンが表された表示枠に対応する日付が関連づけられており、アイコンをクリックすると、その日付が情報サーバ16に送信されるようになっている。そして、情報サーバ16では、同日付のグループ内スケジュールを新規登録するためのスケジュール登録画面(正確にはHTMLデータ(他も同様))を返信するようになっている。
【0029】
図9は、スケジュール登録画面の一例を示す図である。同図に示すように、スケジュール登録画面では日付、開始時刻、終了時刻、件名、場所、メモ、公開又は非公開の別、さらにメンバーを設定入力できるようになっている。日付欄は、当該スケジュールの日付を設定するためのものであり、デフォルトでは、ユーザ端末18から受信した日付が設定される。開始時刻欄は、当該スケジュールの開始時刻を設定するためのものである。終了時刻欄は、当該スケジュールの終了時刻を設定するためのものである。また、件名欄は、当該スケジュールの件名を入力するためのものである。場所欄は、当該スケジュールが行われる場所を入力するためのものである。メモ欄は、当該スケジュールに関連するその他の事項を自由に入力するためのものである。公開又は非公開の別は、当該スケジュールを他ユーザに公開するか否かを設定するためのラジオボタンである。
【0030】
メンバー欄は、当該スケジュールの参加メンバーを同じ情報サーバ16により管理されるユーザの中から選ぶための欄であり、右枠に表示された同じ情報サーバ16の管理下にあるユーザ名を選択し、追加ボタンをクリックすると、そのユーザ名を左枠に移動させることができるようになっている。反対に、左枠に表示されたユーザ名を選択し、削除ボタンをクリックすることによって、そのユーザ名を右枠に移動させることができるようになっている。
【0031】
スケジュール登録画面をユーザ端末18のディスプレイに表示して、マウスやキーボード等の入力装置を用いて上記各項目を設定してから、画面最下部に表された「登録する」のボタンをクリックすると、日付、開始時刻、終了時刻、件名、場所、メモ及び公開又は非公開の別(スケジュール内容)と、メンバー欄の左枠にリストアップされたユーザのユーザID(スケジュールメンバー)と、が情報サーバ16に送信される。そして、情報サーバ16は、ユーザ端末18から受信したスケジュール内容及びスケジュールメンバーをスケジュール情報記憶部64(図16及び図19参照)に新規登録するようになっている。
【0032】
また、このスケジュール登録画面には、「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンがさらに表示されている。ユーザがこのボタンをマウス等でクリックすると、外部グループの構成員をメンバーとするスケジュール、すなわちグループ間スケジュールの登録に移行する。この場合、まず図10に示す外部グループを選択するための外部グループ選択画面がユーザ端末18で表示されるようになっている。すなわち、「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンをクリックすると、ユーザ端末18から、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループメンバー選定のためのCGIプログラムにアクセスして、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を渡すことができるようになっている。情報共有支援サーバ20では、受信したユーザID及びサーバIDの組に関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されている外部グループID及び外部グループ名を読み出し、外部グループ名をリスト表示するためのHTMLデータを生成・返信するようになっている。このとき、各外部グループ名はリンクボタンとして構成され、外部グループID、ユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名を情報共有支援サーバ20に送信するためのリンク情報が関連づけられるようになっている。
【0033】
ユーザがいずれかの外部グループ名をクリックすると、次に情報共有支援サーバ20から、図11に示す外部グループメンバー選定画面が返信されるようになっている。同画面には、画面上側の選択候補メンバー表示欄と画面下側の選択済みメンバー表示欄とが含まれており、選択候補メンバー表示欄には、図10に示す外部グループ選択画面において選択された外部グループのメンバーの名前及び組織名(会社名)が表示されている。両欄の間には二つの矢印ボタンが表示されており、選択候補メンバー表示欄に表示された1又は複数のメンバーをクリックして一方(下向き矢印)をクリックすると、そのメンバーを特定するデータが情報共有支援サーバ20に送信され、それらのメンバーの名前及び組織名が選択済みメンバー表示欄に移るようになっている。逆に、選択済みメンバー表示欄に表示された1又は複数のメンバーをクリックして他方(上向き矢印)をクリックすると、そのメンバーを特定するデータが情報共有支援サーバ20に送信され、それらのメンバーの名前及び組織名が選択候補メンバー表示欄に戻るようになっている。外部グループメンバー選定画面には、「決定」ボタンも表示されており、このボタンをクリックすることで、ユーザ端末18から情報サーバ16にインストールされたスケジュール登録のためのCGIプログラムにアクセスして、そのとき選択済みメンバー表示欄に名前及び組織名が表示されているメンバーのユーザID及びサーバIDの組、外部グループ名、図9のスケジュール登録画面において登録しようとしていたスケジュールを識別する仮スケジュールIDを送信することができるようになっている。
【0034】
図12は、この「決定」ボタンをクリックした場合に、ユーザ端末18にて表示される(グループ間)スケジュール登録画面の一例を示す図である。同図に示すように、この場合にはスケジュールのメンバー欄に、図10に示す外部グループ選択画面において選択された外部グループ名と、図11に示す外部グループメンバー選定画面において選定されたメンバーの名前及び組織名が表示される。また、画面の下側には、「登録する」ボタンと「メンバー変更」ボタンとが表示されている。前者には、情報サーバ16にインストールされたスケジュール登録のためのCGIプログラムが関連づけられており、該プログラムに仮スケジュールIDが渡されるようになっている。この仮スケジュールIDを受信すると、情報サーバ16では仮スケジュールIDに対応づけて仮スケジュール情報記憶部62(図16及び図20参照)に記憶されているスケジュール内容をスケジュール情報記憶部64に登録するとともに、その内容を情報共有支援サーバ20に送信するようになっている。情報共有支援サーバ20では、受信したスケジュール内容を他のメンバーに係る情報サーバ16に電子メールで転送するようになっている。なお、情報共有支援サーバ20では、各サーバIDに関連づけて電子メールアドレスをサーバ情報記憶部46に記憶しており(図13及び図14参照)、スケジュールのメンバーのユーザ管理が行われている各サーバに対応する電子メールをそこから読み出すようにしている。一方、後者、すなわち「メンバー変更」ボタンには、情報共有支援サーバ20にインストールされた外部グループメンバー変更のためのCGIプログラムが関連づけられており、メンバーを変更できるようになっている。
【0035】
各情報サーバ16では、電子メールの着信を監視するようになっており、外部グループに関するスケジュール、つまりグループ間スケジュールを新規登録するための上記電子メールを受信すると、同電子メールに基づいてグループ間スケジュールをスケジュール情報記憶部64に登録するようになっている。
【0036】
なお、スケジュールに変更を加える場合、その変更内容(ここでは変更後のスケジュール内容)及びグループ内スケジュールIDがユーザ端末18から情報サーバ16に送信されるようになっている。情報サーバ16では、ユーザ端末18から受信したグループ内スケジュールIDに対応するスケジュール内容を、受信した変更内容に基づいて更新する。
【0037】
このとき、同スケジュールがグループ間スケジュール(外部グループをメンバーとするスケジュール)であれば、情報共有支援サーバ20に、変更後のスケジュール(スケジュール内容、メンバーのユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名)を送信する。そして、情報共有支援サーバ20では、それらの情報を含むスケジュール変更要求を、各ユーザがユーザ管理されている情報サーバ16に電子メール形式で転送する。送信先の情報サーバ16の電子メールアドレスはサーバ情報記憶部46から読み出される。
【0038】
なお、情報サーバ16では、スケジュール情報記憶部64(図19参照)の各レコードを読み出し、メンバー欄に記録されたユーザIDに、当該情報サーバ16のサーバID以外のサーバIDと組み合わされたものが含まれていれば、当該レコードに係るスケジュールをグループ間スケジュールと判断している。また、そのようなユーザIDが含まれていなければ、当該レコードに係るスケジュールをグループ内スケジュールと判断している。
【0039】
その他、情報サーバ16は、スケジュール情報記憶部64に新規スケジュールのレコードを登録するとき、メンバー欄に記録すべきユーザIDに、当該情報サーバ16のサーバID以外のサーバIDと組み合わされたものが含まれていれば、当該レコードに係るスケジュールをグループ間スケジュールと判断し、その旨のフラグを当該レコードに対応づけて同スケジュール情報記憶部64に記憶しておくようにしてもよい。或いは、グループ間スケジュールに係るレコードにのみ、グループ間スケジュールIDを付与し、グループ間スケジュールID欄に記憶しておくようにしてもよい。こうすれば、フラグやグループ間スケジュールIDの有無により、各レコードがグループ間スケジュールであるかグループ内スケジュールであるかを直ちに判断することができるようになる。
【0040】
上述したように、各情報サーバ16では電子メールの着信を監視するようになっており、情報共有支援サーバ20からグループ間スケジュールID及び変更内容を含むスケジュール変更要求用の電子メールを受信すると、同電子メールに基づいてグループ間スケジュールの内容を変更するようになっている。
【0041】
ここで、情報共有支援サーバ20の機能ブロックについて説明する。図13に示すように、情報共有支援サーバ20は、機能的には大きく分けて制御部30と記憶部38を含んでいる。そして、制御部30は、外部グループ生成・更新処理部36、外部グループメンバー選定処理部34及びスケジュール転送部32を含んでいる。また、記憶部38は、サーバ情報記憶部46及び外部グループ情報記憶部40を含んでいる。これらの機能要素は、いずれも情報共有支援サーバ20を構成するサーバコンピュータが所定プログラムを実行することにより実現される。
【0042】
外部グループ生成・更新処理部36は、上述した外部グループ管理のためのCGIプログラムを中心に構成されており、図3乃至図7等の画面を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に送信する。こうして、外部グループの各種管理(例えば新規作成やメンバー変更等)に係る処理を実行するものである。外部グループメンバー選定処理部34は、グループ間スケジュールのメンバーを外部グループからユーザが選定するのを支援するためのCGIプログラムを中心に構成されており、上述した外部グループ選択画面及び外部グループメンバー選定画面等を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に送信する。こうして、スケジュールのメンバーとして外部グループのメンバーをユーザが選定するのを支援する。すなわち、外部グループメンバー選定処理部34は、ユーザ端末18からグループIDを受信するとともに、該グループIDに対応づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されるユーザID及びサーバIDの組のうち全部又は一部のユーザによる選択を受け付ける選択受付手段として機能するものである。
【0043】
スケジュール転送部32は、情報サーバ16において外部グループのスケジュールが新規登録されたとき、或いはいずれかの情報サーバ16において外部グループのスケジュールに変更が加えられたとき、ユーザ端末18から登録内容や変更内容を受信し、他のメンバーのユーザ管理が行われている情報サーバ16にそれの内容を電子メール形式で転送するものである。なお、このとき電子メールの宛先はサーバ情報記憶部46から取得する。すなわち、スケジュール転送部32は、選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザID及びサーバIDの組に関連づけて、スケジュール内容(共有情報)を受信する共有情報受信手段、選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバIDに対応づけてサーバ情報記憶部46に記憶される電子メールアドレスを読み出すアドレス読み出し手段、及び共有情報受信手段により受信されるスケジュール内容及び選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザID等を、アドレス読み出し手段により読み出される電子メールアドレスに宛てて送信する情報送信手段として機能するものである。
【0044】
一方、サーバ情報記憶部46は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、サーバ情報を記憶する。サーバ情報は、図14に示すように、各情報サーバ16を識別するサーバID、該情報サーバ16のURL(Uniform Resource Locator)及び電子メールアドレスを記憶している。URLは、情報共有支援サーバ20が、情報サーバ16のメニュー画面(図2)等にアクセスするためのリンクボタンを備えた画面のHTMLデータを生成する場合等に読み出される。また、電子メールアドレスは、当該情報サーバ16においてスケジュールの新規登録要求や変更要求のための電子メールを送信(転送)する際の宛先として参照される。
【0045】
また、外部グループ情報記憶部40も、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、外部グループ情報を記憶する。外部グループ情報は、図15に示すように、ユーザにより登録された各外部グループについて、それを識別する外部グループID、その名称である外部グループ名、乱数に基づいて生成される外部グループコード及びパスワード、メンバー情報を含んで構成されている。ここで、メンバー情報は、当該外部グループのメンバーのユーザ管理が行われている情報サーバ16を識別するサーバID、同情報サーバ16におけるメンバーのユーザID、及びメンバーの名前及び組織名を含んで構成されている。
【0046】
情報共有支援サーバ20では、以上の構成により、外部グループの新規作成、外部グループのメンバー変更、グループ間スケジュール設定の際のメンバー選定支援、スケジュールの登録要求及び変更要求の転送を行うことができる。
【0047】
次に、情報サーバ16の機能ブロックについて説明する。図16に示すように、情報サーバ16は、機能的には制御部50及び記憶部58を含んで構成されており、制御部50はスケジュール登録処理部56、電子メール受信部54、スケジュール自動更新部52を含んで構成されている。また、記憶部58はサーバ情報記憶部68、ユーザ情報記憶部66、スケジュール情報記憶部64、仮スケジュール情報記憶部62及び電子メール記憶部60を含んで構成されている。これらの機能要素は、情報サーバ16を構成するサーバコンピュータが所定プログラムを実行することにより実現されるものである。
【0048】
まず、サーバ情報記憶部68は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、サーバ情報を記憶するものである。サーバ情報は、図17に示すように、当該情報サーバ16を識別するためのサーバIDと、当該情報サーバ16によりグループウェアサービスが提供される組織の名称(組織名)と、を含んでいる。これらの情報は、ユーザがユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にアクセスする場合に、ユーザIDと共にサーバIDを送信し、名前と共に組織名を送信できるようにするために用いられる。
【0049】
ユーザ情報記憶部66は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、ユーザ情報を記憶するものである。ユーザ情報は、図18に示すように、当該情報サーバ16によりグループウェアサービスを提供している各ユーザについて、該ユーザを識別するユーザIDとその名前とを関連づけて記憶するものである。ユーザの名前は、認証済みのユーザがユーザ端末18から情報共有支援サーバ20にアクセスする場合に、その名前を送信できるようにするために用いられる。
【0050】
スケジュール情報記憶部64は、例えばハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成されており、図19に示すように、各スケジュールについて、グループ間スケジュールID、グループ内スケジュールID、スケジュール内容、メンバーを関連づけて記憶するものである。ここで、グループ間スケジュールIDは、当該情報共有システム10の全体で各スケジュールを識別する情報である。グループ内スケジュールIDは、当該情報サーバ16において各スケジュール(グループ内スケジュール及びグループ間スケジュール)を識別する情報である。ここでは、スケジュールを新規登録する場合、スケジュール登録画面を提供した情報サーバ16において、新規登録しようとするスケジュールに対してグループ内スケジュールIDを付与する。そして、このグループ内スケジュールIDと当該情報サーバ16のサーバIDとに基づき、グループ間スケジュールIDを生成している。例えば、n桁の数値からなるグループ内スケジュールIDと、m桁の数値からなるサーバIDと、を組み合わせて、下n桁をグループ内スケジュールIDとし、上m桁をサーバIDとする(m+n)桁のグループ間スケジュールIDを生成すれば、情報共有システム10の全体で各スケジュールを識別することができるようになる。
【0051】
また、スケジュール内容は、スケジュール日時、件名、場所、メモ、公開/非公開の別である。さらに、メンバーは、当該スケジュールに参加予定であるユーザのユーザIDと、該ユーザIDにより識別されるユーザのユーザ管理が行われている情報サーバ16のサーバIDとの組、さらにユーザの名前及び組織名を含む。これらの情報は、当該情報サーバ16によってユーザに提供されるスケジュール登録画面において設定されたり、別の情報サーバ16によってユーザに提供されるスケジュール登録画面において設定され、当該情報サーバ16に電子メール形式で転送されたりするものである。また、これらの情報は、当該情報サーバ16又は他の情報サーバ16において変更可能となっている。
【0052】
仮スケジュール情報記憶部62は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成され、仮スケジュール情報を記憶するものである。仮スケジュール情報は、図20に示されるように、仮スケジュール情報を識別する仮スケジュールIDと仮スケジュール内容とを含んでいる。仮スケジュールIDは、スケジュール登録画面をユーザ端末18に送信した場合等、スケジュール登録作業をする場合に作業中のスケジュール内容(仮スケジュール内容)を識別するために生成されるデータである。また、仮スケジュール内容は、登録作業中のスケジュール内容であり、登録作業中にスケジュール登録画面に最後に表示されたスケジュール内容である。仮スケジュールIDは、スケジュールの登録中に、情報サーバ16とユーザ端末18と間で、外部グループによるスケジュールを登録する場合には、情報サーバ16とユーザ端末18と情報共有支援サーバ20との間で相互にやり取りされ、現在までに設定したスケジュール内容を特定するために用いられる。
【0053】
電子メール記憶部60は、ハードディスク記憶装置等の記憶手段を含んで構成され、受信される電子メールを記憶するものである。この電子メールには、情報共有支援サーバ20から送信される、スケジュールの新規登録要求のための電子メール、スケジュールの内容変更要求のための電子メールが含まれる。
【0054】
スケジュール登録処理部56は、新規スケジュール、特に外部グループによるスケジュールを登録する処理を行うものであり、スケジュール登録のためのCGIプログラムを中心に構成され、図9及び図12に示されるスケジュール登録画面等を提供するものである。特に外部グループによるスケジュールを登録する場合、仮スケジュールIDを生成して、登録作業中のスケジュール内容を一時記憶しておくとともに、情報共有支援サーバ20スケジュールのメンバーが選定されると、その選定内容を受信する。そして、図12に示されるスケジュール登録画面において、登録ボタンがクリックされると、仮スケジュールIDに対応づけて仮スケジュール情報記憶部62に記憶されているスケジュール内容をスケジュール情報記憶部64に登録する。
【0055】
電子メール受信部54は、通信ネットワーク12を介して送信されてくる電子メールデータを受信し、それを電子メール記憶部60に記憶する。スケジュール自動更新部52は、電子メール記憶部60に記憶される電子メールの内容を監視して、その内容が外部グループによるスケジュールの新規登録要求、或いは内容変更要求に係るものであれば、それに基づいてスケジュール情報記憶部64の記憶内容を更新するものである。なお、スケジュール自動更新部52は、スケジュールの新規登録要求や内容変更要求に係る電子メールを受信した場合に、例えば情報共有支援サーバ20や送信元である情報サーバ16に真偽を問い合わせる等して、真正な新規登録要求又は内容変更要求に係る電子メールであると判断された場合にのみ、その電子メールに基づいてスケジュールを登録するようにすれば好適である。
【0056】
ここで、情報共有支援サーバ20による新規外部グループ作成処理について説明する。図21は、この新規外部グループ作成処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループ作成・更新処理部36が担い、外部グループ管理のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図2に示される「外部グループの新規作成」ボタンをユーザがクリックした場合に実行される。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を受信する(S101)。これらの情報は、「外部グループの新規作成」ボタンに関連づけられたリンク情報に含まれるものである。次に、これらの情報に基づいて図5に示される新規外部グループ名入力画面を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S102)。その後、ユーザが外部グループ名をフォームに入力し、「決定」ボタン(図5参照)をクリックすることにより送信される外部グループ名を受信する(S103)。そして、新規登録に係る外部グループを識別する外部グループIDを生成するとともに(S104)、乱数に基づいて外部グループコード及びパスワードを生成する。さらに、それらの情報を表す認証情報通知画面(図6参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信する(S105)。さらに、外部グループ情報記憶部40に対して、S104で生成された外部グループIDに関連づけて、S105で生成された外部グループコード及びパスワード、S101で受信されたユーザID及びサーバIDの組、ユーザの名前及び組織名、S103で受信された外部グループ名を登録する(S106)。こうして、外部グループを新規登録することができる。
【0057】
次に、情報共有支援サーバ20によるメンバー追加処理について説明する。図22は、このメンバー追加処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループ作成・更新処理部36が担い、外部グループ管理のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図3に示される「既存の外部グループに参加」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、ユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を受信する(S201)。これらの情報は、「既存の外部グループに参加」ボタンに関連づけられたリンク情報に含まれるものである。そして、外部グループコード及びパスワードを入力するための認証情報入力画面(図7参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、ユーザ端末18に返信する(S202)。その後、ユーザが外部グループコード及びパスワードをフォームに入力し、「OK」ボタンをクリックすることにより送信される外部グループコード及びパスワードを受信する(S203)。次に、情報共有支援サーバ20では、受信した外部グループコード及びパスワードの組と同じ外部グループコード及びパスワードの組に関連づけられた外部グループのレコードを、外部グループ情報記憶部40から検索する(S204)。この検索により、そのような外部グループのレコードが見つからなかった場合には、例えばユーザ端末18にエラー画面を表示するためのHTMLデータを返信する。一方、外部グループのレコードが見つかった場合には、S201で受信したユーザID及びサーバIDの組、並びに名前及び組織名を、同レコードに含まれる外部グループIDに関連づけて外部グループ情報記憶部40に記憶する(S205)。そして、更新後の外部グループ情報記憶部40の記憶内容に基づいて、図3に示される外部グループ管理画面を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S206)。以上の処理によれば、外部グループの新規作成者等が外部グループコード及びパスワードを通知したユーザは、容易に自己を既存の外部グループのメンバーとして登録することができる。
【0058】
次に、情報共有支援サーバ20による外部グループメンバー選定処理について説明する。図23は、外部グループメンバー選定処理を示すフロー図である。同処理は、主として外部グループメンバー選定処理部34が担い、外部グループメンバー選定のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図9に示される「外部グループのスケジュールを登録する」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20がユーザ端末18からユーザID及びサーバIDの組、仮スケジュールIDを受信する(S301)。仮スケジュールIDは、情報サーバ16によりスケジュール新規登録作業時に仮スケジュール情報記憶部62に記憶されるものである。次に、情報共有支援サーバ20は、受信したユーザID及びサーバIDの組をメンバー欄に含む外部グループのレコードを外部グループ情報記憶部40から検索する(S302)。そして、それら外部グループの名称を表示に含み、且つ各名称に外部グループIDをリンク情報として関連づけた外部グループ選択画面(図10参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S303)。
【0059】
ユーザが同画面に表示されている外部グループ名をクリックすると、その外部グループに対応する外部グループIDが情報共有支援サーバ20に送信される。情報共有支援サーバ20では、こうしてユーザ端末18から送信される外部グループIDを受信する(S304)。そして、受信した外部グループIDに対応づけて外部グループ情報記憶部40に記憶されているユーザの名前及び組織名を読み出し、それらを表示に含む外部グループメンバー選定画面(図11参照)を表示するためのHTMLデータを生成する。そして、このHTMLデータをユーザ端末18に返信する(S305)。このとき、外部グループメンバー選定画面に「決定」ボタンが含まれるようにして、該ボタンをクリックすることにより、選択済みのメンバーのユーザID及びサーバIDの組、及びS301で受信した各情報が、ユーザ端末18から情報共有支援サーバ20に送信されるよう、同HTMLデータを生成する。
【0060】
その後、外部グループメンバー選定画面において追加又は削除を指示するためのボタンがクリックされたか否かを監視し(S306)、クリックされた場合には、それに応じて外部グループメンバー選定画面を更新し、更新後の外部グループメンバー選定画面を表示するためのHTMLデータをユーザ端末18に返信し(S307)、再び追加又は削除を指示するためのボタンがクリックされたか否かを監視する(S306)。以上の処理により、ユーザが指定した外部グループからスケジュールのメンバーを選択させることができる。
【0061】
次に、情報サーバ16によるグループ間スケジュール登録処理について説明する。図24は、このグループ間スケジュール登録処理を示すフロー図である。同処理は、主としてスケジュール登録処理部56が担い、スケジュール登録のためのCGIプログラムによって実現されるものであり、図11に示される「決定」ボタンをユーザがクリックした場合に実行されるものである。この処理では、まずユーザにより選定されたスケジュールメンバーのユーザID及びサーバIDの組、各ユーザの名前及び組織名、外部グループ名及び仮スケジュールIDを受信する(S401)。次に、受信した仮スケジュールIDに関連する仮スケジュール内容を仮スケジュール情報記憶部62から読み出す(S402)。そして、この仮スケジュール内容及びS401で受信した各情報に基づいて、スケジュール登録画面(図12参照)を表示するためのHTMLデータを生成し、それをユーザ端末18に返信する(S403)。その後、このスケジュール登録画面においてスケジュール内容を更新する操作がされたか(S404)、登録ボタンがクリックされたかを監視する(S406)。スケジュール内容が更新される操作がされると、更新内容が情報サーバ16に送信される。情報サーバ16では、更新内容が送信されてきた場合(S404)、その内容に基づいて仮スケジュール内容を更新し、更新後の仮スケジュール内容に基づいてスケジュール登録画面を更新する(S405)。
【0062】
また、登録ボタンがクリックされると、ユーザ端末18から仮スケジュールIDを受信し、該仮スケジュールIDに関連づけて仮スケジュール情報記憶部に記憶されている仮スケジュール内容に基づき、スケジュール情報記憶部64に新規スケジュールを登録する(S407)。そして、仮スケジュール情報記憶部62から仮スケジュール情報を削除して、スケジュール情報記憶部64に記憶した内容を情報共有支援サーバ20に例えば電子メール形式で送信する(S409)。
【0063】
最後に、情報共有支援サーバ20によるスケジュール転送処理について説明する。図25は、このスケジュール転送処理を示すフロー図である。同処理は、主としてスケジュール転送部56が担い、スケジュール転送のための常駐型プログラムによって実現されるものである。この処理では、まず情報共有支援サーバ20が、図24のS409において情報サーバ16から送信されるデータを受信する(S501)。そして、このデータに含まれるスケジュールのメンバーのサーバIDに関連づけてサーバ情報記憶部46に記憶される電子メールアドレスを読み出し(S502)、そこに宛ててスケジュール内容を電子メール形式で転送する(S503)。以上の処理により、ある情報サーバ16において登録された外部グループのスケジュールを、そのメンバーの情報サーバ16に転送することができるようになる。
【0064】
以上説明した情報共有システム10によれば、各情報サーバ16でユーザ管理されているユーザ同士の情報共有(グループ内情報共有)を実現することができるとともに、特に、異なる情報サーバ16でユーザ管理されるユーザ同士での情報共有(グループ間情報共有)が必要となったとき、情報共有支援サーバ20の支援により、それら情報サーバ16間でスケジュールを転送することができる。このため、グループ間情報共有を容易に実現することができる。
【0065】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明により共有される情報はスケジュールに限定されず、他の情報、例えば掲示板情報や工程管理情報等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報共有システムのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】情報サーバにより提供されるメニュー画面の一例を示す図である。
【図3】情報共有支援サーバにより提供される外部グループ管理画面の一例を示す図である。
【図4】情報共有支援サーバにより提供されるメンバー表示画面の一例を示す図である。
【図5】情報共有支援サーバにより提供される新規外部グループ名入力画面の一例を示す図である。
【図6】情報共有支援サーバにより提供される認証情報通知画面の一例を示す図である。
【図7】情報共有支援サーバにより提供される認証情報入力画面の一例を示す図である。
【図8】情報サーバにより提供されるスケジュール画面の一例を示す図である。
【図9】情報サーバにより提供される(グループ内)スケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図10】情報共有支援サーバにより提供される外部グループ選択画面の一例を示す図である。
【図11】情報共有支援サーバにより提供される外部グループメンバー選定画面の一例を示す図である。
【図12】情報サーバにより提供される(グループ間)スケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図13】情報共有支援サーバの機能ブロック図である。
【図14】情報共有支援サーバに記憶されるサーバ情報を示す図である。
【図15】情報共有支援サーバに記憶される外部グループ情報を示す図である。
【図16】情報サーバの機能ブロック図である。
【図17】情報サーバに記憶されるサーバ情報を示す図である。
【図18】情報サーバに記憶されるユーザ情報を示す図である。
【図19】情報サーバに記憶されるスケジュール情報を示す図である。
【図20】情報サーバに一時記憶される仮スケジュール情報を示す図である。
【図21】情報共有支援サーバによる新規外部グループ作成処理を示すフロー図である。
【図22】情報共有支援サーバによる外部グループメンバー追加処理を示すフロー図である。
【図23】情報共有支援サーバによる外部グループメンバー選定処理を示すフロー図である。
【図24】情報サーバによるグループ間スケジュール登録処理を示す図である。
【図25】情報共有支援サーバによるスケジュール中継処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 情報共有システム、12 通信ネットワーク、14 LAN(Local Area Network)、16 ユーザ端末、18 情報サーバ、20 情報共有支援サーバ、30,50 制御部、32 スケジュール転送部、34 外部グループメンバー選定処理部、36 外部グループ生成・更新処理部、38,58 記憶部、40 外部グループ情報記憶部、46,68 サーバ情報記憶部、52 スケジュール自動更新部、54 電子メール受信部、56 スケジュール登録処理部、60 電子メール記憶部、62 仮スケジュール情報記憶部、64 スケジュール情報記憶部、66 ユーザ情報記憶部。
Claims (5)
- 通信ネットワークに各々接続された複数の情報サーバと、前記通信ネットワークに接続された情報共有支援サーバと、を含む情報共有システムであって、
前記情報共有支援サーバは、
当該情報共有システムを利用するユーザのグループを識別するグループ識別情報と、該グループのメンバーであるユーザの前記複数の情報サーバのうちいずれかにおけるユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、を関連づけて記憶するグループ情報記憶手段と、
各情報サーバを識別するサーバ識別情報と、該情報サーバに係る前記通信ネットワークにおけるアドレスと、を関連づけて記憶するアドレス記憶手段と、
ユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報を受信するとともに、該グループ識別情報に対応づけて前記グループ情報記憶手段に記憶されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組のうち全部又は一部の当該ユーザによる選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組に関連づけて、共有情報を受信する共有情報受信手段と、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバ識別情報に対応づけて前記アドレス記憶手段に記憶されるアドレスを読み出すアドレス読み出し手段と、
前記共有情報受信手段により受信される共有情報及び前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報を、前記アドレス読み出し手段により読み出されるアドレスに宛てて送信する情報送信手段と、を含む
ことを特徴とする情報共有システム。 - 請求項1に記載の情報共有システムにおいて、
前記各情報サーバは、
該情報サーバのユーザのユーザ識別情報と、共有情報と、を関連づけて記憶する共有情報記憶手段と、
前記情報共有支援サーバから送信される共有情報及びユーザ識別情報を前記共有情報記憶手段に書き込む共有情報書き込み手段と、
をさらに含むことを特徴とする情報共有システム。 - 請求項1又は2に記載の情報共有システムにおいて、
前記グループ情報記憶手段は、各グループ識別情報に関連づけて認証情報をさらに記憶し、
前記情報共有支援サーバは、いずれかのユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報とユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組とを受信する場合に、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段に記憶される認証情報に基づく認証処理の結果に応じて、受信されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組を、該グループ識別情報に関連づけて前記グループ情報記憶手段にさらに記憶するメンバー追加手段をさらに含む
ことを特徴とする情報共有システム。 - 複数の情報サーバと共に通信ネットワークに接続された情報共有支援サーバであって、
いずれかの前記情報サーバのユーザのグループを識別するグループ識別情報と、該グループのメンバーであるユーザの前記複数の情報サーバのうちいずれかにおけるユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、を関連づけて記憶するグループ情報記憶手段と、
各情報サーバを識別するサーバ識別情報と、該情報サーバに係る前記通信ネットワークにおけるアドレスと、を関連づけて記憶するアドレス記憶手段と、
ユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報を受信するとともに、該グループ識別情報に対応づけて前記グループ情報記憶手段に記憶されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組のうち全部又は一部の当該ユーザによる選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組に関連づけて、共有情報を受信する共有情報受信手段と、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバ識別情報に対応づけて前記アドレス記憶手段に記憶されるアドレスを読み出すアドレス読み出し手段と、
前記共有情報受信手段により受信される共有情報及び前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報を、前記アドレス読み出し手段により読み出されるアドレスに宛てて送信する情報送信手段と、を含む
ことを特徴とする情報共有支援サーバ。 - 複数の情報サーバと共に通信ネットワークに接続された情報共有支援サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
いずれかの前記情報サーバのユーザのグループを識別するグループ識別情報と、該グループのメンバーであるユーザの前記複数の情報サーバのうちいずれかにおけるユーザ識別情報及び該情報サーバを識別するサーバ識別情報の組と、を関連づけて記憶するグループ情報記憶手段、
各情報サーバを識別するサーバ識別情報と、該情報サーバに係る前記通信ネットワークにおけるアドレスと、を関連づけて記憶するアドレス記憶手段、
ユーザに係るユーザ端末からグループ識別情報を受信するとともに、該グループ識別情報に対応づけて前記グループ情報記憶手段に記憶されるユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組のうち全部又は一部の当該ユーザによる選択を受け付ける選択受付手段、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報及びサーバ識別情報の組に関連づけて、共有情報を受信する共有情報受信手段、
前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るサーバ識別情報に対応づけて前記アドレス記憶手段に記憶されるアドレスを読み出すアドレス読み出し手段、及び
前記共有情報受信手段により受信される共有情報及び前記選択受付手段により受け付けられたユーザによる選択に係るユーザ識別情報を、前記アドレス読み出し手段により読み出されるアドレスに宛てて送信する情報送信手段
として前記コンピュータを機能させるための命令を含むことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003137952A JP2004341848A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003137952A JP2004341848A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004341848A true JP2004341848A (ja) | 2004-12-02 |
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ID=33527485
Family Applications (1)
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JP2003137952A Pending JP2004341848A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 情報共有システム、情報共有支援サーバ及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004341848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009025938A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Victor Co Of Japan Ltd | ドメイン結合方法 |
JP2011096113A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Toshiba Corp | 情報共有システム |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003137952A patent/JP2004341848A/ja active Pending
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JP2011096113A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Toshiba Corp | 情報共有システム |
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