JP2004341371A - 液晶ディスプレイの駆動方法と回路及び液晶ディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】クロストークを消去し、画像品質を改善する液晶ディスプレイの駆動方法と回路を提供する。
【解決手段】本発明は、駆動ICと、それぞれ、データ電極とゲート電極に結合される複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、を備えるLCDパネルの駆動方法を提供する。同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルは、駆動ICにより同時に駆動される。先ず、ビデオ信号は駆動ICにより、同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルに提供される。ここで、近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。最後に、スキャン信号がゲート電極に提供される。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、駆動ICと、それぞれ、データ電極とゲート電極に結合される複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、を備えるLCDパネルの駆動方法を提供する。同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルは、駆動ICにより同時に駆動される。先ず、ビデオ信号は駆動ICにより、同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルに提供される。ここで、近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。最後に、スキャン信号がゲート電極に提供される。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display;LCD)の駆動方法及び回路に関するもので、特に、駆動ICにより駆動されるディスプレイセルを備えるLCDの駆動方法に関するもので、クロストーク(cross−talk)を消去し、画像品質を改善するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、公知の液晶ディスプレイパネル(以下では、LCDパネル、とする)及びその周辺駆動回路を示す図である。図2で示されるように、LCDパネル1は、データ電極(D1、D2、D3、…、Dm)と、ゲート電極(G1、G2、G3、…、Gn)を交錯させて形成され、交錯したデータ電極とゲート電極は、それぞれ、ディスプレイセルを制御する。例えば、交錯したデータ電極D1とゲート電極G1は、ディスプレイセル200を制御する。
【0003】
各ディスプレイセルの等価回路は、薄膜トランジスタTFT(Q11−Q1m、Q21−Q2m、…、Qn1−Qnm)とストレージコンデンサ(C11−C1m、C21−C2m、…、Cn1−Cnm)とを備える。これらのTFTのゲートとドレインは、ゲート電極(G1−Gn)とデータ電極(D1−Dm)とにそれぞれ接続される。このような接続は、ゲート電極(G1−Gn)のスキャン信号を用いて、同ライン(即ち、同じスキャンラインに位置する)上の全TFTをオン/オフにすることが出来、これにより、データ電極のビデオ信号の、対応するディスプレイセルへの書き込みを制御する。注意すべきことは、ディスプレイセルはLCDパネル1上の単一画素の輝度のみを制御することである。
【0004】
従って、各ディスプレイセルは単色(monochromatic)LCD上の単一画素に対応し、各ディスプレイセルはカラーLCDの単一サブピクセルに対応する。サブピクセルは、赤R、緑G、青Bである。言い換えると、単一画素はR,G,B(3つのディスプレイセル)の組み合わせにより形成される。
【0005】
この他、図2は、LCDパネル1の駆動回路の一部分も示している。ゲートドライバ10は、所定の順番に従って、各ゲート電極G1、G2、…、Gnの一つ或いはそれ以上のスキャン信号(スキャンパルス)を出力する。スキャン信号が一ゲート電極上に運ばれる時、同列上、或いは同一のスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオンで、その他の列、或いはスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオフである。スキャンラインが選択される時、データドライバ20は、表示されるイメージデータに従って、データ電極D1、D2、…、Dmを経て、ビデオ信号(グレイ値)をそれぞれの列のmディスプレイセルに出力する。ゲートドライバ10がn列をスキャンした後、単一フレームのディスプレイが完成する。よって、各スキャンラインの重複スキャンは、イメージの連続表示の目的を達成する。
【0006】
図2では示されていないが、信号CPVがゲートドライバ10の時計で、単一CTRがゲートドライバ10により受信されるスキャン制御信号であり、信号LDがデータドライバ20のデータラッチ(latch)信号、信号DATAがデータドライバ20により受信されるイメージ信号である。
【0007】
一般に、データ電極D1、D2、…、Dmにより伝送されるビデオ信号は、コモン電極電圧VCOMとの関係に基づいて、正ビデオ信号(positive video signal)と負ビデオ信号(negative video signal)に分けられる。正ビデオ信号は、電圧VCOMより高い電圧値を有する信号を示し、表されるグレイ値に基づき、実際の電位は、電圧Vp1とVp2間である。一般に、グレイ値は、コモン電極電圧VCOMに接近するほど低くなる。一方、負ビデオ信号は、信号が電圧VCOMより低い電圧を有することを示し、表されるグレイ値に基づき、実際の電位は、電圧Vn1とVn2間である。同様に、グレイ値は、コモン電極電圧VCOMに接近するほど低くなる。グレイ値が、正ビデオ信号、或いは、負ビデオ信号であろうが、原則上、効果は同じである。
【0008】
液晶分子が、連続して単一極性バイアス電圧を受け、液晶分子の寿命が縮減されるのを防ぐため、ディスプレイセルは、奇数フレーム、及び偶数フレームに対応して、正、負極性ビデオ信号を交互に受信する。
【0009】
各ディスプレイセルの異なる極性ビデオ信号の配置方式は、フレーム反転(frame inversion)、ライン反転(line inversion)、行反転(column inversion)、ドット反転(dot inversion)の4つのタイプに分けられる。フレーム反転駆動モードにおいて、ビデオ信号の極性は同一フレーム上では同じであるが、近接するフレームと反対である。ライン、或いは行反転駆動モードにおいて、同一フレームの同ライン、或いは列は、ビデオ信号と同じ極性を有するが、近接するライン、或いは行とは反対の極性である。ドット反転駆動モードにおいて、同一フレームのビデオ信号の極性は、インターレース形状をなし、これが、本発明で開示される形態である。
【0010】
図3は、ドット反転駆動モードにおける、LCDパネル3(図1のLCDパネル1に相当)上の各ディスプレイセルにより受信されるビデオ信号の極性を示す図である。図3において、LCDパネル3は複数のディスプレイセルからなる。同じゲート電極に対応するディスプレイセルは異なるデータ電極に接続される。ドット反転駆動モードにおいて、各ディスプレイセルの極性は、同じゲート電極、或いはデータ電極に接続される近接するディスプレイセルと反対である。
【0011】
上述の通り、グレイ値が表される時、正、或いは負ビデオ信号であろうが、ディスプレイ効果は実質上同じである。更に、データ電極により受信された正ビデオ信号と負ビデオ信号の数は同じである。よって、コモン電極電圧VCOMの変化はほとんどない。
【0012】
図4は、公知の駆動ICの対応チャネルにより同時に駆動されるLCDパネルのディスプレイセルを示す図である。図4で示されるように、駆動IC30Aと30Bは、それぞれ256の出力チャネルE1〜E256及びF1〜F256を備える。各出力チャネルは、データ電極を通じて、ディスプレイセルに接続される。ディスプレイセルは321A〜321C、322A〜322C、…、323A〜323Cとする。ディスプレイセル構造の詳細は、図2で示される。
【0013】
駆動ICによるディスプレイセルの公知の駆動方法を詳述する。駆動IC30Aの出力チャネルE1〜E256は、正極ビデオ信号を、各ディスプレイ群の一ディスプレイセルに出力し、その後、負極ビデオ信号を、各ディスプレイ群のもう一つのディスプレイセルに出力する。例えば、駆動IC30Aは、正極ビデオ信号を、ディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321A、322A及び323Aに出力し、その後、負極ビデオ信号を、ディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321B、322B及び323Bに出力する。更に、駆動IC30Bの操作は、駆動IC30Aのそれに似ている。図4で開示される構造は、ビデオ信号をディスプレイセルに提供する効果を改善する。
【0014】
しかし、駆動ICが公知の方法により、ディスプレイセルを駆動する時、各ディスプレイセルは同じ極性のビデオ信号を受信する。よって、各コモン電極電圧VCOMは、カップリングにより変化し、ディスプレイセルのグレイレベルにエラーが生じる。例えば、駆動IC30Aが正極ビデオ信号をディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321A、322A及び323Aに出力する時、コモン電極電圧VCOMは上昇する。反対に、駆動IC30Aが負極ビデオ信号をディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321B、322B及び323Bに出力する時、コモン電極電圧VCOMは低下する。コモン電極電圧VCOMは可変であるから、各ディスプレイセルのグレイレベルは不正確で、LCDパネルのディスプレイ効果を悪化させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、駆動ICにより、LCDを駆動する方法と回路を提供し、同時にビデオ信号を同列のデータ電極に提供し、コモン電極電圧がカップリングにより変化するのを防止することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、駆動ICと、それぞれ、データ電極とゲート電極に結合される複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、を備えるLCDパネルの駆動方法を提供する。同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルは、駆動ICにより同時に駆動される。先ず、ビデオ信号は駆動ICにより、同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルに提供される。ここで、近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。最後に、スキャン信号がゲート電極に提供される。
【0017】
更に、本発明は、データ電極とゲート電極とに結合された複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群を備えるLCDパネルを提供する。ゲートドライバは、スキャン信号をゲート電極に提供する。駆動ICは、データ電極を通じて、同列上の各ディスプレイ群のディスプレイセルを同時に駆動し、その後、ディスプレイ群の他のディスプレイセルを駆動する。
【0018】
更に、本発明は、LCDパネルを提供する。ディスプレイ群は、複数のディスプレイセルからなる。ゲート電極は、対応するディスプレイセルに結合される。データ電極は、ゲート電極に対応するディスプレイセルに結合される。駆動ICは、複数のビデオ信号を提供し、データ電極を通じて、同列の各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを同時に駆動する。近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。
【0019】
【発明の実施の形態】
上述した本発明の目的、特徴、及び長所をいっそう明瞭にするため、以下に本発明の好ましい実施の形態を挙げ、図を参照にしながら更に詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の具体例による、LCDパネルと周辺駆動回路を示す図である。図で示されるように、LCDパネル4は、データ電極(D1、D2、D3、…、Dm)と、ゲート電極(G1、G2、G3、…、Gn)を交錯させて形成され、交錯したデータ電極とゲート電極は、それぞれ、ディスプレイ群を制御する。例えば、データ電極D1とゲート電極G1は、ディスプレイセル400を制御し、データ電極D2とゲート電極G1は、ディスプレイセル401を制御する。ここで、ディスプレイセル400〜402はディスプレイ群420からなり、ディスプレイセル403〜405はディスプレイ群422からなり、ディスプレイセル410〜412はディスプレイ群426からなり、ディスプレイセル413〜415はディスプレイ群428からなる。
【0021】
各ディスプレイセルの回路の詳細は、図2のディスプレイセルを参照する。各ディスプレイセルの等価回路は、薄膜トランジスタTFT(Q11−Q1m、Q21−Q2m、…、Qn1−Qnm)とストレージコンデンサ(C11−C1m、C21−C2m、…、Cn1−Cnm)とを備える。TFTのゲートとドレインは、それぞれ、ゲート電極(G1−Gn)とデータ電極(D1−Dm)とに接続される。
【0022】
このような接続は、ゲート電極(G1−Gn)のスキャン信号を用いて、同ライン(即ち、同じスキャンラインに位置する)上の全TFTをオン/オフにすることが出来、これにより、データ電極のビデオ信号の、対応するディスプレイセルへの書き込みを制御する。
【0023】
ゲートドライバ40は、所定の順番に従って、各ゲート電極G1、G2、…、Gnの一つ或いはそれ以上のスキャン信号(スキャンパルス)を出力する。スキャン信号が一ゲート電極上に運ばれる時、同列上、或いは同一のスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオンで、その他の列、或いはスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオフである。スキャンラインが選択される時、ドライバIC42Aの出力チャネルE1〜E256は、ビデオ信号(グレイ値)を同列の各ディスプレイ群の一ディスプレイセルに出力する。
【0024】
ここで、近接するチャネルにより出力されるビデオ信号の極性は、反対である。例えば、駆動IC42AのチャネルE1は、データ電極D1を通じて、正極ビデオ信号をディスプレイセル400に出力する。同時に、駆動IC42AのチャネルE2は、データ電極D4を通じて、負極ビデオ信号をディスプレイセル403に出力する。
【0025】
更に、駆動IC42BのチャネルF1は、対応するデータ電極を通じて、負極ビデオ信号をディスプレイセル410に出力する。同時に、駆動IC42BのチャネルF2は、正極ビデオ信号をディスプレイセル413に出力する。更に、他の出力チャネルにより出力されるビデオ信号の極性は、上述の法則に従う。ゲートドライバ40がn列をスキャンした後、単一フレームのディスプレイが完成する。よって、各スキャンラインの重複スキャンは、画像の連続ディスプレイの目的を達成する。このとき、同列或いは同一スキャンラインのディスプレイセルは同極性であるため、コモン電極電圧VCOMの作用に対抗して結合によるコモン電極電圧VCOMの変化を回避し、その結果クロストークが防止される。
【0026】
本発明では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定的にするものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【0027】
【発明の効果】
本発明によると、駆動ICにより同時に出力されるビデオ信号の極性は異なる。よって、公知の駆動ICが同極性のビデオ信号を出力した時のコモン電極電圧VCOMの変化を回避することができる。
【0028】
これは、LCDが駆動ICにより、複数のディスプレイセルを同時に駆動する時、同列のディスプレイセルは同極性であり、コモン電極電圧VCOMの作用に対抗し、結合によるコモン電極電圧VCOMの変化を回避し、クロストークを防止する。
【0029】
よって、上述のLCDを駆動する本発明の方法と回路は、カップリングによりコモン電極電圧が変化するのを回避し、ディスプレイセル間のクロストークを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるLCDパネルと周辺駆動回路を示す図である。
【図2】従来の液晶ディスプレイパネル及びその周辺駆動回路を示す図である。
【図3】ドット反転駆動モードにおけるLCDパネル上の各ディスプレイセルにより受信されるビデオ信号の極性を示す図である。
【図4】従来の駆動ICの対応チャネルにより同時に駆動されるLCDパネルのディスプレイセルを示す図である。
【符号の説明】
1、3、4 ……LCDパネル
10、40 ……ゲートドライバ
20 ……データドライバ
200、321A〜321C、322A〜322C、323A〜323C、400〜405、410〜415 ……ディスプレイセル
30A、30B、42A、42B ……駆動IC
420、428 ……ディスプレイ群
C11〜C1m、C21〜C2m、…、Cn1〜Cnm ……ストレージコンデンサ
CPV、CTR、LD、DATA ……信号
D1、D2、D3、…、Dm ……データ電極
E1〜E256、F1〜F256 ……出力チャネル
G1、G2、…、Gn ……ゲート電極
Q11〜Q1m、Q21〜Q2m、…、Qn1〜Qnm ……薄膜トランジスタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display;LCD)の駆動方法及び回路に関するもので、特に、駆動ICにより駆動されるディスプレイセルを備えるLCDの駆動方法に関するもので、クロストーク(cross−talk)を消去し、画像品質を改善するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、公知の液晶ディスプレイパネル(以下では、LCDパネル、とする)及びその周辺駆動回路を示す図である。図2で示されるように、LCDパネル1は、データ電極(D1、D2、D3、…、Dm)と、ゲート電極(G1、G2、G3、…、Gn)を交錯させて形成され、交錯したデータ電極とゲート電極は、それぞれ、ディスプレイセルを制御する。例えば、交錯したデータ電極D1とゲート電極G1は、ディスプレイセル200を制御する。
【0003】
各ディスプレイセルの等価回路は、薄膜トランジスタTFT(Q11−Q1m、Q21−Q2m、…、Qn1−Qnm)とストレージコンデンサ(C11−C1m、C21−C2m、…、Cn1−Cnm)とを備える。これらのTFTのゲートとドレインは、ゲート電極(G1−Gn)とデータ電極(D1−Dm)とにそれぞれ接続される。このような接続は、ゲート電極(G1−Gn)のスキャン信号を用いて、同ライン(即ち、同じスキャンラインに位置する)上の全TFTをオン/オフにすることが出来、これにより、データ電極のビデオ信号の、対応するディスプレイセルへの書き込みを制御する。注意すべきことは、ディスプレイセルはLCDパネル1上の単一画素の輝度のみを制御することである。
【0004】
従って、各ディスプレイセルは単色(monochromatic)LCD上の単一画素に対応し、各ディスプレイセルはカラーLCDの単一サブピクセルに対応する。サブピクセルは、赤R、緑G、青Bである。言い換えると、単一画素はR,G,B(3つのディスプレイセル)の組み合わせにより形成される。
【0005】
この他、図2は、LCDパネル1の駆動回路の一部分も示している。ゲートドライバ10は、所定の順番に従って、各ゲート電極G1、G2、…、Gnの一つ或いはそれ以上のスキャン信号(スキャンパルス)を出力する。スキャン信号が一ゲート電極上に運ばれる時、同列上、或いは同一のスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオンで、その他の列、或いはスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオフである。スキャンラインが選択される時、データドライバ20は、表示されるイメージデータに従って、データ電極D1、D2、…、Dmを経て、ビデオ信号(グレイ値)をそれぞれの列のmディスプレイセルに出力する。ゲートドライバ10がn列をスキャンした後、単一フレームのディスプレイが完成する。よって、各スキャンラインの重複スキャンは、イメージの連続表示の目的を達成する。
【0006】
図2では示されていないが、信号CPVがゲートドライバ10の時計で、単一CTRがゲートドライバ10により受信されるスキャン制御信号であり、信号LDがデータドライバ20のデータラッチ(latch)信号、信号DATAがデータドライバ20により受信されるイメージ信号である。
【0007】
一般に、データ電極D1、D2、…、Dmにより伝送されるビデオ信号は、コモン電極電圧VCOMとの関係に基づいて、正ビデオ信号(positive video signal)と負ビデオ信号(negative video signal)に分けられる。正ビデオ信号は、電圧VCOMより高い電圧値を有する信号を示し、表されるグレイ値に基づき、実際の電位は、電圧Vp1とVp2間である。一般に、グレイ値は、コモン電極電圧VCOMに接近するほど低くなる。一方、負ビデオ信号は、信号が電圧VCOMより低い電圧を有することを示し、表されるグレイ値に基づき、実際の電位は、電圧Vn1とVn2間である。同様に、グレイ値は、コモン電極電圧VCOMに接近するほど低くなる。グレイ値が、正ビデオ信号、或いは、負ビデオ信号であろうが、原則上、効果は同じである。
【0008】
液晶分子が、連続して単一極性バイアス電圧を受け、液晶分子の寿命が縮減されるのを防ぐため、ディスプレイセルは、奇数フレーム、及び偶数フレームに対応して、正、負極性ビデオ信号を交互に受信する。
【0009】
各ディスプレイセルの異なる極性ビデオ信号の配置方式は、フレーム反転(frame inversion)、ライン反転(line inversion)、行反転(column inversion)、ドット反転(dot inversion)の4つのタイプに分けられる。フレーム反転駆動モードにおいて、ビデオ信号の極性は同一フレーム上では同じであるが、近接するフレームと反対である。ライン、或いは行反転駆動モードにおいて、同一フレームの同ライン、或いは列は、ビデオ信号と同じ極性を有するが、近接するライン、或いは行とは反対の極性である。ドット反転駆動モードにおいて、同一フレームのビデオ信号の極性は、インターレース形状をなし、これが、本発明で開示される形態である。
【0010】
図3は、ドット反転駆動モードにおける、LCDパネル3(図1のLCDパネル1に相当)上の各ディスプレイセルにより受信されるビデオ信号の極性を示す図である。図3において、LCDパネル3は複数のディスプレイセルからなる。同じゲート電極に対応するディスプレイセルは異なるデータ電極に接続される。ドット反転駆動モードにおいて、各ディスプレイセルの極性は、同じゲート電極、或いはデータ電極に接続される近接するディスプレイセルと反対である。
【0011】
上述の通り、グレイ値が表される時、正、或いは負ビデオ信号であろうが、ディスプレイ効果は実質上同じである。更に、データ電極により受信された正ビデオ信号と負ビデオ信号の数は同じである。よって、コモン電極電圧VCOMの変化はほとんどない。
【0012】
図4は、公知の駆動ICの対応チャネルにより同時に駆動されるLCDパネルのディスプレイセルを示す図である。図4で示されるように、駆動IC30Aと30Bは、それぞれ256の出力チャネルE1〜E256及びF1〜F256を備える。各出力チャネルは、データ電極を通じて、ディスプレイセルに接続される。ディスプレイセルは321A〜321C、322A〜322C、…、323A〜323Cとする。ディスプレイセル構造の詳細は、図2で示される。
【0013】
駆動ICによるディスプレイセルの公知の駆動方法を詳述する。駆動IC30Aの出力チャネルE1〜E256は、正極ビデオ信号を、各ディスプレイ群の一ディスプレイセルに出力し、その後、負極ビデオ信号を、各ディスプレイ群のもう一つのディスプレイセルに出力する。例えば、駆動IC30Aは、正極ビデオ信号を、ディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321A、322A及び323Aに出力し、その後、負極ビデオ信号を、ディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321B、322B及び323Bに出力する。更に、駆動IC30Bの操作は、駆動IC30Aのそれに似ている。図4で開示される構造は、ビデオ信号をディスプレイセルに提供する効果を改善する。
【0014】
しかし、駆動ICが公知の方法により、ディスプレイセルを駆動する時、各ディスプレイセルは同じ極性のビデオ信号を受信する。よって、各コモン電極電圧VCOMは、カップリングにより変化し、ディスプレイセルのグレイレベルにエラーが生じる。例えば、駆動IC30Aが正極ビデオ信号をディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321A、322A及び323Aに出力する時、コモン電極電圧VCOMは上昇する。反対に、駆動IC30Aが負極ビデオ信号をディスプレイ群31A〜31Cのディスプレイセル321B、322B及び323Bに出力する時、コモン電極電圧VCOMは低下する。コモン電極電圧VCOMは可変であるから、各ディスプレイセルのグレイレベルは不正確で、LCDパネルのディスプレイ効果を悪化させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、駆動ICにより、LCDを駆動する方法と回路を提供し、同時にビデオ信号を同列のデータ電極に提供し、コモン電極電圧がカップリングにより変化するのを防止することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、駆動ICと、それぞれ、データ電極とゲート電極に結合される複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、を備えるLCDパネルの駆動方法を提供する。同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルは、駆動ICにより同時に駆動される。先ず、ビデオ信号は駆動ICにより、同列の各ディスプレイ群のディスプレイセルに提供される。ここで、近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。最後に、スキャン信号がゲート電極に提供される。
【0017】
更に、本発明は、データ電極とゲート電極とに結合された複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群を備えるLCDパネルを提供する。ゲートドライバは、スキャン信号をゲート電極に提供する。駆動ICは、データ電極を通じて、同列上の各ディスプレイ群のディスプレイセルを同時に駆動し、その後、ディスプレイ群の他のディスプレイセルを駆動する。
【0018】
更に、本発明は、LCDパネルを提供する。ディスプレイ群は、複数のディスプレイセルからなる。ゲート電極は、対応するディスプレイセルに結合される。データ電極は、ゲート電極に対応するディスプレイセルに結合される。駆動ICは、複数のビデオ信号を提供し、データ電極を通じて、同列の各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを同時に駆動する。近接するディスプレイ群のディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信する。
【0019】
【発明の実施の形態】
上述した本発明の目的、特徴、及び長所をいっそう明瞭にするため、以下に本発明の好ましい実施の形態を挙げ、図を参照にしながら更に詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の具体例による、LCDパネルと周辺駆動回路を示す図である。図で示されるように、LCDパネル4は、データ電極(D1、D2、D3、…、Dm)と、ゲート電極(G1、G2、G3、…、Gn)を交錯させて形成され、交錯したデータ電極とゲート電極は、それぞれ、ディスプレイ群を制御する。例えば、データ電極D1とゲート電極G1は、ディスプレイセル400を制御し、データ電極D2とゲート電極G1は、ディスプレイセル401を制御する。ここで、ディスプレイセル400〜402はディスプレイ群420からなり、ディスプレイセル403〜405はディスプレイ群422からなり、ディスプレイセル410〜412はディスプレイ群426からなり、ディスプレイセル413〜415はディスプレイ群428からなる。
【0021】
各ディスプレイセルの回路の詳細は、図2のディスプレイセルを参照する。各ディスプレイセルの等価回路は、薄膜トランジスタTFT(Q11−Q1m、Q21−Q2m、…、Qn1−Qnm)とストレージコンデンサ(C11−C1m、C21−C2m、…、Cn1−Cnm)とを備える。TFTのゲートとドレインは、それぞれ、ゲート電極(G1−Gn)とデータ電極(D1−Dm)とに接続される。
【0022】
このような接続は、ゲート電極(G1−Gn)のスキャン信号を用いて、同ライン(即ち、同じスキャンラインに位置する)上の全TFTをオン/オフにすることが出来、これにより、データ電極のビデオ信号の、対応するディスプレイセルへの書き込みを制御する。
【0023】
ゲートドライバ40は、所定の順番に従って、各ゲート電極G1、G2、…、Gnの一つ或いはそれ以上のスキャン信号(スキャンパルス)を出力する。スキャン信号が一ゲート電極上に運ばれる時、同列上、或いは同一のスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオンで、その他の列、或いはスキャンライン上の全ディスプレイセル内のTFTはオフである。スキャンラインが選択される時、ドライバIC42Aの出力チャネルE1〜E256は、ビデオ信号(グレイ値)を同列の各ディスプレイ群の一ディスプレイセルに出力する。
【0024】
ここで、近接するチャネルにより出力されるビデオ信号の極性は、反対である。例えば、駆動IC42AのチャネルE1は、データ電極D1を通じて、正極ビデオ信号をディスプレイセル400に出力する。同時に、駆動IC42AのチャネルE2は、データ電極D4を通じて、負極ビデオ信号をディスプレイセル403に出力する。
【0025】
更に、駆動IC42BのチャネルF1は、対応するデータ電極を通じて、負極ビデオ信号をディスプレイセル410に出力する。同時に、駆動IC42BのチャネルF2は、正極ビデオ信号をディスプレイセル413に出力する。更に、他の出力チャネルにより出力されるビデオ信号の極性は、上述の法則に従う。ゲートドライバ40がn列をスキャンした後、単一フレームのディスプレイが完成する。よって、各スキャンラインの重複スキャンは、画像の連続ディスプレイの目的を達成する。このとき、同列或いは同一スキャンラインのディスプレイセルは同極性であるため、コモン電極電圧VCOMの作用に対抗して結合によるコモン電極電圧VCOMの変化を回避し、その結果クロストークが防止される。
【0026】
本発明では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定的にするものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【0027】
【発明の効果】
本発明によると、駆動ICにより同時に出力されるビデオ信号の極性は異なる。よって、公知の駆動ICが同極性のビデオ信号を出力した時のコモン電極電圧VCOMの変化を回避することができる。
【0028】
これは、LCDが駆動ICにより、複数のディスプレイセルを同時に駆動する時、同列のディスプレイセルは同極性であり、コモン電極電圧VCOMの作用に対抗し、結合によるコモン電極電圧VCOMの変化を回避し、クロストークを防止する。
【0029】
よって、上述のLCDを駆動する本発明の方法と回路は、カップリングによりコモン電極電圧が変化するのを回避し、ディスプレイセル間のクロストークを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるLCDパネルと周辺駆動回路を示す図である。
【図2】従来の液晶ディスプレイパネル及びその周辺駆動回路を示す図である。
【図3】ドット反転駆動モードにおけるLCDパネル上の各ディスプレイセルにより受信されるビデオ信号の極性を示す図である。
【図4】従来の駆動ICの対応チャネルにより同時に駆動されるLCDパネルのディスプレイセルを示す図である。
【符号の説明】
1、3、4 ……LCDパネル
10、40 ……ゲートドライバ
20 ……データドライバ
200、321A〜321C、322A〜322C、323A〜323C、400〜405、410〜415 ……ディスプレイセル
30A、30B、42A、42B ……駆動IC
420、428 ……ディスプレイ群
C11〜C1m、C21〜C2m、…、Cn1〜Cnm ……ストレージコンデンサ
CPV、CTR、LD、DATA ……信号
D1、D2、D3、…、Dm ……データ電極
E1〜E256、F1〜F256 ……出力チャネル
G1、G2、…、Gn ……ゲート電極
Q11〜Q1m、Q21〜Q2m、…、Qn1〜Qnm ……薄膜トランジスタ
Claims (10)
- 駆動ICと、複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、を備える液晶ディスプレイの駆動方法であって、
前記ディスプレイセルはデータ電極とゲート電極に結合され、前記駆動ICは、同列上の各ディスプレイ群のディスプレイセルを同時に駆動し、前記方法は、
複数のビデオ信号を、駆動ICから同列上の各ディスプレイ群のディスプレイセルに提供し、近接するディスプレイ群の前記ディスプレイセルは反対の極性のビデオ信号を受信する工程と、
スキャン信号を前記ゲート電極に提供する工程と、
を備えることを特徴とする液晶ディスプレイの駆動方法。 - 各ディスプレイ群の前記近接するディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信することを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプレイの駆動方法。
- データ電極とゲート電極とにそれぞれ結合され、複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群を備える液晶ディスプレイの駆動回路であって、
前記ゲート電極にスキャン信号を提供するゲートドライバと、
前記データ電極により、同列上の反対の極性のビデオ信号を備える各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを同時に駆動し、その後、前記ディスプレイ群のもう一つのディスプレイセルを駆動する駆動ICと、
を備えることを特徴とする液晶ディスプレイの駆動回路。 - 各ディスプレイ群の前記近接するディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信することを特徴とする請求項3に記載の液晶ディスプレイの駆動回路。
- 前記駆動ICは、更に、対応するデータ電極を通じて、前記ディスプレイ群に接続される複数のチャネルを備え、各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを駆動することを特徴とする請求項3に記載の液晶ディスプレイの駆動回路。
- 前記駆動ICは256チャネルからなることを特徴とする請求項5に記載の液晶ディスプレイの駆動回路。
- 液晶ディスプレイであって、
複数のディスプレイセルからなる複数のディスプレイ群と、
対応する前記ディスプレイセルに結合された複数のゲート電極と、
前記ゲート電極に対応する前記ディスプレイセルに結合された複数のデータ電極と、
複数のビデオ信号を提供し、前記データ電極を通じて、同列上の各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを同時に駆動し、近接する前記ディスプレイ群の前記ディスプレイセルは反対の極性のビデオ信号を受信する駆動ICと、
を備えることを特徴とする液晶ディスプレイ。 - 各ディスプレイ群の前記近接するディスプレイセルは、反対の極性のビデオ信号を受信することを特徴とする請求項7に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記駆動ICは、更に、対応する前記データ電極を通じて、前記ディスプレイ群に接続される複数のチャネルを備え、各ディスプレイ群の一ディスプレイセルを駆動することを特徴とする請求項7に記載の液晶ディスプレイ。
- 前記駆動ICは256チャネルからなることを特徴とする請求項7に記載の液晶ディスプレイ。
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---|---|---|---|
JP2003139722A JP2004341371A (ja) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | 液晶ディスプレイの駆動方法と回路及び液晶ディスプレイ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=33528669
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JP (1) | JP2004341371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100437728C (zh) * | 2005-03-14 | 2008-11-26 | 友达光电股份有限公司 | 像素驱动电路、时序控制器和扫描方法 |
-
2003
- 2003-05-19 JP JP2003139722A patent/JP2004341371A/ja active Pending
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