JP2004341116A - 接触帯電装置 - Google Patents

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JP2004341116A JP2003135938A JP2003135938A JP2004341116A JP 2004341116 A JP2004341116 A JP 2004341116A JP 2003135938 A JP2003135938 A JP 2003135938A JP 2003135938 A JP2003135938 A JP 2003135938A JP 2004341116 A JP2004341116 A JP 2004341116A
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博通 山田
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Abstract

【課題】転写装置に応用した場合、浮いた部分の転写不良や、片当たりすることにより転写材の搬送性の左右バランスが偏るため、しわの発生などといった問題。
【解決手段】接触帯電部材表面上に3次元構造体を、長手方向にクラウン状に形成し、接触性、帯電性の安定性を向上する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置における接触帯電装置に関する。
【0002】
より詳しくは、面移動駆動される被帯電体の面に接して被帯電体の面移動に順方向に回転駆動される帯電部材を有する接触型の接触帯電装置に関するものである。
【0003】
上記において面移動駆動される被帯電体は、例えば、電子写真複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置における回転ドラム型・回動ベルト型・走行ウエブ型等の電子写真感光体等や、あるいは、前記画像形成装置における像担持体と転写部材に挟持搬送されながら前記像担持体上の可転写像を転写される転写材等である。
【0004】
被帯電体の面に接して被帯電体の面移動に順方向に回転駆動される帯電部材は、帯電バイアスを印加した回転ローラ体である。
【0005】
【従来の技術】
従来、抵抗値調整した導電ゴムを用いたソリッドの帯電ローラ等を接触帯電部材とし、直流電圧を接触帯電部材に印加した時の被帯電体の帯電開始電圧Vthの2倍以上のピーク間電圧(PEAK TO PEAK)を有する振動電界(交互電界・交流電界;即ち、時間とともに電圧値が周期的に変化する電界または電圧)を接触帯電部材と被帯電体との間に形成して被帯電体面を処理(除電処理も含む)する手法(以下、AC印加方式と記す)などが、本出願人から先に提案(特開昭63−149669号公報等)されている。
【0006】
一方、こうした接触帯電装置を転写装置として応用する提案も数多くなされている(特開平1−185572等)。
【0007】
これらの接触帯電装置では、図6に示すような構成が一般的である。すなわち、被帯電体としての感光ドラム104に、接触帯電部材としての帯電ローラ100を当接させるに当たり、帯電ローラ100の芯金103をバネ101で押すことにより帯電ローラ100を感光ドラムに押し当てる構成である。こうした構成の時、バネ101による加圧力が高すぎたり、芯金103が細く、帯電ローラ100の剛性が低い場合ローラが撓み、図7に示すように端部の破線で示した部分が押しつぶされることにより、その当接圧が中央部に比べ非常に高くなったり、あるいは、図8のように中央部が浮いてしまうという問題点があった。
【0008】
これに対し、本出願人は特開平4−22980号公報で、転写ローラの外径を、中央部を両端部に比し5%未満の範囲で大きくしたクラウン状に形成する提案を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクラウン形状の接触帯電装置には次のような問題点があることが判明した。
【0010】
すなわち、接触帯電部材にソリッドゴムやスポンジゴムを用いた場合、端部の外径に対する中央部の外径、すなわちクラウン量を大きくしすぎると逆に図9のように端部が浮いてしまい、また、左右の押圧力のバランスが崩れると図10のように片当たりになってしまう。
【0011】
この問題を解決するには、接触帯電部材の硬度を低くしてやることが有効ではあるが、低くすると表面が削れ易く耐久性が低下すると言う問題がある。
【0012】
また、転写装置に応用した場合、浮いた部分の転写不良や、片当たりすることにより転写材の搬送性の左右バランスが偏るため、しわの発生などといった問題があった。
【0013】
本発明は同じく接触型の帯電装置であるが、上記のような問題を解消したものを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、面移動駆動される被帯電体の面に当接して被帯電体の面移動に順方向に回転駆動される帯電部材を有し、前記被帯電体と前記帯電部材との間に電圧を印加することで被帯電体表面を帯電させる接触帯電装置であり、帯電部材表面に、微細加工による導電性弾性体の3次元構造体を複数個設けた上で、その外径を長手方向に中央部が端部に比し大きい、いわゆるクラウン形状にすることにより、安定した帯電性、搬送性を提供することを可能とする。また、弾性体硬度、当接圧等の条件に対応する、クラウン量の設定可能範囲の拡大、押圧力の左右バランスに対する設定可能範囲の拡大を可能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下に本発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明に係る第1実施例の帯電装置の主要部の構成を示す断面図。また、図2は帯電部材の概観を示す斜視図である。なお、これらの図は説明の便宜上、特徴構成を極めて誇張化・象徴化して表したものであり、各構成層の層厚比率等は実寸比率と一致するものではない。
【0017】
本例で使用した帯電部材はローラ形状をした帯電ローラ100で、φ6mmのSUS製導電性芯金103上に、EPDMにカーボンを分散させて抵抗値を5×10Ω〜5×10Ωとなるように抵抗調整した弾性体で基層102を厚さ1.5mmで形成し、その表面に同一材料で、径100μmの円柱形で先端は半球状となっている3次元微細構造体111を形成している。3次元微細構造体111は、帯電ローラ100の長手方向中央部で基層102からの高さが500μmであり、両端に向かって徐々に短くなり、端部での高さは100μmとなっている。
【0018】
帯電ローラ100は、バネ101により芯金103両端部を片側200gf、総圧400gfで加圧され、被帯電体としての感光体ドラム104(以下ドラムと記す)に当接される。更に、帯電動作時には不図示の高圧電源より芯金103を介し帯電バイアスが印加される。
【0019】
図2は上記帯電ローラ100の表面の3次元微細構造を示す斜視図である。図中に示すように構造体は、長手方向に徐々に高さが変えられ、中央部が最も高い、いわゆるクラウン状に配設されている。
【0020】
帯電ローラ100はバネ101により加圧される点を力点、帯電ローラ100とドラム104の当接部の端部(図中A部)を支点として中央部がドラム104から離れる(浮く)方向に撓んでしまうが、3次元微細構造体111が中央部で高く、端部に行くにしたがい低く配設されているので帯電ローラ100長手方向全域にわたり接触不良は起こらない。また、3次元微細構造体111の柱状突起構造が倒れることにより、帯電ローラ100表面の硬度が見かけ上低くなり、帯電ローラ100の撓み量の変化に対する追従性も、3次元微細構造体111を設けない場合に比べ良くなり、対応できる帯電ローラの撓み量の幅を大きくとることが可能となった。
【0021】
以上説明したように、3次元微細構造体を帯電部材表面に設け、その高さを長手方向にいわゆるクラウン形状をなすように構成することにより、帯電ローラの撓みによる接触不良を回避でき、帯電性能が向上した。また、低硬度の弾性材を用いた帯電ローラのように、対応可能な帯電ローラの撓み量の幅を大きくでき、かつ、磨耗に対する耐久性は悪化させること無く安定した帯電性を実現した。
【0022】
本実施例においては、柱部が径100μmで高さ100〜500μmの円柱形で先端形状を半球体とし、弾性体材料の硬度は1kg加重時のASKER−C硬度を65度に設定したが、帯電ローラの径、芯金径、当接圧等に応じて、任意の設定値にすることでより安定した帯電を行うことが可能である。
【0023】
(第2の実施例)
以下に本発明の第2の実施例を説明する。
【0024】
本実施例では、第1の実施例に比べ強い加圧力が必要な転写ローラに、本発明にかかる帯電装置を適用した場合を説明する。転写ローラに適用する場合、被帯電体である転写材を、ドラムと転写部材としての転写ローラとで挟持搬送させるために、第1の実施例のように接触状態を保つだけではなく、搬送力も与える必要があるため高い加圧力を必要としている。
【0025】
本実施例では、装置の小型化やコストダウンのため、φ5mmの芯金を用いており、また搬送性を確保するために比較的高い加圧力を与えているため、ストレート形状のローラでは中央部が浮いてしまい転写不良が発生してしまう。これに対し、第一の実施例のような、3次元微細構造体の高さを変えることでクラウン形状を実現する構成では、ニップ部の長手方向全域にわたり接触は確保できるが、端部(図1中A部)は当接の支点となってしまうため高い圧がかかってしまう。
そこで、本実施例では弾性体基層部の厚みを中央で厚く、端部で薄くしクラウン形状を構成し当接時の圧を分散した上で、その表面に同じ高さ(長さ)の3次元微細構造体を設け、接触性を確保する構成とする。
【0026】
図3、4、5は本発明に係る第2実施例を説明する図であり、図3は本実施例の主要部の構成を示す断面図、図4は帯電部材である転写ローラの概観を示す斜視図である。また、図5は本実施例におけるニップ近傍を拡大した図である。なお、これらの図も説明の便宜上、特徴構成を極めて誇張化・象徴化して表したものであり、各構成層の層厚比率等は実寸比率と一致するものではない。
【0027】
図3、4、5において、芯金203はφ5mmのSUS製で、その上に、表面に3次元微細構造体211を加工した弾性体基底部202が形成されている。3次元微細構造体211は、径200μmの円柱形で先端は半球状になっていて、弾性体基底部202からの高さを1000μmとしている。弾性体基底部202および3次元微細構造体211はイオン導電性のNBRゴムからなり、抵抗値を5×10Ω〜5×10Ωとしてある。基底部202の厚さは転写ローラ200の長手方向端部で3mm、中央部で3.5mmとし、転写ローラ200全体としていわゆるクラウン形状となっている。
【0028】
転写ローラ200はバネ201により芯金203の両端部を片側500gf、総圧1000gfで加圧され、ドラム205に付勢される。この時転写ローラ200は中央部からドラム205に当たり、両端を加圧されることによる撓みにしたがい、ニップ部全域にわたりドラム205に当接し、ニップ部の弾性体基底部202はドラム205に対し略平行となる。この時、左右の加圧バランスの差や、弾性体基底部202の凹凸により転写ローラ200−ドラム205間の距離に振れが出ることがあるが、3次元微細構造体211各々のしなりによって吸収される。
【0029】
転写動作時には不図示の高圧電源より芯金203を介し転写バイアスが印加されるとともに、不図示のモーターから駆動を受け図5中の矢印T方向へ回転される。被帯電体たる転写紙204が矢印P方向に搬送され、ドラム205上に形成されたトナー画像が転写紙204上にニップ部で転写される。
【0030】
以上説明したように、本発明の接触帯電装置を転写装置に応用するに当たり、弾性体基層部の厚みを中央で厚く、端部で薄くしクラウン形状を構成し当接時の圧を分散した上で、その表面に同じ高さ(長さ)の3次元微細構造体を設ける構成することにより、加圧力を高めてもその撓み量に対応でき、接触性とともに搬送性も確保することが可能となった。
【0031】
(その他)
本明細書において、3次元微細構造体の形状は先端を半球状にした円柱で説明したが、これに限るものではなく、たとえば円柱の先端にその径よりも大きな直径の球を乗せた形状など、その用途に応じた形状に加工しても一向に構わない。また、弾性体の材料もEPDM、NBRゴムに限らず、導電性を付与された弾性体であればよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、弾性体層表面上に3次元微細構造体を設置した帯電部材の長手方向形状をクラウン形状にすることにより、帯電部材の撓みに対し、その弾性体硬度を下げること無く、すなわち耐久性を低下させること無く接触性能が向上でき、安定した帯電が可能となる。
【0033】
また本発明の帯電装置を転写に適用することにより、帯電部材(転写ローラ)の撓みによる転写不良の防止とともに、被記録材の搬送性の確保が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の帯電装置の主要部の構成を示す断面図
【図2】第1実施例の帯電部材の概観を示す斜視図
【図3】第2実施例の主要部の構成を示す断面図
【図4】第2実施例の帯電部材の概観を示す斜視図
【図5】第2実施例のニップ近傍を拡大した図
【図6】第2実施例の3次元微細構造体の断面図
【図7】従来の帯電装置の例を説明する図
【図8】従来の帯電装置の例を説明する図
【図9】従来の帯電装置の例を説明する図
【図10】従来のローラ転写方式の模型図
【符号の説明】
100、200 帯電部材(帯電ローラ、転写ローラ)
102、202 弾性体基層
103、203 芯金
104、204 被帯電体(感光体ドラム、転写材)
111、211 3次元微細構造体

Claims (5)

  1. 被帯電体に当接させた、表面に多数の3次元構造体が微細加工された弾性層を有する回転体形状の接触帯電部材を有し、前記被帯電体と前記接触帯電部材とで形成されるニップ部において被帯電体を帯電せしめる接触帯電装置で、前記3次元構造体の形状が、弾性体表面の基面に対して、1辺が1〜1500μmの立方体内に収まる構造体である接触帯電装置において、
    前記回転体形状の接触帯電部材の回転中心からの前記3次元構造体先端の高さ、いわゆる外径が、前記接触帯電部材長手方向において、中央部を両端部に比して高くしたクラウン状に形成してなる接触帯電装置。
  2. 前記接触帯電部材の長手方向において、中央部の前記3次元構造体自体の基層からの高さを、両端部の前記3次元構造体自体の基層からの高さに比して高くすることにより、クラウン状を形成することを特徴とする請求項1記載の接触帯電装置。
  3. 前記弾性層の基層の厚さを、前記接触帯電部材長手方向において、中央部を両端部に比して厚くすることにより、クラウン状を形成することを特徴とする請求項1記載の接触帯電装置。
  4. 前記3次元構造体の形状が、柱状体、または柱状体の先端を半球形状あるいは球形状に形成されている事を特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の接触帯電装置。
  5. 前記被帯電体が、転写材であることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の接触帯電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102269954A (zh) * 2010-06-01 2011-12-07 株式会社东芝 带电辊、使用其的带电单元以及图像形成装置

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