JP2004339516A - フルオレンおよびアリール基を含むモノマー、オリゴマーおよびポリマー - Google Patents

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Abstract

【課題】合成するのが容易であり、高い電荷可動性を有し、半導体デバイスにおいて用いるための薄い、大面積のフィルムを形成するために容易に加工可能である、半導体または電荷移動材料として用いるための新規な材料を提供する。
【解決手段】本発明は、少なくとも1つのジチエノチオフェン基および少なくとも1つのアリーレン基またはヘテロアリーレン基を含み、該基のそれぞれが置換または無置換である、モノマー、オリゴマーおよびポリマーに関する。本発明はさらに、これらの製造方法、電界効果トランジスタ、エレクトロルミネセント、光起電およびセンサーデバイスを含む光学的、電気光学的または電子デバイスにおける半導体または電荷移動材料としてのこれらの使用に関する。本発明はさらに、新規な材料を含む電界効果トランジスタおよび半導電性部品に関する。

Description

本発明は、ジチエノチオフェン基およびアリール基を含むモノマー、オリゴマーおよびポリマー、特に共役コポリマーに関する。さらに本発明は、これらの製造方法、電界効果トランジスタ、エレクトロルミネセント、光起電およびセンサーデバイスを含む光学的、電気光学的または電子デバイスにおける半導体または電荷移動材料としてのこれらの使用に関する。本発明はさらに、新規な材料を含む電界効果トランジスタおよび半導電性部品に関する。
有機材料は、近年、有機ベース薄膜トランジスタおよび有機電界効果トランジスタにおける活性層として有望であると示される(非特許文献1参照)。このようなデバイスは、スマートカード、セキュリティータグおよび平坦パネルディスプレイにおける切換素子における潜在的用途を有する。有機材料は、これらを溶液から溶着させることができる場合には、これが、迅速な大面積の製作経路を可能にするため、これらのシリコン類似物にまさる実質的な費用上の利点を有すると考えられる。
このデバイスの性能は、原理的に、半導電性材料の電荷担体可動性および電流オン/オフ比に基づいており、従って理想的な半導体は、オフ状態における低い導電性およびこれと組み合わせて、高い電荷担体可動性(>1×10−3cm−1−1)を有しなければならない。さらに、酸化により、低下したデバイス性能に至るため、半導電性材料が、酸化に対して比較的安定である、即ち、これが、高いイオン化ポテンシャルを有することが重要である。
有機FETのための有効なp型半導体であることが示されている、従来技術において知られている化合物は、以下に示す構造を有するジチエノチオフェン(DTT)(1)およびこの縮合した二量体であるα,α’−ビス(ジチエノ3,2−b:2’,3’−dチオフェン)(BDT)(2)である(非特許文献2;非特許文献3;非特許文献4参照)。
Figure 2004339516
特に、鋭意に研究されているBDTは、1×10−3〜5×10−2cm−1−1の極めて高い電荷担体可動性および極めて高い電流オン/オフ比(10まで)を有する、有機FETのための有効なp型半導体であることが示されている。BDTはまた、固体状態で完全に同一平面の形状を有し、チオフェンのオリゴマーよりも平面状であることが見出されている。
しかし、BDTは、高い融点を有し、極めて不溶性であり、従って、有機薄膜トランジスタにおける活性層として用いる場合には、これは、容易には溶液加工することができない。この結果、FETのような用途について、BDTのような従来技術の材料は、通常は真空蒸着により薄膜として堆積し、これは、大面積フィルムの製作には適さない高価な加工技術である。BDTの溶解性を改善するために、いくつかの置換誘導体が、現在まで合成されているが(3)(非特許文献4参照)、これらは尚、薄膜トランジスタとして用いられる際には、真空加工を必要とした。
エイチ・イー・カッツ(H. E. Katz)ら、エーシーシー・ケム・レス(Acc. Chem. Res)、2001、34、5、359頁 エイチ・シリングハウス(H. Sirringhaus)ら、アプル・フィズ・レト(Appl. Phys. Lett.)、1997、71、26、3871頁 リ(Li)ら、ジェイ・アム・ケム・ソス(J. Am. Chem. Soc.)、1998、120、2206頁 ジェイ・ジェイ・モリソン(J. J. Morrison)ら、シンス・メト(Synth. Met.)、1999、102、987頁
本発明の目的は、合成するのが容易であり、高い電荷可動性を有し、半導体デバイスにおいて用いるための薄い、大面積のフィルムを形成するために容易に加工可能である、半導体または電荷移動材料として用いるための新規な材料を提供することにある。本発明の他の目的は、以下の記載から、当業者に直ちに明らかである。
本発明者らは、これらの目的は、ジチエノチオフェン(DTT)の新規なアリールコポリマーの提供により、達成できることを見出した。
DTTを含むポリマーは、すでに合成されている。DTTは電気化学的に重合することができるが、多くの構造的欠陥を含む不溶性材料が製造される[参考文献5、参考文献6]。ジチエノピロールを有する同様なコポリマーもまた製造されている(4)。DTTはまた、クネベナーゲル反応(5)[参考文献8]またはウィッティヒ反応(6)[参考文献9]によって、ビニリデンポリマーに組み込まれる。後者は不溶性のポリマーを与えるが、前者で製造される溶解性ポリマーは、中程度の光起電性または光導電性を有する。
Figure 2004339516
DTT二量体およびDTTのホモポリマー、ならびにDTTとチオフェンとのコポリマーは、参考文献10に報告されている。しかし、特性またはポリマーの合成ルートの詳細は開示されていない。
従来技術の材料に基づくチオフェンの一つの欠点は、約4.9eVの最高被占軌道(HOMO)のエネルギーである。この電子の軌道エネルギーは、酸化による電子の除去を生じることが多く、しばしば可動度を増大させるが、また材料のバルク導電性(bulk conductivity)を増大させ、加えて、空気にさらされたときの導電度の時間依存性を導入する。高いバルク導電性は、トランジスターにおける高いオフ電流をもたらし、およびそれ故に低いオン/オフ比は望ましくない。
本発明の発明者らは、他の芳香族種を有するDTTの共重合が、HOMOの位置を調整する方法を提供し、それ故にオン/オフ比を改善し、および空気酸化の敏感さを減少させることを見出した。また、コモノマーとしての置換芳香族の使用が、DTT部位の固有の不溶性に対抗し、溶液処理が可能なポリマーをもたらし、したがって真空処理に関連するコスト高を避けることを見出した。芳香族コモノマーの多様性は、またポリマーの液晶挙動を高めるために、用いることができる。ポリマーフィルムへの秩序の導入は、より高い担体可動度をもたらし、液晶性は従って有用な性質である。チオフェンボロン酸は、効果的にカップリングせず、したがって、非チオフェンコモノマーはまた、効率的な鈴木重合を可能にする。
本発明のもう一つの面は、DTT−アリーレン部位を含有する、セントラルコアを有する反応性メソゲンに関し、該コアは、任意にスペーサー基を介して1種または2種以上の重合可能な基に結合する。反応性メソゲンは、液晶相を誘発または増大させることができ、それら自体液晶性である。それらはそれらのメソ相に適応させることができ、および重合可能な基は、高度の秩序を有するポリマーフィルムを形成するために、そのまま重合または架橋させることができ、したがって、高い安定性および高い電荷担体可動度を有する、改善された半導体材料をもたらす。
本発明のもう一つの面は、液晶主鎖または液晶側鎖のような液晶ポリマー、特に本発明による反応性メソゲンから得られる液晶側鎖ポリマーに関し、それは更に、例えば半導体デバイスにおける使用のための薄膜として、溶液から処理される。
発明の概要
本発明は、各々の基が置換または無置換である、少なくとも1つのジチエノチオフェン(DTT)基および少なくとも1つのアリーレン基またはヘテロアリーレン基を含むモノマー、オリゴマーまたはポリマーに関する。
本発明は、さらに、前に定義した、少なくとも1つのモノマー、オリゴマーまたはポリマーを含む半導体または電荷移動材料、部品またはデバイスに関する。
本発明は、さらに、本発明のポリマーの、半導体または電荷移動材料としての、特に光学的、電気光学的もしくは電子デバイスにおける、例えば集積回路の部品としての電界効果トランジスタ(FET)における、平坦パネルディスプレイ用途における薄膜トランジスタとして、もしくは電波方式認識(RFID)タグのための、または有機発光ダイオード(OLED)用途、例えばエレクトロルミネセントディスプレイまたは例えば液晶ディスプレイ(LCD)のバックライト用の半導電性部品において、光起電またはセンサーデバイスのための、電池における電極材料としての、光伝導体としての、および電子写真式用途、例えば電子写真式記録としての使用に関する。
本発明は、さらに、本発明の新規なモノマー、オリゴマーおよびポリマーの、エレクトロルミネセント材料としての、光起電またはセンサーデバイスにおける、電池における電極材料としての、光導電体としての、電子写真式用途、例えば電子写真式記録のための、およびLCDまたはOLEDデバイスにおける整列層としての使用に関する。
本発明は、さらに、本発明の半導電性もしくは電荷移動材料、部品またはデバイスを含む、光学的、電気光学的もしくは電子デバイス、FET、集積回路(IC)、TFT、OLEDまたは整列層に関する。
本発明は、さらに、本発明の半導電性もしくは電荷移動材料、部品もしくはデバイスまたはFET、IC、TFTもしくはOLEDを含む、平坦パネルディスプレイ用のTFTまたはTFTアレー、電波方式認識(RFID)タグ、エレクトロルミネセントディスプレイまたはバックライトに関する。
本発明は、さらに、本発明のFETまたはRFIDタグを含むセキュリティーマーキングまたはデバイスに関する。
発明の詳説
本発明のモノマー、オリゴマーおよびポリマーは、これらが、高い担体可動性を有するため、電荷移動半導体として特に有用である。
DTT基が1つまたは2つ以上のアルキルまたはフルオロアルキル基により置換されたポリマーが特に好ましい。フルオロアルキルおよびアルキル側鎖のDTT基への導入は、それらの溶解性および従ってそれらの溶液加工性を改善する。さらにフルオロアルキル側鎖の存在はまた、これらの材料にn−型半導体としての効果を付与する。フルオロアルキル置換基の電子吸引性はまた、HOMOをさらに低下させ、酸化されにくいより安定な材料をもたらす。
無置換DTTの二量体、高度のオリゴマー、およびポリマーは、非常に低い溶解度を示す。アルキルまたはアルコキシ、例えばジヘキシルで官能基化された芳香族モノマーと、DTTとの共重合は、溶液加工可能な材料を提供する。芳香族コモノマーの多様性は、ポリマーのバンドギャップを調整する方法を提供する。これは、より良好な安定性およびより高い電荷担体可動度をもたらす。
特に好ましいのは、式I
Figure 2004339516
式中、
およびRは、互いに独立して、H、ハロゲンまたは、1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、IもしくはCNにより単置換もしくは多置換されていることができる直鎖状、分枝状もしくは環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基が、各々の場合において互いに独立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されていることが可能であり、または任意に置換されたアリールもしくはヘテロアリール、またはP−Sp−であり、
Pは、重合性または反応性基であり、
Spは、スペーサー基または単結合であり、
およびR00は、互いに独立して、Hまたは1〜12個のC原子を有するアルキルであり、
Arは、任意に1つまたは2つ以上の基Rで置換されているアリーレンまたはヘテロアリーレン基である、
で表される前記式Iから選択された1つまたは2つ以上の同一または異種の繰り返し単位を有する、モノマー、オリゴマーまたはポリマーである。
特に好ましいのは、式I1
Figure 2004339516
式中、
、RおよびArは、式Iの意味の1つを有し、
およびRは、互いに独立して、H、ハロゲン、Sn(Rまたは1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、I、−CNおよび/または−OHにより単置換もしくは多置換されていることができる、直鎖状、分枝状もしくは環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基が、各々の場合において互いに独立して、Oおよび/またばS原子が互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されていることが可能であり、任意に置換されたアリールもしくはヘテロアリール、またはP−Spであり、
nは、1〜10000の整数であり、
およびここで、繰り返し単位は、同一または異種であることができる、
で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
とくに好ましいのは、同一の繰り返し単位を有する、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
さらに好ましいのは、RおよびRが同一の基である、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
特に好ましいのは、2〜5000、特に10〜5000、極めて好ましくは100〜1000の重合度(繰り返し単位の数n)を有する、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
さらに好ましいのは、5000〜30000、特に20000〜100000の分子量を有する、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
特に好ましいのは、式IおよびI1で表される位置規則的な(regioregular)ポリマーである。これらのポリマーにおける位置規則性は、好ましくは、少なくとも90%、特に95%またはこれ以上、極めて好ましくは98%またはこれ以上、最も好ましくは99〜100%である。
位置規則的なポリマーは、これらが、強力な鎖間π−π積み重ね相互作用および高度な結晶性を示し、高い担体可動性を有する有効な電荷移動材料となるため、有利である。
さらに好ましいのは、重合または架橋反応が可能である少なくとも1つの反応性基Pを含む、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーである。
さらに好ましいのは、メソゲン性または液晶性である、式IおよびI1で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマー、特にカラマイト相(calamitic phase)を形成するポリマー、およびカラマイト相を形成する、1つまたは2つ以上の基P−Sp−を含む、式IまたはI1で表される反応性メソゲンである。
さらに好ましいのは、本明細書中に示されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーであり、ここで、
−Arがチオフェンまたは2つまたはそれ以上のチオフェン縮合環を含む基であるとき、少なくともそれがハロゲンで単置換され、
−Arは、無置換チオフェン、または2つもしくはそれ以上の無置換縮合チオフェン環を含む基とは異なり、
−Arがチオフェンまたは縮合チオフェンとは異なり、
−nは1〜15の整数であり、およびRおよびRの一方または両方がP−Sp−を示し、
−R1−4の少なくとも1つは、P−Sp−を示し、
−nは、2〜5000の整数であり、RおよびRは、P−Sp−とは異なり、
−RおよびRが、任意に1つまたは2つ以上のフッ素原子で置換されるC−C20アルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、C−C20アルコキシ、C−C20チオアルキル、C−C20シリル、C−C20エステル、C−C20アミノ、C−C20フルオロアルキル、(CHCHO)、mは1〜6であり、および任意に置換されたアリールまたはヘテロアリール、非常に好ましくは、C−C20アルキル、またはC−C20フルオロアルキルから選択され、
−RおよびRは、H、ハロゲン、Sn(R、CHCl、COH、CH=CH、SiR00000、ここでR000はRに与えられる意味の1つを有する、および任意に置換されたアリールまたはヘテロアリールから選択されており、
−n>1である。
Arは、好ましくは、25個までのC原子を有する単環式、二環式または三環式芳香族または複素芳香族基であり、ここで、環は、縮合していることができ、ここで、複素芳香族基は、好ましくはN、OおよびSから選択された、少なくとも1個の複素環原子を含む。これは、任意に、1つまたは2つ以上のF、Cl、Br、I、CNおよび、1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、I、−CNまたは−OHにより単置換または多置換されている直鎖状、分枝状または環状アルキルで置換されており、ここで、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基は、任意に、各々の場合において互いに独立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されている。
特に好ましいArは、フェニル、ここで加えて、1つまたは2つ以上のCH基はNで置換されてよく、またはナフタレン、アルキルフルオレンもしくはオキサゾール、ここですべてのこれらの基は、Lで任意に単置換または多置換され、ここでLはF、Cl、Br、もしくは1〜20個のC原子を有するアルキル、アルコキシ、アルキルカルボニルまたはアルコキシカルボニル基であり、ここで1つまたは2つ以上のH原子は、任意にFまたはClで置換されている。さらに好ましいArは、チオフェン、チエノチオフェンおよびジチエノチオフェンであり、それは1つまたは2つ以上のハロゲン原子、特にフッ素で置換されている。
好ましい基Arは、フェニル、フッ素化フェニル、ピリジン、ピリミジン、ビフェニル、ナフタレン、フッ素化チオフェン、フッ素化されたベンゾ[1,2−b:4,5−b’]ジチオフェン、チアゾールおよびオキサゾールであり、これらのすべては、無置換であるか、前に定義したLで単置換または多置換されている。
1−4の1つがアリールまたはヘテロアリールである場合には、これは、好ましくは、25個までのC原子を有する単環式、二環式または三環式芳香族または複素芳香族基であり、ここで、環は、縮合していることができ、ここで、複素芳香族基は、好ましくはN、OおよびSから選択された少なくとも1個の複素環原子を含む。これは、任意に、F、Cl、Br、I、CNおよび、1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、I、−CNまたは−OHにより単置換または多置換されており、ここで、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基が、任意に、各々の場合において互いに独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により、Oおよび/またはS原子が、互いに直接結合しないように置換されている、直鎖状、分枝状もしくは環状アルキルの1つまたは2つ以上で置換されている。
特に好ましいアリールおよびヘテロアリール基は、フェニル、フッ素化フェニル、ピリジン、ピリミジン、ビフェニル、ナフタレン、フッ素化チオフェン、ベンゾ[1,2−b:4,5−b’]ジチオフェン、チアゾールおよびオキサゾールであり、これらのすべては、無置換であるか、前に定義したLにより単置換または多置換されている。
およびRの1つが、アルキルまたはアルコキシ基である、即ち、ここで末端CH基が−O−により置換されている場合には、これは、直鎖状または分枝状であることができる。これは、好ましくは直鎖状であり、2〜8個の炭素原子を有し、従って好ましくは、例えば、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘプトキシまたはオクトキシ、さらにメチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシまたはテトラデコキシである。
オキサアルキル、即ちここで、1つのCH基が−O−により置換されているものは、好ましくは、例えば、直鎖状2−オキサプロピル(=メトキシメチル)、2−(=エトキシメチル)もしくは3−オキサブチル(=2−メトキシエチル)、2−、3−もしくは4−オキサペンチル、2−、3−、4−もしくは5−オキサヘキシル、2−、3−、4−、5−もしくは6−オキサヘプチル、2−、3−、4−、5−、6−もしくは7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5−、6−、7−もしくは8−オキサノニルまたは2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−もしくは9−オキサデシルである。
フルオロアルキルまたはフッ素化されたアルキルまたはアルコキシは、好ましくは直鎖状(O)C2i+1であり、ここで、iは、1〜20、特に1〜15の整数であり、極めて好ましくは、(O)CF、(O)C、(O)C、(O)C、(O)C11、(O)C13、(O)C15または(O)C17、最も好ましくは(O)C13である。
ハロゲンは、好ましくは、F、BrまたはCl、非常に好ましくはFまたはCl、最も好ましくはFである。
ヘテロ原子は、好ましくは、N、OおよびSから選択される。
重合性または反応性基Pは、好ましくは、
Figure 2004339516
から選択され、Wは、H、Cl、CN、フェニルまたは1〜5個のC原子を有するアルキル、特にH、ClまたはCHであり、WおよびWは、互いに独立して、Hまたは1〜5個のC原子を有するアルキル、特にメチル、エチルまたはn−プロピルであり、W、WおよびWは、互いに独立して、Cl、1〜5個のC原子を有するオキサアルキルまたはオキサカルボニルアルキルであり、Pheは、1,4−フェニレンであり、kおよびkは、互いに独立して0または1である。
特に好ましい基Pは、
Figure 2004339516
である。
極めて好ましいのは、アクリレートおよびオキセタン基である。オキセタンは、重合(架橋)により比較的低い収縮を生じ、これにより、フィルム内の比較的低い応力発生が得られ、秩序づけの一層高い保持および一層少ない欠陥がもたらされる。オキセタン架橋はまた、陽イオン性開始剤を必要とし、これは、遊離基開始剤とは異なり、酸素に対して不活性である。
スペーサー基Spに関して、当業者にこの目的で知られているすべての基を、用いることができる。スペーサー基Spは、好ましくは、P−Sp−がP−Sp’−X−であるように、式Sp’−Xで表され、ここで、
Sp’は、無置換であるか、F、Cl、Br、IまたはCNにより単置換または多置換されていることができる、20個までのC原子を有するアルキレンであり、また、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基は、各々の場合において互いに独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により、Oおよび/またはS原子が、互いに直接結合しないように置換されていることが可能であり、
Xは、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−O−COO−、−CO−NR−、−NR−CO−、−OCH−、−CHO−、−SCH−、−CHS−、−CFO−、−OCF−、−CFS−、−SCF−、−CFCH−、−CHCF−、−CFCF−、−CH=N−、−N=CH−、−N=N−、−CH=CR−、−CX=CX−、−C≡C−、−CH=CH−COO−、−OCO−CH=CH−または単結合であり、ならびに
およびR00は、前に示した意味の1つを有し、ならびにXおよびXは、互いに独立して、H、F、Cl、またはCNである。
Xは、好ましくは、−O−、−S−、−OCH−、−CHO−、−SCH−、−CHS−、−CFO−、−OCF−、−CFS−、−SCF−、−CHCH−、−CFCH−、−CHCF−、−CFCF−、−CH=N−、−N=CH−、−N=N−、−CH=CR−、−CX=CX−、−C≡C−または単結合であり、特に−O−、−S−、−C≡C−、−CX=CX−または単結合、極めて好ましくは、共役系を形成することができる基、例えば−C≡C−または−CX=CX−または単結合である。
代表的な基Sp’は、例えば、−(CH−、−(CHCHO)−CHCH−、−CHCH−S−CHCH−または−CHCH−NH−CHCH−または−(SiR00−O)−であり、pは、2〜12の整数であり、qは、1〜3の整数であり、RおよびR00は、前に示した意味を有する。
好ましい基Sp’は、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン、オクタデシレン、エチレンオキシエチレン、メチレンオキシブチレン、エチレン−チオエチレン、エチレン−N−メチルイミノエチレン、1−メチルアルキレン、エテニレン、プロペニレンおよびブテニレンである。
さらに好ましいのは、1つまたは2つの基P−Sp−を有する化合物であり、ここで、Spは、単結合である。
2つの基P−Spを有する化合物の場合において、2つの重合性基Pおよび2つのスペーサー基Spの各々は、同一であるかまたは異なることができる。
重合または共重合により本発明の化合物または混合物から得られたSCLCPは、重合性基Pにより形成された主鎖を有する。
本発明のモノマー、オリゴマーおよびポリマーは、既知の方法により、またはこれと同様にして合成することができる。いくつかの好ましい方法を、以下の反応スキーム中に記載する。
無置換DTT:
DTT誘導体かまたは芳香族種が有機金属種である、主要な2つのルートが可能である。スキーム1に示すように、シュティレ(Stille)方法を用いると、ビス(トリアルキルスタンニル)DTT(13)を、ジハロ芳香族化合物とカップリングさせ、所望のポリマー(14)を生成させることができる。鈴木法を用いると、DTTのボロン酸エステル誘導体(15)をジハロ芳香族化合物とカップリングさせ、所望のポリマー(14)を生成させることができる。
スキーム1:
Figure 2004339516
ここでArは、式Iで定義したとおりであり、およびRはアルキル基である。
代替的には、スキーム2に示すように、ビス(トリアルキルスタンニル)芳香族種(17)を、ジブロモDTT(16)とカップリングさせ、所望のポリマー(14)を生成させるか、または鈴木法を用いて、芳香族ビス(ボロン酸エステル)(18)を、ジブロモDTT(16)とカップリングさせ、所望のポリマー(14)を生成させることができる。
スキーム2:
Figure 2004339516
ここでArは式Iで定義したとおりであり、およびRはアルキル基である。
置換DTT
他の芳香族種とジアルキルDTTとの共重合もまた可能である。無置換DTTより、改善されたジアルキルDTTの溶解度は、芳香族種の溶解性ポリマーを合成するために、無置換芳香族種の範囲を用いることができることを意味する。代替的に、置換芳香族の使用は、改善された分子量または溶解度をもたらす。無置換DTTと共に、下記のスキーム3およびスキーム4に示すように、2つの主要なルートが可能であり、ここでDTT誘導体(スキーム3)または芳香族種(スキーム4)が有機金属種である。
スキーム3:
Figure 2004339516
スキーム4:
Figure 2004339516
ここでArは式Iで定義したとおりであり、およびRはアルキル基である。
本発明の他の観点は、本発明の化合物および材料の酸化形態および還元形態の両方に関する。電子の損失または獲得の結果、高い導電性を有する高度に非局在化されたイオン性形態が形成する。このことは、一般的なドーパントに暴露する際に生じ得る。好適なドーパントおよびドーピング方法は、例えば、EP 0 528 662、US 5,198,153またはWO 96/21659から、当業者に知られている。
ドーピングプロセスは、代表的に、半導体材料を酸化剤または還元剤でレドックス反応において処理して、対応する対イオンが用いられるドーパントから由来する、材料中の非局在したイオン性中心部を形成することを意味する。好適なドーピング方法は、例えば、大気圧または減圧においてドーピング蒸気に暴露し、ドーパントを含む溶液中で電気化学的にドーピングし、ドーパントを、熱的に拡散するべき半導体材料と接触させ、ドーパントを半導体材料中にイオン注入することを含む。
電子が担体として用いられる際には、好適なドーパントは、例えば、ハロゲン(例えば、I、Cl、Br、ICl、ICl、IBrおよびIF)、ルイス酸(例えば、PF、AsF、SbF、BF、BCl、SbCl、BBrおよびSO)、プロトン酸、有機酸またはアミノ酸(例えば、HF、HCl、HNO、HSO、HClO、FSOHおよびClSOH)、遷移金属化合物(例えば、FeCl、FeOCl、Fe(ClO、Fe(4−CHSO、TiCl、ZrCl、HfCl、NbF、NbCl、TaCl、MoF、MoCl、WF、WCl、UFおよびLnCl(ここで、Lnは、ランタノイドである))、陰イオン(例えば、Cl、Br、I、I 、HSO 、SO 2−、NO 、ClO 、BF 、PF 、AsF 、SbF 、FeCl 、Fe(CN) 3−および種々のスルホン酸の陰イオン、例えばアリール−SO )である。
正孔が担体として用いられる際には、ドーパントの例は、陽イオン(例えば、H、Li、Na、K、RbおよびCs)、アルカリ金属(例えば、Li、Na、K、RbおよびCs)、アルカリ土類金属(例えば、Ca、SrおよびBa)、O、XeOF、(NO )(SbF )、(NO )(SbCl )、(NO )(BF )、AgClO、HIrCl、La(NO・6HO、FSOOOSOF、Eu、アセチルコリン、R、(Rは、アルキル基である)、R(Rは、アルキル基である)、RAs(Rは、アルキル基である)およびR(Rは、アルキル基である)である。
本発明の化合物および材料の導電性形態を、用途、例えば有機発光ダイオード用途における電荷注入層およびITO平坦化層、平坦パネルディスプレイおよびタッチスクリーン用のフィルム、帯電防止フィルム、印刷された導電性基板、電子的用途におけるパターンまたは区域、例えば印刷回路板およびコンデンサであるが、これらには限定されない用途における有機「金属」として用いることができる。
本発明の好ましい態様は、メソゲン性または液晶性であり、極めて好ましくは1つまたは2つ以上の重合性基を含む、式Iおよびこの好ましい従属式で表されるモノマー、オリゴマーおよびポリマーに関する。このタイプの極めて好ましい材料は、式Iおよびこの好ましい従属式で表されるモノマーおよびオリゴマーであり、ここで、nは、1〜15の整数であり、Rおよび/またはRは、P−Sp−を示す。
これらの材料は、これらが、既知の手法によりこれらの液晶相において均一な高度に秩序づけられた配向に整列し、従って特に高い電荷担体可動性をもたらす一層高い程度の秩序を示すことができるため、特に、半導体または電荷移動材料として有用である。高度に秩序づけられた液晶状態を、そのまま重合する、または基Pを介しての架橋することにより固定して、高い電荷担体可動性並びに高い熱的、機械的および化学的安定性を有するポリマーフィルムを得ることができる。
例えば、デバイスが、重合性液晶材料から、そのまま重合することにより製造されている場合には、液晶材料は、式Iおよびこの好ましい従属式で表される1種または2種以上のモノマーまたはオリゴマーを含み、ここで、RおよびRの一方または両方は、P−Sp−を示す。液晶ポリマーを先ず、例えば溶液中での重合により製造し、単離されたポリマーを用いてデバイスを製造する場合には、ポリマーは、好ましくは、式Iおよびこの好ましい従属式で表される1種または2種以上のモノマーまたはオリゴマーを含む液晶材料から製造されており、ここで、RおよびRの一方は、P−Sp−を示す。
また、本発明の重合性モノマー、オリゴマーおよびポリマーを、従来技術から知られている他の重合性メソゲン性または液晶モノマーと共重合させて、液晶相挙動を誘発するかまたは増強することが可能である。
従って、本発明の他の観点は、少なくとも1つの重合性基を含み、および任意に、1種または2種以上の他の重合性化合物を含み、ここで、本発明の少なくとも1種の重合性モノマー、オリゴマーおよびポリマーおよび/または他の重合性化合物が、メソゲン性または液晶性である、本明細書中に記載した本発明の1種または2種以上のモノマー、オリゴマーまたはポリマーを含む重合性液晶材料に関する。
特に好ましいのは、ネマティックおよび/またはスメクティック相を有する液晶材料である。FET用途のために、スメクティック材料が特に好ましい。OLED用途のために、ネマティックまたはスメクティック材料が、特に好ましい。
本発明の他の観点は、液晶相において巨視的に均一な配向に整列し、重合または架橋して、配向した状態を固定する、前に定義した重合性液晶材料から得られる、電荷移動特性を有する異方性ポリマーフィルムに関する。
好ましくは、重合は、好ましくは本発明の半導体材料を含む電子的または光学的デバイスの製作中の、材料の被覆された層をそのまま重合することで実施される。液晶材料の場合において、これらは、好ましくは、重合前に、これらの液晶状態において、ホメオトロピック配向中に整列し、ここで、共役π電子系は、電荷移動の方向に直交する。これにより、分子間距離が最小になり、従って次に、分子間で電荷を移動させるのに必要なエネルギーが最小になることが確実になる。次に、分子は、重合または架橋されて、液晶状態の均一な配向が固定される。整列および硬化が、材料の液晶相または中間相において実施される。この手法は、業界において知られており、一般的に、例えば、D.J. Broer, et al., Angew. Makromol. Chem. 183, (1990), 45-66に記載されている。
液晶材料の整列は、例えば、材料を被覆する基板の処理、被覆中または被覆後の材料の剪断、被覆した材料への磁場もしくは電場の適用、または界面活性化合物の液晶材料への添加により達成することができる。整列手法の概要は、例えば、I. Sageにより、”Thermotropic Liquid Crystals”、G. W. Gray編、John Wiley & Sons, 1987, 75-77頁中に、およびT. UchidaおよびH. Sekiにより、”Liquid Crystals - Applications and Uses Vol. 3”、B. Bahadur編、World Scientific Publishing, Singapore 1992, 1-63頁中に示されている。整列材料および手法の概要は、J. Cognard, Mol. Cryst. Liq. Cryst. 78, Supplement 1 (1981), 1-77頁により示されている。
重合は、熱または化学線への暴露により起こる。化学線は、光、例えばUV光、IR光もしくは可視光線での照射、X線もしくはガンマ線での照射または高エネルギー粒子、例えばイオンもしくは電子での照射を意味する。好ましくは、重合は、非吸収性波長においてUV照射により実施される。化学線のための源として、例えば単一のUVランプまたはUVランプのセットを用いることができる。高いランプ出力を用いる際には、硬化時間を減少させることができる。化学線のための他の可能な源は、レーザー、例えばUVレーザー、IRレーザーまたは可視レーザーである。
重合は、好ましくは、化学線の波長において吸収を示す開始剤の存在下で実施する。例えば、UV光線により重合する際には、UV照射下で分解して重合反応を開始する遊離基またはイオンを生成する光開始剤を、用いることができる。アクリレートまたはメタクリレート基を有する重合性材料を硬化させる際には、好ましくはラジカル光開始剤を用い、ビニル、エポキシドおよびオキセタン基を有する重合性材料を硬化させる際には、好ましくは陽イオン系光開始剤を用いる。また、加熱された際に分解して、重合を開始する遊離基またはイオンを生成する重合開始剤を用いることが可能である。ラジカル重合のための光開始剤として、例えば、商業的に入手できるイルガキュア(Irgacure)651、イルガキュア184、ダロキュア(Darocure)1173またはダロキュア4205(すべてCiba Geigy AGから)を用いることができ、一方陽イオン性光重合の場合には、商業的に入手できるUVI6974(Union Carbide)を用いることができる。
重合性材料は、さらに、1種または2種以上の他の好適な成分、例えば触媒、増感剤、安定剤、阻害剤、連鎖移動剤、同時反応モノマー、界面活性化合物、潤滑剤、湿潤剤、分散剤、疎水剤(hydrophobing agent)、接着剤、流動改善剤、消泡剤、脱気剤、希釈剤、反応性希釈剤、補助剤、着色剤、染料または顔料を含むことができる。
1つまたは2つ以上の基P−Sp−を含むモノマー、オリゴマーおよびポリマーはまた、重合性メソゲン性化合物と共重合して、液晶相挙動を誘発するかまたは増強することができる。コモノマーとして適する重合性メソゲン性化合物は、従来技術において知られており、例えばWO 93/22397;EP 0,261,712;DE 195,04,224;WO 95/22586およびWO 97/00600に開示されている。
本発明の他の観点は、重合または重合類似反応により、前に定義した重合性液晶材料から得られた液晶側鎖ポリマー(SCLCP)に関する。特に好ましいのは、RおよびRの一方もしくは両方が重合性もしくは反応性基である、式I1およびこの好ましい従属式で表される1種もしくは2種以上のモノマーまたは、1種もしくは2種以上の前述のモノマーを含む重合性混合物から得られるSCLCPである。
本発明の他の観点は、RおよびRの一方もしくは両方が重合性基である、式I1およびこの好ましい従属式で表される1種もしくは2種以上のモノマー、または前に定義した重合性液晶混合物から、1種もしくは2種以上の追加のメソゲン性または非メソゲン性コモノマーとの共重合または重合類似反応により得られるSCLCPに関する。
半導電性部品が、脂肪族スペーサー基により可撓性主鎖から分離されたペンダント基として位置されている、側鎖液晶ポリマーまたはコポリマー(SCLCP)は、高度に秩序づけられた薄片状形態を得る可能性を提供する。この構造は、極めて近い(代表的には<4Å)π−π積み重ねが生じ得る、密に密集した共役芳香族メソゲンからなる。この積み重ねは、分子間電荷移動を一層容易に発生させ、高い電荷担体可動性をもたらす。SCLCPは、これらを、加工前に容易に合成することができ、次に、例えば有機溶媒中で溶液から加工することができるため、特定の用途に有利である。SCLCPを溶液中で用いる場合には、これらは、適切な表面上に塗布された際および、大きい領域をもたらすことができるこれらの中間相温度において、高度に秩序づけられたドメインの際に、自発的に配向することができる。
SCLCPは、本発明の重合性化合物または混合物から、前記した方法により、または、例えば、ラジカル性、陰イオン性または陽イオン性連鎖重合、重付加または重縮合を含む、当業者に知られている慣用の重合手法により、製造することができる。重合は、例えば、被覆および予備整列を必要とせずに、溶液中での重合として、またはそのままでの重合として実施することができる。
また、SCLCPを、好適な反応性基を有する本発明の化合物またはこれらの混合物を、重合類似反応において予め合成されたアイソトロピックまたは異方性ポリマー主鎖にグラフトすることにより形成することが可能である。例えば、末端水酸基を有する化合物を、側方カルボン酸またはエステル基を有するポリマー主鎖に付着させることができ、末端イソシアネート基を有する化合物を、フリーの水酸基を有する主鎖に加えることができ、末端ビニルまたはビニルオキシ基を有する化合物を、例えば、Si−H基を有するポリシロキサン主鎖に加えることができる。
また、SCLCPを、慣用のメソゲン性または非メソゲン性コモノマーと共に、本発明の化合物から共重合または重合類似反応により形成することが可能である。好適なコモノマーは、当業者に知られている。原則的に、所望のポリマー形成反応を受けることができる反応性または重合性基、例えば前に定義した重合性または反応性基Pを担持する、業界において知られているすべての慣用のコモノマーを用いることが可能である。代表的なメソゲン性コモノマーは、例えば、WO 93/22397、EP 0 261 712、DE 195 04 224、WO 95/22586、WO 97/00600およびGB 2 351 734に述べられているものである。代表的な非メソゲン性コモノマーは、例えば、1〜20個のC原子を有するアルキル基を有するアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレート、例えばメチルアクリレートまたはメチルメタクリレートである。
本発明のモノマー、オリゴマーおよびポリマーは、光学的、電子的および半導体材料として、特に、例えば、集積回路の部品、IDタグまたはTFT用途としての電界効果トランジスタ(FET)における電荷移動材料として有用である。あるいはまた、これらを、エレクトロルミネセントディスプレイ用途における有機発光ダイオード(OLED)において、または例えば液晶ディスプレイのバックライトとして、光起電またはセンサー材料として、電子写真式記録のため、および他の半導体用途のために用いることができる。
特に、本発明のオリゴマーおよびポリマーは、これらの化合物の溶液を用いた製造方法を可能にする、有利な可溶特性を示す。従って、層および被膜を含むフィルムを、低費用生産手法、例えばスピンコートにより生じさせることができる。好適な溶媒または溶媒混合物は、アルカンおよび/または芳香族化合物、特にこれらのフッ素化誘導体を含む。
本発明の材料は、光学的、電子的および半導体材料として、特に電界効果トランジスタ(FET)における電荷移動材料として、光起電またはセンサー材料として、電子写真式記録用に、および他の半導体用途用に有用である。有機半導電性材料を、ゲート誘電体とドレインおよびソース電極との間にフィルムとして配置した、このようなFETは、一般的に、例えばUS 5,892,244、WO 00/79617、US 5,998,804並びに背景および従来技術の章において引用されている、および以下に列挙する参考文献から知られている。利点、例えば本発明の化合物の可溶特性を用いた低費用生産および従って大面積の加工性のために、これらのFETの好ましい用途は、例えば集積回路、TFTディスプレイおよびセキュリティー用途である。
セキュリティー用途において、電界効果トランジスタおよび半導電性材料を有する他のデバイス、例えばトランジスタまたはダイオードを、有価証券、例えば貨幣、クレジットカードまたはIDカード、国のIDドキュメント、免許証または金銭的価値を有するすべての製品、例えば切手、チケット、株券、小切手などを証明し、偽造を防止するためのIDタグまたはセキュリティーマーキングに用いることができる。
あるいはまた、本発明のモノマー、オリゴマーおよびポリマーを、有機発光デバイスまたはダイオード(OLED)、例えばディスプレイ用途において、または例えば液晶ディスプレイのバックライトとして用いることができる。一般的なOLEDは、多層構造を用いて実現される。発光層は、一般的に、1つまたは2つ以上の電子移動および/または正孔移動層の間にはさまれる。電圧を印加することにより、電荷担体としての電子および正孔は、発光層の方向に移動し、ここで、これらの組み替えにより、励起および従って発光層中に含まれるルモフォア(lumophor)単位のルミネセンスが得られる。
本発明の化合物、材料およびフィルムを、これらの電気的および/または光学的特性に対応して、1つまたは2つ以上の電荷移動層および/または発光層において用いることができる。さらに、発光層内でのこれらの使用は、本発明の化合物、材料およびフィルムが、これら自体エレクトロルミネセント特性を示すか、またはエレクトロルミネセント基もしくは化合物を含む場合に、特に有利である。OLEDにおいて用いるための好適なモノマー、オリゴマーおよびポリマー化合物または材料の選択、特徴づけおよび加工は、一般的に、当業者により知られている。例えばMeerholz, Synthetic Materials, 111-112, 2000, 31-34, Alcala, J. Appl. Phys., 88, 2000, 7124-7128およびここに引用されている文献参照。
他の使用において、本発明の化合物、材料またはフィルム、特にフォトルミネセント特性を示すものは、例えばEP 0 889 350 A1に、またはC. Weder et al., Science, 279, 1998, 835-837により記載されているディスプレイデバイスの光源の材料として用いることができる。
他の使用において、本発明の化合物、材料またはフィルムを、例えばUS 2003/0021913に記載されているように、単独で、またはLCDもしくはOLEDデバイスにおける整列層において、またはこれとして、他の材料と共に用いることができる。本発明の電荷移動化合物の使用により、整列層の導電性を増大することができる。LCDにおいて用いられる際には、この増大した導電性により、切換可能なLCDセルにおける負の残留dc効果を減少させ、画像付着(image sticking)を抑制し、または、例えば強誘電性LCDにおいて、強誘電性LCの自発分極電荷の切換により生じる残留電荷を減少させることができる。
整列層上に設けられた発光材料を含むOLEDデバイスにおいて用いる際には、この増大した導電性により、発光材料のエレクトロルミネセンスを増強することができる。メソゲン特性または液晶特性を有する本発明の化合物または材料は、前に記載したように、配向した異方性フィルムを形成することができ、これは、整列層として、前述の異方性フィルム上に設けられた液晶媒体における整列を誘発または増大するのに、特に有用である。本発明の材料はまた、US 2003/0021913に記載されているように、光整列層において、またはこれとして用いるための光異性化可能な化合物および/または発色団と組み合わせることができる。
Figure 2004339516
Figure 2004339516

Claims (19)

  1. 少なくとも1つのジチエノチオフェン基および少なくとも1つのアリーレン基またはヘテロアリーレン基を含み、該基のそれぞれが置換または無置換である、モノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  2. 少なくとも1つのアリーレン基またはヘテロアリーレン基がチオフェン基または2種またはそれ以上の縮合チオフェン環を含む基であるときに、それがハロゲンで少なくとも単置換されていることを特徴とする、請求項1に記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  3. 式I
    Figure 2004339516
    式中、
    およびRは、互いに独立して、H、ハロゲンまたは、1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、IもしくはCNにより単置換もしくは多置換されていることができる直鎖状、分枝状もしくは環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基が、各々の場合において互いに独立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されていることが可能であり、または任意に置換されたアリールもしくはヘテロアリール、またはP−Sp−であり、
    Pは、重合性または反応性基であり、
    Spは、スペーサー基または単結合であり、
    およびR00は、互いに独立して、Hまたは1〜12個のC原子を有するアルキルであり、
    Arは、任意に1つまたは2つ以上の基Rで置換されているアリーレンまたはヘテロアリーレン基である、
    で表される前記式Iから選択された1つまたは2つ以上の同一または異種の繰り返し単位を有する、請求項1または2に記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  4. 式I1
    Figure 2004339516
    式中、
    およびRは、互いに独立して、式Iに示した意味の一つを有し、
    およびRは、互いに独立して、H、ハロゲン、Sn(Rまたは1〜20個のC原子を有し、無置換であるか、F、Cl、Br、I、−CNおよび/または−OHにより単置換もしくは多置換されていることができる、直鎖状、分枝状もしくは環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接していないCH基が、各々の場合において互いに独立して、Oおよび/またばS原子が互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR−、−SiR00−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されていることが可能であり、任意に置換されたアリールもしくはヘテロアリール、またはP−Spであり、
    PおよびSpは、互いに独立して、式Iに示した意味の1つを有し、
    nは、1〜10000の整数であり、
    およびここで、繰り返し単位は、同一または異種であることができる、
    で表される前記式I1から選択されている、請求項3に記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  5. 重合度が、10〜5000である、請求項1〜4のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  6. nが1〜15の整数であり、RおよびRの一方または両方がP−Spである、請求項4に記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  7. Arが、フェニル、ここで加えて、1つまたは2つ以上のCH基はNで置換されることができ、あるいはナフタレン、アルキルフルオレン、もしくはオキサゾール、ここでこれらの基はLで任意に単置換または多置換され、ここでLはF、Cl、Br、または1〜12個の炭素原子を有するアルキル、アルコキシ、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニル基であり、ここで1つまたは2つ以上のH原子は、FまたはClで任意に置換され、またはチオフェン、チエノチオフェもしくは1つまたは2つ以上のハロゲン原子で置換されるジチエノチオフェンから選択される、請求項3〜6のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  8. およびRが、任意に1つまたは2つ以上のフッ素原子で置換されるC−C20アルキル、C−C20アルケニル、C−C20アルキニル、C−C20アルコキシ、C−C20チオエーテル、C−C20シリル、C−C20エステル、C−C20アミノ、C−C20フルオロアルキル、CHCHO)、mは1〜6の整数であり、および任意に置換されたアリールまたはヘテロアリールから選択される、請求項3〜7のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  9. およびRが、H、ハロゲン、Sn(R、CHCl、COH、CH=CH2、SiR00000、ここでR000はRに与えられる意味の1つを有する、および任意に置換されたアリールまたはヘテロアリールから選択される、請求項4〜8のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の1種または2種以上のモノマー、オリゴマーおよびポリマーを含む重合性液晶材料であって、少なくとも1種の重合性基を含み、任意に1種または2種以上の他の重合性化合物を含み、ここで、請求項1〜9に記載の少なくとも1種の重合性モノマー、オリゴマーおよびポリマーおよび/または他の重合性化合物が、メソゲン性または液晶性である、前記重合性液晶材料。
  11. 電荷移動特性を有し、請求項10に記載の重合性液晶材料から得られる、異方性ポリマーフィルムであって、その液晶相において、巨視的に均一な配向に整列し、重合または架橋されて、配向した状態が固定される、前記異方性ポリマーフィルム。
  12. 側鎖液晶ポリマーであって、請求項1〜10のいずれかに記載の1種もしくは2種以上のモノマーもしくはオリゴマーまたは重合性材料の重合により、あるいは請求項1〜10のいずれかに記載の1種もしくは2種以上のモノマーもしくはオリゴマーまたは重合性材料を、ポリマー主鎖に、重合類似反応において、任意に1種または2種以上の追加のメソゲン性または非メソゲン性コモノマーでグラフトすることにより得られる、前記側鎖液晶ポリマー。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー、重合性材料およびポリマーの半導体または電荷移動材料としての使用であって、光学的、電気光学的もしくは電子デバイス、例えば集積回路の部品としての電界効果トランジスタ(FET)、平坦パネルディスプレイ用途のための薄膜トランジスタ(TFT)の、もしくは電波方式認識(RFID)タグ、または電荷移動層およびエレクトロルミネセント層の両方をエレクトロルミネセントディスプレイまたは液晶ディスプレイ(LCD)のバックライト中に含む有機発光ダイオード(OLED)用途用の半導電性部品における前記使用。
  14. エレクトロルミネセント材料として、光起電またはセンサーデバイスにおける、電池における電極材料として、光導電体として、電子写真式用途、例えば電子写真式記録のための、およびLCDまたはOLEDデバイスにおける整列層としての、請求項1〜12のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー、重合性材料およびポリマーの使用。
  15. 請求項1〜12のいずれかに記載の材料、部品またはデバイスを含む、光学的、電気光学的または電子デバイス、FET、集積回路(IC)、TFT、OLEDまたは整列層。
  16. 請求項1〜12のいずれかに記載の材料、部品もしくはデバイスまたは請求項15に記載のFET、IC、TFTもしくはOLEDを含む、平坦パネルディスプレイ用のTFTまたはTFTアレー、電波方式認識(RFID)タグ、エレクトロルミネセントディスプレイまたはバックライト。
  17. 請求項16に記載のFETまたはRFIDタグを含む、セキュリティーマーキングまたはデバイス。
  18. 酸化的にまたは還元的にドーピングされて、導電性イオン性種を形成する、請求項1〜12のいずれかに記載のモノマー、オリゴマーおよびポリマー、材料またはポリマー。
  19. 請求項18に記載のモノマー、オリゴマーまたはポリマー、材料またはポリマーを含む、電荷注入層、平坦化層、帯電防止フィルムまたは電子的用途もしくは平坦パネルディスプレイ用の導電性基板またはパターン。
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