JP2004337694A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気体から水分を取り除く除湿能力を向上させる除湿装置を提供する。
【解決手段】ペルチエ効果素子2と、ペルチエ効果素子2の下面に設けられペルチエ効果素子2により気体を冷却するようにした吸熱体3と、吸熱体3に気体を供給する供給管6と、吸熱体3より気体を需要先へ送給する送気管7とを備え、
吸熱体3は、供給管6及び送気管7に接続する上側吸熱体部11と、上側吸熱体部11から分離して内部を露出させるよう上側吸熱体部11に着脱可能な下側吸熱体部12とを備えると共に、吸熱体3の内壁面12aに気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィン18と、気体を濾過して需要先に排出するよう吸熱体3の内部中央に配置されたフィルタ20と、吸熱体3の内部で分離された水を外部へ排出するドレイン22とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエアーやガス等の気体から水分を取り除く除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にエアーやガス等の気体を使用する際には、水分を除くことが求められており、気体ラインの中途位置には除湿装置を備えている。
【0003】
除湿装置の一例は、ガスの除湿装置に半導体素子のペルチエ効果素子を備えたものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。このような除湿装置は、一般にペルチエ効果素子の吸熱面に吸熱流路を設けることにより、ガスを冷却して水蒸気を凝縮させ、除湿したガスを供給先に送給すると共に、分離した水を外部へ排除している。
【0004】
又、ペルチエ効果素子を備えた除湿装置の他の例は、ペルチエ効果素子の下面に吸熱体を配置すると共に上面に放熱体を配置したものがある(例えば特許文献2参照)。このような除湿装置は、エアーを吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮させ、除湿したガスを放熱体に送給し、更に、除湿したエアーを放熱体で加熱し、所定の温度に戻して供給先に送給している。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−153857号公報
【特許文献2】
特許第3331039号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、従来の除湿装置を使用した場合に比べて、ガスやエアー等の気体から更に水分を取り除くよう、除湿能力を向上させることが求められている。又、分離した水を容易に外部へ排出することが求められている。
【0007】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、気体から水分を取り除く除湿能力を向上させる除湿装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、該吸熱体に気体を供給する供給管と、前記吸熱体より気体を需要先へ送給する送気管とを備え、
前記吸熱体は、供給管及び送気管に接続する上側吸熱体部と、該上側吸熱体部から分離して内部を露出させるよう上側吸熱体部に着脱可能な下側吸熱体部とを備えると共に、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して需要先に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備えたことを特徴とする除湿装置、に係るものである。
【0009】
本発明の請求項2は、ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、前記ペルチエ効果素子の上面に設けられペルチエ効果素子により気体を加熱するようにした放熱体と、気体を吸熱体より放熱体へ送給する連絡管とを備え、
前記吸熱体は、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して送気管に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備え、
前記放熱体は、前記ペルチエ効果素子からの熱を放熱するよう、ペルチエ効果素子の上面に接合され且つ内部に気体流通路が形成された放熱部と、該放熱部の上方に配置された放熱フィン板とを備えたことを特徴とする除湿装置、に係るものである。
【0010】
本発明の請求項3は、ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、前記ペルチエ効果素子の上面に設けられペルチエ効果素子により気体を加熱するようにした放熱体と、気体を吸熱体より放熱体へ送給する連絡管とを備え、
前記吸熱体は、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して送気管に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、気体の流路に配置される金属ウール接触手段と、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備え、
前記放熱体は、前記ペルチエ効果素子からの熱を放熱するよう、ペルチエ効果素子の上面に接合され且つ内部に気体流通路が形成された放熱部と、該放熱部の上方に配置された放熱フィン板とを備えたことを特徴とする除湿装置、に係るものである。
【0011】
本発明の請求項4は、吸熱体の内部を旋回する気体を旋回方向で衝突させるよう吸熱体の内壁面に衝突部を備えた請求項1、2又は3記載の除湿装置、に係るものである。
【0012】
このように、請求項1によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、上側吸熱体部を供給管及び送気管に接続した状態で、下側吸熱体部を上側吸熱体部から分離し得るので、吸熱体の内部壁面が汚れた際には、吸熱体をまるごと取り外す必要がなく、内部を露出させて容易に清掃することができる。
【0013】
請求項2によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、冷却された気体を放熱部の気体流通路に通すと共に放熱フィン板により空冷するので、放熱体の冷却効果を高めてペルチエ効果素子の能力を一層向上させることができる。
【0014】
請求項3によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、冷却された気体を放熱部の気体流通路に通すと共に放熱フィン板により空冷するので、放熱体の冷却効果を高めてペルチエ効果素子の能力を一層向上させることができる。更に又、気体の流路に配置された金属ウール接触手段に、気体の水蒸気を接触させるので、気体から水分を一層取り除くことができる。
【0015】
請求項4に示す如く、吸熱体の内部を旋回する気体を旋回方向で衝突させるよう吸熱体の内壁面に衝突部を備えると、気体を衝突部に真正面で衝突させるので、水蒸気を衝突部に確実に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を一層向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0017】
図1〜図5は本発明を実施する形態の第一例を示すものである。
【0018】
第一例の除湿装置1は、平板状のペルチエ効果素子2と、ペルチエ効果素子2の下面に配置された吸熱体3と、ペルチエ効果素子2の上面に配置された放熱フィン板4と、放熱フィン板4の上方に配置された空冷ファン5と、ガスやエアー等の気体を吸熱体3へ供給する供給管6と、ガスやエアー等の気体を吸熱体3から需要先へ送給する送気管7と、吸熱体3の外周を覆う断熱体8とを備えている。
【0019】
吸熱体3は、供給管6を接続し得るよう一側部に供給口9を備えると共に送気管7を接続し得るよう他側部に排出口10を備える上側吸熱体部11と、上側吸熱体部11に締結手段を介して着脱可能な下側吸熱体部12とを備えている。ここで、締結手段は、上側吸熱体部11に形成された係合溝13と、係合溝13に螺合するよう下側吸熱体部12に形成された係合突起14と、係合溝13と係合突起14の間に配置されるOリング15とから構成されている。又、上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12の材質は、ペルチエ効果素子2との熱交換を容易に為しえるよう熱伝導率の高い銅やアルミ等の金属で構成されている。
【0020】
吸熱体3の上側吸熱体部11は、供給口9から内部下方へ向かう導入流路16を形成すると共に、内部中央から上方側部の排出口10へ向かう排出流路17を形成しており、内部中央の排出流路17には、周方向に沿って複数の羽根を備えた誘導フィン18を配置し、誘導フィン18の下部には、排出流路17の入口となるよう、支持部材19を介して掛止される筒状のフィルタ20を配置している。
【0021】
吸熱体3の下側吸熱体部12は、筒状の内壁面12aを形成して下部に逆円錐体を配した内部空間を配しており、内壁面12aには、誘導フィン18やフィルタ20より下方に位置して径方向に延在する突起状の衝突部21を備え、下側吸熱体部12の最下部には、逆円錐体の先端に位置するようドレイン22を配置している。ここで、ドレイン22は、図2、図3に示す如く、手動で開閉する手動ドレイン22aと、図4、図5に示す如く、内部の水量によって開閉する自動ドレイン22bとがある。
【0022】
手動ドレイン22aは、下側吸熱体部12の下端に取り付けられるドレイン外周部23と、ドレイン外周部23に螺合するドレインコック24とを備えており、ドレインコック24は、下端に把持部25を形成すると共に上部にドレイン外周部23へ接触可能なOリング26を配置し、内部に排水流路27を形成している。このような下側吸熱体部12の下部に水が溜まった際には、ドレインコック24を一方向へ回転してOリング26をドレイン外周部23から離間させることにより排水流路27を開いて水を外部へ排出している。逆に下側吸熱体部12の下部から水を排出した際には、ドレインコック24を他方向へ回転してOリング26をドレイン外周部23に接触させることにより排水流路27を閉じている。
【0023】
自動ドレイン22bは、下側吸熱体部12の下端に取り付けられるドレイン外周部28と、水量に応じて作動するピストン部29とを備えており、ドレイン外周部28は、上端にOリング30を備えると共に内部に排水流路31を形成しており、ピストン部29は、下側吸熱体部12に固定されたケース体32にスプリング33を介して収納されており、ケース体32の外周には水量によって上下動するフロート34を配置している。ここで、ピストン部29は、下部に空気を溜め得るよう空気室(図示せず)を備え、ケース体32は、上端に内部へ空気を流通させる空気穴35を形成し、フロート34は、上部に、フロート34の上下動に伴ってケース部の空気穴を塞ぎ得る開閉部材36を備えている。このような下側吸熱体部12の下部に水が所定量以上で溜まった際には、フロート34が浮いて開閉部材36によりケース体32の空気穴35を開き、ケース体32内に空気を導入させてピストン部29を押し出し、ドレイン外周部28のOリング30との接触を解除して水を排水流路31から外部へ排出している。逆に下側吸熱体部12の下部に水が所定量以下になった際には、フロート34が沈んで開閉部材36によりケース体32の空気穴35を塞ぎ、ケース体32内の空気をブリード穴(図示せず)より排出すると共に、ピストン部29の空間室(図示せず)の空気により、ピストン部29を上方に戻し、Oリング30と接触させて排水流路31を塞いでいる。
【0024】
一方、吸熱体3の外周を覆う断熱体8は、分割可能な上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12に対応し得るよう上側部37と下側部38に分けて構成されている。ここで、断熱体8は、発泡材のような材質で断熱してもよいし、真空空間を配置して真空断熱するものでもよい。
【0025】
以下、本発明を実施する形態の第一例の作用を説明する。
【0026】
エアーやガス等の気体を除湿する際には、気体を供給管6を介して吸熱体3内に供給し、ペルチエ効果素子2で冷却された吸熱体3により冷却して水蒸気を凝縮させると共に、同時に誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体3の内壁面12aに遠心力で衝突させ、更に、衝突部21により気体を真正面で衝突させる。吸熱体3の内壁面12a及び衝突部21に衝突した気体は、吸熱体3の内壁面12a及び衝突部21に水蒸気を付着させて旋回流の中心に流れ、除湿した気体をフィルタ20を介して送気管7に排出される。
【0027】
このように、第一例によれば、気体をペルチエ効果素子2により吸熱体3で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体3の内壁面12aに遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面12aに容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12の材質は、熱伝導率の高い金属で構成されるので、ペルチエ効果素子2による冷却を効率良く行うことができる。更に、断熱体8を備えているので、ペルチエ効果素子2により冷却された吸熱体3の熱を逃がすことなく、ペルチエ効果素子2による冷却を一層効率良く行うことができる。更に又、ペルチエ効果素子2の上方に放熱フィン板4及び空冷ファン5を備えるので、ペルチエ効果素子2の熱交換を効率的に行うことができる。
【0028】
吸熱体3で分離した水をドレイン22により外部へ排出するので、吸熱体3の水を外部へ容易に排出することができる。ここで、手動ドレイン22aを用いた際には、安価に構成することができ、自動ドレイン22bを用いた際には、容易且つ確実に水を排出することができる。又、吸熱体3の中央部にフィルタ20を備えるので、気体中のゴミを簡単に取り除くことができる。
【0029】
上側吸熱体部11を供給管6及び送気管7に接続した状態で、締結手段により下側吸熱体部12を上側吸熱体部11から分離し得るので、吸熱体3の内部壁面が汚れた際には、吸熱体3をまるごと取り外す必要がなく、内部を露出させて容易に清掃することができる。又、気体がガスであって化学物質が内部壁面に吸着する場合でも、吸着した化学物質を清掃により取り除き得るので、吸着した化学物質の影響を防ぐことができる。ここで、断熱体8は、上側部37と下側部38に分けて構成されるので、吸熱体3の上側吸熱体部11と下側吸熱体部12を分離する作業に影響を与えることがない。
【0030】
吸熱体3の内部を旋回する気体を旋回方向で衝突させるよう吸熱体3の内壁面12aに衝突部21を備えると、気体を衝突部21に真正面で衝突させるので、水蒸気を衝突部21に確実に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を一層向上させることができる。
【0031】
図6は本発明を実施する形態の第二例を示すものであり、第一例と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0032】
第二例の除湿装置40は、平板状のペルチエ効果素子2と、ペルチエ効果素子2の下面に配置された吸熱体3と、ペルチエ効果素子2の上面に設けられた放熱体41と、ガスやエアー等の気体を吸熱体3へ供給する供給管6と、ガスやエアー等の気体を吸熱体3から放熱体41へ送給する連絡管42と、放熱体41から需要先へ送給する送気管43と、吸熱体3の外周を覆う断熱体8とを備えている。
【0033】
吸熱体3は、第一例と略同様に、供給管6を接続し得るよう一側部に供給口9を備えると共に連絡管42を接続し得るよう他側部に接続口44を備える上側吸熱体部11と、上側吸熱体部11に締結手段を介して着脱可能な下側吸熱体部12とを備えている。ここで、締結手段、及び上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12の材質は、第一例と略同じである。
【0034】
又、吸熱体3の上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12は、内部構造を、第一例と略同様に構成しており、下側吸熱体部12に配置されるドレイン22も、第一例と略同様に、手動で開閉する手動ドレイン22aでもよいし、内部の水量によって開閉する自動ドレイン22bでもよい。
【0035】
吸熱体3の外周を覆う断熱体8は、分割可能な上側吸熱体部11及び下側吸熱体部12に対応し得るよう上側部37と下側部38に分けて構成されている。ここで、断熱体8は、発泡材のような材質で断熱してもよいし、真空空間を配置して真空断熱するものでもよい。
【0036】
一方、放熱体41は、ペルチエ効果素子2の上面に接合された放熱部45と、放熱部45の上面に配置された放熱フィン板46と、放熱フィン板46の上方に配置された空冷ファン47とを備え、放熱部45は、内部に気体流通路48を形成し、連絡管42を接続し得るよう一側部に接続口49を備えると共に送気管43を接続し得るよう他側部に排出口50を備えている。
【0037】
以下、本発明を実施する形態の第二例の作用を説明する。
【0038】
エアーやガス等の気体を除湿する際には、気体を供給管6を介して吸熱体3内に供給し、ペルチエ効果素子2で冷却された吸熱体3により冷却して水蒸気を凝縮させると共に、同時に誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体3の内壁面12aに遠心力で衝突させ、更に、衝突部21により気体を真正面で衝突させる。吸熱体3の内壁面12a及び衝突部21に衝突した気体は、吸熱体3の内壁面12a及び衝突部21に水蒸気を付着させて旋回流の中心に流れ、除湿した気体はフィルタ20を介して連絡管42より放熱部45に送給され、放熱部45に送給された気体は、放熱体41で加熱されて所定の温度に戻り、供給管6より需要先に送給される。
【0039】
このように、第二例によれば、気体をペルチエ効果素子2により吸熱体3で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体3の内壁面12aに遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面12aに容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる等、第一例と略同様な作用効果を得ることができる。又、冷却された気体を放熱部45の気体流通路48に通すと共に放熱フィン板46により空冷するので、放熱体41の冷却効果を高めてペルチエ効果素子2の能力を一層向上させることができる。
【0040】
図7は本発明を実施する形態の第三例を示すものであり、第一例と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0041】
第三例の除湿装置51は、平板状のペルチエ効果素子2と、ペルチエ効果素子2の下面に配置された吸熱体52と、ペルチエ効果素子2の上面に設けられた放熱体41と、ガスやエアー等の気体を吸熱体52へ供給する供給管6と、ガスやエアー等の気体を吸熱体52から放熱体41へ送給する連絡管42と、放熱体41から需要先へ送給する送気管43と、吸熱体52の外周を覆う断熱体8とを備えている。
【0042】
吸熱体52は、第一例と略同様に、供給管6を接続し得るよう一側部に供給口9を備えると共に連絡管42を接続し得るよう他側部に接続口44を備える上側吸熱体部53と、上側吸熱体部53に締結手段を介して着脱可能な下側吸熱体部54とを備えている。ここで、締結手段、及び上側吸熱体部53及び下側吸熱体部54の材質は、第一例と略同じである。
【0043】
吸熱体52の上側吸熱体部53は、供給口9から内部下方へ向かう導入流路16を形成すると共に、内部中央から上方側部の排出口10へ向かう排出流路17を形成しており、内部中央の排出流路17には、周方向に沿って複数の羽根を備えた誘導フィン18を配置し、誘導フィン18の下部には、排出流路17の入口となるよう、円盤状の衝突部55を介して掛止される筒状のフィルタ20を配置している。又、導入流路16の方向変更地点(流路の屈曲部)には、誘導フィン18の上部に位置するようステンレスウール等の金属ウール接触手段56が充填されると共に、排出流路17の方向変更地点(流路の屈曲部)には、上面に位置するようステンレスウール等の金属ウール接触手段57が充填されており、夫々、金属網58により支持されている。ここで、衝突部55は、筒状のフィルタ20を掛止する掛止手段であると共に、フィルタ20の口径より大きく且つ誘導フィン18の径より小さく形成されている。
【0044】
吸熱体52の下側吸熱体部54は、筒状の内壁面54aを形成して下部に逆円錐体を配した内部空間を配しており、下側吸熱体部54の最下部には、逆円錐体の先端に位置するようドレイン22を配置している。ここで、ドレイン22は、第一例と略同様に、手動で開閉する手動ドレイン22aでもよいし、内部の水量によって開閉する自動ドレイン22bでもよい。
【0045】
吸熱体52の外周を覆う断熱体8は、分割可能な上側吸熱体部53及び下側吸熱体部54に対応し得るよう上側部37と下側部38に分けて構成されている。ここで、断熱体8は、発泡材のような材質で断熱してもよいし、真空空間を配置して真空断熱するものでもよい。
【0046】
一方、放熱体41は、ペルチエ効果素子2の上面に接合された放熱部45と、放熱部45の上面に配置された放熱フィン板46と、放熱フィン板46の上方に配置された空冷ファン47とを備え、放熱部45は、内部に気体流通路48を形成し、連絡管42を接続し得るよう一側部に接続口を備えると共に送気管43を接続し得るよう他側部に排出口10を備えている。
【0047】
以下、本発明を実施する形態の第三例の作用を説明する。
【0048】
エアーやガス等の気体を除湿する際には、気体を供給管6を介して吸熱体52内に供給し、ペルチエ効果素子2で冷却された吸熱体52により冷却して水蒸気を凝縮させると共に、同時に誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体52の内壁面54aに遠心力で衝突させ、更に、衝突部55により気体を真正面で衝突させる。吸熱体52の内壁面54a及び衝突部55に衝突した気体は、吸熱体52の内壁面54a及び衝突部55に水蒸気を付着させて旋回流の中心に流れ、除湿した気体はフィルタ20を介して連絡管42より放熱部45に送給され、放熱部45に送給された気体は、放熱体41で加熱されて所定の温度に戻り、供給管6より需要先に送給される。ここで、吸熱体52に導入された気体は、導入流路16に充填されたステンレスウール等の金属ウール接触手段56に接触し、予備的に水蒸気を付着させている。又、気体を内壁面54a及び衝突部55に衝突させた後に気体中の水蒸気を取り残した際には、気体が、排出流路17に充填されたステンレスウール等の金属ウール接触手段57に接触し、完全に水蒸気を取り除いている。
【0049】
このように、第三例によれば、気体をペルチエ効果素子2により吸熱体52で冷却して水蒸気を凝縮させると共に、誘導フィン18により気体に旋回力を与えて気体を吸熱体52の内壁面54aに遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面54aに容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる等、第一例と略同様な作用効果を得ることができる。又、冷却された気体を放熱部45の気体流通路48に通すと共に放熱フィン板46により空冷するので、放熱体41の冷却効果を高めてペルチエ効果素子2の能力を一層向上させることができる。更に、気体の流路に配置されたステンレスウール等の金属ウール接触手段56,57に、気体の水蒸気を接触させるので、気体から水分を一層取り除くことができる。
【0050】
尚、本発明の除湿装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、誘導フィンは気体に旋回力を与えるならば形状は限定されるものではないこと、衝突部は気体を旋回方向で衝突させるなら他の形状でもよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
上記した本発明の除湿装置によれば、下記の如き、種々の優れた効果を奏し得る。
【0052】
I)請求項1によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮すると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、上側吸熱体部を供給管及び送気管に接続した状態で、下側吸熱体部を上側吸熱体部から分離し得るので、吸熱体の内部壁面が汚れた際には、吸熱体をまるごと取り外す必要がなく、内部を露出させて容易に清掃することができる。
【0053】
II)請求項2によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮すると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、冷却された気体を放熱部の気体流通路に通すと共に放熱フィン板により空冷するので、放熱体の冷却効果を高めてペルチエ効果素子の能力を一層向上させることができる。
【0054】
III)請求項3によれば、気体をペルチエ効果素子により吸熱体で冷却して水蒸気を凝縮すると共に、誘導フィンにより気体に旋回力を与えて気体を吸熱体の内壁面に遠心力で衝突させるので、水蒸気を内壁面に容易に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を向上させることができる。又、分離した水をドレインにより容易に外部へ排出することができると共に、気体中のゴミをフィルタにより簡単に取り除くことができる。更に、冷却された気体を放熱部の気体流通路に通すと共に放熱フィン板により空冷するので、放熱体の冷却効果を高めてペルチエ効果素子の能力を一層向上させることができる。更に又、気体の流路に配置された金属ウール接触手段に、気体の水蒸気を接触させるので、気体から水分を一層取り除くことができる。
【0055】
IV)請求項4に示す如く、吸熱体の内部を旋回する気体を旋回方向で衝突させるよう吸熱体の内壁面に衝突部を備えると、気体を衝突部に真正面で衝突させるので、水蒸気を衝突部に確実に付着させて気体から水分を取り除き、結果的に除湿能力を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の第一例の除湿装置を示す概略図である。
【図2】ドレインの一例であって排水流路を閉じた状態を示す概略図である。
【図3】ドレインの一例であって排水流路を開いた状態を示す概略図である。
【図4】ドレインの他例であって排水流路を閉じた状態を示す概略図である。
【図5】ドレインの他例であって排水流路を開いた状態を示す概略図である。
【図6】本発明を実施する形態の第二例の除湿装置を示す概略図である。
【図7】本発明を実施する形態の第三例の除湿装置を示す概略図である。
【符号の説明】
2 ペルチエ効果素子
3 吸熱体
8 断熱体
12a 内壁面
18 誘導フィン
20 フィルタ
21 衝突部
22 ドレイン
41 放熱体
45 放熱部
46 放熱フィン板
52 吸熱体
54a 内壁面
55 衝突部
56 金属ウール接触手段
57 金属ウール接触手段

Claims (4)

  1. ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、該吸熱体に気体を供給する供給管と、前記吸熱体より気体を需要先へ送給する送気管とを備え、前記吸熱体は、供給管及び送気管に接続する上側吸熱体部と、該上側吸熱体部から分離して内部を露出させるよう上側吸熱体部に着脱可能な下側吸熱体部とを備えると共に、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して需要先に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備えたことを特徴とする除湿装置。
  2. ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、前記ペルチエ効果素子の上面に設けられペルチエ効果素子により気体を加熱するようにした放熱体と、気体を吸熱体より放熱体へ送給する連絡管とを備え、
    前記吸熱体は、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して送気管に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備え、
    前記放熱体は、前記ペルチエ効果素子からの熱を放熱するよう、ペルチエ効果素子の上面に接合され且つ内部に気体流通路が形成された放熱部と、該放熱部の上方に配置された放熱フィン板とを備えたことを特徴とする除湿装置。
  3. ペルチエ効果素子と、該ペルチエ効果素子の下面に設けられ該ペルチエ効果素子により気体を冷却するようにした吸熱体と、前記ペルチエ効果素子の上面に設けられペルチエ効果素子により気体を加熱するようにした放熱体と、気体を吸熱体より放熱体へ送給する連絡管とを備え、
    前記吸熱体は、吸熱体の内壁面に気体を遠心力で衝突させるよう気体に旋回力を与える誘導フィンと、気体を濾過して送気管に排出するよう吸熱体の内部中央に配置されたフィルタと、気体の流路に配置される金属ウール接触手段と、吸熱体の内部で分離された水を外部へ排出するドレインとを備え、
    前記放熱体は、前記ペルチエ効果素子からの熱を放熱するよう、ペルチエ効果素子の上面に接合され且つ内部に気体流通路が形成された放熱部と、該放熱部の上方に配置された放熱フィン板とを備えたことを特徴とする除湿装置。
  4. 吸熱体の内部を旋回する気体を旋回方向で衝突させるよう吸熱体の内壁面に衝突部を備えた請求項1、2又は3記載の除湿装置。
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