JP2004337446A - 液体容器の底部絶縁構造 - Google Patents

液体容器の底部絶縁構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電気ポット等の液体容器の底部において、ヒーターの絶縁性能が劣化した場合において、底部に露出した底板と底ネジ頭部が充電部になることがなく、また、液体容器の回転支持に支障が生じないようにすることである。
【解決手段】遮熱板5に連結した足金具6の下端部に、外殻1の底面部16の一部と底板22を挟んで下方からねじ込んだ底ネジ29により締め付け、前記底ネジの頭部29aと底板22の間に絶縁部材30の環状部32を介在するとともに、その環状部32の内周に設けた小径スリーブ部31を底板22のネジ挿通穴22aと脚部29bとの間に介在することにより底板22を絶縁し、さらに、頭部29aに絶縁キャップ35を被せた構造を採用した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気ポット、加湿器等の液体容器の底部絶縁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気ポット、加湿器等の液体容器の底部構造は、一般に、容器外殻の内部に収納した内容器の底面部にヒーターを装着し、該内容器底面に固定したヒーター押さえ板の下面に遮熱板を介在して足金具(取り付け金具等と称される場合もある。)の上端部を固定し、その足金具の下端部を前記の容器外殻の底部とその底部下面に重ねた金属製の底板を貫通してねじ込んだ底ネジにより固定するとともに、そのネジ頭部と前記容器外殻底部との間で前記の底板を締付けた構成がとられ、ネジ頭部と底板が液体容器の底面において外部に露出する(特許文献1参照)。
【0003】
前記の底ネジは、内容器を引き込んでその開口部周縁を肩部材に押し付けるともに、該内容器底面を外殻底部に連結固定する作用をなし、内容器、肩部材、外殻、底板等を結合一体化する重要な役割を果たしている。
【0004】
この場合、底ネジを外殻にのみ貫通させて足金具を外殻底部に連結固定する構成をとることなく、外殻底部に金属製の底板を重ねて連結固定するようにしているのは、前記底ネジの締め付け時に作用する大きな荷重によって外殻底部が変形することを防止するため、即ち、底板によって外殻底部を補強するためである。
【0005】
しかしながら、前記の底部構造において、何らかの原因でヒーターの絶縁性能が劣化した場合、前記のヒーター押さえ板、遮熱板、足金具、底ネジを通じて、液体容器底部に露出したネジ頭部と底板が充電部となる不具合がある。
【0006】
この不具合を解消するために、前掲の特許文献1においては、底板を介在することなく足金具を外殻底部に直接底ネジで固定し、その底ネジのネジ頭部から下方に所要の間隔をおいて金属製の底板を嵌め、その底板を別の固定ネジにより外殻底部に固定した構造をとるようにしている。
【0007】
前記の構造によると、底ネジが底板によってカバーされ、しかも底板は底ネジに接触することがないため、液体容器の底面に露出した底板及びその固定ネジは絶縁され、ヒーターの絶縁性能が劣化することがあっても、その露出した部分が充電部になる不都合はない。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−113744号公報(従来の技術の項、図9、図10及び実施例1、図1、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の構造は足金具を底ネジにより外殻底部に直接連結固定する構造であるため、底板による補強作用が得られず、そのために底ネジを締付ける際の荷重により外殻底部が変形し平面度が損なわれることがある。外殻底部には電気ポット等の液体容器を回転可能に支持するため環状溝に底面支持リングが装着されるが、外殻底部の平面度が損なわれると液体容器がそのリング上で円滑に回転しなくなり使用性が損なわれる不具合が生じる。
【0010】
また、前記の構造によると、足金具を外殻底部に連結固定するための底ネジと、底板を外殻底部に連結固定するための固定ネジの2種類のネジが必要となり、ネジ締めのための作業工程が増える問題もある。
【0011】
そこで、この発明は、底ネジ締付け時において外殻底部の変形をもたらすことがなく、また作業工程の実質的な増大をもたらすこともなく、液体容器底部に充電部が露出しないようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、外殻の内部に収納した内容器の底面部にヒーターを装着し、該内容器底面に固定したヒーター押さえ板の下面に遮熱板を介在して足金具の上端部を固定し、その足金具の下端部を前記外殻の底部とその底部下面に重ねた金属製の底板を貫通してねじ込んだ底ネジにより固定するとともに、そのネジ頭部と前記容器外殻底部との間で前記底板を締付けてなる液体容器において、前記底ネジの頭部と前記底板のネジ挿通穴との間に環状の絶縁部材を介在するとともに、その絶縁部材に設けたスリーブ部を該ネジ挿通穴の内周と該底ネジの脚部の間に介在し、かつ前記底ネジの頭部に絶縁キャップを被せた構成を採用した。
【0013】
前記の構成によると、底板は絶縁部材のスリーブ部により絶縁され、また底ネジのネジ頭部は絶縁キャップによりカバーされる。これにより、たとえヒーター押さえ板、遮熱板、足金具及び底ネジが充電部になることがあっても、底板は充電部になることがなく、また底ネジの頭部は絶縁キャップによりカバーされるので、充電部が露出することもない。
【0014】
前記の絶縁部材としては、環状部の内周に形成され前記底ネジの脚部に外嵌される小径スリーブ部と、該環状部の外周に形成され該底ネジの頭部に外嵌される大径スリーブ部とにより形成されたものを使用することができる。前記絶縁部材の大径スリーブ部の外周面に前記絶縁キャップとの係合リブを設けた構成や、前記絶縁部材を前記底ネジにインサート成形により一体化した構成を採用することもできる。
【0015】
さらに、前記の課題を解決する他の手段として、外殻の内部に収納した内容器の底面部にヒーターを装着し、該内容器底面に固定したヒーター押さえ板の下面に遮熱板を設け、前記外殻の底部に底板を固定し、前記遮熱板と底板にそれぞれ上下に対向した遮熱板連結部と底板連結部を設け、各連結部相互間を底板連結部の下方からねじ込んだ底ネジにより連結してなる液体容器において、前記底ネジの頭部と該底板連結部との間に環状の第1絶縁部材を介在するとともに、該第1絶縁部材に設けたスリーブ部を該底板連結部のネジ挿通穴内周と前記底ネジの脚部間に介在し、前記遮熱板連結部と底板連結部の各ネジ挿通穴間に前記底ネジの脚部が貫通した環状の第2絶縁部材を介在し、かつ前記底ネジの頭部に絶縁キャップを被せた構成をとることができる。
【0016】
この場合は、前記の足金具を省略して遮熱板と底板を直接連結した点で相違しているが、第1、第2絶縁部材及び絶縁キャップにより、前述の場合と同様に底板が絶縁されるとともに、底ネジの頭部が露出することもない。
【0017】
【発明の実施形態】
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施形態を説明する。図1から図4に示した第1実施形態の電気ポットは、外殻1の内部に収納した内容器2の底面部にヒーター3を装着し、そのヒーター3の下面に内容器2底面に固定したヒーター押さえ板4を押し当て、さらにそのヒーター押さえ板4の下面に遮熱板5を介在して足金具6上端部を連結ネジ7により固定している。また、内容器2の底部中央には温度センサー8が装着され、さらに、内容器2の底部に設けた液体出口9に液通路11が接続され、その液通路11の途中に介在したポンプ12により内容器2内の液体を吐出口13から外部に吐出させるようにしている。内容器2の上端部の開口外周縁は、肩部材14に吊り下げ状態に係合支持される。
【0018】
前記の外殻1の底部は、図示の場合胴部と一体化されたものを示しているが、胴部と別の部材で形成される場合もある。いずれの場合においても周壁部15に連続した底面部16は所定の幅をもって環状に形成され、その底面部16に下方に開放された環状溝18が設けられる(図2参照)。その環状溝18に回転支持リング19が回転自在に装着される。この回転支持リング19が接地し、底面部16その他の部分が接地面から若干離れる結果、電気ポット全体が回転可能に支持される。
【0019】
前記の環状溝18の内周に一段凹入して底板支持段部21が形成される。この底板支持段部21に金属製の底板22の周縁が下方から押し当てられる。その底板支持段部21の内側に、全周2箇所の対向位置においてもう一段凹入して底ネジ固定部23が内方に突き出して形成される。
【0020】
前記の底ネジ固定部23には、上下方向のネジ挿通穴24が設けられ、そのネジ挿通穴24の上端に前記の足金具6の下端固定部26が載せられる。足金具6は、前記の下端固定部26と上端固定部25が水平、中間部27が垂直のクランク形をなし、下端固定部26にネジ穴28が設けられる。このネジ穴28と前記のネジ挿通穴24及び底板22のネジ挿通穴22a(図3参照)が同芯状態に組み合わされ、下方から底ネジ29がねじ込まれる。前記のネジ挿通穴24の下端部には、図3に示すように、若干の拡径部24aが設けられる。
【0021】
前記底板22のネジ挿通穴22aの周りと、底ネジ29の頭部29aとの間に絶縁部材30の環状部32が介在される。絶縁部材30は絶縁性ある合成樹脂により一体成形され、前記環状部32の内周に小径スリーブ部31が上向きに形成されるとともに、その環状部32の外周に大径スリーブ部33が下向きに形成される。その大径スリーブ部33の外周面に係合リブ34が形成される。
【0022】
上記の小径スリーブ部31は、底板22のネジ挿通穴22aと、底ネジ固定部23のネジ挿通穴24の拡径部24aに嵌入され、その小径スリーブ部31に底ネジ29の脚部29bが挿通される。また、大径スリーブ部33に頭部29aが嵌入される。
【0023】
前記の絶縁部材30は、その環状部32が底板22と底ネジ29の頭部29aの間を絶縁し、また小径スリーブ部31が底板22のネジ挿通穴22aと底ネジ29の脚部29bとを絶縁する。
【0024】
また、ゴム製の絶縁キャップ35を頭部29aに被せ、その絶縁キャップ35の内周縁を前記の係合リブ34の外周に係合させる(図2参照)。この絶縁キャップ35と前記絶縁部材30の大径スリーブ部33はネジ頭部29aをカバーし、その頭部29aが直接外部に露出することを防止する。絶縁キャップ35がゴム製であり、相手の大径スリーブ部33に密着し易いため、ネジ頭部29aの部分に水が浸入することを防止するシール作用を行う。絶縁部材30をゴム製とし、絶縁キャップ35を合成樹脂製としても同様のシール作用が行われる。このシール作用により、電気ポットの接地面に溜まった水がネジ頭部29aの金属部分に接触して外部に電流が流れることを防止する。また、内容器2に水漏れの原因がある場合は、ネジ脚部29bの周りにその水が溜まることがあるが、絶縁部材30の環状部32がネジ頭部29aと底ネジ固定部23との間で隙間なく挟持されているため、その上方に溜まった前記の水と接地面に溜まった水とが接触することがなく、その水を通じた電流の導通が遮断される。
【0025】
なお、前記の絶縁部材30は、前述のように独立した部品であってもよいが、図4(a)に示したように、インサート成形によって底ネジ29と一体成形してもよい。また、図4(b)に示したように、絶縁部材30を環状部32とその内周に形成した前記の小径スリーブ部31のみにより形成し、ネジ頭部29aを絶縁キャップ35によってカバーするようにしてもよい。
【0026】
次に、図5乃至図7に示した第2実施形態について説明する。この場合は、前述の第1実施形態における足金具6を省略し、遮熱板5と底板22のそれぞれの外周に近い部分の中心対称の2箇所において、遮熱板5の一部を下向きに切り起こして台形の遮熱板連結部36を形成するとともに、これに対向して底板22の一部を上向きに切り起して台形の底板連結部37を形成している。遮熱板連結部36の下端部にネジ穴38が設けられ(図7参照)、また、底板連結部37に前記ネジ穴38に対向したネジ挿通穴39が設けられる。
【0027】
前記の底板連結部37の下方から底ネジ29が挿入されるが、その頭部29aと底板連結部37との間に、前記第1実施形態の絶縁部材30と同様の絶縁性ある合成樹脂により一体成形された第1絶縁部材30の環状部32が介在される。その環状部32の内周に小径スリーブ部31が上向きに形成され、またその環状部32の外周に大径スリーブ部33が形成される。その大径スリーブ部33の外周面に係合リブ34が形成される。
【0028】
上記の小径スリーブ部31は、底板連結部37のネジ挿通穴39に挿通され、該ネジ挿通穴39とネジ脚部29bとの間を絶縁する。また、大径スリーブ部33にネジ頭部29aが嵌入され、さらにそのネジ頭部29aと大径スリーブ部33に絶縁キャップ35が被せられる。
【0029】
また、遮熱板連結部36のネジ穴38と底板連結部37のネジ挿通穴39との間に、環状の第2絶縁部材41が介在され、その第2絶縁部材41が前記の小径スリーブ部31の外側に挿通される。第2絶縁部材41は、遮熱板連結部36と底板連結部37の間を絶縁する。
【0030】
第2実施形態の底部絶縁構造は上記のような構成であるので、ヒーター3の絶縁性能が劣化して、ヒーター押さえ板4、遮熱板5及び底ネジ29が充電部になったとしても外部に露出している底板22は、第1絶縁部材30と第2絶縁部材41とにより遮熱板5に対して絶縁されているので、充電部になることがない。また、ネジ頭部29aは絶縁キャップ35にカバーされ、金属部分が露出することがない。また、第1実施形態の場合と同様にシール作用も行われる。
【0031】
前述の第2実施形態の場合は、底ネジ29が外殻1の底面部16を通らず、底板22のネジ挿通穴39を通って遮熱板連結部36のネジ穴38に締結される結果、ネジ締め時の荷重は直接底板22に掛かるようになっている。底板22は金属製であり前記の荷重に耐えられる強度を持つ。底板22の外周縁が外殻1の底面部16の底板支持部21に押し当てられるが、前記の荷重は底板22を通じてその底板支持部21に分散されるので、底面部16を変形させる不都合はない。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、電気ポット等の液体容器の底部において、ヒーターの絶縁性能が劣化して金属部分が充電部になることがあっても、底部に露出した底板は絶縁されているのでこの部分が充電部になることはない。また底ネジのネジ頭部には絶縁キャップが被せられているので、ネジ頭部が露出することもない。したがって、これらの部分に使用者が触れたとしても感電する恐れはない。また、底ネジの締め付けに伴う荷重は底板により受けられ、外殻の底面部のみによって受けることがないので、外殻底面部の変形を防止することができ、液体容器全体の回転支持に支障を来たすことがない。
【0033】
さらに、底板を絶縁する絶縁部材とネジ頭部をカバーする絶縁キャップの嵌合によりシールが図られネジ頭部と接地面に溜まった水との接触が避けられる。また、該絶縁部材の環状部の挟持により、底ネジの脚部側に溜まった水と接地面に溜まった水とが連続することによる導通が遮断される。
【0034】
なお、底ネジの締め付け時に作用する荷重は底板を介して受けられ、外殻だけで受けることが避けられるので、外殻底面部の変形が防止され円滑に回転支持され、良好な使用性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の断面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の一部分解断面図
【図4】(a)(b)同上の変形例の一部断面図
【図5】第2実施形態の一部断面図
【図6】図5のX−X断面図
【図7】図5の一部拡大断面図
【符号の説明】
1 外殻
2 内容器
3 ヒーター
4 ヒーター押さえ板
5 遮熱板
6 足金具
7 連結ネジ
8 温度センサー
9 液体出口
11 液通路
12 ポンプ
13 吐出口
14 肩部材
15 周壁部
16 底面部
18 環状溝
19 回転支持リング
21 底板支持段部
22 底板
22a ネジ挿通穴
23 底ネジ固定部
24 ネジ挿通穴
24a 拡径部
25 固定部
26 固定部
27 中間部
28 ネジ穴
29 底ネジ
29a 頭部
29b 脚部
30 絶縁部材(第1絶縁部材)
31 小径スリーブ部
32 環状部
33 大径スリーブ部
34 係合リブ
35 絶縁キャップ
36 遮熱板連結部
37 底板連結部
38 ネジ穴
39 ネジ挿通穴
41 第2絶縁部材

Claims (5)

  1. 外殻の内部に収納した内容器の底面部にヒーターを装着し、該内容器底面に固定したヒーター押さえ板の下面に遮熱板を介在して足金具の上端部を固定し、その足金具の下端部を前記外殻の底部とその底部下面に重ねた金属製の底板を貫通してねじ込んだ底ネジにより固定するとともに、そのネジ頭部と前記容器外殻底部との間で前記底板を締付けてなる液体容器において、前記底ネジの頭部と前記底板のネジ挿通穴との間に環状の絶縁部材を介在するとともに、その絶縁部材に設けたスリーブ部を該ネジ挿通穴の内周と該底ネジの脚部の間に介在し、かつ前記底ネジの頭部に絶縁キャップを被せたことを特徴とする液体容器の底部絶縁構造。
  2. 前記絶縁部材が、環状部の内周に形成され前記底ネジの脚部に外嵌される小径スリーブ部と、該環状部の外周に形成され該底ネジの頭部に外嵌される大径スリーブ部とにより形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液体容器の底部絶縁構造。
  3. 前記絶縁部材の大径スリーブ部の外周面に係合リブを設け、前記底ネジの頭部に被せた絶縁キャップを前記係合リブに係合させたことを特徴とする請求項2に記載の液体容器の底部絶縁構造。
  4. 前記絶縁部材を前記底ネジにインサート成形により一体化したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体容器の底部絶縁構造。
  5. 外殻の内部に収納した内容器の底面部にヒーターを装着し、該内容器底面に固定したヒーター押さえ板の下面に遮熱板を設け、前記外殻の底部に底板を当て、前記遮熱板と底板にそれぞれ上下に対向した遮熱板連結部と底板連結部を設け、前記連結部相互間を底板連結部の下方からねじ込んだ底ネジにより連結してなる液体容器において、前記底ネジの頭部と該底板連結部との間に環状の第1絶縁部材を介在するとともに、該第1絶縁部材に設けたスリーブ部を該底板連結部のネジ挿通穴内周と前記底ネジの脚部間に介在し、前記遮熱板連結部と底板連結部の各ネジ挿通穴間に前記底ネジの脚部が貫通した環状の第2絶縁部材を介在し、かつ前記底ネジの頭部に絶縁キャップを被せたことを特徴とする液体容器の底部絶縁構造。
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