JP2004336653A - 信号処理システムと受信装置と情報蓄積装置および信号処理方法 - Google Patents

信号処理システムと受信装置と情報蓄積装置および信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】宣伝広告の効果を容易に高めるものとする。
【解決手段】広告信号DCMを放送装置21に供給して放送番組の信号とともに送信する。受信装置31は、受信信号から広告の信号を検出して記録し、この広告を特定する特定情報RPcを生成しサーバ41に供給する。サーバ41は、参照広告信号DCMrの宣伝広告の参照特定情報を関連情報と関係付けて保持する。供給された特定情報RPcと等しい参照特定情報に関係づけた関連情報を応答信号Dscとして受信装置31に供給する。報奨の付与の設定がなされた広告は、関連情報に報奨識別情報を含める。受信装置31は、関連情報を広告毎に提示し、報奨識別情報を含むときは報奨の付与の設定を判別可能に提示する。報奨の付与の設定された広告の視聴履歴RPrが条件を満たすとき、報奨を付与を行う報奨付与信号Dincをサーバ41からメモリ35に供給する。関連情報の提示や報奨の付与によって宣伝効果を高められる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、信号処理システムと受信装置と情報蓄積装置および信号処理方法に関する。詳しくは、受信した宣伝広告を記録するとともに、記録した宣伝広告を特定する特定情報を情報蓄積装置に供給する。また情報蓄積装置は、記録した宣伝広告に対応する関連情報を特定情報に基づいて検出して受信装置に供給することで、関連情報を宣伝広告毎に提示させるものである。
【0002】
【従来の技術】
受信者選択コンテンツに受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号、例えば受信者が選択する放送番組に1あるいは複数の宣伝広告が時分割的に設けられたテレビジョン放送の信号では、放送番組間に設けられた宣伝広告だけでなく、テレビジョン放送に連動したデータ放送等を使用することで、視聴者に宣伝広告を目立たせて効果を高めることが行われている。
【0003】
また、テレビジョン放送の視聴者に双方向通信環境を提供すると共に、視聴者に負担を負わせることなく、インターネットより提供されるコンテンツを閲覧可能とするため、受信した番組にシンボルを合成して、このシンボルに対する指示が行われたときは、シンボルに対して記述されたURLを用いてコンテンツとスポンサーの宣伝広告の転送要求を行い、コンテンツサーバから受信した宣伝広告とコンテンツを出力することが行われている(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−199375号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、データ放送等を利用して視聴者に宣伝広告を目立たせるものとした場合、放送番組が録画されて、その後視聴されると、宣伝広告を連動させることができなくなってしまい、効果を高めることができない。また、インターネットを介してコンテンツサーバから宣伝広告や番組コンテンツを伝送するものとした場合、ネットワークの伝送帯域や伝送特性に応じたデータ量の宣伝広告を新たに制作してコンテンツサーバに蓄積させておく必要があり、宣伝広告費用の増大を招いてしまう。
【0006】
そこで、この発明では、挿入コンテンツを設けることによって得られる効果を容易に高めることができる信号処理システムと受信装置と情報蓄積装置および信号処理方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る信号処理システムは、受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信し、前記受信者選択コンテンツあるいは前記挿入コンテンツの提示処理を行う受信装置と、関連情報を保持する情報蓄積装置とが、伝送路を介して接続された信号処理システムにおいて、前記受信装置は、前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する検出処理手段と、少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する記録手段と、前記特定情報を前記情報蓄積装置に供給して、該特定情報に対応する関連情報を前記情報蓄積装置から取得し、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う制御手段を有し、前記情報蓄積装置は、参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する情報蓄積手段と、前記参照特定情報と前記受信装置から供給された特定情報とを比較して、前記受信装置に記録されている挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記受信装置に供給する応答処理手段とを有するものである。
【0008】
また、この発明に係る受信装置は、受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信し、前記受信者選択コンテンツあるいは前記挿入コンテンツの提示処理を行う受信装置において、前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する検出処理手段と、少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する記録手段と、前記特定情報を出力して該特定情報に対応する関連情報の取得を行い、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う制御手段を有するものである。
【0009】
さらに、この発明に係る情報蓄積装置は、参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する情報蓄積手段と、挿入コンテンツを特定する特定情報が供給されたとき、該特定情報と前記参照特定情報とを比較して、前記挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記特定情報の供給元に出力する応答処理手段とを有するものである。
【0010】
また、この発明に係る信号処理方法は、受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信する工程と、前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する工程と、少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する工程と、前記特定情報を出力して該特定情報に対応する関連情報の取得を行い、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う工程と、参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する工程と、挿入コンテンツを特定する特定情報が供給されたとき、該特定情報と前記参照特定情報とを比較して、前記挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記特定情報の供給元に出力する工程とを有するものである。
【0011】
この発明においては、受信装置によって、例えば放送番組に1つあるいは複数の宣伝広告が時分割的に設けられている信号を受信して、この受信した信号から宣伝広告の信号を検出して、検出した宣伝広告を特定する特定情報が宣伝広告毎に生成される。また、少なくとも検出した宣伝広告の信号が記録される。さらに、記録された宣伝広告を特定する特定情報を出力して特定情報に対応する関連情報の取得が行われる。情報蓄積装置では、参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と参照挿入コンテンツに対する関連情報が関係付けられて保持されており、宣伝広告の特定情報が供給されたときには、この特定情報と参照特定情報とを比較して、宣伝広告と内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている関連情報が特定情報の供給元である受信装置に出力される。受信装置では、この関連情報を宣伝広告毎に提示する処理が行われる。また、関連情報が提示された宣伝広告において、何れかの宣伝広告が選択されたとき、選択された宣伝広告の信号が読み出されて宣伝広告の提示処理が行われる。
【0012】
また、受信装置では、関連情報に報奨の付与の設定がなされたことを示す報奨識別情報が含まれているとき、関連情報を宣伝広告毎に提示する際に、報奨の付与の設定がなされていることを判別可能に提示する。
【0013】
さらに、受信装置では、関連情報に報奨識別情報が含まれた宣伝広告の視聴履歴情報が生成されて情報蓄積装置に供給され、情報蓄積装置では、供給された視聴履歴情報が報奨付与要件を満たすとき、報奨付与信号が受信装置に供給されて、受信装置に設けられた可搬型記憶手段に記憶される。
【0014】
また、情報蓄積装置から受信装置に対して、報奨の付与の予定を示す告知情報や、報奨の付与の設定がなされた宣伝広告の送信予定情報を含む記録予約情報が供給されて、受信装置では告知情報の提示処理や、記録予約情報を用いて報奨の付与の設定がなされた宣伝広告の記録が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、信号処理システムの全体構成を示している。
【0016】
各広告主は、提供する商品またはサービスに係わる宣伝広告を行うため、商品またはサービスに関する広告信号DCMを生成して、この広告信号DCMを端末装置11から放送局の放送装置21に供給する。放送装置21は、受信者選択コンテンツ、例えば受信者が視聴の選択を行う放送番組と、受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツ、例えば1あるいは複数の宣伝広告を、時分割的に設けて放送信号として送信する。
【0017】
また、各広告主は、端末装置11から放送装置21に供給した広告信号DCMを、サーバ事業者のサーバ41に対して、参照コンテンツの信号(以下「参照広告信号」という)DCMrとして供給する。また、参照広告信号DCMrに対応した関連情報もサーバ41に供給する。関連情報は、例えば参照広告信号DCMrによって行われる宣伝広告の商品名やサービス名、広告主、宣伝広告の視聴に対して報奨が設けられていることを示す報奨識別情報、報奨の内容や報奨を受けるための要件などを示す報奨関連情報等を用いて構成する。なお、広告主は、放送局に対して宣伝広告の送信に対する対価の支払いを行う。また、広告主は、サーバ事業者に対して、サーバ41の利用に対する対価の支払いを行う。
【0018】
各視聴者は、受信装置31を用いて放送信号を受信し、所望する番組や宣伝広告の信号を記録再生装置に記録する。その後、記録再生装置に記録された信号を再生して、放送番組や宣伝広告の提示を行う。あるいは、放送信号の受信時に放送番組や宣伝広告の提示を行うとともに、記録再生装置には宣伝広告の広告信号を記録して、その後、記録再生装置に記録された広告信号を再生して、宣伝広告の提示を行う。
【0019】
受信装置31は、宣伝広告を特定する特定情報RPcや宣伝広告の視聴履歴情報RPrを作成してサーバ41に通知する。特定情報RPcは、内容が等しい宣伝広告を判別可能とするための情報である。この特定情報RPcをサーバ41に通知するとともに、サーバ41から供給された応答信号Dscを記録再生装置等に記録する。また、宣伝広告の視聴履歴情報RPrを生成してサーバ41に通知し、サーバ41から供給された報奨付与信号Dincを可搬型の記憶手段35に蓄積する。この報奨付与信号Dincは、例えば視聴した宣伝広告の商品購入またはサービスの利用の際に割引を受けられる報奨、あるいは景品の提供が受けられる報奨、商品等を無償で得ることができる報奨等を受ける権利を示す信号である。
【0020】
サーバ41は、端末装置11から供給された参照広告信号DCMrに基づく宣伝広告の宣伝広告を特定する参照特定情報RPcrと、関連情報を関係付けてデータベースに登録する。また、報奨の予告等を受信装置31で行わせる場合には、この報奨の予告を含む告知情報を広告主の端末装置11からサーバ41に供給して、データベースに登録する。また、例えば端末装置11が放送装置21から宣伝広告が放送される日付や時刻、チャネル番号、放送局等の送信管理情報を入手してサーバ41に供給して、あるいはサーバ41が放送装置21から送信管理情報を入手して、この送信管理情報を用いて参照特定情報RPcrや関連情報を生成しても良い。
【0021】
このサーバ41は、受信装置31から供給された特定情報RPcとデータベースの参照特定情報RPcrを比較して、比較結果から受信装置31に記録されている宣伝広告と内容の等しい宣伝広告に関連付けられている関連情報を検出する。さらに、検出された関連情報を応答信号Dscとして受信装置31に応答する。
【0022】
また、視聴履歴情報RPrが通知されたときは、視聴履歴情報RPrで示された内容が報奨付与要件を満たすか否かを判別して、報奨付与要件を満たすときには報奨を得るための報奨付与信号Dincを受信装置31に応答する。
【0023】
なお、図1では、説明を簡単とするため、端末装置11や放送装置21および受信装置31をそれそれ一つ示しているが、これらは広告主や放送局および視聴者の数に応じて設けられるものである。
【0024】
図2は、受信装置31の構成を示している。アンテナ310によって受信された放送信号SRFは、チューナ311に供給される。チューナ311は、放送信号SRFから所望のチャネルを選局して、選局したチャネルの受信信号SRCを復調部312に供給する。また、選局したチャネルを示すチャネル情報信号CHをCM検出処理部314に供給する。
【0025】
復調部312は、受信信号SRCの復調処理を行い、映像信号と音声信号を生成する。さらに生成した映像信号と音声信号をディジタルの映像信号DVaと音声信号DAaに変換して、エンコーダ313とCM検出処理部314に供給する。また、音声がモノラルモード、ステレオモード、音声多重モードのいずれであるかを判別して、この判別結果を示す放送モード信号MDをCM検出処理部314に供給する。
【0026】
エンコーダ313は、復調部312から供給された映像信号DVaと音声信号DAaの符号化処理、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式の符号化処理を行って符号化信号DMaを生成する。この符号化信号DMaは、バス316およびHDDインタフェース317を介してハード・ディスク装置318に書き込まれる。
【0027】
CM検出処理部314は、映像信号DVa、音声信号DAa、チャネル情報信号CH、放送モード信号MD、時計部315から供給された時刻信号TMを用いて宣伝広告の検出を行う。宣伝広告の検出は、例えば特開2001−313960号公報で示されているように、ほぼ全ての宣伝広告の広告信号が満たす条件(必須条件)、必須条件と比べて例外は多く存在するものの、広告の性質上、多くの広告信号が満たすか若しくは一定の傾向を示す条件(付加条件)、テレビジョン放送においては、同時に同じチャンネルで複数の映像及び音声が放送されることは物理的にありえないという特徴に基づいた条件(論理条件)を合理的かつ効果的に利用することにより、個々の宣伝広告を検出する。
【0028】
さらに、CM検出処理部314は、検出された宣伝広告毎に、宣伝広告を特定する特定情報RPcを生成する。例えば、宣伝広告の広告信号を記録したときの日時、チャネル番号、放送局等を特定情報RPcとして用いる。また、特開2001−313960号公報で示されている特徴抽出を行って、特定情報RPcを生成するものとしてもよい。すなわち、広告信号毎に、フレーム内の音声信号の平均二乗振幅を広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、フレーム内の音声信号の平均スペクトルを広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、フレームにおける線形予測係数を広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、フレーム内の映像信号の輝度ヒストグラムや色ヒストグラムをそれぞれ広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、フレーム内の映像信号の平均輝度を広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、隣接する映像フレームの画素間差分エネルギーを広告期間の全フレームについてまとめたベクトル、隣接映像フレーム間の画素差分エネルギーが所定の閾値を超えるフレーム数を広告期間の全フレームについてまとめたベクトル等を求める。次に、これらの一部または全部を特徴量として特徴ベクトルを生成し、この特徴ベクトルを特定情報RPcとする。
【0029】
宣伝広告に対して生成された特定情報RPcは、対応する宣伝広告の広告信号を用いて生成された符号化信号と関係付けて、ハード・ディスク装置318に宣伝広告毎に書き込む。また、ハード・ディスク装置318から宣伝広告毎に符号化信号の読み出しを行い、宣伝広告を個々に提示可能とする。なお、ハード・ディスク装置318には、サーバ41から供給された応答信号Dsc等も書き込まれる。
【0030】
デコーダ320は、ハード・ディスク装置318から読み出された符号化信号DMbの伸長処理を行い、得られた映像信号DVbをオンスクリーン表示処理部321に供給する。また、伸長処理によって得られた音声信号を出力音声信号DAoutとして受信装置31から出力する。
【0031】
オンスクリーン表示処理部321は、制御部330からの制御信号HCに基づき、例えば所定のGUI表示等を行うための情報表示信号を生成する。この情報表示信号を、デコーダ320から供給された映像信号DVbに重畳して、出力映像信号DVoutとして受信装置31から出力する。
【0032】
ネットワークインタフェース323は、ネットワークを介してサーバ41等とデータ通信を行うためのインタフェースであり、バス316に接続される。
【0033】
リモコン受光部326は、視聴者のキー操作に応じてリモートコントロール装置(リモコン送信機)34から出力された光信号を受光して、この光信号に応じた操作信号PSを生成し、バス325を介して制御部330に供給する。
【0034】
RAM327およびROM328は、制御部330の処理に用いられるプログラムおよびデータを記憶する。リーダ/ライタ329は、可搬型メモリ35に対して報奨付与信号Dinc等の書き込みを非接触方式あるいは接触方式で行う。例えば、特開2001−175820号公報に示されているリーダライタ装置と情報記録再生装置のように、リーダ/ライタ329と可搬型メモリ35を構成して、非接触方式で報奨付与信号Dinc等の書き込みを行う。
【0035】
制御部330は、バス316,325を介して各部の動作を制御して、放送番組や宣伝広告の記録再生、およびサーバ41との通信や、サーバ41からの応答信号Dscによって示された種々の情報に基づいた制御信号HCの生成等を行い、サーバ41からの種々の情報の提示や報奨を利用可能として宣伝広告の効果を高める処理を行う。
【0036】
なお、図2では、宣伝広告の検出および特定情報RPcの生成を、符号化信号DMaの記録と同時に行う場合の構成を示したが、宣伝広告の検出および特定情報RPcの生成は、符号化信号DMaの記録後に行うものとしても良い。この場合、デコーダ320から出力される映像信号DVbや出力音声信号DAoutをCM検出処理部314に供給する。また、符号化信号DMaの記録時にチャネル情報信号CH,放送モード信号MD,時刻信号TMを関係付けてハード・ディスク装置318に記録して、特定情報RPcの生成時に、CM検出処理部314に供給される映像信号DVbや出力音声信号DAoutに関係付けられたチャネル情報信号CH等をハード・ディスク装置318からCM検出処理部314に供給する。このようにして、映像や音声の信号記録後であっても特定情報RPcの生成を行うことができる。このため、例えば特定情報RPcとして高精度の情報を生成することにより、符号化信号DMaの記録と同時に特定情報RPcの生成を行うことができない場合であっても、映像や音声の符号化信号記録後に高精度な特定情報RPcを生成することで、内容の等しい宣伝広告の検出が可能となる。例えばCM検出処理部314の機能をソフトウェアで実現したとき、符号化信号DMaの記録と同時に特定情報RPcの生成を行うことができなくとも、その後、記録されている信号を読み出して特定情報RPcを生成できる。
【0037】
また、図2に示す受信装置では、エンコーダ313とデコーダ320を設けて、映像信号と音声信号の記録再生を行うものとしたが、映像信号や音声信号を符号化することなくハード・ディスク装置318に記録するものとすれば、エンコーダ313とデコーダ320を設ける必要がないことは勿論である。
【0038】
図3は、サーバ41の機能ブロックを示している。サーバ41の輻輳制御管理機能411は、ネットワークを経由して受信装置31との通信を行う機能である。顧客管理機能412は、後述するように、サーバ41が各受信装置31に対して行うサービス等を広告主毎に管理する機能である。IPゲートウェイ機能413は、ネットワークを経由して端末装置11との通信を行う機能である。
【0039】
応答処理手段であるアプリケーション管理機能414は、広告主から供給された参照広告信号DCMrや関連情報を情報蓄積手段であるデータベース415に登録したり、受信装置31から供給された特定情報RPcを用いて、この特定情報RPcで示された宣伝広告に関係付けられている関連情報をデータベース415から検出して応答する処理を行う機能である。ここで、特定情報RPcとして、宣伝広告の広告信号を記録したときの日付や時刻、チャネル番号、放送局等が用いられているときは、端末装置11あるいは放送装置21からの送信管理情報を参照特定情報RPcrとして、関連情報と対応させてデータベース415に登録する。また、特定情報RPcとして、特徴ベクトルが用いられているときは、広告主から供給された参照広告信号DCMrに基づいて特徴ベクトルを抽出し、この特徴ベクトルを参照特定情報RPcrとして関連情報と対応させてデータベース415に登録する。
【0040】
料金管理機能416は、顧客管理機能412によって管理した情報に基づき、広告主毎にサービスの提供に対する対価を算出して請求する機能である。
【0041】
次に、動作について説明する。受信装置31は、放送番組の記録を行ったとき、放送番組とともに記録された宣伝広告から、報奨の設定がなされた宣伝広告の検出を行う。図4は、報奨の付与の設定がなされた宣伝広告の検出処理動作を示すフローチャートである。
【0042】
ステップST1では、特定情報RPcをサーバ41に供給して、応答信号Dscの問合せを行う。
【0043】
図5は、応答信号Dscの問合せが行われたときのサーバ41の応答動作を示すフローチャートである。ステップST21では、受信装置31から問合せが行われた否かを判別する。ここで、受信装置31から特定情報RPcの供給がないときは、応答動作を終了する。また、受信装置31から特定情報RPcが供給されたときは、問合せが行われたものとしてステップST22に進む。
【0044】
ステップST22では、問合せに対して関連情報の検索を行う。すなわち、特定情報RPcで示された宣伝広告に関係付けられている関連情報を検索する。ここで、特定情報RPcとして、上述したように宣伝広告の広告信号を記録したときの日付や時刻等が用いられているときは、記録したときの日付や時刻を宣伝広告の放送される日付や時刻として、参照特定情報RPcrが一致する宣伝広告を検出し、この検出された宣伝広告に対応する関連情報を、問合せに対する関連情報とする。また、特徴ベクトルが用いられているときは、特開2001−313960号公報に示されているように特徴比較を行い、特徴ベクトルが一致する宣伝広告を検出し、この検出された宣伝広告に対応する関連情報を、問合せに対する関連情報とする。
【0045】
ステップST23では、関連情報が検出されたか否かを判別して、関連情報が検出されたときにはステップST24に進む。また、関連情報が検出されないときにはステップST25に進む。
【0046】
ステップST24では、検索された関連情報を応答信号Dscに登録してステップST26に進む。ステップST25では、該当する関連情報が見つからないことを示す非該当情報を応答信号Dscに登録してステップST26に進む。
【0047】
ステップST26では、サーバ41に告知情報が記憶されているか否かを判別する。ここで、告知情報が記憶されているときにはステップST27に進み、告知情報を応答信号Dscに登録してステップST28に進む。また告知情報が記憶されていないときにはステップST28に進む。
【0048】
ステップST28では、応答信号Dscの問合せを行った受信装置31に対して、供給された特定情報RPc等に応じた応答信号Dscを供給する。例えば、関連情報と告知情報と非該当情報のいずれか1つを応答信号Dscとして、あるいは関連情報と告知情報を応答信号Dscとして、または、告知情報と非該当情報を応答信号Dscとして受信装置31に供給する。
【0049】
図4のステップST2では、サーバ41から応答がなされた否かを判別する。ここで、サーバ41から応答信号Dscが供給されたときは、応答がなされたものとしてステップST3に進む。また、サーバ41から応答信号Dscが供給されないときは、応答がないものとしてステップST2に戻る。
【0050】
ステップST3では、応答信号Dscに関連情報が含まれているか否かを判別する。ここで、関連情報が含まれているときは、ステップST4に進む。また、関連情報が含まれていないときは、ステップST6に進む。
【0051】
ステップST4では、宣伝広告の記録位置情報(ハード・ディスク装置318における宣伝広告毎の記録開始位置と記録終了位置)を抽出してステップST5に進む。
【0052】
ステップST5では、記録されている宣伝広告の一覧表示や報奨の設定が行われている宣伝広告を視聴者に判別可能とする表示等を行うための情報表示信号をオンスクリーン表示処理部321で生成して、この情報表示信号を用いた出力映像信号DVoutをオンスクリーン表示処理部321から出力させる。ここで、情報表示信号の生成は、関連情報に基づいて生成された制御信号HCを制御部330からオンスクリーン表示処理部321に供給することで行う。
【0053】
図6は、出力映像信号DVoutに基づく表示画像の一例を示している。画面上の表示領域a1は、一覧表示する情報のジャンルが示されており、例えばリモコン送信機を操作して「広告」を選択したときには、ハード・ディスク装置318に記録されている宣伝広告に対応する関連情報を利用して、広告一覧が表示領域a2に表示される。なお、図6では、広告一覧として、記録日や広告主および商品名を表示する場合を示している。この広告一覧は、表示画像を上下方向や左右方向にスクロールさせて、表示領域a2で表示できる情報よりも多くの情報を表示できるようになされている。ここで、広告一覧からいずれかの宣伝広告を選択したときには、選択された宣伝広告の記録位置情報を利用して、ハード・ディスク装置318から符号化信号を読み出してデコーダ320で復号化する。このデコーダ320で得られた映像信号DVbを用いることで、選択された宣伝広告の再生画像を、図7に示す表示領域a3に表示する。
【0054】
また、関連情報に報奨識別情報が含まれているときは、報奨の設定がなされている宣伝広告であることを判別可能に表示する。例えば、文字の形状や表示サイズを変更したり、表示色の変更、反転表示、図6に示すように識別マーク(報奨設定マーク)を表示する。このように、報奨の設定がなされていることを判別可能に表示することで、視聴者は例えば記録されている宣伝広告の一覧を表示させたとき、いずれの宣伝広告に報奨の設定がなされているか容易に判別できる。また、識別マークとして報奨の内容を象徴的にデザインした図柄を用いれば、報奨の内容を視覚的に判断することが可能となり、希望する報奨がいずれの宣伝広告で得られるか、容易に視聴者が把握できる。
【0055】
さらに、報奨の設定がなされている宣伝広告を選択したときには、報奨の内容や報奨を受けるための要件等を表示するものとしてもよい。このように、報奨の内容や報奨を受けるための要件等を表示することで、視聴者はどのようなことを行えばどのような報奨を受けることができるか容易に確認できる。
【0056】
ステップST6では、応答信号Dscに告知情報が含まれているか否かを判別する。ここで、告知情報が含まれているときはステップST7に進む。また、告知情報が含まれいないときにはステップST9に進む。
【0057】
ステップST7では、サーバ41から供給された告知情報を例えばハード・ディスク装置318あるいはRAM327等に記憶させて、ステップST8に進む。ステップST8では、例えば視聴者によって告知情報の表示操作が行われたとき、記憶されている告知情報を読み出して、この告知情報を表示するための情報表示信号をオンスクリーン表示処理部321で生成して、この情報表示信号を用いた出力映像信号DVoutをオンスクリーン表示処理部321から出力させる。告知情報の表示操作では、例えば表示領域a1のジャンルに「告知表示」を追加して、この「告知表示」が選択されたときに告知表示を行う。あるいは、広告一覧に「告知表示」の項目を設けて、この「告知表示」が選択されたときに告知表示を行うものとする。なお、図8は告知情報を表示した表示画像の一例を示している。
【0058】
ステップST9では、応答信号Dscに非該当情報が含まれているか否かを判別する。ここで、非該当情報が含まれているときはステップST10に進む。また、非該当情報が含まれていないときには処理を終了する。
【0059】
ステップST10では、ジャンル選択で「広告」が選択されたとき、表示領域a2に宣伝広告に関する表示情報がないことを示す情報表示信号をオンスクリーン表示処理部321で生成して、この情報表示信号を用いた出力映像信号DVoutを出力させる。
【0060】
このようにして、記録されている宣伝広告に関する関連情報を表示させることで、視聴者は報奨の設定が行われている宣伝広告を容易に判別することができる。
【0061】
受信装置31は、ハード・ディスク装置318に記録されている報奨の設定がなされた宣伝広告毎の視聴履歴情報RPrを生成して、予め定められた期間内のいずれかの時間あるいは宣伝広告の視聴毎にサーバ41に通知する。
【0062】
例えば、報奨の設定がなされている宣伝広告毎に、宣伝広告の再生日時や時間,再生回数を示す視聴履歴情報RPrを生成してサーバ41に通知する。ここで、広告主が設定した期間中に宣伝広告を所定回数視聴することが、報奨付与要件とされているときには、報奨付与要件を満たしたときに、視聴履歴情報RPrを生成してサーバ41に通知する。この場合、サーバ41に対して不要な視聴履歴情報RPrの通知がなされることを防止できる。また、視聴履歴に応じて報奨が得られる場合には、広告主が設定した期間の最後あるいは視聴者の通知要求に応じて、視聴履歴情報RPrをサーバ41に通知する。この場合、サーバ41に対する視聴履歴情報RPrの通知を最適化できる。
【0063】
サーバ41は、視聴履歴情報RPrに基づき、宣伝広告毎に報奨付与要件を満たしているか否かを判別して、報奨付与要件を満たしているとき、視聴履歴情報RPrの供給元である受信装置31に対して報奨付与信号Dincを自動的に供給する。受信装置31は、供給された報奨付与信号Dincを可搬型メモリ35に記録する。また、サーバ41は、報奨付与要件を満たしていないとき、視聴履歴情報RPrの供給元である受信装置31に対して報奨付与要件を満たしていないことを示す応答信号Dscを自動的に供給する。
【0064】
ここで、サーバ41に対しての視聴履歴情報RPrの供給を自動的に行うものとすれば、視聴者が報奨付与信号Dincの要求操作等を行わなくとも、報奨付与要件を満たしたときに自動的に報奨付与信号Dincを受け取ることができる。この報奨付与信号Dincは、可搬型メモリ35に記録されるので、商品購入時に可搬型メモリ35を販売者側に示すことで、記録されている報奨付与信号Dincに応じた報奨を容易に受けることができる。
【0065】
ところで、上述の実施の形態は、既に記録された宣伝広告に対して、報奨の設定がなされていることを容易に判別可能とするものであり、宣伝広告が記録されていないと、視聴者に対して報奨の設定がなされていることを知らせることができない。また、宣伝広告は、受信者が視聴の選択を行う放送番組のように、放送予定が視聴者に予め通知されているものでないことから、告知情報で報奨の予告を行っても、この報奨の設定がなされた宣伝広告を視聴者が選択して記録することは容易でない。このため、サーバ41のアプリケーション管理機能414は、報奨の設定がなされている宣伝広告を容易に記録できるように、記録予約情報を生成する。ここで、受信装置31は例えば定期的に記録予約情報の要求を行い、サーバ41は、応答信号Dscによって記録予約情報を要求の行った受信装置31に通知する。この記録予約情報は、例えば報奨の設定がなされている宣伝広告が挿入された番組を録画予約するための情報であり、録画する番組のチャネル番号や放送日時および放送時間あるいは番組コード等で構成される。なお、記録予約情報は、報奨の設定がなされている宣伝広告の放送日時および放送時間とチャネル番号等で構成するものとしても良い。また、記録予約情報に番組名や広告商品および広告主、報奨の内容等を含めるものとすれば、記録予約情報を用いて記録動作を行うか否か、容易に視聴者が判別できる。
【0066】
図9は、受信装置31において、記録予約情報が供給されたときの動作を示すフローチャートである。ステップST31では、応答信号Dscに記録予約組情報が含まれているか否かを判別する。ここで、記録予約情報が含まれているときはステップST32に進む。また、記録予約情報が含まれていないときには処理を終了する。
【0067】
ステップST32では、記録予約情報に基づいた記録動作を行うか否か、視聴者に選択させる。例えば、番組名や放送日時、チャネル番号、広告商品や広告主、報奨の内容等を提示させて、番組の録画を行うか否か視聴者に選択させる。ここで、録画を行うときにはステップST33に進む。また、録画を行わないときには処理を終了する。
【0068】
ステップST33では、記録予約情報を用いて記録予約の設定を行う。すなわち、記録予約情報で示された放送日時やチャネル番号を用いて予約設定を行い、処理を終了する。
【0069】
このようにして記録予約情報をサーバ41から受信装置31に供給することで、広告主は、報奨の設定がなされている宣伝広告を受信装置31で容易に記録させることができ、報奨を有効に利用して宣伝広告効果を更に高めることができる。また、視聴者は所望の報奨の設定がなされている宣伝広告を容易に記録できるので、その後、報奨付与要件を満たすように宣伝広告を視聴することで、簡単に報奨を得ることができる。
【0070】
また、サーバ41の顧客管理機能412は、受信装置31からの特定情報RPcや視聴履歴情報RPrに対する応答信号Dscや報奨付与信号Dincの供給、記録予約情報の供給等のサービスを宣伝広告毎に管理する。また料金管理機能416は、顧客管理機能412で管理した情報に基づき、広告主毎にサービスの提供に関する対価を算出する。このため、サーバ事業者は、宣伝広告の広告主に対して、実施したサービスに対する対価の要求を行うことができる。
【0071】
このように、上述の実施の形態によれば、宣伝広告に対して報奨の付与の設定を行ったとき、視聴者は報奨の付与の設定がなされている宣伝広告であることを容易に判別できるので、宣伝広告の効果を容易に高めることができる。また、視聴者に対して報奨の付与を容易に行うことができる。また、記録予約情報を視聴者側に供給することで、宣伝広告の視聴の機会を増やすことが可能となり、宣伝広告の効果を更に高めることができるとともに、視聴者は報奨の取得を容易に行うことができる。
【0072】
【発明の効果】
この発明によれば、受信装置によって、受信者選択コンテンツと受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号が受信されて、この受信した信号から挿入コンテンツの信号が検出されて、この検出された信号の挿入コンテンツを特定する特定情報が挿入コンテンツ毎に生成される。また、少なくとも検出した挿入コンテンツの信号が記録される。さらに、記録された挿入コンテンツを特定する特定情報を出力して特定情報に対応する関連情報の取得が行われる。情報蓄積装置では、参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と参照挿入コンテンツに対する関連情報が関係付けられて保持されており、挿入コンテンツの特定情報が供給されたときには、この特定情報と参照特定情報とを比較して、挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている関連情報が特定情報の供給元である受信装置に出力される。受信装置では、この関連情報を宣伝広告毎に提示する処理が行われる。このため、関連情報に基づき、記録されている挿入コンテンツを容易に判別することができる。また、関連情報が提示された挿入コンテンツから何れかを選択したとき、選択した挿入コンテンツの信号を読み出して挿入コンテンツの提示処理を行うことで、挿入コンテンツの効力を容易に高めることができる。
【0073】
また受信装置では、関連情報に報奨の付与の設定がなされたことを示す報奨識別情報が含まれているときは、関連情報を挿入コンテンツ毎に提示する際に、報奨の付与の設定がなされていることを判別可能に提示する。このため、視聴者の関心を高めることが可能となる、報奨の付与の設定がなされた挿入コンテンツの提示回数を容易に増やすことができる。
【0074】
さらに、関連情報に報奨識別情報が含まれた宣伝広告の視聴履歴情報が受信装置で生成されて情報蓄積装置に供給されたとき、供給された視聴履歴情報が報奨付与要件を満たすと情報蓄積装置から受信装置に対して報奨付与信号が供給されて、可搬型記憶手段に記憶される。このため、視聴者は報奨を容易に受けとることができる。
【0075】
また情報蓄積装置から受信装置に対して、報奨の付与の予定を示す告知情報や、報奨の付与の設定がなされた挿入コンテンツの送信予定情報を含む記録予約情報が供給されて、受信装置では告知情報の提示処理や、記録予約情報を用いて挿入コンテンツの記録が行われる。このため、報奨の付与の設定がなされる挿入コンテンツを予め確認できるとともに、所望の報奨の付与が設定された挿入コンテンツを容易に記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】受信装置の構成を示す図である。
【図3】サーバの機能ブロックを示す図である。
【図4】報奨の付与の設定がなされた宣伝広告の検出処理動作を示すフローチャートである。
【図5】サーバの応答動作を示すフローチャートである。
【図6】表示画像の一例を示す図である。
【図7】宣伝広告を表示した画像の一例を示す図である。
【図8】告知情報を表示した画像の一例を示す図である。
【図9】記録予約情報が供給されたときの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11・・・端末装置、21・・・放送装置、31・・・受信装置、34・・・リモートコントロール装置、35・・・可搬型メモリ、41・・・サーバ、310・・・アンテナ、311・・・チューナ、312・・・復調部、313・・・エンコーダ、314・・・CM検出処理部、315・・・時計部、316,325・・・バス、317・・・HDDインタフェース、318・・・ハード・ディスク装置(HDD)、320・・・デコーダ、321・・・オンスクリーン表示処理部、323・・・ネットワークインタフェース、326・・・リモコン受光部、329・・・リーダ/ライタ、330・・・制御部、411・・・輻輳制御管理機能、412・・・顧客管理機能、413・・・IPゲートウェイ機能、414・・・アプリケーション管理機能、415・・・データベース、416・・・料金管理機能

Claims (21)

  1. 受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信し、前記受信者選択コンテンツあるいは前記挿入コンテンツの提示処理を行う受信装置と、関連情報を保持する情報蓄積装置とが、伝送路を介して接続された信号処理システムにおいて、
    前記受信装置は、
    前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する検出処理手段と、
    少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する記録手段と、
    前記特定情報を前記情報蓄積装置に供給して、該特定情報に対応する関連情報を前記情報蓄積装置から取得し、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う制御手段を有し、
    前記情報蓄積装置は、
    参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する情報蓄積手段と、前記参照特定情報と前記受信装置から供給された特定情報とを比較して、前記受信装置に記録されている挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記受信装置に供給する応答処理手段とを有する
    ことを特徴とする信号処理システム。
  2. 前記制御手段は、前記関連情報が提示された挿入コンテンツの何れかが選択されたとき、該選択された挿入コンテンツの信号を前記記録手段から読み出して、挿入コンテンツの提示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理システム。
  3. 前記情報蓄積手段は、報奨の付与の設定がなされた前記参照挿入コンテンツに対する関連情報に報奨識別情報を含めるものとし、
    前記制御手段は、前記関連情報に前記報奨識別情報が含まれているとき、前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する際に、前記報奨の付与の設定がなされていることを判別可能に提示する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理システム。
  4. 前記制御手段は、前記関連情報に前記報奨識別情報が含まれた挿入コンテンツの視聴履歴情報を生成して前記情報蓄積装置に供給し、
    前記応答処理手段は、供給された前記視聴履歴情報が報奨付与要件を満たすとき、報奨を得るための報奨付与信号を前記受信装置に供給する
    ことを特徴とする請求項3記載の信号処理システム。
  5. 前記受信装置は、可搬型記憶手段を有し、前記情報蓄積装置から供給された報奨付与信号を前記可搬型記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項4記載の信号処理システム。
  6. 前記応答処理手段は、報奨の付与の予定を示す告知情報を前記受信装置に供給し、
    前記制御手段は、取得した前記告知情報を提示する処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理システム。
  7. 前記応答処理手段は、報奨の付与の設定がなされた前記挿入コンテンツの送信予定情報を含む記録予約情報を前記受信装置に供給し、
    前記制御手段は、前記記録予約情報を用いて前記報奨の付与の設定がなされた挿入コンテンツの信号を前記記録手段に記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理システム。
  8. 受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信し、前記受信者選択コンテンツあるいは前記挿入コンテンツの提示処理を行う受信装置において、
    前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する検出処理手段と、
    少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する記録手段と、
    前記特定情報を出力して該特定情報に対応する関連情報の取得を行い、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う制御手段を有することを特徴とする受信装置。
  9. 前記制御手段は、前記関連情報が提示された挿入コンテンツの何れかが選択されたとき、該選択された挿入コンテンツの信号を前記記録手段から読み出して、挿入コンテンツの提示処理を行う
    ことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  10. 前記制御手段は、前記関連情報に報奨の付与の設定がなされていることを示す報奨識別情報が含まれているとき、前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する際に、前記報奨の付与の設定がなされていることを判別可能に提示する
    ことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  11. 前記制御手段は、前記関連情報に前記報奨識別情報が含まれた挿入コンテンツの視聴履歴情報を生成して出力することにより、前記報奨を得るための報奨付与信号の要求を行う
    ことを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  12. 可搬型記憶手段を有し、
    取得した前記報奨付与信号を前記可搬型記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 前記制御手段は、報奨の付与の予定を示す告知情報を取得したとき、該告知情報を提示する処理を行う
    ことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  14. 参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する情報蓄積手段と、
    挿入コンテンツを特定する特定情報が供給されたとき、該特定情報と前記参照特定情報とを比較して、前記挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記特定情報の供給元に出力する応答処理手段とを有する
    ことを特徴とする情報蓄積装置。
  15. 報奨の付与の設定がなされた前記参照挿入コンテンツに対する関連情報に報奨識別情報を含める
    ことを特徴とする請求項14記載の情報蓄積装置。
  16. 前記応答処理手段は、前記関連情報に報奨識別情報が含まれた挿入コンテンツの視聴履歴情報が供給された場合、該視聴履歴情報が報奨付与要件を満たすとき、前記視聴履歴情報の供給元に前記報奨を得るための前記報奨付与信号を供給する
    ことを特徴とする請求項15記載の情報蓄積装置。
  17. 前記応答処理手段は、報奨の付与の予定を示す告知情報を出力する
    ことを特徴とする請求項14記載の情報蓄積装置。
  18. 前記応答処理手段は、報奨の付与の設定がなされた挿入コンテンツの送信予定情報を含む記録予約情報を出力する
    ことを特徴とする請求項14記載の情報蓄積装置。
  19. 受信者選択コンテンツに前記受信者選択コンテンツと異なる1あるいは複数の挿入コンテンツが時分割的に設けられている信号を受信する工程と、
    前記挿入コンテンツの信号を検出して、該検出した信号の挿入コンテンツを特定する特定情報を挿入コンテンツ毎に生成する工程と、
    少なくとも前記検出した挿入コンテンツの信号を記録する工程と、
    前記特定情報を出力して該特定情報に対応する関連情報の取得を行い、取得した前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する処理を行う工程と、
    参照挿入コンテンツを特定する参照特定情報と該参照挿入コンテンツに対する関連情報を関係付けて、前記参照挿入コンテンツ毎に保持する工程と、
    挿入コンテンツを特定する特定情報が供給されたとき、該特定情報と前記参照特定情報とを比較して、前記挿入コンテンツと内容の等しい参照挿入コンテンツを検出し、該検出した参照挿入コンテンツに関連付けられている前記関連情報を前記特定情報の供給元に出力する工程とを有する
    ことを特徴とする信号処理方法。
  20. 報奨の付与の設定がなされた前記参照挿入コンテンツに対する関連情報に報奨識別情報を含めるものとし、
    前記関連情報に前記報奨識別情報が含まれているときには、前記関連情報を前記挿入コンテンツ毎に提示する際に、前記報奨の付与の設定がなされていることを判別可能に提示する
    ことを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  21. 前記関連情報に前記報奨識別情報が含まれた挿入コンテンツの視聴履歴情報を生成して出力する工程と、
    供給された前記視聴履歴情報が報奨付与要件を満たすとき、前記報奨付与信号を前記視聴履歴情報の供給元に出力する工程とを有する
    ことを特徴とする請求項20記載の信号処理方法。
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