JP2004336314A - 通信経路選択方法、通信経路選択装置および通信経路選択プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各プログラム120から送出された送信データはサーバ部250によりまとめて取得される。サーバ部250は、取得した送信データを、使用する通信プロトコルなどにより分類してデータ格納部300に格納する。ルート選択部350は、データ格納部300に格納された送信データを取得し、ユーザの設定に応じて、適切な通信経路130を介して送信する。これにより、複数の通信経路130を効率的に活用した通信が実現される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信経路の選択に関する技術、とくに、通信の目的に応じて効果的に通信経路を選択するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代の情報機器の多くは、ネットワークを介して、情報を交換することを前提として設計されている。パーソナルコンピュータはもとより、PDA(Personal Digital Assistance)などの携帯端末機器のアプリケーションソフトウェアにおいても、これらの機器が有する通信機能を利用するものは多い。
【0003】
異なる機種間におけるデータ通信を実現するため、いわゆる通信プロトコルが規定されている。通信プロトコルとは、データのサイズ、パケットに分割されたデータの送信順、送信先や送信元の情報機器を特定するアドレス、アプリケーションソフトウェアを特定するポート番号、再送制御の有無、など各種の通信制御に関する約束事である。通信プロトコルは、物理的なネットワーク回線に近いレベルのプロトコルから、アプリケーションソフトウェアに近いレベルのプロトコルまで、その機能に応じて層状に分類される。この通信プロトコルの存在により、さまざまな情報通信を統一したスキームで扱うことができる。そして、このような通信プロトコルに基づいて、携帯電話網やFTTH(Fiber To The Home)など、さまざなな通信経路を介した、データ通信が実現される。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−130144号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年においては、ネットワークのブロードバンド化、通信経路の多様化が進みつつある。これに伴い、ひとつの情報機器が、たとえば、無線LAN(Local Area Network)や、FTTHなど、複数の通信経路をサポートする場合も多くなってきている。しかし、ひとつの情報機器が複数の通信経路をサポートする場合であっても、これらを効果的に活用するための提案はほとんどなされていないのが現状である。
【0006】
本発明はこうした背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報機器が複数の通信経路を効果的に活用するための技術、の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、通信経路選択方法である。この方法は、プログラムによるデータの送信を検出し、送信に際して使用されるトランスポート層のプロトコルを検出し、送信に使用されるトランスポート層のプロトコルごとに通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照し、この設定テーブルに基づいて、検出されたプロトコルに対応する通信経路を介して、検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする。
【0008】
「プログラム」とは、ネットワークを介して外部との通信を行うことを前提として設計されたソフトウェア全般を含んでもよい。また、あるソフトウェアの一機能を達成する通信機能を有するモジュールプログラムであってもよい。「トランスポート層のプロトコル」とは、いわゆるOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおけるトランスポート層のプロトコルをいう。たとえば、TCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)などのプロトコルがこれらの代表である。また、「通信経路」とは、たとえばLANカードのように物理的な通信デバイスに限定される概念ではなく、デバイスドライバなどの通信デバイスを制御するためのソフトウェアを含んでもよい。
【0009】
本発明の別の態様も、通信経路選択方法である。この方法は、プログラムによるデータの送信を検出し、プログラムが、通信に際して、所定の通信経路を占有する必要があるか否かを示すフラグを検出し、検出されたフラグと通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照し、この設定テーブルに基づいて、検出されたフラグに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする。
【0010】
プログラムによっては、通信経路を固定的に占有しておきたい場合がある。換言すれば、プログラムによっては、確保している通信経路を他のプログラムに明け渡したり、あるいは共有したくない場合がある。たとえば、大量のデータを送受する必要があるプログラムにとっては、ある程度ブロードバンドに対応した通信経路を確保できなければ、必要な機能を発揮することができない。とくに通信負荷の大きい複数のプログラムが起動されている場合には、ひとつの通信経路をこれら複数のプログラムで共有すると、お互いのパフォーマンスが低下する。
【0011】
一方、プログラムによっては、適宜、通信経路を変更してもよい場合がある。たとえば、間欠的にしかデータの送受信を行わないプログラムにとっては、通信時に適切な通信経路が確保できればよく、一つの通信経路を固定的に使用する必要はない場合も多い。本発明の態様においては、プログラムが通信経路を占有する必要があるか否かの観点から、割り当てる通信経路を選択する。
【0012】
また、この方法における設定テーブルは、更に、複数の通信経路について定められた選択優先順位に関する情報を含み、この選択優先順位に基づいて、検出された送信すべきデータを送出してもよい。
【0013】
本発明の更に別の態様も、通信経路選択方法である。この方法は、プログラムによるデータの送信を検出し、複数の通信経路のそれぞれの通信実効速度を検出し、通信実効速度に基づいて選択される通信経路を介して、検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする。
【0014】
通信経路によっては、その通信実効速度はさまざまである。また、そもそも通信回線が接続されておらず、通信自体が不可能な状態である通信経路も存在し得る。本発明の実施の態様においては、通信経路の回線状態を適宜検出することにより、送信データを送出するのに最適な通信経路を選択する。
【0015】
本発明の更に別の態様は、通信経路選択装置である。この装置は、プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、送信に際して使用されるトランスポート層のプロトコルを検出するプロトコル検出部と、送信に使用されるトランスポート層のプロトコルごとに通信経路との対応を定めた設定テーブルを格納する格納部と、この設定テーブルに基づいて、検出されたプロトコルに対応する通信経路を介して、検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部を含むことを特徴とする。
【0016】
本発明の更に別の態様は、通信経路選択装置である。この装置は、プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、プログラムが、通信に際して、所定の通信経路を占有する必要があるか否かを示すフラグを検出するフラグ検出部と、検出されたフラグと通信経路との対応を定めた設定テーブルを格納する格納部と、この設定テーブルに基づいて、検出されたフラグに対応する通信経路を介して、検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部を含むことを特徴とする。
【0017】
また、これらの装置の設定テーブルは、更に、複数の通信経路について定められた選択優先順位に関する情報を含み、データ送出部は、選択優先順位に基づいて、検出された送信すべきデータを送出してもよい。
【0018】
本発明の別の態様は、通信経路選択装置である。この装置は、プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、複数の通信経路のそれぞれの通信実効速度を検出する速度検出部と、通信実効速度に基づいて選択される通信経路を介して、検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部を含むことを特徴とする。
【0019】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、一般的なアプリケーションソフトウェアが通信を行うためのシステムの模式図である。同図では、複数の通信経路104を有する情報機器において、複数のプログラム102が通信を行う場合を示す。各プログラム102は、通信モジュール110と接続する。通信モジュール110は、たとえば、OS(Operating System)などに付属するソケット通信を実現するためのソフトウェアライブラリが相当する。また、通信モジュール110は、各通信経路104と接続される。ここで各プログラム102がどの通信経路104を介して通信を行うかについてはプログラム102ごとに予め固定的に設定される場合もあるし、通信の相手先アドレスに応じて通信経路104の選択が行われる場合もある。しかし、これらの方式では、複数の通信経路104を効果的に活用しているとは言い難い。
【0021】
図2は、本発明の実施の形態に係る通信経路選択装置200を示したものである。通信経路選択装置200は、サーバ部250、データ格納部300およびルート選択部350を含む。すべてのプログラム120は通信を行うに際して、サーバ部250と接続する。サーバ部250は、すべてのプログラム120から送信データをまとめて受け取り、所定の処理を行ってデータ格納部300に渡す。サーバ部250の内部構成や処理の内容については後に詳述する。データ格納部300は、サーバ部250から受け取った送信データを分類して格納する。データ格納部300の内部構成についても後に詳述する。そして、ルート選択部350は、データ格納部300が分類して格納した送信データを取得し、適切な通信経路130を選択して送信処理を行う。ルート選択部350の内部構成および処理の内容についても後に詳述する。
【0022】
また、ルート選択部350は各通信経路130から受信データを取得する。ルート選択部350が取得した受信データは、データ格納部300に格納される。サーバ部250は、データ格納部300から受信データを取得し、その受信データを取得すべきプログラム120に返送する。
【0023】
通信経路選択装置200は通信モジュール110と異なり、プログラム120ごとや、相手先アドレスごとではなく、送信データごとに通信の制御を行う。また、通信経路選択装置200は、適宜、通信経路130を選択する。したがって、プログラム120や通信経路130の種類や状況などに鑑みて、効率的で緻密な通信制御が実現される。以下、通信経路選択装置200の内部の機能ブロックであるデータ格納部300、サーバ部250およびルート選択部350のそれぞれのさらに具体的な構成について説明する。
【0024】
図3は、データ格納部300の内部の構成を示す模式図である。データ格納部300は仕切りによって複数に区切られた箱型の格納部であるといえる。以下、このデータ格納部300を仕切ったそれぞれの箱のことを「セル」とよぶ。同図では上方がサーバ部250にあたり、下方がルート選択部350にあたる。送信時には、サーバ部250は所定のセルを選択して送信データを格納する。このようにして、各セルは、送信データを格納する。また、ルート選択部350は、各セルに格納された送信データを取得する。送信データがどのセルに格納され、かつ、どのセルに格納されている送信データが、ルート選択部350により取得されるかについては、それぞれサーバ部250とルート選択部350が決定する。データ格納部300は、送信データを分類する箱にすぎない。
【0025】
通信経路固定項304は、プログラム120が通信経路130を固定的に占有するか否かを示す。プログラム120によっては、実際にデータの送受信を行っていないときであっても、確保している通信経路130を占有しておきたい場合がある。そのようなプログラム120は、通信経路固定型セル306に送信データを格納する。このときには、プログラム120は通信経路固定型セル306のいずれかのセルと対応づけられることになる。
【0026】
一方、通信経路130を固定的に占有する必要がない場合には、プログラム120は送信データを通信経路変動型セル308に格納する。この場合、プログラム120は、通信中は通信経路変動型セル308のいずれかのセルと対応づけられる。
【0027】
ルート選択部350が受信したデータは、それぞれのプログラム120の通信に対応したセルに格納される。そしてサーバ部250は、データ格納部300から取得した受信データを該当するプログラム120に返送する。
【0028】
プロトコル分類項302は、送信データの通信プロトコルのうちトランスポート層で使用するプロトコルを示す。同図では、そのトランスポート層のプロトコルとしてTCPを使用するかUDPを使用するかによって分類されている。
【0029】
図4は、サーバ部250の内部の機能ブロック図を示す。送信データ受付部252はプログラム120より送信データを取得する。ユーザは、各プログラム120の送信データをデータ格納部300のどのセルに格納すべきかという設定を設定部256により行うことができる。また、ユーザは、どのプログラム120の通信を優先するかの設定も設定部256により行うことができる。送信データ受付部252は、プログラム120から送信データを取得するに際して、設定部256の設定を参照し、どのプログラム120からの送信データを取得するかを決定する。
【0030】
取得された送信データを分割して、別々の通信経路を介して送信することが可能であれば、送信データ分割処理部254は送信データの分割を行う。分配処理部258は設定部256の設定を参照して、送信データをデータ格納部300のどのセルに送出すべきかを判断する。そして、セル送出部260は送信データをデータ格納部300の所定のセルに送出する。この際、プロトコル処理部262は、送信データが使用する通信プロトコルに基づいて、送信データに所定のヘッダ情報を付与する。
【0031】
受信データ取得部264はデータ格納部300のセルより受信データを取得する。プロトコル処理部262は、取得した受信データのヘッダ情報を解析し、受信データが分割されている場合には、受信データ組立部266がこれを組み立てる。受信データ返送部268は、受信データ取得部264が取得した受信データを、該当するプログラム120に返送する。
【0032】
図5は、ルート選択部350の内部の機能ブロック図を示す。送信データ取得部352はデータ格納部300より送信データを取得する。ユーザは、データ格納部300の各セルが格納する送信データのうち、どのセルの送信データを優先的に取得すべきかを設定部354により設定する。また、ユーザは、どのプログラムの送信データを優先的に取得すべきか、どの通信経路130を優先的に使用すべきかなど、各種の設定を設定部354により行う。
【0033】
送信データ取得部352は、データ格納部300から送信データを取得するに際して、設定部354の設定を参照し、データ格納部300のどのセルから送信データを取得するかを決定する。送信データ取得部352により取得された送信データは、通信経路選択部358により選択された通信経路130に対して、通信経路送出部356により送出される。
【0034】
速度検査部364は各通信経路130の通信実効速度を検出する。接続検査部362は、各通信経路130の回線接続状況を検出する。通信経路選択部358は、これらの検出された情報を参照して、通信経路130を選択する。たとえば、有線のLANと無線のLANの両方と接続されている情報機器の場合には、有線LANを優先して使用するが、有線のLANが接続されていないときには代替的に無線のLANを選択するといった処置が考えられる。これらの設定は設定部354により行われることは先述の通りである。受信データ取得部360は、通信経路130より受信データを取得する。そして、セル送出部366はデータ格納部300の所定のセルに受信データを送出する。データ格納部300のセルに格納された受信データの処理については先述の通りである。
【0035】
次に処理の流れについて説明する。
【0036】
図6は、サーバ部250がプログラム120から送信データを取得して、データ格納部300の所定のセルに格納する過程におけるフローチャートを示す。データ格納部300はプログラム120より送信データを取得すると、分割して別々の通信経路を介して送信が可能か否かを判断する(S10)。可能であれば(S10のY)、送信データの分割処理を行う(S12)。
【0037】
次に、分配処理部258は、送信データが使用する通信プロトコルをチェックする(S14)。さらに、分配処理部258は、その送信データの送信元であるプログラム120が通信経路130を固定的に占有する必要があるか否かをチェックする(S16)。分配処理部258はデータ格納部300から送信データを格納するセルを選択し(S18)、プロトコル処理部262は先述したとおり通信プロトコルに関する処理を行う(S20)。さいごに、セル送出部260は、送信データをデータ格納部300の所定のセルに格納する。
【0038】
図7は、ルート選択部350が、データ格納部300のセルに格納される送信データを取得して、通信経路130を介して送信する過程におけるフローチャートを示す。送信データ取得部352は、データ格納部300から送信データを取得すべきセルを選択し(S30)、送信データを取得する(S32)。接続検査部362は各通信経路130の回線接続状況を検出する(S34)。速度検査部364は回線の通信実効速度を検出する(S36)。そして、これらの情報に基づいて、通信経路選択部358は通信経路130を選択し(S38)、通信経路送出部356は送信データを送出する(S40)。
【0039】
以上、実施の形態においては、通信経路の回線接続状況や、通信実効速度、あるいは、経由する通信経路の料金体系などを加味した設定を行うことにより、ユーザのニーズに応じて通信経路の選択が可能となる。また、複数のプログラムから送出される送信データを複数の通信経路に動的に振り分けることができるために、結果として、複数の周波数帯域を有効に活用した通信が実現される。さらに、途中で通信回線が切断されたとしても、通信経路選択装置は、適宜、使用可能な通信経路を選択するため、通信が安定化する。加えて、既存の情報機器に、本発明の機能を発揮させるソフトウェアをインストールすることで実現できるため、導入コストが低いのもメリットである。
【0040】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0041】
そうした変形例として、送信データはトランスポート層以外のプロトコルで分類されてセルに格納されてもよい。たとえば、FTPやHTTP(HyperText Transfer Protocol)などのより上位の層のプロトコルを基準として分類がなされてもよい。あるいは、送信データの重要度や緊急度ごとにセルの分類がなされてもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、プログラムが複数の通信経路を効果的に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な従来の通信システムの概略を示す図である。
【図2】本実施の形態における通信経路選択装置の概略を示す図である。
【図3】本実施の形態におけるデータ格納部の概略を示す図である。
【図4】本実施の形態におけるサーバ部の内部の機能ブロック図である。
【図5】本実施の形態におけるルータ部の内部の機能ブロック図である。
【図6】本実施の形態におけるサーバ部が、プログラムからの送信データをデータ格納部に送出する過程のフローチャートである。
【図7】本実施の形態におけるルータ部が、データ格納部から取得した送信データを通信経路を介して送出する過程のフローチャートである。
【符号の説明】
120 プログラム、130 通信経路、200 通信経路選択装置、250サーバ部、254 送信データ分割処理部、258 分配処理部、300 データ格納部、350 ルート選択部、358 通信経路選択部、362 接続検査部、364 速度検査部。
Claims (10)
- プログラムによるデータの送信を検出し、
前記送信に際して使用されるトランスポート層のプロトコルを検出し、
送信に使用されるトランスポート層のプロトコルごとに通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照し、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたプロトコルに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする通信経路選択方法。 - プログラムによるデータの送信を検出し、
前記プログラムが、通信に際して、所定の通信経路を占有する必要があるか否かを示すフラグを検出し、
前記検出されたフラグと通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照し、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたフラグに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする通信経路選択方法。 - 前記設定テーブルは、更に、複数の通信経路について定められた選択優先順位に関する情報を含み、
前記選択優先順位に基づいて、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする請求項1または2に記載の通信経路選択方法。 - プログラムによるデータの送信を検出し、
複数の通信経路のそれぞれの通信実効速度を検出し、
前記通信実効速度に基づいて選択される通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする通信経路選択方法。 - プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、
前記送信に際して使用されるトランスポート層のプロトコルを検出するプロトコル検出部と、
送信に使用されるトランスポート層のプロトコルごとに通信経路との対応を定めた設定テーブルを格納する格納部と、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたプロトコルに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部、
を含むことを特徴とする通信経路選択装置。 - プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、
前記プログラムが、通信に際して、所定の通信経路を占有する必要があるか否かを示すフラグを検出するフラグ検出部と、
前記検出されたフラグと通信経路との対応を定めた設定テーブルを格納する格納部と、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたフラグに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部、
を含むことを特徴とする通信経路選択装置。 - 前記設定テーブルは、更に、複数の通信経路について定められた選択優先順位に関する情報を含み、
前記データ送出部は、前記選択優先順位に基づいて、前記検出された送信すべきデータを送出することを特徴とする請求項5または6に記載の通信経路選択装置。 - プログラムによるデータの送信を検出する送信検出部と、
複数の通信経路のそれぞれの通信実効速度を検出する速度検出部と、
前記通信実効速度に基づいて選択される通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出するデータ送出部、
を含むことを特徴とする通信経路選択装置。 - プログラムによるデータの送信を検出する機能と、
前記送信に際して使用されるトランスポート層のプロトコルを検出する機能と、
送信に使用されるトランスポート層のプロトコルごとに通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照する機能と、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたプロトコルに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出する機能、
をコンピュータに発揮させることを特徴とする通信経路選択プログラム。 - プログラムによるデータの送信を検出する機能と、
前記プログラムが、通信に際して、所定の通信経路を占有する必要があるか否かを示すフラグを検出する機能と、
前記検出されたフラグと通信経路との対応を定めた設定テーブルを参照する機能と、
前記設定テーブルに基づいて、前記検出されたフラグに対応する通信経路を介して、前記検出された送信すべきデータを送出する機能、
をコンピュータに発揮させることを特徴とする通信経路選択プログラム。
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