JP2004335644A - 金属質筐体およびその製造法 - Google Patents

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Harumichi Hino
治道 樋野
Motoji Hotta
元司 堀田
Hisashi Hori
久司 堀
Takanori Fujii
孝典 藤井
Toshihiro Nakagawa
稔啓 中川
Takeshi Moriyama
武 森山
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Abstract

【目的】金属質筐体およびその製造方法に関し、アルミやアルミ合金の板材をプレス成形した筐体の複数のスタッドが精度良く固設され、確実にアースされると共に筐体自体を美麗に仕上げ的確な形態安定性を有する電子機器用に優れたものを提供する。
【構成】金属質スタッド連結枠体2がアルミニウム板材1のプレス成形筐体内に配設されると共に前記スタッド連結枠体2に複数のスタッド部3が配設一体化され、しかも該スタッド連結枠体2と上記プレス成形筐体が該プレス成形筐体の周側面内位置で電気的に導通されるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属質筐体およびその製造法に係り、例えば電子機器用筐体としてアルミニウムまたはアルミニウム合金(この明細書においては特にことわり書きのある場合を除き一般的にこれらの両者をアルミニウムという)による板材をプレス成形した筐体であって複数のスタッド(筐体に対する固定手段)が精度よく該筐体における一定位置に固設され、確実にアースされると共に筐体自体に美麗な表面性状と安定な形態を保持せしめ的確な電子機器機能をもった製品およびその製造法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶板や半導体等の電子機器部体を収納配設してなる筐体としては、電磁シールド性や放熱性等の市場における要求からマグネシウムやアルミニウム等の金属製筐体が使用されている。また前記電子機器部体は、各部品を予め組み立てて液晶基板やプリント基板とし、これらの基板を筐体内に固定して製品化されており、各基板の固定にあたっては筐体内に設けられたスタッドを介してなされることが一般的である。
【0003】
前記したように筐体がダイカストやチクソー等の鋳物部体の場合は、筐体とスタッドを一体成形すれば筐体内面にスタッドを容易に立設することができるが、該筐体が板をプレス成形して製造されたものであるときは、筐体とは別工程でスタッドを製造し、このスタッドを溶接乃至接着剤等の手段によって一つずつ固定しなくてはならない。このような場合に生じる問題点としては、▲1▼多数のスタッドを一つずつ固定することの煩雑さ、▲2▼各スタッドを正確な位置に固定しなければならない位置決めの困難さ、▲3▼スタッドを接着剤で固定する場合、前記基板に生じた静電気をリークさせるために、特殊で高価な導電性接着剤を使用しなくてはならないことによる高コスト化等の問題点がある。
【0004】
前記した▲1▼▲2▼▲3▼のような問題点については本発明者らが先に提案した特願2001―343036号があり、このものは未公開ではあるが、筐体内面を複数のエリアに区画し、各区画内に取り付けられるスタッドと該スタッドを支持固定するスタッド支持部とからなるブロックをスタッドブロックとなし、このような各区画のスタッドブロックが連結帯を介して連結するように、スタッドとスタッド支持部とを一体的に成形して連結スタッドブロックとなし、この連結スタッドブロックを筐体内に抵抗スポット溶接もしくは接着剤で固定するスタッドの取り付け方法を提案している。
【0005】
また、特開2000―94135号公報においては金属板のスタッド溶接方法として、スタッド位置決めの煩わしさを解決すべく、該溶接金属板と、スタッドおよび該スタッドの径よりも小さな径の穴を有するプラテンとを備え、フランジ工程における前記スタッドからの押圧力によって、前記穴に対向する上記被溶接金属板の裏面を該穴側に凸状にすることを特徴とする金属板のスタッド溶接方法が提案されており、開口部を設けたプラテンと称する金型上に筐体を載置し、該金型の開口部位置に相当する筐体上にスタッドをセットして該スタッドを押し付けながらインダイレクト抵抗スポット溶接すると、筐体面の溶接部は軟化して外側に凸となり、この凸部を切削して平坦とすることにより薄板筐体における溶接部外面の凹みの解消方法が提案されている。インダイレクト抵抗スポット溶接の条件として、ばねの強さ、スタッド先端部の形状、穴の大きさ、溶接条件、電流を切断するタイミング、フランジのタイミング等について検討を進めた結果、アルミニウム板厚、スタッド径、穴の径が例えば2.5mmのような場合における最適の溶接条件は、溶接電流が2000〜4000Amp、印加時間が0.002secで、押圧ばねの強さは5kg・fであったとなし、この条件下での裏面溶接跡の高さのばらつき範囲を+0.05〜+0.30mmの範囲に収めることができたとされている。
[先願文献 特願2001―343036号]
[公知文献 特開2000―94135号]
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように本出願人の、特願2001―343036号で提案されているものにおいては、連結スタッドブロックが筐体側壁から離れていて、該連結スタッドブロックを筐体内面に接着剤で固定化すると、アースがとれず、アースをとるために高価な導電性接着剤を使用するか、装置構成の複雑な電気抵抗溶接をしなくてはならない不利がある。
【0007】
また前記した特開2000―94135号公報に記載されている技術内容ではスタッドの位置定めの煩わしさが解決できず、しかも溶接後において筐体外面の突部を面削するような作業が必要であって、煩雑さがより増大する欠点を有している。
【0008】
なお金属板をプレスして成形される筐体は、筐体の厚さを薄くできるので軽量化に寄与し好まれるが、このように薄層化した筐体内面にスタッドを溶接で固定すると、溶接熱の逃げ場が少なく薄層化筐体の外面が変形し易いこととなり、筐体の美観を損ねることとならざるを得ない欠点がある。またこの場合において溶接条件を厳しく制限して慎重に溶接すれば、筐体外面に変形が残ることは避けられることとなるが、筐体へのスタッド接合に相当の時間を必要とすることとなり、生産性が低いこととならざるを得ない問題点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記したような従来技術における課題を解消することについて検討を重ね、創案されたものであって、即ち本発明者らは、予め複数のスタッドをスタッド固定部材に溶接して一体化し、あるいはまたダイカストやチクソーあるいは板のプレス成形等の方法でスタッドが一体化されたスタッド連結枠体を作製し、このようなスタッド連結枠体に一体とされたスタッド連結枠体を用意しておき、このスタッド連結枠体を筐体の相対する周側面内位置で弾圧的に挟持したときには、一体化スタッド連結枠体によって筐体外面に変形を生じさせることなく、電気的に導通させることができ、また能率的且つ整然として目的のスタッドを筐体に設けることができることを見出して本発明を完成したものであって、その目的とするところは、複数のスタッドが設けられ、しかも外面が変形することなく筐体内に設けた電子部品に発生した静電気を容易に消滅させることができ、綺麗な例えば電子機器等の収納されるプレス成形外殻筐体を提供することに成功したものであって、複数のスタッドと連結枠体からなるスタッド連結枠体を、プレス成形された外殻筐体内の一定位置に固設したものとして提供するものであり、より具体的には以下の如くである。
【0010】
(1)金属質スタッド連結枠体がアルミニウム板材のプレス成形筐体内に配設されると共に前記スタッド連結枠体に複数のスタッド部が配設一体化され、しかも該スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体が該プレス成形筐体の周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことを特徴とした金属質筐体。
【0011】
(2) スタッド連結枠体とプレス成形筐体が該プレス成形筐体の相対する周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことを特徴とした前記(1)項に記載の金属質筐体。
【0012】
(3) スタッド連結枠体が鋳造材であり、しかもプレス成形筐体が圧延材であることを特徴とする前記(1)項または(2)項の何れかに記載の金属質筐体。
【0013】
(4) 枠状に形成されたスタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面部間に圧入させることにより該スタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面部間で弾圧的に挟持させたことを特徴とする前記(1)項〜(3)項の何れか1つに記載の金属質筐体。
【0014】
(5) 金属質プレス成形筐体の外面がアルマイトまたは鉛筆硬度で2H〜7Hの塗料で被覆されていることを特徴とする前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載の金属質筐体。
【0015】
(6) 金属質スタッドが連結枠体に一体成形される過程と複数個の金属質スタッドが一体成形された前記連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面間に圧入すると共に該プレス成形筐体に対して固設する過程より成ることを特徴とした金属質筐体の製造法。
【0016】
(7) 金属質スタッドが帯状または連結枠体に取付けられた状態であり、該帯状または枠状連結部材に複数個の金属質スタッドを分散配設した連結部材を介してプレス成形筐体に固設することを特徴とした前記(6)項に記載の金属質筐体の製造法。
【0017】
【作用】
上記したような本発明によるものは、金属質スタッド連結枠体がアルミニウム板材のプレス成形筐体内に配設されると共に前記スタッド連結枠体に複数のスタッド部材が配設一体化され、しかも該スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体が該プレス成形筐体の周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことにより複数のスタッドが精度よく筐体に配設されると共に確実にアースされることとなり、また特別な接着手段を必要とせずに前記スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体の両側面部間に固着一体化され、従ってまた複数のスタッド部材がプレス成形筐体内に略均一な条件で配設一体化される。
【0018】
また、前記のようにスタッド連結枠体とプレス成形筐体とが電気的に導通されることにより後述する実施態様のようにノート型パソコンの如き通電条件を前提とした筐体に採用されるような場合においてもアースをとることを殊更に苦慮する必要がなくなり、スタッド連結枠体と筐体との固定は樹脂でよいこととなって簡単に組みつけることが可能となる。しかもスタッド連結枠体の両側を筐体で挟み込むことにより両部体間における位置のずれがなくなり、確実にスタッドの位置が求められ製作組立てを容易とする。
【0019】
スタッド連結枠体とプレス成形筐体が該プレス成形筐体の相対する周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことによりそれらの両部体間において同電位状態を有効且つ適切に形成せしめる。
【0020】
スタッド連結枠体が鋳造材であり、しかもプレス成形筐体が圧延材であることにより圧延材であるプレス成形筐体が適宜に変形してスタッド連結枠体と有効になじみ、適切に一体化し結合した合成部体を簡易且つ的確に提供し電気機器などにおけるアースとりを有効に行わしめる。
【0021】
スタッド連結枠体とプレス成形筐体が該プレス成形筐体の相対する周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことによりそれらの両部体間において有効且つ安定な接合状態が形成されて同じ電位条件を形成しそれらの部体におけるアースとりを有効且つ適切に得しめる。
【0022】
スタッド連結枠体が鋳造材であることにより複数個のスタッドが配設されるような設計条件下であっても単純な鋳造操作だけでそれら複数個のスタッドを同時且つ均等状に造形せしめることとなり、従来技術における複数個のスタッド配設上の位置定めの煩わしさや困難さ、複雑さを簡潔有効且つ均一に解消せしめ、しかも併用されるプレス成形筐体が圧延材であることによって該プレス成形筐体の有する強度性その他の特質性を充分に具備せしめ、単純且つ能率的な製造工程により強度性その他の特質性を有効に具備した製品を的確に提供する。
【0023】
なお上記のようにスタッド連結枠体のようなベース部体に対しスタッドのような添設部を造形部として形成するような設計条件において、それらの全般を鋳造方式によって一体に製造することによりそれらを別体として製造してから固着連結するような複雑な加工を不要として煩雑性をなからしめ、該部体の製作を単純化して容易且つ能率化し、好ましい製品を簡易且つ能率的に提供することを可能とする。
【0024】
前記したように枠状に形成されたスタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面部間に圧入させることにより、該スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体の板面部間で弾圧的に挟持させて安定且つ強固に接合されて電気的に導通されることとなり、即ち該スタッド連結枠体が前記筐体に固設されると共に的確に合体化され、電気的に有効な導通状態を形成して一体化する。
【0025】
枠状に形成されたスタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面間に圧入させることによりスタッド連結枠体の相対する挟持部が電気的に導通されるので、基板に生じた静電気を筐体に逃がすことができ、従って連結スタッド枠体を筐体に固定する接着剤として高価な電導性接着剤を使用する必要がなくなり低廉な接着剤で好ましい作用を得しめる。
【0026】
また上記のようにスタッド連結枠体がプレス成形筐体の相対する周側面間に挟持されていることにより接着剤の養生期間中の如きにおいても連結スタッド枠体の固定治具を不要乃至少数とする効果があり、なおスタッド連結枠体が筐体の側壁に接合しているので、スタッドの位置を精度良く筐体に固設させることができる。
【0027】
なお上記したような本発明において金属質プレス成形筐体の外面がアルマイト処理または脱脂後における塗料を塗布して形成される塗膜層により鉛筆硬度で2H〜7Hの被覆層が採用される。即ちこのような被覆層が形成されることにより電子機器などとしての使用に際して筐体外面が適切な滑り作用をなし、該外面に傷がつき難いこととなる好ましい作用が得しめる。
【0028】
金属質スタッドが連結枠体に一体成形される過程と複数個の金属質スタッドが一体成形された前記連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面間に圧入すると共に該プレス成形筐体に対して固定する過程より成ることによってプレス成形筐体に対し複数個の金属質スタッドをそれぞれ位置決めして溶接する煩雑さおよび工数の複雑さを大幅に緩和し、簡易且つ能率的に正確な位置決め条件下で取付け、正確な製品を能率的に提供せしめる。
【0029】
金属質スタッドが帯状または枠状連結部材に取付けられた状態であり、該帯状または枠状連結部材に複数個の金属質スタッドを分散配設した連結部材を介してプレス成形筐体に固設することにより帯状連結部材を測定手段として利用し金属質スタッドを適正なセット間隔で取付けしめ、またこのような帯状連結部材により的確な取付位置にスタッドが取付けられた製品筐体を比較的少ない工数によって正確且つ能率的に形成せしめる。
【0030】
【発明の実施の形態】
上記したような本発明によるものの具体的な技術内容は添付図面に示す如くであって、先ずこのような金属質筐体の代表例として従来から採用されているノート型パソコンの概要は図6に示す如くである。即ち基体11に上部部体12が軸受部5によって開閉可能に枢着され、該基体11にはキーボードエリア14が形成されると共に上部部体12には液晶基板15が設けられている。
【0031】
上記したような従来のものにおける基体11または上部部体12の如きによって金属質筐体が形成されること自体は本発明においても従来のものと同様であるが、そうした関係に採用される構成部材は本発明において図1に示される如くである。即ち、アルミニウム板材1により、底面10bをも一体に成形したプレス成形筐体10内にアルミ系などの金属質スタッド連結枠体2が周側内面に囲繞して取付けられると共に該スタッド連結枠体2におけるコーナ部や中間部には複数のスタッド部3および補強部4が配設されて一体成形されている。また前記金属質スタッド連結枠体2の周側に対向して折曲形成された連続周側面部4a,4a´によって成形筐体10の内面10a内に押入接合状としてセットせしめられ、即ち筐体10内に接合状態として挟持されると共に該成形筐体10の上端側挟持部10cによって前記スタッド連結枠体2の上端側外周面2aと上記プレス成形筐体10の内面10aにおける上端側挟持部10cが直接且つ有効に接合して電気的に導通されるように構成されている。
なお図1は成形筐体の内面上端側とスタッド連結枠体の折曲成形された上端側外周面とが接合して電気的に導通されているがこれに限定するものではなく、成形筐体の内面下端側とスタッド連結枠体の上端側外周面あるいはまた成形筐体の内面下端側とスタッド連結枠体の下端側外周面とが接合して電気的に導通させてもよい。
【0032】
上記したスタッド連結枠体2の内側所定位置には複数個のスタッド3が該枠体2と一体として成形配設されるが、該枠体2における側壁部内面4a,4a´の中間部ないしコーナー部には前記スタッド3とは別に補強突部4が同じく枠体2と一体成形して配設され、連結枠体2に所定の直線的形態を保持するようにされ、成形筐体10の内面10aないしコーナー部に固結状として安定に位置するように構成される。即ち、アルミニウム材で断面的に単なる枠状として形成された連結枠体2が成形筐体10の内面に対し安定且つ強固に結合せしめられて一体化し、有効に接合し固定状の安定強固化した結合関係を形成する。
【0033】
また比較的広い面積をもったアルミニウム質成形筐体10が連結枠体2と電気的に導通し一体化することとなって電子機器用として好ましい一体化安定強度を特殊な導電性接着剤などを必要としないで確保し、しかもスタッド連結枠体2と成形筐体10の固設に低廉な非導電性接着剤が用いられた場合における如き通電阻害条件を適切に回避する。前記枠体2が筐体10の内面において相対する周側面間に挟持されることにより該枠体2によって筐体10の要部が的確に構成され、また補強突部4やスタッド3の補強作用によって成形筐体10に好ましい平板性と強度性を形成、確保せしめる。
【0034】
前述したように図6に示された基体11の軸受部5は上部部体12を連結枢着し、該基体11と上部部体12の何れか一方における開披端面11a,12a部分に係止具を取付けると共に他方には被係止部を形成し、該係止具を被係止部にロック係止せしめることにより両部体11,12を閉塞状態に保持することができ、また該ロック係止状態を解放して図6に示すような開披使用状態とすることができるが、図1に示し上述したように周側断面略L字型とされた成形筐体10の内面コーナ部にスタッド連結枠体2が嵌入接合して一体化し結合関係を形成したこの図1のような結合部体はそれぞれ部材1,2の断面略L字型の屈曲による結合と配設補強部との合体が複合して得られることから厚さ1mm以下のようなアルミニウム系各部体1,2の結合により充分な軽量性を確保した条件下で好ましい整形性と強度をもった成形筐体を得しめることができる。
【0035】
なお上記した図1〜図3に示したものの採用については上述した図6に示したような基体11、上部部体12の何れもが図1に示すように平板材の周側に略直角状の端縁部を形成し方形状に成形された板状材に対してその端縁部内面10a内に断面略L字型に屈曲された連結枠体2を内装し、前記端縁部内面10aに連結枠体2の外面を接合させて一体化を図ったもので、連結枠体2の内側には補強部4と共に係合部3aをもったスタッド3が配設されている。なおこのようなスタッド部3については図1と共に図2などに示すような棒状ないし筒状のものとする場合のみならず、その頂部における内孔に雌螺条による係合部3aを形成した構造のものとすることができ、更に板材からのプレス成形の場合においては図7、図8に示すような断面鍔状体ないし椀状体の中心孔内に雌螺条3bを形成したものを採用することができる。
【0036】
上記したような連結枠体2に配設されるスタッド3については別に図3として示すように平板状スタッド連結枠体2の角部に広幅コーナ部としてスタッド取付部2bを形成すると共に方形板状部20に対し、複数個(図示においては3個)のスタッド部3,3,3をバランス状態に配設したものとすることができ、それによって方形板状部20におけるスタッド3の配設取付けを安定化し、このような連結枠体2による補強性を有効に得しめ、しかもそれら配設スタッド3に対する平面板の取付け状態を安定化することができる。
【0037】
上記したようにして構成されるスタッド連結枠体2を用いて構成されるプレス成形筐体における断面構成の1例は図4に示す如くであって、既述した図6に示すような基体11または上部部体12内に図1〜図3に示した如きスタッド3を配設した連結枠体2を取付け、各スタッド3に対する各種基板その他をビス止め16により固定することによって好ましい取付けが得られることは明かである。なおこの図4をはじめ図1に示したような成形筐体10については別に図5として示すように金型7に対し筐体素材8をポンチ9で圧入成型することによって比較的簡易に成形することができることは明かである。
【0038】
上述し図1や図2に示したようなスタッド連結枠体2は図6に示されるような従来からのプレス成形筐体における必要部材取付け目的に利用されるもので、即ち図6に示された基体11または上部部体12における液晶板や半導体などの各部材を備えたプリント基板等の電子機器部体の設定ないし固定を有効に達成せしめ得ることは明かである。つまり前記スタッド連結枠体2は図1などに明かなように図6に示した基体11または上部部体12自体と一体化して固定されることとなり、安定した取付関係が確実に形成されることは明かである。
【0039】
図3には本発明におけるスタッド連結枠体2として比較的広いスタッド配設域を形成し得るようにされた連結枠体2が示されており、連結枠体2の各角部において該連結枠体2の幅員より充分に広大とされて突出したスタッド配設域としてスタッド取付部2bを形成したものであって、このようなスタッド取付部2bによって図1に示したような成形筐体10の域内で安定した該連結枠体2の取付けを図り、しかもその広さをもったスタッド取付部2bにおいて、図示されているように少くとも複数のスタッド3を比較的大きい間隔を採って取付けることを可能とすることができる。なおこのようなコーナ部の如きにおいて突出したスタッド取付部2bにより上述したようなスタッド連結枠体2の基体11や上部部体12に対する内装的取付けを安定化せしめる。
【0040】
上述したような電子機器用の筐体を得る場合において、図1〜図3に示したようなスタッド連結枠体2はダイカスト鋳造によって製造することにより、必要なスタッド3を一度に成形でき、また枠体2の肉厚を薄くするには板をプレスして製造することが好ましく、板のプレスを行う場合には板厚を0.6〜1.0mm程度とし、スタッドは図7、図8に示すような断面鍔状部体ないし椀状部体の如くバーリング加工をして作成することが好ましい。ダイカスト材料は特別に限定されるものではないがADC10、12、板材料は1000系、5000系、6000系の如きが好ましい。
【0041】
プレス成形した基体11または上部部体12の両側壁にスタッド連結枠体2を挟持させるには図1、図4に示すように連結枠体2のスタッド取付部2bに予め複数のスタッド3を取付けた状態として準備し、このスタッドの取付けられた枠体2を基体11または上部部体12を形成する成形筐体10内に固着するもので、このようにすることにより厚さが1mm以下のような薄層アルミニウム材を用いて筐体外面に変形を生じさせることが殆んどなく、比較的多数のスタッド3群を筐体10内に対し適正に取付けることが可能であることが確認され、しかも筐体の外面が適正且つ美麗に得られ、強度その他も適正且つ的確であることが多くの試作検討によって知られた。
【0042】
なお本発明におけるスタッド部3は上記した図1、図2や図3に示したようにスタッド連結枠体2に対し筒状または棒状部体を取付けることに代え、図7や図8に示すように鍔状部体31として形成されたものを採用し、あるいは椀状部体32として成形されたものを採用することができる。即ちこのようなスタッド部3は接合部30によって成形筐体内に安定に設定することができる。
【0043】
上記したような図7、図8に示すようなスタッド部材はその筒状部分22をそれらの図面に示す矢印のような延伸加工法によって平易に製作することが可能であり、しかも外径方向に伸びた接合部30によって安定にセットされて的確なスタッド設定を行わしめ得る。これら図7、図8に示したような部材によるスタッドは引き抜き力に対し安定且つ強力な係合関係を形成することができる。
スタッド連結枠体2を成形筐体10内に接合する際に、接着剤の使用が好ましくない場合は、図9に示す如く電気抵抗溶接を行う。17はスイッチ、18はコンデンサー、19は電源、23は一方の電極、24は他方の電極を示す。電気抵抗溶接はインダイレクト溶接でもよいが、条件が安定し難いのでダイレクト溶接が好ましい。この場合の条件は、板厚0.5〜1.0mmとして、印加電流12〜18KA、印加電流までの立ち上がり時間1〜3ms、印加電流保持時間4〜10msで溶接を行うと溶接の裏面、即ち筐体の外面に生ずる凹部の量を20μm以下とすることができ、ショット掛け、外面研磨等の後加工を特に必要としない程度に抑えることができる。板厚が薄い場合は条件を値の小さい方で調節する。
【0044】
また本発明においては前記したような構成筐体において少なくともその筐体表面部材の表面に関して前記したようなアルマイト皮膜層や、または塗料を塗布して形成される塗膜層により鉛筆硬度で2H〜7Hの被覆層が採用される。即ちこのような塗膜層を形成するために用いられる塗料については特に限定されるものでなく、有機系塗料としては、例えば、アクリル樹脂塗料、エポキシ系塗料、ウレタン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、ポリエステル、ビニールオルガノゾル等の塗料を挙げることができ、また、無機系塗料としては、例えば、アルキルシリケート系塗料、光触媒酸化チタン含有無機塗料、シリカゾル系塗料、アルカリ金属塩系塗料、金属アルコキシド系塗料等の塗料を挙げることができ、更に、有機及び無機の複合塗料としては、例えば、シロキサン結合を含有する有機・無機複合塗料、金属アルコキシド系塗料、セラミックス系塗料、光触媒酸化チタン含有有機・無機複合塗料等の塗料を挙げることができる。なお、これらの塗料中には、顔料のほかに、充填剤、増粘剤、レベリング剤、消泡剤、安定剤、その他の添加剤等が含有されていてもよい。
【0045】
なお、前記塗膜層を形成する前に、アルミニウム筐体に脱脂処理または化成処理またはアルマイト処理等の前処理を施してもよい。また、前記塗膜層を形成する前に、アルミニウム筐体を粗面化処理後、上記脱脂処理または化成処理またはアルマイト処理等の前処理を施してもよい。この際の脱脂処理としては、例えば、市販の脱脂剤や、酸やアルカリで処理することができる。この化成処理としては、例えばアルカリ−クロメート系、クロメート系、燐酸−クロメート系、燐酸亜鉛系、燐酸鉄系、ノンクロム系、塗布型等の公知の方法を適用することができる。上記粗面化処理としては、例えば、粒子を用いて粗面化するブラスト処理や、酸やアルカリ等のエッチング液を用いるエッチング処理や、エンボスロール処理等の種々の方法を用いることができる。
【0046】
また、アルマイト処理としては、酸性浴の建浴に硫酸、シュウ酸、クロム酸、ホウ酸等を用いる公知の方法が適用可能であり、また、低温で高い電解電圧を付与して皮膜の溶解を抑えた硬質アルマイト処理も適用することができる。
更に、上記アルマイト皮膜層については、この皮膜層がその厚さ方向に沿って多数の細径の通電孔を内包する多孔性であるため、アルマイト皮膜層が形成された後に公知の方法で封孔処理を行い、この通電孔を封孔してもよい。この封孔処理によって耐食性を更に向上せしめることができる。また、このアルマイト皮膜層はその表面に着色が施されたものであってもよく、この着色が施されたアルマイト皮膜層としては、アルマイト皮膜層が電解着色された電解着色アルマイト皮膜層等が挙げられる。
【0047】
前記したような塗膜層の形成方法については、電着塗装、スプレー塗装、ロールコーター、静電塗装または浸漬塗装、刷毛塗り等の手段で塗料が塗布される。この塗装処理で形成される塗膜層は最外層が2H〜7Hであればよく、1層であっても、また2層以上の多層に形成されていてもよい。塗膜層が多層の場合は、アルミニウム基材と最外層の塗膜層との間に密着性を向上させる下塗り塗膜層が設けられていてもよい。塗装した後は常温での乾燥または100℃〜250℃×30秒〜30分間の焼付硬化処理を行うことが好ましい。
【0048】
【発明の効果】
上記したような本発明における金属質筐体によるときは電子機器用金属質筐体に金属質スタッド部材がスタッド連結枠体や座金などのスタッド部介装材を用いて適切に分布配設され、一体化されると共に該スタッド連結部材を用いて複数のスタッド部材が筐体内全般に対し有効且つ適切に配設一体化され、強固な配設、取付けを可能とし、しかも該スタッド連結枠体とプレス成形筐体の両側面部間に圧入挟持されると共に該挟持部により前記スタッド連結枠体の対向した両側面部間に圧入挟持されることにより上記スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体とが電気的に導通されることとなり、上記したような筐体がパソコンその他のアースとりを必要条件とする機器用とされた場合において有効なアースとりを簡易且つ的確に達成せしめ半導体等の電子機器を収納して通電条件下の操作を行わしめる外殻筐体の製作および利用を著しく容易となし、また該筐体の美観性を向上せしめ、更にはその生産性を向上することができるなどの効果を有しており、工業的にその効果の大きい発明である。
【0049】
また本発明における製造法においてはスタッドが直接プレス成形筐体に溶接されることなく金属質スタッドが連結部材に溶着された状態でプレス成形筐体に溶接設定されるので多数個の金属質スタッドを各個にプレス成形筐体に溶接する煩雑さがなく、細部に亘って検討する必要なしに多数個の金属スタッドを能率的に設定せしめ、しかも各スタッド間の配設関係を適正とした設定を確保せしめ、設定の煩雑さを縮減すると共に比較的少ない工数で正確な製品を簡易適切に得しめることができるもので、この点でも工業的にその効果が大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるプレス成形筐体内に金属質スタッド連結枠体が固設された状態を示した斜面図である。
【図2】金属質スタッド連結枠体の斜面図である。
【図3】スタッド連結枠体の別の例を示した斜面図である。
【図4】本発明における筐体の1例についての断面図である。
【図5】本発明における筐体の1例についてのプレス成形状態についての断面図である。
【図6】本発明の適用される電子機器用成形筐体の1例についての開披状態を示した斜面図である。
【図7】本発明において併用される鍔状スタッドの1例の断面図である。
【図8】本発明において併用される椀状スタッドの1例の断面図である。
【図9】本発明におけるプレス成形筐体とスタッド連結枠体とのダイレクトスポット溶接の態様を示した部分的な断面による説明図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム板材
1a その側壁部
2 スタッド連結枠体
2a 上端側外周面
2b スタッド取付部
3 スタッド部
3a 係合部
3b 雌螺条
4 補強部
4a 側壁部内面
4a´ 側壁部内面
4b その底面部
4c その底面開口部
5 軸受部
7 金型
8 筐体素材
9 ポンチ
10 成形筐体
10a 端縁部内面
10b 筐体底面
10c 上端側挟持部
11 基体
11a 開披端面
12 上部部体
12a 開披端面
14 キーボードエリア
15 液晶基板
16 ビス止め
17 スイッチ
18 コンデンサー
19 電源
20 方形板状部
21 電子機器部体
23 一方の電極
24 他方の電極
30 接合部
31 鍔状部体
32 椀状部体

Claims (7)

  1. 金属質スタッド連結枠体がアルミニウム板材のプレス成形筐体内に配設されると共に前記スタッド連結枠体に複数のスタッド部が配設一体化され、しかも該スタッド連結枠体と上記プレス成形筐体が該プレス成形筐体の周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことを特徴とした金属質筐体。
  2. スタッド連結枠体とプレス成形筐体が該プレス成形筐体の相対する周側面内位置で電気的に導通されるようにしたことを特徴とした請求項1に記載の金属質筐体。
  3. スタッド連結枠体が鋳造材であり、しかもプレス成形筐体が圧延材であることを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の金属質筐体。
  4. 枠状に形成されたスタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面部間に圧入させることにより該スタッド連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面部間で弾圧的に挟持させたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の金属質筐体。
  5. 金属質プレス成形筐体の外面がアルマイトまたは鉛筆硬度で2H〜7Hの塗料で被覆されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の金属質筐体。
  6. 金属質スタッドが連結枠体に一体成形される過程と複数個の金属質スタッドが一体成形された前記連結枠体をプレス成形筐体の相対する周側面間に圧入すると共に該プレス成形筐体に対して固設する過程より成ることを特徴とした金属質筐体の製造法。
  7. 金属質スタッドが帯状または連結枠体に取付けられた状態であり、該帯状または枠状連結部材に複数個の金属質スタッドを分散配設した連結部材を介してプレス成形筐体に固設することを特徴とした請求項6に記載の金属質筐体の製造法。
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