JP2004335289A - 携帯製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉操作が容易で、かつ、優れた防塵性を有する端子開口部の開閉機構を備えた携帯製品を提供すること。
【解決手段】外部機器等の端子類が接続される内部接続端子を備えている携帯電話機10において、内部接続端子の接続端子開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で接続端子開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材21a,21bと、該板状部材21a,21bを全閉位置の方向へ付勢する弦巻バネ22と、板状部材21a,21bが全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構となるガイドピン23及びガイド溝24と、を具備してなる端子開口部開閉機構20を設けた。
【選択図】 図3
【解決手段】外部機器等の端子類が接続される内部接続端子を備えている携帯電話機10において、内部接続端子の接続端子開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で接続端子開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材21a,21bと、該板状部材21a,21bを全閉位置の方向へ付勢する弦巻バネ22と、板状部材21a,21bが全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構となるガイドピン23及びガイド溝24と、を具備してなる端子開口部開閉機構20を設けた。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PHS(登録商標)、PDA、電子手帳、ノート型パーソナルコンピュータ及びデジタルカメラのように、外部機器や記憶用媒体との接続端子を備えている携帯製品に係り、特に、携帯製品における接続端子開口部の防塵構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、容易に携帯して使用することができる各種の電子機器が開発され、広く普及している。このような携帯製品としては、たとえば携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)などに代表される移動体通信機器の他、電子手帳、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等が知られている。
このような携帯製品には、他の電子機器との間でケーブルを介してデータ通信を行ったり、あるいは、メモリスティックやメモリカードのような記憶媒体との間で直接データ通信を行ったりするため、本体側の適所に接続端子が設けられている。
【0003】
図7は、携帯製品の一例として携帯電話機を示している。
この携帯電話機は、本体1の内部に電源や各種電子回路等を内蔵している。本体1の操作面には、液晶パネル等の表示部2と、各種の操作スイッチ(ボタン)3と、図示しないマイクロホン及びスピーカーが配設されている。また、図中の符号4は本体1から突出するアンテナ、5は充電端子/外部機器接続端子用の本体開口部を覆う接続端子開口用キャップ、6は記憶媒体接続端子用の本体開口部を覆う記憶媒体開口用キャップ、7はイヤホン接続端子用の開口部を覆うイヤホン開口用キャップである。
【0004】
接続端子開口用キャップ5、記憶媒体開口用キャップ6及びイヤホン開口用キャップ7は、たとえば樹脂やゴム等を各開口部と略同様の形状に成形した部材である。これらのキャップ5,6,7は、各開口部に埃等の異物が侵入するのを防止する目的で取り付けられ、必要に応じて使用者が手で着脱できるするように嵌合されている。なお、各キャップ5,6,7は、開口部から取り外した状態でも紛失しないようにするため、一端が本体1に係止されるようになっている。
【0005】
また、記憶媒体接続端子用開口部の防塵については、たとえば記憶媒体がメモリカードである場合、常態において外部の塵埃がメモリカード挿入口からカードアダプタ内に侵入するのを防止するため、メモリカード挿入口とカードアダプタとの間に、不織布にスリットを設けた防塵部材(抵抗部材)を配設することが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2002−150225号公報(第3頁、図1及び図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、携帯電話機等の携帯製品においては、各種の接続端子用として本体に形成された開口部から埃等の異物が侵入するのを防止するため、従来よりキャップや防塵部材を取り付けている。
しかしながら、キャップにより開口部を覆う構造では、嵌合状態に取り付けられる小さなキャップを手で着脱するため、係止部等が破損しやすいことに加えて操作性に問題があった。特に、係止部の破損はキャップ自体の紛失につながるため、対策が求められている。また、取り外した状態のキャップは本体の外部に飛び出すため、携帯製品使用の邪魔になることがある。
【0008】
一方、防塵部材を配設する構成では、メモリカードを使用しない状態では常にスリットが開口しており、上述したキャップと比較すれば操作性には優れるものの防塵効果が低くなることは否めない。特に、記憶媒体の接続端子においては、埃等の異物が介在することでデータ損失という最悪の事態に陥ることもありうるため、より一層の防塵性向上が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、開閉操作が容易で、かつ、優れた防塵性を有する端子開口部の開閉機構を備えた携帯製品の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
請求項1に記載の携帯電話機は、外部機器または記憶用媒体の端子類が接続される本体側の内部接続端子を備えている携帯製品において、前記内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して前記内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を前記全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、前記板状部材が前記全閉位置と前記全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
このような携帯製品によれば、内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、板状部材が全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたので、全閉位置にある板状部材の開動作開始位置に外部機器または記憶用媒体の端子類を押し当てることにより、略く字状に外側へ屈曲している板状部材は、ガイド機構に導かれてスムーズに屈曲角度を増し、簡単な操作で端子開口部開閉機構を開いて携帯製品の内部接続端子に接続することが可能になる。また、内部接続端子から端子類を引き抜いた場合は、弾性部材の付勢を受けた板状部材がガイド機構に導かれて全閉位置までスムーズに戻されるため、本体開口部を自動的に塞ぐことができる。
【0011】
請求項1記載の携帯製品においては、前記端子開口部開閉機構が、前記端子類を前記板状部材の開動作開始位置に導くガイド部を備えていることが好ましく、これにより、端子類をおおよその目当てで板状部材に押し当てれば自動的に開動作開始位置に導かれるので、より簡単な操作で端子開口部開閉機構のスムーズな開操作を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯製品の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1には携帯製品の一例として携帯電話機10が示されており、図中の符号1は本体、2は表示部、3は操作スイッチ、4はアンテナである。
この携帯電話機10は、本体1の底面に端子開口部開閉機構(以下、「開閉機構」と呼ぶ)20を備えた接続端子開口部11が設けられている。
また、本体1の側面には、記憶媒体開口部6及びイヤホン開口部7が設けられており、接続端子開口部11と共に携帯電話機10の本体開口部となる。
【0013】
接続端子開口部11の内部には、本体1の内部に設置されたコネクタ12の端子類(内部接続端子)が配設されている。このコネクタ12は、たとえば図示しない外部機器接続端子及び一対の充電端子を備えている。なお、外部機器接続端子及び充電端子等の内部接続端子は、接続端子開口部11を通して本体1の外部(底面)に露出する位置に設けられている。
【0014】
開閉機構20は、内部接続端子に外部機器を接続するための本体開口部11を開閉するよう設けられたもので、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で本体開口部11を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された2枚の板状部材21a,21bと、この板状部材21a,21bを全閉位置の方向へ付勢する弾性部材として設けられた弦巻バネ22と、板状部材21a,21bが全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構となるガイドピン23及びガイド溝24とを具備している。
【0015】
板状部材21a,21bは、横長矩形とした2枚の板材が連結軸25をもって回動可能に連結されて一体化し、これらの連結体全体が略く字状に外側へ屈曲変形した所定の状態(全閉位置)で、横長矩形状の接続端子開口部11を塞ぐことができる面積に設定されている。すなわち、横長矩形状の接続端子開口部11を略2分割した大きさ及び形状とした2枚の板状部材21a,21bが連結軸25で連結され、携帯電話機10の厚さ方向断面で略く字状に屈曲した全閉位置(図3参照)で接続端子開口部11を塞ぐことができるようになっている。
【0016】
また、携帯電話機10の厚さ方向において下側の板状部材21aは、携帯電話機10に対し下端部が取付軸26により回動自在に支持されている。図示の例では、コネクタ12から左右一対の支持部材27を接続端子開口部11(本体1の底面)方向へ突設しておき、これら支持部材27に取付軸26の両端を支持させているが、本体1側に支持部材27を設けてもよい。
なお、板状部材21a,21bは、樹脂成型品、金属板、あるいは金属板に樹脂をコーティングしたものなどが使用でき、これらの中から諸条件を考慮して適宜選択すればよい。また、上述した2分割の板状部材21a,21bの他にも、たとえば樹脂成型品の板材に薄肉部を設け、この薄肉部で屈曲変形するようにしてもよい。
【0017】
上述した左右一対の支持部材27には、ガイド機構を構成するガイド溝24が厚さ方向において傾斜する直線状に設けられている。この場合の傾斜は、ガイド溝24の上端側が接続端子出口開口11の入口側(本体1の底面側)とされ、下方へ下がるにつれて徐々にコネクタ12側へ近づくようになっている。
このようなガイド溝24には、携帯電話機10の厚さ方向において上側の板状部材21bに設けられたガイドピン23が挿入されている。このガイドピン23は、板状部材21bの上端部に位置し、左右両方へ突出した部分がそれぞれガイド溝24に入り込んで、ガイド溝24に沿って自由にスライドして移動できるようになっている。なお、ガイドピン23がガイド溝24の上端に位置している状態が板状部材21a,21bの全閉位置となり、ガイドピン23がガイド溝24の下端に位置している状態が板状部材21a,21bの全開位置(図4参照)となる。
【0018】
また、上述した2枚の板状部材21a,21bは、連結軸25に取り付けた弦巻バネ22により、全閉位置の方向に付勢を受けている。すなわち、略く字状に外側へ屈曲変形した板状部材21a,21bの内側(コネクタ側)に取り付けられた弦巻バネ22は、略く字状を平面に戻す方向へ付勢する弾性部材であり、他の力が作用しない通常状態では、ガイドピン23がガイド溝24に係止されることで全閉位置を規定している。なお、上述した弦巻バネ22については、同方向へ付勢する弾性部材であればこれに限定されることはなく、たとえば板状バネやプラスチックバネなどの使用も可能である。
【0019】
このように構成された開閉機構20は、弦巻バネ22の付勢を受けた板状部材21a,21bが、ガイドピン23をガイド溝24の上端位置に規制された位置で外側へ略く字状に屈曲変形した全閉位置と、ガイドピン23をガイド溝24の下端位置までスライドさせて屈曲角度を増した全開位置との間で、ガイド機構に規制されて屈曲角度を変える開閉動作を行うことができる。
図3に示す全閉位置では、板状部材21a,21bが外側へ略く字状に屈曲変形して接続端子出口開口11を塞ぎ、コネクタ12に設けられた端子類の露出を防止している。そして、このような全閉位置の板状部材21a,21bは、上部の板状部材21bに対し、図4に示すように端子類Cから挿入方向(矢印P)の力を受けると、この力が弦巻バネ22の付勢力に打ち勝った場合には、ガイドピン23がガイド溝24に沿って下方へスライドしながらスムーズに移動する。従って、この場合の開閉機構20における開動作開始位置は、板状部材21bが外部に露出した面となる。
【0020】
この結果、板状部材21a,21bは、連結ピン23及び取付軸26を支点とし、屈曲角度を増しながら下方へ向けて回転することで、ガイド機構に導かれてスムーズに全開位置へ移動する。換言すれば、板状部材21a,21bが連結軸25を支点として屈曲することで形成される鋭角の角度がより一層小さくなり、同時に、取付軸26を支点として板状部材21a及びこれに連結された板状部材21bが反時計廻りに下方へ回転することで、連結ピン25が外側へ移動しながらスムーズに全開する。
なお、全開位置についても、ガイドピン23がガイド溝24の下端に到達することで規制されている。
【0021】
このような開閉機構20の開操作は、たとえば携帯電話機10に接続したい外部機器の端子類を板状部材21bに向けて押し込むことで容易に可能となる。また、閉操作についても、接続状態の端子類を引き抜くことにより、弦巻バネ22の付勢が作用して全開位置の板状部材21a,21bが全閉位置に自動的に復帰する。すなわち、開閉機構20に手を触れなくても、コネクタ12の端子類に外部機器の端子類を容易に着脱することが可能になり、全閉位置においては、コネクタ12の端子類に対する優れた防塵性も確保することができる。
また、全開位置では連結ピン25が外側へ移動しているので、本体1の内部に開閉機構20の動作に必要なスペース(連結ピン25の移動スペース)を確保しておく必要はなく、小型化が求められる携帯電話機10等の携帯製品にとって有利な開閉機構構造となる。
【0022】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態では、コネクタ12の内部端子類に接続する外部機器等の端子類Cを開閉機構20の開動作開始位置にスムーズに導くため、傾斜面としたガイド部30を備えている。このガイド部30は、たとえば接続端子開口部11を形成する本体1に設けられているが、この他にもコネクタ12に設けることができるなど取付位置を限定されることはない。
【0023】
図示の例では、上部の板状部材21bが開動作開始位置となるので、板状部材21bの上方に位置して接続端子開口部11の一辺を形成する部分に、端子類Cの先端部を板状部材21bに導くように、すなわち上から下へ移動させて本体1の内側へ導くように傾斜したガイド部30を設けてある。このため、本体1の底面に対し、端子類Cが接続端子開口部11の近傍に押し付けられた場合であっても、ガイド部30の傾斜面により開動作開始位置の板状部材21bに導かれる。従って、端子類Cは、おおよその目当てをつけて接続端部開口部11を覆う板状部材21bに押し当てることにより、自動的に開動作開始位置に導かれるので、すなわち端子類Cの押し込み位置がガイド部30により補正されるので、より簡単な操作で開閉機構20のスムーズな開操作を行うことができる。
【0024】
なお、本発明の構成は上述した各実施形態に限定されるものではなく、たとえば開閉機構を設ける開口部の位置や種類など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができ、さらに、上述した実施形態の携帯電話機のみに限定されることはなく、本体側に内部接続端子を備えている各種の携帯製品にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明の携帯製品によれば、内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、板状部材が全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたので、全閉位置にある板状部材の開動作開始位置に外部機器または記憶用媒体の端子を押し当てれば、略く字状に外側へ屈曲している板状部材は、ガイド機構に導かれてスムーズに屈曲角度を増し、全開位置に移動する。また、端子を引き抜くことにより、板状部材は弾性部材の付勢を受けて自動的に全閉位置に移動する。このため、端子開口部開閉機構に直接手を触れることなく、簡単な操作で端子開口部開閉機構を開いて携帯製品の内部接続端子に外部機器の端子類を接続したり、あるいは端子類を引き抜いて端子開口部開閉機構を閉じることが可能となって、優れた操作性及び防塵性を得ることができ、携帯製品の小型化にも有利である。
【0026】
また、端子開口部開閉機構に、端子類を板状部材の開動作開始位置に導くガイド部を設けておけば、端子類をおおよその目当てで板状部材に押し当てることで自動的に開動作開始位置に導かれるようになり、より簡単な操作で端子開口部開閉機構のスムーズな開操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯製品の第1の実施形態として携帯電話機を示す斜視図である。
【図2】図1の携帯帯電話機を示す底面図であり、本体の底面に設けられた端子開口部開閉機構が全閉位置の状態である。
【図3】図2の要部断面図であり、端子開口部開閉機構が全閉位置の状態を示している。
【図4】図2の要部断面図であり、端子開口部開閉機構が全開位置近傍の状態を示している。
【図5】本発明に係る携帯製品の第2の実施形態として、端子開口部開閉機構が全閉位置の状態を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係る携帯製品の第2の実施形態として、端子開口部開閉機構が全開位置近傍の状態を示す要部断面図である。
【図7】従来の携帯製品として携帯電話機の構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体
2 表示部
3 操作スイッチ(ボタン)
4 アンテナ
6 記憶媒体開口部
7 イヤホン開口部
10 携帯電話機(携帯製品)
11 接続端子開口部(本体開口部)
20 端子開口部開閉機構(開閉機構)
21a,21b 板状部材
22 弦巻バネ(弾性部材)
23 ガイドピン(ガイド機構)
24 ガイド溝(ガイド機構)
25 連結軸
26 取付軸
27 支持部材
30 ガイド部
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、PHS(登録商標)、PDA、電子手帳、ノート型パーソナルコンピュータ及びデジタルカメラのように、外部機器や記憶用媒体との接続端子を備えている携帯製品に係り、特に、携帯製品における接続端子開口部の防塵構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、容易に携帯して使用することができる各種の電子機器が開発され、広く普及している。このような携帯製品としては、たとえば携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)などに代表される移動体通信機器の他、電子手帳、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等が知られている。
このような携帯製品には、他の電子機器との間でケーブルを介してデータ通信を行ったり、あるいは、メモリスティックやメモリカードのような記憶媒体との間で直接データ通信を行ったりするため、本体側の適所に接続端子が設けられている。
【0003】
図7は、携帯製品の一例として携帯電話機を示している。
この携帯電話機は、本体1の内部に電源や各種電子回路等を内蔵している。本体1の操作面には、液晶パネル等の表示部2と、各種の操作スイッチ(ボタン)3と、図示しないマイクロホン及びスピーカーが配設されている。また、図中の符号4は本体1から突出するアンテナ、5は充電端子/外部機器接続端子用の本体開口部を覆う接続端子開口用キャップ、6は記憶媒体接続端子用の本体開口部を覆う記憶媒体開口用キャップ、7はイヤホン接続端子用の開口部を覆うイヤホン開口用キャップである。
【0004】
接続端子開口用キャップ5、記憶媒体開口用キャップ6及びイヤホン開口用キャップ7は、たとえば樹脂やゴム等を各開口部と略同様の形状に成形した部材である。これらのキャップ5,6,7は、各開口部に埃等の異物が侵入するのを防止する目的で取り付けられ、必要に応じて使用者が手で着脱できるするように嵌合されている。なお、各キャップ5,6,7は、開口部から取り外した状態でも紛失しないようにするため、一端が本体1に係止されるようになっている。
【0005】
また、記憶媒体接続端子用開口部の防塵については、たとえば記憶媒体がメモリカードである場合、常態において外部の塵埃がメモリカード挿入口からカードアダプタ内に侵入するのを防止するため、メモリカード挿入口とカードアダプタとの間に、不織布にスリットを設けた防塵部材(抵抗部材)を配設することが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2002−150225号公報(第3頁、図1及び図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、携帯電話機等の携帯製品においては、各種の接続端子用として本体に形成された開口部から埃等の異物が侵入するのを防止するため、従来よりキャップや防塵部材を取り付けている。
しかしながら、キャップにより開口部を覆う構造では、嵌合状態に取り付けられる小さなキャップを手で着脱するため、係止部等が破損しやすいことに加えて操作性に問題があった。特に、係止部の破損はキャップ自体の紛失につながるため、対策が求められている。また、取り外した状態のキャップは本体の外部に飛び出すため、携帯製品使用の邪魔になることがある。
【0008】
一方、防塵部材を配設する構成では、メモリカードを使用しない状態では常にスリットが開口しており、上述したキャップと比較すれば操作性には優れるものの防塵効果が低くなることは否めない。特に、記憶媒体の接続端子においては、埃等の異物が介在することでデータ損失という最悪の事態に陥ることもありうるため、より一層の防塵性向上が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、開閉操作が容易で、かつ、優れた防塵性を有する端子開口部の開閉機構を備えた携帯製品の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
請求項1に記載の携帯電話機は、外部機器または記憶用媒体の端子類が接続される本体側の内部接続端子を備えている携帯製品において、前記内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して前記内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を前記全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、前記板状部材が前記全閉位置と前記全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
このような携帯製品によれば、内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、板状部材が全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたので、全閉位置にある板状部材の開動作開始位置に外部機器または記憶用媒体の端子類を押し当てることにより、略く字状に外側へ屈曲している板状部材は、ガイド機構に導かれてスムーズに屈曲角度を増し、簡単な操作で端子開口部開閉機構を開いて携帯製品の内部接続端子に接続することが可能になる。また、内部接続端子から端子類を引き抜いた場合は、弾性部材の付勢を受けた板状部材がガイド機構に導かれて全閉位置までスムーズに戻されるため、本体開口部を自動的に塞ぐことができる。
【0011】
請求項1記載の携帯製品においては、前記端子開口部開閉機構が、前記端子類を前記板状部材の開動作開始位置に導くガイド部を備えていることが好ましく、これにより、端子類をおおよその目当てで板状部材に押し当てれば自動的に開動作開始位置に導かれるので、より簡単な操作で端子開口部開閉機構のスムーズな開操作を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯製品の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1には携帯製品の一例として携帯電話機10が示されており、図中の符号1は本体、2は表示部、3は操作スイッチ、4はアンテナである。
この携帯電話機10は、本体1の底面に端子開口部開閉機構(以下、「開閉機構」と呼ぶ)20を備えた接続端子開口部11が設けられている。
また、本体1の側面には、記憶媒体開口部6及びイヤホン開口部7が設けられており、接続端子開口部11と共に携帯電話機10の本体開口部となる。
【0013】
接続端子開口部11の内部には、本体1の内部に設置されたコネクタ12の端子類(内部接続端子)が配設されている。このコネクタ12は、たとえば図示しない外部機器接続端子及び一対の充電端子を備えている。なお、外部機器接続端子及び充電端子等の内部接続端子は、接続端子開口部11を通して本体1の外部(底面)に露出する位置に設けられている。
【0014】
開閉機構20は、内部接続端子に外部機器を接続するための本体開口部11を開閉するよう設けられたもので、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で本体開口部11を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された2枚の板状部材21a,21bと、この板状部材21a,21bを全閉位置の方向へ付勢する弾性部材として設けられた弦巻バネ22と、板状部材21a,21bが全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構となるガイドピン23及びガイド溝24とを具備している。
【0015】
板状部材21a,21bは、横長矩形とした2枚の板材が連結軸25をもって回動可能に連結されて一体化し、これらの連結体全体が略く字状に外側へ屈曲変形した所定の状態(全閉位置)で、横長矩形状の接続端子開口部11を塞ぐことができる面積に設定されている。すなわち、横長矩形状の接続端子開口部11を略2分割した大きさ及び形状とした2枚の板状部材21a,21bが連結軸25で連結され、携帯電話機10の厚さ方向断面で略く字状に屈曲した全閉位置(図3参照)で接続端子開口部11を塞ぐことができるようになっている。
【0016】
また、携帯電話機10の厚さ方向において下側の板状部材21aは、携帯電話機10に対し下端部が取付軸26により回動自在に支持されている。図示の例では、コネクタ12から左右一対の支持部材27を接続端子開口部11(本体1の底面)方向へ突設しておき、これら支持部材27に取付軸26の両端を支持させているが、本体1側に支持部材27を設けてもよい。
なお、板状部材21a,21bは、樹脂成型品、金属板、あるいは金属板に樹脂をコーティングしたものなどが使用でき、これらの中から諸条件を考慮して適宜選択すればよい。また、上述した2分割の板状部材21a,21bの他にも、たとえば樹脂成型品の板材に薄肉部を設け、この薄肉部で屈曲変形するようにしてもよい。
【0017】
上述した左右一対の支持部材27には、ガイド機構を構成するガイド溝24が厚さ方向において傾斜する直線状に設けられている。この場合の傾斜は、ガイド溝24の上端側が接続端子出口開口11の入口側(本体1の底面側)とされ、下方へ下がるにつれて徐々にコネクタ12側へ近づくようになっている。
このようなガイド溝24には、携帯電話機10の厚さ方向において上側の板状部材21bに設けられたガイドピン23が挿入されている。このガイドピン23は、板状部材21bの上端部に位置し、左右両方へ突出した部分がそれぞれガイド溝24に入り込んで、ガイド溝24に沿って自由にスライドして移動できるようになっている。なお、ガイドピン23がガイド溝24の上端に位置している状態が板状部材21a,21bの全閉位置となり、ガイドピン23がガイド溝24の下端に位置している状態が板状部材21a,21bの全開位置(図4参照)となる。
【0018】
また、上述した2枚の板状部材21a,21bは、連結軸25に取り付けた弦巻バネ22により、全閉位置の方向に付勢を受けている。すなわち、略く字状に外側へ屈曲変形した板状部材21a,21bの内側(コネクタ側)に取り付けられた弦巻バネ22は、略く字状を平面に戻す方向へ付勢する弾性部材であり、他の力が作用しない通常状態では、ガイドピン23がガイド溝24に係止されることで全閉位置を規定している。なお、上述した弦巻バネ22については、同方向へ付勢する弾性部材であればこれに限定されることはなく、たとえば板状バネやプラスチックバネなどの使用も可能である。
【0019】
このように構成された開閉機構20は、弦巻バネ22の付勢を受けた板状部材21a,21bが、ガイドピン23をガイド溝24の上端位置に規制された位置で外側へ略く字状に屈曲変形した全閉位置と、ガイドピン23をガイド溝24の下端位置までスライドさせて屈曲角度を増した全開位置との間で、ガイド機構に規制されて屈曲角度を変える開閉動作を行うことができる。
図3に示す全閉位置では、板状部材21a,21bが外側へ略く字状に屈曲変形して接続端子出口開口11を塞ぎ、コネクタ12に設けられた端子類の露出を防止している。そして、このような全閉位置の板状部材21a,21bは、上部の板状部材21bに対し、図4に示すように端子類Cから挿入方向(矢印P)の力を受けると、この力が弦巻バネ22の付勢力に打ち勝った場合には、ガイドピン23がガイド溝24に沿って下方へスライドしながらスムーズに移動する。従って、この場合の開閉機構20における開動作開始位置は、板状部材21bが外部に露出した面となる。
【0020】
この結果、板状部材21a,21bは、連結ピン23及び取付軸26を支点とし、屈曲角度を増しながら下方へ向けて回転することで、ガイド機構に導かれてスムーズに全開位置へ移動する。換言すれば、板状部材21a,21bが連結軸25を支点として屈曲することで形成される鋭角の角度がより一層小さくなり、同時に、取付軸26を支点として板状部材21a及びこれに連結された板状部材21bが反時計廻りに下方へ回転することで、連結ピン25が外側へ移動しながらスムーズに全開する。
なお、全開位置についても、ガイドピン23がガイド溝24の下端に到達することで規制されている。
【0021】
このような開閉機構20の開操作は、たとえば携帯電話機10に接続したい外部機器の端子類を板状部材21bに向けて押し込むことで容易に可能となる。また、閉操作についても、接続状態の端子類を引き抜くことにより、弦巻バネ22の付勢が作用して全開位置の板状部材21a,21bが全閉位置に自動的に復帰する。すなわち、開閉機構20に手を触れなくても、コネクタ12の端子類に外部機器の端子類を容易に着脱することが可能になり、全閉位置においては、コネクタ12の端子類に対する優れた防塵性も確保することができる。
また、全開位置では連結ピン25が外側へ移動しているので、本体1の内部に開閉機構20の動作に必要なスペース(連結ピン25の移動スペース)を確保しておく必要はなく、小型化が求められる携帯電話機10等の携帯製品にとって有利な開閉機構構造となる。
【0022】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態では、コネクタ12の内部端子類に接続する外部機器等の端子類Cを開閉機構20の開動作開始位置にスムーズに導くため、傾斜面としたガイド部30を備えている。このガイド部30は、たとえば接続端子開口部11を形成する本体1に設けられているが、この他にもコネクタ12に設けることができるなど取付位置を限定されることはない。
【0023】
図示の例では、上部の板状部材21bが開動作開始位置となるので、板状部材21bの上方に位置して接続端子開口部11の一辺を形成する部分に、端子類Cの先端部を板状部材21bに導くように、すなわち上から下へ移動させて本体1の内側へ導くように傾斜したガイド部30を設けてある。このため、本体1の底面に対し、端子類Cが接続端子開口部11の近傍に押し付けられた場合であっても、ガイド部30の傾斜面により開動作開始位置の板状部材21bに導かれる。従って、端子類Cは、おおよその目当てをつけて接続端部開口部11を覆う板状部材21bに押し当てることにより、自動的に開動作開始位置に導かれるので、すなわち端子類Cの押し込み位置がガイド部30により補正されるので、より簡単な操作で開閉機構20のスムーズな開操作を行うことができる。
【0024】
なお、本発明の構成は上述した各実施形態に限定されるものではなく、たとえば開閉機構を設ける開口部の位置や種類など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができ、さらに、上述した実施形態の携帯電話機のみに限定されることはなく、本体側に内部接続端子を備えている各種の携帯製品にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明の携帯製品によれば、内部接続端子の本体開口部に、略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、該板状部材を全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、板状部材が全閉位置と全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたので、全閉位置にある板状部材の開動作開始位置に外部機器または記憶用媒体の端子を押し当てれば、略く字状に外側へ屈曲している板状部材は、ガイド機構に導かれてスムーズに屈曲角度を増し、全開位置に移動する。また、端子を引き抜くことにより、板状部材は弾性部材の付勢を受けて自動的に全閉位置に移動する。このため、端子開口部開閉機構に直接手を触れることなく、簡単な操作で端子開口部開閉機構を開いて携帯製品の内部接続端子に外部機器の端子類を接続したり、あるいは端子類を引き抜いて端子開口部開閉機構を閉じることが可能となって、優れた操作性及び防塵性を得ることができ、携帯製品の小型化にも有利である。
【0026】
また、端子開口部開閉機構に、端子類を板状部材の開動作開始位置に導くガイド部を設けておけば、端子類をおおよその目当てで板状部材に押し当てることで自動的に開動作開始位置に導かれるようになり、より簡単な操作で端子開口部開閉機構のスムーズな開操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯製品の第1の実施形態として携帯電話機を示す斜視図である。
【図2】図1の携帯帯電話機を示す底面図であり、本体の底面に設けられた端子開口部開閉機構が全閉位置の状態である。
【図3】図2の要部断面図であり、端子開口部開閉機構が全閉位置の状態を示している。
【図4】図2の要部断面図であり、端子開口部開閉機構が全開位置近傍の状態を示している。
【図5】本発明に係る携帯製品の第2の実施形態として、端子開口部開閉機構が全閉位置の状態を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係る携帯製品の第2の実施形態として、端子開口部開閉機構が全開位置近傍の状態を示す要部断面図である。
【図7】従来の携帯製品として携帯電話機の構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体
2 表示部
3 操作スイッチ(ボタン)
4 アンテナ
6 記憶媒体開口部
7 イヤホン開口部
10 携帯電話機(携帯製品)
11 接続端子開口部(本体開口部)
20 端子開口部開閉機構(開閉機構)
21a,21b 板状部材
22 弦巻バネ(弾性部材)
23 ガイドピン(ガイド機構)
24 ガイド溝(ガイド機構)
25 連結軸
26 取付軸
27 支持部材
30 ガイド部
Claims (2)
- 外部機器または記憶用媒体の端子類が接続される本体側の内部接続端子を備えている携帯製品において、
前記内部接続端子の本体開口部に、
略断面く字状に外側へ屈曲変形した状態で前記本体開口部を塞ぐ全閉位置と該全閉位置から屈曲角度を増して前記内部接続端子を露出させる全開位置との間で屈曲変形可能に支持された板状部材と、
該板状部材を前記全閉位置の方向へ付勢する弾性部材と、
前記板状部材が前記全閉位置と前記全開位置との間で屈曲角度を変える開閉動作のガイド機構と、
を具備してなる端子開口部開閉機構を設けたことを特徴とする携帯製品。 - 前記端子開口部開閉機構が、前記端子類を前記板状部材の開動作開始位置に導くガイド部を備えていることを特徴とする請求項1記載の携帯製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130090A JP2004335289A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 携帯製品 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003130090A JP2004335289A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 携帯製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004335289A true JP2004335289A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33505714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003130090A Withdrawn JP2004335289A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 携帯製品 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004335289A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107682485A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-09 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 终端的壳体组件、终端及终端的控制方法 |
CN110213924A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-09-06 | 上海创功通讯技术有限公司 | 一种终端设备 |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003130090A patent/JP2004335289A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107682485B (zh) * | 2017-10-31 | 2020-05-15 | Oppo广东移动通信有限公司 | 终端的壳体组件、终端及终端的控制方法 |
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