JP2004335284A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技装置の操作装置に関し、操作ノブの任意の方向の操作を高い信頼性で検出するようにすることを課題とする。
【解決手段】操作ノブ21がどの方向にも傾動可能であるように支持する操作ノブ支持機構100と、この操作ノブ21の傾動した方向を反射を利用して光学的に検出する光学的傾動方向検出機構200とを有する。光学的傾動方向検出機構200は、発光・受光素子モジュール40を有し、この発光・受光素子モジュール40がシャフト24の端面24aの動きを端面24aでの反射した光の方向等を検出することによって、操作ノブ21が傾動された方向を光学的に検出する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作装置に係り、特に、遊技機械の操作パネル部に設けてある操作装置に関する。
【0002】
娯楽場に設置される遊技機械は遊戯性の拡大が求められており、遊技機械は今後機能が多様化する傾向にある。この遊技機械の機能の多様化に対応して、操作装置は単にゲームのスタートの他にゲームの選択等も可能であることが求められてくる。
【0003】
【従来の技術】
図1は従来の操作装置1であり、遊技機械10の操作パネル部11に取り付けてあり、操作レバー2が軸部材3によって支持されており、且つフォトインタラプタユニット4を備えている構成である。Xは操作パネル部11の幅方向、Yは操作パネル部11に垂直の方向、Zは操作パネル部11の傾斜している方向である。操作レバー2が傾動する方向は、Z1−Z2方向だけである。その他の方向への傾動は制限されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の操作スイッチ装置1は操作レバー2が傾動する方向が一つの方向であるため、操作ノブ5を動かせる方向はZ1−Z2方向に限られ、操作スイッチ装置1の機能はゲームをスタートさせる信号を送り出すことに限定され、その他の信号を送り出すことは出来なかった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題を解決した操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、操作者が操作する操作部材が本体に支持してある操作装置において、上記操作部材を該本体に全方向に傾動可能に支持する支持機構と、上記操作部材が任意の方向に操作されて任意の方向に傾動された場合に、その傾動の方向を光学的に検出して該操作部材の傾動の方向に応じた情報を送り出す光学的傾動方向検出手段とを有する構成としたものである。
【0007】
操作部材が二方向に限らず任意の方向に操作されて任意の方向に傾動された場合に、その傾動の方向を検出して操作部材の傾動の方向に応じた情報を送り出すため、操作の仕方によって複数の情報を送り出すことが可能となる。例えば、遊技装置に適用した場合には、スタート信号の他にゲームを選択等する信号を送り出すことが可能となる。また、傾動方向の検出を光学的に行うため、磁気の影響を受けず、傾動方向を磁気的に検出するようにした場合に比べて高い信頼性を有する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作装置において、上記光学的傾動方向検出手段は、一つの発光素子と、該発光素子のまわりに配置してある複数の受光素子とを有してなり、該発光素子より出射して上記操作部材の先端側の面で反射された光を、上記操作部材の傾動の方向に応じて異なる受光素子が受光するようにしたものである。
【0009】
操作部材の先端の面を反射面として利用した構成であることによって、及び、発光素子は単一であることによって、光学的傾動方向検出手段のサイズを小さくすることが可能である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2に記載の操作装置において、上記光学的検出手段は、上記操作部材の傾動の方向が一つの受光素子の方向である場合には、該一の受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光し、且つ、上記操作部材の傾動の方向が隣り合う受光素子の間の方向である場合には、隣り合う受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光するようにしたものである。
【0011】
操作部材の傾動の方向が隣り合う受光素子の間が傾動の方向である場合には、隣り合う受光素子が発光素子より出射して操作部材の先端面で反射された光を受光するようにしてあるため、受光素子の数を光学的に検出できる操作部材の傾動の方向よりも少なくすることが可能となり、少ない数の受光素子でもって多くの方向への傾動を検出することが可能となる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項2に記載の操作装置において、上記の一つの発光素子と上記の複数の受光素子とが、プリント回路基板に実装してあり、且つ、発光素子及び受光素子の配置に対応したガイド穴を有するガイド部材を有し、該ガイド部材が上記プリント回路基板に固定してあり、上記発光素子及び受光素子が対応するガイド穴に嵌合しており、該ガイド穴が該受光素子の位置及び受光の状況を規制するようにした構成としたものである。
【0013】
ガイド部材のガイド穴が受光素子の位置及び受光の状況を規制するため、組立て誤差を極力小さくすることが可能となり、操作部材の傾動の方向の光学的検出の信頼性を高めることが可能となる。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1に記載の操作装置において、上記支持機構は、含油焼結金属部品を有する構成としたものである。
【0015】
含油焼結金属部品は操作装置の耐久性を向上させて寿命を長くする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の一実施例になる操作装置20であり、遊技機械10Aの操作パネル部11Aに後述するねじ部22bを利用して取り付けてある。Xは操作パネル部11Aの幅方向、Yは操作パネル部11Aに対して垂直の方向、Zは操作パネル部11Aの傾斜している方向である。
【0017】
操作装置20は、操作ノブ21がどの方向にも傾動可能であるように支持する操作ノブ支持機構100と、この操作ノブ21が傾動した方向を光の反射を利用して光学的に検出する光学的傾動方向検出機構200とを備え、操作ノブ21がY軸を中心とする円の全部の直径方向に、即ち、360度のどの方向にも傾動可能であり、且つ、この操作ノブ21が傾動された方向を光の反射を利用して8つの方向のうちの一つの方向であると光学的に検出する構成である。
【0018】
図3(A)乃至(D)は操作装置20の内部の構造を示す。図3(C)、(D)は、夫々図3(A)中、C−C線及びD−D線に沿う断面図である。図4は操作装置20を分解して示す。図5は操作ノブ21を全方向に傾動可能に支持する構造を示す。
【0019】
先ず、操作ノブ支持機構100について説明する。
【0020】
本体22は、図6に示すように、Y2側に円錐形状の穴22aを有し、外周にねじ部22bを有する。円錐形状の穴22aのY2側の開口22cは円である。穴22aの奥部にフランジ部22d及び開口22eを有する。本体22のY1側にブッシュ受け23が嵌合してある。
【0021】
操作ノブ21はシャフト24のY2側に固定してある。シャフト24のY1側の端面24aは、反射面となっている。操作ノブ21は、シャフト24のY2側に、カラー25、ガイド26、図7(A)、(B)に示すブッシュ27を嵌合させて、シャフト24を穴22aに挿入してある。ブッシュ27はそのフランジ部27aがフランジ部22dに係止されており、開口22eに嵌合しており、Y1方向への変位を制限されて本体22に固定してある。開口22eよりY1方向に突き出ている部分に、図8(A)、(B)に示すばね受け部材28が嵌合され、このばね受け部材28に圧縮コイルばね29が嵌合され、圧縮コイルばね29のY1側が座金30及び溝24bに固定してあるストッパ31によって押えられている。圧縮コイルばね29は圧縮された状態にあり、シャフト24は圧縮コイルばね29のばね力でもってY2方向に付勢されている。ブッシュ27のフランジ部27aが本体22のフランジ部22dによって受け止められており、操作ノブ21及びシャフト24のY1方向への変位は制限されている。また、操作ノブ21及びシャフト24のY2方向への変位も圧縮コイルばね29のばね力によって制限されている。
【0022】
ブッシュ27は、図7に示すように、内周面が、中間に最も径の小さい最小径部27bを有し、最小径部27bからY1方向に拡がるテーパ穴部27cと、最小径部27bからY2方向に拡がるテーパ穴部27dとを有する。
【0023】
図5(A)はシャフト24が本体22によって支持されている部分、即ち、操作ノブ支持機構100を拡大して示す。
【0024】
シャフト24は、最小径部27bの個所でもって支持されており、テーパ穴部27c、27d、及び円錐形状の穴22aの内部でもって、全部の方向に傾動可能である。
【0025】
また、本体22がシャフト24を支持している部分は、圧縮コイルばね29のばね力でもって、ガイド26とばね受け部材28とが、本体22のフランジ部22dを中央にしてフランジ部22dの両側に位置するブッシュ27とブッシュ受け23とを挟み込んでいる。ガイド26の端面26aがブッシュ27の端面27eに押し当ることによって、シャフト24はその軸線24CLがY1−Y2軸線に一致した姿勢とされている。
【0026】
操作ノブ21をZ1方向に押すと、シャフト24は、図5(B)に示すように、端面28aがブッシュ受け23に対して傾斜され、ばね受け部材28がY1方向に変位されて圧縮コイルばね29を圧縮させつつ、且つ端面26aが端面27eに対して傾斜しつつ、図10(A)に示すように傾動される。即ち、シャフト24は、Y2方向に少し変位しつつ、略点Oを中心に傾動される。カラー25及びガイド26は、本体22の円錐形状の穴22a内で変位する。手を操作ノブ21から離すと、圧縮コイルばね29のばね力によって、ガイド26の端面26aがブッシュ27の端面27eに押し当たり、元の状態に復帰する。
【0027】
操作ノブ21をZ2方向に押すと、シャフト24は、図10(B)及び図5(C)に示すように傾動され、手を操作ノブ21から離すと、圧縮コイルばね29のばね力によって、元の状態に復帰する。
【0028】
操作ノブ21をX1方向、X2方向、X1とZ1との間の方向、X1とZ2との間の方向、X2とZ1との間の方向、X2とZ2との間の方向に押した場合でも、シャフト24は押された方向に傾動されて、手を操作ノブ21から離すと、圧縮コイルばね29のばね力によって、元の状態に復帰する。
【0029】
ここで、ブッシュ27、ガイド26、ばね受け部材28は共に油を含侵させた含油焼結金属部品であり、ばね受け部材28の端面28aにはグリス溜め部28bが形成してあり、グリスが溜まっている。特に、ガイド26とブッシュ27が含油焼結金属部品であり、操作装置20が相当に長い期間に亘って使用された後にも、端面26aと端面27eとは磨耗が少なく平面を維持し、シャフト24はその軸線24CLがY1−Y2軸線に一致した姿勢を維持し、操作装置20は耐久性に優れ長寿命である。
【0030】
次に、光学的傾動方向検出機構200について説明する。
【0031】
光学的傾動方向検出機構200は、図9(A),(B)に示す発光・受光素子モジュール40を有し、この発光・受光素子モジュール40がシャフト24の端面24aの動きを端面24aでの反射した光の方向等を検出することによって、操作ノブ21が傾動された方向を光学的に検出する構成であり、八つの方向の分解能を有する。
【0032】
発光・受光素子モジュール40は筒形状のカバー部材49のY1側に取り付けてあり、カバー部材49のY2側が本体22のY1側に固定してある。圧縮コイルばね29及びシャフト24のY1側の部分は、カバー部材49によって覆われており、発光・受光素子モジュール40はシャフト24の端面24aと対向している。
【0033】
発光・受光素子モジュール40は、図9(A),(B)に示すように、発光素子及び受光素子が実装してあるプリント回路基板41に、発光素子及び受光素子を覆うようにガイド部材45が固定してある構造である。
【0034】
円形のプリント回路基板41のY2側の面41aに、一つの発光素子42と四つの受光素子43Z1、43Z2、43X1、43X2が実装してあり、Y1側の面41bに、コネクタ44が実装してある。発光素子42はプリント回路基板41の中心O1に、受光素子43Z1、43Z2、43X1、43X2は、点O1を通るZ軸上及びX軸上であって、且つ、点O1から等しい距離の位置OZ1、OZ2、OX1、OX2に配置してある。
【0035】
45は合成樹脂製のガイド部材であり、発光素子42を囲む発光素子用ガイド穴46及び受光素子43Z1、43Z2、43X1、43X2を囲む受光素子用ガイド穴47Z1、47Z2、47X1、47X2を有する。受光素子用ガイド穴47Z1、47Z2、47X1、47X2は、発光素子用ガイド穴46を中心とする円上に等角度間隔で形成してあり、且つ、そのガイド穴の中心線50がY軸上の一つの点51と交差するようにY軸に対して斜めの向きとなっている。
【0036】
ガイド部材45はプリント回路基板41のY2側の面41aに固定してあり、発光素子42が発光素子用ガイド穴46内に嵌合しており、受光素子43Z1、43Z2、43X1、43X2が夫々受光素子用ガイド穴47Z1、47Z2、47X1、47X2内に嵌合している。各受光素子43Z1等の受光面43aは受光素子用ガイド穴47Z1等の開口47aよりも凹んでいる。ここで、受光素子用ガイド穴47Z1等の開口47aは大きく、斜めからの光も受光素子43Z1等の受光面43aに届くようにしてある。
【0037】
ガイド部材45を設けたことによって、発光素子42及び受光素子43Z1、43Z2、43X1、43X2の配置の組立て誤差は極力小さくなっている。また、受光素子用ガイド穴47Z1等は受光素子43Z1等の受光の状況を規制する。よって、操作ノブ21を操作したときの傾動の方向の光学的検出の信頼性は高い。
【0038】
操作前の状態では、図3(A)に示すように、シャフト24のY1側の端面24aは、Y軸に垂直な姿勢で発光素子42に対向している。操作ノブ21を押して操作すると、図10(A)、(B)に示すように、端面24aは略点Oを中心とする円に沿って変位し、Y軸に対して操作ノブ21を操作した方向とは逆の方向にずらされて、傾斜される。
【0039】
端面24aは、発光素子42からの光を反射させて、端面24aの位置及び傾斜の方向に対応した方向に向けさせ、受光素子43Z1等が照射されるようにする。
【0040】
次に、操作ノブ21の操作と、端面24aで反射した光が受光素子43Z1等を照射する状態と、操作装置20から送り出される4ビットの操作方向信号とについて説明する。
【0041】
図11は操作ノブ21の操作方向と操作方向信号とを示す。図12(A)〜(I)は操作ノブ21を操作したときに反射光の照射領域がどのように移るかを概略的に示す。図13は、受光素子43Z1等の受光の状態を示す。「○」は受光していることを表し、「×」は受光していないことを表す。▲1▼〜▲8▼は操作ノブ21の操作方向を表し、所定の角度範囲を有する。▲1▼はZ1方向、▲2▼はZ2方向、▲3▼はX1方向、▲4▼はX2方向、▲5▼は▲1▼と▲3▼との間の方向、▲6▼は▲2▼と▲4▼との間の方向、▲7▼は▲2▼と▲3▼との間の方向、▲8▼は▲1▼と▲4▼との間の方向である。
【0042】
操作前では、端面24aはY軸に垂直な姿勢で発光素子42に対向しており、図12(A)に示すように、発光素子42からの光は端面24aで反射されて発光素子42側にもどされる。60は反射光の照射領域である。どの受光素子43Z1等も反射光を受光していず、操作方向信号は[0000]である。
【0043】
操作ノブ21を▲1▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(B)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z2だけが受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[0100]を送り出す。
【0044】
操作ノブ21を▲2▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(C)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z1だけが受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[1000]を送り出す。
【0045】
操作ノブ21を▲3▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(D)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43X2だけが受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[0001]を送り出す。
【0046】
操作ノブ21を▲4▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(E)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43X1だけが受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[0010]を送り出す。
【0047】
操作ノブ21を▲5▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(F)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z2と43X2が受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[0101]を送り出す。
【0048】
操作ノブ21を▲6▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(G)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z1と43X1が受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[1010]を送り出す。
【0049】
操作ノブ21を▲7▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(H)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z1と43X2が受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[1001]を送り出す。
【0050】
操作ノブ21を▲8▼の方向へ操作すると、反射光の照射領域60が移動して図12(H)に示すようになって、受光素子43Z1等の受光の状態は図13に示すように受光素子43Z2と43X1が受光する状態となり、操作装置20は操作方向信号[0110]を送り出す。
【0051】
上記のように操作方向信号は光学的に形成しているため、ホール素子を使用して形成する場合に比較して、外部からの磁界の影響を受けず、よって、操作方向信号は高い信頼性でもって形成される。
【0052】
また、光学的形成のために、シャフト24のY1側の端面24aで反射した光の状況を利用しているため、受光素子で足り、フォトカプラは不要であり、光学的傾動方向検出機構200の部分は小型となっている。
【0053】
なお、上記の光学的傾動方向検出機構200において、ガイド部材45の各開口47aを周方向に狭いスリット形状とすることによって斜めに入射した光については受光面に届き難いようにし、更には、必要に応じてシャフト24のY1側の端面24aの形状を変更して反射光が広がるようにして、図14に示すように、操作ノブ21の▲1▼〜▲4▼の操作方向を検出するようにすることも出来る。
【0054】
また、発光素子と受光素子との配置は上記の配置に限らない。また、シャフト24の端面24a自体を利用する代わりに、シャフト24のY1側の端に反射部材を設けてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明は、操作者が操作する操作部材が本体に支持してある操作装置において、上記操作部材を該本体に全方向に傾動可能に支持する支持機構と、上記操作部材が任意の方向に操作されて任意の方向に傾動された場合に、その傾動の方向を光学的に検出して該操作部材の傾動の方向に応じた情報を送り出す光学的傾動方向検出手段とを有する構成としたものである。
【0056】
操作部材が二方向に限らず任意の方向に操作されて任意の方向に傾動された場合に、その傾動の方向を検出して操作部材の傾動の方向に応じた情報を送り出すため、操作の仕方によって複数の情報を送り出すことが可能となる。例えば、遊技装置に適用した場合には、スタート信号の他にゲームを選択等する信号を送り出すことが可能となる。また、傾動方向の検出を光学的に行うため、磁気の影響を受けず、傾動方向を磁気的に検出するようにした場合に比べて高い信頼性を有する。
【0057】
請求項2の発明は、請求項1に記載の操作装置において、上記光学的傾動方向検出手段は、一つの発光素子と、該発光素子のまわりに配置してある複数の受光素子とを有してなり、該発光素子より出射して上記操作部材の先端側の面で反射された光を、上記操作部材の傾動の方向に応じて異なる受光素子が受光するようにしたものであるため、操作部材の先端の面を反射面として利用した構成であることによって、及び、発光素子は単一であることによって、光学的傾動方向検出手段のサイズを小さくすることが出来る。
【0058】
請求項3の発明は、請求項2に記載の操作装置において、上記光学的検出手段は、上記操作部材の傾動の方向が一つの受光素子の方向である場合には、該一の受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光し、且つ、上記操作部材の傾動の方向が隣り合う受光素子の間が傾動の方向である場合には、隣り合う受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光するようにしたものであるため、操作部材の傾動の方向が隣り合う受光素子の間の方向である場合には、隣り合う受光素子が発光素子より出射して操作部材の先端面で反射された光を受光するようにしてあることによって、受光素子の数を光学的に検出できる操作部材の傾動の方向よりも少なくすることが可能となり、少ない数の受光素子でもって多くの方向への傾動を検出することが出来る。
【0059】
請求項4の発明は、請求項2に記載の操作装置において、上記の一つの発光素子と上記の複数の受光素子とが、プリント回路基板に実装してあり、且つ、発光素子及び受光素子の配置に対応したガイド穴を有するガイド部材を有し、該ガイド部材が上記プリント回路基板に固定してあり、上記発光素子及び受光素子が対応するガイド穴に嵌合しており、該ガイド穴が該受光素子の位置及び受光の状況を規制するようにした構成としたものであるため、ガイド部材のガイド穴が受光素子の位置及び受光の状況を規制することによって、組立て誤差を極力小さくすることが可能となり、操作部材の傾動の方向を光学的に検出することの信頼性を高めることが可能となる。
【0060】
請求項5の発明は、請求項1に記載の操作装置において、上記支持機構は、含油焼結金属部品を有する構成としたものであるため、磨耗が少なくなって、操作装置の耐久性を向上させて寿命を長くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の操作装置を示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる操作装置を示す図である。
【図3】図2の操作装置の構造を示す図である。
【図4】図2の操作装置を分解して示す図である。
【図5】図3中、操作ノブ支持機構を拡大して示す図である。
【図6】図3及び図4中、本体を示す図である。
【図7】図3及び図4中、ブッシュを示す図である。
【図8】図3及び図4中、ばね受け部材を示す図である。
【図9】図3中、光学的傾動方向検出機構を拡大して示す図である。
【図10】操作ノブを操作したときの操作装置の内部の状態を示す図である。
【図11】図3の操作装置の操作方向と操作方向信号との関係を説明する図である。
【図12】操作ノブの操作の方向と反射光の照射領域との関係を概略的に示す図である。
【図13】操作ノブの操作方向と受光素子の受光状況との関係を示す図である。
【図14】本発明の操作装置の変形例における操作方向と操作方向信号とを説明する図である。
【符号の説明】
10A 遊技機械
20 操作装置
22 本体
22a 円錐形状の穴
22d フランジ部
24 シャフト
24a 端面(反射面)
26 ガイド
27 ブッシュ
27b 最小径部
27c、27d テーパ穴部
28 ばね受け部材
29 圧縮コイルばね
40 発光・受光素子モジュール
41 プリント回路基板
42 発光素子
43Z1、43Z2、43X1、43X2 受光素子
43a 受光面
45 ガイド部材
46 発光素子用ガイド穴
47Z1、47Z2、47X1、47X2 受光素子用ガイド穴
47a 開口
49 カバー部材
100 操作ノブ支持機構
200 光学的傾動方向検出機構

Claims (5)

  1. 操作者が操作する操作部材が本体に支持してある操作装置において、
    上記操作部材を該本体に全方向に傾動可能に支持する支持機構と、
    上記操作部材が任意の方向に操作されて任意の方向に傾動された場合に、その傾動の方向を光学的に検出して該操作部材の傾動の方向に応じた情報を送り出す光学的傾動方向検出手段とを有する構成としたことを特徴とする操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置において、
    上記光学的傾動方向検出手段は、
    一つの発光素子と、該発光素子のまわりに配置してある複数の受光素子とを有してなり、
    該発光素子より出射して上記操作部材の先端側の面で反射された光を、上記操作部材の傾動の方向に応じて異なる受光素子が受光するようにしたことを特徴とする操作装置。
  3. 請求項2に記載の操作装置において、
    上記光学的検出手段は、
    上記操作部材の傾動の方向が一つの受光素子の方向である場合には、該一の受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光し、且つ、上記操作部材の傾動の方向が隣り合う受光素子の間の方向である場合には、隣り合う受光素子が該発光素子より出射して上記操作部材の先端面で反射された光を受光するようにしたことを特徴とする操作装置。
  4. 請求項2に記載の操作装置において、
    上記の一つの発光素子と上記の複数の受光素子とが、プリント回路基板に実装してあり、
    且つ、発光素子及び受光素子の配置に対応したガイド穴を有するガイド部材を有し、
    該ガイド部材が上記プリント回路基板に固定してあり、上記発光素子及び受光素子が対応するガイド穴に嵌合しており、該ガイド穴が該受光素子の位置及び受光の状況を規制するようにした構成としたことを特徴とする操作装置。
  5. 請求項1に記載の操作装置において、
    上記支持機構は、含油焼結金属部品を有する構成としたことを特徴とする操作装置。
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