JP2004330887A - 圧力スイッチ及び圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置 - Google Patents

圧力スイッチ及び圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成でタイヤ空気圧の低下を正確に検出することが可能であるとともに、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現する圧力スイッチ及びこの圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置を提供することを目的とする。
【解決手段】タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチ1は、タイヤ空気圧の大きさに応じて伸縮する空気バネ3により、スイッチの電気接点4、5を接触又は非接触させる。また、タイヤ空気室34内に配設した圧力スイッチ1を用いたタイヤ空気圧監視装置20は、タイヤ33と同期して回転するホルダ45に電気回路6を固定するとともに、磁気ピックアップ21を電気回路6の回転軌跡に近接させて車体側に設け、磁気ピックアップ21の出力電力に基づいて、可動電極4と固定電極5との接触/非接触を検出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチ及び圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置に関する。より詳細には、車両走行中にタイヤ空気圧が所定値未満となるとこれを検出し、ドライバにタイヤ空気圧の低下を警告する圧力スイッチ及びこの圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ空気圧監視システムとしては、ABS方式と直接方式が現在一般に知られている。
【0003】
ABS方式は、ABS車輪速センサからの信号を用いてタイヤ空気圧を推定するもので、四輪の相対的な車輪速差によりタイヤ空気圧を推定するもの(特許文献1参照)や車輪速の振動周波数(タイヤの共振)によりタイヤ空気圧を推定するもの(特許文献2参照)が公知である。
【0004】
直接方式は、ホイールに空気圧センサを配置し、検出した空気圧データを電波によって直接車両に送信するものである(特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−305011号公報(第2−6頁、第1図)
【特許文献2】
特開平10−129222号公報(第3−6頁、図1−図8)
【特許文献3】
特開2001−246914号公報(第3−4頁、図1−図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ABS方式は、磨耗や材料硬化等によるタイヤの状態、乗員数や積載荷重又は気圧等による使用環境、或は製造メーカの違いによるタイヤ特性差に大きく影響を受ける為、空気圧状態を高精度で推定することが難しいという問題がある。
特に、車輪速差を用いる相対比較の場合、タイヤ空気圧の絶対圧を推定することは不可能である。
車輪速の振動周波数(タイヤの共振)を用いる方式の場合、原理的には絶対圧を推定することができるが、空気圧状態を高精度で推定することは不可能である。
【0007】
一方、直接方式の場合、空気圧センサで検出した空気圧データを送受信するための送受信機が必要となり、システムが複雑で高価になるという問題がある。さらに、空気圧センサの電池交換等のメンテナンスも必要となる。
【0008】
そこで、本発明は、簡単な構成でタイヤ空気圧の低下を正確に検出することが可能であるとともに、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現する圧力スイッチ及びこの圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチであって、タイヤ空気圧の大きさに応じて伸縮する空気バネにより、スイッチの電気接点を接触又は非接触させることを特徴とする。
【0010】
このような圧力スイッチによると、タイヤ空気圧の大きさに応じて、スイッチの電気接点が接触又は非接触するので、この電気接点の接触/非接触を通して、タイヤ空気圧を検出することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチであって、タイヤ空気室と連通する連通穴を有するケースと、前記ケース内に収納され、内部に密閉空気を封入することで、タイヤ空気室内のタイヤ空気圧の変化に応じて伸縮するベローズと、前記ケース内に設置される可動電極及び固定電極と、前記可動電極及び前記固定電極に接続された電気回路とを含み、前記可動電極を前記ベローズの伸縮と連動させて、前記固定電極と接触又は非接触させることを特徴とする。
【0012】
このような圧力スイッチによると、タイヤ空気室内のタイヤ空気圧の変化に応じて伸縮するベローズにより、可動電極と固定電極が接触又は非接触するので、これら可動電極と固定電極の接触/非接触を通して、タイヤ空気圧を検出することができる。
また、ベローズ内に封入する密閉空気の量によって、タイヤ空気圧の変化に応じたベローズの伸縮を調整することができるので、可動電極と固定電極の接触/非接触を切り替える接点圧を調整することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の圧力スイッチにおいて、前記可動電極が、タイヤ空気圧が所定値以上のときに前記固定電極と接触し、タイヤ空気圧が所定値未満のときに前記固定電極と非接触となることを特徴とする。
【0014】
このような圧力スイッチによると、タイヤ空気圧の許容下限値以上のときに可動電極と固定電極が接触し、タイヤ空気圧の許容下限値未満のときに可動電極と固定電極が非接触となるよう設定できるので、可動電極と固定電極の非接触を検出することで、タイヤ空気圧の低下を直接検知することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の圧力スイッチにおいて、前記電気回路が、磁性体とコイルを含むことを特徴とする。
【0016】
このような圧力スイッチによると、簡単な構成で電気回路を形成することができるので、安価な圧力スイッチを提供することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧力スイッチにおいて、前記ケースに螺合するネジ部材と、一端をこのネジ部材に、他端を前記可動電極に固定したバネとからなる調整機構を含むことを特徴とする。
【0018】
このような圧力スイッチによると、ネジ部材を調節することで、ケースと可動電極との間に介在するばねの反力を微調整できるので、ベローズ内に封入する密閉空気による調整に加えて、可動電極と固定電極の接触/非接触を切り替える接点圧を微調整することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請求項5に記載の圧力スイッチをタイヤ空気室内に配設した、圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置であって、タイヤと同期して回転するホルダに前記電気回路を固定するとともに、磁気ピックアップを前記電気回路の回転軌跡に近接させて車体側に設け、前記磁気ピックアップの出力電圧に基づいて、前記可動電極と前記固定電極の接触/非接触を検出することを特徴とする。
【0020】
このようなタイヤ空気圧監視装置によると、タイヤ空気室内のタイヤ空気圧の変化に応じて伸縮するベローズにより、可動電極と固定電極が接触又は非接触するので、これら可動電極と固定電極の接触/非接触により電気回路が閉開し、車体側に設けた磁気ピップアップの出力電圧に変化が表れる。このような出力電圧の変化に基づいて、タイヤ空気圧の低下が確実に検出されるので、ECUによってタイヤ空気圧低下警報を発する等の適切な制御を行うことが可能となる。
また、このようなタイヤ空気圧監視装置は、圧力スイッチの応答によりタイヤ空気圧の低下を直接検出できるので、ABS方式に比較してより高い精度の検出が可能となる。また、タイヤの状態、使用環境による影響も小さい。さらに、タイヤ特性差の影響をほとんど受けないので、装着するタイヤに制約を加えることがない。
さらに、このようなタイヤ空気圧監視装置は、直接方式に比較して構造が簡単で、高価な送受信機が不要となるので、安価なシステム搭載が可能となる。また、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現できる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のタイヤ空気圧監視装置において、前記ホルダの周方向に間隔を置いて、前記電気回路と、短絡した電気回路と、断線した電気回路とを設け、タイヤの単位回転数に対する前記磁気ピックアップの高電位出力パルス数と低電位出力パルス数との関係から前記可動電極と前記固定電極の接触/非接触を検出することを特徴とする。
【0022】
このようなタイヤ空気圧監視装置によると、タイヤと同期して回転するホルダの周方向に、タイヤ空気圧の低下を検出する圧力スイッチの電気回路、短絡した電気回路、及び断線した電気回路を間隔を置いて設けているので、これらの電気回路に応答して、車体側に設けた磁気ピックアップで検出される出力パルスに変化が表れる。短絡した電気回路と断線した電気回路では、磁気ピックアップで検出される出力パルスが異なり、可動電極と固定電極の接触/非接触により閉開する電気回路は、回路が閉じると短絡した電気回路と略同一の出力パルスが、回路が開くと断線した電気回路と略同一の出力パルスが、それぞれ磁気ピックアップで検出される。従って、タイヤの単位回転数に対して検出される出力パルスのパターンを予めECUに記憶しておくと、可動電極と固定電極の接触/非接触の変化に基づいて電気回路の閉開を確実に検出することができるので、タイヤ空気圧の低下検知精度を高めることができる。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のタイヤ空気圧監視装置において、前記短絡した電気回路は、磁性体と両端を短絡させたコイルとからなり、前記断線した電気回路は、磁性体からなることを特徴とする。
【0024】
このようなタイヤ空気圧監視装置によると、短絡した電気回路と断線した電気回路を簡単な構成で形成することができるので、安価なタイヤ空気圧監視装置を提供することができる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のタイヤ空気圧監視装置において、磁性体とコイルとからなる、少なくとも3つの電気回路形成要素を前記ホルダの周方向に間隔を置いて設け、これら電気回路形成要素のコイルの両端を導線によってホイールまで延長するとともに、ホイールの装着によって、一の電気回路形成要素のコイルの両端が前記圧力スイッチの可動電極及び固定電極に接続されて前記電気回路を形成し、一の電気回路形成要素のコイルの両端が結線されて前記短絡した電気回路を形成し、他の電気回路形成要素のコイルの両端が断線されて前記断線した電気回路を形成することを特徴とする。
【0026】
このようなタイヤ空気圧監視装置によると、ホルダに設けた複数の電気回路形成要素は全て同一の構成を有し、各電気回路形成要素は、ホイールの装着によって、圧力スイッチの可動電極及び固定電極に接続された電気回路、相互に結線する短絡した電気回路、又は断線した電気回路のいずれかを形成するので、ホイールを装着する際に、タイヤ空気室内に配設した圧力スイッチと、ホルダに固定された電気回路とを接続するための位置合わせが不要となり、ホイールの装着を容易に行うことができる。
【0027】
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置において、前記圧力スイッチの電気接点に、スリップリングを介して車体側から電圧を印加する電気回路を形成し、この電気回路における所定箇所の電圧変化に基づいて、前記電気接点の接触/非接触を検出することを特徴とする。
【0028】
このようなタイヤ空気圧監視装置によると、タイヤ空気圧の大きさに応じて伸縮する空気バネにより、スイッチの電気接点が接触又は非接触するので、この電気接点の接触/非接触により電気回路が閉開する。この電気接点には、スリップリングを介して電圧が印加されるので、電気回路の所定箇所に電圧降下を生じさせる要素があれば、その所定箇所における電圧変化を検出することで、タイヤ空気圧の変化を検出することができる。このタイヤ空気圧の変化を基に、ECUによってタイヤ空気圧低下警報を発する等の適切な制御を行うことも可能となる。
また、このようなタイヤ空気圧監視装置は、圧力スイッチの応答によりタイヤ空気圧の低下を直接検出できるので、ABS方式に比較してより高い精度の検出が可能となる。また、タイヤの状態、使用環境による影響も小さい。さらに、タイヤ特性差の影響をほとんど受けないので、装着するタイヤに制約を加えることがない。
さらに、このようなタイヤ空気圧監視装置は、直接方式に比較して、構造が簡単で高価な送受信機が不要となるので、安価なシステム搭載が可能となる。また、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の圧力スイッチ及び圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置について詳細に説明する。
図1は、本発明による圧力スイッチ及びこの圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置の説明図である。
【0030】
初めに、圧力スイッチについて詳述する。
図1に示すように、圧力スイッチ1は、ケース2と、ケース2内に収納される空気バネとしてのベローズ3と、ケース2内に設置される可動電極4及び固定電極5と、可動電極4及び固定電極5に接続された電気回路6と、可動電極4と固定電極5との接点圧を調整する調整機構7とから主要部が構成される。
【0031】
ケース2は、樹脂製の上ハーフ2aと下ハーフ2bを組み合わせたもので、タイヤ空気室と連通する連通穴8と、後述するバルブ12を挿通する挿通穴9と、後述する連結軸13を移動自在に支持するとともに、ケース2の内部を左右の半部に分割する一対の仕切り片10と、調整機構7を調節自在に固定支持するためのネジ溝が切られたネジ穴11が設けられている。
【0032】
ベローズ3は、金属又はゴムで形成された蛇腹状の部材で、連通穴8及び挿通穴9が設けられたケース2の右側半部に収納される。
ベローズ3の一端にはバルブ12が連通固定され、バルブ12を介してベローズ3の内部に密閉空気が封入される。ベローズ3の一端は、バルブ12を挿通穴9に嵌合した状態で、ケース2の内壁に固着される。
ベローズ3の他端は、連結軸13の一端に固定される。
【0033】
可動電極4及び固定電極5は、ネジ穴11が設けられたケース2の左側半部に対向して収納される。可動電極4及び固定電極5は、電気回路6に接続され、可動電極4と固定電極5の接触/非接触により電気回路6のON/OFFを行う。
可動電極4は、一面が連結軸13の他端に固定され、他面が調整機構7のバネ18に固定される。固定電極5は、仕切り片10に固定される。
【0034】
電気回路6は、タイヤの外部に設置される磁性体である鉄心14とコイル15を含み、コイル15の両端が導線16によって可動電極4及び固定電極5に接続されている。
【0035】
調整機構7は、ケース2の左側半部に収納され、可動電極4と固定電極5の接点圧の微調整を行う。調整機構7は、ケース2のネジ穴11と螺合するネジ部材17と、一端がネジ部材17に他端が可動電極4の他面に固定され、可動電極4を固定電極5側に付勢するバネ18とから構成される。
【0036】
以上に述べた圧力スイッチ1は、タイヤ空気圧の変化に応じてベローズ3が伸縮し、可動電極4と固定電極5が接触/非接触することにより、電気回路6のON/OFFが行われる。
可動電極4と固定電極5の接点圧は、ベローズ3の内部に封入される密閉空気の量により調整される。さらに、調整機構7のネジ部材17を正逆方向に回転させることで、バネ18の反力を変化させ、可動電極4と固定電極5の接点圧を微調整することができる。
可動電極4と固定電極5の接点圧は、タイヤ空気圧の許容下限値に合わせて設定される。
【0037】
圧力スイッチ1は、タイヤ空気圧が許容下限値以上の正常値である場合、可動電極4と固定電極5が接触し、電気回路6がONになる。そして、タイヤ空気圧が許容下限値未満となると、可動電極4と固定電極5が非接触となり、電気回路6がOFFとなる。
従って、圧力スイッチ1における電気回路6のON/OFFを検出することによって、タイヤ空気圧の低下を直接検出することができる。
【0038】
次に、圧力スイッチ1を用いたタイヤ空気圧監視装置20について詳述する。
図1に示すように、圧力スイッチ1における電気回路6のON/OFFを検出するため、電気回路6の鉄心14及びコイル15に近接して磁気ピックアップ21を配置する。
【0039】
磁気ピックアップ21は、磁石22と検出用コイル23とからなり、検出用コイル23の両端は導線24によって、車両に搭載されたECUに接続される。
【0040】
詳細には、圧力スイッチ1をタイヤ空気室内に配置するとともに、電気回路6の鉄心14及びコイル15をホイールと同期して回転する位置に固定する。そして、鉄心14及びコイル15の回転軌跡に近接させて、磁気ピックアップ21を車体側に設ける。
ホイールの回転に伴って鉄心14及びコイル15が磁気ピックアップ21の近傍を通過すると、電気回路6がONである場合、電気回路6には磁石22による鉄心14での磁束密度変化を打ち消す方向に電流が流れる。その結果、電気回路6がOFFである場合に比較して、磁気ピックアップ21の検出用コイル23で発生する磁束密度変化が小さくなり、検出用コイル23側で発生する電圧が低下する。
【0041】
タイヤ空気圧監視装置20は、磁気ピックアップ21の検出用コイル23における電圧の変化をECUで検出することにより、電気回路6のON/OFFを検出できるので、タイヤ空気圧が許容下限値以上の正常値であるか否かを容易に判断することが可能となる。また、タイヤ空気圧が許容下限値未満の場合、ECUによって、タイヤ空気圧低下警報を発生させる等の制御を行うことができる。
【0042】
以下、図2を参照して、タイヤ空気圧監視装置20を車両に搭載した実施形態を説明する。
図2は、図1に示すタイヤ空気圧監視装置20を車両の従動輪側に搭載した例を示す説明図であり、(a)は左側従動輪の断面図、(b)はホルダの正面図である。
なお、以下の実施形態では、タイヤ空気圧監視装置20を従動輪側に搭載した例を示すが、駆動輪側に搭載することも可能である。
本実施形態においては、検出精度を向上させるために、圧力スイッチ1に接続される電気回路6の他に、短絡した電気回路と断線した電気回路をそれぞれ2つずつ設けている。
【0043】
図2(a)に示すように、タイヤ空気圧監視装置20は、ホイール30のリム31に固定され、タイヤ33の内側とリム31との間に形成されたタイヤ空気室34内のタイヤ空気圧の変化を検出する圧力スイッチ1と、車体のナックル(図示せず)に固定した磁気ピックアップ21とから主要部が構成される。
圧力スイッチ1は、可動電極4と固定電極5に接続された導線16(図1参照)が、ディスク32の内側に沿って内周方向に延び、ハブ37と対向するホイール取付部35に設けたホイール側端子対36にそれぞれ接続される。
ハブ37には、4本又は5本の固定用ボルト38が埋設されており、ホイール30のディスク32を被せた後に、ロックナット(図示せず)を締め付け固定することで、ホイール30の装着が行われる。
【0044】
符号39はハブベアリングを示し、インナーレース40に対してアウターレース41が回転自在となっている。
ハブベアリング39のアウターレース41には、ABS車輪速センサの車輪速用パルサ42が円周方向に嵌合されている。車輪速用パルサ42は、外周にギア状の歯が形成されたもので、タイヤ33が回転すると、ハブベアリング39のアウターレース41と共に回転する。車輪速用パルサ42の回転軌跡と近接する位置には、ABS車輪速センサの車輪速用磁気ピックアップ43が、車体のナックル(図示せず)に固定された状態で位置決めされており、車輪速用パルサ42の回転によって発生する電圧を検出し、ECU(図示せず)に出力している。
【0045】
さらに、アウターレース41の内側端部には、ホルダ45がボルト46によって固定されている。ホルダ45は、タイヤ33と同期して回転する鉄製の円板形部材で、図2(a)に示すように、その外周が車輪速用パルサ42よりも突出する径を有する。ホルダ45の外周は、ABS車輪速センサの車輪速用磁気ピックアップ43と、後述するタイヤ空気圧監視装置20の磁気ピックアップ21との間に遮断壁を形成し、隣り合う2つの車輪速用磁気ピックアップ43と磁気ピックアップ21が干渉しないように機能する。なお、ホルダ45の外周にはギア状の歯が形成されていないので、車輪速用磁気ピックアップ43及び磁気ピックアップ21で発生する磁束密度の変化に影響を与えることはない。
【0046】
図2(b)に示すように、ホルダ45には、圧力スイッチ1の電気回路6と、それぞれ2つずつの短絡した電気回路47及び断線した電気回路48が、周方向に等間隔を置いて設けられている。具体的には、圧力スイッチ1の電気回路6を形成する鉄心14及びコイル15と、短絡した電気回路47を形成する磁性体である鉄心49及びコイル50と、断線した電気回路48を形成する磁性体である鉄心51が、それぞれ周方向に等間隔を置いて設けられている。
【0047】
電気回路6のコイル15においては、両端に接続された導線16が、ホイール側端子対36に対向してハブ37に設けられたハブ側端子対52にそれぞれ接続される。従って、ホイール側端子対36とハブ側端子対52を対向させた状態で、ハブ37の固定用ボルト38に対してホイール30のディスク32を挿通させると、ホイール側端子対36とハブ側端子対52が接触し、圧力スイッチ1の可動電極4及び固定電極5がコイル15の両端と導通する。
【0048】
短絡した電気回路47においては、コイル50の両端が直接結線されている。
断線した電気回路48においては、鉄心51のみが設けられ、コイルは設けられていない。
【0049】
ホルダ45に設けた圧力スイッチ1の電気回路6、短絡した電気回路47及び断線した電気回路48の回転軌跡と近接する位置には、タイヤ空気圧監視装置20の磁気ピックアップ21が、車体のナックル(図示せず)に固定された状態で位置決めされており、ホルダ45の回転によって発生する各電気回路の電圧を検出し、ECU(図示せず)に出力している。
【0050】
以上のように構成されたタイヤ空気圧監視装置20の作用について、図1乃至図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すタイヤ空気圧監視装置の磁気ピックアップにおける出力概念図である。
【0051】
タイヤ空気圧監視装置20の磁気ピックアップ21からの出力電圧の絶対値及び周波数は、車輪速によって変化する。そこで、磁気ピックアップ21での検出精度を向上させるために、2つの短絡した電気回路47と、2つの断線した電気回路48を用いる。そして、ホイール30が回転する際に、これらの電気回路に応答して検出される出力パルスと、圧力スイッチ1の電気回路6に応答して検出される出力パルスとを相対的に比較することで、タイヤ空気圧が許容下限値以上であるか否かを検出する。
また、ホイール30の回転量を正確に認識するため、ABS車輪速センサからの検出情報を用いる。具体的には、車輪速用磁気ピックアップ43において、車輪速用パルサ42の外周に形成された歯の数と対応する数の出力パルスが検出された時点で、ECUはホイール30が一回転したものと判断する。
【0052】
本実施形態においては、ホイール30が一回転する際に、ホルダ45に設けられた5つの電気回路に応答して、磁気ピックアップ21では5つの出力パルスが検出される。そして、これら5つの出力パルスのうち、高電位と低電位それぞれの出力パルス数を計数することにより、圧力スイッチ1の接点が接触しているか否かを判断する。
【0053】
図1に示すように、タイヤ空気室34内のタイヤ空気圧が許容下限値以上の正常値である場合、調整機構7のバネ18の反力により、可動電極4と固定電極5が接触し、圧力スイッチ1はONになる。
一方、タイヤ空気圧が許容下限値未満となると、タイヤ33の変形量が大きくなり、タイヤ空気室34内の空気が内側に押圧されるので、圧力スイッチ1の連通穴8を通してベローズ3が押圧される。その結果、ベローズ3は伸張し、連結軸13に固定された可動電極4がバネ18の反力に抗して移動する。そして、可動電極4と固定電極5が非接触となり、圧力スイッチ1がOFFになる。
【0054】
圧力スイッチ1がONである場合、ホイール30の回転に伴って電気回路6が磁気ピックアップ21の近傍を通過すると、電気回路6には磁石22による鉄心14での磁束密度変化を打ち消す方向に電流が流れるので、検出用コイル23側で発生する電圧が低下する。
従って、図3に示すように、磁気ピックアップ21では低電位の出力パルスが検出される。電気回路6に応答して検出される出力パルスの電位は、短絡した電気回路47に応答して検出される出力パルスの電位と略同じである。
【0055】
圧力スイッチ1がOFFである場合、ホイール30の回転に伴って電気回路6が磁気ピックアップ21の近傍を通過しても、電気回路6には電流が流れず、検出用コイル23側で発生する電圧が低下することはない。
従って、図3に示すように、磁気ピックアップ21では高電位の出力パルスが検出される。電気回路6に応答して検出される出力パルスの電位は、鉄心51のみからなる断線した電気回路48に応答して検出される出力パルスの電位と略同じである。
【0056】
ABS車輪速センサからの検出情報及びタイヤ空気圧監視装置20からの検出情報は、それぞれECUに送信される。
そして、ホイール30が一回転する間に検出される5つの出力パルスのうち、高電位出力パルス数が2つ、低電位出力パルス数が3つであれば、圧力スイッチ1がONであり、タイヤ空気圧は正常値であると判断する。
一方、ホイール30が一回転する間に検出される5つの出力パルスのうち、高電位出力パルス数が3つ、低電位出力パルス数が2つであれば、圧力スイッチ1がOFFであり、タイヤ空気圧は許容下限値未満であると判断する。そして、ECUはタイヤ空気圧低下警報を発生させ、運転手にタイヤ空気圧の低下を警告する。
【0057】
タイヤ空気圧監視装置20においては、予め車輪速別に高低それぞれの正常なパルス電位や波形をECUに記憶させておき、実際に出力されたものと比較することにより、システムの故障診断を行うことも可能である。
【0058】
以上に述べたタイヤ空気圧監視装置20は、タイヤ空気圧を直接検出しているので、ABS方式に比較してより高い精度の検出が可能となる。また、タイヤの状態、使用環境による影響も小さい。さらに、タイヤ特性変化による影響も小さいので、装着するタイヤ33に制約を加えることがない。
また、直接方式に比較して構造が簡単で、高価な送受信機が不要となるので、安価なシステム搭載が可能となる。さらに、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現できる。
【0059】
以下、図4を参照して、タイヤ空気圧監視装置20の他の実施形態について説明する。
図4は、図2に示すタイヤ空気圧監視装置20の他の実施形態を説明する概念図である。なお、図2に示すタイヤ空気圧監視装置20と同一要素には同一符号を用いて参照し、詳細な説明は省略する。
【0060】
本実施形態によると、磁性体である鉄心53とコイル54とからなる5つの電気回路形成要素55が、ホルダ45の周方向に等間隔を置いて設けられている。各電気回路形成要素55のコイル54は、導線56によって両端が対応するハブ側端子対57にそれぞれ接続されている。
一方、ホイール30のホイール取付部35には、圧力スイッチ1の可動電極4及び固定電極5と導線16によって接続されたホイール側端子対36と、両端が導線58によって結線された2つのホイール側端子対59と、両端が結線されていない2つのホイール側端子対60が、それぞれ周方向に等間隔に設けられている。
【0061】
ホイール30をハブ37に装着すると、各ハブ側端子対57は、圧力スイッチ1と接続されたホイール側端子対36、両端が結線されたホイール側端子対59又は両端が結線されていないホイール端子対60のいずれか1つと接触し導通することになる。その結果、ホイール側端子対36においては、圧力スイッチ1の電気回路6が形成され、ホイール側端子対59においては、短絡した電気回路47が形成される。そして、ホイール側端子対60においては、断線した電気回路48が形成される。
【0062】
このようなタイヤ空気圧監視装置20によると、ホルダ45に設けた5つの電気回路形成要素55は全て同一の構成を有し、各電機回路形成要素55は、ホイール30の装着によって、圧力スイッチ1に接続された電気回路6、短絡した電気回路47、又は断線した電気回路48のいずれかを形成する。
従って、ホイール30をハブ37に装着する際に、圧力スイッチ1の可動電極4及び固定電極5と、電気回路6のコイル15の両端を接続するための位置合わせが不要となり、ホイール30の装着を容易に行うことができる。
【0063】
以上、本発明の好適な実施形態について述べたが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、様々に変形又は変更することが可能である。
例えば、短絡した電気回路47及び断線した電気回路48の数を変更することも可能である。ホルダ45に1つの電気回路6のみを設け、磁気ピックアップ21で検出された出力電圧を時間の変化とともに記憶し、急激な電圧の上昇を検出した時点でタイヤ空気圧の低下と判断することもできる。
【0064】
また、可動電極4の移動方向に対して圧力スイッチ1の固定電極5を複数設けるとともに、これらの接点に複数の鉄心コイルを接続することにより、タイヤ空気圧を段階的に検出することも可能である。
【0065】
さらに、前述した2つの実施形態によると、鉄心14及びコイル15を用いて圧力スイッチ1の電気回路6を形成し、磁気ピックアップ21の検出用コイル23における電圧の変化を検出することでタイヤ空気圧の低下を検出しているが、スリップリングを介して、車体側から圧力スイッチ1の電気接点に電圧を印加することも可能である。
具体的には、ホイール30側にスリップリングを設け、圧力スイッチ1の電気接点である可動電極4及び固定電極5に車体側から電圧を印加する。そして、圧力スイッチ1の電気回路には、鉄心14及びコイル15に代えて抵抗要素を設けておく。
圧力スイッチ1がONである場合、電気回路に設けた抵抗要素に電流が流れることにより電圧降下が起こる。一方、圧力スイッチ1がOFFになると、電気回路に電流が流れず、電圧降下は起こらない。
従って、このような電圧の変化をECUで検出し、タイヤ空気圧の低下を検出することも可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る圧力スイッチによると、タイヤ空気圧の大きさに応じて、スイッチの電気接点が接触又は非接触するので、この電気接点の接触/非接触を通して、タイヤ空気圧を検出することができる。
【0067】
本発明に係るタイヤ空気圧監視装置によると、圧力スイッチの応答によりタイヤ空気圧の低下を直接検出できるので、ABS方式に比較してより高い精度の検出が可能となる。また、タイヤの状態、使用環境による影響も小さい。さらに、タイヤ特性差の影響をほとんど受けないので、装着するタイヤに制約を加えることがない。
さらに、このようなタイヤ空気圧監視装置は、直接方式に比較して構造が簡単で、高価な送受信機が不要となるので、安価なシステム搭載が可能となる。また、電池交換等の不要なメンテナンスフリーを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧力スイッチ及びこの圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置の説明図である。
【図2】図1に示すタイヤ空気圧監視装置を車両の従動輪側に搭載した例を示す説明図であり、(a)は左側従動輪の断面図、(b)はホルダの正面図である。
【図3】図2に示すタイヤ空気圧監視装置の磁気ピックアップにおける出力概念図である。
【図4】図2に示すタイヤ空気圧監視装置の他の実施形態を説明する概念図である。
【符号の説明】
1 圧力スイッチ
2 ケース
3 ベローズ(空気バネ)
4 可動電極
5 固定電極
6 電気回路
7 調整機構
8 連通穴
14 鉄心(磁性体)
15 コイル
17 ネジ部材
18 バネ
20 タイヤ空気圧監視装置
21 磁気ピックアップ
30 ホイール
33 タイヤ
34 タイヤ空気室
45 ホルダ
47 短絡した電気回路
48 断線した電気回路
49 鉄心(磁性体)
50 コイル
51 鉄心(磁性体)
53 鉄心(磁性体)
54 コイル
55 電気回路形成要素
56 導線

Claims (10)

  1. タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチであって、タイヤ空気圧の大きさに応じて伸縮する空気バネにより、スイッチの電気接点を接触又は非接触させることを特徴とする圧力スイッチ。
  2. タイヤ空気圧を検出する圧力スイッチであって、タイヤ空気室と連通する連通穴を有するケースと、前記ケース内に収納され、内部に密閉空気を封入することで、タイヤ空気室内のタイヤ空気圧の変化に応じて伸縮するベローズと、前記ケース内に設置される可動電極及び固定電極と、前記可動電極及び前記固定電極に接続された電気回路とを含み、前記可動電極を前記ベローズの伸縮と連動させて、前記固定電極と接触又は非接触させることを特徴とする圧力スイッチ。
  3. 前記可動電極は、タイヤ空気圧が所定値以上のときに前記固定電極と接触し、タイヤ空気圧が所定値未満のときに前記固定電極と非接触となることを特徴とする請求項2に記載の圧力スイッチ。
  4. 前記電気回路が、磁性体とコイルを含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の圧力スイッチ。
  5. 前記ケースに螺合するネジ部材と、一端をこのネジ部材に、他端を前記可動電極に固定したバネとからなる調整機構を含むことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧力スイッチ。
  6. 請求項2乃至請求項5に記載の圧力スイッチをタイヤ空気室内に配設した、圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置であって、タイヤと同期して回転するホルダに前記電気回路を固定するとともに、磁気ピックアップを前記電気回路の回転軌跡に近接させて車体側に設け、前記磁気ピックアップの出力電圧に基づいて、前記可動電極と前記固定電極の接触/非接触を検出することを特徴とするタイヤ空気圧監視装置。
  7. 前記ホルダの周方向に間隔を置いて、前記電気回路と、短絡した電気回路と、断線した電気回路とを設け、タイヤの単位回転数に対する前記磁気ピックアップの高電位出力パルス数と低電位出力パルス数との関係から前記可動電極と前記固定電極の接触/非接触を検出することを特徴とする請求項6に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  8. 前記短絡した電気回路は、磁性体と両端を短絡させたコイルとからなり、前記断線した電気回路は、磁性体からなることを特徴とする請求項7に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  9. 磁性体とコイルとからなる、少なくとも3つの電気回路形成要素を前記ホルダの周方向に間隔を置いて設け、これら電気回路形成要素のコイルの両端を導線によってホイールまで延長するとともに、ホイールの装着によって、一の電気回路形成要素のコイルの両端が前記圧力スイッチの可動電極及び固定電極に接続されて前記電気回路を形成し、一の電気回路形成要素のコイルの両端が結線されて前記短絡した電気回路を形成し、他の電気回路形成要素のコイルの両端が断線されて前記断線した電気回路を形成することを特徴とする請求項7に記載のタイヤ空気圧監視装置。
  10. 前記圧力スイッチの電気接点に、スリップリングを介して車体側から電圧を印加する電気回路を形成し、この電気回路における所定箇所の電圧変化に基づいて、前記電気接点の接触/非接触を検出することを特徴とする請求項1に記載の圧力スイッチを用いたタイヤ空気圧監視装置。
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