JP2004330659A - 表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類及びその製造方法 - Google Patents

表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各種宝石、なかでも特にダイアモンドのキューレット面に所要の刻印などによる表示記号を表記させること。
【解決手段】頂部に平坦なテーブル12を配し、アッパー側のクラウン11、周部のガードル14、ローワー側のパビリオン15とを備えるダイアモンドの下端キューレットをオフカットかつ研磨してオフキューレット面20を形成すると共に、オフキューレット面20に任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により反転表記する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
本発明は、表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類、及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、所要カットが施された透明もしくは半透明素材による各種宝石、なかでも特にダイアモンドのパビリオン下端に形成されるキューレット部に任意の表示記号を表記するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から存在するダイアモンド又は類似の宝石類、特に最も一般的なダイアモンド70の形状は、図11に示すように、頂部に平坦なテーブル72を配し、截頭部に所要形状のカット面を施したアッパー側のクラウン71と、クラウン71と周部のガードル74を介して一体化され、逆錐部に所要形状のカット面を施したロワー側のパビリオン75とを備え、合計57面にカットされる。そして、パビリオン75の下端キューレット77は、硬度が高いダイアモンドの破損を防止する必要上、ダイアモンド70の輝きを損なわない最小限範囲でオフカット(オフカット面の外径はガードル外径74Xの通常0.9%以下である。)され、そのオフカット面を加え合計58面体として構成され、通常ラウンドブリリアントカット呼ばれる。
【0003】
このようにラウンドブリリアントカットされたダイアモンド70は、例えば、金、プラチナ、銀などの貴金属素材からなる指輪やペンダント、ブローチなどの主面に止着して宝飾品やアクセサリーとして盛んに用いられているのが現況である。
【0004】
一方、ダイアモンド70を貴金属素材に組み込んだ宝飾品等では、これにある種の記念品としての役割をもたせ、所要の刻印などによる表示記号、例えば、日付けや使用者のローマ字表記によるイニシャルなどからなる表示記号を表記して用いることが多く、この表記については、ダイアモンド70自体が超硬質で、しかも表示によってダイアモンド70本来の輝きを阻害するおそれがあるために、貴金属素材側に施しているのが通例である。
【0005】
僅かに、ダイアモンド70の反射光と直接関係がなく、ダイアモンド70の輝きを損なわない部分、すなわち、前記クラウン71とパビリオン75の間の周部に形成される極細のガードル74にレーザー刻印を施す表記例は見受けられるものの、この場合の表示記号は極めて微細なものとなり、肉眼や拡大鏡などで視認することが不可能なため、宝飾品の盗難などに伴うダイアモンド70の確認IDとして使用されているに過ぎない。
【0006】
【特許文献】
特開2001−2914519
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記宝飾品の貴金属素材側に表示記号を表記する場合には、ダイアモンド70を取り外してしまえば、貴重で高価なダイアモンド70を特定する趣旨が簡単に失われることになる。また、ダイアモンド70のガードル74に表示記号を表記する場合には、ガードル74は止着のための爪部で覆われていたり、埋め込みで隠されていたりするので、外部から視認することがほとんど困難で、前記宝飾品に記念品としての役割をもたせるための表示記号として機能することはできない。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、所要カットが施された透明もしくは半透明素材による各種宝石、なかでも特にダイアモンドに対し、所要の刻印などによる表示記号をダイアモンドの輝きを損なうことなく、外部から視認することができる態様で直接表記した表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類、及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明者は、所要カットが施された透明もしくは半透明素材による各種宝石、特にダイアモンドへの表示記号の表記に関して、鋭意に開発努力を重ねた結果、パビリオン下端でオフカットされるオフキューレット面の外径を、ガードルの外径のほぼ1〜3%程度とし、かつ該表示記号を反転したレーザー刻印をすることにより、ダイアモンド本来の輝きを損なうことなく、外部から視認することができる態様で直接表記することができることを確認した。
【0010】
すなわち、本発明に係る請求項1に記載のダイアモンド又は類似の宝石類は、頂部に平坦なテーブルを配し、截頭部に所要形状のカット面を施したアッパー側のクラウンと、該クラウンと周部のガードルを介して一体化され、逆錐部に所要形状のカット面を施したロワー側のパビリオンとを備えるダイアモンド又は類似の宝石類であって、前記パビリオンの下端キューレットをオフカットしてオフキューレット面を形成すると共に、該オフキューレット面に対して任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により表記したことを特徴とする。したがって、ダイアモンドを含む宝石が本来の輝きを何ら損なうことなく、表示記号を有効かつ効果的に表記させることができる。
【0011】
また、本発明では、請求項1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類において、オフキューレット面に表記された表示記号は、任意の文字、図形等を反転して表記されたものであること、前記オフキューレット面の外径が、前記ガードルの外径のほぼ1〜3%以内であること、前記オフキューレット面は、前記テーブル面と平行にカットされていること、前記オフキューレット面は、研磨面にされていることが好ましい。したがって、拡大鏡などを用いることで表示記号の存在を容易に確認できるほか、場合によっては視認自体すらも可能になる。
【0012】
さらに、本発明では、請求項1乃至5のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類において、前記ダイアモンド又は類似の宝石類は、ラウンドブリリアントカット、スクエアカット、ハートシェイプカット、マーキースカット、オーバルミックスカット、ペアーシェイプカットからなる群より選ばれる1の形状でカットされたものであることが好ましい。
【0013】
本発明に係る表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法は、頂部に平坦なテーブルを配し、截頭部に所要形状のカット面を施したアッパー側のクラウンと、該クラウンと周部のガードルを介して一体化され、逆錐部に所要形状のカット面を施したロワー側のパビリオンとを備えるダイアモンド又は類似の宝石類を用い、前記パビリオンの下端キューレットを所要外径範囲内にオフカットしてオフキューレット面を形成する第1の工程と、該オフキューレット面に対して任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により表記する第2の工程を少なくとも含むことを特徴とする。
【0014】
また、本発明では、請求項7に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法において、前記第2の工程でオフキューレット面に表記される表示記号は、任意の文字、図形等を反転して表記されたものであること、前記第1の工程で形成されるオフキューレット面の外径が、前記ガードルの外径のほぼ1〜3%以内であること、前記第1の工程で形成されるオフキューレット面は、前記テーブル面と平行にカットされていること、前記第1の工程で形成されるオフキューレット面は、研磨面にされていることが好ましい。
【0015】
さらに、本発明において、請求項7に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法において、前記ダイアモンド又は類似の宝石類は、ラウンドブリリアントカット、スクエアカット、ハートシェイプカット、マーキースカット、オーバルミックスカット、ペアーシェイプカットからなる群より選ばれる1の形状からなる群より選ばれる1の形状でカットされたものであることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類、及びその製造方法の実施形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
本実施形態においては、宝飾品がダイアモンドである場合について以下に述べるが、本発明の適用対象としてはカットされたダイアモンドが好適であるというに過ぎず、ダイアモンド以外の透明もしくは半透明素材の宝石類、例えば、ルビー、サファイア、エメラルドなどの色石や、合成ダイアモンドなどの合成宝石、キュービックジルコニアなどのイミテーション宝石などのカットされた類似の宝石類に適用できることは勿論である。
【0018】
添付図面の図1乃至図3は、本発明の第1の実施形態によるダイアモンド10の構成を示すもので、図1はダイアモンド10オフキューレット面20の寸法をやや誇張して大きめに描いた側面図、図2はその平面図、図3はその底面図である。また、図4はオフキューレット面20をキューレット側から拡大して見た状態を示す部分正面図、図5はオフキューレット面20をテーブル側から拡大して見た状態を示す部分正面図である。さらに、図6はオフキューレット面20に反転表記される表示記号の数例を示す説明図である。
【0019】
ダイアモンド10の全体的形状は、ラウンドブリリアントカットのダイアモンド70の全体的形状と近似しており、アッパー側の截頭円錐台形状をなすクラウン11とロワー側の逆円錐形状をなすパビリオン15とで構成されており、クラウン11には、平坦に研磨されたテーブル12、円錐台形状に対応したアッパー側の各ファセット、ここではスター・ファセット13a、アッパー・メイン・ファセット13b及びアッパー・ガードル・ファセット13cが形成され、クラウン11とパビリオン15の間のダイアモンド10の周部にはガードル14が形成され、パビリオン15には、逆円錐形状に対応したロワー側の各ファセット、ここではロワー・メイン・ファセット16a及びロワー・ガードル・ファセット16bなどが形成される一方、パビリオン15の下端キューレット17にはパビリオン15の下端キューレット17を所要の大きさでオフカットしたオフキューレット面20が形成されている。
【0020】
ここで、オフキューレット面20の大きさとしては、発明者の繰り返し行なった実験結果によると、オフキューレット面20の外径(直径長さ)をガードル14の外径(直径長さ)のほぼ1〜3%程度の比率に設定することが効果的かつ好ましいものであった。すなわち、前記比率を1%以下とする場合には、従来のラウンドブリリアントカットのオフキューレット面と大差がなく、表示記号を刻印することが技術的に困難であること、仮に、刻印されても肉眼や拡大鏡では視認することが不可能で、そのために顕微鏡が必要となること等の不都合も生じ、一方、前記比率を3%以上とする場合には、反射光によりオフキューレット面20がテーブル12に大きく露呈することで、ダイアモンド10の美観が損なわれるばかりか、表示記号21が目立って視認されることは、宝石自体に記念品としての役割を発揮させるという趣旨より不要だからである。もっとも、本発明を利用する者の意図する目的が、例えば、自己のブランドマークをテーブル12に表示記号21として顕現したいというようなことであれば、そのような比率とすることに何の差支えもない。
【0021】
そして、オフキューレット面20には、購入者が所望する任意の文字、図形などの表示記号21がレーザーにより刻印してある。レーザー彫刻装置を使用するときは、超硬質のダイアモンド10に対し微細な表示記号21を刻印することができる。かかる表示記号21は、パビリオン15方向より観察すると、反転態様の表記21aによりオフキューレット面20の表面に刻印されているが、テーブル12方向より観察すると通常態様の表記21bとして印影される。
【0022】
また、オフキューレット面20は、テーブル12と平行に形成してある。微細なオフキューレット面20をテーブル12とほぼ平行に形成する方法は後記に説明するが、オフキューレット面20を形成することにより、テーブル12から入射する光の反射が極めて良好になされ、微細な表示記号20の印影を明瞭に観察できる。
【0023】
さらに、オフキューレット面20は、所望の表示記号21をレーザー刻印する前に丹念な研磨が繰り返される。従来のオフキューレット面が単にダイアモンドのキューレット先端を切り取ったままであるのに対し、オフキューレット面20は他のカット面と同様の研磨面として仕上げられることにより、ダイアモンド10の輝きが損なわれることなく、微細な表示記号20の印影がさらに明瞭に観察される。
【0024】
ここで、前記オフキューレット面20に刻印表記される表示記号21の数例を図6に示す。すなわち、同図6(a) は、「利用者などのローマ字表記による氏名のイニシャル文字、例えば、“A.B.”の欧文文字」22であり、図7の(b) は、「使用者が自己の星座のシンボルマーク、例えば、3月12日〜4月19日生まれに対応する“牡羊座のマーク”の標章」23である。
【0025】
なお、レーザー彫刻装置は、手作業により又はコンピュータに入力されたデータに基づき刻印するため、表示記号21を使用者のリクエストに応じた文字、図形、記号等とすることもできる。
【0026】
次に、本実施形態を適用したダイアモンド10の製造方法について述べる。
【0027】
本実施形態による製造方法は、ダイアモンドの原石からの加工であってもよいのであるが、ここでは、便宜的に、例えば、予め一般的なラウンドブリリアントカットにカットされたダイアモンド10を素材として取扱うものとする。
【0028】
オフキューレット面20を形成する第1の工程では、図7に示すように、通常のダイアモンドカッティングに使用されている研磨装置30を使用し、ガードル外径に比し1%以下の外径で既にオフカットされているキューレットをさらに他のファセット面の形成と同様な研磨作業を施す。
【0029】
鋼板であるスカイフ31は、回転シャフト32により回転自在に支持され、スカイフ31上には研磨粉であるダイアモンドパウダーがオイルを使用して塗布されている。上方には制御部35が設置され、その制御部35の先端には、通常タング34と呼ばれるダイアモンド10を把持する把持部36を備えた把持シャフト34が取り付けられている。
【0030】
この研磨作業では、ダイアモンド10をタング34により固定し、バランサー装置を介添えにしながら、プロポーションスコープ(ダイアモンドのプロポーションを理想のプロポーションと比較する装置)によって常に研削度合いを測定かつ確認しながら、オフキューレット面20の外径がガードル14の外径のほぼ1%〜3%程度に収まるよう、かつオフキューレット面20がテーブル面12と平行に形成されるようカットしていく。
【0031】
およそのキューレット面20が形成された後には、より目の細かいスカイフ31を使用し研磨装置30によりポリッシングを行う、キューレット面20を通常のカット面の最終仕上げと同様に丹念に研磨し、所要のオフキューレット面20を得る。
【0032】
次いで、オフキューレット面20に対し、表示記号21を刻印する第2の工程では、レーザー彫刻装置が用いられる。予めイメージ化された文字、図形などをコンピュータソフト上で反転態様とし、その反転データをレーザー彫刻装置に入力し、オフキューレット面20の表面に表示記号21をレーザーにより刻印する。レーザー彫刻装置の使用により、狭小なオフキューレット面20にも微細な刻印が可能で、テーブル12から肉眼や拡大鏡を使用して観察すると優美な表示記号21として視認できる。
【0033】
一方、図8乃至図10は、本発明の他の実施形態によるダイアモンド40、50、60の構成を示す平面図である。
【0034】
それぞれの図に示されるように、本発明は円形状のラウンドブリリアントカットのみに適用されるものではなく、その他の一般的なダイアモンドのカットであるスクエアカット40(スクエアカットには、商業名プリンセスカット、エメラルドカットが含まれる。)、ハートシェイプカット50、マーキースカット60等の種々の異なるカットに適用できる。
【0035】
ダイアモンドのキューレットを研磨し、所要の大きさからなるテーブルと平行なオフキューレット面を形成すること、そのオフキューレット面に任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により反転して表記すること等の構成、製造方法は、前記実施形態と全く同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0036】
一方、それらのダイアモンドにおいては、ガードルの外径が均等でないため、オフキューレット面との比率をどのように設定するかが問題となるが、宝石鑑定学において定義される種々のカットにおけるガードル外径、すなわちガードル外径の最も短い部分の長さを基準とすれば良い。例えば、スクエアカットでは44Yをガードル外径とし、ハートシェイプカットでは54Yがガードル外径とし、マーキースカットでは64Yがガードル外径とする。
【0037】
以上の如く、いくつかの実施形態により本発明を説明したが、それらを以って本発明を前記実施形態のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を加えて、多種多様の変更ができることはいうまでもない。
例えば、本発明の対象となるダイアモンド又は類似の宝石類のカット形状は、図示されたカットものに限られるわけではなく、オールドマインカット等の従来から存在するカット形状、商標名ブリリアントローズカット等の創作される新しい種々のカット形状に適用できることはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明に係る表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類及びその製造方法によれば、所要の大きさでかつ平行にオフカットしたオフキューレット面を形成し、そのオフキューレット面に任意の文字、図形などの表示記号をレーザー刻印、表記することで、ダイアモンド等の宝石類が持つ本来の輝きを何ら損なうことなく、外部から微細な表示記号を視認ででき、宝石類そのものに記念品としての役割をもたせられる等、ダイアモンドを含む宝石類の価値を効果的に向上させ得るという実用上極めて優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるダイアモンドについて、オフキューレット面の寸法を大きめに描いてその構成を示す側面図である。
【図2】同上ダイアモンドの平面図である。
【図3】同上ダイアモンドの底面図である。
【図4】オフキューレット面をキューレット側から拡大して見た状態を示す部分正面図である。
【図5】オフキューレット面をテーブル側から拡大して見た状態を示す部分正面図である。
【図6】オフキューレット面に反転表記される表示記号の数例を示す説明図である。
【図7】オフキューレット面の形成に使用される研磨装置を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るダイアモンドの第2の実施形態を示す平面図である。
【図9】本発明に係るダイアモンドの第3の実施形態を示す平面図である。
【図10】本発明に係るダイアモンドの第4の実施形態を示す平面図である。
【図11】従来のダイアモンドを示す側面図である。
【符号の説明】
10 ダイアモンド
11 クラウン
12 テーブル
13a スター・ファセット
13b アッパー・メイン・ファセット
13c アッパー・ガードル・ファセット
14 ガードル
14y ガードル外径
15 パビリオン
16a ロワー・メイン・ファセット
16b ロワー・ガードル・ファセット
17 キューレット
20 キューレット面
20y キューレット面外径
21 表示記号
22 イニシャル
23 星座
30 研磨装置
31 スカイフ
32 回転シャフト
34 把持シャフト
35 制御部
36 把持部
40 スクエアカット
44y ガードル外径
50 ハートシェイプカット
54y ガードル外径
60 マーキースカット
64y ガードル外径
70 ダイアモンド
71 クラウン
72 テーブル
74 ガードル
75 パビリオン
77 キューレット

Claims (12)

  1. 頂部に平坦なテーブルを配し、截頭部に所要形状のカット面を施したアッパー側のクラウンと、該クラウンと周部のガードルを介して一体化され、逆錐部に所要形状のカット面を施したロワー側のパビリオンとを備えるダイアモンド又は類似の宝石類であって、前記パビリオンの下端キューレットをオフカットしてオフキューレット面を形成すると共に、該オフキューレット面に対して任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により表記したことを特徴とする表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  2. 前記オフキューレット面に表記された表示記号は、任意の文字、図形等を反転して表記されたものであることを特徴とする請求項1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  3. 前記オフキューレット面の外径が、前記ガードルの外径のほぼ1〜3%以内であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  4. 前記オフキューレット面は、前記テーブル面と平行にカットされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  5. 前記オフキューレット面は、研磨面にされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  6. 前記ダイアモンド又は類似の宝石類は、ラウンドブリリアントカット、スクエアカット、ハートシェイプカット、マーキースカット、オーバルミックスカット、ペアーシェイプカットからなる群より選ばれる1の形状でカットされたものである請求項1乃至5のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類。
  7. 頂部に平坦なテーブルを配し、截頭部に所要形状のカット面を施したアッパー側のクラウンと、該クラウンと周部のガードルを介して一体化され、逆錐部に所要形状のカット面を施したロワー側のパビリオンとを備えるダイアモンド又は類似の宝石類を用い、前記パビリオンの下端キューレットを所要外径範囲内にオフカットしてオフキューレット面を形成する第1の工程と、該オフキューレット面に対して任意の文字、図形等からなる表示記号をレーザー刻印により表記する第2の工程を少なくとも含むことを特徴とする表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
  8. 前記第2の工程でオフキューレット面に表記される表示記号は、任意の文字、図形等を反転して表記されたものであることを特徴とする請求項7に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
  9. 前記第1の工程で形成されるオフキューレット面の所要外径が、前記ガードルの外径のほぼ1〜3%以内であることを特徴とする請求項7または8に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
  10. 前記第1の工程で形成されるオフキューレット面は、前記テーブル面と平行にオフカットされていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
  11. 前記第1の工程で形成されるオフキューレット面は、研磨面にされていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
  12. 前記ダイアモンド又は類似の宝石類は、ラウンドブリリアントカット、スクエアカット、ハートシェイプカット、マーキースカット、オーバルミックスカット、ペアーシェイプカットからなる群より選ばれる1の形状でカットされたものである請求項7乃至11のいずれか1に記載の表示記号付きダイアモンド又は類似の宝石類の製造方法。
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US20220074070A1 (en) * 2018-12-27 2022-03-10 Fsf Pte Ltd Kit of parts comprising a synthetic diamond

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