JP2004329042A - 円型水槽によるアワビ養殖の装置 - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Abstract
【課題】小型水槽による高密度飼育で、アワビ養殖における防疫対策強化と飼育管理の効率化を図ろうとする。
【解決手段】円型水槽1において、水槽壁に沿って回転させた水流を妨げない同心円状に湾曲させたシェルター2を用いることで、水槽内の水質を均一に保つ。また、支持具3により、シェルター2と水槽底面に間隙を空けることで、汚物除去を容易にする。円型水槽1には、蓋5を付けることで、外部と遮断し、防疫対策強化を図る。さらに、蓋5の中央に設けた採光部6で暗さを調整することで、アワビがシェルター垂直付着面を偏りなく利用するようになり、高密度飼育が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】円型水槽1において、水槽壁に沿って回転させた水流を妨げない同心円状に湾曲させたシェルター2を用いることで、水槽内の水質を均一に保つ。また、支持具3により、シェルター2と水槽底面に間隙を空けることで、汚物除去を容易にする。円型水槽1には、蓋5を付けることで、外部と遮断し、防疫対策強化を図る。さらに、蓋5の中央に設けた採光部6で暗さを調整することで、アワビがシェルター垂直付着面を偏りなく利用するようになり、高密度飼育が可能となる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アワビ養殖の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アワビ養殖あるいはアワビ種苗育成の従来の方法は、図4に示すように、長方形の角型水槽11内に小割の網生簀12を設置し、網底に波板型シェルター13を水平に置いて、各生簀あるいは水槽の一方から海水を供給して飼育をおこなっている。
【0003】
また、エゾアワビを対象に開発された育成方法として、巡流水槽16を用いたものがある。それは、図5に示すように、巡流型水槽16内に仕切り板17を設け、直線部分に縦置き平行に並べた付着板で構成するシェルター18を設置して、仕切り板17の両側の給水口19から反対向きに給水し、水を巡流させながら飼育をおこなうものである。
【0004】
その他、海面においても、生簀あるいは籠を用いた養殖がおこなわれている。さらに、京都栽培漁業センターでは、サザエで実施している円型水槽飼育に準じ、シェルターなし、あるいは、波板型シェルター使用の円型水槽飼育も試みられている。
【0005】
特許申請では、文献番号特開平05−304853で円型水槽を用いたアワビ養殖方法が公開されている。この方法は、縦長円柱状水槽を用い、給水とエアレーションによる垂直的な海水の動き、小型稚貝育成のための珪藻付着板としてのシェルター、シェルターの付着板縦置き放射状配置などに特徴がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の従来技術によれば、現在、クロアワビ等で多発している、伝染力の強いウィルス性のものが原因とされる「筋萎縮症」の防疫対策として、紫外線殺菌装置の他に、施設的に隔離、消毒など大掛かりな体制が必要となる。このことが、長期間育成を必要とするアワビ養殖では、事業化が困難な理由の一つとなっている。
【0007】
そこで、本発明は、独立した小型水槽による水平感染防止、高密度飼育による集約的管理で防疫強化と施設防疫経費節減を図り、あわせて、高品質アワビの生産、飼育管理省力化を可能とする養殖の装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本発明は、垂直に立てた複数の付着板を同心円状に湾曲させ一定間隔で固定した複数のシェルターを用いて、円型水槽の壁に沿って回転させた水流により均一な環境を作り、また、円型水槽に開閉式蓋を取り付け、外部と遮断することによる防疫対策と、アワビが垂直の付着面を偏ることなく利用するのに必要な暗さに調整できる透光性の採光部を蓋中央部に設けることでアワビを高密度育成することを特徴とする円型水槽によるアワビ養殖の装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら説明する。図1に示す円型水槽1は、直径2m、水深65cmのFRP製で、一般の生物飼育に用いられているものである。水槽の底は、中央に向かって傾斜し、中央部に排水口があり、清掃時以外は、水位調整のため排水管9を立てる。排水管9は2重になっており、飼育海水は中央底から表面へ上がってから排水される一般的な方法である。
【0010】
シェルター2は、塩ビ製付着板7枚を縦置きし、ステンレスボルトと塩ビ管製のスペーサー10で8cm間隔として同心円状に湾曲させ固定したものを1組とした。1組の大きさは、作業性と、回転しながら水槽中心部へ向かう海水の流れを考慮して、円周を四分割した大きさにし、さらに、4組のシェルターは、継ぎ手4により10cmの間隔をあけて連結固定し、図2に示すように排水管を中心とした円状に配置される。
【0011】
アワビは隠れ場としてその殻高に近い間隙を好むが、ここでは、水流確保のために、向かい合う付着板に付着した2個のアワビの殻高合計よりも5cm以上広い間隔として8cmに設定した。さらに、各シェルター2は、塩ビ管製支持具3で固定されており、図3に示すよう、支持具3の脚により、水槽底面から3cmの間隙が保たれている。この間隙は、これまでの飼育試験から、摂餌行動で移動するアワビがシェルターと水槽底部を自由に行き来でき、かつ、水槽底部を自由に動きまわれる大きさである。
【0012】
また、シェルター2と水槽底面の間隔があることで、残餌や糞などの汚物は、海水の回転で、常時、中央排水口から排出されやすい。また、この間隙は、原則、1日1回実施する水抜き清掃時に、汚物が中央排水口へ送られやすく、作業の省力化にも効果がある。
【0013】
給水管7から送られる海水は、2個の給水口8から一定方向に噴射し飼育水に円型水槽外周の壁に沿った円回転を与える。水位は、排水管の高さで調整し、シェルターより上位に保たれる。
【0014】
蓋5は、FRP製で、遮光性の強い不透明色塗料を使用したものである。また、蓋は、給餌、清掃などの作業性を考え、中央の排水管をかわした位置から蝶番で開閉ができるようにした。中央部には、10×10cmの透光性透明塗料を使用した2個の採光部6を設けている。小窓を中央部に置くのは、水槽全体を均一に暗さを調整するためである。
【0015】
クロアワビは、エゾアワビに比べ、光を避ける傾向が強く、蓋なし、あるいは、遮光幕による不十分な遮光では、水槽底部に重なり合って集まるなど縦型シェルターの垂直面に付着することは少なかった。しかし、本発明による完全に遮光した蓋5に設けた採光部6で、アワビが安心して付着することができる暗さに水槽内を保つことで、クロアワビが縦型シェルター垂直面を全面的に利用することができるようになった。このことで、付着板の裏面だけを平面的に利用していた水平置きの波板型シェルター13に比べ、水槽内を立体的に利用することができ、付着可能面積が飛躍的に増加することから、高密度飼育の可能性が生じた。
【0016】
蓋5は、水槽内を外部と遮断することで、飼育水槽間の飛まつ、および、屋外施設では海からの波しぶき等の侵入を防ぎ、紫外線照射海水の使用と併せて防疫効果を増大している。
【0017】
シェルター2の付着板と付着板の間隔、および、シェルター2と水槽底面との間隔等を調整することにより、飼育アワビの大きさに応じた設定ができる。したがって、実施例では、殻長30mmから殻長70mm以上の商品になるまでの飼育を前提に設定しているが、付着珪藻を餌とする波板飼育を終えた剥離後の殻長10mmから30mmまでの小型稚貝の育成を行う場合は、それぞれの間隔を小さくして実施することができる。このことにより、小型稚貝においても、従来の飼育方法より、大幅な高密度育成ができる可能性もある。
【0018】
実施例の場合、餌場は水槽底面のみであるが、シェルター2の上部に付着板を水平に置くことで、餌場の拡大を図ることができる。また、この付着板を不透明にすることで、清掃時に蓋5を開けた時、光に対する急激な逃避行動によるアワビのストレスを和らげることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小型水槽での高密度飼育による集約的管理が可能となり、防疫対策もより集中的、経済的に実施することができる。また、飼育管理の省力化により事業効果の増大も期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のひとつを示す一部断面図を含む斜視図である。
【図2】円型水槽とシェルターの正面図である。
【図3】円型水槽とシェルターの側面図である。
【図4】角型水槽と波板シェルターを水平置きした網生簀を用いた、従来のアワビ飼育方法を示す斜視図である。
【図5】巡流型水槽と縦置きシェルターを用いた、従来のアワビ育成方法示す斜視図である。
【符号の説明】
1 円型水槽
2 シェルター(付着板)
3 支持具
4 継ぎ手
5 蓋
6 採光部
7 給水管
8 給水口
9 排水管
10 スペーサー
11 角型水槽
12 網生簀
13 波板型シェルター
14 給水口
15 排水口
16 巡流型水槽
17 仕切り板
18 縦置きシェルター
19 給水口
20 排水口
【発明の属する技術分野】
この発明は、アワビ養殖の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アワビ養殖あるいはアワビ種苗育成の従来の方法は、図4に示すように、長方形の角型水槽11内に小割の網生簀12を設置し、網底に波板型シェルター13を水平に置いて、各生簀あるいは水槽の一方から海水を供給して飼育をおこなっている。
【0003】
また、エゾアワビを対象に開発された育成方法として、巡流水槽16を用いたものがある。それは、図5に示すように、巡流型水槽16内に仕切り板17を設け、直線部分に縦置き平行に並べた付着板で構成するシェルター18を設置して、仕切り板17の両側の給水口19から反対向きに給水し、水を巡流させながら飼育をおこなうものである。
【0004】
その他、海面においても、生簀あるいは籠を用いた養殖がおこなわれている。さらに、京都栽培漁業センターでは、サザエで実施している円型水槽飼育に準じ、シェルターなし、あるいは、波板型シェルター使用の円型水槽飼育も試みられている。
【0005】
特許申請では、文献番号特開平05−304853で円型水槽を用いたアワビ養殖方法が公開されている。この方法は、縦長円柱状水槽を用い、給水とエアレーションによる垂直的な海水の動き、小型稚貝育成のための珪藻付着板としてのシェルター、シェルターの付着板縦置き放射状配置などに特徴がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の従来技術によれば、現在、クロアワビ等で多発している、伝染力の強いウィルス性のものが原因とされる「筋萎縮症」の防疫対策として、紫外線殺菌装置の他に、施設的に隔離、消毒など大掛かりな体制が必要となる。このことが、長期間育成を必要とするアワビ養殖では、事業化が困難な理由の一つとなっている。
【0007】
そこで、本発明は、独立した小型水槽による水平感染防止、高密度飼育による集約的管理で防疫強化と施設防疫経費節減を図り、あわせて、高品質アワビの生産、飼育管理省力化を可能とする養殖の装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本発明は、垂直に立てた複数の付着板を同心円状に湾曲させ一定間隔で固定した複数のシェルターを用いて、円型水槽の壁に沿って回転させた水流により均一な環境を作り、また、円型水槽に開閉式蓋を取り付け、外部と遮断することによる防疫対策と、アワビが垂直の付着面を偏ることなく利用するのに必要な暗さに調整できる透光性の採光部を蓋中央部に設けることでアワビを高密度育成することを特徴とする円型水槽によるアワビ養殖の装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら説明する。図1に示す円型水槽1は、直径2m、水深65cmのFRP製で、一般の生物飼育に用いられているものである。水槽の底は、中央に向かって傾斜し、中央部に排水口があり、清掃時以外は、水位調整のため排水管9を立てる。排水管9は2重になっており、飼育海水は中央底から表面へ上がってから排水される一般的な方法である。
【0010】
シェルター2は、塩ビ製付着板7枚を縦置きし、ステンレスボルトと塩ビ管製のスペーサー10で8cm間隔として同心円状に湾曲させ固定したものを1組とした。1組の大きさは、作業性と、回転しながら水槽中心部へ向かう海水の流れを考慮して、円周を四分割した大きさにし、さらに、4組のシェルターは、継ぎ手4により10cmの間隔をあけて連結固定し、図2に示すように排水管を中心とした円状に配置される。
【0011】
アワビは隠れ場としてその殻高に近い間隙を好むが、ここでは、水流確保のために、向かい合う付着板に付着した2個のアワビの殻高合計よりも5cm以上広い間隔として8cmに設定した。さらに、各シェルター2は、塩ビ管製支持具3で固定されており、図3に示すよう、支持具3の脚により、水槽底面から3cmの間隙が保たれている。この間隙は、これまでの飼育試験から、摂餌行動で移動するアワビがシェルターと水槽底部を自由に行き来でき、かつ、水槽底部を自由に動きまわれる大きさである。
【0012】
また、シェルター2と水槽底面の間隔があることで、残餌や糞などの汚物は、海水の回転で、常時、中央排水口から排出されやすい。また、この間隙は、原則、1日1回実施する水抜き清掃時に、汚物が中央排水口へ送られやすく、作業の省力化にも効果がある。
【0013】
給水管7から送られる海水は、2個の給水口8から一定方向に噴射し飼育水に円型水槽外周の壁に沿った円回転を与える。水位は、排水管の高さで調整し、シェルターより上位に保たれる。
【0014】
蓋5は、FRP製で、遮光性の強い不透明色塗料を使用したものである。また、蓋は、給餌、清掃などの作業性を考え、中央の排水管をかわした位置から蝶番で開閉ができるようにした。中央部には、10×10cmの透光性透明塗料を使用した2個の採光部6を設けている。小窓を中央部に置くのは、水槽全体を均一に暗さを調整するためである。
【0015】
クロアワビは、エゾアワビに比べ、光を避ける傾向が強く、蓋なし、あるいは、遮光幕による不十分な遮光では、水槽底部に重なり合って集まるなど縦型シェルターの垂直面に付着することは少なかった。しかし、本発明による完全に遮光した蓋5に設けた採光部6で、アワビが安心して付着することができる暗さに水槽内を保つことで、クロアワビが縦型シェルター垂直面を全面的に利用することができるようになった。このことで、付着板の裏面だけを平面的に利用していた水平置きの波板型シェルター13に比べ、水槽内を立体的に利用することができ、付着可能面積が飛躍的に増加することから、高密度飼育の可能性が生じた。
【0016】
蓋5は、水槽内を外部と遮断することで、飼育水槽間の飛まつ、および、屋外施設では海からの波しぶき等の侵入を防ぎ、紫外線照射海水の使用と併せて防疫効果を増大している。
【0017】
シェルター2の付着板と付着板の間隔、および、シェルター2と水槽底面との間隔等を調整することにより、飼育アワビの大きさに応じた設定ができる。したがって、実施例では、殻長30mmから殻長70mm以上の商品になるまでの飼育を前提に設定しているが、付着珪藻を餌とする波板飼育を終えた剥離後の殻長10mmから30mmまでの小型稚貝の育成を行う場合は、それぞれの間隔を小さくして実施することができる。このことにより、小型稚貝においても、従来の飼育方法より、大幅な高密度育成ができる可能性もある。
【0018】
実施例の場合、餌場は水槽底面のみであるが、シェルター2の上部に付着板を水平に置くことで、餌場の拡大を図ることができる。また、この付着板を不透明にすることで、清掃時に蓋5を開けた時、光に対する急激な逃避行動によるアワビのストレスを和らげることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小型水槽での高密度飼育による集約的管理が可能となり、防疫対策もより集中的、経済的に実施することができる。また、飼育管理の省力化により事業効果の増大も期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のひとつを示す一部断面図を含む斜視図である。
【図2】円型水槽とシェルターの正面図である。
【図3】円型水槽とシェルターの側面図である。
【図4】角型水槽と波板シェルターを水平置きした網生簀を用いた、従来のアワビ飼育方法を示す斜視図である。
【図5】巡流型水槽と縦置きシェルターを用いた、従来のアワビ育成方法示す斜視図である。
【符号の説明】
1 円型水槽
2 シェルター(付着板)
3 支持具
4 継ぎ手
5 蓋
6 採光部
7 給水管
8 給水口
9 排水管
10 スペーサー
11 角型水槽
12 網生簀
13 波板型シェルター
14 給水口
15 排水口
16 巡流型水槽
17 仕切り板
18 縦置きシェルター
19 給水口
20 排水口
Claims (1)
- 垂直に立てた複数の付着板を同心円状に湾曲させ、一定間隔で固定した複数のシェルターを用いて、円型水槽の壁に沿って回転させた水流により均一な環境を作り、また、円型水槽に開閉式蓋を取り付け、外部と遮断することによる防疫対策と、アワビが垂直の付着面を偏ることなく利用するのに必要な暗さに調整できる透光性の採光部を蓋中央部に設けることでアワビを高密度育成することを特徴とする円型水槽によるアワビ養殖の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003126250A JP2004329042A (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 円型水槽によるアワビ養殖の装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003126250A JP2004329042A (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 円型水槽によるアワビ養殖の装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004329042A true JP2004329042A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33503236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003126250A Pending JP2004329042A (ja) | 2003-05-01 | 2003-05-01 | 円型水槽によるアワビ養殖の装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004329042A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190014A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-08-02 | Narita Zenichi | 稚貝の養殖方法、養殖装置 |
JP2008283896A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Yasuaki Nakatani | アワビの陸上養殖方法及び陸上養殖装置 |
JP2009261282A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hisakazu Uchiyama | 陸上養殖システムおよび陸上養殖装置 |
KR20130041107A (ko) * | 2010-07-15 | 2013-04-24 | 요시히로 후지요시 | 쌍각류 등의 저서 생물의 양식 장치 |
JP2019205396A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 浜松ホトニクス株式会社 | 養殖装置 |
-
2003
- 2003-05-01 JP JP2003126250A patent/JP2004329042A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190014A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-08-02 | Narita Zenichi | 稚貝の養殖方法、養殖装置 |
JP2008283896A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Yasuaki Nakatani | アワビの陸上養殖方法及び陸上養殖装置 |
JP4675934B2 (ja) * | 2007-05-17 | 2011-04-27 | 泰明 中谷 | アワビの陸上養殖方法及び陸上養殖装置 |
JP2009261282A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hisakazu Uchiyama | 陸上養殖システムおよび陸上養殖装置 |
KR20130041107A (ko) * | 2010-07-15 | 2013-04-24 | 요시히로 후지요시 | 쌍각류 등의 저서 생물의 양식 장치 |
KR101867109B1 (ko) * | 2010-07-15 | 2018-06-12 | 요시히로 후지요시 | 쌍각류 등의 저서 생물의 양식 장치 |
JP2019205396A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 浜松ホトニクス株式会社 | 養殖装置 |
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