JP2004324808A - 密封装置およびロータリフィーダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筐体3の内壁3Aと回転体9との間で、回転体9の回転軸方向のシールをするための密封装置11Aにおいて、回転体9に固定され先端部が内壁に3A接するまで延伸しているリング状の第1ブラシ13と、回転体9に固定され先端部が内壁3Aに接するまで延伸し、第1ブラシ13とは回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシ15と、第1ブラシ13、第2ブラシ15、内壁3Aおよび回転体9で囲繞されて形成されたリング状空間SP1と、加圧された繊維入りグリースをリング状空間SP1に供給可能なグリース供給手段25とを有する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封装置およびこの密封装置を備えたロータリフィーダに係り、特に、ブラシと高粘度流体とを用いて、内壁が円柱側面形状に形成された筐体の上記内壁とこの筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、土木工事において土砂等を搬送するためのロータリフィーダが知られている(たとえば、非特許文献1)。
【0003】
図4は、従来のロータリフィーダ100の概略構成を示す断面図であり、図1におけるIIA−IIB断面を示す図である。なお、図1では、本発明のロータリフィーダ1と従来のロータリフィーダ100とが同じに表されているので、図4の説明において、図1を引用した。
【0004】
図5は、図4におけるV部の拡大図である。
【0005】
上記従来のロータリフィーダ100は、筐体3の内部で回転可能な回転体(回転部材)9を回転することによって、被搬送物(たとえば土砂)を上記筐体3内を通過させて搬送することが可能な装置であり、円柱側面形状の内壁3Aを備えた筐体3を備え、被搬送物を上記筐体3の外部から上記筐体3の内部に導入するために、上記筐体3の内壁3Aの一方の側には被搬送物導入口3Bが設けられている。
【0006】
また、上記筐体3の内部に導入された被搬送物を上記筐体3の内部から上記筐体3の外部へ排出するために、上記筐体3の内壁3Aの他方の側には、被搬送物排出口3Cが設けられている。なお、上記従来のロータリフィーダ100は、通常、上記被搬送物導入口3Bを上側にし、上記被搬送物排出口3Cを下側にした状態で設置され使用される。
【0007】
上記被搬送物排出口3Cには、この被搬送物排出口3Cから出てきた被搬送物を搬送するための配管5が接続されており、さらに、上記被搬送物排出口3Cの近傍には、上記配管5内の被搬送物を、矢印AR1の方向に圧送するための圧縮流体(たとえば圧縮空気)を、矢印AR9の方向に噴出可能な圧縮流体噴出手段7が設けられている。
【0008】
また、上記筐体3の内部には回転体9が設けられており、この回転体9は、上記筐体3の円柱側面形状の内壁3Aの延伸方向における中心軸CL1を回転中心にして、図1に示す矢印AR5の方向に回転自在になっている。そして、上記回転体9が回転することによって、矢印AR3で示すように上記被搬送物導入口3Bから上記筐体3の内部に導入された被搬送物が、上記筐体3内を通過して、上記被搬送物排出口3Cまで搬送され、矢印AR7で示すように上記配管5内に排出されるようになっている。
【0009】
さらに、回転体9の回転中心軸(回転体9の回転軸)CL1の方向の両端部には、上記被搬送物が上記ロータリフィーダ100の外部に漏れ出すことを防止するために、円板状の軸方向仕切り部材103A、103Bが設けられている。さらに、上記各軸方向仕切り部材103A、103Bの各外周部と、上記筐体3の内壁3Aとの間には、各密封装置105A、105Bが設けられている。
【0010】
ここで、従来のロータリフィーダ100では、上記各密封装置105A、105Bとして、ゴムパッキン、オイルシール、グランドパッキン等が使用されている。
【0011】
【非特許文献1】
株式会社八雲書店 発行“流体コンベヤ[コンベヤ・シリーズ3]”、昭和34年12月30日
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のロータリフィーダ100の密封装置では、上記ゴムパッキン等で構成されたシールは、大型のものを入手することが一般的に難しく、したがって、従来の密封装置105A、105Bを大型化することが困難である。また、長期の使用によって、上記シールが土砂等で磨耗し上記シールに漏れが発生し、上記従来のロータリフィーダ100の稼動を止めて、シール交換等のメンテナンスを行わないと、長期の使用に耐えることができないという問題がある。
【0013】
上記問題は、ロータリフィーダの密封装置だけではなく、内壁が円柱側面形状に形成された筐体の上記内壁とこの筐体内で回転自在な回転体との間で上記回転体の回転軸方向をシールし、このシールをしている部材が磨耗するおそれがある他の密封装置においても発生する問題である。
【0014】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、内壁が円柱側面形状に形成された筐体の上記内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、大型化が容易であると共に、たとえば、上記密封装置が使用されている装置の稼動を停止してメンテナンスを行わなくても、長期の使用に耐えることができる密封装置、この密封装置を備えたロータリフィーダを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、筐体の内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと、先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転体の回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと、上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と、加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段とを有する密封装置である。
【0016】
請求項2に記載の発明は、筐体の内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、先端部が上記回転体側を向くように基端部が上記筐体の内壁に固定され、上記先端部が上記回転体に接するまで延伸し、または上記先端部が上記回転体の近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと、先端部が上記回転体側を向くように基端部が上記筐体の内壁に固定され、上記先端部が上記回転体に接するまで延伸し、または上記先端部が上記回転体の近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと、上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と、加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段とを有する密封装置である。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の密封装置において、上記高粘度流体供給手段は、一定の圧力で高粘度流体を供給可能に構成されている密封装置である。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の密封装置において、上記リング状空間内に供給された高粘度流体の圧力によって上記第1ブラシが上記リング状空間内から上記リング状空間の外へ向かう方向に撓むことを防止することが可能な第1ブラシ支持手段と、上記リング状空間内に供給された高粘度流体の圧力によって上記第2ブラシが上記リング状空間内から上記リング状空間の外へ向かう方向に撓むことを防止することが可能な第2ブラシ支持手段とを有する密封装置である。
【0019】
請求項5に記載の発明は、内壁を備えた筐体と、被搬送物を上記筐体の外部から上記筐体の内部に導入するために、上記筐体の内壁に設けられた被搬送物導入口と、上記筐体の内部に導入された被搬送物を上記筐体の内部から上記筐体の外部へ排出するために、上記筐体の内壁に設けられた被搬送物排出口と、上記筐体内に回転自在に設けられ、上記被搬送物導入口から上記被搬送物排出口まで上記被搬送物を搬送する回転体とを備えたロータリフィーダにおいて、先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと、先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転体の回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと、上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と、加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段と、を備えたことによって、上記筐体の上記内壁と上記回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをすることができる密封装置を有するロータリフィーダである。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の密封装置において、上記密封装置は、ロータリフィーダの回転体の回転軸方向の端部をシールするための密封装置である密封装置である。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の密封装置において、上記高粘度流体は、繊維入りグリースである密封装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るロータリフィーダ1の概略構成を示す断面図であり、特に、上記ロータリフィーダ1の筐体3の内部で回転自在に設けられている回転体9の回転中心軸(回転体9の回転軸)CL1に垂直な平面による断面図である。
【0023】
図2は、図1におけるIIA−IIB断面を示す図であり、図3は図2におけるIII部の拡大図である。
【0024】
ロータリフィーダ1は、ロータリフィーダ1の筐体3の内壁3Aと、この筐体3内で回転自在な回転体(回転部材)9との間で、上記回転体9の回転中心軸CL1方向のシールをするための各密封装置11A、11Bの構成が異なっている点を除いて、従来のロータリフィーダ100とほぼ同様に構成されている。
【0025】
すなわち、ロータリフィーダ1は、円柱側面形状の内壁3Aを備えた筐体3を備え、被搬送物(たとえば土砂)を上記筐体3の外部から上記筐体3の内部に導入するために、上記筐体3の内壁3Aの一方の側には被搬送物導入口3Bが設けられている。
【0026】
また、上記筐体3の内部に導入された被搬送物を上記筐体3の内部から上記筐体3の外部へ排出するために、上記筐体3の内壁3Aの他方の側には、被搬送物排出口3Cが設けられている。なお、上記従来のロータリフィーダ1は、上述したように、通常、上記被搬送物導入口3Bを上側にし、上記被搬送物排出口3Cを下側にした状態で設置され使用される。
【0027】
上記被搬送物排出口3Cには、この被搬送物排出口3Cから出てきた被搬送物を搬送するための配管5が接続されており、さらに、上記被搬送物排出口3Cの近傍には、上記配管5内の被搬送物を、矢印AR1の方向に圧送するための圧縮流体(たとえば圧縮空気)を、矢印AR9の方向に噴出可能な圧縮流体噴出手段7が設けられている。
【0028】
また、上記筐体3の内部には回転体9が設けられており、この回転体9は、上記筐体3の円柱側面形状の内壁3Aの延伸方向における中心軸CL1を回転中心にして上記筐体3内で図1に示す矢印AR5の方向に回転自在になっている。そして、上記回転体9が回転することによって、矢印AR3で示すように上記被搬送物導入口3Bから上記筐体3の内部に導入された被搬送物が、上記筐体3内を通過して、上記被搬送物排出口3Cまで搬送され、矢印AR7で示すように上記配管5内に排出される。
【0029】
上記回転体9は、上記筐体3の円柱側面形状の内壁3Aの延伸方向における中心軸CL1を中心にして上記中心軸CL1の方向に長く延びた中心部材9Zを備え、この中心部材9Zには板状の複数の回転方向用仕切り部材9A〜9Hが設けられている。上記板状の回転方向用仕切り部材9Aは、たとえば、上記中心軸CL1の方向に延伸していると共に、基端部側が上記中心部材9Zに固定され、先端部側が上記筐体3の内壁3A近傍まで延伸し、上記回転方向用仕切り部材9Aの先端部と上記筐体3の内壁3Aとの間にはシールが設けられている。また、上記他の各回転方向用仕切り部材9B〜9Hも上記回転方向用仕切り部材9Aとほぼ同様に構成されており、上記各回転方向用仕切り部材9A〜9Hは、上記中心部材9Zの回転方向でほぼ等分配された位置に設けられている。
【0030】
また、上記各回転方向用仕切り部材9A〜9Hの両端部側(上記中心軸CL1方向の両端部側)には、上記各回転方向用仕切り部材9A〜9Hに一体的に設けられた円板状の軸方向用仕切り部材9J、円板状の軸方向用仕切り部材9Kが、上記被搬送物が上記ロータリフィーダ1の外部に漏れ出すことを防止するために設けられている。
【0031】
そして、上記各回転方向用仕切り部材9A〜9Hと、上記各軸方向用仕切り部材9J、9Kと、上記筐体3の内壁3Aとで形成される各空間が、上記回転体9を回転することによって回転移動し、上記被搬送物導入口3Bから上記筐体3の内部に導入された被搬送物が、上記筐体3を通過して、上記被搬送物排出口3Cまで搬送されるようになっている。
【0032】
また、各軸方向用仕切り部材9J、9Kの外周部と、上記筐体3の内壁3Aとの間には、密封装置11A、密封装置11Bが設けられている。
【0033】
ここで、密封装置11Aについて説明する。密封装置11Aは、内壁3Aが円筒状に形成された(円柱側面形状の内壁を備えた)筐体(ケース)3の上記内壁3Aと、この筐体3内で回転自在な回転体9との間で、上記回転体9の回転中心軸CL1方向のシールをするための密封装置であり、図3に示すように第1のブラシ(たとえばワイヤブラシ)13と、第2のブラシ(たとえばワイヤブラシ)15とを備える。
【0034】
上記第1のブラシ13は、リング状に形成され、先端部13Aが上記筐体3の内壁3A側を向くように基端部13Bが上記回転体9に固定され、上記先端部13Aが上記筐体3の内壁3Aに接するまで延伸し、または上記先端部13Aが上記筐体3の内壁3Aの近傍まで延伸している。
【0035】
より詳しく説明すると、上記ロータリフィーダ1の外側(被搬送物を搬送するための空間の外側)には、リング状の支持部材19が、上記軸方向用仕切り部材9Jの外周部近傍に固定されて設けられており、さらに、上記リング状の支持部材19の外側には、上記リング状の支持部材19とほぼ同じ内径を備えると共に僅かに小さい外径を備えたリング状の支持部材21が、上記リング状の支持部材19に対して一体的に設けられている。また、上記リング状の支持部材19側の上記リング状支持部材21の面には、上記第1ブラシの基端部13B側を保持するためのリング状の溝が形成されている。
【0036】
そして、上記リング状の支持部材19と上記リング状の支持部材21とで挟み込むことによって、上記第1ブラシ13が上記回転体9に固定されている。
【0037】
なお、上記密封装置11Aを、上記ロータリフィーダ1の外側(被搬送物を搬送するための空間の外側)に設けることにより、上記被搬送物を搬送するときに、上記密封装置11Aが搬送の障害になるという事態を回避することができる。
【0038】
また、上記第1のブラシ13とほぼ同様に上記第2のブラシ15は形成され、上記回転体9に固定されている。すなわち、上記第2のブラシ15も、リング状に形成され、先端部15Aが上記筐体3の内壁3A側を向くように基端部15Bが上記回転体9に固定され、上記先端部15Aが上記筐体3の内壁3Aに接するまで延伸し、または上記先端部15Aが上記筐体3の内壁3Aの近傍まで延伸している。また、リング状の各支持部材21、23とで挟まれることによって、上記第1のブラシ13とほぼ同様に固定されている。
【0039】
なお、上記第2のブラシ15は、上記第1のブラシ13とは上記回転軸方向で、ロータリフィーダ1の外側方向(回転中心軸CL1における外側方向)に僅かに離隔している。
【0040】
そして、上記第1のブラシ13、上記第2のブラシ15、上記筐体3の内壁3Aおよび上記回転体9(円柱の側面形状に形成された支持部材21の外周面)で囲繞されてリング状空間SP1が形成されている。
【0041】
さらに、高粘度流体供給手段の例であるグリース供給手段25によって、加圧された繊維入りグリースGR1を上記リング状空間SP1に供給することができるようになっている。なお、上記筐体3に設けられ、上記リング状空間SP1から上記筐体3の外部へ貫通した貫通孔27Aを介して、上記繊維入りグリースGR1が供給される。また、繊維入りグリースは、高粘度流体(シール用高粘度流体)の例であり、繊維入りグリースに代えて、繊維入りグリース以外の高粘度流体を用いてもよい。
【0042】
なお、上記グリース供給手段25で上記リング状空間SP1内に供給される繊維入りグリースGR1の圧力は、被搬送物の搬送に使用される空間内の圧力とほぼ同じか僅かに高く設定されていることが望ましい。このように設定されていることによって、リング状空間SP1内に被搬送物(たとえば土砂)が入りにくくなっており、また、上記リング状空間SP1内から、被搬送物の搬送に使用される空間へグリース等が漏れ出しにくくなっている。
【0043】
なお、上記第2のブラシ15の外側に、上記第2のブラシ15と僅かに離隔させて、上記第1ブラシ13や上記第2ブラシ15とほぼ同様に構成された第3のブラシ17を、各支持部材23、29を用いて、上記第2のブラシ15と同様に設けてもよい。
【0044】
第3のブラシ17を設けることによって、リング状空間SP2が別途形成され、このリング状空間SP2内には、貫通孔27Bを介して、グリース供給手段25から、繊維入りグリースGR1が供給されるようになっている。
【0045】
このように、第3のブラシ17でリング状空間SP2を形成し、このリング状空間SP2内に繊維入りグリースを供給してシールを形成することにより、密封装置11Aのシール性が向上する。
【0046】
なお、密封装置11Bも、密封装置11Aと同様に構成されている。
【0047】
そして、上記グリース供給手段25で、各リング状空間SP1、SP2内に繊維入りグリースを供給し、フェルト状の繊維シールを、各リング状空間SP1、SP2内に形成する。そして、土砂等の被搬送物を搬送するためにロータリフィーダ1を稼動する。すなわち、被搬送物導入口3Bから被搬送物を筐体3内に導入し、回転体9を回転して、被搬送物排出口3Cから被搬送物を排出すると共に、圧縮流体噴出手段7によって、上記排出された被搬送物を配管5内でさらに搬送する。
【0048】
上記ロータリフィーダ1が稼動している場合、上記圧縮流体噴出手段7によって配管5内に供給された圧縮空気の一部が上記筐体3内に入り込み、上記筐体3内の圧力、特に、図1に示す右側部分(被搬送物が存在しない側の部分)の圧力が高くなるが、密封装置11A、11Bでシールされているので、ロータリフィーダ1の外部に、筐体3の内壁3Aと各軸方向用仕切り部材9J、9Kとの間を通って、被搬送物や圧縮流体噴出手段7によって供給された空気等の流体が漏れ出すことはない。
【0049】
密封装置11Aや密封装置11Bでは、各ブラシ13、15、(17)等で形成されたリング状空間SP1(SP2)に供給された繊維入りグリースGR1で上述のようにフェルト状の繊維シールが形成される。したがって、上記各ブラシ13、15(17)等を上記筐体3の大型化に応じて大型化することは容易であり、また、上記リング状空間SP1(SP2)内で繊維入りグリースGR1で形成された繊維シールの一部が、土砂等によって欠損しても、グリース供給手段25によって繊維入りグリースGR1が上記欠損部分に供給され、ゴム等のシールとは異なり、繊維シールが再生される。
【0050】
したがって、密封装置11Aや密封装置11Bによれば、密封装置やこの密封装置を用いたロータリフィーダの大型化を図ることが容易であると共に、たとえば、上記密封装置が使用されているロータリフィーダの稼動を停止してメンテナンスを行わなくても、長期の使用に耐えることができる。
【0051】
また、密封装置11Aや密封装置11Bによれば、各ブラシ13、15(17)等で形成されたリング状空間SP1(SP2)に供給された繊維入りグリースGR1でシールを行うようになっているので、上記筐体3の内壁3Aの加工精度、たとえば表面粗さ、円筒度が若干劣っていても、ゴムパッキン等でシールするときよりも確実にシールすることができる。また、上記筐体3の内壁3Aの硬度が低くても、ゴムパッキン等でシールする場合に比べて、上記筐体3の内壁3Aが磨耗するおそれが少ない。
【0052】
さらに、上記筐体3の内壁3Aの加工精度、たとえば表面粗さ、円筒度が劣っている場合、ゴム等のシールでは、シール性を確保するために上記筐体3の上記内壁3Aへのシールの接触圧力を大きくする必要があり、このように接触圧力を大きくすると上記回転体9の回転抵抗が大きくなり、また上記シールの磨耗が促進される。
【0053】
しかし、密封装置11Aや密封装置11Bによれば、各ブラシ13、15(17)等で形成されたリング状空間SP1(SP2)に供給された繊維入りグリースGR1で形成された繊維シールでシールを行うようになっており、シール性を向上するために、上記グリース供給手段25から供給する繊維入りグリースGR1の圧力を高くすることによって、上記筐体3の上記内壁3Aへの繊維シールの接触圧力を大きくしても、繊維入りグリースGR1のグリース成分によって、上記筐体3の上記内壁3Aと繊維シールとの間が潤滑され、上記回転体9の回転抵抗を小さく押さえることができ、また上記繊維シールの磨耗を抑制することができる。
【0054】
また、密封装置11Aや密封装置11Bによれば、各ブラシ13、15(17)等で形成されたリング状空間SP1(SP2)に供給された繊維入りグリースGR1でシールを行うようになっているで、ゴムパッキン等でシールするときに比べ、上記筐体3の内壁3Aとの接触部の摩擦が少なくなり、上記回転体9を従来よりも小さなトルクで回転させることができる。
【0055】
さらに、密封装置11Aや密封装置11Bによれば、上記リング状空間SP1(SP2)が、筐体3の内壁3Aとこの内壁3Aに対して回転自在な回転体9と各ブラシ13、15(17)とによって形成されるので、上記リング状空間SP1(SP2)内に供給された繊維入りグリースGR1が、上記回転体9や各ブラシ13、15(17)によって、上記リング状空間SP1(SP2)内でこのリング状空間SP1(SP2)の円周方向に拡散されやすく、上記リング状空間SP1(SP2)内に満遍なく(いきわたらないところが無いように)充填されて繊維シールが形成されて、密封装置11A、11Bが形成される。また、上記リング状空間SP1(SP2)に繊維入りグリースGR1を供給するためのグリース供給孔(たとえば貫通孔27A)の個数を増やさなくても、たとえば、1つのグリース供給孔から繊維入りグリースGR1を供給するだけで、繊維入りグリースGR1を満遍なく充填することができる。
【0056】
したがって、密封装置11A、11Bによれば、繊維入りグリースGR1の供給箇所を少なくしても密封装置が容易に形成され、被搬送物の漏れの発生を抑制することができる。
【0057】
さらに、土砂等で密封装置11A、11Bの一部が欠損した場合でも、1つのグリース供給孔から繊維入りグリースを供給するだけで、上記欠損部分を容易に再生することができる。
【0058】
なお、上記ロータリフィーダ1の密封装置11A、11Bにおいて、上記各ブラシ13、15、17を、筐体3に固定して設けてもよい。
【0059】
すなわち、先端部が回転体9側を向くように基端部が上記筐体3の内壁3Aに固定され、上記先端部が上記回転体9に接するまで(上記回転体9の円柱側面形状の部分に接するまで)延伸し、または上記先端部が上記回転体9の近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと、この第1ブラシと同様に構成されて、先端部が上記回転体側を向くように基端部が上記筐体の内壁に固定され、上記先端部が上記回転体に接するまで延伸し、または上記先端部が上記回転体の近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転軸方向で僅かに離隔しているリング状の第2ブラシと、上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と、上記リング状空間に加圧された繊維入りグリースを供給可能なグリース供給手段とによって、密封装置を構成してもよい。
【0060】
次に、上記グリース供給手段25について具体例を掲げて説明する。
【0061】
上記グリース供給手段25は、一定の圧力で繊維入りグリースを供給可能に構成されており、ピストン型アキュムレータ33を備えている。
【0062】
ピストン型アキュムレータ33は、ピストン31で仕切られた一方の空間に繊維入りグリースGR1を蓄え、他方の空間に圧縮空気を蓄えるようになっている。
【0063】
また、上記リング状空間SP1(SP2)内に繊維入りグリースを供給するために、上記ピストン型アキュムレータ33の上記一方の空間(繊維入りグリースGR1を蓄えている空間)と上記リング状空間SP1(SP2)とがグリース用配管35Aを介して互いに接続されている。
【0064】
また、上記ピストン型アキュムレータ33の上記他方の空間に圧縮空気を供給するために、上記ピストン型アキュムレータ33の上記他方の空間が、空気用配管35Bを介して、圧縮空気を蓄えたボンベ37に接続されている。なお、上記空気用配管35Bの中間部には、上記ピストン型アキュムレータ33の上記他方の空間に供給される空気の圧力を一定に保つために、レギュレータ39が設けられている。
【0065】
なお、ボンベ37の代わりに、モータ等のアクチュエータによって一定圧の圧縮空気を供給可能なコンプレッサを用いてもよい。
【0066】
上記密封装置11A、11Bによれば、圧力変動の無い状態で上記リング状空間SP1(SP2)の繊維入りグリースGR1を加圧することができるので、密封装置のシール性を良好な状態に継続して維持することができる。換言すれば、上記リング状空間SP1(SP2)内の圧力変動によって、上記リング状空間SP1(SP2)内の圧力が低下し上記リング状空間SP1(SP2)内に、土砂等の被搬送物が混入してくるおそれを回避することができ、また、上記リング状空間SP1(SP2)内の圧力が低下して、シール性が損なわれ、エアーや被搬送物等の漏れ等が発生するおそれを回避することができる。
【0067】
また、密封装置11Aや密封装置11Bでは、上記リング状空間SP1内に供給された繊維入りグリースGR1の圧力によって上記第1ブラシ13が上記リング状空間SP1内から上記リング状空間SP1の外へ向かう方向(図3の右方向)に撓むことを防止することが可能な第1ブラシ支持手段を備え、また、上記リング状空間SP2内に供給された繊維入りグリースGR1の圧力によって上記第3ブラシ17(第3ブラシが削除されている場合には第2ブラシ15)が上記リング状空間SP2内から上記リング状空間SP2の外へ向かう方向(図3の左方向)に撓むことを防止することが可能な第2ブラシ支持手段を備えている。
【0068】
たとえば、図3に示す上記支持部材19の先端(外周)19A側によって、上記第1ブラシ支持手段が構成され、上記支持部材29の先端(外周)29A側によって、上記第1ブラシ支持手段が構成されている。
【0069】
換言すれば、各ブラシ13、17が撓むことを防止するために、上記リング状空間SP1に面している上記第1ブラシ13の側とは反対側で、上記第1ブラシ13を、上記支持部材19の先端19A側で支えている。同様に、上記リング状空間SP2に面している上記第3ブラシ17の側とは反対側で、上記第3ブラシ17を、上記支持部材29の先端29A側で支えている。
【0070】
なお、上記各ブラシ13、17が上記筐体3に固定されているか上記回転体9に固定されているかにかかわらず、上記各ブラシ支持手段は、上記回転体9または上記筐体3のいずれかに固定されていればよい。
【0071】
このように、リング状の支持部材で各ブラシ13、17が支持されているので、上記リング状空間SP1、SP2内の繊維入りグリースGR1の圧力を高くしても、このグリースの圧力によって各ブラシ13、17が撓みにくくなっている。
【0072】
また、たとえば、上記筐体3の内壁3Aに、上記第1ブラシ13の先端13A部をガイドするためのリング状の第1の溝(幅が上記第1のブラシ13の幅よりも僅かに広く形成され、上記第1ブラシ13先端13A部を収納自在であるリング状の溝)3Dを形成し、また、同様に、上記第3ブラシ17の先端17A部を収容するためのリング状の第3の溝3Fを形成して、上記各ブラシ支持手段としてもよい。同様にして、さらに、上記筐体3の内壁3Aに、上記第2ブラシ15先端15A部をガイドするためのリング状の第2の溝3E形成してもよい。
【0073】
なお、上記筐体3の内壁3Aに形成された各溝3D、3E、3Fは、上記各ブラシ13、15、17の設置位置に応じて、上記回転中心軸CL1の方向で互いが離隔している。
【0074】
このように構成した密封装置11A、11Bによれば、各ブラシ13、17の先端部が収納されているので、リング状空間SP1、SP2内の繊維入りグリースGR1の圧力が高くなっても、上記回転体9の回転中心軸CL1方向に、各ブラシ13、17の各先端部13A、17Aが撓むことを防ぎ、繊維入りグリースGR1の漏れを防ぐことができると共に、筐体3の内壁3Aに設けられた各溝3D、3Fによって上記各ブラシ13、17の各先端部13A、17Aをガイドするようになっているので、別途リング状支持部材を設ける必要がなく、密封装置11A、11Bの構成を簡素化することができる。
【0075】
また、上記各ブラシ13、15、17の各先端部13A、15A、17Aが各溝3D、3E、3Fに収納されているので、上記各ブラシ13、15、17の各先端部13A、15A、17Aと上記各溝3D、3E、3Fとによってラビリンスが形成され、上記リング状空間SP1、SP2内の繊維入りグリースが一層漏れにくくなっている。
【0076】
なお、たとえば、各ブラシ13、15、17が筐体3の内壁3Aに固定されている場合、上記回転体9の外周に各溝を形成してもよい。
【0077】
上記実施形態では、ロータリフィーダ1の密封装置を例に掲げて説明したが、ロータリフィーダだけではなく、内壁が円柱側面形状に形成された筐体の上記内壁とこの筐体内で回転自在な回転体との間で上記回転体の回転軸方向のシールが必要であり、上記シールをしている部材が磨耗するおそれがある他の装置の密封装置にも、上記実施形態を適用することができる。
【0078】
なお、土砂等によってゴムシール等は磨耗しやすいが、上記密封装置11A、11Bは土砂等によってシール性を損なうおそれが少ないので、上記密封装置11A、11Bは、土砂等を搬送するためのロータリフィーダに好適に使用することができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明によれば、内壁が円柱側面形状に形成された筐体の上記内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、大型化が容易であると共に、長期の使用に耐えることができる密封装置、この密封装置を備えたロータリフィーダを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るロータリフィーダの概略構成を示す断面図である。
【図2】図1におけるIIA−IIB断面を示す図である。
【図3】図2におけるIII部の拡大図である。
【図4】従来のロータリフィーダの概略構成を示す断面図である。
【図5】図4におけるV部の拡大図である。
【符号の説明】
1 ロータリフィーダ
3 筐体
3A 内壁
3D、3E、3F 溝
9 回転体
11A、11B 密封装置
13、15、17 ブラシ
25 グリース供給手段
Claims (7)
- 筐体の内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、
先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと;
先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転体の回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと;
上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と;
加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段と;
を有することを特徴とする密封装置。 - 筐体の内壁と、この筐体内で回転自在な回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをするための密封装置において、
先端部が上記回転体側を向くように基端部が上記筐体の内壁に固定され、上記先端部が上記回転体に接するまで延伸し、または上記先端部が上記回転体の近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと;
先端部が上記回転体側を向くように基端部が上記筐体の内壁に固定され、上記先端部が上記回転体に接するまで延伸し、または上記先端部が上記回転体の近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと;
上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と;
加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段と;
を有することを特徴とする密封装置。 - 請求項1または請求項2に記載の密封装置において、
上記高粘度流体供給手段は、一定の圧力で高粘度流体を供給可能に構成されていることを特徴とする密封装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の密封装置において、
上記リング状空間内に供給された高粘度流体の圧力によって上記第1ブラシが上記リング状空間内から上記リング状空間の外へ向かう方向に撓むことを防止することが可能な第1ブラシ支持手段と;
上記リング状空間内に供給された高粘度流体の圧力によって上記第2ブラシが上記リング状空間内から上記リング状空間の外へ向かう方向に撓むことを防止することが可能な第2ブラシ支持手段と;
を有することを特徴とする密封装置。 - 内壁を備えた筐体と、被搬送物を上記筐体の外部から上記筐体の内部に導入するために、上記筐体の内壁に設けられた被搬送物導入口と、上記筐体の内部に導入された被搬送物を上記筐体の内部から上記筐体の外部へ排出するために、上記筐体の内壁に設けられた被搬送物排出口と、上記筐体内に回転自在に設けられ、上記被搬送物導入口から上記被搬送物排出口まで上記被搬送物を搬送する回転体とを備えたロータリフィーダにおいて、
先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸しているリング状の第1ブラシと;
先端部が上記筐体の内壁側を向くように基端部が上記回転体に固定され、上記先端部が上記筐体内壁に接するまで延伸し、または上記先端部が上記筐体内壁近傍まで延伸し、上記第1ブラシとは上記回転体の回転軸方向で離隔しているリング状の第2ブラシと;
上記第1ブラシ、上記第2ブラシ、上記筐体の内壁および上記回転体で囲繞されて形成されたリング状空間と;
加圧された高粘度流体を上記リング状空間に供給可能な高粘度流体供給手段と;
を備えたことによって、上記筐体の上記内壁と上記回転体との間で、上記回転体の回転軸方向のシールをすることができる密封装置を有することを特徴とするロータリフィーダ。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の密封装置において、
上記密封装置は、ロータリフィーダの回転体の回転軸方向の端部をシールするための密封装置であることを特徴とする密封装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の密封装置において、上記高粘度流体は、繊維入りグリースであることを特徴とする密封装置。
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WO2013005384A1 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-10 | センコー株式会社 | ロータリーバルブ、及び、粉粒体高濃度輸送システム |
CN102951453A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-03-06 | 沈阳工业大学 | 一种喷射成形碳纤维输送装置 |
JP2014069920A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Yoshiro Aoyama | ロータリーバルブ |
-
2003
- 2003-04-25 JP JP2003122446A patent/JP2004324808A/ja active Pending
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