JPS63501307A - ベアリングアセンブリにおけるシ−ル方法の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベアリングアセンブリにおけるシール方法の改良この発明は、ベアリングアセン ブリにおけるシールの改良に関する。

ベアリングアセンブリはベアリングをもつポンプやタービン、撹拌器その他の回 転流体機械に使われており、ベアリングアセンブリはその流体機械の回転部品を その流体機械の駆動装置に接続するために、ベアリングハウジングの両端からつ き出ているシャフトを支持している。

ベアリングは、働くために清浄でとても滑らかな周囲を必要とする。シャフトを ベアリングアセンブリの一端または両端からつき出すためには、ベアリングハウ ジングの端を包んでシールする必要がある。静止しているハウジング内でシャフ トが回転する場合は、摩擦ロスや熱の発生を最少とするシールが用いられる必要 がある。

しばしば流体機械は、ベアリングハウジングやエンクロージャー自身あるいは、 近くにゴミを含んだ水や空気がある苛酷な周囲の中で運転される。押えのシール 部品の潤滑のために普通、押え装置が僅かなもれを許す形になっていてシャフト がポンプに挿入されているので、とりわけ鉱泥用の遠心力ポンプは周囲の影響を とても受けやすい。この僅かなもれはベアリングハウジングの端で生じている。

ベアリングハウジングの端にはめこまれているベアリングシールは、数多い知ら れているタイプや新しく開発された特別のタイプの中から選ぶことができる。確 かなシール装置はシールに影響を与えるところがラビリンス（細い迷路のような 隙間）になっているが、そうでないシール装置は回転シャフトや回転シャフトの マウント装置をこすることになる。その結果、シール部品は擦り減るためベアリ ングハウジングはだんだん悪くなり、シールは全てベアリングハウジングにゴミ が入ることを防げないのである。

従来技術の典型的なベアリングアセンブリは第１図に示し、ポンプの推進シャフ ト７、支持されたベアリング８、ベアリングのハウジング９となっている。第１ 図のポンプには２つのピストンリング１、内側のシール部品としてのシャフトの 環の溝の部分２、及び外側のシール部品としてのラビリンス３から成る端部密閉 装置が使われている。この形態のシール方法はラビリンス３がグリースで清浄な とき、より効果的なことが確められている。グリースは、ベアリングハウジング のエンドカバー６にあるグリースニップル４に接続されているグリースガン（図 示しない）から、グリースの通路５を通り上記２つのピストンリング１よりも外 側へ出て、上記ラビリンス３へ送られる。

グリース浄化が通常一定の間隔で行われていても、鉱工業において、普通便われ ている既に汚れている水に対してのシール能力はほとんどないピストンリングシ ールにゴミを近ずけないことに対しては、いくつかの適用例ではそれが全く効果 的でないことが確められている。

従来のグリース浄化装置についての主な問題は、ポンプが稼働中のとき遠心力に よりグリースがラビリンスからまき散らされることである。グリースの交換期間 は、実際の例では遠心力によってグリースが飛ばされてしまう時間よりも長いの である。グリースがなくなった場合、ゴミはラビリンスにトンリングを通りすぎ 、最終的にベアリングにまで達してしまう。

この発明はこれらの欠点を克服するため、ベアリングアセンブリは、内側のシー ル部品として形成され、互いに僅かの間隔をおいて配設された少なくとも２つの シールリングと、外側のシール部品として形成されたラビリンスと、ベアリング アセンブリの外部から通じていて、少なくとも２つの上記シールリングの間のと ころへ抜けている通路より構成されている。

この発明の一実施例である第２図を参照して説明する。第２図の参照符号に示さ れているものは第１図の参照符号に示されているものと対応している。

第２図に示されるこのシール装置は、内側のシール部品を形成する僅かの間隔を おいて配設されている２つのシールリングＩＡ、ＩＢと外側のシール部品を形成 するラビリンス３により構成されており、第１図のシール装置と形の上ではとて も類似している。この発明の改良点は、ポンプが停止中、稼働中にかかわりなく いつでも２つの上記シールリングの間のところに、グリースを使ってゴミをとば すと言うより圧力をかけてグリースのバリアを作ることにある。

グリースはベアリングハウジングのエンドカバー６の上に位置している自動グリ ース供給装置１１より通路１０を通り２つのピストンリング１の間へ供給される 。いま述べたようにポンプの操作状態に関係なく圧力がかけられていて、はんの 少しずつ一定量のグリースが供給される。

グリースは２方向に移動可能である。内側の上記シールリングＩＢを通りベアリ ングハウジングに入ったグリースは、ベアリング８の潤滑を助ける。外側の上記 シールリングＩＡを通ったグリースは上記ラビリンス３に入り、ポンプが稼働中 のとき、グリースは遠心力によりラビリンスを通り外へ追出され、それによって ゴミが同時に追出される。

このシールの改良における他の利点としてグリースバリアがいつも守っているた め、逆にシール部品の消耗が装置の全体のシール能力に影響を与えないのである 。

いま述べたとおり、この改良されたシール装置によって、外からのゴミが原因で あるベアリング欠陥は減少する。ポンプが稼働中のとき、ゴミは圧力をかけられ たグリースバリアに会う前に、ラビリンスの回転による高エネルギーによって、 ゴミの持っているエネルギーを失なってしまう。ポンプが止まっているとき、ゴ ミは圧力をかけられたグリースバリアを通りぬけることができないのである。

この発明の視野と精神からはずれることなく、このシール装置を変形実施できる ことはこの技術に精通している人にとっては明白なことである。

ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮ丁ＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　ＯＮ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）内側のシール部品として形成され、僅かの距離をおいて互いに別々に配設 されている少なくとも２つのシールリングと、外側のシール部品として形成され るラビリンス（迷路のような隙間）及び、少なくとも２つの上記シールリングの 間のところへ達している外部からの通路とから成ることを特徴とするベアリング アセンブリ。
2. （２）互いに離れている少なくとも２つのピストンリングの間のところに、グリ ースを送る上記通路に接続された自動グリース供給装置を有することを特徴とす る請求の範囲第１項記載のベアリング。
3. （３）２つのピストンより成る場合を示した請求の範囲第１項又は第２項記載の ベアリング。
4. （４）上記ベアリングアセンブリの説明のため添附の第２図に参考例を示す。