JP2004324795A - ボールねじ装置 - Google Patents

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Takayuki Yabe
孝之 矢部
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Abstract

【課題】ナットの軸方向長さを増大させることなくボールやボールねじ溝の摩耗を抑制することのできるボールねじ装置を提供する。
【解決手段】グリース等の潤滑剤を封入するための複数の貫通穴17をナット13に設けるとともに、貫通穴17に封入された潤滑剤をナット13の内径側に導く潤滑剤案内溝18をナット13の両端面に設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ等の回転運動を直線運動に変換する機械部品として搬送装置などで使用されるボールねじ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータ等の回転運動を直線運動に変換する機械部品として搬送装置などで使用されるボールねじ装置は、ねじ軸と、このねじ軸の外周面に形成されたボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットとを備えており、例えばねじ軸を軸芯回りに回転させると、ねじ軸とナットとの間に組み込まれた多数のボールがねじ軸とナットのボールねじ溝間を転動し、これに伴ってナットがねじ軸の軸方向に直線運動するようになっている。
【0003】
このようなボールねじ装置では、ボールがねじ軸側ボールねじ溝およびナット側ボールねじ溝を転動すると、ボールとボールねじ溝との接触部に摩擦力が発生し、この摩擦力によってボールやボールねじ溝が摩耗することから、従来では、ナットの端面にグリースニップルを取り付け、このグリースニップルからナットのボールねじ溝にグリースを供給してボールやボールねじ溝の摩耗を防止するようにしている。
【0004】
しかし、このような従来のボールねじ装置ではグリースニップルからのグリースの供給量が多すぎると、グリース漏れを起こすなどの問題がある。そこで、特許文献1に開示のボールねじ装置では、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付け、この潤滑剤装置の潤滑剤ポリマ部材をねじ軸に摺接させて潤滑剤を供給するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−81103号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献1に開示されたボールねじ装置では、潤滑剤ポリマ部材の長さ分だけナットの軸方向長さが長くなり、その結果、ナットのストロークが短いものとなるという問題点を有していた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールやボールねじ溝の摩耗を抑制することのできるボールねじ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、前記ナットに潤滑剤封入用の貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの端面に前記貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内溝を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、前記ナットに潤滑剤封入用の貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの内周面に前記貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内穴を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、前記ナットの端面に潤滑剤封入用の非貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの端面に前記非貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内溝を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、前記ナットの端面に潤滑剤封入用の非貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの内周面に前記非貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内穴を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るボールねじ装置の斜視図で、図2は同実施形態に係るボールねじ装置の軸方向に沿う断面図である。なお、図1はナットの両端からシールリングを取り外した状態のボールねじ装置を示している。
【0012】
図1及び図2において、第1の実施形態に係るボールねじ装置はねじ軸11およびナット13を備えており、ねじ軸11の外周面にはボールねじ溝12がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボールねじ溝12はナット13の内周面に形成されたボールねじ溝14と対向しており、これらのボールねじ溝12,14間には多数のボール15が組み込まれている。
【0013】
ボール15はねじ軸11またはナット13の一方が回転するとねじ軸側ボールねじ溝12とナット側ボールねじ溝14との間に形成された螺旋状のボール転動路を転動するようになっており、上記ボール転動路を転動したボール15はナット13に組み付けられたボール循環チューブ16内にすくい上げられ、このボール循環チューブ16内を通って元の位置に戻るようになっている。なお、ナット13の両端面には、ねじ軸11とナット13との間隙をシールするシールリング19(図2参照)が取り付けられている。
【0014】
ナット13には、複数の貫通穴17がナット13の軸方向に沿って設けられている。これらの貫通穴17にはグリース等の潤滑剤が封入されており、各貫通穴17に封入された潤滑剤は、ナット13の端面に設けられた潤滑剤案内溝18を通ってナット13の内径側に流れるようになっている。なお、貫通穴17の開口端はシールリング19によって閉塞されている。
【0015】
このように構成される第1の実施形態では、貫通穴17に封入されたグリース等の潤滑剤がナット13の端面に設けられた潤滑剤案内溝18を通ってナット13の内周面に流れ、ナット13の内周面からボールねじ溝12,14やボール15に供給される。したがって、前述した従来技術のように、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝12,14やボール15に潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝12,14やボール15の摩耗を抑制することができる。
【0016】
次に、図3及び図4を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。
図3及び図4において、第2の実施形態に係るボールねじ装置はねじ軸11およびナット13を備えており、ねじ軸11の外周面にはボールねじ溝12がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボールねじ溝12はナット13の内周面に形成されたボールねじ溝14と対向しており、これらのボールねじ溝12,14間には多数のボール15が組み込まれている。
【0017】
ボール15はねじ軸11またはナット13の一方が回転するとねじ軸側ボールねじ溝12とナット側ボールねじ溝14との間に形成された螺旋状のボール転動路を転動するようになっており、ナット13の両端部には、ボール15を循環させるためのボール循環部材20(図3参照)が組み込まれている。なお、ナット13の両端面には、ねじ軸11とナット13との間隙をシールするシールリング19(図4参照)が取り付けられている。
【0018】
ナット13の両端面には、非貫通穴21がナット13の軸方向に沿って設けられている。これらの非貫通穴21にはグリース等の潤滑剤が封入されており、各非貫通穴21に封入された潤滑剤は、ナット13の端面に設けられた潤滑剤案内溝18を通ってナット13の内径側に流れるようになっている。なお、非貫通穴21の開口端はシールリング19によって閉塞されている。
【0019】
このように構成される第2の実施形態では、非貫通穴21に封入されたグリース等の潤滑剤がナット13の端面に設けられた潤滑剤案内溝18を通ってナット13の内周面に流れ、ナット13の内周面からボールねじ溝12,14やボール15に供給される。したがって、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝12,14やボール15に潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝12,14やボール15の摩耗を抑制することができる。
【0020】
なお、上述した第2の実施形態では非貫通穴21をナット13の両端面に設けたが、ナット13の一端面のみに非貫通穴21を設けてもよい。また、第2の実施形態ではナット13の両端面に穴径が同じ非貫通穴21を設けたが、図5に示す第3の実施形態のように、非貫通穴21の穴径や深さをナット13の両端側で異ならせてもよい。
【0021】
次に、図6を参照して本発明の第4の実施形態について説明する。
図6において、第4の実施形態にボールねじ装置はねじ軸11およびナット13を備えており、ねじ軸11の外周面にはボールねじ溝12がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボールねじ溝12はナット13の内周面に形成されたボールねじ溝14と対向しており、これらのボールねじ溝12,14間には多数のボール15が組み込まれている。
【0022】
ボール15はねじ軸11またはナット13の一方が回転するとねじ軸側ボールねじ溝12とナット側ボールねじ溝14との間に形成された螺旋状のボール転動路を転動するようになっている。なお、ナット13の両端面には、ねじ軸11とナット13との間隙をシールするシールリング19が取り付けられている。
ナット13の両端面には、非貫通穴21がナット13の軸方向に沿って設けられている。これらの非貫通穴21にはグリース等の潤滑剤が封入されており、各非貫通穴21に封入された潤滑剤は、ナット13の内周面に穿設された潤滑剤案内穴22を通ってナット13の内径側に流れるようになっている。
【0023】
潤滑剤案内穴22はナット13の内周面をドリルあるいはエンドミル等でナット13の外径側から穴明け加工して形成されており、ドリルあるいはエンドミル等によってナット13の外周面に形成された加工穴には、非貫通穴21に封入された潤滑剤がナット13の外径側に流出しないように、栓体23が嵌め込まれている。
【0024】
このように構成される第4の実施形態では、非貫通穴21に封入されたグリース等の潤滑剤がナット13の内周面に設けられた潤滑剤案内穴22を通ってナット13の内周面に流れ、ナット13の内周面からボールねじ溝12,14やボール15に供給される。したがって、前述した従来技術のように、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝12,14やボール15に潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝12,14やボール15の摩耗を抑制することができる。
【0025】
なお、上述した第4の実施形態では非貫通穴21の開口端をシールリング19で密閉するようにしたが、図7に示す第5の実施形態のように、非貫通穴21の開口端を栓体24で密閉するようにしてもよい。また、第4及び第5の実施形態ではナット13の両端面に穴径が同じ非貫通穴21を設けたが、図8に示す第6の実施形態のように、非貫通穴21の穴径や深さをナット13の両端側で異ならせてもよい。
【0026】
次に、図9を参照して本発明の第7の実施形態について説明する。
図9において、第7の実施形態にボールねじ装置はねじ軸11およびナット13を備えており、ねじ軸11の外周面にはボールねじ溝12がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボールねじ溝12はナット13の内周面に形成されたボールねじ溝14と対向しており、これらのボールねじ溝12,14間には多数のボール15が組み込まれている。
【0027】
ボール15はねじ軸11またはナット13の一方が回転するとねじ軸側ボールねじ溝12とナット側ボールねじ溝14との間に形成された螺旋状のボール転動路を転動するようになっている。
ナット13には、貫通穴17がナット13の軸方向に沿って設けられている。この貫通穴17にはグリース等の潤滑剤が封入されており、貫通穴17に封入された潤滑剤は、ナット13の内周面に穿設された潤滑剤案内穴22を通ってナット13の内径側に流れるようになっている。
【0028】
潤滑剤案内穴22はナット13の内周面をドリルあるいはエンドミル等でナット13の外径側から穴明け加工して形成されており、ドリルあるいはエンドミル等によってナット13の外周面に形成された加工穴には、貫通穴17に封入された潤滑剤がナット13の外径側に流出しないように、栓体23が嵌め込まれている。なお、貫通穴17の両端開口は栓体25によって閉塞されている。
【0029】
このように構成される第7の実施形態では、貫通穴17に封入されたグリース等の潤滑剤がナット13の内周面に穿設された潤滑剤案内穴22を通ってナット13の内周面に流れ、ナット13の内周面からボールねじ溝12,14やボール15に供給される。したがって、前述した従来技術のように、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝12,14やボール15に潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝12,14やボール15の摩耗を抑制することができる。
【0030】
次に、図10を参照して本発明の第8の実施形態について説明する。
図10において、第8の実施形態にボールねじ装置はねじ軸11およびナット13を備えており、ねじ軸11の外周面にはボールねじ溝12がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボールねじ溝12はナット13の内周面に形成されたボールねじ溝14と対向しており、これらのボールねじ溝12,14間には多数のボール15が組み込まれている。
【0031】
ボール15はねじ軸11またはナット13の一方が回転するとねじ軸側ボールねじ溝12とナット側ボールねじ溝14との間に形成された螺旋状のボール転動路を転動するようになっている。
ナット13には、貫通穴17がナット13の軸方向に沿って設けられている。この貫通穴17にはグリース等の潤滑剤が封入されており、貫通穴17に封入された潤滑剤は、ナット13の内周面に穿設された潤滑剤案内穴22を通ってナット13の内径側に流れるようになっている。
【0032】
潤滑剤案内穴22はナット13の内周面をドリルあるいはエンドミル等でナット13の外径側から穴明け加工して形成されており、この潤滑剤案内穴22には、潤滑剤流量調整部材26が設けられている。この潤滑剤流量調整部材26は例えばフェルト、スポンジ等の網目構造繊維質材からなり、潤滑剤案内穴22を流れる潤滑剤は潤滑剤流量調整部材26によって流量が調整されるようになっている。なお、潤滑剤案内穴22を形成する際にドリルあるいはエンドミル等によってナット13の外周面に形成された加工穴には、貫通穴17に封入された潤滑剤がナット13の外径側に流出しないように、栓体23が嵌め込まれている。また、貫通穴17の両端開口は栓体25によって閉塞されている。
【0033】
このように構成される第8の実施形態では、貫通穴17に封入されたグリース等の潤滑剤が潤滑剤案内穴22に設けられた潤滑剤流量調整部材26を通過してナット13の内周面に供給され、ナット13の内周面からボールねじ溝12,14やボール15に供給される。したがって、前述した従来技術のように、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝12,14やボール15に潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝12,14やボール15の摩耗を抑制することができる。
【0034】
また、上述した実施形態では潤滑剤案内穴22に潤滑剤流量調整部材26を設けたことにより、潤滑剤案内穴22からナット13の内径側に供給される潤滑剤の供給量を潤滑剤流量調整部材26によって調整することができる。
なお、上述した第8の実施形態ではナット13の内径側に供給される潤滑剤の流量を調整する潤滑剤流量調整部材26を潤滑剤案内穴22に設けたが、図11に示す第9の実施形態のように、ナット13の内径より径の大きい穴部27をナット13の両端面に設け、この穴部27に潤滑剤流量調整部材26をねじ軸11の外周面に接するように設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1乃至4の発明に係るボールねじ装置によれば、円筒状のシールキャップ内に潤滑剤ポリマ部材を収容して構成される潤滑剤装置をナットの端面に取り付けなくてもボールねじ溝やボールに潤滑剤を供給できるので、ナットの軸方向長さを増大させることなくボールねじ溝やボールの摩耗を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るボールねじ装置の斜視図である。
【図2】図1に示すボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るボールねじ装置の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図9】本発明の第6の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図10】本発明の第7の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【図11】本発明の第8の実施形態に係るボールねじ装置の軸方向断面図である。
【符号の説明】
11 ねじ軸
12 ボールねじ溝
13 ナット
14 ボールねじ溝
15 ボール
16 ボール循環チューブ
17 貫通穴
18 潤滑剤案内溝
19 シールリング
20 ボール循環部材
21 非貫通穴
22 潤滑剤案内穴
23 栓体
24 栓体
25 栓体
26 潤滑剤流量調整部材

Claims (4)

  1. 外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、
    前記ナットに潤滑剤封入用の貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの端面に前記貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内溝を設けたことを特徴とするボールねじ装置。
  2. 外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、
    前記ナットに潤滑剤封入用の貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの内周面に前記貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内穴を設けたことを特徴とするボールねじ装置。
  3. 外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、
    前記ナットの端面に潤滑剤封入用の非貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの端面に前記非貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内溝を設けたことを特徴とするボールねじ装置。
  4. 外周面にボールねじ溝を有するねじ軸と、このねじ軸の前記ボールねじ溝と対向するボールねじ溝を内周面に有するナットと、前記ねじ軸または前記ナットの回転運動により前記ねじ軸および前記ナットのボールねじ溝間を転動する多数のボールとを備えたボールねじ装置において、
    前記ナットの端面に潤滑剤封入用の非貫通穴を前記ナットの軸方向に沿って設けるとともに、前記ナットの内周面に前記非貫通穴に封入された潤滑剤を前記ナットの内径側に導く潤滑剤案内穴を設けたことを特徴とするボールねじ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012255496A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Nsk Ltd ボールねじ装置
CN112196921A (zh) * 2019-07-07 2021-01-08 瀚德刹车片产品公司 制动器致动机构和盘式制动器以及制造方法

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