JP2004324628A - 車両重量による発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両が持つ重量エネルギーを有効に利用し発電機を駆動し、電力を得ること。
【解決手段】道路上の車両停止線1及び駐車場の一部を可動式にし、その下部に空気圧搾シリンダー3を取付け、このシリンダー内に配置されたピストン4と路面を連接棒により接続する。車両が路面を通過するとピストンが押し下げられ、シリンダー内圧力が高まり、圧縮空気がエアーモーター13に送られ、エアモーターが回転し、発電機14が駆動される。
【選択図】図1
【解決手段】道路上の車両停止線1及び駐車場の一部を可動式にし、その下部に空気圧搾シリンダー3を取付け、このシリンダー内に配置されたピストン4と路面を連接棒により接続する。車両が路面を通過するとピストンが押し下げられ、シリンダー内圧力が高まり、圧縮空気がエアーモーター13に送られ、エアモーターが回転し、発電機14が駆動される。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両重量を利用し発電するシステムであり、道路上では車両停止線を可動式にすることにより、又駐車場ではその面の一部を可動式にすることにより圧搾空気を発生させ、これにより発電機を作動させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の“車両重量による発電”という発想は今日まで見られなかった。ただし、それに必要な圧搾空気を発生させるために道路上の停止線及び駐車上の一部を可動式にすることにより、結果的にそれらが立体的となった。この観点より2者の従来のあり方を述べる。
先ず従来の停止線についてであるが、これは路面に白線(巾:約45cm)にて示されているものである。これは時間の経過により変色したり、又一部分或は多くが剥がれている状態がよく見受けられる。これら変色或は損傷を受けている停止線に対しドライバーの精神状態等も加わるなどで、ラインオーバーストップがよく見られる。又一時停止線に対してはドライバーの焦り等で正確な一時停止が行われず事故の発生も見られた。
次に駐車場、特に大形スパー等多数の車が駐車する所では多くの迷惑駐車が見受けられる。
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献1】
いずれも該当する文献見当らず。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は多数の車両が持つ重量エネルギーを有効に利用するためのシステムの一つである。即ち車両重量により圧搾空気を発生させそれにより気動機(エアーモーター)を回転させ同時に発電機も連動させ電気を得るものである。この圧搾空気を発生させる装置を
【図1】及び【図7】のように、道路上の停止線及び駐車場の一部を可動式にし、その下部にセットするものである。このような装置により、車両重量から電気を発生させることが本発明の主たる課題である。又結果的に本システムの停止線及び駐車場の一部を立体化することにより両者は付随的に“交差点における交通事故減化及び駐車場における迷惑駐車減化”いう課題にも直面するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は車両重量による発電システムであり、そのため道路上の停止線及び駐車場の一部を可動式にし、それぞれに立体性を持たせたものである。このことは
【0004】中に述べた付随的課題の解決手段となる。
次に本課題である発電に関してはそれぞれ可動式停止線、駐車場可動部のそれぞれ下部に圧搾機をセットし、それらに車両重量が加えられ圧搾空気を発生させ、それにより発電機を回転させ電気を得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
ここで本発明の実施の形態を述べる。
本発明は車両重量による発電システムであることは既述の通りである。その原理は同一であるが、可動式停止線の場合と駐車場の場合の2法があり、先ず前者、即ち可動式停止線の形態より述べる。
本システムのフローは
【図1】に示す通りであり、同図により説明を進める。可動式停止線(1)は車両通行のなき時、即ち無荷重の時は常にピストン(4)棒上部にセットされたスプリング(6)により車両に対し所定の角度で対面を保っている。同時に空気遮断弁(8)はウエイト(9)の重量により“開”の状態に保たれている。
車両通過時、即ち停止線に荷重が加えられた時には、それは路面とほぼ水平の状態となりその様子は
【図2】に示す通りである。ここで圧搾空気発生に関し説明をする。荷重より圧搾シリンダー(3)内部のピストン(4)及び空気遮断弁(8)の3者により圧搾空気は発生するものである。この空気遮断弁(8)はウエイト(9)により常に“開”の状態を保つものであるが、荷重によりピストン(4)が下がれば直ちにその空気圧により“閉”となり、空気は空気貯留タンク(11)の方に押し出されるものである。
尚、遮断弁(8)とウエイト(9)との重量比は特に定めないがウエイト(9)の方に若干の“大き目の重量”を与える程度で充分である。又シリンダー(3)内の空気漏れ防止強化のためその下部に空気漏れ防止ゴムリング(10)をセットするものである。
圧搾空気は貯留タンク(11)に送られ必要に応じ気動機(エアーモーター)(13)に噴出され発動機(14)も連動し発電し、最後に蓄電池(15)へと送られるものである。これ以降についてはその目的が種々見られるのでフローの説明はこれまでとする。
本システム中重要なファクターとしての圧搾空気の流れに関し必要に応じ逆止弁(12)など種々なる弁類は必ずセットするものである。
ここで各機器類等の詳細説明及びそれらに関する数値を記す。
本装置中、可動式停止線(1)は長さ:3m、巾:約45cmとしたものを固定化し1ユニットと定める。同停止線(1)接続機器に関しては詳細説明を加えるが、その他の機器については種々なる条件により変化が見られるため、それ等の寸法及び配位置についての説明は不述とする。
先ず、停止線(1)直下の圧搾空気発生用のシリンダー(3)の配列に説明を加える。それは
【図5】に示す通り、図中▲2▼、▲5▼の位置関係は平均的車両巾としその両サイドに対称的に▲1▼、▲3▼、▲4▼、▲6▼をセットする。停止線(1)の可動高については5〜6cmと定める。従って圧搾ピストン(4)のストロークもほぼ同値となるものの、青信号の際の車両通行による各シリンダーの負荷配分、及びシリンダー(3)内部の急激なる圧力上昇に伴う破損を考慮し、▲1▼、▲3▼、▲4▼、▲6▼のストロークは2〜3cmにセットし、又シリンダー(3)内部の減圧を計るためピストン(4)は2ヶ所に減圧溝(5)を設ける。尚ピストン径については5〜7cmぐらいに定める。
最後に逆走車衝撃緩和材(2)に関し説明を加える。
すべてのドライバーが法規通の運転を行えば問題はないが現実問題としてそれは非常に難しいことである。そこで“対向車線はみ出し運転”を配慮しそれが大事故に至らぬよう停止線(1)先端にゴム製の衝撃緩和カバー(2)を取付けるものである。
次に駐車場に於ける本システムに関しその形態を述べる。
本システムは、駐車場の一部を可動式にし、その下部に停止線の場合と同様の圧搾空気発生機器を取付けたものである。
従って圧搾空気の発生、流れ、発電システム等に関しては各機器の寸法、容量等が異なるのみでその原理は前者と同一であるので、それらの図は明記しない。
然し駐車時に於ける可動部の動きに関しては説明を加える。
駐車場が“空”の時は駐車場可動部(16)の前方上部に設けられた車両駐車補助板(17)及びその内部下部に取付けられた重り(18)によりその後部が持ち上げられ可動板ストッパー(20)で止められ、即ち圧搾ピストン(4)は最高位の状態で車の入場を待つものである。
次に駐車が行われる様子を記す。車両はスロースピードで入場し駐車補助板(17)をスムーズに通過し、つづいて駐車場可動部(板)(16)をゆっくりと下部に押し付け乍ら車ストッパー(19)まで進み駐車となる。この際ピストン(4)は最下位となり、同時に車両駐車補助板(17)は車両の下で凸状態となるが、一般的車両であれば接触問題は生じない。
尚ピストン(4)のストロークは30cm前後にセットする。これに使用するピストン(4)はその動きがスローのため減圧溝(5)のないものとする。又、圧搾シリンダー(3)の径及びその数についてであるが、径は12〜15cmが良好と思われる、その配列及び数は
【図6】の▲1▼〜▲4▼の4個とする。
出車の時はスロースピードで可動板(16)から補助板(17)に接し、それをゆっくりと押し下げ最後にそれが水平状態となり車にショックなしの運転を与えるものである。同時に可動板(16)は上がりストッパー(20)で止まり、シリンダー(3)は最上位を保ちながら次の入車を待つものである。
最後に本装置の保安の問題について述べる。本装置は駐車場に設置されるものでドライバー達は細心の注意でスロー運転を行うため事故は殆んど発生しないと思うが念のため可動部(16)の最後部と両面に硬質塩化ビニール樹脂板などによる危険防止板(21)を取付け安全には充分配慮するものである。
【0007】
【発明の効果】
本発明は無数の車両が持つ重量エネルギーにより電力を得るシステムであり、その規模にも左右されるもののスパーなどはこれにより電力会社への支払い料金に減料化が見られ、経費節減の一端を担うものである。
又発電のために停止線、駐車場の一部を立体化することにより“交通事故減化”及び“迷惑駐車減化”がみられることを確信するものである。
最後に本装置は未だ初歩的段階であり研究改良を加えることにより、バス(タクシー)乗場、ガソリンスタンド、或は貨物集配センターのトラック駐車場など多類の車両の出入が見られる所に応用され多くの電力が得られる日が来ることを切に望むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】「可動式停止線の関係機器及びそのフローを示した図面である」
【図2】「可動式停止線を示した断面図である」
【図3】「可動式停止線に使用される圧搾機ピストンを示した平面及び立体図である」
【図4】「圧搾機シリンダー下部の空気遮断弁関連を示した断面図である」
【図5】「1組の圧搾機配列を示した平面図である」
【図6】「駐車場に於ける1台分の場所を示した平面図である」、S:1/30
【図7】「駐車駐場の“空”の場合と“駐車時”を示した断面図である」
【符号の説明】
1は可動式停止線
2は逆走車衝撃緩和材(ゴム)
3は圧搾機シリンダー
4は圧搾機ピストン
5はピストン減圧溝
6はスプリング
7は空気吸入口
8は空気遮断弁
9はウエイト
10は空気漏れ防止ゴムリング
11は圧搾空気貯留タンク
12は逆止弁
13は気動機(エアー・モーター)
14は発電機
15は蓄電池
16は駐車場可動部(板)
17は車両駐車補助板
18は可動部“開”用重り
19は車ストッパー
20は可動板ストッパー
21は危険防止板
22は駐車場境界線
【発明の属する技術分野】
本発明は車両重量を利用し発電するシステムであり、道路上では車両停止線を可動式にすることにより、又駐車場ではその面の一部を可動式にすることにより圧搾空気を発生させ、これにより発電機を作動させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の“車両重量による発電”という発想は今日まで見られなかった。ただし、それに必要な圧搾空気を発生させるために道路上の停止線及び駐車上の一部を可動式にすることにより、結果的にそれらが立体的となった。この観点より2者の従来のあり方を述べる。
先ず従来の停止線についてであるが、これは路面に白線(巾:約45cm)にて示されているものである。これは時間の経過により変色したり、又一部分或は多くが剥がれている状態がよく見受けられる。これら変色或は損傷を受けている停止線に対しドライバーの精神状態等も加わるなどで、ラインオーバーストップがよく見られる。又一時停止線に対してはドライバーの焦り等で正確な一時停止が行われず事故の発生も見られた。
次に駐車場、特に大形スパー等多数の車が駐車する所では多くの迷惑駐車が見受けられる。
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献1】
いずれも該当する文献見当らず。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は多数の車両が持つ重量エネルギーを有効に利用するためのシステムの一つである。即ち車両重量により圧搾空気を発生させそれにより気動機(エアーモーター)を回転させ同時に発電機も連動させ電気を得るものである。この圧搾空気を発生させる装置を
【図1】及び【図7】のように、道路上の停止線及び駐車場の一部を可動式にし、その下部にセットするものである。このような装置により、車両重量から電気を発生させることが本発明の主たる課題である。又結果的に本システムの停止線及び駐車場の一部を立体化することにより両者は付随的に“交差点における交通事故減化及び駐車場における迷惑駐車減化”いう課題にも直面するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は車両重量による発電システムであり、そのため道路上の停止線及び駐車場の一部を可動式にし、それぞれに立体性を持たせたものである。このことは
【0004】中に述べた付随的課題の解決手段となる。
次に本課題である発電に関してはそれぞれ可動式停止線、駐車場可動部のそれぞれ下部に圧搾機をセットし、それらに車両重量が加えられ圧搾空気を発生させ、それにより発電機を回転させ電気を得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
ここで本発明の実施の形態を述べる。
本発明は車両重量による発電システムであることは既述の通りである。その原理は同一であるが、可動式停止線の場合と駐車場の場合の2法があり、先ず前者、即ち可動式停止線の形態より述べる。
本システムのフローは
【図1】に示す通りであり、同図により説明を進める。可動式停止線(1)は車両通行のなき時、即ち無荷重の時は常にピストン(4)棒上部にセットされたスプリング(6)により車両に対し所定の角度で対面を保っている。同時に空気遮断弁(8)はウエイト(9)の重量により“開”の状態に保たれている。
車両通過時、即ち停止線に荷重が加えられた時には、それは路面とほぼ水平の状態となりその様子は
【図2】に示す通りである。ここで圧搾空気発生に関し説明をする。荷重より圧搾シリンダー(3)内部のピストン(4)及び空気遮断弁(8)の3者により圧搾空気は発生するものである。この空気遮断弁(8)はウエイト(9)により常に“開”の状態を保つものであるが、荷重によりピストン(4)が下がれば直ちにその空気圧により“閉”となり、空気は空気貯留タンク(11)の方に押し出されるものである。
尚、遮断弁(8)とウエイト(9)との重量比は特に定めないがウエイト(9)の方に若干の“大き目の重量”を与える程度で充分である。又シリンダー(3)内の空気漏れ防止強化のためその下部に空気漏れ防止ゴムリング(10)をセットするものである。
圧搾空気は貯留タンク(11)に送られ必要に応じ気動機(エアーモーター)(13)に噴出され発動機(14)も連動し発電し、最後に蓄電池(15)へと送られるものである。これ以降についてはその目的が種々見られるのでフローの説明はこれまでとする。
本システム中重要なファクターとしての圧搾空気の流れに関し必要に応じ逆止弁(12)など種々なる弁類は必ずセットするものである。
ここで各機器類等の詳細説明及びそれらに関する数値を記す。
本装置中、可動式停止線(1)は長さ:3m、巾:約45cmとしたものを固定化し1ユニットと定める。同停止線(1)接続機器に関しては詳細説明を加えるが、その他の機器については種々なる条件により変化が見られるため、それ等の寸法及び配位置についての説明は不述とする。
先ず、停止線(1)直下の圧搾空気発生用のシリンダー(3)の配列に説明を加える。それは
【図5】に示す通り、図中▲2▼、▲5▼の位置関係は平均的車両巾としその両サイドに対称的に▲1▼、▲3▼、▲4▼、▲6▼をセットする。停止線(1)の可動高については5〜6cmと定める。従って圧搾ピストン(4)のストロークもほぼ同値となるものの、青信号の際の車両通行による各シリンダーの負荷配分、及びシリンダー(3)内部の急激なる圧力上昇に伴う破損を考慮し、▲1▼、▲3▼、▲4▼、▲6▼のストロークは2〜3cmにセットし、又シリンダー(3)内部の減圧を計るためピストン(4)は2ヶ所に減圧溝(5)を設ける。尚ピストン径については5〜7cmぐらいに定める。
最後に逆走車衝撃緩和材(2)に関し説明を加える。
すべてのドライバーが法規通の運転を行えば問題はないが現実問題としてそれは非常に難しいことである。そこで“対向車線はみ出し運転”を配慮しそれが大事故に至らぬよう停止線(1)先端にゴム製の衝撃緩和カバー(2)を取付けるものである。
次に駐車場に於ける本システムに関しその形態を述べる。
本システムは、駐車場の一部を可動式にし、その下部に停止線の場合と同様の圧搾空気発生機器を取付けたものである。
従って圧搾空気の発生、流れ、発電システム等に関しては各機器の寸法、容量等が異なるのみでその原理は前者と同一であるので、それらの図は明記しない。
然し駐車時に於ける可動部の動きに関しては説明を加える。
駐車場が“空”の時は駐車場可動部(16)の前方上部に設けられた車両駐車補助板(17)及びその内部下部に取付けられた重り(18)によりその後部が持ち上げられ可動板ストッパー(20)で止められ、即ち圧搾ピストン(4)は最高位の状態で車の入場を待つものである。
次に駐車が行われる様子を記す。車両はスロースピードで入場し駐車補助板(17)をスムーズに通過し、つづいて駐車場可動部(板)(16)をゆっくりと下部に押し付け乍ら車ストッパー(19)まで進み駐車となる。この際ピストン(4)は最下位となり、同時に車両駐車補助板(17)は車両の下で凸状態となるが、一般的車両であれば接触問題は生じない。
尚ピストン(4)のストロークは30cm前後にセットする。これに使用するピストン(4)はその動きがスローのため減圧溝(5)のないものとする。又、圧搾シリンダー(3)の径及びその数についてであるが、径は12〜15cmが良好と思われる、その配列及び数は
【図6】の▲1▼〜▲4▼の4個とする。
出車の時はスロースピードで可動板(16)から補助板(17)に接し、それをゆっくりと押し下げ最後にそれが水平状態となり車にショックなしの運転を与えるものである。同時に可動板(16)は上がりストッパー(20)で止まり、シリンダー(3)は最上位を保ちながら次の入車を待つものである。
最後に本装置の保安の問題について述べる。本装置は駐車場に設置されるものでドライバー達は細心の注意でスロー運転を行うため事故は殆んど発生しないと思うが念のため可動部(16)の最後部と両面に硬質塩化ビニール樹脂板などによる危険防止板(21)を取付け安全には充分配慮するものである。
【0007】
【発明の効果】
本発明は無数の車両が持つ重量エネルギーにより電力を得るシステムであり、その規模にも左右されるもののスパーなどはこれにより電力会社への支払い料金に減料化が見られ、経費節減の一端を担うものである。
又発電のために停止線、駐車場の一部を立体化することにより“交通事故減化”及び“迷惑駐車減化”がみられることを確信するものである。
最後に本装置は未だ初歩的段階であり研究改良を加えることにより、バス(タクシー)乗場、ガソリンスタンド、或は貨物集配センターのトラック駐車場など多類の車両の出入が見られる所に応用され多くの電力が得られる日が来ることを切に望むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】「可動式停止線の関係機器及びそのフローを示した図面である」
【図2】「可動式停止線を示した断面図である」
【図3】「可動式停止線に使用される圧搾機ピストンを示した平面及び立体図である」
【図4】「圧搾機シリンダー下部の空気遮断弁関連を示した断面図である」
【図5】「1組の圧搾機配列を示した平面図である」
【図6】「駐車場に於ける1台分の場所を示した平面図である」、S:1/30
【図7】「駐車駐場の“空”の場合と“駐車時”を示した断面図である」
【符号の説明】
1は可動式停止線
2は逆走車衝撃緩和材(ゴム)
3は圧搾機シリンダー
4は圧搾機ピストン
5はピストン減圧溝
6はスプリング
7は空気吸入口
8は空気遮断弁
9はウエイト
10は空気漏れ防止ゴムリング
11は圧搾空気貯留タンク
12は逆止弁
13は気動機(エアー・モーター)
14は発電機
15は蓄電池
16は駐車場可動部(板)
17は車両駐車補助板
18は可動部“開”用重り
19は車ストッパー
20は可動板ストッパー
21は危険防止板
22は駐車場境界線
Claims (3)
- 車両重量により圧搾空気を発生させ、それにより発電機を回転さて電気の発生を行うシステム
- 路面上の車両停止線(巾:約45cm)を可動式にし、その上に車両重量を加えることにより圧搾空気を発生させ発電するシステム
- 【請求項1】の原理を応用した駐車場システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155953A JP2004324628A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | 車両重量による発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155953A JP2004324628A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | 車両重量による発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004324628A true JP2004324628A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33508291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003155953A Pending JP2004324628A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | 車両重量による発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004324628A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7541684B1 (en) * | 2007-11-21 | 2009-06-02 | Valentino Joseph A | Systems for generating useful energy from vehicle motion |
WO2010025592A1 (zh) * | 2008-09-04 | 2010-03-11 | Chang Hung-Wei | 道路能量转换缓冲装置 |
CN103470459A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 东华大学 | 一种利用减速带的能量回收装置 |
CN104612922A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 浙江大学宁波理工学院 | 地下停车库坡道发电系统 |
JP2015132187A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 富士通株式会社 | 駐車監視センサモジュール及び駐車監視システム |
-
2003
- 2003-04-25 JP JP2003155953A patent/JP2004324628A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7541684B1 (en) * | 2007-11-21 | 2009-06-02 | Valentino Joseph A | Systems for generating useful energy from vehicle motion |
WO2010025592A1 (zh) * | 2008-09-04 | 2010-03-11 | Chang Hung-Wei | 道路能量转换缓冲装置 |
EP2336562A1 (en) * | 2008-09-04 | 2011-06-22 | Hung-Wei Chang | A buffer device for conversing the energy produced on a road |
EP2336562A4 (en) * | 2008-09-04 | 2012-02-15 | Hung-Wei Chang | BUFFER DEVICE FOR CONVERTING THE ENERGY PRODUCED ON A ROAD |
CN103470459A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 东华大学 | 一种利用减速带的能量回收装置 |
JP2015132187A (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-23 | 富士通株式会社 | 駐車監視センサモジュール及び駐車監視システム |
CN104612922A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-13 | 浙江大学宁波理工学院 | 地下停车库坡道发电系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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