JP2004323097A - 混合物収納部を設けた混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】混合物収納部をキャップの内部に設けて、混合時には、キャップを取外さないで定位置に上昇するまで廻動させるだけで、混合物収納部の蓋体を開いて収納された混合物を落下させ、容器内の内容物を混合させるようにした操作性の優れた混合収納容器を提供すること。
【解決手段】内容液を収容した容器と、容器口筒部に被嵌され、内部を混合物収納部とした内筒を垂設したキャップと、口筒部上端に嵌着され、前記内筒下端を密封する栓蓋を切断可能な連結部を介して連設した中栓とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、混合物収納部を設けた混合容器、とくに粉末状、顆粒状、または液状等を収納する混合物収納部を具え、使用時に容器内の液中に混合するようにした混合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
混合物収納部を設け、使用前に混合物を内容液中に混合するようにした混合容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記の混合容器は、二種収納物混合容器として、第1種収納物を収納する第1容器体(1)と、該第1容器体(1)の口筒部に螺着される周壁(12)と内向きのフランジ(13)とから形成されるキャップに、キャップの頂壁(フランジ13が相当)を貫通するように連設した第2種収納物を収納する第2容器体(10)とを備え、第2容器体(10)の下部を、下端に厚肉部(20)と薄肉部(21)とを設けた筒体と、係合板(19)を設けた底板(18)とからなる閉塞筒(15)で密封し、使用にあたってキャップを開蓋することにより、係合板(19)を口筒部下端の段部(3)に当接させて底板(18)を開き、第2種混合物を第1種混合物に混合させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開10−329874号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の混合容器は、混合物の混合時に、すべての混合物を落下させるためには、底板を一定角度まで傾斜させなければならず、底板の係合板が口筒部下端の段部に係合しているので、キャップの螺合を解いて、さらに上方に持ち上げなければならないという問題があった。
また、係合板を口筒部下端の段部に係合させるためには、混合物を入れた第2容器体が小径となり、第2容器体の頭部がキャップの頂壁上方に突出するので、デザイン上の制約が生じるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題を解決することを課題として、混合物収納部をキャップの内部に設けて、混合時には、キャップを取外さないで定位置に上昇するまで廻動させるだけで、混合物収納部の蓋体を開いて収納された混合物を落下させ、容器内の内容物を混合させるようにした操作性の優れた混合収納容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、混合物収納部を設けた混合容器として、内容液を収容した容器と、容器口筒部に被嵌され、内部を混合物収納部とした内筒を垂設したキャップと、口筒部上端に嵌着され、前記内筒下端を密封する栓蓋を切断可能な連結部を介して連設した中栓とを備えていることを特徴とする構成を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは内容液を収納する容器、Bは中栓、Cは混合物収納部を具備したキャップである。
【0009】
容器Aは、口筒部1と肩部、胴部2と底部3からなっており、口筒部1は、上端に係止環4を設けた縮径部5とねじ筒部6とを具えている。
ねじ筒部6外周には、ねじ7が螺設されており、その下方では、環状溝8が設けられている。
胴部2は、円形、または楕円状、角部を円弧とした角形状等であり、底部3は、接地端9と平底板10とからなっている。
【0010】
中栓Bは、中栓本体B1と、中栓本体B1に連設された混合物収納部の栓蓋B2とからなっている。
中栓本体B1は、外筒11と上壁12、内筒13とからなり、外筒11の下端には、口筒部1の係止環4に係合する係合環14が設けられている。
内筒13の上方部は、口筒部1の内周に係合し、容器A内部を密封する嵌合部15となっており、内筒13の下端には、栓蓋B2を連設するための複数の切断可能な連結片16、または切断可能な薄肉部が設けられている。
【0011】
栓蓋B2は、蓋板17と嵌合筒18からなっており、蓋板17の外周は、前記連結片16を介して中栓本体B1と接続されている。
嵌合筒18は、蓋板17の外周より一定距離離れた内側に立設されており、嵌合筒18の外周面には、上下に複数の膨出環19が設けられている。
【0012】
キャップCは、頂壁20と、頂壁20の外周に垂設された外筒21と、その内側に垂設された内筒22とからなっており、外筒21の内周には、口筒部1のねじ7に螺合するねじ23が刻設されている。
内筒22の内部は、混合物収納部24となっており、混合物が収納された後に栓蓋B2によって密封される。
内筒22の下端内周には、膨出環25が設けられている。
【0013】
次に、本混合容器の使用態様と作用効果について説明する。
本混合容器は、化粧料、薬品等の二種混合物の混合、甘味料等の飲料液への混合などに利用される。
容器A内には、内容物として液体、または粘性液が入れられるが、その他にも粉末状、顆粒状等の固形物を収納しておいてもよい。
また、混合物収納部24には、粉末状、顆粒状その他の固形物、または液体等が収納される。
【0014】
内容物の収納にあたっては、図2に示すように、頂壁20を下にして倒立したキャップCの内筒22内に混合物を入れ、中栓本体B1を外筒21と内筒22との間に挿入し、栓蓋B2の嵌合筒18を内筒22に嵌挿し、膨出環19と膨出環25とを係合させると、栓蓋B2によって混合物を収納した内筒22が密封され、混合物収納部24が形成される。
【0015】
次いで、混合物を収納したキャップCを、頂壁20を上にして内容物を収納した容器Aの口筒部1に螺合させ、キャップCを廻動させていくと、定位置で連結片16は切断される。
さらに廻動させると、キャップCの頂壁20が、中栓本体B1の上壁12上面に接合して、キャップCの廻動とともに中栓Bを押下げ、中栓本体B1の外筒11を口筒部1上端の縮径部5に嵌挿させ、最終の締着位置では、図3に示すように、係合環14が口筒部1の係止環4の下側に係止され、中栓Bが口筒部1に嵌着される。
【0016】
混合容器の使用時には、キャップCを廻動し、上昇させると、蓋板17の周縁部17aが、中栓本体B1の内筒13の下端に接合して、さらに廻動していくと、図4に示すように、栓蓋B2がキャップC内筒22から外れて落下し、混合物を内容液に混合させる。
次いで、容器Aを振ると、混合物を均等に混合させることができる。
【0017】
混合液を使う場合には、キャップCを取外して、内容液を注出することができる。
注出後に残った液をしまっておく場合には、キャップCを閉蓋しておくことによって内容液を保存することができる。
【0018】
前記実施形態においては、キャップCを口筒部1に螺合するようにしているが、口筒部1のねじ筒部6に、ねじ7に変え係止突条を設け、キャップCに内方に膨出する膨出環を設けて、口筒部1にキャップCを嵌合するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
キャップ内に混合物収納部を設け、キャップの廻動により、収納部の栓蓋を開くことができるので、簡単な操作によって、混合物を内容液中に容易に混合させることができる。
また、混合物収納部がキャップ内にあるので、混合容器の外観がすっきりしたものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明混合容器の分解説明図である。
【図2】混合物収納時のキャップ、中栓の説明図である。
【図3】混合物を収納した混合容器の断面図である。
【図4】混合時の説明図である。
【符号の説明】
A 容器
B 中栓
B1 中栓本体
B2 栓蓋
C キャップ
1 口筒部
2 胴部
3 底部
4 係止環
5 縮径部
6 ねじ筒部
7 ねじ
8 環状溝
9 接地端
10 平底板
11 外筒
12 上壁
13 内筒
14 係合環
15 嵌合部
16 連結片
17 蓋板
18 嵌合筒
19 膨出環
20 頂壁
21 外筒
22 内筒
23 ねじ
24 混合物収納部
25 膨出環

Claims (1)

  1. 内容液を収容した容器と、
    容器口筒部に被嵌され、内部を混合物収納部とした内筒を垂設したキャップと、
    口筒部上端に嵌着され、前記内筒下端を密封する栓蓋を切断可能な連結部を介して連設した中栓とを備えていることを特徴とする混合物収納部を設けた混合容器。
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