JP2004321108A - 脱穀装置 - Google Patents

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Hisayuki Satoji
久幸 里路
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】脱穀後の排藁の穂先部分に残存する穀粒を排藁搬送チェンによる搬送中に脱落させ、穀粒の回収を十分に行えるものとして収穫損失を減じる。
【解決手段】扱室後側壁3の後面側であってフィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設ける。そして、第1の手段として、該処理用回転体38のテ−パ面36を排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設ける。第2の手段として、該処理用回転体38の回転周速度を扱胴4の回転周速度よりも高速に設定する。第3の手段として、該処理用回転体38と一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン等の脱穀装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脱穀装置において、フィ−ドチェンで搬送されながら扱胴の作用を受けて脱穀処理された後の排藁は、排藁搬送チェンに引き継がれて機外へ排出されるのであるが、この排藁の穂先部分にまだ完全に脱粒されていない穀粒が残存していたり、脱粒してはいるもののこの排藁の穂先部分にささり込んで残存する穀粒があり、このような穀粒が排藁と共に機外へ連れ出されて収穫損失(所謂、4番ロス)を来たしている。
【0003】
そこで、このような収穫損失をなくするために、扱室の後方空間内に処理用回転体を駆動回転自在に軸架して設けた脱穀装置が試みられてきた。
このような従来の脱穀装置は、扱室の後方空間内に円筒状の処理胴を駆動回転自在に軸架して設けた構成のものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、扱室の後方空間内に処理用ベルトを駆動自在に設けた構成のものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭56−147838号公報(請求項、第2図)
【特許文献2】
実開昭59−6450号公報(請求項、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の脱穀装置においては、扱室の後方空間内に円筒状の処理胴ないし処理用のベルトを駆動回転自在に軸架して設け、該処理胴ないし処理用ベルトによって、フィ−ドチェンから排藁搬送チェンへ引き継がれて搬送される排藁の穂先側に処理作用を与えることとなる。
【0007】
この際、フィ−ドチェンの搬送作用によって、排藁の穂先側は扱室後側壁に形成された排稈口から出て、排藁搬送チェンに引き継がれなら、この排藁の穂先側は後方上方へと移行してゆく。
しかしながら、この際、排藁の穂先側に作用する処理用回転体が、前述のように単なる円筒状の処理胴やベルト式の処理体であるために、これらが搬送抵抗となってこの排藁の穂先側が円滑に後方上方へと案内されにくく、排藁の流れが阻害されて、排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができず、穀粒の回収が不十分となり、収穫損失を減じることができない欠点がある。
【0008】
また、排藁の穂先側に作用する処理用回転体の回転速度が遅いと、排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができず、穀粒の回収が不十分となり、収穫損失を減じることができない欠点がある。
また、処理用回転体の直下方に揺動選別棚のシ−ブや一番横送り螺旋が臨んでおらず、例えば処理用回転体の直下方に揺動選別棚のストロ−ラックや二番横送り螺旋が臨んでいると、処理用回転体の作用によって排藁穂先部から脱落した穀粒が、ストロ−ラックを通過して二番横送り螺旋に回収され、処理室や扱室に還元されて再処理されてしまい、脱ぷを来たしてしまう問題が生じる。
【0009】
本発明は、このような問題点を解消しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。
すなわち、請求項1記載の発明においては、扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38のテ−パ面36を前記排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設けたことを特徴とする脱穀装置の構成とする。
【0011】
また、請求項2記載の発明においては、扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38の回転周速度を前記扱胴4の回転周速度よりも高速に設定したことを特徴とする脱穀装置の構成とする。
【0012】
また、請求項3記載の発明においては、扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38と前記一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に前記揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成したことを特徴とする脱穀装置の構成とする。
【0013】
これにより、フィ−ドチェン6によって株元側を挾持された穀稈は、その穂先側を扱口5から扱室内に挿入した状態で後方へ搬送され、この搬送中に扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に軸架された扱胴4の作用を受けて脱穀処理される。脱穀後の排藁は、フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7に引き継がれて更に後方へ搬送され、機外へ排出される。また、扱胴4の作用によって脱粒した穀粒及び藁屑等は、揺動選別棚9に受けられて、該揺動選別棚9による揺動選別および唐箕10からの選別風によって選別され、穀粒は一番横送り螺旋11に取り込まれて一時貯留される。また、枝梗付着粒等は二番横送り螺旋12に取り込まれて、例えば揺動選別棚9に還元されて再選別されたり処理室や扱室に還元されて再処理される。
【0014】
しかして、請求項1に記載の発明においては、フィ−ドチェン6の搬送作用によって、排藁の穂先側は扱室後側壁3に形成された排稈口から出て、排藁搬送チェン7に引き継がれなら、この排藁の穂先側は後方上方へと移行してゆく。
この際、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、該処理用回転体38のテ−パ面36が前記排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設けられているために、このテ−パ面36によって排藁の穂先側が円滑に後方上方へと案内され、排藁の流れが阻害されず、排藁の穂先部分に残存する穀粒が充分に脱落され、揺動選別棚9上へ落下して穀粒の回収が十分に行われる。
【0015】
また、請求項2に記載の発明においては、フィ−ドチェン6の搬送作用によって、排藁の穂先側は扱室後側壁3に形成された排稈口から出て、排藁搬送チェン7に引き継がれなら、この排藁の穂先側は後方上方へと移行してゆく。
この際、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、処理用回転体38の回転周速度が扱胴4の回転周速度よりも高速に設定されているために、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38の回転速度が速いために、排藁の穂先部分に残存する穀粒が充分に脱落され、揺動選別棚9上へ落下して穀粒の回収が十分に行われる。
【0016】
また、請求項3に記載の発明においては、フィ−ドチェン6の搬送作用によって、排藁の穂先側は扱室後側壁3に形成された排稈口から出て、排藁搬送チェン7に引き継がれなら、この排藁の穂先側は後方上方へと移行してゆく。
この際、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、処理用回転体38と一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に前記揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成されているために、処理用回転体38によって排藁の穂先部分から脱落した穀粒は、揺動選別棚9のシ−ブ47によって選別されて一番横送り螺旋11に回収され、一時貯留される。
【0017】
【発明の効果】
請求項1記載の発明においては、処理用回転体38のテ−パ面36によって排藁の穂先側が円滑に後方上方へと案内され、排藁の流れが阻害されず、この処理用回転体38によって排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができ、穀粒の回収を十分に行えて、収穫損失を減じることができる。
【0018】
請求項2記載の発明においては、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38の回転速度が速いために、この処理用回転体38によって排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができ、穀粒の回収を十分に行えて、収穫損失を減じることができる。
【0019】
請求項3記載の発明においては、処理用回転体38によって排藁の穂先部分から脱落した穀粒が、揺動選別棚9のシ−ブ47によって選別されて一番横送り螺旋11に回収されるために、二番横送り螺旋12に回収されることなく、回収穀粒の脱ぷの発生を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図面は、いずれもコンバインに搭載される脱穀装置を示す。
図1〜図5に示すように、脱穀装置1は、扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成する。
【0021】
また、前記扱室後側壁3の前側であって扱胴4の終端部側方に臨む部位に処理室連通口13を形成し、該処理室連通口13の反扱胴4側に螺旋翼14を有する処理胴15を駆動回転自在に軸架する。該処理胴15は前記扱胴4の始端部付近に対応する位置から扱胴4の終端より後方の位置まで延設し、該処理胴15の始端部には前記二番横送り螺旋12から連通する二番還元筒16上端部の二番還元口17を連通させる。18は前記一番横送り螺旋11から連通する一番揚穀筒、19は前記揺動選別棚9の後部上方に配置する横断流ファン、20は前記排藁搬送チェン7によって搬出される排藁を細断する排藁カッタ−、21は前記排藁搬送チェン7に併設する排藁穂先搬送装置である。
【0022】
また、前記扱胴4を軸架する扱胴軸22の前端部には扱胴入力プ−リ23を設け、前記処理胴15を軸架する処理胴軸24の前端部には処理胴入力プ−リ25を設けて、該扱胴入力プ−リ23と処理胴入力プ−リ25との間に伝動ベルト26を巻回する。前記扱室前側壁2の前面に設けた伝動ケ−ス27内において、入力軸28から入力される回転駆動力が該処理胴軸24にベベルギヤ伝動され、扱胴4をも連動して駆動する構成である。
【0023】
また、前記フィ−ドチェン6の始端部を巻回する駆動スプロケット29は伝動ケ−ス30に軸受し、該伝動ケ−ス30に走行用の油圧式無段変速装置31からの出力を伝動軸32と出力プ−リ33と入力プ−リ34とを介して入力し、フィ−ドチェン6をコンバインの走行速度に比例同調して変速できる構成とする。
【0024】
しかして、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38のテ−パ面36を前記排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設ける。
【0025】
該処理用回転体38は、前記扱室後側壁3の後面に固定した伝動ケ−ス39に軸受される構成であり、該伝動ケ−ス39は前記扱胴軸22の後端部を軸受して該扱胴軸22の後端部から処理用回転体駆動軸40を連動して駆動するものである。尚、該処理用回転体駆動軸40は、前記扱胴軸22に対して排藁搬送チェン7存在側斜め下方へ偏位する。
【0026】
また、前記処理用回転体駆動軸40に対して、処理用回転体38の内周部に連結したア−ム部材41を固定し、これによって処理用回転体38を処理用回転体駆動軸40に取り付ける構成である。これにより、処理用回転体38の前部は、前記伝動ケ−ス39を覆う。
【0027】
また、前記処理用回転体駆動軸40の後端部は、処理用回転体38の後端部から後方へ突出し、この突出端部に設けた出力プ−リ42と前記排藁搬送チェン7の入力プ−リ43との間に伝動ベルト44を巻回する。これより、扱胴軸22が回転駆動すると、伝動ケ−ス39、処理用回転体駆動軸40、出力プ−リ42、伝動ベルト44、入力プ−リ43、及びベベルギヤケ−ス45、駆動スプロケット46を介して排藁搬送チェン7及び排藁穂先搬送装置21が連動して駆動される。
【0028】
尚、47はシ−ブ、48は選別網、49はストロ−ラック、50は第2唐箕である。
以上の構成により、フィ−ドチェン6によって株元側を挾持された穀稈は、その穂先側を扱口5から扱室内に挿入した状態で後方へ搬送され、この搬送中に扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に軸架された扱胴4の作用を受けて脱穀処理される。脱穀後の排藁は、フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7に引き継がれて更に後方へ搬送され、機外へ排出される。また、扱胴4の作用によって脱粒した穀粒及び藁屑等は、揺動選別棚9に受けられて、該揺動選別棚9による揺動選別および唐箕10からの選別風によって選別され、穀粒は一番横送り螺旋11に取り込まれて一時貯留される。また、枝梗付着粒等は二番横送り螺旋12に取り込まれて、例えば揺動選別棚9に還元されて再選別されたり処理室や扱室に還元されて再処理される。
【0029】
このような脱穀作業中、フィ−ドチェン6の搬送作用によって、排藁の穂先側は扱室後側壁3に形成された排稈口51から出て、排藁搬送チェン7に引き継がれなら、この排藁の穂先側は後方上方へと移行してゆく。
この際、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、該処理用回転体38のテ−パ面36が前記排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設けられているために、このテ−パ面36によって排藁の穂先側が円滑に後方上方へと案内され、排藁の流れが阻害されず、排藁の穂先部分に残存する穀粒が充分に脱落され、揺動選別棚9へ落下させて穀粒の回収が十分に行われる。
【0030】
これにより、処理用回転体38のテ−パ面36によって排藁の穂先側が円滑に後方上方へと案内され、排藁の流れが阻害されず、この処理用回転体38によって排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができ、穀粒の回収を十分に行えて、収穫損失を減じることができる。
【0031】
次に、図6、図7に示すように、前記処理用回転体38は、その前部側を円筒状に形成して該円筒状の部分にU字状のワイヤ−ツ−ス52を植設し、また、その後部側を円錐状に形成して該円錐状の部分にストレ−トのバ−53を植設する。このように構成した処理用回転体38を回転駆動することにより、排藁穂先部分に脱粒せずに残っていた穀粒が前部側のU字状のワイヤ−ツ−ス52にからみついて脱粒され、また、穂先部分にささり込んでいた穀粒が後部側のストレ−トのバ−53によって叩かれて落下する。このように、前部側の処理用突起37をU字状のワイヤ−ツ−ス52とすることで未脱粒の脱粒性を向上させ、後部側の処理用突起37をストレ−トのバ−53とすることでささり粒の落下を促進しながら藁屑の絡み付きを防止することができる。
【0032】
次に、図8〜図10に示すように、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38の回転周速度を前記扱胴4の回転周速度よりも高速に設定する。
【0033】
即ち、扱胴4の周速をV1、処理用回転体38の周速をV2とした場合、
V1<V2
となるように扱胴軸22及び処理用回転体駆動軸40の回転駆動速度を設定する。 この構成により、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、処理用回転体38の回転周速度が扱胴4の回転周速度よりも高速に設定されているために、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38の回転速度が速いために、排藁の穂先部分に残存する穀粒が充分に脱落され、揺動選別棚9上へ落下して穀粒の回収が十分に行われる。
【0034】
従って、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38の回転速度が速いために、この処理用回転体38によって排藁の穂先部分に残存する穀粒を充分に脱落させることができ、穀粒の回収を十分に行えて、収穫損失を減じることができる。
即ち、扱胴4の回転を速くすると脱ぷが発生し穀粒が損傷するので、扱胴4の回転は一定回転以上に速くできない。これに対し、処理用回転体38は排藁部分に残存した穀粒を落とすだけであり、又、前後長を短くできるため、周速度を速くして排藁中の穀粒回収効率を上げることができるものでありながら、コンパクトに構成することができる。
【0035】
次に、図11に示すように、処理用回転体38の周面に植設する処理用突起37の高さを、扱胴4の周面に植設する扱歯54よりも高く形成する。尚、56はフィ−ドチェン6に対向する挟扼杆、57は扱胴4上方を覆う扱胴カバ−、58はグレンタンク、59は排出オ−ガ、60は排出オ−ガ旋回用モ−タである。
【0036】
即ち、処理用回転体38の下方には扱胴4の下側に設ける受網55のようなものがないが、処理用突起37の高さを高くすることによって扱室後側壁3の排稈口51から出て来る排藁の厚みを貫通して充分に作用でき、この排藁穂先部分に脱粒せずに残っていた穀粒の脱粒や、この排藁穂先部分にささり込んでいた穀粒の落下を促進して、穀粒の回収効率を向上させることができる。
【0037】
次に、図12に示すように、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38と前記一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に前記揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成する。
【0038】
この構成により、排藁の穂先側に作用する処理用回転体38が、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けたものであり、処理用回転体38と一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に前記揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成されているために、処理用回転体38によって排藁の穂先部分から脱落した穀粒は、揺動選別棚9のシ−ブ47によって選別されて一番横送り螺旋11に回収され、一時貯留される。
処理用回転体38によって排藁の穂先部分から脱落した穀粒が、揺動選別棚9の従って、シ−ブ47によって選別されて一番横送り螺旋11に回収されるために、二番横送り螺旋12に回収されることなく、回収穀粒の脱ぷの発生を防止することができる。
【0039】
次に、図13〜図15に示すように、前述の如く、処理用回転体駆動軸40の後端部に設けた出力プ−リ42から、伝動ベルト44、入力プ−リ43、及びベベルギヤケ−ス45、駆動スプロケット46を介して排藁搬送チェン7及び排藁穂先搬送装置21を連動して駆動するように構成する。
【0040】
これにより、処理用回転体38の作用によって排藁穂先部に混在していた藁屑も落とされるため、この処理用回転体38通過後の排藁穂先部によって前記伝動ベルト44に藁屑が巻き付いて伝動不良を起こすような不具合が発生しない。
次に、図16、図17に示すように、前記処理用回転体38の後側に排藁穂先搬送装置21の穂先搬送ラグ61を臨ませ、排藁搬送チェン7の始端部をフィ−ドチェン6終端部上に重なるように前方へ延長して設けてもよい。
【0041】
これにより、処理用回転体38の処理用突起37によって下方へ曲げられた排藁穂先部が、排藁穂先搬送装置21の穂先搬送ラグ61によってピックアップされて連続的に後方へ搬送される。また、排藁搬送チェン7の始端部がフィ−ドチェン6終端部上に重なっているため、排藁がこの引継部35にある状態で処理用回転体38の作用を受けても、排藁が引き抜かれることがなく、扱室後側壁3後方の狭い後方空間8に、処理用回転体38を合理的に配置することができる。
【0042】
次に、図18〜図20に示すように、前記処理用回転体38を、スタ−ホイル状に形成した複数枚の樹脂製の盤体62によって構成してもよい。即ち、凸部63を周方向4個所に形成した2枚の樹脂製の盤体62を、処理用回転体駆動軸40の軸心方向に所定間隔をおいて固定して設ける。尚、この盤体62は、2枚に限らず、3枚、4枚、5枚と設けてもよい。
【0043】
これにより、凸部63による排藁穂先部への処理作用が高まり、また、前述のように処理用回転体38を円筒ないし円錐状に形成する場合に比べて安価に提供することができる。
次に、図21、図22に示すように、前記処理用回転体38の内周部に伝動ケ−ス39が侵入するように配置し、扱室後側壁3と処理用回転体38とによってこの伝動ケ−ス39を覆う。
【0044】
これにより、この伝動ケ−ス39及び処理用回転体駆動軸40に藁屑が巻き付かず、処理用回転体38の回転駆動状態を円滑に維持することができる。
次に、図23〜図25に示すように、前記揺動選別棚9におけるシ−ブ47の上側であって、前記処理用回転体38の下側に近接する位置に、ガイド体64を設けてもよい。該ガイド体64は、複数枚のラック板65を左右方向に所定間隔をおいて平行に配置したものである。
【0045】
これにより、揺動選別棚9の揺動と共に該ガイド体64も揺動し、該ガイド体64のラック板65の揺動によって、排藁の穂先部を下側から保持して後方へ搬送し、この搬送中の排藁穂先部に処理用回転体38の処理用突起37を作用させてささり粒を落とすため、穀粒の分離が促進されて穀粒の回収効率を高めることができる。
【0046】
次に、図26〜図28に示すように、処理用回転体38の下側周部に沿うような複数の円弧状の受け枠66を所定間隔をおいて平行に設けて、前記処理用回転体38の処理用突起37であるワイヤ−ツ−ス52の先端部が受け枠66間の内周面に沿う方向へ回転するように構成してもよい。
【0047】
これにより、排藁穂先部が処理用回転体38のワイヤ−ツ−ス52によって下方へ押し曲げられるのを受け枠66によって支えて防止するため、該排藁穂先部が処理用回転体38のワイヤ−ツ−ス52の作用を適正に受けて、この排藁中のささり粒や未脱粒が落ちやすくなる。これより、穀粒の回収効率を向上させることができる。
【0048】
次に、図29〜図31に示すように、前記処理用回転体38の処理用突起37であるワイヤ−ツ−ス52の高さを高くし、処理用回転体38の下側周部に沿うような複数の円弧状の受け枠66を所定間隔をおいて平行に設けて、前記ワイヤ−ツ−ス52の先端部が受け枠66間の隙間から下方へ通過するように構成してもよい。
【0049】
これにより、処理用回転体38と受け枠66との間隔部を通過する排藁穂先部が、この処理用回転体38の回転に伴って上下に振られて、この排藁中のささり粒が落ちやすくなる。また、処理用回転体38のワイヤ−ツ−ス52の先端部が受け枠66間の隙間を通過するため、該ワイヤ−ツ−ス52が排藁穂先部に確実に作用してささり粒が落ちやすくなる。これより、穀粒の回収効率を向上させることができる。
【0050】
次に、図32〜図34に示すように、背面視、扱室後側壁3に形成した排稈口51の反扱口5側となる奥側部分に、処理用回転体38の処理用突起37先端の回転軌跡にオ−バ−ラップしない開放空間部67を形成するとよい。
即ち、処理用回転体38は、排藁穂先部にささり込んでいる穀粒や未脱粒を、排稈口51から出た直後の排藁穂先部に作用することによって落とすのであるが、この作用が行われる位置を扱口5側とし、排稈口51の反扱口5側には処理用回転体38の処理用突起37の回転軌跡が臨まない開放空間部37が形成されているので、扱胴4の作用によって発生した藁屑を、排藁の穂先部によって掃き出して開放空間部37から円滑に排出することができ、穀粒回収効率の高い脱穀作業を円滑に行うことができる。
【0051】
次に、図35、図36に示すように、背面視、前記処理用回転体38の回転方向を反時計方向とし、前記処理胴15の回転方向を時計方向としてもよい。
これにより、処理用回転体38によって落とされた穀粒や藁屑は、この処理用回転体38の反時計方向への回転によって揺動選別棚9の右側の処理胴15寄りの方向へ拡散放出されるが、処理胴15が逆の時計方向に回転するために、この処理胴15による放出物と共に、前記の処理用回転体38による放出物が合流ないし衝突して揺動選別棚9の中央部へ拡散される。これによって、揺動選別棚9上の被選別物が左右に偏ることが少なくなり、選別能力及び選別精度を向上させることができる。
【0052】
次に、図37〜図40に示すように、扱室と処理室とを処理室連通口13によって連通することにより、扱室で発生した藁屑を処理室へ排塵し、処理用回転体38で排藁のささり粒や未脱粒を回収する構成とする。
これにより、扱室から処理用回転体38へ搬送された排藁は、藁屑が予め処理室へ排塵された後のものであって藁屑の混在が少ないため、処理用回転体38によるささり粒や未脱粒の回収効果が高まるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図2】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図3】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図4】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図5】要部の構成の説明用平面図。
【図6】要部の構成の説明用背面図。
【図7】処理用回転体の斜視図。
【図8】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図9】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図10】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図11】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図12】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図13】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図14】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図15】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図16】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図17】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図18】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図19】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図20】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図21】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図22】要部の側面図。
【図23】脱穀装置の要部の構成の説明用平面図。
【図24】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図25】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図26】脱穀装置の要部の構成の説明用平面図。
【図27】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図28】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図29】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図30】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図31】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図32】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図33】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図34】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図35】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図36】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図37】脱穀装置の構成の説明用平面図。
【図38】脱穀装置の構成の説明用側面図。
【図39】脱穀装置の構成の説明用背面図。
【図40】脱穀装置の構成の説明用斜視図。
【符号の説明】
2 扱室前側壁
3 扱室後側壁
4 扱胴
5 扱口
6 フィ−ドチェン
7 排藁搬送チェン
8 後方空間
9 揺動選別棚
10 唐箕
11 一番横送り螺旋
12 二番横送り螺旋
35 引継部
36 テ−パ面
37 処理用突起
38 処理用回転体
47 シ−ブ

Claims (3)

  1. 扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38のテ−パ面36を前記排藁搬送チェン7の搬送方向に略沿わせて設けたことを特徴とする脱穀装置。
  2. 扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38の回転周速度を前記扱胴4の回転周速度よりも高速に設定したことを特徴とする脱穀装置。
  3. 扱室前側壁2と扱室後側壁3との間に扱胴4を駆動回転自在に軸架し、該扱胴4の側方に形成した扱口5に沿ってフィ−ドチェン6を配設し、該フィ−ドチェン6終端部に続く排藁搬送チェン7をその搬送方向下手側ほど前記扱室後側壁3の後方空間8内に大きく侵入するようにフィ−ドチェン6に対して平面視で屈折させて配設し、前記扱胴4の下側に揺動選別棚9を駆動揺動自在に設け、該揺動選別棚9の下側に唐箕10と一番横送り螺旋11と二番横送り螺旋12とを配設して構成した脱穀装置において、前記扱室後側壁3の後面側であって前記フィ−ドチェン6と排藁搬送チェン7との引継部35に対応する位置に、排藁搬送方向上手側ほど回転直径が大きく排藁搬送方向下手側ほど回転直径が小さくなるテ−パ面36を有し該テ−パ面36に処理用突起37を設けた処理用回転体38を駆動回転自在に軸架して設け、該処理用回転体38と前記一番横送り螺旋11との上下方向中間位置に前記揺動選別棚9のシ−ブ47が臨むように構成したことを特徴とする脱穀装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193752A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Iseki & Co Ltd 脱穀機

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