JP2004320608A - 番組予約情報の伝送方法及びサーバ装置 - Google Patents

番組予約情報の伝送方法及びサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が録画予約の設定を行わない場合であっても、嗜好に合致した番組の録画予約を自動的に行う番組予約システムを実現することにある。
【解決手段】それぞれの制御端末から伝送される録画予約情報を相対応する録画機器13に転送すると共に、録画予約情報蓄積手段123により録画予約情報と端末名とを整理して蓄積する一方、番組予約履歴作成手段127により録画予約情報を端末名により整理し、同一番組に対して予約を行う制御端末同士を類似利用者グループとして選定し、類似利用者グループの複数の制御端末により作成された予約情報を、予約情報を作成していない残りの制御端末に係る録画装置に対して伝送するようにして自動録画予約を行う番組予約システムを実現した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送番組やインターネット放送番組の録画又は視聴に係る番組予約システムに係り、特に利用者の好みの番組を自動的に録画する又は視聴する番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法及びサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯電話やインターネットの普及と共に、宅外の携帯電話やパソコンなどから宅内の録画機器を制御し、遠隔地から録画予約を行えるシステムが開発されている(例えば、特許文献1、及び2参照。)。
【0003】
それらの録画予約システムに加え、利用者の好む番組情報を自動的に通知する、及び自動的に予約を設定して録画する技術もある。そして、その自動録画予約システムによれば、利用者が所望の番組の条件を逐一入力しなくても、利用者の過去の番組視聴に基づいて利用者の嗜好を学習し、それに合致する番組の情報を利用者の携帯電話等に電子メールで通知するなどにより行う方法もある(例えば、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−238157号公報
【特許文献2】
特開2001−309285号公報
【特許文献3】
特開2002−125277号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の利用者の嗜好情報を基にした録画予約候補番組の通知の場合では、利用者により操作、入力される番組のタイトル名、出演者、番組カテゴリ名などの番組属性情報が用いられて利用者の嗜好情報が学習される。そして、それらの嗜好情報に基づいて得られた録画番組の候補が利用者の嗜好に合致しているかを、電子メールにより尋ねる必要がある。
【0006】
また、その学習による嗜好情報の抽出を精度良く行うためには、例えば番組属性情報などの番組検索に用いられるキーワード及びその属性分類などが充実している必要がある。
【0007】
しかしながら、十分な情報量の番組属性情報を体系的に作成するためには、現在用いられている番組表そのものの記述を体系化しなければならない。即ち、現在用いられているいわゆる番組表は、利用者が目視したときに番組の内容が理解され易いように作成されているため、十分な情報量の番組属性情報を有していない場合が多い。
【0008】
例えば、現在一般的に利用されている電子番組表の場合では、出演者名が限られている、番組カテゴリ名が大雑把であるなどにより、その電子番組表を基にした精度の良い利用者の嗜好情報の収集学習がなされない。
【0009】
また、システムコスト等の条件により、電子番組表を利用せずに、番組の開始日時、終了日時、チャネル番号等を直接携帯電話から入力して、宅内の録画機器を制御するシステムも存在するが、このような録画予約システムでは、利用者の嗜好を学習するためのデータが存在しないため、利用者の嗜好に合致する番組を自動的に選択して録画予約を設定することは困難であった。
【0010】
さらに、上記の特許文献3による場合では、1台の録画機器に蓄積された視聴履歴に基づいて利用者が好む番組を判定するようにしているので、録画予約対象として選択される番組のカテゴリが狭い範囲に限定される傾向がある。従って、例えば「こんな番組もあるのか」といったような意外性を利用者に与える録画予約候補の抽出は困難であった。
【0011】
そこで本発明は、利用者が明示的に所望の番組条件を入力する必要がなく、番組属性情報を使わずに利用者の嗜好に合致した番組情報を利用者に提供したり、自動的に利用者の嗜好する番組を録画することを目的とする。また、利用者の嗜好に外れることなく、バリエーションの広い番組情報の提供を行うことを目的とする。
【0012】
さらに、利用者が従来より録画していた番組と異なるカテゴリの番組に対しても録画予約を設定するようにし、利用者が潜在的に嗜好すると考えられるカテゴリの番組に対しても番組情報の提供、ないしは録画予約の設定を行うようにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の1)〜3)の手段より成るものである。
すなわち、
【0014】
1) それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法であって、
前記サーバは、
前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する第1のステップ(123、127)と、
前記第1ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する第2のステップ(128)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる第3のステップ(124)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する第4のステップ(124、125)と、
を有することを特徴とする番組予約情報の伝送方法。
2) それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法であって、
前記サーバは、
前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する第1のステップ(123、127)と、
前記第1ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する第2のステップ(128)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる第3のステップ(124)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末に前記共通番組に係る通知メールを伝送する第4のステップ(124、125)と、
前記通知メールを引用した返信メールを受信したときは、前記返信メールを伝送した制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する第5のステップ(125)と、
を有することを特徴とする番組予約情報の伝送方法。
3) それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ装置、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバ装置を介して伝送する一方、前記サーバ装置は所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられるサーバ装置であって、
前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する識別情報記憶手段(123、127)と、
前記識別情報記憶手段の記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する集合選定手段(128)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる番組検出手段(124)と、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する予約情報伝送手段(124、125)と、
を具備して構成することを特徴とするサーバ装置。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の番組予約情報の伝送方法及びサーバ装置の実施の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1に、その実施例に関わる番組予約システムの概略構成図を示し、同図を参照して説明する。
【0016】
同図に示す番組予約システム1は、複数の制御端末11、11a、・・・、11n(nは2以上の整数)、サーバ12、複数の録画機器13、13a、・・・、13n、及びネットワーク網14より構成される。ここでは、制御端末11i(1≦i≦n)が録画機器13iに対して録画予約を行う場合について説明する。
【0017】
まず、録画機器13の利用者は遠隔地から携帯端末11を操作して録画予約情報を作成し、ネットワーク14を介してサーバ12に伝送する。そして、サーバ12はその受信した録画予約情報を録画機器13に伝送すると共に、その録画予約情報を取得して記憶する。
【0018】
また、制御端末11aは録画機器13aに対する録画予約情報を作成し、サーバ13を介して伝送すると共に、その録画予約情報はサーバ13に記憶される。同様にして、制御端末11nは録画機器13nに対する録画予約情報を作成し、サーバ13を介して伝送すると共に、その録画予約情報もまたサーバ13に記憶される。
【0019】
サーバ12は、それらの複数の制御端末11、11a、・・・、11nから伝送される、それぞれの録画予約情報を利用者毎ないしは端末毎に整理して記憶する。そして、複数記憶された端末毎に録画予約される放送番組の重なりを分析し、例えば制御端末11と重なりの多い、即ち同一の放送番組を録画予約する類似度の高い制御端末同士を類似利用者グループとして選定する。
【0020】
そして、類似利用者グループである利用者同士又は制御端末同士により共通の番組に係り録画予約がなされているにも拘らず、類似利用者グループとして選定された制御端末のうちで、その共通番組の録画予約を行っていないとして検出された制御端末があるときには、それを検出したサーバ12はその制御端末に対応する録画機器に対して、共通番組の録画予約を設定するための録画予約設定情報を伝送し、共通番組の録画が行われるようにする。
【0021】
それにより、録画予約を設定していない録画機器の利用者は、設定しなかった嗜好番組を録画できる、又は新たなカテゴリの録画番組を視聴することができることになる。なお、ここで述べる番組は、放送番組に限らず、所定の日時に視聴が可能なネットワーク上で放送されるインターネット放送などのコンテンツをも含むものである。
以上、番組予約システムの概略構成とその動作について述べた。
【0022】
次に、サーバ12の動作について述べる。
図2に、サーバの構成を示し、図を参照してその動作について述べる。
同図に示すサーバ12は、認証手段121、予約情報格納手段123、番組選択手段124、送受信手段125、制御手段126、番組予約履歴作成手段127、及び類似集合形成手段128より構成される。
【0023】
まず、番組予約のサービスを行うサーバ12は、予め録画機器13、13a、・・・・、13nのそれぞれの利用者と、制御端末11、11a、・・・、11nを含めてサービスに係る契約を結び、ID(Identification)、パスワードなどを設定する。そして、予約情報格納手段123は送受信手段125を介してネットワーク14に接続される制御端末11、11a、・・・、11n、及び録画機器13、13a、・・・・、13nなどからの接続要求時に、それらに対する認証作業を行う。
【0024】
次に、正規の接続であると認証された制御端末から伝送される予約情報は送受信手段125を介して受信され、その受信された録画予約情報により録画される放送番組を識別するための予約番組識別情報と、録画予約情報を伝送した制御端末とを対応させて予約情報格納手段123に格納される。そして、それぞれの制御端末は、番組録画予約の際に上記の動作を繰り返すことにより、多数格納された予約情報は番組予約履歴作成手段127により制御端末ごとに整理される。
【0025】
即ち、各予約番組識別情報にそれぞれ対応した複数の制御端末の関係から、各予約番組識別情報と複数の制御端末とをお互いに行又は列に配置し、且つ対応関係にある要素にマークを付して予約番組情報行列を作成する。その予約番組情報行列の作成後に、それぞれの予約番組識別情報に付されるマークが類似している制御端末同士を類似端末集合として選定する。そして、類似端末集合に属する、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるときには、類似端末集合に属する制御端末のうち共通番組を予約していない他の制御端末に係る録画機器に対し、共通番組を録画予約するための予約設定情報が送受信手段125を介されて録画機器に伝送されるようになされている。
【0026】
なお、制御手段126は、上記のサーバ12の動作を制御して実行させるための手段である。そして、制御手段126、及び上記の各手段は一般的なコンピュータを用いて実行させることにより実現できる。さらに、それらの手段の実行は1台のコンピュータにより行う方法、又は複数のコンピュータを用いて行う分散処理によっても実現できる。
【0027】
以上、サーバ12の構成と動作について概説した。
次に録画機器13の構成とその動作について概説する。
図3に、録画機器の構成を示し、同図を参照しつつその動作について述べる。
【0028】
同図に示す録画機器13は、番組受信手段131、計時手段132、予約情報保持手段133、番組記録手段134、ID格納手段135、送受信手段136、及び制御手段137より構成される。
【0029】
まず、サーバ12と契約関係にある録画機器13は、録画機器ID、および録画機器パスワードなどの認証用情報をID格納手段135に記憶している。そして録画機器13は、サーバ12から録画予約情報を受信する時、及び予約情報の設定サービスを受ける時などの送受信手段136を介して行う接続時に、その認証用情報を用い、認証動作を行う。
【0030】
制御端末11からサーバを介して伝送された録画予約情報、及びサーバ12により生成された録画予約情報は予約情報保持手段133に格納、保持される。そして、計時手段132により録画番組の放送開始時刻が近づいたことが認識されたときに、計時手段132は番組受信手段131に対して録画すべき番組を受信させる。
【0031】
次に、録画開始時刻より番組記録手段134により受信される番組の録画が開始される。また、制御手段137には上記の動作を制御して実行させるためのCPUが内蔵されている。
以上、録画機器13の構成とその動作について概説した。
【0032】
次に、番組予約システムの動作について更に述べる。
図4に、認証用情報をサーバに登録操作を行うための登録画面を示す。
同図に示す登録画面は、録画機器13の利用者がこの番組予約システムを利用するときにサーバ12に登録するための制御端末に表示される画面であり、利用者ID、利用者パスワード、利用者の利用する録画機器の録画機器ID、録画機器パスワード、動作モード、及び利用者のメールアドレスなどが入力されるようになっている。
【0033】
そして、録画機器ID及び録画機器パスワードの情報は録画機器13の製造者により予め入力され、保持されている情報であり、利用者はその情報を入力する。また、サーバから伝送された録画予約情報に基づく録画の動作モードは、録画予約情報に従って録画を行う自動録画モードと、利用者の確認後に録画予約設定を行う通知モードとがある。利用者は、それらのモードのうちいずれのモードにより録画動作を行うかを指定する。
【0034】
また、利用者のメールアドレスは、通知モードを指定した時に録画予約情報を利用者に伝送するために必要である。なお、自動録画モードを指定する場合ではメールアドレスを記述しなくても良い。
【0035】
それらの入力後に送信ボタンが押されると、利用者ID、利用者パスワード、録画機器ID、録画機器パスワード、動作モード、及びメールアドレスがサーバ12に送信される。サーバ12はそれらの制御端末から送信され、受信された情報を認証手段121に格納する。
【0036】
図5に、認証手段に格納される認証情報のデータ形式例を示す。
同図において、認証情報は利用者1、利用者2、利用者3、・・・、及び利用者p毎に、利用者パスワード、録画機器ID、録画機器パスワード、動作モード、及びメールアドレスがテーブル形式で格納される。そして、メールアドレスは動作モードが通知である利用者に対して記述される。
次に、番組予約システム1の録画予約時の動作について述べる。
【0037】
図6に、録画予約時の動作をフローチャートにより示し、また図7及び図8を参照しその動作について述べる。
まず、利用者は制御端末11から利用者IDと利用者パスワードを入力し、それらの認証用情報をサーバ12に送信する(ステップS11)。
【0038】
次にサーバ12は、送受信手段125を介して伝送された情報を受信し、その情報が認証手段121において受信した利用者IDと利用者パスワードが格納されているデータと一致するか否かを判定するようにして、利用者の認証を行う(ステップS12)。
【0039】
そして、受信された利用者ID、利用者パスワードに一致するデータが認証手段121に格納されていないときには、正当な接続ではないと判定し、再度入力を促すメッセージを制御端末11に伝送し、そこに表示させる(ステップS13)。
【0040】
ユーザ認証がなされた後に、サーバ12は送受信手段125を介して予約情報を受け付けるメッセージを制御端末11に送信する(ステップS14)。
図7に、予約情報の受け付け画面の表示例を示す。
【0041】
制御端末11では、その予約情報の受け付け画面に従って利用者による必要事項が入力された後、送信ボタンが押されて録画開始日時、録画終了日時、及びチャネル情報がサーバ12に送信される(ステップS15)。それらの情報は、予め定められた所定のフォーマットにより記述されて制御端末11からサーバ12に送信される。
【0042】
ここでチャネル情報は、録画機器13からの番組へのアクセス方法を示す情報であり、放送番組の場合には放送チャネル番号を、またインターネット放送などのネットワーク番組の場合にはURL(Uniform Resource Locator)が入力される。
【0043】
そしてサーバ12は、送受信手段125を介して受信される録画開始日時、録画終了日時、及びチャネル情報を利用者IDと対応させて予約情報格納手段123に格納する(ステップS16)。
【0044】
図8に、予約情報格納手段に格納される予約情報のデータ記述形式例を示す。
同図において、利用者を特定するための利用者IDと共に録画開始日時、録画終了日時、チャネル情報、及び送信フラグがテーブル形式で記述される。ここで「送信フラグ」は録画機器13に予約情報を送信したか否かを示すフラグであり、「1」が送信済み、「0」が未送信の状態である。
【0045】
次に、番組予約履歴作成手段127において利用者の入力した予約情報は番組に対応させた番組予約履歴として作成され(ステップS17)、録画予約時の動作は終了される。
以上、番組予約システム1の録画予約時の動作について述べた。
次に、番組予約履歴作成について2つの例により説明する。
【0046】
≪番組予約履歴作成の第1の例≫
第1の例においては、番組予約履歴作成手段127内に、あらかじめサーバ運営者等が作成した図9に示すデータ形式の番組リストが格納されている。
図9に、番組リストのデータ形式例を示し、更に図10及び図11を参照して第1の例を説明する。
番組リストには、番組を一意に識別する番組ID、チャネル情報、番組開始日時、番組終了日時、番組説明情報、などの属性が含まれている。
【0047】
そして、利用者の入力した予約情報を番組リストと照合し、利用者がどの番組を録画しようとしたかを特定する。
図10に、利用者の入力した予約情報がどの番組に対応するかを特定するための計算式を示す。
【0048】
そこに示した式(1)により予約された番組の判定を行う。即ち、利用者の指定したチャネル情報をCu、番組リストのチャネル情報をCp、利用者の指定した録画開始日時をSu、番組リストの番組開始日時をSp、利用者の指定した録画終了日時をEu、そして番組リストの番組終了日時をEpとする。また、β、及びχは定数であり、∩はAND条件を表す。
【0049】
その式(1)を用いて、利用者が録画予約した番組の番組IDを判定できる。その判定結果により、放送番組の番組IDと予約を行った利用者の利用者IDを対応させて番組予約履歴の新たなエントリを作成する。
【0050】
図11に、番組予約履歴のデータ形式例を示す。
上記の、新たなエントリは番組予約履歴に追加登録されるようにして、番組予約履歴の作成がなされる。また、式(1)を満たす番組が存在しないときには、番組予約履歴への登録は行わない。
以上、番組予約履歴作成の第1の例について述べた。
次に、番組予約履歴作成の第2の例について説明する。
【0051】
≪番組予約履歴作成の第2の例≫
第2の例は第1の例に比し、あらかじめ作成された番組リストを用いる代わりに番組識別リストを用いて番組予約履歴を作成する点で異なっている。
図12に、その番組識別リストのデータ形式例を示す。
【0052】
同図において、横方向に番組を一意に識別する番組ID、チャネル情報、平均開始日時、平均終了日時、該当予約数、番組開始日時、及び番組終了日時などの属性情報が記述されている。なお、システムの利用者が予約を全く行っていない初期状態では、番組識別リストのエントリ数は0であり、番組識別リストは空の状態である。
【0053】
図13に、第2の番組予約履歴作成動作のフローチャートを示し、図14に示す式及び図15を参照しつつ説明する。
まず利用者の指定した予約情報が番組識別リストに登録されているか否かを判定する(ステップS61)。
【0054】
図14に、番組を識別するための式(2)〜式(7)を示す。
ここで、式(2)は番組を識別するための式であり、利用者の指定したチャネル情報をCu、録画開始日時をSu、録画終了日時をEu、番組識別リストのg番目のエントリ(g=1〜G)のチャネル情報をCg、番組開始日時をSg、番組終了日時をEg、番組識別リストのエントリ数をGとしている。またδ、εは定数であり、∩はAND条件を表す。
【0055】
そして、式(2)を満たす番組識別リストのエントリが存在すれば、既に番組識別リストに登録されていると判断できる。また、予約情報が番組識別リストに登録されていなければ、その予約情報を番組識別リストの新たなエントリに登録する(ステップS62)。
【0056】
ステップS62では、番組IDにユニークな番号を割り当て、番組識別リストのチャネル情報を利用者の指定したチャネル情報の値Cuにセットし、平均開始日時を利用者の指定した録画開始日時の値Suにセットし、平均終了日時を利用者の指定した録画終了日時の値Euにセットし、及び該当予約数を1にセットする。
【0057】
更にステップS62では、番組開始日時Sgを式(3)に従って設定する。ここで、新たに登録するエントリをgとしており、Bgは平均開始日時であり、Jは入力に対する出力がステップ状の特性を有する関数である。
【0058】
即ち、利用者による録画予約の設定は、例えば10時00分に開始される番組であっても、CMをカットする等の目的などで10時01分から録画を開始するように設定する場合がある。このような場合に対応するために関数Jを用いて平均開始日時の末尾数分の時間のバラツキを吸収する。
【0059】
図15に、関数Jの入力時間に対する出力時間の特性例を示す。
同図において、入力時間に対する出力時間は、番組開始時間として確率の高い、例えば00分、15分、30分、45分に設定時刻を丸めて番組を識別するための特性例である。設定時刻を丸めるためのステップは15分間隔以外の他の特性の関数を用いてもよい。
【0060】
同様に、番組終了日時Egは式(4)に従って計算される。ここで、Fgは平均終了日時である。また、SgとEgを算出する際に用いる関数の特性を異なるものとしても良い。初期状態では番組識別リストは空であるので、最初の予約情報は必ず登録されることになる。
【0061】
そして、予約情報が既に番組識別リストに登録されている番組に該当するときには、番組識別リストの更新を行う(ステップS63)。該当するエントリの平均開始日時Bgを式(5)に従って更新し、平均終了日時Fgを式(6)に従って更新し、さらに該当予約数Ngを式(7)に従って更新する。
【0062】
また、番組開始日時Sgは上記の式(3)に従って、番組終了日時Egは式(4)に従って更新する。そして、利用者IDと予約情報に該当する番組IDとを対応させて、前述の図11に示す形式の番組予約履歴に追加登録し(ステップS64)、番組予約履歴作成の動作を終了する。
【0063】
以上、番組予約履歴作成の第2の例について述べた。
次に、予約情報取得動作について述べる。
図16に、予約情報取得動作のフローチャートを示し、図面を参照して説明する。
【0064】
まず、録画機器13は所定の時刻に、あるいは所定の時間毎に、サーバ12に接続し予約情報を取得するようになされている。そして、録画機器13はID格納手段135から録画機器IDと録画機器パスワードを読出し、送受信手段136を介してサーバ12に送信する(ステップS21)。
【0065】
次に、サーバの認証手段121では、受信された録画機器IDと録画機器パスワードがサーバ認証手段121に格納されているものと一致するか否かを判定し(ステップS22)、もし一致しなければ接続を切断する(ステップS23)。録画機器の認証が成功した場合には、該当する録画機器IDに対応する利用者IDを認証手段121から読出し、予約情報格納手段123の中に該当する利用者IDを有し、且つ未送信(送信フラグ「0」)のものを探す。
【0066】
そして、該当する予約情報の録画開始日時、録画終了日時、及びチャネル情報を予約情報格納手段123から読出し、送受信手段125を介して録画機器13に送信する(ステップS24)。次に、サーバ12は送信した予約情報の送信フラグを「1」にセットする(ステップS25)。
【0067】
また、録画機器13は、送受信手段136を介して受信した録画開始日時、録画終了日時、及びチャネル情報を予約情報保持手段133に記録する(ステップS26)。そして、録画機器13の制御手段137と計時手段132は、録画開始日時に番組受信動作を開始し、番組データを番組記録手段134に記録し、録画終了日時に記録動作を終了する(ステップS27)。次に、記録の終了した予約情報を予約情報保持手段133から消去する(ステップS28)。
以上、予約情報取得動作について述べた。
【0068】
次に、サーバが利用者の嗜好に合った番組を選択する動作について述べる。
その動作は、対象者が予約する番組予約パターンが、他の利用者が予約する番組予約パターンと類似しているときには、他の利用者が予約した番組は対象者の嗜好に合致する確率が高いことを利用して、嗜好番組の選択を行うものである。
【0069】
図17に、嗜好番組の選択動作についてフローチャートを示し、図18〜図21を参照しつつ説明する。そして、サーバ12は同図に示す処理を定期的に行い、例え利用者が番組に関する希望条件を入力しない場合であっても、自動的に嗜好番組を選択する。
【0070】
まず、サーバ12の類似集合形成手段128は、番組予約履歴作成手段127で作成された番組予約履歴を読出し、予約利用者リストと予約番組リストを作成する(ステップS31)。
図18に、予約利用者リストのデータ形式例を示す。
【0071】
同図において、利用者番号と利用者IDの関係が示されており、過去に予約を行った利用者について、その利用者IDと1から始まる利用者番号とを相対応させて記述されている。なおここで、予約利用者リストは過去に一定回数以上予約を行った利用者のみを対象として作成しても良い。
【0072】
そして、予約利用者リストにはN人の利用者が存在するものとする。
図19に、予約番組リストのデータ形式例を示す。
同図に示す予約番組リストは、過去に予約された番組について、番組IDと1から始まる番組番号とを対応させて記述したものである。ここで、予約番組リストにはM個の番組が存在するものとして記述している。
【0073】
次に、類似集合形成手段128は、予約した利用者と予約された番組との対応を表すデータ行列Aを作成する(ステップS32)。この行列は、利用者を行、番組を列に対応させ、利用者i(i=1〜N)が番組j(j=1〜M)を予約している場合は行列要素aijを「1」に、予約していない場合はaijを「0」とする行列である。そして、N人の利用者に対して各々番組を選択する処理を行うが、以下の説明では、番組を選択する対象者をx(x=1〜N)としている。
【0074】
次に、類似集合形成手段128は、番組選択の対象者を示す制御変数xを1にセットする(ステップS33)。
そして、類似集合形成手段128は予約データ行列Aを用いて、番組選択の対象者xと予約パターンの似ている利用者の集合である類似利用者集合Zを計算する(ステップS34)。
【0075】
集合Zを求める方法にはいくつかの方法がある。その1つの方法は、図20の式(8)で表わされる利用者xと他の任意の利用者の間の類似度を用いる方法である。
【0076】
すなわち、式(8)に示す計算式を用いて、利用者xと他の全ての利用者y(y=1〜N、y≠x)の間の類似度Sxyを計算し、Sxyの大きな順に所定の数だけ利用者を選ぶ方法である。
【0077】
他の方法として、予約データ行列Aに数量化3類などの多変量解析手法を適用しても良い。数量化3類は、例えば「数量化理論と方法」(林 知己夫著、朝倉書店)に詳細に説明されているのでここでの説明は省略するが、それを用いることにより、各利用者に対してサンプルスコアbik(i=1〜N、k=1〜K)と、K個の固有値λk(k=1〜K)が得られる。
【0078】
ここでKは、K<min(N, M)を満たす定数である。そして、利用者xと他の全ての利用者y(y=1〜N、y≠x)の間の距離Dxyを式(9)により計算し、Dxyの小さな順に所定の数だけ利用者を選び、集合Zとする。
【0079】
次に、番組選択手段124は、類似利用者の集合Zに属する利用者が予約をしている番組を集計し、予約ランキングを作成する(ステップS35)。これは、番組jの予約合計Rj(j=1〜M)を式(10)に従って計算し、M種類の番組の中からRjの大きな順に所定の数だけ番組を選択することにより求める。
【0080】
図21に、選択された番組により作成された予約ランキングの記述に係るデータ形式例を示す。
次に、番組選択手段124は、作成された予約ランキングをもとに対象者xに適する番組を選択する(ステップS36)。この詳細については後述する。
次に、番組選択手段124は、対象者を表す制御変数xの値を1増やす(ステップS37)。そしてxが予約利用者リストの総数N以下であるかを判定し(ステップS38)、N以下であればステップS34以下の処理を繰り返す。xがNより大きければ番組選択処理を終了する。
【0081】
次に、番組選択手段124におけるステップS36の番組選択処理について詳述する。
図22に、番組選択処理のフローチャートを示し、図23をも参照しつつその動作について述べる。
【0082】
まず、予約ランキングのエントリを示す制御変数pを1にセットする(ステップS41)。そして、予約ランキングにはL個の番組が登録されているものとする。また、p=1は最も予約合計の多い番組を示し、p=Lは最も予約合計の少ない番組を示す。
【0083】
次に、予約ランキングp番目のエントリが式(11)の条件を満たすか否かをチェックする(ステップS42)。
Tp−Tc≧α ・・・・・・・・・・ 式(11)
【0084】
即ち、番組の開始日時が現在日時より一定以上先であるかをチェックする。ここで、Tpは番組pの開始日時、Tcは現在日時、αは定数である。そして、Tpを求めるためには、まず予約ランキングの番組番号を予約番組リストと照合して番組IDを求める。
【0085】
さらに、番組予約履歴作成手段127の、前述の図10に示した式(1)を用いる第1の例の場合では、番組リストを参照して番組pの開始日時Tpを求めることができる。また、前述の図14に示した式を用いる場合の第2の例の場合では番組識別リストを参照することによりTpを求めることができる。
【0086】
次に、データ行列Aの要素axpが0であるか、すなわち利用者xが番組pの予約を行っていないかを確認する(ステップS43)。ここで、axpが0であるときには、番組選択リストに利用者ID及び番組IDを追加登録する(ステップS44)。
【0087】
図23に、番組選択リストのデータ形式例を示す。
同図に示す利用者IDは、前述の図18に示した利用者番号に対応する予約利用者リストを参照して求めることができる。また、番組番号に対応する番組IDは前述の図19に示した予約番組リストを参照して求めることができる。
【0088】
そして、利用者xに対する選択番組の数が所定の数に達したかを判定し(ステップS45)、所定の数に達したときは処理を終了する。また、所定の数に達していないときには、制御変数pの値を1だけ大きくし(ステップS46)、制御変数pの値が予約ランキングの番組数L以下であるかをチェックする(ステップS47)。そして、制御変数pがL以下であるときには、ステップS42に戻って上記の処理を繰り返す。また、pがLを超えたときには処理を終了する。
【0089】
以上、番組選択処理の動作について述べた。
次に、利用者の嗜好に適合するとして選択された番組の自動録画動作について述べる。それは、利用者が動作モードとして自動録画モードを指定しているときの場合であり、選択された番組が録画機器により自動的に録画設定される動作である。
【0090】
前述した番組予約履歴作成手段127の第1の例の場合では、番組リストを参照して番組選択リストに含まれる番組IDに対応する番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を得る。そして、番組選択リストの利用者IDと合わせて、予約情報格納手段123の新たなエントリとして追加する。その追加されたエントリの送信フラグは初期状態で「0」に設定される。
【0091】
前述した番組予約履歴作成手段127の第2の例の場合では、番組識別リストを参照して番組選択リストに含まれる番組IDに対応する番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を得る。そして、番組選択リストの利用者IDと合わせて、予約情報格納手段123の新たなエントリとして追加する。また、追加されたエントリの送信フラグは初期状態で「0」に設定される。
【0092】
そして、録画機器13から見た場合には、番組選択リストに従って追加された予約情報と、利用者が予約操作を行った予約情報とは等価な予約設定情報である。従って、サーバ12において選択された番組も自動的に録画されるようになされる。
以上、番組の自動録画動作について述べた。
【0093】
次にメール通知動作について説明する。
図24に、利用者が動作モードとしてメール通知モードを指定したときの処理動作をフローチャートにより示し、図25、図26と共に説明する。
【0094】
まず、サーバ12は認証手段121から各利用者のメールアドレスを読出し、番組選択リストの番組を照会する電子メールを作成し送受信手段125を介して制御端末11に送信する(ステップS51)。
【0095】
前述した番組予約履歴作成手段127の第1の例の場合では、サーバ12は番組リストを参照して番組選択リストに含まれる番組IDに対応する番組開始日時、番組終了日時、チャネル情報を取り出し、通知メールを作成する。その通知メールは番組選択リストの各番組につき1通ずつ作成される。
【0096】
図25に、通知メールの記述例を示す。
同図に示す通知メールは、番組IDが235である番組の開始時刻、終了時刻、及びチャンネル情報が記述され、この番組の録画を行うときには、そのメールを引用した返信メールを伝送するように依頼している。
【0097】
次に、制御端末11は受信された通知メールを画面に表示し、利用者はこの番組を録画するか否かを判断する(ステップS52)。そして、利用者が録画を希望する場合には、通知メールを引用して記述した返信メールをサーバ12に送信する(ステップS53)。
【0098】
図26に、返信メールの記述例を示す。
同図に示す返信メールは、通知メールに記述される番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を引用して記述されている。
【0099】
次に、サーバ12は、送受信手段125を介して返信メールを受信し、その本文中から番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を抽出する(ステップS54)。そして、認証手段を参照して返信メールの送信元アドレスから利用者IDを得る(ステップS55)。
【0100】
次に、この利用者IDと番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を予約情報格納手段123の新たなエントリとして追加する(ステップS56)。そして、追加エントリの送信フラグは初期状態で「0」に設定される。その追加エントリされた予約情報は、録画機器13により所定の時間間隔で読み出される。その読み出された予約情報が基にされて、録画機器13は利用者が返信メールを送った番組について予約を設定し、録画を行う。
【0101】
以上、番組予約履歴作成手段127が第1の例の場合の動作について述べた。
そして、番組予約履歴作成手段127が第2の例の場合には、サーバ12は番組識別リストを参照して番組選択リストに含まれる番組IDに対応する番組開始日時、番組終了日時、及びチャネル情報を得、上記の図25に示すと同様な形式の通知メールを作成する。その後の動作は第1の例の場合と同様である。
【0102】
以上、通知モード時の動作について述べた。
なお、本実施例では録画予約として説明したが、前述の構成及び動作に係る説明は視聴予約の場合においても同様に対応可能である。
【0103】
以上、詳述したように、本実施例の番組予約システムによれば、利用者の嗜好に合致した番組を自動的に録画することができるので、利用者が見たい番組を見逃す可能性が減り、利用者の利便性を高めることができる。また、利用者が過去に行った番組予約に関する情報を利用して番組を選択するので、上述の動作の度に番組予約のための選択条件を指定する等の煩雑な入力操作が不要であり、利用者に負担をかけずに番組を自動録画することができる。
【0104】
更に、番組タイトルや出演者等の番組説明情報を全く使わずに利用者の嗜好に合致した番組を選択できるので、例えば番組表を提供するなどの事業者にとって番組説明情報作成のコスト負担がなく、且つ利用者に利便性の高い番組予約システムを実現することができる。
【0105】
また、宅内の録画機器に蓄積された情報を宅外に転送するようなことはせずに、日常的な予約操作の過程で宅外のサーバに蓄積された情報のみが利用されているので、利用者にプライバシー侵害の印象を与える度合いが少ない。更に、1人の利用者ではなく、複数の利用者の予約情報を用いて番組を選択しているので、バリエーションのある番組選択が可能であり、利用者が長期間使っても飽き難いといった利点がある。
【0106】
さらに、本実施例の通知モードによる番組予約システムによれば、利用者の嗜好に合致した番組を利用者に通知した後、簡易な操作で録画することが可能であるので、利用者が見たい番組を見逃す可能性が減り、利用者の利便性を高めることができる一方、番組予約システムが勝手に番組を録画することがなく、利用者の確認を得た上で録画を行うようになされるので、利用者にとって不用な番組を録画することがなく、録画機器の記憶容量を無駄に消費することを防ぐことができる。
【0107】
また、利用者が過去に行った番組予約に関する情報を利用して番組を選択するので、番組条件を指定する等の煩雑な入力操作が不要であり、且つ利用者に負担をかけずに番組を自動録画することができる。更に、番組タイトルや出演者等の番組説明情報を全く使わずに利用者の嗜好に合致した番組を選択できるので、サーバ装置を用いて録画予約、乃至は視聴予約のサービスを行なう事業者にとって番組説明情報作成のコスト負担が少なく、なおかつ利用者の利便性を高めることができる。
【0108】
さらにまた、利用者宅内の録画機器に蓄積された情報を宅外に転送するようなことはせずに、日常的な予約操作の過程の中で宅外のサーバに蓄積された情報のみを利用して録画予約乃至は視聴予約を行なうようにしているので、利用者に対してプライバシー侵害の印象を与える度合いが少ない番組予約情報の伝送方法として実現できる。
【0109】
そして、1人の利用者ではなく、複数の利用者の予約情報を用いて嗜好番組を選択しているので、バリエーションのある番組選択が可能であり、利用者が長期間このサーバシステムのサービスを受ける場合であっても、推薦される番組はもとより、録画番組を推薦するシステムに対しても飽き難いといった利点がある。そして、サーバを運営管理する事業者は利用者に公開しない簡易な番組情報を用意するだけで、上記の効果を得ることができる。また、事業者は番組に関する情報をあらかじめ一切用意することなく、上記の効果を得ることができるものである。
【0110】
なおここで、制御端末が、例えば携帯電話のように特定の利用者により限られて使用される場合には、その端末装置が操作されて入力される嗜好情報をその端末装置の利用者に係る嗜好情報として扱うことができる。そして、サーバは端末装置の端末名毎に予約情報行列を作成することができる。
【0111】
他の例として、利用者が例えば職場でパソコンを用い、また外出先で携帯電話を用いるなど、複数の端末装置を用いて番組の予約を行う場合もある。そのような異なる端末装置が同一の利用者により用いられる場合であっても、本番組予約システムは好適に動作させられる。
【0112】
即ち、本実施例に示した番組予約システムによれば、サーバ12によりユーザ認証がなされた後に利用者による予約操作が行われる。従って、端末装置毎に予約番組情報行列を作成する方法の他に、利用者毎に予約番組情報行列を作成するようにして、利用者毎に類似利用者集合を選定することができる。
【0113】
その自動録画、及び自動視聴を行なう番組の予約設定方法は次のようになされる。
即ち、
【0114】
それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法であって、
前記サーバは、
前記制御情報を伝送する制御端末を操作する利用者と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する第1のステップと、
前記第1ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した利用者同士を類似利用者集合として選定する第2のステップと、
前記類似利用者集合に属する利用者のうち、所定数以上の利用者が予約を行った共通番組があるかを調べる第3のステップと、
前記類似利用者集合に属する利用者のうち、前記共通番組を予約していない残りの利用者と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する第4のステップと、
を有することを特徴とする番組予約情報の伝送方法として実現することができる。
【0115】
さらに、発明は、上述したサーバ12をコンピュータにより実現させるためのプログラムを含むものである。そのコンピュータを実行させるためのプログラムは、例えば、
【0116】
それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる前記サーバの機能をコンピュータを実行させて実現する番組予約設定用プログラムであって、
前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する予約情報記憶ステップと、
前記情報記憶ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する集合選定ステップと、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる番組検出ステップと、
前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する予約情報伝送ステップと、
を少なくとも有する前記サーバを制御する番組予約設定用プログラムがそのプログラムである。
【0117】
さらにまた、現在実施が検討されているサーバ型放送方式によれば、サーバに蓄積されるコンテンツをユーザが任意の時間に読み出して視聴することができるため、読み出しデータを基にコンテンツの嗜好分析を容易に行なうことができる。それに比し、上述の実施例による嗜好番組の抽出は、基本的に1回しか放送されない番組に対してでも利用者の嗜好を分析し、好適な番組の録画予約を行うことが出来る特徴を有している。
【0118】
【発明の効果】
本発明の自動録画モードによる番組予約情報の伝送方法によれば、サーバは制御情報を伝送する制御端末と、伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶し、複数記憶される番組識別情報と、それらの番組識別情報に対応するそれぞれの制御端末との関係から、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定し、類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるときに、共通番組を予約していない残りの制御端末と制御関係にある録画装置に対し、共通番組を予約するための予約情報を伝送するようにしているため、利用者が明示的に所望の番組条件を入力する必要がなく、番組属性情報を使わずに利用者の嗜好に合致した番組情報を利用者に提供し、その共通番組を自動的に録画又は視聴することができる。さらに、利用者が従来録画していた番組と異なるカテゴリの番組に対しても録画予約を設定することができる番組予約システムに用いるサーバに対する番組予約情報の伝送方法を提供することができる効果を有している。
【0119】
本発明の通知モードによる番組予約情報の伝送方法によれば、サーバは制御情報を伝送する制御端末と、伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶し、複数記憶される番組識別情報と、それらの番組識別情報に対応するそれぞれの制御端末との関係から、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定し、類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるときに、共通番組を予約していない残りの制御端末に共通番組に係る通知メールを伝送し、通知メールを引用した返信メールを受信したときは、返信メールを伝送した制御端末と制御関係にある録画装置に対し、共通番組を予約するための予約情報を伝送するようにしているため、利用者が明示的に所望の番組条件を入力する必要がなく、番組属性情報を使わずに利用者の嗜好に合致した番組情報を利用者に提供し、及び記録媒体を有効に用いつつ自動的に録画することができる。さらに、利用者が従来録画していた番組と異なるカテゴリの番組に対しても録画予約が設定できる番組予約システムに用いるサーバに対する番組予約情報の伝送方法を提供することができる効果を有している。
【0120】
本発明の番組予約システムにおけるサーバ装置によれば、制御情報を伝送する制御端末と、伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する識別情報記憶手段と、複数記憶される番組識別情報と、それらの番組識別情報に対応するそれぞれの制御端末との関係から、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する集合選定手段と、類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるときに、共通番組を予約していない残りの制御端末と制御関係にある録画装置に対し、共通番組を予約するための予約設定情報を伝送する予約情報伝送手段とを有して構成しているため、利用者が明示的に所望の番組条件を入力する必要がなく、番組属性情報を使わずに利用者の嗜好に合致した番組を録画することができる。さらに、録画される番組は、利用者の嗜好に外れることなく、且つ利用者が従来録画していた番組と異なるカテゴリの番組に対しても録画予約を設定するようにしており、利用者が潜在的に嗜好すると考えられるカテゴリの番組に対しても番組情報の提供、ないしは録画予約の設定を行うようにする番組予約システムに用いられるサーバ装置の構成を提供できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る、番組予約システムの概略構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係る、サーバの構成例を示す図である。
【図3】本発明の実施例に係る、録画機器の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施例に係る、認証用情報をサーバに登録するめの登録画面例を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係る、サーバの認証手段におけるデータ形式を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る、録画予約時の動作を示すフローチャートの例である。
【図7】本発明の実施例に係る、制御端末における予約操作時の表示画面例を示す図である。
【図8】本発明の実施例に係る、サーバの予約情報格納手段におけるデータ形式例を示す図である。
【図9】本発明の実施例に係る、番組予約履歴作成手段の第1の例で使用する番組リストのデータ形式を示す図である。
【図10】本発明の実施例に係る、利用者の入力した予約情報と番組との対応を特定するための計算式を示したものである。
【図11】本発明の実施例に係る、番組予約履歴のデータ形式例を示す図である。
【図12】本発明の実施例に係る、番組予約履歴作成手段の第2の例で使用される番組識別リストのデータ形式を示す図である。
【図13】本発明の実施例に係る、番組予約履歴作成手段の第2の例における処理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施例に係る、番組を識別するための計算式を示したものである。
【図15】本発明の実施例に係る、番組予約履歴作成手段の第2の例で使用される関数Jの特性例を示す図である。
【図16】本発明の実施例に係る、予約情報取得動作を示すフローチャート例である。
【図17】本発明の実施例に係る、番組選択動作を示すフローチャート例である。
【図18】本発明の実施例に係る、予約利用者リストのデータ形式例を示す図である。
【図19】本発明の実施例に係る、予約番組リストのデータ形式例を示す図である。
【図20】本発明の実施例に係る、類似度を求めるための計算式を示したものである。
【図21】本発明の実施例に係る、予約ランキングのデータ形式例を示す図である。
【図22】本発明の実施例に係る、番組選択手段において予約ランキングを用いて番組を選択する動作を示すフローチャート例である。
【図23】本発明の実施例に係る、番組選択リストのデータ形式例を示す図である。
【図24】本発明の実施例に係る、通知モードにおける動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明の実施例に係る、通知メールの一例を示す図である。
【図26】本発明の実施例に係る、返信メールの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 番組予約システム
11、11a、11n 制御端末
12 サーバ
13、13a、13b 録画機器
14 ネットワーク
121 認証手段
123 予約情報格納手段
124 番組選択手段
125 送受信手段
126 制御手段
127 番組予約履歴作成手段
128 類似集合形成手段
131 番組受信手段
132 計時手段
133 予約情報保持手段
134 番組記録手段
135 ID格納手段
136 送受信手段
137 制御手段

Claims (3)

  1. それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法であって、
    前記サーバは、
    前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する第1のステップと、
    前記第1ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する第2のステップと、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる第3のステップと、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する第4のステップと、
    を有することを特徴とする番組予約情報の伝送方法。
  2. それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバを介して伝送する一方、前記サーバは所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられる番組予約情報の伝送方法であって、
    前記サーバは、
    前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する第1のステップと、
    前記第1ステップの記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する第2のステップと、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる第3のステップと、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末に前記共通番組に係る通知メールを伝送する第4のステップと、
    前記通知メールを引用した返信メールを受信したときは、前記返信メールを伝送した制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する第5のステップと、
    を有することを特徴とする番組予約情報の伝送方法。
  3. それぞれが通信ネットワークに接続されるサーバ装置、複数の制御端末、及び複数の録画装置を有し、前記制御端末は放送番組を予約するための制御情報を所定の前記録画装置に前記サーバ装置を介して伝送する一方、前記サーバ装置は所望の予約情報を特定の条件を満たす録画装置に伝送するようになす番組予約システムに用いられるサーバ装置であって、
    前記制御情報を伝送する制御端末と、その制御端末から伝送された制御情報が予約する放送番組を識別するための番組識別情報とを対応させて記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段の記憶結果に基づいて、同一の放送番組を所定数以上予約した制御端末同士を類似端末集合として選定する集合選定手段と、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、所定数以上の制御端末が予約を行った共通番組があるかを調べる番組検出手段と、
    前記類似端末集合に属する制御端末のうち、前記共通番組を予約していない残りの制御端末と所定の関係にある前記録画装置に対し、前記共通番組を予約するための予約情報を伝送する予約情報伝送手段と、
    を具備して構成することを特徴とするサーバ装置。
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