JP2004320492A - 車体下方表示システム - Google Patents

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Kenichi Hatanaka
健一 畑中
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】車体下方を撮像して車内に設けた表示装置で表示することで、車体下方の状況を確認できるようにする。
【解決手段】車体下方表示システム10は、車両Sの下面パネルSeに下方に向けて取り付けた全方位撮像装置12、画像処理装置15及びモニタ装置14を備える。全方位撮像装置12は全周を撮像したドーナツ状の画像を無線で画像処理装置15へ送信する。画像処理装置15は受信した画像に対しパノラマ展開処理及び分割配置処理等の各種画像処理を行い、処理を行った表示用画像をモニタ装置14へ伝送して表示させる。全方位撮像装置12は撮像を行わない場合、車体内部に格納してシャッタ装置18で被い、路面から跳ね上げられる砂埃及び水しぶき等より保護する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体下面より下方を撮像した画像を表示する車体下方表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の前後にカメラを取り付けて、車内に設けたモニタ装置で各カメラが撮像した画像を車内のモニタで表示するようにしたシステムが存在する。また、車両に取り付けるカメラに全方位カメラを用いて、計2台の全方位カメラにより車両の全周を撮像できるようにしたシステムも登場している。
【0003】
図10は、従来の全方位カメラを用いた撮像システム1の構成図を示している。撮像システム1は、車両Sの右前端Saに第1全方位カメラ2を取り付けると共に、左後端Sbに第2全方位カメラ3を取り付けている。また、各全方位カメラ2、3は車載の画像処理装置4に接続されており、画像処理装置4は車内に設けられたモニタ装置5に接続されている。
【0004】
各全方位カメラ2、3は、360度にわたる範囲の撮像が可能であり、車両Sの各端部に取り付けられて車外の周囲範囲A1、A2の撮像を行うようにしている。また、各全方位カメラ2、3が撮像した画像はドーナツ状に湾曲した画像となるため、画像処理装置4は湾曲した画像を帯状にパノラマ展開する画像処理を行う。モニタ装置5は画像処理が行われた画像を表示し、運転者は表示された画像を見ることにより車両Sの周囲の状況を確認できるようにしている。
なお、車外の状況をモニタ装置で表示することは、下記の特許文献1でも開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−219783号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の撮像システム1は車両Sの周囲を撮像可能にしているが、車体の下方は各全方位カメラ2、3の撮像範囲外になり、運転者は車体下方の状況を確認できないと云う問題がある。特に、セダンタイプに比べて最低地上高を大きく確保しているSUV(Sports Utility Vehicle)タイプの車両は車体と地面との間に子供及び小動物等が入り込みやすくなっており、運転者が車体下方の状況に気付かずに発車するような状況も起こり得る。
【0007】
また、車両Sは空力的観点等より平面視で前後を絞り込んだ形状にしているため、図10に示すように、第1全方位カメラ2は右ボディ側壁Scにより右後方に死角範囲B1(図中、ハッチングで示す)が生じると共に、第2全方位カメラ3は左ボディ側壁Sdにより左前方に死角範囲B2が生じると云う問題がある。
さらに、従来の撮像システム1は、高価な全方位カメラ2、3を2台用いているため、システム構築に係る費用が高くなると云う問題がある。
【0008】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、撮像方向を車体下方にした撮像装置を設けることで、車体下方を撮像して運転者が車体下方の状況を確認できるようにした車体下方表示システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、撮像装置に全方位の撮像が可能なカメラを用いることで、車体下方の全周囲を撮像できるようにした車体下方表示システムを提供することを目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、車体下方は一般に陰になりやすく、また、車体下方のタイヤ間より見える外方は太陽光により明るくなりやすいことに想定して、画像処理装置により明度矯正を行うことで、見やすい画像を表示可能とした車体下方表示システムを提供することを目的とする。
【0010】
さらに、また、本発明は、撮像装置を車体内部へ移動させること、又は、撮像装置を被う遮蔽を設けることにより、車体の下面に取り付けた撮像装置を保護するようにした車体下方表示システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、撮像装置及び画像処理装置を無線で接続することにより、接続に係る手間を低減した車体下方表示システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る車体下方表示システムは、車体下方の撮像用であり、撮像した画像を出力する撮像装置と、該撮像装置に接続してあり、出力された画像を表示用画像に変換する画像処理装置と、該画像処理装置に接続してあり、前記表示用画像を表示する表示装置とを備えることを特徴とする。
【0012】
第1発明にあっては、撮像装置により車体下方の撮像が行われるので、従来、目視により確認していた車体下方の状況を、車内の表示装置で表示できるようになり、発進時に運転者が車体下を直接覗き込んで行っていた確認作業を表示装置の画面を見ることで行えるようになる。
【0013】
第2発明に係る車体下方表示システムは、前記撮像装置は、車体下面へ取り付けられて全周囲を撮像し湾曲した画像を得る構成にしてあり、前記湾曲した画像の湾曲歪みを矯正する矯正手段を更に備えることを特徴とする。
【0014】
第2発明にあっては、いわゆる全方位撮像装置で撮像を行うと共に、画像処理装置で画像の湾曲歪みを矯正するので、車内に設けた表示装置で車体下面の状況を全周囲にわたり見やすい形態で表示でき、確認可能な範囲を広げて安全確認に係る内容を一段と高めることができる。なお、車体下面は1台の全方位撮像装置により万遍なく撮像できるため、従来の撮像システムに比べて全方位カメラによる費用の上昇を最小限に抑えることできる。
【0015】
第3発明に係る車体下方表示システムは、画像の明度を矯正する明度矯正手段を更に備えることを特徴とする。
第3発明にあっては、画像処理装置が明度差の矯正を行うので、車体下方と車体外方との明度差が大きい場合でも、明度を矯正して見やすい画像を表示できる。即ち、車体下方を撮像する場合、車体下方の地面及び車体の下面等は光が当たりにくく、こられを撮像した画像の部分は暗くなる一方、タイヤの間より見える車体外方は光が当たりやすいので、車体外方の画像の部分は明るくなることが想定される。
【0016】
よって、例えば、撮像装置のゲインを暗い部分に合わせると、明るい部分は明度が過多になり撮像された画像におけるタイヤ間の部分は全体が白っぽくなり、撮像対象の輪郭が不明瞭になることから、このような部分の明度を全体的に低くすると共に相異する箇所間の明度差が大きくなるように明度矯正を行うことで、画像全体をはっきりと見やすくできる。
【0017】
第4発明に係る車体下方表示システムは、前記撮像装置を車体内部へ移動させて格納を行う格納手段を更に備えることを特徴とする。
第4発明にあっては、撮像装置を車体内部へ格納可能にすることで、撮像を行わない場合、車両の走行によりタイヤが跳ね上げる土砂及び水しぶき等より撮像装置を保護できる。即ち、撮像装置は車体下方に向けて取り付けられるため、路面から土砂及び水しぶき等をあびやすくなるが、上述したように格納されることで撮像装置が汚されるのを防止できる。なお、撮像装置は車体内部へ格納されている状態では撮像を行わない。
【0018】
第5発明に係る車体下方表示システムは、車速を検出する車速検出手段と、該車速検出手段及び前記格納手段に夫々接続してあり、前記格納手段の動作を制御する動作制御手段とを更に備え、前記動作制御手段は、基準車速を記憶する記憶手段と、前記基準車速及び前記車速検出手段が検出した車速の比較を行う比較手段と、該比較手段の比較により前記車速検出手段が検出した車速が前記基準車速以上である場合に、前記撮像装置を格納するように前記格納手段の動作を制御する手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
第5発明にあっては、撮像装置の格納を車速に応じて行うので、車両の走行状況に応じて撮像装置を保護できる。具体的には、撮像装置は発進時等における車体下方の確認に用いるので、例えば、10km/hを下回る車速の場合は撮像装置を撮像できる状態にすると共に、10km/h以上の場合は撮像装置を格納することで確実に撮像装置を保護できる。
【0020】
第6発明に係る車体下方表示システムは、前記撮像装置を被うように移動を行う遮蔽手段を更に備えることを特徴とする。
第6発明にあっては、撮像装置を被う遮蔽手段を備えるので、撮像を行わない場合、跳ね上げられた土砂及び水しぶき等より撮像装置を確実に保護できる。なお、撮像装置は遮蔽されている状態で撮像を行わない。また、遮蔽手段は上述した撮像装置の格納と組み合わせることも可能であり、格納した撮像装置を遮蔽手段で遮蔽することで撮像装置の保護を一段と確実に行うことができる。
【0021】
第7発明に係る車体下方表示システムは、前記遮蔽手段は、前記動作制御手段に接続してあり、前記動作制御手段は更に、前記比較手段の比較により前記車速検出手段が検出した車速が前記基準車速以上である場合に、前記撮像装置を被うように前記遮蔽手段の移動を制御する手段を備えることを特徴とする。
第7発明にあっては、遮蔽手段の遮蔽も車速に応じて行うので、車両の走行状態に応じて撮像装置を遮蔽して保護できる。
【0022】
第8発明に係る車体下方表示システムは、前記撮像装置及び前記画像処理装置は、無線で接続してあることを特徴とする。
第8発明にあっては、撮像装置及び画像処理装置を無線で接続しているので、撮像装置及び画像処理装置の接続に係る手間を大幅に低減できる。即ち、撮像装置は、車体下面に取り付けられる一方、画像処理装置は車体内に配置されるので、両者を有線で接続する場合、車体下面を形成する下面パネルに貫通孔を形成して両者の接続線を挿通する必要があるが、無線接続にすることでこのような接続に係る手間を不要にできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車体下方表示システム10の全体的な構成を示している。車体下方表示システム10は、車体下方の全方位が撮像可能な全方位撮像装置12、画像処理を行う画像処理装置15及び画像の表示を行うモニタ装置14を備え、さらに、全方位撮像装置12を車体内部へ格納する電磁石装置17及び全方位撮像装置12を遮蔽するシャッタ装置18を車輪速センサ19の検出に応じて制御する制御装置16も備えている。
【0024】
車体下方表示システム10が構築される車両Sは、エンジンルームS1及び車室S2を仕切る隔壁パネルSd及び車体下面を形成する下面パネルSeを有している。車内接続線11dで接続されたモニタ装置14及び画像処理装置15は車室S2内に搭載してあり、全方位撮像装置12、制御装置16、電磁石装置17、シャッタ装置18及び車輪速センサ19は下面パネルSeの下方側に配置してある。なお、制御装置16に対して車輪速センサ19、電磁石装置17及びシャッタ装置18は、下面パネルSeの下方側に配索される第1下面接続線11a〜第3下面接続線11cで接続されている。
【0025】
また、バッテリ13はエンジンルームS1に搭載されており、隔壁パネルSdを貫通して車室S2へ導かれる第1給電線20aでモニタ装置14及び画像処理装置15を給電している。また、バッテリ13は隔壁パネルSdを貫通して下面パネルSeの下方側へ導かれる第2給電線20bにより、全方位撮像装置12及び制御装置16等の下面パネルSeの下方側に配置された装置を給電している。
【0026】
さらに、本実施形態では全方位撮像装置12及び画像処理装置15を無線で接続しているため、下面パネルSeの下方側に配置された各装置12、16〜19は、第2給電線20bを除いて下面パネルSeの下方のみで接続が完結している。車体下方表示システム10は、このような無線接続を採用することで、下面パネルSeを貫通するようなワイヤハーネス(接続線)を不要にし、ワイヤハーネスの配索の効率化を図っている。
【0027】
図2は、全方位撮像装置12の構成を示す内部構成図である。全方位撮像装置12はボックス状の筐体12bの下方に半球状のガラス体12aを取り付けており、ガラス体12aの中央内部には中央反射板12cを設けている。また、筐体12bの内部には、ガラス体12a側に広がるように傾斜した傾斜反射板12dを設け、内部の略中央には撮像レンズ12eを配置すると共に、撮像レンズ12eと対向する上方には撮像素子部12fを配置している。
【0028】
なお、撮像素子部12fが取り付けられた筐体12bの外上面には導体板12gを取り付けており、撮像素子部12fは内部接続線12kにより無線アンテナ12iを有する無線ユニット12hと接続されている。
【0029】
全方位撮像装置12は、ガラス体12aを通じて中央反射板12c以外の範囲となる全方位に対して外部から像を形成する光線K1〜K4を取り込めるようにしている。全方位撮像装置12の内部に取り込んだ光線K1〜K4は、先ず傾斜反射板12dにより反射されて中央反射板12cへ向けて屈折され、次ぎに、中央反射板12cで反射された光線K1〜K4は撮像レンズ12eへ向けて屈折される。
【0030】
撮像レンズ12eへ向かった光線K1〜K4は、撮像レンズ12eを通過して撮像素子部12fで取り込まれる。撮像素子部12fはこのような構成にすることで、全方位の撮像を可能にしており、撮像された画像は図6に示すようにドーナツ状に湾曲した画像30になる。
【0031】
なお、画像30において、中心の小円30eはガラス体12aの中央反射板12cに相当する部分になり、小円30eを囲む円部分30fは全方位撮像装置12が取り付けられる車両Sの下面パネルSeが写り込んだものである。さらに、円部分30fから四方へ突出している突出部分T1〜T4は、車両Sの右前タイヤ、右後タイヤ、左後タイヤ及び左前タイヤが撮像されたものであり、各突出部分T1〜T4の間に写る扇状部分30a〜30dは、各タイヤ間より見える車両Sの外方が撮像されたものである。また、外周のリング状部分30gは地面Gが撮像されたものである。
【0032】
このような画像30は、内部接続線12kを通じて無線ユニット12hへ伝送される。無線ユニット12hは、伝送された画像30を無線アンテナ12iより下面パネルSeより上方の車室S2に配置された画像処理装置15へ送信する。なお、本実施形態の無線ユニット12hはIEEE802.11gの無線LAN規格に基づいて通信処理を行う。
【0033】
図3(a)は、全方位撮像装置12の下面パネルSeへの取付状況を示している。下面パネルSeに形成された凹部Sgの内部には、直動ガイド21a、21bが配置されており、全方位撮像装置12はガラス体12aを下方にして直動ガイド21a、21bに取り付けられている。
【0034】
全方位撮像装置12は、直動ガイド21a、21bを介して下面パネルSeに取り付けられることで、車両Sの上下方向に移動可能となり、最下方に位置する場合は、車両Sの下面パネルSeよりガラス体12aが下方に突出し、図1に示すように直線H1、H2で挟む範囲が撮像可能になる。
【0035】
また、全方位撮像装置12は、制御装置16により励磁状態が制御される電磁石装置17により上方へ移動されて車体内部に格納できるようにされている。さらに、格納された状態では、図3(b)(c)に示すように、制御装置16によりシャッタ装置18のシャッタ部18を移動制御することにで、全方位撮像装置12のガラス体12aを被い、ガラス体12aを路面から跳ね上げられる土砂及び水しぶき等より保護している。
【0036】
図4に示す制御装置16は動作制御手段に相当し、上述したように電磁石装置17及びシャッタ装置18の動作を制御している。制御装置16は、装置の全体的な制御処理及び動作制御に係る処理等を行うCPU16a、CPU16aの各種制御を行うためのプログラム及び記憶手段として基準車速等を記憶するROM16b、処理中のデータ等を一時的に記憶するRAM16c、電磁石装置17への励磁信号を出力する第1出力部16d、シャッタ装置18への制御信号を出力する第2出力部16e及び車輪速センサ19と第1下面接続線11aで接続される検出信号入力部16fを備えている。
【0037】
車輪速センサ19は検出手段として、後タイヤの車軸の回転具合を検出しており、この回転具合を検出することで最終的に車速に係る検出を行っている。車輪速センサ19は検出した車速に係る車軸の回転具合を伝える検出信号を第1下面接続線11aを通じて出力しており、出力された検出信号は上述した検出信号入力部16fより入力される。検出信号入力部16fは検出信号が入力されると、入力された検出信号をCPU16aへ伝送する処理を行う。
【0038】
CPU16aは伝送された検出信号を受け付けると、受け付けた検出信号に係る車速及びROM16bに記憶された基準車速を比較する比較手段として機能する。また、CPU16aは、上述した比較により検出信号に係る車速が基準車速以上となる場合に、電磁石装置17を励磁する励磁信号及びシャッタ装置18を駆動する制御信号を生成して第1出力部16d及び第2出力部16eより夫々出力する制御を行う。なお、本実施形態では、基準車速として5km/hがROM16bに記憶されている。
【0039】
また、CPU16aは、図示していないが車両Sのイグニッションスイッチとも接続されており、イグニッションスイッチがオフの場合も、各信号を第1出力部16d及び第2出力部16eから出力させている。さらに、CPU16aは第2出力部16eから制御信号を出力していないときは、基準位置信号を第2出力部16eから出力している。
【0040】
電磁石装置17は全方位撮像装置12の格納手段として機能しており、制御装置16の第1出力部16dより第2下面接続線11bを通じて出力された励磁信号を受け付けると励磁して電磁石として磁力を発生し、励磁信号を受け付けていない場合は磁力の発生は行わない。電磁石装置17は励磁した場合、図3(a)における白矢印方向に全方位撮像装置12の導体板12gを引き寄せて、全方位撮像装置12を車体内部となる凹部Sgへ移動させ、図3(b)に示すように格納する。
【0041】
また、電磁石装置17は励磁していない場合、全方位撮像装置12は図3(a)に示すように重力により直動ガイド21a、21bの移動範囲における最下端に位置し、ガラス体12aが下面パネルSeより下方に突出した状態になる。
【0042】
一方、シャッタ装置18は、全方位撮像装置12を被うように移動する遮蔽手段として機能している。シャッタ装置18は、図3(a)等に示すように、第3下面接続線11cで制御装置16の第2出力部16eと接続されるDCモータ18a、DCモータ18aのモータ軸に取り付けられたピニオンギア18b、ピニオンギア18bに噛合するラック軸18c、及びラック軸18cと一体にされて図示しないガイドにより水平方向に移動規制されるシャッタ部18dを備えている。
【0043】
DCモータ18aは制御装置16のPWM制御により第3下面接続線11cを通じて制御信号を受け付けると、図3(b)における黒矢印方向にモータ軸を回転させる。これにより、シャッタ部18dを図3(b)中の白矢印方向に移動させて、図3(c)に示すようにシャッタ部18dで全方位撮像装置12を被い、全方位装置12を保護している。なお、図3(c)の状態で、DCモータ18aは制御装置16から基準位置信号を受け付けると、図3(b)の黒矢印方向と逆方向にモータ軸を回転させてシャッタ部18dを図3(a)(b)に示す位置へ移動させ、全方位撮像装置12を開放するようにしている。また、シャッタ装置18は、DCモータ18aの以外にパルスモータ又は超音波モータを適用することも可能である。
【0044】
一方、図5に示す画像処理装置15は、内部に画像処理ASIC(Application Specific IC)15a、全方位撮像装置12から無線で送信された画像を受信する無線通信部15b、画像処理に係る各種テーブルを記憶したROM15c、処理に係るデータを一次的に記憶するRAM15d、画像処理に係る画像のデータを記憶するフレームメモリ15e及び画像出力部15fを備えている。無線通信部15bはIEEE802.11gの無線LAN仕様に基づいた構成になっており、全方位撮像装置12から受信した画像を画像処理ASIC15aへ伝送する処理を行う。
【0045】
画像処理ASIC15aは画像処理専用のカスタムIC(Integrated Circuit)であり、湾曲した画像の湾曲歪みを矯正する矯正手段、画像の明度を矯正する明度矯正手段、画像の上下を反転する上下反転手段、画像を鏡像反転させる鏡像反転手段、画像を分割して配置を変更する分割配置手段等として各種画像処理を行う。画像処理ASIC15aは各手段として画像処理を行う場合、ROM15cに記憶されている各テーブルを用いる。
【0046】
ROM15cが記憶するテーブルの種類は、画像処理ASIC15aの各手段に対応して、歪み矯正用テーブル、明度矯正用テーブル、上下反転テーブル、鏡像反転テーブル、分割配置テーブル等がある。
【0047】
歪み矯正用テーブルは、歪み矯正処理に用いられるものであり、図6に示す湾曲した画像30を図7に示すような歪みを矯正して湾曲状態を展開したパノラマ画像31にするため、元の画像を形成する各画素の配置先を歪みが矯正されて画像全体が展開した状態になるように規定したものである。
【0048】
明度矯正用テーブルは、明度矯正処理に用いられるものである。図6に示す画像30は下面パネルSeに取り付けられた全方位撮像装置12により撮像されたものであるため、撮像範囲の車体下方における部分は暗く、タイヤ間より見える車体外方の部分は明るくなり、暗い部分と明るい部分との明度差が大きくなる。よって、全方位撮像装置12が暗い部分にゲインを合わせて撮像を行うと、図6中の扇状部分30a〜30dの全体が白っぽくなり撮像内容を確認するのが困難となる。
【0049】
よって、明度矯正用テーブルは、扇状部分30a〜30dの全体的な明度を抑えると共に各画素間の明度差が大きくなるような内容を規定して撮像された対象の輪郭が明確となるようにしている。
【0050】
上下反転テーブルは、上下反転処理に用いられるものであり、画像が逆さまになるように処理前の画像を形成する画素の配置先を規定したものである。また、鏡像反転テーブルは、鏡像反転処理に用いられるものであり、画像が鏡に映した状態へ反転されるように処理前の画像を形成する画素の配置先を規定したものである。
【0051】
なお、図7に示すパノラマ画像31は、図6に示す画像30を右前タイヤに相当する突出部分T1及び左前タイヤに相当する突出部分T4の間の扇状部分30dで分割されるように展開してから鏡像反転テーブルを用いて鏡像反転処理を行ったものである。また、図7のパノラマ画像31において、上端の帯部分31aは下面パネルSeに相当する部分であり、下端の帯部分31bは地面Gに相当する部分である。
【0052】
さらに、分割配置テーブルは、分割配置処理に用いられるものであり、画像を分割すると共に各分割部分の配置先を規定した内容になっている。図8に示す分割配置画像32は、分割配置テーブルを用いて図7に示すパノラマ画像31より作成されたものである。この処理に使用される分割配置テーブルは、図7に示すパノラマ画像31を図7中の分割線X1、X2で分割し、右後タイヤに相当する突出部分T2及び左後タイヤに相当する突出部分T3が写った部分を図8に示すように中央線32cで分離された下部分32bに配置し、右前タイヤに相当する突出部分T1が写った部分を右上に配置すると共に左前タイヤに相当する突出部分T4が写った部分を左上に配置して上部分32aを形成する内容を規定している。
【0053】
よって、画像処理ASIC15aは、上述した各種テーブルを用いて画像の変換に係る画像処理を行うことで処理効率を向上している。なお、画像処理ASIC15aは図示していない操作入力部と接続されており、この操作入力部からの入力内容に応じてマニュアルで上述した各種画像処理の内容を適宜選択できるようにされている。
【0054】
画像処理ASIC15aは、画像処理を行った表示用画像(本実施形態では図8に示す分割配置画像32)を画像出力部15fへ伝送する。また、画像処理部15fは伝送された表示用画像を、図1に示す車内接続線11dで接続されたモニタ装置14へ出力しモニタ装置14で車体下方の画像を表示している。よって、車両モニタ装置14では図8に示す分割配置画像32が表示されるので、車両の運転者は車両Sの下方の状況をモニタ装置14の画面で確認できる。
【0055】
即ち、運転者が車両Sに乗り込んでイグニッションスイッチをオンにすると、図3(c)に示す状態からシャッタ装置18が作動して、図3(b)に示すようにシャッタ部18dが開放状態になると共に、電磁石装置17の励磁状態が遮断されて全方位撮像装置12が下方に移動し、図3(a)に示すようにガラス体12が下面パネルSeより突出した状態になり撮像が開始される。
【0056】
撮像が開始されると、全方位撮像装置12で撮像された画像が無線通信により画像処理装置15へ送信され、画像処理装置15では上述した画像処理が行われて、モニタ装置14で処理後の表示用画像が表示されるため、モニタ装置14の画面を見ることで、発進時に要求される確認作業を行うことができ、万が一、車両Sの下方に幼児等が入り込んでも確実に発見することができる。
【0057】
また、車両Sを発車して車速が5km/h以上になれば、図3(a)に示す状態から電磁石装置17が励磁状態になり、図3(b)に示すように全方位撮像装置12を車体内部に格納すると共に、シャッタ部18dを移動させて図3(c)に示すように全方位撮像装置12をシャッタ部18dで被う。よって、走行中の飛び石及び土砂等より全方位撮像装置12は保護し、撮像に支障が生じるのが防止されている。
【0058】
なお、車体下方表示システム10は上述した形態に限定されるものではなく、種々の変形例の適用が可能である。例えば、全方位撮像装置12及び画像処理装置15との無線通信にはUWB(Ultra Wide Band)、24GHz帯マイクロ波通信、又は、60GHz帯ミリ波通信を用いてもよい。
【0059】
また、図9(a)に示すように、全方位撮像装置12をガラス体12aを突出した状態で下面パネルSeに固定すると共に、ガラス体12aの周囲に一端側58c、58dを回転中心とした上下シャッタ部58a、58bを設けるような構成にして、走行中に全方位撮像装置12を保護するようにしてもよい。
【0060】
上記構成では、走行中は上下シャッタ部58a、58bを下方に位置させて(図中、実線で示す状態)、走行中にタイヤから跳ね上げられる飛び石及び水しぶき等を上下シャッタ部58a、58bで防ぐようにしている。また、撮像時には下面パネルSeに設けた電磁石装置57a、57bを励磁させて上下シャッタ58a、58bを上方に回転移動させた状態(図中、二点鎖線で示す)にして、撮像できる状態を確保している。なお、電磁石装置57a、57bは図示しない制御装置により車速に応じて励磁が制御されるものとする。
【0061】
また、図9(b)に示すように、全方位撮像装置12をガラス体12aを突出した状態で下面パネルSeに固定すると共に、ガラス体12aを被うことが可能な寸法の中空半球状のシャッタ部68をモータ68aで反転させるような構成にしてもよい。この場合、下面パネルSeにはシャッタ部68を格納する半球状凹部Sfを形成し、撮像時にはシャッタ部68を半球状凹部Sfに格納すると共に、走行時はシャッタ部68でガラス体12aを被うようにシャッタ部68をモータ68で回転させる。このような回転移動の制御も図示しない制御装置により車速に応じて制御する。
【0062】
さらに、車体下方表示システム10は、全方位撮像装置12を使用する以外に広角レンズを備えた1台又は複数の撮像装置を車体下方に向けて設置して撮像を行い、撮像した画像を適宜画像処理してモニタ装置14で表示する構成にすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】
第1発明にあっては、撮像装置により車体下方を撮像するので、車体下方の状況を車内の表示装置で表示し、表示装置の画面を見ることで車体下方を確認できる。
第2発明にあっては、全方位撮像装置で撮像した画像を画像処理装置で矯正するので、車内に設けた表示装置で車体下面の状況を全周囲にわたり見やすい形態で表示できる。
【0064】
第3発明にあっては、画像処理装置が明度差の矯正を行うので、明度差の大きい画像に対し明度を矯正して見やすい画像を表示できる。
第4発明にあっては、撮像装置を車体内部へ格納可能にすることで、タイヤが跳ね上げる土砂及び水しぶき等より撮像装置を保護できる。
第5発明にあっては、撮像装置の格納を車速に応じて行うので、車両の走行状況に応じて撮像装置を保護できる。
【0065】
第6発明にあっては、撮像装置を被う遮蔽手段を備えるので、跳ね上げられた土砂及び水しぶき等より撮像装置を確実に保護できる。
第7発明にあっては、遮蔽手段の遮蔽を車速に応じて行うので、車両の走行状態に応じて撮像装置を遮蔽して保護できる。
第8発明にあっては、撮像装置及び画像処理装置を無線で接続しているので、撮像装置及び画像処理装置の接続に係る手間を有線で行う場合に比べて大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車体下方表示システムの全体構成図である。
【図2】全方位撮像装置の内部構成図である。
【図3】(a)は全方位撮像装置の撮像位置を示す概略図、(b)は全方位撮像装置の格納状態を示す概略図、(c)はシャッタ装置の遮蔽状態を示す概略図である。
【図4】制御装置の内部構成を示すブロック図である。
【図5】画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。
【図6】全方位撮像装置で撮像された湾曲した画像の概略図である。
【図7】パノラマ画像の概略図である。
【図8】分割配置画像の概略図である。
【図9】(a)(b)は変形例の車体下方表示システムにおける全方位撮像装置の周辺を示す概略図である。
【図10】従来のシステムを示す全体構成図である。
【符号の説明】
10 車体下方表示システム
12 全方位撮像装置
13 バッテリ
14 モニタ装置
15 画像処理装置
16 制御装置
17 電磁石装置
18 シャッタ装置
19 車輪速センサ
30 画像
31 パノラマ画像
32 分割配置画像
S 車両

Claims (8)

  1. 車体下方の撮像用であり、撮像した画像を出力する撮像装置と、
    該撮像装置に接続してあり、出力された画像を表示用画像に変換する画像処理装置と、
    該画像処理装置に接続してあり、前記表示用画像を表示する表示装置と
    を備える車体下方表示システム。
  2. 前記撮像装置は、車体下面へ取り付けられて全周囲を撮像し湾曲した画像を得る構成にしてあり、
    前記湾曲した画像の湾曲歪みを矯正する矯正手段を更に備える請求項1に記載の車体下方表示システム。
  3. 画像の明度を矯正する明度矯正手段を更に備える請求項1又は請求項2に記載の車体下方表示システム。
  4. 前記撮像装置を車体内部へ移動させて格納を行う格納手段を更に備える請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車体下方表示システム。
  5. 車速を検出する車速検出手段と、
    該車速検出手段及び前記格納手段に夫々接続してあり、前記格納手段の動作を制御する動作制御手段と
    を更に備え、
    前記動作制御手段は、
    基準車速を記憶する記憶手段と、
    前記基準車速及び前記車速検出手段が検出した車速の比較を行う比較手段と、
    該比較手段の比較により前記車速検出手段が検出した車速が前記基準車速以上である場合に、前記撮像装置を格納するように前記格納手段の動作を制御する手段と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の車体下方表示システム。
  6. 前記撮像装置を被うように移動を行う遮蔽手段を更に備える請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車体下方表示システム。
  7. 前記遮蔽手段は、前記動作制御手段に接続してあり、
    前記動作制御手段は更に、
    前記比較手段の比較により前記車速検出手段が検出した車速が前記基準車速以上である場合に、前記撮像装置を被うように前記遮蔽手段の移動を制御する手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の車体下方表示システム。
  8. 前記撮像装置及び前記画像処理装置は、無線で接続してある請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車体下方表示システム。
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